ビットコインとイーサリアムの長所を取り入れて作られた、仮想通貨(暗号資産)のクアンタム(Quantum / QTUM)。ついに日本に上陸し、手軽に売買ができるようになりました。 この記事では、さまざまなメリットを持ち将来性が期待されている、クアンタムの特徴を解説していきます。 国内外から期待と信頼の高いクアンタム、その魅力について迫っていきます。 クアンタムを購入してみたい方は『簡単にできる仮想通貨クアンタム(QTUM)の購入・買い方』をご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 クアンタム(QTUM)とはどんなコインなのか? ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の「いいとこ取り」 クアンタム(QTUM)の持つ6つの特徴 特徴① UTXOを使った高い匿名性 特徴② スマートコントラクトを実装 特徴③ 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ 特徴④ ライトウォレットで動きが軽い 特徴⑤ マイニングで報酬を得られやすい 特徴⑥ ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい クアンタム(QTUM)の将来性は? Coincheckがクアンタム(QTUM)の取り扱いを開始! クアンタム(QTUM)とはどんなコインなのか? 世界には実に多くの仮想通貨があります。その多くがオープンソースです。オープンソースとは、つまりプログラムが公開されており、改変や再配布が自由にできるということです。そのため、既存のプログラムに改変を加えて生まれた仮想通貨は数多くあります。 たとえば、日本生まれの仮想通貨として知られるモナコインは、ビットコインを改変して作られたものです。こうして生まれた仮想通貨は、ベースとなった仮想通貨と共通する仕組みを持つため、よく似た特徴を持つ傾向があります。 しかし、中には際だった特徴を持つものもあります。2016年に登場したクアンタムは、その一つといえるでしょう。 通貨名 クアンタム 通貨単位 QTUM 誕生 2016年 価格(2022年3月2日時点) 約757円 時価総額(2022年3月2日時点) 約790億円(117位) 発行上限枚数 1億QTUM(1億発行後、毎年1%ずつ増加) コンセンサスアルゴリズム PoS(Proof of Stake) ホワイトペーパー Qtum New Whitepaper 公式サイト qtum.org ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の「いいとこ取り」 クアンタムは「ビットコインとイーサリアムの長所を併わせ持っている」といわれます。 ビットコインは、ブロックチェーンを用いた世界初の仮想通貨であり、高い匿名性を維持できる仕組みから、その後の仮想通貨に大きな影響を与えました。また、オープンソースであったことから、ビットコインから派生して生まれた仮想通貨は数多くあります。 イーサリアムは、「スマートコントラクト」の機能を備え、こちらもその後の多くの仮想通貨に影響を与えています。 クアンタムは、これら二つの仮想通貨が持つ長所をうまく融合させ、一つのコインで実現することに成功しています。 イーサリアム(Ethereum/ETH)の仕組みとは?スマートコントラクトについて Coincheck クアンタム(QTUM)の持つ6つの特徴 ビットコインの高い匿名性とイーサリアムのスマートコントラクト。この二つを両立させることは、実は技術的に難しいことでした。これらの特徴がどのようにクアンタムで実現されているのか、解説していきます。 特徴① UTXOを使った高い匿名性 クアンタムでは残高管理の方法として、ビットコインと同様の「UTXO」という仕組みが採用されています。仮想通貨は法定通貨のように、実物があるわけではありません。銀行預金と似たようなもので、「誰の口座にどの通貨がいくらあるか」が記録されているだけです。 しかし、ビットコインやクアンタムの場合、ウォレットに残高の数値そのものが記録されているわけではなく、UTXOで管理されています。UTXOとは「ユーザーに紐づけられた分割不可能なコインの塊」で、この塊がどのように取引されたかを追跡して、現在の残高を割り出しているのです。 例えば、あなたが1BTCを持っていて、店舗で0.4BTCの買い物をしたとしましょう。当然、残りは0.6BTCです。しかし、UTXOは分割できませんから、一度店舗に1BTCを渡し、お釣りとして0.6BTCを受け取るという取引を行います。このとき、お釣りを受け取るための新たなアドレスが作られ、0.6BTCはそこに紐づけられる仕組みとなっています。 ビットコインやクアンタムは、こうした複雑な構造をとっているため、第三者からの追跡が困難になり、高い匿名性を維持できているのです。 特徴② スマートコントラクトを実装 イーサリアムが持つスマートコントラクトという機能を、クアンタムでも実装しています。スマートコントラクトとは、事前に定義しておいた条件が満たされると、契約と価値移転が自動的に行われる仕組みです。これにより、不動産や自動車の販売など、仲介者が不可欠だった取引を当事者間のみで行うことができます。 クアンタムは、ビジネス向けを想定して開発されていますすから、当然な特徴かもしれません。 特徴③ 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ クアンタムは匿名性を担保しながら、自動契約履行を実現していますが、スマートコントラクトを動かすためには、多くの情報を書き込まなければいけません。そうすると、取引のたびに複雑な残高管理を行うUTXOとは、相性がよくありません。 そこで、クアンタムが採用したのが、UTXOとスマートコントラクトの橋渡しが行える「アカウントアブストラクトレイヤ(AAL)」という技術です。AALは、クアンタムが独自開発したもので、UTXOをベースにしたブロックチェーンのシステム上にバーチャルマシンを構築し、そこでスマートコントラクトを動かす仕組みとなっています。 AALによってビットコインが持つ安全性や匿名性、データ容量の軽さを維持しながら、複雑な処理を自動化するスマートコントラクトを実現することができました。 特徴④ ライトウォレットで動きが軽い AALの搭載で必要なデータ容量が軽くなったことから、クアンタムは「ライトウォレット」を採用しています。ライトウォレットはブロックチェーン上のすべてのデータ(フルノード)ではなく、自分が必要な部分のデータだけをダウンロードします。 イーサリアムではフルノードのデータが必要でしたが、それを文字どおりライトに収めることができるため、データのダウンロードは速く、動作が軽くなり、しかもストレージ容量の節約ができます。 特徴⑤ マイニングで報酬を得られやすい マイニングは、「世界中で行われている仮想通貨の取引を、パソコンで処理することで報酬を得る」ものですが、仮想通貨ごとに決まったルールがあります。 ビットコインが採用しているPoW(プルーフオブワーク:Proof of Work)は、一番早く計算処理を終えた人に報酬が与えられます。そのため、最高レベルの計算能力を持つマシンを大量にそろえられる、資金力のあるマイナーでないと、なかなか報酬をもらえません。 一方、クアンタムが採用するPoS(プルーフオブステーク:Proof of Stake)は、計算能力だけでなく、クアンタムの保有量や保有している時間によって優先度が変わります。つまり、多くのクアンタムを長く持ち続けている人ほど、マイニング報酬を得やすいという仕組みです。 力技でのマイニングであるPoWは多くの仮想通貨に採用されていますが、資金力のある大規模なマイナーに偏向してしまうことや、大電力を消費するため環境への負荷が重いことなどが指摘されています。 イーサリアムではPoWからPoSへの移行を検討しているとされています。 仮想通貨のマイニングとは?仕組みと実践方法について解説 Coincheck 特徴⑥ ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい クアンタムは、ビットコインとイーサリアムの値動きによる影響を受けやすいといわれます。同じ特徴を持っていますから、ある程度価格が連動してしまうことはあるでしょう。クアンタムを売買する場合、同時にビットコインやイーサリアムの値動きをチェックしつつ、判断するといいかもしれません。 ビットコインのリアルタイムチャートはこちら クアンタム(QTUM)の将来性は? クアンタムは、将来性を大いに期待されています。匿名性が高く、スマートコントラクトを備えていますので、ビジネスで活用できる可能性があります。2020年3月の後半の時点では、1QTUMあたり120円前後の値動きとなっていますが、用途が広がっていけば、長期的に大きな値上がりも期待できるでしょう。 また、クアンタムは開発力の高さでも知られています。その中心にいる創業者パトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者も務めた若きエンジニアであり、フォーブス誌の「30歳以下の若手起業家30組」にも選ばれています。 クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点 Coincheck クアンタムに関するFAQ Q. クアンタムとはどのような仮想通貨ですか? A.クアンタムは(QTUM)「ビットコインとイーサリアムの良いとこ取りをした仮想通貨」といわれています。 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装しています。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q. クアンタムの特徴を教えてください。 A. クアンタムには、主に以下の6つの特徴があります。 UTXOを使った高い匿名性 スマートコントラクトを実装 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ ライトウォレットで動きが軽い マイニングで報酬を得られやすい ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい 各内容の詳細につきましては、こちらをご覧ください。 Q.クアンタムの将来性を教えてください。 A. クアンタムは、将来性を大いに期待されています。匿名性が高く、スマートコントラクトを備えていますので、ビジネスで活用できる可能性があります。 また、クアンタムは開発力の高さでも知られています。その中心にいる創業者パトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者も務めた若きエンジニアであり、フォーブス誌の「30歳以下の若手起業家30組」にも選ばれています。 詳しくはこちらをご覧ください。 Coincheckがクアンタム(QTUM)の取り扱いを開始! この記事で解説したクアンタムの特徴6つを振り返りましょう。 UTXOを使った高い匿名性 スマートコントラクトを実装 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ ライトウォレットで動きが軽い マイニングで報酬を得られやすい ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい Coincheckでは、日本で初めてクアンタムの取り扱いを行っています。Coincheckであれば簡単に口座を開設でき、使いやすいアプリで手軽に売買を楽しむことが可能です。 何より海外取引所と異なり、日本語でのサポートを行っております。クアンタムの取引を始めたい方は、ぜひCoincheckを活用してみてください。 簡単にできる仮想通貨クアンタム(QTUM)の購入・買い方 Coincheck
