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Coincheck Column
コインチェックコラム

「仮想通貨は、もうオワコンでしょ!」…なんて声を聞いたことがあるかもしれません。 しかし結論からいえば、仮想通貨はオワコンとはいえないのが実情です。実際に多くの投資家たちが、「これからやってくるビッグチャンス」をつかむための仕込みを続けています。 詳しくは本文にて解説しますが、仮想通貨市場の急拡大が予測されるタイミングとして、以下の6つが挙げられます。 <急拡大が予測される6つのタイミング> ①仮想通貨ETFの承認 ② Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③ 仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況の変化 さらに長期的な視点に立てば、以下の3つの理由から、仮想通貨はオワコンではないことがわかります。 <仮想通貨はオワコンではない3つの理由> ① 市場規模から見て大きな伸びしろが残されている ②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する ③ 仮想通貨は数億人が使うようになる可能性が高い 「仮想通貨って、本当にオワコンなの?今から儲けられないかな?」と考えている方は、この記事をお読みいただくことで、「仮想通貨がオワコンとはいえない理由」「これから投資していく上で知っておきたい重要なポイント」がわかるようになります。 「仮想通貨はオワコン」と決めつけて手を引くよりも、正しい知識を身に付けて、投資を成功させられるようになりましょう。さっそく続きをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨はオワコンではない?未来が明るい3つの理由 理由①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている 理由②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する 理由③仮想通貨の未来は明るいと言われている (補足)著名人たちもポジティブな予想をしている 仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング ①仮想通貨ETFの承認 ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況 将来性のある銘柄を見極める3つのチェックポイント ①知名度はあるか? ②実用性はあるか? ③信頼度はあるか? 銘柄別の将来性が解説された記事のリスト まとめ 仮想通貨はオワコンではない?未来が明るい3つの理由 冒頭でも触れましたが、仮想通貨はオワコンどころか、大きなポテンシャルを秘めています。まずは、その理由からお話しましょう。 理由①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている 「仮想通貨が今後どれほど伸びる可能性があるのか?」を予測する方法のひとつが、仮想通貨に流入する可能性がある他の金融市場との比較です。 以下の図は、仮想通貨市場と他の金融市場の規模を比較したものです。仮想通貨の時価総額は2019年5月時点で約2,624億ドルです。 出典:クレディ・スイス、日経新聞、Global Charts 世界の総資産360兆ドル(2019年10月)、株式の時価総額86兆ドル(2019年12月)と比較すると、仮想通貨の市場規模はまだまだ小さな市場であることがわかります。 実際、仮想通貨の時価総額は、世界の株式時価総額のわずか0.3%しかありません。 仮に株式市場の3%が流入したなら、仮想通貨市場は一気に10倍になります。“何らかのきっかけ”さえあれば、20倍、30倍……と爆発的に急拡大しても不思議ではない状況なのです。 この“何らかのきっかけ”については、後ほど「2. 仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング」にて詳しく解説します。 理由②新たなムーブメントは初期のブームが過ぎた後に定着する 「仮想通貨はオワコンなのでは?」と疑っている人は、2017年末の熱狂的なブームが過ぎ去った後、急降下した印象を強く持っているようです。 実際にGoogleトレンドで「仮想通貨」と検索された数の推移を見てみましょう。 確かに、2018年1月頃にピークを迎えた後に下降した後、現在までほぼ横ばいで推移しています。 しかし、ここから「仮想通貨は終わり」と結論づけるのは早計です。なぜなら、このグラフの形は、世の中に新しいモノが現れたとき特有の動きを示しているからです。 例えば、類似例として「FX」の検索数の推移を見てみましょう。 現在ではすっかり定着したFXですが、初期の頃には急上昇ブームからの急下降を経験しています。そして幾度となく上下を繰り返しながら、定着していきました。 仮想通貨には、FXよりも革新的で、人々の常識をはるかに越えたテクノロジーが使われています。定着するまでに、FX以上に激しい乱高下を繰り返すのは、自然の成り行きといえるでしょう。 投資に限ったことではありませんが、テクノロジーが革新的で素晴らしいものであるほど、その黎明期には混乱が起きやすくなります。 近年、世界中の人々が経験した革新的なテクノロジー「インターネット」も、そうでした。 人々の熱狂的なブーム、それを狙った犯罪者の登場、改善を試みる技術者、法整備に奔走する政治家…… 現代において「仮想通貨」が経験している動乱は、仮想通貨それ自体のポテンシャルを証明しているともいえるのです。 理由③仮想通貨の未来は明るいと言われている 仮想通貨の未来は明るいと言われています。 仮想通貨・ビットコインのニュースサイト「コインテレグラフジャパン」が紹介するYouTubeでは多くの著名人が仮想通貨の未来に関して前向きなコメントをしています。 関連動画一覧:コインテレグラフ チャンネル 仮想通貨とビットコインの未来 「明るい」の定義は様々ですが、長期的な視野で考えればビットコインは投資・投機以外の決済といった手段でも活用される可能性があります。 ですので、長い目線で仮想通貨の未来を期待しても良いでしょう。 (補足)著名人たちもポジティブな予想をしている 仮想通貨の世界でその言動が注目を集める著名人たちも、ポジティブな予想をしています。その一部をご紹介しましょう。 世界最大のビットコイン所有者といわれる兄弟 ウィンクルボス兄弟 「ビットコイン(BTC)の時価総額は、いずれ金の時価総額約7兆ドルをいずれ超えるだろう」(2019年) 仮想通貨専門調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズの代表 トム・リー 「ビットコイン(BTC)の最高値更新は2020年頃になる」(2019年4月) 「仮想通貨はオワコン」と諦める一般人がいる一方で、「まだまだこれから」「オワコンなわけがない」と捉える専門家は多いのです。 詳しくは こちらをご覧ください。 仮想通貨の今後は明るいの?Coincheck共同創業者や著名人が解説【2020年最新】 Coincheck 仮想通貨市場の急拡大が予測される6つのタイミング 仮想通貨市場の拡大が予測される6つのタイミングを解説します。 <急拡大が予測される6つのタイミング> ①仮想通貨ETFの承認 ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況の変化 ①仮想通貨ETFの承認 まず「仮想通貨ETFの承認」が大きなタイミングとなります。 ETFとは「上場投資信託」のこと。「仮想通貨ETF=上場投資信託の仮想通貨」という意味になります。 「投資信託」には、“上場されているもの・されていないもの”の2通りがありますが、ETFは上場されている投資信託を指す言葉です。上場されていると、株式のように市場の動きに合わせて購入できるのがポイントです。 現在、米国ではビットコインETFが承認されますが、日本では2020年4月時点で不可となっております。 ただし、今後国内の政治家の体制が変わるなど大きな変化があれば日本でもビットコインETFが承認されるかもしれません。 「ビットコインETF」にアンテナを張って、情報収集しておきましょう。 ビットコインETFとは?影響や承認の審査状況をわかりやすく解説 Coincheck ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 次に、Facebook独自の仮想通貨であるのリブラ(Libra)発行のタイミングも重要です。 Facebookは、世界中に20億以上のユーザーを抱えています。この巨大なユーザーたちにリブラが普及すれば、仮想通貨市場は急激に拡大するでしょう。 Facebookは「銀行口座を持たない世界17億人の人々に金融サービスを提供する」というビジョンを語っています。 最初の計画では2020年6月にローンチ予定でしたが、現在は米規制庁局の認可を待って延期されています。今後、いつローンチするのかは不透明ですが、注視しておくべきポイントです。 なお、2020年4月時点でfacebookがリブラの新たな計画書を公開しているので常に最新情報をキャッチしておきましょう。 参考:フェイスブック、リブラの新たな計画書を公開 ③仮想通貨に関する法改正 仮想通貨に関する法改正も、仮想通貨の動向を大きく左右します。特に、税制メリットとなる法改正があれば仮想通貨ブームの到来が予測されます。 今後の見通しとして考えられるのが、株などの金融商品と同じく「申告分離課税」が選べるようになることです。 現在は、仮想通貨への投資で得た利益にかかる所得税は「総合課税」で計算します。 一方「申告分離課税」とは、利益の所得税を他の所得とは分離して計算する制度。税率が一律です。 所得の総額にもよりますが、「申告分離課税」によって、利益にかかる税額が半分以下になる人もいるでしょう。 税金等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。 ④ICOの法整備 企業や事業プロジェクトの新たな資金調達の方法として、注目されているのがICO(イニシャル・コイン・オファリング、Initial Coin Offering)です。 各国でICOの法整備が整い利用者が増えれば、仮想通貨市場の拡大に結び付くことが予想されます。 ICOとは、簡単にいえば“IPO(株式公開)の仮想通貨版”。資金調達したい事業者が「トークン」と呼ばれるデジタル権利証を発行し、投資家がトークンを購入する仕組みです。 ICOは各国によって、状況が異なります。禁止している国、既存の規制のなかで対応している国、ICO専用の規制を構築する国…と、さまざまです。 順次、法整備が整っていけば、仮想通貨市場の拡大の後押しとなるでしょう。 ICOとは?初心者に解説する買い方とメリット・デメリット Coincheck ⑤スケーラビリティ問題の改善 仮想通貨は新しいテクノロジーです。発見された課題を改善しながら、ここまで進歩してきました。 そのなかで、知っておきたいのが「スケーラビリティ問題」です。スケーラビリティ(scalability)とは、利用者の増大に適応できる能力・度合いを意味する言葉。 仮想通貨におけるスケーラビリティ問題とは、簡単にいえば仮想通貨の取引量の増大に処理が追いつかない問題のことです。送金の遅れ、処理速度の低下などのマイナスな影響が出ます。 特にビットコインでは、この問題が深刻化しています。 今後、技術の進歩とともにスケーラビリティ問題が改善されれば、仮想通貨の実用性が増していくことが考えられます。 ⑥海外の政治的状況 仮想通貨をめぐっては、考え方が国によって、また政党・政治家によってさまざまです。政況の変化に伴い、仮想通貨に一気に追い風が吹く可能性があります。 大きな選挙のある年には、政権を取るのは仮想通貨にどんなスタンスを取る政党か、注意してみておく必要があります。 特に、世界に対して強い影響力を持つアメリカ、中国、ロシアの動きはチェックしておきましょう。 【2020年最新】中国の仮想通貨市場とこれまでの流れを解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 将来性のある銘柄を見極める3つのチェックポイント 仮想通貨市場の未来は明るいと考えられますが、当然のことながら仮想通貨の銘柄によっては衰退するものもあります。 投資する銘柄を選ぶときには、将来性のある銘柄かどうか見極めることが大切です。 本章では、将来性のある銘柄を見極める上で、特に重要な3つのチェックポイントをご紹介します。 ①知名度はあるか? まず「知名度」をチェックしましょう。誰も知らないニッチな銘柄が、後で大化けする可能性もあります。ですが、それはハイリスク・ハイリターンな投資法。 基本的には、ある程度の知名度がある銘柄を選ぶとリスクを軽減できます。特に初心者のうちは、知名度のある銘柄を選ぶように意識しましょう。 その知名度を見極める基準の一つとして各通貨の時価総額を参考にすると良いでしょう。時価総額分の資金がそのコインに流入していることを示します。coinmarketcapというサイトの『Market Cap』が時価総額になるので参考にしてみましょう。 ②実用性はあるか? 次にチェックしたいのが「実用性」です。 仮想通貨を購入しても、使い勝手が悪ければ普及しません。逆に、実用性が高くて生活のさまざまなシーンで使いやすければ、支持を集める可能性が高くなります。 決済や送金の手段として使えるかどうかはもちろんのこと、その処理速度や手数料の安さも実用性を見る上で確認しておきたいポイントです。 仮想通貨の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説 Coincheck ③信頼度はあるか? 仮想通貨のなかには「詐欺コイン」と呼ばれる危険なコインもあります。詐欺の被害に遭わないためには、信頼度の高いコインを選ぶ必要があります。 具体的には、以下の特徴があれば「信頼度が低い」「詐欺コインのリスクがある」と判断する目安になります。 仮想通貨の取引所から購入できない 最低購入金額が高い 価格保証や買取保証がある セミナーで勧誘される 代理店から買わされる 有名人の名前を使って宣伝している 詳しくは「仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方」をご覧ください。 仮想通貨詐欺に注意!手を出すと危険な詐欺コインの見分け方 Coincheck 銘柄別の将来性が解説された記事のリスト 最後に、銘柄別に将来性がわかる記事のリストをご紹介します。「この銘柄に投資して大丈夫かな?」と気になったときには、チェックしてみてください。 ▼ ビットコイン ビットコイン(BTC)の今後は明るいの?2020年以降の予想と将来性を解説 Coincheck ▼ XRP(エックスアールピー) XRP(エックスアールピー)の今後はどうなる?