引用:Yuga Labs
NFTのニュースなどで、最近よく目にするYuga Labs(ユガラボ)。
NFTを始めたばかりの人の中には、「Yuga Labsって何だろう?」、「NFTのタイトル名?」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
Yuga Labsは、BAYC(Bored Ape Yacht Club)やCryptoPunks、MeebitsやOthersideなどの人気コレクションを展開するアメリカのNFT制作スタジオです。
手がけるNFTは常に取引高ランキングの上位に位置し、業界屈指のヒットメーカーとして注目を集めるYuga Labsは、会社設立からわずか1年で4,870億円の企業価値になるまで成長しました。
この記事では、驚異的なスピードで成長し、NFT業界を席巻するYuga Labsを徹底解説。Yuga Labsが手がけるNFTコレクションや、人気の理由について深掘りしていきます。
目次
Yuga Labsとは
引用:Yuga Labs
Yuga Labs(ユガラボ)は、『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』や『CryptoPunks』などの人気コレクションを手がけるアメリカのNFT制作スタジオです。
会社名
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Yuga Labs(ユガラボ)
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設立 |
2021年2月
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事業内容 | NFTの開発・運営 |
従業員数(2022年12月時点) | 70人 |
本拠地 | 米国フロリダ州マイアミ |
創業者 | Greg Solano、Wylie Aronow、Kerem Atalay、Zeshan Ali |
最高経営責任者(CEO) | Daniel Alegre |
手がけているNFT(2022年12月時点) | BAYC、MAYC、BAKC、CryptoPunks、Meebits、Otherside、10KTF |
公式サイト | https://www.yuga.com/ |
2021年2月に設立されたYuga Labsは、同年4月に猿をモチーフにしたNFTコレクション『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』をリリースします。そして、これがNFTコレクターを中心に爆発的な人気を呼び、Yuga Labsの知名度は一気に上昇します。
さらに、2022年3月にはもっとも歴史のあるNFTプロジェクトである『CryptoPunks』と『Meebits』の知的財産権を開発元の「Larva Labs」から取得し、NFTの制作・運営会社としての地位をさらに強固にしていきます。
その他に、Yuga Labsはメタバースプロジェクトである『Otherside』の開発も手がけています。Othersideの仮想土地(Land)である「Otherdeed」は、販売初日に完売。410億円以上の売上を記録し、話題を集めました。
Yuga Labsの特徴・注目を集めている理由
Yuga Labsが注目を集めている理由としては、主に以下の5つが挙げられます。
- 業界屈指のヒットメーカー
- 設立から1年で企業価値が約4,870億円に
- 著名人のファンが多い
- ApeCoin(APE)と関係が深い
- メタバース分野にも進出している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
業界屈指のヒットメーカー
前述したように、Yuga Labsは『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』や『CryptoPunks』などの人気NFTコレクションを数多く手がけています。
Yuga Labsが運営しているコレクションには、以下の7つがあります(2022年12月時点)。
Yuga LabsのNFTコレクション
- BAYC(Bored Ape Yacht Club)
- BAKC(Bored Ape Kennel Club)
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- CryptoPunks
- Meebits
- Otherside(Otherdeed)
- 10KTF
以下は、NFTデータサイトの「CryptoSlam!」が発表しているNFTコレクションの売上高ランキング(デイリー、2022年11月28日時点)です。上位5位のうち、Yuga Labsが手がけるコレクションが3つランクインしているのがわかります。
引用:CryptoSlam!
