Net Assets
Net Assets
Show in header
 Net Assets
¥ {{ $filters.cut_decimal_zero($filters.number(balance.net_assets.jpy, 1)) }}

Available

In Use

{{ cur.toUpperCase() }}
¥ {{ $filters.cut_decimal_zero($filters.number(balance.coincheck.available[cur])) }}
¥ {{ $filters.cut_decimal_zero($filters.number(balance.coincheck.in_use[cur])) }}
Net Assets
Show in header
 Net Assets
¥ {{ $filters.cut_decimal_zero($filters.number(balance.net_assets.jpy, 1)) }}

Available

In Use

{{ cur.toUpperCase() }}
¥ {{ $filters.cut_decimal_zero($filters.number(balance.coincheck.available[cur])) }}
¥ {{ $filters.cut_decimal_zero($filters.number(balance.coincheck.in_use[cur])) }}
暗号資産(仮想通貨)の基礎知識に関する記事一覧です。初心者向けの情報が多く掲載されています。

カテゴリー: 暗号資産の基礎知識

DAppsとは、分散型アプリケーションを意味するDecentralized Applicatoinの略称です。DAppsはブロックチェーンとスマートコントラクトを基に構築される、次世代のアプリケーションと呼べるでしょう。 この記事では、DAppsの仕組みやメリット、特徴などを図解などを交えながら解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 DAppsとは 従来のアプリとの比較 改ざんが困難 ゲーム内アイテムの売買が可能 運営主体が分散型 アップデート・変更にユーザーの合意が必要 DAppsの注目の理由 取引に関する詐欺が起こりづらい 中央管理者の意思に左右されない 経済的な自由度が上がる DAppsの課題 取引に手数料が生じる スケーラビリティ問題 プログラム修正に時間がかかる DAppsの具体例 ゲーム 分散型取引所(DEX) 暗号資産(ICO トークン) DAppsの始め方 暗号資産取引所の口座開設・暗号資産の購入 ウォレット(MetaMaskを例に紹介)へ送金・DAppsサービスを連携 まとめ DAppsとは ブロックチェーンや暗号資産関連では、略語によって省略形が変わるものの、分散型(Decentralized, 略:De-)という言葉をよく使います。 たとえば、DeFiやDAOといった、分散型金融(Decentralized Finance)や分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)の「De」や「D」も分散型を指しており、DAppsも例に漏れず分散型アプリケーションを意味する「Decentralized Applicatoin」の略語となっています。 DAppsは「dApps」や「Dapps」、「DApps」のように表記方法に揺れがありますが、DeFiやDAOのような表記法則に則り、DAppsと表記すると分散型のアプリケーションを意味する言葉であると理解しやすいかもしれません。 DAppsは「スマートコントラクト」を応用したものであり、デジタル上の価値交換を第三者なしで行える機能が搭載・活用されるケースが多いです。 DAppsはとくにゲーム分野での利用が盛んであり、NFTゲームやブロックチェーンゲームなどはほぼ全てがDAppsにあたると言えます。 また、スマートコントラクトを扱える暗号資産・ブロックチェーンは多数ありますが、DAppsプロジェクトの多くはイーサリアム(ETH)を基盤として構築されることが主流となっています。 従来のアプリとの比較 分散型アプリケーションであるDAppsは、従来のアプリケーションと比較すると次のような特徴があります。 改ざんが困難ゲーム内アイテムの売買が可能運営主体が分散型アップデート・変更にユーザーの合意が必要 それでは、それぞれの特徴について解説していきます。 改ざんが困難 1つ目の特徴が「改ざんが困難」という点です。 DAppsはデジタルデータやその履歴をブロックチェーンで管理しています。また、DAppsでは暗号資産やNFTを扱うため、信頼性の担保のためにアプリケーションの構造・プログラムが全て公開されているオープンソースとよばれるアプリケーションになっています。 利用者は不正な動作を監視できるうえ、ブロックチェーンに書き込まれたデータは改ざんが困難であるため、セキュリティへの信頼性が高いでしょう。 ゲーム内アイテムの売買が可能 2つ目の特徴は「ゲーム内アイテムの売買が可能」という点です。 DAppsゲーム内のアイテムは、基本的にはトークンとなっているケースがほとんどです。ゲーム内アイテムもブロックチェーンに基づいているため、他のユーザーとのアイテム売買が可能になります。 トークンはブロックチェーンに基づいており、売買や交換などはスマートコントラクトを活用して第三者抜きで直接安全に行うことができるため、リアルマネートレードで問題とされる詐欺行為などが起こりにくくなっていると言われています。 運営主体が分散型 3つ目の特徴は「運営主体が分散型」という点です。 DAppsはトップダウン型で運営されていないことが多く、分散性の高い組織により運営されています。スマートコントラクトを活用することで、仲介者となる第三者が不要で契約が可能になるため、トークンや資産のやり取りなどのDAppsの主要機能の自動化が叶います。 運営主体がおらずオープンソースで管理されるため、個人情報を不当に利用されにくいという特徴もあります。 アップデート・変更にユーザーの合意が必要 4つ目の特徴は「アップデート・変更にユーザーの合意が必要」という点です。 DAppsでは、アップデートやシステムの変更にユーザーの合意が必要になります。一般的なアプリケーションでは開発元が独断で更新や変更をすることができますが、DAppsではユーザーの合意形成を行わないとプログラムの変更ができません。 そのため、特定のユーザーだけに有利だったり、ユーザーが大きく損をしたりするようなアップデート・更新は、ユーザーから反対されて実装されないことがほとんどです。 DAppsの注目の理由 DAppsが注目されている理由としては、取引に関する詐欺が起こりづらい、中央管理者の意思に左右されない、 経済的な自由度が上がるなどが挙げられます。 取引に関する詐欺が起りづらい DAppsで行われた取引は、基本的に取引の履歴(トランザクション履歴)を閲覧することが可能です。トークンの売買・交換でスマートコントラクトを使えば第三者を必要とせずに契約の履行が可能であり、さらにはブロックチェーンからその取引を確認できるため、取引の透明性が高く、詐欺が起こりにくいと言えるでしょう。 中央管理者の意思に左右されない DAppsのアプリケーションの更新や変更は、管理者の独断により行うことはほぼ不可能でしょう。アプリケーションへ変更を加える際にはユーザーの同意が必要になるため、ユーザーに不利益のあるような提案はほぼ却下されるでしょう。 経済的な自由度が上がる たとえばDAppsのゲームではゲーム内で手に入れたNFTをCoincheck NFTのようなNFTマーケットプレイスで売却することが可能です。 現在ではプロゲーマーというと、動画配信の広告収入や投げ銭、プロチームに所属するといったことで収益を得ています。つまり、ゲームプレイで獲得したアイテム等で収益化をしていないのです。 DAppsはサービスに乗っているトークンの交換性や換金性に優れているため、買い手が存在すればアイテムを暗号資産などに換金することができます。 また、DAppsはひとえにゲームだけを指すわけではなく、分散型の暗号資産取引所(DEX)などもDAppsの一種として存在しています。そういった分散型の取引所で暗号資産の取引を行うことでも利益を上げることができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck DAppsの課題 今までのアプリケーションには無かったメリットがあるDAppsですが、解決すべき課題も存在しています。 取引に手数料が生じる DAppsはトークンのやり取りなどの機能で、ブロックチェーンを使う必要があります。データの管理をブロックチェーンで行っているため、売買や交換などの取引はすべてブロックチェーンに書き込む必要があります。つまり、ブロックチェーンの利用には手数料を支払わなければなりません。 取引を行う金額ベースではなく、取引回数により手数料が発生するため、どんな少額の取引でも手数料が生じてしまうことは、課題の一つと言えるでしょう。 スケーラビリティ問題 イーサリアム(ETH)では手数料(Transaction fee)は「ガス代」と呼ばれており、ネットワークの使用量・処理の数によって手数料が高騰するしくみとなっています。 ブロックチェーンが処理できるデータの量は単位時間あたりで決まっているため、処理したいデータ量が処理できるデータ量を上回ってしまうと、取引に遅延が生じたり、取引にかかる手数料が大幅に高騰したりします。 今後、DAppsなどが発展して取引数が増加すると、手数料高騰や取引遅延は避けられない問題となります。この問題を「スケーラリビティ問題」といい、解決を図るべくして立ち上げられたプロジェクトはいくつも存在します。 プログラム修正に時間がかかる 中央管理者不在のため、バグが生じた場合に参加者の合意形成が必要になるため、修正までに時間がかかる傾向にあります。 また、ユーザー全員がソースコードを読み込むわけでもないため、ユーザー全員がバグ修正のために理想的な合意形成を行えないケースや、そもそもバグに気付けないといったケースも想定できます。 DAppsの具体例 ゲーム DApps で運営されるゲームは、ブロックチェーンゲームやNFT ゲーム、DApps ゲームなどと呼ばれますが、本記事では便宜上DApps ゲームとします。 たとえば、マイクリプトヒーローズというブロックチェーンゲームは、ゲーム内でNFT がアイテムとして入手できることがあります。このNFT はユーザー同士で自由に譲渡・売買することができるため、ゲームで入手したアイテムを資産のように扱えるのです。 また、DApps ゲームではNFT のドロップ率などは、あらかじめスマートコントラクトにて設定されているため、入手率の透明性が高いです。入手したNFT やデジタルアセットはゲームの運営会社ではなく、個人が所有できるため、サービスが終了したとしてもアイテムを保持し続けられます。 分散型取引所(DEX) DApps の活用例として、分散型取引所、通称DEX が挙げられます。既存の取引所では、第三者の仲介者である取引所が売買を取り仕切っていましたが、分散型取引所はスマートコントラクトで契約を履行して売買を行うため、ユーザー同士だけでの暗号資産・トークンなどの取引が可能です。 そのため、取引所へのハッキングによる資産流出リスクを減らしたり、実際に暗号資産を保有したりするメリットなどが生まれます。代表的なDEX の例としては、Uniswap などの取引所が挙げられるでしょう。 DEX(分散型取引所)とは?特徴や使い方、おすすめの取引所を解説 Coincheck 暗号資産(ICO トークン) ICO などのトークン発行はイーサリアム上で行われることが多いですが、イーサリアム上ではスマートコントラクトだけでトークンを発行することができます。 つまり、第三者を必要とせず、価値や機能を持たせることができるトークンが作れます。そのため、ICO などのトークン発行機能もDApps であると言えるでしょう。 DAppsの始め方 DAppsをはじめるには、以下のような手順を踏む必要があります。 1.暗号資産取引所で口座開設・暗号資産の購入2.ウォレット(MetaMaskを例に紹介)へ送金・DAppsサービスを連携 暗号資産取引所の口座開設・暗号資産の購入 まずは、DApps内で使う暗号資産を手に入れるために、暗号資産取引所で口座を開設しましょう。口座開設ができたら、暗号資産を購入します。 Coincheck(コインチェック)登録方法から使い方までの初心者向けマニュアル Coincheck ウォレット(MetaMaskを例に紹介)へ送金・DAppsサービスを連携 暗号資産を購入できたら、暗号資産取引所から自身のウォレットへ送金しましょう。送金が完了したら、ウォレットとDAppsサービスを連携させれば利用可能になります。 MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck まとめ 暗号資産の発展と共に知名度を上げているDApps。より使い勝手がよくなり、スケーラリビティ問題が解決できれば、アプリケーションの在り方が置き換わるほどのインパクトが起きるかもしれません。 DAppsとしてアプリケーションを開始することにより、今までは提供が難しかったようなサービスが提供可能になることもあるでしょう。

