ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、話題の暗号資産(仮想通貨)。興味はあるけれど、いざ始めてみたいと思っても、どうやって始めたら良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。
暗号資産取引所のCoincheckでは、3つのステップ(口座開設、入金、購入)で簡単に暗号資産を購入することができます。
今回は、これからCoincheckで取引を始める初心者の方に向けて、
について詳しく紹介します。
この記事を読めば、暗号資産の口座開設から取引方法までを把握することができます。暗号資産を始めたいけど方法がわからない、難しそう、と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
初心者にCoincheck(コインチェック)がおすすめな理由
Coincheckは、国内でも大手の暗号資産の取引所として知られており、2018年には大手ネット証券マネックスのグループに加わった取引所です。
国内外問わず多くの暗号資産取引所がありますが、取引所それぞれに特徴があり、自分に合った取引所を見つけて使用するのが理想ですが、暗号資産初心者の方にはCoincheckがおすすめです。
国内大手の取引所である他に、Coincheckがおすすめな理由には以下の6つがあります。
- 1.初心者でも使いやすい
- 2.取り扱っている暗号資産の種類が多い
- 3.スマホアプリが便利
- 4.最大年率5%の貸暗号資産サービス
- 5.日本円から暗号資産を直接購入できる
- 6.電気代をお得にできる
いずれもCoincheckの特徴であり魅力ともいえるメリットです。それぞれの詳細については、以下の記事をご覧ください。
Coincheckで口座を開設する方法
Coincheckで暗号資産を購入するためには、まず取引用の口座を開設する必要があります。
Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。
- 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合)
- 2.アカウント作成
- 3.本人確認
1.アプリのダウンロード
最初に、Coincheckアプリをダウンロードします。アプリは以下からダウンロードすることができます。
2.アカウント作成
ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。
3.本人確認
アカウント登録が完了した後は、本人確認を行います。
本人確認申請の受け付けは、次の条件にあてはまる方のみとさせていただきます。
- 居住国が日本
- 18歳以上74歳以下
本人確認は以下の手順で行ってください。
(1)アプリを開き「本人確認をする」をタップして基本情報入力を開始
(2) 各種重要事項を確認して「同意する」をタップ
(3)電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力
基本情報の入力
(4)氏名、生年月日、性別、職業、住所などを入力
(5)利用目的、取引経験を入力して、外国PEPsに該当しない場合はチェック
(6)基本情報にお間違いがないかを確認して「確認」をタップ
本人確認書類の提出
(7)STEP3の「本人確認書類」をタップ
(8)現在お持ちの本人確認書類を選択してください
本人確認書類と顔の撮影
(9)最後に本人確認書類と顔の撮影を行います
<本人確認書類の撮影>
- 「表面」の撮影
- 「表面・斜め上から」の撮影
- 「裏面」の撮影
<顔の撮影>
- 「顔正面」の撮影
- 「首振り」の撮影
撮影の詳しいやり方については、以下の動画をご覧ください。
撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。
Coincheck(コインチェック)への入金方法
Coincheckでビットコインなどの暗号資産を購入するには、あらかじめ口座に日本円を入金しておく必要があります。
Coincheckでは、以下の3種類の入金が可能です。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
また、Coincheckでは、アプリかWEB(ブラウザ)のどちらかで入金することができます。
銀行振込で入金する方法【ブラウザ】
ブラウザで銀行振込するには、まずCoincheckの取引画面で「日本円の入金」をタップし、入金方法の「銀行振込」を選択します。すると、振込先の口座情報が表示されるので、その口座に希望の金額を振り込みます。
このとき、振込人名義のほか、IDも入力することを忘れないようにしましょう。
その他の入金方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
銀行振込で入金する方法【アプリ】
銀行振込の入金をアプリから操作する場合は、Coincheckアプリとネットバンク・ATMそれぞれの手続きが必要です。本記事では、利用者の多い楽天銀行アプリからの振込を例に入金方法を紹介します。
アプリの操作
画像赤枠「ウォレット」をタップしたあと「JPY/日本円」をタップする
日本円残高の画面で画像赤枠の「入金」をタップ
入金の種類を選択
指定口座に振込
振込先の口座情報が表示されます。ご希望の指定口座に振込みを行います。口座番号はクリップボードにコピーすることができます。振込操作は十分に注意して行ってください。
GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行のどちらにご入金いただいても反映されます。
お手持ちの銀行口座から振込を実行して完了!