ユニークな特徴を持つ暗号資産(仮想通貨)クアンタム(QTUM)。これまで、海外取引所でしか扱いがありませんでしたが、2020年3月からCoincheck(コインチェック )での取り扱いが始まりました。 この記事では、クアンタムの特徴のほか、購入方法について詳しく紹介していきます。 クアンタムの魅力について知り、取引に興味を持つきっかけになれば幸いです。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 クアンタムの特徴とは 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装 クアンタムの値動きと将来性は? 日本でも上場したクアンタム coincheckでクアンタムを購入する方法 1.アプリのダウンロード 2.アカウント作成 3. 本人確認 Webからのお申し込みでの本人確認方法 アプリを使えば、暗号資産売買もラクラク クアンタムの購入はCoincheckで クアンタムの特徴とは クアンタムは、2016年生まれの比較的新しいコインです。「ビットコインとイーサリアムの良いとこ取りをした暗号資産」とよくいわれますが、まさにそうした特徴を備えています。 開発計画が発表された当初から期待され、2017年には10億円を超える資金調達に成功しています。創業者であるパトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者を務め、フォーブス誌が選ぶ「30歳以下の若手起業家30組」にも選出されています。 注目度が高いクアンタムの特徴を紹介していきます。 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装 クアンタムは、取引に伴う残高管理の方法として、ビットコインと同じシステムである「UTXO」を採用しています。UTXOは、ブロックチェーン上の取引データによって、暗号資産のウォレット(財布)の残高を管理する方法です。残高管理は、複雑な計算をしなくてはならないのですが、その分セキュリティが強固になるというメリットがあります。 さらにクアンタムは、イーサリアムで広く知られた自動契約機能「スマートコントラクト」を実装しています。スマートコントラクトとは、一言でいえば、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みを指します。スマートコントラクトでは、契約内容とその実行条件をあらかじめプログラミングしておけるのですが、非常に複雑な処理をしなくてはなりません。 残高管理および契約実行が複雑になると、暗号資産がうまく機能しないおそれもあります。クアンタムは、これら二つを両立させることに成功しています。安全性の高さを確保しながら、スマートコントラクトを高速で処理することができるのです。 クアンタムの値動きと将来性は? クアンタムはビットコインとイーサリアムの長所を組み合わせ、短所を補ったコインです。つまり、「ビットコイン、イーサリアムと同じ性質を持つ」という見方もできます。そのため、暗号資産市場では、価格の面でビットコインとイーサリアムの影響を受けてしまう傾向があります。 また、クアンタムは高い匿名性を担保し、スピーディーな取引を実現しています。さらに、スマートコントラクトの機能も備わっていることで、ビジネス向けに活用できる可能性があります。クアンタムは、国外では多くの取引所で上場を果たしており、今後も上場する取引所が増えていくはずなので、将来性が見込めるでしょう。 クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点 Coincheck 国内初!Coincheckに上場したクアンタム これまで、海外でしか売買できなかったクアンタムですが、2020年3月に日本で初めてCoincheckでの取り扱いが決定しました。国内大手取引所・販売所であるCoincheckなら、セキュリティやサポートの面でも安心してお取引していただけます。 国内での上場を果たしたことで、クアンタムはこれまで以上に注目を集めていくことでしょう。新たにクアンタムを買ってみる、あるいは手持ちを買い増すには、よい機会ではないでしょうか。 Coincheckでクアンタムを購入する方法 ここからは、Coincheckでクアンタムを購入する手順を紹介していきます。まだCoincheckのアカウントをお持ちではない方に向けて、新規アカウントの登録から口座開設までの流れを案内します。 取引用の資金を自分の口座に送金すれば、500円からクアンタムの売買を始めることができます。 Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合) 2.アカウント作成 3.本人確認 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。 ここでは、Coincheckアプリで口座開設する手順をご説明します。 ※Web(公式サイト)から口座開設する方法はこちらをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 詳細な口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck ※当社にQTUMを入金・送金される場合は、Qtumネットワークをご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 1.アプリのダウンロード 最初に、Coincheckアプリをダウンロードします。アプリは以下からダウンロードすることができます。 Coincheckアプリを無料ダウンロードする 2.アカウント作成 ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。 3.本人確認を行う Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。 Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。 「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。 ※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。 当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。 参考:「かんたん本人確認」とは iOS/Androidアプリからの本人確認 アカウント登録が完了した後は、本人確認を行います。 本人確認申請の受け付けは、次の条件にあてはまる方のみとさせていただきます。 居住国が日本 18歳以上74歳以下 本人確認は以下の手順で行ってください。 (1)アプリを開き「本人確認をする」をタップして基本情報入力を開始 (2) 各種重要事項を確認して「同意する」をタップ (3)電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力 基本情報の入力 (4)氏名、生年月日、性別、職業、住所などを入力 (5)利用目的、取引経験を入力して、外国PEPsに該当しない場合はチェック (6)基本情報にお間違いがないかを確認して「確認」をタップ 本人確認書類の提出 (7)STEP3の「本人確認書類」をタップ (8)現在お持ちの本人確認書類を選択してください 本人確認書類と顔の撮影 (9)最後に本人確認書類と顔の撮影を行います <本人確認書類の撮影> 「表面」の撮影 「表面・斜め上から」の撮影 「裏面」の撮影 <顔の撮影> 「顔正面」の撮影 「首振り」の撮影 撮影の詳しいやり方については、以下の動画をご覧ください。 撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。 参考:Coincheckのはじめ方 Webからのお申し込みでの本人確認方法 Webからも名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を入力し、本人確認書類のアップロードを行うことができます。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。 「IDセルフィー」を用意します。IDセルフィーとは、アップロードした本人確認書類を手に持って、自分の顔を自撮りした写真のことです。IDセルフィーもアップロードします。アップロードが終わると画面に「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。 住所確認としてCoincheckから入力した住所へ簡易書留ではがきが郵送されます。はがきの受け取りをCoincheckが確認すると、すべての機能が利用できるようになります。 本人確認を行わなくても、アカウントがあれば入金をして暗号資産の購入・売買はできますが、日本円の出金・送金などができません。すべての機能を使用するために、本人確認手続きをしておくことをおすすめします。 また、Coincheckでは口座開設の手続きについて、下記のページでも詳しく解説しています。動画もありますので、ご参考ください。 暗号資産(仮想通貨)の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ Coincheck アプリを使えば、暗号資産売買もラクラク Coincheckではパソコンでの取引もできますが、アプリを使えばより手軽に売買できます。 Coincheckのアプリは見た目がシンプルでありながら、必要な機能はもれなく搭載。チャートの動きをチェックしながらコインのレートを確かめることが可能です。 スマートフォン(スマホ)の小さな画面に合わせて、ボタンの大きさや位置に配慮していますから、ストレスなく、スピーディーに操作していただくことができます。コインの購入と売却、日本円への交換と送金など、多くの操作を直感的に処理ができますから、ちょっとした空き時間にチャートをチェックし、手早く売買することもできます。 クアンタムの購入はCoincheckで クアンタムは優れた特長を持つ暗号資産ですが、日本での扱いがなかったため、海外取引所で売買していた人も多かったようです。しかし、Coincheckで上場したことで、日本でもクアンタムの人気が高まることが期待できます。 Coincheckは日本の大手取引所・販売所であり、30種類以上の通貨を購入することができます。 この機会にぜひ、Coincheckでクアンタムを購入してみましょう。
仮想通貨市場に大口の取引があると、相場が急激に変動する場合もあります。一般の個人投資家は、大口投資家の今後の動きや影響について、警戒していることでしょう。 この記事では、大口投資家とは何か、大口投資家の取引を監視するシステムも含めて紹介します。また、大口投資をする方法についても解説していきます。 また、自分も大口取引をしたいと検討している人にやり方を案内していきます。 仮想通貨のOTC取引とは?メリットやリスクは? Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 2020年は大口投資家がさらに仮想通貨に投資する? 大口送金を追跡するbotとは? botを利用する3つのメリット ビットコイン(BTC)大量保有者「クジラ」とは? 増加傾向にあるクジラとは? クジラの影響とは?価格の操作が容易!? 仮想通貨で大口取引をしたいなら「OTC」 取引所を通さず直接売買すること OTCのメリットと注意点 Coincheck(コインチェック )の大口OTC取引サービスとは 大口取引なら取引所の仲介サービスが安心 Coincheckではアプリからの取引がおすすめ 2020年は大口投資家がさらに仮想通貨に投資する? アメリカの大手信託銀行ステート・ストリート社は、2020年には大口投資家のデジタル資産への投資が高まると顧客情報を元に予想しています。これには、仮想通貨も含まれています。 2020年に大口投資家が投資を強化するという予想が正しければ、個人投資家は注視が必要かもしれません。なぜなら、巨額のお金が市場に投入されると、仮想通貨の価格が急激に変動する可能性が高いためです。 世間の状況に気を配っていても、驚くような価格変動が起きることもあります。仮想通貨投資では、リアルタイムに大口投資家の取引情報を仕入れ、素早く行動することが重要といえるでしょう。 大口送金を追跡するbotとは? bot(ボット)とは、インターネット上の情報をもとに、自動的にタスクをこなすアプリケーションを指します。仮想通貨の大口取引を追跡するbotがあるのを聞いたことがあるでしょうか。 例えば、「Bitcoin Block Bot(ビットコインブロックボット)」や「Whale Alert(ホエールアラート)」などが挙げられます。これらは、大口投資家の取引を検知し、アラートとして通知するTwitterアカウントです。 botを利用する3つのメリット botを利用するメリットには、三つが挙げられるでしょう。 一つ目は、情報をリアルタイムにキャッチしやすいことです。すぐに大口取引の情報を得られれば、投資家は速やかに行動を起こせます。アラートが損切りの判断を下すきっかけになり、大損を避けるのに役立つでしょう。 二つ目は、登録が簡単なことです。スマートフォン(スマホ)アプリのアラートもありますが、インストールに手間がかかるでしょう。一方、Twitterアカウントはフォローさえすれば、自動的にアラートを受け取れます。 三つ目に、知識が増えることも挙げられるでしょう。あらゆる仮想通貨の動向を通知してくれるので、仮想通貨に詳しくなるでしょう。また、相場観を養うのにも役立つと考えられます。一方、アラートには誤報もあるため、そちらにも注意しなければなりません。アラートに表示されるリンク先を開くと、取引が「無効」となっている場合があります。アラートの内容を注意深く確認し、誤報を見分けましょう。 ビットコイン(BTC)大量保有者「クジラ」とは? ビットコイン関連で「クジラ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。クジラについて説明していきます。 増加傾向にあるクジラとは? 「クジラ」とは、ビットコイン(BTC)を大量に保有している人たちを指します。もとは経済用語として使われ、株式投資で有名なウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏などが挙げられます。ロックフェラー(Rockefeller)やロスチャイルド(Rothschild)など巨額な資産をもつ財閥も、クジラの一例といえるでしょう。なお、国内でクジラというと、日銀や共済年金が挙げられます。 2019年12月に、アメリカのブルームバーグ(Bloomberg)は、ビットコインを保有する投資家が増えていると報告しました。1000~100万BTCを保有している投資家の割合は、2017年と比較して大きく増加しているそうで、その増加割合は40%ほどともいわれます。大口投資家が増えることによる仮想通貨市場への影響を、懸念する人は多いでしょう。 クジラの影響とは?価格の操作が容易!? 仮想通貨の一つビットコインは、総発行枚数の4割を1000人ほどが保有するといわれています。これら大口投資家(クジラ)の取引が集中すると、相場に大きな影響を与えるでしょう。とはいえ、大口投資家の動きと相場の動きには、必ずしも因果関係があるとはいえません。 大口投資家の一部が仮想通貨を売却しても、相場に影響しない場合も多々あるのです。また、複数の大口投資家が結託し、価格をコントロールするとも考えにくいでしょう。大口投資家の取引は、深く気にする必要はないかもしれません。しかしながら、相場への影響はゼロとも言い切れないので、用心に越したことはないでしょう。 