
「ビットコインの購入方法・買い方が知りたい!」
「そもそもどこでビットコインを買えばいいか分からない…」
「仮想通貨取引所での口座開設方法を知りたい」
今回はこのような悩み疑問にお答えします。
この記事では
- ビットコインの購入方法
- ビットコインの売却方法
- おすすめの取引所
- 仮想通貨を購入する際に気をつけるべきポイント

執筆Coicheck Column編集部
Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
- ビットコイン(BTC)の購入方法/買い方
- ビットコイン/仮想通貨(暗号資産)の売却方法・売り方と出金方法
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)購入や取引にかかる手数料は?
- 仮想通貨(暗号資産)の購入タイミングと売却タイミングはいつ?
- 通貨別:仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法
- 購入した仮想通貨(暗号資産)はウォレットで保管する
- そもそもビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?
- 仮想通貨(暗号資産)を購入する際、初心者が押さえておきたい5つのポイント
- 仮想通貨(暗号資産)を購入した後に利益を得た場合にかかる税金
- 仮想通貨(暗号資産)を購入した後に利益を得た場合の確定申告
- ビットコインの購入に関するFAQ
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)購入にCoincheckがおすすめな理由
ビットコイン(BTC)の購入方法/買い方
ビットコインの購入は、以下の3つの手順に沿って行います。
- 1.暗号資産取引所に登録する
- 2.「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」から選んで入金する
- 3.ビットコインを購入する
それぞれどのような内容なのか、順番に解説していきます。
ステップ①暗号資産取引所に登録する
ビットコインを購入するには、まず暗号資産取引所に登録する必要があります。
今回はCoincheckを例に紹介していきます。
Coincheckへの登録方法は以下の記事で画像、動画付きで詳しく紹介しているので、そちらを参考にしていただければと思います。
この記事では、既にCoincheckに登録済みの方へ向け、ビットコインの購入方法を画像、動画付きで詳しく説明していきます。
登録がまだの方は以下のリンクから暗号資産通貨取引Coincheckに登録することができます。
ステップ②「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」から選んで入金する
(1)画像赤枠「入出金」をタップ
ビットコインを購入するには、まずは日本円を入金する必要があります。 画像赤枠「入出金」をタップしましょう
(2)入金の種類を選択
入金の種類を選択します。Coincheckでは、以下の3種類の入金が可能です
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
ここでは銀行振込を例に紹介します
(3)指定口座に振込
振込先の口座情報が表示されます。指定口座に振込みます
ステップ③ビットコインを購入する
(4)「販売所」をタップ
入金が完了しましたら、次は「販売所」をタップしましょう
(5)ビットコイン(BTC)をタップ
ビットコイン(BTC)を選択、タップしましょう
(6)赤枠、購入をタップ
赤枠、購入をタップします
(7)「日本円でビットコインを購入」→「購入」をタップ
日本円で購入金額を入力し、「日本円でビットコインを購入」→「購入」をタップします
(8)購入をタップ→完了
購入をタップすれば完了です
(9)購入したビットコインを確認したい場合は「総資産」をタップ
購入したビットコインを確認したい場合は「総資産」をタップしてください。
(10)画像のように購入した通貨を確認することができます
画像のように購入した通貨を確認することができます
Coincheckの販売所はアプリからの購入がおすすめです。見やすいチャートと操作がしやすいアプリなら、初めての方でも簡単に仮想通貨を購入できます。
ビットコイン/仮想通貨(暗号資産)の売却方法・売り方と出金方法
続いて、ビットコインの売却と出金方法について解説します。
売却方法
ビットコインの売却は、Coincheckのスマホアプリを使うと非常に簡単に行うことができます。スマートフォンのOSがiOSとAndroidの場合について、それぞれの売却方法をご紹介します。
iOSの場合
(1)アプリを立ち上げてトップのチャート画面から「BTC」を選択し、「売却」ボタンをクリックします。
(2)売却したい数量を入力し、下部のボタンをクリックして確認画面に進み、内容に問題がなければ売却を行います。
以上で取引は完了です。
Androidの場合
(1)アプリを立ち上げて、左メニューから「コイン売却」を選択します。