エイダコイン(ADA)とは、DApps(分散型アプリ)の開発プラットフォームであるカルダノ(Cardano)のブロックチェーン上で使用される暗号資産です。 元々、カルダノはオンラインカジノのプラットフォームとして利用されていました。しかし、現在は医療、教育、小売、金融など幅広い分野で活用されており、プラットフォームの基軸通貨であるエイダコインは時価総額ランキングで7位(※)に位置するほどの人気を集めています。 この記事では、2017年にリリースされて以来常に注目を集めているエイダコインの特徴、価格推移、将来性、購入できる取引所などについて解説していきます。 (※)2023年9月13日時点。CoinMarketCap調べ Coincheckの無料登録はこちら 目次 エイダコイン(ADA/カルダノ)とは エイダコイン(ADA/カルダノ)の仕組み・特徴 DAppsの開発ができるパブリックブロックチェーン コンセンサスアルゴリズムに「ウロボロス」を採用 専用のウォレットをリリースしている ステーキングで報酬を獲得できる エイダコイン(ADA/カルダノ)の価格推移 エイダコイン(ADA/カルダノ)の将来性・今後の動向 さまざまな企業や公的機関と提携している ロードマップに沿って5段階のアップデートが進行中 DeFi(分散型金融)分野にも進出している 他のDApps開発プラットフォームとの競争 エイダコイン(ADA/カルダノ)を購入できる取引所 エイダコイン(ADA/カルダノ)に関するQ&A まとめ エイダコイン(ADA/カルダノ)とは エイダコイン(ADA)とは、「カルダノ(Cardano)」というDAppsの開発ができるブロックチェーンプラットフォームの基軸通貨です。 DApps(分散型アプリケーション)とは、ブロックチェーン技術を活用したアプリのことです。元々、カルダノはオンラインカジノのプラットフォームとして利用されていました。しかし、現在は医療、教育、小売、金融など幅広い分野のDApps開発ができる汎用プラットフォームとして利用されています。 通貨名 エイダコイン ティッカーシンボル ADA ローンチ 2017年9月 発行上限数 450億ADA コンセンサスアルゴリズム Ouroboros(Proof of Stake) 価格(2023年9月13日時点) 約36円 時価総額ランキング(2023年9月13日時点) 7位 ※CoinMarketCap調べ 公式サイト https://cardano.org エイダコインは、イーサリアムの共同創設者で数学者のチャールズ・ホスキンソン氏によって2017年9月に開発されました。現在はカルダノ財団、Input Output HK Limited(IOHK)、EMURGOという3つの団体によって開発・運営されています。 ちなみに「エイダ(ADA)」という名称は、史上初のプログラマーとして知られる19世紀の女性数学者「エイダ・ラブレス」が元になっています。 エイダコイン(ADA/カルダノ)の仕組み・特徴 エイダコイン(ADA)には、主に以下の4つの特徴があります。 DAppsの開発ができるパブリックブロックチェーンコンセンサスアルゴリズムに「ウロボロス」を採用専用のウォレットをリリースしているステーキングで報酬を獲得できる それぞれ詳しく見ていきましょう。 DAppsの開発ができるパブリックブロックチェーン 1つ目の特徴は、「DAppsの開発ができるパブリックブロックチェーン」である点です。 DApps(分散型アプリ)とは、ブロックチェーンを基盤として構築された分散型アプリのことです。DAppsでは、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる「スマートコントラクト」という機能を導入することで、管理者が不在でもアプリの運営を行うことが可能です。 エイダコインが基軸通貨となっているカルダノブロックチェーンでは、2021年9月に独自のスマートコントラクトである「Plutus(プルータス)」が実装されました。 カルダノブロックチェーン上ではこのPlutusを活用することで、これまでにさまざまなDAppsが開発されてきました。カルダノの代表的なユースケースとしてはオンラインカジノが挙げられますが、現在は医療、教育、小売、金融など幅広い分野での活用が進んでいます。 コンセンサスアルゴリズムに「ウロボロス」を採用 2つ目の特徴は、「独自のコンセンサスアルゴリズムを採用している」点です。 エイダコインは、「ウロボロス(Ouroboros)」という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンに取引情報を記録する際に必要な「合意形成のルール」のことを指します。 PoS(プルーフ・オブ・ステーク)の一種であるウロボロスは、エイダコインの保有量が多いほど取引を承認する権利が得やすく、ステーキング報酬も獲得しやすい仕組みとなっています。 一般的なPoSの場合、コインを多く保有できる富裕層に取引を承認する権利が集中しやすいという問題があります。その点、ウロボロスでは限られた者に権利が集中しないように、よりランダムに権利者が選出されるような調整が加えられています。 専用のウォレットをリリースしている 3つ目の特徴は、「専用のウォレットをリリースしている」点です。 エイダコインには、以下の2種類の専用ウォレットが用意されています。 エイダコインの専用ウォレット 【ダイダロスウォレット】…動作は重いがセキュリティが高い。PC限定。 【ヨロイウォレット】…操作がシンプルで動作がスムーズ。PC・スマホ対応。 暗号資産(仮想通貨)のウォレットとは?特徴や種類は? Coincheck ステーキングで報酬を獲得できる 4つ目の特徴は、「ステーキングで報酬を獲得できる」です。 ステーキングとは、特定の暗号資産を保持した状態でブロックチェーンのネットワークに参加することで、対価として報酬が得られる仕組みのことです。 エイダコインでは、2020年7月にシステムアップデート「SHELLEY(シェリー)」が行われた際に、ステーキング機能が追加されました。 なお、エイダコインのステーキングに参加するには、自身でステーキングプールを運営する方法と、他のユーザーが運営するステーキングプールに委任する方法の2種類があります。 ステーキングとは?利益を得られる仕組みとリスク(Lisk)ステーキングサービスについて Coincheck エイダコイン(ADA/カルダノ)の価格推移 引用:CoinGecko 上の画像は、リリース時(2017年10月)から現在(2023年9月)に至るまでのエイダコイン(ADA)の価格推移です。 リリース当時、エイダコインの価格は3円ほどでした。しかし、2017年末から2018年の初頭にかけて「暗号資産ブーム」が起きたことを受けて、エイダコインも一時120円台まで値上がりしました。リリースからわずか2ヶ月ほどで40倍以上も価格が高騰したことで、エイダコインはこの時に投資家たちから大きな注目を集めました。 しかし、その後バブルが崩壊すると、エイダコインも10円台まで急落します。そして、それから3年ほどは目立った変化もなく、エイダコインの価格は軟調に推移していきます。 2021年になると、コロナ対策の一環として大規模な金融緩和が行われました。その結果、資金の一部が暗号資産市場に流入し、エイダコインの価格も高騰していきます。同年9月には、スマートコントラクト「Plutus」の導入に成功したこともあり、エイダコインはこれまでの最高値である約340円を記録します。 しかし、2022年になりコロナの感染拡大が落ち着き始めると、各国当局は一転して金融引き締め政策を展開するようになります。その影響で暗号資産市場は再び冷え込み、エイダコインも年末にかけて30円台まで値下がりしていきます。 2023年に入ってからも、回復の決め手となる材料を提供できていないエイダコインの価格は、2023年9月13日現在、約36円となっています。 エイダコイン(ADA/カルダノ)の将来性・今後の動向 エイダコイン(ADA)の将来性を占うポイントとしては、次の4点を挙げることができます。 さまざまな企業や公的機関と提携しているロードマップに沿って5段階のアップデートが進行中DeFi(分散型金融)分野にも進出している他のDApps開発プラットフォームとの競争 どのような内容なのか、順番に解説していきます。 さまざまな企業や公的機関と提携している 1つ目のポイントは、「さまざまな企業や公的機関と提携している」です。 韓国のモバイルフィンテック企業「メタップスプラス」やエチオピア政府など、エイダコインは多くの企業や公的機関と提携しています。 エイダコイン(カルダノ)の代表的な提携先は、以下の通りです。 エイダコインの主な提携先 エチオピア政府 東京工業大学 メタップスプラス ニューバランス SIRIN LABS社 World Mobile Group MOX社 など 今後も提携先が増えていけば、それに伴いエイダコインの需要や価格も高まることが考えられます。 ロードマップに沿って5段階のアップデートが進行中 2つ目のポイントは、「ロードマップに沿ってアップデートが進行している」です。 カルダノは、以下の5つのフェーズに分かれたロードマップに沿って開発が進められています。 フェーズ名 概要 第一段階「BYRON(バイロン)」 ・メインネット開始 ・ダイダロス、ヨロイウォレットの提供開始 第二段階「SHELLEY(シェリー)」 ・ステーキング機能の追加 ・ノード運用の分散化 第三段階「GOGUEN(ゴーグエン)」 ・スマートコントラクトの実装 ・トークンロックの実装 第四段階「BASHO(バショウ)」 ・サイドチェーンの導入 ・スケーラビリティ・相互運用性の改善 第五段階「VOLTAIRE(ボルテール)」 ・ガバナンスの強化 ・投票・財務システムの導入 上記5段階の開発フェーズに沿って、カルダノの開発は着実に進められています。なお、2023年9月現在は、4つ目のBASHO(バショウ)の段階まで進んでいます。 DeFi(分散型金融)分野にも進出している 3つ目のポイントは、「DeFi(分散型金融)分野にも進出している」です。 DeFi(Decentralized Finance)とは、ブロックチェーン上に構築される金融サービスやエコシステムの総称で、日本語では「分散型金融」といいます。 カルダノブロックチェーン上では、DeFi関連のアプリも構築されています。例えば2022年には、カルダノブロックチェーンを基盤として開発された「SundaeSwap(サンデースワップ)」というDEX(分散型取引所)がローンチしました。 今後、DeFiがさらに注目されて関連サービスが増加すれば、DAppsの開発プラットフォームであるカルダノや、同プラットフォームの基軸通貨であるエイダコインの需要が拡大していくことが考えられます。 DeFiの主な種類は?知っておきたい7つの分類とサービス事例まとめ Coincheck 他のDApps開発プラットフォームとの競争 4つ目のポイントは、「他のDApps開発プラットフォームとの競争」です。 DAppsの開発プラットフォームであるブロックチェーンには、カルダノの他にもイーサリアム、トロン、ソラナ、アスターなどが存在します。 これらの競合チェーンといかに差別化を図り、多くのエンジニアたちから利用されるブロックチェーンになれるかが、カルダノ及びエイダコインの将来性を占う重要なポイントになるでしょう。 エイダコイン(ADA/カルダノ)を購入できる取引所 エイダコイン(ADA)を取り扱っている国内取引所としては、主に以下が挙げられます(2023年9月13日時点)。 エイダコイン(ADA)を取り扱っている国内取引所 bitbank BITPOINT GMOコイン SBI VCトレード DMM Bitcoin など ※2023年9月13日現在、Coincheckではエイダコイン(ADA)を取り扱っていません。 エイダコイン(ADA/カルダノ)に関するQ&A エイダコイン(ADA)に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q.エイダコイン(ADA)はどのような暗号資産ですか? エイダコインは、「カルダノ(Cardano)」というDAppsの開発ができるブロックチェーンプラットフォームの基軸通貨です。イーサリアムの共同創設者で数学者のチャールズ・ホスキンソン氏によって、2017年9月に開発されました。 元々、カルダノはオンラインカジノのプラットフォームとして利用されていました。しかし、現在は医療、教育、小売、金融など幅広い分野のDApps開発ができる汎用プラットフォームとして利用されています。 Q.エイダコイン(ADA)にはどんな特徴がありますか? エイダコインには、主に以下の4つの特徴があります。 DAppsの開発ができるパブリックブロックチェーン コンセンサスアルゴリズムに「ウロボロス」を採用 専用のウォレットをリリースしている ステーキングで報酬を獲得できる Q.エイダコイン(ADA)の過去最高値はいくらですか? エイダコインの過去最高値は、約340円です(2021年9月)。 Q.エイダコイン(ADA)の将来性について教えてください。 エイダコインの将来性を占うポイントとしては、次の4点を挙げることができます。 さまざまな企業や公的機関と提携している ロードマップに沿って5段階のアップデートが進行中 DeFi(分散型金融)分野にも進出している 他のDApps開発プラットフォームとの競争 まとめ ここまで、エイダコイン(ADA)の特徴、価格推移、将来性などについて解説してきました。 2017年にリリースされたエイダコインは順調に需要を拡大していき、2023年9月13日時点で時価総額ランキングで7位(※CoinMarketCap調べ)にランクインするほどの人気通貨に成長しました。 エイダコインは、DApps開発のためにローンチされたカルダノブロックチェーンの基軸通貨です。今後、エイダコインがさらに成長していけるかは、カルダノブロックチェーン上で開発・運営されるDAppsや、提携先の企業や団体の増減などに影響を受ける可能性が高いでしょう。 ※本記事はエイダコイン(ADA)の価格上昇を保証するものではありません。予想に反して損失を被る可能性もあるため、投資はご自身の判断と責任において行ってください。

ビットコインやイーサリアムなどで、スケーラビリティ問題という言葉を聞いたことがある人は少なくないでしょう。暗号資産におけるスケーラビリティ問題とは、取引処理能力以上の取引が行われたときに発生する送金詰まりや、それに伴う手数料の上昇などを指します。さらに、それらの課題を解決することが容易でないことも含め、スケーラビリティ問題とすることもあります。 本記事では、スケーラビリティ問題はなぜ発生するのか、解決策にはどのような方法があるのかなどを解説します。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 スケーラビリティとは 暗号資産におけるスケーラビリティ スケーラビリティ問題とは 手数料(ガス代)が高騰する仕組み スケーラビリティ問題が抱えるリスクとは スケーラビリティ問題が発生する原因 スケーラビリティ問題を解決するための技術とは 主要暗号資産のスケーラビリティ問題について スケーラビリティとは スケーラリビティとは、主にIT関連の用語で、システムやネットワーク、機器、ソフトウェアなどの拡張性を指す言葉です。つまり、規模の拡大可能か、また負荷が増大した際に対応可能性についての言葉です。 暗号資産におけるスケーラビリティ 暗号資産とは、一般にブロックチェーンを用いた分散型ネットワークと、その上で使えるトークンを指します。 暗号資産におけるスケーラリビティとは、1秒などの単位時間あたりに処理可能な取引件数を指すことが多いです。 有名な暗号資産のスケーラビリティ・1秒間の取引処理件数(TPS=Transaction Per Second)は、ビットコイン(BTC)が7、イーサリアム(ETH)が15、ポリゴン(POL)が7,000、ソラナ(SOL)が50,000と言われています。 暗号資産ポリゴン(POL/旧MATIC)とは?イーサリアム・レイヤー2プロジェクト「Polygon」の特徴や将来性を解説 Coincheck ソラナ(Solana/SOL)とは?特徴・価格推移・将来性を解説 Coincheck スケーラビリティ問題とは 暗号資産におけるスケーラビリティ問題とは、主に取引に時間がかかったり、手数料が暴騰したりする問題を指します。 暗号資産は、送金の速さや手数料の安さから技術的革新と捉えられている一面があるため、スケーラビリティ問題に直面することは、暗号資産のメリットを失っているとも言えます。 そのため、多くの暗号資産ではスケーラビリティ問題を解決するためのソリューションを提案したり、新規の暗号資産ではスケーラビリティ問題が起こらないような設計を行ったりなど、様々な対策が練られています。 手数料(ガス代)が高騰する仕組み 取引承認に時間がかかる場合、手数料を高く設定すると取引承認を早くすることができます。暗号資産のマイナー(ネットワーク維持者)は、ブロックチェーン上で支払われる手数料を受け取れるためです。 そのため、送金詰まりが発生した際は、早く送金・取引したい人は高額な手数料を支払うものの、1秒あたりに処理可能な取引件数は変わらないため、加速度的に手数料が高騰します。 スケーラビリティ問題が抱えるリスクとは ボラティリティ(価格変動)が大きい暗号資産では、送金遅延が発生した場合に任意のタイミングで売却ができず、損をする可能性があります。実際に、相場急変時には送金需要が増え、送金詰まりが発生することがあり、売りたくても売れずに相場の下落だけを眺めた経験のある人も少なくありません。 また、スケーラビリティ問題は、暗号資産に「重要な局面で思ったように使えない」という印象を与えかねず、普及への足かせになる一因とも言えるでしょう。 スケーラビリティ問題が発生する原因 ブロックチェーン技術は改ざんが難しく、記載内容が透明であることがメリットとして語られていますが、改ざんが難しいとは、逆説的にアップデートも難しくなります。 採用しているコンセンサスアルゴリズムにより詳細な決定フローは異なりますが、ブロックチェーンのアップデートには、ネットワークを維持している通称マイナーの意見や、トークン保有者の合意形成を行う必要があります。 全員が納得するような方策であり、かつブロックチェーンに大幅な変更が必要ないものであれば簡単にアップデートができますが、スケーラビリティ問題に関係する問題は、簡単にはアップデートできないことがほとんどです。 実際、ビットコインではスケーラビリティ問題への考え方の違いでビットコインキャッシュにハードフォークをした歴史があります。ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様の変更を伴うアップデートで、アップデート前後のブロックチェーンには互換性がなくなります。 ビットコイン(BTC)の分裂とは?分裂理由と取るべき2つの対処法 Coincheck スケーラビリティ問題を解決するための技術とは スケーラビリティ問題を解決する方法としては、ブロックチェーンへ書き込むデータを圧縮する手法であるSegwitや、1ブロックに書き込めるデータ量を増やす方法、サイドチェーンやセカンドレイヤーと呼ばれる別のチェーンを用意する方法などが挙げられます。 また、新規の暗号資産については、初めからスケーラビリティ問題に直面しないように、コンセンサスアルゴリズム自体を更新するといった方法もあります。 しかし、いずれの方法にもメリット・デメリットが存在し、それぞれ完璧な方法と断言できるわけでもありません。 スケーラビリティ問題の解決には、暗号資産のコミュニティの性質や、コンセンサスアルゴリズムによる利用者とネットワーク維持者の利益相反、セキュリティリスクなどを個別に検討し、技術を導入しなければなりません。 主要暗号資産のスケーラビリティ問題について 主要な暗号資産にもスケーラビリティ問題を抱えているものがあります。代表的なビットコインとイーサリアムにもスケーラビリティ問題があり、それぞれ別の解決方法で模索しています。 ビットコインはPoWというコンセンサスアルゴリズムを採用しており、非中央集権と分散性、マイニングが大きな特徴です。スケーラビリティを拡張する方法で「SegWit」「ライトニングネットワーク」「ビックブロック化」などが検討されました。 ビットコインでは、ブロックチェーン自体を変更する方策が検討されやすい傾向にあります。 イーサリアムはPoSというコンセンサスで、簡略に示すとトークンを多く持っている人の決定権が大きい仕組みです。イーサリアムでは、特定の機能に絞ったサイドチェーンやセカンドレイヤー(レイヤー2、L2)を活用する検討が多く行われています。 なお、同じく歴史の長い暗号資産であるXRPは、TPSが1,500とビットコインとイーサリアムよりも大幅に大きいものの、XRPはビットコインなどのブロックチェーンとは性質が異なるため、また違ったものと認識しておきましょう。

