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カテゴリー: Web3・新しい活用

2025-03-25Web3・新しい活用

2024年7月、代々木で行われたEDCON2024のハイライトの一つは、「PLASMACON」というIntmax主催のPlasmaコミュニティのサイドイベントだった。 Plasmaと聞いて懐かしく思う読者もいるかもしれない。Ethereumのスケーラビリティ問題へのソリューションとしてこの技術が発表されたのは7年前の2017年8月だからだ。今やスケーリングソリューションといえばZK-RollupsやOptimistic Rollups等のRollup技術を採用した「L2」を意味するが、2017年当時はL2という言葉さえ存在しない黎明期で、ビタリック氏を筆頭にEthereumコミュニティが注力していた研究テーマがPlasmaである。しかし後述の通り、ある技術課題によって衰退し、その後にやってくるL2のトレンドへスケーラビリティ問題は引き継がれ今に至る。 なぜ、一度モメンタムを失ったPlasmaコミュニティが7年ぶりにL2の最前線に再帰したのか?従来のL2と何が異なるのか?そして日本人ファウンダーの日置 玲於奈氏がリードするIntmaxのコアバリューは何か?今回は、日置氏へのインタビューをベースにスケーリングソリューションの歴史をなぞりつつ、PlasmaとZK技術の結晶であるIntmaxのテクノロジーを分かりやすく解説していく。 Source:Intmax official X Source:Intmax official X インタビュアー:Kenta (Bunzz CEO)   寄稿者Kenta Akutsu(Bunzz CEO)   ■CEO / Kenta Akutsu プロフィール 2019年 経産省主催「ブロックチェーンハッカソン2019」にてコンピュータ・ソフトウェア協会賞、副賞をW受賞。同年8月、web3スタートアップとしてLasTrust株式会社を創業。2021年に1stプロダクト「CloudCerts」を上場企業に事業売却。2022年 Bunzz pte ltd創業。2ndプロダクトとして「Bunzz」をローンチ。主にブロックチェーン領域における新規事業開発の統括、ドリブンを主なフィールドとしてバリューを提供。 【登壇歴】 金融庁・日本経済新聞社主催「FIN/SUM BB 2020」、 文科省主催「スキームD」(文科省公認ピッチアクター) 【受賞歴】 B Dash Crypto 2022 Web3ピッチ優勝 日経BP「スタートアップス」にて「VC・CVCが選んだ92社」にノミネート 『Unicorn Pitches Japan』 ブロンズ受賞 『世界発信コンペティション2021』受賞 総務省後援『ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020』審査委員会賞 経産省主催『ブロックチェーンハッカソン2019』受賞 「世界発信コンペティション2021』 受賞。   Coincheckの無料登録はこちら 目次 L2(レイヤー2)はスケーラビリティの根本課題を解決したのか? DA問題とは? Plasmaコミュニティの技術的到達点「ステートレスチェーン」 ステートレスチェーンであるIntmaxが実現したこと Intmaxは全く新しい手触りのブロックチェーン Intmaxのユースケース Solidityで書かれたスマコンもデプロイ可能なPlasmaチェーン「Plasma Free」 Intmaxまとめ L2(レイヤー2)はスケーラビリティの根本課題を解決したのか? ご存知の通りEthereumが多数の取引やスマートコントラクトを処理する能力には限界がある。チェーン上に記録するデータが多いほどネットワークは混雑し、トランザクション確定まで時間がかかりガスフィーが高騰する。スループットを上げて処理能力を向上させることもできるが、一方で検証の精度は下がりセキュリティが犠牲になる。トランザクションを記録するノードの数を減らせば検証時間を短縮できるが分散性が犠牲になる。スケーラビリティ問題とは、いわゆるこの「ブロックチェーンのトリレンマ」の一側面と言える。Ethereumに限らず全てのL1は「普及するほど不便になる」という致命的な矛盾と向き合っている。 解決のポイントは何か?現在のL2が目指すことを一言で表すならば、「いかにL1にデータを書き込まないか」。そして「L1に書かなかったデータをどこでセキュアに保持するか」ということに尽きる。本来は、 各ユーザーの取引内容 トークンの送受信履歴 スマートコントラクトの実行結果 等の取引の詳細に加え、「ステート」と呼ばれる各取引の一時的な状態情報(アカウントの残高の変化やスマートコントラクトの内部状態の変化等)をL1に書き込んでいたが、L2でこれらを代わりに記録し、最終結果だけをL1に書き込むのがL2のアプローチだ。ステートはL2にあるため、「ステートフルチェーン」とも言われる。しかし日置氏をはじめ、Plasmaコミュニティはここに強い疑問を持っている。 日置氏「今の(ステートフルな)L2はスケーリングソリューションとしての意味をどんどん失くしてると思うんですよね。どういうことかというと、L2はボトルネックである『データの保持』を根本的には解決していません。例えばRollupでやっているのは、L1に一時的にトランザクションデータを保存して一ヶ月くらい経ったらデータをわずか15個くらいのL2のノードで保存することです。この方法ならL1のブロックスペースを圧迫しませんが、ノードの数が少なく分散されていないので、仮にノードを攻撃されたトランザクションデータが失われた場合、ユーザの資産も失われるリスクがあります」 Source: zkSync documentation. Life Cycle of a transaction on zkSync L2ノード管理下のトランザクションの喪失でユーザ資産が失われる理由は、L1に書かれた最終結果を証明できなくなるためである。この問題は「Data Availability Problem(以下DA問題)」と呼ばれている。 Coincheckの無料登録はこちら DA問題とは? スケーリングソリューションは、複数のトランザクションデータをまとめるためにハッシュ化という暗号技術を多用する。分かりやすく言えば、トランザクションA、Bに対してハッシュ関数を適用すると、ハッシュ値(C)という唯一無二かつ軽量の値が得られ、(C)のみをチェーンに書き込めばトランザクションデータA、Bの正しさを証明できるため、結果的にチェーンの負担が減るという仕組みだ(トランザクションは2つ以上でもまとめてハッシュ化できる)。 問題は、トランザクションのいずれか一つでも失われると、(C)を復元できないことだ。 Source: Provided by Intmax つまり最終結果だけを抽出してチェーンに書き込んでも、それを復元するためのトランザクションデータは結局、L1以外のどこかに保管しておく必要がある(上図の最下段列HA〜HP全て)。 L2はノードに保管しているが、分散性が脆く、L1で起きた問題をL2に移行しただけとも言えるため、スケーリングソリューションとして片手落ちではないか?これが日置氏をはじめイーサリアムコミュニティのリサーチャーの共通見解である。実はRollup系のL2自身もこの問題を認識しており、当初は自らのチェーンを「L1.5」と表現していたという。 このような理由からDA問題はL2のスケーリングに立ちはだかる根深い問題だった。Plasmaが一時的に衰退する要因となった技術課題も、このDA問題によるところが大きい。 Plasmaコミュニティの技術的到達点「ステートレスチェーン」 つまりスケーラビリティ問題を根本から解決するためには、L2にステートを書き込まず、かつL1に書かれた最終結果を裏付けるトランザクションデータもL2以外の場所に「分散化」して保持する必要がある。まるで暗号技術の曲芸のような難題だが、ここ数年で画期的な技術が開発された。 日置氏「トランザクションの再構築を不要にした技術的なブレークスルーは「リカーシブZKP」の発明と、リカーシブZKPを高速に扱える「Plonky2」というフレームワークです」 詳しくは後述するが、それらの技術によってトランザクションデータやステートをオフチェーンでセキュアに検証・保持できるようになったため、DA問題は解消され、長らくEthereumコミュニティが待ち望んだスケーラブルなチェーンが生まれた。それらはチェーンにステートを持たないため「ステートレスチェーン」と呼ばれる。 (Intmaxのデックから、Rollup系チェーンやライトニングネットワークとの特性比較を下記に引用する。) Source: Provided by Intmax ステートレスチェーンであるIntmaxが実現したこと ここまでL2の歴史を振り返った上で、IntmaxがリカーシブZKP技術を利用してどのように何を実現したのか見ていこう。 日置氏「L2スケーリングの問題は、Merkle Proof(ハッシュ化されたトランザクション)をチェーンに記録するために、全てのトランザクションデータを保持しなければならないことですが、『Merkle Proofをユーザに渡せば、チェーン側で保持する必要はないのではないか?』というのがIntmaxの発想です。このチェーンでは、ユーザがトランザクションを発行すると同時に、ZKPプルーフという取引のレシートを必ず受け取る仕組みになっています(他のユーザのトランザクションがハッシュ化されたMerkle Proofもここに含まれる)」 Source: Discover INTMAX's Stateless zkRollup Protocol Source:Discover INTMAX's Stateless zkRollup Protocol 上図のうち、チェーンに記録されるのはRootのみで、ハッシュとトランザクションはUTXOという形式でZKPプルーフと共にユーザが保持する。Rollupではハッシュとトランザクションをチェーン側で保持することが問題だったが、ユーザに渡してしまうことでチェーンへの負担を大幅に削減することに成功している。”大幅に”という表現すら控えめかもしれない。チェーンに書き込まれるRootのデータ量はわずか32バイトで、ほぼ無制限と言って差し支えないほど大量のトランザクションをチェーンに集約でき、従来のL2を圧倒するスケーラビリティがある。 Source: Discover INTMAX's Stateless zkRollup Protocol しかし1トランザクションを1ZKPプルーフで保証するだけでは、1ブロック分の正しさしか証明できない。チェーンの全ヒストリーを整合させるには、ZKPプルーフ同士が互いの正しさを証明できる”繋がり”が必要だ。それを実現するのがリカーシブZKP技術である。上図をもう一度見ていただきたい。ユーザはトランザクションを発行する以前に、その前の取引で発生したZKPプルーフを持っている。新たなトランザクションが発行されると、「一つ前のZKPプルーフを含めて新たなZKPプルーフが生成される」。つまり最新のZKPプルーフは常に正しい全履歴を含んでいることになる。最新のプルーフ単体でチェーンの全履歴の正しさを証明できることが特徴だ。 (詳しく理解したい方はこちらの公式動画を推奨する) Source: Discover INTMAX's Stateless zkRollup Protocol Intmaxは全く新しい手触りのブロックチェーン 前述のようにIntmaxチェーンにはRootと呼ばれる最終結果が記録されているだけだ。それもハッシュ関数で暗号化されているため、ただの文字列である。つまり「チェーンを閲覧しても具体的な情報は何もない」。通常のチェーンでは自分以外のウォレットのアカウントの残高や取引履歴を閲覧できる。それらオンチェーンデータによって分析やコピートレードが可能になるわけだが、Intmaxではそれ自体がないため、オンチェーンを利用したアプリケーションを構築することはできない。 Etherscanのようなブロックエクスプローラーさえない。私達が今まで触れてきたチェーンとは手触りが異なる。 日置氏「オンチェーンにユーザのデータがあることは、僕たちにとっては弱点なんですよね。Intmaxのコアバリューの一つは『究極のプライバシー』です。この観点から言えば、オンチェーンでウォレットの情報が閲覧できることはむしろデメリットです。Intmaxでは全てのトランザクションはオフチェーンで計算・保持されます。チェーン上では何も起きていないので、ユーザの手元で起こったことは誰も何も知ることができない仕組みになっています」 確かに、多くのユーザがトランザクションデータがパブリックであることに慣れきっているが、それによるリスクと実害はある。攻撃者はオンチェーンデータやウォレットをヒントに攻撃手法を構築するからだ。 Intmaxのユースケース プライバシー重視なチェーンであるがゆえに、ユースケースは安定かつ超低ガスのPaymentと資産の保管場所に最適と言える。仮にIntmaxのユーザが10億人にスケールしてもガスフィーは一定だという。データは10億人の各デバイス内に保管され、ZKPプルーフを生成するZKP回路もユーザのアプリに付帯する。10億人分のトランザクションは10億台のデバイスで並列に計算されるためだ。全取引データがオフチェーンで計算・保持されるから、ほぼ無限にスケールできる特質を持つ。 一方でDAppの展開先チェーンとしては不向きで、Intmaxには基本的にスマートコントラクトをデプロイすることすらできない。サードパーティがIntmaxの技術を利用したアプリケーションを開発する場合、多くはUIを拡張したり、外部のスマートコントラクトを別チェーンで連携させ、Intmaxをラップしたようなものとなるかもしれない。 日置氏「実用的なPaymentを構築したい方やコンプライアントなプライバシーを確保したい方に使ってみてほしいです」 Source: Provided by Intmax Solidityで書かれたスマコンもデプロイ可能なPlasmaチェーン「Plasma Free」 Plasma系の中にはEVMに対応しDAppを展開できるPlasma Freeというチェーンも存在し、Intmaxとパートナーシップを組んでいる。ステートレスチェーンでのアプリケーション開発に関心のある方はぜひチェックしてみてほしい。Bunzzもスマコンの開発インフラとしてPlasma Freeへの対応を検討しており、コントラクトをGUIだけで簡単にPlasma Freeへ展開できるようになる予定だ。また、Plasma FreeでDAppの展開を検討しているチームへ、Bunzz Auditから監査チケットのディスカウントも検討している。関心のある方はこちらへお問い合わせいただきたい。 Coincheckの無料登録はこちら Intmaxまとめ いかがだっただろうか?Intmaxがスケーラビリティとプライバシーに特化した新たなL2であることがお分かりいただけていたら嬉しい。Bunzzがインタビューを依頼した理由も、Intmaxチームのプライバシーとセキュリティにこだわった設計思想にある。 Rollup系のチェーンが依然としてDA問題を抱えているとはいえ、だからこそ多様なユースケースを生んでもいる。Intmaxをはじめとしたステートレスチェーンは設計思想の方向性が違うだけで対立するものではないことは前提として、日置氏は自身のチェーンを含むPlasmaチェーンに関して「やっと”L2”が生まれたんです」と語った。彼らが今後Ethereumエコシステムの最前線でチェーンを普及させていくのを見るのが楽しみだ。そしてチェーンのドリブンにはDAppとユースケースが不可欠だ。ビルダーはぜひIntmaxの技術に触れてみてほしい。

