注目の暗号資産メタバース銘柄12選!将来性や購入方法を徹底解説!

昨今、さまざまな業界から注目を集めているメタバース

メディアにおけるその存在感は時間の経過とともに増しており、いわゆるWeb3時代におけるSNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われています。

さらに、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスは2022年8月25日に公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模にまで拡大する可能性があるという見解も示しています。

このような情勢において、メタバースに関連する銘柄を探し投資をしようという動機が生まれるのは自然な流れでしょう。

本記事では今注目の暗号資産(仮想通貨)のメタバース関連銘柄について、その一般的な特徴や将来性、具体的な銘柄リストまでを紹介していきます。

メタバース銘柄(暗号資産)の特徴や使い道を解説

この項目では、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を使い道と合わせて解説していきます。

メタバース銘柄に分類される暗号資産(トークン)は、主に以下の3つの使い道があります。なお、全てのメタバース銘柄に共通している特徴とは限らないので、あくまでも傾向の話であることを念頭においていただけますと幸いです。

  • メタバース内で使用するアイテム、土地の購入
  • メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)への参加権利
  • ステーキングの利用

以下より、それぞれの特徴の詳細について解説していきます。

メタバース内で使用するアイテム、土地を購入できる

暗号資産のメタバース銘柄の代表的な使い道(ユーティリティ)として、当該メタバース内におけるアイテムの購入手段が挙げられます。

大規模なメタバースプロジェクトになると、各プロジェクトの公式サイトにて専用のマーケットプレイスが用意されており、対象のネイティブトークンを用いることでアイテムや土地などのNFTを取引することが可能です。

具体例としては、「The Sandbox」や「Decentraland」が挙げられます。

The Sandboxでは、SANDというトークンを用いることでプラットフォーム内アイテムであるASSETを購入できたり、メタバース内の土地であるLANDを購入可能です。

Decentralandでは、MANAというトークンを用いることで、メタバース上で操作するアバターが身に付けることのできる服や帽子といったアクセサリーアイテムなどを購入できます。

左がThe Sandboxのマーケットプレイス、右がDecentralandのマーケットプレイスです。

画像引用元:The Sandbox - ショップ
画像引用元:Decentraland - MARKETPLACE

トークンでの支払いはブロックチェーン上に記録されるため、法定通貨での支払いよりも取引情報に透明性があります。

メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)に参加できる

ブロックチェーンに関連したプロジェクト(プロトコル)やDAO(分散型自律組織)における運営方針の決定は、往々にしてトークンを用いて行われます。このような意思決定プロセスのことを総称してガバナンスと呼びます。

メタバースにおける運営方針の決定についても、メタバース銘柄(トークン)によるガバナンスが採用されていることが多いです。

一般的には、メタバースプラットフォームにまつわる何らかのアップデート内容について、トークン保有量に応じてガバナンスへの影響力が強まっていく仕組みになっていきます。

現実世界における株式会社のように、一定数以上の株式を保有している人に対して株主総会の場で議決権を与える仕組みだと認識すると分かりやすいと思います。

メタバース銘柄の保有量をステーキングを利用することで増やすことができる

メタバースプラットフォーム上において、ステーキングができる機能を提供している場合があります。

こういった場合は、メタバース銘柄(トークン)をステーキングしておくことで、当該トークンの保有量を少しずつ増やしていくことが可能です。

具体例としては、The Sandboxが提供しているステーキングが挙げられます。
このステーキングでは、自らが保有しているSANDをステーキングすることで年利約11%(2022年11月時点)でSANDを得ることが可能です。

画像引用元:The Sandbox - The Sandboxステーキング

メタバース銘柄(暗号資産)の選び方

ここまでの内容で、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を一通り知ることが出来たと思います。

暗号資産のメタバース銘柄の具体的な使い道が分かったところで、次に肝心な選び方について見ていきましょう。

投資の観点から考えた際に考慮すべき事項について、以下で一つずつ解説いたします。
メタバース銘柄の投資を検討している方は、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