ランキングからもわかるように、Yuga Labsは大量にリリースされているNFTの中でも特に人気のあるコレクションを複数制作・運営しています。
手がけている全7種類のコレクションのうち、3つが上位5位にランクインしているYuga Labsは、まさに”NFT業界のヒットメーカー”と呼べる存在でしょう。
設立から1年で企業価値が約4,870億円に
2022年3月、Yuga Labsは総額4億5,000万ドル(約550億円)の資金調達に成功し、同社の企業価値が40億ドル(約4,870億円)に達したことを発表しました。
資金調達は、アメリカを代表する大手VCのAndreessen Horowitz (アンドリーセン・ホロウィッツ)が主導して行われ、香港のWeb3.0企業であるAnimoca Brands(アモニカ・ブランズ)とその子会社のThe Sandbox、暗号資産交換業者のFTX、電子決済サービスのMoonPayなどが投資企業として参加しました。
多くの一流企業が投資に参加したこと、そして2021年2月の設立から1年間で企業価値が4,870億円まで膨れ上がったことなどからも、Yuga Labsの注目度の高さをうかがい知ることができます。
著名人のファンが多い
Yuga LabsのNFTは、著名人のファンが多いことでも有名です。特にBAYCは人気が高く、さまざまな業界のセレブリティが保有していることで知られています。
以下は、BAYCを購入した経験がある著名人の一覧です。
- ジャスティン・ビーバー(アーティスト)
- マドンナ(アーティスト)
- エミネム(アーティスト)
- スヌープ・ドッグ(アーティスト)
- ネイマール(サッカー選手)
- ステファン・カリー(NBAプレイヤー)
- スティーブ・アオキ(DJ)
このような著名人がNFTを保有しているというニュースが流れ、知名度が一気に高まったことも、Yuga Labsが短期間で急成長できた理由の1つと言えるでしょう。
(※)ジャスティン・ビーバーが500ETH(当時のレートで約1億5,000万円)で購入したBAYC(#3001)
ApeCoin(APE)と関係が深い
引用:ApeCoin
エイプコイン(APE)は、ApeCoin DAOと呼ばれるDAO(分散型自律組織)によって運営されている暗号資産です。
エイプコインはBAYCとMAYCのガバナンストークンとして利用されるほか、Yuga Labsが手がけるプロジェクトの決済用の通貨としても利用されています。例えば、メタバースプロジェクトの『Otherside』では、仮想土地「Otherdeed」の決済通貨としてエイプコインが使用されました。
エイプコインはYuga Labsが直接発行・運営しているわけではありませんが、上記のような用途があるため、Yuga Labsと非常に関係の深い暗号資産となっています。
また、2022年12月11日時点で時価総額ランクが34位に位置するエイプコインは、投資対象としても多くの注目を集めています。今後、エイプコインが有名な企業と提携するなどして需要が高まれば、それに伴いYuga Labsの注目度も上がる可能性は高いでしょう。
通貨名
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ApeCoin(エイプコイン)
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ティッカーシンボル |
APE
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ローンチ | 2022年3月17日 |
発行枚数 | 10億枚 |
発行元 | ApeCoin DAO |
価格(2022年12月11日時点) | 560円 |
時価総額(2022年12月11日時点) | 約2,010億円 |
時価総額ランキング(2022年12月11日時点) | 34位 |
公式サイト | https://apecoin.com/ |
メタバース市場にも進出している
Yuga Labsは、『Otherside』というメタバースゲームを開発しています。
OthersideではBAYCやMAYCなどのApe系に加え、MeebitsやCryptoPunksなどのYuga Labsが手がけるNFTコレクションを、3Dキャラクターとして利用することができるようになる予定です。
Othersideは現時点(2022年12月)ではまだ開発中ですが、リリースされて多くの人々がプレイするようになれば、ゲーム内で使用されるNFTの価値や注目度も高まることが予想されます。
Yuga LabsのNFTコレクション
2022年12月時点で、Yuga Labsは次の7つのNFTコレクションをリリースしています。
Yuga LabsのNFTコレクション
- BAYC(Bored Ape Yacht Club)
- BAKC(Bored Ape Kennel Club)
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- CryptoPunks
- Meebits
- Otherside(Otherdeed)
- 10KTF
それぞれどのようなNFTなのか、順番に見ていきましょう。
BAYC(Bored Ape Yacht Club)
引用:BAYC
BAYC(ベイシー)は、2021年4月にリリースされた猿がモチーフのNFTコレクションです。
「お金を持て余して退屈している猿たちがクラブを作り、バーでたむろする」というコンセプトで展開されており、全10,000種類のキャラクターはそれぞれ異なる容姿や特性を持っています。
プロジェクト名
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Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)
