リップル(XRP)はビットコイン(BTC)よりも歴史がある暗号資産(仮想通貨)で、安価で迅速な海外送金を可能にするプラットフォームとして注目を集めています。 Coincheck(コインチェック)での最低購入額や最低注文量、各種手数料について、具体例を上げてわかりやすく解説します。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 リップル(Ripple/XRP)とは? 高速送金ネットワーク 総発行枚数は1,000億XRP Coincheckでは500円からリップル(Ripple/XRP)を購入可能 暗号資産取引の手数料について コンビニ入金 クイック入金 送金手数料 リップル(XRP)を購入してみよう リップル(Ripple/XRP)とは? リップル(XRP)とは、現在の暗号資産界で、最も注目されている銘柄のひとつで、通貨単位はXRPです。リップル(XRP)は、ビットコイン(BTC)が誕生するより以前、2005年頃から実用化されています。 リップルとは、暗号資産のみを指す言葉ではありません。リップル(XRP)は、リップル社(Ripple Inc.)が運営する決済システムのことも意味し、「リップル・トランザクション・プロトコル」が正式名称となります(略称はRTXP)。 高速送金ネットワーク リップル(XRP)は、消費者が通貨として決済手段に使うというより、世界中の金融機関を結び付ける、高速送金ネットワークとして将来的に用いられることが期待されています。現在の国際送金では、為替によって帳簿上の貸し借りを処理する「コルレス銀行」を経由しなければならないため、時間も手数料も多く費やします。 しかし、リップル(XRP)は「ブリッジ機能」を備えているため、円や米ドル、ユーロといった法定通貨だけではなく、ビットコイン(BTC)などの暗号資産とも交換することが可能です。これにより、送金や両替もスピーディーとなり、手数料が大幅に削減できます。 そのため、インターネットで世界の情報交換が爆発的に加速したのと同様、リップル(XRP)の普及によって、世界のそこかしこで価値の交換が盛り上がっていくものと予想されています。 総発行枚数は1,000億XRP リップル(XRP)の総発行枚数は1,000億XRPと定められており、すでに全1,000億XRPが発行済みとなっています。これ以上増やすことはできないため、今後、リップル(XRP)を必要とする金融機関が世界で増えれば増えるほど、希少価値が増す可能性があります。 ただし、リップル社が500億から600億XRPを保有しており、あまりにも高騰すればXRPを放出してインフレを抑えるコントロールを実行すると考えられます。よって、中長期的な将来には、XRPの価値は安定に向かうものと見られています。 暗号資産取引所が解説するリップル(XRP)の特徴と歴史 Coincheck Coincheckでは500円からリップル(Ripple/XRP)を購入可能 Coincheckでは、どの暗号資産であろうと、最低購入額は日本円で500円となります。 また、Coincheckでは、日本円のほか、ビットコイン(BTC)でもリップル(XRP)を購入することができます。その場合は、「0.001BTC」が最低購入額となります。 Coincheckでリップル(XRP)を売却する場合も同様です。日本円に替える場合は、すべて「500円」が最低売却額となります。リップル(XRP)をビットコイン(BTC)に替える場合も「0.001BTC」からになります。 Coincheckにおけるリップル(XRP)の最低注文量について、具体的な数値を出しながら確認してみます。 例えば、2018年10月31日のCoincheckでのリップル(XRP)の終値は、1XRP=49.404円となっていました。その際のリップル(XRP)の最低注文量は、500円=10.120638XRPとなります。 リップル(Ripple/XRP)購入方法・買い方・口座開設の流れを解説 Coincheck 暗号資産取引の手数料について リップル(XRP)を扱う上で、各種手数料についても理解しておきましょう。Coincheckでリップル(XRP)を購入するには、まずはCoincheckにあるウォレットに日本円を入金する必要があります。 ウォレットに銀行振込で入金するための手数料は無料です(ただし、振込手数料はお客様負担となります)。 コンビニ入金 また、コンビニ入金では、30,000円未満の場合は手数料が770円、30,000円以上の場合は手数料が1,018円となります。なお、コンビニ入金の1回あたりの入金上限額は30万円となります。 クイック入金 クイック入金では、30,000円未満の場合は手数料が770円。30,000円以上50万円未満の場合、手数料は1,018円となります。さらに、日本円の入金額が50万円以上の場合、「入金額×0.11%+495円」が手数料となります。 送金手数料 また、リップル(XRP)をCoincheckのユーザー間で送金するときは、送金にかかる手数料は無料です。 ただし、Coincheckではない別のウォレットに送金する場合には、0.15XRPの送金手数料を要します。 ※手数料は、2023年6月1日時点の金額です。 リップル(XRP)を購入してみよう リップル(XRP)はグローバルに資産をやりとりすることを目指しており、目的が明確となっています。 リップル(XRP)について最低購入額や手数料を把握し、Coincheckでの購入を検討してみてください。
株やFXなどの金融商品の取引を行なったことがある方はご存知かもしれませんが、スプレッドという言葉を初めて聞く人も多いかと思います。 仮想通貨の販売所で取引する場合には、売値と買値の差額であるスプレッドが発生します。仮想通貨におけるスプレッドの意味やスプレッドが大きくなるタイミングや注意点について解説します。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 スプレッドとは何か? スプレッドの幅は少ない方がいい? スプレッドと手数料の違いは? スプレッドが大きく変動する時は? 1. 価格変動が大きい時 2. 流動性が低い時 スプレッドが広がった時はどうする? 1. スプレッドが急激に広がっている時は様子をみたり、別の通貨で取引を行うことを考える 2. 取引量の多い通貨を選ぶ スプレッドを意識して賢い取引を スプレッドとは何か? スプレッドは「広げる」「伸ばす」を意味する言葉で、金融の世界では金利や価格の差を表す言葉として使われています。仮想通貨取引の場合、スプレッドは「売値と買値の差額」という意味で用いられています。 例えば、ある販売所でビットコイン(BTC)の価格が「買値=74万円、売値=72万円」になっていたとします。この場合のスプレッドは「74万-72万の2万円」になります。 スプレッドは仮想通貨の銘柄によっても大きく異なります。また、仮想通貨の販売所がそれぞれ設定しているものですから、販売所によって差が発生する場合があります。ですから、仮想通貨の売買にあたっては、チャートのチェックだけなくスプレッドを確認をしないと思わぬ損失になることがあります。 スプレッドの幅は少ない方がいい? 仮想通貨のスプレッドは基本的には日々変動しています。 例えば、ビットコイン(BTC)の価格が買値が74万で売値が72万円の時に74万円で購入し、スプレッドの変動がないまま72万円で売った場合には2万円の損となってしまいます。 仮想通貨に関わらず金融商品は、買った価格よりも高い金額で売らないと利益を得ることができません。そのためにはスプレッドの幅が例えば10万円だった場合、購入価格よりも10万円以上高い価格で売る必要がありますが、スプレッドの幅が2万円であれば、2万円以上高い価格で売れば利益になります。 このためスプレッドの幅は少ない方が良いと言えます。 スプレッドと手数料の違いは? 仮想通貨のスプレッドは手数料の一つになります。 仮想通貨の取引は「取引所」と「販売所」があります。取引所ではユーザー同士が保有している仮想通貨の売買を行います。 売買を行う際に取引所は手数料が無料のところもあれば、手数料が発生するところもあります。 Coincheckの取引所での取引にかかる手数料はこちらをご覧ください。 詳しくはこちら:取引所手数料 販売所では、ユーザーが仮想通貨を販売している会社から売買を行うことになります。販売所で売買を行う場合、手数料は発生しませんが買値と売値の差(スプレッド)が発生します。 詳しくはこちら:仮想通貨の取引方法・種類とは?個人が安全にトレードするためのやり方 スプレッドが大きく変動する時は? 仮想通貨のスプレッドは販売所で発生し、基本的には一定ではなく常に変動しています。スプレッドが大きく動く時はどんな時なのでしょうか。 1. 価格変動が大きい時 仮想通貨の価格が一時的に大きく変動した際(価格が暴騰や急落した場合)にスプレッドが広がりやすくなる傾向があります。 例えばビットコイン(BTC)の価格が高騰し、購入を行う人と売却を行う人のバランスが極端に購入を行う人が大きくなってしまった場合、なかなか売却を行うことができずに買値と売値のバランスが崩れてしまいスプレッドが広がってしまう傾向にあります。 2. 流動性が低い時 一般的には仮想通貨の流動性とはどの位、買い注文と売り注文が発生しているか、いわゆる取引量の出来高を指しています。流動性が高いということは、買いも売りも注文が多く発生している状況になります。 流動性が高くなれば、一般的にスプレッドも安定していると言われています。逆に、流動性が低くなると買いも売りも注文が少ない状態になりますので、スプレッドも広がりやすい傾向にあると言われています。 また、取引量が少ない通貨もスプレッドが広がりやすい傾向にあります。アルトコインはビットコイン(BTC)に比べると取引量が少ないこともあり、アルトコインのスプレッドはビットコイン(BTC)に比べて広くなる傾向になります。 なお、アルトコインの中でも取引量の多い通貨と少ない通貨では、取引量の少ない通貨の方がスプレッドが広がりやすくなっています。 スプレッドが広がった時はどうする? 仮想通貨のスプレッドは各取引所によって違いますが、その時々によってもスプレッドの幅は変わってきます。 そのため、一時的なスプレッドを元に取引所を選ぶのではなく、スプレッドを意識して購入するタイミングをコントロールしていく形が良いかと思われます。 1. スプレッドが急激に広がっている時は様子をみたり、別の通貨で取引を行うことを考える スプレッドは価格変動が大きく動いた時に、大きくなりやすいと言われています。 特に仮想通貨の相場は一方的に動くことが多く、スプレッドが広くなっている時に売買を行うとスプレッドが安定している時に比べて利益を得るのに時間がかかりやすくなります。 無理に売買を行わず、スプレッドが落ち着いてから取引を行うことやスプレッドが落ち着いている他の通貨で取引を行うことも検討しましょう。 2. 取引量の多い通貨を選ぶ 流動性によってスプレッドは変化しますので、流動性の高い通貨を選ぶことも選択肢の一つになります。 アルトコインに比べてビットコイン(BTC)は取引量も多いので、ビットコイン(BTC)やアルトコインの中でも取引量の高い通貨を選ぶことで賢い取引をしましょう。 スプレッドを意識して賢い取引を 仮想通貨の販売所では、スプレッドは常に価格変動や流動性で変動しやすくなっています。 スプレッドは自分では決めることができないため難しいと思われがちですが、スプレッドが広い時は取引を控えるなどコントロールできることもありますので、スプレッドを理解して賢い取引を行いましょう。
