MetaMask(メタマスク)とは?使い方やトークンの入金・送金方法を28枚の画像で解説

「MetaMaskってどんなウォレットなの?」

「MetaMaskの使い方が知りたい」

仮想通貨(暗号資産)の取引をしたことがある方なら、一度はMetaMask(メタマスク)という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

MetaMaskは、イーサリアム系のトークンを保管するためのWebウォレットです。ただトークンを保管するだけでなく、DApps(分散型アプリケーション)や、ブロックチェーンゲームなどと連携できる汎用性の高さが魅力です。

この記事では、

  • 1.MetaMaskとは何か?
  • 2.初期設定方法(パスワードの設定とパスフレーズの保存)
  • 3.MetaMaskの入金・出金方法
  • 4.MetaMaskのアカウントを復元する方法

について、画像付きで解説していきます。

MetaMaskの利用を検討されている方や、すでに利用しているけれどいまいち使い方がわからないという方は、ぜひご覧ください。

執筆柳田孝介

出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

MetaMask(メタマスク)とは

MetaMask

MetaMaskは、Webブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用できる仮想通貨(暗号資産)専用のWebウォレットです。イーサリアム(ETH)や、イーサリアムをベースに発行されたERC-20トークンを保管することができます。

仮想通貨のウォレットには、オンラインウォレットやデスクトップウォレットなど、保管形態の異なるウォレットが5種類あります。このうちMetaMaskには、パソコンにウォレットをインストールして利用するデスクトップウォレットと、スマホなどにアプリをインストールして利用するモバイルウォレットの2つのタイプがあります。

また、MetaMaskではイーサリアムのブロックチェーンを基盤として開発されたDApps(分散型アプリケーション)や、ブロックチェーンゲームなどと連携させることも可能です。DAppsの利用料金やブロックチェーンゲームのアイテム購入代金などは、MetaMaskを通じて決済することができます。

PCとスマートフォンで利用可能

MetaMaskは、PCとスマートフォンで利用することができます。PCで利用する場合は、Webブラウザの拡張機能として利用します。

MetaMaskに対応しているブラウザは、以下の4つです(2021年2月時点)。

  • Google Chrome
  • Firefox
  • Brave
  • Microsoft Edge

なお、スマホでMetaMaskを利用する場合は専用のアプリ(iOS、Android)をインストールする必要があります。

MetaMask(メタマスク)のインストール方法

MetaMaskを利用するには、PCの場合はWebブラウザの拡張機能を、スマホの場合はアプリをインストールする必要があります。ここでは、PCを使ってGoogle Chromeの拡張機能としてインストールする方法をご紹介します。

Chromeの拡張機能としてMetaMaskをインストールするには、まずChromeウェブストアにアクセスし、画面右上の「Chromeに追加」をクリックします。

MetaMask

すると下の画像のようなポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックしてください。以上でMetaMaskのインストールは完了です。

MetaMask

MetaMask(メタマスク)の初期設定方法(パスワードの設定とパスフレーズの保存)

インストールが終了したら、次はパスワードの設定などの初期設定を行います。まずは、Chromeの拡張機能としてインストールされたMetaMaskのアイコンをクリックしてください。

MetaMask

すると以下のような画面が表示されるので、「Get Started」をクリックしてください。

MetaMask

初めてMetaMaskを作成する場合は、「Create a Wallet」をクリックしてください。

MetaMask

「Privacy Policy here」と青字で書かれている箇所をクリックすると(画像①)、個人情報保護に関する方針が記載されたページが開かれます。確認して問題がなければ「I Agree」(同意します)をクリックしてください(画像②)。

MetaMask

画面が切り替わったら、新規パスワード(最低8文字)を入力します。このパスワードは次回以降ログインする際に必要になるので、忘れないようにメモをとるなどして保存してください。

パスワードを入力したら、「利用規約に同意します」にチェックを入れてから「作成」をクリックします。

MetaMask

続いて、アカウントを復元させる際に必要になる「パスフレーズ」を保存します。

下の画像の鍵マークの箇所をクリックすると、12個の英単語が表示されます。この12個の単語がアカウントのパスフレーズになるので、必ず保存するようにしてください。

パスフレーズは、誤ってMetaMaskの拡張機能を削除してしまった場合や、MetaMaskがインストールされているPCが故障してしまった場合などに、アカウントを復元させるのに必要になります。非常に重要なものなので、スクリーンショットを撮ったものを印刷するなどして大切に保管するようにしてください。

パスフレーズの保存が完了したら、「次へ」をクリックします。

MetaMask

先ほど保存したパスフレーズを、順番にクリックして並べていきます。並べ終わったら、「確認」をクリックしてください。

MetaMask

画面が切り替わったら、「全て完了」をクリックしてください。以上でMetaMaskの初期設定は終了です。

MetaMask

ウォレットの秘密鍵(プレイベートキー)の保存方法

MetaMaskには、先ほどご紹介したアカウントを復元させるための「パスフレーズ」とは別に、ウォレット用の秘密鍵(プレイベートキー)が割り振られています。両者は混同されがちですが、それぞれ目的が異なるので違いをしっかり覚えておきましょう。