仮想通貨で大口取引をしたいなら「OTC」 ここからは、大口取引を検討している人に向けて、OTC(オーバーザカウンター)について説明していきます。 OTC取引はこちらからご利用できます 取引所を通さず直接売買すること OTC取引とは、取引所を通さずに仮想通貨を直接売買することです。「個人との取引」と「販売所との取引」の2種類に分けられるので、特徴を確認しておきましょう。 個人との取引は、実際に会ったり、インターネット上で連絡を取り合ったりして取引するものです。 販売所との取引は、「金額指定」か「数量指定」を選べば済み、仕組みが簡単という人もいます。 OTC取引では、取引所にまつわるさまざまなリスクがありません。リスクとしては、例えば、カウンターパーティリスク、システムメンテナンスやサーバーダウン、ハッキングなどのセキュリティリスクなどが挙げられます。さらに、合意さえあれば相場に左右されずに売買できるのも、特徴といえるでしょう。 OTCのメリットと注意点 OTC取引のメリットには、主に二つが挙げられます。 一つ目は、取引量の制限がないことです。取引所を介した取引では、一度に取引できる仮想通貨に制限があります。一方、OTC取引では、取引する当事者の合意さえあれば、いくら取引しても問題ありません。 二つ目は、大量に取引をしても市場を混乱させないことが挙げられます。大きなお金が絡む取引がひとたび行われると、他の投資家も、同じような注文をすることがあります。結果的に、仮想通貨の価格が暴落したり、あるいは急騰したりする場合もあるでしょう。OTC取引は市場以外での取引になるので、相場への影響を最小限に抑えられます。 リスクを避けるために、メリットだけではなく注意点も把握しておくことが重要です。OTC取引の注意点としては、詐欺に遭う可能性があるということです。取引所の監視がないので、取引はお互いの信頼無くては成立しません。相手が詐欺師である場合もあるので、気をつけましょう。 仮想通貨のOTC取引とは?メリットやリスクは? Coincheck Coincheck(コインチェック )の大口OTC取引サービスとは OTC取引は、取引所が仲介するサービスを利用して行われることが多いです。取引所を介することで、詐欺に遭うリスクを避けられます。信用面の不安が解消されるので、OTC取引をためらっていた人でも、始めやすいでしょう。 Coincheckでも、OTC取引を受け付けています。最初はビットコインに限っていたサービスですが、2020年1月末からほかのコインも取引可能となりました。 新しく加わったのは、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)ビットコインキャッシュ(BCH)とライトコイン(LTC)の4種類です。Coincheckの大口OTC取引は、「スプレッドの安い販売所バージョンの取引」とも表現できるでしょう。個人間のOTC取引との違いであり、差別化するポイントといえます。 【大口OTC取引サービス】サービス拡大のお知らせ Coincheck OTC取引はこちらからご利用できます 大口取引なら取引所の仲介サービスが安心 大口取引を行うためOTC取引を利用する場合は、相手の信用がネックとなるでしょう。大きなお金が動くため、心配するのは当然のことです。詐欺やトラブルを防止するためにも、取引所の仲介サービスがおすすめです。CoincheckのOTC取引サービスは、ビットコインを含め5種類の仮想通貨を扱えます。利用を始める際は、Coincheckでの口座開設から始めましょう。 Coincheckではアプリからの取引がおすすめ Coincheckアプリで大口取引を始める方法を解説します。 ①アプリ画面下にあるメニューの一番右にある「アカウント」をクリック。 ②「大口OTC取引」をクリック。 ③購入もしくは売却したい通貨を選択。 ④購入数量を入力。※ビットコインの場合は10BTC〜300BTCの範囲で売買が可能です。 ⑤交換する通貨を選択。 ⑥レート取得ボタンをクリックして取引開始。 コインチェックアプリの使い方(iOS・Android) Coincheck
金融機関に貯金をしていても思ったほど利息を受け取れないため、資産運用を検討している人もいるでしょう。 しかし、大切なお金なので、できるだけ低リスクで運用したいと考える人も多いのではないでしょうか。 そうした、「しっかり貯金したい」「低リスクで資産運用したい」といったコツコツ型の投資を考えている人におすすめなのが「自動積立」です。この記事では、自動積立ができる金融商品について紹介していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 1.自動積立貯金とは? 1-1.「自動積立貯金」とは先取り貯金のこと 1-2.自動積立貯金のメリット 1-3.自動積立貯金のデメリット・注意点 2.投資も積立できる!積立投信について 2-1.まず「投資信託」とは 2-2.積立投信の仕組みとは 2-3.積立投信のメリット・デメリット 3.暗号資産の自動積立とは? 3-1.コイン積立の特徴とメリット 3-2.コイン積立の注意点 4.暗号資産でコイン積立をする方法 4-1.「Coincheckつみたて」でコインを積立する 4-2.「Coincheckつみたて」の特徴・プラン 4-3.自動積立をする通貨の選び方 4-4.時価総額が高い通貨 4-5.Coincheckつみたての利用方法 自動積立で手間とストレスなく賢くお金を貯めよう 1.自動積立貯金とは? 自動積立ができる資産運用として代表的なのは自動積立貯金です。しかし、自動積立貯金について、なんとなくイメージはできても具体的な内容について理解していないという人も多いのではないでしょうか。そこで、まずは自動積立貯金の概要やメリット・デメリットについて紹介していきます。 1-1.「自動積立貯金」とは先取り貯金のこと 自動積立貯金とは、簡単に言うと先取り貯金のことです。つまり、振り込まれた給料をすぐに別の口座に移すことで、自動的に貯金してくれます。定期貯金は一般的に申し込むたびに手続きをしなければいけません。 しかし、銀行の「自動積立定期貯金」であれば、普通貯金から定期貯金口座に自動で振り替えられるのが特徴です。 期限については、あらかじめ1年や3年などのように期限を設定できるものと無期限のものの両方があります。取り扱い金融機関によって期限は異なるケースがあるため、興味がある人は普段から利用している銀行を確認してみましょう。 なお、「給料から自動的に貯金に回される」という点においては、「社内預金」や「財形貯蓄制度」も同様です。社内にそうした制度が整備されている場合には、利用するのもひとつの方法だといえます。 1-2.自動積立貯金のメリット 自動積立貯金のメリットは、「確実に貯金ができること」です。口座にお金が入っていれば自動的に貯金してくれるので、引き落とし日を給料日に設定しておけば確実に貯金できるでしょう。余分なお金があるとすぐに消費してしまうため、なかなか貯金ができないという人におすすめの方法だといえます。 また、銀行によっても異なりますが、普通預金より金利が高めに設定されているケースが多いのもメリットです。 なぜなら、銀行にとっても預金額を確保することは経営上大切なので、定期貯金と同じように一定期間の間確実にお金を預けてくれるユーザーは優遇しているというわけです。銀行によっては同じような理由から、自動車ローンや住宅ローンの金利を優遇してくれる特典を付けてくれるケースもあります。 1-3.自動積立貯金のデメリット・注意点 自動積立貯金のデメリットは、「期日指定型の場合、期日前に解約すると普通預金利率が適用される恐れがあること」です。せっかく高い金利で貯金できていたにもかかわらず、満期日前に解約すると低い金利が適用される可能性があるので、自動積立貯金を利用していた意味がなくなるかもしれません。 また、途中解約は手数料がかかるケースもあるので、できるだけ途中解約をしないように注意することが重要です。 大切なことは、「高い金利が適用されるからといって、張り切って無理な金額を設定しないこと」です。自動積立をした結果、日常生活に困るようでは本末転倒だといえます。毎月の生活費を考慮したうえで、余分になりそうなお金があったら利用するとよいでしょう。 2.投資も積立できる!積立投信について 積立で少しでも高い利回りを目指したい人の場合は、積立投信を利用する方法もあります。積立投信は投資の一種ですが、比較的低リスクなので、コツコツ資産運用ができるタイプです。具体的にはどのような投資なのでしょうか。 2-1.まず「投資信託」とは 積立投信の詳細について理解するときは、まず投資信託について理解しておかなければいけません。投資信託とは、投資家がお金を提供して投資のプロに資産運用を委託することです。 投資に関して知識のない人だと、どうやって運用したらいいか分からない場合もあるでしょう。投資信託は資産運用に必要な取引はすべてプロの投資家が行ってくれるため、申し込みの手続きさえすれば、あとはお任せできます。 同じ投資として代表的な株式投資の場合、基本的には1社単位で購入していくことになります。しかし、投資信託はパッケージ商品のように複数の金融商品に分散して投資しているケースが多いため、リスク分散効果が株式投資に比べて高いのが特徴です。 いまひとつわかりにくいと感じる人は、年金をイメージしてみるとよいでしょう。日本では年金の財源も専門機関が運用を行っていますが、同じようにさまざまな投資を行ってリスクとリターンのバランスを取っています。 2-2.積立投信の仕組みとは 積立投信とは、自動積立貯金と同じように毎月自動で一定額を投資信託に投資する資産運用方法です。積み立てられた資金をプロが分散投資を行ってより多くのリターンを得られるように目指します。投資信託と聞くと、お金持ちが大金を投じているイメージを持っている人もいるかもしれません。 しかし、実際には銀行預金の利息低下によって消費者からのニーズが高まったことで、数百円単位から始められる小口の積立投信サービスも登場しています。 2-3.積立投信のメリット・デメリット 積立投信のメリットは、「毎月自動で積み立てられるので、過度に投資を意識しなくてすむこと」です。人によっては投資を始めるとリスクを恐れるがあまり夜も眠れない状態になる場合もあります。そのような状態になると、仕事にも悪影響が及ぶでしょう。 しかし、積立投信であればプロが勝手に運用してくれるので、基本的にはほったらかしにしておいて問題ありません。相場の上げ下げにストレスを感じたり、銘柄選びで勉強をしたりする必要はないのです。精神的な負担を軽くできるのは大きなメリットでしょう。 また、相場は長期的にみると上下に大きく波打つように変動するものです。一方向だけに一方的に下落することはありません。積立投信は積立方式なので、相場が上昇しているときはもちろん利益はでますが、相場が下降しているときは購入単価を下げる効果が期待できます。 結果的に、一時的に損失が発生していてもその後の相場上昇期に売却すれば利益が出る可能性は高まります。積立投信は、分散投資と長期投資によってリスク分散されることもメリットです。 一方、デメリットとしては「元本保証ではない」「手数料がかかる」という点が挙げられます。いくらプロにお任せするからといって、相場の世界に絶対儲かるということはありません。状況によっては投資元本を大きく下回るケースもある点は覚悟しておく必要があります。 また、投資信託は申込時に申込手数料が取られますし、運用中も信託報酬として一定程度の報酬をプロの投資家に支払う必要があります。ネット証券などでは、ノーロード型といって申込手数料が無料になっている商品も登場してきているので、気になる人は調べてみるとよいでしょう。 積立投資のメリット・デメリットと暗号資産で積立を行う方法 Coincheck 3.暗号資産の自動積立とは? 投資という観点からは暗号資産(仮想通貨)もその一種に含まれます。実は暗号資産の取引においても自動積立で運用できるケースがあるのです。そこで、暗号資産の自動積立について紹介していきます。 3-1.コイン積立の特徴とメリット 暗号資産の自動積立も、投信積立と基本的には同じです。あらかじめ設定した金額とタイミングで暗号資産を自動的に購入できます。 つまり、価格が高いときは少なく、安いときは多く購入できるということです。価格が下落しているときは購入枚数が増えるので、購入単価を安くするのに貢献します。そのため、コイン積立もリスク分散をしながら長期投資ができる方法です。 暗号資産というとリスクが高そうなイメージがあるため、「一度に多額の資金を積み立てるのは怖い」と考える人もいるでしょう。そうしたユーザーのニーズに応えて、少額から始められるコイン積立も多いです。 暗号資産は数ある投資のなかでも相場の変動が大きいので、ストレスも大きくなりがちですが、自動積立であれば比較的楽な気持ちでいられる点はメリットだといえます。 3-2.コイン積立の注意点 コイン積立の注意点としては、「あくまでも長期投資を目的にした商品である」ということです。比較的低リスクで投資できるのはメリットですが、反対にいうと「短期間で大きな利益を上げたい」と考えているような人には向いていません。 また、暗号資産取引では自己資金以上の取引ができるレバレッジを利かせられるケースもありますが、「低リスクでの運用を目指す」というコイン積立の趣旨とは相いれません。低リスクでコツコツ型の資産運用をしたいという人に向いている方法だということは意識しておきましょう。 ビットコイン(Bitcoin/BTC)積立のメリット・デメリットと長期運用の方法 Coincheck 4.暗号資産でコイン積立をする方法 自動積立貯金や積立投信は、銀行などの金融機関に申し込むことで開始することができます。では、暗号資産の自動積立をするにはどのような方法があるのでしょうか。 4-1.「Coincheckつみたて」でコインを積立する 暗号資産取引所であるCoincheck(コインチェック )では、ドルコスト平均法を用いた積立サービス Coincheckつみたてを提供しています。 