Sweatcoin(スウェットコイン)とは、移動した歩数に応じてゲーム内通貨がもらえる「Move to Earn」をコンセプトにしたスマホアプリです。 数年前から暗号資産界隈で目にするようになった「Move to Earn(移動して利益を出す)」というコンセプトは、日本では2022年にブームになったSTEPN(ステップン)の登場によって有名になりました。 今回ご紹介するSweatcoinは、STEPNよりも前の2016年にリリースされたMove to Earnの元祖的な存在です。この記事ではMove to Earn及びSweatcoinに興味をお持ちの方に向けて、Sweatcoinの特徴や始め方、利益の出し方、将来性などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 Sweatcoin(スウェットコイン)とは STEPN(ステップン)との違い Sweatcoin(スウェットコイン)の特徴 無料で始められる 1億2,000万人以上が登録している 獲得したコインを暗号資産や商品と交換できる 日本語に対応している Sweatcoin(スウェットコイン)の始め方 ①アプリをダウンロードする ②サインアップ(新規登録)する ③スマホを持って歩く Sweatcoin(スウェットコイン)で利益を出す方法 歩いてSweatcoin(SWC)を獲得する 友達を紹介する 広告を視聴する ステーキングを行う Sweatcoin(スウェットコイン)の攻略方法 「デイリー2倍ブースト」を活用する 課金してプレミアムプランに加入する Sweatcoin(スウェットコイン)の換金方法 ①Sweat Walletアプリをダウンロードする ②Sweat walletアプリからSWEATを海外取引所に送金 ③SWEATを他の暗号資産に交換する ④交換した暗号資産を国内取引所に送金する ⑤暗号資産を円に換金する Sweatcoin(スウェットコイン)の将来性・今後の動向 多数の企業や投資家から出資を受けている Move to Earnの普及度に影響を受ける さまざまな機能が追加されている NFTゲーム「Sweat Hero」などの関連サービスも提供している Sweatcoin(スウェットコイン)に関するQ&A まとめ Sweatcoin(スウェットコイン)とは 引用:Sweatcoin Sweatcoin(スウェットコイン)とは、イギリスおよびウェールズで設立されたSweatcoin社によって開発されたスマホアプリです。 Sweatcoinでは、散歩やランニングによって得た歩数に応じてゲーム内通貨の「Sweatcoin(SWC)」を獲得することができます。そして、集めたSweatcoinはギフト券や暗号資産の「SWEAT」と交換することが可能です。 プロジェクト名 Sweatcoin(スウェットコイン) 通貨名(ティッカーシンボル) SWEAT 価格(2023年9月2日時点) 約1.2円 時価総額ランキング(2023年9月2日時点) 321位 ※CoinGecko調べ 公式サイト https://sweatco.in/ STEPN(ステップン)との違い 移動するだけで暗号資産が貯まる「Move to Earn(M2E)」をコンセプトにしているアプリとしては、日本では2022年に流行した「STEPN(ステップン)」が有名です。しかし、SweatcoinはSTEPNよりも前の2016年にリリースされており、Move to Earnアプリとして古い歴史をもっています。 また、STEPNがゲームを始める前にNFTスニーカーを購入しなくてはならないのに対して、Sweatcoinは初期費用をかけずに無料で始めることが可能です。アプリさえダウンロードすればすぐに始められる敷居の低さが特徴的なSweatcoinは、「お金をかけずに気軽にMove to Earnを楽しみたい」という層から人気を集めています。 NFTゲーム「STEPN(ステップン)」とは? 始め方やゲーム内暗号資産(仮想通貨)GSTについて解説 Coincheck Sweatcoin(スウェットコイン)の特徴 Sweatcoin(スウェットコイン)には、主に以下の4つの特徴があります。 無料で始められる1億2,000万人以上が登録している獲得したコインを暗号資産や商品と交換できる日本語に対応している 無料で始められる 1つ目の特徴は、「無料で始められる」点です。 前述したように、Sweatcoinはスマートフォンさえ持っていれば誰でも無料で始めることができます。 類似アプリの中には、NFTスニーカーを購入しないとゲームに参加することができないものも存在します。そうしたアプリとは異なり無料で始められるSweatcoinは、「Move to Earnのアプリを試しに使ってみたい」というビギナーの方でも安心して利用できます。 1億2,000万人以上が登録している 2つ目の特徴は、「1億2,000万人以上が登録している」点です。 Sweatcoinの公式サイトでは、2023年9月時点で1億2,000万人以上の登録ユーザーがいると謳っています。 引用:Sweatcoin 歩くだけで資産が貯まる無料アプリということで、Sweatcoinに対しては「怪しい」や「詐欺なのでは?」といった懐疑的な印象をもっている人もいるようです。 しかし、1億2,000万人以上の登録者がおり、これまでに目立ったトラブルも発生していないところを見る限り、Sweatcoinは危険性が低いアプリと考えて問題ないでしょう。 獲得したコインを暗号資産や商品と交換できる 3つ目の特徴は、「獲得したコインを暗号資産と交換できる」点です。 ウォーキングで得たSweatcoin(SWC)は、専用のウォレットアプリ「Sweat Wallet」内で暗号資産の「SWEAT」と交換することができます。そして、SWEATは上場している海外取引所でUSDT(テザー)などに換金することが可能です。 また、Sweatcoin(SWC)はアプリ内のマーケットで以下のような商品を交換することもできます。 過去に交換できた商品 Amazonギフトカード スターバックスのギフトカード adidasのギフトカード Netflixの1ヶ月分のギフトカード 日本語に対応している 4つ目の特徴は、「日本語に対応している」点です。 Sweatcoinは海外の企業が開発したアプリですが、日本語にも対応しています。そのため、英語が苦手という方も安心して利用することができます。 Sweatcoin(スウェットコイン)の始め方 引用:Sweatcoin Sweatcoin(スウェットコイン)の始め方は、以下の通りです。 ①アプリをダウンロードする②サインアップ(新規登録)する③スマホを持って歩く 各手順について、順番に解説していきます。 ①アプリをダウンロードする 最初に、スマートフォンにSweatcoinのアプリをダウンロードします。 iPhoneユーザーはこちらから、Androidユーザーはこちらからアプリをダウンロードすることができます。 ②サインアップ(新規登録)する アプリをダウンロードしたら、次はAppleIDやGoogle PlayのIDを使ってサインアップ(新規登録)を行います。 その際に、スマホに入っている既存のヘルスケアアプリとの連携を行います。画面に日本語で表示される指示通りに操作すれば、簡単に連携することができます。 ③スマホを持って歩く サインアップが完了したら、あとはスマホを持って歩くだけです。バッグやポケットにスマホを入れて歩くだけで自動的にSweatcoin(SWC)が付与されます。 ヘルスケアアプリと連動して歩数をカウントしてくれるので、歩くたびにSweatcoinアプリを起動する必要はありません。 Sweatcoin(スウェットコイン)で利益を出す方法 Sweatcoin(スウェットコイン)で利益を出す方法としては、主に次の4つがあります。 歩いてSweatcoinを獲得する友達を紹介する広告を視聴するステーキングを行う それぞれ詳しく見ていきましょう。 歩いてSweatcoin(SWC)を獲得する 1つ目の利益を出す方法は、「歩いてSweatcoinを獲得する」です。 Sweatcoinアプリをダウンロードしたスマホを持ち歩くだけで、一日の歩数に応じて自動的にSweatcoin(SWC)が貯まります。なお、無料プランでは1,000歩ごとに1SWCが付与されるようになっています(2023年9月時点)。 集めたSweatcoin(SWC)は、ギフト券などの商品や暗号資産の「SWEAT」と交換することが可能です。なお、Sweatcoin(SWC)をSWEATと交換するには、別途「Sweat Wallet」アプリをダウンロードして、Sweatcoinアプリと連携させる必要があります。 友達を紹介する 2つ目の方法は、「友達を紹介する」です。 Sweatcoinアプリ上で友達を招待すると、報酬として1人につき「5SWC」を獲得することができます。 招待人数に上限はないので、多く招待するほどたくさんのSweatcoinを得ることができます。 広告を視聴する 3つ目の方法は、「広告を視聴する」です。 アプリのホーム内にある「デイリーリワード」から広告を視聴すると、報酬としてSweatcoinを獲得することができます。 広告の長さは30秒ほどで、視聴し終えるとランダムで0〜1,000SWCの報酬がもらえます。 ステーキングを行う 4つ目の方法は、「ステーキングを行う」です。 ステーキングとは、保有する暗号資産を特定のブロックチェーンネットワークに預け入れることで、報酬を受け取ることができる仕組みのことです。 Sweatcoin(SWC)と交換することができる暗号資産の「SWEAT」は、「Sweat Wallet」というウォレットアプリ内でステーキングすることが可能です。 SWEATのステーキングでは、預け入れる期間によって以下のように利率が決定します。 期間 利率 12ヶ月 12% 6ヶ月 6% 3ヶ月 3% ステーキングとは?利益を得られる仕組みとリスク(Lisk)ステーキングサービスについて Coincheck Sweatcoin(スウェットコイン)の攻略方法 Sweatcoin(スウェットコイン)を効率良く貯める方法としては、次の2つがあります。 「デイリー2倍ブースト」を活用する課金してプレミアムプランに加入する どのような方法なのか、1つずつ解説していきます。 「デイリー2倍ブースト」を活用する 1つ目の攻略方法は、「デイリー2倍ブーストを活用する」です。 「デイリー2倍ブースト」とは、20分間だけ歩数に応じて獲得できるSweatcoin(SWC)の数が2倍になる機能のことです。 1日に1回しか使うことができないので、ランニングや散歩などで確実に20分以上歩くタイミングで使用するのが効果的です。 課金してプレミアムプランに加入する 2つ目の攻略方法は、「課金してプレミアムプランに加入する」です。 Sweatcoinは原則無料で使用できますが、「より効果的にコインを貯めたい」という方に向けてプレミアム(有料)プランも用意されています。 プレミアムプランに加入すると、以下のような特典を受けることができます。 プレミアムプランの特典 1日の歩数制限が無制限になる 獲得できるSWCが2倍になる(1,000歩につき2SWC) プレミアムプラン限定のショップを利用できる アイコンを変更できる 無料プランでは1日の歩数制限が5,000歩に設定されていますが、プレミアムプランに加入すると無制限になります。また、無料プランでは1,000歩につき1SWCが付与されるのに対して、プレミアムプランではその倍の2SWCが獲得できます。 なお、プレミアムプランの加入料金はiOSが月額550円/年額2,700円、Androidが月額780円/年額3,880円となっています。 Sweatcoin(スウェットコイン)の換金方法 集めたSweatcoin(スウェットコイン)を日本円に換金する際の手順は、以下の通りです。 ①Sweat Walletアプリをダウンロードする②Sweat WalletアプリからSWEATを海外取引所に送金③SWEATを他の暗号資産に交換する④交換した暗号資産を国内取引所に送金する⑤暗号資産を円に換金する ①Sweat Walletアプリをダウンロードする Sweatcoin(SWC)を暗号資産のSWEATに換金するためには、「Sweat Wallet」というアプリをダウンロードし、Sweatcoinアプリと連動させる必要があります。 アプリの名称 概要 Sweatcoin 歩いてSweatcoin(SWC)を貯めるためのアプリ Sweat Wallet Sweatcoin(SWC)をSWEATに換金したり、SWEATを取引所に送金したりするためのアプリ Sweat WalletをダウンロードしてSweatcoinと連動させると、Sweatcoinで歩いて貯めたSWCが自動的にSweat Wallet内でSWEATに変換されます。 ②Sweat WalletアプリからSWEATを海外取引所に送金 次に、暗号資産のSWEATをSweat Walletから取引所に送金します。 2023年9月現在、国内の取引所でSWEATを上場しているところは存在しないため、以下のようなSWEATを取り扱っている海外取引所に送金する必要があります。 OKX BitMart MEXC KuCoin Bybit など SWEATの送金は、Sweat Walletのホーム画面にある「Transfer」というメニューから行うことができます。 ③SWEATを他の暗号資産に交換する 次に、取引所でSWEATを他の暗号資産に交換します。 SWEATを取り扱っている取引所の多くは、ビットコイン(BTC)などの暗号資産との通貨ペアを提供していません。そのため、以下のように一旦USDT(テザー)に換金してから他の暗号資産と交換するのが一般的です。 ①SWEATをUSDT(テザー)に換金する②USDTをBTCなどの暗号資産と交換する③交換した暗号資産を国内取引所に送金する USDTを他の暗号資産と交換する際には、送金先の国内取引所で取り扱っている銘柄と交換する必要があるので注意しましょう。 ④交換した暗号資産を国内取引所に送金する USDTと交換した暗号資産を、国内の取引所に送金します。 ⑤暗号資産を円に換金する 暗号資産の送金が完了したら、国内の取引所で暗号資産を日本円に換金します。 以上でSWEATの換金は完了です。 Sweatcoin(スウェットコイン)の将来性・今後の動向 Sweatcoin(スウェットコイン)の将来性を占うポイントとしては、次の4点を挙げることができます。 多数の企業や投資家から出資を受けているMove to Earnの普及度に影響を受けるさまざまな機能が追加されているNFTゲーム「Sweat Hero」などの関連サービスも提供している どのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 多数の企業や投資家から出資を受けている 1つ目のポイントは、「多数の企業や投資家から出資を受けている」です。 2022年7月、Sweatcoinの運営チームはMedium上で、1,300万ドルの資金調達を完了したことを報告しました。 この時の出資には、暗号資産に特化したベンチャーキャピタルの「Electric Capital」や、大手暗号資産取引所が運営元の「OKX Blockdream Ventures」、NEARプロトコルの開発を支援する非営利団体の「NEAR Foundation」などが参加しました。 こうした資金調達の経緯を見る限り、Sweatcoinは多くの企業や投資家から将来性を期待されているプロジェクトと言えるでしょう。 Move to Earnの普及度に影響を受ける 2つ目のポイントは、「Move to Earnの普及度に影響を受ける」です。 前述の通り、Sweatcoinは「Move to Earn」をコンセプトにしたフィットネスアプリです。Move to Earnとは、その名の通り「歩く・走る・動く」などの動作によって暗号資産を獲得できるアプリやサービスを指します。 Sweatcoin以外のMove to Earn関連のアプリとしては、以下のようなものがあります。 Move to Earn関連のアプリ STEPN(ステップン) Walken(ウォーケン) Step App(ステップアップ) Calo Run(カロラン) Fitmint(フィットミント) RunBlox(ランブロックス) Yuliverse(ユリバース) 日本では、2022年にSTEPNが流行した際にMove to Earnという言葉を見聞きした人が多いかもしれません。今後、Move to Earnというコンセプトがさらに普及していけば、Sweatcoinなどの関連アプリを利用する人も増えていくでしょう。 NFTゲーム「STEPN(ステップン)」とは? 始め方やゲーム内暗号資産(仮想通貨)GSTについて解説 Coincheck さまざまな機能が追加されている 3つ目のポイントは、「さまざまな機能が追加されている」です。 Sweatcoinは定期的にアップデートをし、アプリとして改良を重ねています。2023年2月には、独自ウォレット「Sweat Wallet」に新機能「Learn and Earn」が追加されました。 「Learn and Earn」とは、Sweatcoinに関する記事を読んだ後に4択クイズに答えることで、暗号資産のSWEATがもらえる教育コンテンツです。 「Learn and Earn」のようなコンテンツが今後も追加されていき、アプリとしての使いやすさや利便性が向上していけば、それに伴いSweatcoinを利用するユーザーも増えていくことが考えられます。 NFTゲーム「Sweat Hero」などの関連サービスも提供している 引用:Sweat Hero Open Beta 4つ目のポイントは、「NFTゲームなどの関連サービスも提供している」です。 2023年7月、Sweatcoinの開発元であるSweat EconomyはNFTゲームの「Sweat Hero」をリリースしました。 「Sweat Hero」は、Sweatcoinのウォレットアプリ「Sweat Wallet」内で遊べるバトル形式のNFTゲームです。リズムに合わせて画面をタッチしてスコアを稼ぎながら、他のプレイヤーとポイントを競い合うリズムゲームのような内容となっています。なお、バトルに勝利したプレイヤーは、SWEATと交換できるゲーム内通貨の「バトルコイン」を獲得することができます。 今後も「Sweat Hero」のようなコンテンツが追加されることで、それらを目当てにSweatcoinのアプリをダウンロードする人が増加することが考えられます。 Sweatcoin(スウェットコイン)に関するQ&A Sweatcoin(スウェットコイン)に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Sweatcoinとは何ですか? Sweatcoinとは、イギリスおよびウェールズで設立されたSweatcoin社によって開発されたスマホアプリです。 Sweatcoinでは、散歩やランニングによって得た歩数に応じてゲーム内通貨の「Sweatcoin(SWC)」を獲得することができます。そして、集めたSweatcoinはギフト券や暗号資産の「SWEAT」と交換することが可能です。 Sweatcoinの特徴は何ですか? Sweatcoinには、主に以下の4つの特徴があります。 無料で始められる 1億2,000万人以上が登録している 獲得したコインを暗号資産や商品と交換できる 日本語に対応している Sweatcoinの始め方を教えてください。 Sweatcoinの始め方は、以下の通りです。 アプリをダウンロードする サインアップ(新規登録)する スマホを持って歩く Sweatcoinの利益の出し方は? Sweatcoinで利益を出す方法としては、主に次の4つがあります。 歩いてSweatcoinを獲得する 友達を紹介する 広告を視聴する ステーキングを行う まとめ ここまで、Sweatcoin(スウェットコイン)の特徴や始め方などについて解説していきました。 ゲームを始める条件として、NFTスニーカーの購入が必須な類似アプリが多いなか、初期費用が無料で使えるSweatcoinは「Move to Earn」初心者の方でも気軽に始めることができます。 アプリ内で貯めたSweatcoin(SWC)は、ギフト券や暗号資産のSWEATなどと交換することができます。そのため、普段から散歩やランニングをする習慣がある人は、Sweatcoinをダウンロードしたスマホを持って歩くだけでお得に利益を出すことができます。 Sweatcoinは無料で利用でき操作も簡単なので、「Move to Earnに興味がある」という方は試しに利用してみてはいかがでしょうか。