将来性について紹介 Coincheck ▼ ネム ネム(NEM)の今後は?将来性を左右するカタパルトも解説 Coincheck ▼イーサリアムクラシック イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の今後の将来性は?将来的に儲かる? Coincheck ▼ モナコイン モナコイン(Monacoin/MONA)の今後は期待できる?将来性はある?特徴から解説 Coincheck ▼ ライトコイン ライトコイン(Litecoin/LTC)は儲かる?今後の将来性も解説 Coincheck ▼ ステラルーメン 仮想通貨ステラルーメン(XLM)の今後は?将来性を予想する3つのポイント Coincheck ▼ リスク 仮想通貨リスク(Lisk/LSK)の今後の将来性と特徴 Coincheck ▼ クアンタム クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら まとめ 仮想通貨は、表面的な部分だけ捉えていると、オワコンと感じられるかもしれません。しかし、仮想通貨の本質は、現在進行形で進化を続けるテクノロジーです。 黎明期にあるため課題が多くあるのは確かで、そのためにマイナス面ばかりクローズアップされがちです。しかし、私たちは、新たなテクノロジーが普及していく過程を目撃しているのです。 本文中では、仮想通貨がオワコンではない理由を解説しました。 <仮想通貨はオワコンではない3つの理由> ①市場規模から見て大きな伸びしろが残されている ②仮想通貨は数億人が使うようになる可能性が高い ③オワコンといわれるのは熱狂的なブームが去っただけ 今後、以下のポイントが、仮想通貨の大きな転換点となるでしょう。 <急拡大が予測される6つのタイミング> ①仮想通貨ETFの承認 ②Facebookのリブラ(Libra)の発行 ③仮想通貨に関する法改正 ④ICOの法整備 ⑤スケーラビリティ問題の改善 ⑥海外の政治的状況の変化 将来性のある仮想通貨の銘柄を見極めるためには、以下の3つのポイントをチェックしてください。 <将来性ある銘柄を見極めるポイント> ①知名度はあるか? ②実用性はあるか? ③信頼度はあるか? これから訪れるであろう仮想通貨時代を有利に生き抜くために、いま仮想通貨に投資しておくことは、決して悪い選択肢ではないでしょう。 目先の市場に一喜一憂するのではなく、もう少し先の未来を見据えて、判断してみてください。未来の自分は、「あのとき、仮想通貨を諦めずに仕込んでおいて良かった!」と思っているかもしれません。

ドルコスト平均法とは、毎月など決まったタイミングで同じ「購入額」(1万円など)を買い続ける手法です。 積立投資で使われることが多いドルコスト平均法には、下記のようなデメリットとメリットがあります。 これをもとに、下記のようにドルコスト平均法が向いている人と向いていない人に分かれます。 ドルコスト平均法はデメリットメリット、向き不向きがあるので、両者を正しく把握した上で「ドルコスト平均法を活用するべきか」判断することが大切です。 そこでこの記事では、 ドルコスト平均法の4つのデメリット ドルコスト平均法のメリット ドルコスト平均法に向いている人、向いていない人 を細かく解説していきます。 この記事を読めば、ドルコスト平均法のデメリットが正しく理解でき、自分の投資スタイルがドルコスト平均法に向いているのかジャッジできるようになりますよ。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 知っておくべきドルコスト平均法の4つのデメリット 収益性が低い 機会損失をしている 手数料がかさみ収益を削ってしまう 短期的な投資には向かない ドルコスト平均法のメリット 相場が下落しても上がったときにチャンスとなる 時間分散でき平均購入価格が抑えられる 少額からでもスタートできる 【チェックリスト付き】ドルコスト平均法が向いている人は? リスクを避けたい人 コツコツ少額を投資したい人 投資の知識が浅い人 ドルコスト平均法での運用が向いている商品 価格が変動する可能性がある商品 長期的な投資を前提としている Coincheckつみたてでドルコスト平均法を実践 「月イチつみたてプラン」と「毎日つみたてプラン」から選択可能 月々1万円から積み立てられる すべて自動処理、手数料は無料 まとめ 知っておくべきドルコスト平均法の4つのデメリット 冒頭でも説明したように、ドルコスト平均法は4つのデメリットがあります。 まずは、それぞれのデメリットを簡単にご紹介します。 収益性が低い ドルコスト平均法は一定額をコツコツ積み立てるので、収益性が低くなってしまうところがデメリットです。 例えば、100万を運用期間10年で投資したとしましょう。順調に価格が上昇していく金融商品の場合、下記の表のように一括投資とドルコスト平均法では10年後に約60万円以上の収益の差がついてしまいます。 参考:比較シミュレーション これは、一括投資が一度にまとまった金額を投資できるのに対し、ドルコスト平均法では定期的にコツコツ投資額を増やしていくためです。投資額が少ない間は収益も少なくなるので、緩やかにしか収益が伸びていきません。 右肩上がりになり続けることは少ないかもしれませんが、利益が得られるような市場となったとしても収益性が低いというのはデメリットとして抑えておきたいところです。 機会損失をしている ドルコスト平均法は株価の動きを予想しなくても、自動的に一定金額ずつ金融商品を購入していけます。 裏を返せば、より多くの資産を手に入れられるチャンスを逃していることになるでしょう。 投資ではチャンスを逃すことを機会損失と呼び、最善な意思決定をしないことで起こる稼ぎ損ないをさします。 今後、株価がどのように変動するかは誰も分かりません。しかし、情勢や株価の動きを見ながら優位な情報を探れば、同じ時間でより多くの資産を手に入れられる可能性もあります。 また、充分な資金があるのにもかかわらずドルコスト平均法を選ぶことで、理想の投資金額を運用するまでに時間を要します。 例えば「100万円投資に使える」と決めていても、ドルコスト平均法を選び毎月3万円ずつ購入すると100万円を投資に回すのに3年以上かかることに。 この間に生み出せたかもしれない収益を視野にいれていないところも、機会損失に含まれます。 ドルコスト平均法では ①予想しなくてもいいという特色からの機会損失 ②充分な資産がある場合、全額を投資に回すまでにかかる時間の機会損失 という2つが起こりかねません。 手数料がかさみ収益を削ってしまう 投資信託の場合は主に下記のような手数料がかかります。 手数料は相場とは関係なく発生するため、右肩下がりの場合にはどんどん増え大きな負担となる可能性もあります。 一般社団法人投資信託協会が実施した「投資信託に関するアンケート調査報告書(2017年)」でも、実際に投資信託をしている人たちが不満を感じる点として「手数料が高い」という声があがっています。 投資する商品によって異なりますが、自分が投資した金額から手数料が引かれてしまうことも懸念しておきたいポイントです。 短期的な投資には向かない ドルコスト平均法は仕組み自体が数十年と長期的な投資を目的として考えられているため、短期間で収益を求める投資には向いていません。 投資には「中長期堅実投資型」と「短期利益追求型」の2つがあります。 ドルコスト平均法は少額をコツコツ積み上げていく「中長期堅実投資型」で、数年では投資できている金額自体が少ないので満足のいく収益が得られるとは考えにくいでしょう。 「短期間で収益が見込めるような運用をしたい」という場合には、短期利益追求型の投資方法を選んだほうが満足のいく結果が出せます。 ドルコスト平均法のメリット ドルコスト平均法のデメリットが理解できたところで、気になるのが「ドルコスト平均法」のメリットです。 デメリットをカバーしメリットを活かした投資ができれば、ドルコスト平均法は運用しやすい方法となります。どのようなメリットがあるのか、ぜひチェックしてみてください。 相場が下落しても上がったときにチャンスとなる ドルコスト平均法は、一度相場が下落しても上向きに修正されると大きなチャンスとなります。 これは、自分では判断できない「買い」である局面でも自動的に購入してくれるため、買い逃すことなく価格上昇したときに備えることができるからです。 例えば下記の表のように株価の下落が続いて、年末に少し巻き返したとしましょう。 このときに一括投資をした場合とドルコスト平均法を使用した場合を比べると、12月の時点でドルコスト平均法のほうが2倍以上の収益をあげていることがわかります。 参考:ドル・コスト平均法の2つのケース ドルコスト平均法には「安いときに多くの株を購入する」という側面があり、保有株を増加させた状態で相場の上昇を迎えられます。そのため、利幅を押し上げることができて一括投資をするより収益が多い結果となるのです。 時間分散でき平均購入価格が抑えられる ドルコスト平均法は「安いときに多く購入でき、高いときには購入を控えられる」ので、価格変動があれば平均購入価格が抑えられるところが特徴です。 分かりやすいように、投資をリンゴで例えて説明をします。リンゴ1個当たりの値段が毎月変動するとして、合計120個のリンゴを買いたいと思っています。 現在の価格で一括購入する場合と4ヶ月に分けて同じ個数を購入する場合、そしてドルコスト平均法のように120個の購入が見込める一定額ずつ購入すると下記の表のようになります。 平均購入価格を見てみると、ドルコスト平均法で購入した場合がもっとも安くなっているのが分かるでしょう。 「安いときに多く購入でき、高いときには購入を控えられる」というドルコスト平均法の仕組みは投資で「時間分散」と呼ばれており、 投資のタイミングを調整することで高値づかみを避ける効果 年間での価格変動のブレを抑える効果 が期待できます。 ドルコスト平均法では相場変動に合わせて自動的に購入調整ができるため、長期的な視点でみたときに時間分散できるところがメリットです。 参考: 日興証券、大和投資信託のNISA 少額からでもスタートできる 投資に充てるまとまった金額がなくても、投資が始められるところも大きなメリットです。 金額商品にもよりますが月々1,000円から始められるので「投資のためにまとまったお金を用意しなければならない」「生活を切り詰めないといけない」ということがないので、自分のライフスタイルに合わせて無理なくスタートできます。 また、自分で売買を繰り返さないといけない本格的な株とは異なり自動的に購入口数を調整できるので、難しい知識は必要ありません。 少額からコツコツと貯めていけて自分で操作する部分が少ないという点で、初心者でも始めやすいと言えるでしょう。 【チェックリスト付き】ドルコスト平均法が向いている人は? ドルコスト平均法のメリット、デメリットを踏まえた上で、ドルコスト平均法が向いているのは次の3つのパターンです。 リスクを避けたい人 コツコツと少額投資をしたい人 投資の知識が浅い人 それぞれ自分に当てはまるかどうかチェックができる「チェックリスト」付きなので、ドルコスト平均法で運用するべきかどうかジャッジしてみてください。 リスクを避けたい人 ドルコスト平均法が向いているのは、投資によるリスクを避けたい人です。 第1章の「ドルコスト平均法のデメリット」でもお伝えたように、ドルコスト平均法は決して収益性が高い方法ではありません。急に、10倍や20倍の収益が発生することはないですし、それなりの収益を生み出そうとするまで時間がかかります。 一方で、莫大な資金を投資し大コケするようなこともなく、大きな不利益を背負ってしまう可能性が低いです。 そのため機会損失まで考えることなく、少しでも安全な方法で投資をしたい人に向いていると言えるでしょう。 参考書籍:お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践~ コツコツ少額を投資したい人 ドルコスト平均法は年金や積み立て保険に似ており、ゴールに向けてコツコツ積み立てていくことができる人に向いています。 このタイプは「将来のために少しずつ貯めておこう」「将来の資産形成をしたい」など、なぜ投資をする目的が明確である人が多く、収益性より未来への投資を重視しているところがポイントです。 少額でも積み立てていくことが自分にとってプラスになると理解できているので、長期戦であっても諦めずに取り組めます。 逆に、投資での結果を急ぐ人や長期的に投資をする先にあるゴールが見えていない人には向いていないかもしれません。 投資の知識が浅い人 ドルコスト平均法は、投資初心者に向いている投資方法だと言われることが多いです。 それは、 決められた時期に自動的に金融商品の購入ができる 売買の時期や購入口数を自分で決める必要がない 投資に時間をかける必要がない(毎日チェックしなくてもいい) 少額からスタートできるのでハードルが低い といった負担をかけずに手軽にスタートできるポイントが多いからです。とくに、初心者にとって大きな難関となる「自分で金融商品の購入口数を決めて売買をする」ということをしなくてもいいので、投資に対して深い知識を持っている必要がありません。 逆に、投資に明るく投資資金も確保できている場合は、ドルコスト平均法では満足できず「機会損失になっている」と感じてしまう可能性が高いでしょう。 「投資を始めてみたいけれどあまり知識がない」という人の入口としておすすめです。 ドルコスト平均法での運用が向いている商品 最後に、ドルコスト平均法のメリットを活かして投資をする場合には、どのような商品や方法が向いているのかご紹介します。 価格が変動する可能性がある商品 ドルコスト平均法はメリットとデメリットを見ても分かるように、価格変動があることでメリットを発揮します。 価格が変動しない商品では、価格が高いときには購入口数を減らし価格が安いときに購入口数を増やすというメリットが発揮できません。 また、右肩上がりだと分かっている商品があるとすれば、わざわざ一定額で投資をしていく必要はないでしょう。 先ほどもお伝えしたようにドルコスト平均法に合うのは価格変動がある商品なので、下記のようなケースが当てはまります。 価格変動があれば、価格低いときと高いときの平均値を取れるドルコスト平均法のメリットが活かせます。今は下降ぎみであっても価格が上昇する可能性がある商品なら、安いときに多くの口数を購入できる特性を活かして、巻き返しが期待できるでしょう。 価格変動がある商品例は暗号資産(仮想通貨)のビットコインです。ビットコインは金融商品の中でも価格変動が大きいことが特徴なので、ドルコスト平均法のメリットを活かせやすいでしょう。 ドルコスト平均法を用いたビットコイン積立に関しては、こちらをご覧ください。 ビットコイン(Bitcoin/BTC)積立のメリット・デメリットと長期運用の方法 Coincheck このようにドルコスト平均法で運用する場合には、価格変動があるかどうかをチェックすることで収益性を高めることにつながります。 