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Coincheck NFT(β版)など、NFT関連の記事です。

カテゴリー: NFT

暗号資産SAND(サンド)とは、NFTゲーム『The Sandbox』で使用される暗号資産です。代表的なメタバース・NFT銘柄として、注目を集めています。 今回の記事では、2022年5月24日よりCoincheckで国内初の取り扱いを開始した暗号資産SANDについて詳しく解説していきます。 この記事でわかること NFTゲーム『The Sandbox』とは 暗号資産SANDの使い方 暗号資産SANDの将来性 暗号資産SANDの購入方法 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産SAND(サンド)は、『The Sandbox』のゲーム内通貨 NFTゲーム『The Sandbox』とは 『The Sandbox』上の土地「LAND」について 暗号資産SAND(サンド)の使い方 使い方①アイテムやLANDの購入 使い方②ガバナンス 使い方③ステーキング 暗号資産サンド(SAND)の将来性 『The Sandbox』の人気が高まる NFT・メタバースに注目が集まる 暗号資産SAND(サンド)の購入方法 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 暗号資産SAND(サンド)は、『The Sandbox』のゲーム内通貨 暗号資産SANDは、『The Sandbox』で使用されるネイティブトークンです。日本における円のように、『The Sandbox』のメタバース上ではSANDを用います。 通貨単位 SAND 発行可能上限数 3,000,000,000SAND コンセンサスアルゴリズム Proof of Work 時価総額ランキング (2022年5月時点) 39位 NFTゲーム『The Sandbox』とは NFTゲーム『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』とは、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤とした「ユーザー主導のゲームプラットフォーム」です。 ユーザーはメタバース空間を楽しむだけでなく、オリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することができます。さらに、所有するアイテム、キャラクターをNFTとしてプラットフォーム上で自由に売買することが可能です。 2022年3月3日~3月31日には、アルファ版シーズン2(ALPHA SEASON2)の開催を行い注目を集めました。このイベントでは、『The Sandbox』のチームが制作した18のゲームを通して、これまでThe Sandboxを支持してきたユーザーがThe Sandbox上のメタバース世界を体験できる初めての機会となりました。 完全版のリリースは、2022年末を予定しています。(2022年5月時点) The Sandboxとは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を徹底解説 Coincheck 『The Sandbox』上の土地「LAND」について 「LAND」とは、『The Sandbox』内のメタバース空間における土地のことです。ユーザーはLANDを所有することで、その上にゲームやアセットを配置することができます。 引用:The Sandbox - MAP 現在は、様々な企業やIPがこのLANDを取得しています。Coincheckが所有するLANDの一部を発売した際は、約8分で完売する(※)など注目度はとても高いと言えるでしょう。 (※)販売の詳細はこちら(現在販売は終了しています) また、LANDは発行上限が定められている(166,464個)点からデジタル不動産とも呼ばれ、LAND自体を売買して利益をあげることができます。Coincheck NFTでは、LANDを取引することが可能です。 LANDの取引を検討している方は、以下の記事をご覧ください。 Coincheck NFTで販売中の『The Sandbox』のLANDについて解説します! Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産SAND(サンド)の使い方 SANDは『The Sandbox』上で、次のように使用できます。 ①アイテムやLANDの購入②ガバナンス③ステーキング それぞれ詳しく見ていきましょう。 使い方①アイテムやLANDの購入 SANDは主に『The Sandbox』上の経済活動で使用されます。 LANDや、マーケットプレイスに出品されたゲーム内アイテムを購入する際にSANDで取引されます。また、取得したLAND上でつくったゲームを有料で提供して得た事業所得もSANDで取引がされます。 使い方②ガバナンス SANDを所持している人は、ガバナンス(運営)の意思決定に対して投票することが可能です。 また、他のユーザーに投票権を委譲することができる点も、特徴の一つです。 使い方③ステーキング SANDトークンのエコシステム上に用意されているステーキング(厳密には流動性マイニング)というシステムを活用することで、SANDの枚数を増やすことができます。 引用:The Sandbox 公式Medium LANDの所有者は、このステーキングに参加する時にSANDが増加する速度が上昇します。 ただし、SANDのステーキングは厳密には流動性マイニングとなっており、SANDとペアになるトークンを合わせて流動性提供しなければなりません。そのため、インパーマネント・ロスと呼ばれる2つのトークンの価格比が変化することで生じる損失が起こる可能性があります。上記より、SANDのステーキングは自己責任で行うか否かを検討するのが良いでしょう。 SANDのステーキングとLANDの関係性に関する解説については、こちらでThe Sandbox運営が解説しています。関心のある方はぜひご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産サンド(SAND)の将来性 暗号資産SANDは、将来性に期待がもてる暗号資産といえるのではないでしょうか。 特に、次のようなタイミングで価格面の上昇が期待できます。 『The Sandbox』の人気が高まるNFT・メタバースに注目が集まる それぞれ詳しく見ていきましょう。 ①『The Sandbox』の人気が高まる 2022年5月時点、『The Sandbox』はα版を提供していますが、月間アクティブユーザー数はピーク時には100万人を超えるなど、すでに大きな注目を集めているNFTゲームです。 今後、正式版がリリースされ、ユーザー数がさらに増えると、SANDの取引量も増加することが期待できるでしょう。 また、企業やIPがLANDを購入するなど、将来的なメタバース上での経済活動に期待が持てるニュースにも注目をするといいでしょう。 例えば、Coincheckでは、LAND上に2035年の近未来都市 「※OASIS TOKYO」を制作するプロジェクトを開始しています。 日本だけでなく、海外の企業やIPも様々なプロジェクトを企画しています。 『The Sandbox』の人気が高まるタイミングには、SANDにも期待がもてるのではないでしょうか。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら ②NFT・メタバースに注目が集まる NFT・メタバース銘柄に注目が集まるタイミングにも、SANDは期待がもてるのではないでしょうか。 特に代表的な事例として、2021年10月のFacebook社の社名変更が挙げられます。同社がMeta Platform社への社名変更と、メタバース領域への巨額投資を発表したことをうけ、SANDは一時10倍近くまで価格が上昇しました。 参考:CoinMarketCap カナダのリサーチ企業Emergen Research社は、メタバースの市場規模が2028年までに8289.5億ドル(日本円で約99兆4740億円)まで成長すると試算しています。 参考:Emergen Research 今後も、大企業のメタバース領域への投資など、NFT・メタバース領域にポジティブなニュースが出た場合、同様の動きをする可能性があります。 暗号資産SAND(サンド)の購入方法 CoincheckでSANDを購入する方法には、以下の2種類があります。 スマホアプリで購入するパソコンで購入する 以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。 ※当社にSANDを入金・送金される場合は、Ethereumネットワーク上のERC20をご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってSANDを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする2. 表示されたコインの中から「SAND(サンド)」をタップする3. 「購入」をタップする4. 購入金額を入力し、「日本円でSANDを購入」→「購入」をタップする スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンでSANDを購入する際の手順は、以下の通りです。 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「SAND(サンド)」を選択する3.SANDの購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する 4.「OK」をクリックして購入完了 パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。 場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。

2025-09-11暗号資産の基礎知識NFT

Web3.0(Web3)とは、ブロックチェーンやP2P(Peer to Peer)などの技術によって実現する「次世代の分散型インターネット」のことです。最近では「Web3.0」や「ブロックチェーン」というキーワードが話題になっているため、もっと詳しく知りたい、メリットやデメリットを知りたいという方も多いのではないでしょうか?  この記事では、以下のようにWebの歴史や各時代の特徴をお伝えしながら、Web3.0について解説し、サービスへの活用例などについて紹介します。 1.Web3.0とは?概要や特徴をわかりやすく解説 2.Webの歴史とは?Web1.0から3.0までの変遷 3.Web3.0を利用するメリットとは?ポイント3点を解説 4.Web3.0のデメリットは?注意点を解説 5.Web3.0のサービス紹介 6.まとめ Coincheckの無料登録はこちら 目次 1.Web3.0とは?概要や特徴をわかりやすく解説 2.Webの歴史とは?Web1.0から3.0までの変遷 2-1.Web1.0の特徴とは 2-2.Web2.0の特徴とは 2-3.Web2.0の課題とは 3.Web3.0を利用するメリットとは?ポイント3点を解説 3-1.セキュリティが強化されている 3-2.決済・契約の手数料を節約できる 3-3.個人情報を自分自身で管理できる 4.Web3.0のデメリットは?注意点を解説 4-1.ユーザー個人が知識を身につける必要がある 4-2.巨大企業との利益相反や国の規制を受ける可能性がある 5.Web3.0のサービス紹介 5-1.Web3.0ブラウザであるBrave 5-2.DAppsの基盤となるイーサリアム 5-3.メタバース上で楽しめるNFTゲーム『The Sandbox』 6.まとめ 1.Web3.0とは?概要や特徴をわかりやすく解説 Web3.0とは、ブロックチェーンやP2P(Peer to Peer)などの技術によって実現する「次世代の分散型インターネット」のことです。 現在、私たちが利用しているインターネットを「Web2.0」と定義し、プライバシーやセキュリティなどの問題を解決するために構想されたのがWeb3.0という概念です。 2022年現在でトレンドとなっているWeb3.0は、ブロックチェーン・暗号資産・NFT・DAO関連の場で議論されています。 Web3.0の概念自体もまだ発展途上であるため、今後の技術の進展によってはWeb3.0の概念が変わる可能性があります。そのため、Web3.0を深く理解するためには、ブロックチェーンやNFTなどのWeb3.0における重要キーワードの最新情報を常に仕入れ、持っている知識をアップデートする姿勢が大切になります。以下では、Web3.0における重要キーワードを解説しています。それぞれのキーワードについて詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck ブロックチェーンとは?特徴やメリット・デメリットを基礎からわかりやすく解説 Coincheck 2.Webの歴史とは?Web1.0から3.0までの変遷 Web3.0という概念を深く理解するためには、現在私たちが使っているインターネットの特徴を知る必要があります。つまりWebの起源である「Web1.0」、現在私たちが使っている「Web2.0」、そしてWeb2.0がかかえる問題を解決するために構想された「Web3.0」について、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。 Coincheckの無料登録はこちら 2-1.Web1.0の特徴とは Web1.0とは一言でいうと「Webが誕生した頃のインターネット」を指す概念です。具体的な年代としては、1990年代中頃から2000年代前半にかけて普及してきたインターネット(もしくはWeb)の総称だとされています。 Web1.0時代のWebは「情報の流れが一方向で中央集権型」であることが特徴です。 当時のWebでは、管理者個人がホームページを持ち、ユーザーはそれを閲覧するだけというものでした。Web1.0時代では、現在ではありふれた機能である「コメント機能」などの実装もあまりありませんでした。閲覧できる情報は情報作成者によってのみ管理され、閲覧ユーザーによるデータの編集はできません。 ホームページの管理者は自分でサーバーを用意し、データベースとHTMLを構築していました。このため、Web1.0時代に情報発信するには、それ相応のWebの知識が不可欠でした。また、現在に比べて通信速度が低速だったため、特にインターネットが登場してすぐの頃は、動画はもちろん、画像やCSSを扱う動的なページを扱うケースは稀だったと言えるでしょう。 また、Web1.0時代でのユーザー同士のコミュニケーションツールは、2ちゃんねるなどを代表とした掲示板サイトだったと言えます。掲示板サイトは基本的に文字だけのやり取りでデータ容量をあまり必要としないため、Web1.0時代でも利用できていたのでしょう。 この時代のWebユーザーは匿名性を重視し、一般的な使用方法ではほとんど実名や年齢や住んでいる地域すらも公開することはありませんでした。ネットで繋がった人と実際に会うことは気軽にされなかったことも特徴です。 2-2.Web2.0の特徴とは Web2.0とは、一言でいうと「現在私たちが使っているインターネット」を指す概念です。具体的な年代としては、2000年代中頃から2020年代中盤の現在まで続いているインターネット(もしくはWeb)の総称だとされています。 Web2.0時代のWebは「情報の流れが双方向で中央集権型」であることが特徴です。 Web2.0ではプラットフォームの運営者が登場し、ユーザーはそのプラットフォーム上で情報発信を行ったり、コミュニケーションを行ったりし始めました。YouTubeやTwitter、Instagram、Facebookなどが登場し、データベースやHTML、サーバーなどへの知識が無くても情報発信が容易になったのです。 Web2.0時代は、SNSなどを用いて様々な人との双方向の情報のやり取りができるようになった時代と言えるでしょう。Web2.0時代のユーザーは、FacebookなどのSNSの隆盛からわかるように、実名や顔写真を公開することに比較的抵抗が無いことも特徴として挙げられます。 また、Webの知識が無いと扱えない個人ホームページに代わり、AmebaやFC2、WIXのようなブログ作成プラットフォームが台頭してきたことも、Web2.0時代の特徴と言えるでしょう。 このように、Web2.0時代はユーザーがWebを通じてより幅広く活動できるようになった一方で、プラットフォーム提供者のサービスを多用した結果、プラットフォームを提供している企業へ個人情報が集中しています。 2-3.Web2.0の課題とは Web1.0からWeb2.0へとWebの世界が進化し、活動の幅が急激に広がるとともに、Web2.0の課題点も見えてきました。 まず、先ほども述べたように、プラットフォーム提供者へ個人情報やパスワードなどのデータが集中するようになったことで、サイバー攻撃を受けた際の流出リスクやセキュリティ問題、個人情報を含むデータの適正利用への疑念などが発生しています。 また、デジタルコンテンツをプラットフォーム上で発信する場合、アカウント停止やシャドウバン(※アカウント停止ではないが、通知されずに検索結果などから排除されること)を受けると、コンテンツの発信が難しくなります。 このような歴史的な変遷があり、Web2.0の課題を解決する新たなWebの概念としてWeb3.0が生まれました。 3.Web3.0を利用するメリットとは?ポイント3点を解説 Web3.0は「Web2.0でのデータ独占・改ざん・データ使用権の問題を解決する概念」として構想され、「情報の流れが双方向で分散型」であることを特徴とします。 その中核として大きなウェイトを占めているのが、「ブロックチェーン技術」です。ここでのブロックチェーンとは、誰もがその内容を閲覧・管理することができるパブリックチェーンを指します。 トークンで権利者情報などを管理したり、データベースとしてブロックチェーンを用いたり、分散型のネットワークを使ったりすることで、Web2.0の問題を解決しようとしています。 また、Web3.0、ブロックチェーンと密接に関わる概念として「DAO」もあわせて理解しておくとよいでしょう。DAOとは、日本語では「分散型自立組織」といい、特定の管理者を持たずに存在できる組織を指します。 DAO(分散型自律組織)とは?図解で初心者にもわかりやすく解説! Coincheck それでは、実際にWeb3.0はどのような場面で使われて、ユーザーへどのような利点をもたらすのでしょうか。Web3.0のメリットは、以下の3つのようなポイントが挙げられます。 セキュリティの強化決済・契約の手数料の節約ユーザー主体のデータ管理 それぞれについて詳しく見ていきましょう。 3-1.セキュリティが強化されている Web3.0の世界では、データをブロックチェーンに保存することで、その仕組みならではの強固なセキュリティの恩恵を受けられます。たとえば、以下の2点が挙げられます。 悪意ある者によるデータの改ざんが極めて困難になる分散管理により、データ流出のリスクが低減される ブロックチェーンの仕組みや特性については、以下の記事をご覧ください。 ブロックチェーンとは?特徴やメリット・デメリットを基礎からわかりやすく解説 Coincheck 3-2.決済・契約の手数料を節約できる さまざまなデジタルコンテンツへの決済や個人間送金に暗号資産を用いることで、決済・契約の手数料の節約が期待できます。こちらも、ひとつめのメリットと同様に、ブロックチェーンの特性から生まれるメリットです。 Web2.0時代の決済では、プラットフォーマーや決済代行会社が決済時に手数料を徴収するため、取引額の数パーセントから多い場合は数十パーセントの手数料がかかります。 Web3.0では、暗号資産を用いた決済や契約を使うことで、第三者を必要としない決済が可能になります。このため、中間業者に対する手数料が不要になる、あるいは安くなることが期待できます。ただし、ブロックチェーンを利用することに対しての手数料は別途発生することがあるため、認識しておくとよいでしょう。 3-3.個人情報を自分自身で管理できる Web3.0では、ユーザーが自身の個人情報や行動履歴、デジタル資産の管理ができると言われています。Web2.0のサービスは無料で扱えることが多いですが、その代償として個人情報や行動履歴がプラットフォーマーに提供されています。 たとえば、現在のWeb2.0を扱っていると、自分の住んでいる地域に関連した広告や、最近見た商品・サービスなどの広告が出てきた経験のある人は少なくないのではないでしょうか。このような広告形態をリスティング広告といい、Cookieなどの閲覧・検索履歴に基づいて配信される広告です。そのほか、地域などの特定はIPアドレスからも可能です。 Web2.0ではユーザーが意識をしないようなポイントで個人情報や行動履歴を取得・利用しているため、自身の個人情報を制限することは限りなく難しくなっているでしょう。Web3.0では、個人情報の提供の制限・管理が可能であるとされているため、ユーザーのデータ管理権限が戻ると言えます。 4.Web3.0のデメリットは?注意点を解説 Web2.0の問題を解決するためのソリューションであるWeb3.0。期待の声が多く挙げられているものの、発展途上であるためにこれから解消していくべき課題もかかえています。 また、先述の通りWeb3.0はまだ多くの方に浸透しているとは言えないため、未来から見たWeb3.0という概念は全く別物になる可能性があります。つまり、実際に実現したWeb3.0はブロックチェーンや暗号資産、NFT、DAOが絡んでいないという場面も想定ができるのです。 個人としてできることは、Web3.0がどのように進化していくのか注意を払いつつ、利用するかどうかを検討するとよいでしょう。Web3.0がかかえる主なデメリットとしては、以下の2点が挙げられます。ここでは、利用する際の注意点とともに紹介していきます。 ユーザー個人が知識を身につける必要がある巨大企業との利益相反や国の規制を受ける可能性がある ユーザー個人が知識を身につける必要がある ブロックチェーンを用いたWeb3.0を構築した場合、ユーザーはブロックチェーンや暗号資産、NFT、DAOへの深い知識・リテラシーが求められます。 広告などで莫大な収益を上げられるWeb2.0のサービスは、無料でハイクオリティなものになっています。インターネットへの知識が不十分なユーザーでも気軽に利用することができるため、積極的にWeb3.0への移行が検討されない可能性があるのです。 一般的なWebユーザーがWeb3.0への知識をつけ、Web2.0からの移行が可能になるか否かというポイントは、今後のWeb3.0の発展において重要な観点です。また、利用する個人の立場としては、Web2.0の世界から一気に求められる知識のハードルが高くなる可能性があることに注意しましょう。 巨大企業との利益相反や国の規制を受ける可能性がある Web3.0の概念は、Web2.0の巨大プラットフォーマーと利益相反が起きています。巨大プラットフォーマーは小国の経済規模を超えるほどの経済力を持っており、Web上であらゆる機能を独占し、利益を生み出しています。 そのため、本格的にWeb3.0の隆盛が訪れた場合、その流れを阻止しようと、巨大プラットフォーマーがWeb3.0のプロジェクトやサービスを排除・制限しようとする可能性が生じます。 また、革新的なサービス・概念が生まれて間もない段階では、法整備が追いつかないということがよく起こり、Web3.0についてもまさにそれが発生していると言えます。国や行政機関・立法機関はこれから規制を強めていく可能性があり、ユーザーの視点では「規制が厳しくなっていく」と見えるかもしれません。 個人としては、Web3.0の世界はただ無制限に広がっていくだけでなく、さまざまな既存システムと相互に影響しながら発展していくものである、と理解したうえで利用するとよいでしょう。 5.Web3.0のサービス紹介 Web3.0へ投資をしてみたいという場合は、Web3.0系のサービスに関連した暗号資産への投資という方法が挙げられます。 Brave:BATイーサリアム:ETHThe Sandbox:SAND Web3.0ブラウザであるBrave Coincheckが扱っている暗号資産では、Web3.0系のブラウザ「Brave」で使われるBAT(Basic Attention Token)がWeb3.0銘柄と言えます。 現状のWeb広告では、意図しない広告が表示されたり、電力・通信容量を大幅に消費したりといった、ユーザーへの不利益が存在しています。 Web3.0ブラウザ「Brave」は、初期設定でWeb広告がブロックされており、ブラウザ上で広告を有効にすると暗号資産である「BAT」を取得することができます。 つまり、ユーザーは表示する広告と追跡のためのデータ取得を制限しながら、ブラウザで任意の広告を見ながら暗号資産を獲得できるのです。 ※日本では資金決済法の制約により、BATではなくBATポイントが付与されます。 暗号資産が貯まるBraveブラウザの使い方や特徴、危険性の有無を解説 Coincheck BATはAmazonのギフト券に交換したり、実店舗で利用したりすることができ、クリエイターやサイト運営者へ直接支援することも可能です。 現在の広告システムでは、広告収益はほとんどプラットフォーマーが取っており、サイト運営者の収益は小さくなっています。Braveでは広告主から直接広告料が支払われるため、サイト運営者は収益アップにつながるとされています。BATについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。 暗号資産BAT(ベーシックアテンショントークン)とは?特徴や今後の将来性、購入方法を解説! Coincheck DAppsの基盤となるイーサリアム DApps(分散型アプリケーション)の基盤となるイーサリアム(ETH)もWeb3.0銘柄といえます。 DAppsとはDecentralized Applicationsの略称で、日本語では分散型アプリケーションと呼ばれています。従来のアプリケーションではアプリを管理する「中央管理者」が存在し、権限が中央管理者に集中していました。一方でDAppsではブロックチェーン技術を採用することで、中央管理者のいない分散管理を実現しています。この「中央集権から分散へ」という流れも、Web3.0の大きな特徴と言えるでしょう。 現状では、ほとんどのDAppsはイーサリアムのプラットフォーム上で開発されています。これは、DAppsを利用したサービスの多くがイーサリアムのスマートコントラクトを基盤として開発されているのが理由です。 なお、スマートコントラクトとは、イーサリアムをはじめとするブロックチェーン上に実装されている、自動的に契約が実行される仕組みのことです。 スマートコントラクトとは?仕組みやイーサリアム(ETH)との関係を解説! Coincheck イーサリアムを活用したDAppsの具体例としては、メタバースプロジェクト「Decentraland(ディセントラランド)」や、実名のサッカー選手を用いたデジタル・トレーディングカードゲームの「Sorare(ソラーレ)」、さらには世界初のブロックチェーンゲームである「クリプトキティーズ(CryptoKitties)」や、中央管理者のいない分散型取引所(DEX)である「ユニスワップ(Uniswap)」などが挙げられます。 DAppsとは?言葉の意味や仕組み、注目される理由を解説 Coincheck 【初心者向け】イーサリアムとは?仕組みをわかりやすく解説! Coincheck メタバース上で楽しめるNFTゲーム『The Sandbox』 NFTゲームの『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』で使われるSAND(サンド)も、Web3.0に関連した銘柄です。The Sandboxでは、メタバース空間でユーザー間の空間を楽しむだけでなく、オリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することができます。さらに、所有するアイテムやキャラクターをNFTとしてプラットフォーム上で自由に売買することが可能です。 なお、メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことで、Web3.0とは異なる概念です。しかし、The Sandboxのように「メタバース空間内で、NFTの売買を行う」など、Web3.0と密接な関わりがあります。 【最新】メタバースのビジネスにおける活用事例を紹介!背景やメリットについても徹底解説 Coincheck またCoincheckでは、暗号資産SANDを取り扱っていることに加え、The Sandbox上のLANDと呼ばれる土地上に2035年の近未来都市「※OASIS TOKYO」を制作するプロジェクトを開始しています。(2022年10月時点) (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは2025年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら まとめ Web3.0は、Web2.0時代の問題を解決するソリューションとして構想され、一部ではサービスの開発も進んでいます。その一方で、既存の社会基盤との共生や、予想し得ないさらなる進化によって、今「Web3.0」といわれているものとは違うサービス・概念が将来の「Web3.0」となっている可能性すらあります。 Web3.0はまだまだ発展途上な分野であるため、今のうちからWeb3.0に触れていたらワクワクする未来を体感できるかもしれませんね。 執筆青木一真 Ethereum Classic(ETC)にて公式日本コミュニティ立ち上げに携わったのち、暗号通貨ウォレット「もにゃ」にマーケターとして参画。その後、暗号資産関連へ参入する企業に対しリサーチャーとして介入しながら、暗号資産をはじめとしたWebライターとして活動している。 Twitter : @kiko_fintech