プラットフォーム(メタバース)の完成度

一番シンプルな指標が、銘柄を購入したいと考えているメタバースプラットフォームの完成度です。

プラットフォームとしての完成度はもちろんのこと、公式サイトなどの完成度も注視するべきでしょう。

加えて、完成度に直結してくる要素にも注目しなければなりません。具体的には、開発陣のバックグラウンドや設計書であるホワイトペーパーの妥当性などです。

プラットフォーム自体の盛り上がり具合

メタバースプラットフォーム自体の盛り上がり具合もきちんと把握するべきでしょう。
盛り上がり具合を数値として捉えられる指標の具体例としては、MAU(月間アクティブユーザー)が挙げられます。

実際にメタバースにアクセスしたユーザー数を把握することで、、当該プラットフォームの盛り上がりを想定することが可能です。

こういった情報は入手するのが容易ではありませんが、メタバースプラットフォームの公式Twitterや、創業者のTwitterなどで情報を発信しているケースがあります。

例えば、The Sandboxメタバースの創業者であるセバスチャンがThe Sandboxのアルファシーズン2(The Sandboxメタバースの体験会)における盛り上がり具合の指標を公開しています。

画像引用元:Sebastien 公式Twitterアカウント

コミュニティとの関係性

メタバースプロジェクトを評価する上では、コミュニティとの関係性もとても重要な要素です。

コミュニティとの関係が良好なメタバースは、ユーザーが集まりやすく価値も高まりやすい傾向にあります。

意識すべきメタバースプラットフォーム側の動きとしては、コミュニティを巻き込んだイベントを行っているか、コミュニティへの還元を行っているか、ユーザーに対するAMA(カジュアルな説明会)を行っているか、などが挙げられます。

The Sandboxメタバースでは、コミュニティへの還元が頻繁に行われていることが非常に特徴的です。

特に土地NFTであるLANDを保有しているユーザーに対しての還元は、非常に頻繁に行われています。

画像引用元:The Sandbox 公式日本語Twitterアカウント

有名企業との提携

企業との提携事例が多いメタバースプラットフォームも有望であると言えます。

なぜならば提携事例が多いということは、それだけ多くの企業にとって当該メタバースとの提携が魅力的に映ったという事実の裏返しだと考えられるからです。

特にThe SandboxやDecentralandは、数多くの企業と提携を発表しています。

具体的にはThe Sandboxは、世界的ファッションブランドのGUCCI、スポーツウェアメーカーのadidas、ドラゴンクエスト等の名作ゲームを生み出しているスクウェア・エニックス、携帯キャリアのソフトバンクといった多くの有名企業と提携を発表しています。

2022年10月27日から11月9日の間で開催されたGUCCIとのコラボイベントでは、イベント内で販売されたNFTのほとんどの種類が売り切れており、強い経済効果が観測できています。

画像引用元:The Sandbox - 公式サイト トップページ

トークンの時価総額

メタバース銘柄を選ぶ際の指標として、最後にトークンの時価総額を挙げさせていただきます。

トークンの時価総額とは、「トークンの総発行量 × 1トークンの値段」で計算される指標です。

ざっくりとした認識として、時価総額が大きいトークンほど安全性が高く有名、時価総額が小さいトークンほど安全性に懸念があり有名ではない、と言えます。

初めてメタバース銘柄を購入する場合は時価総額が大きいトークンを購入し、ある程度の目利きができるようになったら時価総額が小さいトークンにもチャレンジしてみる、という流れがよいかと思います。

メタバース銘柄(暗号資産)の将来性

SNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われているメタバース。

その将来性について、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスをはじめとした世界中の権威ある機関が、ポジティブな見解を示しています。

本項目ではメタバースの将来性に関して概観し、それがメタバース銘柄にもたらす影響を解説していきます。

メタバース市場は2024年までに8兆ドルへ成長

2022年8月25日にゴールドマンサックスが公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模(日本円だと約1200兆円)にまで拡大する可能性があると示されています。

ちなみに、ゴールドマンサックスのライバル会社であるモルガンスタンレーも同程度の規模の予測を公表しています。

引用元:Goldman Sachs - Understanding the Metaverse and Web 3.0

引用元:Morgan Stanley - Metaverse: More Evolutionary than Revolutionary?