USDC(USD Coin)とは、米国のフィンテック企業「Circle」が運営・発行しているステーブルコインです。 ステーブルコインとは、アメリカドルや日本円などの法定通貨と等価になるように設計されている暗号資産(仮想通貨)で、USDCはアメリカドル(USD・United States Dollar)に対応することを目標に作られています。 ステーブルコインは法定通貨と等価であると市場から評価されなければいけませんから、価値の源泉・担保を持ちます。 担保を用いる方法は複数ありますが、USDCは発行量と同量のUSDを保有とすることで価値を担保する「法定通貨担保型」のステーブルコインに分類されます。 今回の記事では、話題のUSDCについて特徴や保有するメリットについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 USDC(USD Coin)の特徴 USDC(USD Coin)のメリット 会計に透明性がある イーサリアム上で動く ドルと等価 USDC(USD Coin)の注意点 USDC(USD Coin)の購入方法 Coincheckに登録して暗号資産を送金する USDC(USD Coin)の特徴 USDC(USD Coin)とは、米国のフィンテック企業「Circle」が運営・発行しているステーブルコインです。 ステーブルコインとは、アメリカドルや日本円などの法定通貨と等価になるように設計されている暗号資産(仮想通貨)で、USDCはアメリカドル(USD・United States Dollar)に対応することを目標に作られています。 ステーブルコインは法定通貨と等価であると市場から評価されなければいけませんから、価値の源泉・担保を持ちます。 担保を用いる方法は複数ありますが、USDCは発行量と同量のUSDを保有とすることで価値を担保する「法定通貨担保型」のステーブルコインに分類されます。 ステーブルコインの価値の担保方式や、より詳しい内容は下記の記事をご確認ください。 ステーブルコインとは?その仕組みと種類、取り巻く規制と最新動向を解説 Coincheck USDC(USD Coin)のメリット 米ドルを担保とする法定通貨担保型のステーブルコインには、USDT(Tether USDt)やTUSD(TrueUSD)など多くの種類が挙げられます。USDCは他の法定通貨担保型ステーブルコインに比べて、会計に透明性があるため、価値への信頼性が高いと言えます。 また会計の透明性も含め、USDC(USD Coin)には以下の3つのメリットがあると言えるでしょう。 会計に透明性があるイーサリアム上で動くドルと等価 それぞれ詳しくみていきましょう。 会計に透明性がある USDCは監査を受けた会計が公開されているため、取り付け騒ぎのような事態が起こる可能性は低いと考えられています。 同様のステーブルコインであり、2023年時点で時価総額が上位であるUSDT(Tether/テザー)は、会計が不明瞭であったため、「トークンに対応する量のUSDを保有していないのではないか」という疑念が持たれたことがあります。結果的に、一時的に暗号資産全体の価値を毀損したことがありました。 会計の不透明さによる潜在的リスクは、多くのステーブルコインが抱えている問題であるため、会計の透明性が高いUSDCは信頼性があると評価されています。 イーサリアム上で動く USDCはERC-20というイーサリアム上で発行できる暗号資産をベースに開発されています。そのため、DeFiやDAppsなどでUSDCを扱うことが可能であり、DeFiやDAppsの活用方法が拡大できる可能性を秘めています。 また、イーサリアム上で発行されているため、USDCの発行量や発行体の保有量などは、適宜確認することが可能です。電子ポイントなどは発行量や流通量を確認することは困難ですが、USDCはブロックチェーン上のトークンであるため、発行量・流通量の透明性もあるのです。 ドルと等価 値動きが激しい暗号資産の取引では、法定通貨に変えたい場合に一旦ステーブルコインに交換し、再度暗号資産に投資するといった手法が多く取られます。 USDCは米ドルと等価となるように設計されているステーブルコインですから、重大な問題や疑念などの価値・担保を毀損することが発生しない限り、米ドルと同じような価値を持ち続けるでしょう。 暗号資産の価値はステーブルコインからの流入により支えられている部分が大きく、ステーブルコインの価値毀損が起きると暗号資産事態の価格に疑念が持たれることがあります。 そのため、信頼性の高いステーブルコインの登場は、暗号資産自体の価値向上につながると言えるのです。 USDC(USD Coin)の注意点 USDCの注意点としては、USDCはイーサリアム上で構築されているため、イーサリアムでなんらかのトラブルが起こると流通が困難になる危険性があるという点が挙げられます。 また、FTX破綻のような暗号資産全体の価値が毀損されるような場面では、USDCの価格が急落したことがあり、潜在的なリスクとして認識されています。 USDC(USD Coin)の購入方法 USDCは国内の暗号資産取引所では購入することができません。そのため、USDCを購入する場合は、Coicnehckなどの日本国内の取引所で暗号資産を購入し、取り扱いのある取引所へ送金する必要があります。 なお、USDCは1ドルと等価に設定されていますから、基本的に暗号資産のような値動き・ボラティリティは極めて発生しにくいです。そのため、単純に米ドルの代替としてUSDCの購入を検討しているのならば、FXや外貨預金を行ったほうが簡単でしょう。 USDCを使って利益を上げるには、単純に保有する以外の手法を編み出す必要があると言えます。 Coincheckに登録して暗号資産を送金する Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合) 2.アカウント作成 3.本人確認 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行えます。 ここでは、Coincheckアプリで口座開設する手順をご説明します。 ※Web(公式サイト)から口座開設する方法はこちらをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 詳細な口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck 1.アプリのダウンロード 最初に、Coincheckアプリをダウンロードします。アプリは以下からダウンロードできます。 Coincheckアプリを無料ダウンロードする 2.アカウント作成 ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。 3. 本人確認を行う Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。 Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で、審査が完了すればすぐにご利用可能になります。 「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。 ※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。 当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。 参考:「かんたん本人確認」とは iOS/Androidアプリからの本人確認 アカウント登録が完了した後は、本人確認を行います。 本人確認申請の受け付けは、次の条件にあてはまる方のみとさせていただきます。 居住国が日本 18歳以上74歳以下 本人確認は以下の手順で行ってください。 (1)アプリを開き「本人確認をする」をタップして基本情報入力を開始 (2) 各種重要事項を確認して「同意する」をタップ (3)電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力 基本情報の入力 (4)氏名、生年月日、性別、職業、住所などを入力 (5)利用目的、取引経験を入力して、外国PEPsに該当しない場合はチェック (6)基本情報にお間違いがないかを確認して「確認」をタップ 本人確認書類の提出 (7)STEP3の「本人確認書類」をタップ (8)現在お持ちの本人確認書類を選択してください 本人確認書類と顔の撮影 (9)最後に本人確認書類と顔の撮影を行います <本人確認書類の撮影> 「表面」の撮影 「表面・斜め上から」の撮影 「裏面」の撮影 <顔の撮影> 「顔正面」の撮影 「首振り」の撮影 撮影の詳しいやり方については、以下の動画をご覧ください。 撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。 参考:Coincheckのはじめ方 口座開設を行ったあと、購入した暗号資産をCoincheckで送金をする方法はこちらをご覧ください。 https://faq.coincheck.com/s/article/manual2?language=ja