2025-05-20NFT

画像引用:Art Blocks 『Art Blocks』は、イーサリアムのブロックチェーンを利用してジェネラティブアートの発行と販売を行うNFTプラットフォームです。 「ブロックチェーン × ジェネラティブアート」という組み合わせにより実現したArt Blocksの斬新なスタイルが、新しいアートの形として、いまNFTクリエイター/コレクターを中心に注目を集めています。 この記事では、Art Blocksの特徴や注目されている理由、購入方法などについて初心者の方向けに解説していきます。 この記事でわかること Art Blocksの概要 Art Blocksの3つの特徴 Art Blocksが注目されている理由 Art Blocksの購入方法【Coincheck NFT】 Coincheckの無料登録はこちら 目次 Art Blocksの概要 Art Blocksの3つの特徴 「ジェネラティブアート」に焦点を当てたNFTプラットフォーム 作品は3つのコレクション(curated、playground、factory)に分類される 10%の販売手数料が発生する 6億円超えの販売額が話題に!「Art Blocks」が注目されている理由 レアな作品が安価で手に入る可能性がある 多数のアーティストが参加していてコンテンツが豊富 Art Blocksの購入方法【Coincheck NFT】 Coincheck NFTで購入するメリット Art Blocksの購入方法【公式サイト】 ①ウォレットと接続 ②NFTを購入 【注意】新たに発行されるのはMint(ミント)されていない作品だけ Art Blocksの概要 引用:Art Blocks Art Blocksは、イーサリアムのブロックチェーンを利用して「ジェネラティブアート」の発行と販売を行うNFTプラットフォームです。2020年、プロジェクション・マッピングアーティストのErick Calderon氏によって設立されました。 ジェネラティブアート(Generative Art)とは、コンピュータのアルゴリズムから生まれる偶然性を取り入れて制作されたアート作品のことを指します。NFTのコレクションではArt Blocksの他にも、日本発のNFTプロジェクトである『Generativemasks』などがあります。 Art Blocksは、このジェネラティブアートをNFT(非代替性トークン)として販売するプラットフォームです。 イーサリアムについて詳しく知りたい方はこちら。 イーサリアム(ETH)とは?今後の展望やアップデートについて解説 Coincheck Art Blocksの3つの特徴 Art Blocksには、主に以下の3つの特徴があります。 「ジェネラティブアート」に焦点を当てたNFTプラットフォーム作品は3つのコレクション(curated、playground、factory)に分類される10%の販売手数料が発生する どのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 「ジェネラティブアート」に焦点を当てたNFTプラットフォーム Art Blocksは、ジェネラティブアートを専門に取り扱うNFTプラットフォームです。 Art Blocksで自身の作品を販売したいクリエイターは、作品のスクリプト(簡易プログラム)もしくはアルゴリズムをArt Blocksにアップロードし、発行総数や販売価格などを設定します。これらの情報はブロックチェーンに記録され、しばらくするとArt Blocksの作品販売ページに情報が掲載されます。 購入者は好みのアートスタイルを選択し、作品の代金をイーサリアム(ETH)で支払います。するとブロックチェーンに記録された情報をもとに、アルゴリズムによってランダムにNFTアートが生成され、発行された作品が自動的にユーザーのウォレットに送付されます。 引用:Art Blocks 作成される作品は、イラストの場合もあれば3Dアートの場合もあります。つまり、実際に発行されるまで、購入者だけでなくクリエイターさえもどのような作品が生成されるのかがわからない仕組みになっているのです。 この「ブロックチェーン × ジェネラティブアート」という組み合わせにより実現したArt Blocksのランダム性と無限の可能性が、新しいアートの形として注目を集めています。 (※)ランダム性をもって新たに生成されるのは、まだMint(発行)されていない作品のみとなります。詳しくは「【注意】新たに発行されるのはMint(ミント)されていない作品だけ」をご覧ください。 作品は3つのコレクション(curated、playground、factory)に分類される Art Blocksの作品は、以下の3つのコレクションに分類されています。 コレクション 特徴 curated Art Blocksのビジョンをもっともよく表している選別された作品 playground curatedに選ばれたクリエイターのその他の作品 factory curatedに入る条件を満たしていない作品 通常、厳しい審査基準を通過した「curated」の作品が高値で取引されるのに対して、比較的緩和された条件でリリースできる「factory」の作品は安値で取引される傾向があります。 10%の販売手数料が発生する クリエイターは、作品を販売する際に10%の販売手数料をArt Blocksに支払う必要があります。作品が購入されると、販売額の10%が自動的にArt Blocksに転送され、残りがクリエイターに支払われます。 6億円超えの販売額が話題に!「Art Blocks」が注目されている理由 実際にMint(新たにNFTが発行)されるまで、どんな作品が生成されるかわからないという斬新なスタイルが注目を集めているArt Blocks。 その注目度と作品としてのクオリティの高さから、Art Blocksで販売されるNFTは非常に高値で取引されることがあります。 2021年8月には、カナダ人アーティストのDmitri Cherniak氏による「Ringers#879」というタイトルの作品が、1,800ETH(時価約6.4億円)で販売され話題を呼びました。 Art Blocksが注目を集めている理由には、主に以下の2つがあります。 レアな作品が安価で手に入る可能性がある多数のアーティストが参加していてコンテンツが豊富 それぞれ詳しく見ていきましょう。 レアな作品が安価で手に入る可能性がある 前述の通り、Art BlocksではMint(新たにNFTが生成)される際に、コンピュータのアルゴリズムによって色やデザインなどがランダムに決められ、予測不能な作品が生成されます。 作品の生成時には、サイズ・線の色・背景色・線の曲がり方・テクスチャ(質感)など複数の要素がランダムに選択されます。 たとえば下の「Para Bellum #999」という作品の場合、Draw Mode(描画モード)は「Grow」というスタイルを選択して生成されています。また、その右横の「%|count」という項目から、この「Grow」を選択して発行された作品はシリーズ全体で50.5%存在することもわかります。 そしてその下のComposition(構成)という要素では、「Whole Canvas」というスタイルが選択されており、このスタイルを選択した作品は全体で83.6%あることがわかります。 引用:Art Blocks このように、さまざまな構成要素がランダムに選ばれ、それらが組み合わされてオリジナルのNFTアートが発行されるというのが、Art Blocksのユニークな仕組みです。 そして通常、各要素でレアなスタイルを多く選択して発行された作品ほど、希少価値が高いものとして高値で取引される傾向があります。 言い換えるなら、販売時にはそれほど価値が高くない作品でも、購入後のランダム生成によりレアな作品が発行されれば、買値よりもはるかに高い価値の作品を手に入れられる可能性があるということになります。 このランダム生成による無限の可能性が、Art Blocksが注目を集めている要因といえるでしょう。 多数のアーティストが参加していてコンテンツが豊富 引用:Art Blocks NFTのプラットフォームとして注目を集めるには、「コンテンツが豊富にあること」が必須です。 その点、Art Blocksには2022年4月の時点で180名以上のアーティストが参加しており、各自がクオリティの高い作品を提供しています。 Art Blocksの注目度の高さを見る限り、今後はさらに参加アーティストが増え、コンテンツも充実していくことが予想されます。 Coincheckの無料登録はこちら Art Blocksの購入方法【Coincheck NFT】 次に、Art BlocksのNFTアートをCoincheck NFTと公式サイトで購入する方法をご紹介します。 まずは、Coincheck NFTでArt Blocksを購入する方法をご紹介します。 なお、Coincheck NFTはCoincheckの口座開設が完了している方のみご利用いただけます。口座開設がまだ完了していない方はこちらをご覧ください。 (※)CoincheckでのArt Blocksの販売は二次流通(過去に販売されたNFTの転売)となります。 Coincheck NFTはこちらへ (1)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 (2)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTで購入するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある次の30種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Art Blocksの購入方法【公式サイト】 引用:How to Mint (buy) Generative Art on Art Blocks 続いて、公式サイトでArt Blocksを購入する方法をご紹介します。 公式サイトでNFTアートを購入する手順は、以下の通りです。 ①ウォレットと接続 ②NFTを購入 ①ウォレットと接続 最初に、暗号資産のウォレットをArt Blocksに接続させます。 (1)サイトにアクセスしたら、ホーム画面右上の「connect」をクリックしてください。 引用:Art Blocks (2)下の画像のようなポップアップが表示されるので、使用しているウォレットを選択してください。 ここでは、MetaMaskを使用してNFTを購入する方法をご紹介します。 引用:Art Blocks (3)MetaMaskのパスワードを入れて、「ロック解除」をクリックしてください。 (4)利用規約の確認画面が表示されるので、下まで読んで問題がなければ「accept」をクリックしてください。 以上でウォレットの接続は完了です。 引用:Art Blocks ②NFTを購入 次に、Art Blockで実際にNFTを購入する方法をご紹介します。 (1)最初に、ホーム画面上部の3つのメニューの中から購入したい作品を探します。 引用:Art Blocks 3つのメニューには、それぞれ次のような意味があります。 curated collection…Art Blocksのビジョンをもっともよく表している選別された作品 all projects…すべての作品 artists…Art Blocksに登録されているクリエイターの一覧 ここでは、「all projects」からNFTを購入する方法をご紹介します。 (2)「all projects」をクリックすると、登録された日付が新しい順にすべてのNFTが表示されます。 なお、掲載されている作品は以下3つのステータスに分類されています。 paused…販売前 open…購入可能 completed…売り切れ 購入者は、作品名の下に「open」と記載されているものだけ買うことができます。 なお、画面上部のメニューでフィルターをかけて「open」の作品だけを表示させることも可能です。 引用:Art Blocks (3)作品のタイトルをクリックすると、作品の詳細画面が表示されます。 価格(画像①)などの条件を確認し、問題がなければ「PURCHASE A MINT」(画像②)をクリックしてください。 なお、Art Blocksでは決済にイーサリアム(ETH)を使用します。下の作品の場合、「0.08ETH」が販売価格となります。 引用:Art Blocks (4)ガス代(イーサリアム・ブロックチェーンの取引手数料)などに関する注意事項が表示されます。 確認して問題がなければ、「purchase(購入する)」をクリックしてください。 引用:Art Blocks (5)MetaMaskが起動するので、ガス代の設定などをして手続きを進めれば購入完了です。 【注意】新たに発行されるのはMint(ミント)されていない作品だけ Art Blocksで作品を購入する際に気をつけなくてはいけないのは、「ランダム性をもって新たに生成されるのは、まだMint(発行)されていない作品だけ」ということです。 たとえば下の「Zoologic」というシリーズの場合、全750個のうち現時点で126個までMintされていることがわかります(画像①)。そして、画像の作品はそのうち4番目にMintされたものであることを示しています(画像②)。 引用:Art Blocks つまり、画像の作品はすでにMintされており、この作品を購入しても表示されているデザインのNFTがそのまま手に入るということになります。 言い換えるなら、仮にこの作品の発行ナンバーが「#4」ではなく「#127」であれば、購入時に新たなデザインの作品を入手できることになります。 このあたりがArt Blocksの複雑なところですが、とりあえずは以下のように覚えておけば問題ないでしょう。 ランダム性のある新たな作品を購入する = 作品をMintする権利を得る一度Mintされた作品のデザインはそれ以降変わらない Coincheckの無料登録はこちら Art Blocksに関するQ&A Art Blocksに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q.Art Blocksとは何ですか? Art Blocksは、イーサリアムのブロックチェーンを利用して「ジェネラティブアート」の発行と販売を行うNFTプラットフォームです。2020年、プロジェクション・マッピングアーティストのErick Calderon氏によって設立されました。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.Art Blocksにはどのような特徴がありますか? Art Blocksには、主に以下の3つの特徴があります。 「ジェネラティブアート」に焦点を当てたNFTプラットフォーム 作品は3つのコレクション(curated、playground、factory)に分類される 10%の販売手数料が発生する 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.Art Blocksが注目されている理由は? Art Blocksが注目を集めている理由には、主に以下の2つがあります。 レアな作品が安価で手に入る可能性がある 多数のアーティストが参加していてコンテンツが豊富 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.Art Blocksはどこで購入できますか? Art Blocksは、Coincheck NFTや公式サイトなどで購入することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

