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Coincheck Column
コインチェックコラム

2023-09-21NFTアルトコイン

Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)とは、Axie(アクシー)と呼ばれるモンスターをNFTとして収集し、そして戦わせる対戦ゲームです。 実はAxie Infinity(アクシーインフィニティ)は、ブロックチェーンや暗号資産技術に疎い人からブームが始まりました。 なぜそのような状況が起こり、今もなお注目され続けているのか? 今回はAxie Infinityの特徴や注目に至った理由、始め方、そして今後の将来性に至るまでを包括的に解説いたします。そして、Coincheck(コインチェック)で9月21日から取扱いを開始する暗号資産(仮想通貨)AXSについて、特徴や買い方についても詳しく解説します。 この記事でわかること Axie Infinityとは何か Axie Infinityがなぜ注目されたのか Axie Infinityの特徴 Axie Infinityで利益を上げる方法 Axie Infinityの始め方 Axie Infinityの将来性 Axie Infinity Originの具体的な始め方(画像での解説付き) Axie Infinity内において知っておくべき用語や概念 Axie Infinity関連のよくある質問 Coincheckの無料登録はこちら 目次 Axie Infinity(アクシーインフィニティ)とは Axie Infinity(アクシーインフィニティ)とは 特徴①:Play to Earn(P2E/プレイ・トゥー・アーン) 特徴②:スカラーシップ制度 特徴③:Roninサイドチェーンを採用して安価な取引手数料を実現 暗号資産AXSとは 暗号資産AXSの特徴 暗号資産AXSの将来性 Axie Infinityで利益を上げる方法 SLP・AXSを獲得する 交配させたアクシーやアイテムをNFTマーケットプレイスで販売する スカラーシップ制度を活用する Axie Infinityの始め方 暗号資産取引所で口座を開設してイーサリアムを購入する メタマスク、Roninウォレットをインストールする Axie Infinityでアカウントを作成する メタマスクからRoninウォレットに送金 公式マーケットでAxieを3体購入する Axie Infinityの将来性 資金力があり、業界とのコネクションも強い 新たなNFTゲーム「Axie Infinity Origin」の存在 Axie Infinity Originの始め方(画像付きで解説) 暗号資産AXSの購入方法 スマホアプリで暗号資産AXSを購入する方法 パソコンで暗号資産AXSを購入する方法 Axie Infinity内において知っておきたい用語 「アドベンチャーモード」と「アリーナモード」 マーケットプレイス LAND(土地) Breed(繁殖) SLP・AXSトークン Axie Infinity(アクシーインフィニティ)関連のよくある質問 Axie Infinityはまだ稼げる? Axie Infinityの始め方は? Axie Infinityはスマホでプレイできるのか? Axie Infinityは初期投資としていくらぐらいかかる? Axie Infinity Originとは? Axie Infinity(アクシーインフィニティ)とは 出典: Axie Infinity 公式HP Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)とは、Axie(アクシー)と呼ばれるモンスターをNFTとして収集し、そして戦わせる対戦ゲームです。 2018年にベトナムのスタートアップであるSky Mavis(スカイ・メイビス)によって構想および開発されました。 プレイヤーはアクシーのためにバトルや繁殖、育成を行います。 さらに、ゲームプレイをはじめとしたAxie Infinityのエコシステムへの貢献によって、プレイヤーはゲーム内で暗号資産を獲得することが可能です。 このような形態のNFTゲームは、ゲームとファイナンスが合わさった言葉であるゲーミファイ(GameFi)、もしくはPlay to Earn(プレイ・トゥー・アーン)として認知され、主に東南アジアの人々の間で流行していきました。 プロジェクト名 Axie Infinity(アクシー・インフィニティ) カテゴリー NFTゲーム トークン規格 ERC-20 対応デバイス PC(Windows または Mac OS)、スマートフォン(iOS または Android)ただし、iOS版は一般公開されていません 運営会社 Sky Mavis(スカイ・メイビス) 公式HP https://axieinfinity.com/ 運営会社HP https://www.skymavis.com/ なお、同様にNFTゲームやGameFiとして認識されているプロジェクトには、The Sandbox(ザ・サンドボックス)というメタバース系のプロジェクトが存在しています。 The Sandboxとは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を徹底解説 Coincheck Axie Infinityはなぜ注目されたのか Axie Infinityは遊んで稼げる「Play to Earn」を実現したNFTゲームとして、業界内外から徐々に注目を集めていました。 Axie Infinityがその知名度を向上させたきっかけは、フィリピンでのブームの到来でした。 新型コロナウイルスの世界的な蔓延の影響を受けて、国外で出稼ぎ労働者をしていた多くのフィリピン人が帰国しました。 国内産業が乏しく仕事の多くないフィリピンにおいて、生計を支える手段の一つとして選ばれたのがAxie Infinity だったのです。 中にはAxie Infinityで稼いだお金のみで2軒の家を購入した男性、という事例も表れるようになりました。 出典:Magnus TV facebook このような流れを受けてAxie Infinity は着々とユーザー数を伸ばしていき、2021年8月6日には公式TwitterにてDAU(※)が100万人を突破したことを発表しています。 ※DAUとは、1日当たりの利用ユーザー数を表す指標であるデイリー・アクティブ・ユーザーのこと。 参照:Cointelegraph - Axie Infinity player buys two houses in the Philippines from in-game profits 参照:Axie Infinity 公式Twitter Axie Infinity(アクシーインフィニティ)の特徴 出典: Axie Infinity - Whitepaper Axie Infinity(アクシーインフィニティー)の特徴は、次の3つです。 Play to Earn(プレイ・トゥー・アーン) スカラーシップ制度 Roninサイドチェーンを採用して安価な取引手数料を実現 以下で、詳しく解説していきます。 特徴①:Play to Earn(P2E/プレイ・トゥー・アーン) 1つ目の特徴は「Play to Earn(P2E/プレイ・トゥー・アーン)」です。 Play to Earnとは、ゲームを遊んで稼げる仕組みが導入されたゲームのことです。Axie Infinityでは、対戦の勝利やクエストをクリアすることで独自トークンの「SLP」を稼ぐことができます。 Axie Infinityでは1人でプレイする「アドベンチャーモード」、他プレイヤーとの対人戦(PvP)を行える「アリーナモード」の2種類のモードがあり、アリーナモードにて特定の条件を満たすと暗号資産であるSLPないしはAXSが付与されます。 ざっくり説明すると、SLPはアリーナモードで勝利すると獲得でき、AXSはアリーナモードにおいて一定以上のランキングに入ると付与される仕組みになっています。 特徴②:スカラーシップ制度 2つ目の特徴は「スカラーシップ制度が備わっている」ことです。 Axie Infinityにはスカラーシップ制度と呼ばれる機能が存在しています。 これは簡単に言うと、アクシーを他人に貸し出してゲームをプレイしてもらう代わりに、プレイによって獲得した報酬を借り手と貸し手で分ける仕組みです。 この際のアクシーの貸し手のことをマネージャー、借り手のことをスカラーと呼びます。 マネージャーはスカラーの稼いだ利益から、一般的に50〜70%の利益を得ることができ、上手く仕組みを作れれば不労所得を得ることが可能となっています。 しかし、実際にスカラーシップ制度を行ってみると苦労する点(スカラーの入れ替わりや勤怠管理)も多いようで、完全な不労所得とまではならないようです。 Axie Infinityはコロナ禍の東南アジアにおいて、生活費を稼ぐためのツールとして爆発的に流行しました。 しかしながら、東南アジアの人々にとってAxie Infinityを始めるための初期投資は非常に大きな金銭的負担となります。 そこでスカラーシップ制度を利用することで、初期投資額を出せずにアクシーを保有していなくても、Axie Infinityをプレイして生活費を稼ぐことができるようになっているのです。 特徴③:Roninサイドチェーンを採用して安価な取引手数料を実現 3つ目の特徴は、「Roninサイドチェーンを採用して安価な取引手数料を実現している」という点です。 Axie Infinityは、2018年に開発された時点ではイーサリアムブロックチェーン上に構築されたNFTゲームでした。 しかしながら開発元のSky Mavisは、イーサリアムブロックチェーンにて起こった取引手数料の高騰やトランザクションスピードの遅延といったスケーラビリティ問題を受けて、イーサリアム上でのAxie Infinityの運営は難しいと考えました。 このような背景から、Axie Infinityを運営するためのブロックチェーンであるRoninサイドチェーン(ロニン・サイドチェーン)の開発が進められました。 サイドチェーンとは、メインのブロックチェーン(ここではイーサリアムブロックチェーン)のスケーラビリティ問題を解決するために開発された別の独立しているブロックチェーンのことです。 出典:Axie Infinity Whitepaper - Ronin Ethereum Sidechain 上の図の上部は、Roninサイドチェーンを採用する前のAxie Infinityのブロックチェーンの体制です。 Axie Infinityは2019年3月にLoomネットワークというサイドチェーンとの提携を発表し、以降はNFTゲームの運営に際してLoomネットワークを活用してきました。 しかしながら、Axie InfinityとLoomネットワークとの提携は2020年3月を最後に終了しました。この理由は、Loomネットワークの方針転換によるものです。 参照:Axie Infinity公式Medium - Axie InfinityとLoom Networkの提携について 参照:Axie Infinity公式Substack - Axie Loom Validator Shut Down 出典:Axie Infinity Whitepaper - Ronin Ethereum Sidechain Axie Infinityの現行のブロックチェーンの体制は上図の下のようになっています。LoomネットワークがRoninネットワークに置き換わっていますね。 なお、Roninサイドチェーンに接続するにはRoninウォレットという専用の暗号資産ウォレットを使用する必要があります。 ちなみに、RoninサイドチェーンのRoninという言葉は、日本語で奉侍している主人を持たない侍を意味する『浪人』が由来となっています。 暗号資産AXSとは 出典: Axie Infinity - Whitepaper 暗号資産AXS(AXIE INFINITY SHARDS)とは、NFTゲーム「Axie Infinity」(アクシーインフィニティ)で使用されるガバナンストークンです。ガバナンストークンとは、開発や運営方針に関する方針決定に関する投票権のことです。暗号資産AXSを保有することで、ガバナンス投票への参加ができる他、ステーキングやAxie NFT マーケットプレイス内の通貨として使用できます。また、公式が実施する特定のセール・オークションへの参加資格の判定に、暗号資産AXSの保有量が使用されることもあります。 通貨単位 AXS 発行可能上限数 270,000,000 AXS コンセンサスアルゴリズム Proof of Stake(Ethereum) 時価総額ランキング (2023年8月時点) 48位 公式サイト https://axieinfinity.com/axs 暗号資産AXSの特徴 出典: Axie Infinity 公式HP 暗号資産AXSの特徴は、発行上限が270,000,000 AXSと決まっていることです。Axie InfinityにはSLP、AXS、RONという3つの独自トークンが存在しています。SLPはAxie Infinityをプレイすることで稼ぐことのできる暗号資産で、Axie Inifinityにおけるユーティリティトークン(何らかのユースケースがあるトークン)として使用されます。RONは、Roninサイドチェーンのネイティブトークンで、チェーンを利用する際のトランザクション手数料として使用されます。SLP、RONには発行上限がありません。そのため、AXSはAxie Infinityの独自トークンの中で、相対的に最も価値が高まりやすいトークンということができます。ゲームをプレイする中でも、AXSは上位ランカーに付与されるなどSLPより獲得難易度が高いため、Axie Infinityを象徴するトークンとも言えるでしょう。 また、暗号資産AXSは、2020年に行われた一般販売から65ヶ月間、あらかじめ決められたスケジュールでアンロックされます。最初の流通量は59,985,000 AXS(総供給量の22.22%)で、上図のスケジュールで今後進んでいく予定ですが、総供給量が270,000,000を超えることはありません。 暗号資産AXSの将来性 出典: Axie Infinity 公式HP 暗号資産AXSは、NFTゲーム「Axie Infinity」(アクシーインフィニティ)の存在を象徴するトークンです。そのため、Axie Infinity自体が成長し注目が集まることで、暗号資産AXSの価値も同時に高まることが予想されます。 2022年1月には、月間平均プレイヤー数が約280万人と多くのユーザーがAxie Infinityに集中しました。当時を越えるユーザーがプレイをするようになれば、暗号資産AXSの価格も上昇することが予想されます。 Axie Infinityで利益を上げる方法 この項目では、具体的にどのようにしてAxie Infinityで利益を上げていけば良いのかを解説していきます。 SLP・AXSを獲得する まずは一番オーソドックスな稼ぐ方法を紹介いたします。 ズバリ、ゲームをプレイしてSLPやAXSを獲得しましょう。 ここで注意すべき点は、アリーナモードをプレイするということです。 Axie Infinityにはアドベンチャーモードとアリーナモードという2種類のゲームモードがありますが、プレイによってSLPやAXSを稼ぐことができるゲームモードは後者のみとなっています。 SLPはアリーナモードにて対人戦に勝利すると獲得でき、AXSはアリーナモードにおいて一定以上のランキングに入ると付与される仕組みになっています。 AXSが付与される基準はシーズン毎に異なっています。 具体的には、シーズン18では上位1000位までのプレイヤー、シーズン20では上位30万位までのプレイヤーにAXSが付与されています。 参照:Axie Infinity公式Substack - ⚔️ Axie Arena Season 18! 参照:Axie Infinity 公式Twitter 交配させたアクシーやアイテムをNFTマーケットプレイスで販売する 自分が所有しているアクシー同士を交配させることで、突然変異の珍しいアクシーを手に入れることができる可能性があります。 そのようなアクシーをAxie Infinity公式ページ上のマーケットプレイスで販売すれば、ETHを獲得することが可能です。 実際のマーケットプレイスを見ても、高値で取引されているアクシーが存在していることが伺えます。 下図は2022年11月時点における直近30日間のアクシー販売実績を、値段が高い順に並べ替えたものです。 出典:Axie Infinity公式ページ - Marketplace > Axies 1位のアクシーは18 ETH(約22,000ドル)で取引されていることが分かります。 スカラーシップ制度を活用する スカラーシップ制度とは、アクシーを他人に貸し出してゲームをプレイしてもらう代わりに、プレイによって獲得した報酬を借り手と貸し手で分ける仕組みです。 この際のアクシーの貸し手のことをマネージャー、借り手のことをスカラーと呼びます。 マネージャーはスカラーの稼いだ利益から50〜70%の利益を得ることができ、上手く仕組みを作れれば不労所得を得ることが可能となっています。 しかし、実際にスカラーシップ制度を行ってみると苦労する点(スカラーの入れ替わりや勤怠管理)も多いようで、完全な不労所得とまではならないようです。 ただし、スカラーたちの管理を行う人を雇うことで、自らのAxie Infinityへ向ける労働時間を極限まで削減している方たちもいらっしゃいます。 言うなればスカラーシップにおけるマネージャーとスカラーは、会社における社長と従業員のような関係です。 従業員がきちんと働いているのかを監視する必要がありますが、社長はそれよりも生産的な仕事にフォーカスすべきでしょう。 このような時に中間管理職のような役職を立てて、従業員のマネジメントをさせます。 スカラーシップ運営に対して現実世界の会社のような組織運営を取り入れることで、効率的に回すことができるのです。 Axie Infinityの始め方 ここではAxie Infinityの始め方を解説していきます。 なおAxie Infinityはプレイするために初期投資が必要です。 初期投資なしで始めたい方は、本記事の『Axie Infinity Originの始め方(画像での解説付き)』を参照ください。イーサリアムの購入といった操作を行うことなく、Axie Infinityをプレイすることが可能です。 暗号資産取引所で口座を開設してイーサリアムを購入する Axie Infinity を始めるためには、暗号資産であるイーサリアムが必要になります。 そのため、まずは暗号資産取引所で口座を解説し、イーサリアムを購入してください。 この時に購入したイーサリアムは、Axie Infinityを始めるための初期投資額の一部となります。 【動画で解説】3分でわかるイーサリアム(ETH)の購入方法 Coincheck メタマスク、Roninウォレットをインストールする 次に2つの暗号資産ウォレットを用意しましょう。 一つがメタマスク(Metamask)ウォレット、もう一つがRoninウォレットと呼ばれるものです。 MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck メタマスクに対して初期投資額としての ETH を送金してください。 次にRonin ウォレットをインストールしましょう。 Chromeの拡張機能をコチラのページから追加することができます。 Add to Chrome または Add to Brave を押して拡張機能を追加しましょう。 出典:chrome web store - Ronin Wallet 拡張機能を起動すると、このようなポップアップができますのでGet Startedをクリックしてください。 出典:chrome web store - Ronin Wallet するとRonin Networkのウェブサイトに遷移するので、このページで I’m new. Let’s get set up! をクリックします。 出典:Ronin Network 次に、データの追跡を承認するか否かを選択するページに移動します。 データの追跡によってユーザーの操作(クリックやスクロールなど)の記録が運営に送られることが記されています。 データの追跡を許可する場合は上のボタンの Allow tracking、許可しない場合は下のボタンの Don’t allowをクリックしてください。 出典:Ronin Network 次にパスワードの設定画面に移動します。 パスワードを入力後、 Create Walletをクリックしてください。 出典:Ronin Network パスワードを設定後、シードフレーズが表示されます。 Reveal Seed Phrase をクリックするとシードフレーズが表示されるので、それらを紙などにメモして大切に保管しましょう。 現在使っているパソコンが故障したり、パソコンを買い替えたりした際に、シードフレーズがあれば新しいパソコンでRoninウォレットのデータを復元することが可能となります。 メモし終わったら、Confirm Seed Phrase をクリックします。 出典:Ronin Network 次にキーフレーズの確認画面に移動します。 先ほどメモしたキーフレーズを参照して、指定された番号の単語(以下の画像中では1,5,8,11番目の単語)を入力しましょう。 入力後、Continueをクリックしてください。 出典:Ronin Network 以下のような画面が出たらRoninウォレットの作成が適切に完了しています。 出典:Ronin Network Axie Infinityでアカウントを作成する 次にAxie Infinityにおけるアカウントを作成します。 まずはAxie Infinityのマーケットプレイスにアクセスしましょう。 画面左下にあるLog in をクリックします。 出典:Axie Infinity - Marketplace Login with Ronin Wallet をクリックしましょう。 出典:Axie Infinity - Marketplace するとRoninウォレットの拡張機能が起動しますので、Confirm をクリックします。 出典:Axie Infinity - Marketplace Roninウォレットでログインしたら、以下のような画面になります。 ここで画面上部のSet up email & passwordをクリックしてください。 出典:Axie Infinity - Marketplace メールアドレスとパスワードを入力して、Confirmをクリックしてください。 出典:Axie Infinity - Marketplace 登録したメールアドレスに認証コードが届きますので、そのコードを入力してください。 Confirmをクリックすると、アカウントの作成が完了します。 出典:Axie Infinity - Marketplace メタマスクからRoninウォレットに送金 次にメタマスクからRoninウォレットにトークンを送金(厳密にはブリッジ)します。 先ほどのページにて、Deposit to Roninをクリックしてください。 出典:Axie Infinity - Marketplace イーサリアムブロックチェーンからRoninサイドチェーンへブリッジするためのページに移動します。 まずは、メタマスクを接続しましょう。 出典:Axie Infinity - Bridge メタマスクを接続すると、以下のような画面になります。 ここでRoninウォレットのアドレス、ブリッジしたいトークンの種類とその数量を選択してSubmitをクリックしましょう。 出典:Axie Infinity - Bridge 操作手順に従うことで、メタマスク中にあるトークンをRoninウォレットへ移動できます。 なお、イーサリアムブロックチェーン上で存在していたETHは、Roninサイドチェーン上ではWETH(ラップドETH)になる点にご注意ください。 公式マーケットでAxieを3体購入する ここまでの操作でRoninウォレットへのトークンの移動が完了したら、ゲームプレイ用のAxie(アクシー)を購入することができます。 アクシーが販売されているマーケットプレイスのページに移動してください。 出典:Axie Infinity - Marketplace > Axies 上記のように、多くのアクシーたちが販売されています。 この中から購入したいと思ったアクシーをクリックすると、当該アクシーに関する詳細情報を閲覧できるページに移動することが可能です。 ここでは一番左上のアクシーをクリックします。 すると以下のような詳細ページに移動します。 出典:Axie Infinity - Marketplace > Axies 詳細ページを確認した上で購入したいと考えたら、画面右上の Buy now をクリックしてください。 アクシーはRoninウォレットを通してAXS、SLP、WETH、USDCで購入可能となっています。 出典:Axie Infinity - Marketplace > Axies アクシーを最低3体購入することで、Axie Infinityをプレイすることが可能となります。 Axie Infinityの将来性 Axie Inifnityは、将来的に多くのユーザーを獲得していく可能性があります。 その理由は主に以下の2つです。 資金力があり、業界とのコネクションも強い 新しいNFTゲーム『Axie Infinity Origin』の存在 以下にて各理由に関する詳細を解説していきます。 資金力があり、業界とのコネクションも強い Axie Infinity の開発元であるSky Mavisは、開発資金の確保のために多くの資金調達を行っています。2021年5月にはシリーズAで750万ドル(約8億円)、2021年10月にはシリーズBで1億5200万ドル(約166億円)の資金調達を実施済みです。 主要投資家には暗号資産業界において著名なベンチャーキャピタルが名を連ねており、そこにはアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)やパラダイム(Paradigm)といったベンチャーキャピタルの名前もあります。 Sky Mavisはこれらトップレベルのベンチャーキャピタル以外にも、グローバルの大手暗号資産取引所であるBINANCE(バイナンス)、香港を拠点としているWeb3.0投資会社であるAnimoca BRANDS(アニモカ・ブランズ)、暗号資産ウォレットのメタマスク(Metamask)の開発を手掛けるConsenSys(コンセンシス)、といったブロックチェーン業界において影響力のある企業とのコネクションがあります。 参照:Cointelegraph - Axie Infinity developer secures $152M in Series B funding from investors 参照:Axie Infinity公式Medium - Axie Infinityの資金調達について 新たなNFTゲーム「Axie Infinity Origin」の存在 Axie Infinity Origin(アクシー・インフィニティ・オリジン)とは、Axie Infinityの後継となるNFTゲームです。 従来のAxie Infinityからグラフィックやバトルシステムが一新されており、さらに無料で始められるようになっています。 従来のAxie Infinityは「V2、またはClassic」、Axie Infinity Originのことは「Origin」と言うように、ゲームとして明確に区別されています。 Axie Infinity Originをきっかけとして新規ユーザーを獲得していき、Axie Infinity全体がさらに発展していく可能性があります。 加えて、Axie Infinity運営会社のSky Mavisも、今後はAxie Infinity Originの認知や規模拡大に力を入れています。 もしこれからAxie Infinityを始めたいという方は、無料のAxie Infinity Originからスタートしてみてはいかがでしょうか。 Axie Infinity Originの始め方(画像付きで解説) Axie Infinity Originは、ブロックチェーンや暗号資産の知識が全くない方でも無料で始めることができます。 以下より詳細な手順を画像付きで解説いたします。 Axie Infinityを体験したいと思った方はぜひ以下の操作を実行して、Axie Inifnity Originをプレイしてみましょう。 なお、Axie Infinity Originは暗号資産ウォレットを所持していなくても始めることが可能ですので、本手順ではウォレットの作成をせずともゲームのプレイが可能な手順を解説いたします。 まずはコチラのページにてアカウントの作成を行いましょう。 メールアドレスとパスワードを入力後に、Register(登録)ボタンを押します。 出典:SKY MAVIS 登録したメールアドレス宛てに確認コードが送信されるので、送られてきたコードを入力しましょう。 出典:SKY MAVIS 正常にアカウント登録が完了すると、以下のような画面になります。これでアカウント登録は完了です。 出典:SKY MAVIS 次にAxie Infinity Originをプレイするためのソフトをダウンロードします。 以下画像のページにアクセスして、Download Mavis Hubをクリックしてください。 出典:SKY MAVIS ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、中にある実行ファイル(.exeファイル)を起動します。 すると以下のような画面になるので、先ほどアカウント登録に利用したメールアドレスとパスワードを入力してください。自分がロボットではないことを証明した後に、Loginを押してください。 出典:MAVIS HUB ログインが成功すると、ポータル画面にアクセスできます。 画面左側の Axie Infinity - Origins を選んで、INSTALLをクリックしましょう。 出典:MAVIS HUB Axie Infinity Originのインストールに関する詳細が表示されます。 なお、インストール場所は Install location 欄の Edit をクリックすることでパスを指定できます。 全ての事項を確認できたら Start install をクリックしましょう。 出典:MAVIS HUB インストールが終わると以下のような画面になるので、Closeをクリックしてください。 出典:MAVIS HUB 先ほどINSTALLと表示されていた部分がPLAYに切り替わっているので、PLAYをクリックしてください。 出典:MAVIS HUB すると新しいウィンドウでAxie Infinity Originが立ち上がります。 最初にプレイする方はプレイヤー名を設定できるので、自分の好きな名前を入力した後にOKをクリックしましょう。 出典:MAVIS HUB ロード画面に入るのでしばらく待機します。 出典:MAVIS HUB ロードが終了したらゲームが開始されます。なおこの時点でBGMが鳴り出すので注意が必要です。 出典:MAVIS HUB プロローグを読んだ後にチュートリアルの案内がありますので、再生をクリックしましょう。 チュートリアルを閲覧すれば、基本的なAxie Infinity Originの遊び方が理解できるかと思います。 出典:MAVIS HUB チュートリアルを全て行うと、アドベンチャーモードが遊べるようになります。 アドベンチャーモードは実質的なAxie Infinity Originのメインモード(シナリオモード)となっています。 出典:MAVIS HUB 暗号資産AXSの購入方法 ※購入は、2023年9月21日の取扱い開始後より可能です。 Coincheckで暗号資産AXSを購入する方法には、以下の2種類があります。 スマホアプリで購入するパソコンで購入する 以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。 スマホアプリで暗号資産AXSを購入する方法 最初に、Coincheckのスマホアプリを使って暗号資産AXSを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする2. 表示されたコインの中から「アクシーインフィニティ(AXS)」をタップする3. 「購入」をタップする4. 購入金額を入力し、「日本円でAXSを購入」→「購入」をタップする スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。 パソコンで暗号資産AXSを購入する方法 Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンで暗号資産AXSを購入する際の手順は、以下の通りです。 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「アクシーインフィニティ(AXS)」を選択する3.AXSの購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する 4.「OK」をクリックして購入完了 パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。 場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。 Axie Infinity内において知っておきたい用語 この項目では、Axie Infinityに触れる上で頻出する用語を紹介いたします。 これらの用語を予め理解することで、スムーズにゲームを楽しむことができるでしょう。 「アドベンチャーモード」と「アリーナモード」 Axie Infinityには2つのゲームモードがあります。 1人でプレイする「アドベンチャーモード」と、他プレイヤーとの対人戦(PvP)を行える「アリーナモード」です。 基本的にはアドベンチャーモードをプレイしてAxie Infinityのゲームシステムや戦い方を理解し、その後アリーナモードにて他プレイヤーに勝利することで暗号資産であるSLPないしはAXSを獲得していくという流れになります。 SLPとAXSについては、アリーナモードにおいて勝利するとSLPが獲得でき、一定以上のランキングに入るとAXSが付与される仕組みになっています。 ちなみに、以前まではアドベンチャーモードをプレイすることでもSLPが獲得できていましたが、2022年12月現在はSLPの量が完全にゼロとなっています。 このような仕様変更は、SLPのミントされる数量がバーンされる数量よりも多くなり過ぎたことに起因しています。 参照:Axie Infinity公式Substack - Upcoming Season 20 & Economic Balancing Adjustments マーケットプレイス Axie Infinityではマーケットプレイスという場所(サイト)で、ゲーム内のアイテムなどを売買します。 マーケットプレイスはコチラからトップページにアクセスできます。 出典:Axie Infinity公式ページ - Marketplace マーケットプレイスではNFTを購入することができ、ゲームプレイに必要なアクシーやアイテム等が陳列されています。 LAND(土地) Axie Infinityには他のメタバースプロジェクトなどと同様に、土地NFTであるLANDが存在しています。 公式サイトによるとこの土地は、Axie Infinityの世界であるルナーシアと呼ばれる場所の土地で、LANDを所有するユーザーはさまざまな利益を享受することができると言及されています。 LANDの具体的なユースケースはまだ明らかになっていませんが、将来的には、 ①他人へのレンタル②LAND上へのコンテンツの構築 ができるようになると予定されています。 加えて、LAND所有者は自分のLANDをアップグレードしたりカスタマイズすることによってコンテンツを拡張することができ、 お店を構える・資源を生み出す・NPCを居住させる・ダンジョンに赴くためのテレポート場所を設置する といったアクションも可能になるようです。 出典:Axie Infinity LAND公式サイト ちなみにAxie Infinityの土地NFTは、過去に2.7億円で取引された実績もあります。 参照:Coinpost - 「Axie Infinity」の仮想土地、2.7億円で取引 Breed(繁殖) Breed(繁殖)とは、自分が保有しているアクシーの内2体を交配して新しくアクシーを生み出すことのできる機能です。 Breedによってレアなアクシーを手に入れることができれば、そのアクシーをマーケットプレイスで販売することで利益を得ることが可能です。 なお、アクシー毎にBreedできる回数や必要なSLPの量が決まっているので、無尽蔵にブリードできる訳ではないことには注意が必要です。 SLP・AXSトークン SLPとAXSは、Axie Infinityをプレイすることで獲得することができる暗号資産です。 SLPはゲームを有利にプレイする上で必要なユーティリティトークンとしての役割、AXSは主にAxie Inifinityにおけるガバナンストークン(開発や運営方針に関する方針決定についての投票権)としての役割を持っています。 Axie Infinity(アクシーインフィニティ)関連のよくある質問 Axie Infinityはまだ稼げる? 結論としては、Axie Infinityで利益を上げることはまだ可能であると考えられます。 アリーナモードをプレイすることでSLPやAXSを獲得、そのSLP、AXSを換金することで日本円などの法定通貨を得ることが可能です。 ただし、2022年12月現在、両トークンの価格は2021年度と比較すると大幅に下落しているため、相場の影響を多分に受ける点に注意する必要があるでしょう。 Axie Infinityの始め方は? Axie Infinityを始めるには、以下の3つが必要となります。 ①メタマスクウォレット ②Roninウォレット ③Axie Infinityのアカウント 上記3つを用意した上で、アクシーを最低3体購入することでゲームをプレイできます。 なお初期費用をかけずにAxie Infinityをプレイしたいという方は、Axie Infinity Originにてゲームをプレイすることが可能です。 Axie Infinityはスマホでプレイできるのか? Axie InfinityはAndroidスマートフォンでプレイすることができます。 一方でiOSアプリは一般に公開されていないため、基本的にiOSではプレイすることはできません。 Axie Infinityは初期投資としていくらぐらいかかる? Axie Infinityを始める上での初期投資額は、始める時期によって異なってきます。 結論から申し上げますと、2022年12月時点においては約600円ほどで始められるようになっています。 Axie Infinityが一番盛り上がっていた2021年の中頃は、グレードの低いアクシーを三体集めるだけでも15万円近く必要でしたが、現在はブームが一段落してアクシーの値段が下がっています。 実際のアクシーの値段を見てみましょう。 マーケットプレイスにて価格の安い順で見てみると、アクシー1体が0.001ETH(2022年11月時点のレートで約140円)で取引されていることが分かります。 出典:Axie Infinity公式ページ - Marketplace > Axies 今からAxie Infinityを始めたい人にとっては、非常に安価な初期投資額で始めることができる環境であると言えるでしょう。 Axie Infinity Originとは? Axie Infinity Originは、Axie Infinityを刷新した新しいNFTゲームです。 基本的なゲームシステムはAxie Infinityと似ていますが、グラフィックなどに磨きが掛かっており、より大衆向けのゲームとして昇華しています。 最も重要なのは、NFTへの初期投資を必要とせずにゲームをプレイし始めることができる点です。