(2)「コイン売却」のページからビットコイン(BTC)を選択し、売却したい数量を入力します。入力してから「円で売却する」を選択すると、再確認の画面が出ます。
(3)「OK」を選択するとコインを売却することができます。「注文が完了しました」と表示されたら完了です。
日本円の出金方法
ビットコインを売却して得た日本円は、指定の口座に出金することが可能です。
日本円の出金は、本人確認の手続きが完了していれば、アプリおよびブラウザどちらからも行うことができます。
はじめて出金する場合や新しい口座に出金したい場合は、出金先口座の登録をしてください。登録口座への出金で問題なければ、その口座を選択してお進みください。
ここでは、アプリ(iOS/Android)を利用した出金方法をご紹介します。
アプリでの出金方法(銀行口座が登録済みの場合)
(1)画面下メニュー「入出金」から「銀行口座に出金」をタップします。
(2)ご登録の銀行口座をタップしてください。
(3)出金額を入力し、「出金申請をする」をタップします。
※「出金可能額」は出金手数料を差し引いた後の金額です。「出金可能額」の範囲で「出金額」をご指定ください。
アプリでの出金方法(銀行口座未登録の場合)
(1)「新しい口座を登録する」をタップします。
(2)各項目を入力してください。
(3)入力後、「登録する」をタップします。以上で銀行口座の登録は完了です。続いて、 「アプリでの出金方法(銀行口座が登録済みの場合)」の手順に従って、出金を行ってください。
詳しくはこちら:日本円の出金
ビットコイン(Bitcoin/BTC)購入や取引にかかる手数料は?
ビットコイン(BTC)をはじめとした仮想通貨の売買や送金には、各種手数料がかかります。
新規の入金もしくは日本円で出金するための「入出金手数料」や、自分のウォレットからほかのユーザーのウォレットに仮想通貨を送る際にかかる「送金手数料」などがあります。
日本円の入金手数料
Coincheckでは、新規の入金を銀行振込で行う場合は、手数料が無料です(ただし、振込手数料はお客様負担となります)。
また、コンビニ入金では、3万円未満の場合は手数料が770円、3万円以上30万円以下の場合は手数料が1,018円となります。コンビニ入金の1回あたりの入金上限額は30万円となります。
クイック入金では、3万円未満の場合は手数料が770円。3万円以上50万円未満の場合、手数料は1,018円となります。さらに日本円の入金額が50万円以上の場合、「入金金額×0.11%+495円」が手数料となります。
日本円の出金手数料
Coincheckの口座から日本円を出金するときの「出金手数料」は、1回につき407円となります。
日本円出金の上限は、1回あたり5,000万円ですが、手数料は出金額にかかわらず一律となっています。
詳しくはこちら:Coincheck手数料一覧
仮想通貨の購入手数料
Coincheckでは、ユーザーがCoincheckと直接取引をする販売所での取引と、ユーザー同士が売買を行う取引所での取引の2種類の取引方法があります。
販売所の購入手数料は、以下の通りです。
一方、取引所の購入手数料は次のようになっています。
Maker手数料は指値注文が注文板上に並び、その後約定した際に適用されます。反対に Taker手数料は注文が板上に並ばず約定した際に適用されます。
なお、取引所はPCのみ対応可能で、売買できる仮想通貨はビットコイン(BTC)、モナコイン(MONA)、ファクトム(FCT)、イーサリアムクラシック(ETC)の4種類となっています(2021年3月時点)。
仮想通貨の送金手数料
また、Coincheckの口座から、Coincheck以外の別の仮想通貨口座へ送金する際の「仮想通貨の送金手数料」は、仮想通貨の種類によって額が異なります。
ビットコイン(BTC) | 0.001 BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.01 ETH |
イーサリアムクラシック(ETC) | 0.01 ETC |
リスク(LSK) | 0.1 LSK |
ファクトム(FCT) | 0.1 FCT |
リップル(XRP) | 0.15 XRP |
ネム(XEM) | 0.5 XEM |
ライトコイン(LTC) | 0.001 LTC |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001 BCH |
モナコイン(MONA) | 0.001 MONA |
ステラルーメン(XLM) | 0.01XLM |
クアンタム(QTUM) | 0.01QTUM |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 4.75 BAT |
アイオーエスティー(IOST) | 1.0 IOST |
なお、Coincheckユーザー間の送金手数料は無料です。
※手数料は、2020年11月時点の金額です。
Coincheckは送金遅延等を防止および緩和し、お客様により安定したサービスを提供することを目的として、2020年11月25日より一部暗号資産において変動型送金手数料を導入しました。
各通貨の変動型送金手数料については、以下をご覧ください。
仮想通貨(暗号資産)の購入タイミングと売却タイミングはいつ?