暗号資産投資に興味を持っている人のなかには、今から始めるのでは遅いのではないかと心配している人もいるかもしれません。 そこで、暗号資産(仮想通貨)への投資を今から始めるのは遅いのかどうかや、始める際の注意点などについて解説します。 ※仮想通貨の税金については、2024年2月13日時点の情報となります。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産を今から始めるのは遅い? 暗号資産の今後はどうなる? 1. 暗号資産に関する法整備が整っていく 2. 暗号資産を活用した新サービスの登場 3. 暗号資産の普及に関して 時価総額の高い暗号資産の銘柄とは イーサリアムとは リップルとは ビットコインキャッシュとは 暗号資産への投資方法の種類 1. 暗号資産の現物取引 2. 暗号資産のレバレッジ取引 3. ICO(Initial Coin Offering) 気長に待つ投資スタイルが初心者には向いている? スイングトレード デイトレード スキャルピングトレード 初めて暗号資産取引をする時に知っておきたいこと 1. 余裕資金の範囲内で投資を行う 2. 暗号資産関連のニュースに注意を払う 今から暗号資産を始める時には銘柄を見極めよう 暗号資産を今から始めるのは遅い? 暗号資産投資を今から始めるのでは遅いのではないかと心配している人は、暗号資産を取り巻く環境を冷静に分析することが大切です。 暗号資産投資開始の判断を行うためには、特に暗号資産市場の状況を把握することが重要になります。暗号資産の価格は、2017年の後半に大幅な上昇を見せました。その後、2018年に入ってからは爆発的な勢いが衰え、落ち着いた状況になっています。 投資はご自身が始めたいと思うタイミングから始めるのが一番なので、いつでも暗号資産投資を始めることができます。爆発的な勢いが衰えたとはいえボラティリティが大きく動く場面もありますから、今から始めることを考えてみても遅くはありません。 また、日本では暗号資産の流出事件などに対する反省から、暗号資産交換業者に対する規制が厳しくなっています。法規制や顧客保護体制の整備が進んでいることも、これから暗号資産投資を始める人にとっては、プラスといえるでしょう。 ただし、規制が厳しくなった分、ビットコインが大流行した2017年のようなブームはすぐには再来しない可能性もあることは認識しておく必要があります。 暗号資産の取引所・販売所で口座開設するまでの流れはこちら 暗号資産の今後はどうなる? 暗号資産を取り巻く環境は、今後も変化していくでしょう。変化が予想されるポイントは3つあります。 1. 暗号資産に関する法整備が整っていく 1つ目は、暗号資産に関する法整備が整っていくことです。 暗号資産の取引所を運営している会社を暗号資産交換業者といいます。暗号資産交換業者は、金融庁の登録を受けることが必要です。 登録を受けるにあたっては、経営管理体制やセキュリティレベルなどの顧客保護整備に関して金融庁のチェックを受けることになります。チェックは厳しくなっているため、顧客保護体制の整備は進むでしょう。 ただし、利用者にとっては口座開設要件や取引条件などが厳しくなる可能性はあります。 2. 暗号資産を活用した新サービスの登場 2つ目は、暗号資産を活用した新サービスの登場が期待できることです。暗号資産は、投資対象としてだけでなく、決済や送金などにも使えます。 さらに、自動契約などの機能を持っている暗号資産を使った新しいサービスが導入される可能性もあるでしょう。暗号資産を活用した新サービスが広がっていく余地は大きいといわれています。 3. 暗号資産の普及に関して 3つ目は、暗号資産の普及に関しては不透明な部分もあることです。多くの人が暗号資産を使うような状況になるかどうかは、誰にも確定的な予測はできません。 また、長期的には時価総額の大きな暗号資産だけが生き残るのかどうかなどもわかっていません。普及するか衰退するかに関して、不確実性があることを踏まえて投資をする必要があるでしょう。 時価総額の高い暗号資産の銘柄とは 暗号資産投資を始めるにあたっては、どの通貨に投資するかを検討することも大切です。 暗号資産は、代表的なビットコインだけでなく、アルトコインと呼ばれる多数の通貨が存在しています。時価総額が大きい主なアルトコインは、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)などです。 イーサリアムとは イーサリアム(ETH)は、分散型のアプリケーションで、スマートコントラクトと呼ばれる機能があります。 スマートコントラクトとは、取引結果に応じて一定の行為を自動実行するプログラムが働く機能のことです。イーサリアムは、ビットコインとは異なる機能を持つプラットフォームとして注目されています。 詳しくはこちら:イーサリアム(ETH)とは何か? イーサリアム(ETH)取引の口座開設から購入方法についてはこちら リップルとは リップル(XRP)は、国境や金融機関の違いを意識しない国際送金実現を目的とした暗号資産送金システムです。 リップル社が管理しており、世界中の金融機関と提携を進めています。送金処理スピードが速いことも特徴です。 詳しくはこちら:リップル(XRP)の特徴とは? リップル(XRP)の口座開設・購入方法までの流れはこちら ビットコインキャッシュとは ビットコインキャッシュ(BCH)は、2017年8月1日にビットコインから分裂して生まれた暗号資産です。 ビットコインと似た性質を持っていますが、通貨システムの一部を改善しています。 詳しくはこちら:ビットコインキャッシュ(BCH)の特徴とは?ビットコイン(BTC)との違いを徹底解説 ビットコインキャッシュ(BCH)取引の口座開設から購入方法はこちら 暗号資産への投資方法の種類 暗号資産に投資をする場合、投資方法にも複数の選択肢があることを認識しておくことが重要です。主な投資方法は3つあります。 1. 暗号資産の現物取引 1つ目は、国内の暗号資産取引所で通貨の現物を購入する方法です。 現物を手に入れれば、暗号資産で買い物をしたり、送金したりできます。暗号資産初心者は、まず現物投資から始めるのがよいでしょう。 2. 暗号資産のレバレッジ取引 2つ目は、レバレッジ取引です。外国通貨の証拠金取引をFX(Foreing Exchange)といいます。暗号資産を対象としたFX取引などを行うこともできます。 レバレッジとは、てこの原理のことです。少額の自己資金でその何倍もの取引ができることが魅力です。ただし、レバレッジ取引は、売り買いセットで取引を完了させることを前提としています。 通貨の現物を手に入れる取引ではないことに注意が必要です。効率的に売買差益を狙いたい人は、暗号資産FXに挑戦するのもよいでしょう。 ※Coincheckでは、2020年3月13日をもちまして、レバレッジ取引のサービス提供を終了いたしました。 3. ICO(Initial Coin Offering) 3つ目は、ICO(Initial Coin Offering)投資です。クラウドセールやトークンセールとも呼ばれています。 特定の企業などがサービス提供などを受ける権利がある通貨(トークン)を発行し、そのトークンを購入するという投資手法です。トークンを発行した企業などは事業資金が手に入ります。 気長に待つ投資スタイルが初心者には向いている? 暗号資産投資を行う場合はどのような投資スタイルで行うかも重要です。投資スタイルは取引を行う頻度で分類されることが多いです。 スイングトレード 数日から数週間のスパンで中期的な価格変動による利益を狙うスタイルは、スイングトレードと呼ばれています。 デイトレード また、1日のスパンで売買を完結するスタイルは、デイトレードです。 スキャルピングトレード さらに、数秒から数分のスパンで売買を繰り返すスタイルは、スキャルピングトレードといいます。 短期トレードであるデイトレードやスキャルピングトレードは、常に市場を見ていないといけないなどストレスも大きいです。 そのため、投資初心者の場合は国内の暗号資産取引所で購入できるメジャーな通貨を対象にして、中長期投資スタイルで始めてみることをおすすめします。 初めて暗号資産取引をする時に知っておきたいこと 初めて暗号資産取引を行う場合には、知っておきたいポイントが2つあります。 1. 余裕資金の範囲内で投資を行う 1つ目は、余裕資金の範囲内で投資を行うことです。 間違っても全財産を投じることはやめておきましょう。暗号資産の価格は予想外に大きく変動することもあります。大きな損失を被るリスクがあることを常に意識して、失っても生活に影響がない範囲の資金で投資することが大切です。 2. 暗号資産関連のニュースに注意を払う 2つ目は、暗号資産関連のニュースに注意を払うことです。 暗号資産流出事件の発生や金融庁の業務改善命令、証券市場への上場判断などさまざまなことが起こります。それぞれのニュースに反応して暗号資産価格が大きく変動することも珍しくありません。常に情報収集を怠らないことがポイントです。 今から暗号資産を始める時には銘柄を見極めよう 暗号資産投資を始めるのは今からでも決して遅くはないでしょう。将来的に人気が出そうな通貨を見極めて先回りして投資すれば、大きな利益が得られる可能性もあります。 これから投資を始める人は、自分に合った投資スタイルを慎重に見定め、今後に期待できる暗号資産を選んで始めてみてはいかがでしょうか。
