カテゴリー: Crypto Asset Future
「ビットコインキャッシュの未来は明るいの?」
「ビットコインキャッシュの今後の動向が気になる!」
2017年に誕生し、じわじわと知名度を上げているビットコインキャッシュの今後はどうなるのか、気になりますよね。
そこで、この記事では
◎ビットコインキャッシュの今後を左右する5つのポイント◎ビットコインキャッシュの直近を占う際のポイント
をメインに、ビットコインキャッシュの基本的な特徴や、ビットコインとの違いや購入方法などの基本も解説していきます!
この記事を読めば、今後のビットコインキャッシュの動向が把握でき、購入や取引のタイミングを図るのに役立てられるようになります。
ビットコインキャッシュの今後は明るいのか?気になる疑問を解決して、今後の取引に活かしましょう。
執筆Coicheck Column編集部
Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
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目次
ビットコインキャッシュ(BCH)の未来は明るい?今後を左右する5つのポイント
1.決済サービスでの使用が増えれば知名度が上がる
2.機能や仕様でアップデートで使いやすくなる可能性がある
3.海外でビットコインキャッシュ(BCH)を基軸通貨とする取引所が増える可能性がある
4.国内の新規取引所に上場する可能性がある
5.AIの活用で仮想通貨取引がしやすくなる
ビットコインキャッシュ(BCH)の2020年~2021年を占う3つのポイント
1.2020年4月に半減期を迎え今後の動きに注目
2.仮想通貨を取り巻く法整備もチェックする
3.ビットコインキャッシュ(BCH)の知名度が上がるタイミングに注目する
そもそもビットコインキャッシュ(BCH)とは
ブロック容量を拡大してスケーラビリティ問題を解決を図る
新たなマイニング難易度調整システムを導入
ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の違い
処理速度が遅くなるスケーラビリティ問題
マイニングについて
送金手数料について
ビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題を解決するための2つの方法
1. ブロックに書き込むデータを圧縮して容量を軽くする
2. ブロックの容量そのものを拡大する
ビットコインキャッシュ(BCH)の今後・将来性についてのまとめ
ビットコインキャッシュ(BCH)の未来は明るい?今後を左右する5つのポイント
ビットコインキャッシュは、2017年にビットコインから分裂をして誕生した仮想通貨です。
まだまだ発展途中の仮想通貨なので市場拡大や性能のアップデートにより、需要が高まる可能性は充分考えられます。
ここではビットコインキャッシュの未来を左右する5つのポイントをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
「そもそもビットコインキャッシュって?」「どういう特徴なの?」など、基礎から知りたいという方は先にこちらをご覧ください。
1.決済サービスでの使用が増えれば知名度が上がる
投資目的だけでなく、店舗での買い物やオンライン決済にビットコインキャッシュを利用できるよう実用化が進めば、知名度が上がり取引をする人口が増えるのではと考えられています。
そもそもビットコインキャッシュは、ビットコインの欠点を改善するために誕生した仮想通貨です。ビットコインより処理速度が速く、データを処理するブロック容量が大きくなっているため、短時間での決済が叶い実用的に使えるようになっています。
また、ビットコインと比べて送金手数料も安いので、日常的に使っても負担が少ないという特徴もあり実用化に期待が寄せられている一面も。
現在、仮想通貨店舗決済アプリ「BITPointPay」を使った決済やビットコインキャッシュ払いができる飲食店や小売店、美容院などで使用することができます。
今後利用できる決済サービスや店舗が増えれば、実用性の高い仮想通貨として注目を集めるでしょう。
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2.機能や仕様でアップデートで使いやすくなる可能性がある
ビットコインキャッシュはブロックチェーンの仕様や仕様を変更するハードフォークを繰り返しており、社会情勢に合わせた臨機応変な対応や機能の向上が期待できます。
2020年5月にも、機能や仕様をアップデートするハードフォークを実施。今後も状況をみながらハードフォークが繰り返されることで、より使いやすい仮想通貨へと発展する可能性があるでしょう。
ハードフォーク前には需要の増加を予想し価格が上昇しやすいという特徴もあり、将来性がある仮想通貨として注目されることで知名度上がることは充分考えられます。
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3.海外でビットコインキャッシュ(BCH)を基軸通貨とする取引所が増える可能性がある
基軸通貨は、取引所の基準となる通貨です。法定通貨で言えば日本は円、アメリカはドルと取引を主導する通貨を指します。
多くの取引所はビットコインを基軸通貨としていますが海外の一部の取引所ではビットコインキャッシュを基軸通貨として採用しており、ビットコインキャッシュの将来性や需要を見込んでいる動きもあります。
今後、基軸通貨としての取り扱いが増えれば取引人口が増え、価格も上昇すると考えられています。
4.国内の新規取引所に上場する可能性がある
ビットコインキャッシュは、今後国内の取引所でも新規上場する可能性があります。
ビットコインから分裂し誕生した仮想通貨は、ビットコインキャッシュ以外にも「ビットコインSV」や「ビットコインダイヤモンド」がありますが、ホワイトリストに入っているのはビットコインキャッシュのみです。(※2020年5月現在)
ホワイトリストに入っている仮想通貨は、一定の審査を通貨しているので安全性や信頼性が高いと考えられており、取引所が新しく取り扱ってみようと検討することが考えられます。
仮想通貨は新しい取引所に上場すると注目度が上がり、価格が上昇する傾向があります。2020年5月時点で金融庁に登録している12の取引所で扱われているので、今後も拡大することが期待されています。
参考:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」
5.AIの活用で仮想通貨取引がしやすくなる
今後、ビットコインキャッシュを始め仮想通貨の予想や取引にAIが活用され、より取引がしやすくなると考えられています。
AIを活用した仮想通貨の自動売買プラットフォーム「QUOREA」では、膨大なデータと現在の状況からAIが高度な投資判断をすることが可能。
その他にも、取引での疑問点や不安点をAIが回答してくれる取引所も登場しています。
今まで予想の立てづらさや取引サービスの利用しにくさという問題点があった仮想通貨ですが、AIの活用で取引しやすくなれば需要や注目度も高まるでしょう。
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ビットコインキャッシュ(BCH)の2020年~2021年を占う3つのポイント
ビットコインキャッシュは2020年4月に半減期を迎え、ここからの動きが注目されるところです。
そこで、ここでは2020年から2021年までの動きを把握するために知っておきたいポイントを3つご紹介します。今後の予想や取引に役立ててみてください。
1.2020年4月に半減期を迎え今後の動きに注目
ビットコインキャッシュは2020年4月に初めての半減期を迎えました。
半減期とはマイニング報酬が半分にして、発行量を調整するタイミングのこと。半減期が起こった年は注目度が高まるため、価格変動が起こりやすいと言われています。
出展:CoinMarketCap
過去のアルトコインの半減期を振り返っても、半減期後も引き続き価格変動が起こっていることがほとんど。
半減期は仮想通貨の一大イベントだと捉えられることもあるので、今後の値動きにも注目してみましょう。
2.仮想通貨を取り巻く法整備もチェックする
ビットコインキャッシュを始め仮想通貨はまだまだ発展途中で、日々環境が変化していきます。
国内では、2020年5月1日に改正資金決済法が施行されました。この改正では、取引所の申請方法や顧客情報管理の整備、広告の表示方法や禁止行為などが明文化され、仮想通貨が安心して取引できる環境が整ってきています。
一方で、国外では中国人民銀行が上海での仮想通貨取引を取り締まる新たな規制を始めたとの情報もあり、仮想通貨を規制する動きが強まっている地域もあります。
仮想通貨を取り巻く環境が変わると、注目度や需要、価格変動が起こる可能性があるので、変化を見逃さないことが大切です。
参考:金融庁「令和元年資金決済法等改正に係る政令・内閣府令案等に対するパブリックコメントの結果等について」
金融庁「仮想通貨交換業者に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令」
3.ビットコインキャッシュ(BCH)の知名度が上がるタイミングに注目する
第1章「ビットコインキャッシュの未来は明るい?今後を左右する5つの背景」でもご紹介したように、ビットコインキャッシュは「性能アップ」「市場の拡大」という2つのタイミングで注目度や需要が高まる可能性があります。
具体的には
ビットコインキャッシュが使える企業や店舗が増えて実用化が進む新たな取引所に上場する国内外問わず基軸通貨として扱われるハードフォークを実施して使いやすくなるAIの活用など仮想通貨を扱う環境が整う
ということが考えられます。
このような局面を見逃さないためにも、ビットコインキャッシュや仮想通貨にかかわる情報をチェックし、動きがあった場合には値動きも確認するようにしましょう。
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そもそもビットコインキャッシュ(BCH)とは
ビットコインキャッシュは2017年8月ビットコインのバージョンアップに伴い「ハードフォーク」によって誕生しました。
ハードフォークとは、システム仕様を変更して分岐させる方法です。
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Coincheck
ビットコインキャッシュの基本的なシステム仕様は、ビットコインをベースにしていますが、データ容量を大きくすることで、ビットコインが抱えていた問題点の解決を図ったことが最大の特徴です。
ビットコインキャッシュは膨大な種類がある仮想通貨の中で、常に上位の時価総額を誇る有力なコインになっています。
以下ではビットコインからさらに発展したしくみを備えているビットコインキャッシュについて、その特徴を改めて整理します。
ブロック容量を拡大してスケーラビリティ問題を解決を図る
ビットコインでは1MBだったブロック容量を、ビットコインキャッシュBCHは8MBに拡大。これにより、ビットコインが抱えていたスケーラビリティ問題を解決しました。
そのため、取引スピードが落ちる心配もなく、海外送金などで強みを発揮します。2018年5月には、ブロックチェーンの仕様をアップデーデートしたハードフォークを行い、32MBに容量が拡大されています。
新たなマイニング難易度調整システムを導入
ビットコインキャッシュでは、取引を確定させるためにマイニング作業が必要で、スムーズな取引のためにマイニングの難度を調整するしくみとして、新たな調整システム「EDA(Emergency Difficulty Adjustment)」を導入しています。
EDAでは、取引数とマイナーと呼ばれるマイニングをする人たちが適正になるように、難度を上げ下げしながら調整するシステムです。
ビットコインキャッシュは、安定したマイニングを実現することで、スムーズな取引ができるよう設計されています。
ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の違い
ビットコインキャッシュはビットコインの欠点を改善するために誕生しました。
それがビットコインキャッシュの特徴にもなっています。では、ビットコインの欠点とは何でしょうか?
ビットコインキャッシュ誕生の経緯も含めて解説します。
処理速度が遅くなるスケーラビリティ問題
ビットコインには、スケーラビリティ問題が起こっていました。スケーラビリティ問題を説明する前にビットコインのしくみから説明しておきます。
ビットコインには、ブロックチェーンという技術が使われています。ブロックチェーンは、通貨の取引内容などの情報を納めた「ブロック」という塊をチェーン状につないでいくもので、ブロック内の暗号化された情報を解析・処理することで、取引が成立するしくみになっています。
マイニングについて
この解析・処理作業のことを「マイニング」といいます。マイニングに対する報酬として、新たにビットコインが発行されることで、ビットコインは取引を維持しています。
ビットコインではブロックひとつに1MBの容量があてがわれていました。ところが、ビットコインの取引量が増えると、ブロック容量に対して取引データ量が多くなりすぎ、処理スピードが低下します。
すると、取引や送金がスムーズに行われず、使い勝手が悪くなってしまいます。これがスケーラビリティ問題です。
送金手数料について
ビットコインキャッシュは、ビットコインに比べて送金手数料が安く抑えられるのが特徴です。
ビットコインでは、ネットワークの混雑により手数料が高騰し、一時期は一度の送金で数千円かかることもありました。
しかし、ビットコインキャッシュはネットワークの平均的な送金手数料が1円以下に抑えられており、日常的な決済に使いやすい仮想通貨となっています。
ビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題を解決するための2つの方法
スケーラビリティ問題は、ビットコインが避けて通れない課題といえます。
仮想通貨はどこの国家にも属さず、純粋に需要と供給のバランスによって価値が決められていきます。ですから、通貨への信頼や人気が増して取引量が多くなれば、それだけ価値も上がっていくのです。
しかし、取引量が多くなりすぎるとマイニングにも時間がかかり「取引の処理が遅い」「送金完了まで時間がかかる」ということになってしまいます。特に、海外送金について手数料が安く、スピーディーなのが仮想通貨のメリットであるにも関わらず、これでは本末転倒です。
そこで考えられる対策は、2つあります。
1. ブロックに書き込むデータを圧縮して容量を軽くする
1つは、ブロックに書き込むデータを圧縮して、容量を軽くすること。この方法ならば、それまでのビットコインとの互換性を保ったまま、バージョンアップすることができます。
2. ブロックの容量そのものを拡大する
もう1つは、ブロックの容量そのものを拡大して、より多くのデータを書き込めるように作り変えること。これがハードフォークといわれる方法です。
ただし、ハードフォークを行うと、互換性を保つことができません。それまでひとつながりで続いてきたビットコインのブロックチェーンが枝分かれして、新たなチェーンとして存続していくことになります。
この2つの方法のどちらを採用すべきか見解が分かれ、後者の方法を選択して生まれたのが、ビットコインキャッシュなのです。ビットコインキャッシュは、ビットコインとたもとを分かつ方法を選びました。
ビットコインキャッシュ(BCH)の今後・将来性についてのまとめ
いかがでしたか?
ビットコインキャッシュの今後の動向と直近の動きを占うポイントが把握でき、今後の取引や購入に活かせるようになったかと思います。
最後にここまでの内容をまとめてみましょう。
ビットコインキャッシュの今後を左右する背景は次の5つ
ビットコインキャッシュ決済ができる店舗やサービス増えて実用化が進むと、需要や知名度が上がるハードフォークを繰り返し、今より機能や使いやすさが向上する可能性がある海外でビットコインキャッシュを基軸通貨とする取引所が増加すれば取引人口が増えて価格が上がる国内の新規取引所に上場すれば注目度が上がり、需要が増える可能性があるAIの活用が進むことで予想が立てやすくなり、仮想通貨に興味を持つ人が増える可能性がある
2020年~2021年のビットコインキャッシュを占うポイントは次の3つ
2020年4月に半減期を迎えたので、今後の価格変動をチェックしておくビットコインキャッシュを始め、仮想通貨を取り巻く環境が変化しているので見逃さないようになるビットコインキャッシュの知名度をアップさせるニュースや動きがあれば、価格もチェックする
この記事をもとに、今後のビットコインキャッシュの動きが把握できるようになり予想や取引に活用できることを願っています。
この記事は、当社専門役員の大塚雄介氏が執筆した記事になります。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がもたらした世界的なパンデミックは、あらゆる市場に大きな打撃を与えました。
ビットコインは、「デジタル・ゴールド」とも呼ばれている通り投資家からは安全性のある資産として認識され、リスクオフの局面では逃避先となることは容易に理解できたのですが、2月中旬からの株価の暴落は、金はもちろんビットコインまでもが影響を受けました。
本記事では、2月中旬の暴落開始からパンデミック宣言後の大暴落、そして5月12日に迎えた3回目の半減期までのビットコインの値動きを振り返ります。
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執筆大塚雄介
早稲田大学大学院修了。株式会社ネクスウェイ(元リクルート)を経て、レジュプレス株式会社に参画。2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更。現在は専門役員として、主に仮想通貨の啓蒙や業界トレンドの解説などの活動を担う。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
2020年2月中旬から世界の株式市場は荒れ始める
2020年2月から3月の市場全体の急落について
ビットコインは金よりも早く回復
リスクオフからの脱却
2020年5月の3回目半減期後のビットコイン市場を注視
2020年2月中旬から世界の株式市場は荒れ始める
2月中旬から3月にかけて、新型コロナウイルス感染症拡大による実体経済への影響を恐れたリスクオフの動きによって、世界の市場は大荒れとなりました。
3月11日には世界保健機関(以下、WHO)がパンデミック(世界的大流行)を宣言し、ウイルスの脅威をより身近に感じることとなりました。
図表1-1:日経平均株価とNYダウ平均株価の推移
出典元:TradingView
図表1-2:日経平均株価とビットコインの価格推移
出典元:TradingView
2月から3月にかけて起きた、日・米それぞれの株式市場のこれまでにない急激な暴落は、ビットコインの価格にも影響を与えました。ビットコインは2月中旬には110万円を超えていましたが、3月には50万円台まで暴落。一見、株式とビットコインは相関性があるような動きを見せましたが、5月時点でビットコインは100万円近くまで回復しています(図表1-1、図表1-2)。
株式市場においても、4月に入り新型コロナウイルス感染症の治験薬開発に対する期待感の広がりや、経済活動の再開の見通しが立って期待感が出てきたことなどにより、楽観相場に変わりつつありました。しかし、日経平均株価は暴落した分の半分くらいの回復となっています。
これらの観測結果からビットコインの価格は、株式市場とは少し異なる要因で動いているかもしれません。そこで、2月からの約3カ月間をいくつかに分けて説明します。
2020年2月から3月の市場全体の急落について
WHOがパンデミック宣言をした3月11日、トランプ米大統領がヨーロッパ諸国からの渡航を30日間停止することを発表しました(図表2-1)。世界経済の大動脈である米国・欧州間の移動制限により、グローバル経済に悪影響が生じる可能性が高まったのです。
図表2-1:トランプ大統領の欧州からの入国禁止措置に関するツイート
出典元:Twitter
これによって市場心理に激震が走り、急激なリスクオフが起きました。株式、債券、原油だけでなく、安全資産の代表格である金までも価格が急落。為替市場では一時1ドル101円台前半まで円高が進みました(図表2-2)。
図表2-2:USD/JPY(2019年12月〜2020年5月までの推移)
出典元:TradingView
そして、ビットコインの価格も急落。ビットコインは投資家から新たな安全資産となることを期待されていましたが、金と同様の値動きとなりました。
ビットコインは金よりも早く回復
金の価格は3月19日、S&P500は3月23日まで下落が続きましたが、ビットコインは3月12日に底を打ち、いち早く上昇傾向に転換しました(図表3-1)。
図表3-1:S&P500指数とビットコイン・金の価格推移
出典元:TradingView
なぜ、ビットコインは金価格よりも回復に転じるのが早かったのか。この動きから、ビットコインが金や株式とは異なる資産として見られるようになってきているのではないかという仮説が立てられますす。
金の価格は一度下落したものの、4月にはパンデミック宣言がなされる3月11日以前よりも高値をつけました。ビットコインも急激な回復を見せています。これまで金融危機や戦争などが起こると、リスクが低い安定資産にお金が流れていました。
しかしながら今回は、実体経済に対する不安が蔓延したことで、金のような実物資産ではないビットコインにも注目が集まっています。
実際にGoogle Trendsによる調査では、ビットコイン底値の翌日3月13日にビットコインに関する検索ボリュームが一気に増えました。
「buy bitcoin」の検索ボリューム(すべての国)
出典元:Google Trends
「bitcoin price」の検索ボリューム(すべての国)
出典元:Google Trends
また、4月にはコインベース(Coinbase)のCEOであるブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏が、1200ドル相当の暗号資産の購入や入金が急増した様子をツイートしました(図表3-2)。さらに、アメリカのバイナンス(Binance US)でも同じような動きが見られたようです。
図表3-2:コインベースCEOのブライアン・アームストロング氏のツイート
出典元:Twitter
4月中旬から新型コロナウイルス感染拡大における経済対策の一環としてアメリカでは1,200ドル(約13万円)の現金支給がスタートしていますが、その支給額の一部が暗号資産取引所に入金されたのではないでしょうか。
これらの背景を踏まえ、ビットコインは第二の金として注目を浴び始めたのかもしれません。
リスクオフからの脱却
4月は、新型コロナウイルス感染症の治験薬開発に対する期待感が広がり、株式市場も上昇をはじめました。しかし、4月29日頃からS&P500指数と金価格の上昇は低調になります。一方、ビットコインは上昇傾向を維持しています(図表4-1)。これは、5月12日前後に控える半減期に向けて価格上昇を維持しているものと思われます。
図表4-1:S&P500指数とビットコイン・金の価格推移
出典元:TradingView
半減期とは、ビットコインなど暗号資産の「マイニング」というブロックを生成する作業成功に支払われる報酬(新しく発行されたコイン)の量が半分になるタイミングです。暗号資産の価値も、法定通貨同様に市場の需要と供給で決まります。そのため、インフレや価値の希薄化を防ぐため、半減期によって新規発行される暗号資産の量を調整しています。
【2020年6月更新】ビットコインの半減期とは?仕組みや影響を解説
Coincheck
仮想通貨のマイニングとは?仕組みと実践方法について解説
Coincheck
ビットコインでは、ブロック数が210,000に到達するごとにマイニング報酬が半分になる半減期が起こります。ビットコインの半減期は、4年に1回程度のペースで行われてきました。2009年のマイニング報酬は50BTCでしたが、2012年に1回目、2016年に2回目の半減期が到来、2020年の3回目の半減期では、6.25BTCになりました。
図表4-2:これまでのビットコインの半減期とマイニング報酬の変化
今回の半減期について、キーワードがGoogleでどれくらい検索されているかを調べることができるツール「Googleトレンド」で確認したところ、日本でも「ビットコイン 半減期」の検索量は、2020年に入り徐々に増加傾向になり、3月下旬から急増しています。
図表4-3:過去1年間の「ビットコイン 半減期」の検索量推移
出典元:Googleトレンド
2020年5月の3回目半減期後のビットコイン市場を注視
2016年7月9日の半減期では、ビットコイン価格は1カ月前から急上昇を始め、一時8万円台まで上昇しましたが、7月を迎える前に6万円台に反落、半減期を迎えた後には5万円台まで下落しました(図表5)。
図表5:2016年のビットコインの価格推移
2012年11月28日の半減期では、半減期の1カ月後に急上昇が起きました。3回目の半減期である5月12日のあと、ビットコイン市場がどう動いていくのか、今後の動きに注目しておくと良いでしょう。
「仮想通貨の出来高って何?」
「出来高を確認して何が分かるの?」
「出来高から価格の予測はできるの?」
など、あなたは今、仮想通貨の出来高について詳しく知りたいと考えていませんか?
仮想通貨の出来高とは、一定の期間において取引が成立した金額の累計を指し、基本的には下記のようにチャートの1番下に表示されるものです。
出典元:coincheckリアルタイムチャート
仮想通貨の出来高が大きい時は、投資家などがオーダーを活発に出し、取引が次々に成立しているということです。
一方で、仮想通貨の出来高が小さい時には、売り手と買い手が少なく、あまり取引が成立していないということを意味しています。
また、仮想通貨の出来高は取引量だけでなく、その増減からも多くのことが分かります。
さらに、ローソク足などの指標とあわせて分析することで価格予測にも役立たせることができるのです。
つまり、出来高からは単純な取引量だけでなく、投資家の心理や価格トレンドなど色々なことが分かるのです。
そこで、本記事では、
仮想通貨の出来高とは?
仮想通貨の出来高の増減から分かること
出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法
仮想通貨の出来高ランキングを確認する方法
について詳しく紹介していきます。
「チャート分析って難しそう、理解できるかな?」といった不安を持つ方にも、簡単に理解してもらえるよう分かりやすく解説しています。
本記事を読むことで、仮想通貨の出来高について詳しく理解し、出来高を活用して価格予測や分析ができるようになるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
仮想通貨の出来高とは?仮想通貨の取引量のこと
仮想通貨の出来高が増えた時には何が起こっているのか?
仮想通貨の取引が活発になっている
仮想通貨の売買が成立しやすい
価格の大幅な上昇か下落が見込まれる
仮想通貨の出来高が減った時には何が起こっているのか?
仮想通貨の取引が活発ではない
仮想通貨の売買が成立しにくい
価格が停滞してしまう可能性がある
ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある
取引所の出来高は仮想通貨全体の出来高ではない点に注意
出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法
価格のトレンドと出来高から今後の価格を予測する方法
ローソク足と出来高から価格を予測する方法
仮想通貨の「出来高ランキング」を確認する方法
まとめ
仮想通貨の出来高とは?仮想通貨の取引量のこと
冒頭でも述べた通り、仮想通貨の出来高とは、一定の期間において取引が成立した金額の累計を指します。仮想通貨が活発に売買されていれば出来高は増え、売買が活発でなければ出来高は減ります。
チャート上では、Coincheckで提供している下記チャートのように表示されていることが多いので、1度確認してみてくださいね。Coincheckのサイトにおいては、チャート一覧のページから確認できます。
出典元:coincheckリアルタイムチャート
どれくらいの期間の取引量かというのは、1週間や1ヶ月表示などチャートの表示方法によって変わり、上記は1日ごとの取引量を表示しています。
英語では「Volume」と表記されていて、海外取引所のチャートでも出来高を確認することが可能です。
仮想通貨の出来高が増えた時には何が起こっているのか?
仮想通貨の出来高とは、取引が成立した金額の累計を指しますが、具体的に出来高からは何が分かるのでしょうか。
仮想通貨のチャートにおいて出来高が増加した時には、下記3点のことが分かります。
仮想通貨の取引が活発になっている
仮想通貨の売買が成立しやすい
価格の大幅な上昇か下落が見込まれる
詳しく解説していきます。
仮想通貨の取引が活発になっている
仮想通貨の出来高が増えているということは、取引が活発になっていることを意味します。
特に出来高が急増している場合には、投資家の注目や人気が集まり、取引が過熱している状況であることが分かります。
仮想通貨の売買が成立しやすい
仮想通貨の出来高が増えるということは、仮想通貨の売買が活発に行われていることを意味するため、仮想通貨の取引が成立しやすくなります。
仮想通貨の取引を行いたい時には、出来高が増えた際を狙えば、すぐに取引が成立するでしょう。
価格の大幅な上昇か下落が見込まれる
仮想通貨の出来高が増えた時には、価格の大幅な上昇もしくは下落につながる可能性があります。
なぜなら、取引量が増えている際には、価格に影響を与える何らかの理由が発生したために、投資家の大量の買い注文や売り注文が殺到していることが予測されるからです。
例えば、ある仮想通貨に対して悪い噂が流れて、投資家が一気に売り注文を行えば、出来高は増えて価格は急落していきます。
一方で、買い注文が集まって出来高が増えているのであれば、価格は上昇していきます。
出来高が急増していても、仮想通貨の取引における「買いたい人」と「売りたい人」のどちらが優勢なのかは出来高だけでは判断できないため「仮想通貨の出来高の増加=価格上昇」とは単純には言えません。
しかし、仮想通貨の出来高が増えている時には、価格の大きな転換期がやってくる可能性があるということは分かります。
仮想通貨の出来高が減った時には何が起こっているのか?