「Coincheckつみたて」では26種類以上の通貨を積み立てることが可能です。 4-2.「Coincheckつみたて」の特徴・プラン 「Coincheckつみたて」には、大きく5つのポイントがあります。 毎日プランから積立可能 月々1万円から積立可能 積立で安定した暗号資産取引 入金から購入まで全て自動 口座振替手数料、積立サービスなどの手数料が無料 また、「Coincheckつみたて」には2つのプランがあります。 月イチつみたてプラン あらかじめ1カ月あたりの積立金額と投資する暗号資産を指定し、毎月自動積み立てをしてくれるプランです。月に1度の取引となるため、市場の動きによる影響を受けやすいのが特徴です。ほかのプランと比べ、利益も損失も幅が大きくなる可能性があります。 毎日つみたてプラン 最初に1カ月あたりの積立金額と投資する暗号資産を指定し、その月の日数で割った金額分を毎日自動で積み立ててくれるプランです。月に1度の積立に比べ、暗号資産の相場変動を受けにくく、損益の幅を抑制できる点がメリットです。 暗号資産で毎日積立投資ができる!積立プランの特徴を徹底解説 Coincheck 4-3.自動積立をする通貨の選び方 実際に暗号資産の積立投資を始める際には、通貨選びが大切です。暗号資産にはそれぞれ特徴があり、作られた目的や使われ方もさまざまです。積立たい通貨を迷った場合には、時価総額をひとつの指針にするのも良いでしょう。時価総額とは、暗号資産の価格と流通枚数をかけ合わせて出した金額のことです。 なぜ時価総額の高い暗号資産を選ぶといいかというと、時価総額が高い銘柄は流通量が多く、「買いたい人・売りたい人」がたくさんいるからです。時価総額が高い通貨は、それだけ需要の高い資産になるといえます。 暗号資産積立を始める前に知っておきたいメリットと注意点 Coincheck 4-4.時価総額が高い通貨 それでは、暗号資産の代表格であるビットコインのほかに、時価総額が高い通貨を2つご紹介します。 イーサリアム(ETH) イーサリアムは、分散型アプリケーションやスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームです。多くの通貨のベースにもなっており、幅広い活用方法が期待されています。 イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?分かりやすく解説します Coincheck リップル(XRP) リップル(XRP)はシームレスな国際送金を可能にすることを目的とした暗号資産です。採用している金融機関も多く、国際送金の利便性向上を役割のひとつとしています。 暗号資産取引所が解説するリップル(XRP)の特徴と歴史 Coincheck 4-5.Coincheckつみたての利用方法 Coinchckつみたてサービスを利用する手順は下記の通りです。 1. 引き落とし口座の設定 引き落とし先口座を登録します 2. プラン・金額の設定 購入したい通貨の購入金額とプランを設定します たったの2ステップで申し込みが完了します。 Coincheckつみたてのお申し込みはこちら 自動積立で手間とストレスなく賢くお金を貯めよう 自動積立での貯金や投資は、自分でタイミングを見計らって投資するよりも手間やストレスなく資産運用ができます。長期投資型の資産運用方法であるという点から、低リスクで運用できる点もメリットです。 それぞれの商品にはメリットだけでなくデメリットもありますが、複数の自動積立を利用することでさらにリスク分散を図ることもできます。コツコツお金を貯めていきたいと考えている人は試してみてはいかがでしょうか。
この記事では仮想通貨取引における必要経費について解説していきます。 仮想通貨で得た利益は本人の所得となり、一定条件を満たした場合は確定申告をしなければいけません。しかし、収入のすべてが課税対象となるわけではなく、必要経費を差し引くことが認められています。 仮想通貨に限らない話ではありますが、確定申告における必要経費とは具体的にどれを指すのかをきちんと理解して、脱税行為とみなされないようにしましょう。 ※仮想通貨の税金については、2024年2月13日時点の情報となります。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨の所得を確定申告しなければならない条件 仮想通貨の確定申告の基本 仮想通貨の所得は「雑所得」 所得は「総収入金額-必要経費」 経費と節税 仮想通貨関係で(全額)必要経費と認められるもの 必要経費にできないもの 「按分」が必要になるもの 「按分」とは 按分が必要なものと按分の方法 必要経費を正確に計上して賢く節税 仮想通貨の所得を確定申告しなければならない条件 仮想通貨取引を行っている人のなかには、「そもそも自分が確定申告が必要なのかどうか」について疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。 確定申告をしなくてはいけない条件というのは、働いている形態や所得の種類によって異なります。たとえば、会社員などの給与所得者である場合は、「給与所得以外の所得が20万円を超える場合」「給与収入が2000万円を超える場合」です。 会社員や公務員は毎月の給料から源泉徴収という形で所得税を概算で差し引き、年末調整で帳尻を合わせる仕組みになっています。これは、日本全国にいる会社員の数が多いため、すべての人に確定申告をしてもらうと税務署の対応が大変になってしまうというのが理由です。 本来はすべての人に確定申告をしなければいけない義務がありますが、給与所得や給与所得以外の所得が少ない場合には、基本的には確定申告しなくてもよい制度になっています。 ですが、年の途中で退職するなど「年末調整されていない給与所得がある場合」は確定申告をしなければいけません。 また、退職所得や公的年金、給与所得には所得控除が定められていますが、「源泉徴収されていない所得で所得控除額を超える場合」は確定申告をする必要があります。 さらに、仮想通貨取引以外に所得がない人の場合は、「仮想通貨で得た利益が38万円を超える場合」に確定申告をする義務が発生します。なぜなら、所得税には本人の控除額として38万円の基礎控除が定められているからです。 確定申告が必要な条件は、自分が得ている所得の種類や金額によって異なるため、覚えにくいと感じる人もいるでしょう。基本的には「副業としてやっている人なら所得が20万円を超えた場合」「本業としてやっているなら38万円を超えた場合」に確定申告が必要だと覚えておけば問題ありません。 仮想通貨の確定申告の基本 仮想通貨取引で確定申告が必要なケースについては理解できたでしょうか。そこで、次に確定申告をするために必要な知識について紹介していきます。 仮想通貨の所得は「雑所得」 普段の生活ではあまり意識することもないでしょうが、所得には全部で10種類あります。一般的によく目にするのは、会社員の給料が対象となる「給与所得」や銀行預金に対して課される「利子所得」でしょう。 仮想通貨取引に興味がある人であれば、株式の譲渡によって発生する「譲渡所得」や「配当所得」について聞いたことがあるかもしれません。 仮想通貨取引で得た所得がどれに該当するかというと、「雑所得」に区分されます。雑所得とは、利子や配当、不動産など、あらかじめ定められている所得のどれにも当てはまらない所得を指します。 たとえば、印税や講演費、アフィリエイト収入なども同じ雑所得です。そのほかにも、フリーマーケット販売やFX取引の利益なども該当します。一般的に副業と呼ばれているものから得られる所得が含まれると覚えておけばよいでしょう。 仮想通貨は損益通算できる?できない?計算方法やメリットを知っておこう Coincheck 所得は「総収入金額-必要経費」 勘違いされることもありますが、確定申告をする際に申告するのは収入ではなく、所得です。収入と所得の違いは経費を差し引くかどうかで異なります。 たとえば、年間で100万円の収入があって経費が30万円かかっていた場合、100万円から30万円を差し引いた70万円が所得です。 つまり、所得の計算式は「総収入金額-必要経費」となります。気を付けるべき点としては、単純に「売却額―購入額」ではありません。 仮想通貨取引における価格差だけでなく、より幅広いものが必要経費として認められるということを理解しておきましょう。 経費と節税 必要経費と節税の関係がいまひとつ分からないという人もいるでしょう。大切なことは、「課税対象になるのは収入ではなく所得である」という事実を理解することです。 つまり、経費が大きくなればそれだけ収入から差し引く金額も大きくなります。その結果、所得が小さくなって納税額が少なくてすむというわけです。 支払う税金を少なくするために、必要経費をできるだけ多くするというのは、節税方法のなかでもとてもシンプルなもので、実際に多くの人が実践しています。ただし、経費として認めるかどうかを判断するのは税務署です。 自分の判断だけで経費として申請していると、税務調査に入られたときに追徴課税を課されるかもしれません。そのため、どれが経費として認められるかという点については理解しておく必要があります。 仮想通貨関係で(全額)必要経費と認められるもの 仮想通貨取引で経費として認められるかどうかのポイントは、「仮想通貨取引(事業)のために支出したことを証明することができるかどうか」です。 具体的には、「仮想通貨の取得費」「出金手数料」「取引手数料」「投資のコンサルティング費用」などが挙げられます。 会社員がスキルを高めるための支出が経費として認められるように、仮想通貨取引における「投資の知識を得るための書籍代」も必要経費として計上可能です。 同様に、会社員が交通費を経費計上できるように、「仮想通貨関連のセミナー代や往復交通費」「投資仲間との勉強会や往復交通費」も経費として認められます。 会議費や交際費として考えられるという理由から「仮想通貨の情報交換をするために他者と開いた会合の食費」を経費計上しても問題ありません。 会計ソフトの使用料金など、税務申告にかかった費用も当然のことながら経費に含めることができます。 ほかにも、10万円未満であれば、「仮想通貨取引専用のスマホ代やPC代(マウスやパッドなどのアクセサリ類を含む)」も経費となります。 仮に10万円を超えた場合は、基本的に減価償却の対象となってしまうため、一括で経費計上することはできません。 パソコンやスマホなどのデバイスで1個あたり10万円を超える場合では、減価償却という耐用年数に応じて経費計上しなければいけないケースもあります。減価償却とは「物の価値は年々減少していく」という考え方から生み出された経費計上の方法です。 たとえば、「サーバー用以外のパソコン」の法定耐用年数は4年となっています。この場合、20万円のパソコンであれば毎年5万円ずつ、4年間かけて経費計上するイメージです。 必要経費にできないもの 必要経費にできないのは「仮想通貨取引に直接の必要性がないもの」です。たとえば、投資仲間との旅行などは交際費として認められにくいです。ただし、研修旅行であれば一定の金額に限り、認められるケースもあります。 その場合、後から税務調査に入られたときにきちんと説明ができるよう、写真や資料などで研修が行われたという客観的な証拠を残しておくことが重要です。 家賃や通信費も基本的には必要経費として認められますが、「仮想通貨取引に使った分だけ」となります。ガスや水道は仮想通貨取引との直接的な関係が薄いため、認められないケースが多いです。一方で電気はパソコンやスマホを使った取引で必要なため、一部は認められます。 部分的に経費にするためには、按分(あんぶん)計算をしなければいけません。按分計算については、次で詳しく説明していきます。 Coincheckでんきについてもっと詳しく知りたい方はこちら Coincheck Coincheckガスについて詳しく知りたい方はこちら Coincheck 「按分」が必要になるもの 家賃や光熱費、通信費などは実際に仮想通貨取引で必要になるため、一部分のみ経費にできます。按分計算を行って経費を算出しますが、具体的にはどうするのでしょうか。 「按分」とは 経費計算における按分とは、私生活に必要な部分とビジネスに必要な部分を分けて考えるということです。たとえば、家賃や光熱費、携帯代などは仮想通貨取引だけでなく、私生活でも併用しているケースが多いでしょう。 そのため、仮想通貨取引に使った分だけを算出して経費計上する必要があります。 仮想通貨取引を事業として行い、専用の事務所を構え、携帯電話も事業用のものを使用しているというのであれば、按分を行う必要はありません。 しかし、自宅で仮想通貨取引を行い、プライベートと兼用しているような場合には、按分計算を行って経費を算出しないと、脱税行為に該当する恐れがあります。 按分が必要なものと按分の方法 按分計算にあたって大切なことは「客観的な視点で合理的な説明がつくかどうか」です。 たとえば、家賃を経費計上する場合、「実際に作業しているスペース分を計上する」という方法があります。具体的な計算式は「取引に使用している部屋の面積÷部屋全体の面積」で問題ありません。 携帯電話の通信費を経費計上する場合は、「仮想通貨に使用している時間とそれ以外の時間で割り出す」方法が一般的です。たとえば、1カ月の通信費が1万円で、毎日6時間取引を行っている場合は、「1万円×25%(6時間÷24時間)=2500円」が経費となります。 人によって生活状況は異なるため、按分で誰にも当てはまる計算式は残念ながらありません。大切なことは、税務調査が入ったときに調査官に算出根拠をしっかり説明できるかどうかです。自分の生活状況を客観的な視点で考えて按分計算するように心がけましょう。 必要経費を正確に計上して賢く節税 仮想通貨取引の経費に計上できるのは、購入の際の費用だけではありません。家賃や光熱費はもちろん、勉強代でさえ必要経費にできるのです。 仮想通貨取引に直接関係がないものを経費計上してはいけませんが、反対にいえば関係があるものなら経費にすることができます。経費計上できる支出は意外に幅広いということは覚えておくとよいでしょう。 経費に対する正しい知識を習得して、賢く節税をするよう心がけてみてください。 ※税金の詳細につきましては、管轄の税務署や税理士にお尋ねいただくか、国税庁の「タックスアンサー(よくある税の質問)」のページをご参照ください。 仮想通貨(ビットコイン)の税金・計算方法・確定申告を徹底解説【2020年最新】 Coincheck