USDT(Tether/テザー)とは、Tether Limited社が2015年に発行を開始した世界初のステーブルコインです。価格が米ドルと連動し、「1USDT = 1ドル」を保つように設計されています。 ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産は価格の変動幅(ボラティリティ)が大きいため、決済手段としての実用性・安定性には欠けるという問題点があります。 その点、米ドルと連動しボラティリティが小さいUSDTは、決済にも利用できる実用性の高さを有しています。そして、この特異性が他のデジタル通貨と一線を画す存在として、USDTは暗号資産市場で非常に高い需要を誇っています。 この記事では、ステーブルコインの代表格であるUSDTの特徴、メリット・デメリット、購入方法などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 USDT(Tether/テザー)とは USDT(テザー)の特徴 米ドルと連動するステーブルコイン 複数のブロックチェーンに対応している 海外取引所で基軸通貨として使用されている 時価総額がステーブルコインの中で一番大きい USDT(テザー)のメリット 価格が安定している 多くの海外取引所で基軸通貨として採用されている DEXで流動性マイニングする際に使用できる USDT(テザー)の注意点・デメリット カウンターパーティー・リスクが高い ステーブルコインに対する規制が強化される可能性がある USDT(テザー)の買い方 USDT(テザー)に関するQ&A USDT(Tether/テザー)とは 引用:Tether USDT(テザー)とは、香港を拠点とするTether Limited社が2015年に発行を開始した世界初のステーブルコインです。米ドルに固定されたペッグ通貨であるUSDTは、「1USDT = 1ドル」を維持するように設計されています。 通貨名 Tether(テザー) ティッカーシンボル USDT 発行枚数 供給量:約830億USDT 発行上限:なし コンセンサスアルゴリズム Proof of Reserves 時価総額ランキング(2023年8月22日時点) 3位 発行元 Tether Limited 公式サイト https://tether.to/en/ USDT(テザー)の特徴 USDT(テザー)には、主に以下の4つの特徴があります。 米ドルと連動するステーブルコイン複数のブロックチェーンに対応している海外取引所で基軸通貨として使用されている時価総額がステーブルコインの中で一番大きい それぞれ詳しく見ていきましょう。 米ドルと連動するステーブルコイン 1つ目の特徴は、「米ドルと連動するステーブルコイン」である点です。 ステーブルコインにはたくさんの種類が存在しますが、価値を安定させる仕組みの違いによって以下の4種類に分類することができます。 名称 特徴 該当する通貨 法定通貨担保型 米ドルや円といった法定通貨により価値が裏付けられるステーブルコイン ・USDT(Tether) ・USDC(USD Coin) ・BUSD(Binance USD) 暗号資産担保型(※) 暗号資産により価値が裏付けられるステーブルコイン ・DAI ・sUSD アルゴリズム型(無担保型)(※) 裏付けとなる資産が無くアルゴリズムによって価値が一定に保たれるステーブルコイン ・フラックス(FRAX) ・TerraUSD(UST) ・マジック・インターネット・マネー(MIM) コモディティ型(※) 金や原油といった現物資産(コモディティ)により価値が裏付けられるステーブルコイン ・Paxos Gold(PAXG) ・ジパングコイン(ZPG) 上記のうち、米ドルに連動するUSDTは「法定通貨担保型」に分類されます。 法定通貨担保型ステーブルコインが法定通貨の価値に連動するのは、発行体が十分な裏付け資産を保有しており、法定通貨と等価な価値を持つと認知されているためです。USDTに関しても、発行済みのUSDTとTether Limited社が保有している米ドルを同量に保つことで、通貨としての価値を維持しています。 ビットコインやイーサリアムをはじめとする従来の暗号資産は価格変動(ボラティリティ)が大きく、法定通貨にはない機能を備えるものの、決済手段としての実用性・安定性には欠けるという問題点があります。 その点、法定通貨に連動するUSDTはボラティリティが小さく安定性に優れているため、資産運用や決済などさまざまな用途で利用されています。 (※)暗号資産型、アルゴリズム型、コモディティ型ステーブルコインは、設定された価値を保証するための原資産が確保されているものではなく、相場の変動等により目標価格に対して大きく下落する可能性があります。 ステーブルコインとは?仕組みと種類、取り巻く規制と最新動向を解説 Coincheck 複数のブロックチェーンに対応している 2つ目の特徴は、「複数のブロックチェーンに対応している」点です。 暗号資産の多くは1つのブロックチェーンのみに対応していますが、USDTは次のような複数のブロックチェーンを基盤として発行されています。 Algorand Avalanche Ethereum EOS Liquid Network Near Omni Polygon Solana 上記のような複数のブロックチェーンに対応可能である点が、USDTが決済やDeFi(分散型金融)などさまざまな分野で利用されている要因と言えるでしょう。 海外取引所で基軸通貨として使用されている 3つ目の特徴は、「海外取引所で基軸通貨として使用されている」点です。 USDTが普及していない日本の暗号資産取引所とは対照的に、海外取引所やDEX(分散型取引所)ではUSDTをはじめとする多くのステーブルコインが基軸通貨として採用されています。 「日本円」が基軸通貨となっている国内の取引所では、保有する暗号資産が値上がりした際に円に換金することで利益を確定することができます。しかし、大半の海外取引所では日本円が基軸通貨として採用されていないため、ボラティリティの非常に小さいUSDTなどのステーブルコインに換金して利確するのが一般的です。 時価総額がステーブルコインの中で一番大きい 4つ目の特徴は、「時価総額がステーブルコインの中で一番大きい」点です。 USDTは数ある暗号資産の中で、ビットコイン、イーサリアムに次ぐ第3位の時価総額を誇っています(2023年8月29日時点)。 引用:CoinGecko また時価総額だけでなく、USDTは1日の取引高においても全100種類以上あるステーブルコインの中でトップに位置しています。時価総額と取引高がともにこれだけ大きいということは、USDTの需要が非常に高く、世界中の取引所や店舗・サービスで使用されていることを意味します。 USDT(テザー)のメリット USDT(テザー)には、主に次のようなメリットがあります。 価格が安定している多くの海外取引所で基軸通貨として採用されているDEXで流動性マイニングする際に使用できる どのような内容なのか、順番に解説していきます。 価格が安定している 1つ目のメリットは、「価格が安定している」点です。 前述したように、USDTは米ドルと価格が連動し、「1USDT = 1ドル」を維持するように設計されています。 ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産はボラティリティが大きいため、円やドルなどの法定通貨と比べると、決済などの実用性で劣るという問題があります。その点、米ドルと連動するステーブルコインであるUSDTは、決済にも利用できる実用性の高さを有しています。 多くの海外取引所で基軸通貨として採用されている 2つ目のメリットは、「多くの海外取引所で基軸通貨として採用されている」点です。 ビットコインなどの暗号資産は価格の変動幅が大きいため、資産を長期間に渡って保有するのには適していません。そのため、USDTが基軸通貨として採用されている海外取引所では、持っている暗号資産をボラティリティの小さいUSDTに換金することで、安定的に資産を保有することができます。 DEXで流動性マイニングする際に使用できる 3つ目のメリットは、「DEXで流動性マイニングする際に使用できる」点です。 DEX(Decentralized Exchange:分散型取引所)とは、ブロックチェーンを活用することで、管理者を介さずにユーザー同士で直接暗号資産の取引を行うことができる取引所のことです。代表的なサービスとしてはUniswap、PancakeSwap、SushiSwapなどがあります。 DEXでは、暗号資産の取引に必要となるトークンを一定期間預け入れる(流動性を提供する)ことで、利息や手数料を得ることができます。この仕組みのことを、「流動性マイニング」もしくは「イールドファーミング」と呼びます。 流動性マイニングでは、預け入れたトークンの価格が変動することによって「インパーマネントロス」という損失が発生します。その点、USDTはボラティリティが小さいので、流動性マイニングで使用しても安定的に利益を出すことが可能です。 DEX(分散型取引所)とは?特徴や使い方、おすすめの取引所を解説 Coincheck USDT(テザー)の注意点・デメリット 前述したようなメリットがある一方で、USDT(テザー)には次のようなデメリットもあります。 カウンターパーティー・リスクが高いステーブルコインに対する規制が強化される可能性がある それぞれ詳しく見ていきましょう。 カウンターパーティー・リスクが高い 1つ目のデメリットは、「カウンターパーティー・リスクが高い」点です。 カウンターパーティー・リスクとは、金融商品の取引をする際に、相手方が破綻するなどして契約が履行されずに損失を被るリスクのことです。 USDTは、「1USDT = 1ドル」という固定された価格を維持するために、Tether Limited社によって中央集権的に管理されています。そのため、もしTether Limitedが不祥事を起こしたり破綻したりした場合には、USDTに対する信用がなくなり、通貨としての価値が失われる可能性があります。 ステーブルコインに対する規制が強化される可能性がある 2つ目のデメリットは、「ステーブルコインに対する規制が強化される可能性がある」点です。 2022年5月にステーブルコインのUST(TerraUSD)でディペッグ(価値の乖離)が起こり、それに起因して暗号資産市場全体が暴落したことを受けて、世界中でステーブルコインに対する規制の動きが強まりました。 日本では、2023年6月に改正資金決済法が施行されたことにより、一部のステーブルコインを取り扱う業者が規制されることになりました。規制強化に対しては、投資家保護やマネーロンダリングの防止などに繋がる一方で、イノベーションを阻害し市場からの資金流出を招く可能性があるという意見もあります。 ステーブルコインに対する規制は、今後も世界中で強化されていくことが予想されます。そのため、USDTの保有を検討する場合は、規制強化に向けた各国政府の動向を注視するのが賢明といえるでしょう。 USDT(テザー)の買い方 USDT(テザー)は国内の取引所では取り扱っていないため、国内の取引所で元手となる暗号資産を購入してから海外取引所やDEX(分散型取引所)で購入する必要があります。 具体的な手順は以下の通りです。 ①国内の暗号資産取引所で口座開設をする②取引所に日本円を入金する③取引所で暗号資産を購入する④購入した暗号資産を海外取引所に送金する⑤USDTを購入する 暗号資産を購入するには、事前に暗号資産取引所で口座開設をする必要があります。Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 アプリのダウンロード(スマートフォンで口座開設する場合) アカウント作成 本人確認 スマートフォンアプリを使えば、口座開設手続きがインターネット上だけで完結し、最短5分で申し込みをすることが可能です。Coincheckでの口座開設の詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説 Coincheck Coincheckアプリを無料ダウンロードする USDT(テザー)に関するQ&A USDT(テザー)に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 USDT(テザー)とは何ですか? USDTは、Tether Limited社が2015年に発行を開始した世界初のステーブルコインです。価格が米ドルと連動し、「1USDT = 1ドル」を維持するように設計されています。 USDT(テザー)の特徴を教えてください。 USDTには、主に以下の4つの特徴があります。 米ドルと連動するステーブルコイン 複数のブロックチェーンに対応している 海外取引所で基軸通貨として使用されている 時価総額がステーブルコインの中で一番大きい USDT(テザー)の注意点は何ですか? USDTには、次のような注意点・デメリットがあります。 カウンターパーティー・リスクが高い ステーブルコインに対する規制が強化される可能性がある USDT(テザー)の買い方を教えてください。 USDTは国内の取引所では取り扱っていないため、国内の取引所で元手となる暗号資産を購入してから海外取引所やDEXで購入する必要があります。 具体的な手順は以下の通りです。 国内の暗号資産取引所で口座開設をする 取引所に日本円を入金する 取引所で暗号資産を購入する 購入した暗号資産を海外取引所に送金する USDTを購入する

