
リスク(Lisk/LSK)は、分散型のアプリケーションプラットフォームで機能する暗号資産(仮想通貨)です。
ほかのアルトコインとは少々異なる、いくつかの特徴があります。暗号資産のリスク(LSK)の購入方法や、その取引のための口座開設、基本的な特徴などについてご紹介します。

執筆Coincheck Column編集部
Coincheck Column編集部は暗号資産の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから暗号資産を始める方々に「暗号資産について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
まずは暗号資産取引所でリスク(Lisk/LSK)取引用の口座開設を行う
リスク(LSK)の売買を始める第一歩は、取引アカウントを開設することです。
ここでは、暗号資産取引所Coincheckの場合を例にご説明します。
1. アカウント登録
Coincheckで口座開設するには、アカウント登録を行うことになります。
暗号資産取引所・販売所の口座開設ページでメールアドレスとパスワードを入力し、「アカウントを新規作成する」ボタンを押しましょう。すると、入力したメールアドレス宛に、Coincheckからメールが届きます。その文面に記されたURLからサイトに遷移すれば、アカウント登録の手続きが完了します。
2. SMS認証(電話番号認証)
次に本人確認として、携帯電話の認証確認を行う手続きに移ります。
Coincheckアカウントでログインし、「本人確認書類を提出する」と書かれた緑色のボタンを押したら、サイトに表示される欄に、アカウントを登録したご本人の携帯電話番号を入力します。
そして、「SMSを送信する」を押すと、携帯電話にショートメッセージ(SMS)が届き、6桁の「認証コード」が届きます。この認証コードを、Coincheckのサイト上の「送信された認証コード」に入力することで、SMS認証が完了となります。
本人確認方法① アプリからのお申し込み
Coincheckでの本人確認は「iOS/Androidアプリからのお申し込み」と「Webからのお申し込み」の2種類があります。Webからのお申し込みは当社審査後、はがきの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは審査が完了すればすぐにご利用可能になります。
アプリの「かんたん本人確認」からのお申し込みでは、名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように入力し、本人確認書類をアップロードします。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。
iOS/Androidアプリからの本人確認
アプリからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。
次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。
場合によってはアプリからでもハガキによる本人確認の手続きをお願いする場合がございます。その際は以下のリンクの内容をご確認ください。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
お客様情報の入力後は、本人確認の撮影を行います。
STEP①
はじめに、「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影してください。
パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影してください。「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影してください。
STEP②
次に、顔と本人確認書類表面の撮影を行います。
ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影してください。
画面の案内に従って、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしてください。
STEP③
最後に、顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。
画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影してください。
撮影が終わりましたら「現在確認中です」と表示されます。審査完了までしばらくお待ちください。
審査が完了し、承認となればCoincehckのすべての機能をご利用になれます。
参考:本人確認書類の撮影方法
本人確認方法② Webからのお申し込み
Webからも名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を入力し、本人確認書類のアップロードを行うことができます。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。
「IDセルフィー」を用意します。IDセルフィーとは、アップロードした本人確認書類を手に持って、自分の顔を自撮りした写真のことです。IDセルフィーもアップロードします。アップロードが終わると画面に「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。
住所確認としてCoincheckから入力した住所へ簡易書留ではがきが郵送されます。はがきの受け取りをCoincheckが確認すると、すべての機能が利用できるようになります。
本人確認を行わなくても、アカウントがあれば入金をして暗号資産の購入・売買はできますが、日本円の出金・送金などができません。すべての機能を使用するために、本人確認手続きをしておくことをおすすめします。
また、Coincheckでは口座開設の手続きについて、下記のページでも詳しく解説しています。動画もありますので、ご参考ください。
Coincheckでリスク(LSK)を購入する方法
リスク(LSK)を購入するには、まずCoincheck口座に日本円を入金する必要があります。
日本円を入金する
日本円の入金を行うには、銀行振込・コンビニ入金・クイック入金などの方法があります。
アプリで銀行振込する方法は、以下の通りです。
(1)画像赤枠「ウォレット」をタップ
リスクを購入するには、まずは日本円を入金する必要があります。 画像赤枠「ウォレット」をタップしましょう。
(2)画像赤枠「入出金」をタップ
次に、画像赤枠の「入出金」をタップします。
(3)画像赤枠「入金」をタップ
画像赤枠の「入金」をタップします。
(4)入金先の銀行を選択
入金の種類を選択します。Coincheckでは、下記3種類での入金が可能です。
ここでは、もっともスタンダードな銀行振込を例に紹介します。入金を希望する銀行を選択しましょう。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
(5)指定口座に振込
振込先の口座情報が表示されるので、指定口座に振込を行ってください。
以上でアプリでの入金は完了です。
アプリで購入する
(6)「販売所」をタップ
入金が完了しましたら、次は画像赤枠の「販売所」をタップしましょう。
(7)「購入したい暗号資産」をタップ
今回はリスク(LSK)を購入するため、「リスク(LSK)」を選択、タップしましょう。
※画像ではビットコイン(BTC)を選択しています。お取引の際は、購入を希望している通貨と表示されている通貨が一致しているかをご確認ください。
(8)「購入」をタップ
画像赤枠の「購入」をタップします。
(9)「日本円でリスクを購入」→「購入」をタップ
日本円で購入金額を入力し、「日本円でリスクを購入」のあとに「購入」をタップすると、購入手続きが完了します。
購入後は取引をキャンセルできないため、通貨の種類や数量を間違えないように注意しましょう。
WEB画面で購入する
WEB画面でリスク(LSK)を購入する流れとしては、Coincheckにログインし、画面の上にある「ウォレット」を選択します。
ウォレットページから「コイン購入」を押して、リスク(LSK)を選びましょう。次に、リスク(LSK)の購入数量を指定すると、必要な日本円が算出されます。
手持ちのビットコイン(BTC)で交換する場合は「交換する通貨」でBTCを選択し、支払額を確認してから、「購入する」を押します。
リスク(Lisk/LSK)はいくらから購入できる?
