
「Coincheck(コインチェック)の口座開設ってどうやるの?」
「本人確認や二段階認証のやり方は?」
本記事ではこのような疑問をお持ちの方に向けて、Coincheckの口座開設方法について詳しくご紹介します。
記事を読むことで、
などについて知ることができます。「Coincheckで取引を始めたい!」という方は、ぜひご覧ください。

執筆Coincheck Column編集部
Coincheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
仮想通貨(暗号資産)の取引開始に必要な口座開設とは?
Coincheckで仮想通貨(暗号資産)の購入や売却、さらに他のユーザーへ送金するには、アカウント作成を行い、口座を開設する必要があります。
口座を開設すれば、取引に必要な現金をCoincheckに振り込んで、すぐに仮想通貨の取引を始めることが可能です。また、口座にある仮想通貨を他のユーザーへ送金したり、反対に他のユーザーから仮想通貨を受け取ることもできるようになります。
いわば銀行の預金口座と同じような働きがあり、以下にご紹介する簡単な手続きで口座開設できます。
Coincheckで口座を開設する方法
Coincheckで仮想通貨を購入するためには、まず取引用の口座を開設する必要があります。
Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。
- 1.アカウント作成をする
- 2.本人確認を行う
口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。
ここでは、iOSアプリ(iPhone、iPad)の画面を例に口座開設手順をご説明します。
※Web(公式サイト)から口座開設する方法はこちらをご覧ください。
1. アカウント作成
口座開設をするには、最初にメールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成する必要があります。コインチェックアプリでアカウント作成をするやり方は、以下の通りです。
(1)Coincheckアプリにログイン後、画面下の「会員登録」をタップします。
(2)メールアドレスを入力し、「次へ」をタップします。
(3)パスワードを入力し、「登録」をタップします。
パスワードは半角アルファベット、数字、記号を組み合わせて入力します。
(4)登録したメールアドレス宛にメールが送信されます。
メールに記載されたリンクを押し、メールアドレスが正しいことが確認されたら、アカウント作成は完了となります。
2. 必要情報の入力
(5)メールアドレスとパスワードの登録が完了した後は、本人確認を行います。
(6)口座開設条件をご確認いただき「次へ」をタップします。
- 居住国が日本
- 20歳以上74歳以下
(7)次に各種重要事項をご確認いただきます。問題なければ「同意」をタップ。
(8)電話番号を入力し「次へ」をタップ。届いたSMS(ショートメッセージ)に表示の6桁の番号を入力してください。
(口座開設後もセキュリティ機能としてこの電話番号のSMSを利用します)
必要情報入力
(9)お名前、ご住所、その他の基本情報をご入力いただき「次へ」をタップします。ご入力項目は複数ございます。全てご入力ください。
本人確認書類の提出
(10)運転免許証などの本人確認書類を選択してください。
※以下は運転免許証の例です。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
(11)現住所が記載されているかの確認画面です。
※現在お住まいの住所が書類に記載されていない場合はこちら
3. 本人確認書類の撮影
(12)本人確認書類の撮影を行います。
本人確認は株式会社Liquidが行います。Liquidのプライバシーポリシー・利用規約をご精読の上、「同意して次へ進む」ボタンを押します。
本人確認書類の種類を選択後、ご注意事項を確認して「次へ進む」をタップします。
STEP① 本人確認書類の撮影
カメラを使用し、本人確認書類を撮影します。端末からカメラのアクセスを求められた場合は、撮影の許可をしてください。
本人確認書類の輪郭を確認するため撮影時の背景は白色以外にし、「撮影開始」をタップします。
撮影ガイドにしたがって、本人確認書類の表面を撮影します。
撮影後にエラーが発生した場合は、お手数ですがエラー内容を確認の上、再度撮影してください。
撮影できた画像が確認項目をクリアできたら「OK」を選択します。
本人確認書類を表面の斜め上から撮影します。「撮影開始」をタップしましょう。
