XRP(エックスアールピー)が暴落する原因|買い時・タイミングの見極めは?

XRP(エックスアールピー)について調べていると、「なぜ暴落したのか」「買い時はいつなのか」と不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
XRPは過去に何度か大きな価格変動を経験しており、その背景には特定の出来事や市場要因が関係しています。

この記事では、XRPが暴落した主な原因と、暴落時にどのような視点で買い時を判断すべきかを初心者向けに解説します。

XRP(エックスアールピー)の基本情報

XRP(エックスアールピー)は、主に国際送金の効率化を目的として開発が進められ、2012年に公開された分散型台帳「XRP Ledger」上で使われる暗号資産です。最大の特徴は、低コストで高速に送金できる点にあります。

このXRPやXRP Ledgerの運用・普及には、アメリカのリップル社が深く関わっています。

将来的には従来の国際送金インフラである「SWIFT」の代替候補になりうる存在として期待されています。XRPやXRPの送金時間についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

XRP(エックスアールピー)の価格推移

XRP(エックスアールピー)の価格推移

そんなXRP(エックスアールピー)の価格ですが、2014年ごろは1円以下〜数円の値でした。

そんななか、2015年にはリップルラボ(現リップル社の前身)が世界経済フォーラムでテクノロジーパイオニア賞を受賞し、世界に徐々に認知されるようになります。

2017年4月上旬には、日本国内のメガバンクを含む銀行がXRP(エックスアールピー)を送金技術に採用したことを受け、1円以下であったXRPが、一気にXRPあたり約8円まで上昇。その後、暗号資産が急速に広まったこともあり、2017年12月上旬には、1XRP=20円だった価格が100円台になりました。

その後、アメリカのサンフランシスコに拠点がある暗号資産取引所のCoinbase(コインベース)に、XRP(エックスアールピー)が上場するという噂が市場に流れました。

これを受けてか、XRP(エックスアールピー)は2017年12月下旬から2018年1月上旬にかけて、1XRP=100円だった価格が400円近くになりました。

しかし、2018年1月以降は暗号資産市場全体が下落トレンドに入り、2019年3月初旬には、XRPの価格も約35円台にまで落ち着きます。

2020年ごろからはリップル社とSEC(アメリカ証券取引委員会)との訴訟問題が表面化し、XRP(エックスアールピー)の価格は長らく大きな動きが出にくい状況が続きました。

この訴訟は、XRPが有価証券に該当するかどうかを巡るもので、市場全体に不透明感を与えたことが、価格停滞の一因といえます。

しかし、2025年8月に両者が和解に至ったことで状況は一変しました。法的な不確実性が解消されたことを受け、XRP(エックスアールピー)は再び注目を集め、価格も上昇傾向を見せるようになります。

XRPの将来性や今後の価格動向については、以下の記事で詳しく解説しています。今後の投資判断を考えるうえで、あわせてご覧ください。

XRP(エックスアールピー)が暴落・値下がりした原因

XRP(エックスアールピー)が暴落・値下がりした原因

XRP(エックスアールピー)は、これまでに価格が大きく上昇する局面がある一方で、暴落や値下がりを経験した時期もあります。こうした価格変動の背景には、いくつかの出来事が関係しているといわれています。

Coinbaseへの上場騒動

Coinbase(コインベース)は、アメリカを代表する大手暗号資産取引所です。XRP(エックスアールピー)は、2019年2月にCoinbase Proへの上場が正式に発表されています。

一方で、それ以前の2017年末ごろから、XRPがCoinbaseに上場するのではないかという噂や、逆に上場しないという未確認情報がたびたび市場に出回っていました。こうした情報をきっかけに、XRPの価格が上下する場面も見られ、上場をめぐる情報騒動が価格変動の一因になったと考えられます。

リップル社共同創業者による大量売却

XRP(エックスアールピー)の値下がり要因のひとつとして、リップル社の共同創業者による大量売却が影響しているのではないかという見方が、これまでたびたび話題になってきました。

リップル社の共同創業者は、多くのXRPを保有していることで知られています。そのため、彼らの所有するまとまった量のXRPが市場で売却された場合、需給の変化によって価格に影響を与える可能性があると指摘されることがあります。

実際に、共同創業者の売却をめぐっては、「計画的な売却である」と説明される一方で、価格上昇の直後に売却がおこなわれたのではないかと受け止められ、市場の警戒感につながったケースもありました。

SECによる訴訟問題

XRP(エックスアールピー)は、SEC(米国証券取引委員会)との間で長年にわたり訴訟問題を抱えてきました。この訴訟は、SECが「XRPは有価証券に該当するにもかかわらず、適切な登録がおこなわれていない」と主張したことを発端としています。