  • パスフレーズ…アカウントを復元させるのに必要

  • ウォレットの秘密鍵…アカウントにウォレットをインポートするのに必要
  • MetaMaskは、複数のアドレスを作成することで、複数のアカウントをもつことができます。そして、各アカウントに個別のウォレットをインポートする際に必要になるのが、ウォレットの秘密鍵になります。

    ウォレットの秘密鍵を保存するには、まずメイン画面の「︙」マークをクリックし(画像①)、「アカウント詳細」を選択します。

    MetaMask

    以下のような画面が表示されるので、「秘密鍵のエクスポート」をクリックします。

    MetaMask

    アカウントを作成する際に設定したパスワードを入力して、「確認」を押します。

    MetaMask

    秘密鍵が表示されます。文字列をクリックするとコピーされるので、パスワード管理ソフトなどを使って大切に管理しましょう。

    MetaMask

    この秘密鍵を紛失してしまうと、ウォレットに保管していた通貨は取り出せなくなってしまうので注意が必要です。また、ハッキングなどが原因で悪意ある第三者に漏洩した場合も、ウォレットの中の通貨を盗まれてしまう危険があります。

    どうしても紛失や盗難が不安だという方は、ウォレットの秘密鍵を記載したテキストファイルをプリントアウトするなどして、秘密鍵をオフラインで管理することをおすすめします。

    MetaMask(メタマスク)に入金する方法

    続いて、MetaMaskに仮想通貨を入金する方法について解説していきます。ここでは、例としてイーサリアム(ETH)の入金方法をご紹介します。

    MetaMaskに入金するには、まずメイン画面上部に表示されているアカウント名の箇所にマウスオーバーします。そして、「クリップボードへコピー」という文言をクリックをしてください(画像①)。

    すると、MetaMaskのウォレットアドレスがクリップボードにコピーされます。あとは、コピーしたアドレス宛に取引所などからイーサリアムを送金すれば、作業は完了です。

    しばらくするとMetaMaskにイーサリアムが着金し、画像②のETHの数量が入金分だけ増加します。以上でMetaMaskへの入金は完了です。

    MetaMask

    ERC-20トークンを追加する方法

    初期設定では、MetaMaskのメイン画面にはイーサリアムの残高しか表示されていません。イーサリアム以外のERC-20トークンを追加したい場合は、手動でトークンを追加する必要があります。

    ERC-20トークンを追加するには、まずメイン画面下部の「トークンを追加」をクリックします。

    MetaMask

    画面が切り替わったら、検索窓に追加したいトークンの名称を入力し(画像①)、検索結果に表示された中から目当てのトークンを選んで(画像②)、「次へ」をクリックします。

    MetaMask

    「トークンを追加」をクリックします。以上でERC-20トークンの追加は完了です。

    MetaMask

    メイン画面に戻ると、イーサリアム(ETH)の下に追加したトークンの残高が表示されています。

    MetaMask

    MetaMask(メタマスク)から送金する方法

    続いて、MetaMaskから取引所などへ仮想通貨を送金する方法について解説します。

    まず、メイン画面から送金したい通貨を選んでクリックします。

    MetaMask

    画面が切り替わったら、「送信」をクリックしてください。

    MetaMask

    「受取人追加」の欄に、送金先のアドレスを入力してください。

    MetaMask

    送金したいアセット(通貨)と金額、Transaction Fee(取引手数料)を選んで「次へ」をクリックします。

    MetaMask

    送金内容に間違いがないようなら、「確認」をクリックします。以上で送金完了です。

    MetaMask

    MetaMask(メタマスク)の復元方法

    MetaMaskをインストールしたPCが故障してしまい、新しいPCに買い換えた場合や、誤ってMetaMaskの拡張機能を削除してしまった場合は、MetaMaskのアカウントを復元する必要があります。

    アカウントの復元には、先述した12個の英単語で構成された「パスフレーズ」を使用します。まずはMetaMaskをインストールして、ログイン画面に移動します。そして、「Import using account seed phrase(パスフレーズから復元する)」をクリックしてください。

    MetaMask

    すると以下のような画面が表示されるので、「Wallet Seed」と記載された欄にパスフレーズを入力してください(画像①)。続いて、「新規パスワード」と「パスワードの確認」の欄に新しいパスワードを入力してください(画像②)。

    すべて入力したら、「Restore」をクリックします。以上でアカウントの復元は完了です。

    MetaMask

    MetaMask(メタマスク)にウォレットをインポートする方法

    続いて、MetaMaskのアカウントに別のウォレットをインポートする方法をご紹介します。

    まず、アカウントのアイコンをクリックして(画像①)、「アカウントのインポート」を選択します。

    MetaMask

    先ほど保存したウォレットの秘密鍵を入力し、「追加」をクリックします。以上でウォレットのインポートは完了です。

    MetaMask

    まとめ

    MetaMaskのインストール方法や入金・送金方法、アカウントの復元方法などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

    Metamaskは、イーサリアム系のトークンを保管するのに非常に便利なウォレットです。また、DApps(分散型アプリケーション)やブロックチェーンゲームなどと連携させることができる汎用性の高さも、魅力のひとつです。

    ただし、アカウントのパスフレーズやウォレットの秘密鍵を紛失してしまうと、MetaMaskで保管していた仮想通貨は取り出せなくなってしまうので注意が必要です。パスフレーズと秘密鍵は、紛失や漏洩に気を付け大切に管理しましょう。