本人確認書類を傾けて、カード上部の厚みと顔写真を撮影します。撮影ガイドにしたがって撮影しましょう。
撮影できた画像が確認項目をクリアできたら「OK」を選択します。
最後に、本人確認書類の裏面を撮影します。
裏面も表面同様に背景は白色以外にして、「撮影開始」をタップします。
撮影できた画像が確認項目をクリアできたら「OK」を選択します。
STEP② 顔の写真撮影
顔の正面写真を撮影します。
帽子やマスク、サングラス、カラーコンタクトレンズなど顔を隠すものを外し、明るい場所で撮影しましょう。
準備ができたら、「撮影開始」をタップします。
撮影ガイドにしたがって、お顔を撮影してください。
撮影できた画像が確認項目をクリアできたら「OK」を選択します。
STEP③ 顔の動画撮影
最後に、首振り動画を撮影します。手順が心配な場合は撮影方法動画を閲覧したあとに「撮影開始」を選択しましょう。
正面を向き、撮影ガイドにお顔を合わせてから「開始する」をタップします。
画面の指示にしたがって、指定の方向を向いてください。
うまく撮影できなかった場合は、「エラー」の表示となります。お手数ですが、「再撮影」をご選択ください。
撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。
審査が完了し、承認となればCoincheckのすべての機能をご利用可能になります。
参考:本人確認書類の撮影方法
セキュリティを強化する二段階認証の仕組みと方法
Coincheckでは安全な取引のために、セキュリティ認証の強化としてSMSやGoogleの認証アプリ(Google Authenticator/iOS, Android)による二段階認証が採用されています。
二段階認証によって、悪意のある第三者からの不正アクセスを防止することが可能です。
二段階認証の設定方法についてはこちらをご覧ください。
iOSアプリ:2段階認証の設定方法
Androidアプリ:2段階認証の設定方法
尚、Coincheckでは、上記のQRコードを読み込ませる際に、2台のスマホで同時にQRコードを読み込ませれば、2台のスマホでの二段階認証の設定が可能になります。同時に設定することでいずれか一方のスマホでいつでもログインが可能です。
仮想通貨の購入方法
口座開設が完了したら、実際に仮想通貨を購入してみましょう。
Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に仮想通貨を購入できます。
- 1.「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」から選んで入金する
- 2.希望する通貨を選んで購入する
ここでは、アプリを使ってビットコインを購入する方法を解説していきます。
※ブラウザ(Web)での購入方法はこちらをご覧ください。
ステップ①「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」から選んで入金する
(1)画像赤枠「入出金」をタップ
ビットコインを購入するには、まずは日本円を入金する必要があります。 画像赤枠「入出金」をタップしましょう
(2)入金の種類を選択
入金の種類を選択します。Coincheckでは、以下の3種類の入金が可能です
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
ここでは銀行振込を例に紹介します
(3)指定口座に振込
振込先の口座情報が表示されます。指定口座に振込みます
ステップ②ビットコインを購入する
(4)「販売所」をタップ
入金が完了しましたら、次は「販売所」をタップしましょう
(5)ビットコイン(BTC)をタップ
ビットコイン(BTC)を選択、タップしましょう
(6)赤枠、購入をタップ
赤枠、購入をタップします
(7)「日本円でビットコインを購入」→「購入」をタップ
日本円で購入金額を入力し、「日本円でビットコインを購入」→「購入」をタップします
(8)購入をタップ→完了
購入をタップすれば完了です
(9)購入したビットコインを確認したい場合は「総資産」をタップ
購入したビットコインを確認したい場合は「総資産」をタップしてください。
(10)画像のように購入した通貨を確認することができます
画像のように購入した通貨を確認することができます
Coincheckの販売所はアプリからの購入がおすすめです。見やすいチャートと操作がしやすいアプリなら、初めての方でも簡単に仮想通貨を購入できます。
ビットコインの購入・売却方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
Coincheckの取扱通貨・銘柄について
