暗号資産(仮想通貨)の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ

世界中で取引が行われている暗号資産(仮想通貨)。この暗号資産の取引を行うためには、暗号資産の取引所・販売所で口座開設を行う必要があります。

暗号資産の取引所・販売所で口座開設をすることで、インターネット上で暗号資産の交換・売買をすることが可能です。24時間変動するレートを見ながら、リアルタイムに暗号資産の取引を行うことができます。

この記事では、
◎暗号資産の取引所Coincheckで口座開設するまでの流れ
◎暗号資産の基本情報
◎Coincheckで取り扱いのある暗号資産の特徴

について紹介します。メジャーな暗号資産の特徴などを押さえ、暗号資産の取引を始めてみましょう。

暗号資産の取引の始め方

※Androidの方はこちらの動画をご覧ください。

暗号資産の取引を始めるまでの流れとしては、まずはCoincheckのアカウント登録を行います。

そして、SMS認証(電話番号認証)を行い、本人確認書類を提出します。その後、Coincheckから郵送されたはがきを受け取ったら、Coincheckのすべての機能を使うことができるようになります。

1. Coincheckのアカウント登録

口座開設

暗号資産の取引所・販売所である「Coincheck」の口座開設には、アカウントの登録が必要です。

アカウント登録の方法には、下記の2種類があります。

メールアドレス、パスワードの登録

Coincheckのサイトから、メールアドレス・パスワードを登録します。パスワードはセキュリティの関係上、半角英数字を交ぜて入力します。数字のみ、アルファベットのみでの設定はできません。

メールアドレスとパスワードを入力したら、画面内の「アカウント作成」ボタンを押してください。登録したメールアドレス宛に、メールが送信されます。

メールに記載されたリンクを押し、メールアドレスが正しいことが確認されたら、アカウント登録は完了となります。

2. SMS認証(電話番号認証)を行う

Coincheckのアカウント登録後に、本人確認を行います。

本人確認を行わないと、暗号資産の購入・売買や日本円の出金・送金などができません。すべての機能を使用するために、本人確認の手続きをしておきましょう。

本人確認はまず、SMS認証(電話番号認証)を行います。SMSとは、ショートメッセージサービスのことで、電話番号を宛先に指定して、短いテキストメッセージを送受信するもの。SMS認証とは、このSMSを使って行う本人確認になります。

SMS認証

まずはCoincheckアカウントでログインすると表示される、「本人確認」と書かれたボタンを押してください。ここから電話番号認証の手続きに入ります。

まずは、登録者の携帯電話番号を入力します。その際、ハイフンの入力は不要です。そして、「SMSを送信する」を押すと、携帯電話にメッセージが届きます。SMSに送信された「認証コード6桁」の番号を、「送信された認証コード」欄に入力します。

6桁の番号を入力した後、「認証する」を押すとSMS認証が完了となります。

なお、「SMSを送信する」を押してから、15分以上経ってもメッセージが届かない場合は、もう一度「SMSを送信する」を押してください。なお、同一番号へのSMSの送信回数の上限は6回となります。

3. 本人確認を行う

本人確認の流れ

Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。

Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。

「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。

※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。

当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。

参考:「かんたん本人確認」とは

iOS/Androidアプリからの本人確認

アプリからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。

次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。

場合によってはアプリからでもハガキによる本人確認の手続きをお願いする場合がございます。その際は以下のリンクの内容をご確認ください。

参考:
「かんたん本人確認」でエラーとなってしまう

<登録可能な本人確認書類>

  • 運転免許証(表面と裏面)
  • パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
  • 在留カード(表面と裏面)
  • 特別永住者証明書(表面と裏面)
  • 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
  • 住民基本台帳カード(表面と裏面)
  • 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。

本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。

参考:本人確認書類の種類について

お客様情報の入力後は、本人確認の撮影を行います。

STEP①

はじめに、「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影してください。
パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影してください。「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影してください。

STEP②

次に、顔と本人確認書類表面の撮影を行います。
ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影してください。
画面の案内に従って、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしてください。

STEP③

最後に、顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。
画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影してください。

撮影が終わりましたら「現在確認中です」と表示されます。審査完了までしばらくお待ちください。
審査が完了し、承認となればCoincehckのすべての機能をご利用になれます。

