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Coincheck Column
コインチェックコラム

歩くことでビットコインを獲得できるポイ活アプリのBitWalk(ビットウォーク)。 本記事では、BitWalk(ビットウォーク)の始め方や使い方、使用の上での注意点を解説しています。 無料で暗号資産(仮想通貨)を獲得できることで注目が集まっているアプリですが、おさえておきたいポイントを意識しておくと、より快適に使えることでしょう。 この記事でわかること BitWalk(ビットウォーク)の始め方・使い方 BitWalk(ビットウォーク)での出金・換金方法 Coincheckなどに登録しないと出金・換金できない Coincheckの無料登録はこちら 目次 BitWalk(ビットウォーク)とは BitWalk(ビットウォーク)の始め方・使い方 アプリインストール BitWalk(ビットウォーク)での出金・換金方法 BitWalk(ビットウォーク)のその他の機能 リップルが貯まるXRP Walkというアプリがある BitWalk(ビットウォーク)の注意点 Coincheckなどに登録しないと出金・換金できない 有効期限がある 広告を見る回数 まとめ BitWalk(ビットウォーク)とは BitWalk(ビットウォーク)とは、株式会社Paddleが提供する、歩くことでビットコインを貯められるポイ活・ヘルスケア系のスマートフォン向けアプリです。 スマートフォンの歩数計に連動して500歩ごとにスタンプを獲得でき、1日で20,000歩相当の最大40個までスタンプを貯めることができます。 このスタンプは1つでおよそ0.05円前後のビットコインが獲得できると言われており、獲得時に10秒から1分程度の広告を閲覧すると獲得量が5倍になります。 純粋に歩くだけでもビットコインを獲得することができますが、ポイ活が目的のユーザーは広告を閲覧しています。 BitWalk(ビットウォーク)はSTEPNのようなブロックチェーンゲームやNFTゲームの一種ではなく、一般的なポイ活アプリです。 歩くことでビットコインを貯めることができる性質上、Move To Earn系のブロックチェーンゲーム・NFTゲームに似ているように見えますが、BitWalk(ビットウォーク)でのビットコイン獲得には、ブロックチェーンの関係がありません。単純に広告収益をユーザーで分配しているサービスです。 ビットコインは気になるけれど、まずは無料で手に入れてみたいという方にもオススメのアプリでしょう。 BitWalk(ビットウォーク)の始め方・使い方 BitWalk(ビットウォーク)を始めるには、アプリのインストールとビットコインを受け取るために暗号資産取引所の口座開設が必要になります。 口座開設には数日程度時間を要することもあるため、まだ暗号資産取引所の口座をお持ちでない場合は、早めに口座を開設しておきましょう。 暗号資産取引所のCoincheckでは、最短1日で取引が行えます。口座開設をご検討の方は、ぜひCoincheckをご利用ください。 Coincheckの無料登録はこちら アプリインストール BitWalk(ビットウォーク)を始めるには、まずスマートフォンにアプリをインストールしましょう。iOSはApp Storeから、AndroidではGoogle Playからダウンロードできます。 また、歩いてポイントを獲得するという性質上、スマートフォンには歩数計機能が必要になります。 iPhoneにはヘルスケアAppが搭載されているため、BitWalkのインストール後に連携をしておきましょう。 AndroidにはデフォルトでGoogle Fitなどの歩数計アプリがインストールされていない場合があるため、必要に応じてGoogle Fitをインストールしましょう。 アプリの設定が終わったら、歩いてスタンプを貯められます。 また、会員登録を行っておくと、機種変更時や誤ってアプリを削除したときに安心です。 BitWalk(ビットウォーク)での出金・換金方法 BitWalk(ビットウォーク)で貯めたビットコインを出金・換金するためには、先述の暗号資産取引所の口座開設をする必要があるほか、最低出金金額が設定されています。 最低出金金額には0.2mBTC、つまり0.0002BTCが必要になります。0.2mBTCは、2023年7月24日時点のレート(1BTC=約420万円)で、850円相当です。 送金時には受け取り用のビットコインアドレスが必要です。Coincheckではアプリからかんたんに受け取ることができます。詳細な方法は、こちらからご確認ください。 h2 BitWalk(ビットウォーク)のその他の機能 BitWalk(ビットウォーク)は、歩いてビットコインを貯める以外にも、ビットコインの相場を見る機能や、相場予想でビットコインが獲得できる機能、CMを見てガチャを回せる機能があります。 リップルが貯まるXRP Walkというアプリがある BitWalk(ビットウォーク)の姉妹アプリに、同じような機能でリップルを獲得することができるXRP Walkというアプリがあります。 提供会社は同じ株式会社Paddleで、同様に換金では暗号資産取引所の口座が必要です。 XRP Walkも含めて、多くの歩いてポイントを獲得するタイプのアプリは、同一端末なら同じ歩数計を参照しています。そのため、複数のアプリをインストールし、それぞれのアプリから報酬を獲得しているユーザーがいます。 BitWalk(ビットウォーク)の注意点 BitWalkを利用する上で、いくつか覚えておきたいポイントがあります。うっかりすると獲得したスタンプやビットコインを任意のタイミングで獲得できない場合があるため、予め注意しましょう。 Coincheckなどに登録しないと出金・換金できない BitWalkのアプリ単体では、日本円に換金することができません。換金を行うには、出金先の暗号資産取引所でビットコインを売却し、その取引所から銀行口座に出金する必要があります。 また、一般に暗号資産取引所は口座開設には数日の時間がかかります。そのため、ビットウォークで貯めたビットコインをすぐに換金したい場合には、貯まる前に口座開設を行っておくとスムーズです。 有効期限がある 貯めたスタンプには有効期限が存在します。貯まったスタンプは午前3時までにビットコインに交換しないと有効期限が切れてしまうため、毎日スタンプをビットコインに交換する必要があります。 スタンプをビットコインに交換するためには、1スタンプごとにそのままビットコインを獲得するか、動画を見て5倍獲得するかを選択する必要があります。そのため、有効期限ギリギリの時間で広告を見ると、スタンプを失う可能性があるため、時間に余裕を持ってビットコインに交換するとよいです。 広告を見る回数 前項の通り、ビットコインを獲得する際に、スタンプごとに広告を閲覧して5倍で獲得するかを選択する必要があります。 そのため、一日の最大獲得量である40個のスタンプを5倍で獲得するには、それだけ多くの広告を閲覧しなければいけません。 ビットウォークはアプリの性質上、広告を見ることでポイントを獲得するタイプのアプリといえます。広告は見るものと考えてサービスを利用すると考えるとよいかもしれません。 なお、5倍にしないでビットコインは獲得できますが、貯まる量がそれだけ減るということも覚えておきましょう。自分の生活スタイルや時間の余裕に合わせた利用をオススメします。 まとめ 広告を見ることでビットコインを獲得できるBitWalk(ビットウォーク)は、無料で暗号資産取引を始めたい方に向いているサービスです。 日々の移動で暗号資産を手に入れることができるため歩くことにインセンティブができ、運動不足と言われている現代では、健康の維持管理でも役に立つアプリかもしれませんね。

2023-10-12NFT

Blur(ブラー)は、2022年10月にサービスを開始した新興のNFTマーケットプレイスです。 OpenSeaやX2Y2などの外部マーケットプレイスを横断して取引が行える「アグリゲーター機能」を実装している点や、独自トークン「BLUR」のエアドロップを積極的に行っている点などが評価され、Blurはサービス開始から1年足らずで世界一の取引高(※)を記録するほどの急成長を遂げました。 この記事では、いま話題のBlurの特徴・メリット、始め方、NFTの購入・販売方法などを初心者の方に向けて解説していきます。 (※)2023年7月時点。DappRadar調べ。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 Blur(ブラー)とは Blur(ブラー)の特徴・メリット 世界一の取引高を誇るNFTマーケットプレイス アグリゲーター機能を利用できる 手数料が無料 独自トークン「BLUR」を発行している Blur(ブラー)の始め方 ①国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する ②ウォレットを用意する ③イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する ④Blurにウォレットを接続する Blur(ブラー)でNFTを購入する方法 BUY NOW(定額)で購入する BIDS(入札)で購入する Blur(ブラー)でNFTを出品・販売する方法 Blur(ブラー)を利用する際の注意点 ガス代が高騰しやすい 取引量が減少する可能性がある 初心者は国内のNFTマーケットプレイスがおすすめ Coincheck NFTを利用するメリット Blur(ブラー)に関するQ&A まとめ Blur(ブラー)とは 引用:Blur Blurとは、アメリカ・サンフランシスコに拠点を置く世界最大の取引量(2023年7月時点)を誇るNFTマーケットプレイスです。 2022年にサービスを開始したBlurは、手数料ゼロやアグリゲーター機能などの独自サービスを展開することで多くのトレーダーを獲得し、ローンチから1年未満で世界一の取引高を記録するほどの急成長を遂げています。 名称 Blur(ブラー) サービス開始 2022年10月 取扱タイトル ・BAYC ・AZUKI ・MAYC ・CryptoPunks ・Nouns など 決済通貨 イーサリアム(ETH) 手数料 0% CEO(最高経営責任者) Pacman(Tieshun Roquerre) 本社 カリフォルニア州サンフランシスコ 公式サイト https://blur.io/ (※)表内の情報は2023年7月時点のものです。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck Blur(ブラー)の特徴・メリット Blurには、主に以下の4つの特徴・メリットがあります。 世界一の取引高を誇るNFTマーケットプレイスアグリゲーター機能を利用できる手数料が無料独自トークン「BLUR」を発行している それぞれ詳しく見ていきましょう。 世界一の取引高を誇るNFTマーケットプレイス 1つ目の特徴は、「世界一の取引高を誇っている」点です。 下の画像は、NFTマーケットプレイスの月間のトレーダー数や取引高などを表したものです(2023年7月17日時点)。2023年7月現在、Blurは世界一となる約5億ドルの月間取引高を記録しています。これは、2位のOpenSeaの3倍以上という驚異的な取引高となります。 引用:DappRadar Blurは、2022年10月にサービスを開始したばかりの新興のマーケットプレイスですが、ローンチから1年足らずで世界一の取引高を記録するほど、驚異的なスピードで成長しています。 Blurがこれほどのスピードで取引高を拡大できたのは、次に紹介するアグリゲーター機能や手数料ゼロなどのサービスを積極的に展開してきたことが要因と考えられます。 アグリゲーター機能を利用できる 2つ目の特徴は、「アグリゲーター機能を利用できる」点です。 アグリゲーターとは、複数のマーケットプレイスを横断して取引が行える機能のことです。各マーケットの出品状況や価格を確認・比較しながら効率的に取引ができる点が、アグリゲーター機能のメリットです。 引用:Blur アグリゲーター機能を実装しているBlurでは、OpenSeaやX2Y2など他のマーケットプレイスの出品情報をまとめて閲覧することができます。 手数料が無料 3つ目の特徴は、「手数料が無料」である点です。 下の表は、主要なマーケットプレイスの手数料を比較したものです。 NFTマーケットプレイス 手数料 Blur 0% OpenSea 2.5% Magic Eden 2.0% LooksRare 2.0% X2Y2 0.5% ※手数料は2023年7月時点のものです。 手数料ゼロで取引ができるBlurは、頻繁に取引をする人ほどメリットを享受できるマーケットプレイスと言えるでしょう。 独自トークン「BLUR」を発行している 4つ目の特徴は、「独自トークンのBLURを発行している」点です。 独自トークンBLURは、Blurで取引をしたり、BlurにNFTを出品したりしたユーザーに対して、過去に報酬としてエアドロップされました。2023年2月に実施された1回目のエアドロップでは、3億6,000万枚のBLURが配布されました。 トークン(暗号資産)としてのBLURは、CoinbaseやOKK、DigiFinex、Bybitなどの取引所に上場しており、2023年7月19日現在、「1BLUR = 46円」ほどで取引されています。 引用:CoinGecko BLURを活用したエアドロップを積極的に行っていることも、Blurが多くのユーザーから人気を得ている要因と考えられます。 暗号資産のエアドロップとは?特徴・注意点・参加方法を解説 Coincheck Blur(ブラー)の始め方 Blurは海外の事業者ですが、暗号資産とウォレットさえあれば日本に住んでいる私たちも利用することができます。 Blurを始める際の手順は、以下の通りです。 ①国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する②ウォレットを用意する③イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する④Blurにウォレットを接続する 詳しいやり方について、順番に解説していきます。 ①国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する BlurでNFTを購入する際には、決済用の通貨としてイーサリアム(ETH)が必要となります。そのため、Blurを利用する際には事前に国内の暗号資産取引所でETHを購入しておく必要があります。 暗号資産取引所でETHを購入するには、事前に口座開設を完了させておく必要があります。Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合)2.アカウント作成3.本人確認 スマートフォンアプリを使えば、口座開設手続きがインターネット上だけで完結し、最短5分で申し込みをすることが可能です。Coincheckでの口座開設の詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説 Coincheck Coincheckアプリを無料ダウンロードする ②ウォレットを用意する 次に、購入したETHを取引所の外で保管するためのウォレットを用意します。 Blurで取引を行う際には、まずBlurとウォレットを接続します。そしてNFTを購入する場合、ウォレットに保管されている暗号資産とBlurで販売されているNFTを交換する形で取引を行います。 2023年7月現在、Blurでは以下の4つのウォレットを使用することができます。 MetaMask WalletConnect Coinbase Wallet OKX Wallet 4つのうちで特におすすめなのが、暗号資産ウォレットの代表格である「MetaMask(メタマスク)」です。Chromeの拡張機能やスマホアプリとして利用できるMetaMaskは、Blur以外のNFTマーケットプレイスや、UniswapなどのDEX(分散型取引所)などでも利用できる汎用性の高さが魅力です。 MetaMask(メタマスク)とは?スマホ・PCでの使い方を解説 Coincheck ③イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する 次に、先ほど用意したウォレットにETHを送金します。 暗号資産の送金は、取引所の送金ページで行います。なお、送金時には送金先となるウォレットのアドレスを入力する必要があります。 Coincheckで暗号資産を送金する方法については、こちらをご覧ください。 ④Blurにウォレットを接続する 最後に、Blurにアクセスしてウォレットを接続します。 まず、ホーム画面右上の「CONNECT WALLET」をクリックします。 引用:Blur 表示されるウォレットの中から自分が使用しているものを選択し、ウォレットのパスワードを入力します。 引用:Blur 以上でウォレットの接続は完了です。 続いて、BlurでNFTを購入する方法について見ていきましょう。 Blur(ブラー)でNFTを購入する方法 Blurには、主に以下の2つの購入方法があります。 BUY NOW(定額)で購入するBIDS(入札)で購入する それぞれ詳しく見ていきましょう。 