仮想通貨リスク(Lisk)とは?特徴を初心者にもわかりやすく解説

「リスクってどんな仮想通貨?」

「リスクの特徴を知りたい」

そんな疑問にお答えする記事です。

リスク(Lisk/LSK)とはブロックチェーンアプリケーションプラットフォームで機能する仮想通貨(暗号資産)です。

この記事では、他の通貨と異なるリスクの特徴や仕組み、今後の将来性などについてわかりやすく解説していきます。

リスク(Lisk/LSK)はブロックチェーンアプリケーションプラットフォーム

リスク(Lisk/LSK)はブロックチェーンアプリケーションプラットフォームです。2016年5月に誕生しました。

厳密にはプラットフォーム名が「Lisk」、通貨単位は「LSK」となります。

リスクが公開されてからの2年間は価格が比較的上昇しました。将来への期待が高まったことが背景といえるでしょう。

またリスクは、2019年に人員整理が行われ、それ以降はロードマップに沿って開発が活発に進められています。リスクが目指しているプラットフォームは機能的な面での柔軟性が高く、開発の自由度が大きいという点が特徴です。

ほかの仮想通貨とは異なるリスク(Lisk/LSK)の特徴

リスク(LSK)

リスクは、ほかの仮想通貨とは異なる特徴をいくつも持っていますので、わかりやすく解説していきます。

リスク(Lisk/LSK)はサイドチェーンの構築を目指している

サイドチェーンを設置可能に

ビットコイン(BTC)では、取引の情報を記録する方法として、「ブロックチェーン」の技術が使われています。ブロックチェーンは、いくつかの取引情報をひとまとめにしたブロックを、鎖のようにつなげた形状をしています。

ハードフォークの場合を除けば、ブロックチェーンが枝分かれするということは基本的にありません。しかし、リスクでは、メインとなるチェーンのほかに、JavaScriptでサイドチェーンを構築することを目指しています。

この仕様は、アプリケーションの処理能力やトラブルからの復帰に役立ちます。リスクではブロックに取引情報を記録することができますが、チェーンが1本しかない場合、すべての取引情報をそのチェーン上に記録していかなければなりません。

そのため動作が重くなり、処理能力が落ちてしまいます。そこで複数のサイドチェーンそれぞれにプログラムを組み込み、別々に動作させれば、処理能力は格段にアップします。

万が一サイドチェーンで何らかのトラブルが起こったとしても、メインチェーンへの影響は少なく抑えられます。また、サイドチェーンなら、新たな機能を実装したり、改善を施したりする際に、メインチェーンに手をつけずに行えるというメリットもあります。

将来はサイドチェーンでスマートコントラクトを実行可能に?

リスク(LSK)

リスクは将来的にはイーサリアム(ETH)などと同様の分散型アプリケーションプラットフォームとして機能するかもしれません。そうなると、チェーンにつながれたブロックの中に、取引記録だけでなく契約情報も記録することが可能になります。

契約の内容とそれを実行するための条件をあらかじめプログラムしておけば、条件が整ったタイミングで自動的に契約が実行されるのです。この「スマートコントラクト」の機能を使えば、各種の契約をよりシンプルに行うことができます。

例えば、不動産売買などの高額取引では、買い手の代金支払いと売り手の権利譲渡が公正に行われることを担保するためには不動産業者などの第三者が仲介していました。しかし、スマートコントラクトを使えば、仲介者なしに安全・公正な契約を自動的に行うことができます。

将来、スマートコントラクトが実装されればリスクの利便性がさらに高まるでしょう。

リスク(Lisk/LSK)は独特の承認システム「DPoS」を採用

DPoSシステムを採用
ビットコイン(BTC)などの多くの仮想通貨では、取引の承認のために「マイニング」が必要でした。

マイニングとは、仮想通貨の取引データの正当性を検証し、正当な取引データが格納されたブロックを作成する作業です。

しかし、リスクでは承認作業において、「DPoS(Delegated Proof of Stake)」という仕組みを採用しています

DPoSは、リスクの保有量に応じて投票権が与えられ、投票によって承認者を決めておくという方法をとります。あらかじめ決められた承認者が、決められた順番に沿ってブロックを承認していきます。

承認者には、取引手数料に加えて、新規に発行されるリスクが報酬として与えられます。この作業をフォージング(鋳造)と呼びます。

リスク(Lisk/LSK)の発行枚数上限と報酬減期

リスク(LSK)

リスクでは、通貨の発行枚数に上限が設定されていません。

2020年9月時点での発行枚数は約1億2,600万枚ですが、今後もフォージングによって新規通貨が発行されていきます。

1ブロックあたりの新規発行枚数は次の通りです。

2017年 – 5LSK → 4LSK
2018年 – 4LSK → 3LSK
2019年 – 3LSK → 2LSK
2020年 – 2LSK → 1LSK

リスクは、2016年以降、1年に1度Block生成報酬が1LSKづつ減っていましたが(3,000,000block毎)、2020年10月に予定される「報酬減期」を迎える事で、それ以降は1LSK固定となります。

参考:https://www.liskjapan.org/what-is-lisk.html

リスク(Lisk/LSK)の今後の将来性は?

リスク(LSK)

リスクは、プラットフォームとして完成されたものにはなっていません。これは、裏を返せば、今後の開発次第で大きな伸びが期待できるということです。

JavaScriptでサイドチェーンを構築できるようになれば本来の実力を発揮できる可能性もあるので、今後の動きに注目です。