暗号資産(仮想通貨)の取引を始めるには、まず暗号資産の取引所に口座を開設する必要があります。
口座開設を行う際に開設の手順や取引方法を理解しておけば、スムーズに開設から取引までを行うことができるでしょう。
そこでこの記事では、初めてCoincheckをご利用いただく初心者の方に向けて、
などについて解説していきます。
この記事を読めば、Coincheckの登録から取引までをスムーズに行えるようになるでしょう。
目次
Coincheckで口座を開設する方法
Coincheckで暗号資産を購入するためには、まず取引用の口座を開設する必要があります。
Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。
- 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合)
- 2.アカウント作成
- 3.本人確認
1.アプリのダウンロード
最初に、Coincheckアプリをダウンロードします。アプリは以下からダウンロードすることができます。
2.アカウント作成
ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。
3.本人確認
アカウント登録が完了した後は、本人確認を行います。
本人確認申請の受け付けは、次の条件にあてはまる方のみとさせていただきます。
- 居住国が日本
- 18歳以上74歳以下
本人確認は以下の手順で行ってください。
(1)アプリを開き「本人確認をする」をタップして基本情報入力を開始
(2) 各種重要事項を確認して「同意する」をタップ
(3)電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力
基本情報の入力
(4)氏名、生年月日、性別、職業、住所などを入力
(5)利用目的、取引経験を入力して、外国PEPsに該当しない場合はチェック
(6)基本情報にお間違いがないかを確認して「確認」をタップ
本人確認書類の提出
(7)STEP3の「本人確認書類」をタップ
(8)現在お持ちの本人確認書類を選択してください
本人確認書類と顔の撮影
(9)最後に本人確認書類と顔の撮影を行います
<本人確認書類の撮影>
- 「表面」の撮影
- 「表面・斜め上から」の撮影
- 「裏面」の撮影
<顔の撮影>
- 「顔正面」の撮影
- 「首振り」の撮影
撮影の詳しいやり方については、以下の動画をご覧ください。
撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。
二段階認証設定を忘れずに
Coincheckでは安全な取引のために、セキュリティ認証の強化としてSMSやGoogleの認証アプリ(Google Authenticator/iOS, Android)による二段階認証を採用しています。
登録の際にはハッキングの被害を防止するため、必ず二段階認証をしておきましょう。
二段階認証の設定方法【ブラウザ】
ブラウザ(Webサイト)をお使いの場合、2段階認証は下記の手順で設定してください。
まず、取引アカウント画面の「設定」>「2段階認証」を順にクリックしてください。
スマートフォンに認証アプリをダウンロードしてください。
iPhoneの人は「Google Authenticator」、Android端末の人は「Google認証システム」というアプリをダウンロードしてください。
「設定する」をクリックすると、登録メールアドレス宛に認証メールが送信されます。
ご自身のメールボックスをご確認のうえ、認証メールにあるURLをクリックしてください。
認証が終わったら、「セットアップキー」をメモなど他の場所へ保存してください。
設定した認証アプリが万が一使えなくなった場合に使用します。
先ほどスマートフォンにダウンロードした認証アプリを開き「バーコードをスキャン」を選択。カメラでQRコードを読み込んでください。
生成される6桁の認証コードを空欄に入力すると、Coincheck側の二段階認証の設定は完了です。その後、スマホアプリに二段階認証の設定をします。
認証アプリで生成される認証コードは一度きりのパスワードです。一定の時間が経つと別のコードに変わりますので、すばやく入力するようにしましょう。
【Coincheckアプリからの設定方法はこちら】
iOSアプリ:2段階認証の設定方法
Androidアプリ:2段階認証の設定方法
Coincheck(コインチェック)で暗号資産を買う方法
暗号資産取引を始めるためには、まず暗号資産を購入することから始めるのが一般的です。Coincheckで暗号資産を購入する方法には、販売所と取引所の2種類があります。
販売所
販売所では、Coincheckを相手に取引を行うことになります。
コインチェックアプリではタブの販売所ボタンから、ウェブサイトではウォレットの「コインを買う」から操作が可能です。
販売所の価格は、Coincheckが提示する仕組みです。販売所では、レバレッジ取引などはできず、現物取引によって売買を行います。
購入したい数量を入力するだけで簡単に即座に購入ができるため、初心者にも使いやすくなっています。
取引所
2つ目はビットコイン取引所と呼ばれる取引所です。取引所での取引にかかる手数料は無料です。