2023-09-27NFTメタバース

元素騎士オンラインは、累計800万以上のダウンロード数を誇る3DCGRPG「エレメンタルナイツ」のライセンスを活用し制作されたNFTゲームです。エレメンタルナイツは日本発のタイトルながら2012年に台湾で最も売れたゲームとして「台湾 Game Star Award」金賞を獲得しています。 既にこれだけのファンを抱えているタイトルがNFT化した例は過去にも少なく、リリース当初から投資家だけでなく多くのコアなゲームファンから注目を集めています。 ※11月30日に正式リリースを迎えています。 今回コインチェックが提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、元素騎士オンラインが提供するメタバース上の土地NFT『LAND』を販売します。 (※)2023年2月27日現在、Coincheck NFTでは元素騎士オンラインが提供する『LAND』の販売は行なっておりません。ただし、Coincheck NFTでの『LAND』の二次流通は可能です。 Coincheck NFTはこちらへ この記事では話題の元素騎士オンラインをピックアップし、以下の項目について解説していきます。 この記事でわかること 元素騎士オンライン-META WORLD-とは 元素騎士オンライン-META WORLD-の特徴 元素騎士オンライン-META WORLD-で利益を出す方法 元素騎士オンライン-META WORLD-の始め方 元素騎士オンライン-META WORLD-の購入方法 Coincheckの無料登録はこちら 目次 元素騎士オンライン-META WORLD-とは エレメンタルナイツオンラインとは 元素騎士オンライン4つの特徴 3つのEarn要素 超人気タイトルをNFT化 2種類の独自トークンを発行 LAND 元素騎士オンラインで利益を出す方法 RONDトークンの売却 LANDを活用する アイテム(NFT)の売却 ステーキング オシャレ装備NFTをレンタルする 元素騎士オンラインの今後の方針と将来性 元素騎士オンラインのロードマップ 実績のある製作メンバー・著名クリエイターやIPとのコラボ 元素騎士オンラインの始め方 Coincheck NFTで元素騎士オンラインの『LAND』を購入する方法 Coincheck NFT で元素騎士オンラインの『LAND』を購入するメリット 元素騎士オンライン-META WORLD-とは 引用:元素騎士オンライン 元素騎士オンライン-META WORLD-(以下略:元素騎士オンライン)とは、日本発の大人気MMORPGタイトル「エレメンタルナイツ」にブロックチェーン技術を取り入れ、ユーザー自身がゲーム内のコンテンツ製作、販売を通じてメタバース世界での経済圏を創出していく「Play and ECO」要素が追加された新作NFTゲームです。 2022年11月30日に正式リリースを迎えた元素騎士オンラインですが、前作の「エレメンタルナイツ」は日本のみならず台湾や中国でも人気を誇り、総ダウンロード数はこれまで800万以上を記録しています。 MMO(多人数参加型)RPGとなっている元素騎士オンラインでは、ソロプレイだけでなく、クエストが行き詰まった際には友人や他プレイヤーと協力しながらクエスト攻略を進めることができます。ドラゴンクエストやFFシリーズなどのプレイ経験がある方にとっては馴染みの深いゲームプラットフォームと言えるでしょう。 そしてブロックチェーン技術としてPolygonネットワークが基盤となることで、ユーザーはゲーム内のアイテムや装備品を代替不可トークン(NFT)としてゲーム内のプラットフォーで自由に売買することが可能になります。 また将来的には、ユーザーはメタバース上に『LAND(土地NFT)』を購入し、NPCやオブジェクトの配置、またモンスターのドロップアイテム(NFT)を設定することで、ゲーム内で他のユーザーから入場料として暗号資産(ROND)を受け取ることで収益を得られる仕組みが導入される予定です。 プロジェクト名 元素騎士Online-META WORLD- カテゴリー メタバース、NFTゲーム トークン規格 Polygon(ERC20) 対応デバイス ios/android/PC版 運営会社 Metap,Inc. 公式HP https://genso.game/ja/ エレメンタルナイツオンラインとは 引用:元素騎士オンライン エレメンタルナイツオンラインとは、元素騎士オンラインのライセンス元になっている日本発の本格3DMMORPG型ゲームです。 これまで累計800万を超えるダウンロード数を記録しており、スマートフォンだけでなく、Nintendo SwichやPS4などハードを超えたクロスプレイングができるのが大きな特徴です。 また2012年には台湾で最も売れたモバイルゲームとして「台湾Game Star Award」金賞を受賞していたりと、元素騎士オンラインは人気ゲームタイトルのBCG参入例として投資家だけでなく、多くのコアなゲームファンから多くの注目を集めています。 元素騎士オンライン-META WORLD-4つの特徴 ここでは、元素騎士オンラインがここまでの注目を集める理由を以下の4つのポイントに絞って解説していきます。 3つのEarn要素人気タイトルをNFT化2種類の独自トークンLAND 3つのEarn要素 元素騎士オンラインでは、ベースとなるブロックチェーン技術にPolygon(ポリゴン)を採用しており、メタバース世界で以下の3つのEarn要素が大きな特徴として追加されています。 Free to Play Play and ECO UGC to Earn それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。 Free to Play 引用:元素騎士オンライン 1つ目の特徴は、誰でも無料でアカウントを作成してゲームを始めることができる「Free to Play」要素です。 これまでのNFTゲームの多くはPlay to Earnでありながら初期投資が必要なものが多くありました。しかし、元素騎士オンラインは、誰でも無料でアカウントを作成しクエストを進めることができ、ゲーム内でトークン(暗号資産)獲得が可能な面からも、非常にやり込み要素があるNFTゲームだと言えるでしょう。 Play and ECO 引用:元素騎士オンライン 2つ目の特徴は、ゲームを遊びながら現実世界の金銭と交換可能なトークンを手に入れることができる「Play and ECO」要素です。 ゲーム内のクエストをクリアすることで貰えるトークンや、モンスターを倒すとドロップされるNFTアイテムを販売することで、現実世界の金銭(法定通貨)と交換可能な暗号資産を手に入れることができます。 UGC to Earn 引用:元素騎士オンライン そして3つ目の特徴は、ユーザー自身がゲーム内での装備の作成、メタバース空間上の土地(LAND)を購入しコンテンツ自体を製作できる「UGC to Earn」要素です。 ユーザー自身がストーリー攻略の鍵となるアバター装備を制作・販売できるだけでなく、土地NFT(LAND)を購入することで土地内のオブジェクトを自由にデザインしたり、登場するモンスターに自身が保有するNFTアイテムをドロップアイテムとして設定することで、土地の入場料などの権利収益を得ることができます。 超人気ゲームタイトルをNFTゲーム化 元素騎士オンラインは、累計800万以上のダウンロード数を誇る3DMMORPG「エレメンタルナイツ」の中国語版NFTゲームです。エレメンタルナイツは、日本発のタイトルながら2012年に台湾で最も売れたゲームとして「台湾 Game Star Award」金賞を獲得しています。 既にこれだけのファンを抱えているタイトルがNFTゲーム化した例は過去にも少なく、リリース当初から世界から多くの注目を集めることになりました。 これまで多くのNFTゲームが「面白いコンテンツ」、「アクティブユーザー数」という課題に直面してきましたが、元素騎士オンラインは前作のファンやコンテンツをそのまま引き継ぐことができ、従来のNFTゲームが抱えていた欠点を克服できるのではないかと期待されています。 2種類の独自トークンが存在する 元素騎士オンラインでは、役割の異なる2つの独自トークンを導入することで、初心者から上級者まで幅広く楽しめるゲームになっています。 トークンの種類は以下の2種類です。 MV(Metaverse)トークン RONDトークン それぞれのトークンに個別の役割や用途がありますので、詳しく解説していきます。 MV(Metaverse)トークン 引用:元素騎士オンライン 規格 Polygon(ERC20) トークン名 Metaverse シンボル MV 総発行数 2,000,000,000 MV MV(Meta verse)トークンは元素騎士オンラインがメタバースを構成するために使用するガバナンストークン・ユーティリティトークンです。 MVトークンを保有することで、ゲームの運営方針を決めることができる投票権を得るだけでなく、MVトークンをステーキングすることで、RONDが得られる機能やLAND(土地NFT)やアイテム(NFT)などの各種NFTでの様々な優待権利などを受け取ることができます。 RONDトークン 引用:元素騎士オンライン 規格 Polygon(ERC20) トークン名 ROND Coin シンボル ROND 総発行数 1,000,000,000,000 ROND RONDトークンは、元素騎士オンライン内で採用されているゲーム内基軸通貨です。RONDトークンを使用することで、ゲーム内のアイテムや装備の購入、クエストに参加する権利を得ることができます。 また、元素騎士オンラインでRONDトークンを使用する場合は、RONDをゲーム内にインポートし、ゲーム内通貨miniRONDに交換する必要があります。 LAND 引用:元素騎士オンライン 元素騎士オンラインのメタバースは『LAND』と呼ばれる土地NFTによって構成されています。LANDは様々な個人や企業が所有することができ、UGC機能を活用することでオリジナルのLANDを作り上げることが可能です。 全体区画数 160,000(400✖️400)区画 LANDタイプ 箱庭制作が⾏える⼩規模な区画 ⼀般向けの販売 サイズ:(1×1)区画 ESTATEタイプ まとまった広さをもつ主要区画 ⼀般向け/企業向けの販売 サイズ:(2 × 2 )(3 × 3 )(4 × 4)区画 LAND MARKタイプ ⼀帯エリアの⾸都となる⼤きな区画 著名ブランド/企業向けの販売 サイズ:(3×3)(4×4)(8×8)(12×12)区画 販売方法 GENSOマーケットプレイス Coincheck NFT他 なお、LANDは元素騎士オンラインが提供しているマーケットプレイスやCoincheck NFTでも購入することが可能です。 (※)2023年2月27日現在、Coincheck NFTでは元素騎士オンラインが提供する『LAND』の販売は行なっておりません。ただし、Coincheck NFTでの『LAND』の二次流通は可能です。 ※画像は販売箇所のイメージとなります。実際の販売区画はLAND内の地域分布を閲覧できるツール「LAND viewer」公開後に、ご自身でご確認ください。 NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、『元素騎士Online -META WORLD-』メタバース内の「LAND(NFT)」5,277個を2022年12月22日より世界先行販売いたします。 ・販売開始時期 2022年12月22日(木)12時予定 ・販売個数 5,277個 ・販売価格 0.4ETH(予定) ※ 販売価格は販売元にて決定いたします。 ※ 為替レートや暗号資産ETHの価格変動に応じてETH建の販売価格も変動する可能性があります。 ※今回の販売はETH(イーサリアム)建での販売となります。暗号資産ETH(イーサリアム)の購入はこちらから。 (※)2023年2月27日現在、Coincheck NFTでは元素騎士オンラインが提供する『LAND』の販売は行なっておりません。ただし、Coincheck NFTでの『LAND』の二次流通は可能です。 元素騎士オンラインで利益を出す方法 次に元素騎士オンラインで利益を出す方法を紹介していきます。 前章でも説明したように、元素騎士オンラインではゲームプレイだけでなく現実世界のように土地の運用やアイテム制作などでも収入としてトークン(暗号資産)を得ることが可能です。 ここでは以下の5つポイントに絞り、元素騎士オンラインで利益を出す方法を解説していきます。 RONDトークンの売却LANDを活用するアイテム(NFT)の売却ステーキングオシャレ装備NFTをレンタルする ※NFTは株、暗号資産、不動産と同じように時間の経過とともに価値が変動します。ですので、NFTや暗号資産の売買を行う際には利益だけでなく損失になる可能性があることを念頭に取引を行いましょう。 RONDトークンの売却 引用:元素騎士オンライン 元素騎士オンラインでは、ゲームをプレイすることでゲーム内通貨「miniROND」を獲得することができます。miniRONDはゲームで使用できる基軸通貨であり、ゲーム内の銀行でRONDに交換することができます。 ※RONDとminiRONDの交換レートは市況によって変化します。 そして、手に入れたRONDを暗号資産交換所にて現金に交換することで、ゲーム内通貨を現実世界の金銭(法定通貨)に変えることができるのです。 また、ゲーム内でminiRONDを手に入れるだけであれば、Metamaskなどの暗号資産を保管するWalletは必要ありません。しかし、RONDを現金に交換する際には、必ずWalletの登録が必要になります。もしまだWalletの登録が完了していない人は、こちらの記事を参考にMetamaskのインストールを進めましょう。 LANDを活用する 引用:元素騎士オンライン 元素騎士オンラインでは、メタバース上の土地である「LAND(土地NFT)」の運用・売却で利益を出す方法があります。 ハウジング要素として、様々なオブジェクトNFTを自由に配置し展示会を開き入場料を集めることや、展示するオブジェクトNFTをUGC機能でデザインし売買を行い収益を得ることが可能です。 現実世界の美術館のような空間にしたり、メタバース内に飲食店のような空間を設計し集客をすることができます。 将来的には、購入したLAND内に建物やNPCを自由に配置し、モンスター討伐の際にドロップするアイテムに自身が保有するレアNFTアイテムを採用することで、LAND内にユーザーオリジナルのクエストを作成することができます。そしてLANDをゲーム内マップで公開することで、他のユーザーがLANDに訪れる際の入場料収益(ROND)を得ることができます。 また、LAND自体の価値も市場の需要と供給によって変化していくので、保有するLANDを公開しなくともLAND購入時と売却時の価格差でキャピタルゲインを獲得できる可能性があります。 アイテム(NFT)の売却 元素騎士オンラインでは、ゲームプレイで獲得したNFTアイテムを売却することで収益を得られるように設計されています。ゲーム内で手に入れられるNFTには発行数が決められており、より希少なNFTほど高額で取引が行われます。 ゲーム内のNFTアイテムは元素騎士オンラインが運営しているNFTマーケットプレイスで売買することが可能です。 引用:元素騎士オンライン また、元素騎士オンラインでは、「オシャレ装備」と呼ばれるNFTアイテムが存在します。 オシャレ装備によってアバターステータスが大きく変化することから、ゲーム内アイテムの中でも、「オシャレ装備」はより高額で取引される傾向があると言えるでしょう。 引用:元素騎士オンライン オシャレ装備は自分で作成することもでき、販売はもちろん貸し出すことでレンタル料を受け取ることも可能です。これらのNFTアイテムは、ゲームの人気と共に希少性も高まっていくことが予想されるので、価格が上がったところで売却していくのがおすすめです。 ステーキング 元素騎士オンラインでは、MVをステーキングすることで、ゲーム内通貨であるRONDを報酬として受け取ることができます。 ステーキングとは、特定の暗号資産を運営に一定期間預け入れてロックすることにより、見返り報酬として指定された暗号資産をもらえる仕組みです。配布されるRONDの量は、ステーキングしたMVの量と全体でステーキングされている総量の比率によって決定します。 引用:元素騎士オンライン また元素騎士オンラインでは、報酬として用意されているのはRONDだけではありません。 MVのステーキング量によって、ゲーム内で使えるNFTがプレゼントされたり、ゲームをより有利に進められる優待権が付与されます。ですので、他のユーザーに差をつけてゲームの攻略を進めたいという方は、積極的にステーキングを活用してみましょう。 ステーキング報酬 ・22,000MV以上をステーキング 2022年5月、6月に予定されている「クローズドα」への参加権 UGC(User Generated Contents)の制作権 ・10,000MV以上ステーキング サプライズNFTが配当される権利 オシャレ装備NFTをレンタルする 今後、オシャレ装備NFTにはレンタル機能が用意されており、他のプレイヤーにオシャレ装備NFTを貸し出すことで、配当を受け取ることができます。 貸出先のプレイヤーがレンタル期間中に手に入れた戦利品の一部を配当として受け取ることができるので、ゲームをプレイしなくとも自動的に収益を出すことも可能です。 元素騎士オンラインの今後の方針や将来性 ここでは、元素騎士オンラインの今後の方針や将来性について以下の2つのポイントから詳しく説明します。 元素騎士オンラインのロードマップ著名クリエイターとのコラボ 元素騎士オンラインのロードマップ 元素騎士オンラインは2022年11月30日に正式リリースを迎えました。 今後のロードマップは以下の通りになっています。 引用:元素騎士オンライン ロードマップ通りプロジェクトが順調に進行すれば、元素騎士オンラインの認知は拡大していき、他のメタバースやNFTとの連携も可能になっていくでしょう。 また、2024年2025年には、DAO投票で人気の機能を順次アップデートしていく予定だと言われています。 実績のある制作メンバー・著名クリエイターやIPとのコラボ 元素騎士オンラインが注目される理由の1つとして、実績のあるメンバーや著名なクリエイターとのコラボアイテムの制作(NFT)が実現している点が挙げられます。 プロジェクトメンバー ・上保徳彦(元SRGA株式会社 ファンタジースタークリエイター) ・加藤雅樹 (株式会社レベルファイブ顧問) ・森川亮(元LINE株式会社 代表取締役社長) ・野口強(スタイリスト) ・水嶋ヒロ(投資家&俳優) このようにメンバーにはゲーム業界だけでなく、各方面で実績を残している錚々たるメンバーが集まっています。 さらに、これまで多くの企業や著名クリエイターとのコラボが実現している点も元素騎士オンラインの将来性や注目度を高める1つの要因と言えるでしょう。 引用:元素騎士オンライン 例えば2022年8月5日に、FFシリーズのキャラクターデザインを担当していた天野喜孝氏とのタイアップが発表された際には、元素騎士オンラインの独自トークンであるMVの価格が31円から51円まで高騰しています。 引用:CoinMarket Cap また、画像にある企業だけでなく、日本の自治体である滋賀県彦根市や鷹の爪団NFTなどのNFTプロジェクトともパートナーシップの締結を結んでいます。 トークン価格は市場の需要と供給によって変化しますが、上記のように今後も多くのNFTプロジェクトや企業とのコラボが実現することで、元素騎士オンラインの認知と共にトークン価格が上昇していく可能性も十分考えられます。 元素騎士オンラインの始め方 元素騎士オンラインは以下の3つの手順で始めることができます。 ゲームをインストールして認証設定 キャラクター作成 Metamaskの登録 元素騎士オンラインは、*ゲームをインストールして認証設定とMetamaskを登録するだけで始めることができます。* しかし、ゲーム内で手に入れたトークンを換金する際やNFTマーケットプレイスで装備を購入する際には暗号資産取引所の交換所での口座開設が必要になりますので、以下の記事を参考にコインチェックの登録を進めてみましょう。 Coincheckの無料登録はこちら MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck 1.ゲームをインストールして認証設定 引用:元素騎士オンライン 元素騎士オンラインでは、ゲームをインストールしてSNSでの認証設定を行うだけでゲームを始めることができます。 「Twitter」「Google」「LINE」「メールアドレス」の中から任意のSNSで認証設定を行えます。 2.キャラクターを作成 引用:元素騎士オンライン 認証設定の次は、キャラクター作成が必要です。キャラクター作成は、性別を決めてすぐに始められる「おまかせ作成」と性別や外見、職業などを選択する「自分で作成する」方法の2種類から選ぶことができます。 初期職業は「ファイター」「クレリック」「シーフ」「ウィザード」の4つから選択でき、ゲームを進めていくことによって、それぞれの職業で上位職に転職することが可能です。 職業の種類によってステータスや得意分野が異なることから、最初の職業選択は重要ですので職業毎のプレイスタイルを把握したうえで慎重に決めましょう。 Metamaskの登録 引用:App Store 元素騎士オンラインは、暗号資産を保管するMetamaskの登録が必要です。ゲーム内で手に入れた暗号資産は、Metamaskに移動させてから、現金に換金することができます。 もしまだMetamaskの登録をしていない場合は、こちらの記事を参考に登録を進めましょう。 Coincheck NFTで元素騎士オンラインの『LAND』を購入する方法 次に、元素騎士オンラインでの『LAND』をCoincheck NFTで購入する方法をご紹介します。 Coincheck NFTはCoincheckの口座開設が完了している方のみご利用いただけます。口座開設がまだ完了していない方はこちらをご覧ください。 (※)2023年2月27日現在、Coincheck NFTでは元素騎士オンラインが提供する『LAND』の販売は行なっておりません。ただし、Coincheck NFTでの『LAND』の二次流通は可能です。 Coincheck NFTはこちらへ (1)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 (2)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTで購入するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある20種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck

