
「ビットコイン(BTC)の始め方や買い方が知りたい!」
「ビットコインを購入したら、手数料はどのくらいかかる?」
ビットコインとは、世界で初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。新たな投資先としてビットコインに注目が集まる一方で、暗号資産(仮想通貨)の始め方や買い方がわからなくて困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそのような悩みをお持ちの方に向けて、以下についてわかりやすく解説していきます。
- ビットコインの購入方法
- ビットコインの購入にかかる手数料
- 暗号資産の保管方法(ウォレットについて)
- ビットコインを購入する際に気をつけるべきポイント
目次
ビットコイン(BTC)の始め方・買い方の4つの手順
ビットコインの始め方・買い方は、次の4つの手順に沿って行います。
- 1.Coincheckのアプリをダウンロードする
- 2.アプリで表示される手順に沿って口座開設をする
- 3.口座に日本円を入金する
- 4.ビットコインを購入する
それぞれどのような内容なのか、順番に解説していきます。
※なお、当社にBTCを入金・送金される場合は、Bitcoinネットワークをご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくはこちらをご参照ください。
ステップ1:Coincheckのアプリをダウンロードする
1つ目のステップは「Coincheckのアプリをダウンロードする」です。
iPhoneを使用している方はApp Storeで、Androidを使用している方はGoogle Play Storeで「Coincheck」または「コインチェック」と検索し、Coincheckアプリをダウンロードしてください。
この記事をスマートフォンからご覧になっている方は、次のボタンからもアプリのダウンロードをすることができます。
アプリがダウンロードできたら、ステップ1は完了です。
ステップ2:アプリで表示される手順に沿って口座開設を行う
2つ目のステップは「アプリで表示される手順に沿って口座開設を行う」です。
ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。
本人確認の具体的な手順についてはこちらをご覧ください。
本人確認が終われば、口座開設は完了です。
ステップ3:口座に日本円を入金する
口座に日本円を入金するには、次の5つの手順に沿うことで行うことができます。
- Coincheckアプリを開き、「ウォレット」をタップする
- 「入出金」をタップする
- 「入金」をタップする
- 入金先の銀行を選択する
- 指定口座に振込を行う
1つずつ解説していきます。
アプリの操作
画像赤枠「ウォレット」をタップしたあと「JPY/日本円」をタップする
日本円残高の画面で画像赤枠の「入金」をタップ
入金の種類を選択
指定口座に振込
入金の種類を選択します。Coincheckでは、下記3種類での入金が可能です。
ここでは銀行振込を例に紹介します。入金を希望する銀行を選択しましょう。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
振込先の口座情報が表示されます。ご希望の指定口座に振込みを行います。口座番号はクリップボードにコピーすることができます。振込操作は十分に注意して行ってください。
GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行のどちらにご入金いただいても反映されます。
お手持ちの銀行口座から振込を実行して完了!