BUY NOW(定額)で購入する まずは、出品者が設定した固定価格で購入する方法をご紹介します。 ①購入したいNFTコレクションを検索します。 画面左上のメニューから「COLLECTIONS」をクリックしてください(画像①)。 次に、購入したいNFTコレクションを選択してください(画像②)。画面上部の検索窓に、購入したいコレクションを入力して検索する方法もあります(画像③)。 引用:Blur ②表示されているアイテムの中から、購入したいNFTを選択します。 引用:Blur 左側のパラメーターから、アイテムの表示条件を変更することも可能です。 STATUS:「ONLY BUY NOW」にチェックが入っていると、販売中のアイテムだけが表示されます。RARITY:アイテムの希少性でソートします。PRICE:アイテムの販売価格でソートします。TRAITS:アイテムの特性でソートします。 ③価格や特性を確認し、問題がなければ左下の「BUY NOW」をクリックします。 引用:Blur ④ウォレットが起動するので、トランザクションに署名をします。 以上で定額での購入は完了です。 BIDS(入札)で購入する 続いて、希望するNFTに対してオファーを出して購入する方法をご紹介します。 ①オファーを出したいNFTのコレクションページへいき、「BIDS」をクリックします。 引用:Blur ②「PLACE COLLECTION BID」をクリックします。 入札でNFTを購入する場合、個別のアイテムを選択することはできず、コレクション全体に対してオファーをかける形となります。この購入方法は、特定のNFTコレクションをどれでもいいから固定価格よりも安い金額で購入したいという場合に役に立ちます。 引用:Blur なお入札を行う際には、事前にイーサリアム(ETH)をプールに入金しておく必要があります。 入金を行うには、まず画面右上のイーサリアムマークをクリックします(画像①)。続いて入金したい金額を入力し(画像②)、「ADD TO POOL」をクリックすればプールへの入金は完了です(画像③)。 引用:Blur ③入札額の入力画面が表示されるので、任意の金額を入力して「PLACE BID」をクリックします。 以上で入札は完了です。通常、入札は入札金額が高い順から優先して処理されます。 NFTの購入方法/始め方!NFT投資で利益をあげるには? Coincheck Blur(ブラー)でNFTを出品・販売する方法 続いて、BlurでNFTを出品・販売する方法をご紹介します。 ①画面右上のアカウントから「PORTFOLIO」を選択します。 引用:Blur ②所有しているNFTが表示されるので、出品したいアイテムにチェックを入れて「LIST ITEM」をクリックします。 引用:Blur ③出品価格やロイヤリティを入力してから、「LIST ITEM」をクリックします。 ④ウォレットが起動するので、トランザクションに署名をします。 以上でNFTの出品は完了です。 Blur(ブラー)を利用する際の注意点 Blurを利用する際には、次の2点に注意するようにしましょう。 ガス代が高騰しやすい取引量が減少する可能性がある どのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 ガス代が高騰しやすい 1つ目の注意点は、「ガス代が高騰しやすい」点です。 OpenSeaでは、イーサリアム(Ethereum)の他にもポリゴン(Polygon)やソラナ(Solana)など、複数のブロックチェーンに対応しています。このようなマーケットプレイスでは、1つのチェーンのネットワークが混雑していたら、他のチェーンに切り替えて取引をすることができます。 通常、取引にかかる時間とガス代(手数料)はネットワークの混雑状況によって変動します。そのため、複数のブロックチェーンに対応しているOpenSeaでは、混雑しているチェーンを避けて、時間とガス代を節約しながら取引することが可能です。 一方のBlurは、2023年7月時点ではイーサリアムのブロックチェーンにしか対応していません。そのためBlurでは、イーサリアムのチェーンが混雑しているときには、取引時に高額なガス代を要求される場合があります。 OpenSea(オープンシー)とは?特徴や始め方、NFTの購入・販売方法を解説! Coincheck 取引量が減少する可能性がある 2つ目は、「取引量が減少する可能性がある」点です。 前述したように、2023年7月現在、Blurは世界一の取引高を記録しています。しかし、この取引高は独自トークン「BLUR」のエアドロップを目当てに集まってきたトレーダーによるところが大きく、Blurの驚異的な躍進は一時的な現象に過ぎないという見方もあります。 実際に、圧倒的な取引高を記録する一方で、月間のトレーダー数に関してはOpenSeaが30万人を超えているのに対して、Blurは4万2,000人程度にとどまっています(2023年7月時点)。 引用:DappRadar こうした点を考慮すると、今後エアドロップなどのキャンペーンが行われなくなったら、Blurの取引高が減少する可能性は十分あると言えるでしょう。 初心者は国内のNFTマーケットプレイスがおすすめ 「NFTの取引には興味がある。だけど、いきなり海外のサービスを利用するのは不安なので、まずは日本のマーケットプレイスを利用してみたい」 このような考えをお持ちの方には、Coincheck NFTがおすすめです。 Coincheck NFTは、国内初となる暗号資産交換業者が運営するマーケットプレイスです。従来のNFT取引において課題とされていた、スケーラビリティ問題から発生するネットワーク手数料(ガス代)の高騰や、複雑な取引方法などの課題を解決したオフチェーンのNFTマーケットプレイスです。 Coincheck NFTはこちらへ Coincheck NFTを利用するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) Blurもそうですが、NFTマーケットプレイスには決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある10種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Blur(ブラー)に関するQ&A Blurに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Blurとは何ですか? Blurとは、アメリカ・サンフランシスコに拠点を置く世界最大の取引量(2023年7月時点)を誇るNFTマーケットプレイスです。 2022年にサービスを開始したBlurは、手数料ゼロやアグリゲーター機能などの独自サービスを展開することで多くのトレーダーを獲得し、ローンチから1年未満で世界一の取引高を記録するほどの急成長を遂げています。 Blurの特徴・メリットは何ですか? Blurには、主に以下の4つの特徴・メリットがあります。 世界一の取引高を誇るNFTマーケットプレイス アグリゲーター機能を利用できる 手数料が無料 独自トークン「BLUR」を発行している Blurの始め方を教えてください。 Blurを始める際の手順は、以下の通りです。 国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する ウォレットを用意する イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する Blurにウォレットを接続する まとめ Blurの特徴や使い方について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。 Blurは、OpenSeaやX2Y2などの外部マーケットプレイスを横断して取引が行える「アグリゲーター機能」を実装している点や、独自トークン「BLUR」のエアドロップを積極的に行っている点などが評価され、サービス開始から1年足らずで世界一の取引高を記録するほどの急成長を遂げました。 そんなBlurはサンフランシスコに拠点を置く海外のサービスですが、日本に住んでいる私たちも利用することが可能です。 ただし、利用するには事前に国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入し、ウォレットに送金しておく必要があります。Coincheckなら、スマホアプリから最短5分で口座開設の申し込みができ、通貨の購入もアプリから簡単に行うことが可能です。 Coincheckの口座開設方法については、こちらをご覧ください。

2023-10-12NFT

OpenSea(オープンシー)とは、30万人以上の月間ユーザー数と、8,000万点を超える取扱アイテムを誇る世界最大級のNFTマーケットプレイスです(2023年7月時点)。 OpenSeaはアメリカを拠点にサービスの提供を行っていますが、暗号資産とウォレットさえ用意すれば日本に住んでいる私たちも利用することができます。日本語にも対応しているので、英語が苦手な方でも安心して利用できる点も魅力的です。 この記事では、OpenSeaの特徴や始め方、NFTの購入・販売方法、メリットと利用時の注意点などについて初心者向けに解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 OpenSea(オープンシー)とは? 世界2位の取引高を誇るNFTマーケットプレイス 取り扱っているNFTの数は8,000万点以上! OpenSeaの始め方 ①国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する ②ウォレットを用意する ③イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する ④OpenSeaにウォレットを接続する OpenSeaでNFTを購入する方法 Buy now(定額)で購入する方法 Make offer(オファー)で購入する方法 Place bid(オークション入札)で購入する方法 OpenSeaでNFTを出品・販売する方法 OpenSeaの手数料とガス代について クリエイター手数料とは ガス代とは OpenSeaのメリット 膨大な数のNFTを取り扱っている 複数のブロックチェーンに対応している 無料でNFTを作成できる 日本語にも対応している NFT交換機能「Deals」を利用できる OpenSeaを利用する際の注意点 日本円やクレジットカードに対応していない 日本の法律が適用されない 出品者が多く、NFT販売者にとっては競争が激しい 初心者は国内のNFTマーケットプレイスがおすすめ Coincheck NFTを利用するメリット OpenSeaに関するQ&A まとめ OpenSea(オープンシー)とは? OpenSeaとは、アメリカ・ニューヨークに拠点を置く世界最大規模の取引量を誇るNFTマーケットプレイスです。 名称 OpenSea(オープンシー) サービス開始 2017年12月 取り扱っているNFTの数 8,000万点以上 取扱タイトル ・BAYC ・AZUKI ・MAYC ・CryptoPunks ・Doodles など 決済通貨 ETH、SOL、AVAX、USDC、BNB、DAI など 販売手数料 販売価格の2.5% 運営会社 Ozone Networks, Inc(ニューヨーク) CEO(最高経営責任者) Devin Finze 公式サイト https://opensea.io/ja (※)表内の情報は2023年7月時点のものです。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck 世界2位の取引高を誇るNFTマーケットプレイス 2023年7月2日現在、OpenSeaは1.67億ドルの月間取引高と33万人を超える月間ユーザー数を記録しています(※DappRadar調べ)。この取引高は、Blurに次ぐ世界第2位の規模となります。 引用:DappRadar 以下の表は、OpenSeaで1度でも取引した経験のあるユーザーの数(※)を表したものです。 (※)イーサリアムブロックチェーンを利用して取引したユーザー数。 年月 ユーザー数 2018年12月 約2,000人 2019年12月 約13,000人 2020年12月 約35,000人 2021年12月 約900,000人 2022年12月 約2,500,000人 2023年5月 約2,700,000人 参考:Total OpenSea traders over time (Ethereum) - Dune 毎年目を見張る勢いで増え続けるユーザー数の推移を見るだけで、OpenSeaがいかに速いスピードで成長してきたかがよくわかります。 取り扱っているNFTの数は8,000万点以上! OpenSeaの特筆すべきもう1つの特徴として、膨大な数のNFTを取り扱っていることも挙げられます。 OpenSeaの公式サイトによると、2023年7月現在、OpenSeaでは200万以上のコレクションを扱っており、取引できるNFTの数は8,000万点を超えているとのことです。 この圧倒的なアイテム数の多さが、多くのユーザーを集める要因となっているようです。 OpenSeaの始め方 OpenSeaはアメリカを拠点にサービスの提供を行っていますが、暗号資産とウォレットさえあれば、日本に住んでいる私たちも利用することができます。 OpenSeaを始める際の手順は、以下の通りです。 ①国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する②ウォレットを用意する③イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する④OpenSeaにウォレットを接続する 詳しいやり方について、順番に解説していきます。 ①国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する OpenSeaでは円やドルなどの法定通貨ではなく、イーサリアム(ETH)などの暗号資産を使用してNFTの取引を行います。そのため、まず国内の暗号資産取引所で暗号資産を購入する必要があります。 2023年7月現在、OpenSeaではETH、SOL、AVAX、USDC、BNB、DAIなどの暗号資産を決済時に使用することができます。このうち、ETH(イーサリアム)であれば基本的にどの取引所でも取り扱っているので、初心者の方はとりあえずETHを購入しておけば問題ないでしょう。 なお、取引所で暗号資産を購入するには、事前に口座開設を完了させておく必要があります。Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合)2.アカウント作成3.本人確認 スマートフォンアプリを使えば、口座開設手続きがインターネット上だけで完結し、最短5分で申し込みをすることが可能です。Coincheckでの口座開設の詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説 Coincheck Coincheckアプリを無料ダウンロードする ②ウォレットを用意する 次に、購入したETHを取引所の外で保管するためのウォレットを用意します。 OpenSeaで取引を行う際には、まずOpenSeaとウォレットを接続します。そしてNFTを購入する場合、ウォレットに保管されている暗号資産とOpenSeaで販売されているNFTを交換する形で取引を行います。 2023年7月現在、OpenSeaでは以下の6つのウォレットを使用することができます。 MetaMask Coinbase Wallet WalletConnectV2 Ledger Phantom BitKeep 6つのうちで特におすすめなのが、暗号資産ウォレットの代表格である「MetaMask(メタマスク)」です。Chromeの拡張機能やスマホアプリとして利用できるMetaMaskは、OpenSea以外のNFTマーケットプレイスや、UniswapなどのDEX(分散型取引所)などでも利用できる汎用性の高さが魅力です。 MetaMask(メタマスク)とは?スマホ・PCでの使い方を解説 Coincheck ③イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する 次に、先ほど用意したウォレットにETHを送金します。 暗号資産の送金は、取引所の送金ページで行います。なお、送金時には送金先となるウォレットのアドレスを入力する必要があります。 Coincheckで暗号資産を送金する方法については、こちらをご覧ください。 ④OpenSeaにウォレットを接続する 最後に、OpenSeaにアクセスしてウォレットを接続します。 まず、ホーム画面右上の「Connect wallet」をクリックします。 引用:OpenSea 表示されるウォレットの中から自分が使用しているものを選択し、ウォレットのパスワードを入力します。 引用:OpenSea 以上でウォレットの接続は完了です。 続いて、OpenSeaでNFTを購入する方法について見ていきましょう。 OpenSeaでNFTを購入する方法 OpenSeaには、主に以下の3つの購入方法があります。 