取引所アプリだけじゃない!暗号資産取引に必要な5種類のアプリ

暗号資産(仮想通貨)の取引はパソコンの画面からでもできますが、アプリがあればさらに簡単に購入することができます。

アプリには暗号資産の取引所が提供しているもの以外にも、取引に役立つさまざまな機能をもつものがあります。この記事では、どのような暗号資産のアプリがあるのかや、アプリから暗号資産を購入する方法をご紹介します。

暗号資産に関するアプリの種類

コインチェックアプリ(iOS)
暗号資産の取引に役立つアプリには、例えば次のようなものがあります。

  • 取引所アプリ
  • セキュリティ対策アプリ
  • ポートフォリオ管理アプリ
  • ウォレットアプリ
  • 価格比較アプリ
  • チャートアプリ
  • 情報収集アプリ

取引所のアプリのなかには、さまざまな暗号資産の価格やチャートを確認できる充実した機能を持つものもあります。

ですが、一つの機能専用のアプリを使うことによって、より便利な機能を使えるようになったり、細かい情報収集ができるようになったりもします。

取引所アプリを使って暗号資産を購入する方法

仮暗号資産を購入するにはいくつかの方法がありますが、暗号資産の取引所から購入する方法が簡単です。

ここでは、暗号資産の取引所Coincheckのアプリからの購入方法をご紹介します。Coincheckのアプリから暗号資産を購入するためには、まずはCoincheckに口座開設をする必要があります。

Coincheckの口座開設はこちら

日本円を入金

口座開設が完了したら、Coincheckのアカウントに日本円を入金します。

Coincheckのアカウントには、銀行口座振込で入金することができます。振込が完了し、暗号資産を購入すると、購入した金額分の暗号資産がアプリに反映されます。

暗号資産の購入

Coincheckの場合、購入したい暗号資産を選択し、数量を入力するだけで購入できる機能がありますので、誰でも簡単に暗号資産を購入することができます。

詳しくはこちら:コインチェックアプリの使い方(iOS・Android)

セキュリティ対策アプリのインストールは必須

暗号資産はオンラインでの取引が基本になります。

安全に取引をするためには、2段階認証のセキュリティ対策アプリをインストールしておく必要があります。セキュリティ対策アプリとして最も有名なのは、Google Authenticatorです。

Google Authenticator

セキュリティ

Google Authenticatorとは、Googleが開発したアプリで、アプリにログインするときに必要な数字コードを提供するアプリです。ログインに必要なIDとパスワードに加えて数字コードの入力を求めることで、ログインのハードルが高くなります。

こうしたセキュリティ対策アプリを利用しておくと、仮にIDやログインパスワードが情報漏えいしてしまっても、悪意ある第三者のログインを未然に防ぐことができます。なお、Google AuthenticatorはGoogleがサービスを提供していますが、AndroidだけでなくiPhoneやBlackBerryにも対応しています。

ハードウェアウォレットとは

ハードウォレット
セキュリティ対策アプリとともに、よく合わせて活用されているのがハードウェアウォレットです。

暗号資産の送金や受け取りには暗号資産のアドレスと秘密鍵の両方が必要ですが、ハードウェアウォレットでは、暗号資産のデータにアクセスできる秘密鍵を物理的にインターネットから切り離して管理します。

ハードウェアウォレットを活用することで、ハッキングなどによって暗号資産を盗まれるリスクを減らすことができます。

ポートフォリオ管理アプリの種類とは

ポートフォリオ管理アプリ
資産運用のシーンで必ず登場するのが、ポートフォリオという言葉です。

ポートフォリオとは保有している資産の状況のことで、暗号資産の場合は投資家が保有している暗号資産の一覧や組み合わせの内容などのことを指しています。

暗号資産をポートフォリオの一部に加えることを検討している場合、複数の取引所やウォレットに暗号資産を分散して保有しておくことが、リスクヘッジにつながります。

ただし、資産を分散して保有しておくと、一つひとつを管理していく手間や時間がかかるのが難点です。そのようなとき、ポートフォリオ管理アプリが役立ちます。

ポートフォリオ管理アプリでは、異なる取引所に保有している暗号資産の状況を、1カ所にまとめて表示することができます。

例えば、有名なポートフォリオ管理アプリには「ブロックフォリオ」などがあります。ブロックフォリオは、様々なアルトコインの価格やチャートを確認するのに便利なアプリです。国内外の取引所の情報を同期でき、日本語にも対応しています。

このほかにもポートフォリオ管理アプリにはさまざまなものがありますので、実際にいくつかダウンロードして、自分に合ったアプリを使ってみましょう。

ウォレットアプリの種類

コールドウォレット
ウォレットアプリには、ホットウォレットとコールドウォレットがあります。

インターネットに接続された環境で資産管理を行うのがホットウォレット方式で、インターネットに接続しない方法で資産管理を行うのがコールドウォレット方式です。

一般的に、ホットウォレット方式は利便性が高い反面、常時インターネットに接続されているためハッキングリスクが高く、コールドウォレット方式はホットウォレットよりも利便性は劣るものの、資産流出のリスクは低いとされています。

ウォレットアプリに関しては、このようなメリット・デメリットを踏まえて利用するウォレットを選ぶことが大切です。

チャートアプリの特徴とタイプ

チャートアプリ
チャートアプリとは、暗号資産のチャートを確認するためのアプリです。具体的には、次の3種類があります。

  1. 暗号資産取引所が提供しているチャートアプリ
  2. サードパーティ製のチャートアプリ
  3. 個人が提供しているチャートアプリ

この3つはそれぞれ用途が異なるため、目的に合ったものをダウンロードするようにしましょう。

まず、暗号資産取引所が提供しているチャートアプリは、レートやチャートの信頼性が高いという特徴があります。

サードパーティ製のアプリとは、ソフトウェア開発会社がリリースしているアプリのことです。世界中の代表的な暗号資産取引所のレートやチャートを、横断的に比較することができるという特徴があります。

3つ目の個人が提供しているチャートアプリは、暗号資産やアプリの開発に詳しい個人が提供しているものです。ユーザー目線で作られていたり、独自の機能が搭載されていることなどもあります。

暗号資産の情報収集に活かせるアプリ

アプリ(チャート)
暗号資産は世界中でニュースが発生したり、値動きも激しかったりする場合があるため、日々の情報収集が欠かせません。

そんな中で暗号資産の投資家が最新情報を収集するために活用しているのが、暗号資産の情報収集アプリです。暗号資産の話題のニュースを厳選して配信してくれるため、自分で複数のサイトを確認するよりも手間が省けます。

例えばスマートフォン向けのアプリでは、スマートフォンの特性を生かして最新の情報がプッシュで配信されるため、ニュースを見逃す心配もありません。

暗号資産の取引を始めるなら必要なアプリについて知ろう

PC
暗号資産の取引を行うときは、この記事で紹介したようなアプリを活用すると便利です。

暗号資産の価格やチャートを確認するだけでなく、暗号資産の最新情報の入手やセキュリティ対策に有効なアプリもあります。

ぜひ自分に合ったさまざまなアプリやツールを活用しながら、暗号資産を効率よく安全に取引していきましょう。