ワールドコイン(Worldcoin/WLD)とは、ChatGPTを提供するOpenAI社CEO、サム・アルトマン氏が手がけた暗号資産(仮想通貨)です。 ChatGPTを謳った実際はOpenAIなどと全く関係のない暗号資産が蔓延るなか、ワールドコイン(WLD)は満を持してローンチされました。 ワールドコイン(WLD)はOpenAI社やChatGPTと直接関係はありません。しかし同社CEOが開発・ローンチに携わっており、AIが発展する社会の中で活用が期待できるプロダクトになることが予想されています。 この記事でわかること ワールドコイン(WLD)の特徴 ワールドコイン(WLD)の将来性 ワールドコイン(WLD)の買い方 Coincheckの無料登録はこちら 目次 ワールドコイン(WLD)とは ワールドコイン(WLD)の特徴 ChatGPTを開発したOpenAIのサム・アルトマン氏が携わる ヒトの瞳(虹彩)で個人を認証する ワールドコイン(WLD)の価格 ワールドコイン(WLD)の将来性 ワールドコイン(WLD)の注意点・リスク ワールドコイン(WLD)の買い方 Coincheckで口座開設をする方法 ワールドコイン(WLD)とは ワールドコイン(Worldcoin/WLD)は、国や人のバックグラウンドに関係なく、世界の経済への普遍的なアクセスを確立することを目標に開発されている暗号資産(仮想通貨)です。 AI時代において、地球上すべての人々が恩恵を受ける場所を確立するというビジョンを掲げています。 ユニバーサルベーシックインカム(UBI)に基づいた思想であり、全地球的にAIによる資金提供が行われるベーシックインカムを導入することで、人々に自由で平等な機会を提供し、新たな経済活動・未来を作り出す可能性を示唆しています。 ワールドコイン(WLD)は、本人証明に基づいて構築されたプライバシー保護デジタルIDネットワーク「World ID」と、提供する地域での法律が認めている場合、デジタル通貨の「ワールドコイン(WLD)」で構成されます。 AIが進歩する時代において、インターネット上の本人確認は困難を極めており、未解決の問題と言われることがあります。オンラインでの投票や資金・価値の給付が難しくなっています。より強力なAIやBotが出現すると、人間と区別する難易度が上昇します。 World IDでは本人確認を生体認証での実現を目指しており、Orbと呼ばれる生体認証デバイスを使うことで、プライバシーを維持しながらオンラインで個人認証を行います。 Orbは2023年7月25日に東京国際フォーラムで行われたWeb3カンファレンス「WebX」にて、実証実験が行われました。 ワールドコイン(WLD)特徴 ワールドコイン(WLD)の立ち上げには、ChatGPTを開発したOpenAIのサム・アルトマン氏が携わっています。 ワールドコイン(WLD)自体はオープンソースなプロトコルですが、コミュニティが自律的に活動するまでWorldcoin財団がサポートを行います。 ワールドコイン(WLD)のメインネットは、2023年7月23日にローンチし、海外の暗号資産取引所大手である、Binanceなどで取り扱いが開始されました。 ChatGPTを開発したOpenAIのサム・アルトマン氏が携わる OpenAI社が提供する「ChatGPT」は、2023年上半期のIT業界のトレンドで独走状態になったと評しても過言ではないでしょう。 サム・アルトマン氏はトレンドを独占したOpenAIのCEOで、同氏が立ち上げに携わった暗号資産プロジェクトであるワールドコイン(WLD)も注目を集めています。 サム・アルトマン氏は、ワールドコイン(WLD)の立ち上げに貢献している、「Tools for Humanity」という会社の共同創業者です。同社は2020年に設立され、2023年8月21日現在では、財団およびWorld Appにおいて運営者アドバイザーを務めています。 ChatGPT (チャットGPT)でできることは?活用事例とできないことをまとめて解説 Coincheck ヒトの瞳(虹彩)で個人を認証する World IDでの個人認証は、ヒトの瞳の虹彩パターンで行います。 World IDを取得するには、Orbで虹彩を登録する必要があります。2023年8月21日時点で、日本国内では3カ所で登録できます。World IDを管理するスマホアプリ「World App」から設置個所を確認できるため、興味がある方はチェックしてみてください。 ワールドコイン(WLD)価格 ワールドコイン(WLD)のメインネットは2023年7月23日にローンチし、海外の暗号資産取引所大手であるBinanceなどで取り扱いが開始されました。 上場直後は400円程度で取引されたあと徐々に価格は下落し、2023年8月21日時点では210円前後で取引されています。 まだローンチしたての暗号資産であるため、今後の動向に注視しましょう。 ワールドコイン(WLD)将来性 ワールドコイン(WLD)は、すでに生体認証を行うデバイス「Orb」の実証実験も行っているため、一向にプロダクトが出てこない暗号資産プロジェクトに比べると、将来性があると言えます。 先述の通り、Orbは東京都内などで体験できるため、利用してみると未来が体感できるでしょう。 AIやBot耐性を持つ機械的な本人確認手段はまだ少ないため、OrbやWoeld IDが公共機関などに活用され、ワールドコイン(WLD)に注目が集まることがあるかもしれません。 ワールドコイン(WLD)の注意点・リスク ワールドコイン(WLD)の注意点やリスクとしては、虹彩認証が個人情報収集にあたるため、政府機関などにより規制が行われる可能性があることです。また、プライバシー保護には「Orbで収集した画像と虹彩パターンは、サインアップした時点で永久に削除される」などの対策が盛り込まれていますが、万が一の流出の可能性はゼロとは言えないでしょう。 主にプライバシー保護やクラッキング、法的規制のリスクが考えられます。 また、提供する地域の法律によってはワールドコイン(WLD)を活用できないため、個人認証としてはサービスが利用されても、思っているより暗号資産のほうが使われないといった場面も想定できます。 しかし現実世界で活用が期待できるプロジェクトを、机上の空論ではなく実際にOrbというデバイスを展開しているワールドコインでは、ビジネスが企画倒れするようなリスクは少ないかもしれませんね。 ワールドコイン(WLD)買い方 ワールドコイン(WLD)は日本国内の暗号資産取引所では取り扱いがないため、日本の暗号資産取引所でビットコインなどの暗号資産を購入したあとに海外取引所へ送金し、海外取引でWLDを購入する必要があります。 また、同名コインが存在するため、購入時に「ワールドコイン(Worldcoin/WLD)」であるかを確認しましょう。 本記事では、Coincheckで暗号資産を購入し、海外取引所などに送金してワールドコイン(WLD)を購入する方法を解説します。 ワールドコイン(WLD)を扱っている取引所はいくつかありますが、なるべく自身で調べて、信頼できそうな取引所を選んでください。取引所は、CoinMarketCapなどで調べられます。 https://coinmarketcap.com/ja/currencies/worldcoin-org/ Coincheckで口座開設をする方法 Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合) 2.アカウント作成 3.本人確認 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行えます。 ここでは、Coincheckアプリで口座開設する手順をご説明します。 ※Web(公式サイト)から口座開設する方法はこちらをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 詳細な口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck 1.アプリのダウンロード 最初に、Coincheckアプリをダウンロードします。アプリは以下からダウンロードできます。 Coincheckアプリを無料ダウンロードする 2.アカウント作成 ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。 3. 本人確認を行う Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。 Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で、審査が完了すればすぐにご利用可能になります。 「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。 ※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。 当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。 参考:「かんたん本人確認」とは iOS/Androidアプリからの本人確認 アカウント登録が完了した後は、本人確認を行います。 本人確認申請の受け付けは、次の条件にあてはまる方のみとさせていただきます。 居住国が日本 18歳以上74歳以下 本人確認は以下の手順で行ってください。 (1)アプリを開き「本人確認をする」をタップして基本情報入力を開始 (2) 各種重要事項を確認して「同意する」をタップ (3)電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力 基本情報の入力 (4)氏名、生年月日、性別、職業、住所などを入力 (5)利用目的、取引経験を入力して、外国PEPsに該当しない場合はチェック (6)基本情報にお間違いがないかを確認して「確認」をタップ 本人確認書類の提出 (7)STEP3の「本人確認書類」をタップ (8)現在お持ちの本人確認書類を選択してください 本人確認書類と顔の撮影 (9)最後に本人確認書類と顔の撮影を行います <本人確認書類の撮影> 「表面」の撮影 「表面・斜め上から」の撮影 「裏面」の撮影 <顔の撮影> 「顔正面」の撮影 「首振り」の撮影 撮影の詳しいやり方については、以下の動画をご覧ください。 撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。 参考:Coincheckのはじめ方 口座開設を行ったあと、購入した暗号資産をCoincheckで送金をする方法はこちらをご覧ください。

歩くことでビットコインを獲得できるポイ活アプリのBitWalk(ビットウォーク)。 本記事では、BitWalk(ビットウォーク)の始め方や使い方、使用の上での注意点を解説しています。 無料で暗号資産(仮想通貨)を獲得できることで注目が集まっているアプリですが、おさえておきたいポイントを意識しておくと、より快適に使えることでしょう。 この記事でわかること BitWalk(ビットウォーク)の始め方・使い方 BitWalk(ビットウォーク)での出金・換金方法 Coincheckなどに登録しないと出金・換金できない Coincheckの無料登録はこちら 目次 BitWalk(ビットウォーク)とは BitWalk(ビットウォーク)の始め方・使い方 アプリインストール BitWalk(ビットウォーク)での出金・換金方法 BitWalk(ビットウォーク)のその他の機能 リップルが貯まるXRP Walkというアプリがある BitWalk(ビットウォーク)の注意点 Coincheckなどに登録しないと出金・換金できない 有効期限がある 広告を見る回数 まとめ BitWalk(ビットウォーク)とは BitWalk(ビットウォーク)とは、株式会社Paddleが提供する、歩くことでビットコインを貯められるポイ活・ヘルスケア系のスマートフォン向けアプリです。 スマートフォンの歩数計に連動して500歩ごとにスタンプを獲得でき、1日で20,000歩相当の最大40個までスタンプを貯めることができます。 このスタンプは1つでおよそ0.05円前後のビットコインが獲得できると言われており、獲得時に10秒から1分程度の広告を閲覧すると獲得量が5倍になります。 純粋に歩くだけでもビットコインを獲得することができますが、ポイ活が目的のユーザーは広告を閲覧しています。 BitWalk(ビットウォーク)はSTEPNのようなブロックチェーンゲームやNFTゲームの一種ではなく、一般的なポイ活アプリです。 歩くことでビットコインを貯めることができる性質上、Move To Earn系のブロックチェーンゲーム・NFTゲームに似ているように見えますが、BitWalk(ビットウォーク)でのビットコイン獲得には、ブロックチェーンの関係がありません。単純に広告収益をユーザーで分配しているサービスです。 ビットコインは気になるけれど、まずは無料で手に入れてみたいという方にもオススメのアプリでしょう。 BitWalk(ビットウォーク)の始め方・使い方 BitWalk(ビットウォーク)を始めるには、アプリのインストールとビットコインを受け取るために暗号資産取引所の口座開設が必要になります。 口座開設には数日程度時間を要することもあるため、まだ暗号資産取引所の口座をお持ちでない場合は、早めに口座を開設しておきましょう。 暗号資産取引所のCoincheckでは、最短1日で取引が行えます。口座開設をご検討の方は、ぜひCoincheckをご利用ください。 Coincheckの無料登録はこちら アプリインストール BitWalk(ビットウォーク)を始めるには、まずスマートフォンにアプリをインストールしましょう。iOSはApp Storeから、AndroidではGoogle Playからダウンロードできます。 また、歩いてポイントを獲得するという性質上、スマートフォンには歩数計機能が必要になります。 iPhoneにはヘルスケアAppが搭載されているため、BitWalkのインストール後に連携をしておきましょう。 AndroidにはデフォルトでGoogle Fitなどの歩数計アプリがインストールされていない場合があるため、必要に応じてGoogle Fitをインストールしましょう。 アプリの設定が終わったら、歩いてスタンプを貯められます。 また、会員登録を行っておくと、機種変更時や誤ってアプリを削除したときに安心です。 BitWalk(ビットウォーク)での出金・換金方法 BitWalk(ビットウォーク)で貯めたビットコインを出金・換金するためには、先述の暗号資産取引所の口座開設をする必要があるほか、最低出金金額が設定されています。 最低出金金額には0.2mBTC、つまり0.0002BTCが必要になります。0.2mBTCは、2023年7月24日時点のレート(1BTC=約420万円)で、850円相当です。 送金時には受け取り用のビットコインアドレスが必要です。Coincheckではアプリからかんたんに受け取ることができます。詳細な方法は、こちらからご確認ください。 h2 BitWalk(ビットウォーク)のその他の機能 BitWalk(ビットウォーク)は、歩いてビットコインを貯める以外にも、ビットコインの相場を見る機能や、相場予想でビットコインが獲得できる機能、CMを見てガチャを回せる機能があります。 リップルが貯まるXRP Walkというアプリがある BitWalk(ビットウォーク)の姉妹アプリに、同じような機能でリップルを獲得することができるXRP Walkというアプリがあります。 提供会社は同じ株式会社Paddleで、同様に換金では暗号資産取引所の口座が必要です。 XRP Walkも含めて、多くの歩いてポイントを獲得するタイプのアプリは、同一端末なら同じ歩数計を参照しています。そのため、複数のアプリをインストールし、それぞれのアプリから報酬を獲得しているユーザーがいます。 BitWalk(ビットウォーク)の注意点 BitWalkを利用する上で、いくつか覚えておきたいポイントがあります。うっかりすると獲得したスタンプやビットコインを任意のタイミングで獲得できない場合があるため、予め注意しましょう。 Coincheckなどに登録しないと出金・換金できない BitWalkのアプリ単体では、日本円に換金することができません。換金を行うには、出金先の暗号資産取引所でビットコインを売却し、その取引所から銀行口座に出金する必要があります。 また、一般に暗号資産取引所は口座開設には数日の時間がかかります。そのため、ビットウォークで貯めたビットコインをすぐに換金したい場合には、貯まる前に口座開設を行っておくとスムーズです。 有効期限がある 貯めたスタンプには有効期限が存在します。貯まったスタンプは午前3時までにビットコインに交換しないと有効期限が切れてしまうため、毎日スタンプをビットコインに交換する必要があります。 スタンプをビットコインに交換するためには、1スタンプごとにそのままビットコインを獲得するか、動画を見て5倍獲得するかを選択する必要があります。そのため、有効期限ギリギリの時間で広告を見ると、スタンプを失う可能性があるため、時間に余裕を持ってビットコインに交換するとよいです。 広告を見る回数 前項の通り、ビットコインを獲得する際に、スタンプごとに広告を閲覧して5倍で獲得するかを選択する必要があります。 そのため、一日の最大獲得量である40個のスタンプを5倍で獲得するには、それだけ多くの広告を閲覧しなければいけません。 ビットウォークはアプリの性質上、広告を見ることでポイントを獲得するタイプのアプリといえます。広告は見るものと考えてサービスを利用すると考えるとよいかもしれません。 なお、5倍にしないでビットコインは獲得できますが、貯まる量がそれだけ減るということも覚えておきましょう。自分の生活スタイルや時間の余裕に合わせた利用をオススメします。 まとめ 広告を見ることでビットコインを獲得できるBitWalk(ビットウォーク)は、無料で暗号資産取引を始めたい方に向いているサービスです。 日々の移動で暗号資産を手に入れることができるため歩くことにインセンティブができ、運動不足と言われている現代では、健康の維持管理でも役に立つアプリかもしれませんね。

