リップル(XRP)の今後はどうなる?2020年の最新情報を徹底紹介!

常に仮想通貨(暗号資産)の時価総額の上位に位置するリップル(XRP)。アルトコインの取引を始めたいと考えている人にとって、リップルは有力な候補となるかもしれません。

しかし、取引を始める上で心配なのは今後の展望です。購入したものの、価格の急落に直面し、何の価値もなくなってしまうようなことがあっては大変です。

そこでこの記事では、以下の項目について解説しながら、リップルの将来性について検証していきます。

  • リップルの今後を占う最新情報
  • リップルの将来が期待されている理由
  • 今後を左右する3つの重要プロジェクト

執筆Coincheck Column編集部

Coincheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社



リップル(XRP)の今後を占う2020年最新情報

仮想通貨

リップルの将来性を検証するには、リップルに関するニュースをこまめにチェックする必要があります。特に、提携やアップデートに関する情報は価格に影響を与えやすいため、リップルの取引をしている方は見逃さないようにしましょう。

こちらの項目では、リップルに関する最新情報をご紹介していきます。

最新情報はリップルの公式サイトTwitterからも確認することができます。

【2020/10/14,15】「Swell 2020」開催

リップル社が主催する年に一度の大型イベント「Swell」が、2020年10月14日〜15日の2日にわたり開催されます。

Swellとは、政治・経済、銀行、ブロックチェーン業界などの著名人が一堂に会して、金融の未来について話し合う大型カンファレンスで、リップル社の主催で2017年から毎年開催されています。

暗号資産業界では、Swellの開催前後でリップルの価格が上昇しやすいと言われています。イベント中にリップルに関する大きなニュースが発表されるという思惑から、投資家たちにより期待買いが集中するためです。

実際に重要な発表がされるかどうかは当日になってみないとわかりませんが、Swellの期間中にリップルの価格が動きやすいのは確かなため、XRP保有者の方は出来るだけイベントの内容をチェックするようにしましょう。

今年は新型コロナウイルスの影響により、開始以来初となるオンライン開催になるとのこと。そのため、これまでの招待制とは異なり、
専用サイトで登録すれば誰でも参加することが可能です。

【2020/3/18】タイのフィンテック企業「ディーマネー」と提携

2020年3月18日、リップル社はタイの国際送金会社「ディーマネー(DeeMoney)」との提携を発表しました。

ディーマネーは、世界で300以上の金融機関が参加しているRippleNetを活用することで、従来より低コストで効率的な送金サービスの実現を目指していくとのこと。

ディーマネーはすでに韓国、インドネシア、シンガポール、イスラエル、中東や湾岸諸国からのインバウンド送金にRippleNetを利用しており、将来的にはタイから国外へのアウトバウンド送金にもRippleNetを利用していくことを予定しています。

参考:DeeMoney Partners with Ripple to Power Faster and Cheaper Cross-Border Money Transfers

【2020/2/26】オランダの送金企業「Azimo」とパートナーシップを締結

2020年2月26日、リップルはオランダに本社を置くオンライン送金サービス会社のAzimoとの提携を発表しました。

Azimoは、すでにXRPを利用する国際送金システムの「ODL(On-Demand Liquidity)」を導入し、フィリピンへの送金サービスに活用しています。

Azimoは今後もODLを利用して、さらに多くの送金ルートを開拓していく方針を打ち出しています。Azimoの市場開拓によりODLが普及していけば、それに伴いリップルの知名度も上昇していくことが予想されます。

参考:Azimo Uses On-Demand Liquidity for Faster International Payments Into the Philippines

【2020/1/21】ビットペイ、XRPの決済サービス開始

米暗号資産決済大手のビットペイ(BitPay)は、同社が提供しているプラットフォーム上でXRPがサポートされたことを発表しました。

このアップデートにより、ビットペイのウォレットを利用しているユーザーは、同社のサービスに対応しているショップの決済でXRPを利用することが可能になりました。

様々な小売企業と提携しているビットペイは、AmazonやGoogle Payなどのギフトカードの購入にも対応しています。今後さらに提携先が増えることにより、ビットペイで利用可能なXRPの需要や流動性も増していくことが予想されます。

参考:XRP is Now Live on BitPay's Platform

【2020/1/8】タイのサイアム商業銀行と国際送金サービスを開始

2020年1月8日、リップルは提携関係にあるタイのサイアム商業銀行が、リップルの技術によって開発された国際送金アプリ「SCB Easy」を利用して、高速・低コストな送金を実現していることを発表しました。

また、両社はQRコードを使用したクロスボーダー決済のサービス展開にも取り組んでおり、送金分野だけでなく、マイクロペイメント市場にも進出していく方針を明らかにしました。

参考:An App for Millions That Runs on Ripple

リップル(XRP)の将来が期待されている理由とは?