2023-09-27NFT

NOT A HOTELは「世界をもっと楽しく、自由に」をビジョンに、スマホ一つで「あたらしい暮らしをつくる」ことを可能にしたライフスタイルサービスです。 NOT A HOTELのオーナーは、所有物件を自宅や別荘として利用するか、ホテルとして貸し出すかをアプリ上から簡単に切り替えることができます。 今回コインチェックが提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、NOT A HOTELが提供するMEMBERSHIP NFTの取り扱いを開始いたしました。 販売ページはこちら そこでこの記事では、次の項目について詳しく解説します。 この記事でわかること NOT A HOTELとは NOT A HOTELが展開するNFTについて NOT A HOTELで利用可能な施設について NOT A HOTELの使い方 NOT A HOTEL NFTの購入方法 Coincheck NFTでNOT A HOTEL NFTを保有する際の注意点 ※【パートナーを募集中】 コインチェックでは、NFTやメタバースの活用を考えている企業・団体を募集しています。 https://forms.gle/LgmP9GjQgke8RYHn6 Coincheckの無料登録はこちら 目次 NOT A HOTELとは NOT A HOTEL NFTとは 宿泊日、宿泊先がランダムで決まる 47年間宿泊する権利をNFTとして所有することができる メンバーシップ会員限定イベントに参加できる NOT A HOTEL で利用可能な施設 NOT A HOTEL NFTの使い方 Reveal Airdrop THE KEY Coincheck NFTでNOT A HOTEL NFTを購入する方法 Coincheck NFTでNOT A HOTEL NFTを保有する際の注意点 Coincheck NFTでAirdropを行う際の注意点 Coincheck NFTでのTHE KEY取り扱い注意点 宿泊予約方法はNOT A HOTEL公式サイトで行う Coincheck NFTで購入するメリット ネットワーク手数料不要 簡単決済 簡単・安心・安全 NOT A HOTELとは 引用:NOT A HOTEL 「あたらしい暮らし」を提唱するNOT A HOTELは、「世界中にあなたの家を」をコンセプトとした、アプリ上で自宅と別荘、ホテルを自由に切り替えることができるホテル及び住宅販売を行うライフスタイルサービスです。 NOT A HOTELのオーナーは、所有物件を自宅や別荘として利用するか、ホテルとして貸し出すかをアプリ上から簡単に切り替えることが可能です。利用時のチェックインからチェックアウトまで全てアプリで完結させることができます。 費用がかかりがちな住宅保有におけるコストを、30日単位でのシェア購入で分散させたり、使わない日をホテルとして貸し出すことで収益化を図ることもできるのです。 NOT A HOTEL NFTとは 引用:NOT A HOTEL NOT A HOTEL NFTとは、NOT A HOTELが発行するメンバーシップ会員権をNFT化したものを指します。メンバーシップ会員になることで、ユーザーは一日単位でNOT A HOTELを利用することができたり、NOT A HOTEL主催の食やワイン、アートなどを楽しめるイベントへ参加することができます。 NOT A HOTEL NFTには毎年1泊できる「MEMBERSHIP S」と、2連泊できる 「MEMBERSHIP Y」、そして3連泊することができる「MEMBERSHIP X」といった3つの種類があります。 またMEMBERSHIP Xでは、全国のExclusive House(1日1組限定のレストランや都心のプライベートリビングなどの特別な施設)の利用が可能(有料)です。 メンバーシップの有効期限はそれぞれ47年間と定められており、期限を過ぎると自動でBURN(消却)される仕組みになっています。  宿泊日、宿泊先がランダムで決まる 引用:NOT A HOTEL NOT A HOTEL NFTのMEMBERSHIPでは、Reveal後にNFTにランダムで『旅する日付(宿泊日)』が刻印され、宿泊の90日前には宿泊先が記された”部屋の鍵”を意味するNFT『THE KEY』がAirdropされます。 2年目以降の宿泊日は同日になりますが、宿泊先は毎年ランダムで変更されます。 対象の宿泊先は現在「青島」「那須」「福岡」「北軽井沢」などの候補があり、「沖縄」や「水上」といった人気の観光地の追加も決定しています。宿泊地は今後も増えていくことが予想されるため、毎年飽きることなく旅を楽しむことができるでしょう。 47年間宿泊する権利をNFTとして所有することができる NOT A HOTEL NFTを保有していることで、その後47年間、NOT A HOTELが所有するホテルに宿泊する権利を得ることができます。 また、日程が合わない場合は、Coincheck NFTなどのセカンダリーマーケットで 『THE KEY』を売ることで収益化を図ったり、家族や友人への贈り物としてプレゼントすることも可能です。 メンバーシップ会員限定イベントに参加できる  NOT A HOTEL NFTには、NOT A HOTELが所有するホテルの宿泊権だけでなく、NOT A HOTELが主催するイベントへの参加権がユーティリティとして付与されています。 例えば、2022年10月1日には、NOT A HOTEL NFTでのReveal開始を祝した会員限定イベント「NFT REVEAL PARTY」が開催され、参加者は他のNFT保有者と共に、会場での飲食やReveal開始のカウントダウンイベントを楽しんでいたようです。 Reveal Party 引用:note|NOT A HOTEL NFT 当日のイベントレポートはこちらをご覧ください。 NOT A HOTELで利用可能な施設 NOT A HOTEL AOSHIMA 引用:NOT A HOTEL NOT A HOTELでは、すでに建築が竣工している『NOT A HOTEL AOSHIMA』と『NOT A HOTEL NASU』、両施設の利用開始が2023年1月1日から予定されています。 NOT A HOTELは毎年その拠点が増え続けるとしており、2022年に完成した青島、那須に続き福岡や北軽井沢、さらに沖縄やみなかみなどの拠点にも着工が決定しています。 物件名 利用開始予定時期 NOT A HOTEL AOSHIMA 2023年 NOT A HOTEL NASU 2023年 NOT A HOTEL FUKUOKA 2023年 NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA 2024年 NOT A HOTEL ISHIGAKI 2024年 NOT A HOTEL MINAKAMI 2024年 ※利用開始予定時期はあくまで目安であり、スケジュールが約束されたものではありません。 また、NOT A HOTELでは今後さらに京都、北海道、東京近郊の多数の候補地に拠点を広げていくだけでなく、メンバーシップによる候補地投票権の導入を予定しています。 NOT A HOTELの使い方 NOT A HOTEL NFTの使い方には、主に以下の3つがあります。 RevealAirdropTHE KEY それぞれの使い方をみていきましょう。 Reveal NOT A HOTEL NFTでは、所有するMEMBERSHIP NFTの券面に利用日が刻印されることを「Reveal(リビール)」と呼んでいます。 Revealは日本語で、「見せる、公開する」という意味を持つ単語で、Revealで刻印される日付が向こう47年間、NOT A HOTELが運営するホテルを利用できる日になります。 引用:note | NOT A HOTEL NFT Air drop NOT A HOTEL NFTでは、MEMBERSHIP NFTを管理しているMetaMaskのウォレットアドレス宛に「THE KEY」という宿泊権が送られてくることを「Airdrop」と呼んでいます。 Airdropは日本語で、「空から降ってくる」という意味の単語で、MEMBERSHIP NFTを保有していると、Revealで刻印された日付から90日前に毎年1回、合計47回(47年間)AirdropでTHE KEYを受け取ることができます。 引用:note | NOT A HOTEL NFT Coincheck NFTでのAirdrop方法 THE KEYのAirdropはCoincheck内で行われるため、MEMBERSHIP NFTをCoincheck NFTからMetamaskへ出庫する必要はありません。 THE KEY 「THE KEY」とは、NOT A HOTELがMEMBERSHIP NFT保有者に対して毎年1回AirdropするNFTです。 引用:NOT A HOTEL その年に泊まれるホテルはランダムで決まり、THE KEYが届くまでどのホテルに泊まれるか分からないため、毎年旅先が変わっていくドキドキ感を味わうことができます。 Coincheck NFTでのTHE KEY取り扱い注意点   Coincheck NFTで保有しているTHE KEYは、ホテルチェックイン2日前の12:00(日本時間)から売買とMetamaskへの出庫ができなくなり、Coincheck NFTでも表示されなくなります。 その後、ホテルチェックアウト当日の24:00(日本時間)にTHE KEYはBURN(利用不可になる)されます。 宿泊予約はNOT A HOTEL公式サイトで行う  ホテルを予約する際には、THE KEYをCoincheck NFTからMetamaskに出庫し、NOT A HOTEL公式サイトでホテルチェックイン前日の17:00(日本時間)までに直接予約を行っていただく必要があります。 ※NOT A HOTEL公式サイトでの予約開始は2022年12月1日を予定しております。 ただし、Coincheck NFTでTHE KEYを保有している場合、ホテルチェックイン2日前の12:00(日本時間)からNFTが出庫不可になってしまいますので、ホテル予約をする際には、時間に余裕を持ってCoincheck NFTからMetamaskにTHE KEYを出庫しましょう。 Coincheck NFTで『NOT A HOTEL NFT』を購入する方法 NOT A HOTEL NFTをCoincheck NFTで購入する方法をご紹介します。 Coincheck NFTはCoincheckの口座開設が完了している方のみご利用いただけます。口座開設がまだ完了していない方はこちらをご覧ください。 販売ページはこちら (1)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 (2)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTでNOT A HOTEL NFTを保有する際の注意点 Coincheck NFTでNOT A HOTEL NFTを保有する際には、以下の注意点を留意しておく必要があります。 Coincheck NFTでAirdropを行う際の注意点Coincheck NFTでのTHE KEY取り扱い注意点宿泊予約はNOT A HOTEL公式サイトで行う NOT A HOTEL NFTの購入を検討する際は、必ずそれぞれの注意点を確認しましょう。 Coincheck NFTでAirdropを行う際の注意点 THE KEYのAirdropはCoincheck内で行われるため、MEMBERSHIP NFTをCoincheck NFTからMetamaskへ出庫する必要はありません。 Coincheck NFTでのTHE KEY取り扱い注意点  Coincheck NFTで保有しているTHE KEYは、ホテルチェックイン2日前の12:00(日本時間)から売買とMetamaskへの出庫ができなくなり、Coincheck NFTでも表示されなくなります。その後、ホテルチェックアウト当日の24:00(日本時間)にTHE KEYはBurn(利用不可になる)されます。 宿泊予約はNOT A HOTEL公式サイトで行う  ホテルを予約する際には、THE KEYをCoincheck NFTからMetamaskに出庫し、NOT A HOTEL公式サイトでホテルチェックイン前日の17:00(日本時間)までに直接予約を行っていただく必要があります。 ※NOT A HOTEL公式サイトでの予約開始は2022年12月1日を予定しております。 ただし、Coincheck NFTでTHE KEYを保有している場合、ホテルチェックイン2日前の12:00(日本時間)からNFTが出庫不可になってしまいますので、ホテル予約をする際には、時間に余裕を持ってCoincheck NFTからMetamaskにTHE KEYを出庫しましょう。 Coincheck NFTで購入するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある20種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck

昨今、さまざまな業界から注目を集めているメタバース。 メディアにおけるその存在感は時間の経過とともに増しており、いわゆるWeb3時代におけるSNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われています。 さらに、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスは2022年8月25日に公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模にまで拡大する可能性があるという見解も示しています。 このような情勢において、メタバースに関連する銘柄を探し投資をしようという動機が生まれるのは自然な流れでしょう。 本記事では今注目の暗号資産(仮想通貨)のメタバース関連銘柄について、その一般的な特徴や将来性、具体的な銘柄リストまでを紹介していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 メタバース銘柄(暗号資産)の特徴や使い道を解説 メタバース内で使用するアイテム、土地の購入 メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)への参加権利 ステーキングの利用 メタバース銘柄(暗号資産)の選び方 プラットフォーム(メタバース)の完成度 プラットフォーム自体の盛り上がり具合 コミュニティとの関係性 有名企業との提携 トークンの時価総額 メタバース銘柄(暗号資産)の将来性 メタバース市場は2024年までに8兆ドルへ成長 メインターゲットはZ世代 メタバースの市場規模が拡大することで、関連銘柄の価格上昇に期待が持てる 暗号資産(仮想通貨)のメタバース銘柄リスト SAND MANA ENJ APE AXS ATLAS DOME XRP TLM BLOK GALA MVI メタバース銘柄(暗号資産)の購入方法 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 メタバース銘柄(暗号資産)の特徴や使い道を解説 この項目では、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を使い道と合わせて解説していきます。 メタバース銘柄に分類される暗号資産(トークン)は、主に以下の3つの使い道があります。なお、全てのメタバース銘柄に共通している特徴とは限らないので、あくまでも傾向の話であることを念頭においていただけますと幸いです。 メタバース内で使用するアイテム、土地の購入 メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)への参加権利 ステーキングの利用 以下より、それぞれの特徴の詳細について解説していきます。 メタバース内で使用するアイテム、土地を購入できる 暗号資産のメタバース銘柄の代表的な使い道(ユーティリティ)として、当該メタバース内におけるアイテムの購入手段が挙げられます。 大規模なメタバースプロジェクトになると、各プロジェクトの公式サイトにて専用のマーケットプレイスが用意されており、対象のネイティブトークンを用いることでアイテムや土地などのNFTを取引することが可能です。 具体例としては、「The Sandbox」や「Decentraland」が挙げられます。 The Sandboxでは、SANDというトークンを用いることでプラットフォーム内アイテムであるASSETを購入できたり、メタバース内の土地であるLANDを購入可能です。 Decentralandでは、MANAというトークンを用いることで、メタバース上で操作するアバターが身に付けることのできる服や帽子といったアクセサリーアイテムなどを購入できます。 左がThe Sandboxのマーケットプレイス、右がDecentralandのマーケットプレイスです。 画像引用元:The Sandbox - ショップ 画像引用元:Decentraland - MARKETPLACE トークンでの支払いはブロックチェーン上に記録されるため、法定通貨での支払いよりも取引情報に透明性があります。 メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)に参加できる ブロックチェーンに関連したプロジェクト(プロトコル)やDAO(分散型自律組織)における運営方針の決定は、往々にしてトークンを用いて行われます。このような意思決定プロセスのことを総称してガバナンスと呼びます。 メタバースにおける運営方針の決定についても、メタバース銘柄(トークン)によるガバナンスが採用されていることが多いです。 一般的には、メタバースプラットフォームにまつわる何らかのアップデート内容について、トークン保有量に応じてガバナンスへの影響力が強まっていく仕組みになっていきます。 現実世界における株式会社のように、一定数以上の株式を保有している人に対して株主総会の場で議決権を与える仕組みだと認識すると分かりやすいと思います。 メタバース銘柄の保有量をステーキングを利用することで増やすことができる メタバースプラットフォーム上において、ステーキングができる機能を提供している場合があります。 こういった場合は、メタバース銘柄(トークン)をステーキングしておくことで、当該トークンの保有量を少しずつ増やしていくことが可能です。 具体例としては、The Sandboxが提供しているステーキングが挙げられます。 このステーキングでは、自らが保有しているSANDをステーキングすることで年利約11%(2022年11月時点)でSANDを得ることが可能です。 画像引用元:The Sandbox - The Sandboxステーキング メタバース銘柄(暗号資産)の選び方 ここまでの内容で、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を一通り知ることが出来たと思います。 暗号資産のメタバース銘柄の具体的な使い道が分かったところで、次に肝心な選び方について見ていきましょう。 投資の観点から考えた際に考慮すべき事項について、以下で一つずつ解説いたします。 メタバース銘柄の投資を検討している方は、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。 プラットフォーム(メタバース)の完成度 一番シンプルな指標が、銘柄を購入したいと考えているメタバースプラットフォームの完成度です。 プラットフォームとしての完成度はもちろんのこと、公式サイトなどの完成度も注視するべきでしょう。 加えて、完成度に直結してくる要素にも注目しなければなりません。具体的には、開発陣のバックグラウンドや設計書であるホワイトペーパーの妥当性などです。 プラットフォーム自体の盛り上がり具合 メタバースプラットフォーム自体の盛り上がり具合もきちんと把握するべきでしょう。 盛り上がり具合を数値として捉えられる指標の具体例としては、MAU(月間アクティブユーザー)が挙げられます。 実際にメタバースにアクセスしたユーザー数を把握することで、、当該プラットフォームの盛り上がりを想定することが可能です。 こういった情報は入手するのが容易ではありませんが、メタバースプラットフォームの公式Twitterや、創業者のTwitterなどで情報を発信しているケースがあります。 例えば、The Sandboxメタバースの創業者であるセバスチャンがThe Sandboxのアルファシーズン2(The Sandboxメタバースの体験会)における盛り上がり具合の指標を公開しています。 画像引用元:Sebastien 公式Twitterアカウント コミュニティとの関係性 メタバースプロジェクトを評価する上では、コミュニティとの関係性もとても重要な要素です。 コミュニティとの関係が良好なメタバースは、ユーザーが集まりやすく価値も高まりやすい傾向にあります。 意識すべきメタバースプラットフォーム側の動きとしては、コミュニティを巻き込んだイベントを行っているか、コミュニティへの還元を行っているか、ユーザーに対するAMA(カジュアルな説明会)を行っているか、などが挙げられます。 The Sandboxメタバースでは、コミュニティへの還元が頻繁に行われていることが非常に特徴的です。 特に土地NFTであるLANDを保有しているユーザーに対しての還元は、非常に頻繁に行われています。 画像引用元:The Sandbox 公式日本語Twitterアカウント 有名企業との提携 企業との提携事例が多いメタバースプラットフォームも有望であると言えます。 なぜならば提携事例が多いということは、それだけ多くの企業にとって当該メタバースとの提携が魅力的に映ったという事実の裏返しだと考えられるからです。 特にThe SandboxやDecentralandは、数多くの企業と提携を発表しています。 具体的にはThe Sandboxは、世界的ファッションブランドのGUCCI、スポーツウェアメーカーのadidas、ドラゴンクエスト等の名作ゲームを生み出しているスクウェア・エニックス、携帯キャリアのソフトバンクといった多くの有名企業と提携を発表しています。 2022年10月27日から11月9日の間で開催されたGUCCIとのコラボイベントでは、イベント内で販売されたNFTのほとんどの種類が売り切れており、強い経済効果が観測できています。 画像引用元:The Sandbox - 公式サイト トップページ トークンの時価総額 メタバース銘柄を選ぶ際の指標として、最後にトークンの時価総額を挙げさせていただきます。 トークンの時価総額とは、「トークンの総発行量 × 1トークンの値段」で計算される指標です。 ざっくりとした認識として、時価総額が大きいトークンほど安全性が高く有名、時価総額が小さいトークンほど安全性に懸念があり有名ではない、と言えます。 初めてメタバース銘柄を購入する場合は時価総額が大きいトークンを購入し、ある程度の目利きができるようになったら時価総額が小さいトークンにもチャレンジしてみる、という流れがよいかと思います。 メタバース銘柄(暗号資産)の将来性 SNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われているメタバース。 その将来性について、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスをはじめとした世界中の権威ある機関が、ポジティブな見解を示しています。 本項目ではメタバースの将来性に関して概観し、それがメタバース銘柄にもたらす影響を解説していきます。 メタバース市場は2024年までに8兆ドルへ成長 2022年8月25日にゴールドマンサックスが公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模(日本円だと約1200兆円)にまで拡大する可能性があると示されています。 ちなみに、ゴールドマンサックスのライバル会社であるモルガンスタンレーも同程度の規模の予測を公表しています。 引用元:Goldman Sachs - Understanding the Metaverse and Web 3.0 引用元:Morgan Stanley - Metaverse: More Evolutionary than Revolutionary? メインターゲットはZ世代 メタバースは、Z世代がソーシャルコミュニティで時間を過ごすためのプラットフォームとして地位を確立する可能性があると言われています。 Z世代はメタバース上でコンテンツを消費し、バーチャルイベントやスポーツに参加します。 事実としてマインクラフトやRobloxといったゲームプラットフォーム上では、既にそのようなムーブメントが出来上がりつつあります。ブロックチェーン技術を用いたバーチャル上での価値の移転が メタバースの市場規模が拡大することで、関連銘柄の価格上昇に期待が持てる 上述したようなメタバースの将来性を考慮すると、メタバース関連の銘柄の価格は上昇すると予想できます。 なぜならば、メタバース市場の活性化により市場への資金流入が増加すると考えられるからです。 事実として、元Facebook社が社名をMetaに変更した際には、SANDやMANAといったメタバース関連の銘柄の価格が大暴騰しました。 昨今、さまざまな業界から注目を集めているメタバース。 メディアにおけるその存在感は時間の経過とともに増しており、いわゆるWeb3時代におけるSNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われています。 さらに、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスは2022年8月25日に公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模にまで拡大する可能性があるという見解も示しています。 このような情勢において、メタバースに関連する銘柄を探し投資をしようという動機が生まれるのは自然な流れでしょう。 本記事では今注目の暗号資産(仮想通貨)のメタバース関連銘柄について、その一般的な特徴や将来性、具体的な銘柄リストまでを紹介していきます。 メタバース銘柄(暗号資産)の特徴や使い道を解説 この項目では、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を使い道と合わせて解説していきます。 メタバース銘柄に分類される暗号資産(トークン)は、主に以下の3つの使い道があります。なお、全てのメタバース銘柄に共通している特徴とは限らないので、あくまでも傾向の話であることを念頭においていただけますと幸いです。 メタバース内で使用するアイテム、土地の購入 メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)への参加権利 ステーキングの利用 以下より、それぞれの特徴の詳細について解説していきます。 メタバース内で使用するアイテム、土地を購入できる 暗号資産のメタバース銘柄の代表的な使い道(ユーティリティ)として、当該メタバース内におけるアイテムの購入手段が挙げられます。 大規模なメタバースプロジェクトになると、各プロジェクトの公式サイトにて専用のマーケットプレイスが用意されており、対象のネイティブトークンを用いることでアイテムや土地などのNFTを取引することが可能です。 具体例としては、「The Sandbox」や「Decentraland」が挙げられます。 The Sandboxでは、SANDというトークンを用いることでプラットフォーム内アイテムであるASSETを購入できたり、メタバース内の土地であるLANDを購入可能です。 Decentralandでは、MANAというトークンを用いることで、メタバース上で操作するアバターが身に付けることのできる服や帽子といったアクセサリーアイテムなどを購入できます。 左がThe Sandboxのマーケットプレイス、右がDecentralandのマーケットプレイスです。 画像引用元:The Sandbox - ショップ 画像引用元:Decentraland - MARKETPLACE トークンでの支払いはブロックチェーン上に記録されるため、法定通貨での支払いよりも取引情報に透明性があります。 メタバース内のガバナンス(運営方針の決定)に参加できる ブロックチェーンに関連したプロジェクト(プロトコル)やDAO(分散型自律組織)における運営方針の決定は、往々にしてトークンを用いて行われます。このような意思決定プロセスのことを総称してガバナンスと呼びます。 メタバースにおける運営方針の決定についても、メタバース銘柄(トークン)によるガバナンスが採用されていることが多いです。 一般的には、メタバースプラットフォームにまつわる何らかのアップデート内容について、トークン保有量に応じてガバナンスへの影響力が強まっていく仕組みになっていきます。 現実世界における株式会社のように、一定数以上の株式を保有している人に対して株主総会の場で議決権を与える仕組みだと認識すると分かりやすいと思います。 メタバース銘柄の保有量をステーキングを利用することで増やすことができる メタバースプラットフォーム上において、ステーキングができる機能を提供している場合があります。 こういった場合は、メタバース銘柄(トークン)をステーキングしておくことで、当該トークンの保有量を少しずつ増やしていくことが可能です。 具体例としては、The Sandboxが提供しているステーキングが挙げられます。 このステーキングでは、自らが保有しているSANDをステーキングすることで年利約11%(2022年11月時点)でSANDを得ることが可能です。 画像引用元:The Sandbox - The Sandboxステーキング メタバース銘柄(暗号資産)の選び方 ここまでの内容で、暗号資産のメタバース銘柄の特徴を一通り知ることが出来たと思います。 暗号資産のメタバース銘柄の具体的な使い道が分かったところで、次に肝心な選び方について見ていきましょう。 投資の観点から考えた際に考慮すべき事項について、以下で一つずつ解説いたします。 メタバース銘柄の投資を検討している方は、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。 プラットフォーム(メタバース)の完成度 一番シンプルな指標が、銘柄を購入したいと考えているメタバースプラットフォームの完成度です。 プラットフォームとしての完成度はもちろんのこと、公式サイトなどの完成度も注視するべきでしょう。 加えて、完成度に直結してくる要素にも注目しなければなりません。具体的には、開発陣のバックグラウンドや設計書であるホワイトペーパーの妥当性などです。 プラットフォーム自体の盛り上がり具合 メタバースプラットフォーム自体の盛り上がり具合もきちんと把握するべきでしょう。 盛り上がり具合を数値として捉えられる指標の具体例としては、MAU(月間アクティブユーザー)が挙げられます。 実際にメタバースにアクセスしたユーザー数を把握することで、、当該プラットフォームの盛り上がりを想定することが可能です。 こういった情報は入手するのが容易ではありませんが、メタバースプラットフォームの公式Twitterや、創業者のTwitterなどで情報を発信しているケースがあります。 例えば、The Sandboxメタバースの創業者であるセバスチャンがThe Sandboxのアルファシーズン2(The Sandboxメタバースの体験会)における盛り上がり具合の指標を公開しています。 画像引用元:Sebastien 公式Twitterアカウント コミュニティとの関係性 メタバースプロジェクトを評価する上では、コミュニティとの関係性もとても重要な要素です。 コミュニティとの関係が良好なメタバースは、ユーザーが集まりやすく価値も高まりやすい傾向にあります。 意識すべきメタバースプラットフォーム側の動きとしては、コミュニティを巻き込んだイベントを行っているか、コミュニティへの還元を行っているか、ユーザーに対するAMA(カジュアルな説明会)を行っているか、などが挙げられます。 The Sandboxメタバースでは、コミュニティへの還元が頻繁に行われていることが非常に特徴的です。 特に土地NFTであるLANDを保有しているユーザーに対しての還元は、非常に頻繁に行われています。 画像引用元:The Sandbox 公式日本語Twitterアカウント 有名企業との提携 企業との提携事例が多いメタバースプラットフォームも有望であると言えます。 なぜならば提携事例が多いということは、それだけ多くの企業にとって当該メタバースとの提携が魅力的に映ったという事実の裏返しだと考えられるからです。 特にThe SandboxやDecentralandは、数多くの企業と提携を発表しています。 具体的にはThe Sandboxは、世界的ファッションブランドのGUCCI、スポーツウェアメーカーのadidas、ドラゴンクエスト等の名作ゲームを生み出しているスクウェア・エニックス、携帯キャリアのソフトバンクといった多くの有名企業と提携を発表しています。 2022年10月27日から11月9日の間で開催されたGUCCIとのコラボイベントでは、イベント内で販売されたNFTのほとんどの種類が売り切れており、強い経済効果が観測できています。 画像引用元:The Sandbox - 公式サイト トップページ トークンの時価総額 メタバース銘柄を選ぶ際の指標として、最後にトークンの時価総額を挙げさせていただきます。 トークンの時価総額とは、「トークンの総発行量 × 1トークンの値段」で計算される指標です。 ざっくりとした認識として、時価総額が大きいトークンほど安全性が高く有名、時価総額が小さいトークンほど安全性に懸念があり有名ではない、と言えます。 初めてメタバース銘柄を購入する場合は時価総額が大きいトークンを購入し、ある程度の目利きができるようになったら時価総額が小さいトークンにもチャレンジしてみる、という流れがよいかと思います。 メタバース銘柄(暗号資産)の将来性 SNSに変わる代表的なプラットフォームになるとまで言われているメタバース。 その将来性について、世界的な投資銀行であるゴールドマン・サックスをはじめとした世界中の権威ある機関が、ポジティブな見解を示しています。 本項目ではメタバースの将来性に関して概観し、それがメタバース銘柄にもたらす影響を解説していきます。 メタバース市場は2024年までに8兆ドルへ成長 2022年8月25日にゴールドマンサックスが公開した記事にて、メタバース市場が2024年までに8兆ドル規模(日本円だと約1200兆円)にまで拡大する可能性があると示されています。 ちなみに、ゴールドマンサックスのライバル会社であるモルガンスタンレーも同程度の規模の予測を公表しています。 引用元:Goldman Sachs - Understanding the Metaverse and Web 3.0 引用元:Morgan Stanley - Metaverse: More Evolutionary than Revolutionary? メインターゲットはZ世代 メタバースは、Z世代がソーシャルコミュニティで時間を過ごすためのプラットフォームとして地位を確立する可能性があると言われています。 Z世代はメタバース上でコンテンツを消費し、バーチャルイベントやスポーツに参加します。 事実としてマインクラフトやRobloxといったゲームプラットフォーム上では、既にそのようなムーブメントが出来上がりつつあります。ブロックチェーン技術を用いたバーチャル上での価値の移転が メタバースの市場規模が拡大することで、関連銘柄の価格上昇に期待が持てる 上述したようなメタバースの将来性を考慮すると、メタバース関連の銘柄の価格は上昇すると予想できます。 なぜならば、メタバース市場の活性化により市場への資金流入が増加すると考えられるからです。 事実として、元Facebook社が社名をMetaに変更した際には、SANDやMANAといったメタバース関連の銘柄の価格が大暴騰しました。 Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産(仮想通貨)のメタバース銘柄リスト ここまでの解説で、おおまかなメタバース銘柄の特徴や将来性が理解いただけたと思います。 ここからは具体的にどんなメタバース銘柄が存在しているのかについて、そのメタバース自体の特徴やトークンの特徴を解説していきたいと思います。 SAND SANDは、主にThe Sandbox(ザ・サンドボックス)というメタバースで使用可能なトークンです。 The Sandboxは、ボクセルで表現されたメタバースを構築できるプロジェクトです。ユーザーがメタバース上に制作されたゲームで遊んだり、ユーザー同士でコミュニケーションを取ったりすることができるゲームとなっています。 The Sandboxでは、メタバース上で利用できるアイテム、アバター、ゲーム制作に必要な素材、そして「LAND」と呼ばれる土地を、SANDを用いてNFTマーケットプレイス上で売買できます。 ネイティブトークンの名前 SAND(サンド) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1SAND = 約109円 トークンの最大供給量 30億 SAND トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約40~50位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ポリゴン ホワイトペーパー https://installers.sandbox.game/TheSandboxWhitepaper_2020.pdf 公式HP https://www.sandbox.game/jp/ 画像引用元:The Sandbox Press Page The Sandboxについてより詳細に知りたいと思った方は、『The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説』をご覧いただけますと幸いです。 加えて、SANDトークン自体に関心を持った方に関しては、 『暗号資産SAND(サンド)とは?『The Sandbox』トークンの気になる今後・将来性を解説!』をご覧いただけますと幸いです。 MANA MANAは、主にDecentraland(ディセントラランド)というメタバースで使用可能なトークンです。 Decentralandは、最も歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトの一つです。イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発されています。 ユーザーはDecentraland内で創設される施設などの利用者として楽しむことができ、仮想空間内で展開されるゲームなどをプレイ可能です。 加えて、そのようなゲームを自ら展開することも可能です。Decentralandメタバース上の土地であるLANDを購入し、そのLAND上に自分のコンテンツを作り上げることができます。 ネイティブトークンの名前 MANA(マナ) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1MANA = 約70円 トークンの最大供給量 約21.9億 MANA トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約40~50位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ポリゴン ホワイトペーパー https://decentraland.org/whitepaper.pdf 公式HP https://decentraland.org/ 画像引用元:Decentraland Press Kit Decentralandについてより詳細に知りたいと思った方は、 『Decentraland(ディセントラランド)のメタバースとは?特徴、遊び方を解説!』をご覧いただけますと幸いです。 ENJ ENJ(エンジンコイン)は、2009年にシンガポールで創業されたEnjin(エンジン)が立ち上げたブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform(エンジン・プラットフォーム)」内で使用される暗号資産です。 Enjin Platformを平たく言うと、ブロックチェーン資産発行プラットフォームと表現できます。開発者は同サービスを使用して、ブロックチェーンゲームの作成や管理を簡単に行うことができます。加えて、ファンジブルトークンおよびNFTを発行することもできます。 その際、発行されるアイテム(NFT)の価値の裏付けとなるのが、エンジンコイン(ENJ)です。 ネイティブトークンの名前 ENJ(エンジ、またはエンジンコイン) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1ENJ = 約70円 トークンの最大供給量 10億 ENJ トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約80~90位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム ホワイトペーパー https://cdn.enjin.io/downloads/whitepapers/enjin-coin/en.pdf 公式HP https://ja.enjin.io/ 画像引用元:Enjin Press Kit Enjin Platformまたはエンジンコインについてより詳細に知りたいと思った方は、『エンジンコイン(ENJ)とは?特徴や購入方法、今後の展望を解説!』をご覧いただけますと幸いです。 APE APEとは、Otherside(アザーサイド)というメタバースプラットフォーム上で使用可能なトークンです。 Othersideプラットフォーム内では、ゲームプレイ、創作活動、他プレイヤーとの対戦、といったユーザー体験が提供される予定です。 将来的に、コミュニティの貢献によってOthersideメタバースの可能性を拡大させていく計画で、そのためのツール類はニーズに応じて継続的に供給される予定となっています。 ちなみに、厳密に言うとAPEトークンはOthersideのために開発されたトークンではありません。APEは、著名なNFTコレクションであるBAYC(Bored Ape Yatch Club)の所有者に対してエアドロップ(トークンのプレゼント)されたものです。 ネイティブトークンの名前 ApeCoin(APE) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1APE = 約700円 トークンの最大供給量 10億 APE トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約40~50位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム ホワイトペーパー - 公式HP https://apecoin.com/ 画像引用元:The Otherside Litepaper Otherside(アザーサイド)についてより詳細に知りたいと思った方は、『「Otherside」とは?注目のNFTコレクションBAYCを手掛けるYuga Labsによるメタバースプロジェクト』をご覧いただけますと幸いです。 AXS 画像引用元:Axie Infinity Media Kit AXSは、Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)というブロックチェーンゲームで使用可能なトークンです。 Axie InfinityはAxie(アクシー)と呼ばれるモンスターを集め、戦わせる対戦ゲームとなっています。 一時期メディア等で、お金が稼げるゲーム、いわゆるGameFiの代表的なプロジェクトとしてフィリピンで大流行していることが取りざたされていました。 ゲームの中にはルナーシアと呼ばれるメタバースがあり、ユーザーはその土地を購入することができます。現在はまだ開発中の段階ではありますが、土地を所有するユーザーはさまざまな利益を享受することができる予定となっています。 ただし、2022年9月には、同年の年末を目途に土地の所有者限定で新しく開発しているゲームのアルファアクセス権が付与されること等が発表されており、今後の期待が高まっています。 ネイティブトークンの名前 AXS(エーエックスエス) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1AXS = 約1300円 トークンの最大供給量 2.7億 AXS トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約50~60位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、Roninブロックチェーン ホワイトペーパー https://whitepaper.axieinfinity.com/ 公式HP https://axieinfinity.com/ ATLAS ATLASとは、宇宙をコンセプトにしたメタバースゲーム(ブロックチェーンゲーム)であるStar Atlas(スターアトラス)で使用されているトークンです。 惑星や宇宙戦艦といったものが登場するような宇宙をテーマとしたゲームに仕上がっており、コミュニティからはその緻密なグラフィック表現などで注目を集めています。 世界中のプレイヤーが同時参加で楽しめるブロックチェーンゲームであるため、Star Atlasのユーザー人口が増えていくにつれてATLASの価値も高まっていく可能性があります。 ネイティブトークンの名前 ATLAS(アトラス) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1ATLAS = 約0.6円 トークンの最大供給量 360億 ATLAS トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約750~800位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ソラナ、バイナンススマートチェーン、テラ ホワイトペーパー https://staratlas.com/white-paper.pdf 公式HP https://staratlas.com/ 画像引用元:Star Atlas Press Kit DOME DOMEは、Everdome(エバードーム)というメタバースプラットフォームにて使用されるトークンです。 Everdomeは火星を拠点としたドーム型の都市が舞台のメタバースプロジェクトで、他のプロジェクトとの差別化としてリアリティを上げています。 3Dスキャナーなどの最先端技術を利用してアバター作成を行うといった手法を通して、現実世界に匹敵するほどのリアリティを求めたメタバースとなる予定です。 The SandboxやDecentralandといった既存のメタバースプロジェクトとは異なるアプローチを取っています。 ネイティブトークンの名前 DOME(ドーム) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1DOME = 約0.4円 トークンの最大供給量 1000億 DOME トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約2000~3000位 現在対応しているブロックチェーン バイナンススマートチェーン ホワイトペーパー - 公式HP https://everdome.io/ 画像引用元:Everdome - Metaverse XRP XRPは、Ripple(リップル)という国際送金システム上のトークンです。 Rippleは、従来の国際送金が抱える課題(時間がかかる、手数料が高い)を解決するために、2004年にアメリカのリップル社によって開発されました。 これまでは送金のイメージが強かったXRPですが、近年メタバースとの関連性も出てきています。 リップル社は、2022年6月にメタバース関連プロジェクトのFLUFWorld(フルッフ・ワールド)との提携を発表しました。 今後XRPを基軸においたメタバースおよびエコシステムが展開すると計画されているため、XRPもメタバース銘柄の一つとして注目しておくと良いでしょう。 ネイティブトークンの名前 XRP(エックスアールピー) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1XRP = 約70円 トークンの最大供給量 1000億 XRP トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約6~10位 現在対応しているブロックチェーン リップルネットワーク、バイナンススマートチェーン、イーサリアム ホワイトペーパー https://ripple.com/files/rippleconsensuswhitepaper.pdf 公式HP https://xrpl.org/ 画像引用元:FLUF WORLD 公式サイト TLM TLMは、ブロックチェーンゲームのAlien Worlds(エイリアンワールド)で使用できる通貨です。 Alien Worldsは、宇宙を舞台にした戦略シミュレーションゲームであり、NFTを集めることでステーキング報酬が獲得できます。 既に世界的な大手暗号資産取引所であるBinance(バイナンス)に上場しており、今後も注目すべきメタバース銘柄であると言えます。 ネイティブトークンの名前 TLM(トリリウム) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1TLM = 約3円 トークンの最大供給量 100億 TLM トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約300~400位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、バイナンススマートチェーン ホワイトペーパー https://docs.google.com/document/d/1JiA97Y3JZMcC6HG2VPXEiZDd7UtA5yJSRUY2DQ5VSRI/edit 公式HP https://alienworlds.io/ 画像引用元:Alien Worlds 公式Twitter BLOK BLOKは、Bloktopia(ブロックトピア)というメタバースプラットフォーム上で使用可能なトークンです。 Bloktopiaは高層ビルを舞台としており、そのビル内の中に暗号資産やブロックチェーン業界の情報や人、モノなどが集積するようなメタバースの構築をビジョンとして掲げています。 Bloktopiaでは取引所やニュース、ゲームなどのコンテンツがエリアごとに設けられているのが特徴となっています。 BinanceやKuCoinなどがBloktopiaのメタバース内にテナントを保有しており、今後の大手のクリプト系企業が参入してくる可能性があります。 ネイティブトークンの名前 BLOK トークンの参考価格(2022年11月時点) 1BLOK = 約0.5円 トークンの最大供給量 200億 BLOK トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約300~400位 現在対応しているブロックチェーン バイナンススマートチェーン、ポリゴン ホワイトペーパー - 公式HP https://www.bloktopia.com/ 画像引用元:Bloktopia - 公式サイト GALA GALAは、Gala Games(ガラ・ゲームズ)というプラットフォーム上で使用可能なトークです。 Gala Gamesは、NFTゲームの集積地を目指して展開しているプラットフォームです。GALAはGala Games内で配信されているゲーム上で使用することができ、ゲーム内アイテム等の購入に使用できます。 Gala Gamesでは既に複数のゲームが運営されており、ゲーム中で得たアイテム等はブロックチェーンを介して取引可能となっています。 Gala Gamesが注目されている理由としては、開発チームが非常に強力であることが挙げられます。フォートナイトといった有名ゲームを手掛けてきたEpic Games社出身のクリエイターが多く在席しています。 ネイティブトークンの名前 GALA(ガラ) トークンの参考価格(2022年11月時点) 1GALA = 約0.5円 トークンの最大供給量 - トークンの時価総額ランキング(2022年11月時点) 約100~150位 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、バイナンススマートチェーン、ソラナ ホワイトペーパー - 公式HP https://games.gala.com/ 画像引用元:Gala Games - 公式サイト MVI MVIは、インデックス商品(トークン)を提供するプロトコルであるIndex Coop(インデックス・コープ)が提供しているメタバース関連のトークンをひとまとめにしたトークンです。 要するに、これまで紹介してきたSANDやMANA、ENJといったトークンをパッケージ商品として一つのトークン化したものです。 このトークンを購入することで、メタバース関連のトークンに一括で投資することができます。 画像引用元:Index Coop - Metaverse Index (MVI) なお、このトークンを組成するに当たって投資しているメタバース関連銘柄の構成割合は、コチラのサイトから閲覧できるようになっています。 2022年11月時点においては、AXSが12.1%、APEが11.9%、SANDが10%、MANAが9.4%となっています。 ただし、トークンの配分は時間の経過とともに調整されるようなので、もしMVIに投資を行う際はその時点でのトークンの配分を確認することをおススメします。 メタバース銘柄(暗号資産)の購入方法 メタバース銘柄の購入方法は多岐に渡ります。 本記事では、Coincheckにて取り扱いのあるメタバース銘柄であるSANDを例に、購入方法を画像付きで解説したいと思います。 なお、Coincheckでは前述した銘柄のうち、SAND、XRP、ENJを取り扱っています。 CoincheckでSANDを購入する方法には、以下の2種類があります。 スマホアプリで購入するパソコンで購入する 以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。 ※当社にSANDを入金・送金される場合は、Ethereumネットワーク上のERC20をご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってSANDを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする2. 表示されたコインの中から「SAND(サンド)」をタップする3. 「購入」をタップする4. 購入金額を入力し、「日本円でSANDを購入」→「購入」をタップする スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンでSANDを購入する際の手順は、以下の通りです。 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「SAND(サンド)」を選択する3.SANDの購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する 4.「OK」をクリックして購入完了 パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。 場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。

