BITPoint(ビットポイント)とは?手数料やサービスについてCoincheck(コインチェック)との違いを解説

BITPoint(ビットポイント)とは、SBIホールディングス株式会社の子会社である株式会社ビットポイントジャパンによって2016年3月に設立された暗号資産取引所です。他の国内取引所では取り扱っていないような珍しい銘柄の取引が可能であるため、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、BITPointとCoincheckの特徴を徹底比較し、取扱い銘柄や手数料、その他提供サービスについて解説していきます。

初心者におすすめする仮想通貨やビットコイン取引所に関してはこちらに記載しているので、ぜひご覧ください。

BITPoint(ビットポイント)とは

ビットポイント

BITPoint(ビットポイント)とは、SBIホールディングス株式会社の子会社である株式会社ビットポイントジャパンによって2016年3月に設立された暗号資産取引所です。

他の大手取引所では取り扱っていないような銘柄の上場が数多くされているほか、取引未経験の方でも直感的に操作できる「BITPointアプリ」や上級者向けの板取引ができる「BITPoint PRO」など幅広い層にマッチしたシンプルなサービス体系が魅力となっています。

BITPointとCoincheckの比較一覧

まずは、BITPointとCoincheckの基本情報の違いを確認しましょう。下の表はそれぞれのサービスの比較一覧表です。取扱銘柄数や手数料は2024年3月時点のものを参考にしています。

Coincheck BITPoint
取扱通貨・銘柄数 29銘柄 21銘柄
口座開設までの時間(※1) 最短翌営業日 最短即日
取引の種類 現物取引 現物取引
最低取引手数料 500円相当(購入・売却) 500円相当(購入)
※最低取引単位以上
取引手数料(販売所) 無料 無料
取引手数料(取引所) 一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり 無料
入金手数料 【日本円】
無料(銀行振込の場合)
【暗号資産】 無料
【日本円】
無料(法定通貨(JPY)即時入金サービス利用の場合)
【暗号資産】
無料
出金手数料 407円/件 330円/件
提供サービス ・Coincheck(販売所/取引所)
・Coincheck NFT(β版)
・Coincheck貸暗号資産サービス
・Coincheckつみたて
・Coincheckでんき
・Coincheckガス
・Coincheck IEO
・Coincheck INO
・Sharely
・BITPoint(販売所)
・BITPoint PRO(取引所)
・つみたてサービス
・貸して増やす
・ステーキング
公式サイト https://coincheck.com/ja/ https://www.bitpoint.co.jp/

※最低取引単位は銘柄によって異なります。

詳細は BITPointの公式サイト(https://www.bitpoint.co.jp/service/cost/)をご覧ください。

※Coincheckの取引所における取引手数料については、こちらをご覧ください。

比較①:【取扱通貨・銘柄数】

銘柄

以下の表は、BITPointとCoincheckの取扱銘柄をまとめたものです。

2024年3月時点で、BITPointは21種類、Coincheckは29種類の暗号資産を取り扱っています。

Coincheck BITPoint
ビットコイン(BTC) ⚪︎ ⚪︎
イーサリアム(ETH) ⚪︎ ⚪︎
ビットコインキャッシュ(BCH) ⚪︎ ⚪︎
イーサリアムクラシック(ETC) ⚪︎ -
ライトコイン(LTC) ⚪︎ ⚪︎
ベーシックアテンショントークン(BAT) ⚪︎ ⚪︎
ポルカドット(DOT) ⚪︎ ⚪︎
ポリゴン(MATIC) ⚪︎
(Polygonチェーン対応)
⚪︎
(Polygonチェーン対応)
リップル(XRP) ⚪︎ ⚪︎
チェーンリンク(LINK・LNK) ⚪︎ ⚪︎
アイオーエスティー(IOST) ⚪︎ ⚪︎
リスク(LSK) ⚪︎ -
モナコイン(MONA) ⚪︎ -
ステラルーメン(XLM) ⚪︎ -
クアンタム(QTUM) ⚪︎ -
エンジンコイン(ENJ) ⚪︎ -
サンド(SAND) ⚪︎ -
チリーズ(CHZ) ⚪︎ -
パレットトークン(PLT) ⚪︎(取引所のみ) -
フィナンシェトークン(FNCT) ⚪︎ -
メイカー(MRK) ⚪︎ -
ダイ(DAI)(取引所のみ) ⚪︎ -
ネム(XEM) ⚪︎ -
フレア(FLR) - ⚪︎
シバイヌ(SHIB) ⚪︎ ⚪︎
ゼノ(GXE) - ⚪︎
ジャスミー(JMY) - ⚪︎
トロン(TRX) - ⚪︎
エイダ(ADA) - ⚪︎
ディープコイン(DEP) - ⚪︎
クレイ(KLAY) - ⚪︎
ツバサガバナンストークン(TSUGT) - ⚪︎
トンコイン(TON) - ⚪︎
イミュータブル(IMX) ⚪︎ -
エイプコイン(APE) ⚪︎ -
アクシーインフィニティー(AXS) ⚪︎ -
ラップドビットコイン(WBTC) ⚪︎ -
アバランチ(AVAX) ⚪︎ -
オシトークン(OSHI) - ⚪︎