リップル(XRP)

常に時価総額の上位に位置し、将来が期待されているリップルですが、具体的にどのような点が評価されているのでしょうか。

リップルが多くの金融機関や投資家から支持されている理由には、主に以下の4つが挙げられます。

  • 1.送金スピードが速く、手数料が安い
  • 2.グーグルベンチャーズやアクセンチュアなどの大企業が出資している
  • 3.300社以上の金融機関が「RippleNet」に参加している
  • 4.ビル&メリンダ・ゲイツ財団と提携している

それぞれどのような内容なのか、順番に見ていきましょう。

1.送金スピードが速く、手数料が安い

「従来の金融機関が抱える国際送金の問題を解決する」という目標を掲げていることもあり、リップルは安い手数料で高速な送金サービスを実現しています。

送金速度(各取引あたり) 手数料(各取引あたり)
3.3秒 0.15XRP(※Coincheckの場合)

この圧倒的な送金速度を低コストで実現できるリップルの技術力の高さこそ、リップルがたくさんの金融機関に採用され、多くの投資家から期待されている要因と言えるでしょう。

リップルはビットコインなどの通貨と異なり、リップル社という企業によって管理されています。この中央集権型の管理体制のおかげで、リップルは他の通貨よりも早く取引の承認を行うことができるのです。

2.Googleベンチャーズやアクセンチュアなどの大企業が出資している

Googleベンチャーズやアクセンチュアなどの大企業がリップル社に出資しています。以下は、リップル社に出資している代表的な企業です(2020年9月現在)。

  • アクセンチュア(Accenture)
  • アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)
  • CME ベンチャーズ(CME Ventures)
  • GV(旧グーグル・ベンチャーズ)
  • サンタンデール・イノベンチャーズ(Santander InnoVentures)
  • SBIホールディングス(SBI Holdings)
  • シーゲイト・テクノロジー(Seagate Technology)

こうした世界的な企業が投資している事実を根拠に、リップルの今後に期待を寄せる投資家は少なくありません。今後さらにリップル社の技術が向上し、知名度が上がれば、より多くの出資者が現れることでしょう。

3.300社以上の金融機関が「RippleNet」に参加している

リップル社が提供している国際送金ネットワークのRippleNetには、世界40か国以上にわたる300社以上の金融機関が参加しています(2020年9月現在)。

RippleNetに参加することで、リップルの優れた送金システムを自社の業務に利用するのが金融機関の目的です。

これだけ多くの金融機関がリップルの送金技術の高さに注目・期待していることからも、リップルのポテンシャルの高さをうかがい知ることができます。

4.ビル&メリンダ・ゲイツ財団と提携している

リップル社の技術力の高さは、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツからも評価されています。

ビル・ゲイツによって創設された慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は、2017年10月にリップル社と提携し、発展途上国の銀行口座を保有できない貧困層でも決済可能なプラットフォームの構築を目指すことを発表しました。

そして、上記の実現のために開発された、リップルの技術を利用したオープンソース・ソフトウェアの「Mojaloop」をリリースしました。

Mojaloopのリリースから3年が経った2020年現在も、リップル社と財団の提携関係は続いています。リップルは2020年9月に投稿されたブログの中で、これまでの協業の成果と今後も引き続き協力して決済プラットフォームの普及に取り組んでいくことを発表しました。

参考:Mojaloop: Creating a More Financially Inclusive Future

リップル(XRP)の今後を左右する3つの重要プロジェクト

リップル(XRP)

リップルを代表するプロジェクトには、以下の3つが挙げられます。

  • On-Demand Liquidity(オンデマンド流動性)
  • Xpring
  • Hyperledger

それぞれどのようなプロジェクトなのか、1つずつ解説していきます。

On-Demand Liquidity(オンデマンド流動性)

On-Demand Liquidity(オンデマンド流動性)は、XRPをブリッジ通貨として活用することで、送金コストを最小化するためのソフトウェアで、リップル社の主力サービスです。

このソフトウェアは、以前までは「xRapid」と呼ばれていましたが、現在はOn-Demand Liquidity(通称ODL)に名称が変更されています。

ODLは、すでにマネーグラムやウエスタンユニオンなどの大手送金業者に利用されており、2019年に開催されたSWELL(リップル主催の大型イベント)では、金融機関を含む24の企業がODLを採用していることが発表されました。