お手持ちの銀行口座からCoincheckへ振込み、入金が完了すれば暗号資産の売買が可能になります。
振込はネットバンクのアプリなどの、インターネットを使った振込を活用すると手間がかからないことでしょう。
本記事では、楽天銀行アプリからCoincheckに入金する手順をご紹介します。
①「振込・振替・送金」を選択
②「振込する」を選択
③「新規振込」を選択
※すでにCoincheckへ振込をしたことがあり、登録が済んでいる場合は⑥へ
④入金指定口座を選択(ステップ③で表示された口座を選択する。ここでは、楽天銀行。)
⑤入金指定口座の支店を選択
⑥振込情報(依頼人・口座番号・金額など)を入力
⑦振込内容を確認し、「振込実行」を選択
スマホアプリでビットコイン(BTC)を購入する方法
日本円の入金が完了したら、いよいよ暗号資産を購入できます。
最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってビットコインを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。
- 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする
- 2. 表示されたコインの中から「ビットコイン(BTC)」をタップする
- 3. 「購入」をタップする
- 4. 購入金額を入力し、「日本円でビットコインを購入」→「購入」をタップする
スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。ただし、購入する際の注意点が2つあります。
1. コインの枚数を間違えないようにする
1つ目が「コインの枚数を間違えないようにする」ことです。
数量を入力するところで、誤った数値を入れないよう注意が必要です。保有する資金以上の注文はできないようになっていますが、意図しない注文をして損をすることもあるので注意しましょう。
2. 購入資金があるか確認する
2つ目が「購入資金があるか確認する」ことです。
暗号資産を購入するだけの日本円がなければ、当然取引はできません。注文をする前に、日本円の入金が完了し、充分な資金があるか確認しましょう。
入金には一定の時間がかかりますので、取引したいと思う前に手続きを済ませておくのがポイントです。
パソコンでビットコイン(BTC)を購入する方法
Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンでビットコインを購入する際の手順は、以下の通りです。
- 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する
- 2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「ビットコイン(BTC)」を選択する
- 3.ビットコイン(BTC)の購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する
- 4.「OK」をクリックして購入完了
パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。
場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。
Coincheck(コインチェック)で発生する手数料
Coincheckで暗号資産の取引をする場合、手数料が発生する場合があります。
Coincheck(コインチェック)の入金手数料
先ほど、暗号資産を購入するための日本円の入金について説明しましたが、日本円の入金には一部手数料がかかることがあります。
「銀行振込」の場合、Coincheckでの手数料は発生せず、無料となっています。ただし、各金融機関によって振込手数料がかかりますので、そちらは負担する必要があります。
使用する金融機関や時間帯などでも手数料は変わってきますので、少しでも手数料を安く済ませたい場合は事前によく調べておきましょう。
また、コンビニ入金では、30,000円未満の場合は手数料が770円、30,000円以上30万円以下の場合は手数料が1,018円となります。コンビニ入金の1回あたりの入金上限額は30万円となります。
クイック入金では、30,000円未満の場合は手数料が770円。30,000円以上50万円未満の場合、手数料は1,018円となります。さらに日本円の入金額が50万円以上の場合、「入金額×0.11%+495円」が手数料となります。
Coincheck(コインチェック)の出金手数料
暗号資産を保有して利益が出たので日本円に換えて銀行口座に戻したい、一度日本円を出金したいなどの場合には、出金手続きをする必要があります。
操作は難しくありませんが、出金が反映されるまで時間がかかることがあるため、余裕を持って手続きしましょう。
出金の上限額は1回あたり5,000万円となっており、出金の際には手数料が発生します。Coincheckの出金手数料は、上限内であれば金額に関わらず一律407円となっています。
Coincheck(コインチェック)の暗号資産送金手数料
Coincheckの口座から入金用アドレスを指定することで、他の人の口座に暗号資産を送金できます。
その際にかかる手数料は暗号資産によって異なり、2023年6月時点にては下記の通りです。
- ビットコイン(BTC):0.0005 BTC
- イーサリアム(ETH):0.005 ETH
- イーサリアムクラシック(ETC):0.01 ETC
- リスク(LSK):0.1 LSK
- リップル(XRP):0.15 XRP
- ネム(XEM):0.5 XEM
- ライトコイン(LTC):0.001 LTC
- ビットコインキャッシュ(BCH):0.001 BCH
- モナコイン(MONA):0.001 MONA
- ステラルーメン(XLM):0.01 XLM
- クアンタム(QTUM):0.01 QTUM
- ベーシックアテンショントークン(BAT):130.0 BAT
- アイオーエスティー(IOST):1.0 IOST
- エンジンコイン(ENJ):54.0 ENJ
- パレットトークン(PLT):274.0 PLT
- サンド(SAND):42.0 SAND
- ジム(XYM):1.0 XYM
- ポルカドット(DOT):0.1 DOT
- フレア(FLR):0.1 FLR
- フィナンシェトークン(FNCT):19343.0 FNCT
- チリーズ(CHZ):223.0 CHZ
- チェーンリンク(LINK):3.0 LINK
暗号資産の価格によって、日本円に換算すると金額が異なることになりますので、送金時のレートには十分注意しましょう。
送金金額にかかわらず規定の送金手数料がかかるため、こまめに送金するよりも一回でまとめて送金するほうがお得とはいえます。なお、Coincheckのウォレット同士であれば送金手数料は無料となっています。
※手数料は、2023年6月時点の金額です。
Coincheckは送金遅延等を防止および緩和し、お客様により安定したサービスを提供することを目的として、2020年11月25日より一部暗号資産において変動型送金手数料を導入しました。
各通貨の変動型送金手数料については、以下をご覧ください。
今から暗号資産を始めるならCoincheck(コインチェック)!
Coincheckは、パソコン、スマホアプリともに画面が見やすいことで定評があり、特に初心者に適している取引所といえます。
口座開設から取引まで操作もシンプルですので、これから暗号資産を始めようと考えている人は、今回紹介した始め方を参考に、まずはCoincheckで口座開設してみてはいかがでしょうか。