仮想通貨の代表格とも言えるビットコイン(BTC)は、投資家のみならず投資初心者からも注目を集めている通貨になります。ブロックチェーン技術の発展を背景に、ビットコイン(BTC)を始めとする仮想通貨は普及しつつあります。 2017年はビットコイン(BTC)の価格が大きく変動した年でした。年初は10万前後だった価格が12月には最高240万まで価格が上昇しました。 家電量販店でのビットコイン決済やマスコミでビットコイン(BTC)を含む仮想通貨が取り上げれる機会が多くなりました。そうした背景もあり初めて仮想通貨を売買する人が増えてきています。 初めてビットコイン(BTC)を売買したいと思ったときには、取引所に口座開設をする必要があります。また、仮想通貨は24時間取引できることもありスマホでいつでもどこでも取引することができる取引所のアプリもあると便利です。 そこで今回は、ビットコイン(BTC)を取引する時に必要なアプリや取引所についてご紹介します。これから仮想通貨取引をしようと考えている初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨を取引する時に利用するアプリの種類 取引所アプリ ポートフォリオ管理アプリ 情報収集アプリ 価格比較アプリ・チャートアプリ ウォレットアプリ セキュリティ対策アプリ ビットコイン(Bitcoin/BTC)の取引ができるコインチェックアプリ コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の購入方法 ビットコイン(Bitcoin/BTC)の現在の状況は? 仮想通貨を取引する人が知っておきたいこと 1. 余剰資金で運用する 2. 相場変動が激しい 仮想通貨のセキュリティ面にも着目しよう 1. 2段階認証アプリの導入する 2. ハードウェアウォレットを使用する ビットコイン(Bitcoin/BTC)を取引するために便利なアプリをダウンロードしよう 仮想通貨を取引する時に利用するアプリの種類 ビットコイン(BTC)を始めとする仮想通貨を取引する際に、スマホアプリを活用するとスムーズな売買ができます。取引するときに役立つアプリの種類は多くあります。 取引所アプリ 仮想通貨の取引所が提供している「取引所アプリ」は、シンプルな操作で売買することができるものが多いです。24時間取引ができるのでスキマ時間でも手軽に仮想通貨を購入することができます。 ポートフォリオ管理アプリ 「ポートフォリオ管理アプリ」は自分の保有している資産が一目で確認できるアプリになります。複数の取引所を利用している人や複数の仮想通貨の銘柄を保有している人に便利なアプリです。 情報収集アプリ 仮想通貨を取引するうえで「情報収集アプリ」も欠かせない存在です。仮想通貨はニュースによって大きく価格が変動することもあるので、日頃の情報収集は仮想通貨の取引をするうえで必要になることが多いです。 価格比較アプリ・チャートアプリ 同じく「価格比較アプリ」や「チャートアプリ」も日々の仮想通貨の売買に利用されています。なお、仮想通貨のチャートは取引所によって価格が若干異なる場合があります。 各取引所の価格差を利用して利益を得るアービトラージ(裁定取引)という取引の方法もあり、このような方法で取引をする際に価格比較アプリは重宝されています。 ウォレットアプリ 仮想通貨特有のアプリとして「ウォレットアプリ」があります。 ウォレットとは仮想通貨を保有しておく財布のような役割を持ったもので、取引所から仮想通貨を送金して自分で保管しておく場合などに利用されています。 セキュリティ対策アプリ ハッキングリスクから身を守るという点では「セキュリティ対策アプリ」も重要なツールになります。特に「Google Authenticator」などのアプリが取引所などのログイン時の2段階認証でよく活用されています。 ビットコイン(Bitcoin/BTC)の取引ができるコインチェックアプリ このようにアプリには様々な種類がありますが、仮想通貨を売買するうえで多く使われるのが仮想通貨の取引所アプリになります。 取引所アプリは売買だけでなく、チャートや取引履歴を閲覧する際にも使用されています。取引所アプリの中でCoincheckのアプリは、シンプルで分かりやすいのが特徴で仮想通貨取引が初めての方でも取引しやすいアプリになっています。 Coincheckのアプリには「仮想通貨の購入・売却」や「仮想通貨の入出金」、「仮想通貨のチャート」の閲覧機能のほか、スマホのホーム画面に設置ができ、仮想通貨の価格をリアルタイムで確認できる「ウィジット機能」など様々な機能があります。 更に、毎日決まった時間に通貨別の価格通知を受け取れる「プッシュ通知機能」がありますので、Coincheckは取り扱い通貨数も多いため様々な仮想通貨の価格を確認したい方にも適したアプリになります。 コインチェックアプリでのビットコイン(Bitcoin/BTC)の購入方法 続いて、コインチェックアプリでビットコイン(BTC)を購入する手順を紹介します。 まずはアプリをダウンロードしたら登録が必要です。すでにアカウントを登録済の場合はメールアドレスとパスワードで「ログイン」することですぐに利用ができます。 初めての場合は「新規登録」から新しくアカウントを作成する必要があります。 新規登録を完了しアプリを立ち上げたら、ビットコイン(BTC)を購入するための日本円を入金します。銀行振込などで口座に入金が完了しましたらビットコイン(BTC)の購入ができます。 アプリから「コイン購入」をクリックし買いたい数量を入力後、「購入する」ボタンを押したら購入が完了します。コインチェックアプリでは、購入までの手順がシンプルのため初心者にもわかりやすくなっています。 ※なお、当社にBTCを入金・送金される場合は、Bitcoinネットワークをご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 仮想通貨の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ Coincheck コインチェックアプリの使い方(iOS・Android) Coincheck ビットコイン(Bitcoin/BTC)の現在の状況は? 仮想通貨をこれから購入しようと考えている人の中には、現在の仮想通貨業界の状況が気になる人も多いはずです。 ビットコイン(BTC)などの仮想通貨は、2017年後半に日本でもニュースとして取り上げられ、いわゆる「億り人」と呼ばれる一攫千金の人々を多く生み出したことでも知られています。しかし2017年末に比べると2018年は価格が下落しております。 仮想通貨を取り巻く法整備は徐々に進んでおり、仮想通貨の取引所に参入する企業が増え、ビットコイン(BTC)を利用できる企業や店舗も増えてきています。 また、仮想通貨にかかわるブロックチェーン技術は世界で注目されていることもあり、今後さらに普及する可能性が残っているとは言えるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら 仮想通貨を取引する人が知っておきたいこと 仮想通貨の現状を理解する以外にも、初めて仮想通貨を取引する人は知っておいたほうがよい2つのポイントになります。 1. 余剰資金で運用する 1つ目が「余剰資金で運用する」ことです。 仮想通貨は他の投資対象に比べて、ハイリスクハイリターンといわれています。価格変動が激しく、1日に数十パーセントも動くことが珍しくありません。 仮想通貨の購入は全財産や借金などをして行うものではなく、余剰資金で運用するようにしましょう。ほかの投資対象とのバランスも意識しリスク分散をすると良いでしょう。 2. 相場変動が激しい 2つ目が「相場変動が激しい」ことです。 仮想通貨はまだ普及の最中といわれており、ニュースひとつで価格が大きく変動することも多いのが特徴です。暴騰も暴落も一夜にして起きる可能性があることを忘れないようにしましょう。 また、価格変動を起こすニュースなどにいち早く気付く情報収集も大切と言えます。価格変動した時に焦らないためにも、日々の情報収集を心がけましょう。 投資初心者の場合、仮想通貨の性質を理解しないまま取引を始めると思わぬ損をすることがあります。必ず取引を始める前に、その性質やリスクを十分に理解しましょう。 仮想通貨のセキュリティ面にも着目しよう 仮想通貨はネット上で取引されるお金であるため、常にハッキングリスクにさらされていると言っても過言ではありません。そこで、仮想通貨をハッキングから守るために必要な手段を理解しておきましょう。 1. 2段階認証アプリの導入する 1つ目が「2段階認証アプリの導入する」ことです。 2段階認証とは、ログイン時に通常のパスワードとは別にリアルタイムで更新されるコードを入力する認証方法です。例えばGoogle Authenticatorなどのアプリが有名です。2段階認証アプリを使いセキュリティ対策をしておきましょう。 2. ハードウェアウォレットを使用する 2つ目が「ハードウェアウォレットを使用する」ことです。 常にインターネットに接続されたホットウォレットだけでなく、秘密鍵をオフラインで管理できるハードウェアウォレットに資産の一部を移しておくことも検討しましょう。 ハードウェアウォレットは、インターネットから切り離されたところで仮想通貨を保管することができるため、セキュリティが高く保たれます。 ビットコイン(BTC)半減期とは?仕組みや日付、価格への影響を解説 Coincheck ビットコイン(Bitcoin/BTC)を取引するために便利なアプリをダウンロードしよう これから仮想通貨取引を始めてみようという人は、まず取引所のアプリを活用しましょう。Coincheckのアプリは初めてでも簡単に使えるように設計されているため、初心者におすすめです。 情報収集のためのアプリやセキュリティ対策のアプリなど、目的に応じて複数のアプリを使い分け、活用してビットコイン(BTC)を始めとする仮想通貨取引を賢く行いましょう。