お手持ちの銀行口座からCoincheckへ振込み、入金が完了すれば暗号資産の売買が可能になります。
振込はネットバンクのアプリなどの、インターネットを使った振込を活用すると手間がかからないことでしょう。
本記事では、楽天銀行アプリからCoincheckに入金する手順をご紹介します。
①「振込・振替・送金」を選択
②「振込する」を選択
③「新規振込」を選択
※すでにCoincheckへ振込をしたことがあり、登録が済んでいる場合は⑥へ
④入金指定口座を選択(ステップ③で表示された口座を選択する。ここでは、楽天銀行。)
⑤入金指定口座の支店を選択
⑥振込情報(依頼人・口座番号・金額など)を入力
⑦振込内容を確認し、「振込実行」を選択
以上でアプリでの入金は完了です。
Web(ブラウザ)から入金する方法は、こちらをご覧ください。
ステップ4:ビットコインを購入する
ビットコインの購入は、次の4つの手順で行うことができます。
- Coincheckアプリを開き、「販売所」をタップする。
- 「ビットコイン」をタップする。
- 「購入」をタップする。
- 日本円で購入金額を入力し、ビットコインを購入する
1つずつ解説していきます。
(1)Coincheckアプリを開き、「販売所」をタップする
入金が完了しましたら、次は画像赤枠の「販売所」をタップしましょう。
(2)「ビットコイン」をタップする
ここでは、「購入したい暗号資産」の選択をします。今回はビットコイン(BTC)を購入するため、「ビットコイン(BTC)」を選択、タップしましょう。
(3)「購入」をタップする
画像赤枠の「購入」をタップします。
(4)日本円で購入金額を入力し、ビットコインを購入する
日本円で購入金額を入力し、「日本円でビットコインを購入」のあとに「購入」をタップすると、購入手続きが完了します。
購入したビットコイン(BTC)の確認方法
購入したビットコインを確認したい場合は、次の2つの手順で行うことができます。
- Coincheckアプリを開き、「ウォレット」をタップする
- 購入した通貨が表示される
1つずつ確認していきましょう
(1)Coincheckアプリを開き、「ウォレット」をタップする
購入したビットコインを確認したい場合は画像赤枠の「ウォレット」をタップしてください。
(2)購入した通貨が表示される
画像のように購入した通貨を確認することができます
Coincheckの販売所はアプリからの購入がおすすめです。見やすいチャートと操作がしやすいアプリなら、初めての方でも簡単に暗号資産(仮想通貨)を購入できます。
ビットコイン(BTC)購入や取引にかかる手数料は?
ビットコイン(BTC)をはじめとした暗号資産の売買や送金には、各種手数料がかかります。
新規の入金もしくは日本円で出金するための「入出金手数料」や、自分のウォレットからほかのユーザーのウォレットに暗号資産を送る際にかかる「送金手数料」などがあります。
日本円の入金手数料
Coincheckでは、新規の入金を銀行振込で行う場合は、手数料が無料です(ただし、振込手数料はお客様負担となります)。
また、コンビニ入金では、3万円未満の場合は手数料が770円、3万円以上30万円以下の場合は手数料が1,018円となります。コンビニ入金の1回あたりの入金上限額は30万円となります。
クイック入金では、3万円未満の場合は手数料が770円。3万円以上50万円未満の場合、手数料は1,018円となります。さらに日本円の入金額が50万円以上の場合、「入金金額×0.11%+495円」が手数料となります。
日本円の出金手数料
Coincheckの口座から日本円を出金するときの「出金手数料」は、1回につき407円となります。
日本円出金の上限は、1回あたり5,000万円ですが、手数料は出金額にかかわらず一律となっています。
詳しくはこちら:Coincheck手数料一覧
暗号資産の購入手数料
Coincheckでは、ユーザーがCoincheckと直接取引をする販売所での取引と、ユーザー同士が売買を行う取引所での取引の2種類の取引方法があります。
販売所の購入手数料は、以下の通りです。
一方、取引所の購入手数料は次のようになっています。
Maker手数料は指値注文が注文板上に並び、その後約定した際に適用されます。反対に Taker手数料は注文が板上に並ばず約定した際に適用されます。
暗号資産の送金手数料
また、Coincheckの口座から、Coincheck以外の別の暗号資産口座へ送金する際の「暗号資産の送金手数料」は、暗号資産の種類によって額が異なります。
