Rippleの特徴 – 他のコインとRippleはどう違う?

Rippleの特徴

リップルの最大の特徴とは、「XRP」と呼ばれる通貨を使ったブリッジ機能と、
Gatewayによってあらゆる通貨(仮想通貨を含む)を預けられるWebウォレット、そしてIOUを利用した取引です。

 

▼ブリッジ機能について
ブリッジ機能とは、ブリッジ(bridge/橋)、橋渡しの意味からきています。
リップルのシステム内で使用できるコインのXRPは、ビットコインのような単一のオンライン通貨ではありません。リップル内で、ドル、ユーロ、円などの法定通貨はもちろん、ビットコインやイーサリアムといった他の仮想通貨と交換することができます。

つまり、XRPが中間通貨の役割を果たし、通貨や仮想通貨の種類に捕われる必要無く数秒で送受信ができ、送受信以外にもウォレット内で円をユーロなどに両替することも可能です。
リップルウォレット内のみで取引が完結、両替が不要になります。

ここでポイントなのが、リップルが採用しているコンセンサスシステムです。
このコンセンサスシステムを使用していることによって、承認作業が非常に早く行われます。

 

▼コンセンサスシステム
ビットコインは承認作業にプルーフ・オブ・ワークが使われていますが、リップルは、独自に開発されたコンセンサスシステムによって承認作業を行います。

このコンセンサスシステムは、ハッシュ値を求める計算はせず、
ある特定の承認者たちによって取引記録の合意が得られた時に新規の取引をデータに追加するという仕組みです。

この承認者をValidatorと呼び、承認者たちは結託してネットワークを騙そうとする人間では無いという条件で選ばれます。

コンセンサス(合意形成)のプロセスは、5~10秒に1回行われ、数学的な計算が必要ないため、コンセンサスシステムの承認作業(transaction)は、ビットコインでは1transactionsに約10分かかっていましたが、リップルでは数秒で行うことを可能にしました。

 

▼貢献によって採掘する
リップルコインの入手方法でビットコインや他のオルトコインと大きく違うのは、「採掘」です。
ビットコインは、採掘(マイニング)をするためにPCの演算能力を活用します。
リップルコインを獲得する場合、採掘をするのではなく、「World Community Grid」と言われる、ガンなどの研究開発に貢献することでXRPがもらえるという仕組みになっています。
もちろん購入することもできるし、他人から送金してもらうこともできます。

事前にrippleに登録し、Ripple LabsのチームとしてWorld Community Gridに参加すると、貢献度に応じてripple(XRP)がもらえるという仕組みになっています。

World Community Grid 公式サイト

 

▼取引が行われるごとにコインが減少する
ビットコインでは、プルーフ・オブ・ワークによって、ネットワークの信頼性を高めており、この作業に貢献する採掘(マイニング)という行為に対してビットコインを発行しています。
上限量が2,100万枚と決まっており、採掘の際にかかるコストも大きいです。

rippleでは、1,000億通貨というXRPの上限枚数を最初からネットワークにプログラムし、ネットワーク上でトランザクションが起こるごとにリップルが減少していくという設計になっています。

ビットコインは、
①悪意のある攻撃者からネットワークを守るため
②Bitcoinを入手するため
上記2点から多大なネットワーク負荷がかかっています。

これに対しリップルでは、ネットワークに負荷をかけ過ぎると価値が減少するという、ビットコインと逆の仕組みになっています。
リップルネットワークの参加には幾らかのXRPが必要になり、不正取引などの行為をすればするほど損をするので、スパム対策などが防がれることになります。
このような仕組みで、ネットワークの信頼性を保っています。

 

▼IOUを使った取引の仕組み
リップルの特徴として、IOUを使った取引が挙げられます。
IOUとは、「I owe you(私はあなたに借りがある)」の略で、借用証明書のようなものです。
リップルのユーザー同士は、ゲートウェイから発行されたIOUで支払いを行うことができます。

IOUは法定通貨、仮想通貨問わず様々な通貨と交換が可能です。
このIOU取引が、リップルが仮想通貨ではなく、「取引プロトコル」と言われる所以です。

リップルコイン IOU取引の仕組み