メインターゲットはZ世代

メタバースは、Z世代がソーシャルコミュニティで時間を過ごすためのプラットフォームとして地位を確立する可能性があると言われています。

Z世代はメタバース上でコンテンツを消費し、バーチャルイベントやスポーツに参加します。

事実としてマインクラフトやRobloxといったゲームプラットフォーム上では、既にそのようなムーブメントが出来上がりつつあります。ブロックチェーン技術を用いたバーチャル上での価値の移転が

メタバースの市場規模が拡大することで、関連銘柄の価格上昇に期待が持てる

上述したようなメタバースの将来性を考慮すると、メタバース関連の銘柄の価格は上昇すると予想できます。

なぜならば、メタバース市場の活性化により市場への資金流入が増加すると考えられるからです。

事実として、元Facebook社が社名をMetaに変更した際には、SANDやMANAといったメタバース関連の銘柄の価格が大暴騰しました。

昨今、さまざまな業界から注目を集めているメタバース

メディアにおけるその存在感は時間の経過とともに増しており、いわゆるWeb3時代におけるSNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われています。

さらに、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスは2022年8月25日に公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模にまで拡大する可能性があるという見解も示しています。

このような情勢において、メタバースに関連する銘柄を探し投資をしようという動機が生まれるのは自然な流れでしょう。

本記事では今注目の暗号資産(仮想通貨)のメタバース関連銘柄について、その一般的な特徴や将来性、具体的な銘柄リストまでを紹介していきます。

メタバース銘柄(暗号資産)の特徴や使い道を解説

この項目では、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を使い道と合わせて解説していきます。

メタバース銘柄に分類される暗号資産(トークン)は、主に以下の3つの使い道があります。なお、全てのメタバース銘柄に共通している特徴とは限らないので、あくまでも傾向の話であることを念頭においていただけますと幸いです。

  • メタバース内で使用するアイテム、土地の購入
  • メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)への参加権利
  • ステーキングの利用

以下より、それぞれの特徴の詳細について解説していきます。

メタバース内で使用するアイテム、土地を購入できる

暗号資産のメタバース銘柄の代表的な使い道(ユーティリティ)として、当該メタバース内におけるアイテムの購入手段が挙げられます。

大規模なメタバースプロジェクトになると、各プロジェクトの公式サイトにて専用のマーケットプレイスが用意されており、対象のネイティブトークンを用いることでアイテムや土地などのNFTを取引することが可能です。

具体例としては、「The Sandbox」や「Decentraland」が挙げられます。

The Sandboxでは、SANDというトークンを用いることでプラットフォーム内アイテムであるASSETを購入できたり、メタバース内の土地であるLANDを購入可能です。

Decentralandでは、MANAというトークンを用いることで、メタバース上で操作するアバターが身に付けることのできる服や帽子といったアクセサリーアイテムなどを購入できます。

左がThe Sandboxのマーケットプレイス、右がDecentralandのマーケットプレイスです。

画像引用元:The Sandbox - ショップ
画像引用元:Decentraland - MARKETPLACE

トークンでの支払いはブロックチェーン上に記録されるため、法定通貨での支払いよりも取引情報に透明性があります。

メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)に参加できる

ブロックチェーンに関連したプロジェクト(プロトコル)やDAO(分散型自律組織)における運営方針の決定は、往々にしてトークンを用いて行われます。このような意思決定プロセスのことを総称してガバナンスと呼びます。

メタバースにおける運営方針の決定についても、メタバース銘柄(トークン)によるガバナンスが採用されていることが多いです。

一般的には、メタバースプラットフォームにまつわる何らかのアップデート内容について、トークン保有量に応じてガバナンスへの影響力が強まっていく仕組みになっていきます。