暗号資産ペア | 送金手数料 |
---|---|
BTC | 0.0005 BTC |
ETH | 0.005 ETH |
ETC | 0.01 ETC |
LSK | 50.0 LSK |
XRP | 0.15 XRP |
XEM | 0.5 XEM |
LTC | 0.001 LTC |
BCH | 0.001 BCH |
MONA | 0.001 MONA |
XLM | 0.01 XLM |
QTUM | 0.01 QTUM |
BAT | 279.0 BAT |
IOST | 1.0 IOST |
ENJ | 216.0 ENJ |
SAND | 77.0 SAND |
XYM | 1.0 XYM |
DOT | 0.1 DOT |
FLR | 0.1 FLR |
FNCT | 17994.0 FNCT |
CHZ | 473.0 CHZ |
LINK | 3.0 LINK |
DAI | 23.0 DAI |
MKR | 0.0 MKR |
MATIC | 0.1 MATIC |
APE | 39.0 APE |
AXS | 10.0 AXS |
IMX | 33.0 IMX |
WBTC | 0.0 WBTC |
SHIB | 2857220.0 SHIB |
AVAX | 0.1 AVAX |
BRIL | 1.5 BRIL |
BC | 13.0 BC |
DOGE | 5.0 DOGE |
GRT | 294.0 GRT |
MANA | 86.0 MANA |
MASK | 22.0 MASK |
PEPE | 3142077.0 PEPE |
なお、Coincheckユーザー間の送金手数料は無料です。
※手数料は、2025年5月時点の金額です。
Coincheckは送金遅延等を防止および緩和し、お客様により安定したサービスを提供することを目的として、2020年11月25日より一部暗号資産において変動型送金手数料を導入しました。
各通貨の変動型送金手数料については、以下をご覧ください。
ビットコイン(BTC)を購入する暗号資産取引所の選び方
「ビットコイン(BTC)の始め方・買い方に興味があるけれど、どの取引所を利用したらいいのかわからない」という方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
暗号資産取引所を選ぶ際は、以下の6つのポイントに気をつけることで失敗するリスクを軽減することができます。
- 1.セキュリティ体制
- 2.手数料
- 3.出来高
- 4.取扱通貨の種類
- 5.アプリ・取引ツールの使いやすさ
- 6.サービスの種類
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.セキュリティ体制
暗号資産取引所選びのポイントはセキュリティ体制が整っていることです。
投資家の大事な財産や個人情報を守るため、外部からのハッキングやなりすましによるログインなどに対抗するためのセキュリティ対策を講じることは、取引所として必須です。
そのため、ログイン時に2段階認証を採用する、パスワードが複数揃わないと取引できないシステムにするなどの対策を行っている取引所を選ぶ必要があるでしょう。
Coincheckでは2段階認証に加えてコールドウォレットを用いてセキュリティ対策を行っている点が魅力的です。
2段階認証とは、ログイン時にスマートフォンに送られてくるコードを打ち込むことでログインする方法で、第三者による不正使用やログインを防ぐことができます。
さらに、Coincheckでは暗号資産の管理にコールドウォレットという方法を用いています。これは、インターネットに繋がっていないウォレットで暗号資産を管理する方法のことです。オフラインで管理するので、不正アクセスなどにより資産が流出するのを防ぐ効果があります。
2.手数料
2つ目の取引所選びのポイントは、手数料です。
取引所選びにおいては、複数の取引所の手数料を比較して判断することが重要です。売買のたびに生じる取引手数料の水準が低ければ、数多くの取引を繰り返していく場合でも、過度な手数料負担で悩まずに済むでしょう。
長期的に数多くの取引を行いたいと考えている場合は、コストを重視して手数料水準が低い取引所を選ぶことがポイントです。
Coincheckでは、新規の入金を銀行振込で行う場合は、手数料が無料です(ただし、振込手数料はお客様負担となります)。
3.出来高
3つ目の取引所選びのポイントは、出来高です。
