ENS(Ethereum Name Service)がCoincheck NFTで取扱い開始! ドメイン取得方法や特徴は?

Coincheck NFTにて、ENS(Ethereum Name Service) が取扱い開始されました。ENSとはイーサリアム・ネーム・サービスとの略称であり、イーサリアムのアドレスに任意の名前をつけることができるサービスです。

本記事では、そんなENSの特徴やメリットを解説するほか、公式サイトでのENSの取得方法と、Coincheck NFTでのENSの購入方法を紹介していきます。

ENSはイーサリアムアドレスを任意の文字列に変更できるサービス

ENSとは、Ethereum Name Service(イーサリアム・ネーム・サービス)というサービスの略称です。

イーサリアムは、通常0xから始まる42桁の英数字で構成されたアドレスを用いています。たとえば、0x1234abcdef……といったようなアドレスになります。

このアドレスは、イーサリアムの送金時や、トークン、NFTの売買・交換・受渡時などに使うことになりますが、42桁の英数字を記憶しておくことは困難を極めることでしょう。

ENSは、そんなイーサリアムのアドレスに、自分の好きな文字列を名付け、紐づけることができるサービスです。
さらに簡単に説明すると、その名の通り、イーサリアムのアドレスに名前をつけるサービスと言えます。

なお、ENSとは、Ethereum Name Serviceというサービスを指す場合と、ENS上で利用されるガバナンストークンであるENSトークンを指す場合があります。

ENSのメリット

ENSで名付けた名前は、イーサリアムのウォレットアドレスの代わりに使用できます。42桁の英数字の羅列ではなく、あくまでも人間が使う英語や日本語などの自然言語の英数字をウォレットアドレスとして使えるため、イーサリアムアドレスを覚えやすく、使いやすくできることがメリットです。

このような特徴から、ENSはWeb3.0版のDNSともいえるでしょう。
DNSとはDomain Name System(ドメイン・ネーム・システム)の略称で、任意の文字列と、数字の羅列であるIPアドレスを紐づけるシステムです。現代のWEBでも類似のシステムが存在するため、ENSはWEB3.0時代に不可欠と言えるかもしれません。

WEB3.0について詳しく知りたい方はこちら。

ENSを活用することで送受金の際のミスが減る

ENSの最大のメリットは、42桁の英数字の羅列であるイーサリアムアドレスを自由な文字列に代替可能なことが挙げられます。

42桁の複雑な英数字の羅列では、送受金の際にミスが起こる可能性が高く、しかも、送受金先の設定を間違えてしまうと組み戻しは困難です。

今後、イーサリアムを扱うサービスなどが増加した際、イーサリアムアドレスを多くの人たちが理解・記憶しやすい形で扱えるようにすることは、ユーザー側の使いやすさの向上、つまりUI/UXの向上に必要不可欠でしょう。

主要なサービスに対応

ENSは「Metamask」や「イーサスキャン」、「opensea」、「Uniswap」などのイーサリアムアドレスを扱う主要なサービスに対応しています。

イーサリアム系の有名サービスですでに使われていることから、サービスの認知度があがることで、今後より多くの場面でイーサリアムアドレスはENSに置換されたり、利用者が増加する主流になったりする可能性があるでしょう。

有名企業、著名人も購入

アメリカの世界的ビールブランド「Budweiser(バドワイザー)」は、beer(ビール).ethを30ETH(当時の日本円レートでおよそ1,000万円)で購入しています。
また、スポーツブランドの「NIKE」がdotswoosh.ethを取得したことや、「PUMA」もpuma.ethを取得したうえに、Twitterアカウント名を「PUMA.eth」も変更したという事例もあります。

有名企業が暗号資産やNFT、メタバース関連に参入するときのために、あらかじめ関連しそうな名前を取得していると言えるでしょう。これは、現在のWEBでも同様であり、人気のドメインは高価で取引されることが多いです。

また、イーサリアム(イーサリアム)の創業者として有名なヴィタリック・ブテリン氏もイーサリアム Name Service(ENS)を利用しており、自らのアドレスを「vitalik.eth」としています

過去にはENSのエアドロップが実施

2021年11月には、ENSの利用者にむけてENSトークンがエアドロップされました。このエアドロップでは、ENSの契約期間や利用期間が長いユーザーに多く配布されました。このように、エアドロップを期待して所有するといったメリットもあります。

ENSの値段

ENSのドメインは、ドメインの文字数と契約期間により異なります。文字数の少ないドメインのほうが高価になるため、やはりDNSサービスと類似していると言えるでしょう。

ENSの価格表は以下となります。
3文字 0.142ETH/1年
4文字 0.036ETH/1年
5文字以上 0.001ETH /1年

ENSを取得する際の注意点

ENSを購入するだけでは、イーサリアムアドレスとENSは紐づけられません。また、ENSは有効期限があるため、有効期限切れに注意しましょう。

購入しただけでは自動でアドレスと紐付けはされない

ENSでは、RegistrantとControllerというアカウントがあります。

Registrantとは、NFTの保有アカウント、NFTの譲渡など様々な設定権限が与えれれるアカウントです。
Controllerとは、ENSとアドレスの紐づけ変更ができるアカウントです。

NFTのオーナーであるENSネームの保有者はRegistrantという状態になります。所有権を別のアカウントに移すことができ、Controllerのアドレスを変更することができます。

