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よく分かるAugur(オーガー)- 概要・仕組み・特徴・価格相場


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augur

coincheckでは、仮想通貨Augur(オーガー)の取り扱いをスタートしました。
coincheckでAugur取り扱いスタート
Augurとはどういったコインなのか、概要や特徴などをまとめました。


目次
▼Augur(オーガー)とは
▼特徴1:予測市場の公正化
(1)予測市場とは
(2)Augurが実現した予測市場
(3)分散的な事実認定
▼特徴2:P2Pで保険や金融デリバティブを実現
▼Augurの法的扱い
▼Augurの価格相場


 

▼Augur(オーガー)とは

Augurは、Ethereum(イーサリアム)のスマートコントラクトプロジェクトの一つで、「占い師」を意味する言葉です。
未来予測市場のための分散型プロトコルで、オープンソースの未来予測市場のプラットフォームにユーザーが参加し、未来を予測して、その予測が正しければ仮想通貨で報酬をもらえるという仕組みで、「群衆の知恵」というシステムとブロックチェーンを使用しています。

群衆の知恵とは、多くの人々がお互いの知識に影響されることなく、個別に自らのデータを生み出し、その個別データを匿名で集計することで、知恵が得られると考える仕組みです。

Augurのプラットフォーム内でトレード可能な仮想通貨は「Reputation(評判)」。
未来を正しく予想できた人はReputationを受け取り、失敗するとReputationを失います。
通貨単位は「REP」、総発行数は1,100万REPです。

 

▼特徴1:予測市場の公正化

(1)予測市場とは

予測市場は、例えば野球やサッカーの優勝予測のように、「未来におこる出来事」にお金を賭け、正しい結果を予測したほうがお金を得る、一種のギャンブルのようなものです。
これまでの予測市場は中央集権型の仕組みであったため、一部に金銭が集まったり、賭け・売買の記録や結果に恣意的な操作といった不公平な運営となる可能性がありました。

Augurの予測市場がなぜ注目されているかというと、中央集権、すなわち胴元のない運営をするという点です。

Augurの分散型ソフトウェアは、ギャンブルの胴元(賭博の親元。場所の借り賃など、賭博でやりとりした金銭の一部を得る)とは違い、オッズ算出、賭け金預かり、事実認定、配当をする「ブックメーカー」と呼ばれる役割をすべて自動で実行します。

分散型のブックメーカーの実行には、以下の条件が必要となります。

・誰でも賭け事を作れること
・誰でも賭けに参加できること
・結果を分散的に判断すること
・配当を自動的に実現させること

この条件をEthereumのスマートコントラクトを利用して実現したのがAugurです。

 

(2)Augurが実現した予測市場

Augurは、誰でも自由に賭け事をつくり、ネットワーク上に載せることができます。
賭け事は、Augurが作成したアドレスにbitcoinやEtherを送金することで参加できます。
掛け金はコントラクト(契約)で守られ、第3者が勝手に引き出したり、移動させることはできません。

また、賭けの結果の判断、つまり事実認定も分散的に行います。
胴元や特定人物が事実を認定するのではなく、「レポーター」と呼ばれる多数の人で分散的に事実を認定する仕組みです。

賭けを作るところから事実認定をし報酬が発生するまで、一貫して自動、そして分散的に行われるため、
恣意や八百長といったものは淘汰され、公正な予測ができます。

 

(3)分散的な事実認定

Augurにはレポーターと呼ばれる人が多数存在し、レポーターによって賭けの事実認定がされます。
レポーターは、賭けの事実を判断し報告をする義務があり、その報告で報酬を得ます。

事実認定の鍵は「多数かどうか」。
Intradeという予測市場では、2008年のアメリカ大統領選挙の結果を48州も当てています。
Wisdom of Crowdという理論で、「大衆の意見が正しい」ことが検証されているためです。
つまり、大多数のレポーターと同じ事実を報告、同じ行動をすれば報酬がもらえるというわけです。

事実と違う報告をした(少数派になった)場合、デポジットが没収されてしまいます。
報酬をもらうためには、常に正しい報告をして、多数派になる必要があります。

分散的に事実を認定することを「Distributed Fact Stream(分散型事実認定)」と呼びます。

事実認定により賭けの結果が出たら、ソフトウェアが自動的に掛け金を配当します。

Augurはブロックチェーン技術を使用しているので、売買契約が記録されるのみでなく、不特定多数の人が証人として保証する仕組みになっています。偽証をすればその人が保有するREPの価値が下がるので、公正な予測市場が期待できるのです。

▼特徴2:P2Pで保険や金融デリバティブを実現

Augurは、保険業界のビジネスモデルを大きく変える可能性を持っています。
最近では金融業界を筆頭にブロックチェーンの実証実験が多く始まっており、その技術を以って新たなサービスや従来のサービスの改革が行われています。
これと同様に、保険業界でもAugurを活用した技術改革が期待されているのです。

なぜAugurが保険業界のイノベーションを期待されているかというと、ギャンブルと保険の仕組みが近いことにあります。
保険会社の起源は、航海技術が発達していなかった時代に商船が目的地へ着くか否かを掛けたことが始まりです。

保険の仕組みを簡潔に説明します。

一定期間保険料を納め、保険のシステム参加する
期間内に病気にならなかった場合は保険料の返金はない
病気になった場合、医者が結果の判断を行い、結果が正しいと保険会社が判断すれば保険金が支払われる

Augurの仕組みで考えると、

病気にかかることを予想し、掛け金を払い保険システムに参加する
期間内に健康であれば賭け金は没収される
病気にかかった場合、医者がレポーターとして結果を判断、結果が正しいとされれば、配当金が支払われる

このようになります。

仕組みが似ていることで、なぜAugurが保険業界の革新を期待されているかというと、Augurは未来予測をという特徴から、保険機能や金融デリバティブ機能を、P2Pで実現することができるからです。
P2Pの仕組みで実現することで、管理コストを削減することができ、民主的で安価なリスクヘッジ市場を作ることができます。

 

▼Augurの法的扱い

Augurを活用したサービスは、各国それぞれの法律に従って作成されます。

日本では賭博行為が禁止されており、実際に賭博行為を行うには特別な許可が必要です。
しかし、例えばオンラインカジノサービスは、賭博行為ではありますがサーバーは海外に置かれているため、日本の法律の適用範囲にならないとする意見もあります。違法か否かを規制する法律が存在しないため、違法とされていないという状態です。

Augurがギャンブルや保険市場に進出する場合、その影響によっては、法的規制が加わる可能性もあります。

▼Augurの価格相場

Augurの価格は、Crypto-Currency Market Capitalizationsでご覧いただけます。
価格変動はありますが、おおよそ14$前後の価格帯です。

coincheckのトレードビューでもご覧いただけます(ログインする必要があります)。
REP/JPYトレードビュー

 

以上、Augurがどのような仮想通貨かまとめました。
coincheckでのAugurの売買、入出金方法はこちら:Augur取り扱いスタート
Augur日本公式サイト:http://www.augur-japan.com/

ぜひこの機会にAugurをお試しください!

 

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