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リリース |
2021年4月
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発行数 | 10,000 |
トークン規格 | ERC-721 |
フロアプライス(2022年12月30日時点) | 72.99 ETH(約1,168万円) |
公式サイト | https://boredapeyachtclub.com/#/ |
BAYCの主な特徴の1つとして、ジェネラティブNFTであることが挙げられます。
ジェネラティブNFTとは、コンピュータのアルゴリズムから生まれる偶然性を取り入れて制作されたNFTのことを指します。NFTのコレクションとしては、MAYCやBAYCの他にもMoonbirds、Art Blocks、Generativemasksなどがあります。
ジェネラティブNFTであるBAYCは、以下の属性を組み合わせてランダムに生成されており、全10,000種類のNFTはすべて異なる見た目をしています。
- 背景
- 衣服
- 目
- 口
- 帽子
- イヤリング
- 体毛
全NFTの中でトップクラスの人気を誇る
BAYCは、NFTコレクションの中でも特に高い人気を誇ります。
2021年4月にリリースされてから現在(2022年12月9日)に至るまでに、BAYCは約25億4,000万ドル(約3,460億円)もの取引高を記録しています。この記録は、Axie Infinityに次ぐ第2位の成績になります。
引用:CryptoSlam!
リリース当初、BAYCの価格は0.08ETHでした。しかし、著名人の購入などにより人気が急激に高まり、それとともに価格も急騰します。2022年12月8日時点では、最低価格ですら63.35ETH(約1,100万円)もの価格となっており、リリース時に比べるとかなり値上がりしています。
この金額(63.35ETH)は、リリース当初の価格(0.08ETH)の約790倍です。短期間でこれだけ価格が高騰したことも、BAYCがいかに人気を博しているかを証明していると言えるでしょう。
BAKC(Bored Ape Kennel Club)
引用:OpenSea
BAKCは、2021年6月にリリースされた犬をモチーフにしたNFTコレクションです。先ほどご紹介したBAYCから派生したコレクションで、「BAYC(猿)の相棒の犬」というコンセプトで展開されています。
プロジェクト名
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Bored Ape Kennel Club(ボアード・エイプ・ケンネル・クラブ)
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リリース |
2021年6月
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発行数 | 9,602 |
トークン規格 | ERC-721 |
フロアプライス(2022年12月30日時点) | 8 ETH(約128万円) |
公式サイト | https://boredapeyachtclub.com/#/kennel-club |
BAKCは、2021年6月にBAYCの所有者にエアドロップされました。もともと無料で配られたNFTにも関わらず、2022年12月30日時点のBAKCの最低価格は8ETH(約128万円)とかなり高額になっています。爆発的な人気を誇るBAYCの派生コレクションというのが、BAKCが高額で取引されている理由と言えるでしょう。
なおYuga Labsは公式サイト上で、OpenSeaでBAKCが二次販売される際に発生する2.5%のロイヤリティを、動物愛護団体に寄付することを明記しています。
MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
引用:OpenSea
MAYC(メイシ―)は、前述のBAYC(Bored Ape Yacht Club)から派生したNFTプロジェクトです。猿をモチーフにしたキャラクターが、「Serum」と呼ばれる血清を投与されたことで「突然変異体(ミュータント)の猿(エイプ)」になったというコンセプトで展開されています。
プロジェクト名
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Mutant Ape Yacht Club(ミュータント・エイプ・ヨット・クラブ)
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リリース |
2021年8月
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発行数 | 20,000 |
トークン規格 | ERC-721 |
フロアプライス(2022年12月30日時点) | 15.469 ETH(約247万円) |
公式サイト | https://boredapeyachtclub.com/#/mayc |
BAYCに血清を投与するとMAYCになる
引用:MAYC
MAYCが誕生したきっかけとなったのは、2021年8月にBAYCの所有者全員に「Serum(血清)」と呼ばれるNFTがエアドロップ(無料配布)されたことでした。
BAYCの保有者は、自身が所有するBAYCにSerumを投与することで、「突然変異した猿=MAYC」を作成することができます。BAYCにSerumを投与すると、皮膚がただれたり、目が飛び出したりしたゾンビのような見た目の猿(MAYC)が生成されます。