2025-03-25Web3・新しい活用

※本記事はDeFiに関する内容を主に発信しますが投資アドバイスではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。 Predy Financeの46万ドルエクスプロイトを取り上げた第1回に引き続き、第2回は「LOCKON Finance」を取り上げる。LOCKONは、日本人ファウンダーの窪田氏が立ち上げたプロジェクトで、現在Polygon上で展開されるインデックス系DeFiの中でも急激にTVL(預かり資産)を伸ばしている(2024年7月現在、第3位) 引用:LOCKON Finance(@LOCKONfinance) - X TVLのスケールは、同時に求められるセキュリティレベルが高まることも意味する。今回はユーザを魅了したLOCKONのインデックストークンのメカニズム、セキュリティ、そしてLOCKONチームのプロダクト設計思想を深掘りしたインタビュー記事をお届けする。 インタビュアー:Kenta(Bunzz CEO) インタビュアー:Kenta (Bunzz CEO)   寄稿者Kenta Akutsu(Bunzz CEO)   ■CEO / Kenta Akutsu プロフィール 2019年 経産省主催「ブロックチェーンハッカソン2019」にてコンピュータ・ソフトウェア協会賞、副賞をW受賞。同年8月、web3スタートアップとしてLasTrust株式会社を創業。2021年に1stプロダクト「CloudCerts」を上場企業に事業売却。2022年 Bunzz pte ltd創業。2ndプロダクトとして「Bunzz」をローンチ。主にブロックチェーン領域における新規事業開発の統括、ドリブンを主なフィールドとしてバリューを提供。 【登壇歴】 金融庁・日本経済新聞社主催「FIN/SUM BB 2020」、 文科省主催「スキームD」(文科省公認ピッチアクター) 【受賞歴】 B Dash Crypto 2022 Web3ピッチ優勝 日経BP「スタートアップス」にて「VC・CVCが選んだ92社」にノミネート 『Unicorn Pitches Japan』 ブロンズ受賞 『世界発信コンペティション2021』受賞 総務省後援『ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020』審査委員会賞 経産省主催『ブロックチェーンハッカソン2019』受賞 「世界発信コンペティション2021』 受賞。   なぜ起きた?Predy Financeの46万ドルのエクスプロイト Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 そもそもDeFiにおける「インデックス」とは? LOCKONが組成・発行するインデックストークンのメカニズム インデックストークン価格変動の仕組み 安定した収益を上げるウォレットアドレスを解析してポートフォリオを高速調整 インデックス系DeFiのジャンルに起きがちなエクスプロイト 徹底した鍵管理体制 既存金融の経験が豊富なメンバーでチームビルディング LOCKONのスマートコントラクト監査について LOCKONのロードマップ 第1回監査「Blaize」 第2回監査「Bunzz Audit」 まとめ そもそもDeFiにおける「インデックス」とは? 既存金融市場におけるインデックスは、特定の株価指数、例えば日経平均株価やS&P500などの価格に連動するよう設計された金融商品を指す。これにより個別銘柄の急激な価格変動リスクを避け、市場全体への分散投資が可能となるため、中長期の安定した投資手法として人気が高い。 DeFiにおけるインデックスも同様の特徴があり、様々な特徴を持った指数連動型の銘柄がトークンとして提供されている。窪田氏はLOCKONのインデックストークンの位置づけとして「ビットコインよりも高リターンでS&Pよりも低リスクを実現(過去の実績値に基づく)したブロックチェーンサービスです」と語った。インタビュー後、この言葉を裏付けるように、7月4日前後にビットコイン価格は24時間で3.7%下落したが、LOCKONのインデックストークンは下落前のポートフォリオリバランス(詳細後述)によって、下落率を0.49%に抑えたと発表した。 引用:LOCKON Finance(@LOCKONfinance) - X LOCKONが組成・発行するインデックストークンのメカニズム 「LOCKONは、トレードで安定して収益を上げているウォレットアドレスを無数に解析し、リスクリターンやポートフォリオが近似しているアドレス群でインデックストークンを構成しています。ユーザーはこのトークンを購入・保有するだけで、細かいトレードをしなくても安定したキャピタルゲインを出せる仕組みになっています。 現在3種類のインデックストークンを提供してまして、それぞれアップサイド、ダウンサイドリスクのバランスにバリエーションがあり、ユーザはリスク許容度に応じて最適なトークンを選べます」(窪田氏) (LOCKONでは現在下記の3種類のトークンが利用可能) Lockon Balance Index (LBI) Lockon Active Index (LAI) Lockon Passive Index (LPI) 引用:LOCKONのインデックストークン(lockon.financeより)」 また、窪田氏は「少なくとも年内にLOCKONのネイティブトークン、$LOCKのTGE(トークン発行イベント)を予定しています。これによりインデックストークンの保有者には$LOCKが配布されます」と語った。つまりインデックストークン保有によるキャピタルゲインに加え、$LOCKによるインカムゲインが得られるようになる(厳密にはステーク報酬)。 インデックストークン価格変動の仕組み ところで、なぜLOCKONが「独自に」発行したインデックストークンが、暗号資産市場にリンクして価格変動するのだろうか。 その鍵となる技術が「Set Protocol」である。Set Protocolは2017年にローンチされた「トークンバスケット」のオープンソース規格で、複数種類の既存トークンが入った一つのバスケットを単一のERC20トークンとして表現できる。例えば、$SHIB, $PEPE, $DOGE, $FLOKIをそれぞれ25%ずつ含んだ一つのバスケットを「ミームインデックス」とし、単一トークンとして売買できる。 引用: Felix Feng氏のブログ記事より(medium.comより) このバスケットの価格は、バスケット内の各トークン価格から自動的かつリアルタイムに計算される。その中身は実在するトークンの束だからだ。LOCKONはこの仕組みを採用してインデックストークンの基盤を構築した。 一方で価格が既存トークンに連動するバスケットを提供するだけでは、ユーザに複数トークンのロングポジションを持たせることと変わらない。ではLOCKONのコアバリューは何か?それは「バスケット内トークンの保有率をオートリバランスする独自メカニズム」にある。 安定した収益を上げるウォレットアドレスを解析してポートフォリオを高速調整 「既存金融のインデックスとWeb3のインデックス商品の大きな違いのひとつは、ポートフォリオの調整頻度だと思います。既存金融の場合、市場の状況に合わせて年に4回くらい保有銘柄の比率が調整されます。一方でLOCKONは、収益性の高いウォレットをオンチェーン解析して、月に3,600回ほどトークン比率の調整を行っています」(窪田氏) ブロックチェーンには全てのウォレットのトランザクション履歴が記録される。そのためオンチェーンデータを加工・分析すれば、どのウォレットがいつ何のトークンを売買し、どれほどの利益を上げたのかも分析できる。定常的に利益を出しているウォレットを追跡してコピートレードするツールが市場には数多くあるが、LOCKONではそれを無数のウォレットアドレスからコピーし、最もリスクが低くリターンが期待できるトレードを算出し、インデックストークンの中の各トークンのポートフォリオの比率を高頻度取引(HFT=High Frequency Trading)で自動調整している。つまりLOCKONのコアコンピテンシーは、複合的なオンチェーン解析により「ある一定の時間フレームにおける期待値の高いトレードのエッセンスを抽出できる技術」と言えるだろう。 インデックストークンを購入するだけでこの技術の恩恵を受けられることが、LOCKONがスケールしている要因の一つと筆者は感じた。オンチェーン解析+HFTを行うプログラムを個人が開発することは技術的に困難だからだ。 TVLが2億円を超え、3億円も目前に控えているLOCKONだが、セキュリティのケアはどうか。記事後半ではインデックスDeFiに起こりがちな悪質なハッキングと、LOCKONのセキュリティとプロダクトの設計思想について見ていこう。 Coincheckの無料登録はこちら インデックス系DeFiのジャンルに起きがちなエクスプロイト 「通常のインデックスは、顧客資産を預かるカストディ型のものが多いです。そうすることでユーザから手数料型のビジネスができるからですね。一方でカストディ型のインデックスは、どこかに預かり資産をプールする必要があり、悪質なハッカーの標的にされるリスクが常にあります。その観点でLOCKONは、プロダクトの構想段階からノンカストディでインデックスを提供することを決めていました。徹底してセキュリティとリーガルを重要視しています。LOCKONのインデックストークンは常にユーザのウォレット内にあって攻撃対象となるプールが存在しません。ですので顧客資産が全損するような致命的なエクスプロイトがそもそも発生し得ない運用になっています。」(窪田氏) セキュリティとリーガルにプライオリティを置いた設計が第一で、それをベースに収益性を高める施策を打つLOCKONの運営方針は、他のチームの中でも際立っているように感じた。なぜなら通常のDeFiプロジェクトは収益性を至上命題とした上でセキュリティをベストエフォートな範囲で高める傾向があるからだ。前回記事でも触れたように、TVLが高まるまで十分なスマートコントラクト監査を行わないプロジェクトが多数派であることがそれを示している。どちらが良い悪いではなく、どちらの運営判断もそれぞれプロコンがある。LOCKONはセキュリティに比重を置く選択をした。これはより安全なイールドを選択したいユーザにとってポジティブに映るポイントと言えるだろう。 徹底した鍵管理体制 「鍵管理もベストな運用方法を徹底的にリサーチして実行しています。まずLOCKONの重要なコントラクトのファンクションの実行は、マルチシグとコールドウォレット、KMS(AWSの鍵管理統合サービス)を併用して署名する形になります。異常検知ではGnosis Safeを使い、ダッシュボードが表示する様々なリスク値を監視してます(窪田氏) 大手バグバウンティプラットフォーム「ImmuneFi」のレポートによれば、ブロックチェーン領域におけるエクスプロイトの被害額の内訳で最も多いのは、インフラストラクチャーやその運用の穴に起因するもので、約50%と報告されている。実はコードの脆弱性を突いた攻撃よりも、ヒューマンエラーを誘発するハッキングによる経済損失のインパクトの方が遥かに大きい(下図右のパイグラフ)。最近国内で発生した大手取引所の資金流出に関しても後者のパターンである。 引用:immunefiの2022年レポート(immunefi.comより)」 LOCKONは他社のインシデントを教訓に、上記のような仕組みとツールでロバストな運用を採用している。 「オフチェーン、オンチェーンでの鍵管理の運用を前提とした上で、スマートコントラクトの開発をしているため、コードレベルでも、現場の運用レベルでもかなり堅牢だと思います」(窪田氏) 既存金融の経験が豊富なメンバーでチームビルディング LOCKONには大手金融機関出身のメンバーも多い。もともと既存金融のインデックス商品を運用あるいは組成した経験のあるメンバーが在籍している。 「当然ですが既存金融の方が(web3に比べ)歴史が長く、インデックス商品の開発や運用のノウハウが蓄積されています。LOCKONでは、そうしたベストプラクティスを知るメンバーを採用し、既存金融レベルに近い運用をしています」(窪田氏) LOCKONチームは、経営上必要な情報のリサーチに長けたメンバーが多く、テーマごとにまとめられた社内​​レポートの数は100を超えるという。前述の鍵管理しかり、高頻度取引におけるスリッページ(注文レートと実際の約定レートの差)を減らしていくための有効な実装方法、十分な流動性を安定的にユーザに提供するための手段等の一次情報がプロダクトの下支えになっている。 「最近ではCEXの流動性にも注目し、OES(Off-Exchange Settlemen、取引所外決済)業者のリサーチに力を入れてます。現在のところCeffuやCopper、Fireblocksなどのプロバイダーを比較してます。今後おそらく、多くのプレイヤーが、安定した大きな流動性を確保するための手段としてOESに注目していくトレンドがくると考えています」(窪田氏) LOCKONのスマートコントラクト監査について LOCKONは2023年のローンチから計2回、スマートコントラクトの監査を受けている。いかにロバストな運用をしていても、スマートコントラクトの脆弱性のセキュリティチェックは専門のサービスに依頼する必要がある。 第1回監査「Blaize」 「初回はBlaizeという監査ファームを利用しました。選んだ理由は価格とレピュテーションの高さです。3、40社から見積もりを取ったのですが、Blaizeは比較的安かったです。またBlaizeを利用した他の開発者の評価も高かった。ついでにレスポンスも早かったですね。彼らの監査によって発見されたクリティカルな脆弱性はありませんでしたが、より高度にコントラクトをブラッシュアップするためのポイントが発見できたので、利用して良かったと思っています」(窪田氏) 第2回監査「Bunzz Audit」 「2回目はBunzz Auditを利用しました。理由としては、初回がHuman Auditだったため、人間ではなく、AIが幅広く脆弱性を見てくれることで包括的に監査できると考えたからです。結果的に期待値通り、監査の項目が人間と比べて多かったです。こちらに関しても、クリティカルな脆弱性はなかったものの、修正が必要な箇所を複数発見できました。Human AuditとAIアシストありの監査の両方を経験した身として言える事は、どちらが良くてどちらが悪いと言うものではないということです。コントラクトを無数に監査してきた経験豊富な監査人にしか発見できない根が深い脆弱性もあれば、AIのように、これまでに発見された脆弱性パターンを全てスキャンする包括的監査が有効なコントラクトもあります。プロジェクトの目的やその時のステージによって最適な監査サービスを選ぶべきだと思います」(窪田氏) 引用:Bunzz Auditによる監査レポート(bunzz.dev/auditより)」 ※Bunzz AuditによるLOCKONの監査レポートの全文はこちら LOCKONのロードマップ 「現在は、複数の新しいインデックストークンの組成と、大手決済サービスと連携してインデックスが簡単に購入できる仕組みの開発を進めてます。前者は例えばミームコインのインデックスですね。他のインデックスよりもハイリターンが望めるものになると思います。バックテスト(トレードロジックを過去のトークンの値動きに適用した時の損益シュミレーション)の結果、理論値では優秀なリターンが出せる結果が出ました。独自トークン$LOCKのCEX上場も近づいてますので、今後のアナウンスにご注目ください。」(窪田氏) Coincheckの無料登録はこちら まとめ 以上、インデックスDeFiの概要をお伝えした上で、LOCKONの取り組みをインデックス設計とセキュリティの面から深堀りしたインタビューをお届けした。筆者の個人的な所感として、チームのドメイン知識の深さと実行・実装力が印象に残った。インデックスDeFiの開発は既存金融の既存商品をチェーン上に再構築することを意味し、着想の容易さに比べて開発難度が非常に高いテーマだ。当然差別化も難しい。これをやりきるチームの実力は、何よりもプロダクトの完成度とその運用成績が物語っているように感じた。

2025-03-25Web3・新しい活用

2024年5月14日、Arbitrumで展開されているPerpetualプロトコル「Predy Finance」がエクスプロイト(プロトコルの脆弱性への攻撃)を受け、約46万ドルのプール資金が不正に引き抜かれた。Predy Finance側は10%の報奨金と引き換えに資金の返還を求めたが犯人は現在のところ交渉に応じておらず、約46万ドルが全損している状況だ。 今回のインシデントが発生した本質的な原因はなんだったのか?それをオープンに発信することで、他のプロジェクトにとっても貴重なリファレンスになるのではないか?というBunzzの取材オファーに、Predyチームは「いつでも対応します」と二つ返事で応えた。インタビュー時ではさらに、エクスプロイトが発生した根本原因の一つでもある運営体制や開発プロセスについても話が及び、始終オープンなご説明をいただいた。事態を正面から受け止め、すでに前を向いて開発を進めるPredyチームへリスペクトを送りつつ、エクスプロイトの全経緯をお伝えする。 インタビュアー:Kenta (Bunzz CEO)   寄稿者Kenta Akutsu(Bunzz CEO)   ■CEO / Kenta Akutsu プロフィール 2019年 経産省主催「ブロックチェーンハッカソン2019」にてコンピュータ・ソフトウェア協会賞、副賞をW受賞。同年8月、web3スタートアップとしてLasTrust株式会社を創業。2021年に1stプロダクト「CloudCerts」を上場企業に事業売却。2022年 Bunzz pte ltd創業。2ndプロダクトとして「Bunzz」をローンチ。主にブロックチェーン領域における新規事業開発の統括、ドリブンを主なフィールドとしてバリューを提供。 【登壇歴】 金融庁・日本経済新聞社主催「FIN/SUM BB 2020」、 文科省主催「スキームD」(文科省公認ピッチアクター) 【受賞歴】 B Dash Crypto 2022 Web3ピッチ優勝 日経BP「スタートアップス」にて「VC・CVCが選んだ92社」にノミネート 『Unicorn Pitches Japan』 ブロンズ受賞 『世界発信コンペティション2021』受賞 総務省後援『ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020』審査委員会賞 経産省主催『ブロックチェーンハッカソン2019』受賞 「世界発信コンペティション2021』 受賞。   Coincheckの無料登録はこちら 目次 Predy Financeとは - 概要と特徴 エクスプロイトはなぜ起きたのか? Predy Financeの攻撃手法を解剖する STEP1:重複したコントラクトの作成 STEP2:レンディングプールのコントラクトのファンクションをコール STEP3:攻撃者自身が作成したコントラクトにsupplyし、プール内の全資金を移動 エクスプロイトの技術的根本原因 エクスプロイトの運営上の根本原因 Predy Financeの今後 Bunzz AuditがPredyの継続監査を開始 Predy Financeとは - 概要と特徴 引用:Predy Financeのプロダクトページより PredyはインテントベースのPerpetual Futures(永久先物)とGamma Short(Leveraged Uniswap LP position with Delta Neutral)を提供するDEXプロトコルだ。Arbitrumメインネットで展開され、順調にTV(Total Value Locked)を伸ばしてきた。独自のレンディングプールを備え、Perpetualプロトコル(以下:Perp)はMax40倍のレバレッジをかけられるユニークな特徴も備えている。今回のエクスプロイトではこのレディングプールのメカニズムが標的となった。 Coincheckの無料登録はこちら エクスプロイトはなぜ起きたのか? 5月14日、最初にエクスプロイトを検知したのはPredyチームではなく、SlowMist(中国拠点のWeb3サイバーセキュリティ企業)だった。「おそらくSlowMistはインシデントの可能性のある(つまりプールされている資金が一定量ある)コントラクトにフラグを立てているのだと思う」とPredyチームのコントリビューターの一人であるIbe氏は話す。 SlowMistのポストによってエクスプロイトが起きたことを知らされたチームは、原因の特定をまず急いだ。 引用:SlowMist(@SlowMist) - X SlowMistのツイートを見ていたのはPredyだけではなかった。HypernativeLabs(オンチェーンデータの解析によるリスク防止を提供するプラットフォーム)がPredyチームへ即時コンタクトし、共同でトラブルシューティングに当たってくれたという。 引用:Predy finance(@predyfinance) -X 「Predyチームとしてエクスプロイトは初経験だった。対処や具体的なタスクがいくつか浮かんだが、それが正しいアクションなのか、ディスカッションする外部の組織としてHypernative Labがサポートしてくれたのは助かった」とIbe氏。これまでまったく接点のなかったプロジェクトや監査ファームがオンチェーン解析とXの発信内容だけでクイックに連携する様は、まさにWeb3ならではだ。 PredyチームはHypernativeLabsの助言もあり、問題のあったコントラクトのファンクションへのアクセス権を書き換え、根本原因を取り除くことに成功。Xにて、被害範囲はレンディングプールのみで顧客資産は毀損されていないことを公式にアナウンスし、2日後の16日にはMediumでエクスプロイトの全容を公開し事態は収束した。プロトコルが破壊されたわけではないが、2024年5月28日時点でもPredyは停止されており、再開に向けて取り組んでいる。 Predy Financeへの攻撃手法を解剖する 出典:Predy Financeの攻撃手法(作成:Bunzz Audit) Predy Financeは2024年1月に最新バージョンである"V6"をArbtrumメインネットへデプロイした。今回の攻撃対象になったのは、このV6の真新しいコントラクトで、本格的な監査は行われていなかった。なぜ監査できなかったのか。運営内部の事情や背景は後ほど触れるとして、攻撃者はどのように46万ドルを抜いたのか、手法を見ていこう。 STEP1:重複したコントラクトの作成 Predy内で、Perp対象となるトークンペアのコントラクトをデプロイした。 Predyはユーザ自身がPerp対象のトークンペアのコントラクトを作成できる仕様になっている。もともとPredyチームがデプロイしたUSDC<>WETHのコントラクトがあり、攻撃者はこれと同内容のものをデプロイした。(上図内Step1) STEP2:レンディングプールのコントラクトのファンクションをコール STEP1で作成したコントラクトのオーナーが攻撃者自身であることを利用し、レンディングプールのコントラクト(Market Contract)のファンクション「PredyPool.take」をコール(ここまではPredy側の想定の範囲内の利用方法だという。PredyはユーザがFlashLoan等のトレードでもプロダクトをマネーレゴの一部として直接コントラクトを叩けるように設定していた)(上図内Step2) STEP3:攻撃者自身が作成したコントラクトにsupplyし、プール内の全資金を移動 攻撃者は、「PredyPool.supply」をコールし、プロトコル内の適切なコントラクトにではなく、自身がStep1で作成したコントラクトにsupplyすることでプール内の全資金を2回に分け移動させた。(上図内Step3) エクスプロイトの技術的根本原因 「Step1、2までは想定の範囲内だった。むしろプロトコルを成立させる要素として、プールのコントラクトから資金をtakeしたりsupplyできるようにする必要があった。想定外だったのは、Step3でSupply先をユーザ自身のコントラクトに指定すること」とPredy Teamは話した。しかし攻撃手法としてはsupply先の指定を変えるだけのため、非常にシンプルとも言える。予め脆弱性を検知する余地はなかったのだろうか? エクスプロイトの運営上の根本原因 「今回のことは、PMFを達成し、チームとしての総合力が試されるフェーズと、体制が整う前のフェーズの間に起こった」とPredyチームは語る。 もともとPredyは、現在のV6に至るまでに多数のメジャーアップデートを行ってきた。MVPとしてV5までのバージョンをリリースし、市場へ受け入れられるか、収益モデルが成立するかのテストの意味合いが強く、監査に大きなコストはかけてこなかった(過去に2度監査レポートを取得し、その後はImmuneFi(バグバウンティプラットフォーム)を利用) Predyだけでなく、資金調達前のプロジェクトにはこういったジレンマが発生することがある。つまり包括的かつ深い監査には大手監査ファームの利用が必須だが、TopTierの監査費用は数万〜数十万USドルであり、「PMF達成前のプロダクトに支払うセキュリティ対策費としては高すぎる」というミスマッチが起こる。筆者も「かけられる監査予算はTVLに比例する。スケールしなければ監査するメリットも薄い」と他プロトコルから耳にしたことがある。これがPMF前のプロジェクトのリスクとセキュリティに対するリアルな考え方だ。 またPredy チームは「知名度のある監査機関から過去にAudit Reportを取得したが、そこそこ高いコストなのに、「監査しましたよ」というだけの中身のない、形だけのハンコが押されたレポートで、継続的に買う気にはなれなかった。たとえあそこに依頼していたとしても、今回の脆弱性を発見できたとは思えない」と赤裸々に語った。この話を補足すると、監査業界では監査人によって監査レポートの質に大きなばらつきがあるのが公然の事実で業界課題となっている。レポートで指摘されなかった潜在的脆弱性はインシデントが起きるまでそうとはわからない上に、CEXや投資家からのデューデリの一貫で"アリバイ"としての監査レポートが求められるケースもあり、その際は脆弱性を潰すという本来の目的より「知名度のある監査ファームからお墨付きをもらっている」ことが優先される。つまり「ハンコ」が目的化しているプロジェクトもある。これも平均的な監査の質を下げる一因となっている。 (余談だが、この業界課題はBunzzのAudit事業を始めた理由でもあり、Ibe氏の話は非常に共感できた。低コストで質の高い監査を行うケーパビリティを持った監査サービスがない業界構造が問題で、この現状が変わらなければ、エクスプロイトは本質的に無くならない。Bunzz AuditではAIと脆弱性データベースを利用し、人間によるマニュアル依存の監査から脱却しコストを大幅に下げた。ローンチ初期のプロダクトから多数のご利用をいただいている。また最近では成果報酬型の事業モデルの検討も進めているので、関心のあるプロジェクトはぜひご相談いただきたい。) 引用:Bunzz Auditのランディングページより  Predy Financeの今後 「今回のエクスプロイトはプールのコントラクトの脆弱性であり、Perpとして致命的なセキュリティホールがあったわけではない。Predyは引き続きインテントベースのアーキテクチャでスケールを目指す。もちろんプロトコル全体のコントラクトの脆弱性に関してこれまで以上にケアをしていく。エクスプロイト後の反省もあり、Code4renaで100,000ドルのバグバウンティを開始した。今回はユーザの個人資産が抜かれたわけではなく、プロジェクト側の資産が毀損しただけなので、良い経験だったとも思っている。PredyはV6でPMFを達成し、大きくスケールできる手応えがある。ぜひ使ってみてほしい」とIbe氏は語った。 また「今回のエクスプロイトの原因は、Predyの開発プロセスにもある。監査後もコントラクトのアップデートが頻繁にあり、本来であればその都度監査が必要だが、スケジュールとコストが見合わなかった。そのため今後は開発プロセスの中でクイックに脆弱性をスキャンできるツールの導入も進めていきたい」とも語った。 Coincheckの無料登録はこちら Bunzz AuditがPredyの継続監査を開始 前述の通り、Bunzz Auditでは成果報酬型の監査サービスを試験的に開始している。今回のインタビューで、あらためてPredyに協力したい想いも募り、無償での監査を申し出たところご快諾いただいた。とくにBunzz Audit V2で採用予定のFormal Verification、Fuzzing、Dynamic AnalysysといったHuman Auditでは難しい高度なアプローチをPredyのコントラクトに適用する予定である。 Fuzzing(ファジング):ファジングとは、プログラムに対して大量のランダムまたは準ランダムな入力を与えて、その動作を観察するテスト手法。 Formal Verification(形式検証):数学的な手法を用いて、ソフトウェアやシステムが特定の仕様や特性に準拠していることを証明するアプローチ。 Dynamic Analysis(動的解析):動的解析は、プログラムを実行し、その実行時の動作を監視し、バグやセキュリティ問題を検出する方法。