投資の世界では、「Buy Low,Sell High(安く買って高く売る)」を実行することが利益を出すためのセオリーとされています。
当たり前ですが、ビットコインの価格が購入したときよりも高い価格で売却できれば、売却益を確保できます。一方、購入したときよりも低い価格で売却してしまうと、損をしてしまいます。
ビットコインの価格は日々変動するので、こまめにチャートをチェックして、購入・売却のタイミングを見極めることが大切です。また、チャート以外にもビットコインの今後の価格変動に影響を与えそうなニュースはこまめにチェックして、取引する際の参考にするようにしましょう。
通貨別:仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法
先ほどはビットコインの購入方法を解説しましたが、こちらの項目ではビットコイン以外のアルトコインの購入方法をご紹介します。
イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)の詳しい購入方法は、以下のページをご参照ください。
リップル(XRP)
リップル(XRP)の詳しい購入方法は、以下のページをご参照ください。
ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュ(BCH)の詳しい購入方法は、以下のページをご参照ください。
ネム(XEM)
ネム(XEM)の詳しい購入方法は、以下のページをご参照ください。
モナコイン (MONA)
モナコイン (MONA)の詳しい購入方法は、以下のページをご参照ください。
アイオーエスティー(IOST)
アイオーエスティー(IOST)の詳しい購入方法は、以下のページをご参照ください。
購入した仮想通貨(暗号資産)はウォレットで保管する
仮想通貨を購入した後は、ハッキングなどの被害を防ぐためにも専用のウォレットで保管するようにしましょう。
仮想通貨のウォレットには、おもに以下の5種類があります。
- オンラインウォレット
- モバイルウォレット
- デスクトップウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
それぞれどのような特徴があるのか、順番に解説していきます。
オンラインウォレット
常にオンラインでつながっているウォレットのことで、クラウド上で提供されるウォレットだと理解するとよいでしょう。
取引所で提供しているウォレットはこのタイプに分類されますが、単独でオンラインウォレットサービスを提供している事業者もあります。
モバイルウォレット
スマホなどにアプリをインストールして利用するタイプのウォレットです。持ち運びが簡単で、お店の決済などに利用することができます。
デスクトップウォレット
クライアントウォレットと呼ぶこともあります。パソコンにウォレットをインストールして使用するのが一般的です。
ハードウェアウォレット
USB状のデバイスなどに保管するタイプのウォレットです。秘密鍵をオフラインで管理することができるため、セキュリティ面ではオンラインウォレットなどよりも安全度が高い保管方法といわれています。
ペーパーウォレット
保管している仮想通貨を復元するために必要な情報を印刷して、紙の状態で保管する方法です。]
そもそもビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?