2025-03-25NFTメタバース

「※OASIS TOKYO」は、コインチェックが『The Sandbox』上で開発・展開しているメタバース都市です。です。 The Sandboxのユーザーは、OASIS TOKYO内に建設されている商店街や美術館、ライブハウスやスタジアムなどの施設を利用したり、さまざまな分野のアーティストと交流をしたりして楽しむことができます。 この記事では、OASIS TOKYOの概要、利用できる施設・アトラクション、アーティストやファッションブランドとのコラボ情報などをご紹介します。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら この記事でわかること OASIS TOKYOとは 利用できる施設・アトラクション ブランドやアーティストとのコラボ情報 Coincheck NFTで「LAND」を購入する方法 Coincheckの無料登録はこちら 目次 OASIS TOKYOとは The Sandboxについて 小橋賢児氏が「OASIS TOKYO」クリエイティブディレクターに就任 OASIS TOKYO×The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテスト開催 OASIS KYOTOについて OASIS TOKYOで何ができる?商店街、ライブハウス、美術館などさまざまな施設が利用可能 さまざまなブランド&アーティストとコラボ決定! 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』 MIYAVI ANREALAGE 水原希子 太田雄貴 NEO TOKYO PUNKS TOMO KOIZUMI OASIS Community PASS NFT(OCP)とは OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の購入方法 「LAND」販売情報 Coincheck NFTで「LAND」を購入する方法 OASIS TOKYOに関するFAQ OASIS TOKYOとは コインチェックとゲーム分野において[メタバース](https://coincheck.com/ja/article/484)の活用を推進する『[The Sandbox](https://coincheck.com/ja/article/457)』は、コインチェックが保有する『The Sandbox』上の土地「[LAND](https://coincheck.com/ja/article/463)」に、*2035年の近未来都市「OASIS TOKYO」を制作するプロジェクト*を開始しました。 この取り組みは、メタバース上での活動を体験する機会を提供することや『The Sandbox』上でのコミュニティ活動の活性化を目的とし、*2022年中に一般公開を予定*しています。 「OASIS TOKYO」は、*”2035年の近未来都市”をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点*です。日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなどのイベント施設を設置し、*さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場*として活用してもらうことを目指しています。 The Sandboxについて 『*The Sandbox(ザ・サンドボックス)*』は、[イーサリアム](https://coincheck.com/ja/exchange/charts/coincheck/eth_jpy/3600)の[ブロックチェーン](https://coincheck.com/ja/article/320)技術を基盤とした「ユーザー主導のゲームプラットフォーム」です。 ユーザーは”メタバース”と呼ばれる仮想空間上にLAND(土地)を購入・レンタルをすることで、オリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することができます。マインクラフトなどのシュミレーションゲームが好きなゲーマーには、とても親しみを感じられるゲームプラットフォームでしょう。 さらにユーザーは所有するLANDやアイテム、キャラクターを[NFT(Non-Fungible Token)](https://coincheck.com/ja/article/454)としてプラットフォーム上で自由に売買することも可能です。 ダウンロード数は4,000万回、月間アクティブユーザー数はピーク時には100万人を超え、シリーズ最新作は世界で最も期待されているブロックチェーンゲームトップ50の13位に選出されました。 また、2020年3月にはスクウェア・エニックスなどから201万ドル(約2億2,000万円)の出資を受けるなど、日本での今後の発展が期待されています。 The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説 Coincheck 小橋賢児氏が「OASIS TOKYO」クリエイティブディレクターに就任 2022年9月、コインチェックが『The Sandbox』上に開発・展開している「OASIS TOKYO」のクリエイティブディレクターに、小橋賢児氏が就任しました。 小橋氏は、国内外の数多くの大規模イベントのみならず、都市開発や街づくりの実績も有するクリエイティブディレクターであり、2021年には、東京2020パラリンピック競技大会閉会式のショーディレクターを務めました。現在は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の催事企画プロデューサーを務めるなど、多岐にわたり活動されています。 小橋氏は、今後「OASIS TOKYO」にクリエイティブディレクターとして参画し、「OASIS TOKYO」におけるユーザー体験のコンセプトやストーリーの策定に携わっていただく予定です。2021年後半よりメタバースやWeb3に注目が集まり、これまでのSNSやその上に成り立っていたコミュニティの形が変化していくと言われている中で、コインチェックは小橋氏との協働により「OASIS TOKYO」を独自の世界観やストーリーを持つメタバースとすること、また、「OASIS TOKYO」を訪れるユーザーにとって本質的で豊かな体験価値・コミュニティを創造することを目指して参ります。 メタバースの本質とは?OASIS TOKYOが目指すコミュニティとストーリー【小橋賢児×天羽健介 特別対談】 Coincheck OASIS TOKYO×The Sandbox「実験解放区」クリエイターコンテスト開催 コインチェックが「The Sandbox」に保有する土地『LAND』に建設中のメタバース都市「OASIS TOKYO」にてクリエイターズコンテストを開催いたします。 ボクセルクリエイターのみなさまには、本コンテストのテーマに沿ったNPC(※)アセットを「The Sandbox」のボクセルモデル製作ツール「VoxEdit」を使用し制作していただき、ご応募いただきます。豪華ゲスト審査員によって選ばれた優秀作品のクリエイターには*「The Sandbox」内の『LAND』など*の魅力的な賞品をご用意しています。 ※ NPC:プレイヤーが操作しないキャラクター [応募詳細はこちら](https://oasis.coincheck.com/events/1) OASIS KYOTOについて 『OASIS KYOTO』は、*コインチェックが『[Decentraland](https://coincheck.com/ja/article/491)』のLANDに建設中のメタバース都市*です。”2035年の近未来都市”をコンセプトにした「メタバース×NFT」のコミュニティ拠点で、神社仏閣など日本の古都を連想させる街並みになっています。 OASIS KYOTOではファッションや音楽、アートを中心に多彩なイベント施設を設置し、*さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場*として活用してもらうことを目指しています。 OASIS KYOTOには、神社仏閣や出店など京都の街並みを連想させる多彩なイベント施設があり、一人で散策したり、世界中のユーザーと交流したりして楽しむことができます。 (※)現在、「OASIS KYOTO」はプレオープン中です。プレオープンでは、建設中の「OASIS KYOTO」の一部を公開しています。 「OASIS KYOTO」の[詳細はこちら。](https://oasis.coincheck.com/KYOTO) OASIS KYOTOとは?Decentralandのメタバース上に建設される近未来都市の特徴 Coincheck OASIS TOKYOで何ができる?商店街、ライブハウス、美術館などさまざまな施設が利用可能 OASIS TOKYO内には、商店街やスタジアム、ライブハウスや美術館などさまざまな施設が建設されており、The Sandboxのユーザー同士で交流できる場所が多数あります。 ここでは、OASIS TOKYOで利用できる施設やアトラクションの一部をご紹介します。 城下町商店街 ライブハウス スタジアム NFT美術館 富士山アスレチック 城 忍者屋敷 サウナ 盆踊り・屋台 ランウェイ 配信スタジオ 寿司屋 NFT取引所 コインチェック取引所 [メタバースのやり方・始め方](https://coincheck.com/ja/article/517)については、以下の記事をご覧ください。 メタバースのやり方・始め方!必要な機材やおすすめサービスを紹介 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ さまざまなブランド&アーティストとコラボ決定! OASIS TOKYOでは、さまざまな*ファッションブランドやアーティストとのコラボレーション企画*を予定しています。 2022年9月の時点で決定しているコラボ企画は、以下の通りです。 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』MIYAVIANREALAGE水原希子太田雄貴NEO TOKYO PUNKSTOMO KOIZUMI どのような内容なのか、ひとつずつご紹介していきます。 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』 コインチェックと「OASIS TOKYO」では、元AKB48の*小嶋陽菜さんがプロデュースするアパレルブランド『Her lip to』とのコラボレーション企画*を実施することを決定しました。 今後、「OASIS TOKYO」で*ファッションショーや展示会*などを実施する予定です。 小嶋陽菜氏について 生年月日:1988年4月19日 出身地:埼玉県 2005年にAKB48の第1期メンバーとして活動を開始 2017年4月19日AKB48を卒業 2018年6月20日 プロデュースブランド「Her lip to」オープン プレスリリース:[メタバース都市『OASIS TOKYO』、 小嶋陽菜氏プロデュースの『Her lip to』とコラボ決定!](https://corporate.coincheck.com/press/boS-mWE2) MIYAVI コインチェックと「OASIS TOKYO」では、常に世界に向けて挑戦を続ける*“サムライ・ギタリスト”であるMIYAVIとのコラボレーション企画*を実施することが決定しました。 今後、「OASIS TOKYO」において、*ライブなどの音楽イベントの開催*を検討していきます。 MIYAVIについて エレクトリックギターをピックを使わずに全て指で弾くという独自の“スラップ奏法”でギタリストとして世界中から注目を集め、これまでに約30カ国350公演以上のライブと共に、8度のワールドツアーを成功させている。また、アンジェリーナ・ジョリー監督映画「Unbroken」(2016年日本公開)では俳優としてハリウッドデビューも果たした。ジョリーとの縁から2017年には日本人として初めてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使に就任。実際に世界各国の難民キャンプ(レバノン、バングラデシュなど)を訪問。ニューヨークの国連本部にてアフガニスタン難民の女性ラッパーとの共演や、2020年の「世界難民の日」に日本で行われた音楽イベントでメインパーソナリティを務めるなど精力的に活動している。2020年6月、GUCCIがグローバルに展開するコレクション「Gucci Off The Grid collection」の広告に起用される。GUCCIの広告に日本人の著名人が起用されるのは初の快挙。常に世界に向けて挑戦を続ける“サムライ・ギタリストMIYAVI”。今後も彼の活動は止まる事はなく、最も期待のおける日本人アーティストの一人である。 http://myv382tokyo.com https://miyavi.com プレスリリース:[メタバース都市『OASIS TOKYO』、MIYAVIとのコラボが決定!](https://corporate.coincheck.com/press/jI2rXny7) ANREALAGE コインチェックと「OASIS TOKYO」では、日本のファッションブランドで、2021年に公開された映画『竜とそばかすの姫』の主人公ベルの衣装デザインを手がけた*『ANREALAGE(アンリアレイジ)』とのコラボレーション企画*を実施することが決定しました。 今後、「OASIS TOKYO」において、*ファションショーなどのイベントを開催*することを検討していきます。 ANREALAGE(アンリアレイジ) デザイナー森永邦彦。1980年、東京都国立市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大学在学中にバンタンデザイン研究所に通い服づくりをはじめる。2003年「アンリアレイジ」として活動を開始。ANREALAGEとは、A REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代、を意味する。2005年東京タワーを会場に東京コレクションデビュー、同年ニューヨークの新人デザイナーコンテスト「GEN ART 2005」でアバンギャルド大賞を受賞。東京コレクションで10年活動を続け、2014年よりパリコレクションへ進出。2015年フランスの「ANDAM FASHION AWARD」のファイナリストに選出される。2017年パリコレ以降の作品を展示した「A LIGHT UN LIGHT」展を国内で開催し、LA及びサンパウロのJAPAN HOUSEにて巡回展を開催、また、ポンピドゥー・センター・メッスやロスチャイルド館、森美術館での展覧会へも参加している。2019年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出。2019年度第37回毎日ファッション大賞受賞。2020年 伊・FENDIとの協業をミラノコレクションにて発表。2021年ドバイ万博日本館の公式ユニフォームを担当。2021年に公開された映画『竜とそばかすの姫』の主人公ベルの衣装デザインを手がける。同10月に開催された、アンリアレイジ2022年春夏パリコレクション「DIMENSION」では、『竜とそばかすの姫』とコラボしたデジタルコレクションを発表、NFTとして販売した。 ANREALAGEコレクション https://www.anrealage.com/collection/100001 竜とそばかすの姫 X ANREALAGE https://www.anrealage.com/work/detail/100007/3589 プレスリリース:[メタバース都市『OASIS TOKYO』、ANREALAGEとのコラボが決定!](https://corporate.coincheck.com/press/VRorkghU) 水原希子 コインチェックが製作を進めるメタバース都市「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、モデルや女優として活躍する傍ら、デザイナーとして自身のブランドを手がける*水原希子氏とのコラボレーション企画*を実施することが決定しました。 今後、*「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」上の一部の空間やアバターを、水原希子氏がプロデュース*していく予定です。 水原希子氏について 女優としてさまざまな映画やテレビ番組出演する傍ら、モデルやデザイナーとしてもマルチに活躍。 デザイナーとして手がけた OPENING CEREMONYとのコラボレーションライン「Kiko Mizuhara for OPENING CEREMONY」は、数シーズンに渡ってリリースされ、ビヨンセやリアーナも着用した。また、COACH×KIKO MIZUHARAのコラボレーションラインにも自ら発案し、クリエイティブに参加した。 自身のブランド『OK』はOffice Kikoの略で、2017年に水原希子が立ち上げたブランドでありクリエイティブスペースである。日本で突如生まれた"ギャルカルチャー"のエネルギーをインスピレーションに、誰しもが自由に自分らしく解放できるスタイルと場を様々なアプローチで追求する。そしてサステナブルな活動を目指している『OK』のオリジナルプロダクトは、全て再生素材や環境負荷の低い天然素材を使用している。 これまで『OK』は、OPENING CEREMONYやFruity bootyなどともコラボレーションラインも発表している。 公式サイト:https://kiko-mizuhara.com プレスリリース:[メタバース都市「OASIS TOKYO」「OASIS KYOTO」、水原希子とのコラボが決定!](https://corporate.coincheck.com/press/WbLkRA8q) 太田雄貴 コインチェックが製作を進めるメタバース都市「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、国際オリンピック委員会(IOC) アスリート委員・国際フェンシング連盟 理事を務める*太田雄貴氏とのコラボレーション企画を実施*することが決定しました。 今後、太田雄貴氏とのコラボだけでなく、スポーツ分野においてもメタバースやNFTによる新たな顧客体験を提供すべく、*「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」上でのスポーツチームやイベントとの協業*を共に推進していきます。 太田 雄貴氏について 小学3年生からフェンシングを始め、日本代表として多くの国際大会に出場し北京オリンピックでは日本フェンシング史上初となる銀メダルを獲得。 2012年のロンドンオリンピックにおいても、フルーレ団体で銀メダルを獲得した。 2016年現役引退後は、日本フェンシング協会の会長を4年間努め、フェンシングの普及やTechnologyを用いた大会演出などに注力する。 現在は国際オリンピック委員会 アスリート委員、国際フェンシング連盟 理事を務める。 プレスリリース:[メタバース都市「OASIS TOKYO」「OASIS KYOTO」、 国際オリンピック委員を務めるフェンシングの五輪銀メダリストの太田雄貴氏とのコラボが決定!](https://corporate.coincheck.com/press/f_Ah8sRv) NEO TOKYO PUNKS コインチェックが製作を進めるメタバース都市「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、サイバーパンクSFをテーマとしたジェネラティブNFTプロジェクト(※)*「NEO TOKYO PUNKS(ネオトーキョーパンクス)」とのコラボレーション企画を実施*することが決定しました。 今回のコラボでは「OASIS TOKYO」「OASIS KYOTO」内にジェネラティブNFTプロジェクト*「NEO TOKYO PUNKS」の世界観を表現した展示エリアを制作し、サイバーパンクを思わせるガジェットを装着したオリジナルアバターの制作も予定しています。* (※)ジェネラティブNFT…アルゴリズムや数学的手法などから生まれる偶然性を取り入れ作られるアート作品のNFT。「NEO TOKYO PUNKS」では、クリエイターNIKO24氏が描いた画像をコンピュータープログラムでランダムに組み合わせて作品を自動生成している。 NEO TOKYO PUNKS(ネオトーキョーパンクス)について 「NEO TOKYO PUNKS」は、日本発のジェネラティブNFTプロジェクトです。メタバースが普及した2050年の東京で、富裕層や権力者が支配する仮想空間「ブレインバース」から、失われた東京を取り戻すというストーリー設定の元、サイバーパンクを思わせるガジェットを装着した横顔が描かれたアート作品のNFTを提供しています。 日本の伝統的なSF作品の系譜を想起させるストーリー設定や画風から、国内のみならず海外からも高く評価され、2022年3月26日から27日にかけて行われたプレセール及びパブリックセールでは、2,222体が2分で完売しました。 「NEO TOKYO PUNKS」では、今後メタバース上での3D展開やオーディオメタバース、AIにより自動生成されるジェネラティブ・ストーリーの導入など新たな取組みも予定しています。 公式サイト:[https://www.neotokyopunks.com](https://www.neotokyopunks.com) Twitter:[https://mobile.twitter.com/ntp_nftofficial](https://mobile.twitter.com/ntp_nftofficial) プレスリリース:[メタバース都市「OASIS TOKYO」「OASIS KYOTO」、日本発のジェネラティブNFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」とのコラボが決定!](https://corporate.coincheck.com/press/wtJiGI2h) TOMO KOIZUMI コインチェックが取り組むメタバース都市「OASIS(オアシス)」では、*ファッションブランド「TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)」とのコラボレーションが決定*しました。 コインチェックは、「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース都市「OASIS」の制作および開発を進めています。現在、『The Sandbox』上に「OASIS TOKYO」、『[Decentraland](https://coincheck.com/ja/article/491)』上に「[OASIS KYOTO](https://coincheck.com/ja/article/503)」、及び『[Otherside](https://coincheck.com/ja/article/499)』上に「OASIS MARS」の3つのメタバース都市を開発中です。 3つの「OASIS」はいずれも一般公開を目指して準備中であり、これらのメタバース都市における「TOMO KOIZUMI」のファッションショーの実施等を目指し、コインチェックと「TOMO KOIZUMI」の両者にて検討を開始しました。ショーの詳細は決定次第、お伝えいたします。 プレスリリース:[「TOMO KOIZUMI」、 コインチェックのメタバース都市「OASIS」との連携が決定](https://corporate.coincheck.com/press/CddKlOyM) 「TOMO KOIZUMI」が手掛けるNFTファッションを解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら OASIS Community PASS NFT(OCP)とは OASIS Community PASS NFT(OCP)とは、メタバース×NFTのコミュニティ「OASIS」が発行するOASIS CommunityへのアクセスパスとなるNFTです。 OCPを所有することでOASISコミュニティへの参加が可能となるだけでなく、OASISメタバースへのVIP入場権、オフラインイベントへの招待、関連NFTの優先購入権、OASISマテリアルの二次創作権、ホルダー限定グッズなどが付与される予定です。 そのほかのユーティリティとして、共創の場であるOASISの「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というビジョンから、OCPを保有することでメタバース都市やOASISを題材にした商品・コンテンツの共創/共同開発、音楽・アート・ファッションイベントへの参加などの体験が提供される予定になっています。 OASISのビジョンにならうOCPは、「OASISコミュニティで変化していく豊かな自分」をテーマにアートやコンセプトを作成しており、まだ未完成で発展途上なOASISを共に創りあげる体験を通じて、新しい行動を起こしたい方や自己研鑽に励みたい方など、活力がみなぎる方にコミュニティ参加していただきたいという思いがあります。 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の購入方法 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)は、期分け販売を行なっています。 第1期販売は2023年5月24日と25日に行われ、一般販売で即日完売となりました。 OCPの第1期販売ではCoincheck NFTにて0.05ETHで販売され、購入上限個数は1個までとなっていました。 第1期のOCP販売は、「先行販売①」、「先行販売②」、「一般販売」の計三回が行われました。第1期販売の詳細は下記をご参照ください。 第1期販売詳細 販売個数:500個 販売価格:0.05ETH 販売期間①:2023年5月24日(水)20時〜22時(確定購入権保有者が購入可能) 販売期間②:2023年5月24日(水)22時〜24時(先着で確定/優先購入権保有者が購入可能) 販売期間③:2023年5月25日(木)20時から 一般販売 現在、Coincheck NFTにOCPが出品されている場合は、二次流通としてOCPを購入できます。 OASISの最新情報については、公式Discordと公式Twitter、公式LINEでも随時告知されています。ご興味のある方は、参加やフォロー、友達登録を行ってくださいね。 OASIS公式Discord:https://discord.com/invite/oasiscommunity OASIS公式Twitter:https://twitter.com/Oasis_pj OASIS公式LINE:https://lin.ee/cDTEO8R OCPの購入方法については、こちらより詳細をご確認ください。 「LAND」販売情報 Coincheck NFTでは、ブロックチェーンゲーム『The Sandbox』の仮想空間上でコインチェックが保有している「LAND」の一部を販売しています。 『The Sandbox』のユーザーは、メタバース上に配置されている土地のデジタルピース「LAND」を購入することで、「OASIS TOKYO」と同じようにオリジナルの施設やゲームを作成することができます。 また、そのようにして作成したコンテンツはNFT化することで、マーケットプレイスなどを通じて販売することも可能です。 以下の記事ではLANDの特徴から活用例、投機的な価値について解説しているので、購入を検討されている方は合わせてご確認いただくことをおすすめします。 Coincheck NFTで販売中の『The Sandbox』のLANDについて解説します! Coincheck Coincheck NFTで「LAND」を購入する方法 ここでは「自身のLANDを所有したい」という方に向けて、Coincheck NFTでLANDを購入する方法をご紹介していきます。 Coincheck NFTはこちらへ (1)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 (2)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら OASIS TOKYOに関するFAQ Q. OASIS TOKYOとはどのようなプロジェクトですか? A.OASIS TOKYOは、コインチェックが『The Sandbox』上で開発・展開しているメタバース都市です。 ”2035年の近未来都市”をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点で、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q. OASIS TOKYOではどのような施設を楽しめますか? A.商店街やスタジアム、ライブハウスや美術館などさまざまな施設をご利用いただけます。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q. OASIS TOKYOはどのようなブランド、アーティストとコラボしていますか? A.2022年9月時点では、以下のブランド、アーティストとのコラボレーションが決定しています。 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』 MIYAVI ANREALAGE 水原希子 太田雄貴 NEO TOKYO PUNKS TOMO KOIZUMI 詳しくはこちらをご覧ください。 ※【パートナーを募集中】 コインチェックでは、NFTやメタバースの活用を考えている企業・団体を募集しています。 https://forms.gle/LgmP9GjQgke8RYHn6 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