仮想通貨の出来高が増えた時については解説しましたが、出来高が減るとどうなるのか気になる人もいるでしょう。具体的には下記4点で、増える時に起こることとは逆のことが起きています。
仮想通貨の取引が活発ではない
仮想通貨の売買が成立しにくい
価格が停滞してしまう可能性がある
ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある
ひとつひとつ詳しく解説していきます。
仮想通貨の取引が活発ではない
仮想通貨の出来高が減っている時には、取引が活発ではないということが分かります。
売り注文も買い注文もあまり入っていないことが多く、仮想通貨市場の中ではあまり注目されていない通貨と言えます。
もしくは、売り注文か買い注文どちらかは多い状態で、どちらかが極端に少ない場合にも、取引は成立しないので出来高は減ります。
仮想通貨の売買が成立しにくい
仮想通貨の出来高が減っている時には、「買い手」も「売り手」も少ないか、どちらかが極端に少ないことが考えられるため、売買が成立しにくいです。
例えば、仮想通貨の売り注文を行っても、買いたい人が多くないためにすぐに売買が成立しない可能性があります。
そのため、仮想通貨の出来高が減っている時には、注文を入れても成立するまでには時間がかかるかもしれない、ということを押さえておきましょう。
価格が停滞してしまう可能性がある
仮想通貨の価格は、「買いたい人」と「売りたい人」の取引レートによって決まるため、出来高が増加していて売買が活発な時には価格は動きやすいです。
一方で、出来高が少なく取引自体が少ない場合には、価格は動きにくく停滞してしまう可能性があります。
ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある
仮想通貨を「買いたい人」や「売りたい人」が少ない状況では、ひとりの投資家が大量の売り注文をしただけで、価格が大きく下落する可能性があります。
出来高が増加している時には、多くの投資家が活発に取引をしているので、ひとりの投資家の注文が価格に大きな影響を及ぼすことはあまりないでしょう。
しかし、取引量が減少している時には、取引をしている人が少ないため、ひとりの取引が価格に大きな影響を与えてしまうリスクがあるのです。
取引所の出来高は仮想通貨全体の出来高ではない点に注意
仮想通貨の出来高について注意しておかなければならないこととして、取引所のチャートで見る出来高は仮想通貨全体の出来高でないことがあげられます。
具体的には、コインチェックのチャートにおける出来高は、コインチェック内での取引量を表しているということです。
仮想通貨全体の取引量を示している訳ではないことに注意してください。
もし、日本国内の出来高をチェックしたい場合には、主な仮想通貨に関しては日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の統計情報で、月次の出来高を確認することができます。
全世界における仮想通貨の出来高をチェックするにはCoinMarketCapがおすすめです。
仮想通貨の価格の予測など分析のために出来高を利用する場合には、取引所ごとの出来高よりも、日本国内の出来高や世界の仮想通貨市場の出来高をチェックする方が傾向などが見えてきやすいでしょう。
一方で、仮想通貨の売買のために出来高を参考にするのであれば、取引所における出来高を参考にする方が、成立のしやすさなどが事前に分かります。
このように目的などに合わせて、チャートを使い分けるようにしましょう。
ただ、どのように出来高を算出しているかについては取引所によって異なるため、どれくらいの信憑性があるのかも含め、注意書きなどをよく読んだ上で活用するようにしてくださいね。
出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法
出来高が増えた時、減った時、仮想通貨市場では何が起こっているのかについてはすでに解説しましたが、「出来高をチェックすることで価格予測って可能なの?」と、出来高から価格予測をする方法について知りたいという人も多いでしょう。
そこで、本章では、出来高とその他の指標を組み合わせて価格予測をする2つの方法について紹介していきます。
価格のトレンドと出来高から予測
ローソク足と出来高から予測
ただし、未来の価格の確実な予測は不可能であるため、「あくまで傾向であって絶対ではない」ということを理解した上で活用するようにしてくださいね。
価格のトレンドと出来高から今後の価格を予測する方法
価格の上昇下落トレンドと出来高から、今後の価格の予測をしてみましょう。
具体的には下記のような傾向が分かります。
上昇トレンドの時に出来高増加=価格は上がる可能性が高い
価格が上昇している際に出来高が増加している場合には、価格が上がっていく可能性が高いと言われています。
なぜなら、今後も価格が上昇すると判断した投資家たちの買い注文が増えて取引量が増えていると推測できるからです。
ただし、相場の過熱が続いていて価格の天井付近に到達しそうな場合には、利益確定のための売り注文が殺到して出来高が増えていることもあります。その場合には、価格が下落してくることもあるので注意しましょう。
上昇トレンドの時に出来高減少=価格は下がる可能性が高い
価格が上昇している際に出来高が減少している場合には、価格が下がる可能性が高いと言われています。
なぜなら価格が天井付近に近づいたと判断し、買い注文が入らなくなっていると推測できるからです。買い注文が入らなくなり売り注文が優勢になると、価格は下がっていきます。
下落トレンドの時に出来高増加=価格はさらに下がる可能性が高い
価格が下落している時に出来高が増加している場合には、価格がさらに下がっていく可能性が高いと言われています。
なぜなら、価格の下落は今後も続くと判断した投資家の売り注文が増えて出来高が増加していると予測できるからです。
ただし、価格が底を打ったと判断されれば、投資家の買い戻しにより出来高が増加し、価格が上昇していく場合もある為、注意しましょう。
下落トレンドの時に出来高減少=価格は停滞する可能性が高い
価格が下落している時に出来高が減少している場合には、価格は停滞する可能性が高いと言われています。
なぜなら、価格はある程度下げ止まったと判断され、投資家の売り注文が減って出来高が減少していると予測できるからです。
価格トレンドと出来高から、未来の価格予測をする方法を紹介しました。
上記はあくまで傾向で、絶対ではありません。そのため、その他のニュースや投資家の心理なども考えながら価格の動きを予測することをおすすめします。
ローソク足と出来高から価格を予測する方法
ローソク足とは、一定時間内における始値、高値、安値、終値の値動きを表示したものです。
ローソク足からは色々なことが分析できます。例えば、ローソク足の実体部分が長い場合は価格の値動きが大きいということです。
また、ヒゲが長く伸びているローソク足からは、一時的に大きく価格が動いたものの反発して価格が押し戻されたということが予測できます。
出典元:Coincheckリアルタイムチャート
具体的に言うと、例えば、長い下ヒゲがあるローソク足からは、一時的に価格が大きく下落したものの、反発して買い注文の勢いが強くなり価格が押し戻されたということが予測できます。
ローソク足と出来高から今後の価格の予測をしてみましょう。具体的には下記のような傾向があります。
ローソク足の上ヒゲが長く出来高増加=価格が下落していく可能性が高い
ローソク足の上ヒゲが長い時は、一時的に買い注文の勢いが強くなったものの、売りの勢いに押し戻されてしまったことが推測できます。
さらに、出来高を確認してみて増加していれば、売りの勢いが強まっている可能性が考えられ、価格は下落していくことが予測されます。
取引が大量に成立しているにも関わらず、価格が売りに押され気味になってしまっているため、今後も価格は下落していくことが想定されるでしょう。
ローソク足の下ヒゲが長く出来高増加=価格は上昇していく可能性が高い
一方で、ローソク足の下ヒゲが長い時は、一時的に売り注文の勢いが強くなったものの、買いの勢いに押し戻されたと推測できます。
さらに、出来高を確認してみて増加していれば、買いの勢いが強まっている可能性が考えられ、価格は上昇していくことが予測されます。
ローソク足の上ヒゲや下ヒゲが長くても、出来高が少なく取引があまり成立していなければ、大きな価格トレンドの変更にはつながらないとされています。
そのため、ローソク足と出来高による価格予測においては、上下のヒゲが長く出来高が増加した時に、その他の情報とあわせて価格が転換していくかどうかを判断してみましょう。
※価格トレンド、ローソク足と出来高を組み合わせた価格予測のポイントを紹介しましたが、ここまで紹介してきたことはあくまでひとつの傾向であって絶対ではないということに注意してください。未来の価格の確実な予測をすることは不可能なので、ここまで解説してきたようなサインがあっても傾向とは全く違う値動きをすることもあります。
そのため、いくつかの指標や仮想通貨に関するニュース、投資家の心理などを踏まえ、より正確な価格予測ができるよう努力と検証を続けることが大切です。
仮想通貨の「出来高ランキング」を確認する方法
出来高が他の仮想通貨と比べて多い銘柄があれば、取引が活発にされていて人気が高まっているということが推測できます。人気がある通貨だからこそ「売り手」と「買い手」の取引がすぐに成立して、出来高が増えていくのです。
仮想通貨の出来高ランキング上位の人気のある仮想通貨の中から、今後価格が上昇する仮想通貨を探して投資につなげたいという人もいるでしょう。
そんな時にチェックして欲しいのは、『CoinMarketCap』です。こちらをチェックしてもらえれば、仮想通貨の出来高ランキングを一覧で確認することができます。
『CoinMarketCap』で出来高ランキンングを確認する方法
出典元:CoinMarketCap
出来高ランキングが上位ということは価格が動きやすく将来有望な仮想通貨である可能性が高い傾向にありますが、必ずしも価格が上昇するわけではありません。
そのため、「5.価格予測に役立つ!出来高と他の指標によるチャートの分析ポイント」で解説したチャート分析などをあわせて行いつつ、投資判断は慎重に行うようにしてくださいね。
まとめ
本記事では、
仮想通貨の出来高とは?
仮想通貨の出来高の増減から分かること
出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法
など、仮想通貨の出来高について詳しく紹介しました。
仮想通貨の出来高とは、一定の期間において取引が成立した金額の累計を指し、基本的には下記のようにチャートの1番下に表示されるものです。コインチェックのチャートにおける出来高は、コインチェック内での取引量を示しているなど、チャートごとに出来高の意味が変わることは注意しましょう。
出典元:Coinchekリアルタイムチャート
また、出来高からは単純な取引量だけでなく、色々なことが分かります。
例えば、出来高の増加からは、
仮想通貨の取引が活発になっている
仮想通貨の売買が成立しやすい
仮想通貨の価格の大幅な上昇や下落が見込まれる
ということが分かり、出来高の減少からは、
仮想通貨の取引が活発ではない
仮想通貨の売買が成立しにくい
価格が停滞してしまう可能性がある
ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある
ということが分かります。
また、出来高は価格トレンドやローソク足のような指標とあわせて、価格予測を行うことも可能であり、本記事ではチャート分析の方法も詳しく解説しました。
ただし、未来の価格の確実な予測は不可能であるため、「あくまで傾向であって絶対ではない」ということを理解した上で活用するようにしてください。
本記事を読むことで、仮想通貨の出来高について詳しく理解し、出来高を活用して価格予測や分析をしてみましょう。
「仮想通貨は、もうオワコンでしょ!」…なんて声を聞いたことがあるかもしれません。
しかし結論からいえば、仮想通貨はオワコンとはいえないのが実情です。実際に多くの投資家たちが、「これからやってくるビッグチャンス」をつかむための仕込みを続けています。
詳しくは本文にて解説しますが、仮想通貨市場の急拡大が予測されるタイミングとして、以下の6つが挙げられます。
<急拡大が予測される6つのタイミング>
①仮想通貨ETFの承認
② Facebookのリブラ(Libra)の発行
③ 仮想通貨に関する法改正
④ICOの法整備
⑤スケーラビリティ問題の改善
⑥海外の政治的状況の変化
さらに長期的な視点に立てば、以下の3つの理由から、仮想通貨はオワコンではないことがわかります。
<仮想通貨はオワコンではない3つの理由>
① 市場規模から見て大きな伸びしろが残されている
②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する
③ 仮想通貨は数億人が使うようになる可能性が高い
「仮想通貨って、本当にオワコンなの?今から儲けられないかな?」と考えている方は、この記事をお読みいただくことで、「仮想通貨がオワコンとはいえない理由」「これから投資していく上で知っておきたい重要なポイント」がわかるようになります。
「仮想通貨はオワコン」と決めつけて手を引くよりも、正しい知識を身に付けて、投資を成功させられるようになりましょう。さっそく続きをご覧ください。
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目次
仮想通貨はオワコンではない?未来が明るい3つの理由
理由①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている
理由②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する
理由③仮想通貨の未来は明るいと言われている
(補足)著名人たちもポジティブな予想をしている
仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング
①仮想通貨ETFの承認
②Facebookのリブラ(Libra)の発行
③仮想通貨に関する法改正
④ICOの法整備
⑤スケーラビリティ問題の改善
⑥海外の政治的状況
将来性のある銘柄を見極める3つのチェックポイント
①知名度はあるか?
②実用性はあるか?
③信頼度はあるか?
銘柄別の将来性が解説された記事のリスト
まとめ
仮想通貨はオワコンではない?未来が明るい3つの理由
冒頭でも触れましたが、仮想通貨はオワコンどころか、大きなポテンシャルを秘めています。まずは、その理由からお話しましょう。
理由①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている
「仮想通貨が今後どれほど伸びる可能性があるのか?」を予測する方法のひとつが、仮想通貨に流入する可能性がある他の金融市場との比較です。
以下の図は、仮想通貨市場と他の金融市場の規模を比較したものです。仮想通貨の時価総額は2019年5月時点で約2,624億ドルです。
出典:クレディ・スイス、日経新聞、Global Charts
世界の総資産360兆ドル(2019年10月)、株式の時価総額86兆ドル(2019年12月)と比較すると、仮想通貨の市場規模はまだまだ小さな市場であることがわかります。
実際、仮想通貨の時価総額は、世界の株式時価総額のわずか0.3%しかありません。
仮に株式市場の3%が流入したなら、仮想通貨市場は一気に10倍になります。“何らかのきっかけ”さえあれば、20倍、30倍……と爆発的に急拡大しても不思議ではない状況なのです。
この“何らかのきっかけ”については、後ほど「2. 仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング」にて詳しく解説します。
理由②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する
「仮想通貨はオワコンなのでは?」と疑っている人は、2017年末の熱狂的なブームが過ぎ去った後、急降下した印象を強く持っているようです。
実際にGoogleトレンドで「仮想通貨」と検索された数の推移を見てみましょう。
確かに、2018年1月頃にピークを迎えた後に下降した後、現在までほぼ横ばいで推移しています。
しかし、ここから「仮想通貨は終わり」と結論づけるのは早計です。なぜなら、このグラフの形は、世の中に新しいモノが現れたとき特有の動きを示しているからです。
例えば、類似例として「FX」の検索数の推移を見てみましょう。
現在ではすっかり定着したFXですが、初期の頃には急上昇ブームからの急下降を経験しています。そして幾度となく上下を繰り返しながら、定着していきました。
仮想通貨には、FXよりも革新的で、人々の常識をはるかに越えたテクノロジーが使われています。定着するまでに、FX以上に激しい乱高下を繰り返すのは、自然の成り行きといえるでしょう。
投資に限ったことではありませんが、テクノロジーが革新的で素晴らしいものであるほど、その黎明期には混乱が起きやすくなります。
近年、世界中の人々が経験した革新的なテクノロジー「インターネット」も、そうでした。
人々の熱狂的なブーム、それを狙った犯罪者の登場、改善を試みる技術者、法整備に奔走する政治家……
現代において「仮想通貨」が経験している動乱は、仮想通貨それ自体のポテンシャルを証明しているともいえるのです。
理由③仮想通貨の未来は明るいと言われている
仮想通貨の未来は明るいと言われています。
仮想通貨・ビットコインのニュースサイト「コインテレグラフジャパン」が紹介するYouTubeでは多くの著名人が仮想通貨の未来に関して前向きなコメントをしています。
関連動画一覧:コインテレグラフ チャンネル 仮想通貨とビットコインの未来
「明るい」の定義は様々ですが、長期的な視野で考えればビットコインは投資・投機以外の決済といった手段でも活用される可能性があります。
ですので、長い目線で仮想通貨の未来を期待しても良いでしょう。
(補足)著名人たちもポジティブな予想をしている
仮想通貨の世界でその言動が注目を集める著名人たちも、ポジティブな予想をしています。その一部をご紹介しましょう。
世界最大のビットコイン所有者といわれる兄弟 ウィンクルボス兄弟
「ビットコイン(BTC)の時価総額は、いずれ金の時価総額約7兆ドルをいずれ超えるだろう」(2019年)
仮想通貨専門調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズの代表 トム・リー
「ビットコイン(BTC)の最高値更新は2020年頃になる」(2019年4月)
「仮想通貨はオワコン」と諦める一般人がいる一方で、「まだまだこれから」「オワコンなわけがない」と捉える専門家は多いのです。
詳しくは こちらをご覧ください。
仮想通貨の今後は明るいの?Coincheck共同創業者や著名人が解説【2020年最新】
Coincheck
仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング
仮想通貨市場の拡大が予測される6つのタイミングを解説します。
<急拡大が予測される6つのタイミング>
①仮想通貨ETFの承認
②Facebookのリブラ(Libra)の発行
③仮想通貨に関する法改正
④ICOの法整備
⑤スケーラビリティ問題の改善
⑥海外の政治的状況の変化
①仮想通貨ETFの承認
まず「仮想通貨ETFの承認」が大きなタイミングとなります。
ETFとは「上場投資信託」のこと。「仮想通貨ETF=上場投資信託の仮想通貨」という意味になります。
「投資信託」には、“上場されているもの・されていないもの”の2通りがありますが、ETFは上場されている投資信託を指す言葉です。上場されていると、株式のように市場の動きに合わせて購入できるのがポイントです。
現在、米国ではビットコインETFが承認されますが、日本では2020年4月時点で不可となっております。
ただし、今後国内の政治家の体制が変わるなど大きな変化があれば日本でもビットコインETFが承認されるかもしれません。
「ビットコインETF」にアンテナを張って、情報収集しておきましょう。
ビットコインETFとは?影響や承認の審査状況をわかりやすく解説
Coincheck
②Facebookのリブラ(Libra)の発行
次に、Facebook独自の仮想通貨であるのリブラ(Libra)発行のタイミングも重要です。
Facebookは、世界中に20億以上のユーザーを抱えています。この巨大なユーザーたちにリブラが普及すれば、仮想通貨市場は急激に拡大するでしょう。
Facebookは「銀行口座を持たない世界17億人の人々に金融サービスを提供する」というビジョンを語っています。
最初の計画では2020年6月にローンチ予定でしたが、現在は米規制庁局の認可を待って延期されています。今後、いつローンチするのかは不透明ですが、注視しておくべきポイントです。
なお、2020年4月時点でfacebookがリブラの新たな計画書を公開しているので常に最新情報をキャッチしておきましょう。
参考:フェイスブック、リブラの新たな計画書を公開
③仮想通貨に関する法改正
仮想通貨に関する法改正も、仮想通貨の動向を大きく左右します。特に、税制メリットとなる法改正があれば仮想通貨ブームの到来が予測されます。
今後の見通しとして考えられるのが、株などの金融商品と同じく「申告分離課税」が選べるようになることです。
現在は、仮想通貨への投資で得た利益にかかる所得税は「総合課税」で計算します。
一方「申告分離課税」とは、利益の所得税を他の所得とは分離して計算する制度。税率が一律です。
所得の総額にもよりますが、「申告分離課税」によって、利益にかかる税額が半分以下になる人もいるでしょう。
税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。
④ICOの法整備
企業や事業プロジェクトの新たな資金調達の方法として、注目されているのがICO(イニシャル・コイン・オファリング、Initial Coin Offering)です。
各国でICOの法整備が整い利用者が増えれば、仮想通貨市場の拡大に結び付くことが予想されます。
ICOとは、簡単にいえば“IPO(株式公開)の仮想通貨版”。資金調達したい事業者が「トークン」と呼ばれるデジタル権利証を発行し、投資家がトークンを購入する仕組みです。
ICOは各国によって、状況が異なります。禁止している国、既存の規制のなかで対応している国、ICO専用の規制を構築する国…と、さまざまです。
順次、法整備が整っていけば、仮想通貨市場の拡大の後押しとなるでしょう。
ICOとは?初心者に解説する買い方とメリット・デメリット
Coincheck
⑤スケーラビリティ問題の改善
仮想通貨は新しいテクノロジーです。発見された課題を改善しながら、ここまで進歩してきました。
そのなかで、知っておきたいのが「スケーラビリティ問題」です。スケーラビリティ(scalability)とは、利用者の増大に適応できる能力・度合いを意味する言葉。
仮想通貨におけるスケーラビリティ問題とは、簡単にいえば仮想通貨の取引量の増大に処理が追いつかない問題のことです。送金の遅れ、処理速度の低下などのマイナスな影響が出ます。
特にビットコインでは、この問題が深刻化しています。
今後、技術の進歩とともにスケーラビリティ問題が改善されれば、仮想通貨の実用性が増していくことが考えられます。
⑥海外の政治的状況
仮想通貨をめぐっては、考え方が国によって、また政党・政治家によってさまざまです。政況の変化に伴い、仮想通貨に一気に追い風が吹く可能性があります。
大きな選挙のある年には、政権を取るのは仮想通貨にどんなスタンスを取る政党か、注意してみておく必要があります。
特に、世界に対して強い影響力を持つアメリカ、中国、ロシアの動きはチェックしておきましょう。
【2020年最新】中国の仮想通貨市場とこれまでの流れを解説
Coincheck
将来性のある銘柄を見極める3つのチェックポイント
仮想通貨市場の未来は明るいと考えられますが、当然のことながら仮想通貨の銘柄によっては衰退するものもあります。
投資する銘柄を選ぶときには、将来性のある銘柄かどうか見極めることが大切です。
本章では、将来性のある銘柄を見極める上で、特に重要な3つのチェックポイントをご紹介します。
①知名度はあるか?
まず「知名度」をチェックしましょう。誰も知らないニッチな銘柄が、後で大化けする可能性もあります。ですが、それはハイリスク・ハイリターンな投資法。
基本的には、ある程度の知名度がある銘柄を選ぶとリスクを軽減できます。特に初心者のうちは、知名度のある銘柄を選ぶように意識しましょう。
その知名度を見極める基準の一つとして各通貨の時価総額を参考にすると良いでしょう。時価総額分の資金がそのコインに流入していることを示します。coinmarketcapというサイトの『Market Cap』が時価総額になるので参考にしてみましょう。
②実用性はあるか?
次にチェックしたいのが「実用性」です。
仮想通貨を購入しても、使い勝手が悪ければ普及しません。逆に、実用性が高くて生活のさまざまなシーンで使いやすければ、支持を集める可能性が高くなります。
決済や送金の手段として使えるかどうかはもちろんのこと、その処理速度や手数料の安さも実用性を見る上で確認しておきたいポイントです。
仮想通貨の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説
Coincheck
③信頼度はあるか?
仮想通貨のなかには「詐欺コイン」と呼ばれる危険なコインもあります。詐欺の被害に遭わないためには、信頼度の高いコインを選ぶ必要があります。
具体的には、以下の特徴があれば「信頼度が低い」「詐欺コインのリスクがある」と判断する目安になります。
仮想通貨の取引所から購入できない
最低購入金額が高い
価格保証や買取保証がある
セミナーで勧誘される
代理店から買わされる
有名人の名前を使って宣伝している
詳しくは「仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方」をご覧ください。
仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方
Coincheck
銘柄別の将来性が解説された記事のリスト
最後に、銘柄別に将来性がわかる記事のリストをご紹介します。「この銘柄に投資して大丈夫かな?」と気になったときには、チェックしてみてください。
▼ ビットコイン
ビットコイン(BTC)の今後は明るいの?2020年以降の予想と将来性を解説
Coincheck
▼ リップル
リップル(XRP)の今後はどうなる?将来性について紹介
Coincheck
▼ ネム
ネム(NEM)の今後は?将来性を左右するカタパルトも解説
Coincheck
▼イーサリアムクラシック
イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の今後の将来性は?将来的に儲かる?
Coincheck
▼ モナコイン
モナコイン(Monacoin/MONA)の今後は期待できる?将来性はある?特徴から解説
Coincheck
▼ ライトコイン
ライトコイン(Litecoin/LTC)は儲かる?今後の将来性も解説
Coincheck
▼ ステラルーメン
仮想通貨ステラルーメン(XLM)の今後は?将来性を予想する3つのポイント
Coincheck
▼ ファクトム
ファクトム(Factom/FCT)の今後の将来性や特徴は?儲かる?
Coincheck
▼ リスク
仮想通貨リスク(Lisk/LSK)の今後の将来性と特徴
Coincheck
▼ クアンタム
クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点
Coincheck
まとめ
仮想通貨は、表面的な部分だけ捉えていると、オワコンと感じられるかもしれません。しかし、仮想通貨の本質は、現在進行形で進化を続けるテクノロジーです。
黎明期にあるため課題が多くあるのは確かで、そのためにマイナス面ばかりクローズアップされがちです。しかし、私たちは、新たなテクノロジーが普及していく過程を目撃しているのです。
本文中では、仮想通貨がオワコンではない理由を解説しました。
<仮想通貨はオワコンではない3つの理由>
①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている
②仮想通貨は数億人が使うようになる可能性が高い
③オワコンといわれるのは熱狂的なブームが去っただけ
今後、以下のポイントが、仮想通貨の大きな転換点となるでしょう。
<急拡大が予測される6つのタイミング>
①仮想通貨ETFの承認
②Facebookのリブラ(Libra)の発行
③仮想通貨に関する法改正
④ICOの法整備
⑤スケーラビリティ問題の改善
⑥海外の政治的状況の変化
将来性のある仮想通貨の銘柄を見極めるためには、以下の3つのポイントをチェックしてください。
<将来性ある銘柄を見極めるポイント>
①知名度はあるか?
②実用性はあるか?
③信頼度はあるか?
これから訪れるであろう仮想通貨時代を有利に生き抜くために、いま仮想通貨に投資しておくことは、決して悪い選択肢ではないでしょう。
目先の市場に一喜一憂するのではなく、もう少し先の未来を見据えて、判断してみてください。未来の自分は、「あのとき、仮想通貨を諦めずに仕込んでおいて良かった!」と思っているかもしれません。
イーサリアムが登場してから現在まで(2021年1月5日現在)の価格は、以下のグラフのように推移しています。2018年1月には1ETH=15万円台まで急騰しピークを迎えましたが、2019年から2020年7月までは1万円~3万円台を推移。2020年11月半ば頃から上昇トレンドに乗り、2021年1月4日には一時11万円を突破しました。
出典:Coin Gecko
イーサリアム(ETH)の価格は今後どう動いていくのか。それを知るためには、過去のイーサリアムの価格推移を知ることがとても重要です。
どのタイミングで価格が高騰したのか、逆にいつ価格が急落したのか、そしてその原因は何だったのか。それらを紐解いていくと、共通した原因が見えてきます。
2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】
2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】
2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】
2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】
2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】
2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】
2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】
2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】
過去に価格が急騰したケースでは、以下のような共通点が見られます。
イーサリアムのアップデートが実装された
イーサリアムの実用性や将来性につながる大きなニュースがあった
逆に価格が下がった場面では、大規模なイーサリアム盗難事件が発生するなど、イーサリアムの不安材料につながるニュースが多く見られます。
つまり、今後イーサリアムの価格が上がる可能性が高い局面は、このような場面ということになります。
大型アップデートの前後
EEAによる実用化など、将来性につながる好材料が出てきたとき
こうした場面を見逃さずにチェックするための方法も、この記事の後半で説明します。イーサリアムの価格推移を逃さずチャンスを掴みたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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執筆Coicheck Column編集部
Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移
2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】
2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】
2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】
2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】
2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】
2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】】
2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】
2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】
2020年3月:新型コロナウイルスの影響により下落【2.5万円→1.1万円】
2020年7〜11月:DeFi(分散型金融)&暗号資産ブームにより高騰【2.5万円→4.6万円】
2020年12月〜2021年1月:イーサリアム2.0「フェーズ0」運用開始&暗号資産ブームにより急騰【6万円→11万円】
過去の価格推移から分かる上昇と下降の特徴まとめ
価格が上昇した要因・イベント
価格が下降した要因・イベント
【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移
アップデート後に上昇する可能性が高い
EEAによる実用化が進めば上昇する可能性が高い
価格変動の兆候を見逃さずに対処する方法
重要なニュースを見逃さずに情報収集する
価格アラートを登録しておく
Coincheckアプリのプッシュ通知
イーサリアムの今後に関するQ&A
Q:最終アップデート「セレニティ(イーサリアム2.0)」はいつ?
Q:イーサリアム(ETH)の価格は今後いくらまで上がる?
Q:イーサリアムETFは承認される?
イーサリアムの今後の展望
【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移
出典:Coin Gecko
2014年にイーサリアム(ETH)が誕生してから現在(2021年1月時点)までの価格は、上のグラフのような推移をしています。
大きく上昇した局面もあれば、急落した時期もあることがわかりますね。
この章では、大きく価格が変動した局面を切り取って、そのタイミングで何が起こったのか原因も合わせて解説します。
過去の上昇、下降の要因を理解することで、よりイーサリアムの今後が見えてくるでしょう。
2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】
イーサリアムが誕生したのは、2013年11月のことです。当時19歳だったヴィタリック・ブテリンという少年が考案しました。イーサリアム誕生から2016年2月初旬までは1ETH=500円以下の水準で価格が推移していましたが、2016年2月頃から価格が大きく上昇しました。
出典:Coin Gecko
価格が大きく上昇した原因としては、大規模なアップデートが関係していると考えられます。2016年3月15日には、イーサリアムの2回目のアップデートである「ホームステッド」の実施がありました。まさにこの3月15日、イーサリアムは登場以来最高値の1ETH=1,696円を突破しました。
2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】
出典:Coin Gecko
「ホームステッド」実施後に一度価格は落ち着き、1ETH=1,000円水準まで戻りますが、再び価格は急騰に転じました。その理由としては、「The DAO」という大規模なプロジェクトのICOでイーサリアムが活用されたからと考えられます。ピークとなった2016年6月16日には、1ETH=2,148円にまで上昇しました。
しかし、The DAOのシステムの脆弱性を突いたイーサリアム盗難事件が起こり、価格は再度1ETH=1,000円前後まで急落しました。イーサリアムのブロックチェーン自体には問題はありませんでしたが、多くの投資家がイーサリアムのセキュリティーを問題視しました。このことをきっかけに、イーサリアムは分裂し、イーサリアムとイーサリアム・クラシックに分かれることになりました。
イーサリアム(Ethereum/ETH)とイーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の違いと基本的な特徴
Coincheck
2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】
出典:Coin Gecko
The DAO事件の後は1ETH=1,000円前後を推移していましたが、2017年2月頃からまた価格が上昇し始めました。これは、2017年2月にEEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)が発足し、イーサリアムを企業がビジネスで活用する運気が高まったことが原因です。実用性のある通貨だという見方が広がり、将来性への期待感が高まりました。価格は上昇し続け、2017年5月下旬には初めて1ETH=5,000円台を突破しました。
その後もイーサリアムの価格は順調に伸び続け、2017年6月中旬には1EH=4万円台まで高騰しました。
2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】
出典:Coin Gecko
EEA発足後から順調に伸びていたイーサリアムの価格ですが、2017年6月中旬を過ぎた頃、価格が反落していきます。この原因としては、イーサリアムの利用が一気に増加したため、取引処理が遅れる障害が発生したためと考えられます。
また、2017年7月には、有名なウォレットサービスである「Parityウォレット」から約35億円分のイーサリアムが盗難される事件が発覚しました。この事件も価格が下落した一因と考えられています。
2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】
出典:Coin Gecko
2016年後半からはまたゆるやかに価格上昇の推移を見せていたイーサリアム。それでも1ETH=5万円台が最高でしたが、2017年10月以降、価格が一気に高騰します。2017年10月といえば、「メトロポリス」アップデートの第1段階である「ビザンチウム」が実装された月です。
また、その後も急騰が続いたもうひとつの理由として、2017年からイーサリアムを利用したICOプロジェクトが本格化したことが挙げられます。
ICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング)とは
資金調達をしたい企業やプロジェクトが、独自の仮想通貨(ICOトークンまたはコイン)を発行・販売することで資金を集める資金調達方法です。イーサリアム自体もICOの成功事例のひとつです。独自の仮想通貨を自前で用意するには多くの時間や費用がかかりますが、イーサリアムのスマートコントラクト機能を使えば低コストで独自のICOトークンを発行できるため、多くのICOにイーサリアムが利用されています。
多くのICOにイーサリアムが使われていること、スマートコントラクト機能の実用性が高いことからイーサリアムは高く評価され、価格の上昇につながったと考えられます。
価格の急騰はその後2018年1月まで続き、2018年1月初旬には1ETH=16万円台まで価格が上がりました。
2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】
出典:Coin Gecko
2018年1月に1ETH=16万円台まで高騰したイーサリアムですが、それ以降は下降トレンドが続いています。2018年は1月以降価格が下がり続け、2018年末には1ETH=1万円台まで下がりました。
盛り上がっていたイーサリアムが下降に転じた理由としては、2つ考えられます。ひとつはビットコインバブルの影響です。2018年に入ってからビットコインの価格が下落し、それに伴ってイーサリアムを含むアルトコインも軒並み価格が下がりました。
そしてもうひとつはICO規制問題です。2017年9月に中国がICOによる資金調達を全面禁止にし、他の国でもICOを規制する動きが見られました。イーサリアムはICOに利用されることが多いため、ICO禁止はイーサリアムの価値を下げる要因となりました。
【今後の予測付き】ビットコインバブルが起こった背景と崩壊の理由
Coincheck
2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】
出典:Coin Gecko
2019年に入ってから1ETH=1.5万円程度を推移していたイーサリアムですが、2月頃からじわじわと値を上げ始め、6月には1ETH=3.6万円台まで上昇しました。
2019年2月には、イーサリアムの「メトロポリス」アップデートの2段階目「コンスタンティノープル」が実装されました。実装後に価格が上がり始め、またこの頃からビットコインも上昇トレンドに乗ったため、仮想通貨の復活が期待され、価格が上昇したと考えられます。
2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】
出典:Coin Gecko
2019年12月8日に「メトロポリス」アップデートの3段階目「イスタンブール」、そして2020年1月2日に「ミューア・グレイシャー」のアップデートが実装されました。これをきっかけに価格は上昇トレンドとなり、1ETH=1万円台だった価格が3.6万円まで上がりました。
2020年3月:新型コロナウイルスの影響により下落【2.5万円→1.1万円】
出典:Coin Gecko
3月11日にWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的流行)の状態にある」と発表したことにより、市場全体に不安が蔓延。イーサリアムやビットコインをはじめとする、暗号資産全体の価格が急落しました。
2020年7〜11月:DeFi(分散型金融)&暗号資産ブームにより高騰【2.5万円→4.6万円】
出典:Coin Gecko
コロナの影響により一時は価格が急落するものの、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などの人気に支えられ、7月後半から価格が急上昇。1ETH=約2.5万円から、8月上旬には一気に4万円台に突入します。
その後も市場全体が堅調に推移していき、2020年11月9日現在の価格は1ETH=約4.6万円まで値上がりしています。
2020年12月〜2021年1月:イーサリアム2.0「フェーズ0」運用開始&暗号資産ブームにより急騰【6万円→11万円】
出典:CoinGecko
イーサリアムの最終アップデートである「セレニティ(イーサリアム2.0)」の運用が、2020年12月1日からスタートしました。
このニュースを受けて、2020年11月には4万円台だった価格は6万円台まで上昇。市場全体の上昇トレンドの影響もあり、2021年1月初旬には一気に11万円まで到達します。
イーサリアムの過去の価格推移から今後の上昇、下落を占うまとめ
価格が上昇した要因・イベント
今までのイーサリアム(ETH)の価格推移を振り返ってみると、価格が上昇した場面では以下のような特徴が見られます。
イーサリアムのアップデートが実装された
イーサリアムのアップデートが実装された前後で、大きく価格が上昇しています。
2回目のアップデート「ホームステッド」では、1ETH500円→1,600円に高騰
3回目のアップデート「メトロポリス」内「ビザンチウム」では、1ETH=5万円→16万円台に高騰
「コンスタンティノープル」では、1ETH=1.5万円→3.6万円台に高騰
「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」では、1ETH=1万円台→3万円台に高騰
イーサリアムの実用性や将来性につながる大きなニュースがあった
イーサリアムの実用性や将来性につながる大きな事柄が発表されたことをきっかけに、イーサリアムの価格が大きく上昇しました。
大規模プロジェクト「The DAO」のICOでイーサリアムが使われた→価格が2倍に急騰
EEA(イーサリアム企業連合)が発足→価格が1ETH1,000円台から5,000円台に急騰
価格が下降した要因・イベント
価格が大きく下降した局面にも特徴があります。
大規模なイーサリアム盗難事件が発生した
多額のイーサリアムが盗まれる事件が発生したことで、イーサリアムに対する不安が高まり、価格が急落する場面がありました。
・The DAO事件では、価格が1ETH=2,100円→1,000円に急落
・Parityウォレット盗難事件では、1ETH=4万円台→1.7万円台に下落
イーサリアムの実用性・将来性が不安視される材料が出てきた
イーサリアムの実用性や将来性にとってマイナスなニュースが発表された局面では、価格は下降トレンドになっています。
中国でのICOが全面禁止となって以降、イーサリアムは下降トレンドへ
取引処理が遅れる障害発生で、価格が反落
【2020年最新】中国の仮想通貨市場とこれまでの流れを解説
Coincheck
ビットコインのバブルに伴って下降トレンド
2018年に入ってからビットコインの価格は下降トレンドに転じ、1年間で8割も下落しました。これに伴い、イーサリアムの価格も下降の一途を辿りました。ビットコインの価格推移もイーサリアムに大きく影響すると考えられます。
【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移
過去のイーサリアムの価格推移を参考にすれば、今後の価格推移についてもある程度予想を立てることができます。
アップデート後に上昇する可能性が高い
今まで実施されたイーサリアムのアップデート前後では、イーサリアムの価格が上昇しています。
2回目の大型アップデート「ホームステッド」では、1ETH500円→1,600円に高騰
3回目の大型アップデート「メトロポリス」内「ビザンチウム」では、1ETH=5万円→16万円台に高騰
「コンスタンティノープル」では、1ETH=1.5万円→3.6万円台に高騰
「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」では、1ETH=1万円台→3万円台に高騰
つまり、今後のアップデート時にも、価格は上がる可能性が高いといえます。
2021年1月現在、イーサリアムは4回目の大型アップデートである「セレニティ(イーサリアム2.0)」まで完了しています。
最終段階である4回目の大型アップデート「セレニティ(イーサリアム2.0)」は、アップデートの内容が多岐にわたることから、4つのパートに分けて実施されることが発表されています。そして、その1段階目となる「フェーズ0」は、2020年12月1日にローンチされました。
セレニティ(イーサリアム2.0)の実施に対する期待からか、イーサリアムの価格は2020年12月初旬に6万円を超え、2021年1月4日には一時11万円を突破します。
イーサリアム公式サイト
EEAによる実用化が進めば上昇する可能性が高い
もうひとつ、価格上昇に寄与する可能性が高いのが、EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)の動向です。EEAとはイーサリアムを活用してビジネスを展開していくことを目指した組織のことで、マイクロソフトやトヨタ、JPモルガンなどの企業が参加しています。
この組織によりイーサリアムを活用したビジネスやサービスがたくさん生まれれば、さらにイーサリアムの利用価値が上がり、通貨の価値も上がると予想されます。
2019年12月には、EEAはデジタル資産とブロックチェーン技術の推進を目的とする世界有数の商業組織「チェンバー・オブ・デジタル・コマース(Chamber of Digital Commerce)」と戦略的パートナーシップを締結したことを発表。暗号資産業界を牽引する2つの組織の提携は、トークンエコノミーのさらなる発展につながると見られています。
EEAの動向を常にチェックし、イーサリアムやスマートコントラクト技術を活用したサービスの発表などをいち早くチェックすることが、イーサリアムの価格推移を逃さず対処する決め手となるでしょう。
価格変動の兆候を見逃さずに対処する方法
3章で説明したことをまとめると、以下の事象を逃さずに捉えることができれば、イーサリアム(ETH)価格上昇のタイミングを逃さず、適切に対処することができるでしょう。
大規模アップデート後に、価格が上昇する可能性が高い
EEAによる実用化が進めば、価格が上昇する可能性が高い
しかし、イーサリアムのアップデートのタイミングは遅れがちで、アップデート内のアップデートも追加で発表されることも多くなっています。常にアンテナを貼り、情報が入るようにしておく必要があります。
また、EEAの動向も、ニュースが発表された時点でいち早く情報を取り入れる必要があります。
そのためにおすすめしたい準備を、2点ご紹介します。
重要なニュースを見逃さずに情報収集する
出典:Googleアラート
「Googleアラート」というサービスを使えば、登録しておいたキーワードを含むコンテンツが新しく更新された時に、メールで通知を受け取ることができます。情報をいち早く入手できるので、重要な情報が入ったらすぐにイーサリアムを買い増すなどの行動に移すことができるでしょう。
例えば「イーサリアム 実装」「イーサリアム アップデート」「イーサリアム 導入」などのキーワードがおすすめです。
価格アラートを登録しておく
Googleアラートと合わせて活用したいのが、仮想通貨取引所の「価格アラート機能」です。
例えば価格が上昇し始めたタイミングを知るために、「◎円を上回ったら通知」と設定しておけば、その条件を満たした場合にメールや電話でお知らせしてくれます。
価格が上がる材料がある時に価格上昇の兆しが見えたら買い増すなど、自分でルールを設定しておけば、価格推移にいち早く対処することができるでしょう。
Coincheckアプリのプッシュ通知
仮想通貨取引所であるCoincheckでは、アプリケーションにプッシュ通知機能が備え付けられています。
通貨ごとに通知ON・OFFの設定できるのでとても便利です。気になる通貨に大きな変動が起こるといち早く通知してくれるので、アプリを利用されている方はぜひ設定してみてくださいね。
【iOS/Android】通貨別プッシュ通知他、機能の追加を行いました!