参考:本人確認書類の撮影方法

webからの本人確認

Webからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。

次に、「IDセルフィー」(提出書類とご本人がいっしょに写っている写真)を用意します。例えば、運転免許証をアップロードする場合、運転免許証を手に持って、自分の顔を自撮りしてアップロードします。

IDセルフィー

次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。

<登録可能な本人確認書類>

  • 運転免許証(表面と裏面)
  • パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
  • 在留カード(表面と裏面)
  • 特別永住者証明書(表面と裏面)
  • 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
  • 住民基本台帳カード(表面と裏面)
  • 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。

本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。

参考:本人確認書類の種類について

書類の提出が終わると画面に、「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。Coincheck側で書類の確認ができれば、「本人確認完了」のメールと、住所確認用のハガキが住所に届けられます。

ハガキ受け取りを当社が確認した時点で、すべてのCoincheckの機能が利用可能となります。

犯収法の改定に伴い本人確認書類について変更がございましたので以下のURLをご参考ください

参考:犯収法の改正に伴う本人確認書類の変更について

登録情報の修正・変更について

登録情報の変更

登録情報の修正・変更がある場合は、サイトからユーザー自身で手続きを行うことが可能です。

本人確認ページにアクセスし、「登録情報(変更)」を押して、手続きを進めます。

住所・氏名の変更

住所・氏名の変更を行う場合は、それぞれ新たに本人確認書類の提出が必要になります。

電話番号の変更

電話番号の変更を行う場合は、電話番号認証ページにアクセスして、新しい電話番号を入力します。

まもなくショートメッセージが届きますので、本文に記載されている数字6桁のコードを、Coincheckの画面に入力することで、新しい電話番号に変更できます。

メールアドレスの変更

メールアドレスの変更を行う場合は、基本設定の変更ページにアクセスして、新しいメールアドレスを入力します。まもなく、今の登録メールアドレス宛に確認メールが届きますので、本文のリンクを押すと、新しいメールアドレスに変更できます。

セキュリティ強化のために2段階認証を設定する

Google Auenticator
2段階認証とは、ユーザー自身で設定したログインパスワードだけではなく、メールや認証アプリなどを用いて発行される「認証コード」を使って認証を行うシステムのこと。

Coincheckでは、Google社が提供する認証アプリ「Google Authenticator(iOS/Android)」による認証システムを推奨しています。

2段階認証を設定後、ログインページから登録メールアドレスとパスワードを入力してログインすると(登録したFacebookを通してのログインも可)、2段階認証画面が表示されます。

認証アプリ「Google Authenticator」を起動すると、6桁のパスコードが表示されますので、2段階認証画面でパスコードを入力します。正しいパスコードが入力されるとログイン状態になり、暗号資産の取引が可能になります。

セキュリティ強化のためにも、2段階認証は必ず設定しておくようにしましょう。

二段階認証はCoincheckアプリからでも設定ができます。

iOSアプリ:2段階認証の設定方法
Androidアプリ:2段階認証の設定方法

暗号資産を購入する

Coincheckで暗号資産を購入する際の手順を確認していきましょう。

まず、Coincheckで指定されている口座に日本円を振り込みます。これにより、Coincheckアカウントへの日本円の入金が可能となります。なお、金融機関側で振込みが完了した後、アカウントに反映されるまでに時間がかかる場合があります。

次に、「コインを買う」のページから、暗号資産の数量を指定することで、必要な日本円が算出されます。確認の上「購入する」ボタンを押せば、購入した暗号資産の金額が反映されます。

暗号資産とは?

暗号資産
そもそも暗号資産とは、特定の国家から価値の保証がされていない通貨であり、デジタル通貨の一種です。

日本円やアメリカドルといった法定通貨のように、目に見えるものではなく、暗号資産には紙幣や硬貨は存在しません。暗号資産は、暗号を使用して交換できる電子データです。暗号資産と法定通貨を交換することや、店舗によりますが暗号資産を使った買い物も可能です。

ビットコイン(BTC)