P2P(ピアツーピア)とは、サーバーを介さずに端末同士で直接データのやり取りを行う通信方式のことです。 LINEやビットコイン、ファイル共有ソフトなどに活用されているP2Pは、新たな通信方式としてさまざまな業界から注目されており、活用の幅は今度ますます拡大していくと言われています。 この記事では、P2Pの仕組みや従来のクライアントサーバー方式との違い、メリット・デメリット、活用事例などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 P2P(ピアツーピア)とは クライアントサーバー方式との違い P2P(ピアツーピア)の種類 ピュアP2P ハイブリッドP2P スーパーノード型P2P P2P(ピアツーピア)のメリット 通信環境が安定している 匿名性が高い 低コストでシステムを構築できる P2P(ピアツーピア)のデメリット ウイルスが拡散しやすい ネットワーク帯域が圧迫されやすい P2P(ピアツーピア)の活用事例 ビットコイン LINE ファイル共有ソフト(Winnyなど) P2P(ピアツーピア)に関するQ&A まとめ P2P(ピアツーピア)とは P2Pとは「Peer to Peer」の略称のことで、サーバーを介さずに端末(PC、スマホなど)同士で直接データのやり取りを行う通信方式のことを指します。 Peerには、「(地位・能力などが)同等の人、同僚、仲間」などの意味があり、ネットワークに接続している端末のことを、“ピア”もしくは“ノード”と呼びます。そして、P2P技術を用いてピア(ノード)同士が接続されているネットワークのことを、「P2Pネットワーク」といいます。 クライアントサーバー方式との違い ネットワークの通信方式には、P2P方式の他に従来型の「クライアントサーバー方式」があります。 両者の最も大きな違いとしては、中央集権的なサーバーの有無が挙げられます。一般的な通信方式として知られるクライアントサーバー方式では、利用者が操作するクライアント(端末)からの要求に基づいて、サーバーがデータの提供を行います。私たちが普段インターネットでアクセスするサイトは、主にこちらの方式を採用しています。 一方、P2P方式では情報を一元管理するサーバーが存在せず、ネットワークに接続している端末同士で直接データの検索や転送を行います。P2Pでは、1つの端末がクライアントとサーバーの両方の役割を担っています。具体的には、情報を所持している端末がサーバーの役割をするのに対して、情報を必要としている端末がクライアントとなり、サーバー役の端末に対してデータの検索要求を行います。 なお、P2Pの技術はLINEやビットコインに代表される暗号資産、ファイル共有ソフトなどで活用されています。 P2P(ピアツーピア)の種類 P2Pには、以下の3つの種類があります。 ピュアP2PハイブリッドP2Pスーパーノード型P2P それぞれ詳しく見ていきましょう。 ピュアP2P 「ピュアP2P」とは、中央サーバーを設置せずに各ノード間で直接ファイルの検索と転送を行う一般的なP2Pの方式のことを指します。対等の立場と機能を持った端末同士で、直接通信を行います。 サーバーを利用しないピュアP2Pでは、端末同士でデータや情報を分散して持ち合い、不足しているデータを補い合いながら情報ネットワークを構築しています。具体的には、情報を必要としている端末がクライアントとなり、情報を所持している他の端末に対して検索要求を行うことで情報を取得する仕組みとなっています。 ハイブリッドP2P 「ハイブリッドP2P」とは、従来のP2Pネットワークにサーバーを用いる通信方式のことを指します。 ハイブリッドP2Pでは、「どのノードがどんな情報を持っているか」というインデックス情報の管理をサーバーが行い、実際のデータのやり取りはノード間で直接行います。この通信方法は、クライアントサーバー方式とP2P方式を組み合わせていることから、“ハイブリッド方式”と呼ばれています。 スーパーノード型P2P 「スーパーノード型P2P」とは、ノードのインデックス情報を“スーパーノード”と呼ばれる特別な端末が管理する方式のことです。 スーパーノードには、優れた処理能力を持っていて通信回線が安定している端末が複数選ばれます。スーパーノードとして選ばれた端末は、ネットワークに参加しているノードの情報を管理し、各ノードからの要求に応じて必要な情報の検索を行います。 P2P(ピアツーピア)のメリット P2Pには、主に以下の3つのメリットがあります。 通信環境が安定している匿名性が高い低コストでシステムを構築できる どのような内容なのか、順番に解説していきます。 通信環境が安定している 1つ目のメリットは、「通信環境が安定している」点です。 1つのサーバーで情報の管理と処理を行う従来のクライアントサーバー方式では、アクセスが集中してサーバーがダウンしてしまうと、クライアントは情報を受け取ることができません。このように、サーバーダウンによりネットワーク全体が停止してしまうことを「ダウンタイム」といいます。 それに対して、P2P方式では複数の端末でデータを分散管理することで回線にかかる負荷を軽減し、クライアントサーバー方式よりも高速な通信を行うことができます。また、特定のクライアントが停止しても残りのアクティブな端末同士で通信を継続できるため、ネットワークが停止することがない「ゼロダウンタイム」を実現することも可能です。 匿名性が高い 2つ目のメリットは、「匿名性が高い」点です。 P2Pではデータがネットワーク上に分散されるため、すべてのノードの情報が把握されにくく匿名性が確保されやすい仕組みになっています。プライバシーを守られながら通信できる点は、ネットワーク参加者にとって大きな利点と言えるでしょう。 低コストでシステムを構築できる 3つ目のメリットは、「低コストでシステムを構築できる」点です。 特定の中央サーバーによってデータの管理を行うクライアントサーバー方式では、膨大な情報の処理ができる高性能なサーバーを用意する必要があります。それに加えて、サーバーの保守・運用費などのランニングコストもかかるため、システムの構築・維持に高額な費用がかかります。 一方、P2Pではサーバーを用意する必要がないため、クライアントサーバー方式に比べて低コストでシステムを構築することができます。 P2P(ピアツーピア)のデメリット 先ほど紹介したようなメリットがある一方で、P2Pには次のようなデメリットもあります。 ウイルスが拡散しやすいネットワーク帯域が圧迫されやすい 各内容について、以下で解説していきます。 ウイルスが拡散しやすい 1つ目のデメリットは、「ウイルスが拡散しやすい」点です。 P2Pでは、サーバーを介さずに端末同士で直接データをやり取りするため、接続先にセキュリティ上の問題があると通信中に被害を受けてしまう可能性があります。 また、網の目のように無数のPCが接続されているので、ウイルスがネットワーク全体に拡散しやすいことや、感染源を特定するのが困難な点もデメリットとして挙げることができます。 例えば、2000年代初頭に流行したファイル共有ソフトの「Winny」もP2Pを利用していたことから、一時期「暴露ウイルス」と呼ばれる情報漏洩系のウイルスに感染するユーザーが続出し、社会問題にまで発展しました。 ネットワーク帯域が圧迫されやすい 2つ目のデメリットは、「ネットワーク帯域が圧迫されやすい」点です。 P2Pではデータの送受信を断続的に行うため、ネットワーク帯域が圧迫されやすくなります。そのため、P2Pを利用したアプリケーションを使用している間は、他のアプリケーションの通信環境に影響を与えることがあります。 P2P(ピアツーピア)の活用事例 続いて、P2Pの活用事例についてご紹介します。P2Pの技術は、主に次のようなアプリやサービスなどに利用されています。 ビットコインLINEファイル共有ソフト(Winnyなど) それぞれ詳しく見ていきましょう。 ビットコイン ビットコイン(BTC)に代表される暗号資産では、P2Pの通信方式が使われています。 ビットコインでは、銀行などの管理者を介することなく、ユーザー間で直接資金のやり取りが行われるシステム(P2Pネットワーク)を採用しています。そして、過去の取引情報はブロックチェーンと呼ばれるデジタル台帳にすべて記録されており、誰でも自由に閲覧することができます。 このブロックチェーンは、P2Pネットワークに参加しているノードによって分散管理されているため、一部のコンピューターが故障したりハッキングなどにあっても、システムダウンすることなく安定的にネットワークを運営することができます。 また、多数の端末でデータを共有しているため、悪意を持ったユーザーがデータを改ざんしようとしてもすぐに発見することができ、ハッキングを防止することもできます。 LINE 無料通信アプリとして日本で圧倒的なシェアを誇る「LINE」でも、P2Pの技術が活用されています。 LINEでは、ユーザーIDなどのアカウント情報はサーバーで一元管理されていますが、チャット上で送信される画像や動画はP2Pで共有されています。 P2Pを利用することで、大規模なサーバーを用意しないでもサービスの提供が行えるため、運営コストの節約につながり、それが結果的にLINEが無料で使用できる要因の1つとなっていると言われています。 ファイル共有ソフト(Winnyなど) WinnyやBitTorrentなどのファイル共有ソフトでも、P2Pは活用されています。 ファイル共有ソフトとは、インターネット上で不特定多数のユーザーとファイルを交換するためのソフトのことで、WinnyやBitTorrentの他にもNapster、WinMX、Shareなどさまざまな種類が開発されました。 しかし、交換されるファイルの大半がゲームや音楽、漫画、映画などから違法に複製されたものだったことから、ファイル共有ソフトの使用をめぐっては著作権法違反の容疑で逮捕・起訴される利用者が続出しました。 Winny(ウィニー)とは?仕組みや開発者・金子勇氏について解説 Coincheck P2P(ピアツーピア)に関するQ&A P2Pに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 P2Pとは何ですか? P2Pとは「Peer to Peer」の略称のことで、サーバーを介さずに端末(PC、スマホなど)同士で直接ファイルのやり取りを行う通信方式のことを指します。 クライアントサーバー方式とP2P方式の違いは? 両者の最も大きな違いとしては、中央集権的なサーバーの有無が挙げられます。クライアントサーバー方式では、利用者が操作するクライアント(端末)からの要求に基づいて、サーバーがデータの提供を行います。 一方、P2P方式では情報を一元管理するサーバーが存在せず、ネットワークに接続している端末同士で直接データの検索や転送を行います。 P2Pにはどんな種類がありますか? P2Pには、以下の3つの種類があります。 ピュアP2P ハイブリッドP2P スーパーノード型P2P P2Pのメリットを教えてください。 P2Pには、主に以下の3つのメリットがあります。 通信環境が安定している 匿名性が高い 低コストでシステムを構築できる まとめ P2Pの仕組みや種類、メリット・デメリット、活用事例などについて解説してきました。 サーバーを介さずに端末同士で直接ファイルのやり取りを行うP2Pには、サーバーダウンのリスクがなく安定して通信できたり、低コストでネットワークシステムを構築したりできるメリットがあります。 すでにLINEやビットコインなどに活用されているP2Pは、新たな通信方式としてさまざまな業界から注目されており、活用事例は今後さらに増えていくことが予想されます。