2025-10-21NFT

「NFTには興味があるけど、始め方がわからない」 「NFT投資で利益を出す方法を知りたい」 この記事では、上記のような悩みや疑問をお持ちの方に向けて、NFTの購入方法やNFT投資で利益を出す方法などについて解説していきます。 この記事でわかること NFTとは NFTの売買をする場所=NFTマーケットプレイス NFTを始めるメリット NFTでの稼ぎ方 NFTの始め方・購入方法 NFT購入時の注意点 NFTの始め方に関するQ&A NFT投資はCoincheckのNFTマーケットプレイスで まとめ ※コインチェック株式会社は、2021年3月24日に「Coincheck NFT」のサービスを開始しました。Coincheck NFTでは、『The Sandbox』『CryptoSpells』『Sorare』など、さまざまなタイトルのNFTを取り扱っています。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 NFTとは? NFTの売買をする場所=NFTマーケットプレイス NFTを始めるメリット 価値上昇時に売却すれば利益を得られる いつでも自由に購入・販売できる アセットを紛失する危険性が低い 暗号資産やウォレットについて学べる NFTでの稼ぎ方 1.NFT投資で売却益を狙う 2.自身が制作したNFT作品をマーケットに出品する 3.NFT関連の暗号資産を購入する 4.NFTゲームでアイテムや暗号資産を獲得する NFTの始め方・購入方法 1.暗号資産取引所で口座開設をする 2.暗号資産取引所に日本円を入金する 3.暗号資産を購入する 4.NFTマーケットプレイスにログインする 5.NFTを購入する NFT購入時の注意点 販売価格が不当に高い場合がある 売買時の価格に確証はない 流行の影響を受けやすい 資産を物理的に所有できない 手数料がかかる 購入したNFTをゲームなどで使用するには「出庫」する必要がある NFTの始め方に関するQ&A NFTはどこで購入できますか? NFTはいくらから購入できますか? NFT投資をするメリットはなんですか? NFTの取引に手数料はかかりますか? NFTを購入するときの注意点はありますか? NFT投資はCoincheckのNFTマーケットプレイスで まとめ NFTとは NFT(Non-Fungible Token)とは主にイーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で構築できる代替不可能なトークンのことです。このNFTの技術がゲーム分野や不動産分野で活用され、革命を起こそうとしています。 NFTとは?暗号資産(仮想通貨)との違いや活用例を紹介 Coincheck イーサリアム(ETH)とは?今後の展望やアップデートについて解説 Coincheck NFTの売買をする場所=NFTマーケットプレイス NFTの取引は、NFTマーケットプレイスと呼ばれる取引所で行われるのが一般的です。 NFTマーケットプレイスでは、ユーザー同士でNFTと暗号資産の交換や取引ができます。利用者は取引に際して、出品手数料や販売手数料などの手数料をマーケットプレイスの運営者に支払う必要があります。 なお、主なNFTマーケットプレイスには以下のようなものがあります。 国内 海外 Coincheck NFT など ・OpenSea ・Foundation ・Rarible ・SuperRare ・Nifty Gateway  など (※)Coincheck NFTの詳細については、こちらをご覧ください。 NFTを始めるメリット NFTを始めるメリットには、主に次のようなものがあります。 価値上昇時に売却すれば利益を得られるいつでも自由に購入・販売できるアセットを紛失する危険性が低い暗号資産やウォレットについて学べる それぞれ詳しく解説していきます。 価値上昇時に売却すれば利益を得られる NFTは暗号資産や不動産などと同じように、時間の経過とともに価値が変動します。そのため、購入したNFTを価格が上がったときにマーケットプレイスに出品・販売することで売却益を得ることができます。 いつでも自由に購入・販売が可能 株式投資やFXなどの場合は、基本的に土日にマーケットが閉まるため、取引できる日が限られています。その点、Coincheck NFTなどのNFTマーケットプレイスは、原則365日24時間取引することが可能です(※)。 平日の夜や土日しか空き時間がないサラリーマンの方なども利用しやすい点は、NFTマーケットプレイスの特長の1つと言えるでしょう。 (※)臨時メンテナンス時は除く。 アセットを紛失する危険性が低い マンションや貴金属などの実物資産の場合、火災や盗難などが原因で破損・紛失してしまうことがあります。また、絵画やイラストなどのアート作品に関しても、実物の場合は物理的な経年劣化は避けられません。 その点、NFTはブロックチェーンで保管されているデジタル・アセットなので、実物資産と比べて破損・紛失する危険性が低く、経年劣化することもないというメリットがあります。 暗号資産やウォレットについて学べる NFTを購入するには、事前に暗号資産取引所で暗号資産を購入し、それをMetaMask(メタマスク)などのウォレットに送金する必要があります。 そのため、利用者はNFTの取引を通じて暗号資産の買い方や送金方法、ウォレットの使い方などについて学ぶことができます。 MetaMask(メタマスク)とは?PC・スマホでの使い方を解説 Coincheck NFTでの稼ぎ方 NFTに興味がある方の中には、「どうやってNFTで稼ぐのか」が気になっている人も多いのではないでしょうか? NFTでの稼ぎ方には、主に以下の4つがあります。 1.NFTの取引で売却益を狙う2.自身で制作したNFT作品をマーケットに出品する3.NFT関連の暗号資産を購入する4.NFTゲームでアイテムや暗号資産を獲得する それぞれ詳しく見ていきましょう。 1.NFTの取引で売却益を狙う 世の中にはさまざまなNFTが流通していますが、その多くはCoincheck NFTのようなNFTを取り扱っているマーケットプレイスで取引されています。 NFTは株や暗号資産、不動産などと同じように、時間の経過とともに価値が変動します。そのため、購入したNFTを価格が上がったときにマーケットプレイスに出品・販売することで売却益を得ることができます。 Coincheck NFTはこちらへ 2.自身が制作したNFT作品をマーケットに出品する NFTマーケットプレイスでは、自身が制作したNFT作品の出品・販売が可能です。NFTの仕組みを活用して作られたイラストや絵画のことを、NFTアートと呼びます。 【初心者向け】NFTアートとは?作り方や販売・購入方法を解説 Coincheck 自分でイラスト、音楽、VRアートなどのNFTアート作品を作れる人は、それをマーケットに出品した後、買い手が見つかれば収益を得ることができます。また、その作品が2次流通、3次流通と作者の手元を離れて売買される時にも、作者が稼げる場合があります。プログラマビリティという機能を使って、あらかじめ「N次流通時に購入代金の一部が作者に振り込まれる」とプログラムしておくことができる場合があるのです。 なお、NFTアートと似た言葉としてデジタルアートというものもありますが、これらは異なる概念です。 デジタルアートとは?いま注目される理由や作品の魅力、話題のNFT解説 Coincheck 4.NFT関連の暗号資産を購入する 暗号資産の中には、特定のNFTゲームやNFTプラットフォーム内で使用するために開発されたNFT関連の銘柄があります。 一般的に、ゲームやプラットフォームなど、大元となるNFTの需要や知名度が高まると、それに関連する暗号資産の価値も上がる傾向があります。そのため、将来性の高そうなNFTに関連する銘柄を取引所で購入し、値上がりしたときに売却すれば利ざやで稼ぐことが可能です。 なお、NFT銘柄の中で有名なものには、エンジンコイン(ENJ)などがあります。エンジンコインはブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で発行される資産(NFT)の裏付けとなる暗号資産で、主にゲーム開発の分野で活用されています。 エンジンコイン(ENJ)とは?特徴や購入方法、今後の展望を解説! Coincheck 4.NFTゲームでアイテムや暗号資産を獲得する NFTゲームの中には、プレイ中にある条件を達成するとアイテムや暗号資産を得られるものがあります。 例えば、実名のサッカー選手を用いたデジタル・トレーディングカードゲーム『Sorare』では、高スコアを獲得し上位にランクインしたユーザーに、シーズン終了時にイーサリアム(ETH)やレアカードなどの賞品が贈られます。 Sorareのレアカードは、Coincheck NFTのようなマーケットプレイスで売却することで利益を得ることができます。 また、「メタバース」と呼ばれる仮想空間内でキャラクターを操作して楽しむ『The Sandbox』では、LANDと呼ばれるゲーム内の土地の上にオリジナルのゲームやキャラクター、アイテムなどのコンテンツを作成することができます。そしてSorareと同じように、The Sandboxで作成したコンテンツもNFTマーケットプレイスで販売することが可能です。 このように、NFTゲームをプレイしてアイテムや暗号資産を得るという稼ぎ方もあります。 NFTゲームとは何か?既存ゲームとの違いとおすすめ4選 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら NFTの始め方・購入方法 NFTの始め方は、以下の通りです。 1.暗号資産取引所で口座開設をする2.暗号資産取引所に日本円を入金する3.暗号資産を購入する4.NFTマーケットプレイスにログインする5.NFTを購入する 国内だけでも数多くのNFTマーケットプレイスが存在するため、取扱いタイトルや使いやすさ、手数料の安さなどで判断すると良いでしょう。 ここでは、国内初となる暗号資産交換業者が運営するCoincheck NFTを例に、NFTの購入方法について解説していきます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck 1.暗号資産取引所で口座開設をする Coincheck NFTを利用するには、まず暗号資産取引所で取引用の口座を開設をする必要があります。 Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アカウント作成をする2.本人確認を行う 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck 2.暗号資産取引所に日本円を入金する 基本的に、Coincheck NFTは法定通貨ではなく暗号資産で購入します。そのため、事前にCoincheckのウォレットに日本円を入金し、暗号資産を購入しておく必要があります。 なお、Coincheckでは以下3種類の入金が可能です。 銀行振込 コンビニ入金 クイック入金 入金方法の詳細については、以下の記事をご覧ください。 仮想通貨(暗号資産)/ ビットコイン(BTC)の入金方法 Coincheck 3.暗号資産を購入する 日本円の入金が完了したら、次はCoincheckにおける「取引所(板取引)」もしくは「販売所」で暗号資産を購入します。 Coincheck NFTでは、Coincheckで取り扱っている次の30種類以上の暗号資産を決済に使用することができます。(※販売所と取引所では、取り扱い銘柄が異なります) ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※「PLT」は 2025/01/09 に、Coincheck取引所での取り扱いを停止しました。 暗号資産の購入方法については、以下の記事をご覧ください。 Coincheck(コインチェック)のやり方を解説!口座開設から購入・取引まで Coincheck 4.NFTマーケットプレイスにログインする 次に、NFTを購入するマーケットプレイスにログインします。 Coincheck NFTには、取引所ページから「Coincheck NFT」をクリックするとログインできます。また、以下のボタンからもログインできます。 Coincheck NFTはこちらへ 5.NFTを購入する 続いて、Coincheck NFTでNFTを購入する方法をご紹介します。 まずは購入したいNFTを選択します。 Home画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入できます。 購入したいNFTをクリックすると、購入画面へ移動します。 金額は出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨の単位で表示されています。 出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、購入は完了です。 Coincheckの無料登録はこちら NFT購入時の注意点 NFT購入時には、以下の6つのポイントに注意しましょう。 販売価格が不当に高い場合がある 売買時の価格に確証はない 流行の影響を受けやすい 資産を物理的に所有できない 手数料がかかる 購入したNFTをゲームなどで使用するには「出庫」する必要がある どのような内容なのか、1つずつ見ていきましょう。 販売価格が不当に高い場合がある NFTの販売方法には、以下の2種類の形式があります。 このうち定額販売に関しては、基本的に売り手が自由に価格を設定できます。そのため、買い手は不当に高い価格で購入してしまわないように、まず販売価格が適正であるかを見極める必要があります。 例えば、発行数が2個しかない限定物のNFTがあるとします。そのうちの1つが「NFTマーケットプレイスA」で50万円で売られていて、残りの1つが「NFTマーケットプレイスB」で100万円で売られていた場合、2つのNFTに何か特別な違いがない限り、安く購入できるAを選択するのが賢明と言えるでしょう。 NFTの取引を始めたばかりの頃は、売られている価格が妥当なのかがわからず、平均的な価格より高値で購入してしまうことがよくあります。定額販売でNFTを購入する際は、類似するコンテンツがどのくらいの価格で売られているのかを下調べして、販売価格が適正であることを確認してから購入するようにしましょう。 売買時の価格に確証はない NFTを投資対象として見る場合、売買時の価格に確証がないことは認識しておきましょう。 言い換えると、売りたい値で売れる保証もなければ、買いたい値で買える保証もないということです。これは投資商品全般に対して言えることですが、昔からある株や不動産マーケットと比べるとNFTマーケットは参加者も少なく、取引数も限られるため、このリスクを特に意識しておく必要があるでしょう。 流行の影響を受けやすい NFT投資は流行の影響を受けやすいという注意点もあります。 アートや音楽、ゲームなどの分野ごとの流行や話題性に大きく左右されます。急に注目を集めたNFT作品が高値で取引される一方で、人気が落ちれば一気に価値が下がることも少なくありません。つまり、トレンドに乗れば短期的な利益を得られる可能性がありますが、その逆に価格が急落するリスクも高いため、注意が必要です。 資産を物理的に所有できない デジタル・アセットという性質上、NFTには資産を物として所有できないというデメリットもあります。例えばNFTアートの場合、所有者は実物の作品を額に入れて鑑賞することはできず、PCやスマートフォンの画面を通じて鑑賞する必要があります。 【初心者向け】NFTアートとは?作り方や販売・購入方法を解説 Coincheck コンテンツの著作権について もう1つ注意しなくてはならないのは、基本的にNFTを購入してもコンテンツの著作権は譲渡されないという点です。 というのも、著作権は著作権者(クリエイター)の利益を守るための権利なので、たとえNFTを購入しても、その権利は原則として作者に帰属したままとなるからです。つまり、NFTの購入者には著作権がないため、著作権者の許諾を得ない限り、NFTを複製したり、二次的著作物を作成したりすることはできないことになります。 ただしその一方で、NFT自体が2017年に登場したばかりの技術なので、まだ国による法律的な解釈やマーケットプレイスにおける利用規約に違いがあるのも事実です。 そのため、NFTを購入する際は、NFTマーケットプレイスの利用規約や個々のアイテムの詳細情報に目を通して、「購入後に著作権等が誰に帰属するのか」といった点を事前に把握しておくことが大切です。 手数料がかかる NFTマーケットプレイスでは、入庫(※1)、出品、販売、出庫(※2)などに対して手数料が発生します。 下の表は、Coincheck NFTの各種手数料をまとめたものです。 入庫手数料 無料(入庫時のGAS費用はお客様負担です) 出品手数料 無料 販売手数料 販売価格の10% 出庫手数料 変動手数料制(※3) (※1)所有しているNFTをマーケットに移動させること。 (※2)マーケットにあるNFTを外部のウォレットに移動させること。 (※3)出庫手数料は、ネットワーク手数料の変動により手数料を変える変動手数料制となります。詳しくはこちらをご覧ください。 購入したNFTをゲームなどで使用するには「出庫」する必要がある マーケットプレイスで購入したNFTをゲームなどで使用するには、出庫してMetaMaskなど外部のウォレットへ移動させる必要があります。 Coincheck NFTにおけるアセットの出庫方法は、以下の通りです。 (1)まずはマイページへ移動します。 (2)マイページより出庫したいNFTを選択します。 (3)出庫したいNFTであることを確認して「出庫」をクリック。 (4)出庫先を選択してください。出庫先の登録がまだの方は「出庫先を編集」より登録できます。 なお、出庫の際は以下の点にご注意ください。 ネットワークの状況により、NFTの送信及び反映に時間がかかる場合がございます。 一度実行した出庫処理は取り消すことができませんのでご注意ください。 誤った宛先へ送付した場合、お客様へご返却することが難しい場合がございますので、ご注意ください。 出庫先は「出庫先を編集」で表示される送金画面にて、Ethereumの送金先アドレスとして登録したものが選択できるようになります。 暗号資産取引口座の状況により出庫ができない場合があります。 手数料に関してはこちらをご確認ください。 Coincheck NFTはこちらへ NFTの始め方に関するQ&A NFTの始め方に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q.NFTはどこで購入できますか? A.NFTの購入は、「NFTマーケットプレイス」と呼ばれる取引所で行うのが一般的です。NFTマーケットプレイスでは、ユーザー同士でNFTと暗号資産の交換取引を行います。 なお、国内のNFTマーケットプレイスにはCoincheck NFTなどがあります。 Q.NFTはいくらから購入できますか? A.NFTの価格は、基本的に売り手が自由に決めることができます。ブロックチェーンゲームのアイテムなどは、0.0001ETHなどの安値で売られているものもあります。 なお、ETH(イーサ)とはイーサリアムの暗号資産のことです。 Q.NFT投資をするメリットはなんですか? A.NFTを購入するメリットには、主に以下のようなものがあります。 価値上昇時に売却すれば利益を得られる いつでも自由に購入・販売できる アセットを紛失する危険性が低い 暗号資産やウォレットについて学べる 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.NFTの取引に手数料はかかりますか? A.NFTマーケットプレイスでは、入庫、出品、販売、出庫などに対して手数料が発生します。 Coincheck NFTに関する手数料については、こちらをご覧ください。 Q.NFTを購入するときの注意点はありますか? A.NFTを購入する際は、以下のポイントに注意する必要があります。 販売価格が不当に高い場合がある 売買時の価格に確証はない 流行の影響を受けやすい 資産を物理的に所有できない 手数料がかかる 購入したNFTをゲームなどで使用するには「出庫」する必要がある 詳しくはこちらをご覧ください。 NFT投資はCoincheckのNFTマーケットプレイスで 「NFTの投資を始めたい」と考えている方には、Coincheck NFTがおすすめです。国内初となる、暗号資産交換業者が運営するマーケットプレイスで、シンプルな操作画面と豊富な取扱い実績が特徴です。 さらに、30種類以上の暗号資産を同じサービス内で扱っており、NFT投資をきっかけに暗号資産取引に関心が広がった場合にも、スムーズに利用できることも大きな魅力です。 まとめ NFTは投資の対象であると同時に、アートやゲームなどを通じて新しい体験を楽しめる技術でもあります。リスクを理解したうえで取り組めば、資産形成の手段としてだけでなく、デジタルコンテンツの新しい可能性に触れる機会にもなるでしょう。 Coincheck NFTであれば、取引の際に発生するネットワーク手数料が無料です。NFTで投資を始めようとしている方は、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

