ビットコイン(Bitcoin/BTC)を使ってショッピング!買い物をする方法は?

ビットコイン(BTC)は、仮想通貨(暗号資産)のなかでも代表的なコインの一つです。仮想通貨で取引をしている人でも、ビットコイン(BTC)がショッピングにも利用可能であることを知らない人もいるでしょう。

ただし、買い物にビットコイン(BTC)を利用することで得られるメリットやデメリットもあるため、利用する前に理解しておくことが大切です。

この記事では、ビットコイン(BTC)で買い物をする方法や、ビットコイン(BTC)が利用できるお店を探す方法などについてわかりやすく紹介します。

※仮想通貨の税金については、2024年2月13日時点の情報となります。

執筆Coincheck Column編集部

Coincheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社

ビットコイン(Bitcoin/BTC)で買い物をするメリットは?

ビットコイン(BTC)
まずはビットコイン(BTC)で買い物をするメリットを3つほどご紹介します。

1. 財布が不要

1つ目は、財布を持ち歩く必要がない点です。

ビットコイン(BTC)はスマホを使っての決済が可能であるため、財布を持つ必要がありません。

例えば財布を落とした際にクレジットカードなどが財布に入ってた場合、個人情報が漏えいする危険性がありますが、ビットコイン(BTC)にはその心配はありません。

ビットコイン(BTC)は電子マネーのように気軽に利用できるため、電子マネーを普段から利用しているユーザーにとっては、馴染みやすい決済方法だといえるでしょう。

また、決済方法はクレジットカードを利用するときと似た方法であるため、基本的には時間もかからず会計時にスマートに支払えます。

2. 両替が不要

2つ目は、ビットコイン(BTC)は法定通貨と違って、両替の必要がない点です。

ビットコイン(BTC)は世界中どこでも利用することが可能であるため、海外旅行へよく行く人などは、買い物をするときにビットコインを利用してみるのも良いでしょう。

ビットコイン(BTC)であれば両替手数料もかかりませんので、この点はメリットといえるでしょう。

3. 暗証番号が不要

3つ目は、クレジットカードでは必要な暗証番号が、ビットコイン(BTC)では必要ない点です。

また、ビットコイン(BTC)の場合は、QRコードを読み込んで決済完了できるため、個人情報が流出するリスクも低くなります。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)で買い物をするデメリットは?

ビットコイン(BTC)

一方で、ビットコイン(BTC)で買い物をする際にはデメリットもあります。

1. 利用できる店舗の数が少ない

1つ目は、利用できる店舗の数が少ない点です。

ビットコイン(BTC)で買い物ができる店舗は、世界中で徐々に増えてきている傾向にありますが、まだまだクレジットカードが使えるお店などと比べると、少ないといえます。

そのため、ビットコイン(BTC)を利用したいときに、店舗によっては利用できないというケースが生じることもあるでしょう。特に、日本の場合は地方ではビットコイン(BTC)での決済ができる店舗が少ないため、不便に感じるケースがあることも否めません。

2. 取引所の破綻リスクがある

2つ目は、利用している仮想通貨の取引所の破綻リスクがある点です。

万一利用している取引所が破綻してしまった場合、資産が引き出せなくなってしまったり、保有している仮想通貨が利用できなくなってしまう可能性もあります。

また、仮想通貨のハッキングリスクなどもありますので、取引所のウォレットを利用する際には、2段階認証などのセキュリティ対策を、必ず自分自身でも行っておくことが大切です。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)が使えるのはどんなお店?

ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)が買い物で利用できるお店には、飲食店などのリアル店舗のみならず、通信販売の総合サイトや家電・AV機器の販売サイトなどもあります。

他にも、エンタメや書籍、音楽を扱っているサイトや、食品を扱っているサイトなどもあります。このようなサイトでは、動画配信やDVDのレンタルをビットコイン(BTC)で支払いできます。

さらに、ファッション・アクセサリー・インテリアなどを取り扱っているサイトや、化粧品や車・バイクの販売、ギフト券やチケットの売買を行っているサイトなども、ビットコイン(BTC)で買い物ができるよう導入されるケースが増えてきました。

家電量販店などは、都心を中心にビットコイン(BTC)での決済ができるお店が増えています。現金払いと同様にポイント付与される店舗もあるため、チェックしておくようにしましょう。

ただし、上記に当てはまる全てのお店でビットコイン(BTC)が使用できるのではなく、上記のジャンルに属するお店の一部が、ビットコイン決済に対応しているという形です。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)対応のお店を探す方法

BTC対応のお店
なお、どのようなお店でビットコイン(BTC)が使えるのかが、一覧で確認できるサイトがあります。街中で利用しやすいのは「coinmap」です。

coinmapでは、住所や駅名などを入力することで、ビットコイン(BTC)が利用できる周辺のお店が一目でわかります。

事前にcoinmapでお店を確認しておけば、買い物時にスムーズにビットコイン決済できるようになるでしょう。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)で買い物をする方法

それでは具体的にビットコイン(BTC)で買い物をする方法をご紹介します。まずはコインチェックアプリをインストールし、Coincheckにアカウント登録をします。

続いて、Coincheckでビットコイン(BTC)を購入しておきます。その後、ビットコイン決済に対応しているお店やWebサイトに訪問します。

Coincheck paymentに対応しているお店で利用する際には、コインチェックアプリを立ち上げ、お店の二次元バーコードを読むだけで、決済が簡単に完了します。

Webサイトの場合は、商品の購入手続き時に、支払い方法でビットコイン(BTC)を選択します。その後、表示された指定の送金額を入力し、ビットコイン(BTC)を送金することで決済が完了します。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)で買い物をする際の注意点

税金
買い物時にビットコイン(BTC)を利用すると、消費税の他にも所得税と住民税が発生する場合があります。

所得税・住民税が発生するのは、ビットコイン(BTC)を購入した時点の価格(譲渡原価)が、ビットコインで購入した商品の価格(譲渡価額)を上回るときです。

※税金に関する詳細につきましては、管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁のHPをご参照ください。

ビットコイン(BTC)の価格が上昇し、含み益がある状態でビットコイン決済をした場合には、そのビットコイン(BTC)の譲渡価額とビットコイン(BTC)の譲渡原価等との差額が課税対象になります。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)で便利に買い物を

BTC決済
ビットコイン(BTC)は、決済に対応しているお店が全国に徐々に増えてきています。

また、世界中で様々な大企業がビットコイン(BTC)の利用を検討し、導入することを試験的に取り組んでいるため、将来的には買い物をする際に気軽に利用できるようになるかもしれません。

また、電気料金などの公共料金の支払いや寄付などをビットコイン(BTC)で支払うことも可能なため、今後さらに生活のなかで利用できる範囲は広がっていく可能性もあるでしょう。

今後、さらに仮想通貨市場が拡大しビットコイン(BTC)が日常的に利用されるようになる前に、普段の買い物でビットコイン(BTC)の利用を試してみても良いでしょう。

ビットコイン(BTC)は500円などの少額からでも購入ができますので、まずは少額からビットコイン(BTC)で買い物の決済を行ってみてはいかがでしょうか。