世界で初めて運用された仮想通貨であるビットコイン(BTC)。
通貨単位は「BTC」と記載されます。ビットコイン(BTC)は、どの国家や組織にも支配されない「非中央集権」の通貨を作ることを目標にして開発されました。
始まりは2008年「Peer-to-Peer Electronic Cash System」
2008年にインターネット上に公開された「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」と題された英語の論文に、ビットコイン(BTC)の構想が記載されていたのが始まりです。
論文の題を直訳すると「ビットコイン:複数のコンピュータで直接やりとりできる電子通貨システム」になります。筆者として「Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)」という日本人らしき氏名が記されていますが、その正体が何者なのかは、いまだにわかっていません。
ブロックチェーン技術
このビットコイン(BTC)論文の中には、「ブロックチェーン技術」というビットコイン(BTC)の根幹に関わるしくみが説明されています。ブロックチェーン技術は特定の管理者がおらず、ユーザー全員で取引履歴を管理するしくみです。
ある一定数の取引記録が1つのかたまり(ブロック)になって管理され、そのブロックが1本の鎖(チェーン)のように管理されていきます。つまり、ビットコイン(BTC)の信頼性を担保しているのは、特定の記録者や管理者ではなく、ブロックチェーンそのもののしくみになります。
ビットコインのメリット・デメリット
ビットコインには、米ドルや日本円といった法定通貨とは異なる次のようなメリットがあります。
- 個人間で直接送金ができる
- 手数料が安い
- 世界中で両替せずに利用できる
一方で、ビットコインには次のようなデメリットもあります。
- 価格の変動が激しい
- 即時決済が難しい
- 決済サービスが少ない
ビットコインの仕組みやメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
仮想通貨(暗号資産)を購入する際、初心者が押さえておきたい5つのポイント
仮想通貨を購入する際、初心者が押さえておきたいポイントには以下の5つがあります。
- 1.余裕資金の範囲で投資する
- 2.少額取引から始める
- 3.まずは現物取引でレバレッジ取引は慣れてから
- 4.デマ・誤情報に惑わされない
- 5.リスクを抑えて投資したいなら「Coincheckつみたて」を利用する
各内容について、詳しく解説していきます。
1.余裕資金の範囲で投資する
「投資は余裕資金で行う」、これは仮想通貨に限らず投資全般に共通する鉄則です。
余裕資金とは、食費や光熱費など日常生活に不可欠な費用以外の、なくても生活に影響のないお金のことを指します。
余裕資金の範囲内で投資をする分には問題ありませんが、生活費まで使い込んで投資をしてしまうと、その後の日常生活に支障をきたす危険があるので注意しましょう。
2.少額取引から始める
取引に慣れるまでは、一度の投資に費やす資金は少額に抑えるように心がけましょう。
株式やFXと比べて、仮想通貨は少額から投資できる点が魅力です。Coincheckなら500円から購入できるので、初心者も安心して取引することが可能です。
3.まずは現物取引でレバレッジ取引は慣れてから
仮想通貨の取引方法には、現物取引とレバレッジ取引の2種類があります。
仮想通貨の現物取引とは、自分や取引相手が保有する仮想通貨を実際に売買する、通常の取引のことを指します。
一方のレバレッジ取引とは、証拠金を取引所の口座に入れることによって、その数倍の取引を可能にする仕組みのことです。取引所に預ける証拠金が、レバレッジ取引の担保となります。
投資の世界におけるレバレッジとは、「少ない資金で大きな投資効果を得ること」を意味します。つまり、レバレッジ取引は現物取引と比べて、取引によって生じる損益の額が大きくなりやすい傾向があるのです。
資金効率の高いレバレッジ取引は、少ない元手で大きなリターンが狙える反面、失敗をすれば大きな借金を抱えてしまう危険性もあります。
そのため、まだ取引に慣れていない初心者のうちは、リスクの高いレバレッジ取引ではなく、現物取引からスタートした方が賢明といえるでしょう。
