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仮想通貨(暗号資産)の税金に関する記事一覧です。税金の計算方法や確定申告などの情報が掲載されています。

カテゴリー: 仮想通貨の税金

「仮想通貨の上場ってどういうこと?」 「仮想通貨が上場したら価格は上がるの?」 など、あなたは今、仮想通貨(暗号資産)の上場について詳しく知りたいと考えていませんか? 仮想通貨の上場とは、国内外の取引所で特定の仮想通貨の取り扱いが始まり、一般投資家が売買できるようになることです。 上場によって仮想通貨の価格は上がる傾向にあると言われているため、「未上場のうちに仮想通貨を手に入れて、上場後の価格上昇の際に売却して利益を得たい」と考える投資家も少なくありません。 しかし、全ての仮想通貨が上場時に価格が上がるわけはではなく、さらに、未上場の仮想通貨を購入することには大きなリスクもあるのです。 そのため、未上場の仮想通貨を購入して利益を得るためには、仮想通貨の上場について詳しく理解した上で、リスクを避けるための知識を持っている必要があります。 そこで、本記事では、 仮想通貨の上場とは何か? 仮想通貨が上場したら価格は上がる傾向にある理由 未上場の仮想通貨を買うリスク 価格が上がる未上場の仮想通貨を見分けるポイント について詳しく解説し、仮想通貨の上場に関する疑問や不安を全て解消していきます。 さらに、 仮想通貨の上場やICOに関する情報をチェックできるサイトまとめ についても紹介しているので、投資のための具体的な仮想通貨を探しているという人も、行動に移しやすい記事になっています。 本記事を読むことで、仮想通貨の上場について深く理解し、上場前の仮想通貨を購入するかどうかの判断を自分でできるようになるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨の上場とは? 取引所で新たに仮想通貨の取り扱いが開始されること ICOを経て取引所に上場すること 未上場が狙い目!仮想通貨が上場したら価格は上がる? 詐欺に注意!未上場の仮想通貨を買う3つのリスク 詐欺に巻き込まれるリスクがある 上場キャンセルや取り消しの可能性がある 価格が下がって損をする可能性もある 価格が上がる未上場の仮想通貨を見分ける3つのポイント 仮想通貨自体の価値を分析する 開発体制が整っているかチェックする 詐欺案件でないかチェックする 仮想通貨の上場やICOに関する情報をチェックできるサイトまとめ まとめ 仮想通貨の上場とは? 冒頭でも述べたように、仮想通貨の上場とは、国内外の取引所で特定の仮想通貨の取り扱いが始まり、取引所の口座保有者などが売買できるようになることです。 「仮想通貨の上場」という表現は色々な場面で使われますが、大きくは下記2つの意味に分けられます。 取引所で新たに仮想通貨の取り扱いが開始されること ICO(資金調達プロジェクト)を経て取引所に上場すること 取引所で新たに仮想通貨の取り扱いが開始されること 国内外の取引所で仮想通貨の取り扱いが開始されることを「仮想通貨の上場」と表現します。 例えば、これまで海外取引所のみで取り扱われていた特定の仮想通貨が、国内取引所ではじめて扱われる際には、「国内取引所にはじめて上場」と報道されます。 最近の事例としては、海外取引所のみでしか取り扱われていなかったクアンタム(QTUM)の取り扱いを、2020年3月にCoincheckで開始した際に「クアンタム(QTUM)が国内取引所にはじめて上場」とニュースになりました。 他にも、すでに国内取引所で扱われていて仮想通貨が、新たに別の取引所で扱われる際にも「上場」と表現されます。 上記のような上場を果たした仮想通貨は価格上昇の傾向があるため、「仮想通貨の上場」に関するニュースには多くの投資家が関心を寄せていることでしょう。 価格上昇については、「未上場が狙い目!|仮想通貨が上場したら価格は上がる傾向」で詳しく解説します。 ICOを経て取引所に上場すること 次に、「仮想通貨の上場」の意味として、ICOを経て取引所に上場するという流れについても押さえておきましょう。 ICOとは、企業やプロジェクトチームが資金調達のために独自の仮想通貨(トークン)を発行することで、基本的に下記のような流れになります。 <ICOの主な流れ> 事前準備 事業立案や独自トークン(仮想通貨)の開発などを行う。ICOの目的やスケジュールを記載したホワイトペーパーを用意する。 告知 ホワイトペーパーの公開、SNSを通じてICOの告知を行う。 プレセール、トークンセール ICO前に独自トークン(仮想通貨)を販売するプレセールを経て、一般投資家へのトークンセール開始。一般投資家は、トークンセールの段階で上場前の仮想通貨を手に入れることができる。 取引所への上場 事業計画がスムーズに進めば、取引所に上場する。上場のタイミングで仮想通貨の価格が上がる可能性がある。 上記の流れにあるように、一般投資家でもICOに参加することによって、トークンセールの段階で未上場の仮想通貨を手に入れることが可能です。 仮想通貨は上場すれば価格が上がる傾向にあるといわれているので、投資家にとっては利益を得るための大きなチャンスになります。 例えば、イーサリアム(ETH)はICOを経て上場した仮想通貨ですが、ICO時には約30円ほどだったものが、2020年3月現在では1万5000円と500倍になっています。 しかし、ICOにおいてはリスクも存在するので必ず押さえておく必要があります。リスクについては、「詐欺に注意!|未上場の仮想通貨を買う3つのリスク」にて詳しく解説しています。 ICOとは?初心者に解説する買い方とメリット・デメリット ICOとは? Coincheck 未上場が狙い目!仮想通貨が上場したら価格は上がる? 「仮想通貨の上場」には具体的には下記のような事例があり、どのパターンでも価格が上昇する傾向があります。 海外取引所のみでしか扱いのなかった仮想通貨が、国内取引所にはじめて上場 他の国内外の取引所で取り扱われている仮想通貨が、新たな取引所でも上場開始 ICOを経て国内外の取引所に上場 ※海外取引所にはじめて上場する場合は、上昇すると言いにくい点があり注意が必要 なぜなら、仮想通貨が上場する前は、ほとんど価格がついておらず知名度も低いことがほとんどですが、上場することで多くの人が認知し、取引できる状態になるからです。 そのため、未上場の仮想通貨を早いうちに購入しておくと、上場した後に一気に価格が上昇して大きな利益を得られる可能性もあります。 特に、国内取引所へはじめて上場する際には、JVCEAの一定の基準を満たしている仮想通貨と見なされ、海外取引所へはじめて上場する場合に比べて価格が上昇しやすい傾向にあるといわれています。 また、他の取引所にすでに上場していて、新たに利用者の多い大手取引所への上場が発表された時にも、価格上昇の可能性があります。 例えば、2019年6月5日にはモナコイン (MONA)がCoincheckに上場しましたが、上場発表から価格が一気に上昇しているのが分かります。 上場発表前は120円程度の価格をつけていましたが、徐々に価格を上げていき、上場した2019年6月5日には一時700円台の価格をつけるほどに上昇しました。 価格上昇は一時ではあったものの、上場の影響力に圧倒された瞬間でもありました。 ただ、上場のみが価格上昇の理由とは言い切れないことや、全ての仮想通貨が上場したのちに価格が上昇するわけではないことには注意が必要です。 詐欺に注意!未上場の仮想通貨を買う3つのリスク 未上場の仮想通貨には、上場後に大きな利益が得られる可能性がある一方で、購入するリスクが存在します。 自分の資産を守るためにも、下記3点について必ずチェックしておくようにしましょう。 詐欺に巻き込まれるリスクがある 上場キャンセルや取り消しの可能性がある 価格が下がって損をする可能性がある 詐欺に巻き込まれるリスクがある ICOのプロジェクトに参加して、未上場の仮想通貨を購入する際には、詐欺のリスクがあることを押さえておきましょう。 実はこれまで、最初からプロジェクトを進行させる気などなく、仮想通貨を集めるためだけにICOを行う詐欺案件は少なくありませんでした。 「必ず儲かる」と吹聴してセミナーを使った強引な勧誘が行われたり、実態のない会社が主導したりしているICO案件は詐欺の可能性があります。 詐欺に巻き込まれた場合には、ICOによって購入した仮想通貨にはもちろん価値が付かず、自分が支払った金額は返ってこないことがほとんどです。入金した途端連絡が取れなくなることも多いです。 ICOには詐欺事件が多いと言われていて「ICOの8割が詐欺ではないか?」といった意見もあるくらいなので、詐欺に巻き込まれないよう十分に注意してください。 詐欺に巻き込まれたら消費者センターや弁護士に相談するという手段がありますが、どちらにしても、当事者が逃げてしまった後にお金を取り戻すのは難しいでしょう。 上場キャンセルや取り消しの可能性がある 上場後の値上がりを期待して未上場の仮想通貨を購入しても、上場がキャンセルになることや上場が取り消される可能性もあります。 例えば、取引所への上場まではスムーズに進んでも、上場後に取引量が少ないなどの理由で上場が取り消されることです。 上場がキャンセルになったり取り消されたりした場合には、未上場時に購入した仮想通貨はそのまま価格が上がらないか価格が下落してしまうことが多いでしょう。 そのため、仮想通貨自体に価値や需要、知名度があるかどうかを事前に確認し、上場キャンセルや取り消しの可能性が低いものを選ぶことが大切です。 価格が下がって損をする可能性もある 海外取引所や国内取引所に上場しても、仮想通貨の価格が上がらないどころか、価格が下がってしまうリスクがあることに注意してください。 例えば、日本国内ではあまり考えられませんが、海外の小さい取引所などではお金さえ払えば上場できるようなところもあるようです。 そのような取引所で上場したからと言って、開発の目的がない、中身のない仮想通貨であれば価格は上がるはずはなく、下がる可能性が高いと言えます。 国内取引所への上場は、JVCEAの一定の基準を満たしている通貨が対象になるので、上記海外取引所のようなことは起こりにくいです。 そのため、海外取引所への上場が必ずしもリスクがあるという訳ではないですが、より安全性の高いものを求める人は、国内取引所に上場する前の仮想通貨を狙うことをおすすめします。 次章からは、今後国内取引所に上場することが期待される通貨を紹介します。 価格が上がる未上場の仮想通貨を見分ける3つのポイント 未上場の仮想通貨を購入して利益を得たい人が押さえておくべき、価格が上がる未上場の仮想通貨を見極める3つのポイントについて紹介します。 仮想通貨自体の価値を分析する 開発体制が整っているかチェックする 詐欺案件でないかチェックする 仮想通貨自体の価値を分析する 著名人を広告塔にしての買い煽りなどにつられるのではなく、仮想通貨自体の価値をしっかり分析することが大切です。仮想通貨自体に価値があれば、スムーズに上場して、価格が上がっていくことが多いからです。 仮想通貨自体の価値を分析するのは難しいかもしれませんが、特に下記の点に注目して、念入りに確認してみてください。 仮想通貨の開発の目的 きちんとした理念を持って開発に携わっているのかを確認 仮想通貨の性能 どのような用途で作られ、どのような技術を搭載しているのかを確認 仮想通貨の匿名性の高さ 匿名性が高すぎる仮想通貨は、犯罪に利用される可能性も高くなり、そのような通貨の価格が上昇することは考えにくいので、匿名性が高すぎないかを確認 仮想通貨自体に将来性があるかどうかを判断することは、価格が上がる仮想通貨を見極めるための1番大切なポイントであることを押さえておきましょう。 開発体制が整っているかチェックする 実用化に向けた開発体制が整っている仮想通貨は、今後価格が上がっていくことが期待されます。 仮想通貨は未上場の段階では、実用化からは遠いために、開発が進められなければ価格が上がることはほぼないでしょう。 そのため、しっかりとした開発団体が存在しているのかや、プロジェクトが進行しているのかを、SNSや公式HPにて慎重にチェックしてみてください。 詐欺案件でないかチェックする 未上場の仮想通貨を購入する際に注意しなければならないのは、詐欺案件に巻き込まれないことです。言うまでもないですが、詐欺案件の場合には手に入れた仮想通貨は無価値なものになってしまうからです。 特にICOにおいては、大きな利益が得られるかもしれない期待を煽りながらも、実はプロジェクトを進めるつもりはなく、お金だけ持って逃げてしまう詐欺案件が存在します。 詐欺に巻き込まれた場合には、ICOによって購入した仮想通貨に価値が付かないだけでなく、自分が支払った金額は返ってこないことが多いので、大きな損につながってしまいます。 詐欺案件の特徴は下記のようなものになるため、ICOに参加する前にはよく確認するようにしてくださいね。 <詐欺案件の特徴> 著名人やインフルエンサーの名を利用した過剰な買い煽り セミナーで勧誘される ホワイトペーパーが存在しない、ホワイトペーパーの内容がない 会社の実態、もしくは役員や創業者の情報がない ICOに関する詳細スケジュールなどを確認できない 仮想通貨で「絶対儲かる」ということはないため、甘い言葉での勧誘があった場合には特に注意し、慎重に情報を集めた上で購入するかどうかの判断をするようにしましょう。 仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方 Coincheck 仮想通貨の上場やICOに関する情報をチェックできるサイトまとめ 仮想通貨の上場に関する最新情報は以下3つのサイトがおすすめです。 ICOに関する最新情報も発信されているので、ぜひチェックしてみてください。 ただ、ICOは2018年をピークに、詐欺の横行や各国の規制のために数がどんどん減少し、2020年3月現在では、探すのが難しくなっています。 ICOに変わって、IEOと呼ばれる取引所が企業の代わりにトークン(仮想通貨)を売買する方法も注目されていますが、こちらも以前のICOほど数は多くないようです。 IEOが気になる人は、ICOと同様に上記のようなサイトでチェックできるので、あわせて確認してみてくださいね。 サイトに記載されているICOやIEO案件に関しては、100%価格が上がることを保証している訳ではなく、詐欺の可能性も完全に排除できないので、自己責任にて購入判断を行うようにしましょう。 日本でももうすぐ始まる?ICOに代わる「IEO」のメリット Coincheck まとめ 仮想通貨の上場について、 仮想通貨の上場とは何か? 仮想通貨が上場したら価格は上がる傾向にある理由 未上場の仮想通貨を買うリスク 価格が上がる未上場の仮想通貨を見分けるポイント 今後国内取引所に上場予定の仮想通貨 未上場の仮想通貨をチェックできるICOサイトまとめ について解説しました。 仮想通貨の上場とは、「国内外の取引所で特定の仮想通貨の取り扱いが始まり、一般投資家などが売買できるようになる」ことです。 上場によって仮想通貨の価格は上がる傾向にあると言われていますが、下記のようなリスクもあります。 詐欺に巻き込まれるリスクがある 上場キャンセルや取り消しの可能性がある 価格が上がらないまま損だけする可能性がある リスクに注意しながら、価格が上がる未上場の仮想通貨を見極める下記ポイントを押さえ、 仮想通貨自体の価値を分析する 開発体制が整っているかチェックする 詐欺案件でないかチェックする 慎重に情報を集めた上で、上場前の仮想通貨を購入するかどうかの判断をするようにしてくださいね。