暗号資産の出来高とは、一定期間において取引が成立した金額の累計を指し、基本的には下記のようにチャートの1番下に表示されるものです。
出典元:ビットコイン(BTC)リアルタイムチャートby Coincheck
暗号資産の出来高が多いということは、投資家などがオーダーを活発に出し、取引が次々に成立しているということを意味します。そのため、出来高が多い取引所で取引する場合には、オーダーを出したらすぐに取引が成立する(=自分の好きなタイミングで取引できる)というメリットを受けることができます。
暗号資産取引サービス「Coincheck」では、取引所における2024年7月から2024年12月のビットコイン現物取引高が「国内No.1(※1)」を獲得しました。そのため、Coincheckは多くのユーザーが活発に取引していおり、お客様が出した買い注文や売り注文が成立しやすい環境であると言えます。「買いたいときに買えない」「売りたいときに売れない」といったリスクを抑え、スムーズな取引をしたい方にとって、Coincheckは安心して利用できる取引所の一つです。
※1 国内暗号資産交換業者の取引所における2024年7月から12月の月次取引高(現物取引が可能な市場のみ)日本暗号資産等取引業協会および国内暗号資産交換業者各社の公表情報を基に当社にて集計
4.取扱通貨の種類
取引所選びの4つ目のポイントは、取り扱っている暗号資産の種類です。
初心者のうちは、取り扱い暗号資産の種類が少ない取引所を利用しても、自分が取引したい暗号資産の取り扱いさえあれば問題にならないでしょう。
しかし、取引を重ねていくうちに、さまざまな種類の暗号資産に興味が出てくる可能性があります。
そうなったときに備えて、取り扱い通貨が多い取引所を選んでおくことは有効です。取引できる暗号資産の種類が多ければ、より幅広い取引ができるようになります。
Coincheckでは30種類以上の暗号資産を取り扱っていることから、取扱通貨の少なさで困ることはないでしょう。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアム クラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- エックスアールピー(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- サンド(SAND)
- ポルカドット(DOT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- チリーズ(CHZ)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ポリゴン(MATIC)
- エイプコイン(APE)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- イミュータブル(IMX)
- ラップドビットコイン(WBTC)
- シバイヌ(SHIB)
- アバランチ(AVAX)
- ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
- ブラッドクリスタル(BC)
- ドージコイン(DOGE)
- ザ・グラフ(GRT)
- ディセントラランド(MANA)
- マスクネットワーク(MASK)
- ペペ(PEPE)
※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。
5.アプリ・取引ツールの使いやすさ
取引所選びの5つ目のポイントは、アプリ・取引ツールの使いやすさです。
初心者にとって、操作性の高さは重要なポイントのひとつです。使いにくい取引所を利用してしまうと、間違った注文を出してしまい大きな損失が出てしまう可能性があるからです。
一方、操作性が高いと注文ミスを減らせるだけでなく、スムーズな取引も実現することが可能になります。そのため、取引に慣れていない初心者の方はなるべく使い勝手の良い取引所を選ぶようにしましょう。
Coincheckは、すっきりとしたシンプルなデザインを基調に、操作性のいいインターフェースを備えています。そのため、暗号資産取引初心者の方にも使いやすいデザインになっています。
使ってみて実感できる見やすさと使いやすさは、Coincheckの大きな特徴です。
6.サービスの種類
取引所選びの6つ目のポイントは、サービスの種類です。
