
仮想通貨(暗号資産)の短期トレードを始めたいと思っても、どうやって始めるべきか分からないという人は多いのではないでしょうか。仮想通貨は値動きが激しいだけに、短期トレードをしてよいものか迷っている人も多いかもしれません。
仮想通貨は、意外にも値動きが激しいからこそ、短期トレードに向いていると言うこともできます。この記事では短期トレードの種類、短期トレードのメリットやCoincheckで短期トレードを始める方法についてみていきましょう。

執筆Coincheck Column編集部
Coincheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
仮想通貨の短期トレードとは?種類は?
短期トレードには、主に3つの種類があります。
トレード時間の短い順に、スキャルピング、デイトレード、スイングトレードというものがあります。
スキャルピング
スキャルピングとは、数秒から数分刻みで少しずつ利益を積み上げていくトレードの手法です。
デイトレード
デイトレードはスキャルピングより長いスパンで取引をする方法で、数分から数時間のトレードで利益を上げる手法となっています。
スイングトレード
スイングトレードは、デイトレードよりも長期的なスパンで取引します。数日から数週間程度の短期的な持ち越しで利益を上げる手法です。
短期トレードのメリット
一般的に、短期トレードには、トレードに勝てればすぐに利益が手に入ると言うメリットに加えて、例えば次のようなメリットがあります。
1. オーバーナイトリスクを低減できる
1つは、短い期間で決済するため、長期トレードとは異なり、寝ている間にいつのまにか暴落していたなどの持ち越しのリスクが少ないことです。
また、相場は海外の政治状況やニュースなどにも大きく左右されますが、短期のトレードでは、そうした外部の影響を受けることも少なくなります。
2. 資金効率が良い
2つ目のメリットは、資金効率がよいことです。
短期のトレードでは手持ちの資金を何度も回転させることができるため、資金効率がよくなります。腕の良いトレーダーであれば、短期間で資金を数倍から数十倍に増やすことも可能と言われています。
短期トレードのデメリット
一方、短期トレードにはメリットがあればデメリットもあります。
1. 失敗が続くと損失が大きくなる
短期トレードは長期のトレードに比べて値動きが小さいので、利益を出すにはレバレッジを上げるか、金額を多く投入するか、取引回数を増やすかのいずれかの戦略をとらなければなりません。
いずれも利益を増やす可能性がある一方で、失敗が続くとその分損失が大きくなってしまう方法となります。
2. 時間の使い方が難しい
小さな利益をコツコツと積み上げていく短期トレードならではの性質として、時間の使い方が難しいこともデメリットです。
短期トレードはタイミングをとらえて注文を出すトレードの方法なので、一日中相場を監視する場合もあります。そのため、平日の日中は、会社に勤めている人には難しい手法かもしれません。
特にスキャルピングやデイトレードは、家族との時間や自分の時間など多くの時間を犠牲にする覚悟がないと難しいトレードの方法といえます。
3. 体力面や精神面の負担が大きい
また、拘束時間が長い短期トレードは、体力や精神の消耗も激しい手法でもあります。短期間に相場が大きく動くと、そのたびに一喜一憂することになってしまうからです。
外部環境に左右されず、自分で決めたルールをコツコツと実践できるタフさも必要です。
短期トレードしやすい仮想通貨は?