Coincheck
イーサリアムの今後に関するQ&A
イーサリアムの今後の展望や将来性に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。
Q:最終アップデート「セレニティ(イーサリアム2.0)」はいつ?
2020年11月現在、イーサリアムのアップデートは3段階目の「メトロポリス」まで完了しています。4段階目のセレニティ(イーサリアム2.0)は、実装される機能が多くなることから、以下の4つのパートに分けて実施される予定です。
Q:イーサリアム(ETH)の価格は今後いくらまで上がる?
これまでのイーサリアムの最高価格は、2018年1月に記録した「1ETH=約16万円」です。
2020年11月9日現在の価格は「1ETH=約4万6,000円」と、その時の価格と比べると3分の1以下にとどまっています。しかし、2020年1月の価格が「1ETH=約1万4,000円」だったことを考えると、わずか10か月ほどで3倍以上も価格が上がっていることになります。
他の金融商品と比べて、価格の変動幅(ボラティリティ)が大きいのが暗号資産の特徴です。現在の好調が今後も続いていけば、これまでの最高値を更新する可能性は十分あるでしょう。
Q:イーサリアムETFは承認される?
イーサリアムがETFとして承認されれば、株と同じようにイーサリアムも証券会社を通じて売買できるようになります。その結果、新規の投資家たちから多額の資金が流入し、大きな価格上昇につながると考えられています。
ETF(上場投資信託)とは、一言で説明すると「証券取引所に上場している投資信託」のこと。投資信託とは、複数の投資家から資金を集めて、専門家が株式や債券などに投資し、その運用益を投資家に還元する金融商品のことで、「ファンド」とも言われています。
上場できるかどうかはSEC次第
ETFを市場に上場するには、金融当局の承認を得なくていけません。イーサリアムのETF承認申請は、2016年7月に初めてSEC(米国証券取引委員会)に提出されて以来、これまで何度か行われましたが、今のところ承認には至っていません。
これまで複数の承認申請が拒否されてきた理由には、「暗号資産市場は、価格操作が起こるリスクが高い」という、SECがもっとも問題視している点を解決できるような商品の提案を、投資会社ができなかったことに原因があります。
今後、SECが抱いている懸念を払拭できるような商品の提案ができれば、イーサリアムのETFが承認される可能性は高いと言えるでしょう。
イーサリアムの今後の展望まとめ
イーサリアム(ETH)の価格推移について、過去のまとめと今後の予想について解説しました。
2017年に1ETH=16万円台まで高騰したイーサリアム。その後だいぶ水準は下がったものの、それでも日々上下を繰り返しながら推移しています。
価格上昇に備えるために大切なことは、
アップデートの時期を正確に把握すること
イーサリアムの将来性につながる好材料のニュースをいち早く入手すること
このふたつです。
今回の記事で紹介したように、GoogleアラートやCoincheckアプリのプッシュ通知を使い、早いタイミングで情報が自動的に手に入るようにしましょう。
動くタイミングを決めておくこと、そして誰よりも早く動くこと。その環境を整えておくことが大切です
「仮想通貨ってもう終わりなの?」
「仮想通貨を持っていてももう意味がないの?」
「仮想通貨の価値ってもう上がらないの?」
あなたは今、仮想通貨に関するネガティブな話を耳にして、仮想通貨の将来に不安を持っていませんか?
実際、下記のような理由から2018年には仮想通貨の価格が一気に暴落したこともあり、「仮想通貨はもう終わりなのではないか?」と考える人が増えています。
【暴落してしまった理由】
- 実態以上に価格が上昇しバブルが弾けた
- 各国の仮想通貨への規制が強化された
- 取引所へのセキュリティーの不安が高まった
しかし、実は仮想通貨は終わりではなく、むしろ、今後伸びる可能性が高いといわれています。
中でもビットコインなど将来性が高いと噂されている仮想通貨を購入して来る価格上昇の時を待っている人も多くいるでしょう。
価格上昇する可能性が高いと言われているのは、下記5つの理由からです。
ビットコインの半減期が予測されているから
仮想通貨の実用化が進められているから
大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから
仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから(※日本以外)
著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから
今回は、「仮想通貨は終わり」と噂きっかけとなった暴落の理由から、今後伸びていくであろう仮想通貨とその理由について、詳しく説明していきます。
これを読めば、まだまだ「仮想通貨の今後は明るい」ことが分かるはずです。
また、2020年以降の仮想通貨の展望や価格上昇が期待されている具体的な通貨についてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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執筆Coicheck Column編集部
Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
1.「仮想通貨は終わり?」と言われる主な要因は2018年の暴落
2.2018年の仮想通貨暴落の3つの理由
2-1.実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから
2-2.各国の仮想通貨への規制が強化されたから
2-3.取引所へのセキュリティーの不安が高まったから
3.仮想通貨は終わりではない?2020年以降価格上昇が予測される5つの要因
3-1.ビットコインの半減期が予測されているから
3-2.仮想通貨の実用化が進められているから
3-3.大手企業が参入してきているから
3-4.仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから
3-5.著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから
4.2020年以降価格上昇が期待されている仮想通貨一覧
5.2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性はあるのか?
6.まとめ
1.「仮想通貨は終わり?」と言われる主な要因は2018年の暴落
仮想通貨が終わりと言われるようになった大きな理由として、2017年にバブルを迎えた仮想通貨の価格が2018年に一気に暴落したことがあげられます。
出典:CoinMarketCap
例えば、ビットコインは2017年後半のバブル時には200万円以上(1BTC)の価格をつけ、多くの人が仮想通貨に注目していましたが、2018年には50万円(1BTC)を下回るくらいに急落しました。
アルトコインに関しても、例えばリップルはバブル期には400円(1XRP)の価格をつけていましたが、2018年には40円(1XRP)を下回り、アルトコインによってはほとんど価格がつかなくなってしまったものもありました。
そのため、仮想通貨に投資をした人の中には大きく損をした人も出てきてしまい、市場には絶望的な雰囲気が漂うようになり「仮想通貨は終わった」といった声が聞こえるようになってきてしまったのです。
ただ、2018年の仮想通貨の暴落は、通貨自体の価値に疑問があったことが理由ではなく、様々な要因が絡み合った上で、結果として価格が下がってしまっただけでした。
暴落の理由を理解すれば、「仮想通貨は終わり」と断言できないことが分かるはずです。
そこで、次章からは「仮想通貨は終わり」と言われる大きなきっかけとなった2018年の暴落について詳しく解説します。
現在(2020年3月)のところ、コロナウイルスなどの影響で再び価格が暴落してしまいました。こちらも仮想通貨自体の価値とは関係ない要因での暴落であって、一時的なものとの見方が強いです。ただ、今後の世界情勢などを慎重に見て価格の行方を判断していく必要はあります。
2.2018年の仮想通貨暴落の3つの理由
「仮想通貨は終わり」と言われるきっかけとなった2018年の主な暴落理由は、下記3つです。
実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから
各国の仮想通貨への規制が強化されたから
取引所へのセキュリティーの不安が高まったから
これを見ると、仮想通貨の技術自体に暴落の理由があったのではないことが理解でき、「仮想通貨は終わり」と言い切れないことが分かります。
2-1.実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから
仮想通貨は将来性のある通貨と見られていますが、2017年のバブル期には、実用化が本格的にされていない段階で投機的に価格が上昇していました。
CMや広告によって知名度が一気にアップし、「億り人」などが出現する中、仮想通貨の実態を知らない人々が投機的に仮想通貨を買い求めているような状況だったのです。
そして、実態に見合うだけの価値がないままどこまでも価格が上昇していくのはやはり難しく、2018年にバブルが弾けて大暴落につながりました。
仮想通貨の価値が下がった後には多くの人が仮想通貨を手放したために、価格が上がりにくい状況が続いています。
【今後の予測付き】ビットコインバブルが起こった背景と崩壊の理由
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2-2.各国の仮想通貨への規制が強化されたから
仮想通貨市場における流出や詐欺といった事件を受け、政府の仮想通貨への規制が厳しくなったことも暴落の理由とされています。
例えば、韓国では、仮想通貨に対する過剰な投資に危機感を抱き、2018年1月に政府から「国内取引所を全て閉鎖する」といった発言がありました。
さらに、中国やインドにおいても仮想通貨取引に対しては厳しい姿勢をみせていたため、「各国の法規制が仮想通貨の流通を阻害するのでは」との不安が広がり、価格暴落につながったのです。
現在では、上記のような国でも少しずつ仮想通貨取引が可能になってきています。
仮想通貨の規制とは?日本や中国などの海外の状況も解説
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2-3.取引所へのセキュリティーの不安が高まったから
2017年の仮想通貨のバブル期以降、海外や国内で仮想通貨の流出事件が増えたことも価格暴落の理由のひとつです。
仮想通貨は、紙幣のような目に見える通貨とは異なり、デジタルデータとしてのみ存在している通貨であるため、ハッキング被害に合うことがあります。
特に2017年の仮想通貨のバブル期以降にはハッキング被害が相次いだために、取引所のセキュリティーへの不安が高まり、仮想通貨を手放す人が増えて価格暴落につながってしまいました。
現在、各取引所では流出事件を受けてセキュリティー強度をあげているため、ハッキング被害を受ける割合は少しずつ減少していると言われています。
以上のように、2018年の仮想通貨暴落の原因を確認すれば、取引所のセキュリティー問題や各国の法規制の強化など、仮想通貨の技術自体に対する不満が原因ではないことが分かるでしょう。
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3.仮想通貨は終わりではない?2020年以降価格上昇が予測される5つの要因
仮想通貨は終わりではなく、実際は、2020年以降に仮想通貨の価格は上昇すると予測されています。それは、下記5つの要因があるからです。
ビットコインの半減期が予測されているから
仮想通貨の実用化が進められているから
大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから
仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから(※日本以外)
著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから
ひとつひとつ詳しく解説していきます。
3-1.ビットコインの半減期が予測されているから
2020年にはビットコインの半減期を迎え、価格が上昇することが予測されています。
そして、ビットコイン以外の仮想通貨の価格はビットコインの価格に連動していることが多いので、仮想通貨全体の価格上昇が見込まれるのではと期待されているのです。
ビットコインの半減期とは、マイニングの報酬が半分になってしまうことです。
ビットコインはマイニングの報酬として新規通貨を発行しているため、「ビットコインの報酬が減る=新規発行枚数が減る」ということを意味しています。
そのため、「ビットコインの希少性が高まって、需要が供給を上回り価格が上昇していくのではないか?」と予測されているのです。
ビットコインの半減期について詳しく知りたい人は、下記リンクの記事をご参照ください。半減期の時期や半減期に向けて準備しておくことなどが分かります。
2020年5月予定のビットコインの半減期とは?仕組みや影響を解説
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3-2.仮想通貨の実用化が進められているから
仮想通貨の本格的な実用化まではもう少し時間がかかりそうではありますが、実用化に向けての動きは着々と進められています。
そのため、実用化が進むことで仮想通貨の価値が上がり、価格にも反映されるのではないかと言われているのです。
代表的な通貨においては、実用化に向けた下記のような動きがあります。
ビットコイン:長期的にみてビットコイン支払い可能店舗が増えている。東京オリンピックに向けてビットコインが使える場所がさらに増えるのではないか、という意見もある。
イーサリアム:技術的な評価が高く、企業がイーサリアムを利用したシステムの構築など実用化に向けて着実に歩みを進めている。
リップル:リップルの実用化に向けて大手金融機関との協力体制が進められていて、送金サービスの主軸としての活躍が期待されている。
もちろん、実用化までには解決しなければならない問題は多くありますが、着実に本格的な実用化に向けて動いていることが分かります。
今後、日常生活で仮想通貨が多く使われるようになれば、知名度や価値が上がり、価格が上昇していくと予測されています。
仮想通貨の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説
Coincheck
3-3.大手企業が参入してきているから
マネックスグループや楽天のような大手企業が仮想通貨市場に参入してきていることから、今後の仮想通貨の価格上昇が期待されます。
なぜなら、大手企業が参入することで、より良いサービスの提供や仮想通貨の知名度アップにつながり、仮想通貨へ投資する人が増えることが予測されるからです。
また、大手企業が仮想通貨の将来に期待しているという見方もできることからも、大手企業参入は価格上昇につながる理由と言われています。
3-4.仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから
現在日本では認められていませんが、今後、仮想通貨ETFが承認されて、機関投資家が参入してくることによって、仮想通貨の価格上昇につながるのではないかという期待が高まっています。
ETFとは「上場投資信託」のことを指し、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。
上場するためには厳しい審査が必須ですが、特にアメリカでは「ビットコインETF」の承認を申請する動きが活発になっています。
仮想通貨ETFが承認されれば、仮想通貨が金融商品と認められたということになり、信頼性が高まって多くの投資家の参入が期待されます。
さらに、株式と同じように投資することが可能になるために、機関投資家が参入しやすくなり、価格が上昇することが予測されています。
ただし、2020年3月現在では、仮想通貨ETFは認められていないため、今後の動向を注視していく必要があります。
仮想通貨ETFとは?国内の状況と上場が却下された理由とは?
Coincheck
3-5.著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから
最後に、著名人たちのビットコインへのポジティブな見解も、「仮想通貨は今後価格上昇するのでは?」という期待を後押ししています。例えば、下記のような見解があります。
上記、仮想通貨の価格に関する予測は、あくまで著名人の発言というだけであって、確実に予測通りになるとは断言できません。
ただ、このようなビットコインへのポジティブな見方が多くあるために、2020年以降の仮想通貨の価格上昇への期待感は高まっているということを押さえておいてください。
4.2020年以降価格上昇が期待されている仮想通貨一覧
2020年以降は仮想通貨は全体的に価格上昇していくことが期待されていますが、仮想通貨の中でも特に将来性が期待されているものを紹介します。
仮想通貨自体の性能が評価されていてかつ、実用化も着々と進行しているものを選びました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2020年以降に価格上昇が期待されている仮想通貨を厳選して紹介しましたが、必ずしも価格上昇するとは断言できないため、購入の際にはよく吟味することが大切です。
また上記以外にも将来性が期待されている仮想通貨は多くあるので、気になる仮想通貨があれば性能や開発団体などを慎重にチェックしてみてくださいね。
5.2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性はあるのか?
2020年以降の仮想通貨の明るい面について解説してきましたが、「2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性もあるのでは?」と不安に感じる人も多いでしょう。
確かに、今後、下記のようなことが起きれば、仮想通貨の価格は下落する可能性もあります。
世界的不況
仮想通貨の流出事件
各国の仮想通貨の規制強化
仮想通貨の技術的な問題発覚
市場規模が大きくないため、上記のようなニュースを受ければ、価格が大きく下落する可能性も高いです。
ただ、仮想通貨の革新的な技術への信頼から、価格が一時下落したとしても、長い目で見れば上昇トレンドに乗っていくだろうという予測が多いことも事実です。
どちらにしても、未来に何が起こるかの完璧な予測は不可能であって、価格予測を確実に行うことはできないため、慎重に情報を集めた上で投資判断を行うようにしてくださいね。
6.まとめ
2017年の仮想通貨のバブル期から2018年には一気に価格が暴落して、「仮想通貨は終わった」という意見が聞こえるようになってしまいました。
しかし、2018年の仮想通貨の暴落は下記のような仮想通貨の技術とは関係ないことが原因でした。
実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから
各国の仮想通貨への規制が強化されたから
取引所へのセキュリティーの不安が高まったから
実際には、仮想通貨は終わりではなく、下記のような理由から2020年以降価格は上昇していくという意見が多いです。
ビットコインの半減期が予測されているから
仮想通貨の実用化が進められているから
大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから
国内で仮想通貨ETFの承認がされることがあれば、機関投資家参入が期待されるから
著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから
ただ、確実に価格が上昇するかは誰にも分からず、下記のような出来事があれば価格下落の可能性もあります。
世界的不況
仮想通貨の流出事件
各国の仮想通貨の規制強化
仮想通貨の技術的な問題発覚
2020年以降の仮想通貨にはポジティブな意見が多くありますが、投資を行うのではあれば今後も慎重に情報を集めていく必要があるでしょう。
ユニークな特徴を持つ仮想通貨クアンタム(QTUM)。これまで、海外取引所でしか扱いがありませんでしたが、2020年3月からCoincheck(コインチェック )での取り扱いが始まりました。
この記事では、クアンタムの特徴のほか、購入方法について詳しく紹介していきます。
クアンタムの魅力について知り、取引に興味を持つきっかけになれば幸いです。
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目次
クアンタムの特徴とは
高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装
クアンタムの値動きと将来性は?
日本でも上場したクアンタム
coincheckでクアンタムを購入する方法
アカウント登録
SMS認証(電話番号認証)
本人確認① アプリからのお申し込み
本人確認② Webからのお申し込み
アプリを使えば、仮想通貨売買もラクラク
クアンタムの購入はCoincheckで
クアンタムの特徴とは
クアンタムは、2016年生まれの比較的新しいコインです。「ビットコインとイーサリアムの良いとこ取りをした仮想通貨」とよくいわれますが、まさにそうした特徴を備えています。
開発計画が発表された当初から期待され、2017年には10億円を超える資金調達に成功しています。創業者であるパトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者を務め、フォーブス誌が選ぶ「30歳以下の若手起業家30組」にも選出されています。
注目度が高いクアンタムの特徴を紹介していきます。
高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装
クアンタムは、取引に伴う残高管理の方法として、ビットコインと同じシステムである「UTXO」を採用しています。UTXOは、ブロックチェーン上の取引データによって、仮想通貨のウォレット(財布)の残高を管理する方法です。残高管理は、複雑な計算をしなくてはならないのですが、その分セキュリティが強固になるというメリットがあります。
さらにクアンタムは、イーサリアムで広く知られた自動契約機能「スマートコントラクト」を実装しています。スマートコントラクトとは、一言でいえば、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みを指します。スマートコントラクトでは、契約内容とその実行条件をあらかじめプログラミングしておけるのですが、非常に複雑な処理をしなくてはなりません。
残高管理および契約実行が複雑になると、仮想通貨がうまく機能しないおそれもあります。クアンタムは、これら二つを両立させることに成功しています。安全性の高さを確保しながら、スマートコントラクトを高速で処理することができるのです。
クアンタムの値動きと将来性は?
クアンタムはビットコインとイーサリアムの長所を組み合わせ、短所を補ったコインです。つまり、「ビットコイン、イーサリアムと同じ性質を持つ」という見方もできます。そのため、仮想通貨市場では、価格の面でビットコインとイーサリアムの影響を受けてしまう傾向があります。
また、クアンタムは高い匿名性を担保し、スピーディーな取引を実現しています。さらに、スマートコントラクトの機能も備わっていることで、ビジネス向けに活用できる可能性があります。クアンタムは、国外では多くの取引所で上場を果たしており、今後も上場する取引所が増えていくはずなので、将来性が見込めるでしょう。
クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点
Coincheck
国内初!Coincheckに上場したクアンタム
これまで、海外でしか売買できなかったクアンタムですが、2020年3月に日本で初めてCoincheckでの取り扱いが決定しました。国内大手取引所・販売所であるCoincheckなら、セキュリティやサポートの面でも安心してお取引していただけます。
国内での上場を果たしたことで、クアンタムはこれまで以上に注目を集めていくことでしょう。新たにクアンタムを買ってみる、あるいは手持ちを買い増すには、よい機会ではないでしょうか。
Coincheckでクアンタムを購入する方法
ここからは、Coincheckでクアンタムを購入する手順を紹介していきます。まだCoincheckのアカウントをお持ちではない方に向けて、新規アカウントの登録から口座開設までの流れを案内します。
取引用の資金を自分の口座に送金すれば、500円からクアンタムの売買を始めることができます。
アカウント登録
Coincheckで口座開設するには、アカウント登録を行うことになります。
仮想通貨取引所・販売所の口座開設ページでメールアドレスとパスワードを入力し、「アカウントを新規作成する」ボタンを押しましょう。すると、入力したメールアドレス宛に、Coincheckからメールが届きます。その文面に記されたURLからサイトに遷移すれば、アカウント登録の手続きが完了します。
Coincheckの無料登録はこちら
SMS認証(電話番号認証)
次に本人確認として、携帯電話の認証確認を行う手続きに移ります。
Coincheckアカウントでログインし、「本人確認書類を提出する」と書かれた緑色のボタンを押したら、サイトに表示される欄に、アカウントを登録したご本人の携帯電話番号を入力します。
そして、「SMSを送信する」を押すと、携帯電話にショートメッセージ(SMS)が届き、6桁の「認証コード」が届きます。この認証コードを、Coincheckのサイト上の「送信された認証コード」に入力することで、SMS認証が完了となります。
本人確認方法① アプリからのお申し込み
Coincheckでの本人確認は「iOS/Androidアプリからのお申し込み」と「Webからのお申し込み」の2種類があります。Webからのお申し込みは当社審査後、はがきの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは審査が完了すればすぐにご利用可能になります。
アプリの「かんたん本人確認」からのお申し込みでは、名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように入力し、本人確認書類をアップロードします。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。
STEP1
「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影します。パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影し、「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影しましょう。
STEP2顔と本人確認書類表面の撮影を行います。ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影します。画面の案内にしたがって、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしましょう。
STEP3 顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影します。撮影が終わると「現在確認中です」と表示されます。審査が完了して承認されると、すべての機能を利用できるようになります。
本人確認方法② Webからのお申し込み
Webからも名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を入力し、本人確認書類のアップロードを行うことができます。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。
「IDセルフィー」を用意します。IDセルフィーとは、アップロードした本人確認書類を手に持って、自分の顔を自撮りした写真のことです。IDセルフィーもアップロードします。アップロードが終わると画面に「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。
住所確認としてCoincheckから入力した住所へ簡易書留ではがきが郵送されます。はがきの受け取りをCoincheckが確認すると、すべての機能が利用できるようになります。
本人確認を行わなくても、アカウントがあれば入金をして仮想通貨の購入・売買はできますが、日本円の出金・送金などができません。すべての機能を使用するために、本人確認手続きをしておくことをおすすめします。
また、Coincheckでは口座開設の手続きについて、下記のページでも詳しく解説しています。動画もありますので、ご参考ください。
仮想通貨の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ
Coincheck
アプリを使えば、仮想通貨売買もラクラク
Coincheckではパソコンでの取引もできますが、アプリを使えばより手軽に売買できます。
Coincheckのアプリは見た目がシンプルでありながら、必要な機能はもれなく搭載。チャートの動きをチェックしながらコインのレートを確かめることが可能です。
スマートフォン(スマホ)の小さな画面に合わせて、ボタンの大きさや位置に配慮していますから、ストレスなく、スピーディーに操作していただくことができます。コインの購入と売却、日本円への交換と送金など、多くの操作を直感的に処理ができますから、ちょっとした空き時間にチャートをチェックし、手早く売買することもできます。
クアンタムの購入はCoincheckで
クアンタムは優れた特長を持つ仮想通貨ですが、日本での扱いがなかったため、海外取引所で売買していた人も多かったようです。しかし、Coincheckで上場したことで、日本でもクアンタムの人気が高まることが期待できます。
Coincheckは日本の大手取引所・販売所であり、扱う仮想通貨も12種類と豊富。クアンタムについては2020年4月時点、日本で唯一取り扱いがある取引所です。この機会にぜひ、Coincheckでクアンタムを購入してみましょう。
ビットコイン(BTC)のバブル崩壊は、2017年11月頃から2018年1月にかけて起こりました。
出典:coinmarketcap
上記のチャートを見れば分かるように、2017年12月にビットコイン取引で史上最高価格である2,350,517円を一時記録。
しかし、2018年に入ると急落し、1月16日には2017年最高値の40%以下まで暴落してしまったのです。たった2ヶ月の間にどのようなことが起こったのか気になりますよね。
今年でビットコイン取引がスタートし11年となりますがまだまだ歴史が浅いからこそ今までの事例をしっかりと理解し、今後のビットコイン取引に活かしましょう。
そこでこの記事では
2017年にビットコインバブルが起こった背景
ビットコインのバブルが崩壊した理由
2020年にビットコインバブルは再来するのか!?
というところまで詳しく解説をします。
「これからビットコインを始めたいから、ビットコインについて知りたい」
「ビットコインバブル崩壊の原因を知って、今後の分析に活かしたい」
という人は、ぜひこの記事をチェックしてビットコインのバブル崩壊時にはどのようなことが起こったのか把握してみてください。
そして、「今後のビットコインバブルは到来するのか!?」という予想にも役立ててみましょう。
【ビットコインの半減期については以下の記事をご覧ください】
2020年5月予定のビットコインの半減期とは?仕組みや影響を解説
Coincheck
目次
2017年のビットコイン(BTC)バブルとは?歴史から紐解くと分かりやすい
ビットコイン(BTC)のバブルが起こった背景
ビットコインの分裂を期待した
仮想通貨が注目を集めていた年でもあった
ビットコイン(BTC)のバブルが崩壊した2つの理由
理由①2017年12月に先物取引がスタートした
理由②中国と韓国が仮想通貨の取締強化に乗り出した
2020年に「ビットコイン(BTC)バブル」が再来する?
