イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)購入方法・買い方・口座開設・取引方法を解説

イーサリアムクラシック(ETC)は、イーサリアム(ETH)から分岐して生まれた仮想通貨です。スマートコントラクトの機能を持ち、誕生当初から上位の時価総額を維持しています。
そんなイーサリアムクラシック(ETC)の購入方法・買い方、仮想通貨取引所・販売所での口座開設の流れから取引方法、特徴や手数料などについてご説明します。
Coincheckでイーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)取引用の口座開設を行う
イーサリアムクラシック(ETC)の購入や送金を行うには、まず自分の口座を持たなくてはなりません。
国内有数の販売所・取引所であるCoincheckを例に、アカウントの登録から口座の開設、さらには取引のしかたをご説明しましょう。
1. アカウント登録
Coincheckで口座開設するには、アカウント登録を行うことになります。
Coincheckのサイトから、メールアドレスとパスワードを入力します。
入力が終わったら「アカウント作成」ボタンをクリックすると、入力したメールアドレス宛に、Coincheckからメールが届きます。その文面に記されたURLをクリックすれば、ブラウザーの画面が切り替わり、アカウント登録の手続きが完了します。
また、Facebookアカウントをお持ちの方は、Coincheckサイトにある「Facebookで10秒で登録」を押すことで、アカウントが作成されます。
2. SMS認証(電話番号認証)
次に、本人確認として、携帯電話の認証確認を行う手続きに移ります。
Coincheckアカウントでログインし、「本人確認書類を提出する」と書かれた緑色のボタンを押したら、サイトに表示される欄に、アカウントを登録したご本人様の携帯電話番号を入力します。
そして、「SMSを送信する」を押すと、携帯電話にショートメッセージ(SMS)が届き、6桁の「認証コード」が届きます。この認証コードを、Coincheckのサイト上の「送信された認証コード」に入力することで、SMS認証が完了となります。
3. 本人確認書類のアップロード
SMS認証が完了すれば、お客様情報(氏名、性別、生年月日、自宅住所など)を登録し、本人確認書類のアップロードを行いましょう。運転免許証やパスポートなど、顔写真付きの身分証明書をご用意ください。
次に、「IDセルフィー」を用意します。IDセルフィーとは、アップロードした本人確認書類を手に持って、自分の顔を自撮りした写真のことです。
このIDセルフィーも、続けてアップロードします。最後に住所確認として、Coincheckから登録住所へ簡易書留ではがきを郵送いたします。
なお、本人確認を行わなくても、アカウントがあれば入金をして仮想通貨の購入・売買はできますが、日本円の出金・送金などができません。すべての機能を使用するために、本人確認の手続きをしておきましょう。
詳しくはこちら:仮想通貨の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ
Coincheckでイーサリアムクラシック(ETC)を購入する方法
イーサリアムクラシック(ETC)を購入するには、まずCoincheck口座に日本円を入金する必要があります。
日本円を入金する
日本円の入金を行うには、銀行振込・コンビニ入金・クイック入金などの方法があります。
銀行振込を行うには、Coincheckにログインして、サイト上のメニューから「ウォレット」→「日本円の入金」を選びます。そこで、Coincheckが指定する振込先の口座情報を確認してください。
金融機関から日本円の振込を行って、日本円の入金をCoincheckのサイト上で確認できたら、仮想通貨購入の手続きを行うことができます。
アプリで購入する
コインチェックアプリでイーサリアムクラシック(ETC)を購入する手順は、まずログインしてトップ画面から「ETC」を選択します。その後、購入したい金額を指定します。
購入したいイーサリアムクラシック(ETC)の数量を入力することで、自動的に購入金額とレートが表示されるようになっています。金額を確認し、「JPYでETCを購入」をタップすることでイーサリアムクラシック(ETC)が購入できます。
購入後は取引をキャンセルできないため、通貨の種類や数量を間違えないように注意しましょう。
WEB画面で購入する
WEB画面でイーサリアムクラシック(ETC)を購入する流れとしては、Coincheckにログインし、画面の上にある「ウォレット」を選択します。
ウォレットページから「コイン購入」を押して、イーサリアムクラシック(ETC)を選びましょう。次に、イーサリアムクラシック(ETC)の購入数量を指定すると、必要な日本円が算出されます。
手持ちのビットコイン(BTC)で交換する場合は「交換する通貨」でBTCを選択し、支払額を確認してから、「購入する」を押します。
イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)とは?