BAYCにSerumを使用するとMAYCが生成されますが、元のBAYCは消失せずそのまま残ります。つまり、所有者は元々持っていたBAYCに加え、新たにMAYCを獲得することができるのです。なお、Serum(血清)は一度使用するとバーン(焼却)され、二度と使うことはできません。
CryptoPunks
CryptoPunksは、8ビットスタイルで描かれたピクセルアートNFTです。全10,000種類のキャラクターは主に人間の顔をもとに作られており、それぞれ異なる個性を持っています。
Yuga Labsは、2022年3月にCryptoPunksの知的財産権を開発元のLarva Labsから取得しました。
プロジェクト名
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CryptoPunks(クリプトパンクス)
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リリース |
2017年6月
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発行数 | 10,000 |
トークン規格 | ERC-20 |
フロアプライス(2022年12月30日時点) | 65.46 ETH(約1,047万円) |
公式サイト | https://www.larvalabs.com/cryptopunks |
世界で最も高価なNFT
2017年6月にLarva LabsスタジオによってリリースされたCryptoPunksは、「世界最古のNFT」として知られています。また、人気がある割に発行数が10,000点と限定的なことから、BAYCと同じように取引額が高額なことでも有名です。
2022年2月には、エイリアンをモチーフにした「CryptoPunks #5822」が約2,370万ドル(約27億円)で売却され、話題となりました。この金額はシリーズ史上最高額となり、ブロックチェーンのテクノロジー会社「Chain」のCEOであるDeepak Thapliyal氏によって購入されました。
CryptoPunksは、これまでにも何度か高額な取引額が話題になることがありました。最も安いNFTでも1,000万円以上、人気のあるものだと数十億円で取引されるCryptoPunksは、「世界で最も高価なNFTコレクションの1つ」として名を馳せています。
Meebits
引用:The Meebits
Meebitsは、CryptoPunksを開発したLarva Labs社が2021年5月にリリースしたNFTプロジェクトです。
ユーザーは人間やロボット、象や豚などそれぞれ異なる個性を持つ3Dキャラクター「Meebits」のオーナーになり、メタバース(仮想空間)のアバターやアニメーションのキャラクターとしてそれを使用します
プロジェクト名
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Meebits(ミービッツ)
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リリース |
2021年5月
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発行数 | 20,000 |
トークン規格 | ERC-721 |
フロアプライス(2022年12月30日時点) | 3.5996 ETH(約57万円) |
公式サイト | https://meebits.app/ |
CryptoPunksと同じように、Yuga Labsは2022年3月にMeebitsの知的財産権を開発元のLarva Labsから取得しました。
Otherside
引用:Yuga Labs
OthersideはYuga Labsと、メタバースゲームプラットフォーム『The Sandbox』をはじめ、メタバース・NFT関連のさまざまな企業やプロジェクトを傘下にもつ「Animoca Brands」が主導するメタバースプロジェクトです。
2022年12月時点、Othersideは開発中でまだリリースされていませんが、ゲーム内容としてはMMORPGと呼ばれる大人数で参加するタイプのRPGゲームと、WEB3.0が融合したメタバースゲームになる予定です。
プロジェクト名
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Otherside(アザーサイド)
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リリース |
開発中
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発行数 | 99,999(Otherdeedの発行数) |
トークン規格 | ERC-721 |
フロアプライス(2022年12月30日時点) | 1.4275 ETH(約23万円) ※Otherdeedの価格 |
公式サイト | https://otherside.xyz/ |
2022年4月には、ゲームのリリースに先行してOtherdeedと呼ばれる仮想土地の販売が実施され、即日完売を記録。410億円以上を売り上げ、話題を集めました。
10KTF
引用:OpenSea
10KTFは、デジタルアーティストのBeeple氏が設立したNFT企業「WENEW」が、2021年9月にリリースしたNFTプロジェクトです。2022年11月にYuga Labsが同社を買収したことにより、現在はYuga Labsが10KTFの運営をしています。
10KTFは、メタバース空間に存在する都市「NEW TOKYO」で、世界的に有名な職人である「Wagmi-san(ワグミサン)」が10KTFというアパレルショップをオープンしたというストーリーで構成されています。2022年3月には、ハイブランドの「Gucci」とコラボレーションしたNFTコレクション「10KTF Gucci Grail」を発表し、話題を集めました。
