よく分かるrippleのIOU取引

リップルの特徴の一つに、IOU取引が挙げられます。
IOUとは、「I owe you(私はあなたに借りがある)」の略で、ゲートウェイ(顧客から通貨の預金を引き受け、代わりにRippleネットワークの残高を発行する場所)が顧客から引き受けた預金に対して発行する借用証書です。

ゲートウェイから顧客に発行されるIOUの残高は、基本的に顧客から引き受けた預金の残高に基づき、リップルのユーザー同士であれば、ゲートウェイから発行されたIOUで支払いを行うことができます。

ゲートウェイの詳しい説明はこちら >> ゲートウェイ wikipedeia
 

IOUを使った取引を簡単に説明します。
 
Aさん、Bさん、Cさんがいます。
Aさんは、Bさんに1万円借りています。
Bさんは、Cさんから1万円の商品を購入しました。

そこでBさんは、「代金の1万円はAさんから貰ってくれ」とCさんに伝え、
BさんはCさんに1万円を支払うのではなく、AさんのIOU(借用証明書)で決済をしました。
 
これがIOUを使った取引です。

Aさん、Bさん、Cさんの間では、1万円を上限とした通貨圏が成立し、
この通貨圏が「リップルネットワーク」に当たります。

 
では、このリップルネットワークはどのように拡大するのか。

先ほどのAさん、Bさん、Cさんの取引に、海外に住むDさんが加わったとします。
DさんはCさんとは友達ですが、Aさん、Bさんのことは知りません。

DさんがAさんから1万円の商品を購入します。
しかし、Dさんは海外に住んでいるので、支払いにコストがかかってしまいます

CさんとAさんが友人であることを知ったDさんは、
「CさんからAさんに1万円を支払ってくれ」と頼みます。
CさんはAさんに1万円分のIOUを発行し、Dさんから1万円分のIOUを受け取ります。
Cさんが仲介となり、Dさんのリップルネットワークへの参加が完了です。
 
このように、リップルネットワークに参加すれば、低コストでお金のやり取りが可能になります。
 
また、IOUは法定通貨、仮想通貨問わず様々な通貨と交換が可能です。
このIOU取引が、リップルが仮想通貨ではなく、「取引プロトコル」と言われる所以です。
 
IOUの詳しい説明はこちら >> IOU wikipedia