ライトコイン(LTC)とは? 特徴や仕組み、歴史について解説

ライトコイン(LTC)は、ビットコイン(BTC)をベースに、より高速な決済を目指して開発された暗号資産(仮想通貨)です。元GoogleエンジニアのCharlie Lee(チャーリー・リー)によって発案され、決済速度の速さと実用性の高さが特徴です。

本記事では、ライトコインの特徴や半減期、歴史、仕組み、ビットコインとの違いを解説します。

ライトコイン(LTC)とは

ライトコイン(LTC)とは

ライトコイン(LTC)は、ビットコイン(BTC)をベースに、より高速な決済を目指して開発された暗号資産(仮想通貨)です。ビットコインのソースコードを基に、元GoogleエンジニアのCharlie Lee(チャーリー・リー)によって発案されました。決済速度が速く、実用性の高さが特徴です。

デジタルゴールドと呼ばれていたビットコインに対して、基本設計はビットコイン(BTC)をベースとしているため、ライトコインは「デジタルシルバー」と比喩されるようになりました。

ライトコイン(LTC)の特徴

ライトコイン(LTC)には、ビットコイン(BTC)と異なる特徴が多数あります。特に、Segwit(セグウィット:Segregated Witness)の導入によって、より実用性が高まりました。

Segwit導入によるスケーラビリティ問題の改善

ライトコイン(LTC)はSegwit導入により、スケーラビリティ問題を改善しています。Segwitとは「Segregated Witness(セグリゲーテッド・ウィットネス)」を短縮した用語です。ブロックチェーン内のトランザクションを整理し、より多くのデータをブロックに入れられるようになりました。

ビットコイン(BTC)の1ブロックあたりの生成時間(ブロックタイム)は、約10分と暗号資産の中では比較的遅めです。セキュリティ面を考慮した設計ではあるものの、スケーラビリティ問題により送金遅延の発生や手数料暴騰の懸念があります。一方、ライトコイン(LTC)のブロックタイムは、ビットコインの4分の1である、およそ2.5分です。

発行上限

ライトコイン(LTC)の発行上限は、8,400万枚です。ビットコイン(BTC)の発行上限(2,100万枚)に対して、4倍の発行枚数があります。ライトコインは日常的な少額決済や、高速決済に使われることを前提に設計されているためです。

ライトコイン(LTC)の半減期とは

ライトコイン(LTC)の半減期

ビットコイン(BTC)同様に、ライトコイン(LTC)にも半減期があります。半減期とは、マイニング時にマイナーに支払われる報酬が半分になるタイミングです。ライトコインの過度なインフレを防ぐ目的で導入されています。一般的に半減期を迎えると、「希少性の向上」と「需要の増加」により、暗号資産の価値の上昇が期待されることがあります。

ライトコインの半減期は、2026年8月時点で過去に3回ありました。

  • 1回目 2015年8月:報酬額 50LTC→25LTC
  • 2回目 2019年8月:報酬額 25LTC→12.5LTC
  • 3回目 2023年8月:報酬額 12.5LTC→6.25LTC

4回目の半減期は、約4年後の2027年夏頃(報酬額:6.25 LTC→3.125LTC)が予定されています。

ライトコイン(LTC)の歴史

ライトコイン(LTC)は、2011年に元GoogleエンジニアのCharlie Lee(チャーリー・リー)によって公開されました。2017年5月にはSegwitの導入、その後2022年5月にはMimblewimble(ミンブルウィンブル)が導入されています。Mimblewimbleは、取引情報を一部秘匿にできるプライバシー強化技術で、匿名性の向上に役立っています。

ライトコイン(LTC)の仕組み

実用性の高さを目指すために、ライトコイン(LTC)は独自の仕組みを採用しました。基本的な設計思想はビットコイン(BTC)と類似していますが、マイニングに用いられる計算アルゴリズムが異なり、ライトコインではScryptが採用されています。対するビットコイン(BTC)には、SHA-256dというアルゴリズムが採用されています。

引用:litecoin.info

コンセンサスアルゴリズム:PoW

ライトコイン(LTC)のコンセンサスアルゴリズムは、PoW(Proof of Work:プルーフオブワーク)を採用しています。PoWの特徴は「より多くマイニングを行ったマイナーに多くの収入が支払われる」ことです。

PoWでは膨大な計算作業を行うため、分散性も高く、一般的にセキュリティ面で優れていると言われています。また、コンピューター(ノード)とネットワークがあれば誰でも参加できることも強みです。

ライトニングネットワーク

ライトニングネットワークは、ブロックチェーン上に追加されるレイヤー2ソリューションです。取引をする2者間で「ペイメントチャンネル」を設定し、少額決済をライトニングネットワーク上にまとめて、最終的な結果のみをブロックチェーンで承認します。

ライトニングネットワークには様々なメリットがありますが、大きく分けて2つ挙げられます。1つ目は、オフチェーンでの取引を実行してマイクロペイメント(少額決済)を可能にすることです。2つ目は、手数料がほとんど発生しないことです。

ライトコイン(LTC)とビットコイン(BTC)の違い

ライトコイン(LTC)とビットコイン(BTC)の主な違いは、「処理速度」と「発行上限」です。ライトコインはSegwit(セグウィット)やライトニングネットワークの導入により、ビットコインの約4倍の速さで処理できます。また、新規通貨発行を伴うブロックの生成間隔が短く設計されているため、発行上限はビットコインの4倍の8,400万枚になっています。

詳しくはライトコイン(LTC)とビットコイン(BTC)の違いや特徴は?をご覧ください。

ライトコイン(LTC)の購入はCoincheckがおすすめ

ライトコイン(LTC)の購入はCoincheckがおすすめ

ライトコイン(LTC)を購入する場合には、弊社が運営する暗号資産取引所「Coincheck」がおすすめです。Coincheckは、アカウント登録から口座開設までがシンプルでわかりやすいのが特徴です。初心者の人でも、暗号資産の取引をすぐに始められます。

また、直感的で扱いやすいUI(ユーザーインターフェース)を採用していることも、Coincheckの強みです。移動中やスキマ時間でも簡単にライトコイン(LTC)の取引が行えます。ぜひ、ご利用ください。

※なお、当社にLTCを入金・送金される場合は、Litecoinネットワークをご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。

詳しくはこちらをご参照ください。