2025-05-20NFTメタバース

Decentraland(ディセントラランド)というメタバースプロジェクトを聞いたことはあるでしょうか? メタバースプロジェクトのDecentralandは、歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトです。 今回の記事では、Decentralandの基本的な特徴や、遊び方、3/30よりCoincheck NFTで取扱いが開始されたLANDなどについて解説します。 この記事でわかること メタバースプロジェクト「Decentraland(ディセントラランド)」とは Decentralandの将来性 Decentralandと他のメタバース系プロジェクトとの違い DecentralandのLANDについて Decentralandの始め方 Coincheckの無料登録はこちら 目次 メタバースプロジェクト「Decentraland(ディセントラランド)」とは メタバースとは NFTゲームとは Decentralandとは OASIS KYOTOとは Decentraland注目のワケ 既にメタバース世界を体験することができる クリエイター機能が充実している メタバースのエコシステムがある Decentralandを運営する「DAO(分散型自立組織)」の存在 暗号資産(仮想通貨)MANAとは Decentralandの将来性 様々な企業やプロジェクトと活発に提携を進めている Polygonへの対応が完了している Decentralandの盛り上がり状況 他のメタバース系プロジェクトとの違い DecentralandとThe Sandbox(ザ・サンドボックス)との違い DecentralandとAxie Infinity(アクシー・インフィニティ)との違い DecentralandのLANDについて LANDの3つの特徴 LAND投資のための3つの指針 Decentralandに関する注意点 ガス代が高い傾向(ネットワーク手数料) VRを通したユーザー体験が将来的に普及するかは分からない Decentralandの始め方(Decentralandメタバースを体験しよう!) DecentralandのLANDの購入はCoincheck NFTがおすすめ CoincheckでMANAを購入する方法 スマホアプリでMANAを購入する方法 パソコンでMANAを購入する方法 まとめ メタバースプロジェクト「Decentraland(ディセントラランド)」とは そもそもDecentralandがカテゴライズされている「メタバース」や「NFTゲーム」とはどのようなものでしょうか? Decentralandの概要に入る前にそれぞの特徴を解説します。 メタバースとは メタバースは1992年にアメリカで出版されたSF小説『スノウ・クラッシュ』で初めて使用された言葉です。 メタバースを端的に説明すると、「インターネット上に存在する、経済圏を持った仮想空間」を指します。 本格的なメタバースが構築されれば、現実世界でも存在するモノ、カネ、ヒトの概念が仮想空間の中で実現し、人とのコミュニケーションや経済活動などがそのメタバースの中で可能となります。 その表現の仕方は多種多様ですが、一般的に認知が広まっているのはVR等を活用した3Dモデルで構築された仮想空間です。 メタバースビジネスの可能性は広がっており、Meta社(元Facebook)は今後2年間で5000万ドル(日本円で約55億円)相当の投資をメタバース領域に対して行っていくと宣言しています。 今話題のメタバースをまるっと解説!活用事例や注目のワケ Coincheck NFTゲームとは NFTゲームとは、暗号資産の基盤技術であるブロックチェーンを利用したゲームのことです。なお、NFTゲームはブロックチェーンゲームやゲーミファイ(GameFi)とも呼ばれています ブロックチェーンは分散型取引台帳とも呼ばれていて、取引履歴などをユーザー同士で管理する仕組みになっています。そのため、ブロックチェーン技術を利用したゲームには、下記のような特徴があります。 1.ゲーム内取引の不正や改ざんがしにくい2.ゲーム内で取得したアイテムが自分の資産になる3.取得したアイテムを自由に売買することができる ブロックチェーンゲームは既存のゲームと異なる特徴を持つため、今後の成長に注目が集まっています。 NFTゲームとは何か?既存ゲームとの違いとおすすめ4選 Coincheck Decentralandとは Decentralandは、歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトです。イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発されています。 開発を行っているのはカリフォルニアを拠点とする非営利団体「Decentraland Foundation」であり、世界中の投資家や企業から支援を受けて開発を進めています。 数多くのメタバースプロジェクトの中でもメタバース開発に精力的であり、既にBETA版のメタバースにアクセスすることも可能です。 ユーザーはDecentraland内で創設される施設などの利用者として楽しむことができ、仮想空間内で展開されるゲームなどをプレイ可能です。さらに、Decentralandメタバース上の土地であるLANDを購入し、そのLAND上に自分のコンテンツを作り上げることもできます。 従来のメタバースプロジェクト(VR上のユーザー体験を主としたゲームやコミュニケーションプロダクト)は、運営主体でメタバースを作り上げていました。もちろんユーザー参加型などのイベントを通して一般公募で集めたクリエイターがメタバース構築に携わる機会もありましたが、最終的にそのメタバースの保有者は当該プロダクトを有している企業になっていました。 一方Decentralandでは「DAO(分散型自立組織)」による運営がなされています。ユーザーがDecentraland上のLANDを購入し、そのLAND上にユーザー体験を作り上げていくことで、Decentralandメタバース世界が発展していきます。 このような、ユーザー主導でのコンテンツ拡充を可能にすることで、誰の所有物でもない恒久的なメタバースを構築しようとしているのがDecentralandの最も特筆すべき点です。 OASIS KYOTOとは 次に、Decentralandのメタバースを活用したプロジェクト「(※)OASIS KYOTO」を紹介します。 『OASIS KYOTO』は、コインチェックが『Decentraland』のLANDに建設中(2022年に一般公開を予定)のメタバース都市です。”2035年の近未来都市”をコンセプトにした「メタバース×NFT」のコミュニティ拠点で、神社仏閣など日本の古都を連想させる街並みになっています。* OASIS KYOTOではファッションや音楽、アートを中心に多彩なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 OASIS KYOTOには、神社仏閣や出店など京都の街並みを連想させる多彩なイベント施設があり、一人で散策したり、世界中のユーザーと交流したりして楽しむことができます。 (※)現在、「OASIS KYOTO」はプレオープン中です。プレオープンでは、建設中の「OASIS KYOTO」の一部を公開しています。 「OASIS KYOTO」の詳細はこちら。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら OASIS KYOTOとは?Decentralandのメタバース上に建設される近未来都市の特徴 Coincheck Decentraland注目のワケ ここまでDecentralandの概要を解説してきました。 では、なぜDecentralandが注目されているのでしょうか? その理由は主に以下の4つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。 ①既にメタバース世界を体験することができる②クリエイター機能が充実している③メタバースのエコシステムがある④Decentralandを運営する「DAO(分散型自立組織)」の存在 既にメタバース世界を体験することができる 数多くのメタバースプロジェクトの現状は構想段階であり、実際にそのメタバースを体験できるプロジェクトの数は非常に限られています。 そんな中、Decentralandは特筆してメタバース開発が進んでおり、既にBETA版のメタバースにアクセスすることも可能です。 実際にDecentralandメタバースを体験する方法に関して記事終盤の部分に記載しております。是非ともご覧いただければ幸いです。 クリエイター機能が充実している Decentraland上のデジタルアイテムやゲームは、専用のエディターやSDK(Software Development Kitの略で、日本語でソフトウェア開発キットの意)を用いることでゲーム開発経験のない人でも簡単に作成することができます。 本来デジタルアセットやゲームの作成は、3Dモデリングやゲームプログラミングの知識が必要で敷居が高いものです。Decentralandはその敷居を低くすることによって、ユーザー主導でのコンテンツ拡充の達成を図っています。 上記のような背景から、今後もメタバース内のコンテンツ作成を促進させる、便利な機能が発表される可能性は十分に考えられます。 メタバースのエコシステムがある Decentralandには、ブロックチェーン技術により構築された独自のエコシステムが存在しています。 ユーザーは、Decentralandの独自トークンであるMANAを使ってLANDやアバターの衣服・ユーザーネームといったメタバース上で使用できるアイテムを、NFT(非代替性トークン)として取引することが可能です。 LANDの運用、デジタルアイテムの作成や二次流通による収益化を狙うことができ、メタバース経済の活性化が促進されます。 Decentralandを運営する「DAO(分散型自立組織)」の存在 Decentralandが既存のオンライン3Dゲームと一線を画す部分は、「DAO」によるユーザー主導の運営体制です。 DAOは「Decentralized Autonomous Organization(自律分散型組織)」の略称で、ブロックチェーンの技術を通じてユーザーが直接的に組織運営を行っていく仕組みのことです。 スマートコントラクトやトークン等の、ブロックチェーン技術の上で最適に成り立つ仕組みを活用し、DAOがプールしている資金(一般的な企業の内部留保のようなもの)の投資先、メタバース内で流通するアイテムの種類、開発の方針といった意思決定がなされます。ちなみに、DAOがプールしている資金のことはトレジャリーと呼んだりもします。 DAOの意思決定活動のことを総称してガバナンスと呼びます。Decentralandのガバナンスへの参加方法は2通り存在します。 1つめはDecentralandの独自トークン「MANA(厳密にはそのラップドトークンであるwMANA)」を保有していることです。現実の株式会社のように、一定数以上の株式を保有している人に対して株主総会の場で議決権を与える仕組みだと認識すると分かりやすいと思います。 2つめの方法は、Decentraland上の土地であるLAND、またはLANDよりも広大な土地であるEstateを所有していることです。土地を所有していると多くの議決権が与えられるため、Decentralandメタバースの方針について大きな影響を与えることが可能です。 DecentralandのDAO運営に関する詳細を知りたい方は、Decentralandの公式ドキュメントでこちらのページをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産(仮想通貨)MANAとは MANAは、おもにディセントラランド内で使用される暗号資産です。アイテムの購入やサービスの利用、土地の売買など、さまざまな経済活動に使われます。 MANAはイーサリアムというブロックチェーン上で発行されており、利便性の高いERC-20トークンであることが特徴です。メタバースの成長とともに注目度が高まっており、今後の動向にも期待が寄せられています。また、暗号資産のなかでもデジタル上の体験や経済活動と深く結びついている点が、MANAの大きな魅力です。 ※なお、当社にMANAを入金・送金される場合は、Ethereumネットワーク上のERC20をご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は暗号資産が失われる可能性がありますのでご注意ください。 暗号資産(仮想通貨)MANAとは?ディセントラランドのネイティブトークンの特徴・将来性を解説 Coincheck Decentralandの将来性 上記のような特徴を持つDecentralandですが、将来性に関しても非常に注目されています。 ここではその理由について、 ①様々な企業やプロジェクトと活発に提携を進めている②Polygonへの対応が完了している③Decentralandの盛り上がり状況 という3つの要因を深掘りしていきたいと思います。 様々な企業やプロジェクトと活発に提携を進めている Decentralandは有名企業や政府機関との提携を進めており、次のような企業との提携やコラボイベントの開催を行ってきました。 コカ・コーラ アメリカの清涼飲料水メーカーであるコカ・コーラは、2021年7月30日にNFT販売を大手NFTマーケットプレイスOpenSeaにて開催しました。 その際に販売された「コカ・コーラ・バブルジャケット・ウェアラブル」というNFTを購入すると、購入者特典としてDecentraland上で着用可能なジャケットのNFTも同時に獲得することができたのです。 出典元:米コカ・コーラ公式サイト JPモルガン(J.P.Morgan Chase & Co.) アメリカの投資銀行であるJPモルガンは、Decentralandメタバース上に正式な事務所としてオニキス・ラウンジ(Onyx Lounge)という名前のラウンジを立ち上げました。 オニキス・ラウンジのオープンは、JPモルガンがメタバースを非常に真剣に受け止め、その市場に対して強気の予測を行っていることが伺えます。 JPモルガンからは、同社がメタバース市場に関する調査を行ったレポートが公開されています。メタバース不動産市場の将来予測などといった興味深い内容が盛り込まれていますので、今後のメタバース市場に期待している方はぜひともコチラのレポート(英語)をご覧ください。 出典元:JPモルガン メタバース調査レポート アタリ(ATARI) アメリカの大手老舗ゲームメーカーであるアタリは、Decentraland上に「アタリ・カジノ(Atari Casino)」を立ち上げることを発表し、ローンチしました。 その他にもアタリは、Decentraland上でアタリブランドのゲームコンテンツを提供していく予定の模様です。 アタリはビデオゲームを制作することを主眼に置いた世界初の企業です。 参照元:Decentral Game 公式サイト Polygonへの対応が完了している Decentralandはメインブロックチェーンとしてイーサリアムを利用したプラットフォームです。そのため、イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題の影響を受けて、ガス代(ネットワーク手数料)が高いことが、Decentralandの公式サイトにて用意されているマーケットプレイスを利用する際のネックになっていました。 そこでDecentralandは、2021年の4月以降、スケーラビリティ問題の解決策として開発が進められているポリゴンネットワーク上での取引に対応しました。 ポリゴンへの対応により、Decentraland上でのMANAやデジタルアイテム(NFT)の取引が低コストで行えるようになったことで、より活発な取引と新規ユーザーの流入が期待されています。 なおスケーラビリティ問題とは、イーサリアムブロックチェーンのユーザー過多によるデータ処理の遅延やガス代の高騰が起きている問題のことです。 Decentralandの盛り上がり状況 Decentralandは非常にユーザーコミュニティが発展しています。その理由としては、クリエイター向けのツールが準備されていること、そしてメタバースイベントの開催を恒常的に行っていることが挙げられます。 以下にて、それぞれの詳細を解説いたします。 クリエイター向けのツール Decentralandでは、ゲームコンテンツやアイテムなどを構築したいクリエイター向けのツールである「The Decentraland SDK」や「Builder」も提供されています。 「Builder」はドラッグ&ドロップで利用可能なシンプルなクリエイター向けツールとなっておりコーディングの必要はありません。「The Decentraland SDK」は、コーディングに関する知識がある方向けのツールで、プログラムを記述することによってよりクオリティの高い、もしくは複雑な操作を行う作品やゲームを構築することができる、自由度の高いツールとなっています。 メタバースイベントの開催 Decentralandでは、メタバースイベントを頻繁に開催しています。 過去に開催されたイベントとしては、音楽フェスやNFTに関するイベントなどがあります。 こちらのページにて、Decentralandで現在予定されているイベントを閲覧できます。 もし関心のあるイベントがあったら、とりあえずゲストとしてイベント会場に入ってみると良いと思います。 他のメタバース系プロジェクトとの違い Decentralandと他のメタバースプロジェクトは、どのような点が異なるのでしょうか? この項目では、著名なメタバース系プロジェクトとDecentralandの違いについて解説しています。 DecentralandとThe Sandbox(ザ・サンドボックス)との違い 「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」はボクセルで表現されたメタバースを構築するプロジェクトです。スクウェア・エニックスやソフトバンクなどから出資されており、日本でも知名度が高いメタバース系プロジェクトの一つです。 The Sandboxのユーザーは、メタバース上に制作されたゲームで遊んだり、ユーザー同士でコミュニケーションを取ったりすることができ、メタバース上で利用できるアイテム、アバター、ゲーム制作に必要な素材、そして「LAND」と呼ばれる土地を、「ETH」や「SAND」というトークンを用いてNFTマーケットプレイス上で売買出来ます。 DecentralandとThe Sandboxの違いは、世界観だと言うことができます。 両社とも3Dモデルでメタバースが構築されていることに変わりはありませんが、Decentralandはポリゴンチックな3Dモデル、The Sandboxはピクセルチックな3Dモデルでその世界が作り上げられています。 The Sandboxとは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を徹底解説 Coincheck DecentralandとAxie Infinity(アクシー・インフィニティ)との違い Axie Infinity(アクシー・インフィニティ) は、「Axie(アクシー)」と呼ばれるモンスターを集め、戦わせる対戦ゲームとなっています。 ゲームの中にはルナーシアと呼ばれるメタバースがあり、ユーザーはその土地を購入することができます。土地はNFTとして販売されており、土地を所有するユーザーはさまざまな利益を享受することができます。 DecentralandとAxie Infinityの違いは、遊び方(ゲーム性)だと言うことができます。 Axie Infinityは、アクシーを介してターン制対戦ゲームを行うことが主目的のメタバースです。用意されているルナーシアというメタバースも、あくまでこの対戦を行うための補助的な役割に留まっています。 一方でDecentralandは、ゲームがメインのコンテンツではありません。メタバース内に様々なコンテンツが用意されていて、その中の一つとしてゲームが存在しています。 メタバースのやり方・始め方については、以下の記事をご覧ください。 メタバースのやり方・始め方!必要な機材やおすすめサービスを紹介 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら DecentralandのLANDについて Decentralandでは、メタバース上の土地であるLANDが非常に重要な役割を果たします。 この項目では、そんなLANDに関する情報の深掘りを行っていきます。 なお3月30日よりCoincheck NFTではDecentralandのLANDの取扱いを開始しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。 Coincheck NFTはこちらへ LANDの3つの特徴 DecentralandのLANDの特徴として3つあげることができます。 1つめの特徴は、LANDの発行数には上限があるということです。LANDは全体で90601区画しか存在せず、それ以上の発行は予定されていません。 2つめは、LANDが位置している場所によって、当該LAND自体の価格が変化する傾向があることです。例えば、イベント会場や大規模施設といった人が集まりやすい場所の近くに位置するLANDは、その他のLANDと比較し、価値が高いと評価されることがあります。 実際、Decentralandの公式マーケットプレイスを見てみるとLAND毎に購入するために必要なMANAが異なります。 3つめの特徴として、LANDの所有者またはLANDの借受人は、自身のコンテンツをLAND上に制作できることです。LANDにゲームやランドマークといった何らかのコンテンツを制作し、集客することで、入場料を得ることが可能です。 LAND投資のための3つの指針 DecentralandのLANDへ投資を検討する際には、投資の方針を決定しておく必要があると考えます。 以下に、3つの指針を例示しました。この3つの指針を参考に、将来的に自分のLANDをどのように運営していくのが良いのかを自らの関心やライフスタイルと相談して決定すると良いと思います。 ①値上がり利益を狙う DecentralandのLANDは、2019年時点では1LANDが5万円程度でした。しかし2021年後半にFacebookが社名をMeta社に変更したのを皮切りに、LANDの価格は急上昇し、2022年3月現在ではほとんどのLANDが100万円以上で取引されています。 今後メタバースがさらなる発展を遂げれば、価格上昇に寄与する可能性があります。 LAND購入後に上記のとおり需要が高まれば、売却によって利益を狙える可能性があるでしょう。 ②自分でLAND上にコンテンツを構築して収益化する 自分でLANDを購入し、自分でコンテンツを制作します。 Decentralandではクリエイターツールが豊富に公開されているので、 「Decentraland上に自分の作品を展示するスペースを作りたい!」 「自分が考えたゲームをDecentraland上で表現して、他の人に遊んでもらいたい!」 というかたはこのような投資スタンスが合っていると思います。 ③メタバース内で土地開発ビジネスをする 3つめの方法としては、Decentralandメタバース上で土地開発ビジネスを行うというケースがあります。 このケースでは、自分はLANDだけ所有しておき、LAND上のコンテンツ制作に関しては専門のクリエイターに依頼する、というスタンスでLANDへの投資を行います。 現実の仕事が忙しい、そもそもアートやゲームといった作品制作への意欲が薄い、という方はこの方法でLANDを収益化するのが良いと思います。 なお、この場合のLAND投資は現実の不動産へ投資するようなものなので、どのLANDを購入するかは慎重に、かつ戦略的に検討すべきでしょう。 Decentralandに関する注意点 この項目では、Decentralandに関する注意点を解説します。 ガス代が高い傾向(ネットワーク手数料) イーサリアムブロックチェーンのガス代の高さです。この問題は、前述したスケーラビリティ問題に起因しています。 Decentralandはイーサリアムブロックチェーンをメインに開発されています。そのため、この問題が解決しなければ、高すぎる手数料の支払いに耐えられなくなったユーザーがプラットフォームを離れる可能性があります。 現状、DecentralandはPolygonチェーンへの対応でガス代の問題を解決しようとしていますが、根本的な問題解決にはなっていません。 今後のスケーラビリティ問題の動向には注視する必要があると思います。 VRを通したユーザー体験が将来的に普及するかは分からない そもそもVRというプラットフォームは、まだまだ普及が進んでいないものです。VRゲームを例に取ってみても、コンシューマーゲームやスマホゲームと比べるとまだまだプレイヤー人口が少ないのが現状です。 ネイティブトークンであるMANAや土地NFTであるLANDの価値は、プレイヤーの人口やゲームの発展具合などといった様々な要素を織り込んで市場から評価されます。今後この2つの価値が上昇していきDecentralandがさらに人気なコンテンツとなるためには、Decentralandを含むVRゲームの人口が拡大しなければなりません。 Decentralandは将来的にVRゴーグルへの対応を行うことを明言しています。実際にそれが実現されることで、Decentralandのユーザー体験はより良いものになっていくでしょう。 そのためには、近未来的にVRプラットフォーム自体の市場拡大が必要となると思います。 Decentralandの始め方(Decentralandメタバースを体験しよう!) Decentralandはメタバースプロジェクトの中でもメタバース自体の開発が進んでおり、既にBETA版のメタバースにアクセスすることが可能です。 この項目では、Decentralandメタバースにアクセスするための具体的なステップを解説いたします。 まずDecentralandの公式ページにアクセスしましょう。 公式ページ右上に「START EXPLORING(「冒険を始める」という意味です)」という表記の、赤いボタンがあると思います。そのボタンをクリックしましょう。 引用元:Decentraland 次にDecentralandメタバースにログインする画面に遷移し、「Play using your wallet(あなたのウォレットを用いて遊ぶ)」と「Play as guest(ゲストとして遊ぶ)」という2つの選択肢が提示されます。 引用元:Decentraland 自分のウォレットを持っている方は「Play using your wallet」を選択してログインすることができます。この記事では、ウォレットを持っていない方でも対応できるように「Play as guest」を選択する方法をご紹介します。 「Play as guest」を選択しましょう。この時、お使いのパソコン環境によってロード時間に差が出ることがあります。ノートPCをお使いの場合は大抵長いロード時間が予測されます。画面が切り替わるまで待機しましょう。 ロードが終了するとアバターのデザイン選択画面になります。 この画面ではDecentraland上で用いる初期アバターデザインが可能です。 ちなみに、右下の「RANDOMIZE」を選択すると完全ランダムでアバターデザインを決定してくれます。 引用元:Decentraland 「RANDOMIZE」を選択したことで、アバターデザインが以下のようになりました。 今回はこちらのアバターでメタバースへアクセスしたいと思います。 デザインが決定したら、画面右下の「DONE」を選択しましょう。 引用元:Decentraland 次にアバターの名前を決定する画面に遷移します。名前は必須で入力しなければならないので、好きな名前を入力してください。 この記事では、アバターの名前は「Coincheck」とします。 引用元:Decentraland 次に利用規約への同意を求められます。 規約を確認後、「I AGREE(同意しました)」をクリックしてください。 引用元:Decentraland 以上で基本設定が完了しました。このような画面になったら再度ロードに移ります。 この画面のロードも非常に長くなることがあるので、のんびり待ちましょう。 引用元:Decentraland ロードが完了したら、「Welcome to Genesis Plaza, ~~~~」と記載されたページに遷移します。「~~~~」の部分は、自身が設定した名前とランダムに割り当てられたIDのようなものになっています。 この時点でDecentralandメタバースにアクセスできています。 「GOT IT(分かりました)」をクリックしましょう。 引用元:Decentraland ここで何かしらのボタンをクリックしてくださいという指示がでますので、マウスをクリックしましょう。 引用元:Decentraland クリックするとプレイヤーをナビしてくれるキャラクターのイントロダクションが始まります。ここからは基本的にイントロダクションの指示に従うだけです。 引用元:Decentraland 上記の流れの後、自由に動き回れるようになります。 Decentralandメタバースを歩き回り、様々なユーザー体験をしていただければと思います。 DecentralandのLANDの購入はCoincheck NFTがおすすめ LANDを貸して不労所得を得たい、Decentraland上で不動産経営を行いたいと考えた方は、Decentraland上のLANDを購入する必要があります。 簡単かつ安全にLANDを購入したいという場合には、「Coincheck NFT」がおすすめです。 コインチェックでは、国内初となる暗号資産交換業者が運営するNFTマーケットプレイスである「Coincheck NFT」を提供しています。 「Coincheck NFT」は、従来のNFT取引において課題となっていた、ネットワーク手数料(Gas代)の高騰や複雑な取引方法などの課題を解決したNFTマーケットプレイスです。 Coincheckの口座をお持ちの方はどなたでも、NFTの出品・購入・保管が可能であり、出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料でご利用いただけます。 さらに、「Coincheck NFT」にて出品されているLANDは、Coincheckが取り扱う30種類以上の暗号資産にて決済が可能です。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ Coincheckの無料登録はこちら CoincheckでMANAを購入する方法 Coincheckでは、2025年5月13日よりMANAの取り扱いを開始しました。 CoincheckでMANAを購入する方法には、以下の2種類があります。 スマホアプリで購入するパソコンで購入する 以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。 Coincheckアプリを無料ダウンロードする スマホアプリでMANAを購入する方法 最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってMANAを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。 1.画面下メニューの「販売所」をタップする2.表示されたコインの中から「MANA」をタップする3.「購入」をタップする4.購入金額を入力し、「日本円でMANAを購入」→「購入」をタップする スマホアプリを使えば、時間や場所を問わずわずかこれだけの操作で取引ができます。 ※Coincheckアプリのダウンロードはこちらから。 また、Coincheckでは次の30種類以上の暗号資産を取扱っています。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 パソコンでMANAを購入する方法 パソコンでMANAを購入する際の手順は、以下の通りです。 1.Coincheckにログインし、販売所(購入)ページに移動する2.画面に表示されている銘柄の中から「MANA」を選択する3.購入する数量を入力し、交換する通貨を選択する4.購入金額を確認し、「購入する」をクリックする パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。 ※なお、当社にMANAを入金・送金される場合は、Ethereumネットワーク上のERC20をご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は暗号資産が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 まとめ 今回の記事では、Decentralandについて紹介しました。 あらためて、この記事でお伝えしたかった3つの重要事項をまとめてみます。 ◎Decentralandは、最も歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトで、ユーザー主導でのエコシステム拡大がプロジェクトの肝となっている ◎Decentralandは多くの有名企業との提携を行っており、今後の発展が期待されている。 ◎Decentraland上の土地であるLANDは、将来的にDecentralandメタバースが発展するための重要な役割を有している。 仮想空間の中でコミュニケーションや仕事、経済活動を行う。はるか先の未来に思えるかもしれませんが、VR技術やブロックチェーンの発展を通して、その未来は着々と迫ってきているように思います。 今後のメタバースの発展をより近いところで体験するために、その最先端をいくプロジェクトの一つであるDecentralandの情報を追っても損はないでしょう。 この記事が、Decentralandについて知るための参考情報としてお役に立てれば幸いです。 執筆プリズム コインチェックで暗号資産デビュー。その後、メタバースゲーム「The Sandbox」の翻訳担当や暗号資産系メディアでのライター・リサーチャーとして活動を開始。現在もクリプト領域のリサーチを継続しつつ、暗号資産にまつわるデータ解析やオンチェーン分析も行っている。ネット文化全般に詳しい。 Twitter :@prism_cryptos