暗号資産(仮想通貨)を始めたいけれど、値動きが激しくて手を出すのが怖いと思っている人も多いのではないでしょうか。 暗号資産の積立投資は毎月一定の金額を購入する「ドルコスト平均法」といった比較的安定した投資法を用いるため、売買のタイミングに悩む必要がなく暗号資産の初心者におすすめの仕組みとなっています。暗号資産の積立にはどのような特徴、注意点などがあるのか、以下の項目を詳しく説明します。 暗号資産の積立とは暗号資産 積立のメリット暗号資産 積立の注意点おすすめの暗号資産 積立 また、ビットコインの始め方・買い方について知りたい方はこちらの記事もご参照ください。 目次 暗号資産の積立投資とは毎月一定額を希望額まで積み立てること 暗号資産の積立はドル・コスト平均法を採用 暗号資産の積立投資をする3つのメリット 1. 暗号資産が暴落した時のリスクヘッジ 2. 初心者でも始めやすい 3. 少額から始めることができる 暗号資産で積立投資をするデメリット 暗号資産の積立投資が向いている人とは? 投資の初心者 今現在まとまった資金がない方 長期投資をしたい方 日々の価格変動に一喜一憂したくない方 初心者が暗号資産の積立投資を始める前に知っておきたいこと注意点 1. 余剰資金で運用する 2. 分散投資を意識する 3. 時間を味方にする Coincheckで暗号資産の投資を行う4つのおすすめポイント ①自分にあったプランを選択可能! ②毎月1万円~購入可能、ドルコスト平均法利用で初心者でも気軽に始めやすい ③26種類の暗号資産から選択可能 ④Coincheckでは貸暗号資産サービスの利用が可能 Coincheck2つの暗号資産積立プランと法人向けサービス 1.月イチつみたてプラン 2.毎日つみたてプラン 法人向けサービス 暗号資産を使って積立投資をする方法 Coincheckにアカウント登録 引き落とし口座の設定方法 積立設定の方法 暗号資産で積立投資をしてみよう 暗号資産の積立投資とは毎月一定額を希望額まで積み立てること 暗号資産の積立投資とは、貴金属の積立や投資信託の積立のように、毎月一定額の金額を希望の金額になるまで積み立てることです。 例えば自分の銀行口座から毎月一定の金額が自動的に引き落とされる場合、買付けのタイミングを見計らったり、毎月振込みをするといった煩わしさはありません。 コイン積立は暗号資産の価格が高いときは少なく、価格が安いときは多く買うことになるため、リスクを分散しながら長期的な投資をしたい方に向いています。 暗号資産のコイン積立は、毎月一定金額の暗号資産を定期購入するイメージに近いでしょう。 暗号資産の積立はドル・コスト平均法を採用 暗号資産のコイン積立に採用されている投資の手法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれるものです。 相場の値動きに関係なく、毎月一定の金額内で購入できる量を買い付けていくため、暗号資産の価格が上がったときは高値掴みを避けることができ、価格が下がったときは安く多くの量を買い付けることができます。 短期間で高いリターンを得ることのできる投資方法ではありませんが、長期的にコツコツと積立をすることで、利益の出るタイミングを待つことができるのが強みです。 結果として、堅実にしっかりと資産を形成できる可能性があります。 ドルコスト平均法のデリット・メリット一覧と暗号資産積立の始め方 Coincheck 暗号資産の積立投資をする3つのメリット 暗号資産で積立投資をするメリットは大きく3つあります。 1. 暗号資産が暴落した時のリスクヘッジ 1つ目が「暗号資産が暴落した時のリスクヘッジになる」ことです。暗号資産は価格の変動が大きい傾向にあります。 スポット買い付けといって、ある瞬間に資産を集中させるよりも、分散させるほうが安定した成果を望むことができます。積立投資は長期間にわたって少しずつ買い増ししていく投資スタイルのため、価格変動のリスクを減らすことができ、暴落の際のリスクヘッジとなります。 2. 初心者でも始めやすい 2つ目が「初心者でも始めやすい」ことです。 積立投資にはそこまで難しい知識が必要なく、売買のタイミングと金額が常に一定することができるため、初心者でも簡単に始めることができます。積立投資は長い期間をかけて行う場合が多く、日々の価格変動をあまり意識することなく、資産運用することができるのが特徴です。 3. 少額から始めることができる 3つ目が「少額から始めることができる」ことです。 暗号資産での投資はある程度まとまった資金がないと難しいと思われている人も多いかと思います。最低購入金額は取引所によって違ってきますが、500円程度から購入できる取引所もあるので少額から始めることができます。 積立投資は、数ある投資法のなかでも多くの人に支持されている投資スタイルのひとつでもあり、比較的リスクを抑えつつ投資をすることができます。 暗号資産で積立投資をするデメリット 一方暗号資産に積立投資をするデメリットとしては、短期間に大きな利益を狙うの難しいという点が挙げられます。 暗号資産投資に関するニュースでよく耳にすることもある、暴騰による一攫千金などは狙いにくいという側面があります。また成果が出るのに時間もかかります。 暗号資産に限ったことではありませんが、積立投資は基本的に長期投資を目的としたプランであるため、短期間で利益で上げようといった人には向ていません。 コイン積立を始める前に、一度自分の目的が何なのか、考えてみると良いでしょう。 積立投資のデメリット5つ!知らないと損する失敗事例つき Coincheck 暗号資産の積立投資が向いている人とは? それでは積立投資が向いている人はどのような人でしょうか。 投資の初心者 まず挙げられるのが暗号資産のみならず、投資の初心者の方になります。積立投資のメリットで紹介した通り、比較的安定した投資方法のため投資の初心者向きと言えます。 今はまとまった資金がない方 暗号資産の積立投資は毎月少額から始めることができますので、今はまとまった資金がないけれども、毎月少しずつなら買い付けられるという人にもおすすめと言えるでしょう。 長期投資をしたい方 他には、暗号資産を用いて長期的に資産運用をしたい人や、暗号資産の将来性を感じている人もおり、長い目でみると価格が上昇する可能性を含めています。 積立投資の特徴として今後の上昇が期待できるものほど、その効果が大きいという点があります。暗号資産の価格が将来的には今よりも上がると考えている人は、今のうちからコツコツと買い増しをすることで高い投資効果を期待することができます。 日々の価格変動に一喜一憂したくない方 そして、価格変動に一喜一憂したくない人にも向いています。積立投資は最初に買い付ける金額と購入する日を決めてしまえば、あとは固定した日に買い付けを行うだけです。 価格変動をあまり意識することもなく資産を積み立てることができます。積立投資は毎月コツコツと貯めていく感覚で利用できますので、長期にわたって資産運用をしたい人向きの方法になります。 Coincheckつみたての詳細こちら 初心者が暗号資産の積立投資を始める前に知っておきたいこと注意点 暗号資産は他の一般的な金融商品に比べて大きなリターンが得られる可能性がある反面、リスクが高いことでも知られています。 初心者が暗号資産の積立投資するときには、注意点をしっかりと押さえておく必要があります。暗号資産を初めて売買する際に初心者が知っておきたいポイントは大きく3つになります。 1. 余剰資金で運用する 1つ目が「余剰資金で運用する」ことです。 暗号資産に全財産をかけるとリスクが高いため、余剰資金で行うようにします。一般的には、全資産の10%程度がひとつの目安とされています。 株式投資や投資信託を行っているという人は、それらの資産運用とのウェイトも意識しましょう。 2. 分散投資を意識する 2つ目が、「分散投資を意識する」ことです。 一つの通貨のみ買い続けることもできますが、その場合価格が大きく変動した際に一時的に含み損を抱えることになります。 暗号資産は多くの種類があるので一つの通貨にこだわらず、いくつかの通貨を保有することによりリスクを抑えることもできます。 3. 時間を味方にする 3つ目が「時間を味方にする」ことです。 暗号資産は日々価格が変動し、わずか一日のあいだに数十%上下することも少なくありません。価格が大きく上昇している時に購入できれば大きな利益をあげることができますが、価格が大きく下落をした場合には大きな損を抱えることになります。 時間をかけることにより比較的リスクを抑えることができるので、一時的には含み損になった場合でも、将来的には通貨の価値が上がり利益となる場合もあります。 Coincheckで暗号資産の投資を行う4つのおすすめポイント ここではおすすめの仮暗号資産積立サービスとして、「Coincheckつみたて」のおすすめポイントを紹介していきます。 ≪Coincheckで暗号資産の投資を行うメリット≫ 2つのプランから選択可能買うタイミングに悩む必要がない26種類のコインの中から選べる貸し暗号資産 上記4項目について詳しく紹介したいと思います。 ①自分にあったプランを選択可能! 前述したとおり、コインチェックには「月イチつみたてプラン」「毎日つみたてプラン」の2つのプランが存在します。 リスクを避け、コツコツ積み立てるなら毎日プラン、より大きな利益を狙うなら月イチプランといったように、自分の狙い合ったプランを選ぶことが可能です。 ②毎月1万円~購入可能、ドルコスト平均法利用で初心者でも気軽に始めやすい 「Coincheckつみたて」は毎月1万円から始めることができます。(上限は100万円。1千円単位での設定が可能) 株式投資のようにある程度まとまった金額を用意する必要がないため、気軽に始めることができます。 さらにCoincheckつみたてはドルコスト平均法を利用しているため、相場の急騰、急落の影響を受けにくいといったメリットがあります。 開始時に設定さへすれば、多くの時間を使いチャートを眺める必要も、売買のタイミングに悩む心配もありません。 上掲した図のとおり、2018年8月から約2年間ビットコインを毎月1万円ずつ積み立てた場合、2020年7月時点で338,565円に達しています。 ドルコスト平均法のデリット・メリット一覧と暗号資産積立の始め方 Coincheck ③26種類の暗号資産から選択可能 『Coincheckつみたて』は日本最大級の銘柄に対応しているため、自分が応援したいコインや「今後伸びる」と思ったコインを広範囲の中から選択することができます。 2023年12月現在、以下の26種類の暗号資産から選択することができます。 「BTC」「ETH」「ETC」「LSK」「XRP」「XEM」「LTC」「BCH」「MONA」「XLM」「QTUM」「BAT」「IOST」「ENJ」「SAND」「DOT」「CHZ」「LINK」「MKR」「POL」「IMX」「AXS」「APE」「WBTC」「AVAX」「SHIB」 おすすめはイーサリアム(ETH)の積立投資? 先ほどは「②毎月1万円~購入可能、ドルコスト平均法利用で初心者でも気軽に始めやすい」の項目でビットコインの積立推移をご紹介したので、こちらでは参考までにイーサリアムの積立推移を掲載します。 上掲した図のとおり、2017年11月からイーサリアムを3年間積み立てた場合、2020年10月時点で578,042円に達しています。元本360,000円に対し、3年で約1.6倍、218,042円の利益を上げた計算になります。 仮想通貨の積立投資はイーサリアムがおすすめ!? 