Winnyとは、2002年に日本で登場したWindows向けのファイル共有ソフトです。Peer to Peer(ピアツーピア:P2P)と呼ばれる通信方式を利用することで、サーバーを介さずにユーザー同士で直接データのやり取りを行います。 Winnyの使用をめぐっては、著作権侵害や情報漏洩を起こす利用者が続出したことで、社会問題にまで発展しました。そして、違法アップロードを行い逮捕されるユーザーが出てくる中で、捜査の手は開発者の金子勇氏にまで及ぶようになります。 この記事では、日本中で物議を醸し、2023年には映画化までされたWinnyの仕組みや問題点、金子氏が逮捕・起訴されてから無罪を勝ち取るまでの軌跡(通称「Winny事件」)などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 Winny(ウィニー)とは P2P技術を利用してファイルの共有を行う Winny(ウィニー)が問題視された理由 違法なファイルのやり取り(著作権侵害問題) 「暴露ウイルス」感染による情報流出 Winny(ウィニー)事件とは?誕生までの経緯と開発者・金子勇氏が逮捕された理由 2ちゃんねるの神「47氏」によって開発されたWinny 続出する著作権侵害 金子氏はなぜ逮捕された?「Winny事件」の経緯・争点 【2023年】Winny事件をテーマにした映画が公開 Winny(ウィニー)以外のファイル共有ソフト Napster(ナップスター) WinMX(ウィンエムエックス) Share(シェア) BitTorrent(ビットトレント) パソコンからの情報流出を防ぐ方法 セキュリティソフトを導入する ファイル共有ソフトをインストールしない PCのアップデートをこまめに行う Winny(ウィニー)に関するQ&A まとめ Winny(ウィニー)とは Winnyとは、2002年に日本で登場したWindows向けのファイル共有ソフトです。巨大掲示板の2ちゃんねる上で「47氏」と呼ばれていた、プログラマーの金子勇氏によって開発されました。金子氏は当時、東京大学の大学院で特任助手を務めていました。 ファイル共有ソフトとは、インターネット上で不特定多数のユーザーとファイルを交換するためのソフトのことで、Winnyの他にもNapster、WinMX、Shareなどさまざまな種類が開発されました。 しかし、交換されるファイルの大半がゲームや音楽、漫画、映画などから違法に複製されたものだったことから、ファイル共有ソフトの使用をめぐっては著作権法違反の容疑で逮捕・起訴される利用者が続出しました。 そしてWinnyに関しては、使用者だけでなく開発者の金子氏も逮捕される事態に発展したため、他のソフトに比べて話題性が高く、金子氏の裁判の経緯はメディアでも度々取り上げられました。 P2P技術を利用してファイルの共有を行う Winnyでは「Peer to Peer(ピアツーピア:P2P)」と呼ばれる技術を利用して、ユーザー間でファイルの共有を行います。 P2Pとは、不特定多数の端末(PC、スマホなど)がサーバーを経由せずに、端末同士で直接ファイルのやり取りを行う通信方式を指します。なお、P2Pネットワークに接続している端末のことを、“ピア”もしくは“ノード”と呼びます。 クライアントサーバー方式とP2P方式の違い ネットワークの通信方式には、P2P方式の他に従来型の「クライアントサーバー方式」があります。 両者の最も大きな違いとしては、中央集権的なサーバーの有無が挙げられます。一般的な通信方式として知られるクライアントサーバー方式では、利用者が操作するクライアント(端末)からの要求に基づいて、サーバーがデータの提供を行います。私たちが普段インターネットでアクセスするサイトは、主にこちらの方式を採用しています。 一方、P2P方式では情報を一元管理するサーバーが存在せず、ネットワークに接続している端末同士で直接データの検索や送受信を行います。P2Pでは特定のサーバーに処理が集中しないため、クライアントサーバー方式に比べて回線が軽く、処理速度が速いという特長があります。また、高価なサーバーを用意する必要がない分、低コストで通信システムを構築できる点もメリットとして挙げられます。 なお、P2Pの技術はWinnyなどのファイル共有ソフトの他にも、LINEやビットコインに代表される暗号資産にも活用されています。 Winny(ウィニー)が問題視された理由 Winnyの利用に関する問題点としては、主に以下の2つが挙げられます。 違法なファイルのやり取り(著作権侵害問題)「暴露ウイルス」感染による情報流出 それぞれ詳しく見ていきましょう。 違法なファイルのやり取り(著作権侵害問題) 前述したように、Winnyの使用をめぐっては法的な面からさまざまな問題が起こりました。Winnyを介してやり取りされるファイルの大半が、市販されている漫画やゲーム、音楽やビジネスソフトなどから違法に複製されたものだったため、著作権を侵害する利用者が続出し、深刻な社会的被害をもたらしたのです。 2003年11月には、任天堂の『スーパーマリオアドバンス』などのゲームソフトをWinny 上に違法アップロードした19歳の男性と、『ビューティフル・マインド』などの映画を違法アップロードした41歳の男性が著作権法違反の疑いで逮捕されました。 なお、著作権法第119条第1項の規定によると、違法アップロードによって著作権や出版権を侵害した場合には、10年以下の懲役もしくは1,000千万円以下の罰金、またはこれらが併科されます。 「暴露ウイルス」感染による情報流出 ファイル共有ソフトを使ってダウンロードしたファイルの中には、「暴露ウイルス」と呼ばれるマルウェアが仕込まれていることがあります。 暴露ウイルスとは、PCに保存されている情報を外部に漏洩させる機能をもつコンピュータウイルスのことです。Winnyでは、「Antinny」や「山田オルタナティブ」などの暴露ウイルスが登場し、感染した利用者の個人情報の流出が問題になりました。 2006年2月には、海上自衛隊に所属する通信員の私物PCから、海上自衛隊の機密情報がWinnyを通じて流出するという事件が起こりました。続く2007年3月には、生命保険会社が管理する顧客情報など1,501件の個人情報がWinnyを通じて流出しました。さらに、同年6月には同じくWinnyのウイルスに感染した警察官の私物PCから、1万件を超える警察庁の内部情報が流出する事件が起こり、データを流出させた巡査長が懲戒免職になりました。 いずれのケースも、関係者のPCが暴露ウイルスに感染していたことが情報漏洩の原因だったことから、Winnyの使用は重大なセキュリティリスクとして認識されるようになります。そして、多くの企業や官公庁が社員や職員に対してWinnyなどのファイル共有ソフトの使用を禁止にする措置を講じて、情報漏洩の防止に努めるようになりました。 Winny(ウィニー)事件とは?誕生までの経緯と開発者・金子勇氏が逮捕された理由 多発する著作権侵害が社会問題化する中で、Winnyをめぐる騒動は開発者の金子氏も巻き込んで法定闘争へと発展しました。 2004年に「著作権法違反ほう助」の疑いで逮捕・起訴された金子氏は、それから7年をかけて自らの無罪を証明するために闘います。この一連の法廷闘争は通称「Winny事件」と呼ばれ、裁判の経緯や争点がこれまでさまざまなメディアで取り上げられてきました。2023年には事件をテーマにした映画も公開されるなど、Winny事件は今もなお多くの人々の関心を集めています。 ここでは、Winnyが誕生してからWinny事件が終結するまでの経緯を解説していきます。 2ちゃんねるの神「47氏」によって開発されたWinny Winnyの開発者である金子氏には、「47氏」という別の呼び名がありました。 2002年4月1日、2ちゃんねるの「MXの次はなんなんだ?」というスレッド上で、Windows向けの新たなファイル共有ソフトの開発を示唆する書き込みがありました。そして、その書き込み番号が47番だったことから、この投稿者は「47氏」や「47さん」、あるいは「47神」などと呼ばれるようになりました。 当時、ファイル共有ソフトとしてはWinMXが主流でした。しかし、ユーザーごとにIPが表示されるWinMXには匿名性の低さや、ウイルスが仕込まれているファイルが多いなどの問題があったため、利用者の間で代替ソフトの開発を望む声が多く上がっていました。そうした声に応えるように登場したのが、47氏でした。 そして、2ちゃんねるに書き込みがあった1ヶ月後の2002年5月6日、47氏によってWinnyのベータ版が公開されました。ネット上に公開されると瞬く間にユーザーが増えていき、ピーク時には200万以上の人が利用していたと言われるほどの人気をWinnyは獲得していきます。 続出する著作権侵害 Winnyの爆発的な流行とともに、著作権者の許諾を受けずに漫画や音楽などを違法にアップロードする利用者が急増しました。そして、著作権侵害の温床となったWinnyは、次第に取り締まりの対象となっていきます。 そして前述したように、2003年11月にはゲームソフトや映画などをWinny上に違法アップロードしたとして、41歳と19歳の男性が逮捕されました。 Winnyが登場してからしばらくの間は、ファイルを違法にアップロードした利用者のみが処罰の対象となっていましたが、2010年1月1日からは違法ファイルと知りながらダウンロードする行為も違法となりました。 金子氏はなぜ逮捕された?「Winny事件」の経緯・争点 Winnyによる著作権侵害が社会問題化していく中で、警察による捜査の手はついに開発者の金子氏にまで及ぶようになります。そして、ベータ版が公開されてから2年後の2004年5月10日、金子氏は著作権法違反ほう助の疑いにより京都府警に逮捕され、同年5月31日に起訴されます。 裁判では、「Winnyの使用をめぐる著作権侵害の責任は誰にあるのか?」という点が争点となりました。具体的には、検察側が使用者だけでなくソフト開発者の金子氏にも責任があると主張したのに対して、弁護側はソフトそのものに違法性はなく、違法行為があるとすればそれはソフトを使った者の問題であるという主張を繰り広げました。 また、もう1つの争点として、「金子氏がどのような意図をもってWinnyを開発・配布したのか?」という点も審理されました。この点に関しては、検察側がWinnyのもつ犯罪性を認識しながら開発したと主張したのに対して、弁護側は優れたソフトを作りたいという開発者としての純粋な向上心が動機だったと反論しました。 その結果、2006年12月、一審の京都地裁はWinnyが違法だと知りながらソフトの開発を続けたとして、罰金150万円の有罪判決を金子氏に下しました。これに対して、弁護側は判決を不服として控訴します。 そして、二審の大阪地裁は2009年10月、金子氏には犯意がなかったとして一審判決を破棄し、金子氏に対して無罪判決を言い渡しました。それに対して検察は上告しましたが、最高裁により棄却され、これにより金子氏の無罪が確定しました。 【2023年】Winny事件をテーマにした映画が公開 引用:ナカチカピクチャーズ「映画『Winny』予告編」 2023年3月には、Winny事件を題材にした映画『Winny』が公開されました。 同作では2004年に金子氏が逮捕・起訴されてから、7年をかけて無罪判決を勝ち取るまでの軌跡を軸に、Winnyの情報流出により明らかになった愛媛県警による「裏金問題」なども絡む迫真のドラマが展開されます。 なお、映画『Winny』では以下のようなキャッチコピーが使われており、ソフトの開発者と(違法)使用者の帰責性について一考を投じる内容が描かれています。 殺人に使われた包丁をつくった職人は逮捕されるのか─。 技術者の未来と権利を守るため、権力やメディアと戦った男たちの真実の物語。 引用:映画『Winny』 Winny(ウィニー)以外のファイル共有ソフト P2P型のファイル共有ソフトには、Winnyの他にも次のようなものがあります。 NapsterWinMXShareBitTorrent それぞれ詳しく見ていきましょう。 Napster(ナップスター) Napsterは1999年、当時米ノース・イースタン大学の学生だったショーン・ファニングによって開発・公開されたP2P方式のファイル共有ソフトです。 Napsterでは、「どのノードがどんな情報を持っているか」というインデックス情報の管理を中央サーバーが行い、実際のファイルの転送はノード間で直接行われる仕組み(ハイブリッドP2P)を採用していました。 元々大学の仲間内でMP3などの音楽ファイルを共有する目的で開発されたNapsterは、瞬く間に世界中で流行するようになり、公開から1年後の2000年7月には約490万人ものユーザーを抱えるまで成長しました。 しかし、やり取りされるコンテンツの大半が音楽CDから違法に複製されたものだったことから、Napsterは著作権侵害で全米レコード協会(RIAA)から提訴され敗訴し、2001年7月にサービスを停止しました。 WinMX(ウィンエムエックス) WinMXは、2001年にFrontcode Technologies社が開発したハイブリッド型のファイル共有ソフトです。 チャット機能が搭載されていたWinMXは、ファイルの交換だけでなくコミュニケーションツールとしても活用されていました。Napsterが浸透しなかった日本でファイル共有ソフトを利用する人が増えたのは、WinMXがきっかけになったと言われています。 またWinny同様、WinMXでも音楽や映画、ソフトウェアなどの違法ファイルの交換を行うユーザーが増加する問題が起こりました。そして2001年11月、日本において当時19歳と20歳だった2人の学生が著作権侵害容疑で逮捕されました。ちなみにこの事件は、ファイル共有ソフトの使用で刑事摘発された世界初の事例と言われています。 著作権侵害の問題はその後も解消されず、ついに2005年9月、アメリカ最高裁の判決によりWinMXの公式サーバーは閉鎖されました。 Share(シェア) Shareは、2004年に日本で公開されたWindows用のファイル共有ソフトです。 NapsterやWinMXなどのハイブリッド型とは異なり、「ピュアP2P」と呼ばれるネットワーク方式を採用しているShareでは、中央集権的なサーバーを設置せずに各ノード間で直接ファイルの検索と送受信を行います。 不特定多数のノード間でファイルをやり取りすることに加えて、拡散アップロードなどの機能があるShareは、1対1で通信するWinMXなどと比べて匿名性が高いという評価を受けてきました。 しかし、さまざまな解析が進み特定が可能になったことから、次第にShareにおいても著作権法違反で逮捕される利用者が出てきます。2011年には漫画やゲーム、ビジネスソフトなどを違法アップロードした疑いで、国内在住の6名が逮捕されました。 BitTorrent(ビットトレント) BitTorrentは、2001年に米国人プログラマーのブラム・コーエン氏によって開発されたファイル共有ソフトです。 BitTorrentでは、ファイルの送受信はピア同士で行いますが、ファイルの提供者のリスト管理及び検索は“トラッカー”と呼ばれるサーバー上で行われます。つまり、中央集権的なサーバーを使用するBitTorrentはハイブリッドP2Pに分類されます。 BitTorrentではファイルをネットワーク上に分散させているので、容量の大きなファイルも高速でダウンロードすることができます。また、プロトコルなどの仕様が公開されているため、BitCometやμTorrentなどの互換ソフトが多く存在するのも特徴的です。 パソコンからの情報流出を防ぐ方法 前述したように、ファイル共有ソフトを使ってダウンロードしたファイルの中には、「暴露ウイルス」と呼ばれるコンピュータウイルスが仕込まれていることがあります。 Winnyで問題となった暴露ウイルスとしては、「Antinny」やその亜種(山田オルタナティブなど)が挙げられます。これらのウイルスに感染したコンピュータは、個人のプライベート写真や個人情報などがWinny上に勝手に公開されてしまいます。 このような情報流出を防ぐ方法としては、主に以下の3つがあります。 セキュリティソフトを導入するファイル共有ソフトをインストールしないPCのアップデートをこまめに行う どのような方法なのか、順番に見ていきましょう。 セキュリティソフトを導入する パソコンにセキュリティソフトをインストールしておくと、ダウンロードする前にウイルスを発見して警告を出してくれたり、マルウェアが機密情報にアクセスするのを防いだりしてくれます。 また、万が一ウイルスに感染したとしても、セキュリティソフトがネットワーク遮断を行い、個人情報が外部に流出するのを防止してくれます。 ファイル共有ソフトをインストールしない 暴露ウイルスに感染しないための最もシンプルな方法としては、「そもそもファイル共有ソフトを使用しない」ということが挙げられます。 特に、自営業などで仕事とプライベートの用途を分けずに1台のパソコンで兼用している場合には、ファイル共有ソフトの使用は厳禁です。ウイルスに感染して顧客情報などが流出した際には、社会的信用を失うだけでなく、訴訟などの重大な問題に発展する可能性もあります。 PCのアップデートをこまめに行う WindowsやMacには、OSに標準搭載されているセキュリティソフトや機能があります。パソコンを定期的にアップデートすることで、OSに搭載されているセキュリティ機能も最新の状態に更新されます。 またアップデートだけでなく、マルウェア削除ツール(MSRT、MRT)を使用して、悪質なマルウェアの検出・削除を行うことも情報流出の対策として効果的です。 Winny(ウィニー)に関するQ&A Winnyに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Winnyとは何ですか? Winnyとは、2002年に日本で登場したWindows向けのファイル共有ソフトです。Peer to Peer(ピアツーピア:P2P)と呼ばれる通信方式を利用することで、サーバーを介さずにユーザー間でファイルの送受信を行います。 Winnyを開発したのは誰ですか? Winnyは、2ちゃんねる上で「47氏」と呼ばれていたプログラマーの金子勇氏によって開発されました。当時、金子氏は東京大学の大学院で特任助手を務めていました。 Winny事件とはどのような事件ですか? Winny開発者の金子勇氏が、2004年に「著作権法違反ほう助」の疑いで逮捕・起訴されてから、2011年に無罪判決を勝ち取るまでの過程を通称「Winny事件」といいます。 ファイル共有ソフトにはWinnyの他にどのようなものがありますか? ファイル共有ソフトとしては、Winnyの他にも以下のようなものが開発されました。 Napster WinMX Share BitTorrent まとめ Winnyの仕組みや問題点、開発者・金子勇氏の法廷闘争(Winny事件)などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。 Winnyに関しては、著作権侵害や情報流出といったネガティブな面ばかりが取り上げられる傾向があります。しかし、そこで使用されているP2Pが有用な技術であることや、ファイル共有ソフト自体が優れた発明であることは、これまでの活用事例を見ればすでに証明されていると言っても問題ないでしょう。 Winnyが開発されてから、金子氏が逮捕・起訴された後に無罪を勝ち取るまでの軌跡は、映画『Winny』で詳しく描かれています。濃厚なドラマを楽しみながらWinnyについて学ぶことができるので、興味がある方はぜひご覧になってみてください。