長期的な投資を前提としている ドルコスト平均法は「中長期堅実投資型」の投資方法なので、長期的な運用を前提としている商品に向いています。 短期期間で収益を得たい場合や結果を出したい場合は、他の方法を選ぶようにしましょう。 一般的に向いている方法だと言われているのは、長期的にコツコツと積み立てていく下記のような商品です。 どのような方法で投資をしていくのかによっても選ぶべき方法が異なるので、事前にチェックしてみてください。 ビットコインの積立投資も可能 ドルコスト平均法は、日本円だけでなくビットコインを利用した積立投資でも利用されています。 2019年11月よりCoincheckは暗号資産自動積立サービス「「Coincheckつみたて」」を開始。取引所に日本円を入金することで、自動的にビットコインでの売買を行ってくれるシステムです。 積立プランは以下の2種類あります。 毎日つみたてプラン 月イチつみたてプラン ドルコスト平均法のメリットを引き出せる運用方法なら、日本円以外での投資でも活用できます。 仮想通貨の積立とは?メリット・デメリットなど基本から解説します! Coincheck 「Coincheckつみたて」でドルコスト平均法を実践 暗号資産取引所であるCoincheck(コインチェック )では、ドルコスト平均法を用いた積立サービス「Coincheckつみたて」を提供しています。 「Coincheckつみたて」では次の30種類以上の通貨を購入することができます。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) メイカー(MKR) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 最後に、Coincheckつみたてがどのようなサービスなのか紹介します。 「月イチつみたてプラン」と「毎日つみたてプラン」から選択可能 「Coincheckつみたて」には「月イチつみたてプラン」「毎日つみたてプラン」の2つのプランが存在します。 「月イチつみたてプラン」は月に一度自分で選択した金額が自動で積み立てされるプランです。毎月10,000円から1,000,000円の範囲内で金額を指定することができます。 「毎日つみたてプラン」は事前にひと月分の金額を指定し、該当月の日数で割った金額を自動で毎日積み立てるプランです。 月イチつみたてプランに比べ投資回数が多いため、比較的相場変動を受けにくく、損益の幅を抑制することができます。 暗号資産で毎日積立投資ができる!積立プランの特徴を徹底解説 Coincheck 月々1万円から積み立てられる 「毎月プラン」のほうは、月1万円から1,000円単位での投資額設定が可能です。もちろん予算に余裕があれば、それ以上の金額を投資して堅実な資産形成を狙うこともできます。 すべて自動処理、手数料は無料 必要な金額を口座に入金しておけば、あとは自動処理で、余計な手間はかかりません。また、Coincheckつみたては振替手数料やサービス手数料が無料です。 Coincheckつみたての詳細こちら まとめ いかがでしたか? ドルコスト平均法のデメリットが把握でき、自分に向いているのかジャッジできるようになったと思います。 最後に、もう一度記事の内容を整理してみると ドルコスト平均法のデメリットは次の4つ リスクを分散させている分、右肩上がりの状況でも収益性が低い 定期的に一定額を投資する方法なので、機会損失をしている可能性がある 販売手数料や管理費用などの手数料がかかる 短期間で収益を得たい場合に向いていない ドルコスト平均法のメリットは次の3つ 相場が下がっても、上がったときにチャンスとなる 時間分散できるので、購入平均価格を抑えられる 初心者でも少額からスタートできる ドルコスト平均法が向いているのは次の3タイプ リスクを避けたい人 目標に向かい、長期的にコツコツと投資したい人 投資の知識が浅い人 最後に、ドルコスト平均法が向いている商品は次の2つ 価格変動がある商品 長期的な運用を必要とする商品 この記事をもとに自分に合った投資スタイルが分かり、リスクを抑えながら目的に合わせた投資ができることを願っています。

「暗号資産(仮想通貨)取引で、イーサリアムとICOがよくセットで語られるけれど、どういうことだろう?」 「イーサリアムでICO投資をすると儲かると聞いたけれど、本当だろうか?」 この記事を開いたあなたは、そんな疑問を抱いているのではないでしょうか? その答えを知るには、まずはイーサリアムとICOの両方についてよく理解する必要があります そこでこの記事では、 イーサリアムとICOの仕組みと関係性 なぜ両者はセットで語られるのか? を詳しくわかりやすく説明していきます。 さらに、実際にイーサリアムを利用してICO投資をしてみたいという人のために、 イーサリアムでICO投資をするメリット2つ 同じくリスク4つ についても挙げています。 この記事を最後まで読めば、イーサリアムとICOについてよく理解できるはずです。 あなたが安全で上手にイーサリアムを利用できるよう願っています! Coincheckの無料登録はこちら 目次 イーサリアムとICOの仕組みとは?関係性とは? イーサリアムとは? ICOとは? イーサリアムとICOの関係性 イーサリアムとICOがセットで語られる理由 イーサリアムとICOはなぜセットで語られるのか? イーサリアムでICOに投資する2つのメリット ICO投資に関する4つのリスク 購入者に対する保護や保障がない 購入した暗号資産が上場できない場合がある ICOには詐欺プロジェクトも多い データの破損やハッキングなどで保有資産を失う可能性がある イーサリアムでICOに投資する方法 参加するICOを選ぶ ウォレットを作る 暗号資産取引所に口座を作る 取引所でトークンを購入する 選んだICOの暗号資産を購入する サービス開始や取引所への上場を待つ まとめ イーサリアムとICOの仕組みとは?関係性とは? イーサリアムとICOはしばしば併せて論じられるほど、非常に関係の深いものです。 それはなぜでしょうか? 両者の関係性とはどんなものなのでしょう? それが深く理解できるよう、まずは「イーサリアム」「ICO」それぞれの意味からわかりやすく解説していきましょう。 イーサリアムとは? 出典:イーサリアム公式サイト そもそも「イーサリアム」とは何でしょうか? 「暗号資産のひとつでしょ?」と思っている人が多いかもしれません。が、厳密にいうとこれは間違いです。 「イーサリアム」とは「分散型アプリケーション」を開発するプラットフォームで、これを利用すれば新しいアプリやゲーム、SNSなどさまざまなものを開発・稼働することができるのです。 その際、イーサリアムの利用料として独自の暗号資産「イーサ(Ether/単位:ETH)」を支払う必要があるのですが、この「イーサ」を日本では「イーサリアム」とも呼んでしまっています。 つまり「イーサリアム」という言葉は、 アプリやゲームなどを開発するためのプラットフォーム そこで使われる暗号資産「イーサ」の、日本での通称 の2つの意味で使われているというわけです。 ちなみに後述しますが、プラットフォームとしてのイーサリアムには「新しい暗号資産を簡単に作り出せる」という機能も備わっています。 これを利用すると「ICO」を始めるのにも便利であるため、イーサリアムを利用する人や企業が増え、「イーサ」の価値が上がり、イーサリアムとICOの関係性が深まっているのですが、それはこの記事で順番に説明していきますので、最後まで読んでみてください。 ちなみにイーサの価値は、最高で公開時の3000倍にも上ったと言われ、今では時価総額でビットコインに次ぐ第2位の暗号資産となっています。 イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?分かりやすく解説します Coincheck ICOとは? もう一方の「ICO」は「Initial Coin Offering」の略で、暗号資産を新規に発行することで事業などの資金を調達する仕組みを指します。 企業や個人、プロジェクトなどが資金を集めたい場合、従来は銀行からの借り入れや新規株式公開(IPO)などの方法をとっていました。 ICOはそれらとは異なる新しい方法です。 まず資金調達が必要な企業や個人、プロジェクトは、その資金が使われる事業の詳しい内容を「ホワイトペーパー」にまとめてインターネット上に公開、新たな暗号資産(仮にAコインとします)を発行します。 それに賛同した投資家が、既存の暗号資産を使ってAコインを購入することで、事業資金が集まるという仕組みになっています。 多くの投資家から投資が集まったり事業が成功したりすればAコインの価値が上がるため、投資家は利益を得ることができます。 ICOは暗号資産=トークンを販売することから、「クラウドセール」「トークンセール」「トークンオークション」などとも呼ばれます。 事業計画に対して広く出資を募るという点ではクラウドファンディングに似ていますし、投資の対象となるのはIPOも同様ですが、3者には以下のような違いがあります。 【ICOとクラウドファンディング、IPOの違い】 ICOとは?初心者に解説する買い方とメリット・デメリット Coincheck イーサリアムとICOの関係性 では、イーサリアムとICOはどのような関係なのでしょうか? 両者には、以下の2つの面から深い関連があります。 ①イーサリアム自体がICOにより実現したプロジェクトである ヴィタリック・ブテリンがイーサリアムを構想したとき、そのプロジェクト資金を調達するためにICOを利用しました。その際に発行されたのが「イーサ」です。 ②現在では多くのICOでイーサリアムが利用されている イーサリアムはさまざまなアプリやゲームなどを開発・稼働することができるプラットフォームですが、新しい暗号資産を簡単に作り出せるという機能も持っています。 そのため、イーサリアム公開後は、企業などがICOを実行しようとする際に、イーサリアムを利用して独自の暗号資産を発行するようになりました。 つまり、ICOで資金調達して誕生したイーサリアムが、現在ではICOのための暗号資産発行に使われている、という関係なのです。 Coincheckの無料登録はこちら イーサリアムとICOがセットで語られる理由 前項で、「②現在では多くのICOでイーサリアムが利用されている」と述べました。 実際のところ現在では、ICOの約8割が集金にイーサリアムを利用しているとも言われるほど普及しています。 その理由をもう少しくわしく説明しておきましょう。 イーサリアムとICOはなぜセットで語られるのか? イーサリアムで暗号資産が簡単に作れるのは、自動的に契約が実行される仕組み=スマート・コントラクトがあるからです。 イーサリアムのスマート・コントラクトの中に、「イーサを支払うと、ERC20という統一規格にのっとった暗号資産=ERC20トークンを発行できる」という契約が設定されているのです。 通常新しい暗号資産を発行しようとすると、その開発には多大な費用と時間がかかります。 が、イーサリアムであれば、その費用も時間もなく独自のERC20トークンを発行することができるので、その手軽さから利用が広まりました。 また、このERC20トークンには大きな特徴があります。それは「互換性」です。 暗号資産を保有・取引するには、その保管・収納場所として「ウォレット(=財布)」と呼ばれるものが必要です。 ウォレット専用のサイトに登録してサーバ内に保管する「ウェブウォレット」、暗号資産取引所の中に作る「取引所ウォレット」、スマホアプリで管理する「モバイルウォレット」などさまざまな種類があります。 ですが、このウォレット、従来は暗号資産ごとに別々のものが必要でした。 複数の暗号資産を持っていて取引したい場合、ウォレットもそれぞれに作ってあちこちから出し入れしなければならないのです。 そんな中で登場したのが、イーサリアムのERC20という統一規格です。これにのっとってイーサリアム上で発行されたERC20トークンは互換性を持ち、ひとつのウォレットですべて管理することが可能です。 ICOを行う際には、多数の投資家から暗号資産が集まります。それらがイーサリアムで発行されたERC20トークンであれば、管理は非常にしやすくなります。 その便利さから、多くのICOでイーサリアムが利用されるようになったというわけです。 イーサリアムでICOに投資する2つのメリット では実際にイーサリアムを利用してICOに投資することで、投資家はどんなメリットを得られるのでしょうか?それは大きく以下の2つが挙げられます。 ICOの約8割がイーサリアムを利用している 前述しましたが、現在ではICOの約8割がイーサリアムを利用しています。このメリットについて、イーサリアムの生みの親であるヴィタリック・ブテリンはこう言っています。 イーサリアムが、ICOを実施する際の最大のプラットフォームになっていることはポジティブな面も多いが、リスクもある。ポジティブな側面としては、イーサリアムにより多くの人々が集まることで、良いアプリケーションが生まれる可能性が高まる点だ。 一方で、プラットフォームを巡る評判についてリスクも抱えることになる。例えばICOで巨額の調達をした創業者が、資金を持ち逃げするかもしれないからだ。 出典:「イーサリアム提唱した若き天才、『ICOはOSSの資金問題を解決できる』」日経クロステック 彼が指摘する「リスク」については、「ICOには詐欺プロジェクトも多い」でくわしく説明されているので、まずはメリットに注目しましょう。 イーサリアムとICOの関係性が強まることによって、いいICO案件の多くがイーサリアムを利用するようになります。 その結果、投資しがいのあるICO案件はイーサリアムに集まるようになるわけです。 さまざまなICOでトークンを交換できる 「イーサリアムとICOの関係性」でも触れたように、イーサリアムのERC20トークンは、異なるICOの間でも互換性があります。 そのため、必要ないトークンを、誰かが保有している別のトークンと交換したり、他の人のウォレットに直接入金したりすることも可能です。 つまり、暗号資産取引の自由度が非常に高いのです。 もちろんその際、ウォレットはひとつで大丈夫です。 ICO投資に関する4つのリスク ICO投資は成功すれば非常にハイリターンが期待できる投資方法ですが、もちろんリスクもあります。 これはイーサリアムを利用の有無に関わらず、どの暗号資産を使ったとしても共通するICO投資全体の問題です。 そこで安易に投資を始める前に、よく知っておいて欲しい注意点を4つ指摘しておきましょう。 購入者に対する保護や保障がない もし銀行や証券会社が経営破綻してしまった場合は、顧客の資産は一部または全額保証されます。 ですが、暗号資産取引に関してはまだ保証制度などが法的に整備されていません。 そのため、もし取引所や暗号資産自体に問題が生じて、投資家が保有している暗号資産が失われてしまったとしても、保護や保障の義務はないのです。 ただ、取引所によっては独自に何らかの保証を制度化しているものもありますので、まず利用規約をよく読んで、保障の有無を確認しましょう。 