現実世界における株式会社のように、一定数以上の株式を保有している人に対して株主総会の場で議決権を与える仕組みだと認識すると分かりやすいと思います。

メタバース銘柄の保有量をステーキングを利用することで増やすことができる

メタバースプラットフォーム上において、ステーキングができる機能を提供している場合があります。

こういった場合は、メタバース銘柄(トークン)をステーキングしておくことで、当該トークンの保有量を少しずつ増やしていくことが可能です。

具体例としては、The Sandboxが提供しているステーキングが挙げられます。
このステーキングでは、自らが保有しているSANDをステーキングすることで年利約11%(2022年11月時点)でSANDを得ることが可能です。

画像引用元:The Sandbox - The Sandboxステーキング

メタバース銘柄(暗号資産)の選び方

ここまでの内容で、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を一通り知ることが出来たと思います。

暗号資産のメタバース銘柄の具体的な使い道が分かったところで、次に肝心な選び方について見ていきましょう。

投資の観点から考えた際に考慮すべき事項について、以下で一つずつ解説いたします。
メタバース銘柄の投資を検討している方は、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

プラットフォーム(メタバース)の完成度

一番シンプルな指標が、銘柄を購入したいと考えているメタバースプラットフォームの完成度です。

プラットフォームとしての完成度はもちろんのこと、公式サイトなどの完成度も注視するべきでしょう。

加えて、完成度に直結してくる要素にも注目しなければなりません。具体的には、開発陣のバックグラウンドや設計書であるホワイトペーパーの妥当性などです。

プラットフォーム自体の盛り上がり具合

メタバースプラットフォーム自体の盛り上がり具合もきちんと把握するべきでしょう。
盛り上がり具合を数値として捉えられる指標の具体例としては、MAU(月間アクティブユーザー)が挙げられます。

実際にメタバースにアクセスしたユーザー数を把握することで、、当該プラットフォームの盛り上がりを想定することが可能です。

こういった情報は入手するのが容易ではありませんが、メタバースプラットフォームの公式Twitterや、創業者のTwitterなどで情報を発信しているケースがあります。

例えば、The Sandboxメタバースの創業者であるセバスチャンがThe Sandboxのアルファシーズン2(The Sandboxメタバースの体験会)における盛り上がり具合の指標を公開しています。

画像引用元:Sebastien 公式Twitterアカウント

コミュニティとの関係性

メタバースプロジェクトを評価する上では、コミュニティとの関係性もとても重要な要素です。

コミュニティとの関係が良好なメタバースは、ユーザーが集まりやすく価値も高まりやすい傾向にあります。

意識すべきメタバースプラットフォーム側の動きとしては、コミュニティを巻き込んだイベントを行っているか、コミュニティへの還元を行っているか、ユーザーに対するAMA(カジュアルな説明会)を行っているか、などが挙げられます。

The Sandboxメタバースでは、コミュニティへの還元が頻繁に行われていることが非常に特徴的です。

特に土地NFTであるLANDを保有しているユーザーに対しての還元は、非常に頻繁に行われています。

画像引用元:The Sandbox 公式日本語Twitterアカウント

有名企業との提携

企業との提携事例が多いメタバースプラットフォームも有望であると言えます。

なぜならば提携事例が多いということは、それだけ多くの企業にとって当該メタバースとの提携が魅力的に映ったという事実の裏返しだと考えられるからです。

特にThe SandboxやDecentralandは、数多くの企業と提携を発表しています。

具体的にはThe Sandboxは、世界的ファッションブランドのGUCCI、スポーツウェアメーカーのadidas、ドラゴンクエスト等の名作ゲームを生み出しているスクウェア・エニックス、携帯キャリアのソフトバンクといった多くの有名企業と提携を発表しています。

2022年10月27日から11月9日の間で開催されたGUCCIとのコラボイベントでは、イベント内で販売されたNFTのほとんどの種類が売り切れており、強い経済効果が観測できています。