仮想通貨で決済ができるようになる
決済手数料無料、銀行や企業発行の仮想通貨が出始めている
ビットコインバブルの歴史は今後に活かせる
2017年のビットコイン(BTC)バブルとは?歴史から紐解くと分かりやすい
ビットコインのバブルとは、2017年11月ごろから2018年1月までに起きたビットコインの急激な高騰と暴落のことです。
下記のチャートを見ると分かるように2017年11頃から価格が高騰し、12月にはビットコイン取引で史上最高価格である2,350,517円を一時記録。
出典:coinmarketcap
しかし、2018年に入ると急落し1月16日には、2017年最高値の40%以下まで暴落しています。
2009年1月に初めてビットコインでの取引が行われてから現在までの下記の年表を見ても分かるように、2017年と2018年は激しい価格変動があったことが一目瞭然です。
参考:coinmarketcap
なぜ、このような急激な高騰と暴落が2ヶ月の間で起こったのか、次の章から詳しく説明します。
ビットコイン(BTC)のバブルが起こった背景
ビットコインバブルが起こった背景としてさまざまな憶測がされています。ここではとくに大きな要因となった
①ビットコインの分裂を期待し買い手が増えた
②2017年は仮想通貨を扱うベースが整った
という2点について詳しくご紹介します。
ビットコインの分裂を期待した
ビットコインの分裂とはビットコインの根幹となっているブロックチェーンの仕様変更をするときに「今までの通貨」と「新しい通貨」に分かれることです。
2017年8月にビットコインの機能改善を目的として、意図的なビットコインの分裂が引き起こされました。
実はこのときに、額にバラつきがあるものの資産が増えるという事態が実際に起こっていたようです。
「資産が増えた」という声は一気に広がり、次のビットコインの分裂が注目されるように。
そこで「次は11月にビットコインの分裂が起こる」と予想されていたため、11月に買い手が集中し価格が高騰したのです。
では、ビットコインの分裂により資産が増えるとはどのようなことなのでしょうか?
ビットコインが分裂すると下記の図のように、2つの通貨が生まれます。分裂した新しい通貨の価値はそのときにより大きく異なります。
2017年8月に分裂をしたときには、新しい通貨として「ビットコインキャッシュ」が誕生しました。ビットコインキャッシュはすぐに1ビットコインキャッシュ300ドルほどの価格がつき3週間後には約3倍にまで跳ね上がったため「ビットコインが分裂すると資産が増える」と捉えてしまう人が多かったのです。
また、2017年8月時点ではビットコインの分裂に対する技術が整っていなかったので、エラーのようなことが起こっていたとの見解もあります。
このように2017年8月のビットコインの分裂で得をした人がいるという情報が引き金となり、2017年に起こると予想されたビットコインの分裂に期待が高まっていたことがバブルの一因となっています。
ビットコイン分裂について詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてみてください。
ビットコイン(BTC)の分裂とは?分裂理由と取るべき2つの対処法
Coincheck
仮想通貨が注目を集めていた年でもあった
2017年は仮想通貨が注目を集めた年でもありました。
それまでは「仮想通貨は危険なもの」だと敬遠していた人たちが「やってみようかな」と思える環境が整い、メディアや書籍が多く発行され仮想通貨という言葉が目に入るようになったのもバブルを引き起こした要因です。
それを象徴するのが2017年4月に施行された「改正資金決済法」。この法律では仮想通貨から暗号資産へと名称が変更され、仮想通貨と呼ばれていたものが資産として価値を認められたことになりました。
同法律では、仮想通貨の取引所が登録制になる、口座開設には本人確認書類が必要など、安心して扱えるような基盤が整えられています。
これにより「仮想通貨やビットコインは危険なもの」という考え方が和らぎ、扱いやすくなったと考えられます。
ビットコイン(BTC)のバブルが崩壊した2つの理由
なぜビットコインは短期間でバブル崩壊に至ったのか、さまざまな見解があります。ここではとくに重要視されている下記2つの理由をご紹介します。
理由①2017年12月に先物取引がスタートした
2017年12月10日に世界有数の取引を誇る「シカゴ・オプション取引所」でビットコインの先物取引がスタート、12月18日には北米最大の取引所「シカゴ・マーカンタイル取引所」でも先物取引がスタートしました。
大規模な先物取引市場で売買ができるようになったのは、ビットコインにとって大きな変化です。
先物取引では、将来のある時点において売買する仮想通貨の価格や数量を、現時点で決めて取引をするため専門的な知識が必要です。
そのため、今までのような憶測や根拠のない噂での価格変動がなくなり、正しい情報を基に今後の見通しが立てやすくなりました。
先物取引がスタートするとすぐにビットコインに対して弱気な見通しが立ち、これが不安を仰ぐ結果となりバブル崩壊へと繋がることになったのです。
下記の表は先物取引がスタートしてからのビットコインの下落を表したものです。
参考:書籍:「仮想通貨はどうなるか?」図4-1
先物価格に引きずられるように、現物価格も下落していることが分かるでしょう。正確な数値や情報がなかったからこそ、先物取引の見解が重要な指標とみなされたようです。
サンフランシスコ連銀も同じ指摘をしており「楽観的な解釈で価格高騰した後、市場が整備されそれによってバブルが崩壊したメカニズムだろう」と解釈しています。
理由②中国と韓国が仮想通貨の取締強化に乗り出した
2018年に入ると、海外で仮想通貨への取り締まりを強化する動きが見られるようになりました。
ビットコインの下落が始まっている中で、先が見えなくなる不安な情報が拍車をかけたこともバブル崩壊を後押ししたと考えられています。
中国はもともと仮想通貨に否定的な見解を示していましたが、2018年1月に中国人民銀行の副総裁が仮想通貨の取引所や個人、企業が提している仮想通貨関連サービスを禁止すべきとの意見を述べました。
また、2018年1月には、韓国でも仮想通貨の取り締まりを強化。無記名預金口座の使用を禁止し、入金時には取引所で本人確認が必要に。
中国と韓国が揃って仮想通貨の取り締まりを強化したことで、不安視をする人が増えたのも事実でしょう。
<参考>
韓国当局、仮想通貨規制を強化 無記名口座の利用禁止へ
中国、仮想通貨取引を禁止すべき─人民銀副総裁=会議メモ
2020年に「ビットコイン(BTC)バブル」が再来する?
2018年のバブル崩壊時に比べ、値を取り戻しつつあるビットコイン。
一部では2020年にビットコインバブルが再来するのではという見解があります。その理由としては次のようなことが考えられます。
仮想通貨で決済ができるようになる
アメリカに本部を置くインターコンチネンタル取引所の子会社であるBakkt社が、消費者向けの仮想通貨決済アプリと商用ポータルを2020年上半期に発表するそうです。
参考:Bakktの仮想通貨決済アプリ「20年上半期に公開」 NY証券取引所の親会社が発表
スターバックスをテスト企業として挙げており、消費者が手軽に仮想通貨で決済できる日がそこまで来ているとのこと。
仮想通貨が身近に感じられるシステムが導入されることで、2017年のように今まで仮想通貨と縁が遠かった人たちにも仮想通貨という存在が知られるようになります。
そして、再びビットコインも注目されるようになるのでは?と考えられています。
決済手数料無料、銀行や企業発行の仮想通貨が出始めている
仮想通貨を利用したビジネスが新たな局面を迎えており、今までビットコインや仮想通貨とは疎遠だった人たちが仮想通貨に興味関心を持つようになるのではと考えられています。
仮想通貨に注目が集まり、ビットコインを始め仮想通貨の取引が活発になれば市場が盛り上がってくるため、バブルの再来も夢ではありません。
2019年には、Facebookが仮想通貨「リブラ」の発行計画を発表 三菱UFJフィナンシャル・グループも「MUFGコイン」を実用化する方針を発表し、話題を集めました。
また、ドイツでは2020年より銀行での仮想通貨管理サービスが可能になったそうです。
国内外問わず仮想通貨の価値やサービスを見直すようになってきているところも、今後のチャートに少なからず影響を与えるでしょう。
参考:銀行が仮想通貨を管理可能に 独金融庁に40社から強い関心
ビットコインバブルの歴史は今後に活かせる
いかがでしたか?
2017年にどうしてビットコインバブルが起こり、そして短期間で崩壊したのか理解できたかと思います。
それでは、最後にこの記事の内容をまとめてみると
2017年にビットコインがバブルになった理由は次の2つ
ビットコインの分裂が起こるかもしれないという予想から、分裂時に資産が増えると考えられていた
2017年は仮想通貨が注目を集めた時期でもあった
その後、ビットコインのバブルが崩壊した理由として考えられるのは次の3つ
世界を代表するシカゴの2つの取引所が2017年12月に先物取引を開始。ここで弱気な見通しが出たため 市場がひっくり返った
2018年1月に中国と韓国が仮想通貨の取り締まりを強化し、今後の仮想通貨市場が不安視されるようになった
最後に、2020年にビットコインバブルが再来すると言われる背景は次の2つ
Bakkt社が消費者向けの仮想通貨決済アプリを発表することで、仮想通貨が身近なものとなる
銀行や企業が発行する仮想通貨が誕生しており、新たな局面を迎えている
2017年に起こったビットコインバブルとバブル崩壊の様子が理解できたことで、今後のビットコイン取引に活かせることを願っています。
仮想通貨取引をする際には、保有しているコインの価格の動向が気になるものでしょう。仮想通貨(暗号資産)のなかでもメジャーなビットコイン(BTC)などと比較して、ステラ(XLM)の認知度はやや低いといえます。しかし、国内の多くのトレーダーからステラは大きな注目を集めています。
この記事では、仮想通貨ステラの将来性について明確に紹介します。
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執筆Coincheck Column編集部
Coincheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
そもそもステラルーメン(XLM)とは
ステラルーメン(XLM)が持つ優れた特徴
特徴①個人間の送金・決済にかかる時間が少なくなる
特徴②送金手数料が安い
特徴③独自のコンセンサスアルゴリズム「SCP」を活用している
特徴④発行量が毎年1%ずつ増えている
特徴⑤非営利団体が開発・運営している
特徴⑥中央集権体制である
ステラルーメン(XLM)の将来性を考える際の重要な5つのポイント
ポイント①大企業との提携
ポイント②リップル(XRP)の動向に注視すべき
ポイント③東南アジアとイスラムでの拡大
ポイント④管理者による市場介入の可能性がある
ポイント⑤国内取引所での上場
ステラルーメン(XLM)の今後に注目しよう
そもそも仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは
ステラルーメン(XLM)の今後について解説する前に、まずは基本的な特徴をお伝えしていきます。
今すぐステラルーメンの今後について知りたい方はこちら
ステラルーメンは、2014年7月に登場した仮想通貨(暗号資産)です。ジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)氏が中心となって作られました。
通貨の正式名称は、「ステラルーメン(Stellar Lumens)」です。各仮想通貨にはそれぞれ特徴がありますが、ステラの特徴は個人向けの決済や送金システムの効率化を目指して作られていることです。
2001年に、ジェド・マケーレブ氏は、eDonkey2000と呼ばれるP2Pファイル共有の会社を共同で設立しました。その後、2010年には当時最大の取引所であったマウント・ゴックス(Mt GOX)を創業するに至ります。
しかし、マウント・ゴックスはハッキングにより破綻してしまい、その後にステラ開発財団が設立されて通貨取引が開始されたというのが、ステラ誕生の経緯です。
仮想通貨ステラルーメン(XLM)が持つ優れた6つの特徴
ここでは、仮想通貨ステラが持つ優れた特徴についてわかりやすく紹介します。
特徴①個人間の送金・決済にかかる時間が少なくなる
ステラはブリッジ通貨であり個人間の決済や送金を素早く行うことが可能です。手数料が安く、利用しやすいことがステラのメリットです。
仮想通貨ステラの優れている点の1つに、送金や決済にかかるスピードが速いことが挙げられます。
仮想通貨のなかでも代表的なビットコインの決済速度は約10分ですが、ステラの決済速度はおおよそ2~5秒です。数ある仮想通貨のなかでも、決済速度が群を抜いて速いことがわかるでしょう。
決済速度が速いということは、ユーザーの取引時のストレスになる心配がありません。そのため、国内でステラの利用が広まっていくことが予想されています。
仮想通貨の第一人者がステラの開発に携わったことで、多くのトレーダーがステラの動向に注目しています。
特徴②送金手数料が安い
ステラの送金手数料は、0.00001XLM(約100万分の1ドル)です。送金手数料の安さから個人間の送金などに利用されています。
個人間では少額の送金を複数回行う傾向があるので、手数料をほとんどかけずに送金することが可能だといえます。
そのため、少額の送金を繰り返し行いたい個人のトレーダーから選ばれている仮想通貨だといえるでしょう。
特徴③独自のコンセンサスアルゴリズム「SCP」を活用している
仮想通貨ステラは、独自のコンセンサスアルゴリズム(SCP)を導入しています。SCPは取引の承認者が投票によって決まり、このシステムのことをバリデーダーといいます。
多くの仮想通貨では不特定多数のユーザー間で取引承認が行われており、決済速度が遅いことがデメリットでした。
ですがステラでは合意の割合が低かった場合でも取引を承認することが可能になり、決済スピードの向上にもつながっています。
リップルが導入しているアルゴリズムがベースになっているため、リップルと似通った仮想通貨だといえるでしょう。リップルでは、80%以上の合意がなければ決済は完了しません。
80%以上の合意が得られなかった際には、ブロックチェーンは分岐します。承認の割合が低い場合でも決済されるということは、決済の承認中に分岐が起きるリスクを抑えられることを意味します。これによって、ブロックチェーンの脆弱性をカバーし、セキュリティを高めることにつながっています。
特徴④発行量が毎年1%ずつ増えている
ステラの最初に発行された量は1000億枚です。発行量の上限は1兆枚に設定されており、上限に達するまで毎年1%ずつ増えることが特徴です。徐々に発行量を増やすことで価値が安定しやすくなり、急激に価格が高騰しづらくなります。
価格の変動が激しい場合には、日常的な決済手段として利用することが難しくなるケースもあります。
また、開発者のリップルの保有率が25%であるのに対し、ステラは5%と低めに設定されています。開発者の保有率が低いことで価格が安定しやすくなるといわれています。
特徴⑤非営利団体が開発・運営している
ステラは、非営利団体のステラ開発財団(Stellar Development Foundation)が開発・運営していることが特徴です。非営利団体は給与の合計や四半期予算などを開示する必要があり、利益を得るための活動は一切禁止されています。
そのため、ステラは透明性と信頼性が高い仮想通貨だといえます。個人の投資家でも、安心して利用しやすいことがステラの成長につながっているといえるでしょう。
特徴⑥中央集権体制である
ステラでは、中央集権体制が採用されています。中央集権体制の場合のメリットは、プロジェクトを開発するうえで意志決定がスムーズになりやすいことです。
中央集権体制であるため、ステラ開発財団がプロジェクトに関する権力を保持することが可能になります。
運営者同士の意思疎通がしやすく、意見をまとめやすいことが中央集権体制の特徴だといえます。その結果、プロジェクトがスムーズに進行でき、新たな技術などの開発に傾注することが可能になるでしょう。
また、運営元が明らかになることでトレーダーからの信頼も得やすくなります。しかし、中央集権体制であるということは、マイニングは限られた人しかできないことを意味します。
そのため、ステラでは個人のマイナーの参入は難しいといえるでしょう。
仮想通貨ステラルーメン(XLM)の将来性を考える際の重要なポイント5つ
ここでは、仮想通貨ステラの将来性を考える際のポイントをわかりやすく解説します。
1.大企業との提携2.リップル(XRP)の動向に注視すべき3.東南アジアとイスラムでの拡大4.管理者による市場介入の可能性がある5.国内取引所での上場
ポイント①大企業との提携
仮想通貨ステラは、金融コンサルのデロイトやフランスに本社を構えるTEMPOなど多くの大企業と提携しています。IBMといった大企業も、ステラとの提携に乗り出しています。
IBMとステラが組んだことにより、IBMBlockchainWorldWireと呼ばれる国際送金ネットワークが開発されました。
大企業がステラと提携する理由の1つとして、運営目的が明らかになっている点が挙げられます。ステラの決済速度の速さや手数料の安さは、海外への送金などにおいても実用性があることを意味します。そのような利便性の高さから、大企業との提携につながり多くのトレーダーの信用を獲得しています。
また、大企業との提携があった後には価格が変動しやすいことが仮想通貨の特徴です。大企業との提携が決定した後には、価格変動に注意するようにしましょう。
ポイント②リップル(XRP)の動向に注視すべき
通貨価値が安定しがちなステラですがリップルの価格変動に左右される傾向があるため、仮想通貨取引所などでリップルのハッキングがあった場合は注意が必要です。
そもそもなぜステラの価値は安定しているのか。その辺りの背景を解説します。
きっかけは2019年11月5日。ステラ開発財団によって550億XLMのステラをトークンバーンすることが発表されました。トークンバーンとは、ステラの市場供給量を減らすために市場から消失させることを意味します。
市場からステラの供給量が大幅に減少することで、希少性が高まり価格も暴騰しました。なお、トレーダーが保有しているステラは消失することがないため、安心して保有するようにしましょう。
通貨としての価値が安定したことにより、2017年10月時点で約1円だった価格は2018年1月には約97円まで上昇しています。2018年11月では、19円ほどの価格を推移しています。
それ以降は、価格は比較的安定しているといえるでしょう。
ポイント③東南アジアとイスラムでの拡大
ステラは、東南アジアのマレーシアやインドネシアなどで実用化されています。東南アジアでステラの実用化が進んだ背景として貧困層が銀行口座を持てないという点が挙げられます。
そのような背景から、銀行口座を持たなくても送金が行えるステラの需要が高まっているといえるでしょう。ステラを利用することで、出稼ぎ先の国から母国の家族へ短時間で仕送りをすることも可能になります。
また、ステラはイスラム中心の決済ネットワークとして拡大していく方針を打ち出しています。これには、シャリア適合認証と呼ばれる投機的取引をしていない証明をステラが有していることが後押ししていると考えられます。
シャリア適合認証は、イスラムでは絶対的に信頼されていることが特徴です。これによって、イスラムを中心とした多くの海外労働者がいる地域で広まることが予想されています。
ポイント④管理者による市場介入の可能性がある
ステラに関する今後の動向を知る上では、管理者による市場介入についても理解しておくことが欠かせません。
2019年11月5日、ステラ開発財団(SDF)は仮想通貨ステラの供給量に関してトークンバーンを実施しました。その量は供給量の約50%という大きなものでした。
トークンとは仮想通貨を表すことであり、バーンは燃やすことを意味します。つまりトークンバーンとは、発行した通貨の枚数を強制的に減らす行為のことをいいます。いわゆる市場介入が行われたということです。
トークンバーンの目的は、個人間送金や決済の実用性を維持するための措置だとされています。
通貨枚数が減少したことによって、残った通貨の希少性は高まりました。その結果、ステラの価格に上昇がみられました。
今後も、管理者による市場介入が想定される可能性はあり、その介入はステラの価格に大きな影響を与える可能性は否定できません。ステラの取引を行う場合は、管理者による市場介入があり得るということを十分認識しておきましょう。
ポイント⑤国内取引所での上場
国内取引所のCoincheckでは、2019年の11月からステラの購入が可能になりました。海外の取引所のみの取り扱いだったステラですが、Coincheckでの取引が可能になったことで多くの国内トレーダーが注目しています。
言語の壁があることで、取引のタイミングを逃してしまうケースもあり大きな損失を被ることもあります。ですが国内でステラが購入できるようになったことで、国内のトレーダーは気軽に取引ができるようになったといえるでしょう。
今後もステラを取り扱う取引所が増えてくれば取引量の増加と価格の高騰が予想されています。
仮想通貨ステラルーメン(XLM)の今後に注目しよう
ステラの将来性を見極める際の重要なポイントを5つご紹介しました。最後におさらいしておきましょう。
1.大企業と組むときは価格変動が起きやすい2.リップルの価格変動に注目3.アジアでの実用化が進み、今後はイスラム圏の金融分野へ拡大4.管理者による市場介入の可能性がある5.国内取引所での上場
ステラは東南アジアでの実用化やアメリカなどの多くの大企業との提携したことにより、実用性が広く認められるようになりました。中国からの市場への介入を規制していることにより、価値が安定している傾向があります。
価格が変動しづらいステラは、利用しやすい仮想通貨だといえるでしょう。国内ではCoincheckで購入できるため、興味がある方はステラを購入してみましょう。
仮想通貨ステラルーメン(XLM)の購入・買い方3ステップ
Coincheck
「モナコインの今後はどうなるの?」
「これから先、モナコインの価値は上がるの?」
モナコインの購入を検討している場合や既に取引をしている場合、今後のモナコインの動向や予想が気になる方もいるのではないでしょうか。
モナコインの未来は、下記の5つの理由から将来性に期待が持てます。
アトミックスワップでの取引可能な仮想通貨として注目を集める可能性がある。
モナコインは決済スピードが早く実用性に長けた側面があるため、今後、実用化や市場の拡大が進んでいけばまだまだ需要拡大が見込めます。
この記事では
1.モナコインの今後を左右する5つのポイント2.2020年~2021年のモナコインを占う3つのポイント
など、モナコインの未来が明るい理由を解説します。
この記事を読めばモナコインの今後や直近の動向が把握でき、どのように取引を進めていくか検討できるようになります。
気になるモナコインの今後を理解し、安心して取引できるようになりましょう。
Coincheckの無料登録はこちら
執筆Coicheck Column編集部
Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社
目次
モナコイン(MONA)の今後は明るい!将来性に期待が持てる5つの理由
モナコインによる決済の増加で実用化が進む
今後多くの国内取引所に上場し注目を集める可能性がある
独自の発展でwebサービスなどへの活用が期待できる
海外で知名度が上がるとチャンスになる可能性がある
アトミックスワップの活用拡大で価値が高まる
2020年~2021年のモナコイン(MONA)の動向を占う上で知っておきたい3つのポイント
2020年に半減期を迎えるので半減期前後の値動きに注目する
ビットコイン(BTC)の価格につられて変動する傾向がある
モナコイン(MONA)の知名度が上がるタイミングを見逃さない
モナコイン(MONA)の今後の動向と将来性についてのまとめ
モナコイン(MONA)の今後は明るい!将来性に期待が持てる5つの理由
モナコインの今後は、下記の5つの理由から明るいと予想されています。
具体的にどのようなことをが今後を左右するのか、1つずつ詳しくご紹介します。
モナコインによる決済の増加で実用化が進む
モナコインはビットコインやビットコインキャッシュと並び投資対象としてだけでなく、店舗やオンライン上での決済に使われている仮想通貨です。
モナコインの実用性が注目される理由は、世界で初めて「Segwit」を実装した仮想通貨として他の仮想通貨より処理速度が速くスピーディーな決済が叶うと言われているためです。
多くの仮想通貨はビットコインを手本としており、取引が増えるとデータ容量が不足して処理能力が下がるという問題を抱えていました。
Segwitは取引データのサイズを圧縮する機能でデータ容量が増えても処理能力を維持できるため、取引処理速度が速く短時間で決済ができます。
決済スピードが速いというメリットを活かして実用化が進めばさまざまな決済に使えるようになり、需要が高まると考えられています。
モナコインは総発行枚数が多い
モナコインは、他の仮想通貨に比べて総発行枚数が多いところも特徴です。
ビットコインの総発行枚数は2100万枚ですが、モナコインは5倍以上も多い1億512万枚。この枚数なら決済手段として頻繫に使われても、問題なく普及していけると考えられています。
総発行枚数の多さも、モナコインが実用的に使われることを後押しする要素の一つです。
【モナコインの使い道についてより詳しく知りたい場合はこちら】
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Coincheck
今後多くの国内取引所に上場し注目を集める可能性がある
モナコインは発展途中の仮想通貨で、今後多くの国内取引所で取引できるようになり注目が集まる可能性があります。
その理由は
1.モナコインはホワイトリスト入りの仮想通貨で金融庁に登録されている取引所で安心して扱える2.新しい取引所に上場すると価格が上昇する傾向があり期待ができる
という2つのポイントがあるからです。
ホワイトリスト入りのモナコインは大手取引所でも安心して扱える
モナコインは金融庁に登録されている仮想通貨取引所で扱いが可能な「ホワイトリスト」に入っている仮想通貨の1つです。
そもそも国内の大手取引所が安心して扱える仮想通貨でなければ、上場していく可能性は低いでしょう。
その点、取引所から見てリスクが少なく安心して扱えるため「新しくモナコインの取り扱いをしてみよう」と思う可能性は十分残されています。
参考:金融庁「事務ガイドライン第三分冊:金融会社関係」
新たな取引所に上場すると価格が上昇し知名度アップにつながる
仮想通貨の多くは新たな取引所での扱いが開始すると流動性が高まり、価格が上昇する傾向もあります。
出典:TradingView
実際に、2019年5月末にCoincheckがモナコインの取り扱いを開始することを発表したところ、価格が高騰し注目を集めました。
価格が上がるとモナコインの価値や知名度が高まるだけでなく、新たに購入しようと考える人も増え市場が拡大していくことが予想できます。
金融庁に登録されている暗号資産交換業者登録一覧によると、2020年5月時点でモナコインの取り扱いをしている国内会社は4社。
今後、新たに取り扱いをする取引所が出てくることで、モナコインが盛り上がりをみせるかもしれません。
参考:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」
独自の発展でwebサービスなどへの活用が期待できる
モナコインは2013年に2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)で誕生した仮想通貨です。
少額取引をすることを目的として作られ、webサービス上での投げ銭やオンライン決済への活用など投資とは異なるwebサービスと強く結びついた独自の発展をしてきました。
また、web上ではモナコイン誕生当時から「モナコインをもっと盛り上げよう」と考える根強いファンを持つコミュニティがあり、実店舗やイベントでのモナコイン導入を後押ししてきた経緯もあります。
今後も、モナコインを支えるコミュニティやモナコインの成長を楽しみにしているファンの力を借りながら独自の発展をしていくことが考えられます。
オンラインゲームやwebサービスの決済通貨やファンコミュニティでの通貨として活用が進めば、モナコインの必要性や需要はより高まるでしょう。
モナコイン(Monacoin/MONA)とは?日本生まれの仮想通貨の特徴や今後の将来性を解説
Coincheck
海外で知名度が上がるとチャンスになる可能性がある
モナコインは国内で誕生した仮想通貨なので国内では知名度があるもの、海外では上場している取引所が少なくまだまだ知名度が低いのが現状です。
今後、国内取引所への上場や流通が評価されて海外でも注目されるようになると、モナコインの取引人口が増え需要が高まると考えられています。
アトミックスワップの活用拡大で価値が高まる
モナコインは、アトミックスワップの実装に成功している数少ない仮想通貨です。
アトミックスワップとは、取引所などの第三者を介さずに個人間で仮想通貨の取引ができること。
今まで個人間での仮想通貨のやり取りは、持ち逃げされてしまうリスクや詐欺に巻き込まれるリスクを抱えていましたが、アトミックスワップを使うことで個人同士が異なる仮想通貨を持ち寄り、安全に取引ができるようになりました。
アトミックスワップの活用が進めば、対応している数少ない仮想通貨として需要が高まり注目を集めるのではと予想されています。
2020年~2021年のモナコイン(MONA)の動向を占う上で知っておきたい3つのポイント
モナコインを扱う場合、気になるのが2020年から2021年までの直近の動きではないでしょうか。
ここからは、直近のモナコインの動向を占う3つのポイントをご紹介します。取引をする上で重要な指標となるので、ぜひ参考にしてみてください。
2020年に半減期を迎えるので半減期前後の値動きに注目する
2020年にモナコインは、2017年に続き2度目の半減期を迎えます。
また、半減期までのカウントダウンはモナコイン情報サイトにて掲載されています。
半減期とはマイニング報酬が半分になるタイミングを指し、モナコインは3年に1度の半減期を設けることで発行量をコントロールしています。
半減期の前後は価格変動が起こりやすい傾向があるので、注意深く値動きを観察しタイミングを逃さないことが大切です。
他の仮想通貨の場合、半減期の数ヶ月前から価格の上昇が起こりやすくなるという傾向もあるため、半減期が起こってからはもちろん、起こる前も値動きを確認するようにしましょう。
ビットコイン(BTC)の価格につられて変動する傾向がある
モナコインを始めとするアルトコインは、ビットコインの価格につられて価格が変動する傾向があります。
【ビットコイン】
出典:coinmarketcap
【モナコイン】
出典:coinmarketcap
例えば、ビットコインのバブルが到来し崩壊した2017年11月頃から2018年1月末頃のモナコインのチャートとビットコインのチャートを見比べてみると、ビットコインと同じようにモナコインも価格が高騰し暴落しているのが分かります。
主軸通貨であるビットコインの動きやビットコインの値動きを左右する要素も抑えておくと、2020年のモナコインの動向が掴みやすくなるかもしれません。
【2020年のビットコインの動向もチェックしておきたい場合はこちら】
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格推移・変動と歴史!これまでの最大価格は何倍?
Coincheck
モナコイン(MONA)の知名度が上がるタイミングを見逃さない
第1章「モナコイン(MONA)の今後は明るい!将来性が高い5つの理由」でも紹介したように、モナコインが注目され需要が高まるタイミングは「市場の拡大」と「仮想通貨を取り巻く環境の整備」の2つが挙げられます。
具体的には、下記のような5つのシーンが考えられるでしょう。
1.国内や国外で新規上場したとき2.モナコインを扱うサービスや企業が増えたとき3.決済通貨として普及したとき4.仮想通貨に関する法整備が進み、取引しやすくなったとき5.アトミックスワップの使用が進むなど仮想通貨を取り巻く環境が変化したとき
このような変化が起こると、モナコインに注目が集まり知名度があがるので取引人口が増え価格の上昇にも繋がる可能性があります。
モナコインを取り巻く環境の変化もこまめにチェックし、変化があったときには値動きも一緒にチェックするようにしてみてください。
【モナコインを購入したい人はこちらをチェック】
モナコイン(Monacoin/MONA)購入方法・買い方・口座開設の流れを解説
Coincheck
モナコイン(MONA)の今後の動向と将来性についてのまとめ
いかがでしたか?
