リップル(XRP)をこれから取引しようと考えている人のなかには、どのアプリを利用すればよいのかわからないという人もいるかもしれません。アプリによって、取引画面の使いやすさやチャートの見やすさなどの特徴も異なります。
リップルを取引するにあたっては、普段から使用するアプリについても意識を向けておくと良いでしょう。また、リップルの取引のタイミングを逃さないために、アプリのインストール後、すぐに機能などをチェックしておくことも大切です。
この記事では、Coincheckでリップルを取引する際のコインチェックアプリの使い方を中心に解説します。
目次
コインチェックアプリでリップル(Ripple/XRP)が購入できる
金融庁登録済の暗号資産(仮想通貨)の取引所であるCoincheckは、スマートフォン向けのコインチェックアプリを提供しています。
コインチェックアプリは画面が見やすいことに加えて、初心者でも操作がしやすいという特徴があります。コインチェックアプリの全ての機能を利用するためには、Coincheckで口座開設を行う必要があります。
※なお、当社にXRPを入金・送金される場合は、XRPネットワークをご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくはこちらをご参照ください。
Coincheckで口座開設
Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。
- 1.アカウント作成をする
- 2.本人確認を行う
口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
Coincheckでの口座開設は簡単で、暗号資産初心者でも迷うことなく開設できます。リップルの取引を始めたい人は、まずは口座を開設しておきましょう。
コインチェックアプリのダウンロード
Coincheckに口座を開設すると暗号資産の取引は可能となりますが、そのままの状態ではパソコンのブラウザで操作することになります。
スマホアプリで取引をしたい場合は、公式サイトからコインチェックアプリをダウンロードします。もしくは、App StoreまたはGoogle Playからインストールします。
インストール後は本人確認を行っていないとCoincheckの全ての機能を利用することができないため、速やかに本人確認を行うことが大切です。
Coincheckの暗号資産取引所としての主な特徴
Coincheckは対応するアルトコインの種類が多く、リップルを含む30種類以上の暗号資産を取引することが可能です。
コインチェックアプリで簡単売買
暗号資産の購入も売却もアプリから簡単にできるため、取引のタイミングを逃さずにリップルを売買することができます。
また、チャートはコインチェックアプリを立ち上げなくてもウィジェットで閲覧できる仕様になっており、価格推移も見やすくなっています。ただし、スマホを盗難されたり、紛失したりした際には資産が失われる危険性もあります。
口座開設を行ったあとは必ず2段階認証を設定し、ログイン時のパスワードなどの重要な情報は、厳重に管理することを徹底しましょう。
土日や祝日にも暗号資産の取引が可能
Coincheckは土日や祝日に関係なく、24時間暗号資産の売買ができる暗号資産の取引所です。
Coincheckのリアルタイムチャートは線チャートとローソク足チャートの2種類が用意されており、価格の変動や値動きの分析にも役立ちます。
マネックスグループ入り
Coincheckを運営するコインチェック株式会社は、2018年4月よりマネックスグループ入りし、新経営体制となりました。2019年1月には、金融庁より暗号資産交換業者として認可されています。
Coincheckは多くの暗号資産をコールドウォレットと呼ばれるオフラインのウォレットで管理しており、マネックスグループ入りしたことで管理態勢もより強固なものとなっています。
Coincheckでリップル(Ripple/XRP)を売買する方法
Coincheckでリップルを購入するには、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成し、口座を開設しておく必要があります。
口座を開設する際は、まずSMS認証による電話番号認証が必要です。つぎに、写真付きの本人確認書類を提出します。その際、本人の顔と手に持った本人確認書類の文字部分が見えるように撮影された、IDセルフィーも提出します。
IDセルフィーを撮影する際は、鮮明な写真を撮るように心がけましょう。そうすることで、再提出を求められる可能性が低くなります。最後に、自宅に届くハガキを受け取ることで口座開設は完了します。
日本円の入金
リップルなどの暗号資産を購入するときは、先に口座へ日本円かビットコインを入金する必要があります。
日本円の場合は、入金画面から銀行振込などを選択して、Coincheckが指定する振込先に日本円を振り込みます。ビットコインの場合は、Coincheckにビットコインを送金します。
リップル(XRP)を購入する方法
コインチェックアプリでリップルを購入する手順は、まずログインして取引画面から「XRP」を選択します。その後、購入したい金額を指定します。