2023-06-13フレア(FLR)

暗号資産FLR(旧称:Spark)は、Flare Network上で利用できるネイティブトークンです。Flare Networkは、安全で普遍的なチェーン間の相互運用を可能にするレイヤー1チェーンです。すべてのデジタル資産とオンチェーン情報を自由に流通させることで、ブロックチェーンの利用を拡大することを目的としています。 今回の記事では、2023年1月19日にコインチェックで付与対応されたフレア(FLR/Flare)の特徴や将来性、エアドロップの配布方法などについて詳しく解説していきます。 ※当社からFLRを送金される場合は、Flareネットワークをご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産フレア(FLR/Flare)とは 暗号資産フレア(FLR/Flare)のエアドロップの概要 Coincheckの対応(1月20日時点) 暗号資産フレア(FLR/Flare)の将来性 XRP(リップル)に注目が集まる F-Assetsに需要が集まる dAppsに注目が集まる 暗号資産フレア(FLR/Flare)とは 暗号資産FLR(旧称:Spark)は、Flare Network上で利用できるネイティブトークンです。 Flare Networkは、Ripple社の投資部門「Xpring」からの支援を受けている、暗号資産XRP(リップル)をスマートコントラクト上で利用できるようにすることを目指すプロジェクトです。FLRは、Flare Networkのガバナンス投票やステーキング、Flare Network上に発行されるF-Assets(対象の暗号資産にスマートコントラクトをもたらし、DeFIやNFTなどのサービスに参加できるようにするトークン)の発行時の担保として使用されます。 また、FLRはインフレ資産としての性質を有しており、発行量が過剰になると、価値が低下する可能性があります。現在のFLRの発行量の増加率は総発行量の10%に設定されていますが、今後予定されているガバナンス投票により変更になる可能性があります。 通貨単位 FLR 発行可能上限数 なし(初期発行1000億 FLR) コンセンサスアルゴリズム Avalanche consensus 時価総額ランキング (2023年1月時点) 不明 暗号資産フレア(FLR/Flare)のエアドロップの概要 フレア(Flare/FLR)は、2020年12月12日に実施されたスナップショット時点でXRPを保有していたウォレットに対し、エアドロップされた暗号資産です。 Flare Networksのトークン配布イベントは2023年1月9日に実施されました。この日から2週間以内にFLRを顧客に配布することに同意した取引所では、対象ユーザーに対して配布が行われる予定です。 参考:Flare公式「Flareトークン配布イベントのお知らせ。取引所サポートアップデート」 Coincheckの対応(1月31日時点) Coincheckでは、下記の条件を全て満たすお客様に対して、2023年1月19日に初回の付与を行いました。 スナップショット時点(2020年12月12日9:00時点)においてCoincheckでXRPを保有している Flareトークン付与時点でCoincheckの口座を通常どおりご利用いただける ※ スナップショット後にアカウントに反映されたXRPについては対象外となります。詳細はこちら なお、初回の付与では付与数量のうち15%をエアドロップ対象者に配布しました。また今回の配布イベントで配布されなかった残り85%のFLRトークンについては、FLRトークン保有者による投票によって「デリゲーション報酬としてWFLR(Wrapped Flare)保有者に配布される」ことが決定されました。 残り85%のエアドロップ分のFLRの受領を希望されるお客様はFlare Portal上でFLRをWFLRにし、各エアドロップ配布日から起算して67日以内にClaimすることで受け取ることができます。エアドロップ分のFLRに加え、「FTSOプロバイダーへのデリゲート」と「デリゲーション報酬発生日から起算して90日以内にClaim」を行うことでデリゲーション報酬としてさらにFLRを獲得できます。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 暗号資産フレア(FLR/Flare)の将来性 フレア(Flare/FLR)のエアドロップの対象者は500万人〜1000万人いるとされ、取引が行われるようになったら一定の時価総額に期待をもたれている暗号資産の1つです。 特に、次のようなタイミングで価格面の上昇が期待できます。 XRP(リップル)に注目が集まる F-Assetsに需要が集まる dAppsに注目が集まる それぞれ詳しく見ていきましょう。 XRP(リップル)に注目が集まる Flare Networkは、Ripple社の投資部門「Xpring」からの支援を受けている、暗号資産XRPをスマートコントラクト上で利用できるようにすることを目指すプロジェクトです。エアドロップもスナップショット時点のXRP保有者が対象となっていることから、XRPと価格面である程度相関することが予想されます。 XRPは、国際送金システム上の課題を解決することを目指すプロジェクトのトークンとして有名ですが、近年メタバースとの関連性も出てきています。 リップル社は、2022年6月にメタバース関連プロジェクトのFLUFWORLD(フルッフ・ワールド)との提携を発表しました。今後XRPを基軸においたメタバースおよびエコシステムが展開すると計画されています。 出典:FLUFWORLD 公式サイト メタバースなどのXRP関連プロジェクトに注目が集まった場合、フレアの価格面にもポジティブな影響を与えると言うことができるのではないでしょうか。 リップル(XRP)とは?初心者向けに特徴やメリット、今後の動向を簡単解説! Coincheck F-Assetsに需要が集まる 出典:Flare公式 F-Assets(ファセット)とは、Flare Network上に発行される対象の暗号資産にスマートコントラクトをもたらし、DeFIやNFTなどのサービスに参加できるようにするトークンです。Flare Network上に発行することで、DeFi・NFTなどの分散型経済へのアクセスを可能にします。最初にローンチされるFAssetsは、BTC・XRP・LTC・XLM・DOGE・ALGO・FILに対応したものです。 また、相互運用性ネットワーク(Polkadotなど)を通じて、Flare Network上で示したトークンの価値が他のネットワークに伝播する可能性があります。そのような相互運用がなされれば、フレアの評価も高まるでしょう。 dAppsに注目が集まる 出典:Flare公式 Flare Network上には、複数のブロックチェーンの価値、流動性、情報にアクセスできる相互運用性の高いdAppsを構築することができます。Flare Network上に構築されたdAppsや、dApps全体に注目が集まるタイミングで、フレアの価格面に影響を与える可能性があります。 例えば、Flare Network上のdAppsとして「FLR Finance」が挙げられます。FLR FinanceはFlare Network上で最初のDeFiアプリで、機関投資家向けのサービスを提供しています。また、独自トークンの発行も行っています。 出典:FLR Finance