暗号資産取引所の中には、暗号資産の積立投資やNFTの取引など、通貨の売買以外のサービスを提供しているところもあります。「暗号資産のトレードは難しそうだけど、積立投資ならやってみたい」という方や、「NFTの取引がしたい」という方は、サービスが充実している取引所を選ぶようにしましょう。
Coincheckでは暗号資産取引の他にも以下のようなサービスを提供しています。
上記のような多様なサービスを利用できるので、「暗号資産で積立投資がしたい」、「NFTの取引がしたい」といった方にもCoincheckはおすすめです。
ビットコイン取引を始める際に海外取引所ではなく国内取引所をオススメする理由
ビットコイン取引の始め方・買い方を学び、暗号資産の取引に慣れてくると、取扱銘柄の多さなどから海外の取引所に興味を持つ方もいるかもしれません。しかし、特に初心者の方には、まず国内の暗号資産取引所から始めることを強くおすすめします。
その理由は、安全性と使いやすさに大きな違いがあるからです。海外取引所の利用には、日本の法律で保護されなかったり、言語の壁があったりと、初心者が直面するには難しい課題が少なくありません。ここでは、なぜ国内取引所を選ぶべきなのか、具体的な理由を2つ解説します。
海外取引所は金融庁の認可を受けていない場合が多い
日本国内で暗号資産交換業を行うには、資金決済法に基づき、金融庁・財務局への登録が義務付けられています[1]。Coincheckをはじめとする国内の取引所は、この登録を受けるために厳しい審査をクリアしており、利用者保護やセキュリティに関する体制が整えられています。
一方で、海外取引所の多くは日本の金融庁の登録を受けていません。無登録の業者は、日本の法律による規制の対象外となるため、万が一トラブルが発生した場合に、以下のようなリスクに直面する可能性があります。
- 突然の出金拒否や、法外な手数料を請求される
- ハッキングや事業者の破綻により、預けた資産が返ってこない
- トラブルが起きても、日本語での適切なサポートを受けられない
金融庁は、無登録で日本人向けにサービスを提供している海外業者に対して警告を出しており、そのリストを公表しています。安全に取引を始めるためにも、まずは金融庁に登録されている国内の取引所を選びましょう。
海外取引所は日本人にとって使いにくい場合がある
海外取引所は、日本人ユーザーにとっていくつかの点で利便性が低い場合があります。
第一に、言語の壁です。多くの海外取引所はウェブサイトやサポートが英語などの外国語表記が基本です。日常的な取引はできても、万が一トラブルが起きた際に、外国語で問い合わせを行うのは大きな負担となります。
第二に、日本円での直接取引ができないケースが多い点です[7]。多くの海外取引所では日本円の入金に対応していないため、取引を始めるには、
- まず国内取引所でビットコインなどの暗号資産を購入する
- その暗号資産を海外取引所に送金する
という手順を踏む必要があり、手間と送金手数料が余分にかかります。利益を日本円に換金する際も、逆の手順を踏む必要があり複雑です。
さらに、海外取引所を利用すると、取引履歴の管理や税金の計算がより複雑になるというデメリットもあります。その点、国内の取引所であれば、日本円で直接かつスムーズに取引を開始でき、もちろん日本語でのサポートも万全です。
ビットコイン(BTC)の購入タイミングと売却タイミングはいつ?
ビットコインの始め方・買い方を学んだら、次に気になるのがビットコインの購入タイミングと売却タイミングです。
投資の世界では、「Buy Low,Sell High(安く買って高く売る)」を実行することが利益を出すためのセオリーとされています。
当たり前ですが、ビットコインの価格が購入したときよりも高い価格で売却できれば、売却益を確保できます。一方、購入したときよりも低い価格で売却してしまうと、損をしてしまいます。
ビットコインの価格は日々変動するので、こまめにチャートをチェックして、購入・売却のタイミングを見極めることが大切です。また、チャート以外にもビットコインの今後の価格変動に影響を与えそうなニュースはこまめにチェックして、取引する際の参考にするようにしましょう。
購入した暗号資産はウォレットで保管する
暗号資産を購入した後は、ハッキングなどの被害を防ぐためにも専用のウォレットで保管するようにしましょう。
暗号資産のウォレットには、おもに以下の5種類があります。
- オンラインウォレット
- モバイルウォレット
- デスクトップウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
それぞれどのような特徴があるのか、順番に解説していきます。