2020-05-01仮想通貨の税金

この記事では仮想通貨取引における必要経費について解説していきます。 仮想通貨で得た利益は本人の所得となり、一定条件を満たした場合は確定申告をしなければいけません。しかし、収入のすべてが課税対象となるわけではなく、必要経費を差し引くことが認められています。 仮想通貨に限らない話ではありますが、確定申告における必要経費とは具体的にどれを指すのかをきちんと理解して、脱税行為とみなされないようにしましょう。 目次 仮想通貨の所得を確定申告しなければならない条件 仮想通貨の確定申告の基本 仮想通貨の所得は「雑所得」 所得は「総収入金額-必要経費」 経費と節税 仮想通貨関係で(全額)必要経費と認められるもの 必要経費にできないもの 「按分」が必要になるもの 「按分」とは 按分が必要なものと按分の方法 必要経費を正確に計上して賢く節税 Coincheckの無料登録はこちら 仮想通貨の所得を確定申告しなければならない条件 仮想通貨取引を行っている人のなかには、「そもそも自分が確定申告が必要なのかどうか」について疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。 確定申告をしなくてはいけない条件というのは、働いている形態や所得の種類によって異なります。たとえば、会社員などの給与所得者である場合は、「給与所得以外の所得が20万円を超える場合」「給与収入が2000万円を超える場合」です。 会社員や公務員は毎月の給料から源泉徴収という形で所得税を概算で差し引き、年末調整で帳尻を合わせる仕組みになっています。これは、日本全国にいる会社員の数が多いため、すべての人に確定申告をしてもらうと税務署の対応が大変になってしまうというのが理由です。 本来はすべての人に確定申告をしなければいけない義務がありますが、給与所得や給与所得以外の所得が少ない場合には、基本的には確定申告しなくてもよい制度になっています。 ですが、年の途中で退職するなど「年末調整されていない給与所得がある場合」は確定申告をしなければいけません。 また、退職所得や公的年金、給与所得には所得控除が定められていますが、「源泉徴収されていない所得で所得控除額を超える場合」は確定申告をする必要があります。 さらに、仮想通貨取引以外に所得がない人の場合は、「仮想通貨で得た利益が38万円を超える場合」に確定申告をする義務が発生します。なぜなら、所得税には本人の控除額として38万円の基礎控除が定められているからです。 確定申告が必要な条件は、自分が得ている所得の種類や金額によって異なるため、覚えにくいと感じる人もいるでしょう。基本的には「副業としてやっている人なら所得が20万円を超えた場合」「本業としてやっているなら38万円を超えた場合」に確定申告が必要だと覚えておけば問題ありません。 仮想通貨の確定申告の基本 仮想通貨取引で確定申告が必要なケースについては理解できたでしょうか。そこで、次に確定申告をするために必要な知識について紹介していきます。 仮想通貨の所得は「雑所得」 普段の生活ではあまり意識することもないでしょうが、所得には全部で10種類あります。一般的によく目にするのは、会社員の給料が対象となる「給与所得」や銀行預金に対して課される「利子所得」でしょう。 仮想通貨取引に興味がある人であれば、株式の譲渡によって発生する「譲渡所得」や「配当所得」について聞いたことがあるかもしれません。 仮想通貨取引で得た所得がどれに該当するかというと、「雑所得」に区分されます。雑所得とは、利子や配当、不動産など、あらかじめ定められている所得のどれにも当てはまらない所得を指します。 たとえば、印税や講演費、アフィリエイト収入なども同じ雑所得です。そのほかにも、フリーマーケット販売やFX取引の利益なども該当します。一般的に副業と呼ばれているものから得られる所得が含まれると覚えておけばよいでしょう。 仮想通貨は損益通算できる?できない?計算方法やメリットを知っておこう Coincheck 所得は「総収入金額-必要経費」 勘違いされることもありますが、確定申告をする際に申告するのは収入ではなく、所得です。収入と所得の違いは経費を差し引くかどうかで異なります。 たとえば、年間で100万円の収入があって経費が30万円かかっていた場合、100万円から30万円を差し引いた70万円が所得です。 つまり、所得の計算式は「総収入金額-必要経費」となります。気を付けるべき点としては、単純に「売却額―購入額」ではありません。 仮想通貨取引における価格差だけでなく、より幅広いものが必要経費として認められるということを理解しておきましょう。 経費と節税 必要経費と節税の関係がいまひとつ分からないという人もいるでしょう。大切なことは、「課税対象になるのは収入ではなく所得である」という事実を理解することです。 つまり、経費が大きくなればそれだけ収入から差し引く金額も大きくなります。その結果、所得が小さくなって納税額が少なくてすむというわけです。 支払う税金を少なくするために、必要経費をできるだけ多くするというのは、節税方法のなかでもとてもシンプルなもので、実際に多くの人が実践しています。ただし、経費として認めるかどうかを判断するのは税務署です。 自分の判断だけで経費として申請していると、税務調査に入られたときに追徴課税を課されるかもしれません。そのため、どれが経費として認められるかという点については理解しておく必要があります。 仮想通貨関係で(全額)必要経費と認められるもの 仮想通貨取引で経費として認められるかどうかのポイントは、「仮想通貨取引(事業)のために支出したことを証明することができるかどうか」です。 具体的には、「仮想通貨の取得費」「出金手数料」「取引手数料」「投資のコンサルティング費用」などが挙げられます。 会社員がスキルを高めるための支出が経費として認められるように、仮想通貨取引における「投資の知識を得るための書籍代」も必要経費として計上可能です。 同様に、会社員が交通費を経費計上できるように、「仮想通貨関連のセミナー代や往復交通費」「投資仲間との勉強会や往復交通費」も経費として認められます。 会議費や交際費として考えられるという理由から「仮想通貨の情報交換をするために他者と開いた会合の食費」を経費計上しても問題ありません。 会計ソフトの使用料金など、税務申告にかかった費用も当然のことながら経費に含めることができます。 ほかにも、10万円未満であれば、「仮想通貨取引専用のスマホ代やPC代(マウスやパッドなどのアクセサリ類を含む)」も経費となります。 仮に10万円を超えた場合は、基本的に減価償却の対象となってしまうため、一括で経費計上することはできません。 パソコンやスマホなどのデバイスで1個あたり10万円を超える場合では、減価償却という耐用年数に応じて経費計上しなければいけないケースもあります。減価償却とは「物の価値は年々減少していく」という考え方から生み出された経費計上の方法です。 たとえば、「サーバー用以外のパソコン」の法定耐用年数は4年となっています。この場合、20万円のパソコンであれば毎年5万円ずつ、4年間かけて経費計上するイメージです。 必要経費にできないもの 必要経費にできないのは「仮想通貨取引に直接の必要性がないもの」です。たとえば、投資仲間との旅行などは交際費として認められにくいです。ただし、研修旅行であれば一定の金額に限り、認められるケースもあります。 その場合、後から税務調査に入られたときにきちんと説明ができるよう、写真や資料などで研修が行われたという客観的な証拠を残しておくことが重要です。 家賃や通信費も基本的には必要経費として認められますが、「仮想通貨取引に使った分だけ」となります。ガスや水道は仮想通貨取引との直接的な関係が薄いため、認められないケースが多いです。一方で電気はパソコンやスマホを使った取引で必要なため、一部は認められます。 部分的に経費にするためには、按分(あんぶん)計算をしなければいけません。按分計算については、次で詳しく説明していきます。 Coincheckでんきについてもっと詳しく知りたい方はこちら Coincheck Coincheckガスについて詳しく知りたい方はこちら Coincheck 「按分」が必要になるもの 家賃や光熱費、通信費などは実際に仮想通貨取引で必要になるため、一部分のみ経費にできます。按分計算を行って経費を算出しますが、具体的にはどうするのでしょうか。 「按分」とは 経費計算における按分とは、私生活に必要な部分とビジネスに必要な部分を分けて考えるということです。たとえば、家賃や光熱費、携帯代などは仮想通貨取引だけでなく、私生活でも併用しているケースが多いでしょう。 そのため、仮想通貨取引に使った分だけを算出して経費計上する必要があります。 仮想通貨取引を事業として行い、専用の事務所を構え、携帯電話も事業用のものを使用しているというのであれば、按分を行う必要はありません。 しかし、自宅で仮想通貨取引を行い、プライベートと兼用しているような場合には、按分計算を行って経費を算出しないと、脱税行為に該当する恐れがあります。 按分が必要なものと按分の方法 按分計算にあたって大切なことは「客観的な視点で合理的な説明がつくかどうか」です。 たとえば、家賃を経費計上する場合、「実際に作業しているスペース分を計上する」という方法があります。具体的な計算式は「取引に使用している部屋の面積÷部屋全体の面積」で問題ありません。 携帯電話の通信費を経費計上する場合は、「仮想通貨に使用している時間とそれ以外の時間で割り出す」方法が一般的です。たとえば、1カ月の通信費が1万円で、毎日6時間取引を行っている場合は、「1万円×25%(6時間÷24時間)=2500円」が経費となります。 人によって生活状況は異なるため、按分で誰にも当てはまる計算式は残念ながらありません。大切なことは、税務調査が入ったときに調査官に算出根拠をしっかり説明できるかどうかです。自分の生活状況を客観的な視点で考えて按分計算するように心がけましょう。 必要経費を正確に計上して賢く節税 仮想通貨取引の経費に計上できるのは、購入の際の費用だけではありません。家賃や光熱費はもちろん、勉強代でさえ必要経費にできるのです。 仮想通貨取引に直接関係がないものを経費計上してはいけませんが、反対にいえば関係があるものなら経費にすることができます。経費計上できる支出は意外に幅広いということは覚えておくとよいでしょう。 経費に対する正しい知識を習得して、賢く節税をするよう心がけてみてください。 ※税金の詳細につきましては、管轄の税務署や税理士にお尋ねいただくか、国税庁の「タックスアンサー(よくある税の質問)」のページをご参照ください。 仮想通貨(ビットコイン)の税金・計算方法・確定申告を徹底解説【2020年最新】 Coincheck

