仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは?4つの特徴と今後の将来性

「仮想通貨のステラってどんな通貨?」「ステラを購入するメリットって何?」

ステラ(XLM)に興味のある方はこのような疑問を抱くことでしょう。

この記事を読めばステラの特徴を理解できるようになり、購入の判断材料として活かせられます。

最近は国内でもステラを取り扱う取引所が増えてきましたが、今回はそんなステラの特徴やメリットなどについて解説します。

仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは

仮想通貨ステラは、2014年7月に登場した仮想通貨です。ジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)氏が中心となって作られました。

通貨の正式名称は、「ステラルーメン(Stellar Lumens)」です。各仮想通貨にはそれぞれ特徴がありますが、ステラの特徴は個人向けの決済や送金システムの効率化を目指して作られていることです。

2001年に、ジェド・マケーレブ氏は、eDonkey2000と呼ばれるP2Pファイル共有の会社を共同で設立しました。その後、2010年には当時最大の取引所であったマウント・ゴックス(Mt GOX)を創業するに至ります。

しかし、マウント・ゴックスはハッキングにより破綻してしまい、その後にステラ開発財団が設立されて通貨取引が開始されたというのが、ステラ誕生の経緯です。

ステラルーメン(XLM)時価総額ランキングとリアルタイムチャート

時価総額ランキング
参照:CoinMarketCap

2019年12月11日現在のステラの時価総額は1175億円、ランキングは10位となっています。

また、ステラのチャートを知りたい方は『ステラの最新リアルタイムチャートとレート情報』をご覧ください。

ステラルーメン(XLM)4つの特徴

ステラ(XLM)

ステラ主な4つの特徴について説明します。

特徴1. 個人の送金・決済で利用できる

1つ目の特徴は、個人間の送金や決済で利用しやすいように設計されていることです。

この通貨は、銀行口座を持っていない人であっても、手軽に送金や決済ができるようにすることを目的として作られました。そのため、小口取引が中心となる取引でもスムーズに行われるように配慮されています。

また、ステラのネットワーク内では、さまざまなタイプの通貨と交換できるようになっていることも特徴です。

たとえば、円やドル、ユーロ、元などの法定通貨などに交換して送金もできます。銀行などで外貨送金を行う場合は、手間もコストもかかってしまうことがデメリットです。

法定通貨との交換ができるため、ステラを利用すれば、個人が自国通貨で簡単に外貨送金できる環境を手に入れることが可能です。さまざまな国に送金したい個人にとっては、利用価値が高い通貨だといえるでしょう。

特徴2. 営利を目的としない非営利団体が運営している

2つ目の特徴は、仮想通貨の運営主体が非営利団体であることです。

ステラを運営しているのはステラ開発財団(Stella Development Foundation)である、この組織は非営利団体です。

ここで大事なポイントは、非営利団体は営利を目的としない組織であるという点です。

営利団体である一般的な企業の場合は利益を上げることを重視して経営が行われます。もし、営利団体が利益優先の考え方に基づいて仮想通貨関する運営を行われると、通貨保有者の利益が損なわれる可能性も否定できません。

一方、非営利団体が運営する場合は利益を優先することがないため、通貨保有者にとって不利な運営が行われる可能性は低いといえます。非営利団体が運営しているステラは、運営に伴うさまざまな判断に関して、通貨保有者に損害を与えない判断をしてくれると期待できるでしょう。

特徴3. 発行上限枚数が毎年増える

3つ目の特徴は、仮想通貨の発行上限枚数が増加することです。

ビットコインなど多くの仮想通貨は発行枚数の上限があらかじめ決められており、途中で変更されることはありません。上限を設定することによって、通貨価値の暴落を抑えることが狙いです。

ステラの場合は、発行上限枚数は1000億枚と設定されていますが、毎年1%上限を上げるという処理が行われていることが大きな特徴です。

上限を徐々に上げていく理由は、少数の投資家にステラの保有を独占させないためとされています。

もし、少数投資家による独占を許してしまうと、その独占者の通貨取引によって通貨価格が大きく変動してしまう可能性があるため、一般的な通貨利用者にとっては使いにくい環境になってしまうでしょう。

通貨価値を徐々に上げることによって、少数の投資家が独占することは難しくなります。その結果、ステラ通貨価格は安定するようになると期待できます。

特徴4. 独自のコンセンサスアルゴリズムがある

4つ目の特徴は、ステラのコンセンサスアルゴリズムです。コンセンサスアルゴリズムとは、通貨取引の正当性を承認するための仕組みのことをいいます。

ステラは、コンセンサスアルゴリズムとして「SCP(Stella Consensus Protocol)」を採用しており、ほかでは採用されていない独自のものであることが特徴です。