積立推移を調べてみると元本が3年で〇倍に!! Coincheck ④Coincheckでは貸暗号資産サービスの利用が可能 Coincheckでは「貸暗号資産サービス」の提供も行っています。 貸暗号資産サービスは、自分が保有している暗号資産を、Coincheckに一定の期間貸し出すことで、最大年率5.0%の利息を、契約期間満了後に利用料を受け取ることができる仕組みです。 積立で貯めた通貨を、貸暗号資産サービスに運用し、さらに資産を増やすといった選択肢もあります。 暗号資産レンディングの始め方と知っておくべき3つの注意点 Coincheck Coincheck2つの暗号資産積立プランと法人向けサービス 2022年7月現在、暗号資産の積立サービス「Coincheckつみたて」には「月イチつみたてプラン」「毎日つみたてプラン」の2つのプランが存在します。 それぞれ特徴が異なるため、以下で簡単に説明します。 1.月イチつみたてプラン プラン名どおり、月に一度自分で選択した金額が自動で積み立てされるプランです。上記表のとおり、毎月10,000円から1,000,000円の範囲内で金額を指定することができます。 また2023年9月現在、積み立てる通貨は「BTC」「ETH」「ETC」「LSK」「XRP」「XEM」「LTC」「BCH」「MONA」「XLM」「QTUM」「BAT」「IOST」「ENJ」「SAND」「DOT」「CHZ」「LINK」「MKR」「POL」「IMX」「AXS」「APE」「WBTC」 の26種類の暗号資産から選択することができます。 2.毎日つみたてプラン 2020年3月よりプランに追加された「毎日つみたてプラン」。 事前にひと月分の金額を指定し、該当月の日数で割った金額を自動で毎日積み立てていきます。 月イチつみたてプランに比べ投資回数が多いため、相場変動を受けにくく、損益の幅を抑制できます。よりリスクヘッジされたプランと言えます。 法人向けサービス Coincheckつみたては2022年1月13日より、法人のお客様へのサービス提供を開始しました。 法人口座の申込件数は、2020年末からの暗号資産市場の盛り上がりとともに増加し、2021年は前年比で約4.7倍超*になっています。 2020年1月1日〜12月31日と2021年1月1日〜12月31日の比較 暗号資産(仮想通貨)の法人口座でおすすめの取引所と始め方(開設方法)を解説 Coincheck 暗号資産を使って積立投資をする方法 ここでは「Coincheckつみたて」で暗号資産の積立投資を始める方法を解説します! Coincheckにアカウント登録 ※Androidの方はこちらの動画をご覧ください。 Coincheckで暗号資産の積み立てサービスを始めるためには、まずはCoincheckにアカウントを登録する必要があります。 既に登録がお済の方は、次の項目からご覧ください。 Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アカウント作成をする2.本人確認を行う 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck また「Coincheckの無料登録」ボタンからも簡単にアカウントを作ることができます。 Coincheckの無料登録はこちら 引き落とし口座の設定方法 Coincheckでの口座開設が完了したら「Coicheckアプリ」を開き、「アカウント」→「Coincheckつみたて」をタップしましょう。 次に引き落とし口座に設定する銀行口座を設定します。金融機関の種類を選んだら、金融機関名、口座情報の入力と順に進んでいきます。 全ての情報を入力したら次は金融機関側のサイトで口座振替申し込みを行います。各種金融機関の指示に沿って登録を進めてください。 口座振替の申し込みのあとは、積立の設定を行います。 積立設定の方法 画面右上「積立金額の変更」から設定を行います。 ①つみたてプラン、②積立する通貨、③積立金額 を設定し申請しましょう。 以上で設定完了です。 暗号資産の積立に関するよくある疑問 ここでは暗号資産の積立にまつわるよくある疑問点と、その答えについてまとめていきます。 暗号資産の積立とはどのようなサービスですか? 暗号資産の積立投資とは、貴金属の積立や投資信託の積立のように、毎月一定額の金額を希望の金額になるまで積み立てることです。 ドル・コスト平均法を用いるため、相場の値動きに関係なく、毎月一定の金額内で購入できる量を買い付けてることで、暗号資産の価格が上がったときは高値掴みを避けることができ、価格が下がったときは安く多くの量の通貨を買い付けることができます。 コインチェックの暗号資産つみたてのメリットは何ですか? Coincheckで暗号資産の投資を行うメリットとして・2つのプランから選択可能・買うタイミングに悩む必要がない・26種類以上のコインの中から選べる・貸し暗号資産上記4点が挙げられます。 コインチェックつみたてのメリットの詳細はこちらをご覧ください。 暗号資産で積立投資をしてみよう 積立方式での投資は、投資リスクを分散してくれるメリットがあります。 暗号資産の初心者や、トレード時間を捻出できない忙しい人にとって、積立は相性のよい投資方法です。 また、合わせてCoincheckの貸暗号資産サービスを利用すれば、最大年率5%で暗号資産を増やしていくこともできます。 ビットコインだけでなく、イーサリアムやリップル(XRP)などのアルトコインも対象となっているため、長期保有予定の暗号資産の運用先としては、魅力に感じる人も多いのではないでしょうか。 しかし、貸暗号資産サービスもあくまで投資であることを忘れてはいけません。申し込む前には必ずリスクなどの説明を読み、理解してから申し込むようにしましょう。
ライトコイン(Litecoin/LTC)とは、ビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題を解決するべく開発されました。 暗号資産(仮想通貨) という概念が生まれてから、さらに実用性を高めたともいえる歴史あるコインです。ライトコイン(LTC)の特徴や仕組み、今後の将来性について解説します。 ライトコイン(Litecoin/LTC)はビットコインに次ぐ歴史を持つ暗号資産 2011年に誕生したライトコイン(LTC)は、ビットコイン(BTC)を原型とし、その欠点を補うべく生まれ、「ビットコイン(BTC)は金、ライトコイン(LTC)は銀」ともいわれています。そのため、多くの点でビットコイン(BTC)の仕様や機能を踏襲しています。 ライトコイン(LTC)は元々、ビットコイン(BTC)の抱えるスケーラビリティ問題(ブロックサイズの不足)を解決するために生まれた暗号資産です。ビットコイン(BTC)が暗号資産という概念を具現化したものとするなら、ライトコイン(LTC)はさらに実用性を高めたもの、と見ることができます。 なお、日本での人気はあまり高くはありませんが、海外では盛んに取引されており、特にアメリカでの人気が高いようです。 ライトコイン(Litecoin/LTC)取引の口座開設から購入方法はこちら ライトコイン(Litecoin/LTC)の特徴は? ライトコイン(LTC)は、ビットコイン(BTC)よりも高い実用性を備えています。ライトコイン(LTC)の特徴についてご紹介します。 ブロックの生成スピードが速い ビットコイン(BTC)の場合、ブロック1つが生成されるのに、およそ10分かかります。当初の設計では問題とされなかったものの、この生成速度では取引量の増大についていけず、処理が滞ってしまったり手数料が高騰していったりと、さまざまな弊害が現れてしまいます。 そのため、ライトコイン(LTC)では、「Segwit(セグウィット)」というデータ圧縮技術を実装することで、「1ブロックあたり約2.5分」という生成速度を実現しています。 Segwitは、簡単にいえば「ブロック内の特定のデータを別の場所に格納して、取引データを軽くする」技術のことです。特定のデータとは、取引の送金元と送金先、それぞれの情報です。 これを別領域に保存しておけば、処理すべきデータ量が削減でき、処理時間の短縮にも貢献するというわけです。 ライトニングネットワークにも対応可能 Segwitを実装すると、ブロックチェーン外での処理を扱うことができ、これによって「ライトニングネットワーク」の導入が可能になります。 ライトニングネットワークとは、ブロックとブロックをつなげる鎖のようなメインチェーンの外側に、バイパスのようなチェーンを作り、高速送金を実現する技術のことです。 試験的ではありますが、ライトニングネットワークを利用して、個人同士での通貨の送受信にも成功しています。ライトニングネットワークにより、コインの取引が一瞬で行われ、手数料はほとんどゼロに近く、しかも高い安全性を持つとされています。 このような、ネットワーク上で行われた取引の結果だけを、本来のブロックチェーンに書き込むようにすれば、速さと安全性と低コストを同時に実現することができます。 ライトニングネットワークが本格的に導入されれば、ライトコイン(LTC)による少額の支払いが今まで以上にスムーズになることでしょう。 ライトコイン(Litecoin/LTC)の今後の将来性は? ライトコイン(LTC)は、目新しさという点ではほかの新しい暗号資産に劣るものの、暗号資産としての歴史の長さは高い信頼感につながっています。 ライトニングネットワークという新たな技術も導入される可能性があるため、有効に機能すれば、ライトコイン(LTC)はその実用性を存分に発揮することができるようになるでしょう。