Buy now(定額)で購入するMake offer(オファー)で購入するPlace bid(オークション入札)で購入する それぞれ詳しく見ていきましょう。 Buy now(定額)で購入する方法 まずは、Buy now(定額)で購入する方法を見ていきましょう。 ①購入したいNFTのアイテムページへいき、価格などの情報を確認します。 問題がなければ「Buy now(今すぐ購入)」をクリックしてください。 引用:OpenSea ②画面右上のカートアイコンをクリックします。 引用:OpenSea ③「Complete purchase(購入を完了)」をクリックします。 引用:OpenSea 続いてウォレット画面が表示されるので、ガス代などを確認し問題がなければ確認ボタンをクリックします。 ④取引が完了すると、NFTが購入者のウォレットに送られ、販売者は代金を受け取ります。 購入したアイテムは、プロフィールの「Collected(収集済み)」タブをクリックすると確認することができます。 引用:OpenSea 以上で「Buy now(定額)」での購入は完了です。 Make offer(オファー)で購入する方法 続いて、Make offer(オファー)で購入する方法についてご紹介します。なおオファーとは、NFTの所有者に対して購入希望額を提示し、所有者がそれに応じれば取引成立となる購入方法です。 ①購入したいNFTのアイテムページにいき、「Make offer(オファーを提示)」をクリックします。 引用:OpenSea ②オファーを提示する通貨を選択します。ETHのアイテムにオファーする場合は、WETHという選択肢のみが表示されます。 WETHとは「Wrapped ETH」の略称で、NFT購入のオファーを出すときや、オークション出品されているNFTに入札するときなどに必要となるトークンです。「1ETH=1WETH」でペッグ(固定化)するように設計されています。 引用:OpenSea WETHなど、過去に購入に使用したことのない通貨でオファーをする場合、ウォレットがその通貨で取引できるようにするため、1回限りのガス代(ネットワーク手数料)を支払うように求めてくる場合があります。一度ガス代を支払えば、それ以降はその通貨で無料でオファーを行えるようになります。 ③オファー金額と有効期限を入力します。 オファーの最低額は、ETHの場合が5ドル、PolygonやKlaythの場合が1ドルとなります。 ④「Make offer(オファーを提示)」をクリックします。ウォレット画面が表示されるので、トランザクションに署名してください。 以上で「Make offer(オファー)」での購入は完了です。 Place bid(オークション入札)で購入する方法 最後に、Place bid(オークション入札)で購入する方法を見ていきましょう。 ①オークションで販売されているNFTのアイテムページへいき、販売終了時間(画像①)や最低入札額(画像②)などを確認します。 問題がなければ、「Place bid(入札する)」をクリックしてください。 引用:OpenSea ②「Add WETH」をクリックして、所有している暗号資産をWETHに交換します。 すでにWETHを保有している場合は、そのまま「Place bid(入札する)」をクリックしてください。 引用:OpenSea ③WETHを入手したら、先ほどの画面に戻り「Place bid(入札)」をクリックします。 引用:OpenSea 入札するWETHの値を入力したら、「Place bid(入札)」をクリックします。手数料などを確認し、問題がなければ「確認」ボタンを押してください。 以上で入札は完了です。販売終了時間までに自分より高額なオファーを出すユーザーが現れなければ落札となり、代金の支払いのあとNFTがウォレットに転送されます。 以上で「Place bid(オークション入札)」での購入は完了です。 NFTの購入方法/始め方!NFT投資で利益をあげるには? Coincheck OpenSeaでNFTを出品・販売する方法 続いて、OpenSeaでNFTを出品・販売する方法を見ていきましょう。 ①画面右上のプロフィールアイコンをクリックします。 引用:OpenSea ②ウォレットから出品・販売したいNFTを選択します。 ③アイテムページ右上の「List for sale(販売のための出品)」をクリックします。 引用:OpenSea ④販売方法を設定します。 デフォルトは、NFTの出品者が価格を設定する「定額販売」になっています。画面右上のポップアウトアイコン(画像①)をクリックすると、「時間指定オークション」を利用してNFTを販売するオプションが表示されます。 引用:OpenSea ⑤出品期間を設定します。デフォルトを選択するか、自分でカスタム期間を設定します。 ⑥内容を確認して、トランザクションに署名をします。 引用:OpenSea ⑦出品が完了すると、下の画像のようなポップアップが表示されます。 引用:OpenSea 出品したアイテムを確認するには、プロフィールページにいき「More(その他)」→「Active listings(アクティブなリスティング)」を選択します。 以上でNFTの出品は完了です。 OpenSeaの手数料とガス代について OpenSeaの取引にかかる手数料とガス代について、一覧表にまとめてみました。 出品手数料 無料 販売手数料 販売価格の2.5% クリエイター手数料 販売価格の0〜10% ガス代の支払いが必要なアクション ・NFTの購入 ・他の人へのNFTの転送・贈与 ・オファーの受け入れ ・NFT出品のキャンセル ・入札の取り消し ・ETH ⇄ WETHの変換 ・メタデータの凍結 ・Polygonとの間でのETHのブリッジまたはETHの引き出し など クリエイター手数料とは 「クリエイター手数料」とは、NFTの二次販売が行われるたびに、NFTの購入者から制作者に対して支払われるロイヤリティのことです。 該当するNFTの販売が行われると、販売価格の最大10%の手数料が自動的に制作者のウォレットに振り込まれます。なお、手数料率は10%を上限としてNFTの制作者が自由に設定することができます。 ガス代とは 「ガス代」とは、ブロックチェーン上で取引を行う際に発生する手数料のことです。 ガス代は、使用するチェーンによって決められた暗号資産で支払う必要があります。例えばイーサリアムの場合ならETH、Polygonの場合ならMATICというように、各チェーンごとに決められた暗号資産で支払う必要があります。 なお、ガス代はブロックチェーンの混雑状況により金額が変動し、ネットワークが混雑している(=利用者が多い)ほど金額が高くなる傾向があります。 OpenSeaのメリット OpenSeaには、主に次のようなメリットがあります。 膨大な数のNFTを取り扱っている複数のブロックチェーンに対応している無料でNFTを作成できる日本語にも対応しているNFT交換機能「Deals」を利用できる どのような内容なのか、順番に解説していきます。 膨大な数のNFTを取り扱っている 1つ目のメリットは、「膨大な数のNFTを取り扱っている」点です。 OpenSeaの公式サイトによると、2023年7月現在、OpenSeaでは200万以上のコレクションを扱っており、取引できるNFTの数は8,000万点を超えているとのことです。 引用:OpenSea 規模が小さいNFTマーケットプレイスの場合、欲しいNFTがあっても取り扱っておらず購入できないことがよくあります。一方で、OpenSeaの場合は取り扱っているアイテム数が膨大なため、希望するNFTが手に入りやすい傾向があります。 複数のブロックチェーンに対応している 2つ目のメリットは、「複数のブロックチェーンに対応している」点です。 2023年7月現在、OpenSeaでは以下の8種類のブロックチェーンに対応しています。 Ethereum Polygon Klayth Solana Arbitrum Optimism Avalanche BNB Chain 一般的に、NFTマーケットプレイスの多くはイーサリアムのブロックチェーンを基盤としています。しかし、イーサリアムネットワークは他のチェーンと比べて利用者が多いため、取引にかかる時間が長くなりやすく、手数料(ガス代)も高額になりやすい傾向があります。 その点、OpenSeaではPolygonやSolanaなどガス代が異なる複数のブロックチェーンを利用できるので、手数料を抑えながら取引できるというメリットがあります。 無料でNFTを作成できる 3つ目のメリットは、「無料でNFTを作成できる」点です。 OpenSeaでは、面倒な手続きをすることなく誰でも無料でNFTが作成できるため、クリエイターにとっては自身の作品を販売しやすい環境が整っています。 引用:OpenSea 日本語にも対応している 4つ目のメリットは、「日本語にも対応している」点です。 海外のNFTマーケットプレイスの中には、日本語に対応していないところが多く、英語に慣れていないユーザーにとっては利用しづらいという問題があります。 その点、OpenSeaは日本語に対応しているので、英語が苦手な方でも安心して利用することができます。 なお、言語を日本語に切り替える方法は以下の通りです。 ①ホーム画面右上の「account」を選択します。 引用:OpenSea ②表示されるメニューの中から「Language」を選択します。 引用:OpenSea ③表示される言語の中から「日本語」を選択します。 引用:OpenSea 以上で言語の設定は完了です。 NFT交換機能「Deals」を利用できる 2023年7月21日、OpenSeaはユーザー間でNFTを交換できる新機能「Deals(ディールズ)」の提供開始を発表しました。 ユーザーはDealsを利用することで、自分が保有しているNFTと他のユーザーが保有しているNFTを交換することができます。 NFTの交換を提案する流れは、以下の通りです。 ①Dealsのページにアクセスします。 ②取引したい相手のユーザーネームやアドレスを検索します。 引用:OpenSea ③交換したいNFTを選び、「Next」をクリックします。 引用:OpenSea ④自分のウォレットから取引に出すNFTを選択します。 WETHを追加して交渉することも可能です。 ⑤ガス代を支払い、取引を承認します。 以上で提案は完了です。 あとは、提案された側が承認すれば取引成立となり、NFTの交換が実行されます。 OpenSeaを利用する際の注意点 OpenSeaを利用する際には、次の3点に注意するようにしましょう。 日本円やクレジットカードに対応していない日本の法律が適用されない出品者が多く、NFT販売者にとっては競争が激しい それぞれ詳しく見ていきましょう。 日本円やクレジットカードに対応していない 1つ目の注意点は、「日本円やクレジットカードに対応していない」点です。 OpenSeaでは、ドルや円などの法定通貨は使用できません。サポート対象地域に住んでいるユーザーは、MoonPayを利用すればクレジットカードやデビットカードを使ってNFTを購入できますが、日本はサポート対象外となるためこの方法も利用できません。 現状では、日本に居住している利用者がOpenSeaの決済で使用できるのは暗号資産のみです。そのため、日本に住んでいるユーザーは事前に国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)などを購入する必要があるので注意しましょう。 日本の法律が適用されない 2つ目は、「日本の法律が適用されない」点です。 OpenSeaは、ニューヨークに本社がある「Ozone Networks, Inc」という企業によって運営されており、アメリカの法律に準拠する形でサービスの提供を行っています。そのため、日本に住んでいるユーザーがOpenSeaの利用を巡ってトラブルに巻き込まれて損害を被ったとしても、日本の法律に頼って賠償を求めることはできません。 日本の法律に従って営業しており、カスタマーサポートなども日本語で受けたいという方は、Coincheck NFTなどの国内のNFTマーケットプレイスのご利用をおすすめします。 Coincheck NFTはこちらへ 出品者が多く、NFT販売者にとっては競争が激しい 3つ目は、「出品者が多く、NFT販売者にとっては競争が激しい」点です。 前述したように、現在OpenSeaでは8,000万点を超えるNFTを取り扱っています。 出品されているアイテムの数が多いことは、購入者にとっては選択肢が豊富にあることを意味するため、メリットとして捉えることができます。しかし、NFTを販売する側にとっては競争相手が多いことを意味するため、一概にメリットとして捉えることができない面があります。 販売するNFTが人気タイトルのものであったり、希少性が高いものであれば売れる可能性も高くなりますが、そうでない場合は無数にあるNFTの中に埋もれてしまう可能性があるので注意しましょう。 初心者は国内のNFTマーケットプレイスがおすすめ 「NFTの取引には興味がある。だけど、いきなり海外のサービスを利用するのは不安なので、まずは日本のマーケットプレイスを利用してみたい」 このような考えをお持ちの方には、Coincheck NFTがおすすめです。 Coincheck NFTは、国内初となる暗号資産交換業者が運営するマーケットプレイスです。従来のNFT取引において課題とされていた、スケーラビリティ問題から発生するネットワーク手数料(ガス代)の高騰や、複雑な取引方法などの課題を解決したオフチェーンのNFTマーケットプレイスです。 Coincheck NFTはこちらへ Coincheck NFTを利用するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある10種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck OpenSeaに関するQ&A OpenSeaに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 OpenSeaとは何ですか? OpenSeaとは、アメリカ・ニューヨークに拠点を置く世界最大規模の取引量を誇るNFTマーケットプレイスです。 2023年7月2日現在、OpenSeaは1.67億ドルの月間取引高と33万人を超える月間ユーザー数を記録しています(※DappRadar調べ)。この取引高は、Blurに次ぐ世界第2位の規模となります。 OpenSeaの始め方を教えてください。 OpenSeaを始める際の手順は、以下の通りです。 国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入する ウォレットを用意する イーサリアム(ETH)をウォレットに送金する OpenSeaにウォレットを接続する OpenSeaのメリットは何ですか? OpenSeaには、主に次のようなメリットがあります。 膨大な数のNFTを取り扱っている 複数のブロックチェーンに対応している 無料でNFTを作成できる 日本語にも対応している NFT交換機能「Deals」を利用できる OpenSeaを利用する際の注意点は? OpenSeaを利用する際には、次の3点に注意するようにしましょう。 日本円やクレジットカードに対応していない 日本の法律が適用されない 出品者が多く、NFT販売者にとっては競争が激しい まとめ OpenSeaの特徴や使い方について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。 OpenSeaは、33万人以上の月間ユーザー数と、8,000万点を超える取扱アイテムを誇る世界最大規模のNFTマーケットプレイスです(2023年7月現在)。海外のサービスながら日本語にも対応しているため、日本人でも利用しやすいというメリットがあります。 一方で、日本の法律が適用されないため、利用時にトラブルに巻き込まれても日本の法律に頼って賠償を求めることができないというデメリットもあります。 OpenSeaを利用するには、事前に国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)などの暗号資産を購入し、ウォレットに送金しておく必要があります。Coincheckなら、スマホアプリから最短5分で口座開設の申し込みができ、通貨の購入もアプリから簡単に行うことが可能です。 Coincheckの口座開設方法については、こちらをご覧ください。