Coincheckでは仮想通貨を実際に購入したり、手持ちの通貨の送金や売却も可能です。このような取引は「現物取引」と呼ばれており、以下の17種類の仮想通貨で現物取引をすることができます。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
Coincheckで仮想通貨を現物購入する場合、最低購入額は日本円で500円から可能です。また、購入したい通貨をビットコインで購入する場合、最低購入額は「0.001BTC」からとなります。
さらに保有している仮想通貨を売却して日本円に換える場合も、最低売却額は500円からとなっています。仮想通貨を売却してビットコインに換える場合も購入時と同様に最低売却額は「0.001BTC」となります。
Coincheckの手数料について
Coincheckで仮想通貨を購入する場合には所定の手数料が発生します。そこで予め知っておきたい手数料について以下にご紹介していきます。
入金手数料
日本円をウォレットに入金する場合、銀行振込やコンビニ入金、クイック入金が利用可能です。
銀行振込の場合は入金手数料は無料ですが、コンビニ入金の場合には入金金額が30,000円未満の場合で1回あたり770円の手数料が発生します。また、30,000円以上30万円以下の場合には1回あたり1,018円の手数料が発生します。
クイック入金を利用する場合、30,000円未満の入金で1回あたり770円の手数料がかかります。同様に入金額が30,000円以上50万円未満の場合、1,018円の手数料が発生します。
入金額が50万円以上の場合では「入金額×0.11%+495円」の手数料が発生します。
送金手数料
仮想通貨を自分のアカウントから、他の取引所の口座や別のユーザーに送金する場合にも手数料が発生します。送金手数料は通貨ごとに異なっており、以下の通りとなります。
- ビットコイン(BTC):0.0005 BTC
- イーサリアム(ETH):0.005 ETH
- イーサリアムクラシック(ETC):0.01 ETC
- リスク(LSK):0.1 LSK
- リップル(XRP):0.15 XRP
- ネム(XEM):0.5 XEM
- ライトコイン(LTC):0.001 LTC
- ビットコインキャッシュ(BCH):0.001 BCH
- モナコイン(MONA):0.001 MONA
- ステラルーメン(XLM):0.01XLM
- クアンタム(QTUM):0.01QTUM
- ベーシックアテンショントークン(BAT):63.0 BAT
- アイオーエスティー(IOST):1.0 IOST
- エンジンコイン(ENJ): 30.0 ENJ
- オーエムジー(OMG): 11.0 OMG
- パレットトークン(PLT): 139.0 PLT
- サンド(SAND): 21.0 SAND
※手数料は2022年5月時点のものです。なお、Coincheckのユーザー間で送金する際には送金手数料は無料となっています。
Coincheckは送金遅延等を防止および緩和し、お客様により安定したサービスを提供することを目的として、2020年11月25日より一部暗号資産において変動型送金手数料を導入しました。
各通貨の変動型送金手数料については、以下をご覧ください。
出金手数料
自分のアカウントから日本円を出金する場合には、出金手数料が発生します。Coincheckでは出金時の手数料は金額に関わらず、一律407円となっています。
※手数料は、2021年9月24日時点の金額です。
登録情報の修正や変更について
口座開設後に、引越しなどによる住所やご結婚で姓が変わった際の氏名変更などの手続きについてご紹介します。
住所や氏名変更の場合は、以下に該当する必要書類をアップロードしてCoincheckに登録されている情報を修正します。Coincheckの取引画面の「本人確認」のページに移動し、ページ内中段の「登録情報(変更)」をクリックすると、情報の変更や必要書類の画像アップロードが可能です。
また、必要書類の提出は必ず画像のアップロードのみによるものとし、書類郵送やメールでの登録情報変更はできませんので注意してください。なお、登録情報の変更には口座開設時におこなったIDセルフィーは不要です。
住所変更に必要な書類
住所の変更は、基本的に口座開設の際に提出される本人確認書類と同じ書類となります。書類更新が済んでいない場合、本人確認書類と新住所記載の補助書類を組み合わせによる提出も可能です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限定されます)
- パスポート(顔写真のあるページと住所のページをご提出ください)
- 住民基本台帳カード