「仮想通貨の税金は高いと聞いたけど、節税する方法はあるのだろうか?」 あなたは今、仮想通貨の利益に対する具体的な節税対策を知りたいと考えていませんか? 確かに、仮想通貨の利益には最大で55%の税金がかかることもあるため、なんとかして節税したいと考える人も多いことでしょう。 仮想通貨の節税対策としてできることはいくつかあって、節税度や難易度などをまとめると下記一覧表のようになります。 上記表の中で、特に仮想通貨で大きな利益を得る人にとっては、1番効果的な節税対策は「法人化」です。 なぜなら、個人の所得として税金を支払う場合の最大55%と比べて、法人化した場合は最大約33%と約22%の差があるからです。 そこで、本記事では、まずは1番効果的な節税「法人化」について詳しく解説していきます。 ただ、「会社の規則で法人を作ることが禁止されている」や「大きな利益は出ないから法人化までは必要ない」という人などもいるでしょう。 そこで、法人化以外の仮想通貨の節税対策以下5つについても分かりやすく解説します。 ◎仮想通貨にかかる経費を計上 ◎年間20万円以下の利益で確定 ◎利益確定をしないで保有し続ける ◎損益通算を利用する ◎個人事業主として開業する 法人化と比べると金額は減るかもしれませんが、うまく利用することで節税につながるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 さらに、仮想通貨の税金は総合課税として算出されるため、所得控除の対象となる「ふるさと納税」などの一般的な節税対策も有効なので、そちらも一覧表にて紹介しています。 最後に「仮想通貨の節税におけるQ&A」にて、節税対策としてよく話題に上がる「海外に移住しても税金はかかるの?」などについても、まとめて詳しく解説しています。 本記事を読めば、どんな状況の人でも有益な仮想通貨の節税対策を見つけることができ、節税に関する全ての疑問が解消されることでしょう! Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨の利益にかかる税金とは?|節税のための基礎知識 仮想通貨の税金はいくら?基本的には雑所得として計算 仮想通貨の節税!最も効果的なのは法人化 所得税より法人税の税率の方が低い 損益通算や繰越控除など法人税制上のメリットが多くある 法人化以外の押さえておくべき仮想通貨の節税対策5つ! 仮想通貨にかかる経費を計上 年間20万円以下の利益で確定 利益確定をしないで保有し続ける 損益通算を利用する 個人事業主として開業する 会社員や個人事業主としての一般的な節税対策も有効! 仮想通貨の節税におけるQ&A Q1. 海外の取引所利用でも税金はかかりますか? Q2. 海外に出国しても税金はかかりますか? Q3. 会社員でも法人を設立することはできますか? Q4. 仮想通貨の税金にかかる制度は変わる予定はありますか? 仮想通貨の節税対策まとめ 仮想通貨の利益にかかる税金とは?|節税のための基礎知識 仮想通貨の節税対策について理解してもらうために、まずは「仮想通貨の利益にかかる税金とは?」についてお伝えします。 仮想通貨の税金はいくら?基本的には雑所得として計算 仮想通貨の利益は、基本的には「雑所得」に該当します。雑所得とは、下記のような特徴があります。 年間20万円の利益を超えたら税金が発生 総合課税なので給与所得などと合わせて税金計算される 雑所得にかかる損失は他の所得と損益通算できない 例えば、会社員の副業として仮想通貨の売買を行って利益(所得)が20万円を超えた場合、給与所得と仮想通貨の利益の合計額に対して税金がかかります。 出典:No.2260 所得税の税率|国税庁 【例】給与所得400万円、仮想通貨所得300万円の場合(所得が給与所得のみの会社員が仮想通貨で300万円利益を得た場合の所得税) (400万+300万)× 0.23 − 63万6000円 = 97万4000円 さらに、課税所得に対しては住民税の10%の支払いもあるので、ざっくり計算すると上記早見表の税率に10%を加えた最大で55%の税金を納める必要があります。 仮想通貨の税金の「具体的な計算方法」や「税金がかかるタイミング」などの詳細を確認したい方は、下記記事を参考にしてみてください。 仮想通貨(ビットコイン)の税金・計算方法・確定申告を徹底解説【2020年最新】 Coincheck 仮想通貨の節税!最も効果的なのは法人化 仮想通貨の節税については色々な対策がありますが、最も効果的と言えるのは法人化することです。 理由は ・個人としての所得税率と比べて法人税率が低く設定されている ・法人税制上のメリットが多くある の2点によって説明できます。 法人化によって得られる税制上のメリットについて詳しく紹介していきます。 所得税より法人税の税率の方が低い 所得税は、所得が4000万円超の場合には住民税と合わせて最大55%の税率になりますが、法人税は800万超で23%、法人住民税などを含めた実効税率も最大約33%とその差は歴然です。 例えば、仮想通貨で1億円の所得を得た場合、法人化していれば税金は3,300万円、法人化していなければ5,500万円を支払うという計算になります。 実際には上記のような単純な計算にはなりませんが、法人化することの有用性は理解してもらえるはずです。 出典:No.5759 法人税の税率|国税庁HP 損益通算や繰越控除など法人税制上のメリットが多くある 法人化が1番効果的な仮想通貨の節税対策と言われているのは、大きな利益を得た場合において、個人の所得税率と比べて法人税率が低いという理由だけではありません。 法人化することによって下記のような税制上のメリットを享受できることも大きなポイントです。 【損益通算】 通常、仮想通貨は雑所得になるため、雑所得にかかる損失は他の所得と損益通算することができません。仮想通貨で大きな損失が出たとしても他の所得から控除できず、税金を負担する面では大きなデメリットとなります。 しかし、法人化すれば、所得の区別がなくなるために損益通算が可能です。他の事業における黒字分と仮想通貨の赤字分を相殺して、結果として納める税金を減らすことができます。 【繰越控除】 雑所得においては繰越控除はできません。繰越控除とは、損益通算しても赤字分が残ってしまった場合に次年度以降に繰り越して、所得から控除することです。 法人化すれば、大きな赤字が出た際には、次年度以降に繰り越して税金の負担を減らすことができます。 【経費計上の幅が広がる】 経費は所得から控除できるので、税金のかかる所得金額を減らすことができます。ただ、「3-1.仮想通貨にかかる経費を計上」でも説明しますが、個人としての経費はどうしても限度があります。 法人化をすれば、経営に関わる高額な備品なども経費に含めることができるため、経費の幅が広がり、結果として節税につながると言えるでしょう。 【家族に給与支払い可能】 法人化すると、家族を従業員にして給与を支払うことが可能になります。家族に給与を支払うことで所得を分配させられるので、ひとりに所得を集中させるよりも所得税が抑えられます。 もちろん、従業員としての実態があることは必須なので注意してくださいね。 【小規模企業共済への加入】 法人化することで、国の機関である中小機構が運営している退職金積立制度を利用することが可能です。 退職金準備のために一定の掛金を支払いますが、全額所得控除の対象になるので節税効果が期待できます。 究極の節税対策は「法人化」と言われているのは、所得税と比べて税率が低いからというだけでなく、多くの税制上のメリットを受けることもできるからということが理解できたのではないでしょうか。 ただ、法人化するためには設立費用がかかり、専門家へ依頼することを考えると少なくとも30万円前後の初期費用がかかります。設立後も「法人税」や「法人住民税(地方税)」などの会社で納めるべき税金があることを覚えておきましょう。 また、仮想通貨の利益が多くなければ、個人の所得税の方が安く済むこともあります。 仮想通貨投資は法人がお得?かしこい投資方法も解説します Coincheck 法人化以外の押さえておくべき仮想通貨の節税対策5つ! 仮想通貨の最も効果的な節税対策は法人化することですが、 「会社員をしていて会社で法人を作ることが禁止されている」という人や 「大きな利益は出ないから法人化までは必要ない」という人もいるでしょう。 そこで、ここからは法人化以外に押さえておくべき仮想通貨の下記節税対策5つを紹介していきます。 ・仮想通貨にかかる経費計上 ・年間20万円以内の利益で確定 ・利益確定をしないで保有し続ける ・損益通算を利用する ・個人事業主として開業する 仮想通貨にかかる経費を計上 仮想通貨取引のためにかかった費用は、経費として仮想通貨の利益から控除することが可能です。 ただ、会社員の副業として仮想通貨取引を行った場合に認められる経費は下記のようなものに限定されるでしょう。 ・仮想通貨取引の手数料 ・仮想通貨について勉強するための書籍代金やセミナー代金 ・仮想通貨保管のためのウォレット など、経費が多いほど控除額が大きくなり、税金がかかる所得は減りますが、何が経費として認められるかを断言するのは難しいです。 経費に関しては「この費用は絶対に経費として認められる」といった指標がないからです。 上記以外にも、仮想通貨取引を行うことのみが目的のパソコンやスマートフォンも経費として認められる可能性もあります。 ただ、その場合には「仮想通貨取引のみに使う」ことをしっかりと証明しなければなりません。 年間20万円以下の利益で確定 仮想通貨の利益は雑所得に当たり、年間20万円を超える利益に所得税がかかるため、年間20万円以下の利益であれば所得税はかからないということになります。 そのため、年間の利益確定を20万円以下に調整するという節税方法があります。 例えば、仮想通貨で40万円の利益が出ている場合、40万円分の利益を一度に確定すると5%の税金がかかるので、2万円の所得税がかかることになります。 しかし、先に20万円分の利益を確定し、翌年残りの20万円を確定すれば、所得税は支払う必要はありません。 数百万円や数千万円といった大きな利益が出ている場合には現実的な方法ではありませんが、利益の合計が数十万程度であれば有効な方法のひとつと言えるでしょう。 ただし、年間の利益が20万円以下でも住民税はかかるので注意してくださいね。 利益確定をしないで保有し続ける 仮想通貨を日本円に変えずに保有し続ければ、税金がかかることはありません。 究極の方法ではありますが、仮想通貨の価値がいくら上昇しても利益確定しない限りは、課税対象にはならないです。 ただし、利益確定以外にも下記のようなタイミングで課税対象になるので注意してくださいね。 仮想通貨でモノやサービスを購入した時 仮想通貨同士の交換を行った時 仮想通貨をマイニング(採掘)により取得した時 損益通算を利用する 仮想通貨の利益は、年内に限り損失との相殺が可能です。仮想通貨の利益は雑所得なので、基本的に他の所得と損益通算はできませんが、仮想通貨における利益と損失は年内に限り通算可能です。 そのため、仮想通貨の利益が出た際に損失が出ている仮想通貨を確定させて、節税につなげるという方法があります。 例えば、同年中に仮想通貨の利益100万円を確定させたものの、損失も90万円確定した場合には、「100万円-90万円=10万円」となり、利益が20万円を超えないので所得税はかからないことになります。 ただ、損益通算は年内に限り有効で、損失を翌年に繰り越すことができないことには注意が必要です。 損失90万円が出た翌年に100万円の利益が確定した場合には、100万円分すべてに課税されることになります。 個人事業主として開業する 個人事業主として開業することで、青色申告を行うことが可能になります。青色申告は、所得から65万円の控除ができることが税制上の大きなメリットです。 ただし、青色申告を行い65万円の控除を受けるためには、仮想通貨の利益を「雑所得」ではなく「事業所得」として計上する必要があります。 仮想通貨の利益を「事業所得」とすることは、特に法律などで禁止されているわけではありませんが、下記のような条件を満たしている必要があります。 事業として仮想通貨の投資を行っている 仮想通貨の利益が生計の主軸となるものである 反復、継続的に事業を行っている、など そのため、会社員という主の所得があった上で、個人事業主として開業をした場合には、「事業所得」とは認められにくいと言われています。 もし、「事業所得」と認められて、青色申告ができれば、事業所得は雑所得と比べて、さらに税制上下記のようなメリットがあります。 他の所得との損益通算ができる 損失3年繰越可能、など 会社員や個人事業主としての一般的な節税対策も有効! 仮想通貨の節税対策としては、「ふるさと納税」や「iDeCo」のような所得控除の対象となる、一般的な節税対策も有効です。 「仮想通貨の節税」と言うと、どうしても仮想通貨に絡めた節税対策を考えてしまうかもしれません。 しかし、実は、仮想通貨の利益は、基本的には「雑所得」として給与所得などと合計して税金が課されるため、所得控除の対象となるような一般的な節税対策も有効なのです。 そのため、「仮想通貨の節税をしよう」と仮想通貨に絡めた節税対策だけを考えるのではなく、「所得税の節税をしよう」といった考えを持つと視野が広がりますよ。 以下、所得控除の対象となる代表的な節税方法を一覧表にまとめました。 「所得税の節税」と考えれば、人によっては他にも思いつくものがあるかもしれません。自分の状況に合わせて取り入れられそうな節税対策があれば、挑戦してみてくださいね。 仮想通貨の節税におけるQ&A 仮想通貨の節税に関して多くの人が疑問を持ちやすい以下4つの点についてQ&Aにしてまとめました。 Q1 海外の取引所利用でも税金はかかりますか? Q2 海外に出国しても税金はかかりますか? Q3 会社員でも法人を設立することはできますか? Q4 仮想通貨の税金にかかる制度は変わる予定はありますか? Q1. 海外の取引所利用でも税金はかかりますか? A. 国内取引所ではなく海外の取引所を利用して仮想通貨の売買を行っている人もいることでしょう。 海外取引所利用の場合も、利益が出た場合には課税対象になります。「海外の取引所であれば、税金がかからない」ということはないので注意してください。 また、「海外の取引所を利用すれば利益がバレないのでは?」と考えて税金の支払いをしないでいると、いざバレた際に税金が加算されるなどのペナルティが適用されることもあります。 そのため、海外取引所利用で仮想通貨の利益がでた場合にも、税金の支払いは必ず行うようにしてくださいね。 Q2. 海外に出国しても税金はかかりますか? A. 日本においては仮想通貨で大きな利益が出ると、現在のところは高額な税金を支払う必要があります。 そのため、「税金が少ない海外に移住してはどうか?」と考える人もいるかもしれません。 確かに、国によっては仮想通貨に対する税金を優遇しているところもあり、利益確定せずに海外に移住すれば日本での納税を回避できる可能性もないとは言い切れないです。 ただ、不確実な事柄も多く、海外移住の条件や手続きも国によって異なるので、気軽にできることとは言えないでしょう。 また、資産1億円以上を保有している人は出国時に「出国税」がかかりますが、仮想通貨の未確定利益がどのように判断されるのかは、明確な答えが出ていません。 これらのことから、節税のために海外に移住することはリスクが高く、あまり現実的ではないと言えるでしょう。 どうしても海外移住にチャレンジしたいという人は、専門家へ相談することをおすすめします。 Q3. 会社員でも法人を設立することはできますか? A. 会社員として働いていても法人設立や開業などを行うことは法律上可能ですが、会社の規定などで禁止されている可能性もあります。 後々揉めたりしないよう、あらかじめ会社の了解を取っておくことをおすすめします。 Q4. 仮想通貨の税金にかかる制度は変わる予定はありますか? A. 未定ですが、今後、分離課税になることは十分に考えられます。 仮想通貨の基本的な税金については、「仮想通貨の利益にかかる税金とは?|節税のための基礎知識」で解説しましたが、実はFXや株式の利益と比べると税制上はかなりデメリットが大きいのです。 FXや株式の利益は分離課税と言って、他の所得と分けられた上で一律約20%の税金が課されるというのが現在の制度になっています。 仮想通貨の税金は総合課税で、最大55%課されることと比べると、税率がかなり低いと言えます。 そこで、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)などからは、仮想通貨の税制に関して、金融庁に分離課税への制度改正要望を出してはいますが、現状では本格的な議論には至っていません。 ただ、今後、仮想通貨の税金がFXや株式と同様の分離課税になることは十分に考えられます。 もしそうなれば、現制度と比べて支払う税金はかなり減るので、節税対策に躍起になる必要もなくなるかもしれません。 仮想通貨の節税対策まとめ 仮想通貨の節税対策について紹介しました。 仮想通貨の利益が大きい場合に、節税のインパクトが1番あるのは「法人化」で、 ・個人としての所得税率と比べ法人税率が低く設定されている(所得税最大55%、法人税最大約33%) ・法人税上のメリットが多くある(損益通算、損失繰越など) といった2点が大きなポイントです。 ただ、法人化をするのは難しいという人や法人化以外の節税方法を知りたいという人もいるでしょう。そのような人は、下記の節税対策がおすすめです。 ・仮想通貨にかかる経費を計上 ・年間20万円以下の利益で確定 ・利益確定をしないで保有し続ける ・損益通算をうまく利用する ・個人事業主として開業する さらに、仮想通貨は「雑所得」に当たるため、所得控除の対象となるような一般的な下記節税対策も有効です。 ・ふるさと納税 ・確定拠出年金 ・住宅ローン減税 本記事を読み、自分に合った有益な仮想通貨の節税対策を見つけてくださいね。 なお、税務に関しては国税庁のHPを参照、専門の税理士に必ずご確認して下さい。