モナコインの今後の動向が把握でき、取引をするタイミングや購入するかどうかのジャッジができるようになったと思います。
最後に、この記事の内容をまとめてみると、
◎モナコインの今後を左右する背景は次の5つ
1.モナコイン決済ができる店舗が増え実用化が進めば、需要や知名度が上がる2.新規の国内取引所で取り扱いが開始されると、注目度がアップし価格も上昇すると考えられる3.今までと同じように、webサービスとの強い結びつきによって独自の発展をしていく可能性がある4.海外での取り扱いが増えれば、取引人口が増加し価格が上がる5.アトミックスワップの活用が拡大すれば、他の仮想通貨と差別化でき需要が増えると予想される
◎2020年~2021年のモナコインを占うポイントは次の3つ
1.2020年は3年に1度の半減期が起こるため、価格変動をチェックしておく2.ビットコインの価格に左右されることもあるので、主軸通貨の動きも確認する3.モナコインの知名度が上がるようなニュースがあったら、値上がりもチェックする
この記事を読んで、モナコインの未来が把握でき、取引や購入のタイミングをジャッジできるようになることを願っています。

「ビットコインキャッシュの未来は明るいの?」 「ビットコインキャッシュの今後の動向が気になる!」 2017年に誕生し、じわじわと知名度を上げているビットコインキャッシュの今後はどうなるのか、気になりますよね。 そこで、この記事では ◎ビットコインキャッシュの今後を左右する5つのポイント◎ビットコインキャッシュの直近を占う際のポイント をメインに、ビットコインキャッシュの基本的な特徴や、ビットコインとの違いや購入方法などの基本も解説していきます! この記事を読めば、今後のビットコインキャッシュの動向が把握でき、購入や取引のタイミングを図るのに役立てられるようになります。 ビットコインキャッシュの今後は明るいのか?気になる疑問を解決して、今後の取引に活かしましょう。 執筆Coicheck Column編集部 Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社 Coincheckの無料登録はこちら 目次 ビットコインキャッシュ(BCH)の未来は明るい?今後を左右する5つのポイント 1.決済サービスでの使用が増えれば知名度が上がる 2.機能や仕様でアップデートで使いやすくなる可能性がある 3.海外でビットコインキャッシュ(BCH)を基軸通貨とする取引所が増える可能性がある 4.国内の新規取引所に上場する可能性がある 5.AIの活用で仮想通貨取引がしやすくなる ビットコインキャッシュ(BCH)の2020年~2021年を占う3つのポイント 1.2020年4月に半減期を迎え今後の動きに注目 2.仮想通貨を取り巻く法整備もチェックする 3.ビットコインキャッシュ(BCH)の知名度が上がるタイミングに注目する そもそもビットコインキャッシュ(BCH)とは ブロック容量を拡大してスケーラビリティ問題を解決を図る 新たなマイニング難易度調整システムを導入 ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の違い 処理速度が遅くなるスケーラビリティ問題 マイニングについて 送金手数料について ビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題を解決するための2つの方法 1. ブロックに書き込むデータを圧縮して容量を軽くする 2. ブロックの容量そのものを拡大する ビットコインキャッシュ(BCH)の今後・将来性についてのまとめ ビットコインキャッシュ(BCH)の未来は明るい?今後を左右する5つのポイント ビットコインキャッシュは、2017年にビットコインから分裂をして誕生した仮想通貨です。 まだまだ発展途中の仮想通貨なので市場拡大や性能のアップデートにより、需要が高まる可能性は充分考えられます。 ここではビットコインキャッシュの未来を左右する5つのポイントをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。 「そもそもビットコインキャッシュって?」「どういう特徴なの?」など、基礎から知りたいという方は先にこちらをご覧ください。 1.決済サービスでの使用が増えれば知名度が上がる 投資目的だけでなく、店舗での買い物やオンライン決済にビットコインキャッシュを利用できるよう実用化が進めば、知名度が上がり取引をする人口が増えるのではと考えられています。 そもそもビットコインキャッシュは、ビットコインの欠点を改善するために誕生した仮想通貨です。ビットコインより処理速度が速く、データを処理するブロック容量が大きくなっているため、短時間での決済が叶い実用的に使えるようになっています。 また、ビットコインと比べて送金手数料も安いので、日常的に使っても負担が少ないという特徴もあり実用化に期待が寄せられている一面も。 現在、仮想通貨店舗決済アプリ「BITPointPay」を使った決済やビットコインキャッシュ払いができる飲食店や小売店、美容院などで使用することができます。 今後利用できる決済サービスや店舗が増えれば、実用性の高い仮想通貨として注目を集めるでしょう。 ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)とは?特徴やビットコインとの違いを徹底解説 Coincheck 2.機能や仕様でアップデートで使いやすくなる可能性がある ビットコインキャッシュはブロックチェーンの仕様や仕様を変更するハードフォークを繰り返しており、社会情勢に合わせた臨機応変な対応や機能の向上が期待できます。 2020年5月にも、機能や仕様をアップデートするハードフォークを実施。今後も状況をみながらハードフォークが繰り返されることで、より使いやすい仮想通貨へと発展する可能性があるでしょう。 ハードフォーク前には需要の増加を予想し価格が上昇しやすいという特徴もあり、将来性がある仮想通貨として注目されることで知名度上がることは充分考えられます。 初心者でもわかる仮想通貨のハードフォークとは?特徴を徹底解説 Coincheck 3.海外でビットコインキャッシュ(BCH)を基軸通貨とする取引所が増える可能性がある 基軸通貨は、取引所の基準となる通貨です。法定通貨で言えば日本は円、アメリカはドルと取引を主導する通貨を指します。 多くの取引所はビットコインを基軸通貨としていますが海外の一部の取引所ではビットコインキャッシュを基軸通貨として採用しており、ビットコインキャッシュの将来性や需要を見込んでいる動きもあります。 今後、基軸通貨としての取り扱いが増えれば取引人口が増え、価格も上昇すると考えられています。 4.国内の新規取引所に上場する可能性がある ビットコインキャッシュは、今後国内の取引所でも新規上場する可能性があります。 ビットコインから分裂し誕生した仮想通貨は、ビットコインキャッシュ以外にも「ビットコインSV」や「ビットコインダイヤモンド」がありますが、ホワイトリストに入っているのはビットコインキャッシュのみです。(※2020年5月現在) ホワイトリストに入っている仮想通貨は、一定の審査を通貨しているので安全性や信頼性が高いと考えられており、取引所が新しく取り扱ってみようと検討することが考えられます。 仮想通貨は新しい取引所に上場すると注目度が上がり、価格が上昇する傾向があります。2020年5月時点で金融庁に登録している12の取引所で扱われているので、今後も拡大することが期待されています。 参考:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」 5.AIの活用で仮想通貨取引がしやすくなる 今後、ビットコインキャッシュを始め仮想通貨の予想や取引にAIが活用され、より取引がしやすくなると考えられています。 AIを活用した仮想通貨の自動売買プラットフォーム「QUOREA」では、膨大なデータと現在の状況からAIが高度な投資判断をすることが可能。 その他にも、取引での疑問点や不安点をAIが回答してくれる取引所も登場しています。 今まで予想の立てづらさや取引サービスの利用しにくさという問題点があった仮想通貨ですが、AIの活用で取引しやすくなれば需要や注目度も高まるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら ビットコインキャッシュ(BCH)の2020年~2021年を占う3つのポイント ビットコインキャッシュは2020年4月に半減期を迎え、ここからの動きが注目されるところです。 そこで、ここでは2020年から2021年までの動きを把握するために知っておきたいポイントを3つご紹介します。今後の予想や取引に役立ててみてください。 1.2020年4月に半減期を迎え今後の動きに注目 ビットコインキャッシュは2020年4月に初めての半減期を迎えました。 半減期とはマイニング報酬が半分にして、発行量を調整するタイミングのこと。半減期が起こった年は注目度が高まるため、価格変動が起こりやすいと言われています。 出展:CoinMarketCap 過去のアルトコインの半減期を振り返っても、半減期後も引き続き価格変動が起こっていることがほとんど。 半減期は仮想通貨の一大イベントだと捉えられることもあるので、今後の値動きにも注目してみましょう。 2.仮想通貨を取り巻く法整備もチェックする ビットコインキャッシュを始め仮想通貨はまだまだ発展途中で、日々環境が変化していきます。 国内では、2020年5月1日に改正資金決済法が施行されました。この改正では、取引所の申請方法や顧客情報管理の整備、広告の表示方法や禁止行為などが明文化され、仮想通貨が安心して取引できる環境が整ってきています。 一方で、国外では中国人民銀行が上海での仮想通貨取引を取り締まる新たな規制を始めたとの情報もあり、仮想通貨を規制する動きが強まっている地域もあります。 仮想通貨を取り巻く環境が変わると、注目度や需要、価格変動が起こる可能性があるので、変化を見逃さないことが大切です。 参考:金融庁「令和元年資金決済法等改正に係る政令・内閣府令案等に対するパブリックコメントの結果等について」 金融庁「仮想通貨交換業者に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令」 3.ビットコインキャッシュ(BCH)の知名度が上がるタイミングに注目する 第1章「ビットコインキャッシュの未来は明るい?今後を左右する5つの背景」でもご紹介したように、ビットコインキャッシュは「性能アップ」「市場の拡大」という2つのタイミングで注目度や需要が高まる可能性があります。 具体的には ビットコインキャッシュが使える企業や店舗が増えて実用化が進む新たな取引所に上場する国内外問わず基軸通貨として扱われるハードフォークを実施して使いやすくなるAIの活用など仮想通貨を扱う環境が整う ということが考えられます。 このような局面を見逃さないためにも、ビットコインキャッシュや仮想通貨にかかわる情報をチェックし、動きがあった場合には値動きも確認するようにしましょう。 ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)購入方法・買い方・口座開設・取引方法を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら そもそもビットコインキャッシュ(BCH)とは ビットコインキャッシュは2017年8月ビットコインのバージョンアップに伴い「ハードフォーク」によって誕生しました。 ハードフォークとは、システム仕様を変更して分岐させる方法です。 初心者でもわかる仮想通貨のハードフォークとは?特徴を徹底解説 Coincheck ビットコインキャッシュの基本的なシステム仕様は、ビットコインをベースにしていますが、データ容量を大きくすることで、ビットコインが抱えていた問題点の解決を図ったことが最大の特徴です。 ビットコインキャッシュは膨大な種類がある仮想通貨の中で、常に上位の時価総額を誇る有力なコインになっています。 以下ではビットコインからさらに発展したしくみを備えているビットコインキャッシュについて、その特徴を改めて整理します。 ブロック容量を拡大してスケーラビリティ問題を解決を図る ビットコインでは1MBだったブロック容量を、ビットコインキャッシュBCHは8MBに拡大。これにより、ビットコインが抱えていたスケーラビリティ問題を解決しました。 そのため、取引スピードが落ちる心配もなく、海外送金などで強みを発揮します。2018年5月には、ブロックチェーンの仕様をアップデーデートしたハードフォークを行い、32MBに容量が拡大されています。 新たなマイニング難易度調整システムを導入 ビットコインキャッシュでは、取引を確定させるためにマイニング作業が必要で、スムーズな取引のためにマイニングの難度を調整するしくみとして、新たな調整システム「EDA(Emergency Difficulty Adjustment)」を導入しています。 EDAでは、取引数とマイナーと呼ばれるマイニングをする人たちが適正になるように、難度を上げ下げしながら調整するシステムです。 ビットコインキャッシュは、安定したマイニングを実現することで、スムーズな取引ができるよう設計されています。 ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の違い ビットコインキャッシュはビットコインの欠点を改善するために誕生しました。 それがビットコインキャッシュの特徴にもなっています。では、ビットコインの欠点とは何でしょうか? ビットコインキャッシュ誕生の経緯も含めて解説します。 処理速度が遅くなるスケーラビリティ問題 ビットコインには、スケーラビリティ問題が起こっていました。スケーラビリティ問題を説明する前にビットコインのしくみから説明しておきます。 ビットコインには、ブロックチェーンという技術が使われています。ブロックチェーンは、通貨の取引内容などの情報を納めた「ブロック」という塊をチェーン状につないでいくもので、ブロック内の暗号化された情報を解析・処理することで、取引が成立するしくみになっています。 マイニングについて この解析・処理作業のことを「マイニング」といいます。マイニングに対する報酬として、新たにビットコインが発行されることで、ビットコインは取引を維持しています。 ビットコインではブロックひとつに1MBの容量があてがわれていました。ところが、ビットコインの取引量が増えると、ブロック容量に対して取引データ量が多くなりすぎ、処理スピードが低下します。 すると、取引や送金がスムーズに行われず、使い勝手が悪くなってしまいます。これがスケーラビリティ問題です。 送金手数料について ビットコインキャッシュは、ビットコインに比べて送金手数料が安く抑えられるのが特徴です。 ビットコインでは、ネットワークの混雑により手数料が高騰し、一時期は一度の送金で数千円かかることもありました。 しかし、ビットコインキャッシュはネットワークの平均的な送金手数料が1円以下に抑えられており、日常的な決済に使いやすい仮想通貨となっています。 ビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題を解決するための2つの方法 スケーラビリティ問題は、ビットコインが避けて通れない課題といえます。 仮想通貨はどこの国家にも属さず、純粋に需要と供給のバランスによって価値が決められていきます。ですから、通貨への信頼や人気が増して取引量が多くなれば、それだけ価値も上がっていくのです。 しかし、取引量が多くなりすぎるとマイニングにも時間がかかり「取引の処理が遅い」「送金完了まで時間がかかる」ということになってしまいます。特に、海外送金について手数料が安く、スピーディーなのが仮想通貨のメリットであるにも関わらず、これでは本末転倒です。 そこで考えられる対策は、2つあります。 1. ブロックに書き込むデータを圧縮して容量を軽くする 1つは、ブロックに書き込むデータを圧縮して、容量を軽くすること。この方法ならば、それまでのビットコインとの互換性を保ったまま、バージョンアップすることができます。 2. ブロックの容量そのものを拡大する もう1つは、ブロックの容量そのものを拡大して、より多くのデータを書き込めるように作り変えること。これがハードフォークといわれる方法です。 ただし、ハードフォークを行うと、互換性を保つことができません。それまでひとつながりで続いてきたビットコインのブロックチェーンが枝分かれして、新たなチェーンとして存続していくことになります。 この2つの方法のどちらを採用すべきか見解が分かれ、後者の方法を選択して生まれたのが、ビットコインキャッシュなのです。ビットコインキャッシュは、ビットコインとたもとを分かつ方法を選びました。 ビットコインキャッシュ(BCH)の今後・将来性についてのまとめ いかがでしたか? ビットコインキャッシュの今後の動向と直近の動きを占うポイントが把握でき、今後の取引や購入に活かせるようになったかと思います。 最後にここまでの内容をまとめてみましょう。 ビットコインキャッシュの今後を左右する背景は次の5つ ビットコインキャッシュ決済ができる店舗やサービス増えて実用化が進むと、需要や知名度が上がるハードフォークを繰り返し、今より機能や使いやすさが向上する可能性がある海外でビットコインキャッシュを基軸通貨とする取引所が増加すれば取引人口が増えて価格が上がる国内の新規取引所に上場すれば注目度が上がり、需要が増える可能性があるAIの活用が進むことで予想が立てやすくなり、仮想通貨に興味を持つ人が増える可能性がある 2020年~2021年のビットコインキャッシュを占うポイントは次の3つ 2020年4月に半減期を迎えたので、今後の価格変動をチェックしておくビットコインキャッシュを始め、仮想通貨を取り巻く環境が変化しているので見逃さないようになるビットコインキャッシュの知名度をアップさせるニュースや動きがあれば、価格もチェックする この記事をもとに、今後のビットコインキャッシュの動きが把握できるようになり予想や取引に活用できることを願っています。

この記事は、当社専門役員の大塚雄介氏が執筆した記事になります。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がもたらした世界的なパンデミックは、あらゆる市場に大きな打撃を与えました。 ビットコインは、「デジタル・ゴールド」とも呼ばれている通り投資家からは安全性のある資産として認識され、リスクオフの局面では逃避先となることは容易に理解できたのですが、2月中旬からの株価の暴落は、金はもちろんビットコインまでもが影響を受けました。 本記事では、2月中旬の暴落開始からパンデミック宣言後の大暴落、そして5月12日に迎えた3回目の半減期までのビットコインの値動きを振り返ります。 Coincheckの無料登録はこちら 執筆大塚雄介 早稲田大学大学院修了。株式会社ネクスウェイ(元リクルート)を経て、レジュプレス株式会社に参画。2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更。現在は専門役員として、主に仮想通貨の啓蒙や業界トレンドの解説などの活動を担う。/ 運営元:コインチェック株式会社 目次 2020年2月中旬から世界の株式市場は荒れ始める 2020年2月から3月の市場全体の急落について ビットコインは金よりも早く回復 リスクオフからの脱却 2020年5月の3回目半減期後のビットコイン市場を注視 2020年2月中旬から世界の株式市場は荒れ始める 2月中旬から3月にかけて、新型コロナウイルス感染症拡大による実体経済への影響を恐れたリスクオフの動きによって、世界の市場は大荒れとなりました。 3月11日には世界保健機関(以下、WHO)がパンデミック(世界的大流行)を宣言し、ウイルスの脅威をより身近に感じることとなりました。 図表1-1:日経平均株価とNYダウ平均株価の推移 出典元:TradingView 図表1-2:日経平均株価とビットコインの価格推移 出典元:TradingView 2月から3月にかけて起きた、日・米それぞれの株式市場のこれまでにない急激な暴落は、ビットコインの価格にも影響を与えました。ビットコインは2月中旬には110万円を超えていましたが、3月には50万円台まで暴落。一見、株式とビットコインは相関性があるような動きを見せましたが、5月時点でビットコインは100万円近くまで回復しています(図表1-1、図表1-2)。 株式市場においても、4月に入り新型コロナウイルス感染症の治験薬開発に対する期待感の広がりや、経済活動の再開の見通しが立って期待感が出てきたことなどにより、楽観相場に変わりつつありました。しかし、日経平均株価は暴落した分の半分くらいの回復となっています。 これらの観測結果からビットコインの価格は、株式市場とは少し異なる要因で動いているかもしれません。そこで、2月からの約3カ月間をいくつかに分けて説明します。 2020年2月から3月の市場全体の急落について WHOがパンデミック宣言をした3月11日、トランプ米大統領がヨーロッパ諸国からの渡航を30日間停止することを発表しました(図表2-1)。世界経済の大動脈である米国・欧州間の移動制限により、グローバル経済に悪影響が生じる可能性が高まったのです。 図表2-1:トランプ大統領の欧州からの入国禁止措置に関するツイート 出典元:Twitter これによって市場心理に激震が走り、急激なリスクオフが起きました。株式、債券、原油だけでなく、安全資産の代表格である金までも価格が急落。為替市場では一時1ドル101円台前半まで円高が進みました(図表2-2)。 図表2-2:USD/JPY(2019年12月〜2020年5月までの推移) 出典元:TradingView そして、ビットコインの価格も急落。ビットコインは投資家から新たな安全資産となることを期待されていましたが、金と同様の値動きとなりました。 ビットコインは金よりも早く回復 金の価格は3月19日、S&P500は3月23日まで下落が続きましたが、ビットコインは3月12日に底を打ち、いち早く上昇傾向に転換しました(図表3-1)。 図表3-1:S&P500指数とビットコイン・金の価格推移 出典元:TradingView なぜ、ビットコインは金価格よりも回復に転じるのが早かったのか。この動きから、ビットコインが金や株式とは異なる資産として見られるようになってきているのではないかという仮説が立てられますす。 金の価格は一度下落したものの、4月にはパンデミック宣言がなされる3月11日以前よりも高値をつけました。ビットコインも急激な回復を見せています。これまで金融危機や戦争などが起こると、リスクが低い安定資産にお金が流れていました。 しかしながら今回は、実体経済に対する不安が蔓延したことで、金のような実物資産ではないビットコインにも注目が集まっています。 実際にGoogle Trendsによる調査では、ビットコイン底値の翌日3月13日にビットコインに関する検索ボリュームが一気に増えました。 「buy bitcoin」の検索ボリューム(すべての国) 出典元:Google Trends 「bitcoin price」の検索ボリューム(すべての国) 出典元:Google Trends また、4月にはコインベース(Coinbase)のCEOであるブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏が、1200ドル相当の暗号資産の購入や入金が急増した様子をツイートしました(図表3-2)。さらに、アメリカのバイナンス(Binance US)でも同じような動きが見られたようです。 図表3-2:コインベースCEOのブライアン・アームストロング氏のツイート 出典元:Twitter 4月中旬から新型コロナウイルス感染拡大における経済対策の一環としてアメリカでは1,200ドル(約13万円)の現金支給がスタートしていますが、その支給額の一部が暗号資産取引所に入金されたのではないでしょうか。 これらの背景を踏まえ、ビットコインは第二の金として注目を浴び始めたのかもしれません。 リスクオフからの脱却 4月は、新型コロナウイルス感染症の治験薬開発に対する期待感が広がり、株式市場も上昇をはじめました。しかし、4月29日頃からS&P500指数と金価格の上昇は低調になります。一方、ビットコインは上昇傾向を維持しています(図表4-1)。これは、5月12日前後に控える半減期に向けて価格上昇を維持しているものと思われます。 図表4-1:S&P500指数とビットコイン・金の価格推移 出典元:TradingView 半減期とは、ビットコインなど暗号資産の「マイニング」というブロックを生成する作業成功に支払われる報酬(新しく発行されたコイン)の量が半分になるタイミングです。暗号資産の価値も、法定通貨同様に市場の需要と供給で決まります。そのため、インフレや価値の希薄化を防ぐため、半減期によって新規発行される暗号資産の量を調整しています。 【2020年6月更新】ビットコインの半減期とは?仕組みや影響を解説 Coincheck 仮想通貨のマイニングとは?仕組みと実践方法について解説 Coincheck ビットコインでは、ブロック数が210,000に到達するごとにマイニング報酬が半分になる半減期が起こります。ビットコインの半減期は、4年に1回程度のペースで行われてきました。2009年のマイニング報酬は50BTCでしたが、2012年に1回目、2016年に2回目の半減期が到来、2020年の3回目の半減期では、6.25BTCになりました。 図表4-2:これまでのビットコインの半減期とマイニング報酬の変化 今回の半減期について、キーワードがGoogleでどれくらい検索されているかを調べることができるツール「Googleトレンド」で確認したところ、日本でも「ビットコイン 半減期」の検索量は、2020年に入り徐々に増加傾向になり、3月下旬から急増しています。 図表4-3:過去1年間の「ビットコイン 半減期」の検索量推移 出典元:Googleトレンド 2020年5月の3回目半減期後のビットコイン市場を注視 2016年7月9日の半減期では、ビットコイン価格は1カ月前から急上昇を始め、一時8万円台まで上昇しましたが、7月を迎える前に6万円台に反落、半減期を迎えた後には5万円台まで下落しました(図表5)。 図表5:2016年のビットコインの価格推移 2012年11月28日の半減期では、半減期の1カ月後に急上昇が起きました。3回目の半減期である5月12日のあと、ビットコイン市場がどう動いていくのか、今後の動きに注目しておくと良いでしょう。

「仮想通貨の出来高って何?」 「出来高を確認して何が分かるの?」 「出来高から価格の予測はできるの?」 など、あなたは今、仮想通貨の出来高について詳しく知りたいと考えていませんか? 仮想通貨の出来高とは、一定の期間において取引が成立した金額の累計を指し、基本的には下記のようにチャートの1番下に表示されるものです。 出典元:coincheckリアルタイムチャート 仮想通貨の出来高が大きい時は、投資家などがオーダーを活発に出し、取引が次々に成立しているということです。 一方で、仮想通貨の出来高が小さい時には、売り手と買い手が少なく、あまり取引が成立していないということを意味しています。 また、仮想通貨の出来高は取引量だけでなく、その増減からも多くのことが分かります。 さらに、ローソク足などの指標とあわせて分析することで価格予測にも役立たせることができるのです。 つまり、出来高からは単純な取引量だけでなく、投資家の心理や価格トレンドなど色々なことが分かるのです。 そこで、本記事では、 仮想通貨の出来高とは? 仮想通貨の出来高の増減から分かること 出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法 仮想通貨の出来高ランキングを確認する方法 について詳しく紹介していきます。 「チャート分析って難しそう、理解できるかな?」といった不安を持つ方にも、簡単に理解してもらえるよう分かりやすく解説しています。 本記事を読むことで、仮想通貨の出来高について詳しく理解し、出来高を活用して価格予測や分析ができるようになるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨の出来高とは?仮想通貨の取引量のこと 仮想通貨の出来高が増えた時には何が起こっているのか? 仮想通貨の取引が活発になっている 仮想通貨の売買が成立しやすい 価格の大幅な上昇か下落が見込まれる 仮想通貨の出来高が減った時には何が起こっているのか? 仮想通貨の取引が活発ではない 仮想通貨の売買が成立しにくい 価格が停滞してしまう可能性がある ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある 取引所の出来高は仮想通貨全体の出来高ではない点に注意 出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法 価格のトレンドと出来高から今後の価格を予測する方法 ローソク足と出来高から価格を予測する方法 仮想通貨の「出来高ランキング」を確認する方法 まとめ 仮想通貨の出来高とは?仮想通貨の取引量のこと 冒頭でも述べた通り、仮想通貨の出来高とは、一定の期間において取引が成立した金額の累計を指します。仮想通貨が活発に売買されていれば出来高は増え、売買が活発でなければ出来高は減ります。 チャート上では、Coincheckで提供している下記チャートのように表示されていることが多いので、1度確認してみてくださいね。Coincheckのサイトにおいては、チャート一覧のページから確認できます。 出典元:coincheckリアルタイムチャート どれくらいの期間の取引量かというのは、1週間や1ヶ月表示などチャートの表示方法によって変わり、上記は1日ごとの取引量を表示しています。 英語では「Volume」と表記されていて、海外取引所のチャートでも出来高を確認することが可能です。 仮想通貨の出来高が増えた時には何が起こっているのか? 仮想通貨の出来高とは、取引が成立した金額の累計を指しますが、具体的に出来高からは何が分かるのでしょうか。 仮想通貨のチャートにおいて出来高が増加した時には、下記3点のことが分かります。 仮想通貨の取引が活発になっている 仮想通貨の売買が成立しやすい 価格の大幅な上昇か下落が見込まれる 詳しく解説していきます。 仮想通貨の取引が活発になっている 仮想通貨の出来高が増えているということは、取引が活発になっていることを意味します。 特に出来高が急増している場合には、投資家の注目や人気が集まり、取引が過熱している状況であることが分かります。 仮想通貨の売買が成立しやすい 仮想通貨の出来高が増えるということは、仮想通貨の売買が活発に行われていることを意味するため、仮想通貨の取引が成立しやすくなります。 仮想通貨の取引を行いたい時には、出来高が増えた際を狙えば、すぐに取引が成立するでしょう。 価格の大幅な上昇か下落が見込まれる 仮想通貨の出来高が増えた時には、価格の大幅な上昇もしくは下落につながる可能性があります。 なぜなら、取引量が増えている際には、価格に影響を与える何らかの理由が発生したために、投資家の大量の買い注文や売り注文が殺到していることが予測されるからです。 例えば、ある仮想通貨に対して悪い噂が流れて、投資家が一気に売り注文を行えば、出来高は増えて価格は急落していきます。 一方で、買い注文が集まって出来高が増えているのであれば、価格は上昇していきます。 出来高が急増していても、仮想通貨の取引における「買いたい人」と「売りたい人」のどちらが優勢なのかは出来高だけでは判断できないため「仮想通貨の出来高の増加=価格上昇」とは単純には言えません。 しかし、仮想通貨の出来高が増えている時には、価格の大きな転換期がやってくる可能性があるということは分かります。 仮想通貨の出来高が減った時には何が起こっているのか? 仮想通貨の出来高が増えた時については解説しましたが、出来高が減るとどうなるのか気になる人もいるでしょう。具体的には下記4点で、増える時に起こることとは逆のことが起きています。 仮想通貨の取引が活発ではない 仮想通貨の売買が成立しにくい 価格が停滞してしまう可能性がある ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある ひとつひとつ詳しく解説していきます。 仮想通貨の取引が活発ではない 仮想通貨の出来高が減っている時には、取引が活発ではないということが分かります。 売り注文も買い注文もあまり入っていないことが多く、仮想通貨市場の中ではあまり注目されていない通貨と言えます。 もしくは、売り注文か買い注文どちらかは多い状態で、どちらかが極端に少ない場合にも、取引は成立しないので出来高は減ります。 仮想通貨の売買が成立しにくい 仮想通貨の出来高が減っている時には、「買い手」も「売り手」も少ないか、どちらかが極端に少ないことが考えられるため、売買が成立しにくいです。 例えば、仮想通貨の売り注文を行っても、買いたい人が多くないためにすぐに売買が成立しない可能性があります。 そのため、仮想通貨の出来高が減っている時には、注文を入れても成立するまでには時間がかかるかもしれない、ということを押さえておきましょう。 価格が停滞してしまう可能性がある 仮想通貨の価格は、「買いたい人」と「売りたい人」の取引レートによって決まるため、出来高が増加していて売買が活発な時には価格は動きやすいです。 一方で、出来高が少なく取引自体が少ない場合には、価格は動きにくく停滞してしまう可能性があります。 ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある 仮想通貨を「買いたい人」や「売りたい人」が少ない状況では、ひとりの投資家が大量の売り注文をしただけで、価格が大きく下落する可能性があります。 出来高が増加している時には、多くの投資家が活発に取引をしているので、ひとりの投資家の注文が価格に大きな影響を及ぼすことはあまりないでしょう。 しかし、取引量が減少している時には、取引をしている人が少ないため、ひとりの取引が価格に大きな影響を与えてしまうリスクがあるのです。 取引所の出来高は仮想通貨全体の出来高ではない点に注意 仮想通貨の出来高について注意しておかなければならないこととして、取引所のチャートで見る出来高は仮想通貨全体の出来高でないことがあげられます。 具体的には、コインチェックのチャートにおける出来高は、コインチェック内での取引量を表しているということです。 仮想通貨全体の取引量を示している訳ではないことに注意してください。 もし、日本国内の出来高をチェックしたい場合には、主な仮想通貨に関しては日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の統計情報で、月次の出来高を確認することができます。 全世界における仮想通貨の出来高をチェックするにはCoinMarketCapがおすすめです。 仮想通貨の価格の予測など分析のために出来高を利用する場合には、取引所ごとの出来高よりも、日本国内の出来高や世界の仮想通貨市場の出来高をチェックする方が傾向などが見えてきやすいでしょう。 一方で、仮想通貨の売買のために出来高を参考にするのであれば、取引所における出来高を参考にする方が、成立のしやすさなどが事前に分かります。 このように目的などに合わせて、チャートを使い分けるようにしましょう。 ただ、どのように出来高を算出しているかについては取引所によって異なるため、どれくらいの信憑性があるのかも含め、注意書きなどをよく読んだ上で活用するようにしてくださいね。 出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法 出来高が増えた時、減った時、仮想通貨市場では何が起こっているのかについてはすでに解説しましたが、「出来高をチェックすることで価格予測って可能なの?」と、出来高から価格予測をする方法について知りたいという人も多いでしょう。 そこで、本章では、出来高とその他の指標を組み合わせて価格予測をする2つの方法について紹介していきます。 価格のトレンドと出来高から予測 ローソク足と出来高から予測 ただし、未来の価格の確実な予測は不可能であるため、「あくまで傾向であって絶対ではない」ということを理解した上で活用するようにしてくださいね。 価格のトレンドと出来高から今後の価格を予測する方法 価格の上昇下落トレンドと出来高から、今後の価格の予測をしてみましょう。 具体的には下記のような傾向が分かります。 上昇トレンドの時に出来高増加=価格は上がる可能性が高い 価格が上昇している際に出来高が増加している場合には、価格が上がっていく可能性が高いと言われています。 なぜなら、今後も価格が上昇すると判断した投資家たちの買い注文が増えて取引量が増えていると推測できるからです。 ただし、相場の過熱が続いていて価格の天井付近に到達しそうな場合には、利益確定のための売り注文が殺到して出来高が増えていることもあります。その場合には、価格が下落してくることもあるので注意しましょう。 上昇トレンドの時に出来高減少=価格は下がる可能性が高い 価格が上昇している際に出来高が減少している場合には、価格が下がる可能性が高いと言われています。 なぜなら価格が天井付近に近づいたと判断し、買い注文が入らなくなっていると推測できるからです。買い注文が入らなくなり売り注文が優勢になると、価格は下がっていきます。 