2025-03-25NFT

Coincheck NFTでは2022年2月24日(木)14時より、『TOMO KOIZUMI』デザインのバーチャルドレス(NFT)6作品を販売いたします。 TOMO KOIZUMIは、2021年東京オリンピックでは国歌斉唱を務めたMISIAさんの衣装を担当するなど、世界の舞台で活躍するドレスデザイナー小泉智貴氏が立ち上げたファッションブランドです。 この記事では以下の項目について詳しく解説します。 追記:デジタルファッションNFT「Joyfa」を提供するJoyfaが2024年2月29日(木)をもってNFTサービスの提供を終了することに伴い、Coincheck NFTにおける「Joyfa」の取扱いを2024年2月28日に終了いたします。取扱い終了日以降は、Coincheck NFTにおいてユーザーによる出品や購入ができなくなります。以下の「Joyfa」アイテム詳細ページに表示されているNFTが、取扱い終了の対象となります。https://coincheck.com/ja/nft/joyfa/items Coincheckの無料登録はこちら この記事でわかること NFTファッションの特徴 TOMO KOIZUMI NFTの販売情報 TOMO KOIZUMI NFTの購入方法 Joyfaの使い方 目次 NFTファッションとは TOMO KOIZUMI(トモコイズミ)とは Joyfa(ジョイファ)とは TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)ドレスNFTの発売情報 Rainbow Egg Ruffle Cape Puffy Sleeve Ruffle Dress Coincheck NFTでTOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)のドレスNFTを購入する方法 購入方法 Coincheck NFTからJoyfaへの入庫方法 出庫方法 Joyfaの使い方 NFTファッションとは NFTファッションとは、デジタル上のファッションに、NFT(ノンファンジブル・トークン)の技術を掛け合わせたものを指します。 NFTの持つ唯一性、改ざんが不可能といった特性が加わることで、デジタル上のファッションに所有の証明、1点ものの価値を付与することが可能になりました。 これにより、これまでは主にAR技術を活用し、アバターや自身の写真を元にデジタル上での試着が行える、といったデジタルファッションの主な用途に加え、商品としての価値が生まれました。 NFTファッションは他にも、異なるゲーム内やメタバース内で、アバターに着用させるといった用途もあります。 最近ではNIKE、Dolce&Gabbana、Gucciといった有名ブランドが相次いで進出したことで注目を集めています。 今後もメタバースでの利用や有名ブランドの参入が予想され、NFT×デジタルファッションの市場のさらなる発展に期待がもてます。 NFTファッションとは?特徴やメリット、事例、購入方法や作り方を解説 Coincheck TOMO KOIZUMI(トモコイズミ)とは 幼少期より母親の影響でファッションに興味を持つ。 中学時代、ふと手にしたジョン・ガリアーノのコレクション本に衝撃を受け、デザイナーを志すようになる。 2011年、大学時代に製作した洋服がセレクトショップオーナーの目にとまったことをきっかけに、自身のブランドを立ち上げる。 その後、スタイリストやコスチュームアーティストのアシスタントを経て、コスチュームデザイナーとしての活躍を広げていく。 2019年2月には、世界的に有名なスタイリストのケイティ・グランド、デザイナーのマークジェイコブス、KCD Public Relations, Inc.がサポートの元、初となるファッションショーをニューヨークで開催。 彼が手にかけるコレクションや衣装は、鮮やかな色遣い、大胆なシルエットが特徴的。 国内外問わず、女優やアーティストからの支持も厚く、カスタムメイドのコスチュームも多く手掛けている。 2019年毎日ファッション大賞選考委員特別賞受賞、BoF500選出。2020年LVMHプライズ優勝者の1人に選ばれる。2021年ブランド創立10周年を記念し、世界遺産の京都 二条城にてショー形式にてコレクションを発表。同年東京オリンピック開会式にて国歌斉唱の衣装を担当。 OFFICIAL WEBSITE Coincheckの無料登録はこちら Joyfa(ジョイファ)とは Joyfaとは、最先端のAI・CG技術を元に、デジタル上に存在するファッション(デジタルファッション)のエコシステムを開発する会社です。『TOMO KOIZUMI』のラッフルドレスのデジタル化なども手がけました。 公式サイト:www.joyfa.io Joyfaを利用することで、バーチャルドレスをデジタル上で着用することができます。また、ARアプリのリリースを予定しており、今後はアプリ上でデジタル上での着せ替えやInstagram連携による着せ替え画像の投稿等が可能となる予定です。(Joyfaの使い方はこちら。) また、今回の記事で紹介しているTomo Koizumiのバーチャルドレス以外にも、Coincheck NFTでは、Joyfaが提供するNFTスニーカーを取引することが可能です。 取り扱いの詳細はこちら TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)ドレスNFTの発売情報 CoincheckNFTでは、2022年2月24日(木)14時よりTomo Koizumiのバーチャルドレス(NFT)「Rainbow Egg Ruffle Cape」「Puffy Sleeve Ruffle Dress」の2種類のデザインを発売します。 購入したドレスはJoyfaを通してデジタル上で着用することができます。 Coincheck NFTはこちらへ Rainbow Egg Ruffle Cape 〇商品説明 「2019年秋冬NYファッションウィークで、Tomo Koizumi初となるショーを、マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)のマディソンアベニュー店で実施。そこで発表されたルックの1つを、デジタルファッションとしてNFT化しました。」 〇販売日時 2022年2月24日(木)14時~ 〇販売価格 5ETH 〇販売枚数 1枚 Puffy Sleeve Ruffle Dress 〇商品説明 「2021年7月13日、Tomo Koizumiのショーを、世界遺産の二条城を舞台に実施。そこで発表されたコレクションのピースを、今回リデザインした上で、デジタルファッションとしてNFT化しました。Coincheck NFTではYellow,Green,Red,Pink,Blueの5色を発売します。」 〇販売日時 2022年2月24日(木)14時~ 〇販売価格 3.5ETH 〇販売枚数 各種1枚ずつ Coincheck NFTでTOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)のドレスNFTを購入する方法 Coincheck NFTでは、『TOMO KOIZUMI』のドレスNFTの売買を行うことができます。ここではまず、購入方法を紹介します。 ※ Coincheck NFTでは、2022年2月24日(木)より『TOMO KOIZUMI』のドレスNFTの取扱いを開始いたします。 Coincheck NFTはこちらへ 購入方法 まずはCoincheck NFTにログインします。そして、Home画面の「タイトル」より対象のNFTタイトルを選択します。 購入したいNFTを選んで、クリックします。 なお、画面内には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 金額は出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨の単位で表示されています。購入者は、出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、購入は完了です。 Coincheck NFTからJoyfaへの入庫方法 購入したTOMOKIZUMIのドレスNFTは、Joyfaを通してデジタル上で着用することができます。 Joyfaを利用するためには、まずCoincheck NFTから出庫して、外部のウォレットへ移動する必要があります。 出庫方法 出庫する場合、まずはマイページへ移動します。 マイページより出庫したいNFTを選択します。 出庫したいNFTであることを確認して「出庫」をクリック。 出庫先を選択してください。出庫先の登録がまだの方は「出庫先を編集」より登録することができます。 出庫の際は以下の点に注意してください。 ネットワークの状況によりNFTの送信及び反映に時間がかかる場合がございます。 一度実行した出庫処理は取り消すことがで゙きませんのでご注意ください。 誤った宛先へ送付した場合、お客様へご返却することが難しい場合がございますので、ご注意ください。 出庫先は「出庫先を編集」で表示される送金画面にて、Ethereumの送金先アドレスとして登録したものが選択できるようになります。 暗号資産取引口座の状況により出庫ができない場合があります。 手数料に関してはこちらをご確認ください。 Coincheckの無料登録はこちら Joyfaの使い方 Joyfaを活用することで、Coincheck NFTで購入したドレスのNFTを、デジタル上に取り込んだ人物と自動合成することで、実際に着ているかのように表現することができます。 (1)ウォレットに接続 まずはJoyfaとMetaMaskなどのwebウォレットを接続します。 Joyfa内のMy Closetページから、右上「Connect Wallet」ボタンをクリックします。 お使いのウォレットを選択しましょう。 (2)写真のアップロード ウォレット接続後、Home画面に所持しているNFTが表示されます。 赤枠「Upload your photo」をクリックし、ご自身の写真をアップロードしましょう。 2週間以内にステータスが「Download your photo」に変わり、ご自身がデジタルファッションを着用された写真をダウンロードすることができます。 (3)Email設定 Email設定をすることで、合成されたデジタルファッションが完成、ダウンロード可能になった際に通知することが可能です。 画面左「Email Settings」を選択、メールアドレスを入力し、言語を選択してCreateをクリックすれば完了です。

