
日本で誕生した初めての仮想通貨(暗号資産)モナコイン(Monacoin/MONA)は、Segwitの採用やアトミックスワップの実装などの特徴があります。
モナコインを始めたい方に、仮想通貨取引所に口座を開設して購入するための方法をご紹介します。投資対象としてだけでなく、さまざまな使われ方をされている、日本生まれの仮想通貨であるモナコイン。
ここでは、そんなモナコインの購入方法や買い方、取引方法について、初心者にもわかりやすく解説します。

執筆Coincheck Column編集部
Coincheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
モナコイン(Monacoin/MONA)購入前にCoincheckで口座開設
モナコインを購入・売却するには、どうすればいいのでしょうか。
仮想通貨取引所Coincheckでは、2019年6月からモナコインの取扱いをスタートしています。Coincheckで口座開設を行い、モナコインを取引するまでの流れを見ていきましょう。
1. アカウント登録
まずはCoincheckにアカウント登録を行います。
Coincheckの公式サイトから、メールアドレスとパスワードを入力し、「アカウントを新規作成する」ボタンを押すと、登録したメールアドレスにメールが届きます。
そのメールに記載されたリンクからサイトにアクセスすれば、メールアドレスが正しいことをチェックでき、アカウント登録が完了します。
2. SMS認証(電話番号認証)
アカウント登録の後は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を使って、本人確認のSMS認証を行います。
Coincheckアカウントでログインし、サイトに表示される「本人確認書類を提出する」と書かれた緑色のボタンを押します。表示された認証ページに携帯電話番号を入力し、「SMSを送信する」のボタンを押すと、携帯電話に6桁の認証コードが記載されショートメッセージが届きます。
認証コードを「送信された認証コード」の欄に入力すれば、SMS認証は完了です。
3. 本人確認を行う
Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。
Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。
「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。
※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。
当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。
参考:「かんたん本人確認」とは
iOS/Androidアプリからの本人確認
アプリからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。
次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。
場合によってはアプリからでもハガキによる本人確認の手続きをお願いする場合がございます。その際は以下のリンクの内容をご確認ください。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
お客様情報の入力後は、本人確認の撮影を行います。
STEP①
はじめに、「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影してください。
パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影してください。「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影してください。
STEP②
次に、顔と本人確認書類表面の撮影を行います。
ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影してください。
画面の案内に従って、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしてください。
STEP③
最後に、顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。
画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影してください。
撮影が終わりましたら「現在確認中です」と表示されます。審査完了までしばらくお待ちください。
審査が完了し、承認となればCoincehckのすべての機能をご利用になれます。
参考:本人確認書類の撮影方法
Webからの本人確認
Webからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。
次に、「IDセルフィー」(提出書類とご本人がいっしょに写っている写真)を用意します。例えば、運転免許証をアップロードする場合、運転免許証を手に持って、自分の顔を自撮りしてアップロードします。
次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。
<登録可能な本人確認書類>
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。
書類の提出が終わると画面に、「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。Coincheck側で書類の確認ができれば、「本人確認完了」のメールと、住所確認用のハガキが住所に届けられます。
ハガキ受け取りを当社が確認した時点で、すべてのCoincheckの機能が利用可能となります。
犯収法の改定に伴い本人確認書類について変更がございましたので以下のURLをご参照ください
Coincheckでモナコイン(Monacoin/MONA)を購入する方法
モナコインを購入するには、まずCoincheck口座に日本円を入金する必要があります。
日本円を入金する
日本円の入金を行うには、銀行振込・コンビニ入金・クイック入金などの方法があります。
銀行振込を行うには、Coincheckにログインして、サイト上のメニューから「ウォレット」→「日本円の入金」を選びます。そこで、Coincheckが指定する振込先の口座情報を確認してください。
金融機関から日本円の振込を行って、日本円の入金をCoincheckのサイト上で確認できたら、仮想通貨購入の手続きを行うことができます。
アプリで購入する
コインチェックアプリでモナコインを購入する手順は、まずログインしてトップ画面から「MONA」を選択します。その後、購入したい金額を指定します。
購入したいモナコインの数量を入力することで、自動的に購入金額とレートが表示されるようになっています。金額を確認し、「日本円でMONAを購入」をタップすることでモナコインが購入できます。
購入後は取引をキャンセルできないため、通貨の種類や数量を間違えないように注意しましょう。
WEB画面で購入する
WEB画面でモナコインを購入する流れとしては、Coincheckにログインし、画面の上にある「ウォレット」を選択します。
ウォレットページから「コイン購入」を押して、モナコインを選びましょう。次に、モナコインの購入数量を指定すると、必要な日本円が算出されます。
手持ちのビットコインで交換する場合は「交換する通貨」でBTCを選択し、支払額を確認してから、「購入する」を押します。
モナコイン(Monacoin/MONA)とはどんな仮想通貨か?