ネム(NEM/XEM)の取引を始めたばかりの方や、これから取引を始めようと考えている方は、ネムがどんな特徴の仮想通貨(暗号資産)で、価格が今後どうなっていくのかといったことが気になるのではないでしょうか? ネムは2015年に誕生した比較的新しい仮想通貨で、PoIやハーベスティングといった独自の仕組みを採用しています。 この記事ではネムの特徴や代表的な機能、今後の展望などについて初心者にもわかりやすく解説します。 2021年2月にローンチ予定のシンボルについての詳細が知りたい方は以下の記事をご覧ください。 ネム(NEM)のシンボルとは?オプトインについてや今後の動きを解説! Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 2015年に誕生した仮想通貨ネム(NEM/XEM) ネム(NEM/XEM)の特徴について 処理が速く、スピーディーな取引が可能 通貨の供給量が増えることがない 承認方式に「PoI」を採用している ネム(NEM/XEM)の今後の展望 シンボル(Symbol)について ネム(NEM/XEM)の今後を占う最新ニュース ネム(NEM/XEM)の3つの機能 1.独自トークンを発行できる(ネームスペース、モザイク) 2.アポスティーユ(公証機能) 3.EigenTrust++(アイゲントラスト)でセキュリティも万全 ネム(NEM/XEM)に関するQ&A Q:ネム(NEM/XEM)はどのような目的で開発されたのですか? Q:ネム(NEM/XEM)の送金にかかる時間は? Q:ネム(NEM/XEM)の過去最高値はいくらですか? Q:ネム(NEM/XEM)の現在の価格は? Q:ネム(NEM/XEM)の購入方法を教えてください。 2015年に誕生した仮想通貨ネム(NEM/XEM) ネム(NEM)という名称は「New Economy Movement」の頭文字から取られています。 つまり、「国や政府、中央銀行といった既存の枠組みを離れた、新しい経済のしくみを目指す」ことを目標として生まれました。多くの仮想通貨も同じ理念のもとに作られてきましたが、それをあえて通貨の名称にするあたりに、開発グループの意思が感じられます。 なお、ネム(NEM)という名称はブロックチェーン技術を利用した決済・送金プラットフォームのことを指し、そこで使用される仮想通貨のことをゼム(XEM)といいます。 多くの人がネムのことを通貨名だと考えているようですが、厳密にはネムはプラットフォームの名称であり、トークン名はゼム(XEM)だということを覚えておきましょう。 ネム(NEM/XEM)の特徴について ネムの主な特徴について、一覧表にまとめてみました。 通貨名 ネム(ゼム) 通貨単位 XEM 誕生 2015年 価格(2022年3月2日時点) 12.5円 時価総額(2022年3月2日時点) 約1,117億円(100位) 発行上限枚数 約90億枚 コンセンサスアルゴリズム PoI(Proof of Importance) ホワイトペーパー NEM Whitepaper 公式サイト https://discord.com/invite/xymcity ネムの仕様や機能には、ほかの仮想通貨には無い、独特なものがあります。そのなかでも代表的な仕様や機能についてご紹介します。 処理が速く、スピーディーな取引が可能 データの処理速度は、そのまま取引のスピードに直結します。処理速度は仮想通貨にとっては非常に大切なところで、スピードが遅くなればなるほど、通貨としてはマイナスに作用します。 その点、ネムは「処理の速さ」には定評があります。わかりやすいように、ビットコイン(BTC)との送金速度の違いを表で比較してみましょう。 ビットコイン(BTC) ネム(XEM) 送金時間 10分〜40分程度 約1分 送金手数料 0.001BTC※(約2,000円) 0.5XEM※(約10円) (※)2020年12月3日時点の「1BTC=約2,000,000円」「1XEM=約20円」で計算 (※)0.001BTC及び0.5XEMはCoincheckの仮想通貨/送金手数料 ブロック1つあたりの生成スピードがビットコインでは10分〜40分程度かかるところが、ネムはわずか1分程度です。さらに、ビットコインよりもはるかに安い手数料で送金できる点もメリットとして挙げることができます。 高額の送金では送金先に着金するまで非常に気にかかるところではありますので、このスピード感は大きな信頼につながります。 通貨の供給量が増えることがない ネムは、公開当初に約90億XEMが配布され、それ以降は、新たなコインの発行をしていません。多くの仮想通貨はマイニングによって新規コインを発行していますので、市場に出回るコインの総量は年々増え続けています。 しかし、ネムの場合、今以上に供給量が増えることがないのです。これは、「市場に流通するコインが増えすぎて、インフレを起こす」不安を軽減させます。 承認方式に「PoI」を採用している ビットコインなど多くの仮想通貨では、取引データを承認する作業を「マイニング」と呼び、マイニング作業に対して報酬が支払われます。 それらの仮想通貨は、Proof of Work(PoW)というコンセンサスアルゴリズム(承認方式)を採用し、「作業量に見合った報酬を支払う」仕組みになっています。 仮想通貨のマイニングとは?仕組みと実践方法を初心者向けに解説! Coincheck 仮想通貨のPoWとは?仕組みや種類・代表例なども紹介 Coincheck しかし、マイニングで多くの利益を得るためには、高価で大がかりな設備と大電力が必要になります。これでは、資金力を持つマイナーばかりが報酬を独占してしまうことになります。 そこで、ネム(XEM)ではProof of Importance(PoI)という独自のしくみを採用しました。 これは、ネム(XEM)専用のウォレット「Nano Wallet」にある、ネム(XEM)の「保有量」「保有期間」などから得られるスコアによって、ネットワーク運営にどれだけ貢献したかを評価するというものです。 Nano Walletにネム(XEM)を一定量以上保有しておくと、1日ごとにスコアが加算されていきます。この既得バランスと呼ばれるスコアが10,000XEM以上を超えた時点で、データの承認作業に参加することができる様になり報酬を得る資格を持つことができるのです。 なお、ネムでは上記のようにデータの承認作業に参加し、報酬を得ることを「ハーベスティング」と呼んでいます。 ネム(NEM/XEM)のハーベストとは?方法やマイニングとの違いを解説 Coincheck ネム(NEM/XEM)の今後の展望 ネムの今後の展望として、こちらの項目では以下の2点について解説していきます。 シンボル(Symbol)について ネムの最新ニュース シンボル(Symbol)について シンボル(Symbol)とは、ネムの大型アップデートで新しく誕生するプラットフォームの名前です。メインネットは2021年2月にローンチ予定。 ネムからシンボルに変わることによって、主に以下の点が向上すると推測されています。 セキュリティが強化される 処理速度が速くなる 実用性がアップする 現在ゼム(XEM)を持っている場合は、同じ数量のジム(XYM)を受け取ることが可能です。今のところ移行期間は立ち上げ後6年となっており、6年の間に請求されなかったジムはコミュニティ投票によって消滅してしまいます。 Coincheckのシンボル(Symbol)への対応方針について ネムは2021年2月にアップデートを予定しており、新たに「シンボル(XYM)」が発生します。これに伴い、現在、ネム保有者がシンボルを受取る際に必要な「オプトイン」の受付が開始されておりますが、当社ではお客様からお預かりしている全てのネムにおいてオプトインを実施いたします。 本件においては、引き続きお客様の利益を最優先に考えた対応方針を検討しており、シンボルの配布及びその方法などの詳細については改めてお知らせいたします。 ネム(NEM/XEM)の今後を占う最新ニュース ネムの今後を予測するためには、ネムに関するニュースをこまめにチェックする必要があります。 この項目では、ネムに関する最新情報をご紹介します。 なお、最新情報はネムの公式サイト、Twitterからも確認することができます。 【2020/11/19】「シンボル」のローンチが2021年1月14日に決定 出典:NEM Japan 2020年11月19日、NEMグループは新プラットフォーム「シンボル(Symbol)」のメインネット・ローンチに関する最新情報を発表しました。 同発表によると、シンボルのメインネットのローンチは、それまで予定されていた2020年12月17日から約4週間遅れとなる2021年1月14日に決定。また、シンボルで使用されるトークン「XYM(ジム)」のスナップショット(権利確定)も、同日に行われることが発表されました。 なお、延期となった理由についてNEMグループは、「コア・サーバー、テストネット・パッチ、ウォレット、ノード・モニタリングなどのバグ修正のため」と公式サイト上で説明しています。 ※2021年現在、シンボルのメインネットローンチはストレステスト実施で発覚した新たな問題を原因に延期し、2月を予定しています。 参考:nem公式サイト 参考:スナップショット日が確定しました 【2020/9/15】「シンボル」のオプトイン開始 ネムが開発中の新ブロックチェーン「シンボル」で使用される暗号資産「ジム(XYM)」のオプトインが、2020年9月15日から開始されました。 オプトインとは、現在ネムで使用されている暗号資産ゼム(XEM)の所有者が、自ら意思表示をすることによって新通貨ジムを受け取る付与方式のこと。 オプトインに参加すると、12月上旬に予定されているスナップショット時に保有しているゼムの枚数によって、「1:1」の割合でジムを受け取ることができます。 ネム(NEM)のシンボルとは?オプトインについてや今後の動きを解説! Coincheck 【2020/2/5】シンボル、2022年W杯のホテル建設に採用 ネム財団は、2022年に中東カタールで開催されるFIFAワールドカップの建設プロジェクトに、ネムの新ブロックチェーン「シンボル」が利用される予定であることを発表しました。 これは、南米に拠点を置く多国籍企業「Bimtrazer」と、カタールの建設会社が覚書を締結することで実現しました。建設会社は、Bimtrazerが開発した管理ツール「BIM」をシンボルブロックチェーンと組み合わせることで、プロジェクトの進捗管理を行うとのこと。 このニュースを受けて、ネム(XEM)の価格は急騰し、一時1.5倍ほど値を上げました。 参考:Bimtrazer signs MOU in Qatar to support FIFA World Cup through Symbol blockchain ネム(NEM)の今後は?将来性を左右するカタパルトも解説 Coincheck ネム(NEM/XEM)の3つの機能 ネムには、他の仮想通貨にはない独自の機能がいくつかあります。この項目では、その中から以下の3点について解説していきます。 ネームスペース、モザイク アポスティーユ(公証機能) EigenTrust++ それぞれどのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 1.独自トークンを発行できる(ネームスペース、モザイク) ネムには、ブロックチェーンを利用することで「モザイク」という独自のトークンを発行する機能があります。 ネムでモザイクを発行するには、まず「ネームスペース」をレンタルする必要があります。ネームスペースとは、ホームページのドメインのようなもので、モザイクはサイト内のコンテンツのように例えられることがあります。 