イーサリアム(ETH)から分岐して生まれたのがイーサリアムクラシック(ETC)です。
イーサリアム(ETH)は、契約をスムーズにできる「スマートコントラクト」という優れた機能を持つプラットフォームであったため、将来性を評価されていました。しかし、そのイーサリアム(ETH)のスマートコントラクトを利用した「The DAO」という仮想通貨プロジェクトが狙われ、サイバー攻撃によっておよそ65億円もの資金が盗まれるという事件が起きました。
仮想通貨DAOはイーサリアム(ETH)のブロックチェーン上に成り立っており、事態を収拾するためにイーサリアム(ETH)の運営グループがとった処置は、「取引情報を事件が起こる直前まで巻き戻す」というものでした。
つまり、時計の針を逆回転させるように、盗難そのものを含めて、それ以降の取引をすべて「なかったもの」にしてしまったのです。
イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の特徴とは?
イーサリアム(ETH)を運営するグループによる、The DAO事件への介入は、「特定の国や組織の管理を受けない」という仮想通貨の理念に反するものです。
ましてや、イーサリアム(ETH)は初期のころから「非中央集権」を掲げていたコインであったため、運営グループと反対するコミュニティ内の勢力とのあいだで衝突が起こり、結果的にハードフォーク(ブロックチェーンの分岐)によってイーサリアム(ETH)の分裂が起こりました。こうしてイーサリアムクラシック(ETC)は、2016年7月に誕生したのです。
イーサリアムクラシック(ETC)は、基本的にはイーサリアム(ETH)と同じスマートコントラクト機能を持ちますが、本来の仮想通貨の理念である「非中央集権」を掲げています。そして、The DAO事件の教訓を踏まえ、セキュリティの向上を図っています。
スマートコントラクトの機能を持ち、ビットコイン(BTC)以外の仮想通貨であるアルトコインの中において、イーサリアムクラシック(ETC)は上位の時価総額を維持しています。
詳しくはこちら:イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)とは?特徴やイーサリアム(Ethereum/ETH)との違いを徹底解説
イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の手数料は?
仮想通貨を取引すると、その内容によってさまざまな手数料がかかります。
仮想通貨での取引所への入金については、現在すべての取引所が手数料無料となっていますが、コインの送金、売買、日本円での出金などにかかる手数料は、コインまたは取引所によって、多少の差があります。
Coincheckでは、イーサリアムクラシック(ETC)の送金は0.01ETCです。ただし、送金先もCoincheckユーザーであれば手数料はかからず、無料です。
なお、日本円での出金については、金額に関係なく手数料は一律400円となっています。
イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)のチャートを振り返る
仮想通貨の多くは、短期間のうちに大きく値を上下させることが多いものです、イーサリアムクラシック(ETC)にもそうした動きはありますが、長期的には安定して推移している印象を受けます。
2018年初頭は多くのコインが急騰、その後急落しましたが、その中にあってもイーサリアムクラシック(ETC)は堅調な値動きに推移してきました。
ハッキングに強い高度なセキュリティと、プログラムを埋め込めるその仕様から、今後はIoT領域での躍進が期待されています。また、メインのものとは別のブロックチェーンである「サイドチェーン」を実装することで、さらなる高速化が果たされれば、市場でも今以上に存在感を増していく可能性もあるでしょう。
イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)購入にCoincheckが選ばれる理由
Coincheckでは、アカウント登録から口座開設までがシンプルでわかりやすいので、仮想通貨の取引をすぐに始めることができます。
取扱通貨は、イーサリアムクラシック(ETC)のほか、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、選択肢が豊富です。
さらに、チャートがインジケーター(指標)を含めて見やすいCoincheckアプリなら、移動中などでも簡単に仮想通貨の取引ができます。
仮想通貨の取引には、Coincheckの利用をぜひ検討してみてください。