MakerDAOは暗号資産を担保にダイ(DAI)を発行、管理するDAO(分散型自律組織)プロジェクトです。 多くのステーブルコインはドルなどの法定通貨を担保としているなか、ダイ(DAI)は暗号資産を担保として2017年から稼働しています。 ※Dai(DAI)は1DAI = 1米ドルを目標価格として設定しており、実際に1米ドル付近で価格が推移していることから、暗号資産(仮想通貨)型ステーブルコインと認識されていますが、1DAI = 1米ドルの価値を保証するための原資産が確保されているものではなく、相場の変動等により目標価格に対して大きく下落する可能性があります。 本記事では、MakerDAOがどのように暗号資産を担保としてダイ(DAI)を発行しているのか、またガバナンストークンであるメイカー(MKR)の役割について解説します。 この記事でわかること MakerDAOとは MakerDAOの仕組み Makerプロトコルとは Coincheckの無料登録はこちら 目次 MakerDAOとは MakerDAOの仕組み Makerプロトコルとは MakerDAO、Maker Vaultに関連するコイン ダイ(DAI)とは MakerDAOの今後 MakerDAOとは MakerDAOとは、暗号資産ダイ(DAI)を発行する「Maker」および「Makerプロトコル」を管理するDAOプロジェクトです。 MakerDAOおよびMakerはデンマークの起業家、ルーン・クリステセン氏が発案したプロジェクトで、同氏がCEOを務めるメーカー財団(Maker Foundation)によりグロースが行われたあと、完全にDAOへと移行しました。 DAOとは、分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)の略称であり、WEB3.0(WEB3)での新たな組織の形の一つです。 DAOは基本的にはその組織のガバナンストークンの保有者により意思決定・運営が行われるため、トークン保有者にとって利益があるような組織運営が求められます。 DAOは機能的としては株式会社のような働きですが、組織として透明性が高く、収益分散や意思決定、インセンティブ設計などが自動で行われるなどのメリットがあります。 そのため、DAOは「民主主義的な組織」というよりも「インセンティブ主義的な組織」と称されることがあります。 MakerDAOはDAOの中でも歴史が古いプロジェクトで、DEXプロジェクトのUniswapなどと並び、先進的なDeFiプロジェクトの一つとされています。 DAO(分散型自律組織)とは?図解で初心者にもわかりやすく解説! Coincheck MakerDAOの仕組み MakerDAOでは、ガバナンストークンであるMKRを1MKR=1票としてガバナンスを行っており、DAIの価格を安定させたり、MakerDAOの今後の方針を決めたりしています。 Dai(DAI)はイーサリアムブロックチェーン上で稼働する暗号資産(仮想通貨)です。 ※Dai(DAI)は1DAI = 1米ドルを目標価格として設定しており、実際に1米ドル付近で価格が推移していることから、暗号資産(仮想通貨)型ステーブルコインと認識されていますが、1DAI = 1米ドルの価値を保証するための原資産が確保されているものではなく、相場の変動等により目標価格に対して大きく下落する可能性があります。なお、ステーブルコインとは、米ドルなど特定の資産に価格が安定的に連動するように設計された暗号資産です。 1DAIが1USDと等価として扱われるにはその価値の裏付け・担保となる資産が必要です。多くのステーブルコインでは発行したトークンと同量以上のドル(法定通貨)を保有することで裏付けとしています。一方でDAIでは暗号資産を担保として、実際に1米ドル付近で価格が推移しています。 暗号資産は法定通貨に比べて価格の変動(ボラティリティ)が大きいため、暗号資産を担保に安定的な目標価格を設定した暗号資産を運営する場合は綿密なリスク評価とアルゴリズム設計が必要です。MakerDAOはDAIの発行主体として、価格安定化に関する重要な決定を行っています(=ガバナンスをしています)。 MakerDAOのガバナンス投票では、担保資産の種類や、価格変動時の担保資産の清算レート、レンディングプラットフォーム「DSR(Dai Savings Rate)」の金利などを決定しています。 Makerプロトコルとは Makerプロトコルとは、MakerDAOが管理するプロダクトのことで、DAIの発行や担保の管理Maker Vault、Makerの投票機能などに関わる一連の主要システムを指します。 MakerDAOはプロジェクト管理者、Makerはプロジェクト名、MakerプロトコルはMakerの主要システムと表現できるでしょうか。 MakerDAOとMakerプロトコルは混同されがちですが、厳密には用語として異なっています。 Makerプロトコルの重要な機能のひとつは、DAIを発行する機能「Maker Vault」です。 Maker Vaultとは、DAIを発行するために暗号資産を預け入れるためのコントラクトで、取り出し時の手数料や清算率などが設定されています。 この各種数値はMakerDAOのコミュニティにより決定されており、DAIの価格が担保されるように設定されています。 MakerDAO、Maker Vaultに関連するコイン MakerDAOには、二つのコインが関わります。 1つめはメイカー(MKR)で、Makerの重要な意思決定やアップデートを行う際、ガバナンス投票において1MKR=1票として使うことができます。 また、DAI発行に必要な裏付け資産を引き出す際の手数料の支払いにも使えます。 2つめはダイ(DAI)で、Makerプロトコルを通じて発行される暗号資産を担保にしたものです。 暗号資産(仮想通貨)メイカー(Maker/MKR)とは?特徴や将来性、DAIとの関係についてわかりやすく解説 Coincheck ダイ(DAI)とは DAIは暗号資産を担保とすることで、トラストレスかつ非中央集権的に米ドル連動の暗号資産を入手することができる仕組みを採用しています。 DAIの裏付け資産にはイーサリアム(ETH)のほか、リンク(LINK)、Polygon(MATIC)、USDCなど、幅広いコインに対応しています。 担保の暗号資産の種類ごとに個別にリスク評価が行われ、清算率が設定されています。 また、DAIは1ドルから乖離した場合には、価格差を狙った取引が可能です。 暗号資産(仮想通貨)ダイ(DAI)とは?他のステーブルコインとの違いや特徴を解説! Coincheck MakerDAOの今後 MakerDAOでは、暗号資産を担保にDAIを発行することができます。 この機能は、既存の金融システムでは不動産や債券、株などを担保に銀行から超低金利で借りる手法に類似しており、DEXやDeFiの利用方法の幅を広げています。今後も活用事例が増えることが期待できるでしょう。 旧来はDAIの担保資産の引き出し手数料(=stability fee, SF)にMKRが必要でしたが、担保資産が増えたことや利用拡大を狙い、DAIでも引き出しが可能になったためMKRの需要がやや低減したと言えます。 また、MakerDAOではガバナンスへの投票率が低いため、今後のインセンティブ設計として投票や重要な発案を行ったユーザーに向けてMakerDAOの収益が分配される仕組みなどが実装される可能性も考えられるでしょう。 DAIが継続的に利用され活用範囲が拡大することで、MakerDAOがより強力な組織となることが期待されています。

2023年6月1日に改正された「犯罪による収益の移転防止に関する法律」で、暗号資産(仮想通貨)のトラベルルールの実施が義務付けられました。 このトラベルルールは暗号資産入出金に関わる重要な枠組みですが、ユーザーにはどのような影響があるのでしょうか。 本記事では、トラベルルールについてわかりやすく解説しながら、ユーザーが対応する事項や、Coincheckでのトラベルルール対応についてを説明します。 ※仮想通貨の税金については、2024年2月13日時点の情報となります。 この記事でわかること トラベルルールとは トラベルルールの関連法について コインチェックではトラベルルールに対応している? Coincheckの無料登録はこちら 目次 トラベルルールとは トラベルルールでのユーザーへの影響 送金可能な暗号資産が限定的になる場合がある トラベルルール対応技術が異なる暗号資産取引所には送金できなくなる場合がある 送金先の情報の把握が必要になる 暗号資産(仮想通貨)でトラベルルールが設置された背景 トラベルルールの関連法について コインチェックではトラベルルールに対応している? まとめ トラベルルールとは トラベルルールとは、「暗号資産・電子決済手段の取引経路を追跡することを可能にするため、暗号資産交換業者・電子決済手段等取引業者に対し、暗号資産・電子決済手段の移転時に送付人・受取人の情報を通知する義務」というルールのことです。 (犯罪による収益の移転防止に関する法律 第十条の三、第十条の五) https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=419AC0000000022 https://www.fsa.go.jp/news/r4/sonota/20230526-2/00.pdf つまり、ユーザーは暗号資産(仮想通貨)の送金時に、送金先と送金元の情報提供が必要になるという新たな枠組みと言えます。 また、トラベルルールは、FATF(金融活動作業部会)が「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策」についての国際基準(FATF基準)において、各国の規制当局に対して導入を求めているものです。 テロリストや反社会的勢力、その他の犯罪者が電子的な資金移転システムを利用することを防ぎ、不正利用があった場合にはその追跡を可能にすることを目的として設定されました。 トラベルルールでのユーザーへの影響 トラベルルールとは、あくまでの暗号資産の送受金・入出金に関わるルールになります。暗号資産取引所内だけで完結する売買やトレード、日本円の入出金は今まで通り行えるため、ユーザーへの影響を考える際は暗号資産の送受金・入出金だけということを考慮しましょう。 トラベルルールが導入されることにより、ユーザーには大きく3つの影響があります。 送金可能な暗号資産が限定的になる場合がある 異なるソリューションの暗号資産取引所には送金できなくなる場合がある 送金先の情報の把握が必要になる トラベルルールが導入の影響を知るために、自身が利用する暗号資産取引所などに導入されているトラベルルール対応技術を把握する必要があります。主なトラベルルール対応技術は2つあり、「Travel Rule Universal Solution Technology」(TRUST)と「Sygna Hub」(Sygna)というものがあります。まずは、これらには2024年2月15日現在、相互に互換性が無いという点を覚えておきましょう。 CoincheckはTRUSTを採用しており、国内ではbitFlyerが、米国ではCoinbaseも採用しています。 その他のTRUSTのメンバーはCoinbaseのホームページより確認できます。(掲載されているすべての業者がTRUSTによる送受信を開始しているわけではございません。) なお、日本の法令上、以下の通知対象国・地域に日本国を加えた取引所以外への送金や、Metamaskなどの個人のウォレットへの送金には、トラベルルールが適用されません。(マネーロンダリングなどが疑われる場合は取引が制限される可能性があります。) 通知対象国・地域(トラベルルールが適用される国)※2023年7月5日時点 アメリカ合衆国、 アルバニア、 イスラエル、 カナダ、 ケイマン諸島、 ジブラルタル、 シンガポール、スイス、 セルビア、 大韓民国、 ドイツ、 バハマ、 バミューダ諸島、 フィリピン、 ベネズエラ、 香港、マレーシア、 モーリシャス、 リヒテンシュタイン、 ルクセンブルク 送金可能な暗号資産が限定的になる場合がある TRUSTを採用している暗号資産取引所では、送金できる暗号資産が限定されています。今後、開発の進展により送金可能な暗号資産が増える可能性があります。 トラベルルール対応技術が異なる暗号資産取引所には送金できなくなる場合がある 日本国内の暗号資産取引所では、「TRUST」と「Sygna」というトラベルルール対応技術のどちらかが導入されています。両者ともトラベルルールには対応しているものの、2024年2月15日時点では、相互互換性がないため、異なるソリューションを導入している暗号資産取引所同士では送金ができません。 送金先の情報の把握が必要になる トラベルルールとは、先述の通り「暗号資産の送金時に、送金先と送金元の情報提供が必要になる」というルールです。 そのため、トラベルルールに該当する暗号資産送金時には、送金先の情報をある程度把握しておく必要があります。 2024年2月15日時点では、送金時に必要になる情報は、送金元のアドレス、サービス名、受取人種別、受取人氏名(または法人名)、国と地域が必要となります。 詳細についてはこちらをご確認ください。 暗号資産(仮想通貨)でトラベルルールが設置された背景 暗号資産は、インターネットに接続していれば、誰が・どこでも・いつでも送受金できるという特性があります。 この特性は暗号資産のメリットであり、今まで決済サービスや銀行サービスに繋がれることのできなかった人々への可能性が示されたり、既存金融の弱点を克服する兆しが見えたりしました。 しかし、残念ながら暗号資産はマネーロンダリングやテロ資金供与、反社会的勢力などにも利用可能性があり、問題視する声は少なくありません。実際にハッキングなどで奪われた暗号資産は追跡が困難になったケースもありました。 そこで、トラベルルールでは不正利用があった場合にはその追跡を可能にすることを目的としています。 暗号資産を犯罪で利用する際は、最終的に誰かがどこかで法定通貨に換金する場合が多いため、出口をより強固にモニタリングを行えば追跡可能性が上がるといえます。 トラベルルールの関連法について 暗号資産においてのトラベルルールが定められた法律は、犯罪による収益の移転防止に関する法律 第十条の五です。 トラベルルールの枠組みがさらに変更される可能性もあります。しかし、法律はまったく理由なく制定される場合はほとんど無いため、FATF(金融活動作業部会)の動向等を注視すると、今後の日本の法令改正の動き等が想定しやすくなることでしょう。 (犯罪による収益の移転防止に関する法律 第十条の三、第十条の五) https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=419AC0000000022 コインチェックではトラベルルールに対応している? Coincheckでは2023年5月31日からトラベルルールに対応しており、「Travel Rule Universal Solution Technology」(TRUST)を導入しています。 取引所や販売所での売買や、NFTの売買、入出庫、日本円の入出金などは今まで通り変わらずご利用いただけます。 なお、暗号資産の送金時には、トラベルルールに準じた情報入力が必要になります。 Coincheckでのトラベルルール対応の送金方法に関しては、こちらをご覧ください。 まとめ 暗号資産のトラベルルールは、基本的には暗号資産を送受金する際のルールになります。国内の取引所内で売買するだけならば、今まで通り変わらずに取引が行えます。 他の取引所などに送金をする場合は、その取引所がトラベルルールに対応しているか、また対応していなくても送金が可能なのか、トラベルルール対応技術の種類はどれかなどをよく確認しましょう。