2023-08-28NFT

MAYC(Mutant Ape Yacht Club)は、世界でトップクラスに人気の高いNFTとして知られるBAYC(Bored Ape Yacht Club)から派生したNFTプロジェクトです。 CryptoPunksやMeebits、Othersideなどを手がけるアメリカの「Yuga Labs」が制作したNFTコレクションで、NFTの取引高ランキングで常に上位にランクインするほどの人気を誇っています。 この記事では今話題のMAYCにスポットを当て、以下の項目について解説していきます。 この記事でわかること MAYCとは MAYCの特徴・メリット MAYCの価格推移 MAYCの将来性・今後の展望 MAYCの購入・出品方法 ※【パートナーを募集中】 コインチェックでは、NFTやメタバースの活用を考えている企業・団体を募集しています。 https://forms.gle/LgmP9GjQgke8RYHn6 Coincheckの無料登録はこちら 目次 MAYC(Mutant Ape Yacht Club)とは BAYC(Bored Ape Yacht Club)とは BAYCに血清を投与するとMAYCになる MAYC(Mutant Ape Yacht Club)の4つの特徴・メリット 人気プロジェクトBAYCの派生NFT 全20,000種類のジェネラティブNFT 保有者はエアドロップやイベント参加などの特典を受けられる 商用利用やプロフィールNFTとして利用可能 MAYC(Mutant Ape Yacht Club)の価格推移 MAYC(Mutant Ape Yacht Club)の将来性・今後の展望 MAYCとエイプコイン(APE)の関係 MAYCのメタバース展開 Coincheck NFTでMAYC(Mutant Ape Yacht Club)を購入する方法 購入方法 出庫方法 Coincheck NFTでMAYC(Mutant Ape Yacht Club)を出品する方法 入庫方法 Token IDの探し方 出品方法 MYAC(Mutant Ape Yacht Club)のまとめ MAYC(Mutant Ape Yacht Club)とは 引用:OpenSea MAYC(メイシ―)は、現在のNFT市場でもっとも人気のあるコレクション『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』から派生したNFTプロジェクトです。 猿をモチーフにしたキャラクターが、「Serum」と呼ばれる血清を投与されたことで「突然変異体(ミュータント)の猿(エイプ)」になったというコンセプトで展開されています。 プロジェクト名 Mutant Ape Yacht Club(ミュータント・エイプ・ヨット・クラブ) カテゴリー コレクティブルNFT 発行数 20,000 トークン規格 ERC-721 運営会社 Yuga Labs フロアプライス(2022年11月6日時点) 11 ETH 公式サイト https://boredapeyachtclub.com/#/mayc BAYC(Bored Ape Yacht Club)とは 引用:BAYC BAYC(Bored Ape Yacht Club)は、CryptoPunksやMeebitsなどを手がけるアメリカのNFT制作スタジオ「Yuga Labs(ユガラボ)」が、2021年4月にリリースしたNFTコレクションです。類人猿をモチーフにしたNFTは全部で10,000点発行されており、それぞれが異なる容姿・特徴を持っています。 BAYCは数あるNFTコレクションの中でもトップクラスに人気が高く、リリース当初に0.08ETHで販売されていたNFTは、現在(2022年11月6日)ではフロアプライスで65ETH(約1,550万円)まで値上がりしています。 また、BAYCはジャスティン・ビーバー、エミネム、サッカー選手のネイマールなどが購入していることでも知られています。世界的な著名人がBAYCのホルダーであるということも、プレミアム価格を形成する要因となっているようです。 (※)ジャスティン・ビーバーが500ETH(約1億5,000万円)で購入したBAYC(#3001) 引用:Twitter(@boredapebot) BAYCの圧倒的な人気もあり、その派生プロジェクトであるMAYCもNFT界隈を中心に大きな注目を集めています。 BAYCに血清を投与するとMAYCになる 引用:MAYC MAYCが誕生したきっかけとなったのは、2021年8月にBAYCの所有者全員に「Serum(血清)」と呼ばれるNFTがエアドロップ(無料配布)されたことでした。 BAYCの保有者は、自身が所有するBAYCにSerumを投与することで、「突然変異した猿=MAYC」を作成することができます。BAYCにSerumを投与すると、皮膚がただれたり、目が飛び出したりしたゾンビのような見た目の猿(MAYC)が生成されます。 SerumにはM1、M2、M3の3種類があり、BAYCの保有者にはそのうちの1つがランダムで配布されました。M1、M2、M3はそれぞれ効果が異なり、投与した後に異なる見た目のMAYCが生成されます。 血清の種類 M1 M2 M3 配られた数 7,500 2,492 8 生成ルール 元のBAYCを原型としたMAYCが生成される 元のBAYCを原型としたMAYCが生成される 元のBAYCとはまったく異なる新しいMAYCが生成される BAYCにSerum(血清)を使用するとMAYCが生成されますが、元のBAYCは消失せずそのまま残ります。つまり、所有者は元々持っていたBAYCに加え、新たにMAYCを獲得することができるのです。なお、Serum(血清)は一度使用するとバーン(焼却)され、二度と使うことはできません。 また表からもわかるように、3種類ある血清はそれぞれ希少性が異なります。8個しかないM3で生成されたMAYCを「Mega Mutant Ape」といい、その希少性の高さゆえに非常に高値で取引される傾向があります。 例えば、Mega Mutant Apeの1つである「#30005」は、2021年8月に2,300ETH(当時のレートで391万ドル)で売却され、大きな話題となりました。 (※)391万ドルで売却されたMega Mutant Ape #30005 引用:OpenSea なお、MAYCにはSerumによって生成された10,000体と、オークションで販売された10,000体の合計20,000種類が存在します。 MAYC(Mutant Ape Yacht Club)の4つの特徴・メリット 引用:BAYC MAYCには、主に以下の4つの特徴・メリットがあります。 人気プロジェクトBAYCの派生NFT全20,000種類のジェネラティブNFT保有者はエアドロップやイベント参加などの特典を受けられる商用利用やプロフィールNFTとして利用可能 それぞれ詳しく見ていきましょう。 人気プロジェクトBAYCの派生NFT 前述したように、MAYCはBAYC(Bored Ape Yacht Club)から派生したNFTプロジェクトです。MAYCを手がけるNFT制作スタジオのYuga Labsは、BAYCの他にCryptoPunksやMeebits、Othersideなどもリリースしており、NFT業界では規模・知名度ともに最大クラスの組織です。 そのYuga Labsが手がけているということもあり、MAYCは数あるNFTタイトルの中でもトップクラスの人気を誇ります。以下の表は、NFTデータサイト「CryptoSlam!」の取引高ランキング(デイリー、2022年11月7日時点)です。 引用:CryptoSlam! 表からもわかるように、MAYCは取引高ランキングで第4位に位置しています(BAYCは第5位)。 取引高は、NFTタイトルの人気度を測る上での重要な指標となります。数多く存在するNFTの中で第4位を獲得しているというのは、MAYCがそれだけ多くの人々から注目されている証拠と言えるでしょう。 全20,000種類のジェネラティブNFT MAYCは、類人猿がモチーフのジェネラティブNFTです。 ジェネラティブNFTとは、コンピュータのアルゴリズムから生まれる偶然性を取り入れて制作されたNFTのことを指します。NFTのコレクションとしては、MAYCやBAYCの他にもMoonbirds、Art Blocks、Generativemasksなどがあります。 ジェネラティブNFTであるMAYCは、以下の属性を組み合わせてランダムに生成されており、すべて異なる見た目をしています。 背景 衣服 目 口 帽子 イヤリング ファー また全20,000体のNFTは、以下の内訳で発行されています。 BAYCにSerum(血清)を投与して生成 → 10,000体 ダッチオークションによる販売 → 10,000体 保有者はエアドロップやイベント参加などの特典を受けられる 2022年3月17日、BAYCおよびMAYCのガバナンストークンであるエイプコイン(APE)がリリースされ、それに合わせて両コレクションの保有者に対してAPEのエアドロップが実施されました。 配布枚数は、BAYCのホルダーには1人につき10,094枚、MAYCのホルダーには2,042枚が配布されました。APEは現在(2022年11月7日)約700円なので、MAYCのホルダーはエアドロップだけで「2,042 × 700 = 1,429,400円」の利益を得ていることになります。 さらに、MAYCを持っていると、所有者限定のDiscordやイベントに参加することもできます。例えば、BAYCとMAYCの保有者は、Yuga Labsが2021年から毎年開催している「ApeFest」に無料で参加することができます。 引用:ApeFest ApeFestでは、有名アーティストによるライブやアート展示が楽しめるほか、Tシャツやパーカーなどの限定アイテムを購入することもできます。さらに、会場内での飲食はすべて無料で提供されます。 2022年6月に開催されたApeFestでは、エミネム、スヌープ・ドッグ、The Roots、LCD Soundsystemなどのアーティストがライブを行いました。これだけ豪華なアーティストのライブを無料で堪能できるだけでも、かなりお得な特典と言えるでしょう。 商用利用やプロフィールNFTとして利用可能 MAYCには、次のような用途もあります。 商用利用SNSのプロフィール写真(PFP) 商用利用 MAYCの開発元であるYuga Labsは、BAYC及びMAYC保有者の商用利用権を認めています。 MAYCを商用利用している例としては、カリフォルニア州ロングビーチにあるレストラン「BORED & HUNGRY」が挙げられます。同店では、創業者が購入したBAYCとMAYCのイラストをメニューのパッケージにプリントして販売しています。 引用:BORED & HUNGRY また、東京・渋谷にオフィスを構える株式会社ONが運営を手がける会員制コミュニティスペース「MUTANT STAND」でも、アイコンにMAYCを使用しています。 引用:PR TIMES NFTの中には商用利用ができないタイトルも多くあるなか、所有者の商用利用を認めている点はMAYCの大きなメリットと言えるでしょう。 SNSのプロフィール写真(PFP) BAYC及びMAYCはPFP(Profile Picture)タイプのNFTのため、Twitterなどのプロフィール画像として使用するのが基本的な用途となります。 PFPタイプのNFTをTwitterのプロフィール画像にする流れは、2017年にリリースされた『CryptoPunks』から始まりました。昨今のNFTブームもあり、SNSのプロフィール画像をPFPタイプのNFTにする人が増えているようです。 MAYC(Mutant Ape Yacht Club)の価格推移 引用:NFT Price Floor 上のグラフは、MAYCのこれまでのフロアプライス(最低販売価格)の推移を表したものです。 リリース当初の2021年9月には3〜4ETHだったMAYCのフロアプライスは、2022年1月になると一気に10ETHを突破します。その後も上昇を続け、2022年4月26日には最高値である38ETHを記録します。しかし、その後は暗号資産市場の低迷もあり、MAYCのフロアプライスも緩やかに下落していきます。 2022年11月6日現在、MAYCのフロアプライスは11ETH(約263万円)となっています。NFTの価格は、暗号資産市場の動きと連動する傾向があるため、今後暗号資産市場が活況を取り戻せば、MAYCの価格も再び上昇する可能性はあると言えるでしょう。 MAYC(Mutant Ape Yacht Club)の将来性・今後の展望 引用:BAYC こちらの項目では「MAYCの将来性・今後の展望」に焦点を当てて、以下の2点について解説していきます。 MAYCとエイプコイン(APE)の関係MAYCのメタバース展開 MAYCとエイプコイン(APE)の関係 エイプコイン(APE)は、ApeCoin DAOと呼ばれるDAO(分散型自律組織)によって運営されている暗号資産です。 APEはBAYCとMAYCのガバナンストークンとして利用されるほか、Yuga Labsが手がけるプロジェクトの決済用の通貨としても利用されています。例えば、メタバースプロジェクトの『Otherside』では、仮想土地「Otherdeed」の決済通貨としてAPEが使用されました。 APEはMAYCと関連性の高い暗号資産のため、APEの価格が上昇することによって、MAYCの価値も高まる傾向があります。今後、APEが有名な暗号資産取引所に上場するなどして注目を集めれば、それに伴いMAYCの需要も高まる可能性は高いでしょう。 MAYCのメタバース展開 先ほども軽く触れましたが、MAYCを手がけるYuga Labsは『Otherside』というメタバースプロジェクトを開発しています。 OthersideではBAYC、MAYCなどのApe系に加え、Meebits、CryptoPunks、CoolCatsやWorld of Womenなどを3Dゲームキャラクターとしてメタバース内で利用することができます。 引用:Yuga Labs「Otherside Trailer」 Othersideは現時点(2022年11月)ではまだ開発中ですが、リリースされて多くの人々がプレイするようになれば、ゲーム内で使用できるMAYCの価値や注目度も高まることが予想されます。 【初心者向け】メタバースとは?意味や活用法を分かりやすく解説! Coincheck Coincheck NFTでMAYC(Mutant Ape Yacht Club)を購入する方法 Coincheckが運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、2022年11月30日よりMAYCの取り扱いを開始しました。 ここでは、Coincheck NFTでMAYCを購入する方法と、購入したNFTをSNSのプロフィール画像として使用したり、他のNFTマーケットプレイスに持ち出したりする際に必要になる「出庫方法」についてご紹介します。 ※Coincheck NFTは、Coincehckの口座開設が完了している方のみ利用できます。口座開設が完了していない方は、以下の記事を参考にして口座開設を行ってください。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ 購入方法 まずはCoincheck NFTにログインします。そして、Home画面の「タイトル」の中から『Mutant Ape Yacht Club』を選択します。 次に、購入したいNFTを選んでクリックします。 なお、画面内には入庫したすべてのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 金額は出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨の単位で表示されています。購入者は、出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 出庫方法 購入したNFTをゲームなどで使用する場合や他のNFTのマーケットプレイスに持ち出したい場合は、出庫して外部のウォレットへ移動する必要があります。 出庫する場合、まずはマイページへ移動します。 マイページより出庫したいNFTを選択します。 出庫したいNFTであることを確認して「出庫」をクリック。 出庫先を選択してください。出庫先の登録がまだの方は「出庫先を編集」より登録することができます。 出庫の際は以下の点に注意してください。 ネットワークの状況によりNFTの送信及び反映に時間がかかる場合がございます。 一度実行した出庫処理は取り消すことがで゙きませんのでご注意ください。 誤った宛先へ送付した場合、お客様へご返却することが難しい場合がございますので、ご注意ください。 出庫先は「出庫先を編集」で表示される送金画面にて、Ethereumの送金先アドレスとして登録したものが選択できるようになります。 暗号資産取引口座の状況により出庫ができない場合があります。 手数料に関してはこちらをご確認ください。 Coincheckの無料登録はこちら Coincheck NFTでMAYC(Mutant Ape Yacht Club)を出品する方法 次に、MAYCをCoincheck NFTで出品する方法についてご紹介します。 出品する際の手順は以下の通りです。 MetaMaskからCoincheck NFTに入庫 Coincheck NFTマイページから出品 以下で、各手順の詳細を解説していきます。 Coincheck NFTはこちらへ 入庫方法 (1)MetaMaskをインストール まずCoincheck NFTへアクセスします。 アクセスしたら「マイページ」へ進みMetaMaskをインストールしましょう。NFTを入庫・出庫する際にMetaMaskが必要になります。 まだMetaMaskをお持ちで無い方は、赤枠の「MetaMaskをインストール」から取得することができます。 ※暗号資産取引所(Coincheck)で推奨しているブラウザは、Google ChromeとFirefoxとなっております。そのため、ChromeとFirefoxのMetaMask Walletをご利用ください。 Metamaskをまだインストールしていない方はこちらの記事をご覧ください。 MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck (2)MetaMaskと連携 MetaMaskのインストールが完了しますと、「MetaMaskに接続」が表示されるので、そちらをクリックし、連携を進めます。 連携が完了すると、MetaMaskのアドレスが表示されます。 NFTを入庫する際、使用するブロックチェーンに応じて、MetaMaskのネットワークの変更が必要になる場合があります。 ネットワークの変更は、Google Chromeの拡張機能の場合、以下画像の赤枠より変更が可能です。 またPolygonネットワークをMetaMaskに追加していない場合には、以下情報を入力するとネットワークの追加が完了します。 (3)Coincheck NFTに入庫する MetaMaskと連携すると「入庫前NFT」タブ内にユーザーが所有しているNFTの一覧が表示されます。 ※Coincheck NFTで取り扱っていないタイトルは「入庫前NFT」タブ内に表示されません。 該当のNFTアイテムにカーソルを移動すると、画像の上に入庫ボタンが表示されるので「入庫」をクリックします。 注意事項、入庫内容を確認し、「入庫」をクリックします。 最後にガス代を確認し、問題がなければ「確認」をクリックすると、入庫の手続きは完了です。 ※ネットワークの状況によりNFTの送付及び反映に時間がかかる場合がございます。「アイテム」タブ内に反映されるまで少々お待ちください。 Coincheck NFTに手動で入庫する方法 上記でお伝えした入庫方法の他にも、マイページ内「MetaMaskから入庫」より行う方法もあります。 赤枠「MetaMaskから入庫」をクリックします。 ①入庫するNFT(タイトル)を選択 ②Token IDを入力 してください。Token IDの探し方はこの後解説します。 Token IDの探し方 Token IDは、Etherscanから確認します。具体的な確認方法は以下の通りです。 (1)MetaMaskを開き、入庫したいNFTのトランザクションを選択します。 (2)右上の矢印ボタンを選択します。 (3)Etherscanへ遷移します。「Tokens Transferred:」の右側にTokenIDが記載されているのでコピーして、入庫内容を確認する画面の「Token ID」のところに貼り付けます。 出品方法 次にCoincheck NFTでの出品方法を解説します。 (1)マイページにアクセスします。 (2)入庫済みのNFTの中から、出品したいアイテムを選んでクリックします。 (3)出品するアイテムの内容を確認し、問題がなければ「出品」をクリックします。 (4)購入された際に「受け取る通貨」を選択し、出品金額を入力してから「出品」をクリックします。以上で出品手続きは完了です。 購入者は、出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。 Coincheck NFTの利用方法は、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck MYAC(Mutant Ape Yacht Club)のまとめ MAYCの特徴、将来性、購入方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。 MAYCは、現在のNFT市場でもっとも人気のあるコレクションである『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』から派生したNFTプロジェクトです。MAYCの保有者は、NFTアートの鑑賞やNFTの私的・商用利用の他に、所有者限定のDiscordや「ApeFest」などのイベントに参加することができます。 また、将来的にはYuga Labsが手がけるメタバースプロジェクト『Otherside』で使用される予定もあり、非常に注目度の高いNFTコレクションとなっています。 2022年11月現在、国内のNFTマーケットプレイスでMAYCが取引できるのはCoincheck NFTのみとなっています(※)。この記事を読んでMAYCに興味を持った方は、ぜひCoincheck NFTをチェックしてみてください。 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

2023-09-25NFTメタバース

テレビやネット等のメディアで日々取り上げられているメタバース。 ビジネス、投資、エンターテインメントの3つの側面でさまざまな業界から期待感が高まっており、Meta社(元Facebook社)をはじめとした大企業も続々と進出してきています。 今回はそんなメタバースにおける、土地NFTに関する様々な情報を解説していきます。購入方法を始め、メタバースの選び方、土地の選び方、メリットや使い道といった詳細も解説していきたいと思います! この記事でわかること メタバース、及びメタバースの土地NFTの概要 メタバースの土地NFTを購入する理由、そのメリット メタバースの土地の使い道 メタバースの土地を購入する際の選び方 今すぐ購入可能なメタバースの土地NFT メタバース上の土地で利益を上げる方法 メタバースの土地の具体的な購入方法 この記事を読むことで、メタバースの土地NFTに関する大枠の知識を付けることができ、将来的に土地NFTを購入する際の判断材料になるかと思います。 ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 メタバースの土地とは メタバースとは? メタバースの土地=メタバース(プラットフォーム)が展開する空間の一部分 メタバースの土地をなぜ買うのか? 土地の所有がNFTとして証明されている 現実の土地と同じように、土地の数に限りがある 土地NFTを所有している人限定のイベントなどに参加できる メタバースの土地の使い道 限定のイベントに参加 メタバース上にてイベントを開催 自分の土地を貸し出す ガバナンスへの参加 広告塔に利用 メタバースの土地の選び方 メタバースプラットフォーム自体の人気 土地の立地 土地の周りの環境 メタバースの土地の具体例 The Sandbox Decentraland Axie Infinity Otherside Somnium Space メタバースの土地で利益を上げる方法 ①値上がり利益を狙う ②自分で土地の上にコンテンツを構築して収益化する ③メタバース内で土地開発ビジネスをする メタバースの土地の買い方【Coincheck NFTの例】 Coincheck(コインチェック)登録方法から使い方までの初心者向けマニュアル メタバースの土地とは メタバースの土地の解説に移る前に、メタバースという用語について軽くおさらいしましょう。 メタバースとは? メタバースを簡単に言うと、「インターネット上に存在する、経済圏を持った仮想空間」と言うことができます。 本格的なメタバースが構築されれば、現実世界でも存在するモノ、カネ、ヒトの概念が仮想空間の中で実現し、人とのコミュニケーションや経済活動などがそのメタバースの中で可能となります。 今話題のメタバースをまるっと解説!活用事例や注目のワケ Coincheck メタバースの土地=メタバース(プラットフォーム)が展開する空間の一部分 上記のようなメタバースの概要を抑えた上で、メタバースの土地が結局どのようなものを指しているのかを解説します。 端的に言うと、メタバースの土地とは当該メタバース(プラットフォーム)が展開する空間の一部分(現実に沿った言い方をすれば区画)のことを指します。 空間の一部分がデジタルデータ(NFT)としてNFTマーケットプレイスなどで販売されています。 先ほどの解説で「本格的なメタバースが構築されるとモノ、カネ、ヒトの概念が仮想空間の中で実現する」と解説しましたが、土地という資源はモノに該当していますね。 メタバースの土地をなぜ買うのか? メタバースの土地について概要を抑えたところで、次に土地を買う理由・注目を集めている理由について解説していきます。 メタバースの土地を購入する理由は、主に3つに分類されます。 土地の所有がNFTとして証明されている 現実の土地と同じように、土地の数に限りがある 土地NFTを所有している人限定のイベントなどに参加できる 以下よりそれぞれの理由について解説していきます。 土地の所有がNFTとして証明されている メタバース上の土地はNFTとして販売、およびNFTマーケットプレイスなどの2次流通市場で取引されています。 NFT(Non-Fungible Token)とは代替不可能なトークンのことです。暗号資産といった数で換算できるトークンであるFT(Fungible Token)と区別される概念であり、デジタルデータに唯一無二性を付与することができます。 このような技術的特性が基盤となり、メタバース上の土地NFTに価値がついているのです。 NFTについてより詳しく知りたい方は『NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介』をご覧いただけますと幸いです。 NFTとは代替不可能なトークンのこと!具体的な活用例を徹底解説 Coincheck 現実の土地と同じように、土地の数に限りがある メタバース上の土地は、現実世界の土地と同じように数に限りがあります。 そのため期待されているメタバースの土地は、売り出されてから数分も立たないうちに売り切れるという事態が頻繁に起こっています。 事実として、Othersideというメタバースプロジェクトの土地NFTは、2022年3月のデモ動画が公開されてから注目を集め、2022年4月のローンチ初日に行われた土地NFTの販売では購入希望者が殺到しました。 初日に売り出された5.5万区画の土地NFTは、1ウォレット2つまでといった購入制限があるなか、当日に完売し売上は410億円以上を記録しました。 限りのあるモノには希少性があるように、土地の数に上限があるという特性が土地NFTに希少性を生み出しているのです。 土地NFTを所有している人限定のイベントなどに参加できる 特定の土地NFTを所有しているユーザーは、限定イベントに招待されたり特別なNFTを付与されたりすることがあります。 事実として、The Sandboxというメタバースプラットフォームでは、土地NFTであるLANDの所有者に対して限定のNFTを付与するということを実施しました。 加えて、The Sandboxはメタバースの一部を先行体験できる『The Sandbox Alpha』というLAND保有者限定のイベント等も開催していました。 メタバースの土地の使い道 メタバースの土地の使い方は多岐に渡りますが、主な使い道としては以下の5通りが挙げられます。 限定のイベントに参加 メタバース上にてイベントを開催 自分の土地を貸し出す ガバナンスへの参加 広告塔に利用 以下より上記の5つについて解説していきます。 限定のイベントに参加 メタバースの土地NFTを所有している方は、土地所有者限定のイベントに招待される可能性があります。 メタバースのイベントは、基本的にメタバース上で行われることが多いです。 そのメタバースに先行的にアクセスする権利が与えられ、開発途中のメタバースを一部体験できたり、インセンティブ付きのアクティビティに参加することができたりするのです。 前述したThe Sandboxメタバースの一部を体験できる『The Sandbox Alpha』というイベントでは、このイベントのために用意されたミニゲームやクエストを完了することで、最大1,000SANDのトークン報酬と3個の限定NFTが獲得できました。 2022年3月時点でのSANDの価格は約110円となっているため、土地の所有者として先行的にゲームを遊ぶことで、約11万円分のSANDトークンを獲得できたことになります。 今後のイベント、および他のメタバースでも同様のケースがあるとすれば、メタバース上の土地を所有しておくインセンティブになると言えるでしょう。 メタバース上にてイベントを開催 土地NFTの所有者は自身が所有している土地の上に、ゲームやイベント等のコンテンツを展開することができます。 ゲームの制作が完了したら、土地を訪れた人に向けてゲームを公開することができます。加えて、公開したゲームやイベントへの入場料を徴収するという形で収益化することもできるのです。 加えて、ユーザーがそのようなコンテンツ類を作成しやすいような環境も整っています。 具体的には、The Sandboxでは無料のゲーム制作ソフトである「Game Maker」、Decentralandというメタバースプラットフォームでは、ゲームコンテンツやアイテムなどを構築したいクリエイター向けのツールである「The Decentraland SDK」や「Builder」が提供されています。 自分の土地を貸し出す 多くのメタバースプラットフォーム上では将来的に、土地所有者は所有している土地をメタバース内の他のクリエイターに貸し出すことができるようになる予定となっています。 クリエイターたちは借りた土地の上に、自分が制作したいゲーム等のコンテンツを構築することが可能です。 土地の所有者は土地を貸した際の賃料を決定することができます。これが土地の所有者の収益化につながります。 土地を貸すときの値段の設定については、いくつかの要素が考慮できると思います。土地の立地、ハブ的な土地との近さ、土地のサイズなどです。 土地をレンタルすることで収益化につなげたいと考えている方は、立地やサイズ等の諸条件を考慮してその土地を購入する必要があると思います。 メタバースの土地を購入する際の基準についても本記事後半で解説しておりますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。 ガバナンスへの参加 メタバースプラットフォーム全体の意思決定活動のことを総称してガバナンスと呼びます。 株式会社における株主総会のようなものだとイメージいただけると、分かりやすいと思います。 メタバース上の土地の所有者は、このガバナンスに参加する権利が与えられます。 より大きな土地、より多くの土地を所有している者には、それに見合った議決権が与えられることが多いので、メタバースの方針について大きな影響を与えることが可能です。 広告塔に利用 LANDに自身のコンテンツを作成することで、何らかの製品を広告することが可能となる可能性もあります。 事実として、The Sandboxでは既に広告のように機能しているLANDも存在しています。 以下の画像はThe Sandboxのメタバースの一部を平面図で示したものです。右上部分に巨大な土地を有しているATARIという企業のロゴが見えますね。 このように、巨大な土地を有していること自体が企業の宣伝活動(広告塔)にもなっているのです。 引用:The Sandbox - Map of LANDs メタバースのやり方・始め方については、以下の記事をご覧ください。 メタバースのやり方・始め方!必要な機材やおすすめサービスを紹介 Coincheck メタバースの土地の選び方 メタバースの土地を購入する上で検討すべき点は主に3つです。 メタバースプラットフォーム自体の人気 土地の立地 土地の周りの環境 それぞれ以下より解説していきます。 メタバースプラットフォーム自体の人気 まず真っ先に検討すべき事項は、その土地が存在しているメタバースの盛り上がり具合です。 だれも来ないメタバースの土地を購入したとしても、その後土地を売却する際や収益化を図ろうとする際に苦労することが予想されます。 なぜならば、人の流入が多いほどメタバース上での経済圏が活発になり、収益も生まれやすい環境になるからです。 メタバースの土地を購入する時には、購入する前にSNSなどで当該メタバースプロジェクトの人気を確認することをおススメします。 なお、本記事中の『メタバースの土地の具体例』で紹介しているメタバースに関しては、いずれもトップレベルの知名度を誇っているメタバースです。 土地の立地 現実世界の土地と同じように、メタバース上の土地も立地によって土地の値段が変化します。 具体的には、ユーザーはメタバース空間の中心に集まる傾向があります。中心に近い立地ほど人気を集めており、更には運営側が中心に近い立地に対して特別なメリットを用意しているメタバースも存在します。 購入を検討しているメタバースの特性(どんな目的のメタバースなのか)にも依存してきますが、選択できる場合はなるべく中央に近い土地を購入するのが良いかと思います。 土地の周りの環境 最後に検討すべき事項は、土地の周りの環境です。 具体的には、有名企業が購入している土地の周辺は価値が高くなる傾向にあります。 ユーザーは有名企業が提供するコンテンツを利用するため、そこにユーザーが集まるためです。ユーザーが集まれば周辺の土地への訪問も増えることが予想されます。結果として、集客が見込める土地となり価値も向上するのです。 事実として、The Sandboxとのパートナー企業であるアディダスやスクウェア・エニックスが所有している土地周辺の土地NFTの価格は、他の土地NFTの価格よりも高くなっていることが多いです。 もしLANDの購入を検討している場合は、LANDの立地なども考慮に入れるとよいでしょう。 他にもデジタルアセットやオリジナルのゲームなど、コンテンツが充実しているLANDにも人が集まる傾向にあります。 Coincheckの無料登録はこちら メタバースの土地の具体例 これまで解説してきた内容を踏まえたうえで、今すぐ購入可能なメタバースの土地をご紹介いたします。いずれのプロジェクトもグローバルにおいて非常に大規模に展開しているメタバースとなっております。 紹介するプロジェクトは以下の5つです。 The SandboxDecentralandAxie InfinityOthersideSomnium Space The Sandbox 「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」はボクセルで表現されたメタバースを構築できるプロジェクトです。ユーザーがメタバース上に制作されたゲームで遊んだり、ユーザー同士でコミュニケーションを取ったりすることができるゲームとなっています。 The Sandboxでは、メタバース上で利用できるアイテム、アバター、ゲーム制作に必要な素材、そして「LAND」と呼ばれる土地を、「ETH」や「SAND」というトークンを用いてNFTマーケットプレイス上で売買できます。 ネイティブトークン SAND トークンの参考価格(2023年2月20日時点) 1SAND = 約104円 トークンの最大供給量 30億 SAND 土地NFTの最大供給量 166,464 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ポリゴン ホワイトペーパー https://installers.sandbox.game/TheSandboxWhitepaper_2020.pdf 公式HP https://www.sandbox.game/jp/ 出典:The Sandbox Press Page The Sandboxについてより詳しく知りたい方は『The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説』をご覧いただけますと幸いです。 The Sandboxとは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を徹底解説 Coincheck OASIS TOKYO 「※OASIS TOKYO」は、コインチェックが『The Sandbox』上で開発・展開しているメタバース都市です。メタバース上での活動を体験する機会を提供することや『The Sandbox』上でのコミュニティ活動の活性化を目的とし、2022年中に一般公開を予定しています。 「OASIS TOKYO」は、”2035年の近未来都市”をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点です。日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなどのイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら OASIS TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck Decentraland Decentraland(ディセントラランド)は、最も歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトの一つです。イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発されています。 ユーザーはDecentraland内で創設される施設などの利用者として楽しむことができ、仮想空間内で展開されるゲームなどをプレイ可能です。 加えて、そのようなゲームを自ら展開することも可能です。Decentralandメタバース上の土地であるLANDを購入し、そのLAND上に自分のコンテンツを作り上げることができます。 ネイティブトークン MANA トークンの参考価格(2022年10月21日時点) 1MANA = 約70円 トークンの最大供給量 約21.9億 MANA 土地NFTの最低価格(2022年10月21日時点) 約1.6 ETH (約3550 MANA) 土地NFTの最大供給量 90,601 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ポリゴン ホワイトペーパー https://decentraland.org/whitepaper.pdf 公式HP https://decentraland.org/ ※土地NFTの最低価格は、NFTマーケットプレイス『OpenSea』のフロアプライスを参照 出典:Decentraland Press Kit Decentralandについてより詳しく知りたい方は『Decentraland(ディセントラランド)のメタバースとは?特徴、遊び方を解説!』をご覧いただけますと幸いです。 Decentraland(ディセントラランド)のメタバースとは?特徴、遊び方を解説! Coincheck OASIS KYOTO 次に、Decentralandのメタバースを活用したプロジェクト「OASIS KYOTO」を紹介します。 『※OASIS KYOTO』は、コインチェックが『Decentraland』のLANDに建設中のメタバース都市です。”2035年の近未来都市”をコンセプトにした「メタバース×NFT」のコミュニティ拠点で、神社仏閣など日本の古都を連想させる街並みになっています。 OASIS KYOTOではファッションや音楽、アートを中心に多彩なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 OASIS KYOTOには、神社仏閣や出店など京都の街並みを連想させる多彩なイベント施設があり、一人で散策したり、世界中のユーザーと交流したりして楽しむことができます。 (※)現在、「OASIS KYOTO」はプレオープン中です。プレオープンでは、建設中の「OASIS KYOTO」の一部を公開しています。 「OASIS KYOTO」の詳細はこちら。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら OASIS KYOTOとは?Decentralandのメタバース上に建設される近未来都市の特徴 Coincheck Axie Infinity 出典:Axie Infinity Media Kit 「Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)」はAxie(アクシー)と呼ばれるモンスターを集め、戦わせる対戦ゲームとなっています。 一時期メディア等で、お金が稼げるゲーム、いわゆるGameFiの代表的なプロジェクトとしてフィリピンで大流行していることが取りざたされていました。 ゲームの中にはルナーシアと呼ばれるメタバースがあり、ユーザーはその土地を購入することができます。現在はまだ開発中の段階ではありますが、土地を所有するユーザーはさまざまな利益を享受することができる予定となっています。 ただし、2022年9月には、同年の年末を目途に土地の所有者限定で新しく開発しているゲームのアルファアクセス権が付与されること等が発表されており、今後の期待が高まっています。 ネイティブトークン AXS トークンの参考価格(2022年10月21日時点) 1AXS = 約1300円 トークンの最大供給量 2.7億 AXS 土地NFTの最低価格(2022年10月21日時点) 約1 ETH 土地NFTの最大供給量 68,868 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、Roninブロックチェーン ホワイトペーパー https://whitepaper.axieinfinity.com/ 公式HP https://axieinfinity.com/ ※土地NFTの最低価格は、Axie Infinityの公式マーケットプレイスの価格を参照 Axie Infinity(アクシーインフィニティ)とは?特徴やゲームの始め方を徹底解説! Coincheck Otherside Otherside(アザーサイド)を一言で説明すると、自由度の高いメタバースプラットフォームだと言うことができます。 プラットフォーム内では、ゲームプレイ、創作活動、他プレイヤーとの対戦、といったユーザー体験が提供される予定です。 将来的に、コミュニティの貢献によってOthersideメタバースの可能性を拡大させていく計画で、そのためのツール類はニーズに応じて継続的に供給されるようです。 ネイティブトークン ApeCoin (APE) トークンの参考価格(2022年10月21日時点) 1APE = 約660円 トークンの最大供給量 10億 APE 土地NFTの最低価格(2022年10月21日時点) 約1.4 ETH (約400APE) 土地NFTの最大供給量 200,000 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム ホワイトペーパー(ライトペーパー) https://otherside.xyz/litepaper 公式HP https://otherside.xyz/ ※土地NFTの最低価格は、NFTマーケットプレイス『OpenSea』のフロアプライスを参照 出典:The Otherside Litepaper Othersideについてより詳しく知りたい方は『「Otherside」とは?注目のNFTコレクションBAYCを手掛けるYuga Labsによるメタバースプロジェクト』をご覧いただけますと幸いです。 「Otherside」とは?注目のNFTコレクションBAYCを手掛けるYuga Labsによるメタバースプロジェクト Coincheck Somnium Space Somnium Spaceは大規模かつ多人数で参加できるVR空間を目指して開発されているメタバースです。 Somnium Spaceの運営としては、VR技術の発展を見越したコンテンツ作成に力を入れているようなので、今後VRメタバースの領域で影響力を拡大していくプロジェクトになる可能性が高いです。 すでにメタバース(ゲーム)自体はリリース済みであり、VR機器のOculus Quest(オキュラス・クエスト)やWindowsのパソコン等でプレイすることが可能です。 今後の展開として、Somnium 2.0と題してNFTの実装を行って行く模様です。 数多くのブロックチェーン系企業とのパートナーシップ(提携)を発表しており、日本の大手電機メーカーであるSONY(ソニー)もパートナーシップ企業の一つとして参画しています。 ネイティブトークン Somnium Space Cubes (CUBE) トークンの参考価格(2022年10月21日時点) 1CUBE = 約200円 トークンの最大供給量 1億 CUBE 土地NFTの最低価格(2022年10月21日時点) 0.9 ETH 土地NFTの最大供給量 5,026 現在対応しているブロックチェーン イーサリアム、ソラナ ホワイトペーパー(エコノミーペーパー) https://somniumspace.com/files/Somnium%20Space%20Economy%20Paper.pdf 公式HP https://somniumspace.com/ ※土地NFTの最低価格は、NFTマーケットプレイス『OpenSea』のフロアプライスを参照 出典:Somnium Space メタバースの土地で利益を上げる方法 メタバースの土地への投資を検討する際、購入した後にその土地でどのように利益を上げていくかも綿密に考えなければなりません。 メタバースの土地は現実の土地と比較すると購入しやすい金額ではありますが、それでもどのように利益を上げるのかの指針を立てた上で、計画的に購入に移りましょう。 以下に、3つの指針を例示しました。この3つの指針を参考に、将来的に自分の土地をどのように運営していくのが良いのかを、自らの関心やライフスタイルと相談して決定すると良いと思います。 ①値上がり利益を狙う 今後メタバースがさらなる発展を遂げれば、価格上昇が期待できる可能性があります。 メタバースの土地を購入した後にそのメタバース自体の人気が高まれば、土地を売却することによって大きな利益を狙える可能性があるでしょう。 ②自分で土地の上にコンテンツを構築して収益化する メタバースの土地NFTには、往々にしてカスタマイズ性があります。 DecentralandやThe Sandbox、Othersideといったメタバースプロジェクトではクリエイターツールが豊富に公開されているので、 「メタバース上に自分の作品を展示するスペースを作りたい!」 「自分が考えたゲームを土地の上で表現して、他の人に遊んでもらいたい!」 というかたはこのような収益化のスタンスが合っていると思います。 ただし、どのようなコンテンツを制作するかという内容の部分も重要ではありますが、どういった立地の土地NFTを購入するか、も重要になってきます。 ③メタバース内で土地開発ビジネスをする 3つめの方法としては、メタバース上で土地開発ビジネスを行うというケースがあります。 このケースでは、自分は土地NFTだけ所有しておき、土地のコンテンツ制作に関しては専門のクリエイターに依頼する、というスタンスで土地NFTへの投資を行います。 現実の仕事が忙しい、そもそもアートやゲームといった作品制作への意欲が薄い、という方はこの方法でメタバースの土地を収益化するのが良いと思います。 なお、この場合の土地NFTへの投資は現実の不動産へ投資するようなものなので、『②自分で土地の上にコンテンツを構築して収益化する』ケースよりもより慎重に、どのメタバースの土地を購入するか、どういった立地の土地を購入するか、といった戦略は見定める必要があるでしょう。 メタバースの土地の買い方【Coincheck NFTの例】 メタバースの土地は、基本的にNFTのマーケットプレイスで購入します。 本項目では、Coincheckが運営するNFTマーケットプレイス 『Coincheck NFT』にてメタバースの土地を購入する方法について画像付きで解説していきます。 なお、Coincheckで口座開設を完了していない方は以下の方法で購入することができません。その場合は、以下の記事をご覧いただいて口座登録を完了させてから本記事に戻ってきていただけますと幸いです。 Coincheck(コインチェック)登録方法から使い方までの初心者向けマニュアル それでは以下より購入方法を解説していきます。 (1)Coincheck NFTにアクセス まずはCoincheck NFTのサイトにアクセスしましょう。 (2)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。上の画像中では、The Sandboxメタバース上の土地NFTであるLANDが確認できますね。 (3)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。