そのため、保有するだけではENSネームを使うことができないため、ENSを使う場合はENSとアドレスの紐づけをしなければいけません。

ENSの公式サイトにアクセスし、自身が使いたいアドレスを、メインアドレスとして設定する必要があります。その際、ガス代も少しかかることになります。

ENSには有効期限がある

ENSには有効期限があります。

Coincheck NFTでは、所有するENSの有効期限切れ14日前から強調表示されるようになっています。
有効期限が切れると、所有権更新の猶予期間状態となります。この猶予期間が過ぎてしまうとトークンの所有権がなくなるため、注意しましょう。

Coincheck NFTでは、猶予期間のNFTはmypageの一覧からのみ表示され、購入や出品、オファー機能などは利用できなくなります。

有効期限を更新する場合は、このような方法で更新が可能です。有効期限の延長は、こちら のENS公式サイトで行うことが可能です。

ENSのドメイン取得方法

ENSでドメインを取得するには、公式サイトとMetaMaskなどのウォレットアプリを利用する方法と、Coincehck NFTのようなNFTマーケットプレイスを利用する方法があります。

公式サイトから取得する

公式サイトから取得する方法は、自分の好みのドメインを購入することができます。

①公式サイトにアクセスしてアプリを起動をクリック
②メインネットワークの「connect」をクリック
③MetaMaskを選択
④取得したい名前を検索
⑤契約期間と価格を確認して購入

①公式サイトにアクセスしてアプリを起動をクリック

公式サイトにアクセスして、画面右上にあるアプリを起動をというボタンを探します。このボタンの左側で言語の設定ができるため、「JA」を選択しましょう。日本語を選択したら、アプリを起動クリックします。

②メインネットワークの「connect」をクリック

ウォレットをENSに接続します。
画面左上のMain Network(Read Only)の下にある「connect」をクリックしましょう。

③MetaMaskを選択

ウォレットの選択画面ではMetaMaskを選択しましょう。MetaMaskをまだインストールしていない場合は、以下の記事を参考にMetaMaskを準備しましょう。

④取得したい名前を検索

検索エンジンに取得したい名前を入力します。既に取得されている場合は名前を取得できないため注意しましょう。

⑤契約期間と価格を確認して購入

取得したい名前が取得可能なら、契約期間と価格を確認して購入しましょう。なお、ウォレットに事前にETHを入金していないと決済が進まないため、ウォレットにはあらかじめETHを入金しておきましょう。

コインチェックNFTでのENSの購入方法

NFTマーケットプレイスではすでに取得されたドメインの二次流通を購入することができます。NFTマーケットプレイスでは、MetaMaskのようなウォレットアプリの操作が必要なく、基本的にはそのマーケットプレイスに登録していれば、取引することができます。そのため、簡単に取引をしたい場合に向いているでしょう。

コインチェックNFTでのENSの購入方法を紹介します。

NFTを購入する際の手順は、以下の通りです。

  • ①暗号資産取引所で口座開設をする
  • ②暗号資産取引所に日本円を入金する
  • ③暗号資産を購入する
  • ④NFTマーケットプレイスにログインする
  • ⑤ENSを購入する

①暗号資産取引所で口座開設をする

Coincheck NFTを利用するには、まずCoincheckで取引用の口座を開設をする必要があります。

Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。

  • 1.アカウント作成をする
  • 2.本人確認を行う

口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。

②暗号資産取引所に日本円を入金する

基本的に、NFTは法定通貨ではなく暗号資産で購入します。そのため、事前に取引所に日本円を入金し、暗号資産を購入しておく必要があります。

なお、Coincheckでは以下3種類の入金が可能です。

  • 銀行振込
  • コンビニ入金
  • クイック入金

入金方法の詳細については、以下の記事をご覧ください。

③暗号資産を購入する

日本円の入金が完了したら、次は取引所で暗号資産を購入します。

Coincheck NFTでは、Coincheckで取り扱っている以下30種類以上の暗号資産を決済に使用することができます。

BTC, ETH, MONA, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, PLT, SAND
(取扱通貨は、順次追加予定)

暗号資産の購入方法については、以下の記事をご覧ください。

④NFTマーケットプレイスにログインする

次に、NFTを購入するマーケットプレイスにログインします。

Coincheck NFTには、取引所ページから「Coincheck NFT」をクリックするとログインすることができます。また、以下のボタンからもログインできます。

Coincheck NFTはこちらへ

⑤ENSを購入する

続いて、Coincheck NFTでENSを購入する方法をご紹介します。

まずは購入したいENSを選択します。

Home画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。

購入したいNFTをクリックすると、購入画面へ移動します。

金額は出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨の単位で表示されています。
出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。

詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、購入は完了です。

ENSをCoincheck NFTに入庫する際の注意点

ENSをCoincheck NFTに入庫するにあたり、公序良俗違反や著作権違反が疑われるものは、入庫後に弊社判断で取扱い禁止とさせていただく場合がございます。取扱い禁止となる基準については個別では解答できません。ご了承ください。

取扱い不可と判断したENSについては、サービスページ上では【取扱禁止】という状態になり、再入庫/出品ができなくなりますが、お客さまのウォレットアドレスに再度出庫していただくことは可能となります。

また既に有効期限の切れているENS、有効期限が残り14日以下のENSについても、入庫は不可となります。