仮想通貨(暗号資産)への投資をはじめるタイミングや、どの仮想通貨が値上がりしそうか、また、いつ売却するべきなのか、それらを見極めるのは至難の業です。
なかなか高騰してこないチャートにしびれを切らしてしまい、自分が所有している仮想通貨を売却してしまう人もいるかもしれません。
仮想通貨にかかわらず、初心者にとって短期投資はハードルが高いです。
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仮想通貨の短期投資は初心者には難しい?
初心者であればあるほど、仮想通貨の取引において、いきなり短期投資を行うことは難しいでしょう。確かに、仮想通貨へ投資している人の中には、短期間で大きな利益を得た人もいます。
しかしこれは、その分大きなリスクを取った結果です。仮想通貨のレバレッジ取引などがその例です。
短期投資を行う場合、基本的には取引をしている間は相場を監視し続けなければなりません。そのためある意味では、24時間相場に拘束され続けることになります。
また、短期投資に失敗してしまうと、数日で自分の資産がなくなってしまいます。つまり、多くの時間を割かなければならない上に、リスクが大きいのです。
これを続けていると、初心者にとっては大変なストレスになります。相場が上下するたびに一喜一憂していては精神的にもちません。
もちろん、確実にチャートが高騰するという情報があるのであれば、短期投資で大きな勝負に出てもいいかもしれません。ですが、初心者のうちはいきなり大きな金額で勝負に出るのは、基本的にはやめた方がリスクを抑えられるでしょう。
仮想通貨の長期投資がおすすめ!メリットや注意点は?
初心者の方が仮想通貨に投資する際は、基本的には長期投資の方がとりくみやすいでしょう。
長期投資の場合は、基本的に価格が上昇するのを待つだけですので、精神的な負荷を少なくして始めることができます。
たとえ、自分が所有している仮想通貨が下落したとしても、プロのトレーダーのように日銭を稼ぐわけではないので、一喜一憂する必要がありません。個人の投資家であれば、値上がりするまで待つことができるのです。
しかし、短期投資のように長期投資はすぐに結果が出るわけではありませんので、根気強さは必要となってきます。また、長期投資の元本を増やす際は、価格が大きく下がったタイミングで買い増す、などといった戦略が有効かもしれません。
仮想通貨の歴史はまだ浅く、今後市場が大きくなる可能性も十分にあります。少額の投資だとしても、長期投資であれば、将来的には大きな金額に化けるかもしれません。
現在、長期投資として仮想通貨資産を所持している人は、大事に保管しておくと良いでしょう。ただし、仮想通貨はインターネット上の資産なので、ハッキング被害などに遭う可能性もあります。
より安全に仮想通貨を長期保有するつもりの方は、ハードウェアウォレットに分散して管理するなど、秘密鍵をオフラインで保管しておくのも有効でしょう。
今までの仮想通貨の価格変動
仮想通貨は今まで大きく価格変動してきました。
仮想通貨の生みの親と言われているビットコイン(BTC)の価格を見てみると、誕生した2009年は1円以下でしたが、2013年1月の1BTCの価格は約1,210円となりました。
その後、仮想通貨の存在が徐々に世間に広まってくると、価格が徐々に上がってきます。2014年の1月には1BTCが約10万円となり、2017年には1BTCが200万円を超える最高値を記録しました。
2017年に仮想通貨の価格が高騰した要因は様々です。例えば、大手家電量販店などでビットコイン決済が可能となるなど、実利用の幅が広がったことや、ICOによって多数の仮想通貨のプロジェクトがローンチしたことなどが挙げられます。
ビットコイン(BTC)のハードフォーク
さらに、ビットコインにまつわる対立によってハードフォークが発生し、一つの通貨であったビットコインが、同数量のビットコインとビットコインキャッシュに分かれるといった事案もありました。
このハードフォークによって利益を出した投資家も多かったため、仮想通貨に投資をする人が増えたのも事実です。もちろん、中国のICO禁止など、マイナスなニュースもありましたが、それをものともしない勢いで仮想通貨市場は成長していきました。
2017年は仮想通貨バブルが発生
結果、2017年は仮想通貨バブルと呼ばれた年となっており、多くの仮想通貨投資家が利益を出した年でもありました。
この市場の動きを見て、仮想通貨の存在感がより増していくと考えた人も多く、2017年の年末から2018年の年始にかけて仮想通貨への投資を始めた人も多かったでしょう。
2018年は2017年とは異なる展開へ
しかし、2018年に入ってすぐ、あらゆる仮想通貨が値を下げていきました。現在では、ビットコインをはじめ、どの通貨も比較的落ち着いた動きとなっており、仮想通貨バブルと言われていた2017年の動きとは打って変わった展開となっています。
2018年の仮想通貨の動きに期待していた人の中には、大きな損失を出してしまう人も出てくる結果となりました。しかし、2019年に入っても、変わらず仮想通貨に関するニュースは世界中で流れており、仮想通貨市場に世界中の投資家が注目している状況は変わりません。
仮想通貨の今後の将来性について
2018年の仮想通貨市場の結果を鑑み、仮想通貨投資は終わりにしようと思った人も多いようです。しかし、一方で仮想通貨はまだまだこれからだという人もいます。
仮想通貨の未来が一概に暗いというのは安易な考えです。仮想通貨は投資対象としてのみ扱われることが多いですが、技術面にも注目する必要があります。
仮想通貨の業界が抱える課題の一つは、仮想通貨の実用性です。もともとビットコインは決済や送金手段として開発されたものですが、実際、日常的に利用されている例はまだまだ少ないです。
その実用性が高まってくれば、必然的に仮想通貨の価値も高まっていくと考えられます。また、仮想通貨の背景には様々な革新的技術があり、今まで解決することのできなかった問題を解決する可能性を秘めています。
ビットコインをはじめ、仮想通貨の技術は日々進歩しており、2019年には価格が上昇していく仮想通貨も誕生すると予測している投資家も少なくありません。
仮想通貨バブルの時のような勢いだけの高騰だけではなく、技術的・実質的な成長はこれからとげると言われることもあるのが、仮想通貨です。今後の仮想通貨の将来性に期待できる方は、まずは仮想通貨の取引所Coincheckに登録するところから始めてみてはいかがでしょうか。
Coincheckが選ばれる理由
Coincheckは、アカウント登録から口座開設までがシンプルでわかりやすいので、仮想通貨の取引をすぐに始めることができます。取扱通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、選択肢が豊富です。
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