オンラインウォレット
常にオンラインでつながっているウォレットのことで、クラウド上で提供されるウォレットだと理解するとよいでしょう。
取引所で提供しているウォレットはこのタイプに分類されますが、単独でオンラインウォレットサービスを提供している事業者もあります。
モバイルウォレット
スマホなどにアプリをインストールして利用するタイプのウォレットです。持ち運びが簡単で、お店の決済などに利用することができます。
デスクトップウォレット
クライアントウォレットと呼ぶこともあります。パソコンにウォレットをインストールして使用するのが一般的です。
ハードウェアウォレット
画像出典:https://hardwarewallet-japan.com
USB状のデバイスなどに保管するタイプのウォレットです。秘密鍵をオフラインで管理することができるため、セキュリティ面ではオンラインウォレットなどよりも安全度が高い保管方法といわれています。
ペーパーウォレット
保管している暗号資産を復元するために必要な情報を印刷して、紙の状態で保管する方法です。
ビットコイン(BTC)の始め方・買い方で初心者が押さえておきたい注意点
ビットコイン(BTC)の始め方・買い方で、初心者が押さえておきたいポイントには以下の通りです。
- 1. 余裕資金の範囲で投資する
- 2. 少額取引から始める
- 3. まずは現物取引から始める(レバレッジ取引は慣れてから)
- 4. デマ・誤情報・詐欺プロジェクトに注意する
- 5. 仮想通貨の税金・確定申告について理解しておく
- 6. トラベルルールについて理解しておく
- 7. リスクを抑えて投資したいなら「Coincheckつみたて」を利用する
各内容について、詳しく解説していきます。
1.余裕資金の範囲で投資する
「投資は余裕資金で行う」、これはビットコイン(BTC)に限らず投資全般に共通する鉄則です。
余裕資金とは、食費や光熱費など日常生活に不可欠な費用以外の、なくても生活に影響のないお金のことを指します。
余裕資金の範囲内で投資をする分には問題ありませんが、生活費まで使い込んで投資をしてしまうと、その後の日常生活に支障をきたす危険があるので注意しましょう。
2.少額取引から始める
取引に慣れるまでは、一度の投資に費やす資金は少額に抑えるように心がけましょう。
株式やFXと比べて、ビットコイン(BTC)は少額から投資できる点が魅力です。Coincheckなら500円から購入できるので、初心者も安心して取引することが可能です。
まずは現物取引から始める(レバレッジ取引は慣れてから)
ビットコイン(BTC)の取引方法には、現物取引とレバレッジ取引の2種類があります。
ビットコイン(BTC)の現物取引とは、自分や取引相手が保有するビットコイン(BTC)を実際に売買する、通常の取引のことを指します。
一方のレバレッジ取引とは、証拠金を取引所の口座に入れることによって、その数倍の取引を可能にする仕組みのことです。取引所に預ける証拠金が、レバレッジ取引の担保となります。
投資の世界におけるレバレッジとは、「少ない資金で大きな投資効果を得ること」を意味します。つまり、レバレッジ取引は現物取引と比べて、取引によって生じる損益の額が大きくなりやすい傾向があるのです。
資金効率の高いレバレッジ取引は、少ない元手で大きなリターンが狙える反面、失敗をすれば大きな借金を抱えてしまう危険性もあります。
そのため、まだ取引に慣れていない初心者のうちは、リスクの高いレバレッジ取引ではなく、現物取引からスタートした方が賢明といえるでしょう。
4.デマ・誤情報・詐欺プロジェクトに惑わされない
ビットコイン(BTC)の情報収集をしていると、よく「FUD」というワードを目にします。FUDとは、Fear(恐怖)、Uncertainty(不安)、Doubt(疑惑)の頭文字をとった造語で、ビットコイン(BTC)だけでなくマーケティング業界などでも使われています。
FUDは、簡単に言うと「デマ」や「ネガティブ・キャンペーン」のような意味合いで使われます。
ビットコイン(BTC)の世界では、価格を自分の思い通りに動かしたいと考える人たちが、あえてデマの情報を流すことで価格操作をしようとする場合があります。そして、こうしたデマのことをFUDと呼び、「その情報はFUDです」や「FUDに気をつけてください」というように、おもに注意喚起をする際に用いられます。
ビットコイン(BTC)取引を行う上で、価格変動に影響を与えそうな情報の収集は不可欠です。初心者が情報収集をする際は、こうしたFUDにだまされないように、信用できる情報源を見つけることが重要になります。