暗号資産(仮想通貨) について調べているときに、「マルチシグ」という言葉を目にしたことがある人もいることでしょう。しかし、具体的にどのようなものであるのかを、知らない人もいるのではないでしょうか。 この記事では、マルチシグの意味や具体的な仕組み、マルチシグを利用するメリットやデメリットについて解説していきます。 マルチシグは、暗号資産の送金を行うにあたり大切な役割を果たすシステムです。暗号資産の取引をする人なら知っておくべき、マルチシグの重要性について理解を深めていきましょう。 目次 まずはざっくり解説!マルチシグとは 暗号資産の送金の方法 暗号通貨の送金の仕組み マルチシグはこの秘密鍵が複数必要になるということ マルチシグの3つのメリット メリット① セキュリティの向上 メリット② 秘密鍵紛失のリスクヘッジ メリット③ 誤送金のリスクヘッジ マルチシグの2つのデメリット デメリット① 秘密鍵の管理が手間 デメリット② 手数料がかかる マルチシグを導入している取引所を利用してみよう Coincheckの無料登録はこちら まずはざっくり解説!マルチシグとは マルチシグは、正式名称を「マルチシグネチャー」といい、直訳では「複数の署名」という意味です。本人である証拠として用いられる「署名」と同じく、セキュリティを強化させるためのシステムです。 暗号資産の送金を行う際には、事前に設定した複数の「秘密鍵」が必要となります。マルチシグの活用場所は、たとえば、一部の暗号資産取引所と暗号資産の保管場所であるウォレットです。 次から、暗号資産の送金の際にマルチシグがどのように活用されているのかについて、詳しく紹介します。 暗号資産の送金の方法 マルチシグは、暗号資産の送金の際のセキュリティを管理するためのシステムです。しかし、実際にどのような仕組みにより管理されているのかを知らない人もいることでしょう。 そもそも暗号資産とは、セキュリティ確保のために暗号技術が利用されているデジタル通貨です。正式名称は「暗号資産」と呼ばれています。暗号通貨の送信時の通信内容の暗号化に関わる鍵には、秘密鍵のほかに公開鍵もあります。 そこで、秘密鍵と公開鍵の役割やこれらの鍵がどのように使用されるかについて解説します。 暗号通貨の送金の仕組み 暗号資産でやり取りされるのは紙幣や硬貨などのお金ではなく、電子データです。取引の際には、電子データが間違いなく送信者本人のものであるかを証明するために署名を行います。 この署名を「電子署名」といいます。 暗号資産のウォレットには、自分だけが知っている「秘密鍵」が入っています。秘密鍵からは他の人に公開してもよい「公開鍵」が生成でき、公開鍵を人間が扱いやすい形にしたものを「アドレス」と呼びます。 ブロックチェーンには、ウォレットのアドレスに残高がいくらあるかという情報が記録されています。残高を動かすためには、アドレスの元となった秘密鍵が必要です。 残高を動かす際は送金データを作成し、秘密鍵を用いて電子署名を行います。送金データがアドレスの元となった秘密鍵で署名されているかどうかは、第三者による確認が可能で、その確認作業がマイニングです。 暗号資産のマイニングとは?仕組みと実践方法について解説 Coincheck マルチシグはこの秘密鍵が複数必要になるということ 公開鍵と秘密鍵は一つずつ使い、署名の際には秘密鍵が一つ必要となる方法を「シングルシグ」といいます。一方、署名を解読する際に秘密鍵が複数必要となるのが「マルチシグ」です。マルチシグはシングルシグのセキュリティを、より頑丈にするために活用されます。 マルチシグで必要となる秘密鍵の数は、「A of B」という表記で知ることが可能です。たとえば、三つある公開鍵のうち、署名の解読に二つの鍵を使う場合には「2 of 3」と表記されます。鍵の数に決まりはなく、「3 of 4」などもあります。ただし、「2 of 3」で設定することが一般的です。 マルチシグの3つのメリット マルチシグの仕組みが理解できたら、次は、特徴について知っておきましょう。まず、マルチシグのメリットを紹介します。 メリット① セキュリティの向上 マルチシグの大きなメリットとしてあげられるのが、セキュリティの向上です。先述した通り、マルチシグでは秘密鍵を複数使用します。正しい鍵がそろわなければデータを署名することはできないため、鍵は多ければ多いほど安心です。 鍵が一つだけの場合よりも、複数あるほうが、盗まれるリスクは少なくなります。サーバー攻撃によって鍵を一つ盗んでも、さらにほかの鍵がなくては署名は難しいからです。 メリット② 秘密鍵紛失のリスクヘッジ 暗号資産のセキュリティは鍵によって管理するので、鍵がないと取引できません。シングルシグの場合、秘密鍵が一つしかないため、その一つを紛失すると取引データを署名できなくなります。つまり、秘密鍵を失くした時点で、アドレス内にある資産が利用できなくなってしまうのです。 しかし、マルチシグであれば、秘密鍵が複数あります。たとえば、「2 of 3」に設定しておけば、一つの鍵を紛失してもほかの鍵で署名可能です。 ただし、紛失しても取引するのに不自由がないとはいえ、リスクは残っています。第三者が自分の鍵を持っている可能性があり、悪用される恐れもあるからです。常にリスクを最低限に抑えておきたいなら、一つでも紛失した時点ですべての秘密鍵を変えたほうが安心です。 メリット③ 誤送金のリスクヘッジ 誤った内容で送金してしまうリスクを抑えられるのも、マルチシグのメリットです。マルチシグでは、鍵を複数使用します。複数の鍵を使うということは、何度も署名を行う必要が生じるということです。 通常であれば、署名するたびに送信内容を目にすることになります。1回目で誤った内容を見逃しても、2回目の署名の際に気付く可能性もあるのです。 このような可能性を考えると、署名する回数は多ければ多いほど誤送信のリスクは軽減されることになります。 暗号資産のセキュリティは大丈夫?知っておきたいリスクや対策 Coincheck マルチシグの2つのデメリット 続けて、マルチシグのデメリットについても紹介します。 デメリット① 秘密鍵の管理が手間 セキュリティが強化されている点が魅力である一方、セキュリティ管理に必要なカギの管理は面倒になります。同じ場所で保管すると、盗まれてしまったときにすべての資産を失ってしまう恐れがあります。 そのため、必ず、別々の場所で保管しなければなりません。個人でリスクを抑えるためには、異なるデバイスで保管することが必要です。ただし、保管するデバイスの数が多いほど、手間はかかります。 一つはスマートフォン(スマホ)、もう一つはパソコンと保管場所が増えれば、各デバイスでの管理が必要となるからです。 デメリット② 手数料がかかる 鍵の数が増えれば、その分、システムは複雑となります。一つだけしか鍵を必要としないシングルシグに比べて、マルチシグのシステムは機能が複雑です。 機能の複雑さに差があれば、設定や送金にかかる費用が加わってきます。 そのため、マルチシグを利用する場合には、追加手数料がかかることが通常です。マルチシグの利用で必要となる追加手数料には、たとえば、設定手数料や送金手数料などがあります。 マルチシグを導入している取引所を利用してみよう 以上、マルチシグの仕組みとメリット・デメリットを解説しました。 マルチシグは、シングルシグに比べて手数料がかかったり、秘密鍵が多い分だけ管理が面倒になったりします。 マルチシグとは「複数の署名」という意味で、本人である証拠として用いられる「署名」と同じく、セキュリティを強化させるためのシステムです。 マルチシグのメリット セキュリティの向上 秘密鍵紛失のリスクヘッジ 誤送金のリスクヘッジ マルチシグのデメリット 秘密鍵の管理が手間 手数料がかかる このようにマルチシグはセキュリティ対策向上の役割を果たしてくれています。 また、暗号資産取引所を選ぶ基準としてマルチシグの導入を指標に置いてみても良いかもしれませんね。 暗号資産取引所のCoincheckではマルチシグを導入しておりセキュリティも万全ですので、まだ登録されていない方は試しに使ってみてください。暗号資産取引を始めるなら、マルチシグの設定をぜひ検討しましょう。 Coincheck(コインチェック)の安全性やセキュリティについて Coincheck
「ビットコインの暴落が怖い」 「ハッキングのリスクってあるの?」 ビットコインに関心はあっても、このようなニュースを聞いて尻込みする人は多いのではないでしょうか。ネガティブな話を聞くと、ビットコイン取引はとてもリスクが高いものに感じてしまいます。 この記事ではビットコインのリスクの現状や、リスクを抑えるために知っておきたいポイントなどを解説していきます。 正しい知識を身につけて、ビットコイン取引に対する不安を払拭しましょう。 目次 ビットコイン(BTC)取引のリスク リスク①暗号資産取引所がハッキングされるリスク リスク②国や政府による規制 リスク③セルフゴックスのリスク リスク④ウイルスが入るリスク リスク⑤価格変動によるリスク リスク⑥儲からないリスク ビットコインを怖がらないで!リスクを抑えるための対策3つ 対策①余剰資金で少額から始める 対策②信頼できる取引所を探す 対策③情報収集を怠らないこと ビットコイン(BTC)を過度に怖がらず、しかしリスクを抑える努力は万全に ビットコイン(BTC)取引のリスク ビットコインにまつわる6つのリスクと対策を紹介します。 暗号資産取引所がハッキングされるリスク 暗号資産取引所がなくなる(倒産する)リスク セルフゴックスのリスク ウイルスが入るリスク 価格変動によるリスク 儲からないリスク リスク①暗号資産取引所がハッキングされるリスク 暗号資産に関するリスクとしてまず気になるのが、取引所がハッキングされることでしょう。取引所がハッキングされると入出金が停止されたり、暗号資産の売買ができなくなったりします。 過去にはハッキングによる大規模な流出事件も起こり、世間の暗号資産に対する不安を煽ることとなりました。これらの事件から、金融庁は同庁が登録した取引所で取引するように呼びかけています。 もしハッキングに遭った場合、補償金が出る取引所と出ない取引所があるので注意が必要です。なぜなら、国の制度では補償金についていまだはっきりと定められていないからです。 そのため、ビットコインの取引を検討する際には、信頼できる安全な取引所を探すことをおすすめします。 リスク②国や政府による規制 国や政府による規制が行われると、ビットコイン価格は大きく変動することもあり得ます。規制内容について市場がプラスの評価をすれば価格上昇、マイナス評価をすると価格下落が生じる可能性が高いです。 実際に中国では、「2017年9月上旬のICO禁止」「人民元と暗号資産との取引を禁止する規制」と、連続で暗号資産に対する規制を強化しました。この規制では、あくまで人民元との取引にフォーカスされています。 【2020年最新】中国の暗号資産市場とこれまでの流れを解説 Coincheck ですがこの規制の影響で、世界最大のシェアを占めていたチャイナマネーが一気に引いたことで、ビットコインの価格は一時30%以上も下落したのです。(チャイナ・ショックとも呼ばれました) 出典: coinmarketcap 日本では、2017年4月に資金決済法が改正され、暗号資産の法的位置づけと規制内容が明確になりました。この法律の施行により、暗号資産の売買取引を唯一行ってもよい場所として認められたのが、暗号資産交換業者が運営する取引所です。 暗号資産交換業者は、関係省庁の登録を受ける必要があります。そのため、暗号資産の取引を行う場合には、きちんと登録を受けた暗号資産交換業者を利用することが大切です。 リスク③セルフゴックスのリスク 暗号資産に関するリスクの一つに、セルフゴックスの可能性が挙げられます。セルフゴックスとは、自分のミスによって暗号資産を紛失することです。セルフゴックスの名前の由来は、前述したマウントゴックス事件によるとされています。 暗号資産取引では、自分の暗号資産を秘密鍵を用いて管理する仕組みとなっており、これは一種の暗証番号のような存在です。そのため、秘密鍵を紛失してしまうと、所有する暗号資産を取り出すことができなくなります。 また、暗号資産では取引にアドレスを使用しますが、間違ったアドレスに送金するとそのコインは原則回収することができません。 他にも、自身の暗号資産財布「ウォレット」のパスワード紛失などもセルフゴックスに含まれます。パスワードの復元ができるよう、日頃からバックアップはしっかりとっておくことをおすすめします。 このようなミスがないよう、秘密鍵やアドレス、パスワードなどはしっかりと管理しましょう。 リスク④ウイルスが入るリスク 暗号資産ウォレットには、主にデスクトップウォレット、モバイルウォレット、ウェブウォレット、ハードウェアウォレット、ペーパーウォレットの5つがあります。 ウェブウォレットやハードウェアウォレットはネットワーク接続を行うため、ウイルスに侵入される可能性が否定できません。ウイルス侵入の被害に遭うと、秘密鍵が漏洩するリスクにつながるので注意が必要です。 もっとも手軽なのはデスクトップウォレットやモバイルウォレットですが、ハッキングに対して安全なのは紙に情報を印刷するペーパーウォレットなどがあります。 また、暗号資産を取り扱う場合には、パソコン自体にウイルスが侵入していないかを確認することも重要です。日頃からウイルス対策ソフトを使用するなど、しっかりと予防しておきましょう。 ハードウェアウォレットを購入する場合には、ウイルスの感染を防ぐためにも公式サイトから購入することをおすすめします。 