取引所では、ユーザー同士が直接やりとりすることができます。
取引所での板取引は販売所での取引に比べると複雑で、売買したい価格ですぐに取引できるとも限らない点には注意が必要です。
ただし、ビットコインの取引を頻繁にしたいトレーダーなどにとっては、指値注文や逆指値注文などを利用できるため便利といえるでしょう。
なお、Coincheckの取引所では以下20種類の通貨の売買を行うことができます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- モナコイン(MONA)
- パレットトークン(PLT)
- リスク(LSK)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- ダイ(DAI)
- ラップドビットコイン(WBTC)
- ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- シバイヌ(SHIB)
- ネム(XEM)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- アバランチ(AVAX)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イミュータブル(IMX)
- チリーズ(CHZ)
- ブラッドクリスタル(BC)
- イーサリアム(ETH)
Coincheck(コインチェック)で暗号資産を売る方法
暗号資産取引では、安く買って高く売ることで売却益が得られます。そのため、購入だけでなく売却する方法や適切なタイミングを知っておくことが必要です。
Coincheckで取得した暗号資産を売却する場合、ウェブサイトではウォレットの「コインを売る」から、コインチェックアプリでは「売却」ボタンから簡単に売却することができます。
売却益を得るためには、できるだけ安く購入し、価格が上昇してから売却することがポイントです。そのため、買い時と売り時の判断が重要になります。
暗号資産の価格動向は、価格推移をグラフ化したチャートを使って判断するのもよいでしょう。価格推移を線で表す線チャートや、一定時間内の高値・安値を長方形で表して時系列に沿って並べたローソク足チャートなどを活用して、売買タイミングを判断します。
価格の上昇が終わって下降に転じるタイミングで売れるように、チャートをよく見て売却しましょう。
Coincheck(コインチェック)で出金する方法
売買取引で得た資金を自分の手元に引き出すためには、Coincheckから出金する必要があります。出金とは、暗号資産を売買したことによって得た日本円を、自分の銀行口座などに送金することです。
暗号資産売却によって得た日本円残高の範囲内で、出金申請を行います。トップページから「出金」を選択し、日本円金額を指定します。
送金先の口座は、事前に登録を行っておく必要があることが注意点です。また、出金時には、一律407円の手数料がかかります。(2021年8月時点)
また、出金申請をした時間帯によって、銀行口座への着金タイミングが変わることも認識しておきましょう。
暗号資産取引所のCoincheck(コインチェック)とは?
Coincheck(コインチェック)は、日本に複数ある取引所のひとつです。2012年8月に設立されました。
Coincheckの主な特徴には、以下の3つがあります。
- 1. 暗号資産の種類が多い
- 2. ウェブサイトやアプリの利便性が高い
- 3. 画面が見やすい
1. 暗号資産の種類が多い
1つ目は、取り扱っている暗号資産の種類が多いことです。取り扱い通貨が豊富であるため、選択できる通貨の幅が広がるメリットがあります。Coincheckでは、2024年10月時点で31種類の暗号資産を取り扱っています。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
- ポルカドット(DOT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- チリーズ(CHZ)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ダイ(DAI)
- ポリゴン(POL)
- イミュータブル(IMX)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- エイプコイン(APE)
- ラップドビットコイン(WBTC)
- アバランチ(AVAX)
- ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
- ブラッドクリスタル(BC)
ほかの取引所では取り扱いの少ない暗号資産でも、Coincheckで口座を開設すれば取引できる点が魅力です。
2. ウェブサイトやアプリの利便性が高い
2つ目は、ウェブサイトやアプリの利便性の高さです。ウェブサイトを使って取引を行う場合、操作性が悪いと機動的な取引を行いにくくなります。
Coincheckは、取引を指示するボタンの配置などがわかりやすく、初心者でも戸惑うことなく操作できることが特徴です。
また、スマホで取引できる専用アプリの提供があることも魅力です。常に携帯しているスマホで、取引タイミングを逃さず売買できることもメリットだと言えます。