2025-11-17Web3・新しい活用

スマートコントラクト監査サービスは、セキュリティを高め、重大なインシデントのリスクを回避するために重要な役割を果たしています。大手監査プラットフォームのCertiKによると、2024年にはハッキングによってWeb3業界全体で約23.6億ドル(約3,500億円)の被害が発生しました。 国内では、スマートコントラクトの脆弱性に起因するインシデントを防ぐため、様々なサービスが展開されています。本記事では、スマートコントラクトで監査が必要な理由から、最新の監査サービス事例までを紹介します。 この記事でわかること スマートコントラクトの監査の必要性がわかる スマートコントラクトの脆弱性に起因するハッキング事例がわかる スマートコントラクト監査のための準備ステップがわかる 最新のスマートコントラクト監査サービス事例がわかる 寄稿者Kenta Akutsu(Bunzz CEO) ■CEO / Kenta Akutsu プロフィール 2019年 経産省主催「ブロックチェーンハッカソン2019」にてコンピュータ・ソフトウェア協会賞、副賞をW受賞。同年8月、web3スタートアップとしてLasTrust株式会社を創業。2021年に1stプロダクト「CloudCerts」を上場企業に事業売却。2022年 Bunzz pte ltd創業。2ndプロダクトとして「Bunzz」をローンチ。主にブロックチェーン領域における新規事業開発の統括、ドリブンを主なフィールドとしてバリューを提供。 【登壇歴】 金融庁・日本経済新聞社主催「FIN/SUM BB 2020」、 文科省主催「スキームD」(文科省公認ピッチアクター) 【受賞歴】 B Dash Crypto 2022 Web3ピッチ優勝 日経BP「スタートアップス」にて「VC・CVCが選んだ92社」にノミネート 『Unicorn Pitches Japan』 ブロンズ受賞 総務省後援『ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020』審査委員会賞 経産省主催『ブロックチェーンハッカソン2019』受賞 『世界発信コンペティション2021』 受賞 ▶︎Coincheckの無料登録はこちら 目次 スマートコントラクトとは? スマートコントラクトの脆弱性 ブロックチェーン事業におけるハッキングの被害額 スマートコントラクトの脆弱性が原因で発生した代表的な事例 The DAO:被害額約52億円相当 Bancor:被害額約15億円相当 Wormhole:被害額約370億円相当 スマートコントラクト監査の必要性 スマートコントラクト監査のメリット・注目理由 スマートコントラクト監査への準備 1. 要件と仕様の明文化 2. コードの最適化 3. 動作環境のチェック 4. 典型的なセキュリティリスクの確認 5. フォーマル検証 リスクを回避するスマートコントラクトの監査とは? 国内プロジェクトが利用する監査サービスについて 国内の主要なスマートコントラクト監査ファーム「Bunzz Audit」 Bunzz Auditの実績 おすすめのスマートコントラクト監査サービス Spize audit:セキュリティの専門家がWeb3.0活用プロジェクトを監査 KEKKAI Audit:国内発のスマートコントラクト監査サービス まとめ スマートコントラクトとは? スマートコントラクトとは、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みのことです。 1994年に法学者/暗号学者のニック・スザボによって提唱され、イーサリアム(ETH)の考案者のヴィタリック・ブテリンが、ブロックチェーン技術を利用して開発・提供を始めたコンピュータプロトコルです。 スマートコントラクトでは、契約内容とその実行条件をあらかじめプログラムしておくことが可能です。イーサリアムには、ビットコイン(BTC)と同じようにブロックチェーン技術が用いられていますが、このスマートコントラクトという機能が備わっている点が最大の特徴といえます。 スマートコントラクトとは?仕組みやイーサリアム(ETH)との関係を理解する Coincheck ▶︎Coincheckの無料登録はこちら スマートコントラクトの脆弱性 スマートコントラクトは、ブロックチェーン上のアプリケーションを構築するために必須のプログラムのひとつです。NFTやDAO、DeFiといった様々なプロジェクトは、すべてスマートコントラクトによってルールが自動的に実行されることで成り立っています。人の手を介さずに契約を実行できることが、この仕組みの大きな特徴です。 しかし、通常のソフトウェアと異なり、スマートコントラクトは利用者やプロジェクトの資産を直接扱うことができます。つまり、コードに脆弱性が含まれている場合、その不具合がそのまま資金の不正流出やシステムの停止につながる可能性があるのです。このように、スマートコントラクトに潜む脆弱性は、資金の不正な引き抜きなどのトラブル、場合によってはプロジェクト全体の破綻を招くリスクを意味します。 ブロックチェーン事業におけるハッキングの被害額 引用:The Web3 Security Report for 2024 大手監査プラットフォームのCertiKによると、Web3.0関連のハッキングや詐欺の2024年の被害件数は760件、被害額は約23.6億ドル(約3,500億円)にのぼると報告されています。 引用:The Web3 Security Report for 2024 なかでも、イーサリアムはインシデントの発生件数が2024年中もっとも多く、403件の事例で約7.5億ドルの被害があったとまとめられています。 スマートコントラクトの脆弱性が原因で発生した代表的な事例 スマートコントラクトの脆弱性が原因で発生したインシデントとして、代表的な事例を3つ紹介します。 The DAO:被害額約52億円相当 The DAOとは、イーサリアム(ETH)上のプロジェクトである分散型自律組織です。投資先をファンド参加者の投票で決め、利益が上がれば投資者に配分するというシステムを採用していました。 2016年5月にICOを開始し、当時のICO額としては最高の約150億円もの資金を集めました。The DAOは、投資家が預けている資金をDAOから切り離して新しいDAOを作成できる、「スプリット」という機能を持っていました。通常、このスプリットは一度行うと処理が完了しますが、資金の移動が完了する前に何度もスプリットを繰り返すことができるというバグ(リエントランシー)が発生しました。The DAOのICOではこの脆弱性が悪用され、集めた資金の3分の1以上にあたる約360万ETH、当時の価格で約7,000万ドル(約52億円相当)の額が盗まれる事件が発生しました。 Bancor:被害額約15億円相当 引用:Bancor Bancor(バンコール)とは、2017年にサービスを開始した分散型取引所(DEX)です。日本時間2018年7月9日に公式ツイッターで、Bancorはセキュリティー侵害を受けたことを明かしました。 引用:Bancor(@Bancor)-X 盗まれた通貨はイーサリアム(ETH)をはじめとした複数の通貨で、被害額は約2,350万ドル(約15億円相当)にのぼるといわれています。攻撃者は、Bancorのスマートコントラクトがウォレットのアドレスを更新する機能の不備を突き、被害者の送金処理においてウォレットアドレスに自分のアドレスを設定し、トークンを不正に引き出しました。 Wormhole:被害額約370億円相当 Wormholeは、異なるブロックチェーン間で暗号資産をやり取りできるクロスチェーンブリッジを提供しているプロジェクトです。ブリッジとは、チェーンごとに独立して存在している資産を移動・利用できるようにする仕組みを指し、そのなかでもクロスチェーンブリッジは、特に複数のブロックチェーンを相互接続するための技術です。 2022年2月、このブリッジの署名検証に脆弱性があり、攻撃者によりソラナとイーサリアムをつなぐブリッジから約12万ETH(約370億円相当)が不正に流出しました。 この事件は、クロスチェーンブリッジの脆弱性リスクを広く知らしめ、セキュリティ強化の必要性を改めて世間に認識させた事例として知られています。 スマートコントラクト監査の必要性 スマートコントラクトに脆弱性が含まれると、そこに着目した悪意ある者が不正な攻撃を仕掛ける場合があることや、実際にどのような事件が発生したのかを見てきました。 このような事態を防ぐため、スマートコントラクトの世界では、外部の専門家による監査(Audit)と呼ばれるセキュリティチェックを実施することが一般的になっています。監査によってコードの安全性を確認し、利用者の資産を守る体制を整えることは、プロジェクト運営にとって欠かせないプロセスです。 ここからは、スマートコントラクト監査を行うメリットや、導入にあたって準備すべきポイントなどについてご紹介します。 スマートコントラクト監査のメリット・注目理由 スマートコントラクト監査を行う最大のメリットは、セキュリティの強化です。専門家によるコードレビューを通じて、潜在的な脆弱性を事前に洗い出し、資金流出やシステム停止といった致命的なリスクを未然に軽減できます。 また、監査を受けることは、利用者や投資家に対する信頼性のアピールにもなります。スマートコントラクトが持つ、「人の手を介さずに契約が実行される」という最大のメリットを実用的に生かすために、プロジェクトの透明性を高め、それによって利用者が安心感を持てることは重要な要素です。 さらに、開発チームにとっても、第三者の視点からコードの品質や設計を改善できる点は大きな価値があります。結果として、長期的に安定した運用が可能になり、プロジェクト全体の評価向上につながります。 スマートコントラクト監査への準備 監査を受ける場合、開発チームで準備をしておくことで、より有意義な監査を受けられます。準備を怠ると、監査で初歩的な指摘が多く入り、余計な時間やコストがかかるため、それを防ぐのが目的です。 以下では、代表的な準備のステップをご紹介します。 1. 要件と仕様の明文化 スマートコントラクトの仕様や、想定する利用シナリオを明確に文書化しておきましょう。要件があいまいなままだと、監査を受けても「正しい動作」が判断できず、抜け漏れのリスクが残ります。 2. コードの最適化 監査で初歩的な指摘を受けないよう、事前にコードの最適化を実施します。 まず、静的解析ツールを使ってよくあるエラーやセキュリティ上の懸念を洗い出し、修正できる部分は事前に対応します。コードのリファクタリング(プログラムの動作は変えずにソースコードを整理して改善すること)も実施することで読みやすさも向上し、監査効率が高まります。 また、余計な処理を減らすことで、スマートコントラクト特有の「ガスコスト」を意識した最適化も重要です。 ここで挙げたような、「自分たちで気づくことができる範囲での最適化」を準備段階で実施しておくことにより、監査コストの削減や、より本質的な部分の監査を受けられるでしょう。 3. 動作環境のチェック 依存関係にあるライブラリや、外部モジュールが最新かどうかをチェックし、環境を整えたうえで動作確認を行います。特に、古いバージョンのライブラリを使い続けると、既知の脆弱性を抱え込むリスクがあるため注意が必要です。 4. 典型的なセキュリティリスクの確認 たとえば、再入可能性攻撃や整数オーバーフローといった、スマートコントラクトの世界でよく知られた攻撃手法がいくつかあります。これらの典型的なセキュリティリスクに対して、適切な対策が組み込まれているかを確認しましょう。セキュリティに関するチェックリストやガイドラインを活用することで、基本的な見落としを減らすことができます。 5. フォーマル検証 さらに高度な手法として、フォーマル検証があります。これは、スマートコントラクトが設計通りに動作することを数学的に証明するアプローチです。実装が正確に仕様を満たしているかを厳密に確認できるため、特に重要な資産や、契約を扱うプロジェクトでは実施を検討する価値があります。 リスクを回避するスマートコントラクトの監査とは? スマートコントラクトの監査には特定の知識とスキルが必須のため、専門のサービスを利用する必要があります。ライトなものではBotや静的監査ツールなどがあり、より精度の高い監査を受けるには、個人の監査人やバグバウンティプラットフォーム、そして大手の監査ファームを利用するという方法もあります。それぞれの特徴は下記の通りです。 カテゴリ 概要説明 コスト感 監査の精度 Bot コードのバグや脆弱性を検出できる開発者向けの自動化ツール。コードの改善に使用される 低 低 Static analysis tool(Slither等の静的解析ツール) 静的解析を用いてコード内の問題点を分析できる。コードの改善に使用される 低 低 フリーランスの監査人 専門知識のある監査人がマニュアルでコントラクトの監査を実施。上記のBotや解析ツールを併用することが多い。 低〜高※依頼者のスキルなどによる 低〜高※依頼者のスキルなどによる バグバウンティプラットフォーム(Code4rena、Immunefi等) 複数のフリーランスの監査人で構成されるコミュニティで、監査依頼のあったコントラクトを精査する仕組み。バグの発見者に報酬が提供される。 中〜高 中〜高 大手監査ファーム 専門かつ高スキルの監査人が所属する監査会社が綿密なチェックとセキュリティ対策を提供 高 高 国内プロジェクトが利用する監査サービスについて 上記の表のようにコストやスコープが大きく異なるため、プロジェクトの種類や規模に合わせて適切なサービスを選ぶ必要があります。 基本的に日本国内では、複雑なDeFiプロジェクトは少なく、NFTやDAO関連のシンプルでリスクが限定的なスマートコントラクト開発がほとんどです。したがって、1監査あたり数百万円以上するケースもある大手監査ファームのサービスを利用する場合は少ないといえます。 一方で、Botや静的監査ツールはあくまで「コードの改善を行うもの」であり、プロダクトレベルの監査とは言い難いため、多くのプロジェクトは個人の監査人(Auditor)、もしくは中堅監査ファームの利用が主流です。 国内の主要なスマートコントラクト監査ファーム「Bunzz Audit」 国内では「Bunzz Audit」という監査ファームがローンチされ、ブロックチェーン関連プロジェクト向けに適切なコストで高精度の監査を提供しています。 同サービスは、従来の大手監査ファームで人間が行っていた脆弱性スキャンの作業を、スマートコントラクトのセキュリティに特化したAIで代替することにより、コストを大幅に削減しつつ、精度の高い包括的な監査を行っています。 価格は1,791ドルから利用可能(2025年9月時点)となっており、大手監査ファームよりも安価で、精度の高い監査を提供しているとのことです。 Bunzz Auditの実績 国内外の監査を手掛けており、国内発のプロジェクトでは、上場企業が提供するNFTプロジェクトや、LOCKON Finance、Futaba Protocol等に監査を提供した実績があります。Bunzz Auditは無料相談を受け付けており、下記から問い合わせが可能です。 https://9vi3topj6b2.typeform.com/to/EAb8IHmA ▶︎Coincheckの無料登録はこちら おすすめのスマートコントラクト監査サービス Bunzz Audit以外の、国内を中心に活動しているスマートコントラクト監査サービスをいくつかご紹介します。 Spize audit:セキュリティの専門家がWeb3.0活用プロジェクトを監査 「Spize audit」は、システム開発会社の株式会社テコテックが展開するスマートコントラクト監査サービスです。ブロックチェーンセキュリティの専門家がスマートコントラクトの設計や実装を監査し、不具合や脆弱性のリスクを検知します。海外を拠点とするプロジェクトの監査経験もあり、実績のあるサービスといえます。 KEKKAI Audit:国内発のスマートコントラクト監査サービス 「全ての人が安心できるWeb3を」というビジョンを掲げ、2023年に設立されたセキュリティ会社です。本社は東京都港区虎ノ門にあり、スマートコントラクトやDAppを対象としたセキュリティチェックを行っています。 デプロイ前のコードを解析し、脆弱性やハッキングのリスクを洗い出したうえで、レポートやセキュリティスコアを報告するサービスを提供しています。日本発の企業でありながら、グローバルに展開するWeb3プロジェクトにも対応できる点が注目されています。 スマートコントラクト監査まとめ ブロックチェーン関連事業は、攻めだけでなく「守り」も重要です。多くのハッキング事件が起きた歴史を持つWeb3領域において、プロジェクトがセキュリティをケアしているかを利用者は気にしています。将来的なインシデントを未然に防ぎ、安全な運用でビジネスを拡大していきましょう。

