どのような財テクを活用して、仮想通貨で利益を出すことができるのでしょうか。今回は仮想通貨を活用した財テク方法の例や、そもそもの仮想通貨の仕組みなどについてご紹介します。
仮想通貨を使った財テク方法
まずは、仮想通貨の売買を行なって値動きの差から利益を出す、仮想通貨のトレードがあります。
トレード
トレードは情報戦とも言われることがあり、仮想通貨に関する情報を集めることで、値段が動きやすいタイミングを予想しやすくなります。
例えば、仮想通貨に関する技術的な発表があった場合、注目が集まることで価格が上がりやすくなったりします。情報を集めるためには、仮想通貨の情報サイトやSNSなどを活用するのが有効です。
情報配信
逆に、情報を配信する側になることも考えられます。仮想通貨に関する検索数は少なくありませんし、ブログを始めるだけでも一定のアクセスを獲得できる可能性があります。
そのブログで広告収入を得ることができれば、新しい収入源となるかもしれません。同様に、メルマガ配信やSNSサービスなどを行なってみるのも面白いかもしれません。
積立投資
また、一度に大きな金額をトレードすることに抵抗がある方は、積立投資を行うのも良いかもしれません。仮想通貨の価格は乱高下を繰り返しており、目を離した隙に暴落して大きな損失も生じる可能性があります。
そのため、いつもチャートのことを気にして置かなければいけません。特に一度に大きな額を買ってしまうと、値動きが気になり精神的に負担がかかってしまうことも多いです。
そのため、初心者が始めるのであれば、毎月一定の金額を購入する積立を活用することで、精神的にも疲弊することなく投資を行うことができます。
詳しくはこちら:仮想通貨でコイン積立投資をする!特徴や方法を徹底解説
仮想通貨ってどういう仕組み?
そもそも、仮想通貨がどのような仕組みで成り立っているのか理解している人は、そこまで多くはないかもしれません。
仮想通貨とは、インターネット上でやり取りできる財産的価値のことを指しており、暗号技術によって維持されています。
暗号通貨(クリプトカレンシー)とも呼ばれており、仮想通貨は暗号化手法を用いたセキュリティーの技術としても注目されています。
法定通貨と違って、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨には管理者というものが存在しません。例えば法定通貨である日本円は、発行元である日本銀行が信用されているからこそ成り立っている通貨です。
もし、仮に日本銀行が不正な管理を行なっていると、この信用は一気に崩れてしまい、日本円は一気に価値を失ってしまう可能性があります。
しかし、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨には中央に管理者が存在しておらず、暗号技術によって他人を信用していなくても成り立つように作られています。
詳しくはこちら:仮想通貨とは何か?初心者にもわかりやすく解説
ブロックチェーン技術とは?その特徴は?
仮想通貨に使われている技術は様々ですが、その中でも代表的な技術が「ブロックチェーン」という技術です。
ブロックチェーンという名前は、仮想通貨の取引データをブロックにまとめて、古いブロックから新しいブロックに鎖を繋いでいくイメージから付けられました。
例えば、AさんからBさんに対して、ビットコイン(BTC)を10BTC送金するとします。そこで、「アドレスAからアドレスBに10BTCを送る」という取引データを作成します。
詳しくはこちら:ブロックチェーンとは?基礎知識やメリット・デメリットをわかりやすく解説
マイニング
この取引データはネットワーク上に公開されますが、これだけでは取引が完了したとは言えません。次に取引データを集めて、ブロックとして記録する作業を行います。これをマイニングと呼びます。
マイニングによってブロックができると、最後は検証作業に入ります。検証作業では他の人が作ったブロックに不正がないかを確認します。
ブロックをみんなが正しいと認めれば、その中の取引データも正しいと認められます。こうして仮想通貨の送金が成立することになります。
改ざんされにくい性質
また、ブロックチェーンは改ざんされにくいという性質があります。
ブロックチェーンは、古いブロックに次から次へとブロックを繋いでいくというものでした。ブロックには取引データの他、一つ前の古いブロックを示すデータも書かれており、過去のデータを書き換えてもすぐに不正がばれる仕組みになっています。
仮想通貨のリスクとは?
仮想通貨にはメリットとリスクがそれぞれあります。リスクを理解せずに、メリットだけを見ていても、財テクは上手くいかないでしょう。
仮想通貨に投資することで大きな利益を得ることもありますが、その反面リスクがあることも理解する必要があります。
価格変動が大きい
仮想通貨は他の金融商品などよりも価格変動が大きいため、成功体験がニュースでは目立ちますが、その背後に暴落した仮想通貨を高値で掴んでしまった人もいることは事実です。
単純に売買をするだけでは、一時期上手く行っていても簡単に大きな損失に繋がることが少なくありません。肝心なことは、こういった事態にならないために、仮想通貨の購入は、自分の余剰資金でやるということです。
セキュリティ対策が大切
次に、仮想通貨がインターネット上の資産であることを理解しておきましょう。インターネット上の資産である以上、ハッキングなどのリスクがあります。このような問題に関しても全て自己責任で対応しなければいけないため、自分自身でセキュリティ対策に意識を払うことが必要です。
仮に自分が所有していた仮想通貨が盗難被害にあったとしても、基本的に国や政府から対応はしてもらえず、自己責任となってしまいます。仮想通貨の世界では、自分の資産は自分で守るということをしっかりと心得て仮想通貨投資を行いましょう。
自分の仮想通貨を守るためには?
そのようなリスクがある仮想通貨を守るためには、いくつか方法があります。
初心者でも簡単な方法としては、仮想通貨を1つのウォレットに集中させずに、分散して管理しておくことです。仮想通貨を保管できるサービスは選択肢が増えてきており、それぞれに分散して管理することで、例えばパスワードを紛失したり盗難にあっても、被害が少なくて済みます。
また、ハードウェアウォレットという、インターネットから仮想通貨の秘密鍵を切り離してオフラインで管理することができるツールもあります。それらを上手く活用することで、仮想通貨をより安全に運用することができるでしょう。
仮想通貨では全てが自己責任な一方で、今までにないほど自由な通貨とも言えます。仮想通貨の財テクに関心のある方は、まずは仮想通貨を購入できる、仮想通貨の取引所に口座を開設してみてはいかがでしょうか。
仮想通貨の取引所Coincheckが選ばれる理由
Coincheckは、アカウント登録から口座開設までがシンプルでわかりやすいので、仮想通貨の取引をすぐに始めることができます。取扱通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、選択肢が豊富です。
さらに、チャートがインジケーター(指標)を含めて見やすいCoincheckアプリなら、移動中などでも簡単に仮想通貨の取引ができます。仮想通貨の取引には、Coincheckの利用をぜひ検討してみてください。