3. 画面が見やすい
3つ目は、画面の見やすさです。
暗号資産の取引画面に加えて、価格推移をグラフで表示するチャート画面も、初心者に見やすく仕上がっています。画面が見やすいため、初心者でも簡単に暗号資産の現状を把握することができます。
Coincheck(コインチェック)の取扱い通貨
Coincheckでは、合計31種類の暗号資産取引ができます(2024年10月時点)。31種類という取り扱い通貨の数は、日本国内の取引所のなかではトップクラスの多さを誇ります。
具体的には、多くの取引所で取り扱いがあるビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)といった定番の暗号資産は、当然取り扱っています。
また、イーサリアムクラシック(ETC)やライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュといった(BCH)、比較的時価総額の高い暗号資産も売買可能です。
コインチェックアプリでできること
Coincheckでは、パソコンで取引できるだけでなく、アプリを使ってスマホで取引処理することも可能です。
専用のアプリが用意されているため、外出時にも取引をしたいと考えている人は、アプリの操作方法も理解しておく必要があります。アプリには、様々なメニューがあり、ほとんどの操作をスマホで行うことが可能です。
暗号資産の売買や送金など
暗号資産の売買や送金はもちろん、日本円の入出金、総資産残高の確認や取引履歴の確認、ローソク足チャートや線チャート表示などもできます。
コインチェックアプリを利用することによって、売買タイミングを逃さずに即座に取引することが可能です。暗号資産取引の利便性が向上するでしょう。
ウィジェット機能
また、アプリには現在の暗号資産の価格や変動率を確認できるウィジェット機能もついています。
あらかじめスマホのウィジェットに設定しておくことで、気になった時にすぐにコインの価格を確認することができます。
コインチェックアプリのダウンロード方法
Coincheckのアプリを利用するにあたっては、アプリのダウンロードが必要です。
ダウンロードにあたっては、自分が利用しているスマホのOS(オーエス)を確認しておきましょう。Android(アンドロイド)とiPhone用のiOS(アイオーエス)の2種類のアプリが用意されています。
Androidアプリは、GooglePlay(グーグルプレイ)でダウンロード可能です。また、iPhone用のアプリは、AppStore(アップルストア)で入手します。
いずれも無料で使用できるため、Coincheckでの口座開設が完了したら、スマホなどにダウンロードしておきましょう。
コインチェックの登録に関するFAQ
Q. コインチェックの登録方法を教えてください。
A. Coincheckアプリでの登録方法は以下の手順で完了します。
- アカウント登録
- 必要情報の入力(氏名、居住地、職業など)
- 本人確認書類の提出
なお、下記に該当する方のご登録は、現在受け付けておりません。
- 18歳未満
- 75歳以上
- 日本国外に居住
Q. コインチェックがおすすめな理由を教えてください。
A. コインチェックの特徴は以下の3つです。
- 暗号資産の種類が多い
- アプリ・ウェブサイトの利便性が高い
- 画面が見やすい
詳しくはこちらをご覧ください。
Q.日本円の出金にかかる時間を教えてください。
A. 通常、出金申請をいただいた申請日を除く2銀行営業日後の反映予定とさせていただいております。
【例】
①2018年5月16日(水)午前10時に出金申請 → 2018年5月18日(金)に指定口座に振り込み
②2018年5月17日(木)午前10時に出金申請 → 2018年5月21日(月)に指定口座に振り込み
③2018年5月16日(水)午前 8時に出金申請 → 2018年5月17日(木)に指定口座に振り込み
出金時間についての詳細はこちらよりご覧ください。
暗号資産取引ならCoincheck(コインチェック)
Coincheckの特徴や利用方法などを、8つの項目にわけて紹介しました。
- 特徴
- 登録方法
- 暗号資産を買う方法
- 取扱い通貨
- 暗号資産を売る方法
- 日本円を出金する方法
- アプリでできること
- アプリのダウンロード方法
暗号資産取引を始めるにあたっては、取引所選びが重要なポイントです。使いやすい取引所を選んで口座開設すれば、売買取引による利益も出しやすくなります。
できるだけ利便性が高い取引所を選んで口座開設することが、ストレスなく取引ができることや、有利な取引ができることにつながるでしょう。
Coincheckは、取り扱い暗号資産が豊富で操作もしやすい国内の取引所です。特に、初心者にとっては、操作がわかりやすいことは大切なポイントになります。
また、取引に慣れてきたあとでさまざまな暗号資産取引を行いたくなったときに、取り扱い暗号資産の種類が多いことは大きなメリットです。さらに、見やすいチャートやスマホ用の専用アプリが提供されていることも魅力だと言えます。
チャートやアプリは、機動的に取引できる環境を整えることに役立ちます。暗号資産取引を始める場合は、Coincheckで口座を開設し、使い方を事前に確認しておくとよいでしょう。