2025-03-25Web3・新しい活用

メタバースの新しい分野が開かれ、投資の世界はこれまでにない変革の時を迎えています。 しかし、具体的にどのような投資方法があるのか、どの銘柄が注目されているのか、初心者の方々にはまだまだ未知の領域かもしれません。 この記事では、メタバース投資の基本から、話題の株式銘柄の選び方、そして購入方法までをわかりやすく徹底解説します。メタバースの世界への第一歩を踏み出す前に、この記事を読んで、必要な知識をしっかりと身につけましょう。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 メタバースとは? メタバース投資の種類 メタバース関連の株への投資 メタバース関連暗号資産への投資 メタバース内のNFTに投資 メタバース内の土地、不動産への投資 メタバース投資のメリットとデメリット メリット:潜在的なリターンと市場の成長 デメリット:市場の不確定性とリスク メタバース投資の価値を左右する要因 技術的進化とインフラの整備 コンテンツの質と多様性 規制と法整備 メタバース関連の株式銘柄 銘柄①:Facebook(現 META) 銘柄②:Unity Software 銘柄③:GREE 銘柄④:Nvidia 銘柄⑤:Roblox その他国内メタバース参入企業 メタバース銘柄株の購入方法 メタバース銘柄(暗号資産)の購入方法 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 メタバース関連のNFTの購入方法 まとめ メタバースとは? メタバースとは、「インターネット上に構築された三次元の仮想空間」のことです。「超越」を意味する”メタ”と「世界」を意味する”ユニバース”が組み合わされた造語で、1992年にアメリカで出版されたSF小説『スノウ・クラッシュ』で初めて使用されました。 メタバースでは現実世界と同じようにさまざまな建物が立ち並び、ユーザーは自身の分身である「アバター」を使って、好みの服や靴、帽子などのアイテムを着用し、自由に空間内を散策したり、他のユーザーとコミュニケーションをとったりして楽しむことができます。 このような特徴を持つことから、メタバースは主にゲーム分野で活用されています。代表的なところでは、『マインクラフト』や『あつまれ どうぶつの森』、『The Sandbox』などが有名です。 ただ、コロナ禍によりリモートワークの割合が増加してからは、Meta(旧Facebook)やMicrosoftがVR空間内でミーティングができるサービスを提供するなど、ゲーム以外でもメタバースの用途が拡大してきています。 【わかりやすく】メタバース(仮想空間)とは何か?意味と活用法、事例を紹介 Coincheck メタバース投資の種類 メタバース投資とは、デジタルな仮想空間「メタバース」に関連する資産や技術に投資することを指します。メタバースに関連する投資は主に以下のようなものが挙げられます。 メタバース関連の株式銘柄への投資メタバース関連暗号資産への投資メタバース内のNFTに投資メタバース内の土地、不動産への投資 それぞれ詳しくみていきましょう。 メタバース関連の株への投資 メタバース関連の株式への投資とは、メタバースの構築、運営、関連技術の提供など、メタバースに関連するビジネスを行っている企業の株式、または投資信託への投資を指します。近年、メタバースの普及とその潜在的な影響に伴い、これらの銘柄への注目が高まっています。 銘柄には、メタバースプラットフォームを提供する企業、VR/AR技術のハードウェアメーカー、ブロックチェーン技術を中心としたクリプト関連企業、そしてゲーム開発企業などが含まれます。 メタバース関連暗号資産への投資 メタバース銘柄(暗号資産)への投資とは、メタバースに関連する暗号資産や仮想通貨への投資を指します。これらの銘柄は、メタバース内でのアイテム購入やガバナンス参加、ステーキングなどの用途があります。 投資を検討する際のポイントとして、プラットフォームの完成度、月間アクティブユーザー数、提携企業の存在、トークンの時価総額などが挙げられます。2024年までにメタバース市場が8兆ドル規模に成長するとの予測もあり、Z世代を中心にその将来性が大きく期待されているため、メタバース銘柄(暗号資産)への投資が注目を集めています。 注目の暗号資産メタバース銘柄12選!将来性や購入方法を徹底解説! Coincheck メタバース内のNFTに投資 NFT(非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を利用してデジタルアセットの唯一生と所有権を証明するデジタル証明書のようなものです。メタバース内では、これらのNFTが多岐にわたる形で存在し、投資の対象として注目されています。具体的には、ゲームやメタバース内で使用できる武器、装備、アバター、土地などがNFTとして取引されています。 例として、「元素騎士オンライン」というオンラインRPGが挙げられます。このゲーム内では、プレイヤーが獲得した武器や装備などのアイテムがNFTとして取引され、これらのアイテムは、ゲーム内での性能や外見を強化する役割を持つだけでなく、希少性や独自性から高い価値を持つことがあります。プレイヤー間での取引やオークションにより、実際の経済価値を持つこととなり、投資の対象として注目されています。 メタバース内の土地、不動産への投資 また、メタバースでは現実世界と同様に「土地」や「不動産」がNFTとして購入可能であり、これらが新たな投資対象として注目を集めています。 メタバース内の土地は、その位置や大きさ、周辺の環境によって価値が変動します。また、土地を所有することで、ユーザーはその上にビルや施設を建てることができ、さまざまな活動やビジネスを展開することが可能となります。 「The Sandbox」の「LAND」は、メタバース内での土地の代表的な例です。ユーザーは「LAND」を購入し、自分の好きなようにカスタマイズや開発を行うことができます。ゲーム内のアトラクションの設置や、コンサートやイベントの会場としての利用など、その用途は多岐にわたります。また、近年では個人だけでなく多くの企業が「The Sandbox」内で土地を購入し、ブランドプロモーションやユーザーとの交流の場として活用しています。 このような背景から、メタバース内の土地や不動産への投資は、今後さらに注目されていくでしょう。 メタバース投資のメリットとデメリット メタバース投資は、高いリターンを約束する一方で、多くのリスクも伴います。投資家は、潜在的なメリットとデメリットを十分に理解した上で、賢明な投資決定をする必要があります。 メリット:潜在的なリターンと市場の成長 メタバース投資は、新興のデジタル領域における多様な投資の機会を提供しており、株式投資、関連銘柄(暗号資産)、NFTという3つの主要なカテゴリが存在します。これらの投資先は、近年のメタバースの急速な成長とともに、高いリターンの可能性を秘めていると言われています。 特に、グリー(3632)の例はその象徴的な事例と言えます。2021年8月6日にメタバース事業への参入を公表したグリーは、その発表を受けて株価が大きく動きました。具体的には、公表当日の株価が606円であったものが、2022年4月15日には1260円まで上昇しています。 引用:GREE この約1年間での急激な株価の上昇は、メタバースのビジネスポテンシャルと、それに対する投資家の期待を如実に示していると言えるでしょう。 デメリット:市場の不確定性とリスク 一方で、メタバース投資を行う際のデメリットとして、新興のデジタル領域であるため、その動向や価値は非常に変動が激しい点が挙げられます。 この変動性は、投資家にとって大きなリスクとなる可能性があります。具体的な例として、2021年に多くの投資家やコレクターが、NFTブームの初期に高額で購入したアート作品の価値が、数ヶ月後には大幅に下落する事例が見られました。この現象は、新しい技術やトレンドが登場した際の一時的な過熱とその後の冷却を示す典型的な例と言えます。 また、メタバース関連の新興企業やプロジェクトの中には、事業の継続が難しくなり、投資が水泡に帰すリスクも考えられます。さらに、技術的な障壁や規制の不確実性も、投資のデメリットとして挙げられます。メタバース投資の際には、これらのリスクを考慮しながら慎重な投資判断を行うことが求められるでしょう。 メタバース投資の価値を左右する要因 メタバース内の資産の価値は、さまざまな要因によって左右されます。これには、ユーザーのエンゲージメント、仮想空間内の立地条件、そしてデジタルアセットの希少性などが含まれます。 技術的進化とインフラの整備 メタバース分野の発展には、先進的な技術と堅牢なインフラの整備が必要不可欠になります。 VR/AR技術の進化は、ユーザーに対して没入感のある仮想体験を提供し、ブロックチェーン技術の進化は仮想空間内での取引の透明性や信頼性をより保証するものとなるでしょう。加えて、メタバース内でのリアルタイムコミュニケーションや大規模のイベントの実現をサポートするためにも、5Gやそれ以上の通信環境の普及が求められます。これらの技術的進化やインフラの整備が、メタバース投資の質や将来的な収益性や安定性への期待を大きく向上させる要因となっています。 コンテンツの質と多様性 また、メタバース内でのコンテンツの進化や多様性に関しても、メタバースそのものの価値を大きく決定づける要因となるでしょう。独自性を持ったストーリー、キャラクターなどは、ユーザーの興味や関心を引き付け、メタバース内での滞在時間やエンゲージメントを増加させる可能性があります。 さらに、教育、エンターテインメント、ビジネスなどの多岐にわたる分野でのコンテンツ展開は、異なるユーザー層の関心を引き付ける力となります。これらのコンテンツの質と多様性は、投資家たちにとっても魅力的なポイントとなり、メタバース関連の事業やプロジェクトへの投資意欲を高める要因となるでしょう。このように、コンテンツの進化と多様性は、メタバースの将来的な成長と投資の価値を左右する重要な要素となります。 規制と法整備 メタバース投資を行う上で、その関連技術の規制と法的環境もメタバースの価値を決定づける重要な要因となります。メタバースや暗号資産、NFTなどの新しい技術やサービスは、多くの国や地域でまだ明確な法的枠組みが整備されていない場合が多いため、このような不確実な法的環境下での投資は、予期しないリスクを伴う可能性が高まります。 例えば、2021年に中国において暗号資産の取引やマイニング活動が厳しく制限される措置が取られました。これにより、多くの暗号資産関連の事業者が他国への移転を余儀なくされ、市場全体に大きな動揺が走ったケースが挙げられます。 また、メタバース内での不動産取引や知的財産権の取り決めなど、新しい形態の取引や契約に関する法的課題も増えてきています。明確で安定した法的環境の整備は、メタバース投資の安全性や信頼性を高める上で不可欠と言えるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら メタバース関連の株式銘柄 次に過去に話題となったメタバース関連の株式銘柄を紹介します。 銘柄①:Facebook(現 Meta Platform,Inc)銘柄②:Unity Software銘柄③:GREE銘柄④: Nvidia銘柄⑤:Roblox また、メタバース土地の事例や暗号資産メタバース銘柄に関しては、以下の記事で紹介しているので、詳細な情報を知りたい方は、ぜひ参照してみてください。 メタバース上の土地を購入する方法!メリットや使い道、選び方も徹底解説! Coincheck 注目の暗号資産メタバース銘柄12選!将来性や購入方法を徹底解説! Coincheck それではメタバース関連の株式銘柄について、それぞれ詳しく見ていきましょう。 銘柄①:Facebook(現 META) 引用:META Facebookは2021年10月に「META」という新しい企業名を発表し、メタバースへの全面的な事業シフトを宣言し、大きな注目を集めました。 具体的なプロジェクトとして「Horizon Workrooms」があり、これはVRを活用した仮想オフィス空間を提供するメタバースプラットフォームです。ユーザーはアバターとしてこの空間に参加し、リモートでのコラボレーションを体験できます。また、AR技術の「Project Aria」やVRヘッドセット「Oculus Quest」の開発も進めており、これらの取り組みによってMETAはメタバースの先駆けとしての地位を築きました。 株価もこの発表を受けて一時的に上昇を見せ、投資家の注目を集めています。 2021年10月「META」への社名変更以前の株価 約280ドル 2021年末の株価 約340ドル 銘柄②:Unity Software 引用:Unity Unity Softwareは、ゲーム開発エンジンとして広く知られていますが、その技術はメタバースの構築にも大きく貢献しています。 Unityのエンジンは、3Dコンテンツの作成や仮想空間の構築に非常に適しており、多くの開発者がこれを利用してメタバース関連のアプリケーションやサービスを開発しています。近年、UnityはAR(拡張現実)やVR(仮想現実)の技術にも力を入れており、これによりユーザーはより没入感のある体験を得ることができます。例として、Unityは「Unity Reflect」というプラットフォームを提供しており、これを使うことで建築やデザインのプロジェクトを3Dでリアルタイムに可視化することができます。 このような取り組みなど、Unityはメタバースの実現に向けての中心的な役割を果たしていると言えるでしょう。 ※Unityはメタバースの概念を早い段階から取り入れていましたが、特定の「参入発表」はありません。 2021年の株価範囲 約90ドル〜約200ドル 銘柄③:GREE 引用:GREE GREEは、日本を代表するモバイルゲーム企業として知られていますが、近年ではメタバース領域への取り組みを強化しています。 特に注目すべきは、GREEが展開するバーチャルライブアプリ「Reality」です。このアプリは、ユーザーがアバターを作成し、仮想空間内でのライブイベントやコンサートを楽しむことができるプラットフォームとして注目を集めています。2021年8月のメタバース事業への参入発表以降、GREEの株価は大きく上昇。この「Reality」の成功が、その背景にあると言われています。GREEのこのような取り組みは、メタバースの商業的可能性を示す好例となっています。 2021年8月のメタバース事業への参入を発表時の株価 約5.5ドル 2022年4月中旬の株価 約11.5ドル 銘柄④:Nvidia 引用:Nvidia Nvidiaは、グラフィックスプロセッサユニット(GPU)のリーディングカンパニーとして知られていますが、その技術はメタバースの実現にも大きく貢献しています。 NvidiaのGPUは、高度な3Dグラフィックスやリアルタイムレンダリングを可能にし、これにより没入感のあるメタバース体験が実現されています。2019年4月にNvidiaは「Omniverse」というメタバースプラットフォームを発表しました。これは、3Dコンテンツのクリエイターや開発者が共同で作業を行い、リアルタイムでのシミュレーションを反映するもので、物理的な現実を仮想空間内で正確にシミュレートすることが可能になります。 Nvidiaのこのような取り組みは、メタバースの技術的基盤を強化し、その普及と発展に大きく貢献していると言えるでしょう。 2019年4月の「Omniverse」発表時の株価 約47ドル 2021年末の株価 約320ドル 銘柄⑤:Roblox 引用:Roblox Robloxは、ユーザーが自らのゲームや体験を作成・共有できるオンラインプラットフォームとして知られています。 このプラットフォームは、メタバースのコンセプトを体現するものとして、特に若い世代を中心に非常に人気があり、ユーザーは「Roblox Studio」というツールを使用して独自の3Dの仮想空間やゲームをデザインし、それを他のユーザーと共有できます。また、Roblox内での取引やアクティビティは、独自の仮想通貨「Roblox」を通じて行われ、このようなエコシステムはユーザー間のクリエイティビティや経済活動を促進しています。 2021年には、Roblox CorporationはNYSEに上場し、そのビジネスモデルやメタバースへの取り組みが投資家からも高く評価されていることからRobloxの事例は、メタバースの商業的・社会的な可能性を示す好例だと言えるでしょう。 2021年3月のNYSE上場時の株価 約70ドル 2021年末の株価 約100ドル その他国内メタバース参入企業 近年メタバースには多くの企業が参入しており、国内の企業も続々と増えています。メタバースに参入している国内企業としては以下の通りです。 Panasonic VRヘッドセット「MeganeX」などを発売 KDDI メタバースプラットフォーム「VIRTUAL CITY」や「αU metaverse」を展開 NTTドコモ メタバースプラットフォーム「XR World」を提供 三越伊勢丹 バーチャル空間上に構築された「伊勢丹新宿店」を運営 ANA メタバースプラットフォーム「ANA GranWhale」を開発し、バーチャルトラベルやNFT事業に進出 ZOZO 「ZOZOCOSME」というコスメ専門モールで、バーチャルにメイクアップアイテムを試せる新機能「ARメイク」を提供 阪神阪急HD メタバース上での音楽フェス「JM梅田ミュージックフェス」を開催 上記の表で取り上げた企業以外にも、数多くの企業がメタバースへの参入を発表しています。メタバースのビジネスにおける活用事例については、以下の記事でも紹介していますので、詳細が気になる方はぜひご覧ください。 【最新】メタバースのビジネスにおける活用事例を紹介!背景やメリットについても徹底解説 Coincheck メタバース銘柄株の購入方法 メタバース関連の株式銘柄を購入する手順は以下の通りです。 1.証券口座を開設する2.気になる銘柄を証券会社で購入する メタバース関連の株式銘柄を購入するためには、証券会社の口座開設を行う必要があります。多くの証券会社はオンラインの手続きが可能で、必要な書類と簡単な審査を経て口座の開設が可能です。 口座開設後、証券会社の取引プラットフォームやアプリから、購入したいメタバース銘柄を選択し、買いの注文を出すことで、簡単に株式を購入することができます。 メタバース銘柄(暗号資産)の購入方法 メタバース銘柄の購入方法は多岐に渡ります。 本記事では、Coincheckにて取り扱いのあるメタバース銘柄であるSANDを例に、購入方法を画像付きで解説したいと思います。 CoincheckでSANDを購入する方法には、以下の2種類があります。 スマホアプリで購入するパソコンで購入する 以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。 ※当社にSANDを入金・送金される場合は、Ethereumネットワーク上のERC20をご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってSANDを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする2. 表示されたコインの中から「SAND(サンド)」をタップする3. 「購入」をタップする4. 購入金額を入力し、「日本円でSANDを購入」→「購入」をタップする スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンでSANDを購入する際の手順は、以下の通りです。 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「SAND(サンド)」を選択する3.SANDの購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する 4.「OK」をクリックして購入完了 パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。 場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。 メタバース関連のNFTの購入方法 それでは最後に、メタバース関連のNFT購入方法を紹介します。 NFTは基本的にNFTのマーケットプレイスで購入します。 本項目では、Coincheckが運営するNFTマーケットプレイス 『Coincheck NFT』にて『The Sandbox』で使用できるNFT『LAND』を購入する方法を例として、その手順を画像付きで解説していきます。 (1)Coincheck NFTにアクセス まずはCoincheck NFTのサイトにアクセスしましょう。 (2)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。上の画像中では、The Sandboxメタバース上の土地NFTであるLANDが確認できますね。 (3)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheckの無料登録はこちら まとめ メタバースは、その無限の可能性と革新的な特性によって、世界中の注目を集めています。投資家にとって、この新しい領域は、リスクを伴いながらも、類を見ない機会を提供しています。メタバース内の不動産やNFTへの投資は、適切な知識と戦略があれば、将来的に大きなリターンをもたらす可能性があります。