- 個人番号(マイナンバー)カード(表面のみ)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
上記のうち、「運転免許証」「運転経歴証明書」「住民基本台帳カード」「在留カード」「特別永住者証明書」については裏面の画像提出も必要となります。
反対に「個人番号(マイナンバー)カード」については裏面の画像はアップロードしないように注意してください。また、マイナンバー(個人番号)通知カードは本人確認書類として利用できません。
氏名変更に必要な書類
次に、名前の登録情報変更に必要な書類を以下にご紹介します。
書類の準備にあたっては新旧の氏名が1枚の書類で確認できるようにしてください。例えば、運転免許証の場合、表面が旧姓で裏面は新姓となるようにします。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限定されます)
- 住民基本台帳カード
- 個人番号(マイナンバー)カード(表面のみ)
なお、氏名書き換え前の場合、上記4種類の本人確認書類と以下の3種類の書類のいずれか1点と住民票または戸籍謄本(抄本)の組み合わせによる提出もできます。
- パスポート(顔写真のあるページと住所のページをご提出ください)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
電話番号変更とメールアドレス変更
電話番号の変更についてはこちらのURLにアクセスし、新しい電話番号を入力します。入力後にSMSメッセージが届き、メッセージには6桁のコード情報が含まれています。そのコードをCoincheckの画面にて入力すると新しい電話番号に変更できます。
また、メールアドレス変更については、以下のこちらのURLにアクセスし、新しいメールアドレスを入力後に「変更する」をクリックします。入力した新しいメールアドレス宛てに確認のためのメールが届くので、メール本文のリンクをクリックすれば新しいメールアドレスへ変更が完了となります。
Coincheckの口座開設に関するFAQ
Q.コインチェック口座開設の流れを教えてください。
A.Coincheckアプリでの口座開設は、以下の手順で完了します。
- 新規アカウント作成
- 必要情報の入力(氏名、居住地、職業など)
- 本人確認書類の提出
なお、下記に該当する方のご登録は、現在受け付けておりません。
- 20歳未満
- 75歳以上
- 日本国外に居住
Q.入金・購入後の資金移動について教えてください。
A.セキュリティの観点から、銀行振込以外の入金・購入方法(クイック入金、コンビニ入金)では、資産の移動が7日間制限されます。
資金移動の詳細についてはこちら:入金・購入後の資金移動について
Q.口座開設に必要なものは?
A.口座開設手続きには本人確認書類が必要です。下記が本人確認書類として使用可能な書類一覧になります。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限定されます)
- パスポート(顔写真のあるページと住所のページをご提出ください)
- 住民基本台帳カード
- 個人番号(マイナンバー)カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
Coincheckの口座開設のまとめ
今回はCoincheckで仮想通貨の取引を始めたい方のために、口座開設に必要な手続きであるアカウント作成やSMS認証、本人確認書類やIDセルフィーの提出の流れをご紹介しました。ここで改めて口座開設の手順を振り返りましょう。
Coincheckの口座開設の流れ
- メールアドレスとパスワードでアカウント作成
- 必要情報の入力(氏名、居住地、職業など)
- 本人確認書類の提出
SMS認証の流れ
- 携帯電話番号宛に送られてきた6桁の「認証コード」を、Coincheckのサイト上で入力
本人確認の流れ
- 名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を入力
- 本人確認書類を撮影、アップロード
二段階認証の流れ
- Google Authenticatorのアプリをダウンロード
- Coincheckの画面に戻り「設定する」をクリック
- 表示されるQRコードをスマートフォンでスキャンして読み取り
- 画面上に表示される「6桁の数字」を入力し、「設定する」をクリック
また、取引の実際の流れについてもご紹介することで、取引のイメージもつかんでいただけたのではないでしょうか。このように簡単な手続きで、初心者でもすぐに仮想通貨取引が始められるのがCoincheckの特徴です。