Coincheckでは、2023年6月にユーザーアンケートを実施いたしました。アンケートでは、暗号資産投資家の投資目的やビットコインの価格など計10問の質問に回答していただきました。 今回の記事では、アンケート結果を参照し、2023年時点での暗号資産投資家の傾向や考えを紹介します。 【調査概要】調査期間 : 2023年6月21日(水)〜 2023年6月28日(水) 調査方法 : WEBアンケート調査調査対象 : Coincheckのユーザー 3,256名 (※)数値は小数点第二位で四捨五入で記載しています Coincheckの無料登録はこちら 目次 【暗号資産投資の目的】暗号資産・Web3.0の将来性への投資が目的に 【日本のWeb3.0業界】暗号資産に対する税制改革を望む声が多数 【ポートフォリオの傾向①】ポートフォリオの40%未満で暗号資産投資を行うユーザーが多数 【ポートフォリオの傾向②】半数以上が暗号資産に10万円以上を投資 【ビットコイン価格】ビットコイン価格、半数以上が「3年以内に最高値を更新」と回答 【暗号資産投資の目的】暗号資産・Web3.0の将来性への投資が目的に まず、暗号資産投資の目的についてご紹介します。Q3「あなたはどのような理由で、暗号資産の投資を決めましたか?(複数可)」という質問に対して、半分以上のユーザーは「暗号資産の将来性に投資をしたいと思った」と回答(52.7%)し、「他の金融資産に比べて、値上がりが期待できると思った」を上回りました。 また、「Web3の将来性に投資をしたいと思った」と答えたユーザーも一定数いる(15.4%)など、純粋な値上がりに対する予想だけではなく、将来性を含めて投資を選択しているユーザーが多いことが分かりました。 【日本のWeb3.0業界】暗号資産に対する税制改革を望む声が多数 次に、「今後、日本の暗号資産業界に期待していることを教えてください」という質問に対する回答をご紹介します。 最も多くを占めたのが、「暗号資産に対する税制を改革する」で約7割のユーザーが回答をしました。次いで「暗号資産決済が可能な場面を増やす」(43.3%)「売買可能な暗号資産を増やす」(33.8%)であったことから、特に多くのユーザーが暗号資産の税制改革を望んでいることがうかがえます。 また、「その他」の回答には、詐欺対策などを含めたセキュリティ向上や、流動性の高まりを期待する意見などが寄せられました。 【ポートフォリオの傾向①】ポートフォリオの40%未満で暗号資産投資を行うユーザーが多数 投資ポートフォリオに関しては他の金融資産も含めたものと、暗号資産だけのものの2つを調査しました。 まず、他の金融資産を含めたポートフォリオについてです。投資ポートフォリオに占める暗号資産の割合で最も多数であったのは、「5%未満」(43.6%)という結果になりました。約8割のユーザーが40%未満であったことから、暗号資産をポートフォリオの一部に組み込むスタイルで投資を行っているユーザーが多いことが分かりました。 最も多く組み合わされているのは国内株式で、NISAや積立NISAなども併用して暗号資産投資を行っていると考えられます。 【ポートフォリオの傾向②】半数以上が暗号資産に10万円以上を投資 一方で、日本円換算で10万円以上暗号資産投資を行っているユーザーは約6割を占めています。さらに、最も回答が多かったのは「100万円以上(26.2%)」でした。 また、投資の時間軸として多くを占めたのは「長期(3年~)」で、7割以上のユーザーが長期投資を考えていることが分かりました。長期投資を選択したユーザーは、2020年8月に実施したアンケートに比べて約20%増加しています。短期(~半年)」で捉えているユーザーは10%に満たないことから、暗号資産投資家は中~長期で投資を行っている傾向が強い、と言うことができそうです。 アプリダウンロード数No.1を記念して、ユーザーアンケートを実施!コロナショック以降の暗号資産投資家の心理は? Coincheck 【ビットコイン価格】半数以上が「3年以内に最高値を更新」と回答 暗号資産の象徴的存在であり、今回のアンケートでも最も多くの期待を集めたビットコイン(BTC)については、2023年末と今後の2つの価格予想を集計しました。 まず、2023年末の価格予想です。最も割合が大きかったのは「401〜600万円」(44%)で、2023年7月現在の価格周辺~やや上値を予想しているユーザーが半数近くを占めました。一方、400万円以下を選択したユーザーも約1/4を占めていることから、2023年内に最高値更新といった大きな値上がりを予想しているユーザーは比較的少ないことが分かりました。 一方で、「ビットコインは過去最高値(約780万円)をいつ更新すると考えていますか」という質問に対しては、約半数のユーザーが3年以内に過去最高値を更新すると考えていました。最も多くを占めたのが「1~2年以内(半減期を越えてから1年以内)」(26.4%)、次いで「2~3年以内(半減期を越えてから2年以内)」(20.2%)と回答しました。 期待が大きい暗号資産は、「ビットコイン(BTC)」(43.4%)、次いで「イーサリアム(ETH)」(22%)と、時価総額が大きく知名度も高い暗号資産に回答が集まりました。リップルやIOSTも引き続き期待を集めていますが、約10%のユーザーはシンボル(XYM)やカルダノ(ADA)といったその他の暗号資産を選択している点も着目したい傾向です。

2023年6月28日から30日の3日間、国内外の起業家や投資家などが集う日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS 2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO」が京都市勧業館「みやこめっせ」やロームシアター京都で開催されました。 当社からはCoincheck Labsのメンバーがカンファレンスに参加しました。今回のカンファレンスの様子は、昨年のIVSと比較すると、大企業や海外からの参加者、学生など参加者の属性に広がりが見られました。特に海外参加者はクリプト関係者が多く、日本のWeb3市場が注目されていることが肌で感じられました。 本記事では、Coincheck Labsメンバーが「IVS Crypto 2023 KYOTO」での交流で感じた様々な視点からの「国内Web3市場への今後の見解」をイベントレポートとして紹介していきます。 Coincheckの無料登録はこちら   寄稿者Coincheck Labs   Coincheck Labsは、コインチェック株式会社が運営する、Web3スタートアップの支援プログラムです。Web3に関する次の活動を行なっています。①スタートアップ支援 ②リサーチ・情報発信 ③株式・トークン投資   目次 IVS 2023 CRYPTO KYOTOの概要 各事業会社からみた国内Web3市場への見解 【大手上場企業】自社ビジネスとの親和性を模索中 国内大手製造企業 国内大手サービス関連企業 【ゲーム関連企業】Web3業界への参入に意欲的かつ積極的 【VC(Venture Capital)】起業家や開発者は増えたのの投資対象としては消極的 【海外事業会社】日本Web3市場に対して大きな期待 IVS 2023 Crypto KYOTOを終えて   IVS 2023 Crypto KYOTOの概要 2023年6月28日から3日間にかけて開催された「IVS Crypto 2023 KYOTO」は、世界中のWeb3起業家、投資家、開発者、メディア、政府機関、そしてWeb3の世界に踏み込みたい人にとって最高峰のイベントです。2000名が集まったIVS Crypto 2022 NAHAの成功を受けて、今年のIVS Cryptoは、豊かな歴史とグローバルな人気がある京都で開催されました。 今回のカンファレンスでは、250にもおよぶトークセッションの他、参加者や企業、自治体が主導するサイドイベントも100件近く開催され、会場の周りは日夜問わず大きな盛り上がりを見せていました。 各事業会社からみた国内Web3市場への見解 ここからは、Coincheck Labsメンバーが「IVS Crypto 2023 KYOTO」での交流で感じた様々な視点からの「国内Web3市場への今後の見解」をイベントレポートとして紹介していきます。 【大手上場企業】自社ビジネスとの親和性を模索中 大手上場企業はWeb3の可能性に対して懐疑的な様子で、かなり慎重な姿勢を見せていました。特にWeb3と自社ビジネスとの親和性に関して、具体的な意義を見出せていない状況でした。 国内大手製造企業 ある国内大手製造企業はWeb3を活かした事業を模索中との見解を示していました。相対的に参入しやすいNFTを中心に参入を考えているものの、予算が少なく各事業体でWeb3の取り組みを担当者ベースで行っていることから、本腰を入れての参入は難しいという状況にあるようです。 また、Web3企業及び市場への投資に対しても消極的であり、リード投資家としてではなく、必ずフォロワーとして入り静観するという姿勢であることが多いです。 さらに現場レベルでは、ブロックチェーン技術を用いた物流の改善へのニーズはほぼ無いという現状があります。物流の改善という観点ではWMS(倉庫管理システム)を中心としたWeb2とAIを駆使したニーズが高く、大手のみならず製造業全体として、Web3技術を活かした市場参入へは一定の時間がかかることが明らかになりました。 国内大手サービス関連企業 次に、国内大手サービス関連企業は、Web3技術を活かした事業を具体的に検討していました。しかしながら、そのアプローチの仕方は模索中であり、特定の答えを見つけられている企業は現状なかった印象を受けました。 特に、NFTマーケットプレイスを利用した自社NFTへの興味は高いものの、①「付与するユーテリティのコンセプトが定まらないこと」、②「クリプトユーザーの年齢層と自社顧客がマッチしていないこと」からターゲットユーザーと市場が定まりづらく、自社の強みをどのように活かせるのかに対して苦慮している様子が伺えました。 【ゲーム関連企業】Web3業界への参入に意欲的かつ積極的 一部の事業会社、特にゲーム関連企業がWeb3業界への参入に意欲的かつ積極的である印象を受けました。特に、Oasysエコシステムのステークホルダーが増えているなど、ゲームを中心に国内Web3市場が発展する兆しが見られました。 そのためCoincheck Labsでは、2023-24年には国内ゲームのトークン発行・IEO・新規上場の増加が見込まれると予想しています。 【VC(Venture Capital)】起業家や開発者は増えたのの投資対象としては消極的 国内スタートアップでは、昨年の那覇で開催されたIVSと比較して起業家が増えた印象を受けました。昨年のIVS以降、数多くのハッカソンやETH Global Tokyoが開催された影響もあり、日本人の開発者が着実に増えていると見られます。 また、Web3企業への投資に対しては、やや消極的な態度でした。その理由は、大きく分けて2つあります。 1つ目の理由は「投資先が見つからない」という点です。 その背景として、昨年度のFTX問題、昨今のコインベースおよびBinanceの訴訟以降、Web3起業家の資金調達が難しくなっている現状があります。そのため、エッジの効いたサービスを展開している企業が減少しており、投資先が見つからず投資を実行できていないというのが理由として挙げられます。 2つ目の理由は「Web3の技術を活かした企業が少ない」という点です。 現状として、Web3企業としてマネタイズができている企業は純粋なWeb3企業ではなく、Web2.5のようなSaaS型ビジネスが主流となっています。そのため、本質的にWeb3の技術を活かした企業が少ないことも理由として挙げられている。 【海外事業会社】日本Web3市場に対して大きな期待 日本での海外クリプト企業は、日本クリプト市場に対してかなり明るい未来を描いている様子でした。 彼らが共通して日本クリプト市場に参入したい理由として挙げていたのが「日本の持つ文化とWeb3の親和性の高さ」でした。 日本は、原宿のストリート文化、京都の伝統的文化、秋葉原のアニメ文化など、世界的に著名で多種多様なIP(知的財産)を保持しています。世界中を見渡しても、これだけのIPを保有している国はありません。 そしてこのような日本の持つ文化は、NFT及びメタバースとの相性が極めて高いです。そして彼らは「今後、技術的なブレイクスルーや規制緩和などが起これば、これら(NFT及びメタバース)を起点とした取引所の活性化、およびARやVR市場の拡大まで見込まれる」という見解を持っていました。 そのため、海外クリプト企業のIVS京都2023への参加目的は、足元低迷しているグローバルなクリプト市場に対して、日本進出をきっかけに打開していき企業としてのプレゼンスを高めるため、日本人起業家及び日本の大手Web3企業とのリレーションを作ることでした。 特に、ドイツや韓国のWeb3企業の日本市場への熱量は非常に大きく、すぐにでも日本市場へ参入できるよう業界問わず精力的に国内Web3企業にアプローチを行っていた印象を受けました。 IVS 2023 Crypto KYOTOを終えて 暗号資産の相場は昨年と比較して落ち着いているものの、本イベントは昨年以上に参加者の熱気が感じられました。海外参加者の多くはクリプト企業であり、規制やIP・ゲームなどの文脈から日本市場が注目されていることを実感しました。各参加者の意見は総じて、日本のWeb3市場に期待が持てるものが多かったと思います。また、IVS全体では約1万人が参加しており、Web3に限らず日本のスタートアップシーンにとって象徴的なイベントとなったことは間違いありません。

GMOコインとは、2016年10月に設立された暗号資産交換業者です。東証プライムに上場しているGMOインターネットグループ株式会社のグループ会社が運営していることで、名前を聞いたことがある人も多いかもしれません。 今回の記事では、Coincheck(コインチェック)とGMOコインの手数料やサービスを比較していきます。 ※GMOコインの最新情報については公式サイト( https://coin.z.com/jp/)をご参照ください。 初心者におすすめする仮想通貨やビットコイン取引所に関してはこちらに記載しているので、ぜひご覧ください。 【おすすめ】初心者向けの仮想通貨・ビットコイン取引所とは?【暗号資産取引所】 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 GMOコインとは GMOコインとCoincheckの比較一覧 比較①:【取扱通貨・銘柄数】の比較 比較②:【口座開設までにかかる時間】の比較 GMOコイン Coincheck 比較③:【手数料】の比較 比較④:【その他サービス】(NFT、IEOなど)の比較 GMOコインはこんな人にオススメ Coincheck(コインチェック)はこんな人におすすめ まとめ 他の暗号資産(仮想通貨)取引所との比較記事一覧 GMOコインとは GMOコインとは、2016年10月に設立された暗号資産交換業者です。東証プライムに上場しているGMOインターネットグループ株式会社のグループ会社が運営しており、株式やFXなどのインターネット金融事業の一つとして暗号資産のサービスを提供しています。 GMOコインの特徴は、取引ツールが充実していることです。株式やFXの金融サービスを提供してきたノウハウを活かし、チャートの分析ツールやレバレッジ取引の提供など、中〜上級者の投資家・トレーダー向けのサービスが充実しています。一方で、初心者の投資家向けにシンプルな操作で売買が可能な「ノーマルモード」を用意するなど、多くの人にとって使い勝手のいいアプリを提供している暗号資産交換業者と言うことが出来るでしょう。 GMOコインとCoincheckの比較一覧 まずは、GMOコインとCoincheckの基本情報の比較を行います。具体的には、以下のサービスを比較します。以下は、2024年3月時点の情報を元に作成した表です。 Coincheck GMOコイン 取扱通貨・銘柄数 29 26 口座開設までの時間(※1) 最短翌営業日 最短即日 本人確認方法 ・アプリでのかんたん本人確認・Webからの本人確認(※2) ・スマートフォン限定のかんたん本人確認・画像アップロードで本人確認(※3) 取引手数料 ・無料(販売所)・一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり(取引所)(※4) ・無料(販売所・取引所-レバレッジ・暗号資産FX)・Maker:-0.01%、Taker:0.05%・Maker:-0.03%、Taker:0.09%(取引所-現物取引)(※5) スプレッド手数料 ・販売所:0.1%〜5%(※6)・取引所:約0.003%(取引所) 非公表(※7) 入出金手数料(日本円) ・入金:無料(銀行振込の場合)・出金:407円 ・入金:無料・出金:無料 最低出金額(日本円) 1円 10,000円(全額出金の場合は制限なし)(※8) 最低購入価格(ビットコイン) 500円 38円(※9) 外部ウォレットへの送金 可能 可能 提供サービス ・Coincheck(販売所/取引所) ・Coincheck NFT・Coincheck貸暗号資産サービス ・Coincheckつみたて ・Coincheckでんき ・Coincheckガス ・Coincheck IEO・Coincheck INO ・Sharely ・販売所/取引所・レバレッジ取引・暗号資産FX・つみたて暗号資産・貸暗号資産(ベーシック/プレミアム)・ステーキング・IEO・外国為替FX 公式サイト https://coincheck.com/ja/ https://coin.z.com/jp/ (※1)本人確認方法や申し込みの混雑状況によって変化します。 (※2)Coincheckの本人確認方法については、こちらをご覧ください。 (※3)GMOコインの本人確認方法については、こちら(https://coin.z.com/jp/corp/guide/flow/)をご覧ください (※4)Coincheckの取引所における取引手数料については、こちらをご覧ください。 (※5)GMOコインの取引所における取引手数料については、こちら (https://coin.z.com/jp/corp/guide/fees/)をご覧ください。 (※6)価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合があります。 (※7)2023年6月23日時点、BTC(ビットコイン)のスプレッド手数料は約4.4% (※8)GMOコインの日本円出金についての詳細はこちら (https://support.coin.z.com/hc/ja/articles/115013850107)。 (※9)2023年9月8日時点。GMOコインは、最小注文可能数量が0.00001 BTCのため、価格は変動します。詳細はこちら (https://coin.z.com/jp/corp/product/info/spot/)。 以下で、詳しく見ていきましょう。 比較①:【取扱通貨・銘柄数】の比較 2024年3月時点、GMOコインとCoincheckで取引できる銘柄は以下の通りです。 