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Rippleの送金システム活用で未来が変わる?


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ripple

銀行などがブロックチェーン実証実験や独自コインの実験を始めたといったニュースを見かけるようになり、国内でも本格的に仮想通貨、Fintechが浸透してきたなと思う今日この頃。

そこで今回は 「Bitcoin2.0」 と言われる、ビットコインで使用されている技術(ブロックチェーンなど)を活用したプロジェクトの中から、国内で開始されているrippleという送金システムを利用した実証実験やブロッチェーンコンソーシアムをご紹介します。

 


目次
▼rippleの仕組み
▼ripple connectの概要
▼ブロックチェーンコンソーシアム「R3」
▼ブロックチェーン技術等を活用した国内外為替一元化検討に関するコンソーシアム
▼国内の実証実験例1:決済プラットフォーム「RCクラウド」の構築
▼国内の実証実験例2:国際送金の実証実験プロジェクト「Sora」
▼まとめ〜ripple connectで変わる日本の銀行送金システム〜


 

▼rippleの仕組み

ripple(リップル)はBitcoin、Ethereumに次ぎ、現在第3位の時価総額を誇る仮想通貨XRPの発行主体です。アメリカのリップル社によって開発が行われています。
ripplrは即時グロス決済システム、 外国為替・送金ネットワーク。
XRPは法定通貨、他の仮想通貨とのトレード機能を持っています。
 
ripplecoin
 
※即時グロス決済システム
資金移動システムの決済処理方式のひとつで、決済を1件ずつ即時に行う。

rippleについての詳細はこちら
Googleが出資したことで話題の”ripple”を徹底解明!
rippleのよくあるQ&Aまとめ

 

▼ripple connectの概要

ripple connect(リップルコネクト)は、銀行の国際間の支払いをリアルタイムで処理する、海外送金のソリューションです。
すでにグローバル銀行上位50行のうちの12行に導入されています。
リップルコネクトの使用により、中継銀行を通す必要がなくなり、コスト(手数料)削減、取引時間の短縮が実現されます。

リップルコネクトは、下記3つの処理を実行します。

1.送金側と着金側の本人確認情報、手数料、資金引き渡しに必要な時間等の情報確認
2.リップルネットワークを介して最良な為替レートを取得し、支払い者に提示
3.リップルネットワークを介した送金、着金

送金側と着金側とをマーケットメイカ―で直結させることで、双方の銀行は取引の処理状況を確認することができます。

※マーケットメーカー
特定の通貨に関して一定量の在庫をもち、売り値と買い値をほぼ日常的に参加者に提示して
実際にその価格で参加者との売買に応じる、銀行その他金融機関。

 

▼ブロックチェーンコンソーシアム「R3」

コンソーシアムとは、ラテン語で「団体」。
ブロックチェーンコンソーシアム「R3」は、ブロックチェーン技術を活用し、金融市場の効率化に取り組む世界最大級のワーキンググループです。
アメリカのR3 CEV社というブロックチェーン技術の確立に向けたプロジェクトを進めるスタートアップ企業が主導しています。

2016年2月末の時点で、参加している企業は世界各国の金融機関42社。
日本からもSBI銀行やみずほ銀行などが参加しており、ブロックチェーン技術の実証実験を進めて、金融サービスへの活用を推進しています。

 

▼ブロックチェーン技術等を活用した国内外為替一元化検討に関するコンソーシアム

SBIホールディングスとSBI Ripple Asia株式会社が結成したコンソーシアム。

※SBI Ripple Asia株式会社
Ripple Labs Inc.(リップル社)と共同で、日本を含むアジア地域においてブロックチェーン技術を活用した決済基盤の提供を目的とし設立された企業です。

情報通信技術の革新的変化、顧客ニーズの多様化とともに、日本企業のアジア進出による決済のボーダーレス化の要請が高まっていることや、ブロックチェーン技術の可能性を見込み、ブロックチェーン技術を活用した新たな送金・決済サービスの検討を目的として結成されました。

コンソーシアムのローンチは2016年10月を予定。

2016年8月下旬よりコンソーシアムへの参加金融機関の募集を開始し、10月のコンソーシアム発足時には15行程度、2017年3月時点で30行程度の参加を見込んでいます。

 

▼国内の実証実験例1:決済プラットフォーム「RCクラウド」の構築

先にご紹介しました「ブロックチェーン技術等を活用した国内外為替一元化検討に関するコンソーシアム」で2017年3月を目処に構築が予定されている「RCクラウド」。

ripple connectを利用し、外国為替に加え内国為替も一元的に行う決済プラットフォームです。
国内外を問わず、安価で24時間365日可能な決済サービスを提供することを目的としています。
横浜銀行やSBIネット銀行が RCクラウドの活用方法や国内外為替にあたって必要となる業務など、技術・運用の両面での議論を重ねていきます。

低コストでセキュアなシステム構築が可能であること、国内送金、海外送金のコストを大幅に低く抑えられることなどがメリットとしてあげられます。

参考:SBIホールディングス プレスリリース

 

▼国内の実証実験例2:国際送金の実証実験プロジェクト「Sora」

ブロックチェーンコンソーシアム 「R3」にて、みずほフィナンシャルグループとSBIホールディングスが共同で行う実証実験で、R3の中では初となる日本企業主導プロジェクト。

第1段として、リップルコネクトを活用した国際送金の実証実験プロジェクト「Sora」(ソラ)が年内に実施する予定です。
「R3」における他の金融機関メンバーとの国際送金等への拡大も検討しています。

参考:みずほフォネンシャルグループ プレスリリース

 

▼まとめ〜ripple connectで変わる世の中の動き〜

ripple、ripple connectの簡単な説明と、それらを活用して行われている実証実験例をご紹介させていただきました。

ビットコインや仮想通貨と聞くと、「お金」という意味での価値に注目してしまいがちですが、これらを成立させる「技術」にも、非常に高い価値があるとお分かりいただけたかと思います。

ビットコインのメリットである「いつでも取引が可能」「送金コストの安さとスピード」。
これらが法定通貨にも適用されれば、私たちの生活はとても便利になります。

銀行の営業時間に左右されて慌てることもなく、海外取引での時間や手数料といった悩みも解決され、お金の動きと共に人やビジネスの動きもスムーズになります。rippleのシステムは、私たちの生活に密接に関わりがあるんです。

数年後には実証実験も完了し、何らかの変化が訪れることと思います。
どのような変化が訪れるのか、今からとても楽しみですね。

 

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