下落トレンドの時に出来高増加=価格はさらに下がる可能性が高い 価格が下落している時に出来高が増加している場合には、価格がさらに下がっていく可能性が高いと言われています。 なぜなら、価格の下落は今後も続くと判断した投資家の売り注文が増えて出来高が増加していると予測できるからです。 ただし、価格が底を打ったと判断されれば、投資家の買い戻しにより出来高が増加し、価格が上昇していく場合もある為、注意しましょう。 下落トレンドの時に出来高減少=価格は停滞する可能性が高い 価格が下落している時に出来高が減少している場合には、価格は停滞する可能性が高いと言われています。 なぜなら、価格はある程度下げ止まったと判断され、投資家の売り注文が減って出来高が減少していると予測できるからです。 価格トレンドと出来高から、未来の価格予測をする方法を紹介しました。 上記はあくまで傾向で、絶対ではありません。そのため、その他のニュースや投資家の心理なども考えながら価格の動きを予測することをおすすめします。 ローソク足と出来高から価格を予測する方法 ローソク足とは、一定時間内における始値、高値、安値、終値の値動きを表示したものです。 ローソク足からは色々なことが分析できます。例えば、ローソク足の実体部分が長い場合は価格の値動きが大きいということです。 また、ヒゲが長く伸びているローソク足からは、一時的に大きく価格が動いたものの反発して価格が押し戻されたということが予測できます。 出典元:Coincheckリアルタイムチャート 具体的に言うと、例えば、長い下ヒゲがあるローソク足からは、一時的に価格が大きく下落したものの、反発して買い注文の勢いが強くなり価格が押し戻されたということが予測できます。 ローソク足と出来高から今後の価格の予測をしてみましょう。具体的には下記のような傾向があります。 ローソク足の上ヒゲが長く出来高増加=価格が下落していく可能性が高い ローソク足の上ヒゲが長い時は、一時的に買い注文の勢いが強くなったものの、売りの勢いに押し戻されてしまったことが推測できます。 さらに、出来高を確認してみて増加していれば、売りの勢いが強まっている可能性が考えられ、価格は下落していくことが予測されます。 取引が大量に成立しているにも関わらず、価格が売りに押され気味になってしまっているため、今後も価格は下落していくことが想定されるでしょう。 ローソク足の下ヒゲが長く出来高増加=価格は上昇していく可能性が高い 一方で、ローソク足の下ヒゲが長い時は、一時的に売り注文の勢いが強くなったものの、買いの勢いに押し戻されたと推測できます。 さらに、出来高を確認してみて増加していれば、買いの勢いが強まっている可能性が考えられ、価格は上昇していくことが予測されます。 ローソク足の上ヒゲや下ヒゲが長くても、出来高が少なく取引があまり成立していなければ、大きな価格トレンドの変更にはつながらないとされています。 そのため、ローソク足と出来高による価格予測においては、上下のヒゲが長く出来高が増加した時に、その他の情報とあわせて価格が転換していくかどうかを判断してみましょう。 ※価格トレンド、ローソク足と出来高を組み合わせた価格予測のポイントを紹介しましたが、ここまで紹介してきたことはあくまでひとつの傾向であって絶対ではないということに注意してください。未来の価格の確実な予測をすることは不可能なので、ここまで解説してきたようなサインがあっても傾向とは全く違う値動きをすることもあります。 そのため、いくつかの指標や仮想通貨に関するニュース、投資家の心理などを踏まえ、より正確な価格予測ができるよう努力と検証を続けることが大切です。 仮想通貨の「出来高ランキング」を確認する方法 出来高が他の仮想通貨と比べて多い銘柄があれば、取引が活発にされていて人気が高まっているということが推測できます。人気がある通貨だからこそ「売り手」と「買い手」の取引がすぐに成立して、出来高が増えていくのです。 仮想通貨の出来高ランキング上位の人気のある仮想通貨の中から、今後価格が上昇する仮想通貨を探して投資につなげたいという人もいるでしょう。 そんな時にチェックして欲しいのは、『CoinMarketCap』です。こちらをチェックしてもらえれば、仮想通貨の出来高ランキングを一覧で確認することができます。 『CoinMarketCap』で出来高ランキンングを確認する方法 出典元:CoinMarketCap 出来高ランキングが上位ということは価格が動きやすく将来有望な仮想通貨である可能性が高い傾向にありますが、必ずしも価格が上昇するわけではありません。 そのため、「5.価格予測に役立つ!出来高と他の指標によるチャートの分析ポイント」で解説したチャート分析などをあわせて行いつつ、投資判断は慎重に行うようにしてくださいね。 まとめ 本記事では、 仮想通貨の出来高とは? 仮想通貨の出来高の増減から分かること 出来高と他の指標から今後の価格を予測する方法 など、仮想通貨の出来高について詳しく紹介しました。 仮想通貨の出来高とは、一定の期間において取引が成立した金額の累計を指し、基本的には下記のようにチャートの1番下に表示されるものです。コインチェックのチャートにおける出来高は、コインチェック内での取引量を示しているなど、チャートごとに出来高の意味が変わることは注意しましょう。 出典元:Coinchekリアルタイムチャート また、出来高からは単純な取引量だけでなく、色々なことが分かります。 例えば、出来高の増加からは、 仮想通貨の取引が活発になっている 仮想通貨の売買が成立しやすい 仮想通貨の価格の大幅な上昇や下落が見込まれる ということが分かり、出来高の減少からは、 仮想通貨の取引が活発ではない 仮想通貨の売買が成立しにくい 価格が停滞してしまう可能性がある ひとりの取引が価格に大きな影響を与える可能性がある ということが分かります。 また、出来高は価格トレンドやローソク足のような指標とあわせて、価格予測を行うことも可能であり、本記事ではチャート分析の方法も詳しく解説しました。 ただし、未来の価格の確実な予測は不可能であるため、「あくまで傾向であって絶対ではない」ということを理解した上で活用するようにしてください。 本記事を読むことで、仮想通貨の出来高について詳しく理解し、出来高を活用して価格予測や分析をしてみましょう。

「仮想通貨は、もうオワコンでしょ!」…なんて声を聞いたことがあるかもしれません。 しかし結論からいえば、仮想通貨はオワコンとはいえないのが実情です。実際に多くの投資家たちが、「これからやってくるビッグチャンス」をつかむための仕込みを続けています。 詳しくは本文にて解説しますが、仮想通貨市場の急拡大が予測されるタイミングとして、以下の6つが挙げられます。 <急拡大が予測される6つのタイミング> ①仮想通貨ETFの承認 ② Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③ 仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況の変化 さらに長期的な視点に立てば、以下の3つの理由から、仮想通貨はオワコンではないことがわかります。 <仮想通貨はオワコンではない3つの理由> ① 市場規模から見て大きな伸びしろが残されている ②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する ③ 仮想通貨は数億人が使うようになる可能性が高い 「仮想通貨って、本当にオワコンなの?今から儲けられないかな?」と考えている方は、この記事をお読みいただくことで、「仮想通貨がオワコンとはいえない理由」「これから投資していく上で知っておきたい重要なポイント」がわかるようになります。 「仮想通貨はオワコン」と決めつけて手を引くよりも、正しい知識を身に付けて、投資を成功させられるようになりましょう。さっそく続きをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨はオワコンではない?未来が明るい3つの理由 理由①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている 理由②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する 理由③仮想通貨の未来は明るいと言われている (補足)著名人たちもポジティブな予想をしている 仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング ①仮想通貨ETFの承認 ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況 将来性のある銘柄を見極める3つのチェックポイント ①知名度はあるか? ②実用性はあるか? ③信頼度はあるか? 銘柄別の将来性が解説された記事のリスト まとめ 仮想通貨はオワコンではない?未来が明るい3つの理由 冒頭でも触れましたが、仮想通貨はオワコンどころか、大きなポテンシャルを秘めています。まずは、その理由からお話しましょう。 理由①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている 「仮想通貨が今後どれほど伸びる可能性があるのか?」を予測する方法のひとつが、仮想通貨に流入する可能性がある他の金融市場との比較です。 以下の図は、仮想通貨市場と他の金融市場の規模を比較したものです。仮想通貨の時価総額は2019年5月時点で約2,624億ドルです。 出典:クレディ・スイス、日経新聞、Global Charts 世界の総資産360兆ドル(2019年10月)、株式の時価総額86兆ドル(2019年12月)と比較すると、仮想通貨の市場規模はまだまだ小さな市場であることがわかります。 実際、仮想通貨の時価総額は、世界の株式時価総額のわずか0.3%しかありません。 仮に株式市場の3%が流入したなら、仮想通貨市場は一気に10倍になります。“何らかのきっかけ”さえあれば、20倍、30倍……と爆発的に急拡大しても不思議ではない状況なのです。 この“何らかのきっかけ”については、後ほど「2. 仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング」にて詳しく解説します。 理由②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する 「仮想通貨はオワコンなのでは?」と疑っている人は、2017年末の熱狂的なブームが過ぎ去った後、急降下した印象を強く持っているようです。 実際にGoogleトレンドで「仮想通貨」と検索された数の推移を見てみましょう。 確かに、2018年1月頃にピークを迎えた後に下降した後、現在までほぼ横ばいで推移しています。 しかし、ここから「仮想通貨は終わり」と結論づけるのは早計です。なぜなら、このグラフの形は、世の中に新しいモノが現れたとき特有の動きを示しているからです。 例えば、類似例として「FX」の検索数の推移を見てみましょう。 現在ではすっかり定着したFXですが、初期の頃には急上昇ブームからの急下降を経験しています。そして幾度となく上下を繰り返しながら、定着していきました。 仮想通貨には、FXよりも革新的で、人々の常識をはるかに越えたテクノロジーが使われています。定着するまでに、FX以上に激しい乱高下を繰り返すのは、自然の成り行きといえるでしょう。 投資に限ったことではありませんが、テクノロジーが革新的で素晴らしいものであるほど、その黎明期には混乱が起きやすくなります。 近年、世界中の人々が経験した革新的なテクノロジー「インターネット」も、そうでした。 人々の熱狂的なブーム、それを狙った犯罪者の登場、改善を試みる技術者、法整備に奔走する政治家…… 現代において「仮想通貨」が経験している動乱は、仮想通貨それ自体のポテンシャルを証明しているともいえるのです。 理由③仮想通貨の未来は明るいと言われている 仮想通貨の未来は明るいと言われています。 仮想通貨・ビットコインのニュースサイト「コインテレグラフジャパン」が紹介するYouTubeでは多くの著名人が仮想通貨の未来に関して前向きなコメントをしています。 関連動画一覧:コインテレグラフ チャンネル 仮想通貨とビットコインの未来 「明るい」の定義は様々ですが、長期的な視野で考えればビットコインは投資・投機以外の決済といった手段でも活用される可能性があります。 ですので、長い目線で仮想通貨の未来を期待しても良いでしょう。 (補足)著名人たちもポジティブな予想をしている 仮想通貨の世界でその言動が注目を集める著名人たちも、ポジティブな予想をしています。その一部をご紹介しましょう。 世界最大のビットコイン所有者といわれる兄弟 ウィンクルボス兄弟 「ビットコイン(BTC)の時価総額は、いずれ金の時価総額約7兆ドルをいずれ超えるだろう」(2019年) 仮想通貨専門調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズの代表 トム・リー 「ビットコイン(BTC)の最高値更新は2020年頃になる」(2019年4月) 「仮想通貨はオワコン」と諦める一般人がいる一方で、「まだまだこれから」「オワコンなわけがない」と捉える専門家は多いのです。 詳しくは こちらをご覧ください。 仮想通貨の今後は明るいの?Coincheck共同創業者や著名人が解説【2020年最新】 Coincheck 仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング 仮想通貨市場の拡大が予測される6つのタイミングを解説します。 <急拡大が予測される6つのタイミング> ①仮想通貨ETFの承認 ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況の変化 ①仮想通貨ETFの承認 まず「仮想通貨ETFの承認」が大きなタイミングとなります。 ETFとは「上場投資信託」のこと。「仮想通貨ETF=上場投資信託の仮想通貨」という意味になります。 「投資信託」には、“上場されているもの・されていないもの”の2通りがありますが、ETFは上場されている投資信託を指す言葉です。上場されていると、株式のように市場の動きに合わせて購入できるのがポイントです。 現在、米国ではビットコインETFが承認されますが、日本では2020年4月時点で不可となっております。 ただし、今後国内の政治家の体制が変わるなど大きな変化があれば日本でもビットコインETFが承認されるかもしれません。 「ビットコインETF」にアンテナを張って、情報収集しておきましょう。 ビットコインETFとは?影響や承認の審査状況をわかりやすく解説 Coincheck ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 次に、Facebook独自の仮想通貨であるのリブラ(Libra)発行のタイミングも重要です。 Facebookは、世界中に20億以上のユーザーを抱えています。この巨大なユーザーたちにリブラが普及すれば、仮想通貨市場は急激に拡大するでしょう。 Facebookは「銀行口座を持たない世界17億人の人々に金融サービスを提供する」というビジョンを語っています。 最初の計画では2020年6月にローンチ予定でしたが、現在は米規制庁局の認可を待って延期されています。今後、いつローンチするのかは不透明ですが、注視しておくべきポイントです。 なお、2020年4月時点でfacebookがリブラの新たな計画書を公開しているので常に最新情報をキャッチしておきましょう。 参考:フェイスブック、リブラの新たな計画書を公開 ③仮想通貨に関する法改正 仮想通貨に関する法改正も、仮想通貨の動向を大きく左右します。特に、税制メリットとなる法改正があれば仮想通貨ブームの到来が予測されます。 今後の見通しとして考えられるのが、株などの金融商品と同じく「申告分離課税」が選べるようになることです。 現在は、仮想通貨への投資で得た利益にかかる所得税は「総合課税」で計算します。 一方「申告分離課税」とは、利益の所得税を他の所得とは分離して計算する制度。税率が一律です。 所得の総額にもよりますが、「申告分離課税」によって、利益にかかる税額が半分以下になる人もいるでしょう。 税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。 ④ICOの法整備 企業や事業プロジェクトの新たな資金調達の方法として、注目されているのがICO(イニシャル・コイン・オファリング、Initial Coin Offering)です。 各国でICOの法整備が整い利用者が増えれば、仮想通貨市場の拡大に結び付くことが予想されます。 ICOとは、簡単にいえば“IPO(株式公開)の仮想通貨版”。資金調達したい事業者が「トークン」と呼ばれるデジタル権利証を発行し、投資家がトークンを購入する仕組みです。 ICOは各国によって、状況が異なります。禁止している国、既存の規制のなかで対応している国、ICO専用の規制を構築する国…と、さまざまです。 順次、法整備が整っていけば、仮想通貨市場の拡大の後押しとなるでしょう。 ICOとは?初心者に解説する買い方とメリット・デメリット Coincheck ⑤スケーラビリティ問題の改善 仮想通貨は新しいテクノロジーです。発見された課題を改善しながら、ここまで進歩してきました。 そのなかで、知っておきたいのが「スケーラビリティ問題」です。スケーラビリティ(scalability)とは、利用者の増大に適応できる能力・度合いを意味する言葉。 仮想通貨におけるスケーラビリティ問題とは、簡単にいえば仮想通貨の取引量の増大に処理が追いつかない問題のことです。送金の遅れ、処理速度の低下などのマイナスな影響が出ます。 特にビットコインでは、この問題が深刻化しています。 今後、技術の進歩とともにスケーラビリティ問題が改善されれば、仮想通貨の実用性が増していくことが考えられます。 ⑥海外の政治的状況 仮想通貨をめぐっては、考え方が国によって、また政党・政治家によってさまざまです。政況の変化に伴い、仮想通貨に一気に追い風が吹く可能性があります。 大きな選挙のある年には、政権を取るのは仮想通貨にどんなスタンスを取る政党か、注意してみておく必要があります。 特に、世界に対して強い影響力を持つアメリカ、中国、ロシアの動きはチェックしておきましょう。 【2020年最新】中国の仮想通貨市場とこれまでの流れを解説 Coincheck 将来性のある銘柄を見極める3つのチェックポイント 仮想通貨市場の未来は明るいと考えられますが、当然のことながら仮想通貨の銘柄によっては衰退するものもあります。 投資する銘柄を選ぶときには、将来性のある銘柄かどうか見極めることが大切です。 本章では、将来性のある銘柄を見極める上で、特に重要な3つのチェックポイントをご紹介します。 ①知名度はあるか? まず「知名度」をチェックしましょう。誰も知らないニッチな銘柄が、後で大化けする可能性もあります。ですが、それはハイリスク・ハイリターンな投資法。 基本的には、ある程度の知名度がある銘柄を選ぶとリスクを軽減できます。特に初心者のうちは、知名度のある銘柄を選ぶように意識しましょう。 その知名度を見極める基準の一つとして各通貨の時価総額を参考にすると良いでしょう。時価総額分の資金がそのコインに流入していることを示します。coinmarketcapというサイトの『Market Cap』が時価総額になるので参考にしてみましょう。 ②実用性はあるか? 次にチェックしたいのが「実用性」です。 仮想通貨を購入しても、使い勝手が悪ければ普及しません。逆に、実用性が高くて生活のさまざまなシーンで使いやすければ、支持を集める可能性が高くなります。 決済や送金の手段として使えるかどうかはもちろんのこと、その処理速度や手数料の安さも実用性を見る上で確認しておきたいポイントです。 仮想通貨の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説 Coincheck ③信頼度はあるか? 仮想通貨のなかには「詐欺コイン」と呼ばれる危険なコインもあります。詐欺の被害に遭わないためには、信頼度の高いコインを選ぶ必要があります。 具体的には、以下の特徴があれば「信頼度が低い」「詐欺コインのリスクがある」と判断する目安になります。 仮想通貨の取引所から購入できない 最低購入金額が高い 価格保証や買取保証がある セミナーで勧誘される 代理店から買わされる 有名人の名前を使って宣伝している 詳しくは「仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方」をご覧ください。 仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方 Coincheck 銘柄別の将来性が解説された記事のリスト 最後に、銘柄別に将来性がわかる記事のリストをご紹介します。「この銘柄に投資して大丈夫かな?」と気になったときには、チェックしてみてください。 ▼ ビットコイン ビットコイン(BTC)の今後は明るいの?2020年以降の予想と将来性を解説 Coincheck ▼ リップル リップル(XRP)の今後はどうなる?将来性について紹介 Coincheck ▼ ネム ネム(NEM)の今後は?将来性を左右するカタパルトも解説 Coincheck ▼イーサリアムクラシック イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の今後の将来性は?将来的に儲かる? Coincheck ▼ モナコイン モナコイン(Monacoin/MONA)の今後は期待できる?将来性はある?特徴から解説 Coincheck ▼ ライトコイン ライトコイン(Litecoin/LTC)は儲かる?今後の将来性も解説 Coincheck ▼ ステラルーメン 仮想通貨ステラルーメン(XLM)の今後は?将来性を予想する3つのポイント Coincheck ▼ ファクトム ファクトム(Factom/FCT)の今後の将来性や特徴は?儲かる? Coincheck ▼ リスク 仮想通貨リスク(Lisk/LSK)の今後の将来性と特徴 Coincheck ▼ クアンタム クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点 Coincheck まとめ 仮想通貨は、表面的な部分だけ捉えていると、オワコンと感じられるかもしれません。しかし、仮想通貨の本質は、現在進行形で進化を続けるテクノロジーです。 黎明期にあるため課題が多くあるのは確かで、そのためにマイナス面ばかりクローズアップされがちです。しかし、私たちは、新たなテクノロジーが普及していく過程を目撃しているのです。 本文中では、仮想通貨がオワコンではない理由を解説しました。 <仮想通貨はオワコンではない3つの理由> ①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている ②仮想通貨は数億人が使うようになる可能性が高い ③オワコンといわれるのは熱狂的なブームが去っただけ 今後、以下のポイントが、仮想通貨の大きな転換点となるでしょう。 <急拡大が予測される6つのタイミング> ①仮想通貨ETFの承認 ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況の変化 将来性のある仮想通貨の銘柄を見極めるためには、以下の3つのポイントをチェックしてください。 <将来性ある銘柄を見極めるポイント> ①知名度はあるか? ②実用性はあるか? ③信頼度はあるか? これから訪れるであろう仮想通貨時代を有利に生き抜くために、いま仮想通貨に投資しておくことは、決して悪い選択肢ではないでしょう。 目先の市場に一喜一憂するのではなく、もう少し先の未来を見据えて、判断してみてください。未来の自分は、「あのとき、仮想通貨を諦めずに仕込んでおいて良かった!」と思っているかもしれません。

イーサリアムが登場してから現在まで(2021年1月5日現在)の価格は、以下のグラフのように推移しています。2018年1月には1ETH=15万円台まで急騰しピークを迎えましたが、2019年から2020年7月までは1万円~3万円台を推移。2020年11月半ば頃から上昇トレンドに乗り、2021年1月4日には一時11万円を突破しました。 出典:Coin Gecko イーサリアム(ETH)の価格は今後どう動いていくのか。それを知るためには、過去のイーサリアムの価格推移を知ることがとても重要です。 どのタイミングで価格が高騰したのか、逆にいつ価格が急落したのか、そしてその原因は何だったのか。それらを紐解いていくと、共通した原因が見えてきます。 2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】 2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】 2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】 2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】 2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】 2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】 2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】 2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】 過去に価格が急騰したケースでは、以下のような共通点が見られます。 イーサリアムのアップデートが実装された イーサリアムの実用性や将来性につながる大きなニュースがあった 逆に価格が下がった場面では、大規模なイーサリアム盗難事件が発生するなど、イーサリアムの不安材料につながるニュースが多く見られます。 つまり、今後イーサリアムの価格が上がる可能性が高い局面は、このような場面ということになります。 大型アップデートの前後 EEAによる実用化など、将来性につながる好材料が出てきたとき こうした場面を見逃さずにチェックするための方法も、この記事の後半で説明します。イーサリアムの価格推移を逃さずチャンスを掴みたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。 Coincheckの無料登録はこちら 執筆Coicheck Column編集部 Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社 目次 【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移 2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】 2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】 2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】 2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】 2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】 2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】】 2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】 2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】 2020年3月:新型コロナウイルスの影響により下落【2.5万円→1.1万円】 2020年7〜11月:DeFi(分散型金融)&暗号資産ブームにより高騰【2.5万円→4.6万円】 2020年12月〜2021年1月:イーサリアム2.0「フェーズ0」運用開始&暗号資産ブームにより急騰【6万円→11万円】 過去の価格推移から分かる上昇と下降の特徴まとめ 価格が上昇した要因・イベント 価格が下降した要因・イベント 【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移 アップデート後に上昇する可能性が高い EEAによる実用化が進めば上昇する可能性が高い 価格変動の兆候を見逃さずに対処する方法 重要なニュースを見逃さずに情報収集する 価格アラートを登録しておく Coincheckアプリのプッシュ通知 イーサリアムの今後に関するQ&A Q:最終アップデート「セレニティ(イーサリアム2.0)」はいつ? Q:イーサリアム(ETH)の価格は今後いくらまで上がる? Q:イーサリアムETFは承認される? イーサリアムの今後の展望 【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移 出典:Coin Gecko 2014年にイーサリアム(ETH)が誕生してから現在(2021年1月時点)までの価格は、上のグラフのような推移をしています。 大きく上昇した局面もあれば、急落した時期もあることがわかりますね。 この章では、大きく価格が変動した局面を切り取って、そのタイミングで何が起こったのか原因も合わせて解説します。 過去の上昇、下降の要因を理解することで、よりイーサリアムの今後が見えてくるでしょう。 2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】 イーサリアムが誕生したのは、2013年11月のことです。当時19歳だったヴィタリック・ブテリンという少年が考案しました。イーサリアム誕生から2016年2月初旬までは1ETH=500円以下の水準で価格が推移していましたが、2016年2月頃から価格が大きく上昇しました。 出典:Coin Gecko 価格が大きく上昇した原因としては、大規模なアップデートが関係していると考えられます。2016年3月15日には、イーサリアムの2回目のアップデートである「ホームステッド」の実施がありました。まさにこの3月15日、イーサリアムは登場以来最高値の1ETH=1,696円を突破しました。 2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】 出典:Coin Gecko 「ホームステッド」実施後に一度価格は落ち着き、1ETH=1,000円水準まで戻りますが、再び価格は急騰に転じました。その理由としては、「The DAO」という大規模なプロジェクトのICOでイーサリアムが活用されたからと考えられます。ピークとなった2016年6月16日には、1ETH=2,148円にまで上昇しました。 しかし、The DAOのシステムの脆弱性を突いたイーサリアム盗難事件が起こり、価格は再度1ETH=1,000円前後まで急落しました。イーサリアムのブロックチェーン自体には問題はありませんでしたが、多くの投資家がイーサリアムのセキュリティーを問題視しました。このことをきっかけに、イーサリアムは分裂し、イーサリアムとイーサリアム・クラシックに分かれることになりました。 イーサリアム(Ethereum/ETH)とイーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の違いと基本的な特徴 Coincheck 2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】 出典:Coin Gecko The DAO事件の後は1ETH=1,000円前後を推移していましたが、2017年2月頃からまた価格が上昇し始めました。これは、2017年2月にEEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)が発足し、イーサリアムを企業がビジネスで活用する運気が高まったことが原因です。実用性のある通貨だという見方が広がり、将来性への期待感が高まりました。価格は上昇し続け、2017年5月下旬には初めて1ETH=5,000円台を突破しました。 その後もイーサリアムの価格は順調に伸び続け、2017年6月中旬には1EH=4万円台まで高騰しました。 2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】 出典:Coin Gecko EEA発足後から順調に伸びていたイーサリアムの価格ですが、2017年6月中旬を過ぎた頃、価格が反落していきます。この原因としては、イーサリアムの利用が一気に増加したため、取引処理が遅れる障害が発生したためと考えられます。 また、2017年7月には、有名なウォレットサービスである「Parityウォレット」から約35億円分のイーサリアムが盗難される事件が発覚しました。この事件も価格が下落した一因と考えられています。 2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】 出典:Coin Gecko 2016年後半からはまたゆるやかに価格上昇の推移を見せていたイーサリアム。それでも1ETH=5万円台が最高でしたが、2017年10月以降、価格が一気に高騰します。2017年10月といえば、「メトロポリス」アップデートの第1段階である「ビザンチウム」が実装された月です。 また、その後も急騰が続いたもうひとつの理由として、2017年からイーサリアムを利用したICOプロジェクトが本格化したことが挙げられます。 ICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング)とは 資金調達をしたい企業やプロジェクトが、独自の仮想通貨(ICOトークンまたはコイン)を発行・販売することで資金を集める資金調達方法です。イーサリアム自体もICOの成功事例のひとつです。独自の仮想通貨を自前で用意するには多くの時間や費用がかかりますが、イーサリアムのスマートコントラクト機能を使えば低コストで独自のICOトークンを発行できるため、多くのICOにイーサリアムが利用されています。 多くのICOにイーサリアムが使われていること、スマートコントラクト機能の実用性が高いことからイーサリアムは高く評価され、価格の上昇につながったと考えられます。 価格の急騰はその後2018年1月まで続き、2018年1月初旬には1ETH=16万円台まで価格が上がりました。 2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】 出典:Coin Gecko 2018年1月に1ETH=16万円台まで高騰したイーサリアムですが、それ以降は下降トレンドが続いています。2018年は1月以降価格が下がり続け、2018年末には1ETH=1万円台まで下がりました。 盛り上がっていたイーサリアムが下降に転じた理由としては、2つ考えられます。ひとつはビットコインバブルの影響です。2018年に入ってからビットコインの価格が下落し、それに伴ってイーサリアムを含むアルトコインも軒並み価格が下がりました。 そしてもうひとつはICO規制問題です。2017年9月に中国がICOによる資金調達を全面禁止にし、他の国でもICOを規制する動きが見られました。イーサリアムはICOに利用されることが多いため、ICO禁止はイーサリアムの価値を下げる要因となりました。 【今後の予測付き】ビットコインバブルが起こった背景と崩壊の理由 Coincheck 2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】 出典:Coin Gecko 2019年に入ってから1ETH=1.5万円程度を推移していたイーサリアムですが、2月頃からじわじわと値を上げ始め、6月には1ETH=3.6万円台まで上昇しました。 2019年2月には、イーサリアムの「メトロポリス」アップデートの2段階目「コンスタンティノープル」が実装されました。実装後に価格が上がり始め、またこの頃からビットコインも上昇トレンドに乗ったため、仮想通貨の復活が期待され、価格が上昇したと考えられます。 2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】 出典:Coin Gecko 2019年12月8日に「メトロポリス」アップデートの3段階目「イスタンブール」、そして2020年1月2日に「ミューア・グレイシャー」のアップデートが実装されました。これをきっかけに価格は上昇トレンドとなり、1ETH=1万円台だった価格が3.6万円まで上がりました。 2020年3月:新型コロナウイルスの影響により下落【2.5万円→1.1万円】 出典:Coin Gecko 3月11日にWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的流行)の状態にある」と発表したことにより、市場全体に不安が蔓延。イーサリアムやビットコインをはじめとする、暗号資産全体の価格が急落しました。 2020年7〜11月:DeFi(分散型金融)&暗号資産ブームにより高騰【2.5万円→4.6万円】 出典:Coin Gecko コロナの影響により一時は価格が急落するものの、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などの人気に支えられ、7月後半から価格が急上昇。