暗号資産(仮想通貨)初心者のなかには、暗号資産市場で話題の「モナコイン」や「マイニング」といったワードが気になる人もいるかもしれません。
モナコインで利益を得るためには、マイニングの知識を得ておくことも有効です。この記事では、モナコインやマイニングの特徴とマイニングの方法を紹介しています。
この記事を読むことで、モナコインのマイニングを効率よく行うためのポイントが理解できます。
目次
そもそも「モナコイン(Monacoin/MONA)」とは?
モナコインは、日本で多くのファンを獲得している暗号資産の1つです。ここでは、モナコインの歴史や特徴、モナコインが秘めている将来性についてわかりやすく解説します。
モナコインの歴史や特徴
モナコイン(通貨単位:MONA)は、日本の巨大掲示板「2ちゃんねる」で2013年12月に誕生した、日本のカルチャーに根ざした暗号資産です。
発行上限は1億512万枚と定められており、他の暗号資産と比較すると多い枚数であることが特徴です。葯90秒ごとに取引が成立するため、送金スピードが比較的速いことがメリットだといえます。
動画配信などの投げ銭コインとしても用いられ、実際に利用されている暗号資産だといえるでしょう。モナコインはアスキーアートの「モナー」がモチーフとなっており、利用者は日本人が多いことが特徴です。
モナコインの熱烈なファンも多く、コミュニティなども誕生しています。
詳しくはこちら:モナコイン(Monacoin/MONA)とは?日本生まれの暗号資産(仮想通貨)の特徴や今後の将来性を解説
モナコインの今後の将来性
2019年6月頃、モナコインは金融庁登録済の暗号資産取引所「Coincheck」に上場しました。これをきっかけにモナコインの価格は高騰し、多くのトレーダーがモナコインに再び注目するようになりました。
日本国内では、モナコインの支払いが可能なネットショップや一部の実店舗も以前よりも増えている傾向があります。ツイキャスと呼ばれるライブ配信サービスでも、モナコインを送金することが可能です。
このようなサービスからも、モナコインは知名度を上げています。国外での認知度はやや低いため、国外の暗号資産取引所などで上場し注目を集めることで、今後の更なる成長が期待できるかもしれません。
詳しくはこちら:モナコイン(Monacoin/MONA)の今後は期待できる?将来性はある?特徴から解説
モナコインでできる「マイニング」とは?
多くの暗号資産は、データベース上にある「ブロックチェーン」で管理されていることが特徴です。ブロックには、「いつ」「誰が」「どのくらいの取引をしたのか」といった情報が書き込まれる役割があります。
新しくブロックが生成されるためには、取引が承認され1つのブロックサイズまで取引が記録される必要があります。マイニングとは、この取引データを承認するための作業を行うことを指し、取引の安全性を保つうえで欠かせないシステムです。
大量の石からごく少量の金を採掘することに似ているため、「採掘」を意味するマイニングと呼ばれています。マイニングをする人は「マイナー」と呼ばれ、報酬を得るためには多くのマイナーのなかでも最も早くマイニングを成功させる必要があります。
マイニングを成功させることで、報酬としてマイニングした暗号資産をもらうことができます。
モナコインでマイニングを行う方法
暗号資産初心者がマイニングを行う際には、マイニングの方法や準備するものなどを理解しておく必要があります。
まず、モナコインでマイニングを始めるために準備するものは、ウォレットです。ウォレットは、モナコインを自分で管理することができます。
モナコインに対応している暗号資産取引所の口座がある場合には、取引所に保管することもできます。しかし、取引所が万一ハッキングされた場合には、取引所に保管しているモナコインを失う可能性もあるでしょう。
そのため、ハッキングのリスクを抑えたいトレーダーは、取引所以外のウォレットを使用して分散管理する必要があります。ただし、ウォレットのなかにはモナコインに対応していないものがあるため、注意して選ぶ必要があります。
モナコインのマイニング方法を選択する
マイニングには、主に3つの方法があります。
3つの方法とはソロマイニング・プールマイニング・クラウドマイニングであり、それぞれご紹介します。