購入した暗号資産が上場できない場合がある ICOは「新規暗号資産公開」なので、投資したい人は通貨が取引所に上場される前に購入することになります。 IPOの場合は上場が決まっていますが、ICOの場合はこれから上場を目指す通貨を買うわけです。 その結果、残念ながら上場できずに終わってしまう暗号資産もあり、その場合は投資した資産は無駄になってしまいます。 また、プロジェクトがうまく行かずに途中で断念したり、進行中に法的規制がかかって中断せざるを得なくなったりする危険性もあります。 これらのリスクを可能な限り回避するには、上場が未定ではなく時期だけでも決まっている案件を選ぶなどの対処が必要です。 ICOには詐欺プロジェクトも多い 前項の引用でヴィタリック・ブテリンが「ICOで巨額の調達をした創業者が、資金を持ち逃げするかもしれない」と言っているように、実はICOの大きな問題のひとつは、集金だけを目的とした詐欺プロジェクトがしばしば存在することです。 これはIPOなどにはないリスクで、「ICO投資は危険」と言われる所以です。ICOになぜ詐欺が横行するのか、それはその仕組みに原因があります。 IPO(新規株式公開)の場合、株式を発行・公開するためには証券取引所に上場しなければなりません。その際には厳正な審査があり、IPOを行うのはなかなかハードルが高いと言えます。 一方でICOは、資金を調達したい人がネット上にホワイトペーパーを公開するだけで集金できます。 そこに第三者のチェックや審査は入りません。 上場する際には取引所の審査がありますが、新規公開で未上場の段階では無審査です。そのため実現するつもりのない、実態のない集金目的の詐欺プロジェクトでもICOを行うことができるのです。 ICO詐欺にはさまざまな手口があり、 ウソのICO案件で「絶対に儲かる」などと集金だけして、あとは連絡手段を断つケース ICO参加者に偽の送金先アドレスを送りつけるフィッシング詐欺 などが知られています。 これはICOの特性に由来する大きな問題ですが、中でも特にイーサリアムが詐欺の温床になっているという統計があることは見逃せません。 暗号資産の不正を調査するアメリカの企業・Chainalysisの調査によると、 「イーサ」は詐欺に最適な暗号通貨として古くから知られている イーサリアムでの詐欺で失われた金額は、2017年の1700万ドルから2018年には3600万ドルと倍増した イーサリアムでの詐欺の75%近くが2018年に行われた 4万人近くの利用者が詐欺被害にあっている とのことです。 つまり、イーサリアムは詐欺に狙われやすく、その被害は急増しているのです。 これを回避するには、やはり、 ホワイトペーパーを読む その商品やサービスを利用してみる ICOの評価を行なっているサイトで評価を見る ネットで評判を検索してみる SNSで評判を検索してみる などの情報収集を念入りにするしかないでしょう。 データの破損やハッキングなどで保有資産を失う可能性がある 暗号資産の特徴でもありイーサリアムの特徴でもあるのが、「中央集権的な管理者がいない」ということです。 利用者がそれぞれに管理するので自由度が高い反面、脆弱性も持っています。 例えば、データが破損する、取引所がハッキングされるなどのトラブルにより、資産が失われてしまう可能性があるのです。 これらのさまざまなリスクを考慮した上で、投資をするかしないか冷静に判断してください。 イーサリアムでICOに投資する方法 イーサリアムがなぜICOで多用されるのかは理解できたかと思います。 ではどうやってICOに投資すればいいのか、その方法を流れにそって説明していきます。 大まかな流れは以下の通りです。 では、それぞれについて説明します。 参加するICOを選ぶ まず、自分がどのICOに参加して投資するのかを決めます。これから公開されるICO案件は、以下のようなサイトで探すことができます。 ◾️Token Market「ICOカレンダー」 ◾️COIN JINJA ◾️ICO DROPS ◾️ICObench ◾️Smith+Crown「トークン販売活動トラッカー」 興味を持った案件があれば、内容を精査して投資する価値があるかどうか検討します。 注意したいのは、ICOは投資としては非常にリスクが高いということです。 前章でも警鐘を鳴らしたように、ホワイトペーパーさえあれば資金を集められるため、集金のためだけの詐欺プロジェクトが横行しています。 そのようなリスクを避け、安全で有望なICO案件を選ぶには、以下のような情報収集が必要です。 ペーパーを読む すでに商品やサービスが存在している場合は、それ自体を利用してみる ICOの評価を行なっている以下のようなサイトで、評価を見る ICORATING COIN JINJA ICObench ICO DROPSなど ネットで評判を検索してみる SNSで評判を検索してみる こうして集めた情報をもとに、「これなら安全で、暗号資産も値上がりするだろう」と思える案件を見つけましょう。 ちなみにICOの8割はイーサリアムを利用するとは言え、投資できる通貨がイーサではなくビットコインなどに限られるICO案件もあります。 「ICOに参加できる暗号資産はどれか」もかならず確認しましょう。 ウォレットを作る 次に、ウォレットを作ります。 「ウォレット」とは、暗号資産を保管・収納するための財布のようなものです。 ウォレット専用のサイトに登録してサーバ内に保管する「ウェブウォレット」、暗号資産取引所の中に作る「取引所ウォレット」、スマホアプリで管理する「モバイルウォレット」などさまざまな種類があります。 イーサリアムのウォレットについては、別記事に解説がありますので、こちらを参照してください。 イーサリアム(Ethereum/ETH)の取引と保管に役立つアプリやウォレット Coincheck 暗号資産取引所に口座を作る また、暗号資産貨取引所に取引用の口座を開設します。 イーサリアムを扱う取引所については、こちらの記事をご覧ください。 イーサリアム(Ethereum/ETH)販売所ならCoincheck(コインチェック) Coincheck 口座開設についてはこちらにくわしい説明がありますので、ぜひ見てみてください。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法と手順を解説【動画付き】 Coincheck 取引所でトークンを購入する 口座が開設できたら、まずERC20に対応した暗号資産を購入し、自分のウォレットに入れておきます。 ここまでで、ICOに参加する=投資するための準備が整いました。 選んだICOの暗号資産を購入する いよいよ実際にICOに参加します。 まず投資先として選んだICOの公式サイトに飛んで、メールアドレスなど必要事項を入力、会員登録します。 サイト内で送金先のアドレスを確認したら、自分のウォレットから暗号資産を送金します。 すると、参加したICOからの暗号資産がウォレットに入金されます。 送金から入金まではすぐに終わることもあれば、タイムラグが生じる場合もあるので要注意です。 サービス開始や取引所への上場を待つ ICOに参加したら、 投資したサービスや商品が公開されるのを待って利用する 購入したコインが暗号資産取引所に上場されるのを待って暗号資産取引をする など、暗号資産を活用しましょう。 ただ、中にはここまで至らずに途中で頓挫してしまうプロジェクトもありますので、そのリスクは承知しておいてください。 Coincheckの無料登録はこちら まとめ イーサリアムとICOについて最後にもう一度、記事の内容をまとめてみましょう。 ■イーサリアムとICOの関係性 イーサリアム自体がICOにより実現したプロジェクトである 現在では多くのICOではイーサリアムが利用されている ■イーサリアムでICOに投資する2つのメリット ICOの約8割がイーサリアムを利用している さまざまなICOでトークンを交換できる ■イーサリアムでICOに投資する4つのリスク 購入者に対する保護や保障がない 購入した暗号資産が上場できない場合がある ICOには詐欺プロジェクトも多い データの破損やハッキングなどで保有資産を失う可能性がある 以上をよく頭に入れて、なるべくリスクの少ない暗号資産取引ができるよう祈っています! 簡単にできるイーサリアム(ETH)の購入方法と買い方を解説 Coincheck

「イーサリアムの今後の動向が気になる!」 「2022年以降のイーサリアムの価格はどうなっていくの?」 DeFIやNFTなどに関連していることで注目を集めるイーサリアムですが、これからどうなっていくのか、このまま取引を続けていいのか気になるところですよね。 イーサリアム(ETH)の価格が今後どう動いていくのか、それを知るためには、過去のイーサリアムの価格推移を知ることがとても重要です。どのタイミングで価格が高騰したのか、逆にいつ価格が急落したのか、そしてその原因は何だったのか。それらを紐解いていくと、共通した原因が見えてきます。 この記事では イーサリアム(ETH)2022年の価格推移 イーサリアム(ETH)過去の価格推移 イーサリアム(ETH)の今後に影響を与えるイベント など、今後のイーサリアムの予想を解説します。イーサリアムの価格変動を逃さず、投資機会を図りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。 イーサリアムについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 イーサリアムの今後を占う過去(2016~21年)の価格推移 2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】 2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】 2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】 2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】 2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】 2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】】 2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】 2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】 2020年3月:新型コロナウイルスの影響により下落【2.5万円→1.1万円】 2020年7〜11月:DeFi(分散型金融)&暗号資産ブームにより高騰【2.5万円→4.6万円】 2020年12月〜2021年1月:PoS移行に向けた運用開始&暗号資産ブームにより急騰【6万円→11万円】 2021年5月:過去最高値である約47万円を記録 2021年11月:ビットコインETF承認で暗号資産好況。過去最高値を記録【約54万円】 2022年2月~3月:ロシアによるウクライナ侵攻が開始。ビットコイン価格の乱高下に影響される 2022年5月:FRBによる利上げ、Terra(LUNA)ショックによる価格暴落【約38万円→25万円】 2022年6~9月:イーサリアムの大型アップデート「The Marge」への期待で価格上昇。アップデート自体も9月15日に成功を収める【約13万円→約25万円】 過去の価格推移から分かる上昇と下降の特徴まとめ イーサリアムの価格が上昇した要因・イベント イーサリアムの価格が下降した要因・イベント イーサリアムの今後に影響を与えるイベント アップデート後に上昇する可能性が高い EEAによる実用化が進めば上昇する可能性が高い イーサリアムの価格変動の兆候を見逃さずに対処する方法 重要なニュースを見逃さずに情報収集する 価格アラートを登録しておく Coincheckアプリのプッシュ通知 イーサリアムの今後に関するQ&A Q:「セレニティ(イーサリアム2.0)」におけるザ・マージ(The Merge)とはなんですか? Q:イーサリアム(ETH)の価格は今後いくらまで上がりますか? Q:イーサリアムETFは承認されますか? イーサリアムの今後の展望 2022年のイーサリアム価格推移 ETH_JPY 2021年に過去最高値となる「1ETH=約54万円」を記録したイーサリアム(ETH)は、2022年になると一転して下落トレンドに突入。1月下旬には、一時約27万円まで下落します。 なお、この時の下落は米国のFRB(連邦準備制度)によるテーパリングの実施に対する懸念により、米国株をはじめとする株価が下落し、それと連動する形で暗号資産などの金融商品の価格も下落したことが要因とされています。 また、同時期にロシアの中央銀行が国内における暗号資産の利用とマイニングの禁止を提案したことも、価格下落の一因として挙げることができます。 その後、イーサリアムの価格は緩やかに上昇し、35万円前後まで回復します。しかし、2月下旬にロシアがウクライナに侵攻を開始したことを受けて市場は下落。ETHは約36万円から約30万円まで下落します。 侵攻が続くなか軟調な推移を続けるイーサリアムでしたが、株価の反発に合わせる形で反転上昇し始め、3月下旬には約42万円まで回復します。 しかし、5月9日にアルゴリズム型ステーブルコインのUST(TerraUSD)が「1ドル=1UST」の価格を維持できなくなるという問題が起き、USTのペグ(連動)を維持するためのガバナンストークンであるLUNA(テラ)に対する信用が低下し、価格も暴落します。 LUNAの運営組織である「Luna Foundation Guard(LFG)」は、USTのペグを維持するための準備資産として約35億ドル相当のビットコインを保有していましたが、今回の騒動を受けて「LFGがペグを維持するために、大量のビットコインを売却するのではないか?」という憶測が広がり、市場でビットコインの売りが加速。これを受けて、ETHも約38万円から約25万円まで下落します。 さらに6月には、アメリカのハイテク株を中心に金融市場全体が暴落し、暗号資産も続落。5月のLUNA事件とも連鎖し、市場の暗号資産への不信感は一層と高まってしまいました。パニック売りとも言える状況に陥り、ETHも約14万円まで下落しました。 続く8月26日には、FRBのパウエル議長が「ジャクソンホール会議」の講演で利上げを継続する意思を表明したことを受けて、株式や暗号資産など金融市場全体が下落します。この影響で、ETHは約23万円から約20万円まで下落します。 度重なる悪材料により下落局面が続くと思われましたが、9月に入ると大型アップデート「The Merge」を控えたイーサリアム(ETH)を中心に、市場は復調していきます。この影響で、ETHは約21万円から約25万円まで上昇しました。 しかし、11月に大手暗号資産取引所「FTX Trading」を運営するFTXグループが資金不足による破産の危機を迎えたことにより、相場は再び暗転します。