Coincheckで口座開設をして仮想通貨の取引を行うためには、審査を受ける必要があります。
そこで、審査で行われる本人確認手続きの流れや手続き完了までに要する時間、注意すべき点などについて解説します。
目次
Coincheckの審査にはどれくらいの期間がかかるものなの?
Coincheckの口座開設時に行われる審査は、申し込みから完了までに一定の時間が必要です。
早ければ、申し込みから数日程度ですべての手続きが完了して、口座開設が完了することもあります。ただし、審査にかかる時間は一律で決められているわけではないため、数日程度というのはあくまで目安です。
審査期間がどの程度になるか確定できない主な理由は、混雑状況によって審査完了までの期間が変わるからです。仮想通貨口座の開設申し込みを希望する人が短期間で増加すると混んでしまい、手続きに時間がかかります。
申し込んですぐに取引を始められるわけではないため、できるだけ早めに口座開設の申し込みをしておくことが大切です。
Coincheckの口座開設方法
Coincheckへの口座開設は、アプリから簡単に行うことができます。
アプリでユーザー登録後、SMS認証、二段階認証を設定し、本人確認書類の提出をします。
Webからの申し込みの場合、本人確認審査には7つのステップが必要です。
Coincheckの本人確認審査の流れ
Coincheckの本人確認審査は、7つのステップで行われます。
ステップ1は、電話番号認証です。サイト上で電話番号を登録し、SNSなどで受信したコードを入力して認証を行います。
ステップ2は、各種重要事項の確認です。サービスを利用するにあたって知っておくべきルールや注意点を理解し、同意・承諾します。
ステップ3は、必要事項の入力です。サイト画面で氏名や性別、生年月日、住所などを入力します。
ステップ4では、写真のアップロードが必要です。運転免許証やパスポートなどの写真をアップロードします。この際には、IDセルフィー画像のアップロードも必要です。
IDセルフィー画像は、本人確認書類と本人が一緒に写っている画像のことをいいます。
ステップ5では、PEPsに関するチェックボックスの確認です。外国政府などで重要な位置を占めるかどうかなどの確認項目になります。
ステップ6で、「本人確認書類を提出する」をクリックすれば、審査に必要な情報の提出は完了です。
ステップ7として、Coincheckから送られてくるハガキを受け取る必要があります。
本人確認がなかなかできない場合は?
本人確認書類の提出終了後、なかなかハガキが届かないと心配になられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ハガキが届くまでは、ある程度時間がかかるのが一般的です。1~2週間程度かかることもあるため、しばらくは落ち着いて待つことも必要になります。
ただし、本人確認書類の提出の処理に失敗していると、いつまでたってもハガキは届きません。そのため、提出処理を行った直後には、本人確認提出処理が正しく完了していることを忘れずに見届ける必要があります。
また、なかなかハガキが届かないと感じた場合は、Coincheckのサイト上にある「本人確認」の進捗状況を確認可能です。こちらで、どの段階まで手続きが進んでいるかを簡単に把握できます。
承認されなかった場合は、Coincheckから連絡が入ることになっているため、ハガキが届くか連絡が入るまでは審査が継続しているということになります。
本人確認書類の再提出を求められた場合は?
提出した本人確認書類に不備がなければ、ハガキの到着を待つだけです。
しかし、場合によっては、本人確認書類の再提出を求められることもあります。原因として想定されるのは、提出した本人確認書類の画像が不鮮明で読み取れない、画像内に書類が収まっておらず必要な情報が欠けている、などです。
審査の過程で不備があると判断されると、本人確認書類の再提出を求める連絡を受けることになります。
再提出の要請を受けたら、本人確認書類の写真を撮り直し、新しい画像を提出することが必要です。間違って以前に送った画像を再送信することがないように、注意しましょう。
再提出時には、本人確認ハガキの送付の申請も必要です。申請しておけば、再提出が受理されて審査が完了したかどうかが明確にわかります。
審査にスムーズに通れるようにしておくことが大切
Coincheckの口座開設手続きにおいては、不鮮明な本人確認書類を送らないようにすることが大切です。
不鮮明なデータについては再提出が求められますので、予め鮮明なデータを用意して提出することが必要です。
審査が通れば、仮想通貨取引を始めることが可能です。流れや注意点をしっかり理解して、口座開設手続きを進めるようにしましょう。