Coincheck GMOコイン ビットコイン(BTC) ◯ ◯ イーサリアム(ETH) ◯ ◯ リップル(XRP) ◯ ◯ アイオーエスティー(IOST) ◯ - リスク(LSK) ◯ - テゾス(XTZ) - ◯ ネム(XEM) ◯ ◯(取引所での取扱い) ライトコイン(LTC) ◯ ◯ ビットコインキャッシュ(BCH) ◯ ◯ コスモス(ATOM) - ◯ モナコイン(MONA) ◯ ◯ ステラルーメン(XLM) ◯ ◯ クアンタム(QTUM) ◯ ◯ カルダノ(ADA) - ◯ ベーシックアテンショントークン(BAT) ◯ ◯ エンジンコイン(ENJ) ◯ ◯ シンボル(XYM) - ◯(取引所での取扱い) サンド(SAND) ◯ ◯ イーサリアムクラシック(ETC) ◯ - ポルカドット(DOT) ◯ ◯ チリーズ(CHZ) ◯ ◯ チェーンリンク(LINK) ◯ ◯ ソラナ(SOL) - ◯(販売所での取扱い) アスター(ASTR) - ◯ ドージコイン(DOGE) - ◯(販売所での取扱い) メイカー(MKR) ◯ ◯ ダイ(DAI) ◯(取引所での取扱い) ◯ パレットトークン(PLT) ◯(取引所での取扱い) - フィナンシェトークン(FNCT) ◯ - FCRコイン(FCR) - ◯ ファイルコイン(FIL) - ◯ ポリゴン(MATIC) ◯(Polygonチェーン対応) - アクシーインフィニティ(AXS) ◯ - エイプコイン(APE) ◯ - イミュータブル(IMX) ◯ - ラップドビットコイン(WBTC) ◯ - アバランチ(AVAX) ◯ - シバイヌ(SHIB) ◯ - 2024年3月現在、Coincheckは29銘柄、GMOコインは26銘柄を取り扱っています。どちらも国内最大級の取扱銘柄数ですが、取引ができる通貨にやや違いがあることが上の表から分かると思います。例えば、アイオーエスティー(IOST)はCoincheckで取り扱っていますが、GMOコインでは取引ができません。 取引がしたい通貨がある場合は、口座開設を検討している取引所で取り扱いがあるかどうかを確認するようにしましょう。 比較②:【口座開設までにかかる時間】の比較 続いて、口座開設までにかかる時間を比較してみましょう。GMOコインとCoincheckでは、口座開設に要する時間をそれぞれ次のように説明しています(※1)。 GMOコイン →最短即日 Coincheck→最短翌営業日 (※1)口座開設にかかる日数は混雑状況や本人確認の方法により変わります。 GMOコイン 出典:GMOコイン - 口座開設のご案内(https://coin.z.com/jp/corp/guide/flow/) GMOコインでは、3STEPで口座開設ができます。 1.アカウント登録 2.本人情報の登録と本人確認 3.口座開設コードの受け取り GMOコインの本人確認方法には、かんたん本人確認と画像アップロードで本人確認する2つの方法があります。口座開設までの詳細については、GMOコインのウェブサイトをご覧ください。 Coincheck Coincheckは、3STEPで口座開設ができます。 1.アプリをダウンロード 2.アカウントを作成 3.本人確認を行う(「アプリでのかんたん本人確認」or「Webからの本人確認」) Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法や完了までに要する時間が変化します。Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。Coincheckでの口座開設方法については、以下の記事を参考に進めてみてください。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法と手順を解説【動画付き】 Coincheck 比較③:【手数料】の比較 次に暗号資産取引における各種手数料についてみていきましょう。(2024年3月現在) まず、販売所における取引手数料はCoincheck・GMOコイン共に無料です。日本円の入金に関しては、Coincheckは銀行振込の場合、GMOコインは即時入金の場合において、無料で行うことが可能です。一方、日本円の出金は、Coincheckが一律で407円であるのに対し、GMOコインは無料となっています。 また、暗号資産の入金手数料に関しては、Coincheck・GMOコイン共に無料です。一方、暗号資産の送金手数料は、Coincheckが各通貨毎に規定されているのに対して、GMOコインは無料となっています。 以上のように、各種手数料に関してはGMOコインの方がメリットが大きいと言うことができるでしょう。 (※)その他手数料に関しては、ホームページをご覧ください。(参考:Coincheck - 手数料 , GMOコイン - 手数料(https://coin.z.com/jp/corp/guide/fees/) 比較④:【その他サービス】(NFT、IEOなど)の比較 最後に、GMOコインとCoincheckが独自に提供しているその他のサービスについてもみていきましょう。 Coincheck GMOコイン 提供サービス ・Coincheck(販売所/取引所) ・Coincheck NFT・Coincheck貸暗号資産サービス ・Coincheckつみたて ・Coincheckでんき ・Coincheckガス ・Coincheck IEO ・Coincheck INO・Sharely ・販売所/取引所・レバレッジ取引・暗号資産FX・つみたて暗号資産・貸暗号資産(ベーシック/プレミアム)・ステーキング・IEO・外国為替FX GMOコインの特徴は、レバレッジ取引や暗号資産FXなど、中〜上級者の投資家・トレーダー向けの取引サービスを提供している所です。アプリもテクニカル分析ツールが充実しており、より暗号資産のトレード(取引)に特化したい人はGMOコインがおすすめです。最近は、GMOコインアプリから外国為替FXも取引できるようになり、より多様なトレードが可能になっています。 それに対してCoincheckでは、2019年から5年連続で年間ダウンロード数「国内No.1(※)」を獲得している「コインチェックアプリ」を提供しています。 初心者の方にも直感的な操作で暗号資産を取引できるアプリが、Coincheckの特徴の一つです。また、Coincheckでんき・ガスやCoincheck NFTなど、暗号資産の取引だけではなく、暗号資産を発展させたサービスが充実している点もCoincheckの特徴です。Web3.0をより身近に感じたい人は、Coincheckがおすすめです。 (※)対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak Coincheck(コインチェック)の口座開設方法と手順を解説【動画付き】 Coincheck GMOコインはこんな人におすすめ これまで見てきた特徴から、GMOコインは次のような人におすすめです。 積極的に取引(トレード)をしたい リスクを取って、レバレッジ取引や暗号資産FXをしたい テクニカル分析をして、取引(トレード)をしたい テクニカル分析には様々な手法があるため、使いこなすには相応の経験が必要であると言われています。また、レバレッジ取引や暗号資産FXは、現物取引より大きな利益を取れる可能性がある分、より大きな損益を被ってしまうリスクも高まります。そのため、ある程度投資経験を積んだ中〜上級者向けの取引手法です。GMOコインは、積極的に取引(トレード)をしたい玄人におすすめのサービスです。 Coincheck(コインチェック)はこんな人におすすめ 一方でCoincheckは、次のような人におすすめのサービスと言えます。 アプリからNFTの取引をしたい Web3.0を生活に取り入れたい IEO・INOに参加したい Coincheckでは、「Coincheck NFT」というマーケットプレイスを通じて以下の(※)22タイトルのNFT売買を行うことが可能です。 ※2024年3月時点 Coincheck NFT取扱いタイトル CryptoSpells The Sandbox NFTトレカ Sorare Meebits Decentraland Art Blocks Generativemasks Joyfa Otherside Moonbirds ENS(Ethereum Name Service) MAYC(Mutant Ape Yacht Club) NOT A HOTEL 元素騎士オンライン-META WORLD- SEKAINOOWARIKARA TSUBASA NFT ANREALAGE(アンリアレイジ) ※OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP) Eternal Crypt - Wizardry BC -(エターナルクリプト -ウィザードリーBC-) LIFULL STAY MEMBERSHIP De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ) (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら 世界的に取引されている著名なNFTタイトルはもちろん、デジタルファッションやメタバースプロジェクトのアクセスパスなど先進的な取り組みをしているNFTを取り扱っていることが特徴です。「Coincheck NFT」は、Coincheckアプリからアクセスができるので、より簡単にNFTの取引が可能です。 また、Coincheckでんき・ガスなど、生活に暗号資産を結びつけたサービスも提供しています。そのため、暗号資産取引の初心者はもちろん、Web3.0を身近に感じたいユーザーに対してもCoincheckはおすすめのサービスです。 さらに、CoincheckではIEO・INOのサービスをそれぞれ提供しています。IEOとは、「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering)」の略称で、暗号資産を用いて企業がプロジェクトの推進のために資金調達する方法です。「Coincheck IEO」では、企業やプロジェクトが発行したトークンの審査、販売を行い、コミュニティの形成・強化や資金調達を支援するためのプラットフォームを運営しています。第一弾のパレットトークン(PLT)では、最大で販売額の約24倍の値を付けるなど、IEOは注目が集まりやすいプロジェクトと言えます。 INOとは、Initial NFT Offeringの略称で、「Coincheck INO」は初めて販売されるNFTコレクションを、当該NFTコレクションの販売元が当社のプラットフォーム「Coincheck NFT」において販売するものです。第一弾の「Eternal Crypt - Wizardry BC -(エターナルクリプト -ウィザードリーBC-)」では申し込み倍率が113.8倍を記録するなど、INOも注目が集まりやすいプロジェクトと言えるでしょう。 いずれも、Coincheckアカウントの登録と本人確認が参加の条件となるので、参加を検討している方にもCoincheckはオススメです。 参考:Coincheck IEO , Coincheck INO まとめ 今回の記事では、GMOコインとCoincheckを比較しました。 まとめ GMOコインは、積極的に取引(トレーダー)をしたい中~上級者におすすめのサービス CoincheckはWeb3.0の様々なサービスを身近に関したい人におすすめのサービス 用途に応じて併用も可能 取り扱い通貨数など、一見似ているサービスに見られがちですが、それぞれに得意分野があります。今回の記事を通して、目的に合致するサービスを選択する・目的に応じて併用する、など今後のサービス選択の助けになれば幸いです。 他の暗号資産(仮想通貨)取引所との比較記事一覧 ⚫️楽天ウォレットの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! 楽天ウォレットとは?取扱通貨や手数料についてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck ⚫️メルコインの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! メルコイン(メルカリでビットコイン)とは?手数料やサービスについてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck ⚫️DMMビットコインの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! DMMビットコインとは?手数料やサービスについてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck ⚫️bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! bitFlyer(ビットフライヤー)とは?手数料やサービスについてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck ⚫️SBI VCトレードの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! SBI VCトレードとは?評判や手数料をCoincheck(コインチェック)と比較して解説! Coincheck ⚫️BITPointの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! BITPoint(ビットポイント)とは?手数料やサービスについてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck

2023-10-12NFT

Nouns(ナウンズ)とは、ピクセルドット風のキャラクターをモチーフにしたNFTコレクションです。 2021年8月8日にリリースを迎え、初日のオークションで613.37ETH(当時のレートで約2億1,300万円)もの価格で落札されたことで一気に注目を集めました。 「Nounsのどのような点に、そこまで大きな価値を見出したのか。」 なかには、このような疑問を持たれる方もいるかもしれません。そこで、この記事では「Nouns」を中心としてNouns DAOの概要や仕組みを解説していくことで、Nounsが注目される理由を1つずつ紐解いていきます。 この記事でわかること Nouns(ナウンズ)の特徴 Nouns DAOの特徴 Nouns(ナウンズ)と購入する際に必要なもの Coincheckの無料登録はこちら 目次 Nouns(ナウンズ)とは Nouns(ナウンズ)の4つの特徴 特徴①:毎日1体のNounが自動生成される 特徴②:Nouns NFTはフルオンチェーン上で保存 特徴③:Nounsの売上はDAOの活動資金としてトレジャリーに貯蓄 特徴④:全てのNounsがCC0(パブリックドメイン)を採用 Nouns(ナウンズ)DAOとは Nouns(ナウンズ)DAOが注目を集める2つの理由 理由①:前例の無い先進的なアバターコミュニティ 理由②:利他主義的なプロジェクトを数多く展開 Nouns(ナウンズ)の価格推移 Nouns(ナウンズ)を購入する際に必要なもの Nouns(ナウンズ)に関するQ&A Nounsとはなんですか? Nounsの特徴を教えてください Nounはいくらで購入できますか? Nounsはどこで購入できますか? まとめ Nouns(ナウンズ)とは 引用:Nouns DAO Nouns(ナウンズ)とは、2021年8月8日にリリースされた、ピクセルドット風のキャラクターをモチーフにしたNFTコレクションです。Nounsの最大の特徴は、Nouns DAOという分散型自律組織によって毎日1体のNFTが永続的に生み出され、オークションによって販売されるというシステムにあります。 毎日1体だけ発行されるNounは、イーサリアムのブロックハッシュに基づいてランダムに生成され、同じデザインのものは何1つとして存在しませんが、全てのNounは等しく希少とされています。 プロジェクト名 Nouns(ナウンズ) リリース日 2021年8月8日 発行数 制限なし(毎日1体のNounがMintされる) トークン規格 ERC-721 発行元 Nouns DAO プロアプライス 30.71ETH(2023年7月1日現在) 公式サイト https://nouns.wtf/ 2023年7月1日のオークションでは、1体のNounは30.71ETH(約860万円)で落札されています。 コレクションがリリースされてからすでに約2年過ぎているにも関わらず、今もなお注目を集め続け、高額での取引がされているNounsは、どのような特徴を持っているのでしょうか。 次にNounsのNFTとしての特徴を見ていきましょう。 Nouns(ナウンズ)の4つの特徴 NounsのNFTには以下のような4つの特徴があります。 特徴①:毎日1体のNounが自動生成される 特徴②:Nouns NFTはフルオンチェーン上で保存 特徴③:Nounsの売上はDAOの活動資金としてトレジャリーに貯蓄 特徴④:全てのNounsがCC0(パブリックドメイン)を採用 それぞれの特徴について詳しく解説していきます。 特徴①:毎日1体のNounが自動生成される 引用:Nouns DAO 1つ目のNounsの特徴は、毎日1体ずつ自動生成されるNFTである点です。 Nounsの生成を主導するNouns DAOというコミュニティでは、管理者は存在しません。特定の人物が中央集権的な力を有して運営を行うのではなく、Nounsのホルダーが平等に運営に関わる権利を有します。