FTXの経営破綻を受けてリスク回避ムードが広がるなか、ETHは約23万円から約16万円まで急落しました。 FTXグループは、同月11日にFTX.USや姉妹会社のアラメダリサーチ、日本法人のFTX Japanを含む約130の関連会社が、米連邦破産法11条の適用を申請したことを発表しました。それに伴い、CEOのサム・バンクフリードマン氏が辞任を発表し、後任として米エネルギー会社「エンロン」の清算手続きを率いたジョン・J・レイ氏が着任しました。 イーサリアムの今後を占う過去(2016~21年)の価格推移 出典:Coin Gecko 2014年にイーサリアム(ETH)が誕生してから現在(2021年1月時点)までの価格は、上のグラフのような推移をしています。 大きく上昇した局面もあれば、急落した時期もあることがわかりますね。 この章では、大きく価格が変動した局面を切り取って、そのタイミングで何が起こったのか原因も合わせて解説します。 過去の上昇、下降の要因を理解することで、よりイーサリアムの今後が見えてくるでしょう。 2016年3月:「ホームステッド」アップデートで急騰【500円→1,600円】 イーサリアムが誕生したのは、2013年11月のことです。当時19歳だったヴィタリック・ブテリンという少年が考案しました。イーサリアム誕生から2016年2月初旬までは1ETH=500円以下の水準で価格が推移していましたが、2016年2月頃から価格が大きく上昇しました。 出典:Coin Gecko 価格が大きく上昇した原因としては、大規模なアップデートが関係していると考えられます。2016年3月15日には、イーサリアムの2回目のアップデートである「ホームステッド」の実施がありました。まさにこの3月15日、イーサリアムは登場以来最高値の1ETH=1,696円を突破しました。 2016年4〜6月:The DAOのICOで急騰【1,000円→2,100円】 出典:Coin Gecko 「ホームステッド」実施後に一度価格は落ち着き、1ETH=1,000円水準まで戻りますが、再び価格は急騰に転じました。その理由としては、「The DAO」という大規模なプロジェクトのICOでイーサリアムが活用されたからと考えられます。ピークとなった2016年6月16日には、1ETH=2,148円にまで上昇しました。 しかし、The DAOのシステムの脆弱性を突いたイーサリアム盗難事件が起こり、価格は再度1ETH=1,000円前後まで急落しました。イーサリアムのブロックチェーン自体には問題はありませんでしたが、多くの投資家がイーサリアムのセキュリティーを問題視しました。このことをきっかけに、イーサリアムは分裂し、イーサリアムとイーサリアム・クラシックに分かれることになりました。 イーサリアム(Ethereum/ETH)とイーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の違いと基本的な特徴 Coincheck 2017年2月:EEA発足後に価格急騰【1,000円→5,000円台】 出典:Coin Gecko The DAO事件の後は1ETH=1,000円前後を推移していましたが、2017年2月頃からまた価格が上昇し始めました。これは、2017年2月にEEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)が発足し、イーサリアムを企業がビジネスで活用する運気が高まったことが原因です。実用性のある通貨だという見方が広がり、将来性への期待感が高まりました。価格は上昇し続け、2017年5月下旬には初めて1ETH=5,000円台を突破しました。 その後もイーサリアムの価格は順調に伸び続け、2017年6月中旬には1EH=4万円台まで高騰しました。 2017年6〜7月:取引遅延&盗難事件で下落【4万円→1.7万円台】 出典:Coin Gecko EEA発足後から順調に伸びていたイーサリアムの価格ですが、2017年6月中旬を過ぎた頃、価格が反落していきます。この原因としては、イーサリアムの利用が一気に増加したため、取引処理が遅れる障害が発生したためと考えられます。 また、2017年7月には、有名なウォレットサービスである「Parityウォレット」から約35億円分のイーサリアムが盗難される事件が発覚しました。この事件も価格が下落した一因と考えられています。 2017年10月〜翌1月:「ビザンチウム」により急騰【5万円→16万円台】 出典:Coin Gecko 2016年後半からはまたゆるやかに価格上昇の推移を見せていたイーサリアム。それでも1ETH=5万円台が最高でしたが、2017年10月以降、価格が一気に高騰します。2017年10月といえば、「メトロポリス」アップデートの第1段階である「ビザンチウム」が実装された月です。 また、その後も急騰が続いたもうひとつの理由として、2017年からイーサリアムを利用したICOプロジェクトが本格化したことが挙げられます。 ICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング)とは 資金調達をしたい企業やプロジェクトが、独自の暗号資産(ICOトークンまたはコイン)を発行・販売することで資金を集める資金調達方法です。イーサリアム自体もICOの成功事例のひとつです。独自の暗号資産を自前で用意するには多くの時間や費用がかかりますが、イーサリアムのスマートコントラクト機能を使えば低コストで独自のICOトークンを発行できるため、多くのICOにイーサリアムが利用されています。 多くのICOにイーサリアムが使われていること、スマートコントラクト機能の実用性が高いことからイーサリアムは高く評価され、価格の上昇につながったと考えられます。 価格の急騰はその後2018年1月まで続き、2018年1月初旬には1ETH=16万円台まで価格が上がりました。 2018年:ビットコインバブル&ICO規制により下落【16万円→1万円台】 出典:Coin Gecko 2018年1月に1ETH=16万円台まで高騰したイーサリアムですが、それ以降は下降トレンドが続いています。2018年は1月以降価格が下がり続け、2018年末には1ETH=1万円台まで下がりました。 盛り上がっていたイーサリアムが下降に転じた理由としては、2つ考えられます。ひとつはビットコインバブルの影響です。2018年に入ってからビットコインの価格が下落し、それに伴ってイーサリアムを含むアルトコインも軒並み価格が下がりました。 そしてもうひとつはICO規制問題です。2017年9月に中国がICOによる資金調達を全面禁止にし、他の国でもICOを規制する動きが見られました。イーサリアムはICOに利用されることが多いため、ICO禁止はイーサリアムの価値を下げる要因となりました。 【今後の予測付き】ビットコインバブルが起こった背景と崩壊の理由 Coincheck 2019年2〜6月:「コンスタンティノープル」&復活期待で上昇【1.5万→3.6万円】 出典:Coin Gecko 2019年に入ってから1ETH=1.5万円程度を推移していたイーサリアムですが、2月頃からじわじわと値を上げ始め、6月には1ETH=3.6万円台まで上昇しました。 2019年2月には、イーサリアムの「メトロポリス」アップデートの2段階目「コンスタンティノープル」が実装されました。実装後に価格が上がり始め、またこの頃からビットコインも上昇トレンドに乗ったため、暗号資産の復活が期待され、価格が上昇したと考えられます。 2020年1月:「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」後に上昇トレンド【1万円台→3万円】 出典:Coin Gecko 2019年12月8日に「メトロポリス」アップデートの3段階目「イスタンブール」、そして2020年1月2日に「ミューア・グレイシャー」のアップデートが実装されました。これをきっかけに価格は上昇トレンドとなり、1ETH=1万円台だった価格が3.6万円まで上がりました。 2020年3月:新型コロナウイルスの影響により下落【2.5万円→1.1万円】 出典:Coin Gecko 3月11日にWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的流行)の状態にある」と発表したことにより、市場全体に不安が蔓延。イーサリアムやビットコインをはじめとする、暗号資産全体の価格が急落しました。 2020年7〜11月:DeFi(分散型金融)&暗号資産ブームにより高騰【2.5万円→4.6万円】 出典:Coin Gecko コロナの影響により一時は価格が急落するものの、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などの人気に支えられ、7月後半から価格が急上昇。1ETH=約2.5万円から、8月上旬には一気に4万円台に突入します。 2020年12月〜2021年1月:PoS移行に向けた運用開始【6万円→11万円】 出典:CoinGecko イーサリアムの最終アップデートである「セレニティ(イーサリアム2.0)」(※)の運用が、2020年12月1日からスタートしました。 (※)「イーサリアム2.0」は当時の呼称。現在はこの名称は廃止され、「マージ」(「The Merge」)に統合されている。詳細はこちら。 このニュースを受けて、2020年11月には4万円台だった価格は6万円台まで上昇。市場全体の上昇トレンドの影響もあり、2021年1月初旬には一気に11万円まで到達します。 2021年5月:暗号資産ブームによって急騰【約47万円】 出典:CoinGecko 暗号資産ブームはその後も継続し、それに伴いイーサリアムの価格も順調に上昇していきます。そして、2021年5月13日には過去最高値を更新する約47万2,000円に達します。 しかし、同時期に米電気自動車大手のテスラがビットコインによる自社製品の決済を停止したことや、中国政府が金融機関や決済企業が暗号資産関連の業務を行うことを禁止したことを受けて、市場は一気に暗転。イーサリアムの価格も下落を続け、5月末には約27万円まで値を下げます。 2021年11月:ビットコインETF承認で暗号資産好況。過去最高値を記録【約54万円】 出典:CoinGecko 2021年6月~9月の間、大きなレンジの中で価格が推移していたイーサリアムですが、9月には一度高値更新を目指す動きを見せます。これは、NFTの急速な普及に後押しされたものと考えられます。 そして、2021年10月15日に米国初のビットコインETFが承認されたことを受け、暗号資産全体が高騰。立て続けに、旧Fecebookが「Meta」に社名を変更し、メタバース事業への巨額の投資を行う方針を打ち出します。NFTの基軸通貨のような存在であるイーサリアムに市場の関心が集まり、高値を更新。11月に、過去最高値である約54万円を記録しました。 DeFiやNFTマーケットプレイスといったイーサリアムブロックチェーン上に構築されているDappsの利用も増加し、需要が増加していたとも捉えられます。 上記のグラフでは、1週間ごとの各NFTマーケットプレイスにおける出来高を2021年5月から2022年5月までのデータ期間で示しています。 2021年の年末から2022年の年初にかけて、取引高がピークに達していることが分かるかと思います。圧倒的な利用量を誇るOpensea(青色の部分)およびLooksRare(緑の部分)は、どちらもイーサリアムブロックチェーンをメインとして構築されています。 2022年2月~3月:ロシアによるウクライナ侵攻が開始。ビットコイン価格の乱高下に影響される 出典:CoinGecko 2022年2月24日にロシアのウクライナ侵攻が始まると、暗号資産市場、とりわけビットコインの取引高が大きく上昇しました。このような市場の動きは、ロシア市民が所有する資産の逃避先にビットコインが選ばれたがゆえに発生したものと考えられています。実際に、ロシアルーブル建てのビットコイン取引はウクライナ侵攻前後で比較すると大きく取引高が伸びています。 ビットコインの値動きは暗号資産市場全体のベンチマーク(指標)にもなっているため、イーサリアムの価格へ影響を及ぼしている可能性が高いです。上記のような影響で、ウクライナ侵攻が発覚した2月24日から約10日間に渡って乱高下しています。 2022年5月:FRBによる利上げ、Terra(LUNA)ショックによる価格暴落【約38万円→25万円】 出典:CoinGecko 2021年5月、暗号資産市場全体に大きな暴落が起こりました。これは主に2つの要因から引き起こされたと考えられています。 1つ目の要因が、アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)が進めた利上げ、そして2つの目の要因がステーブルコインTerra(及びそのガバナンストークンであるLUNA)の崩壊です。1つ目の要因は金融市場全体に起因する要因、2つ目が暗号資産市場特有の要因です。 FRBが進めた利上げは、金融引き締めとも言い換えることができます。金融引き締めとは端的に言うと、物価の安定化や景気過熱の抑制を実現するために実施する政策で、主に政策金利の利上げといった施策を行います。事実として、米国の政策金利(フェデラル・ファンドレート)は2022年の1月には0.25%でしたが、2022年の10月には3.25%まで引き上げられました。 このような施策を打った背景としては、急激な物価上昇(インフレ)が挙げられます。FRBは金利の引き上げを実行することで世の中に流通する貨幣の総量を減少させインフレを抑制したいという訳です。 一般的に上記のような利上げが行われると、イーサリアムのような値動きが激しい資産は売られる傾向にあります。なぜならば、値動きの激しい金融商品から得られるリターンよりも、国債と言った比較的安全な金融商品から得られるリターンへの選好が上昇するからです。 2つ目の要因であるステーブルコインTerraの崩壊は、上記の要因よりも強く暗号資産市場全体の価格下落に結びついていると考えられます。 Terraとは、ステーブルコイン関連のプロジェクトの名称です。米ドルや日本円といった既存の法定通貨と同等の価値を維持することを目的に作られた暗号資産のことをステーブルコインと呼び、Terraはこのようなステーブルコイン関連のプロジェクトとしては大規模なものでした。 事実として、崩壊前時点においてTerraのガバナンストークンであるLUNAは、時価総額でTOP10にランクインしていました。しかしながら2022年5月7日に、米ドルとの価値連動が外れる事態(デペッグ)が起きてしまい、Terra(米ドルと連動していたステーブルコインであるUST)とLUNAの価格は急降下しました。 上記した2つの要因が合わさり、暗号資産市場で大きな価格下落が引き起こされたとされる可能性が高いです。 2022年6~9月:イーサリアムの大型アップデート「The Marge」への期待で価格上昇。