短期トレードに向いている金融商品は「取引量が多い」ことや、「値動きの幅が大きい」ことなどが条件となります。
そのような条件を当てはめると、仮想通貨の中ではビットコイン(BTC)が向いているといえるでしょう。
Coincheckの取引所でトレードできるのはビットコイン(BTC)を含む4銘柄です。ビットコインの取引所手数料は無料となっています。
短期トレードでは小さな利益を積み重ねることが重要になるため、手数料割合を低く抑えることがポイントです。Coincheckのビットコイン取引所では手数料がかからないので、短期トレードには適しているといえます。
ビットコイン(BTC)取引の口座開設から購入方法についてはこちら
Coincheckなら短期トレードもしやすい
Coincheckの取引画面はPCでもスマートフォンでも、容易に操作できるとの定評があります。
初心者だけでなく上級者にも利用されている操作性のよさが特徴です。操作性のよさは取引所選びの理由の一つとなります。
システムの安定性
また、短期のトレードでは、操作の分かりやすさやシステムの安定性も重要となります。
Coincheckは、2018年4月にマネックスグループ入りし、システムの安定性なども以前以上に強化されました。
レバレッジ取引について
一般的な取引では買い注文から入りますが、レバレッジ取引では売り注文から入ることもできます。取引所によっては何倍ものレバレッジをかけることができ、相場の下降局面でも利益を出すことができるのが特徴です。
※Coincheckでは、2020年3月13日をもちまして、レバレッジ取引のサービス提供を終了いたしました。
Coincheckで短期トレードする方法
Coincheckではコインチェックアプリや販売所の「コイン購入」から、即時にビットコインを購入できます。
ですが、短期トレードをする場合には、「取引所」を利用してみるのも良いでしょう。公式サイトから「取引所」のボタンをクリックし、「現物取引」の箇所から、レートと注文量を入力し、取引することが可能です。
トレードビュー
また、「トレードビュー」を利用すれば、より広い画面でローソク足チャートや注文一覧を同時に確認することができたりします。
トレードビューには買い注文と売り注文の一覧が並んでいますので、その時点のレートを確認しながら指値注文をして、短期トレードに取り組んでみるのが良いでしょう。
チャートで相場の流れを把握しよう
短期トレードでは相場の流れである「トレンド」を把握することも大切です。トレンドを理解することは、相場の予想につながります。
過去の価格や取引実績の分析は、将来価格の予想に欠かせない要素です。
テクニカル指標
また、テクニカル指標について学ぶことで、より相場の予想がしやすくなるでしょう。
テクニカル指標とは、過去のチャートのデータからトレンドなどを分析した指標のことで、仮想通貨の値動きの予測にもテクニカル指標は役立つでしょう。
利益を出すためには、一定の規則性を持って繰り返されるチャートの動きを読むこともポイントとなります。しかし、テクニカル指標を見るだけでは十分な予測を立てることは難しいのが現実です。
ファンダメンタル指標
そこで、ファンダメンタル指標も活用しましょう。
ファンダメンタル指標とは、経済活動等の状況を示す代表的な指標のことで、トレンドに関係なく長期的な傾向をつかむために利用されています。
仮想通貨の価格に影響するファンダメンタル指標とは、例えばビットコインに関して言えば、約4年に一度訪れる半減期や、過去にキプロスで起こったような経済危機、中国など主要国の仮想通貨への規制などが挙げられるでしょう。
相場の流れを把握するためには、株式などと同様にチャートを読み込んでトレンドを抑えておくだけでなく、ファンダメンタル指標にも注意を払っておくのがよいでしょう。
簡単なCoincheckでの口座開設手順
Coincheckで短期トレードをするためには、口座開設が必要です。
口座を開設するには、まずアカウントを登録します。メールアドレスかFacebookのアカウントがあれば数分で登録作業が完了します。
続いてSMSによる電話番号の認証手続きを行います。
SMS認証が完了したら本人確認書類をアップロードしましょう。
本人確認を行う
Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。
Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。
「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。
※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。
当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。
参考:「かんたん本人確認」とは
iOS/Androidアプリからの本人確認
アプリからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。
次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。
場合によってはアプリからでもハガキによる本人確認の手続きをお願いする場合がございます。その際は以下のリンクの内容をご確認ください。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
お客様情報の入力後は、本人確認の撮影を行います。
STEP①
はじめに、「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影してください。
パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影してください。「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影してください。
STEP②
次に、顔と本人確認書類表面の撮影を行います。
ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影してください。
画面の案内に従って、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしてください。
STEP③
最後に、顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。
画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影してください。
撮影が終わりましたら「現在確認中です」と表示されます。審査完了までしばらくお待ちください。
審査が完了し、承認となればCoincehckのすべての機能をご利用になれます。
参考:本人確認書類の撮影方法
Webからの本人確認
Webからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。
次に、「IDセルフィー」(提出書類とご本人がいっしょに写っている写真)を用意します。例えば、運転免許証をアップロードする場合、運転免許証を手に持って、自分の顔を自撮りしてアップロードします。
次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
書類の提出が終わると画面に、「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。Coincheck側で書類の確認ができれば、「本人確認完了」のメールと、住所確認用のハガキが住所に届けられます。
ハガキ受け取りを当社が確認した時点で、すべてのCoincheckの機能が利用可能となります。
犯収法の改定に伴い本人確認書類について変更がございましたので以下のURLをご参照ください
短期トレードにもCoincheck
一瞬の判断や操作ミスが命取りになる短期トレードでは、使いやすさや操作性がとても重要になります。
その点、Coincheckの取引画面はPC、スマホアプリともに見やすい画面であることが特徴です。誰でも簡単に操作できる分かりやすさは、トレードの初心者から上級者にまで定評があります。
これから仮想通貨の短期トレードを始めたい人は、まずはCoincheckで口座開設をしてみてはいかがでしょうか。