2023-08-28ポリゴン(MATIC)

ポリゴン(Polygon/MATIC)とは、イーサリアムをより普及させるために開発された「Polygon(旧:Matic Network)」で使用されるトークンです。イーサリアムの拡張を目的とした「レイヤー2スケーリングソリューション」として、開発されています。 今回の記事では、2023年8月8日にコインチェックでも取扱いを開始したポリゴン(Polygon/MATIC)について詳しく解説していきます。 ※MATICは複数のブロックチェーン上で取引される暗号資産ですが、当社で取扱うMATICはPolygonチェーンのみに対応しています。そのため、Ethereumチェーンを含む、Polygonチェーン以外を利用したMATICの受取、送金には対応しておりません。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 ポリゴン(Polygon/MATIC)とは ポリゴン(Polygon/MATIC)の特徴 特徴①:手数料(ガス代)が安い 特徴②:環境にやさしい 特徴③:分散性が高くセキュリティが強固 ポリゴン(Polygon/MATIC)の将来性 大企業のNFT・メタバースプロジェクトに採用される NFTマーケットプレイスやウォレットに採用される Polygonチェーン上のdAppsやプロジェクトに注目が集まる ポリゴン(Polygon/MATIC)の購入方法 スマホアプリでポリゴン(MATIC)を購入する方法 パソコンでポリゴン(MATIC)を購入する方法 ポリゴン(Polygon/MATIC)とは 「Polygon(旧:Matic Network)」は、イーサリアムの拡張を目的としたレイヤー2(セカンドレイヤー)スケーリングソリューションです。 レイヤー2(セカンドレイヤー)とは、メインのブロックチェーン(レイヤー1)に重ねて構築されたブロックチェーンのことです。メインのブロックチェーンから離れた場所で処理を行うことで、スケーラビリティ問題などの課題を解決しようとする試みをレイヤー2スケーリングソリューションと呼びます。 暗号資産MATICは、2017年10月にMatic Networkのネイティブトークンとして誕生しました。エコシステム内で相互作用する参加者間の支払いと決済の単位として機能するユーティリティ・トークンになるように設計されています。 2021年にプロジェクト名をポリゴン(Polygon)に変更しましたが、暗号資産のシンボルには現在もMATICが使用されています。日本では、プロジェクト名のポリゴンが暗号資産の通称としても普及しています。 通貨単位 MATIC 発行可能上限数 10,000,000,000 MATIC コンセンサスアルゴリズム PoS(Proof of Stake) 時価総額ランキング (2023年7月時点) 11位 ホワイトペーパー https://github.com/maticnetwork/whitepaper 公式サイト https://polygon.technology/ ポリゴン(Polygon/MATIC)の特徴 ポリゴン(MATIC)は、既に確立されているイーサリアム上のエコシステムを活用するレイヤー2スケーリングソリューションという立場から、イーサリアムが持つガス代高騰や取引処理の遅延といったスケーラビリティ問題を解決しようとしています。 イーサリアムが抱える問題を解決するために開発されたスマートコントラクト・プラットフォームは他にもありますが、ポリゴン(MATIC)はイーサリアム上に既に作り上げているプロジェクトや開発者を活かすことでWeb3.0を普及させていく、という立場をとっています。 そのため、ポリゴン(MATIC)には次のような特徴があります。 取引が早く手数料(ガス代)も安い 環境にやさしい 分散性が高くセキュリティが強固 それぞれ詳しく見ていきましょう。 特徴①:手数料(ガス代)が安い 出典:polygon.technology - polygon-pos ポリゴン(MATIC)の特徴としてまず挙げられるのは、取引が早く手数料(ガス代)も安いことです。 ポリゴン(MATIC)のメインネットであるイーサリアムは、アクセスが殺到するとガス代の高騰や取引処理の遅延が発生するスケーラビリティ問題が長らく課題とされています。ポリゴン(MATIC)では、トランザクション(取引)処理にサイドチェーンを活用することで、セキュリティを保ちながら取引速度の向上と手数料の削減を同時に実現しています。 また、世界初となるイーサリアムに完全対応したスケーリングソリューションである「zkEVM」を発表しています。 出典:The Polygon Blog - Polygon Announces The World’s First Zero-Knowledge (ZK) Scaling Solution Fully Compatible with Ethereum zkEVMは、ゼロ知識イーサリアム仮想マシン(zero-knowledge Ethereum Virtual Machine)の略で、イーサリアムのセキュリティを継承しつつ、ゼロ知識(ZK)証明を活用することで、取引コストの削減と情報処理能力の大幅な向上を実現する技術のことです。ゼロ知識証明とは、ある人が他の人に、自分の持っている命題が真であることを伝えるために、真であること以外の何の知識も伝えることなく証明できるようなやりとりの手法のことです。ガス代を関係者全員で分配することで手数料の大幅な削減が可能です。 ポリゴン(MATIC)は、ゼロ知識証明を使用することで、2022年7月時点のコストと比較して最大90%の手数料を削減することができると推定しています。ポリゴン(MATIC)はzkEVMのソースコードの一部とロードマップを公開しており、メインネットのベータ版を2023年3月27日にローンチしました。 今後もさらなる取引速度の向上と、手数料の削減に期待がもてるのではないでしょうか。 特徴②:環境にやさしい 出典:The Polygon Blog - Polygon Is Going Carbon Negative in 2022 With a $20 Million Pledge ポリゴン(MATIC)の特徴として、環境にやさしい点も挙げることができるでしょう。 Polygonチェーンはエネルギー効率がよいため、CO2排出量が少ないことが特徴です。調査機関であるCCRI(Crypto Carbon Ratings Institute)によれば、ポリゴン(MATIC)におけるCO2の年間排出量は競合他社に比べても数分の一であり、PolygonチェーンはWeb3業界で最も環境に優しいチェーンの1つとなります。 さらに、2022年9月にイーサリアムで実施された「The Merge」(イーサリアムチェーンのProof-of-Stake移行)の影響で、ポリゴン(MATIC)の二酸化炭素排出量は2022年8月時点から最大で99.91%削減が期待されています。 出典:DIGICONOMIST - Ethereum Energy Consumption Index 実際、ビットコインやイーサリアムのエネルギー消費量などを調査する企業「DIGICONOMIST」が公表しているグラフ(上図)を見ると、「The Merge」以降で二酸化炭素排出量が激減していることが見て取れます。 参考:イーサリアム財団- イーサリアムのエネルギー消費 出典:The Polygon Blog - The Merge to Erase 60,000 Tonnes of Polygon’s Carbon Footprint また、ポリゴン(MATIC)はSDGsへの取り組みにも積極的です。2022年4月には「グリーン・マニフェスト」を発表し、カーボン・マイナスへの移行とグリーン・プロジェクトのための2,000万ドルの基金設立を約束しました。目標に掲げた創業当時からの累積CO2負債はすでに相殺されるなど、取り組みは順調に進んでいます。 出典:Medium - Polygon and Return launch a campaign for the Polygon community to take individual climate action 2023年3月には、気候変動対策に関する技術を提供する企業Returnと炭素除去マーケットプレイスを運営するNoriと協力して、ユーザーが参加可能な気候変動対策キャンペーンを開催しました。参加したユーザーには、気候変動対策へのコミットメントとポリゴン(MATIC)のグリーンマニフェストへの支持を表すNFT「Polygon Skin NFT」が贈られました。 消費電力の少ないチェーンであることやSDGsに配慮するポリシーは、後述する大企業からの採用に大きく寄与していると言えるのではないでしょうか。 特徴③:分散性が高くセキュリティが強固 出典:MATIC Whitepaper ポリゴン(MATIC)は、分散性が高くセキュリティが強固である点も特徴です。 ポリゴン(MATIC)では、イーサリアムのメインネットに設けたチェックポイント層と、Polygonチェーンに設けたブロックプロデューサー層の二層構造を取ることで、高度な分散性を確保しています。この仕組みにより、ポリゴン(MATIC)は、高い分散性とメインチェーン上のセキュリティを確保した上で、高速なトランザクションを実現しています。 セキュリティが高いことは、後述するNFTマーケットプレイスやウォレットからの採用に不可欠であるため、ポリゴン(MATIC)には期待を持てるのではないでしょうか。 ポリゴン(Polygon/MATIC)の将来性 ここまでポリゴンの特徴・メリットを解説してきました。ポリゴン(MATIC)の将来性については、特に次の場面で価格変動に寄与する可能性があります。 大企業のNFT・メタバースプロジェクトに採用される NFTマーケットプレイスやウォレットが対応する Polygonチェーン上のdAppsやプロジェクトに注目が集まる それぞれ詳しく見ていきましょう。 大企業のNFT・メタバースプロジェクトに採用される 出典:The Polygon Blog - Starbucks Taps Polygon for Its 'Starbucks® Odyssey' Web3 Experience 一つ目は、大企業のNFT・メタバースプロジェクトにPolygonチェーンが採用されるタイミングです。 ポリゴン(MATIC)は先述したような優れた特徴やSDGsへの取り組みから、世界的な大企業のNFT・メタバースプロジェクトに採用される(または、他のチェーンと並行して採用される)ことがあります。そのようなタイミングでは、市場の注目が集まり、価格が上昇する可能性があります。 すでに採用が発表されているプロジェクトの中で、特に注目すべきものを紹介します。 まず紹介するのは、スターバックスが発表したWeb3体験「スターバックス® オデッセイ」です。 「スターバックス® オデッセイ」では、米国のスターバックスリワードのロイヤリティプログラム会員とスターバックスのパートナー(従業員)が、NFTの形でデジタルコレクタブルスタンプを獲得・購入できます。 スターバックスは、Polygonチェーンを採用した理由について「Polygonの高速、低コスト、カーボンニュートラルなネットワークは、我々の最初のデジタルコミュニティの完璧な基盤です」と述べています。 出典:Adidas - ADIDAS ORIGINALS AND PRADA ANNOUNCE A FIRST-OF-ITS-KIND OPEN-METAVERSE & USER-GENERATED NFT PROJECT 次に紹介するのは、AdidasとPradaが発表したオープンメタバース&ユーザー生成型NFTプロジェクト「adidas for Prada re-source」です。 「adidas for Prada re-source」では、ファッション、デザイン、クリプトの各分野から参加者を集め、Re-Nylonコレクションにインスパイアされた大規模なデジタルアート作品を共同制作する予定です。そして、各作品のNFTはPolygonチェーン上に構築されています。 AdidasはPolygonチェーンを採用した理由として「エネルギー効率と低料金に最適化されたイーサリアム互換のネットワークである」ことを挙げています。 出典:polygon blog - Nexon Selects Polygon Supernets for Smash Global Hit “MapleStory Universe” 最後に紹介するのは、「メイプルストーリー」のPolygonチェーン採用です。メイプルストーリーとは、登録ユーザーが1.8億人を越える人気ゲームです。東証プライムに上場しているゲーム会社ネクソンが運営をしています。 メイプルストーリーはNFTゲーム化をすることをすでに明言していましたが、Polygonチェーンを基盤に構築されることが発表されました。(2023年3月)多くのユーザー数を誇るメイプルストーリーがPolygonチェーンを採用する点でも、期待されているとチェーンであると言えるのではないでしょうか。 今後も、世界的な大企業のプロジェクトにPolygonチェーンが採用されることが期待できるといえるのではないでしょうか。 NFTマーケットプレイスやウォレットに採用される 出典:The Polygon Blog - Getting Started With MetaMask on Polygon 二つ目は、NFTマーケットプレイスやウォレットがPolygonチェーンに対応するタイミングです。 2021年〜22年にかけてNFTは急速に普及しましたが、同時にアクセスが殺到した際に高騰するガス代問題が顕在化しました。そのため現在は、イーサリアムとの互換性が高く、手数料も安く抑えられるPolygonチェーンに移行する(または並行して採用する)流れが生まれています。 特に代表的だったのは、2021年10月に世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」がポリゴン(MATIC)に対応したことでしょう。 出典:The Polygon Blog - Sails Up On The OpenSea: NFT Marketplace OpenSea Comes To Polygon 「OpenSea」のような大手NFTマーケットプレイスがPolygonチェーンに対応したことで、ポリゴン(MATIC)の普及は進み、実際価格にも影響を与えました。 また、Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスである「Coincheck NFT」でも、2022年10月からPolygonチェーンへの対応が開始されました。 出典:【Coincheck NFT】PolygonチェーンのNFTに対応!第一弾として10月12日よりPolygonチェーンの『The Sandbox』LANDの取扱いを開始 今後も、NFTマーケットプレイスやウォレットがPolygonチェーンに対応するニュースが出た場合には、注視する方がよいでしょう。 Polygonチェーン上のdAppsやプロジェクトに注目が集まる 三つ目は、Polygonチェーン上のdAppsやプロジェクトに注目が集まるタイミングです 2023年5月時点、Polygonチェーンでは53,000以上の分散型アプリケーション(dApps)が稼働しています。Polygonチェーン上で構築されたプロジェクトに注目が集まれば、そのインフラを担うポリゴン(MATIC)にも注目が集まることが期待できます。 ここでは、特に注目をしたいプロジェクトを紹介します。 出典:The Polygon Blog - Sandbox goes environment friendly with Polygon’s scaling solution for their Decentralised Metaverse まず、紹介するのは「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」です。サンドボックスは、クリエイターがブロックチェーン上でボクセルアセットやゲーム体験をマネタイズできるコミュニティ主導のプラットフォームです。 サンドボックスでは、ボクセルゲームのアセットを構築するVoxEdit NFTビルダー、アセットを売買するマーケットプレイス、ゲームメーカーツールにPolygonチェーンを統合することで、処理速度を大幅に改善し、ガス代を安くすることに成功しました。 出典:The Polygon Blog - Project Spotlight: Decentraland — The first Fully Decentralised Metaverse 次に紹介するのは「Decentraland(ディセントラランド)」です。ディセントラランドは、ブロックチェーンを活用したメタバースプロジェクトのパイオニア的な存在です。ポリゴンは、ディセントラランドがサポートできるユーザー数やトランザクションの規模を拡大するために重要な役割を担っています。 以上の2つは、代表的なNFT・メタバースプロジェクトとして市場に認知されています。NFT・メタバースに注目が集まるタイミングには価格が変動する可能性があるので、ポリゴン(MATIC)と共に注視する方がよいでしょう。 この他にも、PolygonチェーンにはDeFiやDAOといった様々なプロジェクトが構築されています。セキュリティや取引のインフラとして普及しているポリゴン(MATIC)は、将来性に期待がもてるのではないでしょうか。 ポリゴン(Polygon/MATIC)の購入方法 Coincheckでポリゴン(MATIC)を購入する方法には、以下の2種類があります。 スマホアプリで購入するパソコンで購入する 以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。 ※MATICは複数のブロックチェーン上で取引される暗号資産ですが、当社で取扱うMATICはPolygonチェーンのみに対応しています。そのため、Ethereumチェーンを含む、Polygonチェーン以外を利用したMATICの受取、送金には対応しておりません。 スマホアプリでポリゴン(MATIC)を購入する方法 最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってポリゴン(MATIC)を購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする2. 表示されたコインの中から「ポリゴン(MATIC)」をタップする3. 「購入」をタップする4. 購入金額を入力し、「日本円でMATICを購入」→「購入」をタップする スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。 パソコンでポリゴン(MATIC)を購入する方法 Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンでポリゴン(MATIC)を購入する際の手順は、以下の通りです。 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「MATIC(ポリゴン)」を選択する3. MATICの購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する 4.「OK」をクリックして購入完了 パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。 場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。