アップデート自体も9月15日に成功を収める【約13万円→約25万円】 出典:CoinGecko 2022年9月15日、イーサリアムの大型アップデートとしてかねてより注目されていた「The Marge」が成功し、同ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムがPoW(Proof of Work)からPoS(Proof of Stake)へ移行しました。 このコンセンサスアルゴリズムの移行が成功することにより、イーサリアムブロックチェーンの維持に必要な電力量が99.95%削減できると言われています。 加えて今回のアップデートは、イーサリアムがかねてより直面していたスケーラビリティ問題(ブロックサイズの上限が送金手数料の高騰や取引を処理する速度が遅くなってしまう問題)の解決にも寄与するものでした。 The Margeの実施後は価格が下落したものの、この下落はアメリカFRBの利上げといった金融市場全体の影響を強く受けたものである可能性が高いです。 市場参加者からはThe Margeの影響で今後、イーサリアムブロックチェーンのネイティブトークンであるETHの受給バランスの是正が見込めるといったポジティブな見方をされている傾向があります。 今回のアップデートにより1日に発行されるETHの量は大幅に減少し、売り圧も減少する可能性が高いです。このような事情によりトークンの希少性が高まり、将来的かつ長期的にETHの価格が急騰していく可能性は十分に考えられます。 イーサリアムの過去の価格推移から今後の上昇、下落を占うまとめ イーサリアムの価格が上昇した要因・イベント 今までのイーサリアム(ETH)の価格推移を振り返ってみると、価格が上昇した場面では以下のような特徴が見られます。 イーサリアムのアップデートが実装された イーサリアムのアップデートが実装された前後で、大きく価格が上昇しています。 2回目のアップデート「ホームステッド」では、1ETH500円→1,600円に高騰 3回目のアップデート「メトロポリス」内「ビザンチウム」では、1ETH=5万円→16万円台に高騰 「コンスタンティノープル」では、1ETH=1.5万円→3.6万円台に高騰 「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」では、1ETH=1万円台→3万円台に高騰 PoS移行に向けた「フェーズ0」では、1ETH=6万円→11万円に高騰 イーサリアムの実用性や将来性につながる大きなニュースがあった イーサリアムの実用性や将来性につながる大きな事柄が発表されたことをきっかけに、イーサリアムの価格が大きく上昇しました。 大規模プロジェクト「The DAO」のICOでイーサリアムが使われた→価格が2倍に急騰 EEA(イーサリアム企業連合)が発足→価格が1ETH1,000円台から5,000円台に急騰 NFT・メタバースに関連する大きなニュースがあった イーサリアムはNFTの基軸通貨のような役割を果たしているため、著名なIPを持つプロジェクトの誕生や、NFTの高額落札などのニュースがイーサリアムの価格に影響を与えることがあります。NFTと関連性の高いメタバースのニュースも同様に、イーサリアムの価格に影響を与えることがあります。 旧Fecebookが「Meta」に社名を変更→過去最高値(約54万円)を記録 イーサリアムの価格が下降した要因・イベント 価格が大きく下降した局面にも特徴があります。 大規模なイーサリアム盗難事件が発生した 多額のイーサリアムが盗まれる事件が発生したことで、イーサリアムに対する不安が高まり、価格が急落する場面がありました。 ・The DAO事件では、価格が1ETH=2,100円→1,000円に急落 ・Parityウォレット盗難事件では、1ETH=4万円台→1.7万円台に下落 イーサリアムの実用性・将来性が不安視される材料が出てきた イーサリアムの実用性や将来性にとってマイナスなニュースが発表された局面では、価格は下降トレンドになっています。 中国でのICOが全面禁止となって以降、イーサリアムは下降トレンドへ 取引処理が遅れる障害発生で、価格が反落 【2020年最新】中国の暗号資産市場とこれまでの流れを解説 Coincheck ビットコインのバブル崩壊に伴って下降トレンド 2018年に入ってからビットコインの価格は下降トレンドに転じ、1年間で8割も下落しました。これに伴い、イーサリアムの価格も下降の一途を辿りました。ビットコインの価格推移もイーサリアムに大きく影響すると考えられます。 イーサリアムの今後の価格に影響を与えるイベント イーサリアムの今後の価格は、主に以下の4つのイベントに影響を受けると考えられます。 アップデート後に上昇する可能性が高い NFT・メタバース市場が拡大すれば上昇する可能性が高い イーサリアムETFが承認されれば上昇する可能性が高い EEAによる実用化が進めば上昇する可能性が高い 各内容について、解説していきます。 アップデート後に上昇する可能性が高い 今まで実施されたイーサリアムのアップデート前後では、イーサリアムの価格が上昇しています。 2回目の大型アップデート「ホームステッド」では、1ETH500円→1,600円に高騰 3回目の大型アップデート「メトロポリス」内「ビザンチウム」では、1ETH=5万円→16万円台に高騰 「コンスタンティノープル」では、1ETH=1.5万円→3.6万円台に高騰 「イスタンブール」「ミュア・グレイシャー」では、1ETH=1万円台→3万円台に高騰 「ザ・マージ(The Marge)」では1ETH=約13万円→約25万円に高騰 つまり、今後のアップデート時にも、価格は上がる可能性が高いといえます。 2022年9月15日、イーサリアムは大型アップデート「ザ・マージ」(「The Merge」)を完了しました。 このアップデートの大きな目的は、「Pow」(Proof of work)から、「PoS」(Proof of stake)への移行です。 出典: ethereum.org 「Pow」とは、主にビットコインで使用されているアルゴリズムで、マイニングでブロックチェーン上に取引を記録することが特徴です。PoWは画期的なシステムではありましたが、需要が拡大するにつれていくつかの問題が生まれました。特に、莫大な電力を消費するマイニングが与える、環境への負荷に対して批判があります。 そこで、イーサリアムはかねてから「PoS」への移行へ向けて、アップデートを繰り返してきました。PoWからPoSに移行することで、報酬の条件が「計算量と処理速度」から「保有量と保有年数」へと変化します。「マージ」によるPoSへの移行により、これまで行われていたマイニングが不要となり、エネルギー消費量は最大で99.95%削減できるとイーサリアム財団は予測しています。 上記のようなエネルギー効率の改善に加え、PoSへの移行に伴ってETHの価格が上昇する要因となる可能性が生まれました。具体的には、1日に新規発行されるネイティブトークン(ETH)の減少、ステーキングのロック期間の存在によるETHの売り圧減少、が挙げられます。 このような事情によりトークンの希少性が高まり、将来的かつ長期的にETHの価格が急騰していく可能性は十分に考えられます。 なお、イーサリアム財団からの公式発表によると、1日当たりの新規発行量はザ・マージ前の14600ETHから1600ETHになり、約90%減少するとされています。 NFT・メタバース市場が拡大すれば上昇する可能性が高い イーサリアムはNFTの基軸通貨のような役割を果たしています。実際に、2022年現在はほとんどのNFTがイーサリアムで取引されています。そのため、NFTの高額落札などのニュースがイーサリアムの価格に影響を与えることがあります。 NFTと関連性の高いメタバースのニュースも同様に、イーサリアムの価格に影響を与えることがあります。 カナダのリサーチ企業Emergen Research社は、メタバースの市場規模が2028年までに8289.5億ドル(日本円で約99兆4740億円)まで成長すると試算しています。 参考:Emergen Research 今後も、大企業のメタバース領域への投資など、NFT・メタバース領域にポジティブなニュースをいち早くチェックすることが、イーサリアムの価格推移を逃さず対処する決め手となるでしょう。 イーサリアムETFが承認されれば上昇する可能性が高い< イーサリアムETF(Exchange Traded Fund)とは、上場投資信託で株と同じようにイーサリアム取引ができるようになる仕組みを指します。イーサリアムETFが承認されれば大きな資産を動かす投資家が、ビットコインだけではなくイーサリアムもポートフォリオに組み込む動きが生まれる可能性があり、イーサリアムへの注目度が上がるでしょう。 すでに、米国やカナダでビットコイン先物ETFが上場した際は、大きな価格上昇のきっかけになっています。2022年7月現在、カナダやオーストラリアの証券取引所で、イーサリアムETFが取引されています。また、米国でも、イーサリアムに関連するETFをSECに申請する動きがあります。(現状は全て非承認。) 世界で最も取引が活発なニューヨーク証券取引所にイーサリアムETFが上場した際は、イーサリアムの価格変動に寄与する可能性があると言えます。 EEAによる実用化が進めば上昇する可能性が高い もうひとつ、価格上昇に寄与する可能性が高いのが、EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)の動向です。EEAとはイーサリアムを活用してビジネスを展開していくことを目指した組織のことで、マイクロソフトやトヨタ、JPモルガンなどの企業が参加しています。 この組織によりイーサリアムを活用したビジネスやサービスがたくさん生まれれば、さらにイーサリアムの利用価値が上がり、通貨の価値も上がると予想されます。 2019年12月には、EEAはデジタル資産とブロックチェーン技術の推進を目的とする世界有数の商業組織「チェンバー・オブ・デジタル・コマース(Chamber of Digital Commerce)」と戦略的パートナーシップを締結したことを発表。暗号資産業界を牽引する2つの組織の提携は、トークンエコノミーのさらなる発展につながると見られています。 EEAの動向を常にチェックし、イーサリアムやスマートコントラクト技術を活用したサービスの発表などをいち早くチェックすることが、イーサリアムの価格推移を逃さず対処する決め手となるでしょう。 イーサリアムの価格変動を見逃さずに対処する方法 イーサリアム(ETH)投資を行う上では、価格上昇のタイミングを逃さず、適切に対処することが求められます。 しかし、イーサリアムのアップデートのタイミングは遅れがちで、アップデート内のアップデートも追加で発表されることも多くなっています。また、NFTやメタバースに関する動きはとても活発で、常にアンテナを貼り、情報が入るようにしておく必要があります。イーサリアムETFやEEAの動向も、ニュースが発表された時点でいち早く情報を取り入れたいところです。 そのためにおすすめしたい準備を、3点ご紹介します。 重要なニュースを見逃さずに情報収集する 出典:Googleアラート 「Googleアラート」というサービスを使えば、登録しておいたキーワードを含むコンテンツが新しく更新された時に、メールで通知を受け取ることができます。情報をいち早く入手できるので、重要な情報が入ったらすぐにイーサリアムを買い増すなどの行動に移すことができるでしょう。 例えば「イーサリアム 実装」「イーサリアム アップデート」「イーサリアム 導入」などのキーワードがおすすめです。 価格アラートを登録しておく Googleアラートと合わせて活用したいのが、暗号資産取引所の「価格アラート機能」です。 例えば価格が上昇し始めたタイミングを知るために、「◎円を上回ったら通知」と設定しておけば、その条件を満たした場合にメールや電話でお知らせしてくれます。 価格が上がる材料がある時に価格上昇の兆しが見えたら買い増すなど、自分でルールを設定しておけば、価格推移にいち早く対処することができるでしょう。 Coincheckアプリのプッシュ通知 暗号資産取引所であるCoincheckでは、アプリケーションにプッシュ通知機能が備え付けられています。 通貨ごとに通知ON・OFFの設定できるのでとても便利です。気になる通貨に大きな変動が起こるといち早く通知してくれるので、アプリを利用されている方はぜひ設定してみてくださいね。 【iOS/Android】通貨別プッシュ通知他、機能の追加を行いました! Coincheck Coincheckの無料登録はこちら イーサリアムの今後に関するQ&A イーサリアムの今後の展望や将来性に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 ザ・マージ(The Merge)とはなんですか? ザ・マージとは、ビーコンチェーンをイーサリアムのメインチェーンに統合し、コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに完全移行するアップデートのことを指します。 イーサリアムはそのブロックチェーンの運用に莫大な電力量を消費していましたが、このアップデートにより使用する電力エネルギーを従来と比較して99.95%削減できると予想されています。 The Mergeは当初2021年中に完了することが予定されていましたが、幾度の延期を繰り返し最終的に2022年9月15日に完了しました。 Q:イーサリアム(ETH)の価格は今後いくらまで上がりますか? これまでのイーサリアムの最高価格は、2021年5月13日に記録した「1ETH=約54万円」です。 2022年10月時点の価格は「1ETH=約19万円」と、その時の価格から半分以下になっています。しかし、他の金融商品と比べて、価格の変動幅(ボラティリティ)が大きいのが暗号資産の特徴です。また何かのきっかけで市場が上向きになれば、これまでの最高値を更新する可能性はあると言えるでしょう。 Q:イーサリアムETFはアメリカで承認されますか? ETF(上場投資信託)とは、一言で説明すると「証券取引所に上場している投資信託」のことです。投資信託とは、複数の投資家から資金を集めて、専門家が株式や債券などに投資し、その運用益を投資家に還元する金融商品のことで、「ファンド」とも言われています。 つまりイーサリアムETF(Exchange Traded Fund)とは、上場投資信託で株と同じようにイーサリアム取引ができるようになる仕組みを指します。イーサリアムETFが承認されれば大きな資産を動かす投資家がイーサリアムをポートフォリオに組み込む動きが生まれる可能性があり、既存金融市場のプレイヤーがイーサリアムへの投資に前向きになる可能性が高いです。 イーサリアムETFは既に、2022年4月にカナダのトロント証券取引所、2022年5月にオーストラリアの取引所であるCboeオーストラリア、にて上場しています。この流れが米国でも起これば、イーサリアムの価格が暴騰する可能性は高いと考えられます。 事実として、アメリカの資産管理会社「Kelly Strategic Management(ケリー・ストラテジック・マネジメント)」は2021年11月29日に、イーサリアムの先物ETFの申請をSECに提出しています。もしこの申請が承認された場合、イーサリアム単体だけでなく暗号資産市場にとってもかなりの好材料となり得ます。 しかしながら、アメリカにてイーサリアムETFが上場できるか否かは、金融当局であるSEC(米国証券取引委員会)の方針次第と言えます。イーサリアムのETF承認申請は2016年7月に初めてSECに提出されて以来何度か行われてきましたが、今のところ承認には至っていません。 当該ETFの承認申請が拒否されてきた理由には、「暗号資産市場は、価格操作が起こるリスクが高い」という、SECがもっとも問題視している点を解決できるような商品の提案を、投資会社ができなかったことに原因があります。 今後、SECが抱いている懸念を払拭できるようなETFの提案ができれば、イーサリアムのETFがアメリカでも承認される可能性はあると言えるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら イーサリアムの今後の展望まとめ 2021年には1ETH=54万円台まで高騰したイーサリアム。その後だいぶ水準は下がったものの、それでも日々上下を繰り返しながら推移しています。 価格上昇に備えるために大切なことは、 アップデートの時期を正確に把握すること イーサリアムの将来性につながる好材料のニュースをいち早く入手すること このふたつです。 今回の記事で紹介したように、GoogleアラートやCoincheckアプリのプッシュ通知を使い、早いタイミングで情報が自動的に手に入るようにしましょう。 動くタイミングを決めておくこと、そして誰よりも早く動くこと。その環境を整えておくことが大切です。