ビットコイン(Bitcoin/BTC)の保管方法を選ぶときのポイントと注意点 Coincheck リスク⑤価格変動によるリスク 暗号資産は大きく稼げるというイメージがあるかもしれませんが、暴落のリスクがあることも頭に入れておく必要があります。価格の変動がとても大きく、株のようなストップ安やストップ高が存在しないことが特徴です。そのため、どこまでも上がったり下がったりと変動し続ける可能性があります。 価格が急変した際に一時取引を中断する「サーキットブレーカー制度」を導入している取引所もありますが、いつまでもは続きません。的確に損切りをするなど、早めの対応が必要です。 リスク⑥儲からないリスク 投資の世界で使われる「塩漬け」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。塩漬けとは、価値が下がってしまった金融資産を、そのまま放置しておく状況のことです。決済すると損失が出てしまうことから、売れない資産を抱えていることになります。 この場合、損は確定しませんが、お金が返ってくることもありません。暗号資産を取り扱う場合は、あらかじめきちんと売買のルールを決めておくことが大切です。その際には、利益の確定についてだけでなく、損失をどのくらいで確定するかについても決めておくといいでしょう。 4割が塩漬け状態?暗号資産の塩漬け状態を打破する4つの方法 Coincheck ビットコインを怖がらないで!リスクを抑えるための対策3つ ここでは、リスクをできるだけ抑えるために、ビットコイン取引を行う前にしておくべき対策を紹介します。 対策①余剰資金で少額から始める 対策②信頼できる取引所を探す 対策③情報収集を怠らないこと 対策①余剰資金で少額から始める リスクを少しでも減らしたいなら、まずは余剰資金で少額から始めることがポイントです。初心者がいきなり暗号資産に大金を投資すると、変動の激しい市場にうまく対応できず大きな損失を生む可能性があります。 そのため、少額の投資からスタートさせることは最大のリスクヘッジといえるでしょう。 また、暗号資産で人生を一発逆転させたいなどと考えるのは無謀です。あくまで、初めは損をしても問題ない資金を使って投資するのがおすすめです。 対策②信頼できる取引所を探す 暗号資産取引では、取引所のハッキングや倒産などが原因で大きな被害を受けるケースも少なくありません。信頼できる取引所を探すのは難しいかもしれませんが、事前によく調べておくことが重要です。 選ぶ際のポイントとしては、大手であることや上場企業が運営していること、金融庁の登録を受けていることなどが挙げられます。 また、値動きの激しい暗号資産において、サーバーがダウンしてしまうとその間に損が大きくなる可能性もあります。過去のサーバーダウンの件数が少ない取引所かも調べておくと安心です。 対策③情報収集を怠らないこと 暗号資産を購入する際には、暗号資産に関する正しい知識を身につけ、常に最新の情報をチェックしておくことが大切です。インターネットやSNSなどで、「こんなに儲かりました」という意見を鵜呑みにし、情報不足のまま投資を始めるのは危険でしょう。 信頼できる情報もある一方で、まったくの初心者を狙った詐欺事件も起きています。「絶対にこれを買ったほうがいい」、「絶対に値上がりする」などと謳っているようなものには手を出さないようにしましょう。 まずは、インターネットやSNS、書籍などである程度の知識をつけてから投資を始めることをおすすめします。また、価格には各国の暗号資産規制や世界情勢なども影響してくるので、幅広い情報にアンテナを張っておくようにしましょう。 暗号資産の初心者におすすめの記事 暗号資産(仮想通貨)とは何か?初心者にもわかりやすく解説 【ビットコインの始め方 / 初心者向け】ゼロから学ぶビットコイン投資 初めてでも安心して始められる暗号資産(仮想通貨)取引所と投資方法 ビットコイン(BTC)を過度に怖がらず、しかしリスクを抑える努力は万全に この記事で解説した内容を振り返りましょう。 ビットコイン取引のリスクは以下の6つが挙げられます。 暗号資産取引所がハッキングされるリスク 暗号資産取引所がなくなる(倒産する)リスク セルフゴックスのリスク ウイルスが入るリスク 価格変動によるリスク 儲からないリスク さらにビットコイン取引のリスクを抑えるために行うべき対策は次の3つです。 余剰資金で少額から始める 信頼できる取引所を探す 情報収集を怠らないこと ニュースなどでビットコイン取引に関する怖い情報を耳にすることがあります。しかし、ビットコインが出回り始めた頃に比べると、トラブルの状況はずいぶん改善されてきたといえるでしょう。儲ける可能性がある一方、どの投資にもリスクはつきものです。 一人ひとりがしっかりと情報を収集し、リスクを抑えるポイントを意識することで、安全に取引を行うことができます。まずは、少額から挑戦してみてはいかがでしょうか。 簡単にできるビットコインの購入方法・買い方と口座開設の流れ Coincheck ビットコイン(BTC)半減期とは?仕組みや日付、価格への影響を解説 Coincheck
「塩漬け」という投資用語をご存知ですか。 一般的な投資だけでなく、仮想通貨投資の世界でも塩漬けという言葉は存在します。 この記事では、塩漬けの意味と、仮想通貨投資における塩漬け状態を変えるための方法を紹介していきます。 塩漬け状態を打破したいと考えている投資家は多いことでしょう。一体どのように対処したらよいのでしょうか。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 塩漬けとは? 仮想通貨を塩漬けしてしまう人は多い!? 仮想通貨購入者の4割が塩漬け しかし7割は「売買予定あり」 「資産として持ちたい」なら塩漬けでも問題ない 塩漬け状態の仮想通貨を打破する4つの方法 方法①そのまま待つ 方法②損切りをする 方法③ナンピンをする 方法④貸暗号資産(仮想通貨レンディング)を行う 貸暗号資産サービスを提供しているコインチェック 損失をできるだけ小さくして損切りするのも一つ 塩漬けとは? 「塩漬け」という投資用語は本来、株式投資などで使われているものです。 保有している資産が買値よりも大幅に下がってしまい、今売ると大きな損失を計上するため「売るに売れない(損切りできない)状態」を指します。 資産の価値が下がったとき、塩漬けしておけば損失が確定することはありません。 しかし、塩漬けにしている期間内は、その資産を保有し続ける金額分、別の投資商品を購入する機会を失います。資金があれば投資できたかもしれない商品が値上がりした場合には、利益を得るチャンスを失ったという機会損失になります。塩漬けは決してよい状態ではないといえるでしょう。 また、同じように資産を保有し続ける用語として、「ガチホ(ガチでホールドする、本気で保有し続ける)」というスラング用語もあります。投資用語では「バイ アンド ボールド」ともいい、長期保有で値上がりを期待する投資法です。しかし、当初から仮想通貨の成長を見越して長期保有するガチホと塩漬けは異なるものです。 仮想通貨を塩漬けしてしまう人は多い!? 塩漬けの状態は、できれば避けたいという人は多いでしょう。ですが「仮想通貨で塩漬けをしている人は多い」という調査結果があります。 ここから、その調査結果を紹介していきます。 仮想通貨購入者の4割が塩漬け 2019年3月6日に、株式会社博報堂が「仮想通貨に関する生活者調査」の結果を公表しました。調査結果によると、仮想通貨を取引する頻度は下落の傾向にあり、下記の図の通り購入経験者のうち4割近く(39.4%)が仮想通貨を塩漬けにしています。 出典:仮想通貨に関する生活者調査 塩漬けにしている人は、他の購入経験者と比べて取引歴も短い傾向が見られます。 塩漬けしている人に理由を聞いた結果、「価格が安くて売りたくなかったから」という回答が最も多く、その比率は全体の30.5%です。次いで多かったのが「価格変動が激しかったから」で23.9%、「取引をするベストなタイミングではないと思ったから」が23.5%と続いています。 また下記の図は塩漬けしている層を表したものです。大きく分かる点として塩漬けユーザーは男性が多いことが挙げられます。 出典:仮想通貨に関する生活者調査 しかし7割は「売買予定あり」 出典:仮想通貨に関する生活者調査 しかし仮想通貨を購入した経験のある人のうち7割以上が、取引所・販売所に月1回以上ログインやアプリ起動を行っており、5割以上は週に1回以上のペースでログインやアプリ起動を行っています。 仮想通貨の取引は全体的に下落傾向にありますが、市場の流れを定期的にチェックしている人は多く存在するのです。 この調査結果を見る限り、取引の頻度は減っていても、取引を行うタイミングをうかがっている人は依然として多いと考えられます。 出典:仮想通貨に関する生活者調査 上記の図でも分かるように、塩漬けしている人でも同じような傾向が見られ、66.9%の人が今後仮想通貨を売買する予定があると回答しています。 「資産として持ちたい」なら塩漬けでも問題ない 仮想通貨の値上げを期待して、売却益を得ようとしていた人にとっては、塩漬けはあまり好ましい状態とはいえないでしょう。 売買すべきタイミングを逃したということが受け入れられず、再び価格が上がることを期待しても、思うように価格が動くとは限りません。 しかし、資産として持っておきたい場合やインターネットの決済に使用するなどの目的があるのなら、必ずしも悪い状態とはいえません。 出典:仮想通貨に関する生活者調査 また、先述の博報堂による調査を見ても、仮想通貨に期待する活用手段として「新しい決済・送金インフラ等、デジタル通貨としての利便性への期待の高さ」もうかがえます。すべての購入者が投機目的というわけではないので、仮想通貨の今後を期待して保有を続けるのであれば、塩漬けでも問題はないでしょう。 塩漬け状態の仮想通貨を打破する4つの方法 塩漬けの仮想通貨は、どう扱えばいいのでしょうか。不本意ながら塩漬けとなってしまった場合、塩漬けの解消も考慮に入れる必要があるでしょう。 ここでは、塩漬けの解消法をいくつか提案します。 方法①そのまま待つ 仮想通貨を塩漬けにしてしまった以上、ここからは少しでも損失が減るよう考えなければなりません。そのために考えられることとして、まずは価格の上昇を期待して持ち続ける方法があります。 売らずに持ち続ければ、損失にはなりません。しかし、所持している仮想通貨が値上がりする保証もありません。また、値上がりしたとしても、その時期がいつになるかは分からないのです。いつ上がるか分からない資産を持ち続けることは、精神的な負担も大きくなる可能性もあります。 方法②損切りをする 損切りとは、価値が下がった一定の段階で仮想通貨を売って、損失を確定させてしまうこと方法をいいます。損切りをすると、損益はそこで確定してしまいます。もしもその後に売った仮想通貨が値上がりしても、当然利益は得られません。 しかし、思うように値上がりせずにイライラしたり、ストレスを感じたりする苦痛からは解放されます。他に投資したい商品があれば、損切りで得た資金をその資産に回すことも可能です。また、他で利益が出ている場合には、損切りで全体の利益を小さくすれば、節税にもつながります。 仮想通貨で損しないためには?初心者向けの運用方法には何がある? Coincheck 方法③ナンピンをする ナンピンとは、塩漬けになっている仮想通貨を買い増しする方法をいいます。ナンピンによって、所持する仮想通貨全体の平均取得価格が下がります。 取得価格が下がれば、今後所持を続けて値上がりを待つ場合にも、値上げ幅は以前より少なくても利益が出ます。また、利益が出た場合には、買い足している分だけ利益の額も大きくなります。 上昇トレンドの中で一時的に下げているときなど、ナンピンするのであればタイミングも大切です。しかし、ここから更に価値が下がるなどした場合には、損失額も大きくなることは頭にいれておかなければなりません。 ナンピンをする場合には、そのリスクもあらかじめ考慮しておく必要があります。希望的観測でナンピンを続けると、損失が広がる可能性が高くなります。 「いくら以下まで価値が下がったら損切りをする」というラインを定めておくなど、あらかじめ自分のルールをつくっておくとよいでしょう。 また、仮想通貨の取引には、現物取引とレバレッジ取引があります。レバレッジ取引の場合、レバレッジの手数料が1日単位でかかります。 1日単位の料金はわずかですが、長期間保有した場合には、合計でかなりのコストとなります。ナンピンするのであれば現物取引で行うか、レバレッジ取引であれば短期間で決着をつけましょう。 仮想通貨を始める前に知っておくべきレバレッジ取引のデメリット Coincheck 方法④貸暗号資産(暗号資産レンディング)を行う 貸暗号資産(暗号資産レンディング)とは、自身が保有している仮想通貨を取引所などに貸し出すことをいいます。貸暗号資産によって、その数量に応じて賃借料が手に入ります。取引所は、借りた仮想通貨をまた空売りしたい人に貸す、というシステムです。 空売りとは、所持していない仮想通貨を売り、価値が下がった段階で買い戻すことで利益を得る信用取引の一つです。仮想通貨の価値が下がれば利益が出る取引のため、下げ相場になっているときに人気が高まる投資法です。 暗号資産の価値が下がったことで塩漬けとなっている場合、貸暗号資産を行って賃借料を得るという選択肢も考えられるのです。 貸暗号資産によってどのくらい増えるのかは、取引所ごとに年利が違うのでチェックが必要ですが、どちらにしても賃借料は大きな金額ではありません。しかし、塩漬けのままにしておくよりも、賃借料をもらえる分だけましとも考えられます。 また、貸暗号資産を行う場合、その期間内は仮想通貨を保有し続ける必要があります。塩漬けになったままであればよいですが、売りたくなる可能性が出てくる場合には考慮が必要でしょう。 貸暗号資産サービスを提供しているコインチェック 仮想通貨のレンディングは、すでにいくつかの取引所で行われています。 その内容は取引所によって少しずつ異なりますが、国内大手取引所であるCoincheckのレンディングは、次のような特徴を備えています。 貸出期間を14日・30日・90日・180日・365日の5通りから選ぶことができる 貸出数量の下限は10万円相当以上、上限は設定されていない 仮想通貨のレンディングを行っている取引所の比較です。 Coincheckの貸暗号資産サービスでは、ビットコインのみならず、イーサリアム、リップル、ネム等のCoincheckで取扱う暗号資産の貸付ができます。対応している暗号資産は、Coincheckのアカウントにログインの上、こちらのページをご確認ください。 年率は以下になります。 コインチェックの貸暗号資産サービスの詳細とお申し込みは以下の記事をご覧ください。 仮想通貨レンディングの始め方と知っておくべき3つの注意点 Coincheck 損失をできるだけ小さくして損切りするのも一つ 価値が下がり、売りたくても売れない塩漬けは、ナンピンや貸暗号資産で解消することもあります。しかし、ナンピンや貸暗号資産にもリスクはあり、場合によってはかえって損失を広げてしまう可能性も考えられます。 そのため、一定の段階で損切りすることも選択肢の一つです。損切りによって、価格の推移を見続けるストレスから解放されるとともに、次の投資へと目も向けることができるでしょう。