また、詐欺プロジェクト・詐欺コインにも注意が必要です。詐欺プロジェクト・詐欺コインには、「暗号資産の取引所から購入できない」「最低購入金額が高い」「価格保証や買取保証がある」「セミナーで勧誘される」「代理店から買わされる」「有名人の名前を使って宣伝している」などの特徴があります。
暗号資産の詐欺に遭ってしまった場合や、トラブルに巻き込まれそうな時は、まず信頼できる親族や友人などの第三者や専門機関に相談しましょう。
5.仮想通貨の税金・確定申告について理解しておく
ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)の取引で利益が出た場合、その利益は所得税の課税対象となります[1, 2]。この利益は、原則として「雑所得」に分類され、給与所得など他の所得と合算して税額が決まる「総合課税」の対象です。所得が多くなるほど税率が上がる「累進課税」が適用されるため、ご自身の所得状況を把握しておくことが重要です。
利益が確定し、課税対象となる主なタイミングは以下の通りです。
- 保有する暗号資産を売却して、日本円に換金したとき
- 保有する暗号資産で、商品やサービスを購入(決済)したとき
- 保有する暗号資産を、別の種類の暗号資産に交換したとき
一方で、暗号資産を購入して保有しているだけ(いわゆる「ガチホ」)の状態では、含み益がどれだけ増えても課税対象にはなりません。
会社員の方の場合、暗号資産による年間の所得(利益から必要経費を差し引いた金額)が20万円を超えると、確定申告が必要になります。
【特に注意すべきポイント】
年間の所得が20万円以下で所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要です。申告を忘れると、後から追加で税金を支払うなどのペナルティが課される可能性もあるため注意しましょう。税金の計算は複雑な側面もあるため、不安な方は税理士などの専門家に相談することも一つの方法です。
6.トラベルルールについて理解しておく
「トラベルルール」とは、マネーロンダリングやテロ資金供与といった不正な資金移動を防ぐための国際的なルールのことです。日本でも2023年6月1日から暗号資産交換業者に導入が義務付けられました。
このルールにより、暗号資産をある取引所から別の取引所へ送金する際に、送金元と送金先の両方の取引所で、お客様の氏名や住所などの情報を共有することが求められます[16, 19]。
ユーザーにとって最も大きな影響は、「利用する取引所によっては、他の取引所へ直接暗号資産を送金できなくなった」ことです。
これは、各取引所が導入しているトラベルルール対応のシステム(ソリューション)が異なるためです。現在、国内の取引所では主に「TRUST(トラスト)」と「Sygna(シグナ)」という2つのシステムが使われていますが、これら異なるシステム間では直接送金ができません。
例えば、Coincheckでは「TRUST」というシステムを採用しています。そのため、同じ「TRUST」を採用している取引所へは送金できますが、「Sygna」を採用している他の多くの国内取引所へは直接送金することができません。
もし異なるシステムの取引所に暗号資産を送りたい場合は、一度ご自身の「プライベートウォレット」(MetaMaskなど、取引所に属さない個人管理のウォレット)に送金し、そこから目的の取引所へ再度送金するという方法があります。ただし、この方法は手間がかかる上、送金手数料が二重にかかる点には注意が必要です。
7.リスクを抑えて投資したいなら「Coincheckつみたて」を利用する
「Coincheckつみたて」とは、毎月一定額を自動で積み立て、安定した暗号資産投資ができるサービスです。月々1万円から積立可能なので、いつでもお気軽に始められます。
暗号資産には、価格の変動が大きいという特徴があります。その点、積立投資は長期間にわたって少しずつ買い増ししていく投資スタイルのため、価格変動のリスクを減らすことができ、暴落の際のリスクヘッジとなります。
また、積立投資にはそこまで難しい知識が必要なく、売買のタイミングと金額が常に一定することができるため、初心者でも簡単に始めることができるというメリットもあります。
「暗号資産初心者で購入タイミングがわからない」という方や、「仕事が忙しくてトレードをしている時間がない」という方は、ぜひCoincheckつみたてをご利用ください。