※Coincheckでは、2020年3月13日をもちまして、レバレッジ取引のサービス提供を終了いたしました。
4.デマ・誤情報に惑わされない
仮想通貨の情報収集をしていると、よく「FUD」というワードを目にします。FUDとは、Fear(恐怖)、Uncertainty(不安)、Doubt(疑惑)の頭文字をとった造語で、仮想通貨だけでなくマーケティング業界などでも使われています。
FUDは、簡単に言うと「デマ」や「ネガティブ・キャンペーン」のような意味合いで使われます。
仮想通貨の世界では、価格を自分の思い通りに動かしたいと考える人たちが、あえてデマの情報を流すことで価格操作をしようとする場合があります。そして、こうしたデマのことをFUDと呼び、「その情報はFUDです」や「FUDに気をつけてください」というように、おもに注意喚起をする際に用いられます。
仮想通貨取引を行う上で、価格変動に影響を与えそうな情報の収集は不可欠です。初心者が情報収集をする際は、こうしたFUDにだまされないように、信用できる情報源を見つけることが重要になります。
リスクを抑えて投資したいなら「Coincheckつみたて」を利用する
「Coincheckつみたて」とは、毎月一定額を自動で積み立て、安定した仮想通貨投資ができるサービスです。月々1万円から積立可能なので、いつでもお気軽に始められます。
仮想通貨には、価格の変動が大きいという特徴があります。その点、積立投資は長期間にわたって少しずつ買い増ししていく投資スタイルのため、価格変動のリスクを減らすことができ、暴落の際のリスクヘッジとなります。
また、積立投資にはそこまで難しい知識が必要なく、売買のタイミングと金額が常に一定することができるため、初心者でも簡単に始めることができるというメリットもあります。
「仮想通貨初心者で購入タイミングがわからない」という方や、「仕事が忙しくてトレードをしている時間がない」という方は、ぜひCoincheckつみたてをご利用ください。
詳しくはこちら:Coincheckつみたて
仮想通貨(暗号資産)を購入した後に利益を得た場合にかかる税金
仮想通貨を取引して得た利益は、原則として税金を支払うことが義務付けられています。ここでは、仮想通貨の売却等によって生じる税金の概要を税目ごとに解説していきます。
所得税
2017年12月に国税庁が発表した「仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)」によると、仮想通貨を売却することによって生じた利益は原則として雑所得に分類され、所得税の確定申告が必要になります。
ただし、仮想通貨の売却・使用によって得た利益が20万円以下で、なおかつそのほかに所得がない場合は確定申告は不要となります。
また、仮想通貨はほかの所得との損益通算はできませんが、同じ雑所得に分類される所得なら損益通算が可能です。例えば、アフィリエイト収入などの副収入がある人は損益通算できる可能性があるでしょう。
詳しくはこちら:仮想通貨は損益通算できる?できない?計算方法やメリットを知っておこう
法人税
従来、法人が保有する仮想通貨に関しては法人税法上の取り扱いが不明確でした。そのような中で、法人が保有する仮想通貨については、「期末に評価損益の計上をする必要がなく、売却をした時点で譲渡損益を認識すればよい」という考えが一般的でした。
しかし、「2019年度税制改正」によって、法人が保有する仮想通貨の期末時の評価方法が明確化されました。
具体的には、法人が保有する仮想通貨については、「活発な市場が存在する場合には、時価評価により評価損益を計上する」というように変更されました。
つまり、2019年度税制改正の施行後は、仮想通貨を保有する法人は、市場が活発な場合は売却等をしなくても、時価によって評価損益を認識する必要が生じるようになりました。
参考: 小谷野会計グループ「仮想通貨に係る税制改正(法人税)」
消費税
仮想通貨の取引で得た利益には、消費税はかかりません。
2016年5月に資金決済法が改正されるまで、仮想通貨は「モノ」として扱われ、その取引には消費税が課税されていました。しかし、2017年に資金決済法が施行されてからは、「決済や弁済に使用できるもの」と定められ、消費税非課税に扱いが変わりました。
詳しくはこちら:仮想通貨の取引で得た利益に消費税はかかる?売買は非課税?