リスク(LSK)を購入する場合、Coincheckなら最低購入額は日本円で500円から可能です。
Coincheckは日本国内で大きなシェアを有する暗号資産取引所であり、2020年11月時点では、次の14種類以上の通貨の売買が可能です。これら11種類のすべての通貨が500円という最低取引額から購入できます。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH) ※通貨単位の読みは「イーサ」
- イーサリアムクラシック(ETC) ※通貨単位の読みは「イーサクラシック」
- リスク(LSK)
- ネム(XEM) ※通貨単位の読みは「ゼム」
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- IOST
尚、Coincheckで取り扱っている上記の通貨はすべて日本円以外にビットコイン(BTC)で購入することもできます。リスク(LSK)をビットコイン(BTC)で購入する場合、最低購入額は「0.001BTC」からとなります。
また、保有している暗号資産を売却して日本円に換える場合も、最低売却額は500円からとなっています。暗号資産を売却してビットコイン(BTC)に換える場合も購入時と同様に最低売却額は「0.001BTC」となります。
次にCoincheckでのリスク(LSK)の最低注文量の具体的例をご紹介します。仮にリスク(LSK)を1LSKあたり160円とした場合、リスク(LSK)の最低注文量は、500円=3.125LSKとなります。
リスク(Lisk/LSK)の購入にかかる手数料は?
暗号資産の売買や送金には、各種手数料がかかります。
新規の入金もしくは日本円で出金するための「入出金手数料」や、自分のウォレットからほかのユーザーのウォレットに暗号資産を送る際にかかる「送金手数料」などがあります。
日本円の入金手数料
Coincheckでは、新規の入金を銀行振込で行う場合は、手数料が無料です(ただし、振込手数料はお客様負担となります)。
また、コンビニ入金では、30,000円未満の場合は手数料が770円、30,000円以上30万円以下の場合は手数料が1,018円となります。コンビニ入金の1回あたりの入金上限額は30万円となります。
クイック入金では、30,000円未満の場合は手数料が770円。30,000円以上50万円未満の場合、手数料は1,018円となります。さらに日本円の入金額が50万円以上の場合、「入金額×0.11%+486円」が手数料となります。
日本円の出金手数料
Coincheckの口座から日本円を出金するときの「出金手数料」は、1回につき407円となります。
日本円出金の上限は、1回あたり5,000万円ですが、手数料は出金額にかかわらず一律となっています。
暗号資産の送金手数料
また、Coincheckの口座から、Coincheck以外の別の暗号資産口座へ送金する際の「暗号資産の送金手数料」は、暗号資産の種類によって額が異なります。
リスク(LSK)は0.1LSKの負担となります。なお、Coincheckユーザー間の送金手数料は無料です。
※手数料は、2019年12月1日時点の金額です。
暗号資産のリスク(Lisk/LSK)とは?特徴を把握しよう
リスク(LSK)は、2016年5月に誕生した暗号資産です。
イーサリアム(ETH)と同じように分散型のアプリケーションプラットフォームで機能する暗号資産貨で、ほかの暗号資産とは少々異なる、いくつかの特徴を持つコインです。
なお、リスク(LSK)という名称は、危険を意味する「Risk」ではなく、「Lisk」で「簡単」という意味が込められているといわれます。
リスクの特徴として以下の5つが挙げられます。
- 1.サイドチェーンを採用
- 2.スマートコントラクトが実行可能?
- 3.JavaScriptで開発可能
- 4.DPoS(デリゲーテッドプルーフオブステイク)を採用
- 5.発行枚数に上限がない
リスク(Lisk/LSK)の過去チャートを振り返る
暗号資産の中には発行された直後に高値をつけ、その後急速に値動きが収束していく傾向が見られる通貨があります。リスク(LSK)も、そのような暗号資産の1つで乱高下を繰り返しながら、2018年7月頃からは安定した状態に入っています。
リスク(LSK)はこれまでにもロードマップを作り、それに沿って一歩ずつフェーズを進めてきました。今後、さらなる完成形に向かって開発が進めば、一気に価格を上昇させることになるかもしれません。
ほかのアルトコインにもいえることですが、リスク(LSK)はイベントやアップデートなどの重要な情報はもちろん、キーパーソンのちょっとした発言や新聞記事などによって時価が動く傾向があります。それだけに、情報収集を怠らず、日々の値動きを注視するべきコインといえるかもしれません。
Coincheckが選ばれる理由
Coincheckでは、アカウント登録から口座開設までがシンプルでわかりやすいので、暗号資産の取引をすぐに始めることができます。
取扱通貨は、リスク(LSK)のほか、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、選択肢が豊富です。
さらに、チャートがインジケーター(指標)を含めて見やすいCoincheckアプリなら、移動中などでも簡単に暗号資産の取引ができます。
暗号資産の取引には、Coincheckの利用をぜひ検討してみてください。