2019-08-14仮想通貨の税金

2017年から2018年にかけては多くの仮想通貨が大きく上昇したこともあり、仮想通貨投資がうまくいった結果、大きな利益が出た人が多く誕生しました。 また、仮想通貨で利益を出した人は、その利益を利用して、続けて新しい仮想通貨へ投資を始める人もいるようです。しかし、仮想通貨の使用で得た利益が、税制上どのような扱いを受けているのか理解している人は少ないかもしれません。 特に、確定申告が必要かどうかは関心の高いテーマかと思いますので、今回は仮想通貨の確定申告についても合わせてご紹介します。 仮想通貨の損益発生のタイミング まずは、仮想通貨の使用による損益が発生するタイミングを理解しなければいけません。 基本的に仮想通貨で損益が発生するのは、仮想通貨を売却した時、仮想通貨で商品を購入した時、異なる仮想通貨同士を交換した時、マイニング報酬を得た時などとなります。 仮想通貨の売却で損益が確定するのは、一度所持した仮想通貨を売却して法定通貨に戻した時となります。購入した時から価格が下落した仮想通貨を売却した場合は、損失として計上されます。 仮想通貨の使用で法定通貨に直接換金しない場合、つまり商品の購入や異なる仮想通貨に交換した場合は、商品購入時・交換時のレートで換算した日本円に換金したのと同じようにみなして損益が計算されます。また、マイニング報酬を得たときは、報酬獲得時のレートからマイニング費用を引いたものが所得として計算されます。 仮想通貨の税金とは? 個人で仮想通貨を利用して生じた損益は、現在のところは総合課税の「雑所得」という所得に分類されます。 この総合課税は、給与所得などと合算した所得金額に応じて税率が変わる累進課税が適用され、最大で45%まで税率が上がります。 <所得金額による所得税率> 課税される所得金額 税率 控除額 195万円以下 5% 0円 195万円超330万円以下 10% 97,500円 330万円超695万円以下 20% 42万7,500円 695万円超900万円以下 23% 63万6,000円 900万円超1,800万円以下 33% 153万6,000円 1,800万円超4,000万円以下 40% 279万6,000円 4,000万円超 45% 479万6,000円 このような税率の変化があることは覚えておいた方が良いでしょう。仮想通貨の税金制度が始まって日も浅いため、仮想通貨の税率について詳しく知っている人も多いわけではありません。 仮想通貨の税率を計算するためには、仮想通貨の損益の計算をおこなう必要があります。特に仮想通貨の購入価格は計算がややこしく、準備をしておかないとなかなか骨が折れる作業になります。 そんな仮想通貨の計算をうまくおこなうためにも、仮想通貨の購入価格の計算方法を覚えておきましょう。 仮想通貨の税金の計算方法について 仮想通貨の購入価格の計算方法には「移動平均法」と「総平均法」の2通りの計算方法があります。 移動平均法とは 移動平均法は仮想通貨の購入の都度、合計購入金額と数量で価格を計算する方法です。 移動平均法は仮想通貨を購入するたびに購入単価を計算していくので、リアルタイムで購入価格を把握することが可能になります。しかし、1年間で何百回と取引をおこなっている投資家にとっては、非常に細かい計算が必要になります。 総平均法とは 一方で、総平均法は年内に購入した仮想通貨の価格を合算した数字をもとに、購入単価を計算する方法です。そのため、売却せずに保有している仮想通貨も購入時の価格が単価に反映されます。 総平均法はとにかく計算が楽というメリットがありますが、かなり大雑把な計算方法なので、場合によっては税金を多く支払うこと可能性もあります。 また、仮想通貨の損益が発生するのは、仮想通貨の利益が確定したタイミングというのを上記でも説明しました。これは言い換えれば、利益を確定さえしなければ損益は発生しないということになります。 そのため税金を抑えたいという人は、利益確定する仮想通貨を調整することで税額を調整することができます。 詳しくはこちら:仮想通貨にかかる税金とは?計算方法から確定申告のやり方まで解説 仮想通貨の雑所得が20万円以下でも申告が必要なケース 基本的に20万円以下の雑所得が申告対象にならないというルールが適応されているのは、年末調整をおこなっているサラリーマンです。 しかし、中には雑所得が20万円以下でも申告しなければいけないケースもあります。案外、これらのケースを見逃していて脱税扱いを受けてしまう人も多くいるので注意が必要です。 まず、例えば2ヶ所以上から給与所得を受けている人は申告が必要な可能性があります。本業として会社員をしており、副業として週末にアルバイトをおこなったとします。 これは2ヶ所の労働場所から給与所得をもらったこととなりますが、主たる給与以外の収入、つまりこの場合だと、副業のアルバイトの収入と雑所得が20万円を超えているなら確定申告が必要となります。 また、給与の年間の収入が2000万円を超えているという人も申告が必要となります。他にも、個人事業主として利益を出している方は確定申告が必要です。 さらに、扶養控除を受けている主婦や学生であっても所得税の基礎控除である38万円(2020年分からは48万円)以上の給与以外の所得があれば確定申告が必要になります。 ※税金の詳細につきましては、管轄の税務署や税理士にお尋ねいただくか、国税庁の「タックスアンサー(よくある税の質問)」のページをご参照ください。 仮想通貨の雑所得の特徴 仮想通貨による雑所得はFXなどの申告分離課税の雑所得とは少し異なり、総合課税の雑所得内の損益を通算することができます。 つまり、仮想通貨やその他の副業で年内に生じた損益を合算して計算ができるため、仮想通貨で出してしまった損失も、例えば原稿料のような雑所得と合算することで税金が軽減される可能性もあります。 確定申告が必要なのに確定申告をおこなわないと、無申告加算税という税金が発生してしまい、より多くの金額を納税する必要性が出てきます。法定期限内にしっかりと確定申告をおこなうようにしましょう。 また、所得税と住民税は全く別の管轄であり、そのルールも異なるので、雑所得が少しでもあればその金額に関わらず住民税申告は必要です。 仮想通貨取引の確定申告のやり方 基本的に確定申告は、住民票がある住所地の税務署でおこなうことになります。確定申告を提出するために必要な書類をまとめて税務署に向かうようにしましょう。 確定申告を提出するために必要な書類は確定申告書、源泉徴収票、仮想通貨の取引が掲載されている明細などです。もし、書類の不備などが不安などであれば税理士や税務署に聞いてみると良いでしょう。 今では、仮想通貨の確定申告に関連したサービスも提供されています。それらのサービスをうまく活用することで、仮想通貨の確定申告を簡単に済ませることができます。 詳しくはこちら:仮想通貨も確定申告が必要!基礎知識や注意点を紹介 仮想通貨の税制の今後 以上が所得税における仮想通貨の損益への課税の仕組みの基礎となりますが、仮想通貨の税制は、今後変わってくる可能性もあります。 2020年分の基礎控除の引き上げなど、税金自体の制度も年々変わっていくので、税制度のニュースもしっかりとチェックしておく必要があります。 また、今まで自ら確定申告等をおこなってこなかった人は、これらのことに注意して仮想通貨の取引に取り組みましょう。