そういった意味で、NFTを誰の手も介さず発行し続けるこの方法は、Nouns DAOの分散型自律組織としての高い健全性を示していると言っても良いでしょう。 また、2023年7月1日時点で、Nounsは公式のオークションにて、30.71ETH(約860万円)という高額な価格で落札されています。この理由の1つとして考えられるのは、Nounsの希少性です。『Doodles』や『CryptoPunks』など、その他多くのプロジェクトが初期の段階で10,000体ものNFTをリリースするケースが多く見られる中、2021年8月8日から1体ずつ生成されているNounsの発行総量は、現在でも1,000体にも到達していません。 10,000体という他のプロジェクトで採用されているボーダーを超えるには単純計算でも、あと25年ほどかかると言われています。 このように毎日1体ずつ自動で生成される仕組みにより、NounsはDAOの健全性や希少価値を保っているのです。 特徴②:Nouns NFTはフルオンチェーンで保存 2つ目の特徴は、Nouns NFTに関する全ての情報がブロックチェーン上で保存されているという点です。これをフルオンチェーンNFTと言います。 一方で、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるNFTの多くはそうではありません。画像・動画・テキストなどのデータを外部のストレージに保存し、その保存場所を示すURLのみ、ブロックチェーンに保存されています。この状態をオフチェーンと言います。 オフチェーンの場合、保存先のストレージが何らかの理由によって消去されてしまうと、同時にNFTのデータも消えてしまいます。一方で、NounsのようなフルオンチェーンNFTの場合、全ての情報がイーサリアムチェーン上に記録されているため、イーサリアムが完全に消滅しない限り保存された情報を失う可能性はなく、永続性という点において他のNFTとは一画を期す存在です。 これまで多くのNFTはイーサリアムチェーンを基盤にしていました。しかし近年、イーサリアムと比較してコストを100倍近く抑えた上でフルオンチェーンNFTを構築することができる「ビットコイン(BTC)NFT」に大きな注目が集まっており、既存のプロジェクトをビットコインNFTで生成するトレンドも生まれています。 この記事ではビットコインNFTについて深くは触れませんが、もし興味がある方がいれば、以下の記事でビットコインNFTついて詳しく解説した記事があるので、ぜひ読んでみてください。 ビットコインNFTとは?「Ordinals」が実現するNFTの特徴と仕組みについて解説 Coincheck 特徴③:Nounsの売上はDAOの活動資金としてトレジャリーに貯蓄 3つ目の特徴は、オークションで落札されたNounsの収益が全てDAOのトレジャリーに保管される点です。トレジャリーとは、コミュニティの活動で使用される資金が貯蓄されている金庫のようなものです。このトレジャリーに貯蓄されている資金は、Nouns DAOで議論が行われた新規プロジェクトなどの活動費に利用されます。 Nouns DAOのトレジャリーのアドレスは公開されており、執筆時点(2023年7月1日)で、保有総額は28,881ETH(約81億4,200万円)にのぼります。 Nouns DAOはこの潤沢な資金源を活用して、Nounsコレクションの認知度を高めるための活動を積極的に行っているのです。 特徴④:全てのNounsがCC0(パブリックドメイン)を採用 最後の特徴として紹介するのは、Nounsの著作権が「CC0(パブリックドメイン)」という点です。 「CC0」は簡単に言うと、「作品のいかなる権利も有しない」と言う意味です。つまり、誰でもNounsのIPを用いてビジネスを展開したり、自由に二次創作を行うことができます。 引用:forces.com 従来のIPビジネスでは、著作権料などで運営の収益をあげてプロジェクト展開がされてきました。しかし、Nounsにおいてはあえて著作権料を取らずに、むしろIP利用者にNounsの認知を広げてもらうことでNouns自体の価値を高めるという構造になっています。 Nouns(ナウンズ)DAOとは Nouns DAOとは、Nounsホルダーで構成された分散型自律組織です。そもそもDAOとは、特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織を示す際に用いられます。正式名称はDecentralized Autonomous Organizationとなっており、その頭文字をとってDAOと呼ばれています。 DAOに関して詳細を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。 DAO(分散型自律組織)とは?図解で初心者にもわかりやすく解説! Coincheck Nouns DAOの場合、ガバナンスの仕組みはDeFiレンディングサービス『Compound』のCompound Governanceのフォークとして実装されており、一連のスマートコントラクトとして、トークンの生成からオークション、プロジェクトの提案などがトラストレスに自動的に実行されています。 またDAOの運営、活動資金を「Treasury(トレジャリー)」と呼び、Nounsがオークションで落札された際、その売却益の100%がトレジャリーに貯蓄されます。執筆時点(2023年7月1日)でNouns DAOのトレジャリーには28,881ETH(約81億4,200万円)もの潤沢な運営資金が蓄えられており、DAOのメンバーはこの活動資金を使用する、ガバナンスの提案、また承認が可能です。 ※プロジェクトの提案にはNounsを2体、プロジェクトの承認にはNounsを1体保有していることが条件となります。 引用:Nouns DAO これまでに提案されたガバナンスの数は、324個あります。提案や承認を行う権利はNouns DAOのメンバーが持つユーティリティですが、提案されたガバナンス内容は誰でも公式サイトから見ることが可能です。 Nouns(ナウンズ)DAOが注目を集める2つの理由 次に、Nouns DAOが注目される理由について、以下の2つのポイントに絞って解説します。 理由①:前例の無い先進的なアバターコミュニティ 理由②:利他主義的なプロジェクトを数多く展開 理由①:前例の無い先進的なアバターコミュニティ Nouns DAOが注目された理由として、第一にDAOが発行するNFTコレクションで、DAOが管理するアバターコミュニティである点が挙げられます。 そもそもNouns DAOは、ピクセルアートの権威者eBoy氏を始めとする10人の創業者「Nounder」から誕生したプロジェクトです。従来のWeb2.0的な視点で考えると、オークションを通じて落札されたNounの売上金は、NFTの制作者である創業者の元に分配されるのが至極当然です。 しかし、前述したようにNouns DAOでは、売上金は全てコミュニティの運営資金を貯蓄する「トレジャリー」に自動的に振り込まれます。彼らはこのNouns DAOというコミュニティを盛り上げるために、本来得られるはずであった利益を完全に手放しコミュニティに分散させているのです。 その代わりに創業者は最初の5年間だけ、10日に1回のペースで「Nouns」のNFTを彼らのマルチシグウォレットに自動で送信する仕組みをスマートコントラクトに導入しています。ただ、この仕組みに関しても、Nouns DAOが誕生してからまだコミュニティが分散化されていない時期において、悪意のある提案を弾くために存在する仕組みです。 最初の5年間に関して言えば、創業者はNouns全体の10%を保有することでコミュニティを守り、5年後からは創業者の立場は徐々に薄まっていきます。そうすることで、長期的な視点で完全な自律分散型のコミュニティの完成を目指しているのです。 前例の無い仕組みを採用し、真に分散化されたDAOのコミュニティ設計を示してくれたという点において、Nouns DAOはリリースから数年経過した現在においても高い評価を得ているNFTプロジェクトです。 Nouns DAOを創り上げた10名のNounder @cryptoseneca @gremplin @punk4156 @eboyarts @punk4464 @_solimander_ @dhof @devcarrot @TimpersHD @lastpunk9999 利他主義的なプロジェクトを数多く展開 そして2つ目のNouns DAOが注目を集め続ける理由として、利益だけを追い求めない利他主義的なプロジェクトも数多く展開されている点が挙げられます。 他の多くのNFTプロジェクトに付随しているDAOは、NFTの投機的価値を高めるためのプロジェクトを中心に行う傾向があります。たとえば、コミュニティメンバーだけが参加可能なオフラインイベントの開催などが典型的な例です。これはNFTプロジェクトの認知を高めることで、自ら保有するNFTのフロア価格を高める狙いがあるため行われています。 もちろん、Nouns DAOに関しても同様のプロジェクトも一部で展開しているものの、他のDAOと比較して以下のような慈善活動や遊び心溢れる活動を展開している点が特徴的です。 Nouns DAOのプロジェクト例 ウクライナへの人道支援 新種のアマガエルモドキの種に名前を付ける議案 国際宇宙ステーションに3DプリントされたNounを送る このように、DAOの運営や基金の運用に加え、遊び心を持ちつつ、公にもよいことをというNouns DAOのWeb 3.0気質のようなものは新しく、多くの注目を集めたのかもしれません。 Nouns(ナウンズ)の価格推移 引用:NFTPRICEFLOOR 上のグラフは、これまでのNounsのフロアプライス(価格)の推移を表したものです。 2021年8月にリリースを迎えたNounsですが、当初のフロアは60ETHほどでしたが、翌年の2022年7月に最高額である130ETHという値まで価格が上昇しているのが見て取れます。 そこから価格は落ち着きを見せ、現在は32ETHほどの価格帯で推移しています。 日を追うごとにコミュニティが拡大し、大きなプロジェクトが行われることで、需要が高まりフロア価格に反映されるかもしれません。ですので、もし興味がある方は公式サイトからNounsのプロジェクトページをチェックしてみるのもおすすめです。 Nouns(ナウンズ)を購入する際に必要なもの 引用:Nouns DAO Nounsは、公式サイトのオークションやOpenseaなどのセカンダリーマーケットで購入することが可能です。また購入の際には以下の2つが必ず必要になります。 イーサリアム(ETH) MetaMask(メタマスク)などのウォレット もし、まだウォレットが用意できていない方や方法がわからない方がいれば、以下の記事を参考にウォレットの準備を進めてみると良いでしょう MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck Nouns(ナウンズ)に関するQ&A Nounsに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q.Nounsとはなんですか? Nouns(ナウンズ)とは、2021年8月からリリースされた、ピクセルドット風のキャラクターをモチーフにしたNFTコレクションです。毎日一体の「Noun」がイーサリアムのスマートコントラクトによって自動で生成され、オークションにかけられます。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.Nounsの特徴を教えてください Nounsには、主に以下の4つの特徴があります。 毎日1体のNounが自動生成される Nouns NFTはフルオンチェーン上で保存 Nounsの売上はDAOの活動資金としてトレジャリーに貯蓄 全てのNounsがCC0(パブリックドメイン)を採用 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.Nounはいくらで購入できますか? 2023年7月1日のオークションでは、1体のNounは30.71ETH(約860万円)で落札されています。 決して安価ではありませんが、1ヶ月前に落札されていたNounsの価格が26.52ETHだったことから、今後もフロア価格が上昇する可能性もあるでしょう。 ※本記事はNFTの価格上昇を保証するものではありません。予想に反して損失を被る可能性もあるため、投資はご自身の判断と責任において行ってください。 Q.Nounsはどこで購入できますか? Nounsを購入する方法は以下の2つです。 Nouns DAOの公式サイトでオークションに参加する OpenSeaなどのセカンダリーマーケットで購入する どちらの方法で購入するにしても「ウォレット」と「暗号資産」が必要になります。 Coincheckでの暗号資産の購入を検討している場合、以下の記事を参考に準備を進めてみると良いでしょう。 暗号資産を購入する3つの方法 Coincheck まとめ 本記事では、DAOが1日1体アバターを生成し、実にWeb3.0的なアバターコミュニティーを作り出そうという「Nouns」について紹介しました。 短期的な盛り上がりだけでなく、特にNounsの数が増加した段階でコミュニティがどのように形成されていくのか、長期的な視点でもNounsは注目したいプロジェクトです。 NounsのNFTは現在のフロア価格でも日本円で1,000万円近い金額が必要になります。しかし、Shark DAOのようにコミュニティでNounsのNFTを保有し、Nouns DAOの意思決定に関わっているコミュニティもあります。 ですので、もしこの記事でNounsに興味を持ち始め「コミュニティに参加したい」という意思が芽生えたのであれば、直接Nounsを購入するのも良いですし、Nouns DAOに関わりを持つコミュニティを探してみるのも良いでしょう。

メルコイン(メルカリでビットコイン)とは、2021年4月に設立された、日本大手のフリマアプリ「メルカリ」が運営する子会社です。 2023年3月9日、メルコイン(メルカリでビットコイン)が、アプリ内でビットコイン取引ができるサービスの提供を開始しました。サービス提供開始3ヶ月強で利用者が50万人を突破するなど、大きな盛り上がりを見せています。 そこで今回の記事では、Coincheck(コインチェック)とメルコインに焦点を絞って、それぞれの手数料やサービスを徹底比較していきます。 ※メルコイン(メルカリでビットコイン)の最新情報については公式サイト(https://about.mercoin.com/ )をご参照ください。 初心者におすすめする仮想通貨やビットコイン取引所に関してはこちらに記載しているので、ぜひご覧ください。 【おすすめ】初心者向けの仮想通貨・ビットコイン取引所とは?【暗号資産取引所】 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 1.メルコイン(メルカリでビットコイン)とは 2.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較一覧 3.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その1【取扱通貨・銘柄数】 4.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その2【口座開設までにかかる時間】 5.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その3【手数料】 取引手数料 スプレッド手数料 入出金手数料 6.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その4【その他サービス】 7.メルコイン(メルカリでビットコイン)はこんな人にオススメ 8.Coincheck(コインチェック)はこんな人にオススメ 9.まとめ 他の暗号資産(仮想通貨)取引所との比較記事一覧 1.メルコイン(メルカリでビットコイン)とは メルコインとは、2021年4月に設立された、日本大手のフリマアプリ「メルカリ」が設立した子会社です。 主にブロックチェーンに関するサービスの提供を行っており、2023年3月にはメルカリ内で得た売上金でビットコイン(BTC)が購入できるサービスをリリースしました。ビットコイン購入時の資金として、メルカリで不用品を売った売上金やお友達招待などでもらったポイント、そして金融機関からチャージした残高を利用することができます。 メルコインは「多様な価値がめぐる新しい経済をつくる」ことをミッションとして掲げており、 テクノロジーによって、誰もが暗号資産、デジタル資産などあらゆる価値を簡単に交換できる世界の実現を目指しています。そのことから、現時点でのメルコインで購入できるのはビットコインのみとなっていますが、今後取引銘柄を増やす可能性やNFTマーケットプレイスなどのサービスが展開されることも十分にあると考えられるでしょう。 【初心者向け】ビットコインとは?仕組みをわかりやすく解説! Coincheck 2.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較一覧 まずは、メルコインとCoincheckの基本情報の違いを確認していきましょう。