2025-03-25NFTWeb3・新しい活用

Coincheckが進める、メタバース×NFTのコミュニティ「※OASIS」へのアクセスパスとなるNFT、「OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)」。 「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というテーマのOASISで、OCPはどのように利用することができるのでしょうか。 本記事では、OCPについての概要を解説したあと、メリットと将来性、アートのこだわり、購入方法などを紹介します。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら この記事でわかること OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)とは メリットや将来性と使用方法 OCPの購入方法 Coincheckの無料登録はこちら 目次 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)とは OASISとは OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)のメリットや将来性、使用方法 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の魅力 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の購入方法 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)とは OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)とは、「メタバース×NFT」のコミュニティである「OASIS」とユーザーをつなぐNFTです。 OCPはOASISのコミュニティへアクセスするパスとなるNFTになっています。 OASISでは、今後計画されているメタバース都市の建築やNFTの共同制作などで、OCPホルダーのクリエイティビティやアイデアが実現する機会を提供する予定です。 OCPはOASIS内でのアバターとなるキャラクターになっており、デザインのバリエーションは髪色や肌色、装飾品、服飾品などが多岐にわたる組み合わせとなっており、コミュニティで「ありのままで、唯一無二の自分」を表現できるような設計になっています。 OASISとは OASISとは、5年連続年間ダウンロード数「国内No.1(※)」を記録したCoincheckが進める、「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」をテーマとする「メタバース×NFT」のコミュニティです。 OASISでは、クリエイティブディレクターの小橋賢児さんをはじめ、以下のような著名人・プロジェクトがパートナーとして参画しています。 小嶋陽菜氏(元AKB48) MIYAVI氏(アーティスト) アンリアレイジ(ファッションブランド) 水原希子氏(モデル・俳優) 太田雄貴氏(国際オリンピック委員会(IOC) アスリート委員・国際フェンシング連盟 理事) OASISは未完成であるため、これから参加を考えている人も活躍することのできるコミュニティです。 自分を変えたかったり、新しい行動を起こしたかったりする人たちが集まったコミュニティで共創し、個人とコミュニティが共に発展する場所を目指しています。 2023年5月23日時点で、OASISはDiscordで4,000人以上のコミュニティを形成しており、メタバース空間では「The Sandbox」にOASIS TOKYOが、「Decentraland」にOASIS KYOTOが、「Otherside」にOASIS MARSが建設されています。これらの都市はまだ完成しておらず、コミュニティのメンバーが思い描くビジョンがメタバース都市に共創されていくように設計されています。 「Decentraland」のOASIS KYOTOは2023年5月23日時点で無料開放中であるため、メタバースやOASISに興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。 OASIS KYOTOについてはこちら。 Oasis KYOTOとは?Decentralandのメタバース上に建設される近未来都市の特徴 Coincheck また、それぞれメタバースに点在しているOASISはブロックチェーンで相互に往来可能なマルチバースとなり、OASISでの体験や出会いがより現実では得難いものとなるでしょう。 Oasis TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck ※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)のメリットや将来性、使用方法 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)を所有することでOASISコミュニティへの参加が可能となるだけでなく、OASISメタバースへのVIP入場権、オフラインイベントへの招待、関連NFTの優先購入権、OASISマテリアルの二次創作権、ホルダー限定グッズなどが付与される予定です。 そのほかのユーティリティとして、共創の場であるOASISの「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というビジョンから、OCPを保有することでメタバース都市やOASISを題材にした商品・コンテンツの共創/共同開発、音楽・アート・ファッションイベントへの参加などの体験が提供される予定になっています。 また、OASISは先述の通り未完成であるため、OASISを通じた創作・共創を通じて新たな自分の可能性をみつけ、早期にコミュニティの一員となることで、発展に参加・体験することができるというメリットも存在します。 Coincheckの無料登録はこちら OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の魅力 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)のNFTアートにはこだわりがつまっており、新たなカルチャーへの幕開けを感じさせるような体裁に仕上がっています。 OCPのアバター・アートには、「トゥーンレンダリング」という3DCGながら2D(二次元)のアニメや漫画のような雰囲気を持たせる手法を採用しています。そのため、単純な3DCGらしい表現にならず、日本独特のカルチャー感を意識させるような演出になっています。 そんな「トゥーンレンダリング」へ、さらにステンシル・グラフティー表現を掛け合わせることで唯一無二なデザインとなるような狙いがあります。 【NFTアートへのこだわり】Oasis Community PASS 画像制作者インタビュー Coincheck Coincheckの無料登録はこちら OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の購入方法 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)は、期分け販売を行なっています。 第1期販売は2023年5月24日と25日に行われ、一般販売で即日完売となりました。 OCPの第1期販売ではCoincheck NFTにて0.05ETHで販売され、購入上限個数は1個までとなっていました。 第1期のOCP販売は、「先行販売①」、「先行販売②」、「一般販売」の計三回が行われました。第1期販売の詳細は下記をご参照ください。 第1期販売詳細 販売個数:500個 販売価格:0.05ETH 販売期間①:2023年5月24日(水)20時〜22時(確定購入権保有者が購入可能) 販売期間②:2023年5月24日(水)22時〜24時(先着で確定/優先購入権保有者が購入可能) 販売期間③:2023年5月25日(木)20時から 一般販売 現在、Coincheck NFTにOCPが出品されている場合は、二次流通としてOCPを購入できます。 OASISの最新情報については、公式Discordと公式Twitter、公式LINEでも随時告知されています。ご興味のある方は、参加やフォロー、友達登録を行ってくださいね。 OASIS公式Discord:https://discord.com/invite/oasiscommunity OASIS公式Twitter:https://twitter.com/Oasis_pj OASIS公式LINE:https://lin.ee/cDTEO8R OCPの購入方法については、こちらより詳細をご確認ください。

2025-03-25Web3・新しい活用

2021年にFacebook社が社名をMetaに変更し大きな注目を集めたメタバースですが、現在さまざまな企業が新たなビジネスチャンスを求めてメタバース空間での事業開発を進めています。 そこでこの記事では、メタバースがビジネスの場で注目されてきている背景やメタバースを活用することによって企業が得られるメリットなどについて、実際の活用事例も紹介しながら詳しく解説していきます。 この記事でわかること メタバースについての概要 メタバースが注目されている背景 企業がメタバースを導入するメリット 実際の企業の活用事例 Coincheckの無料登録はこちら 目次 メタバースとは メタバースの4つの種類 ①ゲーム系 ②ソーシャル系 ③Web3.0系 ④MaaS(Metaverse-as-a-Service)系 メタバースがビジネス業界で注目されている背景 背景①:飛躍的な拡大が予想される市場規模の大きさ 背景②:NFTとの高い親和性 背景③:通信技術・VR技術の発展 背景④:大手企業の参入 企業がメタバースを活用するメリット メリット①:新たなビジネスの可能性 メリット②:より効果的な求人・採用活動ができる メリット③:社内コミュニケーションの円滑化 メリット④:シミュレーションによるバリューチェーンの効率化 メタバースを活用したビジネス事例 株式会社ナイキ|NIKE LAND 株式会社KDDI|αU コインチェック株式会社|OASIS VR Chat Inc.|VR Chat TSB Gaming |The Sandbox ANA NEO株式会社|ANA GranWhale 株式会社HIKKY|バーチャルマーケット まとめ メタバースとは まず初めに、メタバースとはどんなものかについて説明します。 メタバースとは「インターネット上に構築された三次元の仮想空間」です。「超越」を意味する”メタ”と「世界」を意味する”ユニバース”が組み合わされた造語で、1992年にアメリカで出版されたSF小説『スノウ・クラッシュ』で初めて使用されました。 その特徴として、メタバースでは現実世界と同じように建造物が立ち並び、ユーザーは自身の分身である「アバター」を用いて仮想空間の中でライブやファッション、さらにはボイスチャットでの他者とのコミュケーションなど現実世界と遜色のない社会的な活動を営むことができる点が挙げられます。 『FORTNITE』や『The Sandbox』などの有名タイトルに代表されるゲーム分野での活用が多くみられるメタバースですが、コロナ禍におけるリモートでの仕事や生活が常態化したことで、物理的距離を保ちながらも密接なコミュニケーションを取ることができるメタバースの活用はゲーム以外の分野でも拡大の動きを見せています。 【わかりやすく】メタバース(仮想空間)とは何か?意味と活用法、事例を紹介 Coincheck メタバースの4つの種類 メタバースは、自らのアバターを通じてコミュニケーションや経済活動を行うことができる三次元の仮想空間という共通点はあるものの、メタバース毎にその体験設計の中心に据えている要素が異なります。 つまり、メタバースの中にも多くの種類のメタバースが存在するのです。今回はメタバースの種類の中でも以下の4つの代表的なメタバースを取り上げて解説します。 ①ゲーム系②ソーシャル系③Web3.0系④MaaS(Metaverse-as-a-Service)系 それでは詳しく見ていきましょう。 ①ゲーム系 ゲーム系メタバースとは、主にゲーム開発企業が主導する三次元の仮想空間を舞台にしたメタバースです。 ゲーム系のメタバースは、メタバース市場を牽引する存在として、非常に多くのユーザーを抱えており、Fortniteは3.5億人、Robloxは2億人のユーザー数を誇ります。スマホの普及と通信環境の発展などを背景に、現代の私たちにとって一番馴染みが深いのがゲーム系のメタバースと言えるでしょう。 代表的な例を挙げると、先ほども紹介したFortniteやRoblox以外にも、マインクラフトやあつまれ どうぶつの森、ファイナルファンタジーXIVなどのゲームタイトルもメタバースに分類されます。 ②ソーシャル系 ソーシャル系メタバースとは、アバターを通じたユーザー同士のコミュニケーションを体験設計の中心に据えるメタバースです。 ソーシャル系のメタバースの中でもサービスによって、テキストベースのチャットか、ボイスチャットか、また表情のトラッキングがされるものなど、中心に据えるコミュニケーションの取り方はプラットフォーム毎で異なります。 SNSは老若男女問わず問わず、幅広く利用されるサービスであり、メタバース市場拡大に向け、SNS型メタバースの発展は非常に重要と言えます。 デバイスや通信技術の発展に加え、コロナ感染拡大の影響でリモートコミュニケーションの需要が拡大したことを背景とし、ユーザー数を伸ばしているメタバースです。 ③Web3.0系 Web3.0系のメタバースは、ブロックチェーン技術で構築されているメタバースです。NFT(Non-Fungible-Token)や暗号資産がメタバースに組み込まれることで、ユーザーは三次元仮想空間内で「所有」の概念を持てるようになります。つまり、ユーザーがメタバース内の土地やアイテムをデジタル資産として所有することができるのです。 そのため、投機目的のユーザーとゲームを楽しむこと自体を目的とするユーザーを集め、一気にユーザー数を伸ばしたメタバースが多いです。一方で、アクティブユーザー数がNFTの価格の変動に大きく左右されるという特徴もあり、2022年の暗号資産・NFTの価格下落を受け、盛り上がりが陰りを見せているものも少なくありません。 MaaS(Metaverse-as-a-Service)系 MaaS(Metaverse-as-a-Service)とは、誰でもメタバースを利用・作成できるサービスです。 MaaS系のメタバースは企業でも個人でも利用することができ、料金を支払うことで指定されたメタバースの空間を自由に使用することができます。以下が主なMaaS系メタバースの利用例です。 オフィススペース オンラインスクール イベント会場 eコマース 一般企業が0からメタバース空間を開発することは非常に難しいですが、MaaS系のメタバースであれば、すでに構築されているメタバース上で一般企業でもサービスを展開できるようになります。 ECサイトやWebブログなども2000年代は一部の人にしか制作できなかったですが、現在ではアメブロやBASEなどのサービスの登場によって、簡単に誰でもWeb上でECサイトやブログを作成できるようになっています。 これらと同じような流れがメタバース上でも起きており、それがMaaSと呼ばれているのです。 メタバースがビジネス業界で注目されている背景 近年ではNIKEやKDDIなどの各業界の大手企業がメタバースに参入するなど、ビジネスにおけるメタバースの注目度はますます上がってきています。 このように、メタバースがビジネス業界で注目されている理由は、次のような4つの背景があるからだと考えられています。 背景①:飛躍的な拡大が予想される市場規模の大きさ背景②:NFTとの高い親和性背景③:通信技術・VR技術の発展背景④:大手企業の参入 以下で詳しく解説していきます。 背景①:飛躍的な拡大が予想される市場規模の大きさ まずメタバースがビジネス業界で注目を集めている理由の1つとして、「メタバースの市場規模が今後飛躍的に拡大していく」と、多くの研究機関や組織が予測していることが挙げられます。 Statista社が発表した世界のメタバースの市場規模統計では、2021年の4兆2,640億円から2030年には78兆8,795億円まで約18.5倍ほど市場規模が拡大するとの予想が見て取れます。 出典:Statista(Grand View Research) このような急速な成長は、ビジネス業界にとっては非常に魅力的であり、多くの企業がメタバースへの進出を検討するようになりました。メタバースは従来のオンライン販売やマーケティングとは異なる、新しい顧客との接点やアプローチを生み出し、多くのビジネス拡大のチャンスを企業へ提供します。 つまり急速に拡大するメタバース市場は、ビジネス業界にとって非常に魅力的な市場となっており、今後ますます注目されることが予想されます。 背景②:NFTとの高い親和性 メタバースが注目を集めている2つ目の理由は、『NFT』との親和性の高さです。ブロックチェーンを活用したメタバースには、NFTの活用が不可欠です。 NFTとはNon-Fungible Tokenの略で、日本語では「非代替性」トークンとも呼ばれています。NFTはブロックチェーン上に構築されるデジタルデータであり、暗号資産(仮想通貨)と同様に所有や譲渡に関する記録が改ざんされにくいという性質を持ちます。 これまでのデジタルデータは誰でも簡単にコピーが可能であり、それゆえに価値がつきませんでした。 しかしNFTであればブロックチェーンを活用することで当該データの「唯一性」が証明できます。端的に言えば、複製できないデジタルデータであるという証明ができるようになったのです。 その結果、NFTが有する希少性や有用性に応じた価値が付くようになったのです。 NFTとは代替不可能なトークンのこと!具体的な活用例を徹底解説 Coincheck メタバース内でNFTは土地やアイテムとして売買することができる このような特徴を持つNFTは、Coincheck NFTのようなマーケットプレイスを通じて売買することができます。 メタバースゲームで手に入るアイテムは、NFTとしてマーケットプレイスで販売することが可能です。つまり、ユーザーはNFTマーケットプレイスを利用することで、メタバースゲームで必要なアイテムを購入したり、逆にゲーム内で手に入れたアイテムを第三者に売却したりすることができるのです。 こうした関係性から、メタバースとNFTは非常に親和性が高いと言われており、昨今のNFTブームと連動するようにメタバースの注目度も急上昇しています。 背景③:通信技術・VR技術の発展 また、3つ目の背景としてVR技術が近年になって急激に発展し、一般層にも普及し始めていることが挙げられます。 VRとは、Virtual Reality(バーチャル リアリティー)の頭文字を取った用語で、仮想現実を意味します。 VRの技術自体は1960年代頃からすでに存在していたものの、当時はコンピューターの性能が低かった上に、ヘッドマウントディスプレイやVRゴーグルが極めて高価で重量も大きかったため、一部の大企業や研究機関以外では使用されない時代が長く続きました。 しかし、2010年代以降にスマートフォンの普及で、半導体・ディスプレイ・通信速度などの性能向上・軽量化が急速に進んだ結果、ヘッドマウンドディスプレイやVRゴーグルの開発も大きく進展しました。 3次元の仮想空間であるメタバースの真価をもっとも引き出すにはVRが最適ですので、VR技術の発展と普及に併せてメタバースも注目されているわけです。 背景④:大手企業の参入 最後の要因としては、近年になり世界的なプラットフォーマーや大企業が、こぞってメタバースへの参入を宣言したのも、ビジネス界の注目を集めた一因と言えます。 その代表例としてよく知られるのが、Meta社(旧Facebook社)です。Facebook社(当時)は、ヘッドマウントディスプレイを開発・販売していたスタートアップ企業・Oculus(オキュラス)を2014年に20億ドルで買収し、2021年にはFacebook社は社名を「Meta」に変更して、メタバース関連技術の研究に、毎年100億ドル(約1.1兆円)もの巨額を投資しています。 他にも株式会社NIKE(ナイキ)が2021年に「Nike Virtuals」というメタバースプロジェクトに対する、最大50億ドルの投資計画を発表したことや、株式会社NTTドコモが2022年2月に「dメタバース」というメタバースに150億円の投資を計画しているとの発表がありました。 このように世界的な大企業が、次々にメタバースへの参入と巨額の投資を始めたことからも、メタバースへの注目が集まっています。 企業がメタバースを活用するメリット 企業がビジネスの分野でメタバースを活用する際、以下のようなメリットが得られます。 メリット①:新たなビジネスの可能性メリット②:より効果的な求人・採用活動ができるメリット③:社内コミュニケーションの円滑化メリット④:シミュレーションによるバリューチェーンの効率化 それぞれ具体的に説明していきます。 メリット①:新たなビジネスの可能性 1つ目のメリットは「新たなビジネスの可能性」です。 メタバースはまだまだ新しい仕組みです。新たなビジネスは日々生まれていますが、まだどこの企業も行っていないビジネスや、少数の会社のみが行っており競争が生まれていないビジネスは、数多く存在するでしょう。 メタバース上で新たなビジネスを展開することで、会社の新たな収益源となる可能性があります。また、会社の既存ビジネスと親和性の高いビジネスをメタバース上で展開することで、相乗効果を期待することもできます。 メリット②:より効果的な求人・採用活動ができる 2つ目のメリットは「より効果的な求人・採用活動ができる」という点です。 メタバース上で採用イベントや会社説明会を開催すれば、より効果的な採用活動が可能になります。 リアルでの採用イベントや会社説明会では、遠隔地に住む求職者が参加しづらいデメリットがあります。 飛行機や新幹線を使って採用イベントや会社説明会を受けに行く場合、時間だけでなく多額の交通費が発生する可能性もあるからです。 しかし、メタバース上で採用イベントや会社説明会を実施すれば、遠隔地に住む求職者も気兼ねなく参加できるようになります。ZoomなどのWeb会議システムを利用した会社説明会や、リアルでの採用イベントは、社員の話を求職者が一方的に聴く受け身のイベントになりがちですが、メタバース上の採用イベントであれば、社員も求職者も全員、見た目がアバターになりますので、求職者が気後れせずに主体的に参加して会話を弾ませることができるでしょう。 メリット③:社内コミュニケーションの円滑化 メタバースをビジネス上のコミュニケーションツールとして導入するメリットとして、「社内コミュニケーションを円滑化することができる」点が挙げられます。 リモートワークや外部の企業と協力しながら行うプロジェクトがある場合、メタバースでのバーチャルオフィスを導入すれば、離れた場所にいても、アバターを通じて相手の感情や状況を一目で把握することができます。密にコミュニケーションをとりながら仕事を進めていけば、効率性も高まりますし、トラブルなども防ぐことができます。 また、生身の人間が相手であると、話しかけるタイミングなどで悩むことがあるでしょう。しかし、メタバース上ではアバターのステータス表示によって、今話せるタイミングかどうかがわかるのでコミュニケーションをとりやすくなるでしょう。 メリット④:シミュレーションによるバリューチェーンの効率化 最後のメリットは「シミュレーションによるバリューチェーン全体の効率化」です。 メタバースを活用することで、現実世界には存在するもの、しないものを含め、都市や建物、設備を仮想空間上に再現し、シミュレーションを行うことで、現実世界でのモックアップ作成や試運転をするコストをかけずに最適な設計や運用が可能になります。 このシミュレーションにより、企画・生産・物流・販売・アフターサービスといった一連のバリューチェーンを効率化することで、大幅なコスト削減やリードタイムの短縮などに繋げることができます。 メタバースを活用したビジネス事例 それでは実際に、メタバースを活用している企業の活用事例をみていきましょう。 株式会社ナイキ|NIKE LAND 引用:NIKE公式サイト NIKELANDは、株式会社nikeがメタバースプラットフォームRoblox(ロブロックス)上で展開する没入型の3D空間です。 NIKELANDの建物やフィールドはナイキ本社から着想を得ており、ユーザーはこのメタバース内で自分のアバターを通じて鬼ごっこやドッジボール、フットボールなど様々なアクティビティを楽しめるほか、Robloxが提供するツールキットを利用して、NIKELAND内でオリジナルのミニゲームを自作することも可能です。 また、メタバース内のショールームではNIKEが実際に販売しているスニーカーなどのアパレルアイテムをアバターを通じて試着、購入することができます。 さらに、NIKELANDではモバイル機器に内蔵された加速度センサーを使用することで、走り幅跳びなどのオフラインの動きをオンラインのプレーに反映する機能が備わっています。 株式会社KDDI|αU 引用:KDDI公式サイト αUとは、仮想空間上に再現された渋谷や大阪を舞台に、ユーザー同士の音声でのコミュニケーションに加え、ライブ配信やバーチャルショッピングなど楽しむことができるサービスです。 メタバースでエンタメ体験や友人との会話を楽しめるαU metaverse、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめるαU live、デジタルアート作品などの購入ができるαU market、暗号資産を管理できるαU wallet、実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができるαU place、KDDIが持つ技術力やネットワークを活用してユーザーが仮想空間上でより豊かなライフスタイルを実現することができる、大きな期待を集めるサービスとなっています。 コインチェック株式会社|OASIS 「※OASIS」は、コインチェックが制作・開発を進める”2035年の近未来都市”をコンセプトにしたメタバース都市拠点です。「OASIS」にはファッションや音楽、アートを中心に多彩なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 コインチェックでは、『The Sandbox』上に「OASIS TOKYO」、 『Decentraland』上に「OASIS KYOTO」、及び『Otherside』上に「Oasis MARS」の3つのメタバース都市を開発中です。 OASISメタバースの概要やそこで提供されるコンテンツについて知りたい方は、以下の記事で詳しく学ぶことができます。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら Oasis KYOTOとは?Decentralandのメタバース上に建設される近未来都市の特徴 Coincheck Oasis TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck VR Chat Inc.|VR Chat 引用:VRChat 「VRChat」は、VR空間内にアバターでログインし、多人数でコミュニケーションできるソーシャルVRアプリです。 2019年後半までの同時接続数は7,500~8,500人程でしたが、コロナ渦において利用者数が急増し、2022年1月1日には同時接続ユーザー数が過去最大の約42,000人に到達、現在もピーク時には30,000人超のユーザーがアクセスしています。また、昨今ではメタバースとしても注目されています。 VRChat内にはユーザーが手がけた様々な「ワールド」と呼ばれるVR空間が用意されており、好きな場所で他のユーザーとの交流を楽しめます。周囲にいるプレイヤーとはボイスチャットはもちろん、自分の身体の動きをアバターに反映させ、ボディーランゲージも可能です。ビデオ通話などとは違い、実際に会っている感覚が強いのが特徴です。 TBS Gaming |The Sandbox 引用:THE SANDBOX 『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』はボクセルで表現されたメタバースを構築するプロジェクトです。 ユーザーがメタバース上に制作されたゲームで遊んだり、ユーザー同士でコミュニケーションを取ったりすることができるゲームとなっています。 The Sandboxでは、メタバース上で利用できるアイテム、アバター、ゲーム制作に必要な素材、そして「LAND」と呼ばれる土地を、「ETH」や「SAND」というトークンを用いてNFTマーケットプレイス上で売買できます。 コインチェックでは、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」を提供しており、LANDの購入が可能です。 他のNFTマーケットプレイスと違い、「ETH」や「SAND」のみの決済方法ではなく、Coincheckで取り扱っている14種類の暗号資産で決済が可能です。ぜひご利用ください。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck ANA NEO株式会社|ANA GranWhale 引用:ANA GranWhale ANA GranWhaleは、ANAがお贈りするバーチャル旅行プラットフォームです。 素晴らしい旅先や文化を再現した、リアルとバーチャルを繋いだ新しい旅行体験を味わうことができます。 ANA GranWhaleは、バーチャル旅行が楽しめる「V - TRIP」と、ショッピングが楽しめる「Skyモール」で構成されています。V-TRIPでは、いつでもどこからでもANAがおすすめする旅先をバーチャル旅行で楽しむことができます。 ANA GranWhaleを体験して、「グランチップ」を集めると、ANAのマイルが貯まる”マイルガチャ”を引くことができます。 株式会社HIKKY|バーチャルマーケット 引用:VR法人 HIKKY バーチャルマーケットとは、VR法人 HIKKYが手掛ける「仮想空間上での3Dアバター・3Dモデルの展示会」として2018年に始まったイベントです。ソーシャルVRサービス「VRChat」のバーチャル空間に作られた特設会場に3Dアバターや3Dモデルが展示され、来場者は自由に試着、鑑賞、購入ができます。 来場者側には参加資格や入場料はなく、誰でも気軽に足を運んでOK。VRヘッドセットも必須ではなく、スペックを満たしたパソコンさえあれば簡単にアクセスできます。 2018年に初めて開催された際の出展数は約80サークル。企業出展も2社のみの小規模なイベントでした。しかし翌年3月のバーチャルマーケット2では出展数が急増。約400サークル、約20社が出展し、3日間で約12万5,000人の来場者数を記録。ネット上で大きな話題になりました。 続くバーチャルマーケット3では、約600サークル、約30社が、そして2020年のゴールデンウィークに開催されたバーチャルマーケット4では、約1,100サークル、約40社が出展。名実ともに「世界最大規模のVRイベント」となり、第5回となる今回もすでに大勢の来場者が世界中から足を運んでいます。 Coincheckの無料登録はこちら まとめ これまで見てきたように、メタバースのビジネス活用には多くの可能性があります。 ゲームなどのエンターテインメントコンテンツをはじめとし、オンラインイベントの開催や仮想店舗の運営、リモートワークの改善など、従来のビジネスに比べ、より柔軟でスケーラブルな手段が提供されています。また、ビジネスにおいては、メタバースを用いて顧客との接点を増やすことで、マーケティングの効果を高めたり、商品やサービスの売上を伸ばすことができます。 しかしながら、技術やセキュリティの課題もあるため、導入には慎重さが必要です。専門知識や高度な技術を必要とすることもあり、専門家のアドバイスを仰ぐことが重要です。今後も注目が集まることが予想されるメタバースを、ビジネスの発展に積極的に取り入れていくことが求められます。ビジネスの現場での実践事例を参考にしながら、自社のビジネスに合ったメタバースの活用方法を模索してみましょう。