1ETH=約2.5万円から、8月上旬には一気に4万円台に突入します。 その後も市場全体が堅調に推移していき、2020年11月9日現在の価格は1ETH=約4.6万円まで値上がりしています。 2020年12月〜2021年1月:イーサリアム2.0「フェーズ0」運用開始&暗号資産ブームにより急騰【6万円→11万円】 出典:CoinGecko イーサリアムの最終アップデートである「セレニティ(イーサリアム2.0)」の運用が、2020年12月1日からスタートしました。 このニュースを受けて、2020年11月には4万円台だった価格は6万円台まで上昇。市場全体の上昇トレンドの影響もあり、2021年1月初旬には一気に11万円まで到達します。 イーサリアムの過去の価格推移から今後の上昇、下落を占うまとめ 価格が上昇した要因・イベント 今までのイーサリアム(ETH)の価格推移を振り返ってみると、価格が上昇した場面では以下のような特徴が見られます。 イーサリアムのアップデートが実装された イーサリアムのアップデートが実装された前後で、大きく価格が上昇しています。 2回目のアップデート「ホームステッド」では、1ETH500円→1,600円に高騰 3回目のアップデート「メトロポリス」内「ビザンチウム」では、1ETH=5万円→16万円台に高騰 「コンスタンティノープル」では、1ETH=1.5万円→3.6万円台に高騰 「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」では、1ETH=1万円台→3万円台に高騰 イーサリアムの実用性や将来性につながる大きなニュースがあった イーサリアムの実用性や将来性につながる大きな事柄が発表されたことをきっかけに、イーサリアムの価格が大きく上昇しました。 大規模プロジェクト「The DAO」のICOでイーサリアムが使われた→価格が2倍に急騰 EEA(イーサリアム企業連合)が発足→価格が1ETH1,000円台から5,000円台に急騰 価格が下降した要因・イベント 価格が大きく下降した局面にも特徴があります。 大規模なイーサリアム盗難事件が発生した 多額のイーサリアムが盗まれる事件が発生したことで、イーサリアムに対する不安が高まり、価格が急落する場面がありました。 ・The DAO事件では、価格が1ETH=2,100円→1,000円に急落 ・Parityウォレット盗難事件では、1ETH=4万円台→1.7万円台に下落 イーサリアムの実用性・将来性が不安視される材料が出てきた イーサリアムの実用性や将来性にとってマイナスなニュースが発表された局面では、価格は下降トレンドになっています。 中国でのICOが全面禁止となって以降、イーサリアムは下降トレンドへ 取引処理が遅れる障害発生で、価格が反落 【2020年最新】中国の仮想通貨市場とこれまでの流れを解説 Coincheck ビットコインのバブルに伴って下降トレンド 2018年に入ってからビットコインの価格は下降トレンドに転じ、1年間で8割も下落しました。これに伴い、イーサリアムの価格も下降の一途を辿りました。ビットコインの価格推移もイーサリアムに大きく影響すると考えられます。 【2021年最新版】イーサリアムの今後を占う過去の価格推移 過去のイーサリアムの価格推移を参考にすれば、今後の価格推移についてもある程度予想を立てることができます。 アップデート後に上昇する可能性が高い 今まで実施されたイーサリアムのアップデート前後では、イーサリアムの価格が上昇しています。 2回目の大型アップデート「ホームステッド」では、1ETH500円→1,600円に高騰 3回目の大型アップデート「メトロポリス」内「ビザンチウム」では、1ETH=5万円→16万円台に高騰 「コンスタンティノープル」では、1ETH=1.5万円→3.6万円台に高騰 「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」では、1ETH=1万円台→3万円台に高騰 つまり、今後のアップデート時にも、価格は上がる可能性が高いといえます。 2021年1月現在、イーサリアムは4回目の大型アップデートである「セレニティ(イーサリアム2.0)」まで完了しています。 最終段階である4回目の大型アップデート「セレニティ(イーサリアム2.0)」は、アップデートの内容が多岐にわたることから、4つのパートに分けて実施されることが発表されています。そして、その1段階目となる「フェーズ0」は、2020年12月1日にローンチされました。 セレニティ(イーサリアム2.0)の実施に対する期待からか、イーサリアムの価格は2020年12月初旬に6万円を超え、2021年1月4日には一時11万円を突破します。 イーサリアム公式サイト EEAによる実用化が進めば上昇する可能性が高い もうひとつ、価格上昇に寄与する可能性が高いのが、EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)の動向です。EEAとはイーサリアムを活用してビジネスを展開していくことを目指した組織のことで、マイクロソフトやトヨタ、JPモルガンなどの企業が参加しています。 この組織によりイーサリアムを活用したビジネスやサービスがたくさん生まれれば、さらにイーサリアムの利用価値が上がり、通貨の価値も上がると予想されます。 2019年12月には、EEAはデジタル資産とブロックチェーン技術の推進を目的とする世界有数の商業組織「チェンバー・オブ・デジタル・コマース(Chamber of Digital Commerce)」と戦略的パートナーシップを締結したことを発表。暗号資産業界を牽引する2つの組織の提携は、トークンエコノミーのさらなる発展につながると見られています。 EEAの動向を常にチェックし、イーサリアムやスマートコントラクト技術を活用したサービスの発表などをいち早くチェックすることが、イーサリアムの価格推移を逃さず対処する決め手となるでしょう。 価格変動の兆候を見逃さずに対処する方法 3章で説明したことをまとめると、以下の事象を逃さずに捉えることができれば、イーサリアム(ETH)価格上昇のタイミングを逃さず、適切に対処することができるでしょう。 大規模アップデート後に、価格が上昇する可能性が高い EEAによる実用化が進めば、価格が上昇する可能性が高い しかし、イーサリアムのアップデートのタイミングは遅れがちで、アップデート内のアップデートも追加で発表されることも多くなっています。常にアンテナを貼り、情報が入るようにしておく必要があります。 また、EEAの動向も、ニュースが発表された時点でいち早く情報を取り入れる必要があります。 そのためにおすすめしたい準備を、2点ご紹介します。 重要なニュースを見逃さずに情報収集する 出典:Googleアラート 「Googleアラート」というサービスを使えば、登録しておいたキーワードを含むコンテンツが新しく更新された時に、メールで通知を受け取ることができます。情報をいち早く入手できるので、重要な情報が入ったらすぐにイーサリアムを買い増すなどの行動に移すことができるでしょう。 例えば「イーサリアム 実装」「イーサリアム アップデート」「イーサリアム 導入」などのキーワードがおすすめです。 価格アラートを登録しておく Googleアラートと合わせて活用したいのが、仮想通貨取引所の「価格アラート機能」です。 例えば価格が上昇し始めたタイミングを知るために、「◎円を上回ったら通知」と設定しておけば、その条件を満たした場合にメールや電話でお知らせしてくれます。 価格が上がる材料がある時に価格上昇の兆しが見えたら買い増すなど、自分でルールを設定しておけば、価格推移にいち早く対処することができるでしょう。 Coincheckアプリのプッシュ通知 仮想通貨取引所であるCoincheckでは、アプリケーションにプッシュ通知機能が備え付けられています。 通貨ごとに通知ON・OFFの設定できるのでとても便利です。気になる通貨に大きな変動が起こるといち早く通知してくれるので、アプリを利用されている方はぜひ設定してみてくださいね。 【iOS/Android】通貨別プッシュ通知他、機能の追加を行いました! Coincheck イーサリアムの今後に関するQ&A イーサリアムの今後の展望や将来性に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q:最終アップデート「セレニティ(イーサリアム2.0)」はいつ? 2020年11月現在、イーサリアムのアップデートは3段階目の「メトロポリス」まで完了しています。4段階目のセレニティ(イーサリアム2.0)は、実装される機能が多くなることから、以下の4つのパートに分けて実施される予定です。 Q:イーサリアム(ETH)の価格は今後いくらまで上がる? これまでのイーサリアムの最高価格は、2018年1月に記録した「1ETH=約16万円」です。 2020年11月9日現在の価格は「1ETH=約4万6,000円」と、その時の価格と比べると3分の1以下にとどまっています。しかし、2020年1月の価格が「1ETH=約1万4,000円」だったことを考えると、わずか10か月ほどで3倍以上も価格が上がっていることになります。 他の金融商品と比べて、価格の変動幅(ボラティリティ)が大きいのが暗号資産の特徴です。現在の好調が今後も続いていけば、これまでの最高値を更新する可能性は十分あるでしょう。 Q:イーサリアムETFは承認される? イーサリアムがETFとして承認されれば、株と同じようにイーサリアムも証券会社を通じて売買できるようになります。その結果、新規の投資家たちから多額の資金が流入し、大きな価格上昇につながると考えられています。 ETF(上場投資信託)とは、一言で説明すると「証券取引所に上場している投資信託」のこと。投資信託とは、複数の投資家から資金を集めて、専門家が株式や債券などに投資し、その運用益を投資家に還元する金融商品のことで、「ファンド」とも言われています。 上場できるかどうかはSEC次第 ETFを市場に上場するには、金融当局の承認を得なくていけません。イーサリアムのETF承認申請は、2016年7月に初めてSEC(米国証券取引委員会)に提出されて以来、これまで何度か行われましたが、今のところ承認には至っていません。 これまで複数の承認申請が拒否されてきた理由には、「暗号資産市場は、価格操作が起こるリスクが高い」という、SECがもっとも問題視している点を解決できるような商品の提案を、投資会社ができなかったことに原因があります。 今後、SECが抱いている懸念を払拭できるような商品の提案ができれば、イーサリアムのETFが承認される可能性は高いと言えるでしょう。 イーサリアムの今後の展望まとめ イーサリアム(ETH)の価格推移について、過去のまとめと今後の予想について解説しました。 2017年に1ETH=16万円台まで高騰したイーサリアム。その後だいぶ水準は下がったものの、それでも日々上下を繰り返しながら推移しています。 価格上昇に備えるために大切なことは、 アップデートの時期を正確に把握すること イーサリアムの将来性につながる好材料のニュースをいち早く入手すること このふたつです。 今回の記事で紹介したように、GoogleアラートやCoincheckアプリのプッシュ通知を使い、早いタイミングで情報が自動的に手に入るようにしましょう。 動くタイミングを決めておくこと、そして誰よりも早く動くこと。その環境を整えておくことが大切です

「仮想通貨ってもう終わりなの?」 「仮想通貨を持っていてももう意味がないの?」 「仮想通貨の価値ってもう上がらないの?」 あなたは今、仮想通貨に関するネガティブな話を耳にして、仮想通貨の将来に不安を持っていませんか? 実際、下記のような理由から2018年には仮想通貨の価格が一気に暴落したこともあり、「仮想通貨はもう終わりなのではないか?」と考える人が増えています。 【暴落してしまった理由】 - 実態以上に価格が上昇しバブルが弾けた - 各国の仮想通貨への規制が強化された - 取引所へのセキュリティーの不安が高まった しかし、実は仮想通貨は終わりではなく、むしろ、今後伸びる可能性が高いといわれています。 中でもビットコインなど将来性が高いと噂されている仮想通貨を購入して来る価格上昇の時を待っている人も多くいるでしょう。 価格上昇する可能性が高いと言われているのは、下記5つの理由からです。 ビットコインの半減期が予測されているから 仮想通貨の実用化が進められているから 大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから 仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから(※日本以外) 著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから 今回は、「仮想通貨は終わり」と噂きっかけとなった暴落の理由から、今後伸びていくであろう仮想通貨とその理由について、詳しく説明していきます。 これを読めば、まだまだ「仮想通貨の今後は明るい」ことが分かるはずです。 また、2020年以降の仮想通貨の展望や価格上昇が期待されている具体的な通貨についてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。 Coincheckの無料登録はこちら 執筆Coicheck Column編集部 Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社 目次 1.「仮想通貨は終わり?」と言われる主な要因は2018年の暴落 2.2018年の仮想通貨暴落の3つの理由 2-1.実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 2-2.各国の仮想通貨への規制が強化されたから 2-3.取引所へのセキュリティーの不安が高まったから 3.仮想通貨は終わりではない?2020年以降価格上昇が予測される5つの要因 3-1.ビットコインの半減期が予測されているから 3-2.仮想通貨の実用化が進められているから 3-3.大手企業が参入してきているから 3-4.仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから 3-5.著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから 4.2020年以降価格上昇が期待されている仮想通貨一覧 5.2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性はあるのか? 6.まとめ 1.「仮想通貨は終わり?」と言われる主な要因は2018年の暴落 仮想通貨が終わりと言われるようになった大きな理由として、2017年にバブルを迎えた仮想通貨の価格が2018年に一気に暴落したことがあげられます。 出典:CoinMarketCap 例えば、ビットコインは2017年後半のバブル時には200万円以上(1BTC)の価格をつけ、多くの人が仮想通貨に注目していましたが、2018年には50万円(1BTC)を下回るくらいに急落しました。 アルトコインに関しても、例えばリップルはバブル期には400円(1XRP)の価格をつけていましたが、2018年には40円(1XRP)を下回り、アルトコインによってはほとんど価格がつかなくなってしまったものもありました。 そのため、仮想通貨に投資をした人の中には大きく損をした人も出てきてしまい、市場には絶望的な雰囲気が漂うようになり「仮想通貨は終わった」といった声が聞こえるようになってきてしまったのです。 ただ、2018年の仮想通貨の暴落は、通貨自体の価値に疑問があったことが理由ではなく、様々な要因が絡み合った上で、結果として価格が下がってしまっただけでした。 暴落の理由を理解すれば、「仮想通貨は終わり」と断言できないことが分かるはずです。 そこで、次章からは「仮想通貨は終わり」と言われる大きなきっかけとなった2018年の暴落について詳しく解説します。 現在(2020年3月)のところ、コロナウイルスなどの影響で再び価格が暴落してしまいました。こちらも仮想通貨自体の価値とは関係ない要因での暴落であって、一時的なものとの見方が強いです。ただ、今後の世界情勢などを慎重に見て価格の行方を判断していく必要はあります。 2.2018年の仮想通貨暴落の3つの理由 「仮想通貨は終わり」と言われるきっかけとなった2018年の主な暴落理由は、下記3つです。 実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 各国の仮想通貨への規制が強化されたから 取引所へのセキュリティーの不安が高まったから これを見ると、仮想通貨の技術自体に暴落の理由があったのではないことが理解でき、「仮想通貨は終わり」と言い切れないことが分かります。 2-1.実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 仮想通貨は将来性のある通貨と見られていますが、2017年のバブル期には、実用化が本格的にされていない段階で投機的に価格が上昇していました。 CMや広告によって知名度が一気にアップし、「億り人」などが出現する中、仮想通貨の実態を知らない人々が投機的に仮想通貨を買い求めているような状況だったのです。 そして、実態に見合うだけの価値がないままどこまでも価格が上昇していくのはやはり難しく、2018年にバブルが弾けて大暴落につながりました。 仮想通貨の価値が下がった後には多くの人が仮想通貨を手放したために、価格が上がりにくい状況が続いています。 【今後の予測付き】ビットコインバブルが起こった背景と崩壊の理由 Coincheck 2-2.各国の仮想通貨への規制が強化されたから 仮想通貨市場における流出や詐欺といった事件を受け、政府の仮想通貨への規制が厳しくなったことも暴落の理由とされています。 例えば、韓国では、仮想通貨に対する過剰な投資に危機感を抱き、2018年1月に政府から「国内取引所を全て閉鎖する」といった発言がありました。 さらに、中国やインドにおいても仮想通貨取引に対しては厳しい姿勢をみせていたため、「各国の法規制が仮想通貨の流通を阻害するのでは」との不安が広がり、価格暴落につながったのです。 現在では、上記のような国でも少しずつ仮想通貨取引が可能になってきています。 仮想通貨の規制とは?日本や中国などの海外の状況も解説 Coincheck 2-3.取引所へのセキュリティーの不安が高まったから 2017年の仮想通貨のバブル期以降、海外や国内で仮想通貨の流出事件が増えたことも価格暴落の理由のひとつです。 仮想通貨は、紙幣のような目に見える通貨とは異なり、デジタルデータとしてのみ存在している通貨であるため、ハッキング被害に合うことがあります。 特に2017年の仮想通貨のバブル期以降にはハッキング被害が相次いだために、取引所のセキュリティーへの不安が高まり、仮想通貨を手放す人が増えて価格暴落につながってしまいました。 現在、各取引所では流出事件を受けてセキュリティー強度をあげているため、ハッキング被害を受ける割合は少しずつ減少していると言われています。 以上のように、2018年の仮想通貨暴落の原因を確認すれば、取引所のセキュリティー問題や各国の法規制の強化など、仮想通貨の技術自体に対する不満が原因ではないことが分かるでしょう。 仮想通貨を盗難されないための対策とは? Coincheck 3.仮想通貨は終わりではない?2020年以降価格上昇が予測される5つの要因 仮想通貨は終わりではなく、実際は、2020年以降に仮想通貨の価格は上昇すると予測されています。それは、下記5つの要因があるからです。 ビットコインの半減期が予測されているから 仮想通貨の実用化が進められているから 大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから 仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから(※日本以外) 著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから ひとつひとつ詳しく解説していきます。 3-1.ビットコインの半減期が予測されているから 2020年にはビットコインの半減期を迎え、価格が上昇することが予測されています。 そして、ビットコイン以外の仮想通貨の価格はビットコインの価格に連動していることが多いので、仮想通貨全体の価格上昇が見込まれるのではと期待されているのです。 ビットコインの半減期とは、マイニングの報酬が半分になってしまうことです。 ビットコインはマイニングの報酬として新規通貨を発行しているため、「ビットコインの報酬が減る=新規発行枚数が減る」ということを意味しています。 そのため、「ビットコインの希少性が高まって、需要が供給を上回り価格が上昇していくのではないか?」と予測されているのです。 ビットコインの半減期について詳しく知りたい人は、下記リンクの記事をご参照ください。半減期の時期や半減期に向けて準備しておくことなどが分かります。 2020年5月予定のビットコインの半減期とは?仕組みや影響を解説 Coincheck 3-2.仮想通貨の実用化が進められているから 仮想通貨の本格的な実用化まではもう少し時間がかかりそうではありますが、実用化に向けての動きは着々と進められています。 そのため、実用化が進むことで仮想通貨の価値が上がり、価格にも反映されるのではないかと言われているのです。 代表的な通貨においては、実用化に向けた下記のような動きがあります。 ビットコイン:長期的にみてビットコイン支払い可能店舗が増えている。東京オリンピックに向けてビットコインが使える場所がさらに増えるのではないか、という意見もある。 イーサリアム:技術的な評価が高く、企業がイーサリアムを利用したシステムの構築など実用化に向けて着実に歩みを進めている。 リップル:リップルの実用化に向けて大手金融機関との協力体制が進められていて、送金サービスの主軸としての活躍が期待されている。 もちろん、実用化までには解決しなければならない問題は多くありますが、着実に本格的な実用化に向けて動いていることが分かります。 今後、日常生活で仮想通貨が多く使われるようになれば、知名度や価値が上がり、価格が上昇していくと予測されています。 仮想通貨の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説 Coincheck 3-3.大手企業が参入してきているから マネックスグループや楽天のような大手企業が仮想通貨市場に参入してきていることから、今後の仮想通貨の価格上昇が期待されます。 なぜなら、大手企業が参入することで、より良いサービスの提供や仮想通貨の知名度アップにつながり、仮想通貨へ投資する人が増えることが予測されるからです。 また、大手企業が仮想通貨の将来に期待しているという見方もできることからも、大手企業参入は価格上昇につながる理由と言われています。 3-4.仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから 現在日本では認められていませんが、今後、仮想通貨ETFが承認されて、機関投資家が参入してくることによって、仮想通貨の価格上昇につながるのではないかという期待が高まっています。 ETFとは「上場投資信託」のことを指し、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。 上場するためには厳しい審査が必須ですが、特にアメリカでは「ビットコインETF」の承認を申請する動きが活発になっています。 仮想通貨ETFが承認されれば、仮想通貨が金融商品と認められたということになり、信頼性が高まって多くの投資家の参入が期待されます。 さらに、株式と同じように投資することが可能になるために、機関投資家が参入しやすくなり、価格が上昇することが予測されています。 ただし、2020年3月現在では、仮想通貨ETFは認められていないため、今後の動向を注視していく必要があります。 仮想通貨ETFとは?国内の状況と上場が却下された理由とは? Coincheck 3-5.著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから 最後に、著名人たちのビットコインへのポジティブな見解も、「仮想通貨は今後価格上昇するのでは?」という期待を後押ししています。例えば、下記のような見解があります。 上記、仮想通貨の価格に関する予測は、あくまで著名人の発言というだけであって、確実に予測通りになるとは断言できません。 ただ、このようなビットコインへのポジティブな見方が多くあるために、2020年以降の仮想通貨の価格上昇への期待感は高まっているということを押さえておいてください。 4.2020年以降価格上昇が期待されている仮想通貨一覧 2020年以降は仮想通貨は全体的に価格上昇していくことが期待されていますが、仮想通貨の中でも特に将来性が期待されているものを紹介します。 仮想通貨自体の性能が評価されていてかつ、実用化も着々と進行しているものを選びました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 2020年以降に価格上昇が期待されている仮想通貨を厳選して紹介しましたが、必ずしも価格上昇するとは断言できないため、購入の際にはよく吟味することが大切です。 また上記以外にも将来性が期待されている仮想通貨は多くあるので、気になる仮想通貨があれば性能や開発団体などを慎重にチェックしてみてくださいね。 5.2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性はあるのか? 2020年以降の仮想通貨の明るい面について解説してきましたが、「2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性もあるのでは?」と不安に感じる人も多いでしょう。 確かに、今後、下記のようなことが起きれば、仮想通貨の価格は下落する可能性もあります。 世界的不況 仮想通貨の流出事件 各国の仮想通貨の規制強化 仮想通貨の技術的な問題発覚 市場規模が大きくないため、上記のようなニュースを受ければ、価格が大きく下落する可能性も高いです。 ただ、仮想通貨の革新的な技術への信頼から、価格が一時下落したとしても、長い目で見れば上昇トレンドに乗っていくだろうという予測が多いことも事実です。 どちらにしても、未来に何が起こるかの完璧な予測は不可能であって、価格予測を確実に行うことはできないため、慎重に情報を集めた上で投資判断を行うようにしてくださいね。 6.まとめ 2017年の仮想通貨のバブル期から2018年には一気に価格が暴落して、「仮想通貨は終わった」という意見が聞こえるようになってしまいました。 しかし、2018年の仮想通貨の暴落は下記のような仮想通貨の技術とは関係ないことが原因でした。 実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 各国の仮想通貨への規制が強化されたから 取引所へのセキュリティーの不安が高まったから 実際には、仮想通貨は終わりではなく、下記のような理由から2020年以降価格は上昇していくという意見が多いです。 ビットコインの半減期が予測されているから 仮想通貨の実用化が進められているから 大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから 国内で仮想通貨ETFの承認がされることがあれば、機関投資家参入が期待されるから 著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから ただ、確実に価格が上昇するかは誰にも分からず、下記のような出来事があれば価格下落の可能性もあります。 世界的不況 仮想通貨の流出事件 各国の仮想通貨の規制強化 仮想通貨の技術的な問題発覚 2020年以降の仮想通貨にはポジティブな意見が多くありますが、投資を行うのではあれば今後も慎重に情報を集めていく必要があるでしょう。

ユニークな特徴を持つ仮想通貨クアンタム(QTUM)。これまで、海外取引所でしか扱いがありませんでしたが、2020年3月からCoincheck(コインチェック )での取り扱いが始まりました。 この記事では、クアンタムの特徴のほか、購入方法について詳しく紹介していきます。 クアンタムの魅力について知り、取引に興味を持つきっかけになれば幸いです。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 クアンタムの特徴とは 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装 クアンタムの値動きと将来性は? 日本でも上場したクアンタム coincheckでクアンタムを購入する方法 アカウント登録 SMS認証(電話番号認証) 本人確認① アプリからのお申し込み 本人確認② Webからのお申し込み アプリを使えば、仮想通貨売買もラクラク クアンタムの購入はCoincheckで クアンタムの特徴とは クアンタムは、2016年生まれの比較的新しいコインです。「ビットコインとイーサリアムの良いとこ取りをした仮想通貨」とよくいわれますが、まさにそうした特徴を備えています。 開発計画が発表された当初から期待され、2017年には10億円を超える資金調達に成功しています。創業者であるパトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者を務め、フォーブス誌が選ぶ「30歳以下の若手起業家30組」にも選出されています。 注目度が高いクアンタムの特徴を紹介していきます。 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装 クアンタムは、取引に伴う残高管理の方法として、ビットコインと同じシステムである「UTXO」を採用しています。UTXOは、ブロックチェーン上の取引データによって、仮想通貨のウォレット(財布)の残高を管理する方法です。残高管理は、複雑な計算をしなくてはならないのですが、その分セキュリティが強固になるというメリットがあります。 さらにクアンタムは、イーサリアムで広く知られた自動契約機能「スマートコントラクト」を実装しています。スマートコントラクトとは、一言でいえば、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みを指します。スマートコントラクトでは、契約内容とその実行条件をあらかじめプログラミングしておけるのですが、非常に複雑な処理をしなくてはなりません。 残高管理および契約実行が複雑になると、仮想通貨がうまく機能しないおそれもあります。クアンタムは、これら二つを両立させることに成功しています。安全性の高さを確保しながら、スマートコントラクトを高速で処理することができるのです。 クアンタムの値動きと将来性は? クアンタムはビットコインとイーサリアムの長所を組み合わせ、短所を補ったコインです。つまり、「ビットコイン、イーサリアムと同じ性質を持つ」という見方もできます。そのため、仮想通貨市場では、価格の面でビットコインとイーサリアムの影響を受けてしまう傾向があります。 また、クアンタムは高い匿名性を担保し、スピーディーな取引を実現しています。さらに、スマートコントラクトの機能も備わっていることで、ビジネス向けに活用できる可能性があります。クアンタムは、国外では多くの取引所で上場を果たしており、今後も上場する取引所が増えていくはずなので、将来性が見込めるでしょう。 クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点 Coincheck 国内初!Coincheckに上場したクアンタム これまで、海外でしか売買できなかったクアンタムですが、2020年3月に日本で初めてCoincheckでの取り扱いが決定しました。国内大手取引所・販売所であるCoincheckなら、セキュリティやサポートの面でも安心してお取引していただけます。 国内での上場を果たしたことで、クアンタムはこれまで以上に注目を集めていくことでしょう。新たにクアンタムを買ってみる、あるいは手持ちを買い増すには、よい機会ではないでしょうか。 Coincheckでクアンタムを購入する方法 ここからは、Coincheckでクアンタムを購入する手順を紹介していきます。まだCoincheckのアカウントをお持ちではない方に向けて、新規アカウントの登録から口座開設までの流れを案内します。 取引用の資金を自分の口座に送金すれば、500円からクアンタムの売買を始めることができます。 アカウント登録 Coincheckで口座開設するには、アカウント登録を行うことになります。 仮想通貨取引所・販売所の口座開設ページでメールアドレスとパスワードを入力し、「アカウントを新規作成する」ボタンを押しましょう。すると、入力したメールアドレス宛に、Coincheckからメールが届きます。その文面に記されたURLからサイトに遷移すれば、アカウント登録の手続きが完了します。 Coincheckの無料登録はこちら SMS認証(電話番号認証) 次に本人確認として、携帯電話の認証確認を行う手続きに移ります。 Coincheckアカウントでログインし、「本人確認書類を提出する」と書かれた緑色のボタンを押したら、サイトに表示される欄に、アカウントを登録したご本人の携帯電話番号を入力します。 そして、「SMSを送信する」を押すと、携帯電話にショートメッセージ(SMS)が届き、6桁の「認証コード」が届きます。この認証コードを、Coincheckのサイト上の「送信された認証コード」に入力することで、SMS認証が完了となります。 本人確認方法① アプリからのお申し込み Coincheckでの本人確認は「iOS/Androidアプリからのお申し込み」と「Webからのお申し込み」の2種類があります。Webからのお申し込みは当社審査後、はがきの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは審査が完了すればすぐにご利用可能になります。 アプリの「かんたん本人確認」からのお申し込みでは、名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように入力し、本人確認書類をアップロードします。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。 STEP1 「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影します。パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影し、「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影しましょう。 STEP2顔と本人確認書類表面の撮影を行います。ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影します。画面の案内にしたがって、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしましょう。 STEP3 顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影します。撮影が終わると「現在確認中です」と表示されます。審査が完了して承認されると、すべての機能を利用できるようになります。 本人確認方法② Webからのお申し込み Webからも名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を入力し、本人確認書類のアップロードを行うことができます。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。 「IDセルフィー」を用意します。IDセルフィーとは、アップロードした本人確認書類を手に持って、自分の顔を自撮りした写真のことです。IDセルフィーもアップロードします。アップロードが終わると画面に「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。 住所確認としてCoincheckから入力した住所へ簡易書留ではがきが郵送されます。はがきの受け取りをCoincheckが確認すると、すべての機能が利用できるようになります。 本人確認を行わなくても、アカウントがあれば入金をして仮想通貨の購入・売買はできますが、日本円の出金・送金などができません。すべての機能を使用するために、本人確認手続きをしておくことをおすすめします。 また、Coincheckでは口座開設の手続きについて、下記のページでも詳しく解説しています。動画もありますので、ご参考ください。 仮想通貨の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ Coincheck アプリを使えば、仮想通貨売買もラクラク Coincheckではパソコンでの取引もできますが、アプリを使えばより手軽に売買できます。 Coincheckのアプリは見た目がシンプルでありながら、必要な機能はもれなく搭載。チャートの動きをチェックしながらコインのレートを確かめることが可能です。 スマートフォン(スマホ)の小さな画面に合わせて、ボタンの大きさや位置に配慮していますから、ストレスなく、スピーディーに操作していただくことができます。コインの購入と売却、日本円への交換と送金など、多くの操作を直感的に処理ができますから、ちょっとした空き時間にチャートをチェックし、手早く売買することもできます。 クアンタムの購入はCoincheckで クアンタムは優れた特長を持つ仮想通貨ですが、日本での扱いがなかったため、海外取引所で売買していた人も多かったようです。しかし、Coincheckで上場したことで、日本でもクアンタムの人気が高まることが期待できます。 Coincheckは日本の大手取引所・販売所であり、扱う仮想通貨も12種類と豊富。クアンタムについては2020年4月時点、日本で唯一取り扱いがある取引所です。この機会にぜひ、Coincheckでクアンタムを購入してみましょう。