モザイクは仮想通貨としてだけでなく、株式、投票、署名、デジタルゲームなど、さまざまな用途で利用することが可能です。 2.アポスティーユ(公証機能) ネムには、「アポスティーユ」と呼ばれる公証発行機能もあります。公証とは不動産の登記や選挙人名簿への登録など、特定の事実の存在や法律行為の適法性などを公に証明することを意味します。 ネムでは、不動産の登記記録や契約書・遺言書などの公正証書を、ブロックチェーンを利用することで第三者を通さずに作成することができます。 3.EigenTrust++(アイゲントラスト)でセキュリティも万全 ネムは、EigenTrust++という特殊なアルゴリズムを採用している唯一の仮想通貨です。EigenTrust++とは、ネムのネットワークに参加しているノードの動作を監視することで、虚偽の情報を流したりする悪意あるノードを排除するための仕組みです。 EigenTrust++を採用することで、ネムはハッキングなどのリスクを防ぎながら高いセキュリティを確保しています。 ネム(NEM/XEM)に関するQ&A ネムに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q:ネム(NEM/XEM)はどのような目的で開発されたのですか? 「国や政府、中央銀行といった既存の枠組みを離れた、新しい経済のしくみを目指す」ことを目標として、2015年に発行されました。 Q:ネム(NEM/XEM)の送金にかかる時間は? ネムは約1分で送金が完了します。 Q:ネム(NEM/XEM)の過去最高値はいくらですか? ネムのこれまでの最高価格は、2018年1月に記録した「1XEM=約240円」です。 Q:ネム(NEM/XEM)の現在の価格は? 現在のネムの価格はリアルタイムチャートページから確認できます。 Q:ネム(NEM/XEM)の購入方法を教えてください。 ネム"を購入するには、まず暗号資産取引所で口座開設を行い、日本円を入金する必要があります。金融機関から取引所の口座に振込が完了したら、実際にネムの購入手続きを行うことができます。 暗号資産の購入方法については、Coincheckの場合「アプリで購入する」方法と「WEB画面で購入する」方法の二通りがあります。具体的な購入方法については、こちらを確認ください。 ネム(NEM/XEM)購入方法・買い方・口座開設・取引方法を解説 Coincheck
「リスクってどんな仮想通貨?」 「リスクの特徴を知りたい」 そんな疑問にお答えする記事です。 リスク(Lisk/LSK)とはブロックチェーンアプリケーションプラットフォームで機能する仮想通貨(暗号資産)です。 この記事では、他の通貨と異なるリスクの特徴や仕組み、今後の将来性などについてわかりやすく解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 リスク(Lisk/LSK)はブロックチェーンアプリケーションプラットフォーム ほかの仮想通貨とは異なるリスク(Lisk/LSK)の特徴 リスク(Lisk/LSK)はサイドチェーンの構築を目指している 将来はサイドチェーンでスマートコントラクトを実行可能に? リスク(Lisk/LSK)は独特の承認システム「DPoS」を採用 リスク(Lisk/LSK)の発行枚数上限と報酬減期 リスク(Lisk/LSK)の今後の将来性は? リスク(Lisk/LSK)はブロックチェーンアプリケーションプラットフォーム リスク(Lisk/LSK)はブロックチェーンアプリケーションプラットフォームです。2016年5月に誕生しました。 厳密にはプラットフォーム名が「Lisk」、通貨単位は「LSK」となります。 リスクが公開されてからの2年間は価格が比較的上昇しました。将来への期待が高まったことが背景といえるでしょう。 またリスクは、2019年に人員整理が行われ、それ以降はロードマップに沿って開発が活発に進められています。リスクが目指しているプラットフォームは機能的な面での柔軟性が高く、開発の自由度が大きいという点が特徴です。 リスク(Lisk/LSK)取引の口座開設から購入方法を解説 Coincheck ほかの仮想通貨とは異なるリスク(Lisk/LSK)の特徴 リスクは、ほかの仮想通貨とは異なる特徴をいくつも持っていますので、わかりやすく解説していきます。 リスク(Lisk/LSK)はサイドチェーンの構築を目指している ビットコイン(BTC)では、取引の情報を記録する方法として、「ブロックチェーン」の技術が使われています。ブロックチェーンは、いくつかの取引情報をひとまとめにしたブロックを、鎖のようにつなげた形状をしています。 ハードフォークの場合を除けば、ブロックチェーンが枝分かれするということは基本的にありません。しかし、リスクでは、メインとなるチェーンのほかに、JavaScriptでサイドチェーンを構築することを目指しています。 この仕様は、アプリケーションの処理能力やトラブルからの復帰に役立ちます。リスクではブロックに取引情報を記録することができますが、チェーンが1本しかない場合、すべての取引情報をそのチェーン上に記録していかなければなりません。 そのため動作が重くなり、処理能力が落ちてしまいます。そこで複数のサイドチェーンそれぞれにプログラムを組み込み、別々に動作させれば、処理能力は格段にアップします。 万が一サイドチェーンで何らかのトラブルが起こったとしても、メインチェーンへの影響は少なく抑えられます。また、サイドチェーンなら、新たな機能を実装したり、改善を施したりする際に、メインチェーンに手をつけずに行えるというメリットもあります。 将来はサイドチェーンでスマートコントラクトを実行可能に? リスクは将来的にはイーサリアム(ETH)などと同様の分散型アプリケーションプラットフォームとして機能するかもしれません。そうなると、チェーンにつながれたブロックの中に、取引記録だけでなく契約情報も記録することが可能になります。 契約の内容とそれを実行するための条件をあらかじめプログラムしておけば、条件が整ったタイミングで自動的に契約が実行されるのです。この「スマートコントラクト」の機能を使えば、各種の契約をよりシンプルに行うことができます。 例えば、不動産売買などの高額取引では、買い手の代金支払いと売り手の権利譲渡が公正に行われることを担保するためには不動産業者などの第三者が仲介していました。しかし、スマートコントラクトを使えば、仲介者なしに安全・公正な契約を自動的に行うことができます。 将来、スマートコントラクトが実装されればリスクの利便性がさらに高まるでしょう。 リスク(Lisk/LSK)は独特の承認システム「DPoS」を採用 ビットコイン(BTC)などの多くの仮想通貨では、取引の承認のために「マイニング」が必要でした。 マイニングとは、仮想通貨の取引データの正当性を検証し、正当な取引データが格納されたブロックを作成する作業です。 しかし、リスクでは承認作業において、「DPoS(Delegated Proof of Stake)」という仕組みを採用しています。 DPoSは、リスクの保有量に応じて投票権が与えられ、投票によって承認者を決めておくという方法をとります。あらかじめ決められた承認者が、決められた順番に沿ってブロックを承認していきます。 承認者には、取引手数料に加えて、新規に発行されるリスクが報酬として与えられます。この作業をフォージング(鋳造)と呼びます。 リスク(Lisk/LSK)の発行枚数上限と報酬減期 リスクでは、通貨の発行枚数に上限が設定されていません。 2020年9月時点での発行枚数は約1億2,600万枚ですが、今後もフォージングによって新規通貨が発行されていきます。 1ブロックあたりの新規発行枚数は次の通りです。 2017年 – 5LSK → 4LSK 2018年 – 4LSK → 3LSK 2019年 – 3LSK → 2LSK 2020年 – 2LSK → 1LSK リスクは、2016年以降、1年に1度Block生成報酬が1LSKづつ減っていましたが(3,000,000block毎)、2020年10月に予定される「報酬減期」を迎える事で、それ以降は1LSK固定となります。 参考:https://www.liskjapan.org/what-is-lisk.html リスク(Lisk/LSK)の今後の将来性は? リスクは、プラットフォームとして完成されたものにはなっていません。これは、裏を返せば、今後の開発次第で大きな伸びが期待できるということです。 JavaScriptでサイドチェーンを構築できるようになれば本来の実力を発揮できる可能性もあるので、今後の動きに注目です。 仮想通貨リスク(Lisk/LSK)の今後の将来性 Coincheck
独自の思想を持った仮想通貨イーサリアム(ETH)から派生したのがイーサリアムクラシック(ETC)です。 イーサリアム(ETH)とはどこが違い、どのような特徴を持っているのか。イーサリアムクラシック(ETC)の仕組みや今後の将来性などについてご紹介します。 ※2020年9月15日(火)現在、暗号資産取引所Coincheckでは、イーサリアムクラシック(ETC)の売買を停止しております。 イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)とは? イーサリアムクラシック(ETC)は、2016年、すでに流通していた仮想通貨イーサリアム(ETH)から分岐して生まれました。 イーサリアムクラシック(ETC)の特徴は、中央の管理者が存在しなくても自律的に動く「分散型アプリケーション」の総合プラットフォームとして機能すること、特定の条件やタイミングで契約を実行できる「スマートコントラクト」の機能を持っていることが挙げられます。 ただしこれらの特徴は、母体となったイーサリアム(ETH)が備えていたものです。そうなると、イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)には違いはない、ということになってしまいます。 ではなぜ、イーサリアム(ETH)から分岐する必要があったのでしょうか? イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)が誕生した経緯 イーサリアムクラシック(ETC)が誕生した経緯を知るには、「The DAO事件」にふれておかなければなりません。 The DAO事件がきっかけとなって、イーサリアム(ETH)は「ハードフォーク」というシステム仕様を変更して分岐させる方法を実行し、イーサリアムクラシック(ETC)が生まれることになったのです。 The DAO事件とは? 2016年当時、イーサリアム(ETH)はスマートコントラクト機能によって、さまざまな場面で活用されていました。