電子的な決済手段として利用できる仮想通貨は、価格が変動するため投資対象としての魅力もあります。 仮想通貨は、債権や株式、投資信託などさまざまな投資対象のなかでもリスクは高くなります。その反面、運用によって大きな利益が生じる可能性があります。 仮想通貨は500円などの少額から投資が可能ですが、投資元本として100万円用意できれば、十分に資産運用を始めることもできるでしょう。これから仮想通貨投資を始める人は、運用のコツを理解しておくことが大切です。 そこで、仮想通貨投資におけるポイントやコツ、注意点などについて解説します。 Coincheckの無料登録はこちら 仮想通貨は今から始めても遅くはない? 代表的な仮想通貨であるビットコインは、2017年から2018年の初めにかけて価格が10倍以上に高騰しました。いわゆるバブル状態だったと言われています。 しかし、最高値を付けた2018年の初め以降は価格が伸び悩み、2019年2月時点には最高値の約5分の1の価格にまで下がりました。そのため、バブルがはじけたあとの仮想通貨に投資することに不安を感じる人もいるのではないでしょうか。 しかし、仮想通貨はビットコインだけではなく、世界中に1000種類を超える仮想通貨が存在しているといわれています。その中には、ビットコイン以上に価格が上昇すると期待されている仮想通貨も多数含まれています。 将来的に価格が上昇する可能性がある仮想通貨を見つけて投資できれば、これから投資を始めても遅いということはありません。 仮想通貨の運用を始める前に気を付けること 100万円の投資元本が用意できたら、すぐにでも仮想通貨へ投資して運用を始めたいと思うかもしれません。 しかし、運用を始める前に知っておいたほうがよいことがあります。ここでは、仮想通貨の運用を始める前に気をつけたほうがよいことについて解説します。 仮想通貨投資はギャンブルとは別 投資を始める前に知っておくべきポイントの1つ目は、仮想通貨投資はギャンブルではないということです。 仮想通貨への投資は、その価格変動の大きさからギャンブルだといわれることもあります。ギャンブルは、運によって勝率が変わることが特徴です。 一方、投資は、市場動向から価格変動を予測し、利益を積み上げる長期的な戦略を持つことで勝率を高めることができる点が異なります。慎重に計画を立てしっかり準備することによって、運任せにせず自らリスクをコントロールできるのです。 仮想通貨への投資はギャンブルとは言い切れず、一定のリスク管理が可能な投資であると言えます。確かに、完全にリスクはコントロールできるわけではありませんので運の要素もありますが、それでも仮想通貨投資の経験を積み知識を深めれば、勝率を上げていくことは可能です。 他人の話を鵜呑みにしすぎない 2つ目のポイントは、個人的に発信されている投資情報を安易に信じないことです。 仮想通貨の世界には、多くのインフルエンサーやトレーダーが思い思いに投資に関する情報を発信しています。投資判断を行う場合、そういった情報を鵜呑みにしてしまうのではなく、投資判断の参考程度として認識しておくことが大切です。 ネット上にあふれる情報の中には、誤った情報も混じっています。他人の情報だけで自らの投資判断を行うのではなく、必ず自ら情報を取得したうえで整理し、どの仮想通貨に、いつ投資するのかなどを決めるように心がけましょう。 価格が下がった時に慌てて売らない 3つ目のポイントは、予想外の方向に価格が変動しても慌てて決済しないことです。 仮想通貨価格の値動きは、ほかの金融商品などと比較すると激しく変動するという特徴があります。仮想通貨を購入して保有している状態で大幅に価格が下がると、価格の下落が継続するのではと不安になり、すぐに売却してしまう人が多くなっています。 しかし、価格変動が激しいということは、暴落したあとですぐに大幅な価格上昇に転じる可能性もあるということです。そのため、価格変動が生じても、焦らずに相場の状況を冷静に見極めることが重要です。 価格変動が一時的なものであれば、しばらく様子を見て上昇トレンドへの転換を待つことも大切になります。 仮想通貨はハイリスクハイリターン 仮想通貨投資を行っている場合、予想した方向に価格が大きく動けば、リターンも大きくなります。ただし、予想の反対方向の値動きになると、大きな損失を被ります。 つまり、仮想通貨投資は、ハイリスクハイリターンの投資だといえるのです。また、投資対象としての安全性についても高いとはいえないでしょう。 仮想通貨は、金などのように実物がなく、株式などのように法律に基づく権利証券でもない存在です。最悪の場合は仮想通貨そのものがなくなってしまうリスクもあります。 そういった大きないリスクがあるからこそ、うまく取引すれば多額のリターンが得られる可能性があるのです。仮想通貨投資を行うにあたっては、ハイリスクハイリターンの取引をしているということを忘れないようにしましょう。 元手100万円で仮想通貨の運用を行うコツは? 投資の元手として100万円を用意できた場合、いきなり何の投資方針もなく取引を始めることは避けたほうがよいでしょう。 そこで、100万円で仮想通貨を運用する場合のポイントの事例についてご紹介します。 1. 短期でなく長期で勝負する 1つ目のコツは、長期投資で取引することです。 短期取引で利益を出す難易度は高くなります。経験豊富な投資家であれば、チャートによるテクニカル分析や経済指標などによるファンダメンタルズ分析など、高度な知識を駆使すれば、短期でも利益を出せる可能性を高められるでしょう。 しかし、初心者には短期投資はハードルが高いのが現実です。一方、長期投資であれば、何度も頻繁に売買する必要がなく、仮想通貨価格の大きなトレンドに沿って投資すればよいため、難易度は下がります。 さらに、100万円あれば、市場動向に左右されず長期間保有を継続する「ガチホ(ガチっとホールドするの略)」戦略を試すという選択肢もあります。 2. 複利を味方につける 2つ目のコツは、複利効果を最大化することです。 複利効果とは、投資元本が生んだ利益を再投資して元本に加算することで、利益が利益を生む状態を作り出すことです。複利効果を使えば、運用資産を増やしやすくなります。 元本が生み出す利益をその都度引き出すと、複利効果は得られなくなります。都度引き出してしまえば、利益率が一定の場合における一定期間に得られる利益はずっと同額です。 一方、複利で運用する場合は、元本だけでなく投資した利益も同じ利益率で稼ぐことができます。利益の再投資によって時の経過とともに元本が増加し、得られる利益は足し算ではなく掛け算で増えていくのです。 仮想通貨投資で得た利益は、出金ではなく再投資して複利効果を獲得するのも良いでしょう。複利効果をうまく活用することで、100万円を効率的に増やせることにつながる可能性もあります。 3. 複数の銘柄をチェックする 3つ目のコツは、複数の銘柄に分散投資することです。 初心者の場合、1つの仮想通貨だけに資金を集中させてしまうと、予想が外れて通貨価格が暴落すると投資を継続できなくなるリスクがあります。1銘柄に集中する投資方法は、当たれば大きなリターンを得られる反面、リスクも大きいです。 そこでリスクを減らすためには、複数の期待できる仮想通貨に少しづつ分散投資する方法が有効です。ただし、過度な分散はリターンの減少につながります。 投資可能資金が100万円であれば、例えば50万円で2銘柄、もしくは、25万円で4銘柄程度に分散すれば、リスクとリターンのバランスをとることも可能です。複数の銘柄を確認し、価格上昇が見込める確率が高そうな通貨を厳選して分散投資するのも良いでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら アルトコインで時価総額の高い銘柄の事例 ビットコイン以外の仮想通貨のことをアルトコインといいます。 多数のアルトコインが存在していますが、そのなかでも時価総額が大きく、日本でも知名度の高い3つのアルトコインについて簡単にご紹介します。 1. リップル(XRP) 1つ目は、リップルです。 リップルは、ビットコインなど多くの仮想通貨で使われているブロックチェーン技術が使われていないという特徴があります。 ブロックチェーンの代わりに採用されている技術は「XRP Legder(リップル・レジャー、リップル分散台帳)」という決済プロトコルです。リップルは、このプロトコルを採用したことによって、優れた決済スピードを実現しています。 また、送金手数料も低く抑えられるため、既存の国際送金などよりも低コストでの送金ができる点が大きな強みです。そのため、国際送金や銀行間送金などで、さらなる利用拡大が期待されています。 仮想通貨取引所が解説するリップル(XRP)の特徴と歴史 Coincheck リップル(Ripple/XRP)購入方法・買い方・口座開設の流れを解説 Coincheck 2. イーサリアム(ETH) 2つ目は、イーサリアムです。 イーサリアムは、通貨名であると同時に、ブロックチェーンを使ったプラットフォームの名称でもあります。ブロックチェーンとは、簡単にお伝えすると仮想通貨の取引データを記録する技術です。 また、イーサリアムには、スマートコントラクト機能も実装されています。スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で自動的に取引条件を判断して契約を実行できる機能のことです。 さらに、イーサリアムのプラットフォームを活用した資金調達手法である、ICO(イニシャルコインオファリング)の事例も多くなっています。イーサリアムは、仮想通貨としてだけでなくブロックチェーンを活かしたプロジェクトにも数多く採用されている状況にあります。 イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?分かりやすく解説します Coincheck 簡単にできるイーサリアム(ETH)の購入方法と買い方を解説 Coincheck 3. ビットコインキャッシュ(BCH) 3つ目は、ビットコインキャッシュです。 ビットコインキャッシュは2017年8月に誕生したコインで、ビットコインからのハードフォークによって登場しました。ハードフォークとは、仮想通貨の分岐を表す用語です。 ビットコインキャッシュの特徴は、ビットコインの課題の解決を目指していることです。ビットコインとは共通している機能も多いですが、取引データを格納するサイズを拡大するなどの取り組みを行っています。 誕生当初から市場から注目されていることもあり、今日まで高い時価総額を保っています。 ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)とは?特徴やビットコインとの違いを徹底解説 Coincheck ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)購入方法・買い方・口座開設・取引方法を解説 Coincheck 仮想通貨の運用における税金について 仮想通貨の運用によって利益が生じた場合は、税金がかかります。 そのため、運用を始める前に、仮想通貨の税制についても理解しておくことが大切です。ここでは、仮想通貨取引で得られた利益に関する課税について解説します。 仮想通貨は確定申告が必要 仮想通貨取引で生じた所得がある場合は、原則として確定申告が必要です。 ただし、給与所得者については、給料やボーナス以外の所得が20万円以下であれば原則申告不要とされています。20万円を超えた場合は、自営業などと同様に、確定申告が必要です。 個人が得た所得は10種類に分類されことになっており、仮想通貨の所得はその中の雑所得に該当します。仮想通貨取引で課税されるタイミングは、売却による円などへの交換や仮想通貨同士との交換、商品などの購入時です。 基本的には、取得したときと手放した時の差額が雑所得となります。購入後、保有しているだけの場合は、含み益が生じていても課税されず、申告する必要はないことも念頭に置いておきましょう。 ※税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。 仮想通貨(ビットコイン)の税金・計算方法・確定申告を徹底解説【2020年最新】 Coincheck 利益の一部は税金となる 仮想通貨で得た利益は、課税対象です。 しかし、取引により生じた利益は、再投資や円への交換、商品の購入などで使ってしまいたくなるものです。しかし、あとで課税された税金を支払う必要があることは念頭に置いておきましょう。 たとえば、前年に価格高騰によって大きな利益を手にして全額再投資し、当年に入って暴落が生じたとします。この場合、前年の所得に対する納税分は、当年の価格の値下がりによって消滅してしまうリスクがあります。 こうなると、納税資金の捻出が難しくなる可能性があります。そういった事態にならないように、資金管理はしっかりと行っておくことが大切です。 仮想通貨の中には将来性が期待されている銘柄が数多く眠っている 仮想通貨の元祖はビットコインですが、今ではビットコイン以外にも数多くのアルトコインがあります。また、新しい通貨も誕生し続けている状況です。 それらの仮想通貨のなかには、将来における価値上昇や利用拡大などが期待されている通貨もあります。仮想通貨投資を始めるには遅すぎるのではないかと心配している人にも、まだまだ将来性がある仮想通貨を見つけるチャンスが残されているのです。 今から始めても決して遅くはないため、まずは金融庁登録済の仮想通貨の取引所に口座開設をすることから始めるのが良いでしょう。