相続税
仮想通貨を相続や譲渡により取得した場合、相続税または贈与税が課税されます。
2020年12月に国税庁が発表した「暗号資産に関する税務上の取扱いについて(情報)」では、仮想通貨を相続した場合の課税について以下のように説明しています。
被相続人等から暗号資産を相続若しくは遺贈又は贈与により取得した場合には、相続税又は贈与税が課税されます。
相続税法では、個人が、金銭に見積もることができる経済的価値のある財産を相続若しくは 遺贈又は贈与により取得した場合には、相続税又は贈与税の課税対象となることとされています。
暗号資産については、決済法上、「代価の弁済のために不特定の者に対して使用することが できる財産的価値」と規定されていることから、被相続人等から暗号資産を相続若しくは遺贈又は贈与により取得した場合には、相続税又は贈与税が課税されることになります。
詳しくは国税庁や所轄の税務署などにご確認ください。
引用:国税庁「暗号資産に関する税務上の取扱いについて(情報)」
仮想通貨(暗号資産)を購入した後に利益を得た場合の確定申告
前述したように、仮想通貨の取引による所得金額が年間20万円を超える場合、その所得は雑所得扱いとなり課税の対象となります。
そして、仮想通貨の取引など、会社の給与以外の副業で所得がある場合、自分で確定申告をして納税をしなくてはなりません。会社員の方が仮想通貨の損益を雑所得として確定申告する場合、以下の書類を用意する必要があります。
確定申告書A | 税務署に用意してある用紙に記入します。 |
源泉徴収票 | 勤務先から発行される、前年一年間の所得額を証明する書類です。 |
マイナンバーカード | マイナンバーカードあるいはマイナンバーカード通知書のコピーを用意します。 |
仮想通貨の取引明細 | 提出の必要はないかもしれませんが、後日税務署から指摘があった場合に提出することになります。 |
また、確定申告をする方法には、書類に必要事項を記入して郵送する以外にも、インターネット上で申告できる「e-Tax」(電子申告)もあります。
税務署で職員との対面による本人確認をしてもらい、e-Tax用のID・パスワードの通知が届けば、以降は国税庁ウェブサイトにある「確定申告書等作成コーナー」 にログインしてe-Taxによる申告書を送信できるようになります。
ビットコインの購入に関するFAQ
ビットコインの購入に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。
Q.ビットコインを購入できる初心者におすすめの取引所は?
A.Coincheckがおすすめです。
仮想通貨取引を初めて行うのにCoincheckがおすすめな理由は以下です。
- スマホアプリが使いやすい
- 取引画面が見やすい
- アプリから簡単に購入できる
- 取り扱い通貨数が国内最多
Coincheckの特徴と評判の詳細はこちらをご覧ください。
Q.販売所と取引所の違いは?
A.販売所は暗号資産取引所が所有している仮想通貨を、ユーザーに販売するところです。一方の取引所は、ユーザー同士が仮想通貨の売買を行う場となります。
取引所では需要と供給がうまくマッチングすれば、販売所よりも安く購入することも可能ですが、取引が成立しなければまったく購入できないこともあります。
初心者の方には、すぐにビットコインが購入できる販売所での取引の方が簡単でしょう。
Q.マイナーな仮想通貨(暗号資産)を購入する際に注意すべきことは?
A.国内の取引所で取り扱っている仮想通貨は、金融庁による一定の審査を経ているため、海外の取引所で扱っているマイナーな仮想通貨と比べて安全性が高いといわれています。
仮想通貨の取引初心者の方は、まずは国内取引所で扱っている安全性の高い仮想通貨から購入することをおすすめします。
Q.仮想通貨(暗号資産)をクレジットカードで購入することはできる?
A.2021年3月時点で、クレジットカードを使用して国内の暗号資産取引所で仮想通貨を購入することはできません。
Q.パスワードを忘れた場合は?
A.パスワードを忘れてログインができなくなった場合、Coincheckではお客様自身でパスワードの再設定を行うことが可能です。再設定の詳しい手順については、以下のページをご参照ください。
詳しくはこちら: パスワードを忘れました
ビットコイン(Bitcoin/BTC)購入にCoincheckがおすすめな理由
Coincheckでは、有効なメールアドレスがあればアカウント登録が簡単にでき、ビットコインの取引を始めることができます。
取扱通貨は、ビットコイン以外にも、イーサリアム、リップル、ライトコイン、リスクなど、選択肢が豊富です。
さらに、チャートがインジケーター(指標)を含めて見やすいコインチェックアプリなら、移動中などでも簡単に仮想通貨の取引ができます。ビットコインの取引には、Coincheckの利用をぜひ検討してみてください。