2023-09-27メタバース

「次世代のSNS」と呼ばれ、さまざまな業界から注目を集めているメタバース。 テレビやネットでその言葉を目にすることはあっても、実際にメタバースを利用したことがある人は意外と少ないのではないでしょうか? メタバースは、以下のステップに沿って始めるのが一般的です。 ①メタバースサービスに登録②暗号資産取引所で口座開設③メタバースで必要な暗号資産を購入④ウォレットを作成⑤暗号資産をウォレットに送金 この記事では、「何となく敷居が高そう」と思われがちなメタバースの始め方を徹底解説。「メタバースに興味があるけど、どうやって始めたらいいのかわからない」、「PCや機材は何を揃えたらいいの?」といった方に向けて、始めるまでの手順や用意する機材、注意点などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 そもそもメタバースとは メタバースを始める際に必要なもの 暗号資産取引所の口座 メタバース内で使用する暗号資産 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど) VR対応PC・モニター VRゴーグル、コントローラー メタバースのやり方・始め方 ①メタバースサービスに登録 ②暗号資産取引所で口座開設 ③メタバースで必要な暗号資産を購入 ④ウォレットを作成 ⑤暗号資産をウォレットに送金 メタバースを始める前に確認したい注意点 機材を揃える必要がある パスワードの流出 不当に高額なNFTを購入しない 依存症のリスク メタバースで利益を上げる方法 ゲームをプレイして利益を出す(Play to Earn) メタバース内の施設やゲームを制作する アイテムやキャラクターを制作しNFTとして販売する アバターワーカーとして働く メタバース・NFT銘柄の暗号資産に投資する おすすめのメタバース7選 おすすめのメタバース①『The Sandbox』 おすすめのメタバース②『Decentraland(ディセントラランド)』 おすすめのメタバース③『マインクラフト』 おすすめのメタバース④『フォートナイト』 おすすめのメタバース⑤『VRChat』 おすすめのメタバース⑥『cluster(クラスター)』 おすすめのメタバース⑦『Otherside』 メタバースのやり方に関するQ&A そもそもメタバースとは メタバースとは、「インターネット上に構築された三次元の仮想空間」です。「超越」を意味する”メタ”と「世界」を意味する”ユニバース”が組み合わされた造語で、1992年にアメリカで出版されたSF小説『スノウ・クラッシュ』で初めて使用されました。 メタバースでは現実世界と同じようにさまざまな建物が立ち並び、ユーザーは自身の分身である「アバター」を使って、好みの服や靴、帽子などのアイテムを着用し、自由に空間内を散策したり、他のユーザーとコミュニケーションをとったりして楽しむことができます。 このような特徴を持つことから、現時点ではメタバースは主にゲーム分野で活用されています。代表的なところでは、『マインクラフト』や『あつまれ どうぶつの森』、『The Sandbox』などが有名です。 ただ、コロナ禍によりリモートワークの割合が増加してからは、Meta(旧Facebook)やMicrosoftがVR空間内でミーティングができるサービスを提供するなど、ゲーム以外でもメタバースの用途が拡大してきています。 【初心者向け】メタバースとは?意味や始め方を分かりやすく解説! Coincheck メタバースを始める際に必要なもの メタバースを始める際には、主に以下のものが必要になります。 暗号資産取引所の口座メタバース内で使用する暗号資産暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)VR対応PC・モニターVRゴーグル、コントローラー それぞれどのような理由で必要なのか、順番に見ていきましょう。 暗号資産取引所の口座 メタバースには、「サービス内で使用するアイテムやキャラクターをNFTとして売買できる」という特徴があります。 そして、それらのNFTの取引にはイーサリアム(ETH)などの暗号資産が用いられるため、ユーザーはメタバースサービスを利用する前に暗号資産取引所で口座を開設しておく必要があります。 ただし、メタバースの中にはアイテムをNFTとして売買できないサービスも存在します。そのため、メタバースを利用する際には、利用を検討しているプラットフォームで暗号資産が必要になるのかを事前に確認しておきましょう。 Coincheckの無料登録はこちら メタバースとNFTの関係性 メタバースには、NFTと親和性が高いという特徴があります。 NFTとはNon-Fungible-Tokenの略で、日本語で「非代替性」トークンと呼ばれることもあります。NFTはブロックチェーン上に構築されるデジタルデータであり、暗号資産(仮想通貨)と同様に所有や譲渡に関する記録が改ざんされにくいという性質を持ちます。 これまでのデジタルデータは誰でも簡単にコピーが可能であり、それゆえに価値が付きませんでした。 しかしNFTであればブロックチェーンを活用することで当該データの「唯一性」が証明できます。端的に言えば、複製できないデジタルデータであるという証明ができるようになったのです。その結果、NFTが有する希少性や有用性に応じた価値が付くようになったのです。 NFTが暗号資産と異なるのは、データとして代替不可能であるという特徴を持っている点です。 例えば、Aさんが持っている1ビットコインとBさんが持っている1ビットコインは同等の価値であり、交換することができる「代替可能」なものです。 一方で、「代替不可能」とは全く同じものが存在しない、例えば「金メダル選手の直筆サイン入りTシャツ」のような一点物であることを意味しています。 このように、データの唯一性を証明できるNFTを活用することで、メタバース内で使用するアイテムやキャラクターにも一点物としての価値を付与することができ、それらをマーケットプレイスなどで売買することが可能になるのです。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck メタバース内で使用する暗号資産 前述の通り、一部のサービスを除いて、メタバース内で使用されるアイテムやキャラクターはNFTとして売買することが可能です。そして、NFTの売買には暗号資産が使用されます。 現状、世に出回っているNFTの多くがイーサリアムのブロックチェーン上で構築されているため、多くのNFTマーケットプレイスではイーサリアム(ETH)を決済用の通貨として採用しています。 ただし、厳密にはどの暗号資産を決済用の通貨として採用しているかはNFTマーケットプレイスやメタバースサービスによって微妙に異なります。そのため、利用を検討しているサービスで使用できる暗号資産を事前に確認してから、取引所で必要な暗号資産を購入するようにしましょう。 独自トークンを発行しているメタバースもある メタバースの中には、そのプラットフォーム内だけで使用できるトークン(暗号資産)を発行しているところもあります。例えば人気メタバースゲーム『The Sandbox』では、The Sandbox内だけで使用できるサンド(SAND)という独自トークンを発行しています。 サンド(SAND)は、LANDと呼ばれるThe Sandbox内の土地やゲーム内で使用するアイテムを購入する際に使用されます。そのため、これからThe Sandboxをプレイしたいと思っている人は、事前に暗号資産取引所でSANDを購入しておくと、ゲームを始めてからスムーズにアイテムやサービス料金の支払いを済ませることができます。 暗号資産SAND(サンド)とは?『The Sandbox』トークンの気になる今後・将来性を解説! Coincheck 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど) 暗号資産取引所で購入した通貨は、取引所が管理するウォレットに保管されています。そのため、メタバースなどのサービスで暗号資産を使用するには、購入した通貨を個人のウォレットに送金する必要があります。 暗号資産のウォレットにはさまざまな種類がありますが、特に多くのユーザーに利用されていて知名度が高いのは、Webブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用できる「Metamask(メタマスク)」です。 MetaMaskは暗号資産だけでなく、メタバースゲームなどで手に入れたNFTも保管することも可能です。誰でも無料で使えるので、メタバースの利用を考えている方はぜひインストールしておきましょう。 MetaMask(メタマスク)とは?PC・スマホでの使い方を解説 Coincheck VR対応PC・モニター メタバースを利用するには、VRに対応したPCを用意する必要があります。 メタバースは3Dグラフィックを動かすため、ディスプレイに画像や映像を流すためのパーツである「グラフィックボード」を搭載したゲーミングPCが使用されるのが一般的です。グラフィックボードを搭載していないPCだと、「処理落ち・その場で固まる」などの問題が発生して、快適にプレイできない可能性が高まります。 ゲーミングPCの価格帯は10〜40万円台と幅広いですが、価格情報サイト「価格.com」の人気売れ筋ランキング(2022年10月10日時点)によると、購入者の割合としては15〜20万円程度の機種を購入する層が多いようです。 引用:価格.com「ゲーミングPC 通販 価格比較」 ゲーミングモニター 3Dゲームを快適にプレイするには、ゲームに特化した「ゲーミングモニター」を用意することも大切です。 一般的なPCモニターの場合、Webサイトの閲覧や文書作成などが主な用途であり、ゲームのような素早い動きの映像をスムーズに表示させるのには適していません。その点、より応答速度やリフレッシュレートに優れたゲーミングモニターを使用することで、滑らかな映像で快適に3Dゲームを楽しむことができます。 ゲーミングモニターの価格はサイズや性能によって異なりますが、2万円〜10万円程度の商品を購入する人が多いようです。 以下は、「価格.com」における「ゲーミングモニター 人気売れ筋ランキング」(2022年10月14日時点)です。 引用:価格.com「ゲーミングモニター 通販 価格比較」 VRゴーグル、コントローラー メタバースを利用するのに、VRゴーグルとコントローラーは必須ではありません。ただし、ゴーグルなどの機器を使用することで、より臨場感や没入感のあるプレイを楽しむことができます。 価格に関してはメーカーや機種、ストレージなどによって異なりますが、もっとも安価なもので数千円、高価なもので15万円程度で販売されているケースが多いようです。 以下は、「価格.com」における「VRゴーグル・VRヘッドセット 人気売れ筋ランキング」(2022年10月10日時点)です。 引用:価格.com「VRゴーグル・VRヘッドセット 通販 価格比較」 メタバースのやり方・始め方 メタバースは、以下のステップに沿って始めるのが一般的です。 ①メタバースサービスに登録②暗号資産取引所で口座開設③メタバースで必要な暗号資産を購入④ウォレットを作成⑤暗号資産をウォレットに送金 それぞれ詳しく見ていきましょう。 ①メタバースサービスに登録 最初に、目的のメタバースサービスに登録しましょう。 登録に必要な作業やものは、サービスによって異なります。 例えば『The Sandbox』の場合、以下の2ステップで簡単にゲームを始めることができます。 アカウント作成 エディターのダウンロード アカウントは、The SandboxとMetamaskなどのウォレットを接続した後、メールアドレス、ニックネーム、パスワードを設定すれば作成することができます。 The Sandboxの始め方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。 The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説 Coincheck ②暗号資産取引所で口座開設 前述したように、メタバースの中にはアイテムの購入やサービス料金の支払いに暗号資産が必要になるものがあります。そのため、事前に暗号資産取引所で口座開設して必要な暗号資産を購入しておくと、サービスを利用してからスムーズに決済ができるようになります。 ただし、メタバースの中には暗号資産を使わないサービスもあります。そのタイプのメタバースを利用する際には、②〜⑤の作業は不要です。 口座開設に必要なものや手順は、取引所によって異なります。Coincheckの場合、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合)2.アカウント作成3.本人確認 また、混雑状況により必要な日数は変わりますが、Coincheckでは口座開設の申し込みをしてから最短で翌営業日には暗号資産の売買が可能です。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説 Coincheck ③メタバースで必要な暗号資産を購入 口座開設が完了したら、次はメタバースで必要になる暗号資産を購入しましょう。 Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に暗号資産を購入することができます。 1.日本円を入金する2.暗号資産を購入する 先ほども説明したように、メタバースやNFTマーケットプレイスによって決済に用いられる暗号資産は異なります。暗号資産を購入する際には、利用を検討しているサービスでどの暗号資産が使えるのかを事前に確認しておきましょう。 なお、Coincheckが運営する「Coincheck NFT」では、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のほか、Coincheckで取り扱いのある20種類以上の暗号資産を使用することが可能です。 ビットコインの買い方!画像・動画付きで誰でも簡単購入 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ ④ウォレットを作成 暗号資産の購入が終わったら、次は暗号資産を保管するためのウォレットを用意しましょう。ウォレットは、購入した暗号資産をメタバースなどのサービスで使用する際に必要になります。 暗号資産ウォレットの代表格ともいえるMetaMaskの場合、Webブラウザの拡張機能を追加するだけですぐに利用することが可能です(PCの場合)。スマートフォンで利用するには、無料のアプリをインストールして使用します。 MetaMaskの詳しい使い方は、以下の記事をご参照ください。 MetaMask(メタマスク)とは?PC・スマホでの使い方を解説 Coincheck ⑤暗号資産をウォレットに送金 最後に、作成したウォレットに暗号資産を送金します。 送金には、送金先ウォレットの「入金用アドレス」が必要になるのであらかじめ用意しておきましょう。次に、暗号資産取引所の「送金ページ」にアクセスし、送金する暗号資産の種類を選択。「宛先」「送金額」などを入力してから送金します。 Coincheckで暗号資産を送金する方法は、以下のページをご参照ください。 ブラウザ:暗号資産を送金する方法 アプリ:ビットコインを送金する方法 メタバースを始める前に確認したい注意点 メタバースを始める際の注意点には、主に以下の4つがあります。 機材を揃える必要があるパスワードの流出不当に高額なNFTを購入しない依存症のリスク それぞれ詳しく見ていきましょう。 機材を揃える必要がある メタバースを利用するには、VRに対応したPCが必要になります。最近はスマートフォンでプレイできるサービスも増えてきていますが、メタバースは3Dグラフィックを動かすため、現状では処理能力の高いデスクトップPCでプレイするのが一般的なようです。 ただし、PCでもCPUやメモリなどの性能が低いと、画面がカクカクしたり動かなかったりすることがあるので注意が必要です。メタバースをプレイする際には、ある程度のスペックを備えたPCを用意しましょう。 例えば、Meta(旧Facebook)が販売しているVRゴーグル「Meta Quest 2」を、PCに接続して使用する場合の推奨スペックは以下の通りです。 プロセッサ Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上 メモリ 8GB以上のRAM オペレーティングシステム Windows 11 USBポート USBポートx1 参考:Meta「Meta Quest Linkの適合性」 パスワードの流出 メタバース内で使用しているパスワードが他人に知られてしまうと、アカウントを乗っ取られてしまう危険があるので注意が必要です。 また、MetaMaskなどのウォレットのパスワードやリカバリーフレーズなどの情報も、第三者に流出すると保管している暗号資産やNFTなどを盗まれてしまう危険性があります。 そのようなリスクを防ぐためにも、メタバースを始める際にはハッキング対策を講じておくことが重要です。「怪しいサイトにアクセスしない」、「セキュリティソフトを導入する」など、普段からセキュリティ対策を心がけましょう。 不当に高額なNFTを購入しない メタバースで必要なアイテムをNFTマーケットプレイスなどで購入する際には、売られているNFTが適正な価格であるかを確認するようにしましょう。 マーケットプレイスにおけるNFTの販売方法には、主に以下の2種類の形式があります。 このうち定額販売に関しては、基本的に売り手が自由に価格を設定することができます。そのため、買い手は不当に高い価格で購入してしまわないように、まず販売価格が適正であるかを見極める必要があります。 NFTの取引を始めたばかりの頃は、売られている価格が妥当なのかがわからず、平均的な価格より高値で購入してしまうことがよくあります。定額販売でNFTを購入する際は、類似するコンテンツがどのくらいの価格で売られているのかを下調べして、販売価格が適正であることを確認してから購入するようにしましょう。 NFTの購入方法/始め方!NFT投資で利益をあげるには? Coincheck 依存症のリスク 2019年、WHO(世界保健機関)はゲームのやり過ぎで日常生活が送れなくなる「ゲーム障害」を新たな依存症として認定しました。 娯楽性と没入感の高いメタバースは、他のゲームと同じように連日長時間プレイすると依存症になるリスクがあります。メタバースを利用する際には、「長時間遊ばない」、「こまめに休憩をとる」など節度をもってプレイするようにしましょう。 メタバースで利益を上げる方法 メタバースで利益を上げる方法としては、主に以下の5つがあります。 ゲームをプレイして利益を出す(Play to Earn)メタバース内の施設やゲームを制作するアイテムやキャラクターを制作しNFTとして販売するアバターワーカーとして働くNFT・メタバース銘柄の暗号資産に投資する どのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 ゲームをプレイして利益を出す(Play to Earn) メタバースやNFTゲームの世界には、「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」という考え方があります。これは、ゲームをプレイすることで報酬を得て、利益を出すことを指します。 メタバース・NFTゲームの中には、プレイ中に一定の条件をクリアすることで独自トークンやNFTを獲得できるものがあります。そうした報酬は暗号資産取引所やNFTマーケットプレイスなどで売却できるため、従来のゲームでは実現できなかった「ゲームをプレイして利益を出す」という仕組みが成立しています。 報酬を獲得するための条件はプラットフォームによって異なりますが、以下のような条件を設定しているところが多いようです。 対戦に勝利するランキングで上位に入る大会で上位入賞する メタバース内の施設やゲームを制作する メタバースの中には、メタバース内で利用される施設やゲームをユーザー自身が制作できるものがあります。 例えば『The Sandbox』の場合、「Game Maker」というツールを使うことで誰でも無料で3Dゲームを作ることができます。Game Makerには使いやすいビジュアルスクリプトツールが搭載されているため、コーディングの技術は必要なく、ほんの数分で完成度の高いゲームを制作することが可能です。 引用:「初めてのThe Sandbox (ブロックチェーンゲーム)」 アイテムやキャラクターを制作しNFTとして販売する 施設やゲームと同じように、メタバースではアバターやアバターが身につける衣装、使用するアイテムなどもユーザーが制作できます。 『The Sandbox』では「VoxEdit」という無料の3Dボクセルモデリングパッケージを使うことで、人や動物、葉、道具などの3Dモデルを制作・アニメーション化することができます。 ボクセルとは、正方体を組み立てて作る作品のことを指します。VoxEditでは積み木を楽しむ感覚で作品を作ることができるため、絵心の無い方でも比較的簡単に制作することが可能です。 引用:「初めてのThe Sandbox (ブロックチェーンゲーム)」 さらに、VoxEditで制作されたアバターやアイテムは、The Sandboxのマーケットプレイスにエクスポートすることでアセットとして販売することもできます。なお、The Sandboxのマーケットプレイスでは決済用の通貨としてサンド(SAND)が使用されています。 今後メタバースが普及していくにつれて、「空き時間にメタバースのアイテムを作って販売し、家計の足しにする」というような副業者も増えてくるかもしれません。 暗号資産SAND(サンド)とは?『The Sandbox』トークンの気になる今後・将来性を解説! Coincheck アバターワーカーとして働く アバターワーカーとは、メタバースの中でアバター姿で働く人のことを指します。 現時点でのアバターワーカーの求人内容としては、コンビニのバーチャルショップの店員や、メタバース上で開催されるイベントの案内スタッフなどの接客業務がメインのようです。 コンビニ大手のLAWSONも現在、ローソン店舗におけるアバター活用実証実験の一環として、アバターワーカーとして2023年1月1日〜2023年2月末まで働ける人を10〜30名程度募集しています。 引用:ローソン研究所「ローソンアバターのオペレーターを募集します!」 アバターワークは場所、年齢、性別、身体的ハンディキャップなどに制約されない新たな働き方として、接客業を中心にさまざまな業界から注目を集めています。 メタバース・NFT銘柄の暗号資産に投資する 暗号資産の中には、特定のメタバース・NFTプラットフォーム内で使用するために開発された銘柄があります。 一般的に、ゲームやプラットフォームなど大元となるNFT・メタバースの需要や知名度が高まると、それに関連する暗号資産の価値も上がる傾向があります。そのため、将来性の高そうなNFT・メタバースに関連する銘柄を取引所で購入し、値上がりしたときに売却すれば利ざやを得ることが可能です。 なお、NFT・メタバース銘柄の中で有名なものには、サンド(SAND)やエンジンコイン(ENJ)などがあります。エンジンコインはブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で発行される資産(NFT)の裏付けとなる暗号資産で、主にゲーム開発の分野で活用されています。 エンジンコイン(ENJ)とは?特徴や購入方法、今後の展望を解説! Coincheck おすすめのメタバース7選 ここまで、メタバースの始め方や注意点について説明してきました。ここからは、「メタバースを始めたいけど、どのサービスを利用したらいいかわからない」という方に向けて、おすすめのメタバースを紹介していきます。 人気・知名度ともに高いプラットフォームとしては、主に以下の7つがあります。 The SandboxDecentraland(ディセントラランド)マインクラフトフォートナイトVRChatcluster(クラスター)Otherside おすすめのメタバース①『The Sandbox』 引用:The Sandbox 『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』はボクセルで表現されたメタバースを構築するプロジェクトです。 ユーザーがメタバース上に制作されたゲームで遊んだり、ユーザー同士でコミュニケーションを取ったりすることができるゲームとなっています。 The Sandboxでは、メタバース上で利用できるアイテム、アバター、ゲーム制作に必要な素材、そして「LAND」と呼ばれる土地を、「ETH」や「SAND」というトークンを用いてNFTマーケットプレイス上で売買できます。 コインチェックでは、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」を提供しており、LANDの購入が可能です。他のNFTマーケットプレイスと違い、「ETH」や「SAND」のみの決済方法ではなく、Coincheckで取り扱っている20種類以上の暗号資産で決済が可能です。ぜひご利用ください。 Coincheck NFTとは?使い方や取扱い商品を解説 Coincheck OASIS TOKYO 「※OASIS TOKYO」は、コインチェックが『The Sandbox』上で開発・展開しているメタバース都市です。メタバース上での活動を体験する機会を提供することや『The Sandbox』上でのコミュニティ活動の活性化を目的とし、2022年中に一般公開を予定しています。 「OASIS TOKYO」は、”2035年の近未来都市”をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点です。日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなどのイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら OASIS TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ おすすめのメタバース②『Decentraland(ディセントラランド)』 引用:Decentraland Decentralandは、イーサリアムのブロックチェーンを基盤にして開発されたメタバースプロジェクトです。 ユーザーはDecentraland内に建設されている施設を楽しむことができるほか、仮想空間内の土地であるLANDを購入し、その上に自分のコンテンツを作り上げることもできます。また、自身が作成したコンテンツを売却して利益を得ることも可能です。 過去にはコカ・コーラやJPモルガンなどの有名企業ともコラボしており、個人ユーザーだけでなく企業からも大きな注目を集めているプロジェクトです。 Decentraland(ディセントラランド)のメタバースとは?特徴、遊び方を解説! Coincheck OASIS KYOTO 次に、Decentralandのメタバースを活用したプロジェクト「OASIS KYOTO」を紹介します。 『※OASIS KYOTO』は、コインチェックが『Decentraland』のLANDに建設中のメタバース都市です。”2035年の近未来都市”をコンセプトにした「メタバース×NFT」のコミュニティ拠点で、神社仏閣など日本の古都を連想させる街並みになっています。 OASIS KYOTOではファッションや音楽、アートを中心に多彩なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 OASIS KYOTOには、神社仏閣や出店など京都の街並みを連想させる多彩なイベント施設があり、一人で散策したり、世界中のユーザーと交流したりして楽しむことができます。 (※)現在、「OASIS KYOTO」はプレオープン中です。プレオープンでは、建設中の「OASIS KYOTO」の一部を公開しています。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら 「OASIS KYOTO」の詳細はこちら。 OASIS KYOTOとは?Decentralandのメタバース上に建設される近未来都市の特徴 Coincheck おすすめのメタバース③『マインクラフト』 引用:公式サイト | Minecraft 『マインクラフト』は、3Dのブロックで構成された仮想空間の中で自由に冒険や建築をしながら楽しむゲームです。マインクラフトでは草原、山岳、海底といった多種多様な地形が広がっており、メタバース上でプレイヤーが自由に活動できる点が人気に繋がり、世界的なヒットを記録しました。 マインクラフトはブロックチェーン技術の取り込みに積極的です。デジタル資産の発行プラットフォーム「Enjin platform(エンジン・プラットフォーム)」は、マインクラフトの提供元であるマイクロソフトと連携して、マインクラフト上でのデジタル資産の導入、開発を進めています。 エンジンコイン(ENJ)とは?特徴や購入方法、今後の展望を解説! Coincheck おすすめのメタバース④『フォートナイト』 『フォートナイト』は、複数人のユーザーとバトルロワイアルを楽しめるオンラインゲームです。ボイスチャットの機能を用いて友達と会話しながらゲームを楽しむこともできます。 コロナ禍で家の中で時間を過ごすことが多くなった昨今、フォートナイトは友達とのコミュニケーションの場としてのメタバースとなっています。加えて2020年8月7日には、人気シンガー・ソングライターである米津玄師さんのライブイベントがフォートナイトの仮想空間の中で開催されるなど、バーチャルイベントを開催する際のプラットフォームとしても期待されています。 引用:Kenshi Yonezu 米津玄師 おすすめのメタバース⑤『VRChat』 引用:VRChat 『VRChat』は、「ワールド」と呼ばれるVR空間で世界中の人たちとコミュニケーションを楽しむことができるソーシャルVRプラットフォームです。 2017年にリリースされたVRChatは、2022年1月1日には同時接続ユーザー数が42,000人を超えたほど人気のあるサービスです。 VRChat上ではバーチャルマーケット(通称:Vket)が開催されることがあり、過去にはNTTドコモやバイクメーカーのヤマハ発動機が企業ブースへ出店したことがあります。ヤマハ発動機は同社が発売しているスーパースポーツバイク「YZF-R1」や、コンセプトモデルの「MOTOROiD(モトロイド)」の3Dモデルを展示し、まるで実車のようなシミュレーションができるバーチャル車両に搭乗することができました。 VRChatにはゲームとしてのゴール設定や目的などはなく、純粋にメタバースのコミュニティとして機能しています。そのため、「ゲームには興味ないけど、メタバースは体験してみたい」という方におすすめのサービスとなっています。 おすすめのメタバース⑥『cluster(クラスター)』 引用:cluster 日本の企業であるクラスター株式会社によって開発・運営されている『cluster(クラスター)』は、PCやスマートフォン、VR機器などさまざまな環境からバーチャル空間に集って遊べるメタバースプラットフォームです。音楽ライブや発表会などのイベントの他、いつでも参加できるバーチャルワールドでチャットやゲームを楽しめます。 「無駄な移動を無くす」というコンセプトのもと、どこにいても気軽に好きなイベントやライブに参加できるようにすることで、「集まる」という熱狂体験をインターネット上で共有できるサービスとなっています。 2022年7月には100万ダウンロードを突破したclusterは、国内最大級のメタバースプラットフォームとして注目を集めています。 おすすめのメタバース⑦『Otherside』 引用:Yuga Labs OthersideはYuga Labsと、『The Sandbox』をはじめメタバース・NFT関連のさまざまな企業やプロジェクトを傘下にもつ「Animoca Brands」が主導するメタバースプロジェクトです。 BAYC、MAYCなどのApe系に加え、Meebits、CryptoPunks、CoolCatsやWorld of WomenなどのNFTを、3Dキャラクターとしてメタバース内で利用することができます。 「Otherside」とは?注目のNFTコレクションBAYCを手掛けるYuga Labsによるメタバースプロジェクト Coincheck OASIS MARS 『※OASIS MARS』は、コインチェックが『Otherside』上のOtherdeedに建設中のメタバース都市です。”2035年の火星”をコンセプトにしており、『OASIS TOKYO』や『OASIS KYOTO』と同様に様々なアーティストや著名人、ブランド等とコラボレーションすることで、メタバースとNFTを掛け合わせた新たな顧客体験やデジタル経済圏を創出することをビジョンに持っているプロジェクトです。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら メタバースのやり方に関するQ&A メタバースのやり方に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q.メタバースを始める際に必要なものは何ですか? A.メタバースを始める際には、主に以下のものが必要になります。 暗号資産取引所の口座 メタバース内で使用する暗号資産 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど) VR対応PC・モニター VRゴーグル、コントローラー 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.メタバースの始め方を教えてください。 A.メタバースは、以下のステップに沿って始めるのが一般的です。 メタバースサービスに登録 暗号資産取引所で口座開設 メタバースで必要な暗号資産を購入 ウォレットを作成 暗号資産をウォレットに送金 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.メタバースを始める際の注意点は何ですか? A.メタバースを始める際の注意点には、主に以下の4つがあります。 機材を揃える必要がある パスワードの流出 不当に高額なNFTを購入しない 依存症のリスク 詳しくはこちらをご覧ください。 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。