2019-04-16仮想通貨の税金

「億り人」とは、仮想通貨の取引で1億円以上の利益を出した人の俗称です。仮想通貨市場は、多くの億り人を出したことで話題になりました。 仮想通貨は、投資方法やタイミングによっては、多くの利益を手にできる可能性を秘めています。ただし、多額の利益を得ると財産は増えますが、その分、税金の負担も増加することが注意点です。 そのため、仮想通貨投資を行って大きな利益を上げることを目指す場合は、あらかじめ税金に関することも理解しておく必要があります。そこで、仮想通貨の課税関係についてご紹介します。 331人の「億り人」を生んだ仮想通貨市場 仮想通貨取引で1億円以上の所得を得た人がいるというのは、本当なのでしょうか。 2018年の国税庁の発表を確認すると、実際に1億円以上の所得があった人の多くが、仮想通貨取引を行なっていたことがわかります。 仮想通貨での取引では源泉徴収はなく、一定の所得以上になると確定申告が必要です。仮想通貨で1億円以上稼いだという人は、必ず確定申告する必要があります。 2017年分として確定申告を行った人の総数は、2198万人でした。そのうち、仮想通貨の所得かどうかを問わず、1億円以上の所得があったと申告した人は全部で549人います。 このうち、仮想通貨取引による収入があったのが331人ということが発表されています。1億円以上の所得があった人のうち、仮想通貨による所得があった人の割合は、実に約60%というのが2017年の結果でした。 仮想通貨の税金は雑所得 仮想通貨で利益を得た場合、その利益は所得税法上、雑所得に区分されます。 株や投資信託の所得は、譲渡所得や配当所得に該当し、申告分離課税で一律20.315%(所得税15.315%+住民税5% ※所得税に復興特別税を含む)の税負担です。しかし、仮想通貨は雑所得に該当するため、総合課税となります。 総合課税になると、ほかの総合課税とされる給与所得や事業所得などと合算した総所得金額に対して、超過累進税率が適用される仕組みです。超過累進税率は、総所得金額が大きければ大きいほど、適用税率が上がります。 1億円の所得になると、ほとんどの部分について「最大所得税率45%+住民税税率10%」が適用されます。所得計算上、一定の所得控除は認められますが、それでも5000万円以上の税負担となる可能性があります。 ※税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。 国民健康保険も一気に高額に 仮想通貨で1億円以上の所得があった場合、税金だけでなく国民健康保険料にも影響があります。 会社員などの給与所得者の場合、健康保険に加入し保険料は給料やボーナスの金額により決まるため、仮想通貨所得の影響を受けない仕組みです。 しかし、自営業などが加入している国民健康保険の場合、保険料は仮想通貨所得を含めた前年の所得で決まります。そのため、国民健康保険料も高くなることに注意が必要です。 保険料率は地方自治体によって異なり、保険料の上限が決まっています。東京23区の場合は、年間上限額は93万円となっています。 1億円の仮想通貨取引による所得が1億円を超える場合は、特殊な事情がない限り、上限が適用されることになるでしょう。 仮想通貨取引で税金が発生するタイミング(2019年3月末時点) 仮想通貨取引に関する税制を理解するうえで、どのタイミングで課税所得が発生するのかを理解しておくことが重要です。 まず、仮想通貨の売買取引の場合は、仮想通貨を売却したタイミングで所得が確定します。売却前の含み益状態では課税されることはなく、日本円に換金した時点での売却益が課税対象です。 また、保有している仮想通貨を別の仮想通貨に交換したタイミングでも課税されます。たとえば、ビットコインを売却してリップルを購入した場合、売却時点でのビットコインの売却益が課税対象です。 さらに、仮想通貨を使って商品やサービスを購入した時点も、課税タイミングになります。決済した時点での含み益が実現したとされ、課税される仕組みです。 仮想通貨取引で利益を最大化するには? 仮想通貨取引を行ううえで利益を最大化するためには、いくつかの方法があります。 1. 法人登記をする その方法の1つが、法人化です。 法人登記を行って会社として仮想通貨取引を行うと、所得税ではなく法人税の課税対象となります。法人税の税率は比例税率で、所得税の最高税率と比較すると低くなります。 そのため、1億円以上の所得だった場合は、法人化しておいた方が、税率は低くなるでしょう。また、仮想通貨取引で生じた損失を、ほかの法人所得と相殺できる損益通算できることもメリットです。 個人の場合、仮想通貨の損失を別の所得などと相殺することは大きく制限されています。さらに、法人の場合は経費として所得から控除できる範囲も広がり、発生所得を抑えることも可能です。 仮想通貨で1億円以上の所得を見込んでいる場合などは、あらかじめ法人化しておくことで、利益を最大化できる可能性があります。 詳しくはこちら:仮想通貨取引・購入のための法人口座開設の流れはこちら 2. 個人事業主になる 個人として行う仮想通貨取引で1億円以上の利益が出た場合の税負担は、重いものになるでしょう。そのため、個人事業主になるという方法もあります。 仮想通貨取引の所得を計算するうえでは、一定の必要経費を控除できることになっています。この必要経費は、個人事業主になって事業や業務として仮想通貨取引を行うことで、控除できる範囲が広がります。 また、事業所得者に認められている恩典である青色申告者になって複式簿記による記帳などの要件を満たせば、65万円の所得控除の適用を受けることが可能です。 なお、今では事業者向けの確定申告ソフトなども豊富に出回っているため、申告作業を簡単にできることもメリットです。 3. 利益確定を調整する 他にも、利益確定額を調整する方法もあります。 仮想通貨の所得は、売却や仮想通貨同士の交換、商品の購入などによって利益確定を行わない限り、基本的には課税されない仕組みになっています。利益確定額をいくらにするのかは、自らコントロール可能です。 たとえば、会社員などの給与所得者や年金受給者などは、年間20万円までであれば少額不追及ということで基本的に非課税になります。また、超過累進税率の適用税率が上がる手前で所得を抑えるというのも一つの方法です。 年によっていくらまで仮想通貨取引の利益を確定するのか、どの部分を含み益の状態で繰り越すかなどは、税負担とのバランスを考慮して決める必要があるでしょう。 仮想通貨の税金はプロに相談を 確定申告は、自分で行うことができます。 しかし、税制は複雑であるため、税金の仕組みがよくわからないと不安を感じている人もいるでしょう。間違った申告書を提出してしまうと、あとで税務調査などで修正を求められ、ペナルティの税負担が生じる可能性があります。 正確な確定申告を行うためには、税の専門家である税理士に依頼したほうがよいでしょう。確定申告を行うためには、仮想通貨取引の詳細な収支計算を行うことが求められます。 複数の仮想通貨の取引所を利用しているなどの場合は、さらに計算は複雑になります。税理士に依頼することで、正確な納税計算を行ってもらえるようになるだけでなく、計算の手間が省けることもメリットです。 仮想通貨取引で多額の利益が生じた場合は、税務調査での追徴課税を避けるためにも、税理士への依頼を検討してみるのも良いでしょう。 詳しくはこちら:仮想通貨にかかる税金とは?計算方法から確定申告のやり方まで解説 納税用のお金を確保して再投資をしよう 課税対象となる所得が生じた場合は、必ず納税が必要です。 会社員の給料であれば源泉徴収によって課税関係が完結します。しかし、仮想通貨取引の利益は、一定額を越えると確定申告を行うことが必要です。 税負担が生じる所得を仮想通貨で得た場合は、正確な確定申告書を作成して、必ず申告しましょう。また、確定申告を行うだけでなく、納税も重要です。 そのため、仮想通貨取引で得た資金をすべて使ってしまうと、納税資金がなくなります。そういった事態を避けるためにも、利益が出たら納税分を別に保管し、残りの分を使うか再投資に回すかするとよいでしょう。 仮想通貨取引を楽しむためには、税制の理解も大切です。常に税金のことも考慮して、取引することをおすすめします。

仮想通貨を含めて、株式や不動産など複数の資産を運用している人の場合、仮想通貨では利益が出ても、ほかの資産では損失が出ていることは少なくありません。 このように、一方で利益は出ているけれど、他方で損失が出ている場合、株や不動産では損益通算という仕組みを利用することができます。損益通算をすると利益の圧縮が可能です。 仮想通貨にもこの仕組みを適用することはできるのでしょうか。この記事では、損益通算とは何か、損益通算ができるケースとできないケースについて解説していきます。 損益通算の意味 まずは、損益通算の言葉の意味を正しく理解しておきましょう。 損益通算とは、一定期間内の利益と損失を相殺することをいいます。一般的に、株式や不動産などの運用で利益が出た場合には税金がかかります。 しかし、ある銘柄で利益が出ても、ほかの銘柄で損失が出た場合には、利益から損失を差し引いて、そのぶんだけ税金を減らすことができるのです。プラスになる収入とマイナスになる収入を合わせたときに、全体としてマイナスになった場合には、その損失を翌年以降に繰り越すことのできる仕組みがあります。 ただし、雑所得に分類される仮想通貨は、株式や不動産などと損益通算することはできません。損益通算ができるのは、仮想通貨同士や雑所得同士となります。 仮想通貨で得た利益の分類 先に、仮想通貨は雑所得に分類されると説明しました「所得」とはなんでしょうか。 所得とは、収入から必要経費を差し引いたものです。企業などに勤めている人なら、年末になると源泉徴収票を勤務先からもらうことでしょう。 そこに記載されている金額を見ると、実際に銀行口座に振り込まれている金額よりもかなり多く、驚いたことがあるという人もいるかもしれません。企業は従業員の給料のほかに、厚生年金や健康保険料、雇用保険料なども負担しています。 こうした年金や社会保険料、所得税や住民税など諸々の必要経費を差し引いた金額が、実際の振込額となるのです。源泉徴収票に記載されている金額は「収入」、銀行口座に振り込まれている手取りの金額が「所得」ということになります。 所得は全部で10種類に分類されます。雑所得とは、不動産所得、事業所得、給与所得、利子所得、譲渡所得、退職所得、配当所得、山林所得、一時所得のいずれにも該当しない所得のことです。 事業に満たない規模の副収入が雑収入に分類されます。具体的にはネットオークションやフリマアプリでの販売利益、年金、税金の還付加算金などが該当します。 なお、所得税は、いずれの分類の所得にも発生するもので、雑所得にもかかることをおさえておきましょう。 雑所得の特徴 雑所得にはほかの所得とは異なる特徴があります。 1. 特別控除がない 1つ目の特徴は、特別控除がないことです。 たとえば、一時所得に分類される懸賞の賞金を例に考えてみましょう。仮に1枚300円のクジを10枚購入して、そのうちの1枚が100万円の当たりクジだったと考えてみてください。 所得は収入から必要経費を差し引いて計算することになっていますので、所得は100万円-3,000円=99万7,000円となります。ただし、一時所得には50万円の特別控除が認められているので、課税対象となるのは99万7,000円-50万円=49万7,000円となります。 課税対象額が減ると、そのぶん納めなくてはならない税金も減るので、特別控除は納税者にとって嬉しい制度と言えるかもしれません。ところが、雑所得にはその特別控除がないため、必要経費を差し引いた残りの金額に丸々税金がかかることになります。 2. 赤字の繰越ができない 2つ目の特徴は、赤字の繰越ができないことです。 事業所得や不動産所得、譲渡所得などには、その年に赤字が出た場合その赤字分を翌年以降の3年間にわたって繰り越すことができる制度があります。 翌年以降、業績が回復して黒字になったときに前年の赤字と相殺できるので、課税所得を圧縮することができるのです。しかし、雑所得には赤字を繰り越す制度が存在していないため、翌年度以降に活かすことはできません。 3. 他の所得と損益通算ができない 3つ目の特徴は、他の所得と損益通算ができないことです。 先に説明したとおり、雑所得に分類される仮想通貨の収入は、ほかの所得と損益通算ができないことになっています。そのため、仮想通貨の収入で赤字が出てしまっても、給与所得と合算して相殺することはできないのです。 仮想通貨での損益計算はできる? 仮想通貨は、ほかの所得との損益通算はできませんが、同じ雑所得に分類される所得なら損益通算が可能です。例えば、アフィリエイト収入などの副収入がある人は損益通算できる可能性があるでしょう。 ただし、申告分離課税のFXとは損益通算できませんので、FXをしている人は注意してください。また、仮想通貨での収入同士なら、収益を通算することができます。 例えば、ビットコイン(BTC)で利益が出てリップル(XRP)で損失が出た場合は、ビットコイン(BTC)の利益をリップル(XRP)の損失で相殺することは可能です。 仮想通貨の損益通算の方法 まず、どのようなケースで「所得」となるのかを押さえておきましょう。 仮想通貨は保有しているだけでは所得は発生せず、所得となるのは基本的には交換や売却をした場合となります。仮想通貨の所得は、基本的には「交換や売却をしたときの時価」×「数量」-「取得単価」×「数量」で求められます。 たとえば、10万円で1BTCを購入し、その後ビットコイン(BTC)が高騰したのでビットコイン(BTC)を使って30万円分の家電を購入したと考えてみましょう。そのようなケースの所得は、30万円-10万円=20万円となります。 別途、必要経費が発生している場合は、先の計算式から年間経費を差し引くことができます。 仮想通貨の内部で損益通算する場合は、先にそれぞれの通貨の所得を計算しておきましょう。ビットコイン(BTC)でプラス100万円、イーサリアム(ETH)でマイナス200万円、リップル(XRP)でプラス50万円というケースでは、100万円-200万円+50万円=-50万円となります。 雑所得は、ほかの所得との損益通算ができませんので、ほかに雑所得がない場合の雑所得は0円と申告します。 仮想通貨取引で必要経費と認められる可能性が高いもの 先に、仮想通貨は収入から必要経費を差し引くことができると説明しました。どのようなものが必要経費と認められるのか、具体例を確認しておきましょう。 まず、経費としてあげておくのは取得価額です。取得価額とは、仮想通貨を取得するためにかかった費用のことです。仕入れ費用と考えればわかりやすいかもしれません。 次にわかりやすいのは、仮想通貨取引所に支払った取引手数料や振込手数料などです。仮想通貨の取引やマイニングをするにあたって、パソコンやマイニングボード、スマートフォンなどを購入した場合は、その費用も経費とすることができるでしょう。 また、仮想通貨はオンラインで取引をすることになりますので、インターネット回線の費用や、仮想通貨について勉強するために購入した書籍や参加したセミナーの受講料なども、経費となる可能性は高いでしょう。 さらに、仮想通貨取引をしている場所の部屋代や電気代、固定資産税なども経費として認められる場合もあります。ただし、仮想通貨取引以外でも使用しているパソコンやスマートフォン、家賃や電気代などは、全額ではなく按分での計算となるのが一般的です。 必要経費として算入するためには、証拠書類となる書類が必要です。領収書やレシートなどは捨てずに残しておきましょう。 仮想通貨取引で必要経費とはならないもの 一方、必要経費とは認められないものもあります。経費と認められるかどうかのポイントは、売上に直接必要なものかどうかです。 そのため、仮想通貨取引には関係のない水道代、ガス代、一人でカフェを利用して仮想通貨取引をした場合の飲食代などは、基本的には経費とはならないことを覚えておきましょう。 ※税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。 仮想通貨における税金の計算方法 仮想通貨で得られた収入には、所得税と住民税がかかります。 雑所得である仮想通貨は総合課税なので、給与所得などのほかの所得と合算した所得に対する税率が適用される点を押さえておきましょう。 日本は累進課税制度をとっているため、一般的に所得が多い人がたくさんの税金を払う仕組みとなっています。なお、ここでいう仮想通貨の利益とは、損益通算によって算出された金額のことです。 所得に対する所得税の税率 それでは所得に応じて、どれくらいの税金がかかるのかを見ていきましょう。国税庁のサイトを見ると、税率は次のようになっています。 <所得金額による所得税率> 課税される所得金額 税率 控除額 195万円以下 5% 0円 195万円超330万円以下 10% 97,500円 330万円超695万円以下 20% 42万7,500円 695万円超900万円以下 23% 63万6,000円 900万円超1,800万円以下 33% 153万6,000円 1,800万円超4,000万円以下 40% 279万6,000円 4,000万円超 45% 479万6,000円 なお、ここに記載している税率は所得税の税率です。住民税は一律10%ですので、実際に払うことになる税金は、それぞれの所得区分にプラス10%となります。 税金計算の注意点 また、税金は所得の合計額に対して一律にかかるものではなく、段階的にかかるような仕組みとなっています。たとえば、課税所得が400万円の人の場合、所得税の計算式は400万円×20%ではありません。 正しくは195万円×5%+(330万円-195万円)×10%+(400万円-330万円)×20%で求めます。また、所得税にはそれぞれの段階に控除額がありますので、最終的な税額は控除額を加味して計算することになります。 詳しくはこちら:仮想通貨にかかる税金とは?計算方法から確定申告のやり方まで解説 損益通算をするメリット 損益通算をするメリットを再度確認しておきましょう。 1. 利益の申告額を圧縮できるため、課税対象額を小さくできる 1つは利益の申告額を圧縮できるため、課税対象額を小さくできることです。 例えば、数千万円や数億円単位の大きな利益を出した人の場合、おおよそ利益の半分は税金としてなくなってしまうことを考えれば、損益通算のメリットの大きさが実感できるのではないでしょうか。 2. 損失を含めた全体的な利益を算出できる もう1つのメリットは、損失を含めた全体的な利益を算出できることです。 税金には制度上、損益通算できるものがあったりできないものがあったりしますが、収入全体をとらえることで、個人としての収益がわかりやすくなります。 仮想通貨は雑所得であるため、ほかの所得との損益通算はできませんが、雑所得同士では損益通算が可能という点を覚えておくと、税金とも賢く付き合うことができるでしょう。 仮想通貨での利益の確定申告について 仮想通貨の利益は、確定申告で申告します。確定申告は1月1日から12月31日までの1年間の収益を、翌年の2月16日から3月15日の期間に申告し納税することです。 確定申告は個人事業主やフリーランスの人のためのものというイメージが強く、勤めている人にとってはなじみのないものかもしれません。難しいイメージを持っている人も多いですが、コツさえつかんでしまえばそこまで難しいものでもありません。 確定申告は源泉徴収されている勤め人の場合、雑所得が20万円以下なら確定申告の必要はありません。ただし、その場合、確定申告は不要でも住民税の申告は別途必要になります。 確定申告をしないとさまざまなペナルティが発生 「申告はしなくてもわからないのでは?」と考える人もいるかもしれません。 しかし、マイナンバーが登場してからは、さまざまなお金の動きが把握できるようになりました。申告をしていなくても記録を調べればわかってしまいます。 税金は滞納すると、延滞税や無申告加算税などのペナルティが課せられることが知られていますが、より実生活に影響が大きいのは、健康保険や医療費助成などの公的サービスが受けられなくなる可能性があることでしょう。 そのほかにも、幼稚園や保育園の保育料の補助や児童手当を受けたり、不動産の賃貸契約や住宅ローンなどの契約をしたりすることなども、難しくなってしまうでしょう。きちんと確定申告をしないと、日常生活の面で不便が出ることがありますので注意しましょう。 雑所得が20万円以下でも申告が必要な場合 年末調整をしている勤め人で、雑所得が20万円以下でも申告が必要なケースがあります。 たとえば、その年に住宅ローンを借りた人やふるさと納税をしている人、年間の医療費が10万円以上かかった人、株や投資信託で大きな損失を出した人、地震や火事などの被害を受けた人などです。このようなケースに該当する人などは、申告すれば税金が還付される場合もあります。 そのため、仮想通貨取引の収入の面では現段階では申告が不要でも、後々のために確定申告の要領を覚えておくのもよいでしょう。 還付申告について なお、納めすぎた税金を返してもらう申告手続きのことを、還付申告といいます。還付申告は翌年の1月1日から行うことができるので、確定申告前に申告するようにすると手続きもスムーズです。 確定申告の書類は、税務署や役所で手に入れることができます。簡単に確定申告作業を済ませたい人は、国税庁のサイトや確定申告のクラウドサービスなどを利用するとよいでしょう。 計算や集計が簡単にできるうえに間違いも少ないので、上手に活用すれば時間も手間も節約できます。 ※税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。 損益通算をかしこく活用しよう 仮想通貨の利益は、そのまま申告するよりも損益通算などの税の仕組みを理解してから行う方が、より賢い取引に繋がるかもしれません。 確定申告は、勤め人をしている人にとっては、普段あまり意識しない税のことを知る良い機会でもあります。 正しく申告すれば、税制面で恩恵を受けられることもあります。税制を正しく理解して、賢くきちんと税金を納めましょう。