画像引用元:The Sandbox - 公式サイト トップページ

トークンの時価総額

メタバース銘柄を選ぶ際の指標として、最後にトークンの時価総額を挙げさせていただきます。

トークンの時価総額とは、「トークンの総発行量 × 1トークンの値段」で計算される指標です。

ざっくりとした認識として、時価総額が大きいトークンほど安全性が高く有名、時価総額が小さいトークンほど安全性に懸念があり有名ではない、と言えます。

初めてメタバース銘柄を購入する場合は時価総額が大きいトークンを購入し、ある程度の目利きができるようになったら時価総額が小さいトークンにもチャレンジしてみる、という流れがよいかと思います。

メタバース銘柄(暗号資産)の将来性

SNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われているメタバース。

その将来性について、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスをはじめとした世界中の権威ある機関が、ポジティブな見解を示しています。

本項目ではメタバースの将来性に関して概観し、それがメタバース銘柄にもたらす影響を解説していきます。

メタバース市場は2024年までに8兆ドルへ成長

2022年8月25日にゴールドマンサックスが公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模(日本円だと約1200兆円)にまで拡大する可能性があると示されています。

ちなみに、ゴールドマンサックスのライバル会社であるモルガンスタンレーも同程度の規模の予測を公表しています。

引用元:Goldman Sachs - Understanding the Metaverse and Web 3.0

引用元:Morgan Stanley - Metaverse: More Evolutionary than Revolutionary?

メインターゲットはZ世代

メタバースは、Z世代がソーシャルコミュニティで時間を過ごすためのプラットフォームとして地位を確立する可能性があると言われています。

Z世代はメタバース上でコンテンツを消費し、バーチャルイベントやスポーツに参加します。

事実としてマインクラフトやRobloxといったゲームプラットフォーム上では、既にそのようなムーブメントが出来上がりつつあります。ブロックチェーン技術を用いたバーチャル上での価値の移転が

メタバースの市場規模が拡大することで、関連銘柄の価格上昇に期待が持てる

上述したようなメタバースの将来性を考慮すると、メタバース関連の銘柄の価格は上昇すると予想できます。

なぜならば、メタバース市場の活性化により市場への資金流入が増加すると考えられるからです。

事実として、元Facebook社が社名をMetaに変更した際には、SANDやMANAといったメタバース関連の銘柄の価格が大暴騰しました。

暗号資産(仮想通貨)のメタバース銘柄リスト

ここまでの解説で、おおまかなメタバース銘柄の特徴や将来性が理解いただけたと思います。

ここからは具体的にどんなメタバース銘柄が存在しているのかについて、そのメタバース自体の特徴やトークンの特徴を解説していきたいと思います。

SAND

SANDは、主にThe Sandbox(ザ・サンドボックス)というメタバースで使用可能なトークンです。

The Sandboxは、ボクセルで表現されたメタバースを構築できるプロジェクトです。ユーザーがメタバース上に制作されたゲームで遊んだり、ユーザー同士でコミュニケーションを取ったりすることができるゲームとなっています。

The Sandboxでは、メタバース上で利用できるアイテム、アバター、ゲーム制作に必要な素材、そして「LAND」と呼ばれる土地を、SANDを用いてNFTマーケットプレイス上で売買できます。

ネイティブトークンの名前 SAND(サンド)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1SAND = 約109円
トークンの最大供給量 30億 SAND
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約40~50位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ポリゴン
ホワイトペーパー https://installers.sandbox.game/TheSandboxWhitepaper_2020.pdf
公式HP https://www.sandbox.game/jp/

画像引用元:The Sandbox Press Page

The Sandboxについてより詳細に知りたいと思った方は、『The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説』をご覧いただけますと幸いです。

加えて、SANDトークン自体に関心を持った方に関しては、 『暗号資産SAND(サンド)とは?『The Sandbox』トークンの気になる今後・将来性を解説!』をご覧いただけますと幸いです。

MANA

MANAは、主にDecentraland(ディセントラランド)というメタバースで使用可能なトークンです。

Decentralandは、最も歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトの一つです。イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発されています。