VRアートの先駆者として、国内外で精力的に活躍を続ける【せきぐちあいみ】さん。2021年3月には初のNFTアート作品が約1,300万円で落札され、大きな話題を集めました。また、同年12月にはフォーブス・ジャパンが“今年の顔100人”を称える「Forbes Japan 100」にも選出されるなど、NFT、メタバース界隈でいま最も注目されているデジタルアーティストです。 今回のインタビューでは、VRアーティストになったきっかけやNFTアートの魅力、自身が手がけるメタバースプロジェクト「Crypto Zinja」の展望などについて話を伺いました。 (※)本取材は2021年12月20日に行いました。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 VRアートに没頭する日々。気が付いたら仕事になっていた VRアートを始めて「人生が豊かになった」 介護現場でVRが必要とされている理由 初のデジタルアートが1,300万円で落札「NFTアートの魅力と課題」 NFTアートの発展には鑑定士やキュレーターが必要 メタバース空間に神社…「Crypto Zinja プロジェクト」とは? VRアートに没頭する日々。気が付いたら仕事になっていた 最初にVRアートを始めたのはいつ頃ですか? せきぐちあいみさん(以下、せきぐち):私がVRを始めたのは、VR元年と言われた2016年です。 以前はタレントやYouTuberなど色々な活動をしていたのですが、リポーターとしてあるゲーム会社に取材に行って、VR体験をさせていただいたんです。そこで「Tilt Brush」というVRペイントツールに初めて触れて、「空間に立体が描けるなんて、魔法みたいでなんて楽しいんだろう」と思って始めたのがきっかけですね。 もともと絵を描くのが好きだったので、VRを使って絵を描くのにもすぐにハマって。それから数ヶ月後には機材をひと通り揃えて、部屋にこもってずっと制作に没頭していました。やり始めるとつい楽しくて時間を忘れちゃって。多分、1日8時間くらいは制作してたんじゃないかな。 ただ、当時はVRが仕事になるなんて想像すらしていなくて、純粋な趣味として楽しんでいましたね。 趣味として始めたVRが仕事になったきっかけは? せきぐち:制作した作品をYouTubeやインスタグラムなどのSNSに投稿しているうちに、徐々に色々なところから反響が出てきて問い合わせをいただくようになりました。 とくに、私が風神雷神の屏風絵を描いているYouTubeの動画を見て、ハリウッド女優のミシェル・ロドリゲスさんが「クール!」みたいなコメントをしてくれて、そこから一気に視聴者数が増えていって。その後も投稿を続けているうちに、「自分のサイトで作品を紹介していいですか?」という個人の方からの問い合わせや、プラダやフィアットなどの企業から仕事のオファーをもらう機会が増えていきましたね。趣味で始めたものが、夢中で続けているうちに気付いたら仕事になっていたみたいな感覚です。 それと並行するように、いろいろなイベントに呼んでいただき、ライブペインティングのパフォーマンスをする機会も増えていきました。ありがたいことに、国内だけでなく海外の方から声をかけていただくことも多くて。これまでアメリカ、ドイツ、ロシア、タイなどたくさんの国でライブペインティングをさせてもらいました。 (※)ロシアで開催された技能五輪国際大会で、4万人の前でライブペインティングを披露するせきぐちさん VRアートを始めて「人生が豊かになった」 VRアートの魅力について教えてください。 せきぐち:平面に描く普通の絵とは違い、VRアートは仮想空間で立体的に描かれるので、作品に奥行きを持たせたり、360°さまざまな角度から鑑賞したりすることができます。 それは単に絵を描くというよりも、ゼロから世界を創造していく感覚に近いと思います。見る人に自分が作った世界に入ってきてもらい、一緒に世界観を体感してもらうような感覚。自分の作った世界に触れることで、鑑賞者の想像力やモチベーションを刺激できるところがVRアートの最大の魅力だと感じています。 ゼロから世界を作る…言葉では簡単に言えますが、実際にやるのは大変そうですね。インスピレーションはどんなときに湧くのでしょうか? せきぐち:普通に生活していてパッと思い浮かぶこともあるし、夢で見た景色を覚えておいて作品にすることもあります。夢の場合は起きてしばらくすると忘れてしまうので、枕元にノートを置いて忘れないうちにアイデアをメモするようにしています。 あとは、日本庭園や神社などの「和の世界」からインスピレーションを得ることも多いですね。日本庭園って、石組や木などの配置にすごくこだわっていて、どの角度から見ても美しく見えるように設計されているんです。VRアートも同じように360°どこから見ても世界が成立している必要があるので、日本庭園のもつ美意識や世界観ととても相性が良いんです。 (※)せきぐちさんがVR空間で描いた日本庭園(画像提供:クリーク・アンド・リバー社) VRアートを始めたことによって、日常生活でも物を表面からだけでなくさまざまな角度から見る習慣が身に付きました。それによって、色々な物の今まで気づかなかった一面や美しさを知ることができて、より人生が豊かになった実感があります。たとえば雑草の生え方ひとつにしても、新鮮な発見があるんです。 介護現場でVRが必要とされている理由 VRは医療・介護分野での活用も期待されていますが、せきぐちさんは同分野におけるVRの可能性についてはどのようにお考えですか? せきぐち:VRにはとても大きなメンタルケアの効果があると思います。以前、取材の一環で介護施設に入居している方々にVRを体験してもらったときにそれを実感しました。 施設ではほとんどの方が車椅子だったのですが、みなさん初めて体験するVRをとても楽しんでくれて。普段はちょっと段差があるところを通るだけでも大変なのに、ゴーグルをつけただけで見たこともない世界に連れていけて、喜んでもらえる。施設の皆さんの笑顔を見たときに、VRアーティストという仕事の意義とやりがいを感じました。 VRやメタバースはゲームで使用されることが多いので、「娯楽で利用するもの」という印象をもっている人たちが大半ですよね。ただ、これからは単に娯楽としてだけではなく、高齢者や病気で寝たきりの方々などのメンタルケアのツールとして、医療や介護の現場にもどんどん広がっていくと思います。 初のデジタルアートが1,300万円で落札「NFTアートの魅力と課題」 2021年の3月に初のNFTアートをOpenSea(※)に出品されていますが、NFTアートを始めようと思ったきっかけはありますか? せきぐち:数年前からデジタルアートとブロックチェーンの相性が良いということは知っていたのですが、よく分からないし市場も整っていなかったので、ずっと手を出さずにいたんです。 それが、2021年の3月頃にジャック・ドーシーのツイートが3億円近くで売れたとか、Beeple(※)のデジタルアート作品が75億円で落札されたというニュースを知って。それを見て、NFTによってデジタルデータの市場がすでに確立していることを知って、「私もNFTアートに挑戦してみたい」と思ったんです。 それから急いでNFTのマーケットプレイスについて調べてみたら、個人でも出品できることがわかったので、すぐにウォレットを用意してOpenSeaに登録しました。 (※)OpenSea(オープンシー)…米国ニューヨークを拠点とする世界最大手のNFTマーケットプレイス。 (※)Beeple(ビープル)…米国人デジタルアーティスト。2021年11月にもNFTアート「Human One」が約33億円で売却されるなど、「いま最も稼ぐデジタルアーティスト」として知られている。 オークション形式で出品した作品が約1,300万円(69.697ETH)で落札され、話題になりましたよね。最初に落札額を知ったとき、どう思いましたか? せきぐち:信じられなかったですね。現実感がなさ過ぎて、自分のことという感じがしないというか。とにかく最初はそんな感じで、時間が経つにつれて少しずつすごいことなんだという実感が湧いてきました。 でも、後になって冷静に考えてみたら、「これは私だけじゃなくて、NFTアート業界全体に対する応援も含まれた価格なんじゃないか?」みたいに感じるようになったんです。先行者利益じゃないですけど、誕生したばかりの業界を盛り上げるために、たくさんの人たちが協力してオークションを盛り上げてくださった部分もある気がしていて。 そのような幸運に恵まれたという自覚があるので、恩返しではないですけど、今はその分NFTの魅力を少しでも多くの人に伝えていって、業界の発展に貢献していきたいと思っています。 (※)約1,300万円で落札されたせきぐちさんのNFTアート作品「Alternate dimension 幻想絢爛」 画像引用:note(せきぐちあいみ)「私のVRアート作品がNFTアートオークションで約1300万円で落札されたお話」 NFTアートの発展には鑑定士やキュレーターが必要 クリエイターとして、NFTという仕組みのどんなところに可能性を感じていますか? せきぐち:それまで価値が付きにくかったデジタルアートでマネタイズができるようになったのは、やっぱりNFTの功績が大きいと思います。デジタルアートの中でもとくにVRアートは特殊なジャンルなので、作品を売ってお金を稼ぐようになるにはまだ数年はかかると思っていたんです。もし実現するとしても、もっとVRやメタバースが社会に浸透してからだろうなと。 それがNFTの登場によって、絵やイラストだけでなく動画やVRもアート作品として認められるようになって、市場で売買することができるようになった。これはとても画期的なことだと思います。 そのようなメリットがある一方で、NFTアートは出品者が自由に価格を設定できるので、購入する側からすると価格が妥当なのかを判断するのが難しいという問題点もありますよね。 せきぐち:そうですね。私は作品を出品する側でしたが、いくらで売ったらいいのか分からなかったので、定価販売ではなくオークション形式を選びました。 同じような悩みをもっている人はきっと多いと思うので、これからは現物のアートと同じように「デジタルアート専門の鑑定士」が出てくるのではないでしょうか。 確かに。鑑定士が保証している作品であれば、みんな安心して買えるようになりますよね。 せきぐち:はい。あとは、作品の裏側にあるストーリーを解説してくれるキュレーターも必要になってくると思います。美術館に行くと、作品の横に「いつの時代に、誰が、どんな意図で制作したのか」とかが書かれている解説パネルがあるじゃないですか。あんな感じで、NFTアートにも作品の背景を解説してくれる人が欲しいですよね。 そして、そういったガイド役がいることでみんな市場に参加しやすくなって、業界の発展にも繋がっていくと思います。 Coincheckの無料登録はこちら メタバース空間に神社…「Crypto Zinja プロジェクト」とは? せきぐちさんは「Crypto Zinja」というメタバースのプロジェクトを手がけられていますね。どのようなコンセプトのプロジェクトなのでしょうか? せきぐち:「Crypto Zinja」は、「NFT x メタバース x 日本古来の文化」がテーマのアートプロジェクトです。メタバース空間に神社が創建されていて、PCブラウザから誰でも自由に入って参拝することができます。 メタバースと神社という組み合わせが、せきぐちさんらしいですね。 せきぐち:プロジェクトを始める前に、ボーダレスな空間であるメタバースが危険な無法地帯にならないためには、どうしたらいいのか考えたんです。でも、法律のように強制的に縛るのでは面白くないなと思って。 じゃあどうしたらいいんだろうと考えた結果、思いやりや感謝の気持ちといった「和の精神」を表現したらいいんじゃないかという結論になったんです。そこで選んだのが、世代を問わず日本人が慣れ親しんでいる神社でした。 プロジェクトの今後の展望を教えてください。 せきぐち:「Crypto Zinja」内には鳥居がいくつも設けられているのですが、その鳥居に名前を刻む権利をNFTとして販売します。他にも、現存する神社とコラボしてNFTアートを制作したり、置物や提灯などのコクレクタブルNFTを発行したりすることも考えています。 あとは、神社なので縁日とか初詣などのお祭りイベントを開催したり、神社の周りに違う建物を作って、自由に行き来できるようにしても楽しそうですよね。すでにそういったアイデアはいくつか考えているので、今後の展開に期待していただければと思います。 ただ、いくらコンテンツが豊富でも、訪れてくれる人たちがいなければメタバースは成立しません。「Crypto Zinja」はパソコンさえあれば誰でも無料で入れるので、Coincheckユーザーのみなさんもぜひ気軽に遊びに来ていただけたら嬉しいです。 (※)「Crypto Zinja」公式HPはこちら Coincheckの無料登録はこちら プロフィール せきぐちあいみ VR/AR/MR/NFT Artist。クリーク・アンド・リバー社所属。滋慶学園COMグループ・VR教育顧問。Withings公式アンバサダー。福島県南相馬市「みなみそうま 未来えがき大使」。 VRアーティストとして多種多様なアート作品を制作しながら、国内にとどまらず、海外(アメリカ、ドイツ、フランス、ロシア、UAE、タイ、マレーシア、シンガポールetc)でもVRパフォーマンスを披露して活動している。2017年、VRアート普及のため、世界初のVR個展を実施すべくクラウドファンディングに挑戦し、目標額の3倍強(347%)を達成。2021年3月には、NFTオークションにて約1300万円の値を付け、落札された。 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

2025-03-25NFT

画像引用:Meebits Meebits(ミービッツ)は、CryptoPunksを開発したLarva Labs社が2021年5月にリリースしたNFTプロジェクトです。 ユーザーはMeebitsと呼ばれる3Dキャラクターを、メタバース(仮想空間)のアバターやアニメーションのキャラクターとして利用することができます。 『The Sandbox』や『Fortnite』などのメタバース・ゲームの人気が高まる中、メタバースのアバターとして使用できるMeebitsはゲーム業界を中心に注目を集めています。 この記事では、いま話題のMeebitsをピックアップして、 Meebitsの概要Meebitsが注目を集めている理由キャラクターのレアリティ(希少性)と価格の関係Coincheck NFTでMeebitsを購入・出品する方法 などについて解説していきます。Meebitsに興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 Meebitsとは? Meebitsが注目を集めている理由 ①CryptoPunksを手がける「Larva Labs」が開発元 ②大手タレント事務所「UTA」との契約 ③「MeebitsDAO」の存在 ④メタバース上で自由に動かせる キャラクターの価格はレアリティ(希少性)で決まる 基本タイプは全7種類 属性(髪型、服装、アクセサリーなど) Coincheck NFTでMeebitsを購入する方法 購入方法 出庫方法 Coincheck NFTでMeebitsを出品する方法 入庫方法 Token IDの探し方 出品方法 Meebitsの取引はCoincheck NFTがおすすめ Meebitsとは? 引用:Meebits Meebits(ミービッツ)は、CryptoPunksなどの開発を手がけるLarva Labs社が2021年5月にリリースしたNFTプロジェクトです。 ユーザーは人間やロボット、象や豚などそれぞれ異なる個性を持つ3Dキャラクター「Meebits」のオーナーになり、メタバース(仮想空間)のアバターやアニメーションのキャラクターとしてそれを使用します。 Meebitsには計2万体のキャラクターが存在し、それらはすべてNFT(非代替性トークン)と呼ばれるデジタル資産としてイーサリアムのブロックチェーン上で管理されています。 そのため、MetaMaskなどのウォレットを使用することで、オーナーや購入希望者はマーケットプレイスを通じて自由にキャラクターの売買や交換をすることができます。 イーサリアム(ETH)とは?今後の展望やアップデートについて解説 Coincheck Meebitsが注目を集めている理由 リリースされてまだ日が浅いにも関わらず、すでにMeebitsは多くのNFTコレクターから人気を集めています。また、知名度の向上に伴いデジタル資産としての価値も上がっており、公式販売分は即完売、二次流通のマーケットプレイスでは99ETH(約3,500万円)で売却されたものもあります。 Meebitsが注目を集めている理由としては、主に以下の4つがあります。 ①CryptoPunksを手がける「Larva Labs」が開発元②大手タレント事務所「UTA」との契約③「MeebitsDao」の存在④メタバース上で自由に動かせる それぞれどのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 ①CryptoPunksを手がける「Larva Labs」が開発元 前述した通り、MeebitsはCryptoPunksやAutoglyphsなどの開発を手がけるLarva Labs社が、2021年5月にリリースしました。 CryptoPunksは、2017年6月にLarva Labsによってリリースされた最も歴史のあるNFTプロジェクトです。Meebitsが3Dのキャラクターなのに対して、CryptoPunksは24×24ピクセルのドット絵(2D画像)なのが特徴的です。 当初CryptoPunksは無料で配布されましたが、人気が高まるにつれ希少価値がつくようになり、2021年3月にはあるキャラクターが4,200ETH(当時の価格で約8億円)で売却され、大きな話題になりました。 引用:CryptoPunks Bot CryptoPunksは、2021年8月28日の時点でそれまでのトータルの売上高が10億ドルを突破するなど、NFT関連のプロジェクトの中で特に人気のあるコンテンツです。 そのような超人気コンテンツを世に送り出したLarva Labsが手がけているということもあり、Meebitsはリリース当初からNFT界隈を中心に注目を集めています。 ②大手タレント事務所「UTA」との契約 2021年9月1日、アメリカの大手タレント事務所のUTA(United Talent Agency)は、Larva Labsと契約を結んだことをTwitterで発表しました。 引用:UTA UTAは、かつてジョニー・デップが在籍していた大手のタレント・エージェンシーです。今回の契約締結により、今後はLarva Labsがもつ知的財産権の管理をUTAが担当することになります。 アメリカを代表するエージェンシーとの契約により、Larva Labsが手がけるCryptoPunksやMeebitsなどのNFTは、今後さらに映画やテレビ、ゲームや出版物などのメディアで取り上げられる機会が増えると言われています。またそれに伴い、MeebitsなどのNFTプロジェクトの知名度も向上することが予想されます。 ③「MeebitsDAO」の存在 Meebitsには、オーナーやプロジェクトに興味がある人同士がコミュニケーションを図るための「MeebitsDAO」というコミュニティがあります。 DAO(ダオ)とは「Decentralized Autonomous Organization」の略称で、日本語では「自律分散型組織」と呼ばれています。具体的には、中央集権的な管理主体がおらず、コミュニティに属する個々のメンバーによって自律的に運営される組織のことを指します。 MeebitsDAOは、Meebitsをメタバースのアバターとして使用するためのツールを作成したり、メンバーだけが参加できるイベントを開催したりと、さまざまな活動を行っています。 Twitterのフォロワー数がアカウント作成から数ヶ月間で8,000人(2021年9月29日時点)を超えたことからも、MeebitsDAOの注目度の高さをうかがい知ることができます。 ④メタバース上で自由に動かせる Meebitsのもっとも注目すべき特徴として、キャラクターをメタバース(仮想空間)の3Dアバターとして利用したり、他のアニメーションソフトにインポートして自由に動かしたりできる点が挙げられます。 引用:vegsurfer.eth Meebitsは、保有しているオーナーに対して「T-pose OBJ」ファイルを提供しています。このファイルはNFTをアニメーション化する際に必要となるもので、標準の3Dモデリングやアニメ制作ソフトならほぼインポートが可能です。 アニメーション化されたMeebitsは、NFTゲームにインポートすることでそのゲーム内のアバターとして利用することができます。 このような汎用性の高さも、Meebitsが注目されている要因の1つです。 Coincheckの無料登録はこちら キャラクターの価格はレアリティ(希少性)で決まる Meebitsは人間やロボット、スケルトンや象など計7種類の基本タイプに分類されます。そして、発行数が少ないタイプほどマーケットで高値がつきやすくなります。 また基本タイプとは別に、キャラクターが身につけている服装や髪型、アクセサリーやタトゥーなどの属性によってもレアリティは異なります。 ここでは、基本タイプや属性によって価格がどのように異なるのかを解説します。 基本タイプは全7種類 前述したように、Meebitsには計7種類の基本タイプがあります。そして、タイプごとに発行数が異なり、希少性の高いものほど高値がつきやすくなります。 以下は、基本タイプごとの発行数と平均販売価格を表した一覧表です。 基本タイプ 発行数 平均販売価格 サンプル DISSECTED(解剖) 5 700 ETH VISITOR(来訪者) 18 330.1 ETH SKELETON (スケルトン) 57 113.67 ETH ROBOT(ロボット) 72 105.72 ETH ELEPHANT(ゾウ) 256 25.96 ETH PIG(ブタ) 711 16.13 ETH HUMAN(人間) 18,881 3.85 ETH 画像引用:Meebits ※平均販売価格は2021年9月27日時点のものです。 表からもわかる通り、最も発行数が少ないDISSECTED(解剖)は平均販売価格が700ETHと高額なのに対して、1万8,000体以上が発行されているHUMAN(人間)は平均販売価格が3.85ETHと割安になります。 他の基本タイプを見ても、発行数が多いものほど価格が安いのがわかります。このように、Meebitsのキャラクターは希少性が高い基本タイプほど高値で取引されます。 属性(髪型、服装、アクセサリーなど) Meebitsは髪型、服装、アクセサリーなどの属性によってもレアリティが異なります。 下の表は、各属性の発行数と平均販売価格をまとめたものです。 属性 発行数 平均販売価格 サンプル TATTO(タトゥー) 994 6.73 ETH JERSEYNUMBER (背番号) 1,443 6.49 ETH EARRING(イヤリング) 2,042 4.6 ETH OVERSHIRT (オーバーシャツ) 3,210 6.08 ETH NECKLACE (ネックレス) 3,738 5.34 ETH HAT(帽子) 4,329 8.11 ETH BEARD(ヒゲ) 4,429 4.59 ETH GLASSES(メガネ) 7,830 4.8 ETH 画像引用:Meebits ※平均販売価格は2021年9月27日時点のものです。 こちらも基本タイプと同様に、発行数の少ない属性のものほど高額で取引される傾向があります。 Coincheck NFTでMeebitsを購入する方法 Coincheck NFTでは、他のユーザーと『Meebits』の売買をすることができます。最初に購入方法を紹介します。 ※ Coincheck NFTでは、2021年11月9日よりMeebitsの取扱いを開始いたしました。 Coincheck NFTはこちらへ 購入方法 まずはCoincheck NFTにログインします。そして、Home画面の「タイトル」よりMeebitsを選択します。 購入したいMeebitsを選んで、クリックします。 なお、画面内には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 金額は出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨の単位で表示されています。購入者は、出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 出庫方法 購入したNFTをゲームなどで使用する場合や他のNFTのマーケットプレイスに持ち出したい場合は、出庫して外部のウォレットへ移動する必要があります。 出庫する場合、まずはマイページへ移動します。 マイページより出庫したいNFTを選択します。 出庫したいNFTであることを確認して「出庫」をクリック。 出庫先を選択してください。出庫先の登録がまだの方は「出庫先を編集」より登録することができます。 出庫の際は以下の点に注意してください。 ネットワークの状況によりNFTの送信及び反映に時間がかかる場合がございます。 一度実行した出庫処理は取り消すことがで゙きませんのでご注意ください。 誤った宛先へ送付した場合、お客様へご返却することが難しい場合がございますので、ご注意ください。 出庫先は「出庫先を編集」で表示される送金画面にて、Ethereumの送金先アドレスとして登録したものが選択できるようになります。 暗号資産取引口座の状況により出庫ができない場合があります。 手数料に関してはこちらをご確認ください。 Coincheckの無料登録はこちら Coincheck NFTでMeebitsを出品する方法 次に、MeebitsをCoincheck NFTで出品する方法についてご紹介します。 出品する際の手順は以下の通りです。 MetaMaskからCoincheck NFTに入庫 Coincheck NFTマイページから出品 以下で、各手順の詳細を解説していきます。 Coincheck NFTはこちらへ 入庫方法 (1)MetaMaskをインストール まずCoincheck NFTへアクセスします。 アクセスしたら「マイページ」へ進みMetaMaskをインストールしましょう。NFTを入庫・出庫する際にMetaMaskが必要になります。 まだMetaMaskをお持ちで無い方は、赤枠の「MetaMaskをインストール」から取得することができます。 ※暗号資産取引所(Coincheck)で推奨しているブラウザは、Google ChromeとFirefoxとなっております。そのため、ChromeとFirefoxのMetaMask Walletをご利用ください。 Metamaskをまだインストールしていない方はこちらの記事をご覧ください。 MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck (2)MetaMaskと連携 MetaMaskのインストールが完了しますと、「MetaMaskに接続」が表示されるので、そちらをクリックし、連携を進めます。 連携が完了すると、MetaMaskのアドレスが表示されます。 NFTを入庫する際、使用するブロックチェーンに応じて、MetaMaskのネットワークの変更が必要になる場合があります。 ネットワークの変更は、Google Chromeの拡張機能の場合、以下画像の赤枠より変更が可能です。 またPolygonネットワークをMetaMaskに追加していない場合には、以下情報を入力するとネットワークの追加が完了します。 (3)コインチェックNFTに入庫する MetaMaskと連携すると「入庫前NFT」タブ内にユーザーが所有しているNFTの一覧が表示されます。 ※Coincheck NFTで取り扱っていないタイトルは「入庫前NFT」タブ内に表示されません。 該当のNFTアイテムにカーソルを移動すると、画像の上に入庫ボタンが表示されるので「入庫」をクリックします。 注意事項、入庫内容を確認し、「入庫」をクリックします。 最後にガス代を確認し、問題がなければ「確認」をクリックすると、入庫の手続きは完了です。 ※ネットワークの状況によりNFTの送付及び反映に時間がかかる場合がございます。「アイテム」タブ内に反映されるまで少々お待ちください。 コインチェックNFTに手動で入庫する方法 上記でお伝えした入庫方法の他にも、マイページ内「MetaMaskから入庫」より行う方法もあります。 赤枠「MetaMaskから入庫」をクリックします。 ①入庫するNFT(タイトル)を選択 ②Token IDを入力 してください。Token IDの探し方はこの後解説します。 Token IDの探し方 Token IDは、Etherscanから確認します。具体的な確認方法は以下の通りです。 (1)MetaMaskを開き、入庫したいNFTのトランザクションを選択します。 (2)右上の矢印ボタンを選択します。 (3)Etherscanへ遷移します。「Tokens Transferred:」の右側にTokenIDが記載されているのでコピーして、入庫内容を確認する画面の「Token ID」のところに貼り付けます。 出品方法 次にCoincheck NFTでの出品方法を解説します。 (1)マイページにアクセスします。 (2)入庫済みのNFTの中から、出品したいアイテムを選んでクリックします。 (3)出品するアイテムの内容を確認し、問題がなければ「出品」をクリックします。 (4)購入された際に「受け取る通貨」を選択し、出品金額を入力してから「出品」をクリックします。以上で出品手続きは完了です。 購入者は、出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。 Coincheck NFTの利用方法は、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら Meebitsの取引はCoincheck NFTがおすすめ Meebitsの特徴や注目を集めている理由、レアリティや取引方法などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。 Meebitsはアニメーションソフトを使って自由に動かしたり、他のNFTゲームのアバターとして利用できるなど、その汎用性の高さが魅力です。また、レアなキャラクターは数千万円で取引されるなど、最近は投機の対象としても注目を集めています。 Coincheck NFTなら、Meebitsを他のユーザーと自由に取引することができます。Meebitsの取引をお考えの方は、ぜひCoincheck NFTをご利用ください。 Coincheck NFTはこちらへ ※Coincheck NFTは、Coincehckの口座開設が完了している方のみ利用できます。口座開設がまだ完了していない場合はこちらをご覧ください。 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