比較②:【口座開設までにかかる時間】

hoge 続いて、口座開設までにかかる時間を比較してみましょう。 BITPointとCoincheckでは、口座開設に要する時間はそれぞれ次のように説明しています。(※)
  • Coincheck→最短翌営業日
  • BITPoint→最短即日
(※)口座開設にかかる日数は混雑状況により変わります。

比較③:【手数料】

hoge 次に暗号資産取引における各種手数料についてみていきましょう。(2024年3月現在)

取引手数料

以下の表は、BITPointとCoincheckの取引手数料をまとめたものです。
Coincheck BITPoint
現物取引
(販売所)
無料(スプレッドあり) 無料(スプレッドあり)
現物取引
(取引所)
一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり 無料

入出金・送金手数料

Coincheck BITPoint
入金手数料 無料
(銀行振込の場合)
無料
(即時入金サービス利用の場合)
出金手数料 407円 330円
暗号資産の送金手数料 0.0005 BTC
0.005 ETH
0.001 BCH
無料(預入・送付)

(※)暗号資産の送金手数料は銘柄毎に異なります。

Coincheckにおける各銘柄の送金手数料の詳細はこちらをご覧ください。

比較③:【NFTの取引】

hoge

続いて、NFTの取引サービスについて見ていきましょう。

  • BITPoint→現時点でのNFTの取扱いはない。
  • Coincheck→Coincheck NFT

現時点で、BITPointが提供するNFTマーケットプレイスはありません。一方のCoincheckでは、「Coincheck NFT」を通じて以下の20タイトル(※)のNFT売買が可能です。

(※)2024年3月

Coincheck NFT取扱いタイトル

(※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら

比較④:【その他サービス】

hoge

最後に、BITPointとCoincheckが独自に展開しているサービスについてみていきましょう。

Coincheck BITPoint
提供サービス ・Coincheck(販売所/取引所)
・Coincheck NFT
・Coincheck貸暗号資産サービス
・Coincheckつみたて
・Coincheckでんき
・Coincheckガス
・Coincheck IEO
・Coincheck INO
・Sharely
・BITPoint(販売所)
・BITPoint PRO(取引所)
・つみたて
・貸して増やす
・ステーキング

BITPointの特徴として、国内の他の取引所にはないような銘柄が数多く上場する点が挙げられます。実際にこれまでトロン(TRX)、エイダ(ADA)、ジャスミー(JMY)、ディープコイン(DEP)、ゼノ(GXE)などの銘柄がBITPointから国内市場への初上場を果たしています。また暗号資産の送金手数料が完全無料であることから、販売所で購入した暗号資産を他サービスのウォレットに送金したいなど、実用目的で暗号資産を購入する方にとってはおすすめのサービスであると言えるでしょう。

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それに対してCoincheckでは、2019年から5年連続で年間ダウンロード数「国内No.1(※)」を獲得している「コインチェックアプリ」を提供しています。 初心者の方にも直感的な操作で暗号資産を取引できるアプリが、Coincheckの特徴の一つです。また、Coincheckでんき・ガスやCoincheck NFTなど、暗号資産の取引だけではなく、暗号資産を発展させたサービスが充実している点もCoincheckの特徴です。Web3.0をより身近に感じたい人は、Coincheckがおすすめです。

(※)対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak

BITPointはこんな人にオススメ

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  • 珍しい銘柄の取引(トレード)がしたい人
  • 取引手数料をできるだけ抑えたい人

BITPointでは、国内における他の暗号資産取引所では取扱っていない銘柄の上場に力を入れています。これまで数多くの暗号資産銘柄がBITPointを通じて国内初上場を果たしていることからも、「珍しい銘柄を取引(トレード)したい」という方に向いている取引所だと言えるでしょう。

またBITPointでは暗号資産の送金・入金にかかる手数料がかからないため、例えば他のNFTマーケットプレイスでの決済手段としてイーサリアム(ETH)を購入したいなど、「保有以外の実用目的で暗号資産を購入したい」という方にもおすすめです。

Coincheckはこんな人にオススメ

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一方のCoincheckは、次のような方におすすめです。

  • さまざまな種類の暗号資産を取引したい人
  • NFTの取引をしたい人
  • INOに参加したい人

Coincheckは、2024年3月時点で25種類以上の暗号資産を取り扱っているため、「さまざまな種類の暗号資産を取引したい」という方に向いています。

また、2024年3月時点で20以上のNFTタイトルを売買できるマーケットプレイスCoincheck NFTや初めて販売されるNFTコレクションを購入できるCoincheck INOなど、暗号資産取引以外にもNFT関連のサービスが充実しており「NFTの取引をしたい」という方や「INOに参加してみたい」という方にもおすすめです。

まとめ

BITPointとCoincheckの特徴を比較してきましたが、いかがだったでしょうか。

暗号資産取引所と一口に言っても、取り扱っている銘柄や通貨数、手数料、その他に提供しているサービスなどでそれぞれの特色が異なります。

そのため、利用する取引所を選ぶ際にはそれぞれの特徴を慎重に比較した上で、自分の投資スタイルや目的に合ったサービスを提供しているところを選ぶと良いでしょう。

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