ユーザーはDecentraland内で創設される施設などの利用者として楽しむことができ、仮想空間内で展開されるゲームなどをプレイ可能です。

加えて、そのようなゲームを自ら展開することも可能です。Decentralandメタバース上の土地であるLANDを購入し、そのLAND上に自分のコンテンツを作り上げることができます。

ネイティブトークンの名前 MANA(マナ)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1MANA = 約70円
トークンの最大供給量 約21.9億 MANA
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約40~50位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ポリゴン
ホワイトペーパー https://decentraland.org/whitepaper.pdf
公式HP https://decentraland.org/

画像引用元:Decentraland Press Kit

Decentralandについてより詳細に知りたいと思った方は、 『Decentraland(ディセントラランド)のメタバースとは?特徴、遊び方を解説!』をご覧いただけますと幸いです。

ENJ

ENJ(エンジンコイン)は、2009年にシンガポールで創業されたEnjin(エンジン)が立ち上げたブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform(エンジン・プラットフォーム)」内で使用される暗号資産です。

Enjin Platformを平たく言うと、ブロックチェーン資産発行プラットフォームと表現できます。開発者は同サービスを使用して、ブロックチェーンゲームの作成や管理を簡単に行うことができます。加えて、ファンジブルトークンおよびNFTを発行することもできます。

その際、発行されるアイテム(NFT)の価値の裏付けとなるのが、エンジンコイン(ENJ)です。

ネイティブトークンの名前 ENJ(エンジ、またはエンジンコイン)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1ENJ = 約70円
トークンの最大供給量 10億 ENJ
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約80~90位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム
ホワイトペーパー https://cdn.enjin.io/downloads/whitepapers/enjin-coin/en.pdf
公式HP https://ja.enjin.io/

画像引用元:Enjin Press Kit

Enjin Platformまたはエンジンコインについてより詳細に知りたいと思った方は、『エンジンコイン(ENJ)とは?特徴や購入方法、今後の展望を解説!』をご覧いただけますと幸いです。

APE

APEとは、Otherside(アザーサイド)というメタバースプラットフォーム上で使用可能なトークンです。

Othersideプラットフォーム内では、ゲームプレイ、創作活動、他プレイヤーとの対戦、といったユーザー体験が提供される予定です。

将来的に、コミュニティの貢献によってOthersideメタバースの可能性を拡大させていく計画で、そのためのツール類はニーズに応じて継続的に供給される予定となっています。

ちなみに、厳密に言うとAPEトークンはOthersideのために開発されたトークンではありません。APEは、著名なNFTコレクションであるBAYC(Bored Ape Yatch Club)の所有者に対してエアドロップ(トークンのプレゼント)されたものです。

ネイティブトークンの名前 ApeCoin(APE)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1APE = 約700円
トークンの最大供給量 10億 APE
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約40~50位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム
ホワイトペーパー -
公式HP https://apecoin.com/

画像引用元:The Otherside Litepaper

Otherside(アザーサイド)についてより詳細に知りたいと思った方は、『「Otherside」とは?注目のNFTコレクションBAYCを手掛けるYuga Labsによるメタバースプロジェクト』をご覧いただけますと幸いです。

AXS

画像引用元:Axie Infinity Media Kit

AXSは、Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)というブロックチェーンゲームで使用可能なトークンです。

Axie InfinityはAxie(アクシー)と呼ばれるモンスターを集め、戦わせる対戦ゲームとなっています。

一時期メディア等で、お金が稼げるゲーム、いわゆるGameFiの代表的なプロジェクトとしてフィリピンで大流行していることが取りざたされていました。

ゲームの中にはルナーシアと呼ばれるメタバースがあり、ユーザーはその土地を購入することができます。現在はまだ開発中の段階ではありますが、土地を所有するユーザーはさまざまな利益を享受することができる予定となっています。

ただし、2022年9月には、同年の年末を目途に土地の所有者限定で新しく開発しているゲームのアルファアクセス権が付与されること等が発表されており、今後の期待が高まっています。