「ステーキングってなに?」「クアンタムのステーキングについて知りたい」 この記事では、クアンタムやリスクなどのステーキングの仕組みやステーキングサービスを展開している取引所を紹介していきます。 国内の取引所が参入したことで、2020年は暗号資産(仮想通貨)のステーキングが話題になりそうです。 初心者でも収益を得られるステーキングとは、一体どのようなものなのでしょうか。 ※コインチェックで提供しているLiskのステーキングサービス(β版) は、2021年8月20日以降停止しております。再開の予定につきましては現在未定です。再開の日時は、ブログまたは当社公式SNS等にて改めてお知らせを致します。詳細はこちら Coincheckの無料登録はこちら 目次 ステーキングとは ステーキングはどんなサービス ステーキングのメリット コンセンサスアルゴリズムとは コンセンサスアルゴリズムの種類と使用されている暗号資産 ビットコイン(BTC)などに使われるPoW イーサリアム (ETH)やクアンタム(QTUM)などに使われるPoS リスク(LSK)やイオス(EOS)に採用されているDPoS ステーキングサービスを紹介 2020年1月にCoincheck(コインチェック )が開始 Coincheckのステーキングサービスとは 持ってるだけで利益になるステーキングサービスの今後に注目 ステーキングとは ステーキングとは、簡単にいうと暗号資産を保有するだけで報酬を得られる仕組みのことです。 この記事では、ステーキングの内容とメリットについて紹介します。 暗号資産のステーキングサービスの利用を検討している人は把握しておきましょう。 ステーキングはどんなサービス ステーキングとは、暗号資産を保有して、ブロックチェーンネットワークの管理に貢献することで報酬を得られるサービスです。 厳密には保有ではなく、ネットワーク上に預け入れる必要があります。ステーキングは後述するコンセンサスアルゴリズムのPoS(プルーフオブステーク:Proof of Stake)と関係しています。 ビットコインなどのコンセンサスアルゴリズムがPoW(プルーフオブワーク:Proof of Work)のコインはステーキングの対象になりません。 暗号資産取引を始めたばかりの人やステーキングについて馴染みのない人は難しいと感じるでしょう。 しかしステーキングは、暗号資産をネットワーク上に預けるだけで報酬を得られるので、専門的な技術が必要というわけではありません。銀行にお金を預けると利子がついて増えるのをイメージしてみましょう。 ステーキングのメリット ステーキングのメリットは、収益方法がインカムゲインであることです。 インカムゲインとは、株式や債券などを保有していると得られる、配当金や利子のような収益のことをいいます。所有するだけで報酬を得られるので、一度購入してしまえば素人でもしっかり利益を出すことが可能です。 また、事前にどのくらい報酬を得られるのか予想がつきやすい傾向もあります。 ステーキングが浸透する前は、暗号資産は投機目的で扱われることが一般的だったので、売買で利益を得るキャピタルゲインが収益のメインでした。キャピタルゲインの場合、利益を出すためには暗号資産の購買や売却のタイミングが重要です。 そのため、知識や経験がない人はなかなか手を出すことができませんでした。一方ステーキングは、暗号資産の知識が乏しい人でも報酬を得られる方法の一つといえるでしょう。 コンセンサスアルゴリズムとは コンセンサスアルゴリズムは、直訳すると合意手順という意味です。ブロックチェーンの管理方法の一つで、どのマイナーのトランザクションの処理結果を正しいとするかを決めるアルゴリズムです。 マイナーとはトランザクションが改ざんなどの不正をされていないか監視する人のことをいいます。 暗号資産のトランザクションの記録は複数のマイナーによって成立しているので、ときにはマイナーによってトランザクションの記録に誤差が生じることがあります。 暗号資産には中心となる管理者が存在しないため、トランザクションの処理結果が異なる場合、コンセンサスアルゴリズムが正しい結果を判断するのです。 コンセンサスアルゴリズムの種類と使用されている暗号資産 コンセンサスアルゴリズムの種類には、たとえばPoWやPoS 、DPoS(デリゲートプルーフオブステーク:Delegated Proof of Stake)などがあります。 ここからは、それぞれのコンセンサスアルゴリズムが使用されている暗号資産を紹介します。特に、ステーキングに関与するコンセンサスアルゴリズムのPoSの内容を把握しておきましょう。 コンセンサスアルゴリズムの基礎と初心者が抑えておきべき5種類のアルゴリズム Coincheck ビットコイン(BTC)などに使われるPoW PoWは、世界初の暗号資産で最も知名度の高いビットコインで用いられているコンセンサスアルゴリズムです。ビットコインの他にもライトコインやモナコインなど多くの暗号資産で利用されており、一般的なアルゴリズムといえるでしょう。 PoWは、複雑な計算を特別なコンピューターが長時間かけて行う仕組みで、取引検証作業の報酬として新しく発行されたコインがもらえます。ただし、膨大な電力を必要とするため、環境への悪影響や資本力のあるマイナーの寡占状態が危惧されています。 イーサリアム (ETH)やクアンタム(QTUM)などに使われるPoS PoSは、一定以上のコインを保有していないとマイニングに参加できず、また保有している暗号資産の分だけ報酬を得られるコンセンサスアルゴリズムです。 PoSは消費電力の多いPoWの対策として編み出された仕組みで、膨大な計算を必要としないので消費電力を抑えることができます。 PoSを採用している暗号資産がステーキングの対象となります。PoSを採用している暗号資産の代表例はイーサリアムやクアンタムです。 ただし、大量の暗号資産を保有する必要があるので、暗号資産の流動性が損なわれる可能性が高いです。また、保有量が多い人が優先的に取引の承認作業を任せられるので、純粋にマイナーの資金力などの影響を受けやすくなり不公平な場面が多々見られます。 リスク(LSK)やイオス(EOS)に採用されているDPoS DPoSは、PoWやPoSの欠点を補うために考案されたコンセンサスアルコリズムで、代表的な暗号資産にはリスクやイオスなどがあります。 DPoSでは、保有量に応じて投票権が割り当てられ、保有しているリスクの取引を任せるデリゲート(代表者)を選任して投票します。保有量が多い人のほうが投票の影響力は強いですが、大量に保有するだけで報酬を受け取る権利があるPoSに比べて公平性が高いでしょう。 また、PoWよりもトランザクション処理が高速なので、消費電力を抑えることも可能です。ただし、DPoSは暗号資産の保有量が多い人が結託して不正を行った場合、中央集権化が起こって一方的な支配が行われる可能性があります。権力が一カ所に集中してしまうと公平性が欠けてしまう点は課題といえるでしょう。 ステーキングサービスを紹介 暗号資産取引所の中でステーキングサービスを利用できる取引所を紹介します。どこでステーキングサービスを利用できるのかチェックしておきましょう。 2020年1月にCoincheck(コインチェック )が開始 国内の暗号資産取引所のCoincheckが、2020年の1月からリスクのステーキングサービスβ版を開始しました。国内の取引所だけでなく、海外の世界最大級の暗号資産取引所も日本に進出しています。 国内の取引所もステーキングサービスに参入し、今後も取引所の参入が多く予想されるので、暗号資産における2020年はステーキングに注目が集まる年になるのではないでしょうか。 Coincheckのステーキングサービスとは Coincheckのステーキングサービスは対象となる暗号資産は2020年5月時点でリスクのみです。 Coincheckのステーキングサービスは、Coincheck側で投票したデリゲードが上位101人のアクティブデリゲードに選出されると、デリゲードが受け取る報酬を分配してもらえる仕組みになっています。 そのため、上位101人の中に入ってもらうために、協力者を集めて投票をまとめるなどの戦略が必要です。 ただし、Coincheckのステーキングサービスを利用するには条件をクリアする必要があります。その条件とは、リスクの平均保有量が10LSK以上であることです。平均10LSKを下回ってしまうと、ステーキングサービスを利用することはできません。 2020年5月時点でのリスクのステーキング報酬付与日は毎週水曜日で、少額ではありますがリスクをもらえます。 報酬付与の確認方法は、コインチェックアプリ > アカウント > 取引履歴から確認することができます。 ステーキングとは?利益を得られる仕組みとリスク(Lisk)ステーキングサービスについて Coincheck 持ってるだけで利益になるステーキングサービスの今後に注目 ステーキングはデリゲートが承認作業をしてくれる仕組みなので、初心者や知識ゼロでも暗号資産を保有するだけで利益を出すことが可能です。国内の取引所も参入し、今後ますます盛り上がることになるでしょう。 ローリスクで初心者も挑戦しやすいCoincheckのステーキングサービスの利用を検討してみてはどうでしょうか。
「クアンタムの今後を知りたい!」 「クアンタムの将来性を見極めるポイントはどこ?」 クアンタムは、2020年3月に国内で初めてCoincheckに上場しました。国内初ということもあり、クアンタムの特性や将来性が気になる方もいるのではないでしょうか。 この記事ではクアンタムの購入を迷っている人のために、クアンタムの特性や革新性、注意が必要なポイントなどについて解説していきます。 暗号資産(仮想通貨)の中でも将来性に期待が高まっていると言われているクアンタムですが、一体どのような特性を持っているのでしょうか。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 クアンタム(QTUM)とはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のいいとこどり クアンタム(QTUM)の3つの特徴 UTXOを使った高い匿名性 スマートコントラクトを実装 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ クアンタム(QTUM)4つのメリット ライトウォレットによってスマートフォンでも簡単 ビジネス用途に強い 創設者と開発陣が技術面で信頼できる マイニングで報酬を得やすい クアンタム(QTUM)の今後を占う最新ニュース 【2020/8/28】メインネットV0.19.1をローンチ 【2020/3/12】コインチェック、Qtumの取扱いを開始 【2018/10/17】アマゾン ウェブ サービス(AWS)との提携を発表 クアンタム(QTUM)の今後の将来性 クアンタム(QTUM)の課題・心配なところ ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に影響される可能性がある 中国情勢の影響を受ける可能性がある クアンタム(QTUM)に関するQ&A Q:クアンタム(QTUM)とはどのような通貨ですか? Q:クアンタム(QTUM)の過去最高値はいくらですか? Q:クアンタム(QTUM)の将来性を教えてください。 Q:クアンタム(QTUM)の現在の価格を教えてください。 クアンタム(QTUM)の購入はCoincheckで クアンタム(QTUM)はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のいいとこどり 2016年に誕生したクアンタムは、ビジネス向けを想定して開発された暗号資産で、「ビットコインの長所である匿名性と、イーサリアムの長所である技術力を併わせ持っている」といわれています。 具体的には、クアンタムはビットコインの特徴の1つである「UTXO」という通貨管理手法と、イーサリアムの特徴の1つである「スマートコントラクト技術」という2つの機能を有しています。 このビットコインとイーサリアムの「いいとこどり」のシステムは、「アカウントアブストラクトレイヤー(AAL:Account Abstract Layer)」と呼ばれています。このAALによって、クアンタムは企業間取引で要求されるレベルの高いセキュリティを実現しています。 クアンタム(QTUM)の3つの特徴 ビットコインの高い匿名性とイーサリアムのスマートコントラクト。この2つを両立させることは、実は技術的に難しいことでした。これらの特徴がどのようにクアンタムで実現されているのか、解説していきます。 