代表的な暗号資産といえば「ビットコイン」でしょう。

ビットコインは、世界で初めて分散化された暗号資産といわれており、現在では取引量・時価総額ともに世界一を誇ります。

さらに、ビットコインに続いて、イーサリアムやライトコインなど、多くの暗号資産が登場しました。

アルトコイン

ビットコイン以外の暗号資産は「アルトコイン」と呼ばれています。

アルトコインは「Alternative Coin」の略称で、すなわち「代替コイン」を意味します。ビットコインの注目度が上がっていったことで、ビットコインとそれ以外のアルトコインという呼び名が生まれました。

暗号資産それぞれの特徴について

Coincheckの取り扱い暗号資産
Coincheckでは、ビットコインをはじめとした、多くの暗号資産を扱っています。Coincheckでは以下の通貨を含む30種類以上の銘柄を購入することができます。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • リスク(LSK)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • モナコイン(MONA)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • パレットトークン(PLT)
  • サンド(SAND)
  • ポルカドット(DOT)
  • フィナンシェトークン(FNCT)
  • チリーズ(CHZ)
  • チェーンリンク(LINK)
  • メイカー(MKR)
  • ダイ(DAI)
  • ポリゴン(POL)
  • イミュータブル(IMX)
  • エイプコイン(APE)
  • アクシーインフィニティ(AXS)
  • ラップドビットコイン(WBTC)
  • ブリリアンクリプトトークン(BRIL)

ここでは、その中でも人気の高いビットコイン、リップル、イーサリアム、リスク、ライトコインについての特徴をご紹介します。

その他のコインについてはこちらをご覧ください。

ビットコイン(BTC)

ビットコインは、2008年に考案された暗号技術を利用した暗号資産です。

ブロックチェーン技術によって価値の担保を行い、発行主体を持たないなどの特徴があります。暗号資産の中では、ビットコインの知名度はNo.1でしょう。

なお、ブロックチェーン技術とは、ある一定数の取引記録が1つの塊(ブロック)として管理され、そのブロックが1本の鎖(チェーン)のように管理される技術のことです。

リップル(XRP)

リップル社(Ripple Inc.)が運営する決済システム・送金ネットワークで使用される通貨を、リップルといいます。リップルは、低コストで国際送金できるという特徴を持っています。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムは、ブロックチェーン技術によって取引履歴を管理しているビットコインから、さらに進んだ機能を持っています。

ブロックチェーンに契約情報(スマートコントラクト)を書き込むことができるので、「取引の経緯」や「契約内容」といった細かい情報を記録することが可能です。

リスク(LSK)

リスクは、どの場所からでも業務処理が可能になる分散型アプリケーションを採用しており、イーサリアムに似たしくみを持っています。

契約情報(スマートコントラクト)の記述言語に「JavaScript」を採用しているので、開発に参入しやすくなっています。

ライトコイン

ビットコインを「金」とすると、ライトコインは「銀」を目指して開発されました。ビットコインの欠点になりそうな部分を改善して、共存を目指しています。

具体的には、ビットコインよりも高速で取引ができるので、手数料を抑えることが可能になっています。

Coincheckが選ばれる理由

コインチェックアプリ(iOS)
Coincheckは、業界でも最大級の取扱高、業界最大級のユーザー数を誇っています。アカウント登録から口座開設までは簡単に行えますので、気軽に暗号資産の取引を始めることができるでしょう。

また、ビットコインやイーサリアム、リップルなど、多数の取扱コインがあり、選択肢が豊富です。さらに、Coincheckアプリは業界最大級の利用者数となっており、チャートが見やすく、簡単に暗号資産を取引できる機能が備わっています。

まとめ

取扱い通貨

暗号資産の始め方、購入方法、暗号資産の特徴についてご紹介しました。

最後に、ここまでの内容をまとめてみましょう。

◎Coincheckを利用して暗号資産の始め方

  1. 取引所に口座開設をするためアカウント登録をする
  2. SMS認証をする
  3. 本人確認をする
  4. セキュリティ強化のため二段階認証を設定する
  5. 暗号資産を購入する

◎コインチェックが選ばれる理由

  • 取扱高、ユーザ数が業界最大級
  • アカウント登録から口座開設までが簡単
  • 取り扱い通貨が豊富
  • アプリが使いやすく機能も豊富

この記事をもとに、暗号資産の取引にはCoincheckの利用をぜひ検討してみてください。