ネイティブトークンの名前 AXS(エーエックスエス)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1AXS = 約1300円
トークンの最大供給量 2.7億 AXS
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約50~60位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、Roninブロックチェーン
ホワイトペーパー https://whitepaper.axieinfinity.com/
公式HP https://axieinfinity.com/

ATLAS

ATLASとは、宇宙をコンセプトにしたメタバースゲーム(ブロックチェーンゲーム)であるStar Atlas(スターアトラス)で使用されているトークンです。

惑星や宇宙戦艦といったものが登場するような宇宙をテーマとしたゲームに仕上がっており、コミュニティからはその緻密なグラフィック表現などで注目を集めています。

世界中のプレイヤーが同時参加で楽しめるブロックチェーンゲームであるため、Star Atlasのユーザー人口が増えていくにつれてATLASの価値も高まっていく可能性があります。

ネイティブトークンの名前 ATLAS(アトラス)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1ATLAS = 約0.6円
トークンの最大供給量 360億 ATLAS
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約750~800位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ソラナ、バイナンススマートチェーン、テラ
ホワイトペーパー https://staratlas.com/white-paper.pdf
公式HP https://staratlas.com/

画像引用元:Star Atlas Press Kit

DOME

DOMEは、Everdome(エバードーム)というメタバースプラットフォームにて使用されるトークンです。

Everdomeは火星を拠点としたドーム型の都市が舞台のメタバースプロジェクトで、他のプロジェクトとの差別化としてリアリティを上げています。

3Dスキャナーなどの最先端技術を利用してアバター作成を行うといった手法を通して、現実世界に匹敵するほどのリアリティを求めたメタバースとなる予定です。

The SandboxやDecentralandといった既存のメタバースプロジェクトとは異なるアプローチを取っています。

ネイティブトークンの名前 DOME(ドーム)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1DOME = 約0.4円
トークンの最大供給量 1000億 DOME
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約2000~3000位
現在対応しているブロックチェーン バイナンススマートチェーン
ホワイトペーパー -
公式HP https://everdome.io/

画像引用元:Everdome - Metaverse

XRP

XRPは、Ripple(リップル)という国際送金システム上のトークンです。

Rippleは、従来の国際送金が抱える課題(時間がかかる、手数料が高い)を解決するために、2004年にアメリカのリップル社によって開発されました。

これまでは送金のイメージが強かったXRPですが、近年メタバースとの関連性も出てきています。

リップル社は、2022年6月にメタバース関連プロジェクトのFLUFWorld(フルッフ・ワールド)との提携を発表しました。

今後XRPを基軸においたメタバースおよびエコシステムが展開すると計画されているため、XRPもメタバース銘柄の一つとして注目しておくと良いでしょう。

ネイティブトークンの名前 XRP(エックスアールピー)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1XRP = 約70円
トークンの最大供給量 1000億 XRP
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約6~10位
現在対応しているブロックチェーン リップルネットワーク、バイナンススマートチェーン、イーサリアム
ホワイトペーパー https://ripple.com/files/rippleconsensuswhitepaper.pdf
公式HP https://xrpl.org/

画像引用元:FLUF WORLD 公式サイト

TLM

TLMは、ブロックチェーンゲームのAlien Worlds(エイリアンワールド)で使用できる通貨です。

Alien Worldsは、宇宙を舞台にした戦略シミュレーションゲームであり、NFTを集めることでステーキング報酬が獲得できます。

既に世界的な大手暗号資産取引所であるBinance(バイナンス)に上場しており、今後も注目すべきメタバース銘柄であると言えます。

ネイティブトークンの名前 TLM(トリリウム)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1TLM = 約3円
トークンの最大供給量 100億 TLM
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約300~400位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、バイナンススマートチェーン
ホワイトペーパー https://docs.google.com/document/d/1JiA97Y3JZMcC6HG2VPXEiZDd7UtA5yJSRUY2DQ5VSRI/edit
公式HP https://alienworlds.io/