2025-10-23NFT

デジタルアートとは、「PCやタブレットなどのデジタルデバイスを使ってアート作品をつくること、またはそのようにしてつくられたアート作品」を指します。 NFT(Non-Fungible Token)の盛り上がりに連動するように、暗号資産の世界では今このデジタルアートが大きな注目を集めています。 そこで今回は、デジタルアートに興味をお持ちの方に向けて、 デジタルアートとは何かデジタルアートの種類:イラスト・絵画・写真などなぜデジタルアートが注目されるのか?デジタルアートの注目作・注目作家資産としてのデジタルアートデジタルアートを売買できるマーケットプレイスデジタルアートの作り方 について解説していきます。 最後まで読めば、デジタルアートとは何か、その価値や魅力を理解することができるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 デジタルアートとは 「デジタルアート」と「NFTアート」の違い デジタルアートの種類:イラスト・絵画・写真など なぜデジタルアートが注目されるのか? NFTによってデジタルデータの“所有”が証明されるようになった 落札額75億円!高額取引される場合もある 村上隆など著名アーティストも参入している デジタルアートの注目作品・注目アーティスト 資産としてのデジタルアート デジタルアートを購入・所有するメリット デジタルアートを購入・所有する注意点 デジタルアートを売買できるマーケットプレイス Coincheck NFT OpenSea Nifty Gateway SuperRare デジタルアートの作り方 子どもでも作れる?デジタルアートの作り方 制作方法はデジタルアート教室でも学べる デジタルアートのまとめ デジタルアートとは そもそも近年注目を集める「デジタルアート」とはどんなものでしょうか? その定義や種類などを、あらためて理解しておきましょう。 「デジタルアート」を端的に説明すると、「PCやタブレットなどのデジタルデバイスを使ってアート作品をつくること、またはそのようにしてつくられたアート作品」を指します。 伝統的な絵画や彫刻などとは異なり、コンピューターやカメラなどの技術を利用して作り出される芸術作品を「メディアアート」と呼びますが、デジタルアートもその一種です。 デジタルアートには、すべての制作工程がコンピュータ上でゼロから作成されるものもあれば、写真など既存の素材を加工したものなどもあります。 また、イラストや絵画だけではなく、動画、ゲーム、音楽などのジャンルでも作品が展開されています。 「デジタルアート」と「NFTアートの違い」 デジタルアートの世界で近年注目を集めているのが「NFTアート」です。「NFT」とは「Non Fungible Token」の略語で、日本語にすると「代替不可トークン」や「非代替性トークン」を指します。 NFTは、主にイーサリアムのブロックチェーン上で発行される代替不可能なトークンです。その最大の特徴は、名前が示す通り「替えのきかない、唯一無二のものであること」でしょう。NFTの登場によって、デジタルアートに唯一性をもたせることができるようになりました。 NFTとは?暗号資産(仮想通貨)との違いや活用例を紹介 Coincheck 【初心者向け】NFTアートとは?作り方や販売・購入方法を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら デジタルアートの種類:イラスト・絵画・写真など デジタルアートと呼ばれる作品は多種多様です。特に、CG(コンピュータグラフィックス)のようなコンピュータを使って作られたアート作品は、ほとんどがデジタルアートです。 主なデジタルアートには、以下のようなものがあります。 ◎デジタルイラストレーション:デジタルツールで描かれたイラスト作品 ◎デジタル絵画:水彩や油彩などの絵画の手法をコンピュータ上に応用して描かれた絵画 ◎デジタル写真:フォトレタッチ:デジタルカメラで撮影された写真や、それをコンピュータ上で加工(フォトレタッチ)した作品 ◎VFX(視覚効果):映像作品にCGなどを合成・加工する技術 ◎ゲームデザイン:コンピュータゲームのデザイン ◎電子音楽:電子楽器を用いてつくられた音楽 ◎プロジェクションマッピング:建物などの立体物にCGを投影する技術 ◎アルゴリズムアート:コンピュータプログラムのアルゴリズムのみによって生成された作品 最近では、デジタルアート向けのソフトウエアやデジタルツールが手軽に入手できるようになり、「お絵かきソフト」などを使ってイラストを描くのを趣味にする人が増えています。 AIの登場したことによって、より容易にデジタルアートを作ることができるようになりました。 デジタル技術の発展に伴って、デジタルアートはますます多様化・一般化するでしょう。一方、AIのように、著作権等の問題が生じるケースもあり、よりリテラシーが求められると考えられます。 以下の記事では、コンピュータのアルゴリズムによって生成されたジェネラティブアートを主に扱うプラットフォーム「Art Blocks(アートブロックス)」について解説しています。気になる方は、ぜひ合わせてご覧ください。 Art Blocks(アートブロックス)の特徴・購入方法|新タイプNFTアートの魅力とは Coincheck なぜデジタルアートが注目されるのか? デジタルアートとは何か、イメージがつかめたかと思います。 では、なぜいまデジタルアートが注目されるのでしょうか?その理由をいくつか掘り下げてみましょう。 NFTによってデジタルデータの“所有”が証明されるようになった 第一に、NFTの登場によってデジタルデータに唯一性が付加され、それを持っている人の「所有」が保証されるようになったことが大きいでしょう。 今までは、デジタルアートを公開すると、簡単に複製・拡散される恐れがありました。コピーとオリジナルの判別ができない場合が多く、曖昧だったのです。 しかし、「NFTアート」であれば、NFTの持つ「非代替性」によりオリジナル作品の証明ができるようになり、アート作品として所有する意味が生じました。 最近では、NFTアートを集めたオンラインミュージアムが誕生するなど、作品に接するチャンネルが増えています。 参考:Crypto art town 落札額75億円!高額取引されるNFTアート .@beeple 's 'The First 5000 Days', the 1st purely digital NFT based artwork offered by a major auction house has sold for $69,346,250, positioning him among the top three most valuable living artists. Major Thanks to @beeple + @makersplaceco. More details to be released shortly— Christie's (@ChristiesInc) March 11, 2021 NFTによってデジタルアートの価値が高まったことは前述した通りですが、下記の事例が2021年3月に話題を集めました。 Sotheby’s(サザビーズ)と並ぶ2大オークションハウスの一つであるChristie’s(クリスティーズ)で、アメリカ人アーティストBeeple(ビープル)のNFTアートのデジタルコラージュが出品され、約75億円(※1ドル108円にて算出)という高額で落札されたのです。 実際に落札されたのは、作品のJPGファイルです。これに所有を示すトークン=NFTが紐づいていることで、高額取引になったと考えられています。 最近では、デジタルアートを専門に扱うオンラインギャラリーなどが誕生し、WEB上でのアートの売買が盛り上がりを見せています。 村上隆など著名アーティストも参入 NFTアートをはじめとするデジタルアートが新しい展開を見せるにつれ、人気アーティストがこの分野に興味を示しはじめています。 2021年3月には、現代アーティストの村上隆がNFTマーケットプレイス「OpenSea」にはじめて制作したNFTアート作品を出品しました。 同月、タレントとしても活動するVRアーティスト・せきぐちあいみが「OpenSea」に出品した作品は、日本人アーティストとしてそれまでで最高額の約1,300万円で落札されています。 海外の著名アーティストも、新たにNFTアートに挑戦したり、既存の作品をNFTアートとして展開したりしていて、今後はデジタルアート全体の質向上にも期待が集まります。 ◎公式サイト「OpenSea」の村上隆ページ デジタルアートの注目作品・注目アーティスト このように、注目度の高まりをみせるデジタルアート界ですが、現状はどのようになっているのでしょうか? 注目作や話題作、人気のアーティストなどを紹介することで、デジタルアートの魅力に迫っていきましょう。 まず、デジタルアート最大の注目作といえば、やはり前述したアメリカ人アーティスト「Beeple(ビープル)」の「Everydays: The First 5,000 Days」でしょう。 約75億円で落札されたこの作品は、13年以上かけて1日1枚ずつ・計5,000枚の画像をコラージュしたものです。中には、トランプ大統領(第一次トランプ政権時)やコロナウィルスなど、世相を反映するモチーフもあり、作者独自の視点で切り取られた時代の移り変わりを目の当たりにできるのが見どころです。 ◎BEEPLE公式サイト 高値がついた例としては、Hashmasks(ハッシュマスク)の作品も話題になりました。 Hashmasksは、世界中の約70人の参加するアートプロジェクトで、デジタルアート作品1万6,000点以上を発表し、すべて完売しています。中には、約6,900万円で売れた作品もありました。 ◎Hashmasks公式サイト 現代アートの大スター、Damien Hirst(ダミアン・ハースト)などもデジタルアートに乗り出しています。 2021年2月には、日本の企業が運営するアート作品の共同保有・売買プラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」にて「The Dead(Chocolate Oriental Gold Skull)」という作品を販売しました。 ◎Damien Hirst公式サイト 日本でもデジタルアートは盛んで、むしろ「日本人がデジタルアートで世界をリードしている」と言われるほどです。 なかでも、日本でのデジタルアートの先駆者であり、もっとも有名な存在といえば、プロジェクションマッピングで知られるデジタルコンテンツ制作集団・teamLab(チームラボ)でしょう。 東京・パレットタウンの「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」の他に、シンガポール、ドバイ、マカオ、愛知、福岡にデジタルアートの常設展を持ち、人気を集めています。 ◎teamLab(チームラボ)公式サイト Generativemasksは、2021年8月にクリエイティブコーダーの高尾俊介らが開始したジェネラティブアートのNFTプロジェクトです。 アルゴリズムによって、リロードするたびに配色の異なるマスクが自動的に生成される仕組みとなっています。 ◎Generativemasks 公式サイト また、電子音楽作曲家で現代アーティストでもある池田亮司は、音とデジタルイメージ、パフォーマンスなどを融合させた独自のライブ、インスタレーションを世界中で展開しています。 ◎池田亮司 公式サイト 世界的VRアーティストであるせきぐちあいみの「Alternate dimension 幻想絢爛」という作品は、1,300万円で落札され話題になりました。この他にも、VRアーティストとして多様な作品を生み出しています。 ◎せきぐちあいみ公式サイト 「YouTuberから世界的VRアーティストへ」せきぐちあいみさんに聞くNFT・メタバースの魅力 Coincheck 書道家の武田早雲が、書道作品をNFTアートとして販売しはじめました。最初の作品「SCAM退散」は、137万円で売れました。 ◎Crypto双雲 2021年に入ってから、各界の有名アーティストたちがデジタルアート・NFTアートに参加したり、作品販売を始めたりする動きが目立ってきたようです。 この流れは今後ますます加速すると思われます。 Coincheckの無料登録はこちら 資産としてのデジタルアート NFTの登場でデジタルアートの価値が飛躍的に高まったことを踏まえて、デジタルアートの作品に資産や投資対象としての価値を見出す人たちが増えてきました。 そこでこの章では、資産としてのデジタルアートにフォーカスします。 デジタルアートを購入・所有するメリット デジタルアートを資産として考えた場合、従来のアナログアートに比べて、主に以下のような点にメリットがあります。 オンライン上で売買ができる デジタルアートはデータです。そのため、オークションハウスやギャラリーに出かけなくても、自宅で気軽に売買することができます。 NFTには取引履歴が残る NFTは、デジタルアートを「一点もの」の芸術作品として保証するだけでなく、取引履歴を記録するという機能ももっています。 いつ誰が保有していたかが明確にわかるので、安心して取引できます。著名なギャラリーや投資家が所有していたことが分かれば、作品の価値と自分の目利きにも確信が持てるでしょう。 自慢のアート作品をWEB上で広く公開できる コレクターの多くは「自分の愛蔵の品を人に見せて自慢したい」という気持ちを持つものです。ただ、今まではデジタルアートをWEB上に公開するとコピーされてしまい、多くの人に共有されてしまうリスクがありました。 しかし、NFTアートならオリジナルが識別できるため、全く同じものとはなりません。そのため、仮にオンラインギャラリーなどを通じて自慢の作品を世界中に公開しても、オリジナルの価値は失われないのです。 また、公開することで作品が知られて人気が高まれば、作品の価値がさらに高まるかもしれません。 デジタルアートを購入・所有する注意点 一方で、デジタルアートを売買するには、リスクやデメリットもあります。以下の点には注意してください。 売買できるプラットフォームは海外の運営が多い 現在、NFTアートを売買できるプラットフォームやマーケットプレイスは、その多くが海外企業の運営です。 そのためサイトは英語表記、取引も英語でしなければならない場合が多く、英語が得意でない人には難しいかもしれません。 詐欺や不正の恐れがある デジタルアートはWEB上で売買されるため、その際に厳密な本人確認をするのが難しいのがデメリットです。 そのため、他の人の作品をコピーしたものを自分の作品だとして売ったり、別人に成りすまして取引したりするなどの詐欺が起こりやすいといえます。 また、NFTは誕生からまだ歴史が浅いので、法整備が十分ではありません。そのため、マネーロンダリングなどの不正に利用される恐れがあります。 売買の際には、こういった犯罪や不正に巻き込まれないようにくれぐれも注意が必要です。 デジタルアートを売買できるマーケットプレイス では実際に、デジタルアートの売買はどこでできるのでしょうか? 現在利用できる主なプラットフォーム、マーケットプレイスをいくつか紹介しておきましょう。 Coincheck NFT Coincheck NFTは国内初となる、暗号資産交換業者が運営するユーザー同士でNFTと暗号資産の交換取引ができるマーケットプレイスです。 Coincheckの口座をお持ちの方はどなたでも、NFTの出品・購入・保管が可能であり、出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料です。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ OpenSea NFTマーケットとしては最大で、Beepleや村上隆、せきぐちあいみなども参加しています。 売買に参加する人が多く、比較的低価格で購入できる作品もあります。 OpenSea公式サイト OpenSea(オープンシー)とは?特徴や始め方、NFTの購入・販売方法を解説! Coincheck Nifty Gateway 同じく大手のNFTマーケットプレイスであると同時に、アーティストや著名人とパートナーシップを結んで作品を送り出すプロデューサー的な役割をもっているプラットフォームです。 Beepleも出品していて、高価な作品だけでなく、1ドルから抽選に参加できる企画なども行っています。 Nifty Gateway公式サイト SuperRare 2018年の立ち上げ以来、急速にアート作品の取引を延ばしているプラットフォームです。 取り扱う作品は厳正にキュレーションされ、審査に通過したアーティストの作品のみが販売される仕組みなので、作品の質を重視する人向けです。 SuperRare公式サイト デジタルアートの作り方 NFTアートを作成するには、基となるデジタルアートが必要です。しかし、多くの方は「自分でデジタルアートを作成できない」と考えている傾向があります。そのような背景から、市場のニーズに応えるようにデジタルアート製作を支援するサービスが充実してきました。未経験者の方でも指導やサポートが受けられる環境が、様々な企業から用意されています。 子どもでも作れる?デジタルアートの作り方 PCやスマホ、タブレットなどを用いれば、デジタルアートを簡単に作成できます。最近では、デジタルアート作成のための専用ソフトやお絵描きアプリが増えてきました。操作方法を覚えれば、子どもでも簡単にデジタルアートを製作できるかもしれません。 Zombie Zoo Keeper(ゾンビ・ズー・キーパー)など、若くしてNFTアートを手掛けるアーティストも存在します。 制作方法はデジタルアート教室でも学べる 何からデジタルアートを始めていいかわからない場合には、デジタルアート教室を受講することを視野に入れるといいでしょう。通信教育やオンライン教室が開催されているため、自宅の近くにデジタルアート教室が開催されていなくても大丈夫です。自身に合ったデジタルアート教室を受講してみてはいかがでしょうか。 デジタルアートのまとめ あらためて、記事の要点をまとめてみましょう。 ◎デジタルアートとは、「コンピュータなどのデジタルデバイスを使ってアート作品をつくること、またはそのようにしてつくられたアート作品」 ◎デジタルアートの種類としては、  ・デジタルイラストレーション  ・デジタル絵画  ・デジタル写真、フォトレタッチ  ・VFX(視覚効果)  ・ゲームデザイン  ・電子音楽  ・プロジェクションマッピング  ・アルゴリズムアート     など ◎「NFT」=「非代替性トークン」によってデジタルアートに一点ものとしての価値が生まれた この記事で、あなたもデジタルアートの世界に一歩踏み出せるよう願っています!