ビットコインキャッシュ(BCH)をはじめとした仮想通貨の取引で得られた利益は、一定条件を満たすと課税対象となり、確定申告をして納税しなくてはなりません。 うっかり忘れてしまったり、面倒がって無申告でいたりすると、ペナルティを科せられることもあります。仮想通貨と税金について解説します。 ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)とは? ビットコインキャッシュ(BCH)は、2017年8月、ビットコイン(BTC)のバージョンアップに伴い「ハードフォーク」によって誕生しました。 ハードフォークとは、システム仕様を変更して、既存のコインを新たなコインに分岐させる方法です。 ハードフォークによるコインの取得 このようにハードフォークによって新しいコインが付与された場合、そのコインの取得価格は0円と見做されます。そのため、もらったコインをそのまま放置をしておくのであれば、税金はかかりません。 しかし、もらったコインを売却した場合は売却価格、商品を購入した場合は商品購入額、他の仮想通貨に交換した場合はその仮想通貨の購入額が、そのまま所得金額となります。 ビットコイン(BTC)の問題の解決を目指す ビットコインキャッシュ(BCH)の基本的なシステム仕様は、ビットコイン(BTC)をベースにしています。 ですが、データ容量を大きくすることで、ビットコイン(BTC)が抱えていた問題点の解決を図ったことが最大の特徴です。 今のところビットコインキャッシュ(BCH)は、膨大な種類がある仮想通貨の中で、常に上位の時価総額を誇る有力なコインになっています。 詳しくはこちら:ビットコインキャッシュ(BCH)の特徴とは?ビットコイン(BTC)との違いを徹底解説 売却益だけでなく、交換・決済時の差額も対象になる 経済活動で得た利益は、その性質によっていくつもの区分に分類されます。 仮想通貨取引の利益は「雑所得」に区分され、その総額が年間20万円を超えると所得税が課税されます。ただし、ここでいう「利益」は、単に売買益だけを指すものではありません。 2017年の法改正によって、仮想通貨にも米ドルや日本円のような決済通貨としての価値が認められました。そのため、購入時の消費税が非課税になり、代わりに仮想通貨での決済によって生じる差額を利益と見なして、課税対象とされたのです。 仮想通貨を使って課税されるのは、次のようなケースです。 仮想通貨の売却 仮想通貨を売却して得た対価が、購入時の取得価額を上回る場合、その差額が所得金額となり、課税対象になります。 仮想通貨の交換 保有する仮想通貨を別の仮想通貨に交換したとき、交換した通貨の取得価額が保有していた通貨の取得価額を上回る場合、その差額が所得金額となり、課税対象になります。 仮想通貨による商品の購入 保有する仮想通貨で商品を購入したとき、その通貨の取得価額を商品価格が上回る場合、その差額が所得金額となり、課税対象になります。 手に入れたときの価格よりも手放したときの価格が高ければ、その差額に課税されると考えておけばいいでしょう。なお、雑所得の区分内であれば、損益の相殺ができます。 例えば「ほかの雑所得で10万円の所得があったが、仮想通貨で60,000円の損が出た」という場合、相殺して「雑所得の総計は40,000円」とすることができます。ただし、区分を越えて相殺することはできず、総計がマイナスになった場合はゼロとして扱います。 また、その赤字分を翌年に繰り越すことはできません。 仮想通貨の納税額、その計算方法は? 雑所得は「総合課税」とされています。 ですから、給与所得などほかの区分の所得と合算し、1,000円未満の端数を切り捨てた額を課税対象額として、その額に応じた税率を掛け、さらに控除額を差し引くことで、納税額が算出されます。 課税される所得金額 税率 控除額 195万円以下 5% 0円 195万円超330万円以下 10% 97,500円 330万円超695万円以下 20% 42万7,500円 695万円超900万円以下 23% 63万6,000円 900万円超1,800万円以下 33% 153万6,000円 1,800万円超4,000万円以下 40% 279万6,000円 4,000万円超 45% 479万6,000円 例えば、仮想通貨で得られた利益を含め、総合課税扱いの所得の合計が700万円だとします。 その場合、税率23%を掛けた161万円に、控除額を差し引いた97万4,000円が納税額となります。なお、2037年分の確定申告までは、さらに2.1%の復興特別所得税が加算されますから、実際の納税額はもう少し多くなります。 移動平均法と総平均法を知っておこう 所得金額の算出には、仮想通貨の購入価額、つまり「どれほどの量をいくらで買ったのか」がベースになります。しかし、レートの上下があるため、計算が少々複雑になります。 その計算方法には「移動平均法」と「総平均法」があり、国税庁は移動平均法を推奨していますが、継続適用を前提として、総平均法の使用も許容しています。 移動平均法 通貨の購入時に取得額の平均単価を求め、取得価額を算出します。それを基礎に、取引等で得た利益を計算する方法です。 現実的で実態に近い計算法とされていますが、頻繁に取引している場合には、その都度計算しなくてはならない煩雑さがあります。 総平均法 年間を通じての取得価額の総額を、同じく年間の取得量で割り、平均単価を算出します。それを基礎に、取引等で得た利益を計算する方法です。 簡略化された計算法ですが、レートが大きく上下した場合には、実際の所得状況とは大きくことなる額になってしまうことがありますから注意が必要です。 確定申告は意外と難しくない 仮想通貨を含めた年間の雑収入の総額が20万円を超える場合、課税対象になりますので確定申告が必要です。「難しそうだし、面倒だな」というイメージが根強いようですが、雑所得の申告だけであれば、さして面倒はありません。 確定申告とはどんなものか? 確定申告とは、1年間に得た所得の内容を取りまとめ、「これだけ利益があったので、これだけ納税しますよ」と税務署に申告する手続きです。 申告用紙は税務署に用意されていますし、毎年2月頃になると税務署に相談窓口が設置されますから、一度話を聞きに行くのもいいでしょう。 申告書の提出期間は2月16日から3月15日まで。それを過ぎても申告できますが、無申告加算税というペナルティが追加されることもあります。 確定申告は郵送でも大丈夫ですから、期間内に忘れず申告しましょう。なお、一度申告すると、翌年からは税務署から申告用紙一式を郵送してくれます。 便利なアプリで申告書作成もラクラク 数値を入れていくだけで申告書類一式が作れてしまう、確定申告ソフトもあります。無料のものから高機能なものまで種類もさまざまですから、口コミ等で評判をチェックして、使ってみるのもいいでしょう。 また、国税庁ではPCやスマホで確定申告ができるe-Taxというシステムを提供しています。事前に申込みが必要ですが、画面上で手続きができ、確定申告期間中は24時間使えます。 これなら自宅で申告できますから、活用してみるのも良いでしょう。 確定申告をしないと、重いペナルティもある 本来は確定申告しなくてはならないのに、無申告のままでいるとどうなるか。これは、額の大小にかかわらず「脱税」になります。 こうした無申告者に対して、国税庁は強い姿勢で対応しています。実際に2017年には、高額の利益を上げていた無申告者に追徴課税を科した例がありました。 たとえ故意ではなくても、申告せずに放置していると、こうしたペナルティを科されることがありますから注意が必要です。なお、仮想通貨に限らず、税に関する法律は毎年のように変化しています。 確定申告をする前に、国税庁のウェブサイトで税制の改正などがないか、チェックしておくようにしましょう。 ※税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。