購入したいリップルの数量を入力することで、自動的に購入金額とレートが表示されるようになっています。金額を確認し、「JPYでXRPを購入」をタップすることでリップルが購入できます。
購入後は取引をキャンセルできないため、通貨の種類や数量を間違えないように注意しましょう。
リップル(Ripple/XRP)を売却する方法
Coincheckでリップルを売却する際は、Coincheckへログイン後にトップ画面に表示されている「XRP」を選択しましょう。
売却したい数量を入力して、決済する通貨を選びます。合計金額を確認して誤りがなければ、「売却する」をクリックするか「売却」をタップすることで処理は完了です。
交換する通貨は、ビットコインか日本円か選択することができます。リップルを売却後は、取引履歴から正常に取引が完了しているか確認しておきしょう。
Coincheckでリップル(Ripple/XRP)を送金する方法と注意点
Coincheckでリップルを送金する場合は、パソコンとスマホアプリの両方から行えます。
パソコンならトップ画面上部の「ウォレット」→「コイン送金」をクリック、スマホならトップ画面のタブメニューアイコンをタップして「送金と受取」を選びます。その後、「BTC以外の送金はこちら」をクリックします。
その後は「Rippleを送る」を選択し、送金先アドレスと数量を入力します。入力内容に誤りがなければ、「送金」をクリックするかタップしましょう。
送金先のアドレスが誤っていた場合は、正しく処理が行えないというトラブルが発生します。手動でアドレスを入力すると間違えやすいため、コピー&ペーストで正確なアドレスを貼りつけるようにしましょう。
他の暗号資産の取引所へ送金する際は、「XRP宛先タグを使用する」にチェックを入れ、宛先タグを正確に入力することで送金が可能です。送金先アドレスに誤りがある場合、リップルを消失し資産を失うおそれもあります。
なお、Coincheckユーザー間同士の送金手数料は無料ですが、Coincheck以外へ送金する際は、0.15XRPの送金手数料が発生します。
ウィジェット機能を設定すればアプリでレートチェックも手軽にできる
コインチェックアプリは、ウィジェット機能に対応しています。
ウィジェット機能とは、スマホの画面をロックしている際にも、暗号資産の価格などをホーム画面に表示できる機能のことです。ウィジェット機能を設定するためには、スマホアプリを最新バージョンにアップデートしたうえで、「ウィジェットを追加」の画面でCoincheckを選択します。
一画面ですべての銘柄の価格をチェックできるため、短期トレードを中心に行っているトレーダーにも利用されている機能です。画面内には、現在の価格と24時間前の価格との変動率なども表示される仕組みです。
ウィジェット機能をスマホに導入することでアプリを開く手間を省けて、価格の暴騰や暴落にもすばやく対応することができる可能性も高まるでしょう。各銘柄のロゴもウィジェットには表示されるため、暗号資産初心者にとっても見やすくなっています。
コインチェックアプリに備わっている機能を使いこなす
コインチェックアプリをインストールしたあとは、アプリに備わっている機能を使いこなすことが大切です。
コインチェックアプリには、取引に関するさまざまな機能が備わっています。暗号資産の受取や暗号資産の売買、送金などが行えます。
チャート画面では、対象となる暗号資産や対象期間などを選択できます。チャート画面から直接売買することも可能なので、暗号資産初心者でも簡単に利用できます。
線チャートからローソク足チャートへの切り替えはもちろん、総資産をクリックすることで円グラフにおける複数の暗号資産の割合をチェックすることもできます。メニューからは取引履歴も簡単に確認できますし、QRコードを読み込むことで送金も可能です。
暗号資産の取引では適切な資金管理を行うことも重要
暗号資産の取引では、資産を守るために適切な資金管理を行うことが重要です。
暗号資産の相場は常に変動しているため、リスクや損失を抱え込んでしまわないように細心の注意が欠かせません。暗号資産取引に慣れていないうちは少額の取引からスタートし、徐々に投資額を増やしていきましょう。
暗号資産初心者は、生活に必要な資金を確保したうえで、余剰資金の範囲内で取引するようにしましょう。借金をして暗号資産投資を始めた場合、精神的な余裕が持てず正しい判断ができなくなるケースもあります。
人によって余剰資金の額は異なりますが、精神的に安定して取引できる額を投資するようにしましょう。取引を始める前に資金管理のルールを自分で決めておくことで、価格に左右されずに取引ができるようになります。
コインチェックアプリを使いこなして取引しやすい環境を整えよう
コインチェックアプリは、使い方次第で日々のトレードの助けとなりえます。ウィジェット機能を利用すれば、価格の変動をいち早く察知できるようになるでしょう。
暗号資産初心者にとっては、直感的に操作しやすいこと、取引が簡単にできることがコインチェックアプリの大きな魅力です。取引が簡単に行えるということは、暗号資産のトレードにすばやく慣れるということにもつながります。
初心者であれ上級者であれ、コインチェックアプリのそれぞれの機能と特徴をうまく活用していくと良いでしょう。