2025-03-25IEO

「暗号資産(仮想通貨)の「IEO」って何?ICOとどんな違いがあるの?」 IEOは2019年頃から火が点いて、今や多くの取引所で行われるようになりました。 日本でも、コインチェックが運営する「Coincheck IEO」が2021年7月1日に国内初のIEOによるPalette Tokenの購入申込みを開始し、話題になりました。 この記事では、IEOの仕組み、特徴・メリット、過去にIEOで販売されて話題となったトークンなどについて解説します。 Coincheck IEO公式ページはこちら Coincheckの無料登録はこちら 目次 IEO(Initial Exchange Offering)とは 各資金調達方法の比較 IEOとICOの違い IEOとSTOの違い IEOとIDOの違い IEOのメリットとは メリット① 取引所が審査を行うため信頼性が高い メリット② 上場の時期が決まっている安心感 メリット③ 取引所のユーザーなら誰でも参加できる メリット④ 発行元にもメリットがある IEOに参加するには? 1. 取引所にアカウントを開設 2. 取引所に入金・申込 3. 抽選・トークンに交換 コインチェックがこれまでに実施したIEO 【2021年7月】パレットトークン(Palette Token /PLT) 【2023年3月】フィナンシェトークン(FNCT) 【2024年5月】ブリリアンクリプトトークン(BRIL) IEOに関するQ&A まとめ IEO(Initial Exchange Offering)とは IEOとは「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering)」の略で、暗号資産を用いて企業がプロジェクトの推進のために資金調達する方法です。 まず、IEOで資金調達したい企業がトークンを発行し、その販売を取引所に委託します。取引所は自社での上場・販売を前提に、発行されるトークンだけでなく、発行元企業についても十分に調査します。 問題がなければ、取引所が自社のユーザーに対してIEOを実施し、新たなトークンが販売されます。こうして集められた資金(暗号資産)は、手数料を差し引いて発行元企業に渡り、それを資金源としてプロジェクトの開発が進められます。 各資金調達方法の比較 IEO以外にもICO、STO、IDO、といった種類のトークン発行による資金調達方法があります。以下ではそれぞれのトークン発行による資金調達方法の特徴、IEOと比較した場合の違いを紹介します。 トークンとは?暗号資産との違いや購入方法・メリットは? Coincheck IEOとICOの違い IEOとICOの一番の違いは「トークンの発売元」です。IEOではトークンを取引所が販売していますが、ICOではトークンをプロジェクトチームが発行しています。 ICO(Initial Coin Offering:新規暗号資産公開)は企業がプロジェクトの内容や方針をホワイトペーパーなどで公開するとともに、トークンを発行します。そのプロジェクトに賛同する投資家がトークンを買い、その販売益で発行元企業はプロジェクトを推進していきます。投資家は発行元企業から投資額に見合うサービスを受けたり、買ったトークンが将来的に値上がりして利益を得たりできます。 ICOは株式公開よりも簡単に低コストでできるため、さまざまな企業で行われてきました。しかし、ICOでは発行元企業やプロジェクトの信頼性・健全性が客観的に評価されず、投資家自身が判断しなくてはなりません。 そこで登場したのがIEOです。 IEOは、取引所が中心となってプロジェクトのトークン販売、資金調達をサポートします。取引所のユーザーに対してトークンの販売を行うため、取引所はIEOを行うプロジェクトについて精査します。そのため、客観的に信頼性や健全性が担保されます。 ICOとは?初心者に解説する買い方とメリット・デメリット Coincheck IEOとSTOの違い IEOとSTOの大きな違いは、証券制の有無です。 STOとはSecurity Token Offeringの略で、トークンを利用した資金調達手段の1つです。 STOで発行するトークンはセキュリティトークン(Security Token)と呼ばれ、特定の国の法律において有価証券と定められます。そのためトークンの扱いは、有価証券に適用される法律に準拠しなければなりません。 つまりSTOで発行するトークンとは、既存の株式や債券といった有価証券がブロックチェーンの技術を用いて発行されることによってデジタル化したものにあたります。それゆえに、STOで発行されるトークンは「デジタル証券」とも呼ばれています。 一方で、ICOやIEOで発行されるトークンは証券性を持ちません。 トークンの信頼性の観点からIEOとSTOを比較すると、IEOでは取引所の権威性やブランドをもとに信頼性を確保し、STOでは法律的な裏付けから信頼性を確保します。 いずれにしてもIEO、STOは、ICOよりも投資家保護が促進されます。 IEOとIDOの違い IEO、ICO、STOの他に、IDOというトークンの販売手段もあります。 IDOとはInitial DEX Offeringの略で、こちらもトークンを利用した資金調達手段の1つです。 IEOとIDOの大きな違いは、トークンの発売元です。IEOではトークンを中央集権型取引所(CEX)が販売しますが、IDOでは分散型取引所(DEX)が販売します。 特定の管理者がいない暗号資産取引所のことを「分散型取引所(DEX)」と呼びます。そのDEXにて行われるトークンの販売方式を、IDOと呼びます。 トークンの信頼性の観点からIEOとIDOを比較すると、IEOでは取引所の権威性やブランドをもとに信頼性を確保する一方で、IDOでは客観的な信頼性の確保は難しいです。 なぜならば、DEXは管理者が存在しないため、そのDEXでIDOするプロジェクトの信頼性を精査する専門家がいないからです。 IEOのメリットとは IEOには、発行元と取引所、ユーザーのそれぞれにメリットがあります。ここでは、代表的な以下4つのメリットを紹介します。 ①取引所が審査を行うため信頼性が高い②上場の時期が決まっている安心感③取引所のユーザーなら誰でも参加できる④発行元にもメリットがある メリット① 取引所が審査を行うため信頼性が高い 1つ目のメリットは、「取引所が審査を行うため信頼性が高い」点です。 ICOとは異なり、IEOでは取引所が発行元企業やプロジェクト内容を審査します。取引所としては自社で販売するトークンですから、いい加減なものを扱うわけにはいきません。技術力や運営の健全性などを慎重にチェックし、問題なしと判断されて初めて上場・販売に踏み切ります。 JVCEA会員である取引所は協会の自主規制に沿った基準なので、「絶対に安全」とは言い切れません。しかし、多くの暗号資産を扱う取引所ならば、それだけ多くの審査経験があり、独自のノウハウを持っているはずです。審査を通ったという信頼性は高いといえます。 メリット② 上場の時期が決まっている安心感 2つ目のメリットは「上場の時期が決まっている安心感」です。 IEOでは、販売した取引所への上場を前提として販売が行われ、上場までのスケジュールもほぼ決まっています。 一方、ICOでは、トークンを発行し資金調達を行っておきながら、そのまま上場が中止されたり、名も知られていないようなマイナーな取引所に上場されたりすることがしばしば起こりました。 取引所が介在するIEOではそうした心配がなく、確実に取引できるという安心感があります。 メリット③ 取引所のユーザーなら誰でも参加できる 3つ目のメリットは、「取引所のユーザーなら誰でも参加できる」点です。 IEOが行われるとき、取引所は自社のユーザーに対してIEO実施の告知をします。その取引所に口座を持っているユーザーであれば、誰でもこのIEOに参加が可能です。多くの参加希望者が殺到しますが、参加できるかどうかは抽選で決められます。 取引所にとっても、IEOを実施することで多くのユーザーを集めることができるメリットがあります。 メリット④ 発行元にもメリットがある 4つ目は、「発行元にもメリットがある」点です。 トークンを発行する企業側にもメリットがあります。IEOで多額の資金を集めるためには、より多くのユーザーにリーチできる大手取引所を使いたいと思うでしょう。多くのユーザーを抱える取引所ならば信頼性も高く、そうした取引所がIEOを引き受けることで、自社と自社プロジェクトの信頼性も増します。投資家の募集を自社で行わねばならないICOと比較すると、非常に大きなメリットです。 Coincheckの無料登録はこちら IEOに参加するには IEOは、以下の手順に沿って参加するのが一般的です。 ①取引所にアカウントを開設②取引所に入金・申込③抽選・トークンに交換 どのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 1. 取引所にアカウントを開設 IEOに参加するには、まずその取引所のユーザーになる必要があります。IEOを行っている取引所は限られています。口座開設の手間や手数料、所要日数などにも注意しつつ、取引所を選びましょう。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法と手順を解説【動画付き】 Coincheck 2. 取引所に入金・申込 IEOに申し込みする際には、対象通貨を購入するための資金を取引所に入金しておく必要があります。 国内の取引所が行うIEOの場合、「販売価格 × 申込口数」に手数料を加えた金額分の暗号資産や日本円を取引所の口座に入金しておく必要があります。 口座への入金が完了したら、各取引所が指定する方法にしたがってIEOに申し込みます。 3. 抽選・トークンに交換 IEOへの参加を申し込み、期日になると抽選が行われます。抽選に当選すると保有している取引所の暗号資産が、自動的に新規発行されたトークンに交換されます。 コインチェックがこれまでに実施したIEO 2024年7月時点で、コインチェックは3度のIEOを実施しました。 【2021年7月】パレットトークン(Palette Token /PLT)【2023年3月】フィナンシェトークン(FNCT)【2024年5月】ブリリアンクリプトトークン(BRIL) 【2021年7月】パレットトークン(Palette Token /PLT) 国内販売所・取引所大手であるCoincheckでは、IEO事業の実施について2019年8月から検討を開始しました。 2021年7月にIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」の提供を開始し、株式会社HashPaletteと日本初となるIEOによる資金調達を実現しました。 国内初のIEO銘柄として採択されたのは、エンターテインメント領域に特化したNFTプラットフォーム「パレット(Palette)」で利用されるトークンである、「パレットトークン(Palette Token)」です。 パレットは、複数企業によって構成される「Palette Consortium(パレットコンソーシアム)」で運営するデジタルアイテムを発行・管理・流通させるためのブロックチェーンネットワークです。 企業はパレットを用いることで、NFTの発行・配布・流通を全て透明性の高いパレットチェーン上で簡単に行うことが可能となります。パレットトークンのIEOは大変ご好評いただき、申し込み倍率は24.11倍にまでなりました。 パレットトークン(Palette Token / PLT)とは?特徴や将来性を簡単解説! Coincheck パレットトークンの価格推移 パレットトークンの価格は、2024年7月25日の時点で4.79円と、IEOでの販売価格を上回っています。 IEOでの販売価格は4.05円から始まり、Coincheckでの取り扱い初日にその約11.5倍となる46.1290円を記録しました。その後も最高値を更新し、現在の最高値は2021年8月23日に記録した98.8980円となっています。結果としてIEOでの販売価格からは、約24.4倍にまで到達しました。 パレットトークンの現在価格は、以下のページから確認できます。 「パレットトークン/円(PLT/JPY)のリアルタイムチャート(相場)・レート(価格)」 【2023年3月】フィナンシェトークン(FNCT) 2023年3月16日、Coincheck IEO 第2弾としてフィナンシェトークン(FNCT)がコインチェックに新規上場しました。「フィナンシェ・トークン(FNCT)」はFiNANCiEプラットフォームで使用可能なトークンとして、スポーツクラブやクリエイターのコミュニティを活性化するサポーターへの更なるメリットを提供することを目的に設計・開発されています。FiNANCiEの価値を下支えし、コミュニティを活性化する人が増えるほどFNCTの価値が上がり、それをFNCT保有者に還元できるエコシステムが構築されていきます。 FNCTのIEOでは、​​申し込み受付開始から60分で調達目標金額の10億6600万円を突破しました。さらに、FNCTが創り出す新たなクリエイターエコノミーを支持し購入を希望するお客さまのニーズが集まった結果、最終的な申し込み金額は合計200億円を突破、申し込み倍率は18.78倍となりました。 