モナコインは、巨大掲示板「2ちゃんねる」から生まれた仮想通貨です。
2ちゃんねるではおなじみのアスキーアートキャラクター「モナー」をモチーフにしたことから、公式では「モナーコイン」と表記されていますが、語呂の良さからモナコインという名称が一般化しています。
このモナコイン、実はほかの有力コインにも引けをとらないさまざまな特徴を持っています。
「Segwit」を採用した世界初のコイン
モナコイン(MONA)には、「Segwit(セグウィット)」という技術が採用されています。
Segwitとは、簡単にお伝えすると、コインの取引に関わるデータを圧縮して軽くし、処理をスピーディーにする技術です。多くの仮想通貨の取引情報は、データを収めたブロックが鎖のように連結した「ブロックチェーン」の中に収められています。
ところが、ブロック1つあたりの容量は決まっているため、それ以上のデータを詰め込むことができません。一方のSegwitでは、コインの取引とは直接関係のない、ユーザーの署名などのデータを別の領域で管理することができ、ブロック容量を有効活用できるようになります。
例えていえば、自宅の押し入れやクローゼットの中に眠っている滅多に使わない物をレンタル倉庫に移すことで、使える収納スペースを増やすようなイメージです。Segwitのしくみによって、モナコインは一定時間内に多くのデータを扱うことができるようになり、処理スピードの向上を実現したと言われています。
実利用が多いモナコイン(MONA)
モナコインは、2ちゃんねる発祥ということもあって、ユーザー同士のコミュニケーションが活発です。一部で「モナコイナー」と呼ばれる熱烈なファン層によって、モナコインの活躍範囲はじわじわと広がっています。
「モナコインを盛り立てよう」とする人々の働きかけによって一部のウェブストアやリアル店舗での扱いも広がり、コミケのブースや移動販売のお弁当屋さんでも使えるケースも出てきたようです。コミュニティ活動が活発なモナコインですから、今後もさまざまな実用的なサービスが登場していくことが期待されています。
モナコイン(MONA)が定着させた「投げ銭」文化
モナコインは元々、スピーディーな少額決済に適応するように作られたコインです。
そうした特性と活発なコミュニティ活動が相まってか、流通初期のころから「投げ銭」として使われてきました。気に入ったイラストや動画などにいくらかのモナコインを送り、作者をリスペクトしつつ支援する。
投げ銭機能を持ったいくつかのツールが作られたことも、そうした動きに拍車をかけました。さらに、掲示板での書き込みやTwitterのつぶやきなど、「おもしろい」「評価できる」と感じたときに、少額のモナコインを送るアクションが広がっていったのです。
自分の言動に対する肯定的な反応は、誰にとってもうれしいものでしょう。それは、SNSで行われているような緩やかなコミュニケーションを生み、今もモナコインに特徴的な文化として根付いています。
モナコイン取引に仮想通貨取引所Coincheckがおすすめな理由
Coincheckは、初めての方でも簡単に登録でき、難しい手続きもなく口座開設ができます。
Coincheckは、初めての方でも簡単に登録でき、難しい手続きもなく口座開設ができます。さらに、購入したモナコインを一定期間Coincheckに貸し出すことで利用料がもらえる貸仮想通貨サービスも利用できます。
Coincheckは、ビットコイン(BTC)はもちろん、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)といった、時価総額の高い仮想通貨がそろっています。2019年6月からは、国産通貨のモナコインの取扱いもスタートし、通貨の選択の幅がさらに広がりました。
また、電気料金の支払いでビットコインがもらえたり使えたりするサービスのCoincheckでんきなど、独自のサービスを提供しています。
これから仮想通貨を始めたい、モナコインを保有してみたいという方は、Coincheckの利用をぜひご検討ください。