ゲーム開発や各種の契約、また新規の仮想通貨を発行することで資金を調達するICOなど、多くのプロジェクトが、分散型アプリケーションの総合プラットフォームであるイーサリアム(ETH)上で動いていました。 その中のひとつで、投資ファンドを非中央集権で行うことを目的としたプロジェクト「The DAO」がサイバー攻撃を受け、60億円相当が盗まれてしまったのです。 事態を収拾するため、イーサリアム(ETH)の運営チームは、事件が起こる直前の状態にまで、取引記録であるブロックチェーンを巻き戻す、という決断をしました。その間に行われた取引は、サイバー攻撃による被害も含めて、すべて「なかったこと」にされたのです。 仮想通貨の存在意義が問われた事件 ブロックチェーンの記録を巻き戻すことで、不正による被害は回避されたものの、この処置は別の問題を引き起こしました。 そもそも仮想通貨は国家や銀行といった管理者を持たない、非中央集権的存在です。ところが、被害の救済のためとはいえ、運営チームが、事件が起こる直前まで巻き戻したことは明らかに中央による介入であり、仮想通貨の存在意義に関わる問題です。 そこで、このときの処置に反対する一部のグループは、より理想に近い仮想通貨を実現するため、ハードフォークによってイーサリアムクラシック(ETC)が生み出されたのです。 イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)取引の口座開設から購入方法を解説はこちら イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の特徴は? イーサリアムクラシック(ETC)は、母体であるイーサリアム(ETH)とは、機能的な違いはほとんどありませんが、イーサリアムクラシック(ETC)ならではの特徴もあります。 より強化された非中央集権的志向 イーサリアムクラシック(ETC)の名称に追加された「クラシック」の語は、「古典的な」「格式のある」といった意味を持ちます。 この名称からも、イーサリアム(ETH)が誕生した当初の非中央集権を理想とし、より強くそれを志向するという意思が表れています。 イーサリアムクラシック(ETC)は、「Code is Law」という思想を重んじており、通貨の動きを決めるのは運営者ではなく、プログラムそのものであるという考え方を持っています。 イーサリアム(ETH)と同様の機能性を持っている イーサリアムクラシック(ETC)もイーサリアム(ETH)と同様、ブロックチェーンを利用した分散型アプリケーション作成のプラットフォームとして機能します。 分散型アプリケーションには、従来のアプリケーションとは異なり、中央の管理者が存在しません。開発者の同意のもとで、第三者が改善していくこともできます。 また、あらかじめ必要な条件を定義しておけば、特定の条件を満たしたタイミングで契約を実行するスマートコントラクトの機能を、イーサリアムクラシック(ETC)でも使うことができます。 これまで、不動産など高額な売買契約では、買い手の入金と物件の引き渡しがほぼ同時に、しかも公正に行われるよう、第三者である仲介者が必要でした。 しかし、入金と同時に権利移転が行われるようなプログラムをブロックチェーンに組み込めるスマートコントラクト機能を活用すれば、第三者の仲介は不要になります。 イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の将来性は? 今後、イーサリアムクラシック(ETC)は、どのような展開を迎えるのでしょうか? The DAO事件をきっかけに誕生した経緯があり、イーサリアムクラシック(ETC)はセキュリティが強化されていることから、登場時から注目度が高い仮想通貨でした。 さらに、イーサリアムクラシック(ETC)では、ロードマップが公表されていて、どのようなインフラ整備を進めているのかが把握できることも、高い信頼性につながっているのです。
仮想通貨のビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)とは、ビットコイン(Bitcoin/BTC)から枝分かれした通貨になります。 ビットコイン(BTC)との違いを解説しながら、ビットコインキャッシュ(BCH)の特徴や仕組み、今後の将来性などについてご紹介します。 ビットコイン(BTC)から派生したビットコインキャッシュ(BCH) ビットコインキャッシュ(BCH)は2017年8月、ビットコイン(BTC)のバージョンアップに伴い「ハードフォーク」によって誕生しました。 ハードフォークとは、システム仕様を変更して分岐させる方法です。 ビットコインキャッシュ(BCH)の基本的なシステム仕様は、ビットコイン(BTC)をベースにしていますが、データ容量を大きくすることで、ビットコイン(BTC)が抱えていた問題点の解決を図ったことが最大の特徴です。 ビットコインキャッシュ(BCH)は、膨大な種類がある仮想通貨の中で、常に上位の時価総額を誇る有力なコインになっています。 ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の違い ビットコインキャッシュ(BCH)はビットコイン(BTC)の欠点を改善するために誕生しました。 それがビットコインキャッシュ(BCH)の特徴にもなっています。では、ビットコイン(BTC)の欠点とは何でしょうか? ビットコインキャッシュ(BCH)誕生の経緯も含めて解説します。 処理速度が遅くなるスケーラビリティ問題とは ビットコイン(BTC)には、スケーラビリティ問題が起こっていました。スケーラビリティ問題を説明する前にビットコイン(BTC)のしくみから説明しておきます。 ビットコイン(BTC)には、ブロックチェーンという技術が使われています。ブロックチェーンは、通貨の取引内容などの情報を納めた「ブロック」という塊をチェーン状につないでいくもので、ブロック内の暗号化された情報を解析・処理することで、取引が成立するしくみになっています。 マイニングとは この解析・処理作業のことを「マイニング」といいます。マイニングに対する報酬として、新たにビットコイン(BTC)が発行されることで、ビットコイン(BTC)は取引を維持しています。 ビットコイン(BTC)ではブロックひとつに1MBの容量があてがわれていました。ところが、ビットコイン(BTC)の取引量が増えると、ブロック容量に対して取引データ量が多くなりすぎ、処理スピードが低下します。 すると、取引や送金がスムーズに行われず、使い勝手が悪くなってしまいます。これがスケーラビリティ問題です。 ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するための2つの方法 スケーラビリティ問題は、ビットコイン(BTC)が避けて通れない課題といえます。 仮想通貨はどこの国家にも属さず、純粋に需要と供給のバランスによって価値が決められていきます。ですから、通貨への信頼や人気が増して取引量が多くなれば、それだけ価値も上がっていくのです。 しかし、取引量が多くなりすぎるとマイニングにも時間がかかり「取引の処理が遅い」「送金完了まで時間がかかる」ということになってしまいます。特に、海外送金について手数料が安く、スピーディーなのが仮想通貨のメリットであるにも関わらず、これでは本末転倒です。 そこで考えられる対策は、2つあります。 1. ブロックに書き込むデータを圧縮して容量を軽くする 1つは、ブロックに書き込むデータを圧縮して、容量を軽くすること。この方法ならば、それまでのビットコイン(BTC)との互換性を保ったまま、バージョンアップすることができます。 2. ブロックの容量そのものを拡大する もう1つは、ブロックの容量そのものを拡大して、より多くのデータを書き込めるように作り変えること。これがハードフォークといわれる方法です。 ただし、ハードフォークを行うと、互換性を保つことができません。それまでひとつながりで続いてきたビットコイン(BTC)のブロックチェーンが枝分かれして、新たなチェーンとして存続していくことになります。 この2つの方法のどちらを採用すべきか見解が分かれ、後者の方法を選択して生まれたのが、ビットコインキャッシュ(BCH)なのです。ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)とたもとを分かつ方法を選びました。 ビットコインキャッシュ(BCH)の特徴とは? ビットコイン(BTC)からさらに発展したしくみを備えているビットコインキャッシュ(BCH)について、その特徴を改めて整理します。 ブロック容量を拡大してスケーラビリティ問題を解決を図る ビットコイン(BTC)では1MBだったブロック容量を、ビットコインキャッシュ(BCH)は8MBに拡大。これにより、ビットコイン(BTC)が抱えていたスケーラビリティ問題を解決しました。 そのため、取引スピードが落ちる心配もなく、海外送金などで強みを発揮します。2018年5月には、ブロックチェーンの仕様をアップデーデートしたハードフォークを行い、32MBに容量が拡大されています。 新たなマイニング難易度調整システムを導入 ビットコインキャッシュ(BCH)では、取引を確定させるためにマイニング作業が必要で、スムーズな取引のためにマイニングの難度を調整するしくみが採り入れられています。 ビットコインキャッシュ(BCH)では、新たな調整システム「EDA(Emergency Difficulty Adjustment)」を導入しています。EDAでは、取引数とマイナーと呼ばれるマイニングをする人たちが適正になるように、難度を上げ下げしながら調整するシステムです。 ビットコインキャッシュ(BCH)は、安定したマイニングを実現することで、スムーズな取引ができるよう設計されています。 ビットコインキャッシュ(BCH)取引の口座開設から購入方法はこちら ビットコインキャッシュ(BCH)の今後や将来について ビットコイン(BTC)から派生したのは、実はビットコインキャッシュ(BCH)だけではありません。ビットコインゴールド(BTG)やビットコインダイヤモンド(BCD)といった新たな仮想通貨が生まれていますが、セキュリティ面などの懸念点があり、市場での流通は抑えられています。 一方、ビットコインキャッシュ(BCH)は、登場して数ヵ月のうちに時価総額の上位にまで躍り出て、その後も上位を維持しています。 ビットコイン(BTC)が抱えていた問題をクリアしていることからも、今後さらにビットコインキャッシュ(BCH)への注目が集まる可能性があります。