ODLはXRPを使用する送金サービスなので、ODLが普及すればするほどXRPの需要も増え、通貨としての価値が上昇していくことが期待されています。

参考:On-Demand Liquidity

Xpring

Xpring
出典:Xpring

Xpringは、リップル社の投資・イノベーション部門の子会社です。リップルの分散型台帳「XRP Ledger」やデジタル通貨のXRPを用いて、起業家や開発者に対して出資や創業の支援などを行うことを目的としています。

それまで、XRPには国際送金という限定的な用途しかありませんでしたが、Xpringの誕生により、投資分野でもXRPが利用されるようになりました。

これまでXpringが投資した企業には、レンディングプラットフォームの「Compound」、コンテンツ収益化プラットフォームの「Coil」、DeFiアプリの「Dharma」、ブロックチェーンゲームのスタートアップ「Forte」などがあります。

Hyperledger

Hyperledger
出典:Hyperledger

Hyperledger(ハイパーレジャー)とは、ブロックチェーン技術を暗号資産以外の様々な分野で活用することを目指して発足した、オープンソース共同開発プロジェクトです。*

2015年12月にLinux Foundationによって開始されたこのプロジェクトに、リップルは2018年3月に参加しました。

HyperledgerにはIBMやアメリカン・エキスプレス、インテル、J.P.モルガンなどの世界的企業が多数参加しており、日本からも日立製作所、NTTデータ、NEC、富士通などの企業が参加しています。

リップルはHyperledgerへの参加について、「リップルが企業理念として掲げているInternet of Value(価値のインターネット)を確立するための重要なステップである」とツイッター上で述べています。

2020年最新チャートからリップル(XRP)の価格動向を分析

Hyperledger
出典:coingecko

リップルの価格は年明けから徐々に上がっていき、2月中旬には2019年7月ぶりとなる35円を突破しました。

しかしその後は市場全体が下落していき、リップルの価格も3月13日には14円まで値を下げました。この時の下落は、3月11日にWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的流行)の状態にある」と発表したことに起因し、リップル以外の通貨も軒並み急落しました。

その後、リップルの価格は緩やかに上昇していき、8月中旬には30円台まで回復しました。しかしそれからまたわずかに下落し、2020年9月現在は25円前後で推移しています。

今後の値動きについてははっきりとした予測はできませんが、10月14日〜15日にリップル主催の大型カンファレンス「Swell 2020」が開催予定のため、その前後でリップルの価格が変動する可能性は高そうです。

リップル(XRP)の価値は今後上がる?

リップル(XRP)

リップルの価格が上がる要素にはどのようなものがあるのでしょうか。

価格が上昇する要因にはさまざまなものがありますが、例えば1つは投資マネーが入ることです。現在の仮想通貨の価格上昇は、この投資マネーによって起きています。

他の要因としては、国際送金でリップルのネットワークが普及し、リップルがたくさん取引されることなども挙げられるでしょう。

国際送金の手段としてリップルが日常的に利用されるようになると、かなりの取引量になります。流動性が上がることで、リップルの価格も上昇していく可能性はあるでしょう。

リップル(XRP)を取引する際の注意点

最後にリップルを取引する際の注意点を確認しておきましょう。

リップルは将来性が期待されている通貨ではありますが、仮想通貨であることには変わりません。相場の変動が大きく、価格は常に動いています。

また、法定通貨とは異なり補償がなまいことを認識しておくのも大切です。リップルの値動きをこまめに確認しつつ、上手に活用していきましょう。

リップルの今後に関するよくある疑問

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ここではリップルの今後に関するよくある疑問をまとめてご紹介します。

リップルの今後に期待ができる理由は?

常に時価総額の上位に位置し、将来が期待されているリップル。今後について期待が持てる要因として、以下の4点を挙げることができます。

1.送金スピードが速く、手数料が安い
2.グーグルベンチャーズやアクセンチュアなどの大企業が出資している
3.300社以上の金融機関が「RippleNet」に参加している
4.ビル&メリンダ・ゲイツ財団と提携している

それぞれの詳細はこちらから

リップルの今後を左右するかもしれない3つの重要なプロジェクトとは

リップルを代表するプロジェクトには、以下の3つが挙げられます。

On-Demand Liquidity(オンデマンド流動性)
Xpring
Hyperledger

それぞれのプロジェクトの成功が、リップルの今後に影響を及ぼす可能性があるため、気になる方は最新情報をチェックすることをおすすめします。

それぞれのプロジェクトの詳細はこちら