2025-03-25NFTWeb3・新しい活用

2023年3月3日に、OASIS TOKYO × The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテスト(以下、本コンテスト)の結果発表イベントを開催いたしました。 本コンテストでは世界的に注目を集める「The Sandbox」に開発中のメタバース都市「※OASIS TOKYO」内「実験解放区」への展示作品を2022年12月23日から2023年2月1日に募集したものであり、結果発表イベント当日は、募集作品の中から選出された12作品が発表されました。 本インタビューでは、2023年3月3日に開催されたOASIS TOKYO × The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテストで見事大賞を受賞された3名のクリエイターの方からお話をお伺いしたものです。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら Coincheckの無料登録はこちら 目次 OASIS TOKYO × The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテストとは 「IMAGINATION賞」を受賞したAir Lay(エアレイ)氏へのインタビュー 質問①:創作活動を始めたきっかけについて 質問②:制作のスタイル・世界観について 質問③:今回応募した作品について 質問④:これからの創作活動ついて 質問⑤:「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方について 「ORIGINALITY賞」を受賞したいまから氏へのインタビュー 質問①:創作活動を始めたきっかけについて 質問②:制作のスタイル・世界観について 質問③:今回応募した作品について 質問④:これからの創作活動ついて 質問⑤:「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方について 「CREATIVE賞」を受賞したBüro氏へのインタビュー 質問①:創作活動を始めたきっかけについて 質問②:制作のスタイル・世界観について 質問③:今回応募した作品について 質問④:これからの創作活動ついて 質問⑤:「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方について 「OASIS TOKYO」について OASIS TOKYO × The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテストとは OASIS TOKYO × The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテスト(以下、本コンテスト)を開催。世界的に注目を集める「The Sandbox」に開発中のメタバース都市「OASIS TOKYO」内「実験解放区」への展示作品を、2022年12月23日から2023年2月1日に募集しました。選出された12作品のNPC(※)アセットは「OASIS TOKYO」の「実験解放区」に設置予定です。「自己を解放し、なりたい自分を表現しよう!」をテーマに募集した作品は、Twitterのハッシュタグ「#OasisTOKYOクリエイターコンテスト」でご覧いただけます。熱いコメントとともに「自己解放」という部分にフォーカスした、クオリティの高い作品が集まりました。 ※ NPC:プレイヤーが操作しないキャラクター 本コンテストはテーマに沿った作品の裏側に込められた個々の想いとOASIS(※)のコンセプトが結合し、一人一人に豊かな変化が生まれストーリーが動き出す。そしてそのストーリーが交錯し化学反応が起こることによりコミュニティが活性化していく。そしてそのエネルギーはバーチャルを超えて現実世界にも良い影響を与えていく、というコンセプト実現の第一歩となる意義ある取り組みとなりました。 ※「OASIS」はコインチェックが運営する「メタバース×NFT」のコミュニティです。 Coincheckの無料登録はこちら 「IMAGINATION賞」を受賞したAir Lay(エアレイ)氏へのインタビュー はじめに「IMAGINATION賞」を受賞された「巨鳥エクスプローラー」作者のAir Lay(エアレイ)氏にお話をうかがいます。 質問①:創作活動を始めたきっかけについて Coincheck Column編集部: まず最初に創作活動を始めたきっかけについて教えてください。 Air Lay(エアレイ)氏: 「新しいもの好き」ということもあって、メタバースに興味があり、いろいろと調べていました。そんなタイミングで、昨年開催された「デジハリ x SHIBUYA109」VoxEdit(※)コンテストに関連して開催された『駆け出しクリエイターのためのメタバース講座』を受けたことがきっかけで、創作活動をするようになりました。 ※VoxEditはThe Sandboxでアイテムやアバター制作に使われるソフトです 元々デザインやクリエイティブな仕事をやっていたわけではありませんでした。メーカーで工業製品用の部品の開発・設計をしていましたが、その後、転職して研究開発マネジメントの仕事をするようになったため、自分で手を動かすことがなくなっていた時期に「何かを作りたい」という衝動があったのかと思います。 質問②:制作のスタイル・世界観について Coincheck Column編集部: いろんなタイミングが重なって創作活動をスタートされたのですね。続いて、制作のスタイル・世界観について教えてください。 Air Lay(エアレイ)氏: 直近で制作しているものは大きく分けると3つです。 1つめは「コンテストに向けた制作活動」です。今回のOASIS TOKYO × The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテストもそうですが、自分では思いもつかない「創作テーマ」との出会いや、コンテスト参加者からの刺激もあり精力的に取り組んでいます。 2つめは「The Sandbox」の「Creators Fund」に関連したものです。「(※)Creators Fund」は「The Sandbox」のプラットフォーム用の3D ASSETを作成するアーティストに報酬を与えることで、アーティストをサポートするためのプログラムです。 ※Creators Fund制度は2022年度で終了しています 3つめは自分の興味のおもむくまま、好きなものも創作していて(※)ワールドの作り方も勉強しています。 ※オブジェクトや建物、背景が組み合わさったゲーム空間 まだ「自分のスタイル」がどんなものなのかは手探りなところもあります。小さいころに遊んだブロックや、プラモデル、ゲームなどが根本にあり、そこにメーカーでの工業製品用部品の開発・設計の経験が合わさって、作品が作られている気がします。飛空艇、宇宙船、要塞など、カッコイイ乗り物や建物にも惹かれます。 -Air Lay(エアレイ)氏のポートフォリオ- 質問③:今回応募した作品について 作品URL:https://twitter.com/AirLayout/status/1620639611038105604?s=20 Coincheck Column編集部: 改めてになりますが、今回応募いただいた作品について(テーマ、表現したかったこと、ポイントなど)お聞かせください。 Air Lay(エアレイ)氏: 今回のコンテストの舞台にもなった「OASIS TOKYO」の「実験解放区」のテーマの一つに「アイデンティティを見つめなおす」というものがあります。自分の中にも様々な自分がいて、矛盾や相反する考え方があって、不安定で不確実性があり、不格好な部分もあって…多様性は自分の中にもあると感じています。 そのような部分を隠すのではなく「認めながら進んでいく」というのがあるべき姿だと考えています。社会の多様性の実現に向けた取組みも、多様性を慮るゆえにかじ取りが難しく、様々な意見を取り入れながら進んでいくものなのかなと感じています。 作品には、左右非対称であったり、生命と人工物の対比や複雑さが盛り込まれています。よくみていただくと見つけられると思うのですが、MIYAVIさんのギターを盛り込むなど、細かいところまでこだわっています。「技術の発展」は私の原体験でもあり、地球上の生き物は技術では再現できないほどの「ある種の奇跡」であると考えています。自然に対する畏敬の念みたいなものでもあります。なので人工物の要素と自然の要素を作品にも盛り込んでいます。今回はゾウや他の動物も考えたのですが「力強く羽ばたく」というところから自由を感じられる「鳥」をモチーフに選びました。 質問④:これからの創作活動ついて Coincheck Column編集部: 作品についての解説をいただきありがとうございました。続いて、これからの創作活動についてお聞かせください。 Air Lay(エアレイ)氏: メタバース人口が増えるような魅力的な作品を作っていきたいと考えています。具体的には「The Sandbox」を中心にVoxeditをつかって魅力的なアセット(アバターやアイテム)を作っていきたいです。また、アバターだけではなくワールドも作成して、メタバースってすごい、面白いと思ってもらえるような作品を作っていきたいと思います。 具体的には「イベント会場」を作ってみたいです。音楽イベントやファッションショーなどができるホールで、初めてメタバースに入る人でも操作しやすい「バリアフリー」な人が集まれる場をイメージしています。また「初めて作った作品」を展示しあうような場所もできたら面白いですね。メタバースで楽しい時間を過ごせたり、何か新しい発見ができたりなど、プラスの影響を与えられる創作活動を今後もしていきたいと考えています。 質問⑤:「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方について Coincheck Column編集部: 最後に「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方のイメージを聞かせてください Air Lay(エアレイ)氏: ものづくりはとても楽しいです。クリエイターでなないコミュニティーメンバーにも「作る楽しさ」を伝えられたらと思っています。一歩踏み出すきっかけとして、VoxEditの使い方をレクチャーできたらというイメージです。そして、マーケティング方法、マネージメント方法など「自分も教わりたい」こともあります。こんな「共創」の気持ちで盛り上げられたらと思っています。 Coincheck Column編集部: お話を聞かせていただきありがとうございました。『The Sandbox』では価値創造と報酬システムを軸にしてコミュニティそしてユーザーを第一に考えられています。クリエイターに収益の95%を還元するUGC(※)を前提とした分散型のバーチャルエコノミーであり、インタラクティブな体験を豊富に提供するオープンメタバースです。本コンテストがその世界観がますます広がるきっかけの一つになれたらと思っています。 ※User Generated Contentの略で、ユーザーによって制作・発信されたコンテンツ 「ORIGINALITY賞」を受賞したいまから氏へのインタビュー 続いては「ORIGINALITY賞」を受賞された「大悪魔系女子」の作者、いまから氏にお話をお伺いします。 質問①:創作活動を始めたきっかけについて Coincheck Column編集部: 本日はよろしくお願いします。 まず最初に創作活動を始めたきっかけについて教えてください。 いまから氏: 子供の頃から「手で触って感触を確かめてみる」のが好きでした。その中でも、ひんやりしていて独特なテクスチャーのスライムが好きでした。いつでも開封したて・作りたての柔らかいテクスチャーのフレッシュなスライムで遊びたくて、家にある材料でスライムを作ってみたことが私の創作活動の原点だと思っています。 「The Sandbox」との出会いは2021年の大晦日、ソフトバンクからの出資のニュースがきっかけでした。この時は調べても調べても「The Sandbox」についても日本語の情報が出てきませんでした。「これは、これから流行るなぁ」と思い、Discord(英語)などで情報収集をはじめました。また、その当時、YouTubeでVoxEdit(※)について日本語で解説しているコンテンツがなかったので「いまから!THE SANDBOX」というチャンネルもはじめてみました。 ※VoxEditはThe Sandboxでアイテムやアバター制作に使われるソフトです 質問②:制作のスタイル・世界観について Coincheck Column編集部: 続いて、制作のスタイル・世界観について教えてください。 いまから氏: SF、ホラー、ファンタジー、ゾンビといったジャンルが好きです。 これは幼少期の原体験が大きいです。リトル・ニモという作品があるのですが、最初のシーンがトラウマになると話題になったのですが、自分はそこに惹かれていて何度も繰り返し見ていました。東京ディズニーランドにあったマイケル・ジャクソン主演の3D (4D) 立体映画アトラクション「キャプテンEO」も好きでした。子供の頃の感動がそのまま今の作品の世界観に反映されています。 質問③:今回応募した作品について 作品URL:https://twitter.com/imakarasandbox/status/1620714456102871042?s=20 Coincheck Column編集部: 改めてになりますが、今回応募いただいた作品について(テーマ、表現したかったこと、ポイントなど)お聞かせください。 いまから氏: テーマは、人それぞれグラデーションがあり、どんどん物事が変わっていく段階を表現したいと思って制作しました。コンテストの募集要項に「テンプレートを使ってください」とあったのですが、テンプレートを使っているように見えない作品を作ってみたいとワクワクしました。ボクセルの表現には、四角いボクセルのテイストを生かした作品と、ボクセルなのにこんな表現ができるんだと思わせる作品の2つの方向性があると思います。今回の作品「大悪魔系女子」は後者になります。 また、ここで見る人に考えて欲しいポイントは悪魔と女の子どちらが表の顔と裏の顔なのかというところです。アセットの表示時間だと女の子がメインということになりますが、家にいる時間や仕事をしている時間など、時間が長ければそれが本当の自分なのかということです。時間が長いからといって、それが本物ということでもないと思いますし、自分の居場所や軸は自分で見つけてもらいたいという思いを込めています。 質問④:これからの創作活動ついて Coincheck Column編集部: 作品についての解説をいただきありがとうございました。 続いて、これからの創作活動についてお聞かせください。 いまから氏: 今考えているのは「豆腐」なんです。豆腐の種類は絹や木綿などがありますが、もしもデニム生地で作ったら「デニム豆腐」になります。もしもジーンズメーカー各社の生地で作って比べて、どちらかがとっても美味しかった場合、ジーンズメーカーの勢力図が変わったりするかもしれません。私としては、この豆腐の例のように今まで現実世界でしかできなかったこと、やらなかったことをあえてメタバース上で表現したら面白いんじゃないかなと思っています! 質問⑤:「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方について Coincheck Column編集部: 最後に「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方のイメージを聞かせてください いまから氏: 「OASIS」からイメージして、砂漠の緑化など表現できたら面白いかなぁと思っています。また、せっかくのコミュニティーなので、Discordのつながりも大切ですが、リアルなイベントで情報交換などができたら楽しいかなと思います。そして情報交換だけでなく、何気ない会話から「ちょっと人生がゆるりとなるようなコミュニケーション」も生まれたらと思っています。そして「The Sandbox」がサービスインしたら、ストーリーを温めている2Dアクションのゲームを作れたらという構想も持っています。 「CREATIVE賞」を受賞したBüro氏へのインタビュー 最後に「ORIGINALITY賞」を受賞された「花潤皆箱-Oasis-」作者のBüro氏にお話をお伺いします。 質問①:創作活動を始めたきっかけについて Coincheck Column編集部: 本日はよろしくお願いします。 まず最初に創作活動を始めたきっかけについて教えてください。 Büro氏: 「ものづくりをやってみたいな」という気持ちは以前からありましたが、実は実際に「何かを作る」という経験はこれまでほとんどなかったです。しかし、イラストやアートのNFTに触れて興味を持つようになり、その中でもイラストよりもピクセルやボクセルアートに惹かれました。このタイミングで「The Sandbox」のアルファシーズン2が始まったこともあり、思い切って作品制作に挑戦しました。その中で、最初に作った作品が「menomonogatari」というボクセルアート作品です。おぼろげながらも「やってみたいな」という気持ちを形にし、勇気を出して取り組みました。 引用:OpenSea また、ボクセルアートを作り始めて、最初に参加させていただいた「CryptoNinja」のコミュニティ「NinjaDAO」のボクセル仲間から教わることもモチベーションになりました。実際にコミュニティーに参加してみると、みんなウェルカムでフランクで、あたたかい気持ちになりました。 ※DAOとはDecentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の略で、特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織 質問②:制作のスタイル・世界観について Coincheck Column編集部: 続いて、制作のスタイル・世界観について教えてください。 Büro氏: 軸になる活動として、IZA VoxeLabという「The Sandbox」で活動するボクセルクリエイターのチームに参加してワールド(※)制作をしています。チームは​​ゲームクリエイター、ボクセルクリエイターやワールドデザイン、アニメーションなど、それぞれの強みを活かして活動しています。また、「The Sandbox」の開催するGame Jam(※)にも参加していて優勝や入賞をしています。今後もIZAvoxelabの特徴を活かしたゲームやアセットで、ワクワクする体験ができるワールド制作を行っていきます。 ※ゲームクリエイターが集まり短時間でゲームを制作するイベント 他にもファンアート(※)として「TheMafiaAnimals」という[マフィア×動物]をテーマにした、全て手書きで世界に1点しかないNFTアートのコレクションの、ワールド制作を進めています。こちらのプロジェクトでは、コミュニティの皆さんやボクセルクリエイターの皆さんと、IZAvoxelabが一緒に楽しんで作り上げるというところが見どころになっています。完成したら、たくさんの方に見て頂いたり体験して頂きたいです! ※他者が創作したキャラクター、衣装、道具、もしくはストーリーをもとにした作品 質問③:今回応募した作品について 作品URL:https://twitter.com/buro_voxel/status/1618435193278455809?s=20 Coincheck Column編集部: 女性ならではの細やかな表現が素敵でした! 改めてになりますが、今回応募いただいた作品について(テーマ、表現したかったこと、ポイントなど)お聞かせください。 Büro氏: 造形の部分からお話しすると「かっこいい」と「かわいい」の両方を表現したいと思い制作しました。アバターが持っているアイテムはお花に水をあげる柄杓のようなイメージです。加えて、手からお花を出す動きもつけてみました。 現実世界ではいろいろな不自由や困難があっても「メタバース」ではそれを乗り越えることができる、そんな思いを「花」と「笑顔」に例えて表現しています。メタバースではハンディキャップがあっても参加できますし、参加者同士で歩幅を合わせてみんなで思い描く夢の実現を一緒に形にできるということを伝えられたらと思っています。 質問④:これからの創作活動について Coincheck Column編集部: キャラクターやアバター作りを続けて、個人としての活動だけでなくチームでも動きながら、日本のボクセルアートを盛り上げて世界中の人を楽しませたいです。 直近のBüroさんの作品はこちらからご覧いただけます。 Büro氏: また、「自由な学び」を大切にするメタバースの学校「ニンジャ寺子屋」のような、大人も子供も一緒に創作活動、交流できる場所も大切にしていきたいと思っています。「ニンジャ寺子屋」は大人は自分が教えたいことを教え、子どもは学びたいことを学べる、第3の学び場です。子供たちの自由な発想から自身の新たな発見があったりしますし、現実世界だけではなく、こうやってメタバースで過ごしたりできる場所を大事にしたいとも思っています。 「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方について Coincheck Column編集部: 最後に「OASIS TOKYO」をはじめとした「メタバース×NFT」のコミュニティ「OASIS」への関わり方のイメージを聞かせてください Büro氏: DAOでは困ったことや悩んでいることなど、ひと言つぶやくと誰かから何かしらのリアクションがあり、それが私はいいなぁと思っています。「OASIS」のコミュニティーでは、私も誰かの質問を拾ってフォローできるような動き方ができたらと思っています。そして、「menomonogatari」のような、現実と絡めたストーリー展開で、辛いこともユーモアに変えた表現にも挑戦したいです。 Coincheckの無料登録はこちら 「OASIS TOKYO」について 「OASIS TOKYO」は、「2035年の近未来都市」をコンセプトに、『The Sandbox』で開発・展開しているメタバース都市です。24×24(576区画)の広大な土地に都市開発を進めています。日本を連想させる象徴的な街並みの中に、商店街、ライブハウス、スタジアム、美術館、サウナ、寿司屋、盆踊り、配信スタジオなどのイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 公式Twitter:https://twitter.com/Oasis_pj OASIS TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck

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2023年2月9日に、メタバース都市「※OASIS TOKYO」などを展開するメタバースコミュニティのブランド「OASIS」が独自のNFTである「OASIS Community PASS」を販売することを発表しました。 「OASIS Community PASS」はメタバースクリエイターのMISOSHITA氏により制作されており、アーティストならではのこだわりが詰め込まれています。 本記事では、NFTのクリエイティブ画像を制作したMISOSHITAさんをお招きし、制作の裏話やこだわりのポイント、制作技法などから、NFTやWeb3への想いも聞いてみました。 ※本プロジェクトの詳細は下記よりご確認ください。 「OCP」公式ページ:https://oasis.coincheck.com 「OASIS」公式Twitter:Oasis | Official (@Oasis_pj) / Twitter 「OASIS」公式Discord(※):公式ページ公開を記念して明日2/28(火)22:00~22:15に時間限定で特別にDiscordをオープン 「OASIS」公式Discord(※):https://discord.com/invite/oasiscommunity ※Discordは今後複数回に分けて公開予定です。Disocord参加者にはNFTの優先購入権(Allow List)を抽選で入手できる機会も用意しておりますので、是非ご参加ください。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら Coincheckの無料登録はこちら 目次 OASIS Community PASS NFTとは MISOSHITA氏が取り組まれてきたメタバース•NFTのプロジェクトについて教えてください Coincheckからオファーの連絡がきた時の感想を教えてください 画像の特徴や拘りのポイントを教えてください 画像を作成するにあたり、特にこだわった点を教えてください この画像を見た人に何を感じさせたいと思いますか OASIS Community PASS NFTに期待することを教えてください 最後にOASIS Community PASS NFTに興味を持ってくださっている方に向けてメッセージをお願いします OASIS Community PASS NFTとは OASIS Community PASS NFT(OCP)は、OASISのビジョンを体現するキーアイテムとして開発されています。 OCPのアートは「OASISコミュニティで変化していく豊かな自分」をテーマにしています。 自身を解放し新しい行動を起こそうとされている方、今の自分を変えていきたいというエネルギーに溢れた方に共感いただき、OASISプロジェクトにご参加いただきたいという想いから、コンセプトを決定しました。 キャラクタークリエイティブのバリエーションは、髪色や肌色、装飾品などの組み合わせで多様なアイデンティを担保しており、ホルダーの皆さまが、メタバースやコミュニティにおける「ありのままで、唯一無二の自分」を選択し、表現できるような設計をしています。 そこで、あるNFT関連のイベントでMISOSHITA氏のWeb3とメタバースに対する強い想いを聞いたところOASISが目指す構想とも親和性があり、MISOSHITA氏のクリエイティブ作品がOASISのイメージにもマッチすると感じたため、今回の制作をご依頼しました。 OASIS TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck MISOSHITA氏が取り組まれてきたメタバース•NFTのプロジェクトについて教えてください ―10年弱くらいサラリーマンでゲームデザイナーとして、3D制作を行っていました。 その頃は、基本的にメタバースというか、ゲームの中の空間やキャラクターをずっと作っていました。 ―2018年にバーチャルYouTuber(VTuber)をはじめ、キャラクターや背景を作り始めました。 Web3のメタバースというわけではありませんが、メタバース空間を自由にアップロードできるClusterという日本のプラットフォームサービスがありました。そこでメタバースを作り始めたことがスタートになっています。 ―NFTやWeb3の世界のメタバースを実際に作り始めたのは、2021年の3月ごろからです。 始めたきっかけは、メタバース空間自体を販売したかったところ、なかなか販売できるサービスがなかったので、NFTと組み合わせれば何かマネタイズできるのかな、というところです。 ―メタバース空間自体を作り始めたのは主にDecentraland(ディセントラランド)です。 ディセントラランドで建物を作ることなどをメインにしていまして、MetaTokyoというプロジェクトに参加しています。MetaTokyoでは、主にギャラリーや関連の建物を作っています。 経歴MISOSHITA NFTアバタープロジェクトMetaaniの3Dデザイン/クリエイティブ担当。様々なメタバース建築を担当するメタバースクリエイター。MetaTokyoのCMVO(Chief Metaverse Officer)に就任。 Coincheckからオファーの連絡がきた時の感想を教えてください ―そうですね、Web3領域でのメタバースは自分が一番興味のある領域だったので、その領域を国内でかなり力を入れているオアシスさんから声がかかったことはすごい光栄だなと思いました。 画像の特徴や拘りのポイントを教えてください ―ただの画像を作るというよりメタバース的なものをイメージさせる物を作るっていう形が良いのかなと思い、イラストというよりは、3DCGって作るっていう方向が良いのかなと思っていました。 ―国内外含め、3DCGはNFTでよく使われているのですが、見た目が3DCGらしいというか、どちらかというとフィギュア的なシェーディングやライティングが物理的な見た目のものが多いと思うのですが、そこと勝負するのではなく、独自の表現を目指しました。 ―そこで、見た目的にはアニメ的なものにしました。手法的には3DCGでトゥーンレンダリングという手法をつかい、立体的なリアルに近いようなものを、シェーダーというものを変えてアウトライン(※輪郭線)をつけたり、陰影をセルアニメのような形に表現したりしまた。 この手法は、おそらく日本で発展してきたような手法であり、ゲームなどではかなり使われている手法です。 ―あとは、セルアニメでのメカの表現では、メカだけを3DCGで作っているようなものが昔からあるので、そういったところで使われている手法なんです。 画像を作成するにあたり、特にこだわった点を教えてください ―やはり、日本人は「ザ・3CDCG」みたいな見た目より、セルアニメのような見た目のほうが馴染み深いと思っています。しかし、実際最初に作ったものは、オーソドックスな見た目のものが多くなってしまいました。そこから、独自の表現に変えていくっていう流れになったかなと思っています。 ―そこで行き着いたところは、ステンシルやグラフィティーみたいな表現を足していくような方向になりました。 ―一番わかりやすいのが、アーティストのバンクシーみたいに、陰影が黒く塗りつぶされるような、かなりグラフィカルな表現をちょっと取り入れていくような形で、最終的にはテイストなどが決まったかなと思っています。 Coincheckの無料登録はこちら この画像を見た人に何を感じさせたいと思いますか ―かっこいいと思ってもらえたら一番いいなと思っています。 より具体的に言うと、今回は男女のキャラクターがイラストになっています。NFTのプロジェクトでもキャラクターは使われている形ですが、日本ではかわいい女の子のキャラクターのイラストが結構多いのかなと思っています。 ―イケメンとかっていうところで押し出しているやつがないのかなっていうので、今回、男女のキャラクターがいるので、男性のキャラクターもかっこよくやりたいなっていうところが結構イメージとしてはありました。 男性のキャラクターでも魅力的な形にできるようなものを作りたいなと思って作りました。 ―また、女性のキャラクターもかわいいっていう形だけじゃなくて、かわいさだけじゃなくてクールさやかっこよさっていうのも押し出していけたらいいなと思っています。 OASIS Community PASS NFTに期待することを教えてください 日本国内でもそうですけど、世界やグローバルに展開できるような形を期待しています。 あとは、Web3領域でのメタバースってのがもっと国内でも発展していったらいいなっていうのは感じています。 Web3領域でのメタバースは最近では増えてはいますが、 まだ力を入れているところは数える程度だと思うので、オアシスさんがかなり大規模にやられているところから、プロジェクトがどんどん増え、Web3領域のメタバースが全体で発展していったらいいなと思っています。 Coincheckの無料登録はこちら 最後にOASIS Community PASS NFTに興味を持ってくださっている方に向けてメッセージをお願いします ―確実にカッコいいモノができているので、ぜひチェックしていただきたいというところが強いです。 ―また、メタバース自体では、建物を3DCGで作っても、最終的にはユーザーやコミュニティがないと多分あまり意味がないものなので、まず何か参加していただけたら嬉しいです。 メタバースは、参加してくれる人がいることで成り立つと思うので。 ―ディセントラランドでもオアシスでも、建物とかはすごくかっこいいものができていると思うのですが、多分メタバースっていうのはそれだけでは完成せず、そこにコミュニティとか参加してくる人がいることで完成するものだと思っています。 ―なので、何かに参加していただきたいというのは、結構強い思いです。