引用:10KTF Gucci Grail - グッチ ダイアリ
プロジェクト名
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10KTF
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リリース |
2021年9月
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発行数 | 23,498 |
トークン規格 | ERC-721 |
フロアプライス(2022年12月30日時点) | 0.368 ETH(約6万円) |
公式サイト | https://10ktf.com/ |
Coincheck NFTでYuga LabsのNFTを購入する方法
コインチェックが運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、以下の3つのYuga LabsのNFTコレクションを取り扱っています(2022年12月時点)。
Coincheck NFTで取引できるYuga LabsのNFT
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- Meebits
- Otherside(Otherdeed)
ここでは、Coincheck NFTでNFTを購入する方法をご紹介します。
Coincheck NFTは、Coincheckの口座開設が完了している方のみご利用いただけます。口座開設がまだ完了していない方はこちらをご覧ください。
購入方法
まずはCoincheck NFTにログインします。そして、Home画面の「タイトル」の中から『Mutant Ape Yacht Club』を選択します。
(※)ここでは例としてMAYC(Mutant Ape Yacht Club)の購入方法を解説していますが、他のNFTも同様の手順で購入することができます。
次に、購入したいNFTを選んでクリックします。
なお、画面内には入庫したすべてのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。
金額は出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨の単位で表示されています。購入者は、出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。
詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。
Coincheck NFTで購入するメリット
Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。
- ネットワーク手数料不要
- 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)
- 簡単・安心・安全
ネットワーク手数料不要
通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。
簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)
NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。
その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある30種類以上の通貨で売買をすることが可能です。
簡単・安心・安全
Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。
Yuga Labsのまとめ
Yuga Labsについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
最後に、記事の要点をまとめてみました。
◉Yuga Labsとは?
→ Yuga Labsは、『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』や『CryptoPunks』などの人気コレクションを手がけるアメリカのNFT制作スタジオです。
◉Yuga Labsが注目されている理由は?
→ Yuga Labsが注目を集めている理由としては、主に以下の5つが挙げられます。
- 業界屈指のヒットメーカー
- 設立から1年で企業価値が約4,870億円に
- 著名人のファンが多い
- ApeCoin(APE)と関係が深い
- メタバース分野にも進出している
◉Yuga Labsが手がけているNFTは?
→ 2022年12月時点で、Yuga Labsは次の7つのNFTコレクションを運営しています。
- BAYC(Bored Ape Yacht Club)
- BAKC(Bored Ape Kennel Club)
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- CryptoPunks
- Meebits
- Otherside(Otherdeed)
- 10KTF
コインチェックが運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、このうちMAYC、Meebits、Othersideの3つのコレクションを取り扱っています。
記事を読んでYuga Labsに興味を持った方は、ぜひCoincheck NFTをチェックしてみてください。
執筆柳田孝介
出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。