スマホの性能が向上したことによって、機能によってはパソコンと比較しても遜色ないレベルで使えるようになってきました。そのため、ビットコイン(BTC)の取引をパソコンではなくスマホで行う人も多くなっている状況です。
スマホでビットコイン取引を行うにあたっては、アプリを利用するのが一般的です。そこでアプリを利用するメリットや使い方を知っておくことが、効率的にビットコイン取引を行うためのポイントです。
そこで、ビットコイン取引におすすめのアプリについて、使用するメリットやデメリット、具体的な操作方法などについて解説します。
目次
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)の特徴
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)取引をアプリで行うメリット
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)取引をアプリで行うデメリット
- アプリでの取引が向いている人は?
- Coincheck(コインチェック)のアプリの特徴について紹介
- コインチェックアプリダウンロード後の登録方法について紹介
- コインチェックアプリへの入金方法について紹介
- コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の購入方法について紹介
- コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の送金方法について紹介
- コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の入金方法について紹介
- 取引以外でもアプリは活用できる
- コインチェックアプリならいつも手元で管理ができる
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の特徴
ビットコイン(BTC)とは、ネット上でのみ存在する電子的な通貨です。ネットワークを通じて、国境を意識することなく世界中に送金できる特徴があります。
銀行での国際送金サービスを利用する場合、基本的に送金データは複数の銀行を経由して送られる仕組みです。そのため、コストは高くなり、送金完了までの時間も長くなるというデメリットがあります。
海外送金で便利
一方、ビットコイン(BTC)を使って海外送金を行えば、送金の手間や時間を大幅に短縮できることがメリットです。また、ビットコイン(BTC)を利用した一般的な海外送金の手数料は、銀行国際送金の手数料よりも安くなる場合が多いです。
送金手数料の安さは、国際送金を頻繁に行う人にとって大きなメリットです。そのため、国際送金手段としてビットコイン送金を選択する人も増え、以前よりも広く普及しつつあります。
法定通貨と交換できる
また、ビットコイン(BTC)は、円やドルなどの法定通貨で購入したり、購入したビットコイン(BTC)を売却して円やドルに戻したりすることができます。法定通貨との交換レートが、ビットコイン価格です。
ビットコイン価格は、需要と供給によって変動します。ビットコイン(BTC)の価格変動幅は、大きいという特徴があります。そのため、値動きを利用して売買差益を得る取引の対象としての魅力もあります。
このような背景から、現在では資産運用の一環として、ビットコイン(BTC)を購入する人も多い状況です。
ビットコイン(Bitcoin/BTC)取引をアプリで行うメリット
スマホで取引をする予定がある人はもちろん、取引はパソコンでやればよいと考えている人も、アプリ利用のメリットを知っておくことは有効です。
スマホにアプリをインストールしてビットコイン取引を行う方法には、下記のようなメリットがあります。
1. 外出先でも価格の動向を確認できる
1つ目は、外出先などでも、簡単にビットコイン価格の動向をチェックできることです。
会社の休み時間や通勤時間中、買い物中など、外出時にビットコイン価格が気になることもあるでしょう。そういった場合でも、常に持ち歩くスマホでビットコイン(BTC)の動向が確認できるため便利です。
2. パソコンがなくても取引できる
2つ目は、パソコンがなくても取引できることです。
外出している場合などは、パソコンを持ち歩かないことも多いでしょう。また、持ち歩いていたとしても、通勤中などにパソコンを広げることは難しいです。
そういった場合でも、スマホのアプリを利用していれば、時間と場所を選ばず取引できます。さらに、パソコンを保有せず、すべてスマホで対応している人でもビットコイン取引ができることもメリットです。
3. 情報収集に役立つアプリもある
3つ目は、情報収集に役立つアプリなどを利用できることです。
ビットコイン(BTC)に関係するアプリは、取引用のアプリだけではなく、セキュリティアプリやニュースアプリなどさまざまな種類が存在します。
なかでも、暗号資産(仮想通貨)関連ニュースを自動収集するアプリや、暗号資産価格一覧を表示するアプリなどの利用は、簡単に暗号資産の情報を得られるため便利です。
ビットコイン(Bitcoin/BTC)取引をアプリで行うデメリット
ビットコイン取引をアプリで行うことには、メリットだけでなくデメリットもあります。アプリを利用する場合は、デメリットを認識し、できるだけでデメリットを抑える工夫をしながら利用することが大切です。
1. スマホアプリ非対応の取引所がある
1つ目は、スマホアプリ非対応の暗号資産取引所があることです。
そのため、自分が口座を開設した取引所でアプリの取り扱いがない場合は、使用できないというデメリットがあります。
2. ウイルス感染リスク
2つ目は、ウイルス感染リスクです。
スマホは常にネットに接続している状態のデバイスであるため、ウイルスに感染するリスクがあります。そのため、スマホ自体にセキュリティ対策を徹底するなどの対応が必要です。
3. 紛失リスク
3つ目は、紛失リスクです。
スマホは、常に持ち歩くタイプの機器で、外出先での使用頻度も多くなります。紛失するリスクはパソコンよりも高いため、注意が必要です。
4. 取引画面が小さい
4つ目は、画面が小さく使いにくいと感じる可能性があることです。
スマホの画面はパソコンの画面よりも小さくなっています。そのため、操作しにくかったり見にくかったりすることがデメリットです。
アプリでの取引が向いている人は?