訴訟が続いていた期間中は、XRPの法的な位置づけが不透明な状態にありました。そのため、訴訟の進展が不利に受け止められた場面や、先行きへの不安が強まった局面では、売りが優勢となり価格が下落する動きが見られました。

その後、2023年に裁判所による判断が示されるなど、状況は徐々に変化します。2025年にはリップル社が控訴を取り下げたことで、この問題は事実上の決着を迎えたとされています。

このように、訴訟が継続していた期間においては、SECとの対立そのものがXRPの値下がり要因のひとつだったと考えられています。

XRP(エックスアールピー)の買い時は3つある!

XRP(エックスアールピー)の買い時は3つある!

価格の上昇と下落を繰り返しているXRP(エックスアールピー)ですが、一体いつ購入するのがよいのでしょうか。ここでは、いくつかあるタイミングについて確認していきましょう。

1. 上昇相場に転換した時

上昇傾向にある相場が一時的に下がることを「押し目」と言います。XRP(エックスアールピー)の価格が上昇傾向にあるなかで、一時的に押し目のタイミングがあった場合、そのときが一つの購入タイミングとは言えるでしょう。

この一時的な押し目が深い場合には、その後は価格が高騰する場合があります。押し目買いは利益を掴める可能性があるため、幅広いトレーダーから支持されている投資法のひとつです。

ただし、この押し目買いをするためには、チャートが読めるようになる必要があります。投資初心者は、取引をおこないつつチャートの読み方もよく学ぶのもよいでしょう。

2. 暴落した後

暗号資産の初心者は、XRP(エックスアールピー)の価格が大きく暴落したときには購入をためらってしまうケースもあります。

ホールドしている暗号資産が大暴落したときには、思わず手放したくなる場合もあるでしょう。しかし、悲観ムードが漂うぐらい暴落した後にこそ、XRP(エックスアールピー)を購入するタイミングという場合もあります。

相場は、価格が暴落した後に上昇傾向に反発する場合もあります。そのため、大きな暴落の直後にあえてXRP(エックスアールピー)を購入することで、その後に利益が得られる可能性があります。

しかし、価格がどこまで暴落するかはわからないため、相場を冷静に見極め判断する目を養うことも大切です。XRP(エックスアールピー)の価格は、市場の噂や世界的に有名なトレーダーの発言によっても暴落するケースがあります。

そのため、暴落後にXRP(エックスアールピー)の購入を考えている場合には、暗号資産市場に関するニュースなどの情報収集を怠らないようにしましょう。

3. あらかじめ決めておく

XRP(エックスアールピー)を取引する際には、あらかじめ購入する価格やタイミングを決めておくのも方法のひとつです。

価格が大きく変動する場面では、不安から慌てて売ってしまったり、反対に「もう少し上がるかもしれない」と欲が出て、売る判断ができなくなったりすることもあります。そのため、冷静な状態のうちに売買の基準を考えておくことが大切です。

この場合は、周りの多くの情報に惑わされない自制心と、自己判断が必要となります。相場の変動を予想することができた場合でも、XRP(エックスアールピー)の価格が予想通りに動くとは限りません。

そのため、投資を始める前に、自身で価格や購入タイミングの指針を決めておくことで、価格変動に振り回されない投資ができます。いわゆる積立投資のように、毎月一定の金額を定期的に購入するのも選択肢のひとつです。

また、自身で購入のタイミングを決める際には、購入時期を分散させるのもよいでしょう。多額の資金を一度に投資するのではなく、購入タイミングを分散させることで、高値づかみのリスクを低減できます。

少額からでも始めやすいXRP(エックスアールピー)投資

少額からでも始めやすいXRP(エックスアールピー)投資

XRP(エックスアールピー)を含め、暗号資産の相場は常に動いているため、正確な購入タイミングを見極めることは簡単ではありません。

世界的に有名なトレーダーの発言や、市場に影響を与える企業・機関の動きによって、価格が大きく変動することもあります。そのため、暗号資産投資をおこなう際には、日頃から新しい情報を確認しておく姿勢が大切といえるでしょう。

一方で、チャートの見方を少しずつ理解していくことで、価格変動に対して冷静に対応しやすくなる面もあります。損失リスクを抑えるためにも、基本的なチャートの知識を身につけておくことは有効です。

実際の値動きを体感し、自分なりの判断基準を身につけてから、本格的に投資を始めても遅くはありません。インターネット上の情報に振り回されすぎず、まずは少額からXRP(エックスアールピー)の取引を始めてみてはいかがでしょうか。