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引用:BAYC BAYC(Bored Ape Yacht Club:ベイシー)は、アメリカのNFT制作スタジオ「Yuga Labs」によって制作された猿がモチーフのNFTコレクションです。 「お金を持て余して退屈している猿たちがクラブを作り、バーでたむろする」というコンセプトで展開されており、全10,000種類のキャラクターはそれぞれ異なる容姿や特性を持っています。 リリース時に0.08ETH(当時のレートで約20,000円)だったBAYCの価格は、現在(2022年12月)フロアプライスで73ETH(約1,168万円)まで高騰しています。短期間に価格が500倍以上も上昇したBAYCは、NFTの取引高ランキングで常に上位に入るほどの人気を誇っています。 この記事では、超人気NFT「BAYC」の特徴や人気の秘密、価格、所有していると受けられる特典などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 BAYC(Bored Ape Yacht Club)とは BAYC(Bored Ape Yacht Club)の特徴・メリット 発行数10,000点のジェネラティブNFT Yuga Labsが手がける超人気NFT 所有者はエアドロップやイベント参加などの特典が受けられる 商用・プロフィール写真として利用可能 BAYC(Bored Ape Yacht Club)から派生したNFTコレクション BAKC(Bored Ape Kennel Club) MAYC(Mutant Ape Yacht Club) BAYC(Bored Ape Yacht Club)の価格推移 BAYC(Bored Ape Yacht Club)の価格が高騰した理由は? 多くの著名人が購入したことで人気に火が付いた NFTブームで需要が急増した 1体◯億円!? 高額取引されたBAYC(Bored Ape Yacht Club) #8817(約3.9億円) #8585(約3.3億円) #7537(約1億5,800万円) BAYC(Bored Ape Yacht Club)の将来性・今後の展望 BAYCとエイプコイン(APE)の関係 BAYCのメタバース展開 新イベント「The Trial of Jimmy the Monkey」の展開 BAYC(Bored Ape Yacht Club)を購入する際に必要なもの BAYC(Bored Ape Yacht Club)に関するQ&A BAYCとは何ですか? BAYCを所有していると何ができますか? BAYCはいくらで購入できますか? BAYCの価格が高騰した理由について教えてください。 Coincheck NFTではBAYCを扱っていますか? まとめ BAYC(Bored Ape Yacht Club)とは 引用:BAYC BAYC(ベイシー)は、2021年4月にリリースされた猿がモチーフのNFTコレクションです。 「お金を持て余して退屈している猿たちがクラブを作り、バーでたむろする」というコンセプトで展開されており、全10,000種類のキャラクターはそれぞれ異なる容姿や特性を持っています。 プロジェクト名 Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ) リリース 2021年4月 発行数 10,000 トークン規格 ERC-721 発行元 Yuga Labs フロアプライス(2022年12月30日時点) 72.99 ETH(約1,168万円) 公式サイト https://boredapeyachtclub.com/#/ アメリカのNFT制作スタジオ「Yuga Labs」によって制作・運営されているBAYCは、2021年4月からNFTマーケットプレイスの「OpenSea」で販売されています。 Yuga Labs(ユガラボ)とは?話題のNFTスタジオを徹底解説 Coincheck BAYC(Bored Ape Yacht Club)の特徴・メリット 引用:BAYC BAYCには、主に以下の4つの特徴・メリットがあります。 発行数10,000点のジェネラティブNFTYuga Labsが手がける超人気NFT所有者はエアドロップやイベント参加などの特典が受けられる商用・プロフィール写真として利用可能 それぞれ詳しく見ていきましょう。 発行数10,000点のジェネラティブNFT BAYCの主な特徴の1つとして、ジェネラティブNFTであることが挙げられます。 ジェネラティブNFTとは、コンピュータのアルゴリズムから生まれる偶然性を取り入れて制作されたNFTのことを指します。NFTのコレクションとしては、BAYCの他にもMAYC、Moonbirds、Art Blocks、Generativemasksなどがあります。 ジェネラティブNFTであるMAYCは、以下の属性を組み合わせてランダムに生成されており、すべて異なる見た目をしています。 背景 衣服 目 口 帽子 イヤリング 体毛 引用:OpenSea このように、さまざまな要素がランダムに選ばれ、それらが組み合わされてオリジナルのキャラクターが発行されるのがBAYCの特徴です。 そして、各要素でレアなスタイルを多く選択して発行されたNFTほど、希少価値が高いものとして市場で高値で取引される傾向があります。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck Yuga Labsが手がける超人気NFT 前述したように、BAYCは2021年4月にアメリカのNFT制作スタジオ「Yuga Labs」によってリリースされました。Yuga LabsはBAYCの他にもCryptoPunksやMeebits、Othersideなどのコレクションも手がけており、NFT業界では規模・知名度ともに最大クラスの組織です。 そのYuga Labsが手がけているということもあり、BAYCは数あるNFTタイトルの中でもトップクラスの人気を誇ります。下の表は、NFTデータサイト「CryptoSlam!」の取引高ランキング(デイリー、2022年12月29日時点)です。 引用:CryptoSlam! 表からもわかる通り、BAYCは取引高ランキングで1位を獲得しています。また、BAYCから派生したNFTコレクションであるBAKC(Bored Ape Kennel Club)が2位、MAYC(Mutant Ape Yacht Club)が3位にランキングしていることもわかります。 取引高は、NFTタイトルの人気度を測る上での重要な指標となります。数あるNFTの中でトップの座についているのは、BAYCがそれだけ多くの人々から注目されている証拠と言えるでしょう。 Yuga Labs(ユガラボ)とは?話題のNFTスタジオを徹底解説 Coincheck 所有者はエアドロップやイベント参加などの特典が受けられる 2022年3月17日、BAYCおよびMAYCのガバナンストークンであるエイプコイン(APE)がリリースされ、それに合わせて両コレクションの保有者に対してAPEのエアドロップが実施されました。具体的には、BAYCのホルダーには1人につき10,094枚、MAYCのホルダーには2,042枚が配布されました。 さらに、BAYCの所有者はホルダー限定のDiscordやイベントに参加することもできます。例えば、BAYCとMAYCの保有者は、Yuga Labsが2021年から毎年開催している「ApeFest」に無料で参加することができます。 引用:ApeFest ApeFestでは、有名アーティストによるライブやアート展示が楽しめるほか、Tシャツやパーカーなどの限定アイテムを購入することもできます。さらに、会場内での飲食はすべて無料で提供されます。 2022年6月に開催されたApeFestでは、エミネム、スヌープ・ドッグ、The Roots、LCD Soundsystemなどのアーティストがライブを行いました。イベントの開催地がアメリカのため日本人は参加しにくいという問題はありますが、NFTを所有しているだけでこれだけ豪華なイベントに無料で参加できるというのは、かなりお得な特典と言えるでしょう。 商用・プロフィール写真として利用可能 BAYCには、次のような用途もあります。 商用利用SNSのプロフィール写真(PFP) 商用利用 BAYCの開発元であるYuga Labsは、BAYC及びMAYC保有者の商用利用権を認めています。 BAYCを商用利用している例としては、カリフォルニア州ロングビーチにあるレストラン「BORED & HUNGRY」が挙げられます。同店では、創業者が購入したBAYCのイラストをメニューのパッケージにプリントして販売しています。 引用:BORED & HUNGRY ストリートウェアショップの「Bored Ape Wear」は、BAYCの所有者たちが自身のNFTを利用してジャケットやパーカー、ハットなどを作って販売できるようにするサービスを展開しています。 引用:Bored Ape Wear 各販売から得られた利益は、BAYCの所有者とBored Ape Wear側で折半されます。 NFTの中には商用利用ができないタイトルも多くあるなか、所有者の商用利用を認めている点はBAYCの大きなメリットと言えるでしょう。 SNSのプロフィール写真(PFP) 引用:Twitter(@Pizza_Later) BAYCはPFP(Profile Picture)タイプのNFTのため、Twitterなどのプロフィール画像として使用するのが基本的な用途となります。 PFPタイプのNFTをTwitterのプロフィール画像にする流れは、2017年にリリースされた『CryptoPunks』から始まりました。昨今のNFTブームもあり、SNSのプロフィール画像をPFPタイプのNFTにする人が増えているようです。 Coincheckの無料登録はこちら BAYC(Bored Ape Yacht Club)から派生したNFTコレクション BAYCには、以下の2つの派生コレクションがあります。 BAKC(Bored Ape Kennel Club)MAYC(Mutant Ape Yacht Club) それぞれ詳しく見ていきましょう。 BAKC(Bored Ape Kennel Club) 引用:OpenSea BAKCは、2021年6月にリリースされた犬をモチーフにしたNFTコレクションです。BAYCから派生したコレクションで、「BAYC(猿)の相棒の犬」というコンセプトで展開されています。 プロジェクト名 Bored Ape Kennel Club(ボアード・エイプ・ケンネル・クラブ) リリース 2021年6月 発行数 9,602 トークン規格 ERC-721 フロアプライス(2022年12月30日時点) 8 ETH(約128万円) 公式サイト https://boredapeyachtclub.com/#/kennel-club BAKCは、2021年6月にBAYCの所有者にエアドロップされました。もともと無料で配られたNFTにも関わらず、2022年12月30日時点のBAKCの最低価格は8ETH(約128万円)とかなり高額になっています。爆発的な人気を誇るBAYCの派生コレクションというのが、BAKCが高額で取引されている理由と言えるでしょう。 なおYuga Labsは公式サイト上で、OpenSeaでBAKCが二次販売される際に発生する2.5%のロイヤリティを、動物愛護団体に寄付することを明記しています。 MAYC(Mutant Ape Yacht Club) 引用:OpenSea MAYC(メイシ―)は、BAYCが「Serum」と呼ばれる血清を投与されたことで「突然変異体(ミュータント)の猿(エイプ)」になったというコンセプトで展開されています。 プロジェクト名 Mutant Ape Yacht Club(ミュータント・エイプ・ヨット・クラブ) リリース 2021年8月 発行数 20,000 トークン規格 ERC-721 フロアプライス(2022年12月30日時点) 15.469 ETH(約247万円) 公式サイト https://boredapeyachtclub.com/#/mayc BAYCに血清を投与するとMAYCになる 引用:MAYC MAYCが誕生したきっかけとなったのは、2021年8月にBAYCの所有者全員に「Serum(血清)」と呼ばれるNFTがエアドロップ(無料配布)されたことでした。 BAYCの保有者は、自身が所有するBAYCにSerumを投与することで、「突然変異した猿=MAYC」を作成することができます。BAYCにSerumを投与すると、皮膚がただれたり、目が飛び出したりしたゾンビのような見た目の猿(MAYC)が生成されます。 BAYCにSerumを使用するとMAYCが生成されますが、元のBAYCは消失せずそのまま残ります。つまり、所有者は元々持っていたBAYCに加え、新たにMAYCを獲得することができるのです。なお、Serum(血清)は一度使用するとバーン(焼却)され、二度と使うことはできません。 MAYC(Mutant Ape Yacht Club)とは?NFTとしての特徴や買い方を解説! Coincheck BAYC(Bored Ape Yacht Club)の価格推移 引用:CoinGecko 上のグラフは、BAYCのこれまでのフロアプライスの推移を表したものです(2021年8月〜2022年12月)。 リリース当初の2021年4月には、BAYCの価格は0.08ETH(当時のレートで約20,000円)でした。しかし、ジャスティン・ビーバーやマドンナなどの著名人が購入したことにより人気が急激に高まり、同年8月末にはフロアプライスで25ETHまで急騰します。 その後も上昇を続け、2022年5月1日にはフロアプライスの最高値である153.7ETHを記録します。しかし、その後は暗号資産市場の低迷もあり、BAYCの価格も緩やかに下落していきます。 2022年12月30日現在、BAYCのフロアプライスは72.99ETH(約1,168万円)となっています。NFTの価格は暗号資産市場の動きと連動する傾向があるため、今後暗号資産市場が活況を取り戻せば、BAYCの価格も再び上昇する可能性はあると言えるでしょう。 BAYC(Bored Ape Yacht Club)の価格が高騰した理由は? リリース当初に20,000円ほどだったBAYCは、現在は最も安いものでも1,000万円以上で取引されています。BAYCの価格が短期間に500倍以上も高騰した理由には、主に次の2つがあります。 多くの著名人が購入したことで人気に火が付いたNFTブームで需要が急増した それぞれ詳しく見ていきましょう。 多くの著名人が購入したことで人気に火が付いた Yuga LabsのNFTは、著名人のファンが多いことで有名です。特にBAYCは人気が高く、さまざまな業界のセレブリティが保有していることで知られています。 以下は、BAYCを購入した経験がある著名人の一覧です。 ジャスティン・ビーバー(アーティスト) マドンナ(アーティスト) エミネム(アーティスト) スヌープ・ドッグ(アーティスト) ネイマール Jr.(サッカー選手) ステファン・カリー(NBAプレイヤー) スティーブ・アオキ(DJ) このような著名人がNFTを保有しているというニュースが流れ、知名度が一気に高まったことが、BAYCの価格を高騰させた原因と言われています。 (※)ネイマールJr.が約57万ドルで購入したBAYC(#5269) 引用:OpenSea NFTブームで需要が急増した BAYCがリリースされた2021年は世界中でNFTの取引が急増し、まさに”NFTブーム”と言えるような事態が起きた1年でした。世界全体でのNFT取引高は176.9億ドルとなり、前年(2020年)の8,250万ドルの215倍にも拡大しました。 NFT市場が過熱し、完全な売り手市場であったこともBAYCの価格が急騰した理由と言えるでしょう。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck 1体◯億円!? 高額取引されたBAYC(Bored Ape Yacht Club) 前述したように、全10,000種類のBAYCはすべて容姿・販売額が異なります。ここでは、過去に高額で販売された以下3点のBAYCをご紹介します。 #8817(約3.9億円)#8585(約3.3億円)#7537(約1億5,800万円) #8817(約3.9億円) 引用:OpenSea 2021年10月、BAYC「#8817」がNFTマーケットプレイスのOpenSeaで340万ドル(約3.9億円)で落札されました。この金額は、現時点(2022年12月)でのシリーズ史上最高の販売額となります。 全10,000点のBAYCの中で、#8817のように体毛が金色のNFTは1%未満しか存在しないため、その希少性の高さゆえにこれほど高値が付いたとされています。 #8585(約3.3億円) 引用:OpenSea マーブル模様の体と王冠が特徴的なBAYC「#8585」は、2021年10月にOpenSeaで697 ETH(当時のレートで約3.3億円)で売却されています。この金額は、「#8817」に次ぐ2番目に高額な取引となります。 「#8585」が高値で取引された理由としては、被り物が王冠な点(全体の0.77%)と体毛がマーブル模様な点(全体の0.77%)でレア度が高いためと見られています。 #7537(約1億5,800万円) 引用:OpenSea BAYC「#7537」は、2022年6月に1,024ETH(当時のレートで約1億5,800万円)で売却されました。 「#7537」が高値で取引された理由としては、服装としてBandolier(弾帯)を身に付けている点(全体の2%)と、警察用ヘルメットを被っている点(全体の1%)がレアなことが挙げられます。 BAYC(Bored Ape Yacht Club)の将来性・今後の展望 こちらの項目では「BAYCの将来性・今後の展望」に焦点を当てて、以下の3点について解説していきます。 BAYCとエイプコイン(APE)の関係BAYCのメタバース展開新イベント「The Trial of Jimmy the Monkey」の展開 BAYCとエイプコイン(APE)の関係 引用:ApeCoin エイプコイン(APE)は、ApeCoin DAOと呼ばれるDAO(分散型自律組織)によって運営されている暗号資産です。 APEはBAYCのガバナンストークンとして利用されるほか、Yuga Labsが手がけるプロジェクトの決済用の通貨としても利用されています。例えば、メタバースプロジェクトの『Otherside』では、仮想土地「Otherdeed」の決済通貨としてAPEが使用されました。 APEはBAYCと関連性の高い暗号資産のため、APEの価格が上昇することによって、BAYCの価値も高まる傾向があります。今後、APEが有名な暗号資産取引所に上場するなどして注目を集めれば、それに伴いBAYCの需要も高まる可能性は高いでしょう。 「Otherside」とは?注目のNFTコレクションBAYCを手掛けるYuga Labsによるメタバースプロジェクト Coincheck BAYCのメタバース展開 先ほども軽く触れましたが、BAYCを手がけるYuga Labsは『Otherside』というメタバースプロジェクトを開発しています。 OthersideではBAYC、MAYCなどのApe系に加え、Meebits、CryptoPunks、CoolCatsやWorld of Womenなどを3Dゲームキャラクターとしてメタバース内で利用することができます。 引用:Yuga Labs「Otherside Trailer」 Othersideは現時点(2022年12月)ではまだ開発中ですが、リリースされて多くの人々がプレイするようになれば、ゲーム内で使用できるBAYCの価値や注目度も高まることが予想されます。 【わかりやすく】メタバース(仮想空間)とは何か?意味と活用法、事例を紹介 Coincheck 新イベント「The Trial of Jimmy the Monkey」の展開 2022年12月22日、BAYCはTwitter上で新イベント「The Trial of Jimmy the Monkey」の情報について発信しました。 引用:Twitter(@BoredApeYC) これは、BAYC、MAYC、BAKCホルダーを対象とした特典イベントで、特設サイト「MDvMM.xyz」で順次公開されているショートムービーがすべて公開された後に、上記NFTの所有者に対して何かしらのNFTがエアドロップされる予定です。 引用:MDvMM.xyz 現時点(2023年1月6日)では、具体的にどのようなNFTがもらえるかは明らかになっていません。ただ、BAYC、MAYC、BAKCの中でどのNFTを所有しているかによって階層が分かれて、エアドロップされるNFTの内容も変わってくるようです。 このようなホルダー向けのイベントが開催されることで、NFTとしての有益性が改めて評価され、BAYCの需要や注目度がさらに高まることが予想されます。 BAYC(Bored Ape Yacht Club)を購入する際に必要なもの 引用:OpenSea BAYCは、NFTマーケットプレイスのOpenSeaで購入することができます。 BAYCを購入する際には、以下の2点が必要になります。 イーサリアム(ETH)MetaMask(メタマスク)などのウォレット BAYC(Bored Ape Yacht Club)に関するQ&A BAYCに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 BAYCとは何ですか? BAYC(ベイシー)は、アメリカのNFT制作スタジオ「Yuga Labs」によって制作された猿がモチーフのNFTコレクションです。 「お金を持て余して退屈している猿たちがクラブを作り、バーでたむろする」というコンセプトで展開されており、全10,000種類のキャラクターはそれぞれ異なる容姿や特性を持っています。 BAYCを所有していると何ができますか? BAYCの所有者は、以下の特典を受けることができます。 所有者限定のエアドロップ(暗号資産、NFT)を受けることができる 所有者限定のコミュニティ(Discord)やイベントに参加できる BAYCを商用利用できる BAYCをSNSのプロフィール写真に利用できる BAYCはいくらで購入できますか? 2022年12月30日時点のBAYCのフロアプライス(最低販売価格)は、72.99 ETH(約1,168万円)です。 BAYCの価格が高騰した理由について教えてください。 BAYCの価格が高騰した理由としては、以下の2つが挙げられます。 多くの著名人が購入したことで人気に火が付いた NFTブームで需要が急増した Coincheck NFTではBAYCを扱っていますか? Coincheck NFTではBAYCを取り扱っていません(BAYCから派生したNFTであるMAYCは取り扱いあり)。 ※2023年1月時点 Coincheckの無料登録はこちら まとめ 世界中で絶大な人気を集めているBAYC(Bored Ape Yacht Club)について解説してきましたが、いかがだったでしょうか? 最後に、特に重要なポイントをまとめてみました。 ◉BAYCの特徴・メリット 発行数10,000点のジェネラティブNFT Yuga Labsが手がける超人気NFT 所有者はエアドロップやイベント参加などの特典が受けられる 商用・プロフィール写真として利用可能 ◉BAYCから派生したNFTコレクション BAKC(Bored Ape Kennel Club) MAYC(Mutant Ape Yacht Club) ◉BAYCの価格が高騰した理由は? 多くの著名人が購入したことで人気に火が付いた NFTブームで需要が急増した コインチェックが運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、BAYCから派生したNFTコレクションであるMAYC(Mutant Ape Yacht Club)を取り扱っています。記事を読んでBAYCに興味を持った方は、ぜひCoincheck NFTをチェックしてみてください。