ネム(XEM)を市場で取引してプラスが出た場合、それが一定の条件を満たしていたら課税対象となり、確定申告が必要になります。 もしもそのまま放置してしまうと、追徴課税というペナルティを受けることもありますから注意が必要です。仮想通貨の取引に関わる、税金について解説します。 ネム(NEM/XEM)とは? ネム(XEM)は、仮想通貨だけを指す言葉ではありません。 ブロックチェーン技術を使って、これまでにない新たな経済プラットフォームを作ろうとするプロジェクトの名称がネム(NEM)です。そして、そのプラットフォーム上で使われる仮想通貨がネム(XEM)になります。 つまりネム(XEM)は、プラットフォームそのものを指し、仮想通貨を指す場合にはXEMと表記するのが正しい、ということになります。 しかし実際には、この使い分けはとてもわかりにくい上、すでに「ネム」「NEM」という名称のほうが一般に知られていますので、あまり厳密に区別する必要はないのかもしれません。 詳しくはこちら:仮想通貨ネム(XEM)とは?特徴を初心者にもわかりやすく解説 仮想通貨取引と税金との関係は? 仮想通貨の取引で利益が生まれると、それは税区分上の「雑所得」という所得となります。この雑所得は、総額が年間20万円を超えると所得税の課税対象となり、確定申告が必要になります。 2017年に施行された「改正資金決済法」では、ネム(XEM)をはじめとするすべての仮想通貨は、一般通貨である米ドルや日本円と同様の決済通貨として認められました。 そのため、購入に伴う消費税が非課税となった代わりに、取引や決済によって生まれる購入額との差額が利益と見なされ、課税対象となるのです。 では、実際にどのような場合に所得とされ、どの部分が課税対象とされるのか、例を挙げて見ていきましょう。 仮想通貨の売却 保有している仮想通貨の売却価格が購入したときの取得価額より高い場合、その差額が所得金額となります。 仮想通貨の交換 保有している仮想通貨Xを、それ以外の仮想通貨Yと交換したとき、Yの取得価額がXの取得価額よりも高い場合、その差額が所得金額となります。 仮想通貨による商品の購入 保有している仮想通貨で商品を購入したとき、その商品価格が決済に使った仮想通貨の取得価額よりも高い場合、差額が所得金額となります。 つまり、仮想通貨の取引や決済など、どのような形でも利益が出たら、それが所得になると考えればいいでしょう。なお、仮想通貨の取引では損失が出ることもありますが、同じ「雑所得」の区分内であれば、その損益を相殺することができます。 例えば、ネム(XEM)で10万円の利益が出たが、リップル(XRP)が60,000円の赤字に終わったという場合は、「雑所得40,000円」とすることができます。 ただし、雑所得は、他の区分の所得とは、こうした「損益通算」はできません。雑所得の総計がマイナスの場合はゼロとして扱い、赤字を翌年に持ち越すこともできません。 納税額の計算方法は? 雑所得はほかの区分、例えば給与所得などと合算して税額を割り出す、「総合課税」の扱いとなります。 税率は1,000円未満の端数を切り捨てた所得額によって異なり、次の表のように設定されています。 課税される所得金額 税率 控除額 195万円以下 5% 0円 195万円超330万円以下 10% 97,500円 330万円超695万円以下 20% 42万7,500円 695万円超900万円以下 23% 63万6,000円 900万円超1,800万円以下 33% 153万6,000円 1,800万円超4,000万円以下 40% 279万6,000円 4,000万円超 45% 479万6,000円 なお、2037年分までの確定申告では、所得税に加えて2.1%の復興特別所得税が加算されますから忘れないようにしてください。 移動平均法と総平均法 仮想通貨はレートの上下があるため、購入価額が一定とは限りません。ですから、所得の算出の際には、購入価額の平均単価をベースに計算します。 その計算法には「移動平均法」と「総平均法」があり、国税庁は「移動平均法が相当」としつつも、継続して適用することを前提に「総平均法を用いても差し支えない」という見解を出しています。 移動平均法 仮想通貨を購入する度に通貨の平均単価を割り出し、取得価額を算出していきます。その数値を基に、取引等で得た利益を算出する方法です。 仮想通貨取引の実態に近いとされますが、計算は煩雑になります。 総平均法 その年に取得した仮想通貨の取得価額の総額を取得した通貨量で割り、平均単価を算出します。それを基に取引等で得た利益を算出する方法です。 簡略化された方法ですが、レートの変動によって、実際とはかけ離れた数値になる場合もありますから、注意が必要です。 確定申告の手続きについて 仮想通貨取引による所得額を算出し、それが課税対象となる場合には、住所地の税務署宛てに確定申告をしなくてはなりません。少々面倒に感じるものですが、雑所得の申告だけなら決して難しいものではありません。 確定申告とは何か? 1月1日から12月31日までの所得状況を書類にまとめ、納税額を計算して、翌年の3月に税務署に申告するのが確定申告です。 個人事業主の人たちにとってはおなじみの作業ですが、初めての申告では「右も左もかわらない」ということになりがちです。しかし、確定申告の時期が近づくと、税務署に相談窓口が設置されますので、ここで詳しい話を聞いてみるのもいいでしょう。 申告の期間は2月16日から3月15日までで、その期限を過ぎると、無申告加算税が追加されることもあります。申告に必要な書類は税務署に用意してありますし、郵送でも受け付けてくれます。 一度、確定申告を行うと、翌年からは申告書類一式を税務署から郵送してくれます。 書類作成・申告に便利なアプリもある 確定申告の書類作成アプリは、無料のものから有料の高機能なものまで、数多くあります。これらのソフトを使えば計算ミスや記入漏れを防げますし、申告書をきれいに仕上げることができますから、活用するのも良いでしょう。 また、国税庁では、ネットで確定申告の手続きができるe-Taxというシステムを稼働させています。 あらかじめ準備が必要ですが、これを使えばPCやスマートフォンで申告でき、税務署に出向いたり書類一式を郵送したりする必要もありません。確定申告期間中は24時間受け付けていますから、時間に関係なく手続きができます。 確定申告をしないでいるとどうなる? 仮想通貨による所得に対しては、国税当局もきびしい目を向けています。納税は国民の義務です。 損益の計算は煩雑で、申告書の作成は考えただけでも面倒に感じるかもしれませんが、放置しておいて良いことはありません。やってみれば意外と簡単ですから、毎年欠かさず申告するようにしましょう。 仮想通貨は周辺の環境がまだ整備されておらず、法制度も万全ではありません。税制は毎年のように改正されることが多いので、確定申告をする前に国税庁のウェブサイトで、最新の税制についてチェックしておくといいでしょう。 ※税金や確定申告等の詳細につきましては、管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。

リップル(XRP)の取引で利益が出た場合、それが一定の条件を満たしていたら、確定申告をして利益に見合った税金を納めなくてはなりません。 そのまま放置してしまうと、後悔することにもなりかねませんから、注意が必要です。仮想通貨と税金の関係について解説します。 リップル(Ripple/XRP)とは? リップル(XRP)とは、仮想通貨のみを指す言葉ではありません。 リップル(XRP)は、リップル社(Ripple Inc.)が運営する決済システムのことを意味します。このシステム内で使用できる通貨もリップルと呼ばれ、通貨単位はXRPとなります。 リップル(XRP)は、カナダのウェブ開発者であるRyan Fuggerによって、2004年に開発がスタートしました。リップル社は、リップル(XRP)を通して、グローバルに資産をやりとりできることを目標に掲げています。 つまり、国際送金を簡単に行うことを目指して開発されました。それゆえ、銀行やクレジットカードといった業界でも、リップル(XRP)は注目されています。 詳しくはこちら:リップル(Ripple/XRP)の特徴とは? 仮想通貨取引にかかる税金とは? 仮想通貨の取引等で得た利益は、税の区分上「雑所得」に分類されます。この雑所得の総額が年間20万円を超えると、所得税の課税対象になります。 ただし、「取引等」というところが肝心です。2017年に施行された「改正資金決済法」によって、リップル(XRP)も含めた仮想通貨全体が、米ドルや日本円と同様の通貨としての価値が認められました。 そのため、仮想通貨の購入に伴う消費税は非課税となり、代わりに仮想通貨での決済で生じる購入額との差額が利益とみなされ、課税されることとなったのです。それでは、仮想通貨が課税されるケースについて確認していきます。 仮想通貨の売却 手持ちの仮想通貨の売却価格が購入時の取得価額より高い場合、その差額が所得金額となります。 仮想通貨の交換 手持ちの仮想通貨Aを別の仮想通貨Bと交換したとき、Bの取得価額がAの取得価額よりも高い場合、その差額が所得金額となります。 仮想通貨による商品の購入 手持ちの仮想通貨で商品を購入したとき、仮想通貨の取得価額よりも購入した商品価格が高い場合、その差額が所得金額となります。 どのようなケースであっても、仮想通貨で利益が出れば所得になると考えてください。なお、仮想通貨の取引では、当然ながら損失が出る場合もあります。 雑所得は、他区分の所得とは損益通算ができませんので、雑所得の総計がマイナスになった場合、ゼロとして扱います。赤字分を翌年に繰り越すこともできません。 納税額はどうやって計算する? 納税額は、どのように計算するのでしょうか。雑所得は総合課税の扱いですので、給与所得など、ほかの区分の所得額と合算して、所得税額を算出します。 税率は1,000円未満の端数を切り捨てた課税対象額によって異なり、次の表のようになっています。 課税される所得金額 税率 控除額 195万円以下 5% 0円 195万円超330万円以下 10% 97,500円 330万円超695万円以下 20% 42万7,500円 695万円超900万円以下 23% 63万6,000円 900万円超1,800万円以下 33% 153万6,000円 1,800万円超4,000万円以下 40% 279万6,000円 4,000万円超 45% 479万6,000円 例えば、課税対象額が650万円であれば税率は20%ですから税額は130万円、さらに控除額を差し引いて納税額は87万2,000円となります(1,000円未満切り捨て)。 なお、2037年分までの確定申告では、所得税に加えて2.1%の復興特別所得税が加算されますので注意が必要です。 移動平均法と総平均法 仮想通貨による所得の計算方法には「移動平均法」と「総平均法」の2種類があります。 国税庁は「移動平均法を用いるのが相当」という見解を示していますが、「継続して適用することを要件に、総平均法を用いても差し支えない」としています。 移動平均法 仮想通貨を購入する度に取得額の平均単価を計算し、取得価額を算出します。 その数値をベースに、売却や交換などで得た利益を算出します。レートの上下がある仮想通貨の実態に近い計算法ですが、計算も煩雑になります。 総平均法 1年間に取得した仮想通貨の取得価額の総額を、1年間に取得した通貨量で割って取得単価を算出し、所得計算のベースとします。 計算が簡略化されていますが、レートの変動によっては実際の所得状況とかけ離れた数値になることもありますから、注意が必要です。 仮想通貨の確定申告はどうすればいい? さて、仮想通貨による所得額が算出でき、課税対象になっている場合は、確定申告の手続きをしなくてはなりません。 確定申告は手間がかかるイメージがあるかもしれませんが、雑所得の申告だけなら難しいことはありません。 詳しくはこちら:仮想通貨にかかる税金とは?計算方法から確定申告のやり方まで解説 そもそも確定申告とは? 確定申告とは、1年間の所得内容をまとめて納税額を算出して、翌年3月までに税務署に申告する手続きです。 申告用紙は税務署に用意されていますし、確定申告の時期が近づくと税務署内に相談窓口が設置されますから、相談に訪れてみるのもいいでしょう。 申告書の提出期間は2月16日から3月15日まで。それを過ぎても申告はできますが、無申告加算税を課されることもありますから注意が必要です。 なお、申告書類は郵送でも受け付けてくれますし、一度確定申告すると、翌年からは税務署から申告書一式を郵送してくれます。 アプリを使えば書類作成も簡単 無料のものから高機能なものまで、すでに多くの確定申告アプリが登場しています。 個人商店やフリーランスなど、毎年確定申告を行う人にとってはおなじみでしょう。書類作成が格段に楽になり、記入漏れなども防げます。 また、国税庁では、ネットで確定申告ができるe-Taxというシステムを用意しています。 これを使うには事前の準備が必要ですが、PCやスマートフォンで自宅から申告でき、確定申告期間中は24時間受付OKですので、活用すると良いでしょう。 確定申告をしないとたいへんなことに… 納税は国民の義務であり、所得額は自己申告が基本です。「面倒くさいから」などと放置しておくと、重い追徴課税の対象にもなりかねません。 実際に、2017年には国税局が仮想通貨取引業者の顧客リストを基に、無申告者に追徴課税をかけた例があります。 損益の計算は煩雑ですが、確定申告は一度経験してしまえば意外と簡単なものですので、尻込みせず、きちんと申告しましょう。 仮想通貨はそれをとりまく環境や法制度が十分とはいえず、いまだ発展途上です。そのため、税制も改正されていく可能性が高いと考えられます。 税に関する最新の情報は、国税庁のウェブサイトで公開されていますので、確定申告の前にチェックしておきましょう。 ※税金や確定申告等の詳細につきましては、管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。

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