画像引用元:Alien Worlds 公式Twitter

BLOK

BLOKは、Bloktopia(ブロックトピア)というメタバースプラットフォーム上で使用可能なトークンです。

Bloktopiaは高層ビルを舞台としており、そのビル内の中に暗号資産やブロックチェーン業界の情報や人、モノなどが集積するようなメタバースの構築をビジョンとして掲げています。

Bloktopiaでは取引所やニュース、ゲームなどのコンテンツがエリアごとに設けられているのが特徴となっています。

BinanceやKuCoinなどがBloktopiaのメタバース内にテナントを保有しており、今後の大手のクリプト系企業が参入してくる可能性があります。

ネイティブトークンの名前 BLOK
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1BLOK = 約0.5円
トークンの最大供給量 200億 BLOK
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約300~400位
現在対応しているブロックチェーン バイナンススマートチェーン、ポリゴン
ホワイトペーパー -
公式HP https://www.bloktopia.com/

画像引用元:Bloktopia - 公式サイト

GALA

GALAは、Gala Games(ガラ・ゲームズ)というプラットフォーム上で使用可能なトークです。

Gala Gamesは、NFTゲームの集積地を目指して展開しているプラットフォームです。GALAはGala Games内で配信されているゲーム上で使用することができ、ゲーム内アイテム等の購入に使用できます。

Gala Gamesでは既に複数のゲームが運営されており、ゲーム中で得たアイテム等はブロックチェーンを介して取引可能となっています。

Gala Gamesが注目されている理由としては、開発チームが非常に強力であることが挙げられます。フォートナイトといった有名ゲームを手掛けてきたEpic Games社出身のクリエイターが多く在席しています。

ネイティブトークンの名前 GALA(ガラ)
トークンの参考価格(2022年11月時点) 1GALA = 約0.5円
トークンの最大供給量 -
トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約100~150位
現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、バイナンススマートチェーン、ソラナ
ホワイトペーパー -
公式HP https://games.gala.com/

画像引用元:Gala Games - 公式サイト

MVI

MVIは、インデックス商品(トークン)を提供するプロトコルであるIndex Coop(インデックス・コープ)が提供しているメタバース関連のトークンをひとまとめにしたトークンです。

要するに、これまで紹介してきたSANDやMANA、ENJといったトークンをパッケージ商品として一つのトークン化したものです。

このトークンを購入することで、メタバース関連のトークンに一括で投資することができます。

画像引用元:Index Coop - Metaverse Index (MVI)

なお、このトークンを組成するに当たって投資しているメタバース関連銘柄の構成割合は、コチラのサイトから閲覧できるようになっています。

2022年11月時点においては、AXSが12.1%、APEが11.9%、SANDが10%、MANAが9.4%となっています。

ただし、トークンの配分は時間の経過とともに調整されるようなので、もしMVIに投資を行う際はその時点でのトークンの配分を確認することをおススメします。

メタバース銘柄(暗号資産)の購入方法

メタバース銘柄の購入方法は多岐に渡ります。

本記事では、Coincheckにて取り扱いのあるメタバース銘柄であるSANDを例に、購入方法を画像付きで解説したいと思います。

なお、Coincheckでは前述した銘柄のうち、SANDXRPENJを取り扱っています。

CoincheckでSANDを購入する方法には、以下の2種類があります。

  • スマホアプリで購入する
  • パソコンで購入する

以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。

※当社にSANDを入金・送金される場合は、Ethereumネットワーク上のERC20をご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。

詳しくはこちらをご参照ください。

スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法

コインチェックアプリ(iOS)

最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってSANDを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。

  • 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする
  • 2. 表示されたコインの中から「SAND(サンド)」をタップする
  • 3. 「購入」をタップする
  • 4. 購入金額を入力し、「日本円でSANDを購入」→「購入」をタップする

スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。

パソコンでSAND(サンド)を購入する方法

Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンでSANDを購入する際の手順は、以下の通りです。

  • 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する
  • 2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「SAND(サンド)」を選択する
  • 3.SANDの購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する
  • 4.「OK」をクリックして購入完了

パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。

場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。