アプリを利用した取引を行うにあたっては、自分がアプリの利用に適しているかどうかを知っておくことも重要です。
アプリでの取引に向いているタイプは、例えば下記のような方でしょう。
初心者
まず、初心者です。
初心者の場合は、取引において複雑な操作を行うことは難しいでしょう。そのため、シンプルな操作で取引できる環境を確保することがポイントです。
ビットコイン取引ができるアプリは、画面が小さいこともあり、シンプルでわかりやすい操作で取引できる仕様になっています。
初心者が取引を行う場合は、パソコンを使って取引所のウェブサイトで取引するよりも、スマホのアプリを使ったほうがわかりやすく戸惑わずに操作できます。
パソコンを使い慣れていない人
アプリの利用に適しているもう1つのタイプは、普段はスマホばかり使用していて、パソコンを使い慣れていない人です。
パソコンの操作に慣れていない人は、パソコンを使った取引のメリットを十分に活かせないでしょう。そういった人は、使い慣れているスマホのアプリを利用して取引した方が、やりやすいと感じる可能性が高いです。
Coincheck(コインチェック)のアプリの特徴について紹介
ビットコイン取引を行う場合におすすめのアプリの一つとして、Coincheckのアプリをご紹介します。
Coincheckは、日本の大手暗号資産の取引所の1つで、スマホアプリを提供しています。コインチェックアプリの主な特徴には、以下が挙げられます。
ポートフォリオ機能
まず、ポートフォリオ機能があることです。ポートフォリオとは、資産構成のことで、保有している暗号資産ごとの構成比などを表示できる機能があります。
チャートや取引画面が見やすい
次に、チャートや取引画面がみやすいことです。小さなスマホ画面でも簡単に操作できます。
Coincheckは、国内の取引所のなかでは、取り扱い暗号資産の種類が多いことで知られている取引所です。Coincheckのアプリを利用することで、多くの種類の暗号資産取引ができるというメリットもあります。
ビットコイン取引に慣れてくると、別の暗号資産の取引もしてみたいと考えるケースも多いです。Coincheckであれば、新たに別の取引所に口座を開設しなくても、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)など、様々なコインの取引ができます。
コインチェックアプリダウンロード後の登録方法について紹介
Coincheckでは以下の2ステップでかんたんに口座開設ができます。
- 1.アカウント作成をする
- 2.本人確認を行う
口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。口座開設をご検討の方は、ぜひご覧ください。
コインチェックアプリへの入金方法について紹介
Coincheckでビットコイン取引を行うためには、ビットコイン(BTC)の購入対価として支払う日本円をまずは入金する必要があります。入金を行う場合に最初に行う処理は、アプリのメニューから「入出金」を選択です。
さらに表示されるメニューの中から、「銀行口座から入金」を選択すれば、振込先の銀行名や口座番号の確認できます。あとは、表示されている振込先情報に従って、別途銀行振込処理を行うことが必要です。
入金処理を終えたら、Coincheckの総資産確認画面で日本円残高が増加していることを確認しましょう。ただし、銀行振込を行ったタイミングによっては、入金が反映されるまでに一定の時間がかかります。
コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の購入方法について紹介
コインチェックアプリでビットコイン(BTC)を購入する場合は、メニューから「コイン購入」を選択します。選択後は、どの暗号資産を購入するかの指定も必要です。
表示されている暗号資産の選択肢から、ビットコイン(BTC)を選んでタップします。購入価格は、Coincheckが提示した価格です。
購入画面が出てきたら、通貨の数量を入力して購入ボタンを選択します。最後に購入金額や購入数量の再確認画面が出てきたら、数量の桁間違い入力がないかなどを確認したうえで「OK」を選択することで、購入処理は終了です。