1. ソロマイニング
ソロマイニングとは、マイニングを全て一人で行うことを意味します。
一人で行うため時間がかかり知識も必要となりますが、マイニングが成功すれば報酬は全て自分で受け取ることが可能です。
ソロマイニングのデメリットは、高機能のPCを要するため電気代の負担が大きくなることだといえます。初心者にとっては、ソロマイニングは最もハードルが高いマイニング方法です。
なぜなら、高機能のPCを導入している企業より早くマイニングを成功させることは、現実的ではないためです。
2. プールマイニング
プールマイニングとは、複数の人と協力しあってマイニングする方法です。共同でマイニングすることで、電力代を抑えることもできます。
プールマイニングを行う際には、プールサイトと呼ばれる複数のマイナーが集いマイニングを行う場所に登録するようにしましょう。
ソロマイニングよりもマイニングの成功確率は格段に上がることが、プールマイニングのメリットです。
しかし、マイニングの成功報酬は参加者で分け合うことがプールマイニングのデメリットだといえるでしょう。
3. クラウドマイニング
クラウドマイニングは、マイニング業者や企業などに手数料を払い作業を代行してもらう方法です。クラウドマイニングのメリットは、暗号資産初心者でも高機能のPCや知識を必要としないことです。
マイニングに必要な作業は、全て業者に代わってもらえるため時間的な負担もかかりません。デメリットは、契約期間が2年間など固定されているケースが多く、元を取るのが難しいケースもあることです。
さらに、投資した業者や企業が倒産した場合には資金は戻って来ないため、投資をする際には将来性のある業者かを見極める必要があります。
モナコインマイニングのためのツールの設定方法
モナコインのマイニングは、プールマイニングが多いことが特徴です。プールマイニングをする際は、プールサイトに登録をするようにしましょう。
プールサイトに登録する
モナコインのプールマイニングができるサイトは、例えば日本語で利用することができる国内最大級の「VIP Pool」が有名です。
マイニングにおけるツールとは、この場合は「VIP Pool」を指します。「VIP Pool」に登録したら、「ワーカー登録」などの設定を行います。
その後、VIP Poolで登録したユーザー名・ワーカー名・ワーカーパスワードを「.batファイル」に記入することでマイニングができるようになります。
マイニングソフトをダウンロードする
ツールを設定した後には、マイニングに必要なソフトをダウンロードしましょう。プールマイニング事業者が提供する専用ソフト「ccminer」などを使います。
ダウンロード時には、ウイルス対策ソフトがウイルスとして検知してしまうケースがあります。マイニングソフトをダウンロードする前に、一時的にウイルススキャンを停止するなどしましょう。
効率的なモナコインのマイニング方法
暗号資産初心者は、単独でマイニングを行う必要があるソロマイニングはなかなか難しい側面があるといえるでしょう。
ソロマイニングは高性能PCなどによるマシンパワーがないと、マイニングに日数がかかるため、高額な初期投資が必要になります。暗号資産初心者にとっては、コスト的にもメンタル面にも厳しい方法だといえるでしょう。
マイニングを複数人で協力しあうプールマイニングは、初心者でもコストをかけずに採算性を上げやすい方法です。ソロマイニングのように自身で高価な機材をそろえなくても、手軽に参加することができ成果も得られやすくなります。
また、マイニングを行うことは、モナコインの成長を支えることにもつながります。
モナコインの取引なら初心者にも使いやすいCoincheckがおすすめ
モナコインは日本国内で人気があり、複数の金融庁登録済の暗号資産取引所に上場しています。
多くのモナコインファンに支えられているため、引き続き根強い人気を維持することができる可能性のある暗号資産だともいえます。初心者のユーザーが多い暗号資産取引所「Coincheck」は、取引画面が見やすく、アプリも直感的に利用しやすいことが特徴です。
そんなCoincheckはモナコインにも対応しているため、モナコインの取引を検討している方は、まずはCoincheckに無料登録してみてはいかがでしょうか。