ビットコイン(BTC)のバブル崩壊は、2017年11月頃から2018年1月にかけて起こりました。 出典:coinmarketcap 上記のチャートを見れば分かるように、2017年12月にビットコイン取引で史上最高価格である2,350,517円を一時記録。 しかし、2018年に入ると急落し、1月16日には2017年最高値の40%以下まで暴落してしまったのです。たった2ヶ月の間にどのようなことが起こったのか気になりますよね。 今年でビットコイン取引がスタートし11年となりますがまだまだ歴史が浅いからこそ今までの事例をしっかりと理解し、今後のビットコイン取引に活かしましょう。 そこでこの記事では 2017年にビットコインバブルが起こった背景 ビットコインのバブルが崩壊した理由 2020年にビットコインバブルは再来するのか!? というところまで詳しく解説をします。 「これからビットコインを始めたいから、ビットコインについて知りたい」 「ビットコインバブル崩壊の原因を知って、今後の分析に活かしたい」 という人は、ぜひこの記事をチェックしてビットコインのバブル崩壊時にはどのようなことが起こったのか把握してみてください。 そして、「今後のビットコインバブルは到来するのか!?」という予想にも役立ててみましょう。 【ビットコインの半減期については以下の記事をご覧ください】 2020年5月予定のビットコインの半減期とは?仕組みや影響を解説 Coincheck 目次 2017年のビットコイン(BTC)バブルとは?歴史から紐解くと分かりやすい ビットコイン(BTC)のバブルが起こった背景 ビットコインの分裂を期待した 仮想通貨が注目を集めていた年でもあった ビットコイン(BTC)のバブルが崩壊した2つの理由 理由①2017年12月に先物取引がスタートした 理由②中国と韓国が仮想通貨の取締強化に乗り出した 2020年に「ビットコイン(BTC)バブル」が再来する? 仮想通貨で決済ができるようになる 決済手数料無料、銀行や企業発行の仮想通貨が出始めている ビットコインバブルの歴史は今後に活かせる 2017年のビットコイン(BTC)バブルとは?歴史から紐解くと分かりやすい ビットコインのバブルとは、2017年11月ごろから2018年1月までに起きたビットコインの急激な高騰と暴落のことです。 下記のチャートを見ると分かるように2017年11頃から価格が高騰し、12月にはビットコイン取引で史上最高価格である2,350,517円を一時記録。 出典:coinmarketcap しかし、2018年に入ると急落し1月16日には、2017年最高値の40%以下まで暴落しています。 2009年1月に初めてビットコインでの取引が行われてから現在までの下記の年表を見ても分かるように、2017年と2018年は激しい価格変動があったことが一目瞭然です。 参考:coinmarketcap なぜ、このような急激な高騰と暴落が2ヶ月の間で起こったのか、次の章から詳しく説明します。 ビットコイン(BTC)のバブルが起こった背景 ビットコインバブルが起こった背景としてさまざまな憶測がされています。ここではとくに大きな要因となった ①ビットコインの分裂を期待し買い手が増えた ②2017年は仮想通貨を扱うベースが整った という2点について詳しくご紹介します。 ビットコインの分裂を期待した ビットコインの分裂とはビットコインの根幹となっているブロックチェーンの仕様変更をするときに「今までの通貨」と「新しい通貨」に分かれることです。 2017年8月にビットコインの機能改善を目的として、意図的なビットコインの分裂が引き起こされました。 実はこのときに、額にバラつきがあるものの資産が増えるという事態が実際に起こっていたようです。 「資産が増えた」という声は一気に広がり、次のビットコインの分裂が注目されるように。 そこで「次は11月にビットコインの分裂が起こる」と予想されていたため、11月に買い手が集中し価格が高騰したのです。 では、ビットコインの分裂により資産が増えるとはどのようなことなのでしょうか? ビットコインが分裂すると下記の図のように、2つの通貨が生まれます。分裂した新しい通貨の価値はそのときにより大きく異なります。 2017年8月に分裂をしたときには、新しい通貨として「ビットコインキャッシュ」が誕生しました。ビットコインキャッシュはすぐに1ビットコインキャッシュ300ドルほどの価格がつき3週間後には約3倍にまで跳ね上がったため「ビットコインが分裂すると資産が増える」と捉えてしまう人が多かったのです。 また、2017年8月時点ではビットコインの分裂に対する技術が整っていなかったので、エラーのようなことが起こっていたとの見解もあります。 このように2017年8月のビットコインの分裂で得をした人がいるという情報が引き金となり、2017年に起こると予想されたビットコインの分裂に期待が高まっていたことがバブルの一因となっています。 ビットコイン分裂について詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてみてください。 ビットコイン(BTC)の分裂とは?分裂理由と取るべき2つの対処法 Coincheck 仮想通貨が注目を集めていた年でもあった 2017年は仮想通貨が注目を集めた年でもありました。 それまでは「仮想通貨は危険なもの」だと敬遠していた人たちが「やってみようかな」と思える環境が整い、メディアや書籍が多く発行され仮想通貨という言葉が目に入るようになったのもバブルを引き起こした要因です。 それを象徴するのが2017年4月に施行された「改正資金決済法」。この法律では仮想通貨から暗号資産へと名称が変更され、仮想通貨と呼ばれていたものが資産として価値を認められたことになりました。 同法律では、仮想通貨の取引所が登録制になる、口座開設には本人確認書類が必要など、安心して扱えるような基盤が整えられています。 これにより「仮想通貨やビットコインは危険なもの」という考え方が和らぎ、扱いやすくなったと考えられます。 ビットコイン(BTC)のバブルが崩壊した2つの理由 なぜビットコインは短期間でバブル崩壊に至ったのか、さまざまな見解があります。ここではとくに重要視されている下記2つの理由をご紹介します。 理由①2017年12月に先物取引がスタートした 2017年12月10日に世界有数の取引を誇る「シカゴ・オプション取引所」でビットコインの先物取引がスタート、12月18日には北米最大の取引所「シカゴ・マーカンタイル取引所」でも先物取引がスタートしました。 大規模な先物取引市場で売買ができるようになったのは、ビットコインにとって大きな変化です。 先物取引では、将来のある時点において売買する仮想通貨の価格や数量を、現時点で決めて取引をするため専門的な知識が必要です。 そのため、今までのような憶測や根拠のない噂での価格変動がなくなり、正しい情報を基に今後の見通しが立てやすくなりました。 先物取引がスタートするとすぐにビットコインに対して弱気な見通しが立ち、これが不安を仰ぐ結果となりバブル崩壊へと繋がることになったのです。 下記の表は先物取引がスタートしてからのビットコインの下落を表したものです。 参考:書籍:「仮想通貨はどうなるか?」図4-1 先物価格に引きずられるように、現物価格も下落していることが分かるでしょう。正確な数値や情報がなかったからこそ、先物取引の見解が重要な指標とみなされたようです。 サンフランシスコ連銀も同じ指摘をしており「楽観的な解釈で価格高騰した後、市場が整備されそれによってバブルが崩壊したメカニズムだろう」と解釈しています。 理由②中国と韓国が仮想通貨の取締強化に乗り出した 2018年に入ると、海外で仮想通貨への取り締まりを強化する動きが見られるようになりました。 ビットコインの下落が始まっている中で、先が見えなくなる不安な情報が拍車をかけたこともバブル崩壊を後押ししたと考えられています。 中国はもともと仮想通貨に否定的な見解を示していましたが、2018年1月に中国人民銀行の副総裁が仮想通貨の取引所や個人、企業が提している仮想通貨関連サービスを禁止すべきとの意見を述べました。 また、2018年1月には、韓国でも仮想通貨の取り締まりを強化。無記名預金口座の使用を禁止し、入金時には取引所で本人確認が必要に。 中国と韓国が揃って仮想通貨の取り締まりを強化したことで、不安視をする人が増えたのも事実でしょう。 <参考> 韓国当局、仮想通貨規制を強化 無記名口座の利用禁止へ 中国、仮想通貨取引を禁止すべき─人民銀副総裁=会議メモ 2020年に「ビットコイン(BTC)バブル」が再来する? 2018年のバブル崩壊時に比べ、値を取り戻しつつあるビットコイン。 一部では2020年にビットコインバブルが再来するのではという見解があります。その理由としては次のようなことが考えられます。 仮想通貨で決済ができるようになる アメリカに本部を置くインターコンチネンタル取引所の子会社であるBakkt社が、消費者向けの仮想通貨決済アプリと商用ポータルを2020年上半期に発表するそうです。 参考:Bakktの仮想通貨決済アプリ「20年上半期に公開」 NY証券取引所の親会社が発表 スターバックスをテスト企業として挙げており、消費者が手軽に仮想通貨で決済できる日がそこまで来ているとのこと。 仮想通貨が身近に感じられるシステムが導入されることで、2017年のように今まで仮想通貨と縁が遠かった人たちにも仮想通貨という存在が知られるようになります。 そして、再びビットコインも注目されるようになるのでは?と考えられています。 決済手数料無料、銀行や企業発行の仮想通貨が出始めている 仮想通貨を利用したビジネスが新たな局面を迎えており、今までビットコインや仮想通貨とは疎遠だった人たちが仮想通貨に興味関心を持つようになるのではと考えられています。 仮想通貨に注目が集まり、ビットコインを始め仮想通貨の取引が活発になれば市場が盛り上がってくるため、バブルの再来も夢ではありません。 2019年には、Facebookが仮想通貨「リブラ」の発行計画を発表 三菱UFJフィナンシャル・グループも「MUFGコイン」を実用化する方針を発表し、話題を集めました。 また、ドイツでは2020年より銀行での仮想通貨管理サービスが可能になったそうです。 国内外問わず仮想通貨の価値やサービスを見直すようになってきているところも、今後のチャートに少なからず影響を与えるでしょう。 参考:銀行が仮想通貨を管理可能に 独金融庁に40社から強い関心 ビットコインバブルの歴史は今後に活かせる いかがでしたか? 2017年にどうしてビットコインバブルが起こり、そして短期間で崩壊したのか理解できたかと思います。 それでは、最後にこの記事の内容をまとめてみると 2017年にビットコインがバブルになった理由は次の2つ ビットコインの分裂が起こるかもしれないという予想から、分裂時に資産が増えると考えられていた 2017年は仮想通貨が注目を集めた時期でもあった その後、ビットコインのバブルが崩壊した理由として考えられるのは次の3つ 世界を代表するシカゴの2つの取引所が2017年12月に先物取引を開始。ここで弱気な見通しが出たため 市場がひっくり返った 2018年1月に中国と韓国が仮想通貨の取り締まりを強化し、今後の仮想通貨市場が不安視されるようになった 最後に、2020年にビットコインバブルが再来すると言われる背景は次の2つ Bakkt社が消費者向けの仮想通貨決済アプリを発表することで、仮想通貨が身近なものとなる 銀行や企業が発行する仮想通貨が誕生しており、新たな局面を迎えている 2017年に起こったビットコインバブルとバブル崩壊の様子が理解できたことで、今後のビットコイン取引に活かせることを願っています。

仮想通貨取引をする際には、保有しているコインの価格の動向が気になるものでしょう。仮想通貨(暗号資産)のなかでもメジャーなビットコイン(BTC)などと比較して、ステラ(XLM)の認知度はやや低いといえます。しかし、国内の多くのトレーダーからステラは大きな注目を集めています。 この記事では、仮想通貨ステラの将来性について明確に紹介します。 Coincheckの無料登録はこちら 執筆Coincheck Column編集部 Coincheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社 目次 そもそもステラルーメン(XLM)とは ステラルーメン(XLM)が持つ優れた特徴 特徴①個人間の送金・決済にかかる時間が少なくなる 特徴②送金手数料が安い 特徴③独自のコンセンサスアルゴリズム「SCP」を活用している 特徴④発行量が毎年1%ずつ増えている 特徴⑤非営利団体が開発・運営している 特徴⑥中央集権体制である ステラルーメン(XLM)の将来性を考える際の重要な5つのポイント ポイント①大企業との提携 ポイント②リップル(XRP)の動向に注視すべき ポイント③東南アジアとイスラムでの拡大 ポイント④管理者による市場介入の可能性がある ポイント⑤国内取引所での上場 ステラルーメン(XLM)の今後に注目しよう そもそも仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは ステラルーメン(XLM)の今後について解説する前に、まずは基本的な特徴をお伝えしていきます。 今すぐステラルーメンの今後について知りたい方はこちら ステラルーメンは、2014年7月に登場した仮想通貨(暗号資産)です。ジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)氏が中心となって作られました。 通貨の正式名称は、「ステラルーメン(Stellar Lumens)」です。各仮想通貨にはそれぞれ特徴がありますが、ステラの特徴は個人向けの決済や送金システムの効率化を目指して作られていることです。 2001年に、ジェド・マケーレブ氏は、eDonkey2000と呼ばれるP2Pファイル共有の会社を共同で設立しました。その後、2010年には当時最大の取引所であったマウント・ゴックス(Mt GOX)を創業するに至ります。 しかし、マウント・ゴックスはハッキングにより破綻してしまい、その後にステラ開発財団が設立されて通貨取引が開始されたというのが、ステラ誕生の経緯です。 仮想通貨ステラルーメン(XLM)が持つ優れた6つの特徴 ここでは、仮想通貨ステラが持つ優れた特徴についてわかりやすく紹介します。 特徴①個人間の送金・決済にかかる時間が少なくなる ステラはブリッジ通貨であり個人間の決済や送金を素早く行うことが可能です。手数料が安く、利用しやすいことがステラのメリットです。 仮想通貨ステラの優れている点の1つに、送金や決済にかかるスピードが速いことが挙げられます。 仮想通貨のなかでも代表的なビットコインの決済速度は約10分ですが、ステラの決済速度はおおよそ2~5秒です。数ある仮想通貨のなかでも、決済速度が群を抜いて速いことがわかるでしょう。 決済速度が速いということは、ユーザーの取引時のストレスになる心配がありません。そのため、国内でステラの利用が広まっていくことが予想されています。 仮想通貨の第一人者がステラの開発に携わったことで、多くのトレーダーがステラの動向に注目しています。 特徴②送金手数料が安い ステラの送金手数料は、0.00001XLM(約100万分の1ドル)です。送金手数料の安さから個人間の送金などに利用されています。 個人間では少額の送金を複数回行う傾向があるので、手数料をほとんどかけずに送金することが可能だといえます。 そのため、少額の送金を繰り返し行いたい個人のトレーダーから選ばれている仮想通貨だといえるでしょう。 特徴③独自のコンセンサスアルゴリズム「SCP」を活用している 仮想通貨ステラは、独自のコンセンサスアルゴリズム(SCP)を導入しています。SCPは取引の承認者が投票によって決まり、このシステムのことをバリデーダーといいます。 多くの仮想通貨では不特定多数のユーザー間で取引承認が行われており、決済速度が遅いことがデメリットでした。 ですがステラでは合意の割合が低かった場合でも取引を承認することが可能になり、決済スピードの向上にもつながっています。 リップルが導入しているアルゴリズムがベースになっているため、リップルと似通った仮想通貨だといえるでしょう。リップルでは、80%以上の合意がなければ決済は完了しません。 80%以上の合意が得られなかった際には、ブロックチェーンは分岐します。承認の割合が低い場合でも決済されるということは、決済の承認中に分岐が起きるリスクを抑えられることを意味します。これによって、ブロックチェーンの脆弱性をカバーし、セキュリティを高めることにつながっています。 特徴④発行量が毎年1%ずつ増えている ステラの最初に発行された量は1000億枚です。発行量の上限は1兆枚に設定されており、上限に達するまで毎年1%ずつ増えることが特徴です。徐々に発行量を増やすことで価値が安定しやすくなり、急激に価格が高騰しづらくなります。 価格の変動が激しい場合には、日常的な決済手段として利用することが難しくなるケースもあります。 また、開発者のリップルの保有率が25%であるのに対し、ステラは5%と低めに設定されています。開発者の保有率が低いことで価格が安定しやすくなるといわれています。 特徴⑤非営利団体が開発・運営している ステラは、非営利団体のステラ開発財団(Stellar Development Foundation)が開発・運営していることが特徴です。非営利団体は給与の合計や四半期予算などを開示する必要があり、利益を得るための活動は一切禁止されています。 そのため、ステラは透明性と信頼性が高い仮想通貨だといえます。個人の投資家でも、安心して利用しやすいことがステラの成長につながっているといえるでしょう。 特徴⑥中央集権体制である ステラでは、中央集権体制が採用されています。中央集権体制の場合のメリットは、プロジェクトを開発するうえで意志決定がスムーズになりやすいことです。 中央集権体制であるため、ステラ開発財団がプロジェクトに関する権力を保持することが可能になります。 運営者同士の意思疎通がしやすく、意見をまとめやすいことが中央集権体制の特徴だといえます。その結果、プロジェクトがスムーズに進行でき、新たな技術などの開発に傾注することが可能になるでしょう。 また、運営元が明らかになることでトレーダーからの信頼も得やすくなります。しかし、中央集権体制であるということは、マイニングは限られた人しかできないことを意味します。 そのため、ステラでは個人のマイナーの参入は難しいといえるでしょう。 仮想通貨ステラルーメン(XLM)の将来性を考える際の重要なポイント5つ ここでは、仮想通貨ステラの将来性を考える際のポイントをわかりやすく解説します。 1.大企業との提携2.リップル(XRP)の動向に注視すべき3.東南アジアとイスラムでの拡大4.管理者による市場介入の可能性がある5.国内取引所での上場 ポイント①大企業との提携 仮想通貨ステラは、金融コンサルのデロイトやフランスに本社を構えるTEMPOなど多くの大企業と提携しています。IBMといった大企業も、ステラとの提携に乗り出しています。 IBMとステラが組んだことにより、IBMBlockchainWorldWireと呼ばれる国際送金ネットワークが開発されました。 大企業がステラと提携する理由の1つとして、運営目的が明らかになっている点が挙げられます。ステラの決済速度の速さや手数料の安さは、海外への送金などにおいても実用性があることを意味します。そのような利便性の高さから、大企業との提携につながり多くのトレーダーの信用を獲得しています。 また、大企業との提携があった後には価格が変動しやすいことが仮想通貨の特徴です。大企業との提携が決定した後には、価格変動に注意するようにしましょう。 ポイント②リップル(XRP)の動向に注視すべき 通貨価値が安定しがちなステラですがリップルの価格変動に左右される傾向があるため、仮想通貨取引所などでリップルのハッキングがあった場合は注意が必要です。 そもそもなぜステラの価値は安定しているのか。その辺りの背景を解説します。 きっかけは2019年11月5日。ステラ開発財団によって550億XLMのステラをトークンバーンすることが発表されました。トークンバーンとは、ステラの市場供給量を減らすために市場から消失させることを意味します。 市場からステラの供給量が大幅に減少することで、希少性が高まり価格も暴騰しました。なお、トレーダーが保有しているステラは消失することがないため、安心して保有するようにしましょう。 通貨としての価値が安定したことにより、2017年10月時点で約1円だった価格は2018年1月には約97円まで上昇しています。2018年11月では、19円ほどの価格を推移しています。 それ以降は、価格は比較的安定しているといえるでしょう。 ポイント③東南アジアとイスラムでの拡大 ステラは、東南アジアのマレーシアやインドネシアなどで実用化されています。東南アジアでステラの実用化が進んだ背景として貧困層が銀行口座を持てないという点が挙げられます。 そのような背景から、銀行口座を持たなくても送金が行えるステラの需要が高まっているといえるでしょう。ステラを利用することで、出稼ぎ先の国から母国の家族へ短時間で仕送りをすることも可能になります。 また、ステラはイスラム中心の決済ネットワークとして拡大していく方針を打ち出しています。これには、シャリア適合認証と呼ばれる投機的取引をしていない証明をステラが有していることが後押ししていると考えられます。 シャリア適合認証は、イスラムでは絶対的に信頼されていることが特徴です。これによって、イスラムを中心とした多くの海外労働者がいる地域で広まることが予想されています。 ポイント④管理者による市場介入の可能性がある ステラに関する今後の動向を知る上では、管理者による市場介入についても理解しておくことが欠かせません。 2019年11月5日、ステラ開発財団(SDF)は仮想通貨ステラの供給量に関してトークンバーンを実施しました。その量は供給量の約50%という大きなものでした。 トークンとは仮想通貨を表すことであり、バーンは燃やすことを意味します。つまりトークンバーンとは、発行した通貨の枚数を強制的に減らす行為のことをいいます。いわゆる市場介入が行われたということです。 トークンバーンの目的は、個人間送金や決済の実用性を維持するための措置だとされています。 通貨枚数が減少したことによって、残った通貨の希少性は高まりました。その結果、ステラの価格に上昇がみられました。 今後も、管理者による市場介入が想定される可能性はあり、その介入はステラの価格に大きな影響を与える可能性は否定できません。ステラの取引を行う場合は、管理者による市場介入があり得るということを十分認識しておきましょう。 ポイント⑤国内取引所での上場 国内取引所のCoincheckでは、2019年の11月からステラの購入が可能になりました。海外の取引所のみの取り扱いだったステラですが、Coincheckでの取引が可能になったことで多くの国内トレーダーが注目しています。 言語の壁があることで、取引のタイミングを逃してしまうケースもあり大きな損失を被ることもあります。ですが国内でステラが購入できるようになったことで、国内のトレーダーは気軽に取引ができるようになったといえるでしょう。 今後もステラを取り扱う取引所が増えてくれば取引量の増加と価格の高騰が予想されています。 仮想通貨ステラルーメン(XLM)の今後に注目しよう ステラの将来性を見極める際の重要なポイントを5つご紹介しました。最後におさらいしておきましょう。 1.大企業と組むときは価格変動が起きやすい2.リップルの価格変動に注目3.アジアでの実用化が進み、今後はイスラム圏の金融分野へ拡大4.管理者による市場介入の可能性がある5.国内取引所での上場 ステラは東南アジアでの実用化やアメリカなどの多くの大企業との提携したことにより、実用性が広く認められるようになりました。中国からの市場への介入を規制していることにより、価値が安定している傾向があります。 価格が変動しづらいステラは、利用しやすい仮想通貨だといえるでしょう。国内ではCoincheckで購入できるため、興味がある方はステラを購入してみましょう。 仮想通貨ステラルーメン(XLM)の購入・買い方3ステップ Coincheck

「モナコインの今後はどうなるの?」 「これから先、モナコインの価値は上がるの?」 モナコインの購入を検討している場合や既に取引をしている場合、今後のモナコインの動向や予想が気になる方もいるのではないでしょうか。 モナコインの未来は、下記の5つの理由から将来性に期待が持てます。 アトミックスワップでの取引可能な仮想通貨として注目を集める可能性がある。 モナコインは決済スピードが早く実用性に長けた側面があるため、今後、実用化や市場の拡大が進んでいけばまだまだ需要拡大が見込めます。 この記事では 1.モナコインの今後を左右する5つのポイント2.2020年~2021年のモナコインを占う3つのポイント など、モナコインの未来が明るい理由を解説します。 この記事を読めばモナコインの今後や直近の動向が把握でき、どのように取引を進めていくか検討できるようになります。 気になるモナコインの今後を理解し、安心して取引できるようになりましょう。 Coincheckの無料登録はこちら 執筆Coicheck Column編集部 Coicheck Column編集部は仮想通貨の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから仮想通貨を始める方々に「仮想通貨について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社 目次 モナコイン(MONA)の今後は明るい!将来性に期待が持てる5つの理由 モナコインによる決済の増加で実用化が進む 今後多くの国内取引所に上場し注目を集める可能性がある 独自の発展でwebサービスなどへの活用が期待できる 海外で知名度が上がるとチャンスになる可能性がある アトミックスワップの活用拡大で価値が高まる 2020年~2021年のモナコイン(MONA)の動向を占う上で知っておきたい3つのポイント 2020年に半減期を迎えるので半減期前後の値動きに注目する ビットコイン(BTC)の価格につられて変動する傾向がある モナコイン(MONA)の知名度が上がるタイミングを見逃さない モナコイン(MONA)の今後の動向と将来性についてのまとめ モナコイン(MONA)の今後は明るい!将来性に期待が持てる5つの理由 モナコインの今後は、下記の5つの理由から明るいと予想されています。 具体的にどのようなことをが今後を左右するのか、1つずつ詳しくご紹介します。 モナコインによる決済の増加で実用化が進む モナコインはビットコインやビットコインキャッシュと並び投資対象としてだけでなく、店舗やオンライン上での決済に使われている仮想通貨です。 モナコインの実用性が注目される理由は、世界で初めて「Segwit」を実装した仮想通貨として他の仮想通貨より処理速度が速くスピーディーな決済が叶うと言われているためです。 多くの仮想通貨はビットコインを手本としており、取引が増えるとデータ容量が不足して処理能力が下がるという問題を抱えていました。 Segwitは取引データのサイズを圧縮する機能でデータ容量が増えても処理能力を維持できるため、取引処理速度が速く短時間で決済ができます。 決済スピードが速いというメリットを活かして実用化が進めばさまざまな決済に使えるようになり、需要が高まると考えられています。 モナコインは総発行枚数が多い モナコインは、他の仮想通貨に比べて総発行枚数が多いところも特徴です。 ビットコインの総発行枚数は2100万枚ですが、モナコインは5倍以上も多い1億512万枚。この枚数なら決済手段として頻繫に使われても、問題なく普及していけると考えられています。 総発行枚数の多さも、モナコインが実用的に使われることを後押しする要素の一つです。 【モナコインの使い道についてより詳しく知りたい場合はこちら】 モナコイン(Monacoin/MONA)の使い道4選!今後どう使われるか動向を解説 Coincheck 今後多くの国内取引所に上場し注目を集める可能性がある モナコインは発展途中の仮想通貨で、今後多くの国内取引所で取引できるようになり注目が集まる可能性があります。 その理由は 1.モナコインはホワイトリスト入りの仮想通貨で金融庁に登録されている取引所で安心して扱える2.新しい取引所に上場すると価格が上昇する傾向があり期待ができる という2つのポイントがあるからです。 ホワイトリスト入りのモナコインは大手取引所でも安心して扱える モナコインは金融庁に登録されている仮想通貨取引所で扱いが可能な「ホワイトリスト」に入っている仮想通貨の1つです。 そもそも国内の大手取引所が安心して扱える仮想通貨でなければ、上場していく可能性は低いでしょう。 その点、取引所から見てリスクが少なく安心して扱えるため「新しくモナコインの取り扱いをしてみよう」と思う可能性は十分残されています。 参考:金融庁「事務ガイドライン第三分冊:金融会社関係」 新たな取引所に上場すると価格が上昇し知名度アップにつながる 仮想通貨の多くは新たな取引所での扱いが開始すると流動性が高まり、価格が上昇する傾向もあります。 出典:TradingView 実際に、2019年5月末にCoincheckがモナコインの取り扱いを開始することを発表したところ、価格が高騰し注目を集めました。 価格が上がるとモナコインの価値や知名度が高まるだけでなく、新たに購入しようと考える人も増え市場が拡大していくことが予想できます。 金融庁に登録されている暗号資産交換業者登録一覧によると、2020年5月時点でモナコインの取り扱いをしている国内会社は4社。 今後、新たに取り扱いをする取引所が出てくることで、モナコインが盛り上がりをみせるかもしれません。 参考:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」 独自の発展でwebサービスなどへの活用が期待できる モナコインは2013年に2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)で誕生した仮想通貨です。 少額取引をすることを目的として作られ、webサービス上での投げ銭やオンライン決済への活用など投資とは異なるwebサービスと強く結びついた独自の発展をしてきました。 また、web上ではモナコイン誕生当時から「モナコインをもっと盛り上げよう」と考える根強いファンを持つコミュニティがあり、実店舗やイベントでのモナコイン導入を後押ししてきた経緯もあります。 今後も、モナコインを支えるコミュニティやモナコインの成長を楽しみにしているファンの力を借りながら独自の発展をしていくことが考えられます。 オンラインゲームやwebサービスの決済通貨やファンコミュニティでの通貨として活用が進めば、モナコインの必要性や需要はより高まるでしょう。 モナコイン(Monacoin/MONA)とは?日本生まれの仮想通貨の特徴や今後の将来性を解説 Coincheck 海外で知名度が上がるとチャンスになる可能性がある モナコインは国内で誕生した仮想通貨なので国内では知名度があるもの、海外では上場している取引所が少なくまだまだ知名度が低いのが現状です。 今後、国内取引所への上場や流通が評価されて海外でも注目されるようになると、モナコインの取引人口が増え需要が高まると考えられています。 アトミックスワップの活用拡大で価値が高まる モナコインは、アトミックスワップの実装に成功している数少ない仮想通貨です。 アトミックスワップとは、取引所などの第三者を介さずに個人間で仮想通貨の取引ができること。 今まで個人間での仮想通貨のやり取りは、持ち逃げされてしまうリスクや詐欺に巻き込まれるリスクを抱えていましたが、アトミックスワップを使うことで個人同士が異なる仮想通貨を持ち寄り、安全に取引ができるようになりました。 アトミックスワップの活用が進めば、対応している数少ない仮想通貨として需要が高まり注目を集めるのではと予想されています。 2020年~2021年のモナコイン(MONA)の動向を占う上で知っておきたい3つのポイント モナコインを扱う場合、気になるのが2020年から2021年までの直近の動きではないでしょうか。 ここからは、直近のモナコインの動向を占う3つのポイントをご紹介します。取引をする上で重要な指標となるので、ぜひ参考にしてみてください。 2020年に半減期を迎えるので半減期前後の値動きに注目する 2020年にモナコインは、2017年に続き2度目の半減期を迎えます。 また、半減期までのカウントダウンはモナコイン情報サイトにて掲載されています。 半減期とはマイニング報酬が半分になるタイミングを指し、モナコインは3年に1度の半減期を設けることで発行量をコントロールしています。 半減期の前後は価格変動が起こりやすい傾向があるので、注意深く値動きを観察しタイミングを逃さないことが大切です。 他の仮想通貨の場合、半減期の数ヶ月前から価格の上昇が起こりやすくなるという傾向もあるため、半減期が起こってからはもちろん、起こる前も値動きを確認するようにしましょう。 ビットコイン(BTC)の価格につられて変動する傾向がある モナコインを始めとするアルトコインは、ビットコインの価格につられて価格が変動する傾向があります。 【ビットコイン】 出典:coinmarketcap 【モナコイン】 出典:coinmarketcap 例えば、ビットコインのバブルが到来し崩壊した2017年11月頃から2018年1月末頃のモナコインのチャートとビットコインのチャートを見比べてみると、ビットコインと同じようにモナコインも価格が高騰し暴落しているのが分かります。 主軸通貨であるビットコインの動きやビットコインの値動きを左右する要素も抑えておくと、2020年のモナコインの動向が掴みやすくなるかもしれません。 【2020年のビットコインの動向もチェックしておきたい場合はこちら】 ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格推移・変動と歴史!これまでの最大価格は何倍? Coincheck モナコイン(MONA)の知名度が上がるタイミングを見逃さない 第1章「モナコイン(MONA)の今後は明るい!将来性が高い5つの理由」でも紹介したように、モナコインが注目され需要が高まるタイミングは「市場の拡大」と「仮想通貨を取り巻く環境の整備」の2つが挙げられます。 具体的には、下記のような5つのシーンが考えられるでしょう。 1.国内や国外で新規上場したとき2.モナコインを扱うサービスや企業が増えたとき3.決済通貨として普及したとき4.仮想通貨に関する法整備が進み、取引しやすくなったとき5.アトミックスワップの使用が進むなど仮想通貨を取り巻く環境が変化したとき このような変化が起こると、モナコインに注目が集まり知名度があがるので取引人口が増え価格の上昇にも繋がる可能性があります。 モナコインを取り巻く環境の変化もこまめにチェックし、変化があったときには値動きも一緒にチェックするようにしてみてください。 【モナコインを購入したい人はこちらをチェック】 モナコイン(Monacoin/MONA)購入方法・買い方・口座開設の流れを解説 Coincheck モナコイン(MONA)の今後の動向と将来性についてのまとめ いかがでしたか? モナコインの今後の動向が把握でき、取引をするタイミングや購入するかどうかのジャッジができるようになったと思います。 最後に、この記事の内容をまとめてみると、 ◎モナコインの今後を左右する背景は次の5つ 1.モナコイン決済ができる店舗が増え実用化が進めば、需要や知名度が上がる2.新規の国内取引所で取り扱いが開始されると、注目度がアップし価格も上昇すると考えられる3.今までと同じように、webサービスとの強い結びつきによって独自の発展をしていく可能性がある4.海外での取り扱いが増えれば、取引人口が増加し価格が上がる5.アトミックスワップの活用が拡大すれば、他の仮想通貨と差別化でき需要が増えると予想される ◎2020年~2021年のモナコインを占うポイントは次の3つ 1.2020年は3年に1度の半減期が起こるため、価格変動をチェックしておく2.ビットコインの価格に左右されることもあるので、主軸通貨の動きも確認する3.モナコインの知名度が上がるようなニュースがあったら、値上がりもチェックする この記事を読んで、モナコインの未来が把握でき、取引や購入のタイミングをジャッジできるようになることを願っています。