また、「コイン購入」メニューからだけでなく、チャート表示画面から購入画面に移動することもできます。価格動向の分析を行ったあとすぐに購入処理に入れるため、便利です。
コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の送金方法について紹介
ビットコイン(BTC)を購入したら、取引所にコインを保管するだけでなく、自分のパソコンに移動して保管することもあります。また、別の人のアカウントにビットコイン(BTC)を送ることもあるでしょう。
そういった場合は、送金処理を行うことが必要です。アプリでビットコイン(BTC)を送金する場合は、まず、メインメニューから「送金」をタップします。
続いて表示される画面で行うことは、送金先と数量の入力です。送金先は、直接タイピングして入力することも可能ですが、入力ミスを避けるためにもQRコード読み取りを活用するほうがよいでしょう。
送金先の入力が終わったら、数量を入力します。ビットコイン(BTC)の送金には一定の手数料がかかることも認識しておくことが必要です。
Coincheckのユーザー同士であればビットコイン(BTC)の送金手数料は無料ですが、それ以外の場合は0.001 BTCの送金手数料がかかります。
コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の入金方法について紹介
ビットコイン(BTC)を受け取ってCoincheckの口座に入金する処理をアプリで行う場合は、メインメニューから「受け取る」を選択します。選択すると表示されるものが入金用アドレスです。
入金用アドレスは、Coincheck内にある自分の口座番号のようなものだと理解すればよいでしょう。送金元に対して入金用アドレスを伝えることで、ビットコイン(BTC)の送金を受け取ることが可能です。
入金用アドレスを送金先に送る場合は、間違いないデータを送る必要があります。画面上に表示されている「タップでコピー」をタップすることで、QRコードデータを簡単にコピー可能です。
取引以外でもアプリは活用できる
ビットコイン取引をスマホで行うためには、取引用アプリを利用する必要があります。ただし、ビットコイン取引用アプリ以外にも、有効活用できるアプリの存在を知っておくと、取引に役立てることができます。
ビットコイン取引に役立つ取引用アプリ以外のアプリとしては、例えば下記が挙げられます。
1. ポートフォリオの管理アプリ
1つ目は、ポートフォリオを管理するアプリです。
ポートフォリオとは、運用資産種類別の構成のことをいいます。ポートフォリオの最新情報をアプリで確認できれば、適切なポートフォリオを意識した運用を実現しやすくなるでしょう。
2. ウォレットアプリ
2つ目は、ウォレット機能があるアプリです。
ウォレットとは、暗号資産を保管する電子財布のことをいいます。ウォレット機能があるアプリを利用することで、使っているスマホにビットコインを移動して、買い物などに利用できるようになります。
3. 暗号資産の情報収集アプリ
3つ目は、暗号資産の価格情報やニュース情報などの情報を収集するアプリです。
暗号資産価格は、取引所ごとに価格が少し異なります。通貨別・取引所の別の価格を簡単に把握できれば、投資判断に役立つでしょう。
また、暗号資産関連のニュース情報なども、ビットコイン(BTC)の取引を行う上では重要と言えるでしょう。
コインチェックアプリならいつも手元で管理ができる
スマホは、パソコンと違い、小型で軽量であるため、持ち運びがしやすいことが特徴です。肌身離さず持ち歩いている人も多いでしょう。
ビットコイン(BTC)の取引を、パソコンではなくアプリを利用してスマホで行う環境を整えることができれば、時間と場所を選ばずに取引できるようになります。
また、スマホで取引を行う場合は、取引用アプリだけでなく、ニュースアプリやポートフォリオ管理アプリなども併用すると、より効率的な取引が可能です。
ビットコイン価格は、いつ大きな変動が生じるか判断することが難しいという特徴があります。そのため、取引タイミングを逃さず取引することが必要です。
ビットコイン取引を始めるにあたっては、自分に適したアプリを見つけて活用してみましょう。