SCPは、4つの要素を兼ね備えているアルゴリズムだといわれています。

  • 信頼が高いこと
  • 分数制御を行うこと
  • 処理の遅延が抑えられていること
  • セキュリティレベル高さ

ステラの仮想通貨ネットワークに参加できるのは、信頼できる者だけに限られる仕組みが取られているからこそこういった特徴を出せます。

過去に信頼できるとして選ばれた者でも、あとで信頼できない行動などをとった場合には除外されるようになっています。

ステラルーメン(XLM)3つのメリット

ステラ(XLM)
ステラの主な3つのメリットについて紹介します。購入を検討されている方はチェックしておきましょう。

メリット1.大企業との連携

1つ目のメリットは、ステラは大企業との連携を進めていることです。

ステラの特徴である処理スピードの速さはいくつかの企業から認められているため、採用されて実用化しているケースがすでにあります。

実用化している企業の1つは、IBMです。IBMでは、ステラを活用した国際決済システムの構築を目指しています。

また、金融コンサルティングファームであるデロイトも、ステラを利用した決済に関する技術開発を進めている状況です。

さらに、フランスを拠点にして事業活動を行っている送金業者TEMPOは、ステラ(XLM)を使った国境を超える支払いサービスの導入実現を目指しています。

ステラ(XLM)と大企業の連携によって、さらなる技術力向上と実用化が期待できるでしょう。

メリット2.安価な手数料

2つ目のメリットは、手数料の安さです。

銀行と比較した時の仮想通貨の手数料は安いですが、ステラの手数料はほかの仮想通貨と比較してもさらに安いです。

ステラは送金・決済に関する手数料は100万分の1ドル程度しかかかりません。ほとんど無料だといっても差し支えないレベルの安さです。

送金などを行う場合にステラを利用すれば、迅速な送金を実現できるだけでなく、手数料も抑えられることを知っておきましょう。

メリット3.日本で購入可能

3つ目のメリットは、日本の取引所でもステラを購入できるようになったことです。

世界に2000種類以上ある通貨通貨ですが、ステラは日本の取引所で購入できる仮想通貨の1つになりました。最初に扱いを始めた取引所がコインチェックです。

日本の仮想通貨投資家は、取引量でも一定の存在感を示しています。日本でも購入できるとなれば、今後はステラの人気が高まり流通量も増加する可能性があるといえるでしょう。

ステラルーメン(XLM)の今後の将来性

ステラ(XLM)
ステラを取引するかどうかを判断するにあたっては、今後の将来性についても情報も収集しておくことが重要です。なぜなら今後の動向を理解しておけば、利用するか否かの判断もしやすくなるからです。

そこで、ステラに関する今後の動向について解説します。

ステラ今後の動向①日本でも普及する可能性がある

現在ステラを購入できる日本の取引所としてはCoincheckなどが挙げられます。

ステラは従来、海外の取引所でしか購入できませんでしたが、2019年11月から日本でも購入できるようになりました。

仮想通貨取引を行う場合、日本の取引所で口座開設して行うか、海外取引所を利用するかという選択肢があります。

ただし、海外取引所の利用は語学の壁が立ちはだかり不安だという人もいるでしょう。日本語対応を十分してもらえるのかどうか、入金や出金は滞りなくできるのかなどに不安を感じることも珍しくありません。

ですが、日本の取引所でもステラを購入できれば、これまでステラに注目していた投資家が取引に参加してくる可能性は十分あります。

ステラ今後の動向②今後も管理者による市場介入の可能性がある

ステラに関する今後の動向を知る上では、管理者による市場介入についても理解しておくことが欠かせません。

2019年11月5日、ステラ開発財団(SDF)は仮想通貨ステラの供給量に関してトークンバーンを実施しました。その量は供給量の約50%という大きなものでした。

トークンとは仮想通貨を表すことであり、バーンは燃やすことを意味します。つまりトークンバーンとは、発行した通貨の枚数を強制的に減らす行為のことをいいます。いわゆる市場介入が行われたということです。

トークンバーンの目的は、個人間送金や決済の実用性を維持するための措置だとされています。

通貨枚数が減少したことによって、残った通貨の希少性は高まりました。その結果、ステラの価格に上昇がみられました。

今後も、管理者による市場介入が想定される可能性はあり、その介入はステラの価格に大きな影響を与える可能性は否定できません。ステラの取引を行う場合は、管理者による市場介入があり得るということを十分認識しておきましょう。

仮想通貨のステラルーメン(XLM)を購入してみよう!

ステラは個人間の送金や決済をスムーズにできることから注目を集めている仮想通貨です。大手企業との連携も進められており、今後ますます実用性は高まっていくと予想されています。

ステラを購入する場合は、Coincheckの利用をすることも選択肢の1つです。Coincheckはステラを購入できる数少ない国内取引所ですので、購入したい場合は、口座を開設してみるとよいでしょう。