以下は、2024年3月時点の情報を元に作成した表です。 メルコイン(メルカリでビットコイン) Coincheck 取扱通貨・銘柄数 1 29 口座開設までの時間(※1) ・最短即日(既にメルカリのアカウントを持っていて、本人確認が完了していればすぐに口座開設の申し込みが可能) ・最短翌営業日 本人確認方法 ・マイナンバー読み取り方式・自撮り方式(※2) ・アプリでのかんたん本人確認・Webからの本人確認(※3) 取引手数料 ・無料(販売所) ・無料(販売所)・一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり(取引所)(※4) スプレッド手数料(※5) ・約1%(販売所) ・0.1%〜5%(販売所)・約0.0028%(取引所) 入出金手数料 ・入金:無料・出金:200円(※6) ・入金:無料(銀行振込の場合)・出金:407円 最低購入価格 1円から 500円から 外部ウォレットへの送金 不可 可能 主なサービス ・メルコイン・メルカリ・メルペイ・メルカリShops ・Coincheck(販売所/取引所)・Coincheck NFT・Coincheck貸暗号資産サービス・Coincheckつみたて・Coincheckでんき・Coincheckガス・Coincheck IEO ・Coincheck INO・Sharely 公式サイト https://jp.mercari.com https://coincheck.com/ja/ (※1)本人確認方法や申し込みの混雑状況によって変化します (※2)詳細はメルカリのウェブサイトをご覧ください (※3)Coincheckの本人確認方法については、こちらをご覧ください。 (※4)Coincheckの取引所における取引手数料については、こちらをご覧ください。 (※5)2024年3月時点のビットコイン取引におけるスプレッド手数料を示しています。 (※6)メルペイアカウントへの出金は無料。メルペイアカウントから銀行等への振込に200円の手数料が生じる。 表から見て取れるように、Coincheckとメルコインには、手数料や取扱銘柄、提供するサービスの種類などに様々な違いがあります。それぞれの特徴を把握した上で、それぞれの取引所は以下のような人におすすめです。 おすすめな人 おすすめの取引所 理由 既にメルカリでの本人確認を完了しており、ビットコインに興味がある人 メルコイン 既にメルカリを利用して本人確認まで済んでいる人であれば、最短即日で口座開設が完了するため 不要な日用品をビットコインに変えたい人 メルコイン メルカリで得た売上金を使ってビットコインが購入できるため 色んな暗号資産を保有してみたい人 Coincheck 取引所も合わせて29種類もの暗号資産を取扱っているため 取引所で購入した暗号資産をプライベートウォレットに送金したい人 Coincheck 暗号資産を購入後、取引所のウォレットからプライベートウォレットに送金できるため NFT取引にも興味がある人 Coincheck Coincheckでは暗号資産交換業だけでなく、NFTマーケットプレイスを運営しているため ここでまとめたメルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較を以下から詳しく解説します。 3.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その1【取扱通貨・銘柄数】 2024年3月時点、メルコインとCoincheckで取引できる銘柄は以下の通りです。 メルコイン(メルカリでビットコイン) Coincheck ビットコイン(BTC) ◯ ◯ イーサリアム(ETH) - ◯ イーサリアムクラシック(ETC) - ◯ リスク(LSK) - ◯ リップル(XRP) - ◯ ネム(XEM) - ◯ ライトコイン(LTC) - ◯ ビットコインキャッシュ(BCH) - ◯ モナコイン(MONA) - ◯ ステラルーメン(XLM) - ◯ クアンタム(QTUM) - ◯ ベーシックアテンショントークン(BAT) - ◯ アイオーエスティー(IOST) - ◯ エンジンコイン(ENJ) - ◯ パレットトークン(PLT) - ◯(取引所での取扱い) サンド(SAND) - ◯ ポルカドット(DOT) - ◯ フィナンシェトークン(FNCT) - ◯ チリーズ(CHZ) - ◯ チェーンリンク(LINK) - ◯ メイカー(MKR) - ◯ ダイ(DAI) - ◯(取引所での取扱い) ポリゴン(MATIC) - ◯(Polygonチェーン対応) アクシーインフィニティ(AXS) - ◯ エイプコイン(APE) - ◯ イミュータブル(IMX) - ◯ ラップドビットコイン(WBTC) - ◯ アバランチ(AVAX) - ◯ シバイヌ(SHIB) - ◯ ※取扱通貨数及び取扱銘柄は2024年3月時点のもの 現時点でCoincheckでは取引所も含め、合計で29種類もの通貨の取扱いを行っています。一方で、メルコインで取扱っている通貨はビットコイン(BTC)のみですが、逆に他の選択肢がないため、最初からビットコイン取引だけを目的とする方にとっては使いやすいサービスと言えるでしょう。 Coincheck(コインチェック)で現在取引できる通貨は何種類?仮想通貨(暗号資産)の購入手順 Coincheck 4.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その2【口座開設までにかかる時間】 続いて、口座開設までにかかる時間を比較してみましょう。メルコインとCoincheckでは、口座開設に要する時間をそれぞれ次のように説明しています(※1)。 メルコイン→最短即日(※2) Coincheck→最短翌営業日 メルコインでは、口座開設の申し込みを行う際には、以下の3つを完了しておく必要があります。 メルカリアプリのアカウント登録 生体認証の登録 本人情報の確認(「マイナンバー読み取り方式」or「自撮り方式」) 既にメルカリでのアカウント登録に併せて本人確認が完了している場合は、その日のうちに暗号資産取引を始めることが可能です。口座開設までの詳細については、メルカリのウェブサイトをご覧ください。 同様に、Coincheckの口座開設を行う際にも3つのステップを完了させる必要があります。 Coincheckのアカウント登録 SMS認証(電話番号認証) 本人確認を行う(「アプリでのかんたん本人確認」or「Webからの本人確認」) Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法や完了までに要する時間が変化します。Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。 Coincheckでの口座開設方法については、以下の記事を参考に進めてみてください。 (※1)口座開設にかかる日数は混雑状況や本人確認の方法により変わります。 (※2)既にメルカリでの本人確認を完了させている方のみ対象です。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法と手順を解説【動画付き】 Coincheck 5.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その3【手数料】 次に暗号資産取引における各種手数料についてみていきましょう。 取引手数料 ここで紹介する取引手数料とは、主に取引金額に関係なく、売買回数に応じて一定の金額が引かれる固定ベースの手数料を示しています。 取引手数料に関しては、メルコインとCoincheckでは、以下のように説明されています。 メルコイン→無料 Coincheck→無料 スプレッド手数料 暗号資産取引の場合、スプレッドは「売値と買値の差額」という意味で用いられます。そしてこの差額分が課金される仕組みをスプレッド手数料と呼びます。 例えば、ある販売所でビットコイン(BTC)の価格が「買値=74万円、売値=72万円」になっていたとします。この場合のスプレッドは「74万-72万の2万円」になります。 スプレッドが狭ければ手数料負担が少なくなり、トレーダーにとって有利な取引条件となります。また、このスプレッドの幅は通貨の種類や流動性、「販売所」と「取引所」によっても変わってきます。 「販売所」はユーザーが運営会社が保有する暗号資産を対象に売買を行うのに対して、「取引所」はユーザー同士が暗号資産の購入や売却を行う取引場です。 この場合、メルコインは「交換所」に該当し、Coincheckは「交換所」と「取引所」の両方に該当します。それを踏まえた上で、それぞれのスプレッドをビットコイン(BTC)を例にとって比較してみましょう。 メルコイン(販売所)→約1.0%  Coincheck(販売所)→約5.9% Coincheck(取引所)→約0.0028% ※2024年3月時点のビットコイン取引におけるスプレッド手数料 取引金額が大きくなるにつれて、スプレッドによる手数料も多く取られてしまいます。ただ、取引所はスプレッドが狭い代わりに、取引未経験の方には少し難解な方法でトレードを行うため「まずは少額からビットコインを保有してみたい」と考えている方は、取引方法がシンプルなメルコインやCoincheckの販売所から取引を始めてみることをオススメします。 取引所での売買方法が気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。 暗号資産(仮想通貨)の買い方を解説!初心者が知っておきたい注意点も Coincheck 入出金手数料 入出金手数料とは、暗号資産取引所で資金を入金する際や利益を引き出す際に発生する手数料です。取引所によって異なり、一部の入金方法に対して手数料を課したり、出金手数料を設定している場合もあります。 ※2024年3月時点 Coincheckでは、銀行振込、コンビニ入金、クイック入金の3つの入金方法を利用することができます。 メルコインでの入金(チャージ)方法も3つです。そして特徴的なのは、銀行やコンビニATMからのチャージが無料である点です。最低入金金額や一日あたりの入金金額の上限があるにしても、それぞれの入金方法で手数料が一切かからないのはメルコインを利用する大きなメリットと言えるでしょう。 また、それぞれのウォレットにある資金を銀行口座に振り込む際には、Coincheckでは一度あたり407円、メルコインでは200円の手数料が発生します。 仮想通貨(暗号資産)・ビットコイン(BTC)の入金方法 Coincheck 6.メルコイン(メルカリでビットコイン)とCoincheckの比較その4【その他サービス】 最後に、メルコインとCoincheckが独自に提供しているその他のサービスについてもみていきましょう。 メルコイン(メルカリでビットコイン) Coincheck 主なサービス ・メルコイン・メルカリ・メルペイ・メルカリShops ・Coincheck(販売所/取引所)・Coincheck NFT・Coincheck貸暗号資産サービス・Coincheckつみたて・Coincheckでんき・Coincheckガス・Coincheck IEO・Coincheck INO・Sharely アプリに関しては、現在メルコインが提供しているものはなく、株式会社メルカリが提供しているフリマアプリ『メルカリ』のサービスの一部として、メルコインが提供しているビットコイン交換サービスが導入されています。 それに対してCoincheckでは、2019年から5年連続で年間ダウンロード数「国内No.1(※)」を獲得している「コインチェックアプリ」を提供しています。 その他サービスに関しては、メルコインではメルカリの売上金やポイントを暗号資産と交換できたり、保有している暗号資産をメルペイにチャージして、メルカリでのショッピングや提携している飲食店等で決算に利用できるなど、メルカリ経済圏と連動したサービスを提供しています。 一方のCoincheckは、Coincheck IEOやCoincheckつみたて、Coincheck貸暗号資産サービスやCoincheckガスなど、暗号資産の取引以外のサービスも充実している点が特徴的です。 (※)対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak Coincheck(コインチェック)の特徴と4つのサービスを紹介します Coincheck 7.メルコイン(メルカリでビットコイン)はこんな人にオススメ これまで見てきた特徴を考慮すると、メルコインは次のような人におすすめのサービスと言えるでしょう。 初めてのトレードで、まずはビットコインを購入してみたい 既に本人確認を済ませていて口座開設をスピーディーに行いたい 日頃からメルカリ関連のサービスを利用している メルコインでは、最低価格1円からビットコイン取引を始めることが可能です。また、暗号資産取引の経験がない方でも、メルカリ関連のサービスを利用しており本人確認を済ませていれば、最短即日で口座を開設することができるため、「前々から暗号資産取引に興味があり、まずは簡単にビットコインを購入してみたい」という方に特におすすめのサービスです。 8.Coincheck(コインチェック)はこんな人にオススメ 逆にCoincheckは、次のような人におすすめのサービスと言えます。 さまざまな暗号資産を取引したい NFTの取引をしたい IEO・INOに参加してみたい 暗号資産の積立投資がしたい Coincheckでは、ビットコインを始めとする26種類もの暗号資産を取り扱っていることから、主要コインだけなく複数の暗号資産を保有することで資産リスクを分散させることができます。また、取扱通貨の豊富さだけでなく、毎月一定額の暗号資産を購入できる「Coincheckつみたて」や、まだ市場に出ていないトークンを割安価格で購入できる「Coincheck IEO」、初めて販売されるNFTコレクションを購入できる「Coincheck INO」など、様々な方法で暗号資産を保有できる点がCoincheckを利用する大きなメリットであると考えられます。 また、メルコインではNFTの取引サービスは提供していません。一方のCoincheckでは、「Coincheck NFT」というマーケットプレイスを通じて以下の※20タイトルのNFT売買を行うことが可能です。 ※2024年3月時点 Coincheck NFT取扱いタイトル CryptoSpells The Sandbox NFTトレカ Sorare Meebits Decentraland Art Blocks Generativemasks Joyfa Otherside Moonbirds ENS(Ethereum Name Service) MAYC(Mutant Ape Yacht Club) NOT A HOTEL 元素騎士オンライン-META WORLD- SEKAINOOWARIKARA TSUBASA NFT ANREALAGE(アンリアレイジ) ※OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP) Eternal Crypt - Wizardry BC -(エターナルクリプト -ウィザードリーBC-) LIFULL STAY MEMBERSHIP De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ) (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら 「豊富な種類の方法の中から、さまざまな方法で暗号資産を保有したい」、「暗号資産だけでなく、NFTにも興味がある」「IEOやINOに参加したい」という方は、ぜひこの機会にCoincheckで取引をはじめてみましょう。 Coincheckの無料登録はこちら 9.まとめ 今回は、メルコインとCoincheckについて比較してみました。 まとめ Coincheckは複数の暗号資産を購入でき、取引以外のサービスも豊富 メルコインはビットコインなら1円から購入でき、また既にメルカリで本人確認が完了していれば最短即日で口座開設ができるスピーディーさが魅力 どちらも初心者にとっても使いやすく、併用も可能 総括して、メルコインとCoincheckは、それぞれ異なったサービスの魅力を持っています。 その中で、もし自身の目的に合致するものがあれば、この機会にメルコインやCoincheckのサイトでサービスの詳細をチェックしてみるとよいでしょう。 また、どちらも口座開設手数料や維持コストはかからないので、せっかくなら両方に口座を開設して、使用感を確かめて比べてみるのもおすすめです。 他の暗号資産(仮想通貨)取引所との比較記事一覧 ⚫️楽天ウォレットの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! 楽天ウォレットとは?取扱通貨や手数料についてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck ⚫️GMOコインの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! 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