2023-03-07メタバース

みなさんはメタバースが、日本の地方における様々な社会課題を解決するための重要なデジタル技術という位置付けになっていることをご存知でしょうか? 現在もなお首都圏への人口一極集中が続く日本では、主に若年層を中心とした人口流出により地方での少子高齢化・経済衰退・文化財の老朽化などの様々な社会課題が深刻な問題となっています。 そこで近年、数あるデジタル技術の中でもメタバースに対して地方課題の解決策としての注目が集まり、全国の地方自治体や企業が連携を図りながらメタバースを活用した地方創生に注力しているのです。 この記事では、地方で注目されるメタバースの基礎から、地方創生の中で活用するメリット、そして実際に行われている地方での活用事例を紹介していきます。 この記事でわかること メタバース市場の現状 地方創生にメタバースを活用するメリット 地方自治体・企業での活用事例 ※【掲載団体様を随時募集】 本記事では自治体および企業のメタバースの取り組みを募集しております。 事例でのご紹介を希望される方は下記のメールアドレスへご連絡ください。 この記事を読むことで、 「なぜ、メタバースに注目が集まっているのか」 「地方創生の中でメタバースがどのように活用されているのか知りたい」 といった疑問を解決することができるでしょう。 また、みなさんが住んでいる地域の社会課題や地方自治について改めて考える良い機会になるかもしれません。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 そもそもメタバースとは メタバースによる地方創生の現状    メタバース市場規模拡大への期待 地方自治体が抱える問題 人口減少・過疎化 地域衰退 文化財の老朽化 地方自治体がメタバースを活用するメリット 関係人口の創出 雇用の創出 ボーダーレスに地域の魅力を発信 現実に近いコミュニケーション 文化財のデジタルアーカイブ 地方自治体や企業によるメタバース活用事例 地方自治体のメタバース活用事例 【新潟県長岡市】メタバースとNFTを活用した「仮想山古志プロジェクト」 【大阪府泉佐野市】バーチャルマーケット上でのふるさと納税返礼品PR活動 【静岡県焼津市】バーチャルマーケット上で「マグロの解体ショー」 【長崎県西海市】次世代の雇用創出を試みる「西海メタバースアカデミー」 【熊本県天草市】天草メタバース計画にて地元メタバース人材育成 【奈良県奈良市】メタバース上でなら写真美術館オープンへ 【長崎県佐世保市】重要文化財である「針尾送信所」のデジタルアーカイブ 【山口県萩市】 ディセントラランド上でふるさと納税キャンペーン 【佐賀県嬉野市】メタバース『デジタルモール嬉野』開設 【広島県三原市】「メタカープ」を活用して三原市の魅力を訴求 【長崎県南島原市】メタバースギャラリー開設 【鹿児島県日置市】ネオ日置計画 【静岡県 藤枝市】メタバース体験商談会を開催 【千葉県 かずさ4市】メタバース上で婚活イベント開催 企業のメタバース活用事例 【九州地方整備局】メタバースを活用した川作り 【ノーボーダーズ】地方創生がテーマのNFTカードゲームシリーズ鳥取県編を発表 【SBINFT】バーチャル白浜を開催 【ハコスコ】日本の重要文化財を活用したメタバース事業を展開へ 【日本旅行】メタバース「さいたまルーム」を展開 まとめ そもそも『メタバース』とは まず初めに、地方創生に活用されるメタバースとはどんなものかについて説明していきます。 メタバースとは「インターネット上に構築された三次元の仮想空間」です。「超越」を意味する”メタ”と「世界」を意味する”ユニバース”が組み合わされた造語で、1992年にアメリカで出版されたSF小説『スノウ・クラッシュ』で初めて使用されました。 その特徴として、メタバースでは現実世界と同じように建造物が立ち並び、ユーザーは自身の分身である「アバター」を用いて仮想空間の中でライブやファッション、さらにはボイスチャットでの他者とのコミュケーションなど現実世界と遜色のない社会的な活動を営むことができる点が挙げられます。 『FORTNITE』や『The Sandbox』などの有名タイトルに代表されるゲーム分野での活用が多くみられるメタバースですが、コロナ禍におけるリモートでの仕事や生活が常態化したことで、物理的距離を保ちながらも密接なコミュニケーションを取ることができるメタバースの活用はゲーム以外の分野でも拡大の動きを見せています。 【初心者向け】メタバースとは?意味や始め方を分かりやすく解説! Coincheck メタバースによる地方創生の現状 では実際に、政府や地方公共団体の地方創生においてメタバースはどれほどの注目や期待を集めているのでしょうか。 2016年に内閣府から発表された「第5次科学技術基本計画」では日本の2050年の理想的な社会像「society5.0」として以下のような明記がされていました。 サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society) 引用元:「ソサエティ5.0とは」内閣府 当時では現在ほどの注目はなかったメタバースですが、「society5.0」と記された日本社会における理想像から考えると、日本行政のメタバースへの活用はこの時からすでに計画されていた可能性もあるのではないかと思います。 また実際に、2022年8月、内閣府が地方創生SDGsプラットフォームにメタバース分科会の設置を発表し、官民連携で地方行政にメタバースを活用したビジネスモデルを導入していくことを示しています。この政府の動きからわかるように、メタバース活用の取り組みが地方を含む日本経済の促進に寄与すると政府が期待していることは間違いないでしょう。 では、上記のようにメタバースが国や地方を挙げて注目されている理由について解説していきます。 メタバース市場拡大への期待 政府がメタバースに注目する理由として、メタバースにおける市場規模拡大への期待の高さが挙げられます。 Statista社が発表した世界のメタバースの市場規模統計では、2021年度の4兆2,640億円から2030年には78兆8,795億円まで約14倍ほど市場規模が拡大するとの予想が見て取れます。 このメタバース市場拡大の背景には、新型コロナウイルスによる非接触型コミュニケーションの常態化以外にも、NFTやブロックチェーン等の暗号技術をメタバースと組み合わせることで生まれる、仮想空間での現実世界と同じ規模での経済圏創出への期待感の高さもあるのではないでしょうか。 出典:Statista(Grand View Research) 地方自治体が抱える問題 依然として日本における地方地域では人口流出や高齢化などが進行し続け、それに起因する様々な社会課題が深刻化しています。 ここでは、そのような日本の地方自治体が抱える社会課題について3つの問題を考えていきます。 人口減少・過疎化 地方衰退 文化財の老朽化 それぞれ詳しく見ていきましょう。 人口減少・過疎化 人口増減の種類は、転入や転出での「社会増減率」と出生や死亡等による「自然増減率」の2つの種類に分類することができます。 2021年に総務省統計局が発表した都道府県別人口の増減要因を見てみると、同年人口が増加しているのは沖縄県のみで、ほとんどの地方地域は自然増減率だけでなく社会増減率においてもマイナスの数値を示しており、深刻な人口減少の問題を抱えていることが見てとれます。 出典:総務省統計局|人口推計 2021年(令和3年) 地方における人口減少は、少子高齢化と若者の都市部への流出という問題も同時に内包しており、人口減少・過疎化という地域課題が起因となって地方の労働力不足や税収不足、さらには整備されない地方のインフラが増えてしまい、地域経済の衰退がより加速度的に進んでしまうのです。 地域の衰退 日本における地方の衰退では、人口流出により労働力不足に陥ると地方に進出していた企業は撤退を余儀なくされると同時に、地方で働く場所が少なくなってしまうため若者がさらに都市圏に流出してしまうという負のサイクルが生まれてしまいます。 そしてこの負のサイクルは経済的なものだけでなく、地方の衰退によって従来の生活・行政サービスの質を保てなくなり「居住環境の悪化」「治安の悪化」「災害危険性の増大」といったような福祉的な環境にも影響をもたらします。 このように地域経済が衰退することで、様々な社会問題が深刻化してしまうのです。 文化財の老朽化 地方での人口減少・少子高齢化の進行は、地方の文化財にも影響を与えています。 地方における文化財は、有形であれ無形であれ、これまでの地域の人々の生活や風土との関わりにおいて生み出されたものとして、各地域の歴史や文化を認識させてくれる重要な財産とされています。 しかし、現在の地方における過疎化・少子高齢化の急激な進行によってその地域の重要な文化財の継承者や管理者が不足してしまい、多くの文化財が開発や老朽化、災害等による消滅の危機のみならず、文化財継承の担い手不足による老朽化の危機に瀕しています。 地方自治体がメタバースを活用するメリット ここまで日本の地方自治体が抱える社会課題について説明してきましたが、この章では実際に自治体が地方創生においてメタバースを導入するメリットを紹介していきます。 地方創生の取り組みにおいてメタバースを活用する代表的なメリットは主に5つあります。 関係人口の創出 雇用の創出 ボーダーレスに地域の魅力を発信 対面に近いコミュニケーション 文化財のデジタルアーカイブ では、それぞれのメリットについて説明していきます。 関係人口の創出 地方創生におけるメタバース導入の動きの中で、最も期待されるメリットの1つが関係人口の創出です。 「関係人口」とは、その地域に住んでいる「定住人口」でもなく、観光などで訪れた「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。 出典: 総務省|関係人口ポータルサイト この関係人口創出の成功事例としてよく挙げられるのが「エストニアのデジタル居住権」です。デジタル先進国として注目をされている小国エストニアでは、2014 年から外国人にも政府が発行する各種電子サービスへのアクセス権を付与する「e-Residency(イーレジデンシー:仮想住民制度)」の仕組みを展開し、世界中から約9万人の関係人口の創出とその先進的な取り組みが評価され多くの投資家からの投資を集めることに成功しました。 そして現在、この仮想住民制度の仕組みをメタバースによって実現することで、より現実の世界に近い形でのデジタル仮想住民の創出や日本の地方経済に寄与する関係人口の創出が期待されているのです。 雇用の創出 メタバースは、新しいサービスを提供すると共に、新たな雇用を創出するというメリットがあります。 記事の最後に紹介する地方自治体のメタバース活用例の中でも、長崎県西海市が国から支給される地方創生推進交付金を活用して「西海メタバースアカデミー」という次世代のテクノロジーに対応する地域の人材育成と共に、Web3.0関連事業に力を入れている民間企業を市内に積極的に誘致する等の地域の雇用創出に力を入れています。 WEB3.0について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみましょう。 WEB3.0とは?DAOとの関係やメリット・デメリットを解説 Coincheck ボーダーレスに地域の魅力を発信 地方観光におけるメタバースの導入はその地域の魅力をボーダレスに、世界に向けて発信することができます。 コロナ禍において、日本の観光業に関わるあらゆる体験やサービスが止まってしまいましたが、メタバース上であれば、その地域の景観やおすすめスポットなどの地域特有の魅力を世界に向けて発信することが可能になります。 対面に近いコミュニケーション メタバースの強みは、仮想空間上でよりリアルに近いコミュニケーションが取れることです。例えば、従来のECサイト等でのショッピングでは、Webサイトやアプリなどに表示されたテキスト情報だけで購入の是非を判断していました。 しかし、メタバースにおいては高度な3DCG映像や音声技術が導入されることで、よりリアルに近いコミュニケーションを取ることができるようになります。 2022年8月に日本の民間企業によって「AI Avatar AOI」という、メタバース上のAIアバターが相手の発話を高精度で認識し、自然な話し言葉を用いたより、リアルなコミュニケーションを可能にする技術が開発されました。 このようなメタバース上の音声技術の進歩は、メタバース上に展開するECストアでの接客や観光業などでのガイド等に利用されることが期待されています。 文化財のデジタルアーカイブ メタバースは、地方において管理者や継承者が不足している文化財保存のアーカイブツールとしての役割も期待されています。 建築やモノづくりの現場で、過去に造られた建造物や製品をデジタルデータとして設計文書などの情報アーカイブとして残すことで、培ってきた製造ノウハウや保存方法を後世に伝えていくことが可能になります。 地方自治体や企業によるメタバースの導入例 これまで日本の地方自治体の現状やメタバース導入のメリットを確認してきましたが、実際にどのようにメタバースが活用されているのかイメージがわかない方が多いのではないでしょうか。 次は実際にどのようなビジネスモデルが考えられるのか、地方自治体や企業の活用事例とともに紹介します。 地方自治体のメタバース導入例 【新潟県長岡市】メタバースとNFTを活用した「仮想山古志プロジェクト」 新潟県長岡市内の山古志地域では、デジタル上の関係人口を増やす試みとして村の電子住民票を付与したNFTアートの発行と、山古志メタバースをつくる取り組みを行いました。 村の特産である錦鯉をモチーフにした「Nishikigoi NFT」の保有者は、村のデジタル村民として地域活性化のプロジェクトへの出席や、デジタル村民選挙での投票ができるようになり、村外で生活しながらも村の振興プロジェクトやガバナンスに参加することができます。 出典:Nishikigoi NFT そして、同村はNFTの発行だけでなくCluster上で山古志メタバースを展開しており、デジタル村民のためのイベントを定期開催することで、リアル村民とデジタル村民の交流機会を積極的に創出しているようです。 【大阪府泉佐野市】バーチャルマーケット上でふるさと納税返礼品をPR ふるさと納税3年連続日本一に輝く大阪府泉佐野市は、2022年8月13日〜28日にかけて開催されたバーチャルマーケット2022Summerに参加しました。 同市はふるさと納税の返礼品を3Dモデル化してイベントにて展示し、来場者がバーチャル空間上で返礼品を紹介するデジタルポスターに触れると、自動で泉佐野市のふるさと納税サイトに遷移する仕組みが取られていたようです。 参考:泉佐野市|バーチャルマーケット2022Summer出展決定 また泉佐野市は、ふるさと納税の返礼品としてKawaii Girlの作者である「Ame-Chan」がデザインした「いずみさのNFT」を採用しており、全50種類のアート作品を同市のふるさと納税特設サイト「さのちょく」や「ふるなび」にて限定で提供していることもあり、メタバースだけなくNFTを活用した先進的な地方創生モデルとして注目を集めています。 出典:さのちょく 【静岡県焼津市】バーチャルマーケット上でふるさと納税返礼品を展示 静岡県焼津市は、メタバース上で行われる世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット2022Summer」に参加し、焼津市のPR動画や全国第10位の人気を誇るふるさと納税返礼品の紹介など、市の魅力を発信するブースを展示しました。 また焼津市においても、来場者がバーチャル空間上で返礼品を紹介するデジタルポスターに触れると、自動的に同市が運営するふるさと納税サイトに遷移する仕組みが取られていたようです。 参考:焼津市|バーチャルマーケット2022Summerについて 今回出展した焼津市のブースでは、返礼品として人気が高い「ネギトロ」や「カツオのたたき」などの3Dモデル展示に加え、やいづ親善大使を務めるSKE48の青木詩織さんが実演した「ミナミマグロのバーチャル解体ショー」、そして市職員がVR接客に挑戦するなど、積極的に来場者との交流を行い焼津市の魅力発信を行っていました。 【長崎県西海市】次世代の雇用創出を試みる「西海メタバースアカデミー」 長崎県西海市は、株式会社西海クリエイティブカンパニーと連携し同市内でのデジタル人材育成を目的とした「メタバースアカデミー」をThe Sandbox上で開講しました。 西海市が主導するメタバースアカデミーでは、新しい世の中の変化に対応し、地域で活躍するデジタル人材を育てることを目的として2022年9月から約2ヶ月の間で合計8つの講義を開講しています。 10月に予定されるプログラムでは、同月4日から24日にかけて「バーチャル自治体令和市」にて加工センター長を務める川原健吾氏を始めとしたメタバース有識者が計4回の講義を開講するようですので、ご興味がある方は是非参加してみてください。 出典:PRTIMES|西海市、Web3.0とメタバースを活用して新しい働き方を学ぶための学校を開校。 【熊本県天草市】天草メタバース計画で人材育成を図る 熊本県天草市は、VRコンテンツ企画開発を行う株式会社pararerl及び動画制作などの広報物の制作を行う株式会社コーホー部と共同し、メタバース上で天草市の魅力を発信する「パララボ天草」を開設しました。 天草メタバースプロジェクトは、VR観光体験ツアーやメタバース上で接客や案内をするアバターガイドの指導、そして高校生から参加可能なVRエンジニアのへの教育を行い、地元天草市の魅力をメタバースを通じて発信することができる人材育成を目的としています。 出典:PRTIMES|「天草メタバース計画」に向けて、天草市とパララボが進出協定を締結。 【奈良県奈良市】メタバース上で奈良写真美術館オープン 奈良県奈良市にある入江泰吉記念奈良市写真美術館では、日本の写真美術館としては初めての試みであるNFT写真美術館を2022年秋「The Sandbox」と「Decentraland」上で開設する予定です。 このプロジェクトは、15万点以上ある入江泰吉作品のデジタル化及びNFT化を進めることで文化財の保存と共に美術館や奈良の魅力をメタバースを通じて世界に広げるという目的があります。 また、同館ではこのプロジェクトに先駆けて9月23日〜25日の期間にDecentralandでプレオープン特別企画として智辯学園高等学校写真新聞部展を行いました。 出典:入江泰吉記念奈良市写真美術館公式サイト|展覧会を作ろう in メタバース 【長崎県佐世保市】重要文化財である「針尾送信所」のデジタルアーカイブ 長崎県佐世保市は、株式会社ハコスコが結成した「メタバースマスターズ」というVR専門家らと連携を行い、同市にある重要文化財「針尾送信所」のデジタルアーカイブ政策に取り組んでいます。 同市ではメタバースツアーだけでなくユーチューブで公開している「針尾送信所オンラインツアー」や「現地見学会」など、より多くの人に知ってもらうための接点創出にも注力しているようです。 出典:ハコスコ|デジタルアーカイブ「針尾送信所VR」を制作、貴重な文化財の観光資源をVR化 【山口県萩市】 ディセントラランド上でふるさと納税キャンペーン 出典:PRTIMES|【SPECTRUM×山口県萩市】メタバースに関する連携協定を締結 山口県萩市は、メタバース事業を展開しているSPECTRUM(スペクトラム)株式会社と連携し、メタバースを活用して「萩ブランド」を世界に発信していく地方創生活動を始めます。 そしてその活動の第一弾として行われるのが、SPECTRUM株式会社が保有する「Decentraland(ディセントラランド)」の区画を使ったふるさと納税返礼品の展示会です。 期間は2022年11月1日~2023年1月31日(予定)で、展示場では同市で有名な萩焼や地酒など様々な特産品が展示されており、参加者は展示物に触れることで同市のふるさと納税サイトに遷移する仕組みがとられる予定で、暗号資産を必要としない工夫がとられていることも特徴です。 出典:萩市|メタバースを活用した「ふるさと納税キャンペーン」 【佐賀県嬉野市】メタバース『デジタルモール嬉野』開設 佐賀県嬉野市では、新たな観光まちづくりを目指したプロジェクトとして、大日本印刷株式会社、日本工営株式会社、株式会社ケー・シー・エスと連携し『デジタルモール嬉野』をメタバース上で開設しました。 デジタルモール嬉野とは、新幹線の嬉野温泉駅と同時開業する嬉野観光交流センター等の建築データに基づいて高精細に表現されたメタバースで、参加者は自らのアバターを使ってメタバース上を自由に散策することができます。 また、開設時には、メタバース上でコインを集めると、リアルの駅前の交流施設内で景品がもらえるガチャを実施していたようです。今後は獲得コイン数に応じた地域のリアル店舗で使用できるクーポン付与等も計画されており、メタバース上に訪れる多くの参加者が楽しめる仕組みが取られています。 出典:嬉野市|建設部 新幹線・まちづくり課 【広島県三原市】「メタカープ」を活用して三原市の魅力を訴求 引用:三原市|メタバース(仮想空間)を活用した情報発信を実施 広島県三原市は広島テレビ放送株式会社と、広島東洋カープのファンクラブ向けサービス「メタカープ」を活用して、ふるさと納税をはじめとする様々な市内情報の発信を行っていました。 メタカープはプロ野球チームである広島カープファン向けのメタバースとなっており、ファンクラブ会員同士での「チャット」「モーション」「スタンプ」など様々なコミュニケーションが取れるファンクラブ限定サービスです。 そこで、三原市はメタカープに来ているユーザーのほとんどが「現地には行けない遠方のカープファン」であることに着目し、メタカープからふるさと納税へ直接遷移することができる露店風ブースの設置や、一般入場で入ったアバター衣装に三原市をイメージしたデザインを採用するなど、様々な方法を用いて三原市の魅力を発信していました。 ※一般向けイベントは2022年12月11日に終了いたしました。 【長崎県南島原市】メタバースギャラリー開設 引用:南島原市|南島原市メタバース空間開放! 長崎県南島原市はシティプロモーション推進事業の一環として、インターネット上の仮想空間であるメタバースに芸術と文化の複合施設「アートビレッジ・シラキノ」をイメージしたギャラリーを開設しました。 初回ギャラリーでは、「セミナリヨ現代版画展」受賞作品や過去のフォトコンテスト写真、「巨神と氷華の城」イラストなどを展示しています。 また、12月19日にメタバースのリニューアルが行われます。リニューアル版には、ケンドーコバヤシ主演ドラマ「転生みそ五郎どん~ここは異世界?南島原〜」のメイキング動画や当時の撮影の風景などがギャラリーに展示されます。 メタバースの入場方法や操作方法はこちらを参考にしてみてください。 【鹿児島県日置市】ネオ日置計画 引用:ひおきと 鹿児島県日置市は、「ひおき」を想うすべての人の拠り所として、メタバース上に「もうひとつの日置」を創造するプロジェクト、「ネオ日置計画」の立ち上げを行いました。 ネオ日置計画では「すぐそこにある日本のふるさと〜日本は地方こそが面白い〜」、「過疎地域こそメタバースの利点が威力を発揮する」というキャッチコピーを掲げており、メタバース特有の対面のようなコミュニケーションや匿名性という利点を最大限活かした「観光では決して味わうことのできない特別な体験」と「激しい鹿児島弁を語る日置市民との交流というプレミアムな体験」という2つの価値提供を実現できる空間づくりを目指しているようです。 空間づくりに至っては、当自治体の関係人口『日置市公式ファンクラブひおきカメカメ団』をはじめ、日置市民も含めた「DIY」で名所を作っていくような計画がされています。 また日置市民のメタバース操作レベルの向上も計画的に進めており、高齢化率69%の過疎地域での「メタバース体験会(実証実験)」にも精力的に取り組んでいます。 メタバースを活用した社会実験を考える民間企業・各種団体とのコラボを積極的に行っていきたいと考えているとのことですので、興味のある企業や団体様はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。 【静岡県 藤枝市】メタバース体験商談会を開催 引用:藤枝市 産業振興部 産業政策課 藤枝ICTコンソーシアムでは、地域産業へのデジタル技術の浸透と競争力強化のため藤枝市が取り組む地域DX推進事業の一環として、2022年2月24日メタバース体験商談会を開催しました。 メタバース「GAIA TOWN」で開かれた商談会は、コロナ禍で対面形式での商談が困難な中でも、地域企業のビジネスマッチングを生む場を提供するという目的のもと企画されています。 商談会に参加する企業はメタバース上の展示会会場にブースを設置することができ、訪問者に対して自社製品等のPRができる仕組みや、訪問者が実際にブース内の店員に話しかけるとそのまま音声会話で商談が行える仕組みが取られました。 【千葉県 かずさ4市】メタバース上で婚活イベント開催 出典:NA-Cord協会 メタバースを使った新たな取り組みとして、かずさ4市メタバース婚活実行委員会は、メタバース(仮想空間)で行う婚活イベントを開催を2023年3月11日に開催します。 先日、かずさ4市(木更津・君津・富津・袖ケ浦)役所職員を対象に行われたメタバースを活用したコンパは、女性のマッチング率100%と成功を収めました。 そこで第2弾として、コロナ禍における新たな出会いの場の創出による「かずさ4市の活性化」及び「少子化対策」を目的とし、婚活事業者である「一般社団法人N​​A-Cord協会」と共同で、かずさ4市住民を対象としたメタバース婚活「かずさメタ婚」の開催が決定しました。 是非、ご興味がある方はこちらのイベントの詳細をご覧ください。 企業による自治体のメタバース支援例 【九州地方整備局】メタバースを活用した川づくり 九州地方整備局は土木研究所と共同で、全国初となるメタバースを活用した川づくりを行いました。そして、同社はこの取り組みで低コストで、よりリアルな3DCGの川モデルの作成を実現させています。 ゲームエンジンを活用してメタバース上に川を作ることは、作業等の効率性を高められるだけでなく、地域住民に対して「川がある街の体験」を仮想空間上で視覚的に提供することができ、従来より地域住民の具体的な意見を反映するインフラ造りが可能なるのではないかと、今後の活用が期待されています。 参考:国土交通省|全国初!メタバース(仮想世界)を用いた川づくり 【ノーボーダーズ】地方創生がテーマのNFTゲームカードシリーズ鳥取県編を発表 NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)は、手塚プロダクションと連携してメタバースとNFTを活用する地方創生をテーマにしたプロジェクト「ASTROBOY×JAPAN(ご当地アトム)NFT」の鳥取県編の発売を発表しました。 同プロジェクトは、世界的なIPを要する手塚プロダクションと全国の自治体ネットワーク、そしてXANAのメタバース及びNFTゲームという3つの要素を集結させ、コロナ渦下で疲弊した地域経済・観光マーケット回復の支援を目的としているプロジェクトです。 参考:鳥取県|『鉄腕アトム』NFTメタバースゲームで観光振興・地域活性化!日本各地をテーマにしたご当地NFTの共同開発・販売を開始 「astroboyNFT」は手塚作品の中でも世界中で多くのファン抱える「鉄腕アトム」とのコラボ作品ということもあり、現時点(2022年9月執筆)でXANAが運営する公式NFTマーケットプレイスXANALIAでは、26011点発行されたNFTが全て売り切れ状態であるなど、日本IPタイトルの強さが伺えるプロジェクトになりました。 出典:PRTIMES|【世界最大手】バイナンスNFTからXANAの『ご当地アトムNFT』発売決定! 【SBINFT】バーチャル白浜 SBINFT株式会社は、和歌山県白浜町で開催された壁画アートイベント「POW!POW!JAPAN」と連携しバーチャル空間Cryptovoxelwで「バーチャル白浜」を開催しました。 バーチャル白浜では、メタバースを通じた白浜町の魅力発信とともに、NFTマーケットプレイス「nanakusa」公認アーティストのAURORA氏やひかげ氏とのコラボ作品の展示も行い、NFTを通じたメタバース空間での経済効果も期待されたプロジェクトでした。 出典:PRTIMES|アートで白浜町の地方創生!メタバース企画「バーチャル白浜」開催 【ハコスコ】日本の重要文化財を活用したメタバース事業を展開へ ハコスコ株式会社は太陽企画株式会社、スタジオビックル合同会社、VoxelKei氏と共に「メタバースマスターズ」というデジタルアーカイブ制作チームを結成し日本の歴史的建造物などの文化財や、観光地などの再現を目的としたデジタルアーカイブやメタバース空間を制作を行うメタバースソリューション事業を開始しました。 ハコスコはメタバース上でのECサービス「メタストア」を開設しており、本件のメタバース事業では、同社のこれまで培ってきた技術ノウハウである「観光×EC×VR」を活かしたプロジェクトとして、コロナ渦で疲弊した地方経済の再興の寄与に大きな期待が寄せられています。 またハコスコが運営している「メタバースマガジン」では、同社のVR制作ノウハウを記事として共有しているので、もしメタバース作りに興味がある方は読んでみると良いでしょう。 出典:ハコスコ|国内19文化財のデジタルアーカイブをハコスコのメタバースマスターズが制作し、一挙公開 【日本旅行】メタバース「さいたまルーム」を展開 出典:さいたま市|メタバース(さいたまルーム)について(実証実験) 日本旅行は9月26日「メタバースを活用した実証実験に関する基本協定書」をさいたま市と締結し、メタバース「さいたまルーム」上での行政サービス運営の実証実験を行うことを発表しました。 実証実験では、メタバース上で同市のPRや取り組み活動の情報発信、マイナポイント事業に関する広報を実施していき、今後の行政運営におけるメタバースの有効性や課題などを検証していくとされています。 また「さいたまルーム」では、9月27日から11月26日の期間で開設されており、平日9:00〜17:00の間には実際に市の職員がメタバース上で利用者の質問に受け答えしてくれるサービスも展開しているようです。 まとめ ここまで日本が抱える地方課題からメタバース活用のメリットやその活用例を紹介してきました。 この記事からもわかるように、メタバースの活用方法は自治体によって同一ではありません。メタバースの活用が地方自治体や企業の既存課題解決の手段の一つとして考えられる場は、今後より拡大していくでしょう。 メタバースはまだまだ私たちの間ではゲーム分野で活用されているイメージが強いですが、もしかしたら数年後にはゲーム分野を飛び越えて、私たちの生活の中でメタバースが当たり前の存在になっているかもしれませんね。

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