1.UTXOを使った高い匿名性 クアンタムでは残高管理の方法として、ビットコインと同様の「UTXO」という仕組みが採用されています。暗号資産は法定通貨のように、実物があるわけではありません。銀行預金と似たようなもので、「誰の口座にどの通貨がいくらあるか」が記録されているだけです。 しかし、ビットコインやクアンタムの場合、ウォレットに残高の数値そのものが記録されているわけではなく、UTXOで管理されています。UTXOとは「ユーザーに紐づけられた分割不可能なコインの塊」で、この塊がどのように取引されたかを追跡して、現在の残高を割り出しているのです。 例えば、あなたが1BTCを持っていて、店舗で0.4BTCの買い物をしたとしましょう。当然、残りは0.6BTCです。しかし、UTXOは分割できませんから、一度店舗に1BTCを渡し、お釣りとして0.6BTCを受け取るという取引を行います。このとき、お釣りを受け取るための新たなアドレスが作られ、0.6BTCはそこに紐づけられる仕組みとなっています。 ビットコインやクアンタムは、こうした複雑な構造をとっているため、第三者からの追跡が困難になり、高い匿名性を維持できているのです。 2.スマートコントラクトを実装 イーサリアムが持つスマートコントラクトという機能を、クアンタムでも実装しています。スマートコントラクトとは、事前に定義しておいた条件が満たされると、契約と価値移転が自動的に行われる仕組みです。 スマートコントラクトを活用することで、不動産や自動車の販売など、仲介者が不可欠だった取引を当事者間のみで行うことができます。クアンタムはビジネス向けを想定して開発されているので、こうした機能を持っているのは当然と言えるかもしれません。 スマートコントラクトとは?仕組みやイーサリアム(ETH)との関係を解説! Coincheck 3.匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ クアンタムは匿名性を担保しながら、自動契約履行を実現していますが、スマートコントラクトを動かすためには、多くの情報を書き込まなければいけません。そうすると、取引のたびに複雑な残高管理を行うUTXOとは、相性がよくありません。 そこで、クアンタムが採用したのが、UTXOとスマートコントラクトの橋渡しが行える「アカウントアブストラクトレイヤ(AAL)」という技術です。AALは、クアンタムが独自開発したもので、UTXOをベースにしたブロックチェーンのシステム上にバーチャルマシンを構築し、そこでスマートコントラクトを動かす仕組みになっています。 AALによってビットコインが持つ安全性や匿名性、データ容量の軽さを維持しながら、複雑な処理を自動化するスマートコントラクトを実現することができました。 クアンタム(QTUM)4つのメリット クアンタムには、主に以下のようなメリットがあります。 ライトウォレットによってスマートフォンでも簡単ビジネス用途に強い創設者と開発陣が技術面で信頼できるマイニングで報酬を得やすい それぞれどのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 1.ライトウォレットによってスマートフォンでも簡単 クアンタムの公式ウォレットは「Qtum Core(クアンタムコア)」と呼ばれ、デスクトップウォレットとモバイルウォレットが存在します。このうち、モバイルウォレットは「ライトウォレット」と呼ばれスマートフォン(スマホ)で使用できるため、場所にかかわらずどこからでもアカウントへのアクセスが可能になります。 また、ライトウォレットは自分が関わっている取引データしかダウンロードしないという特徴があります。そのため、処理するデータ量が最小化され、動作が軽くて使いやすいと評判です。 ちなみに、公式ウォレット以外でも、クアンタムに対応しているウォレットアプリは複数存在しています。たとえば、デスクトップ対応なら「Qtum Electrum(クアンタムエレクトラム)」、モバイル対応なら「Trust wallet(トラストウォレット)」「Bitpie(ビットパイ)」などもよく知られています。 2.ビジネス用途に強い クアンタムはそもそもビジネス向けに作られた暗号資産です。また、ビジネスで重視されるセキュリティ面についても高評価を受けています。 なぜなら、ビットコインのブロックチェーンシステムを利用して高い信頼性を確保しているからです。このセキュリティレベルの高さについては、グーグル(Google)やアマゾン(Amazon)との提携が証拠になるでしょう。 またクアンタムはモバイル利用を想定して作られているため、実装する契約自動化の「スマートコントラクト」をスマートフォンやタブレットからも利用できます。昨今、在宅勤務やリモートワークが前提の働き方に変化していくなかで、オフィスからだけでなく、モバイル端末で社外から利用できるクアンタムは高い実用性を備えていると言えます。 3.創設者と開発陣が技術面で信頼できる クアンタムへの信頼や期待はその誕生に関するところが大きいかもしれません。最も注目されるのは、創設者のパトリック・ダイ(Patrick Dai)氏の経歴でしょう。 彼は中国大手IT企業アリババ(Alibaba)のデジタルエンターテインメント部門のチーフでした。ダイ氏は中国科学技術大学の博士課程在学中の2012年に暗号資産の世界に興味を持ち研究を始めました。暗号資産の世界における最古参のエンジニアの一人といえます。 また、ダイ氏だけではなくクアンタムの開発陣や開発環境にも信頼できる要素が並んでいます。まず、クアンタムのブロックチェーンはグーグル(Google)が提供するクラウド上で利用できるのです。 そのため、誰でも比較的容易にシステム開発が可能な環境が確保されています。さらに、AWS(アマゾン ウェブ サービス)の技術陣とクアンタムの技術陣とは2018年10月から提携して開発を進めています。このような、クアンタム内外の人材や環境が信頼を生んでいるのです。 4.マイニングで報酬を得やすい マイニングは、「世界中で行われている暗号資産の取引を、パソコンで処理することで報酬を得る」ものですが、暗号資産ごとに決まったルールがあります。 例えば、ビットコインが採用しているPoW(プルーフオブワーク:Proof of Work)は、一番早く計算処理を終えた人に報酬が与えられます。そのため、最高レベルの計算能力を持つマシンを大量にそろえられる、資金力のあるマイナーでないと報酬を獲得するのは難しいと言われています。 一方、クアンタムが採用するPoS(プルーフオブステーク:Proof of Stake)は、計算能力だけでなく、クアンタムの保有量や保有期間によって優先度が変わります。つまり、「多くのクアンタムを長く持ち続けている人ほど、マイニング報酬を得やすい」という仕組みになっているのです。 力技でのマイニングであるPoWは多くの暗号資産に採用されていますが、資金力のある大規模なマイナーに報酬が集中してしまうことや、大量の電力を消費するため環境への負荷が大きいことなどが問題点として指摘されています。 なお、イーサリアムは2021年のうちにPoWからPoSへ移行される予定です。 暗号資産(仮想通貨)のマイニングとは?仕組みと実践方法を初心者向けに解説! Coincheck クアンタム(QTUM)の今後を占う最新ニュース 2021年1月現在、クアンタムの価格は300円前後で推移しています。 クアンタムの取引をしている方にとっては、「クアンタムの価格が今後どうなっていくのか」というのは非常に気になるポイントでしょう。 通貨の将来性を検証するには、その通貨に関するニュースをこまめにチェックし、そこで得た情報をもとに成長性を判断する必要があります。そこで、ここではクアンタムに関するニュースを厳選してご紹介します。 【2020/8/28】メインネットV0.19.1をローンチ 2020年8月28日、クアンタムは新たなメインネットである「V0.19.1」を正式にローンチさせました。 引用:Medium このアップデートにより新たにオフラインステーキングが実装され、クアンタム保有者はハードウェア、Web、モバイルウォレットからオンラインノード運営者に対してステーキングを委託することができるようになりました。 これまでクアンタムの保有者は、公式ウォレットの「Qtum Core」を通じてしかステーキングに参加することができませんでしたが、今回のアップデートにより容易なステーキング参加が可能になりました。 参考:Offline Staking Has Activated 【2020/3/12】コインチェック、Qtumの取扱いを開始 2020年3月12日、コインチェック株式会社は国内の暗号資産交換業者では初となるクアンタム(Qtum)の取扱いを開始しました。 参考:コインチェック、Qtumの取扱いを3月12日に開始 【2018/10/17】アマゾン ウェブ サービス(AWS)との提携を発表 2018年10月17日、クアンタムはAmazon.comの子会社で、大手クラウドコンピューティング企業である「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」の中国部門と提携したことをTwitterで発表しました。 引用:Qtum Qtumチームが公開したプレスリリースによると、このパートナーシップにより、AWSユーザーは「Amazon マシンイメージ(AMI)」というテンプレートを使用して、迅速、効率的かつ費用対効果の高いスマートコントラクトを開発およびローンチすることが可能になるとされています。 参考:CoinDesk「Qtum Blockchain Becomes Amazon Web Services Partner in China」 クアンタム(QTUM)の今後の将来性 引用:CoinMarketCap 今後は、新たな取引所への上場などで取引者数が増えれば、価格に反映されることもあるでしょう。 クアンタムでは年初にロードマップが公開されており、プロジェクトの進行予定がわかるようになっています。今後の動向をつかむためにもロードマップはチェックしておきましょう。 公式サイト:https://qtumeco.io/ クアンタム(QTUM)の課題・心配なところ 数多くのメリットがある一方で、クアンタムには以下のような課題もあります。 ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に影響される可能性がある中国情勢の影響を受ける可能性がある それぞれの内容について、解説していきます。 ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に影響される可能性がある クアンタムはビットコインとイーサリアム両方の特性を持っていることが利点ですが、欠点にもなり得ます。 例えば、ビットコインに何らかの技術的な問題が見つかったとします。すると、クアンタム自体には何の問題もなかったとしても、疑いの目が向けられる可能性があります。ビットコインと同じ技術を使っていることを知っている人なら、リスク回避に動くこともあるからです。 同様に、クアンタムにはイーサリアムの技術も採用されています。クアンタムを保有するなら、ビットコインとイーサリアムの動きにも注意しておく必要があります。 中国情勢の影響を受ける可能性がある 創設者のダイ氏はアリババ出身で、クアンタムは中国発の暗号資産です。そのため、クアンタムが中国情勢に影響を受けるのではないかという見方もあります。 中国は、近年、デジタル分野において目覚ましい発展を遂げていますが、一方で共産党一党の独裁国家の傾向があると言われています。また、暗号資産に対しての政策では、取引所の閉鎖やICOの全面禁止などの規制強化がみられます。 ただし、中国は国家として将来的に暗号資産市場に本格参入するのではないかという分析もあるようです。そうなると、クアンタムと中国との関係は逆に強力なメリットに変わる可能性もあります。 クアンタム(QTUM)に関するQ&A クアンタムに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 Q:クアンタム(QTUM)とはどのような通貨ですか? クアンタムは、2016年に誕生したオープンソースブロックチェーンによる暗号資産です。ビットコインの特徴の1つである「UTXO」という通貨管理手法と、イーサリアムの特徴の1つである「スマートコントラクト技術」を併せ持っているのが特徴です。 Q:クアンタム(QTUM)の過去最高値はいくらですか? クアンタムの過去最高値は、2018年1月に記録した約1万1,300円です。 Q:クアンタム(QTUM)の将来性を教えてください。 グーグル(Google)やアマゾン ウェブ サービス(AWS)などの大企業とパートナーシップを締結していることから、クアンタムは非常に将来性の高い通貨として注目されています。今後ビジネスでの用途がさらに広がっていけば、大幅に値上がりする可能性は十分あるでしょう。 Q:クアンタム(QTUM)の現在の価格を教えてください。 現在のクアンタムの価格はリアルタイムチャートページからご確認いただけます。 クアンタム(QTUM)の購入はCoincheckで クアンタムには実際のところいくつかの懸念材料があります。 メリットとしての技術的な側面が、場合によってはリスクに変わる可能性が捨てきれません。また、創業者やクアンタムが影響を受けやすい中国の存在にも注目しておく必要があります。 しかし、クアンタムは高い技術力で開発された暗号資産であり、世界的な大企業からの評価も高いのも事実です。今後に大きく期待できる暗号資産といえるでしょう。 暗号資産取引所のCoincheckでは2020年3月より国内で初となるクアンタムの取り扱いを開始しました。クアンタムを購入したい方はCoincheckでぜひお取引してみてください。 簡単にできる仮想通貨クアンタム(QTUM)の購入・買い方 Coincheck