仮想通貨(暗号資産)クアンタムとは?6つ特徴とメリットを解説

ビットコインとイーサリアムの長所を取り入れて作られた、仮想通貨(暗号資産)のクアンタム(Quantum / QTUM)。ついに日本に上陸し、手軽に売買ができるようになりました。

この記事では、さまざまなメリットを持ち将来性が期待されている、クアンタムの特徴を解説していきます。

国内外から期待と信頼の高いクアンタム、その魅力について迫っていきます。

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クアンタム(QTUM)とはどんなコインなのか?

世界には実に多くの仮想通貨があります。その多くがオープンソースです。オープンソースとは、つまりプログラムが公開されており、改変や再配布が自由にできるということです。そのため、既存のプログラムに改変を加えて生まれた仮想通貨は数多くあります。

たとえば、日本生まれの仮想通貨として知られるモナコインは、ビットコインを改変して作られたものです。こうして生まれた仮想通貨は、ベースとなった仮想通貨と共通する仕組みを持つため、よく似た特徴を持つ傾向があります。

しかし、中には際だった特徴を持つものもあります。2016年に登場したクアンタムは、その一つといえるでしょう。

ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の「いいとこ取り」

クアンタムは「ビットコインとイーサリアムの長所を併わせ持っている」といわれます。

ビットコインは、ブロックチェーンを用いた世界初の仮想通貨であり、高い匿名性を維持できる仕組みから、その後の仮想通貨に大きな影響を与えました。また、オープンソースであったことから、ビットコインから派生して生まれた仮想通貨は数多くあります。

イーサリアムは、「スマートコントラクト」の機能を備え、こちらもその後の多くの仮想通貨に影響を与えています。

クアンタムは、これら二つの仮想通貨が持つ長所をうまく融合させ、一つのコインで実現することに成功しています。

クアンタム(QTUM)の持つ6つの特徴

クアンタム(QTUM)
ビットコインの高い匿名性とイーサリアムのスマートコントラクト。この二つを両立させることは、実は技術的に難しいことでした。これらの特徴がどのようにクアンタムで実現されているのか、解説していきます。

特徴① UTXOを使った高い匿名性

クアンタムでは残高管理の方法として、ビットコインと同様の「UTXO」という仕組みが採用されています。仮想通貨は法定通貨のように、実物があるわけではありません。銀行預金と似たようなもので、「誰の口座にどの通貨がいくらあるか」が記録されているだけです。

しかし、ビットコインやクアンタムの場合、ウォレットに残高の数値そのものが記録されているわけではなく、UTXOで管理されています。UTXOとは「ユーザーに紐づけられた分割不可能なコインの塊」で、この塊がどのように取引されたかを追跡して、現在の残高を割り出しているのです。

例えば、あなたが1BTCを持っていて、店舗で0.4BTCの買い物をしたとしましょう。当然、残りは0.6BTCです。しかし、UTXOは分割できませんから、一度店舗に1BTCを渡し、お釣りとして0.6BTCを受け取るという取引を行います。このとき、お釣りを受け取るための新たなアドレスが作られ、0.6BTCはそこに紐づけられる仕組みとなっています。

ビットコインやクアンタムは、こうした複雑な構造をとっているため、第三者からの追跡が困難になり、高い匿名性を維持できているのです。

特徴② スマートコントラクトを実装

イーサリアムが持つスマートコントラクトという機能を、クアンタムでも実装しています。スマートコントラクトとは、事前に定義しておいた条件が満たされると、契約と価値移転が自動的に行われる仕組みです。これにより、不動産や自動車の販売など、仲介者が不可欠だった取引を当事者間のみで行うことができます。

クアンタムは、ビジネス向けを想定して開発されていますすから、当然な特徴かもしれません。

特徴③ 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ

クアンタムは匿名性を担保しながら、自動契約履行を実現していますが、スマートコントラクトを動かすためには、多くの情報を書き込まなければいけません。そうすると、取引のたびに複雑な残高管理を行うUTXOとは、相性がよくありません。

そこで、クアンタムが採用したのが、UTXOとスマートコントラクトの橋渡しが行える「アカウントアブストラクトレイヤ(AAL)」という技術です。AALは、クアンタムが独自開発したもので、UTXOをベースにしたブロックチェーンのシステム上にバーチャルマシンを構築し、そこでスマートコントラクトを動かす仕組みとなっています。

AALによってビットコインが持つ安全性や匿名性、データ容量の軽さを維持しながら、複雑な処理を自動化するスマートコントラクトを実現することができました。

特徴④ ライトウォレットで動きが軽い

AALの搭載で必要なデータ容量が軽くなったことから、クアンタムは「ライトウォレット」を採用しています。ライトウォレットはブロックチェーン上のすべてのデータ(フルノード)ではなく、自分が必要な部分のデータだけをダウンロードします。

イーサリアムではフルノードのデータが必要でしたが、それを文字どおりライトに収めることができるため、データのダウンロードは速く、動作が軽くなり、しかもストレージ容量の節約ができます。

特徴⑤ マイニングで報酬を得られやすい

マイニングは、「世界中で行われている仮想通貨の取引を、パソコンで処理することで報酬を得る」ものですが、仮想通貨ごとに決まったルールがあります。

ビットコインが採用しているPoW(プルーフオブワーク:Proof of Work)は、一番早く計算処理を終えた人に報酬が与えられます。そのため、最高レベルの計算能力を持つマシンを大量にそろえられる、資金力のあるマイナーでないと、なかなか報酬をもらえません。

一方、クアンタムが採用するPoS(プルーフオブステーク:Proof of Stake)は、計算能力だけでなく、クアンタムの保有量や保有している時間によって優先度が変わります。つまり、多くのクアンタムを長く持ち続けている人ほど、マイニング報酬を得やすいという仕組みです。

力技でのマイニングであるPoWは多くの仮想通貨に採用されていますが、資金力のある大規模なマイナーに偏向してしまうことや、大電力を消費するため環境への負荷が重いことなどが指摘されています。

イーサリアムではPoWからPoSへの移行を検討しているとされています。

特徴⑥ ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい

クアンタムは、ビットコインとイーサリアムの値動きによる影響を受けやすいといわれます。同じ特徴を持っていますから、ある程度価格が連動してしまうことはあるでしょう。クアンタムを売買する場合、同時にビットコインやイーサリアムの値動きをチェックしつつ、判断するといいかもしれません。

ビットコインのリアルタイムチャートはこちら

クアンタム(QTUM)の将来性は?

クアンタム(QTUM)
クアンタムは、将来性を大いに期待されています。匿名性が高く、スマートコントラクトを備えていますので、ビジネスで活用できる可能性があります。2020年3月の後半の時点では、1QTUMあたり120円前後の値動きとなっていますが、用途が広がっていけば、長期的に大きな値上がりも期待できるでしょう。

また、クアンタムは開発力の高さでも知られています。その中心にいる創業者パトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者も務めた若きエンジニアであり、フォーブス誌の「30歳以下の若手起業家30組」にも選ばれています。

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この記事で解説したクアンタムの特徴6つを振り返りましょう。

  1. UTXOを使った高い匿名性
  2. スマートコントラクトを実装
  3. 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ
  4. ライトウォレットで動きが軽い
  5. マイニングで報酬を得られやすい
  6. ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい

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