詳しくはこちら:Coincheckつみたて
ビットコイン(BTC)の始め方・買い方に関するよくある質問
ビットコインの始め方・買い方に関する、初心者の方が抱きやすい疑問をQ&A形式でご紹介します。
Q. 初心者におすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所は?
A. 本記事でもご紹介したCoincheckがおすすめです。
おすすめの理由は以下の通りです。
- スマホアプリがシンプルで使いやすい
- 取引画面が見やすく、直感的に操作できる
- ビットコイン以外の取扱通貨数も国内最大級
- セキュリティ対策がしっかりしている
特に、ダウンロード数No.1*のCoincheckアプリは、初心者の方が最初に使うアプリとして最適です。まずは口座開設から始めてみましょう。
(※)対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
Q. ビットコイン(BTC)は、いくらから購入できますか?
A. 取引所によって最低購入金額は異なりますが、Coincheckでは500円からビットコインを購入できます。
「いきなり大きな金額を投資するのは不安」という方でも、少額から始められるので安心です。まずは無理のない範囲で、お試しで購入してみるのがよいでしょう。
Q. 「販売所」と「取引所」はどう違うのですか?
A. 暗号資産の購入方法には、主に「販売所」と「取引所」の2種類があります。
- 販売所:暗号資産交換業者を相手に、提示された価格で売買する方法です。操作がシンプルですぐに購入できるため、初心者の方におすすめです。
- 取引所:他のユーザーと直接売買する方法です。価格を自分で指定できますが、買い手と売り手の希望が一致しないと取引が成立しないため、やや上級者向けです。
本記事で解説した購入ステップは、初心者の方でも簡単な「販売所」での方法です。まずは販売所で取引に慣れてから、ステップアップとして取引所の利用を検討してみましょう。
Q. 購入したビットコイン(BTC)は現金に戻せますか?
A. はい、いつでも日本円に換金できます。
購入したビットコインを売却して日本円にし、ご自身の銀行口座に出金することで現金化が可能です。ただし、出金時には手数料がかかる点に注意しましょう。
Q. 暗号資産(仮想通貨)の取引で利益が出たら、税金はかかりますか?
A. はい、暗号資産の取引で得た利益は、原則として「雑所得」として課税対象になります。[1, 2]
会社員の方の場合、給与以外の所得(暗号資産の利益を含む)が年間で20万円を超えると、確定申告が必要です。利益が確定するのは、ビットコインを売却して日本円に換えたり、他の暗号資産と交換したり、商品やサービスの支払いに使ったりしたタイミングです[1, 3]。ただ保有しているだけ(含み益)の状態では課税されません[1, 3]。
なお、所得が20万円以下で確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要になるのでご注意ください。
Q. 暗号資産(仮想通貨)をクレジットカードで購入することはできますか?
A. Coincheckをはじめ、日本の金融庁に登録されている暗号資産取引所では、現在クレジットカードでの暗号資産購入には対応していません。
暗号資産を購入する際は、銀行振込などで日本円を入金してから取引するのが一般的な方法です。
Q. パスワードを忘れた場合はどうすればよいですか?
A. 利用している取引所のログイン画面にある「パスワードをお忘れの方」といったリンクから、再設定の手続きを行ってください。
通常、登録したメールアドレス宛に再設定用の案内が送られてきます。セキュリティのため、本人確認が必要になる場合もありますので、画面の指示に従って手続きを進めましょう。
ビットコイン(BTC)の始め方・買い方のまとめ
ビットコイン(BTC)の始め方や買い方について、Coincheckでは有効なメールアドレスがあればアカウント登録が簡単にでき、ビットコインの取引を始めることができます。
取扱通貨は、ビットコイン(BTC)以外にも、イーサリアム(ETH)、XRP(エックスアールピー)、ライトコイン(LTC)、リスク(LSK)など、選択肢が豊富です。
さらに、チャートがインジケーター(指標)を含めて見やすいコインチェックアプリなら、移動中などでも簡単に暗号資産の取引ができます。ビットコインの取引には、Coincheckの利用をぜひ検討してみてください。