フィナンシェトークン(FNCT)とは?コインチェックでのIEO情報や今後の展望を解説 Coincheck フィナンシェトークン(FNCT)の価格推移 フィナンシェトークン(FNCT)の価格は、2024年7月25日の時点で約0.42円と、IEOでの販売価格を上回っています。 IEOでのFNCT販売価格は0.41円から始まり、Coincheckでの取り扱い初日にはIEO販売価格の11倍まで上昇しました。さらに、2024年2月15日にはFNCT価格は0.97円の最高値を更新しています。 フィナンシェトークン(FNCT)の現在価格は、以下のページから確認できます。 「フィナンシェトークン/円(FNCT/JPY)のリアルタイムチャート(相場)・レート(価格)」 【2024年5月】ブリリアンクリプトトークン(BRIL) 2024年5月27日、Coincheck IEO 第3弾としてブリリアンクリプトトークン(BRIL)がコインチェックに新規上場しました。ブリリアンクリプトトークン(BRIL/Brilliantcrypto Token)とは、ブロックチェーンゲーム『Brilliantcrypto』で使用できる暗号資産(仮想通貨)です。Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)は“Proof of Gaming”という新しいモデルを導入したブロックチェーンゲームで、持続可能なPlay to Earnを目指しています。なお、BRILはPolygonチェーン上で発行されます。 BRILのIEOでは、​​申し込み受付開始から13分で調達目標金額の15億1,200万円を突破しました。最終的な申し込み金額は合計333億円を突破、申し込み倍率は22.04倍となりました。 ブリリアンクリプトトークン(BRIL)とは?Coincheck IEO・INO参加方法や「つるはしNFT」の特徴を解説 Coincheck ブリリアンクリプトトークン(BRIL)の価格推移 ブリリアンクリプトトークン(BRIL)の価格は、2024年7月25日の時点で約22.5円と、IEOでの販売価格を上回っています。IEOでのBRIL販売価格は21.6円から始まり、Coincheckでの取り扱い初日にその約4.6倍となる99.6円を記録しました。 ブリリアクリプトトークンの現在価格は、以下のページから確認できます。 「ブリリアンクリプトトークン/円(BRIL/JPY)のリアルタイムチャート(相場)・レート(価格)」 IEOに関するQ&A IEOに関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。 IEOとは何ですか? IEOとは「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering)」の略で、企業がプロジェクト推進のために暗号資産交換業者を介してトークンを発行・販売し、資金調達する方法です。 IEOのメリットは何ですか? IEOには、主に次のようなメリットがあります。 取引所が審査を行うため信頼性が高い 上場の時期が決まっている安心感 取引所のユーザーなら誰でも参加できる 発行元にもメリットがある IEOの参加方法を教えてください。 IEOは、以下の手順に沿って参加するのが一般的です。 取引所にアカウントを開設 取引所に入金・申込 抽選・トークンに交換 これまでコインチェックで実施されたIEOについて教えてください。 これまでコインチェックが手がけてきたIEOとしては、以下の2つが挙げられます(2023年2月時点)。 【2021年7月】パレットトークン(Palette Token /PLT) 【2023年3月】フィナンシェトークン(FNCT) 【2024年5月】ブリリアンクリプトトークン(BRIL) Coincheckの無料登録はこちら まとめ この記事で解説したIEOのメリット4つを振り返りましょう。 取引所が審査を行うため信頼性が高い 上場の時期が決まっている安心感 取引所のユーザーなら誰でも参加できる 発行元にもメリットがある このように、IEOは従来ブロックチェーン上で行われてきたICOなどの資金調達・トークン販売の方法に比べ、複数のメリットがあります。 Coincheck IEOでは、コインチェックのアカウントを持っていれば誰でも気軽に抽選・売買に参加できるため、IEOへの投資を検討してみてはいかかでしょうか。

「仮想通貨(暗号資産)ってもう終わりなの?」 「仮想通貨(暗号資産)を持っていてももう意味がないの?」 「仮想通貨(暗号資産)の価値ってもう上がらないの?」 あなたは今、仮想通貨に関するネガティブな話を耳にして、仮想通貨の将来に不安を持っていませんか? 実際、下記のような理由から2018年には仮想通貨の価格が一気に暴落したこともあり、「仮想通貨はもう終わりなのではないか?」と考える人が増えています。 【暴落してしまった理由】 - 実態以上に価格が上昇しバブルが弾けた - 各国の仮想通貨への規制が強化された - 取引所へのセキュリティーの不安が高まった しかし、実は仮想通貨は終わりではなく、むしろ、今後伸びる可能性が高いといわれています。 中でもビットコインなど将来性が高いと噂されている仮想通貨を購入して来る価格上昇の時を待っている人も多くいるでしょう。 価格上昇する可能性が高いと言われているのは、下記5つの理由からです。 ビットコインの半減期が予測されているから 仮想通貨の実用化が進められているから 大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから 仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから(※日本以外) 著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから 今回は、「仮想通貨は終わり」と噂きっかけとなった暴落の理由から、今後伸びていくであろう仮想通貨とその理由について、詳しく説明していきます。 これを読めば、まだまだ「仮想通貨の今後は明るい」ことが分かるはずです。 また、2020年以降の仮想通貨の展望や価格上昇が期待されている具体的な通貨についてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 1.「仮想通貨は終わり?」と言われる主な要因は2018年の暴落 2.2018年の仮想通貨暴落の3つの理由 2-1.実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 2-2.各国の仮想通貨への規制が強化されたから 2-3.取引所へのセキュリティーの不安が高まったから 3.仮想通貨は終わりではない?2020年以降価格上昇が予測される5つの要因 3-1.ビットコインの半減期が予測されているから 3-2.仮想通貨の実用化が進められているから 3-3.大手企業が参入してきているから 3-4.仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから 3-5.著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから 4.2020年以降価格上昇が期待されている仮想通貨一覧 5.2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性はあるのか? 6.まとめ 1.「仮想通貨は終わり?」と言われる主な要因は2018年の暴落 仮想通貨が終わりと言われるようになった大きな理由として、2017年にバブルを迎えた仮想通貨の価格が2018年に一気に暴落したことがあげられます。 出典:CoinMarketCap 例えば、ビットコインは2017年後半のバブル時には200万円以上(1BTC)の価格をつけ、多くの人が仮想通貨に注目していましたが、2018年には50万円(1BTC)を下回るくらいに急落しました。 アルトコインに関しても、例えばXRP(エックスアールピー)はバブル期には400円(1XRP)の価格をつけていましたが、2018年には40円(1XRP)を下回り、アルトコインによってはほとんど価格がつかなくなってしまったものもありました。 そのため、仮想通貨に投資をした人の中には大きく損をした人も出てきてしまい、市場には絶望的な雰囲気が漂うようになり「仮想通貨は終わった」といった声が聞こえるようになってきてしまったのです。 ただ、2018年の仮想通貨の暴落は、通貨自体の価値に疑問があったことが理由ではなく、様々な要因が絡み合った上で、結果として価格が下がってしまっただけでした。 暴落の理由を理解すれば、「仮想通貨は終わり」と断言できないことが分かるはずです。 そこで、次章からは「仮想通貨は終わり」と言われる大きなきっかけとなった2018年の暴落について詳しく解説します。 現在(2020年3月)のところ、コロナウイルスなどの影響で再び価格が暴落してしまいました。こちらも仮想通貨自体の価値とは関係ない要因での暴落であって、一時的なものとの見方が強いです。ただ、今後の世界情勢などを慎重に見て価格の行方を判断していく必要はあります。 2.2018年の仮想通貨暴落の3つの理由 「仮想通貨は終わり」と言われるきっかけとなった2018年の主な暴落理由は、下記3つです。 実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 各国の仮想通貨への規制が強化されたから 取引所へのセキュリティーの不安が高まったから これを見ると、仮想通貨の技術自体に暴落の理由があったのではないことが理解でき、「仮想通貨は終わり」と言い切れないことが分かります。 2-1.実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 仮想通貨は将来性のある通貨と見られていますが、2017年のバブル期には、実用化が本格的にされていない段階で投機的に価格が上昇していました。 CMや広告によって知名度が一気にアップし、「億り人」などが出現する中、仮想通貨の実態を知らない人々が投機的に仮想通貨を買い求めているような状況だったのです。 そして、実態に見合うだけの価値がないままどこまでも価格が上昇していくのはやはり難しく、2018年にバブルが弾けて大暴落につながりました。 仮想通貨の価値が下がった後には多くの人が仮想通貨を手放したために、価格が上がりにくい状況が続いています。 【今後の予測付き】ビットコインバブルが起こった背景と崩壊の理由 Coincheck 2-2.各国の仮想通貨への規制が強化されたから 仮想通貨市場における流出や詐欺といった事件を受け、政府の仮想通貨への規制が厳しくなったことも暴落の理由とされています。 例えば、韓国では、仮想通貨に対する過剰な投資に危機感を抱き、2018年1月に政府から「国内取引所を全て閉鎖する」といった発言がありました。 さらに、中国やインドにおいても仮想通貨取引に対しては厳しい姿勢をみせていたため、「各国の法規制が仮想通貨の流通を阻害するのでは」との不安が広がり、価格暴落につながったのです。 現在では、上記のような国でも少しずつ仮想通貨取引が可能になってきています。 仮想通貨の規制とは?日本や中国などの海外の状況も解説 Coincheck 2-3.取引所へのセキュリティーの不安が高まったから 2017年の仮想通貨のバブル期以降、海外や国内で仮想通貨の流出事件が増えたことも価格暴落の理由のひとつです。 仮想通貨は、紙幣のような目に見える通貨とは異なり、デジタルデータとしてのみ存在している通貨であるため、ハッキング被害に合うことがあります。 特に2017年の仮想通貨のバブル期以降にはハッキング被害が相次いだために、取引所のセキュリティーへの不安が高まり、仮想通貨を手放す人が増えて価格暴落につながってしまいました。 現在、各取引所では流出事件を受けてセキュリティー強度をあげているため、ハッキング被害を受ける割合は少しずつ減少していると言われています。 以上のように、2018年の仮想通貨暴落の原因を確認すれば、取引所のセキュリティー問題や各国の法規制の強化など、仮想通貨の技術自体に対する不満が原因ではないことが分かるでしょう。 仮想通貨を盗難されないための対策とは? Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 3.仮想通貨は終わりではない?2020年以降価格上昇が予測される5つの要因 仮想通貨は終わりではなく、実際は、2020年以降に仮想通貨の価格は上昇すると予測されています。それは、下記5つの要因があるからです。 ビットコインの半減期が予測されているから 仮想通貨の実用化が進められているから 大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから 仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから(※日本以外) 著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから ひとつひとつ詳しく解説していきます。 3-1.ビットコインの半減期が予測されているから 2020年にはビットコインの半減期を迎え、価格が上昇することが予測されています。 そして、ビットコイン以外の仮想通貨の価格はビットコインの価格に連動していることが多いので、仮想通貨全体の価格上昇が見込まれるのではと期待されているのです。 ビットコインの半減期とは、マイニングの報酬が半分になってしまうことです。 ビットコインはマイニングの報酬として新規通貨を発行しているため、「ビットコインの報酬が減る=新規発行枚数が減る」ということを意味しています。 そのため、「ビットコインの希少性が高まって、需要が供給を上回り価格が上昇していくのではないか?」と予測されているのです。 ビットコインの半減期について詳しく知りたい人は、下記リンクの記事をご参照ください。半減期の時期や半減期に向けて準備しておくことなどが分かります。 2020年5月予定のビットコインの半減期とは?仕組みや影響を解説 Coincheck 3-2.仮想通貨の実用化が進められているから 仮想通貨の本格的な実用化まではもう少し時間がかかりそうではありますが、実用化に向けての動きは着々と進められています。 そのため、実用化が進むことで仮想通貨の価値が上がり、価格にも反映されるのではないかと言われているのです。 代表的な通貨においては、実用化に向けた下記のような動きがあります。 ビットコイン:長期的にみてビットコイン支払い可能店舗が増えている。東京オリンピックに向けてビットコインが使える場所がさらに増えるのではないか、という意見もある。 イーサリアム:技術的な評価が高く、企業がイーサリアムを利用したシステムの構築など実用化に向けて着実に歩みを進めている。 XRP(エックスアールピー):XRP(エックスアールピー)の実用化に向けて大手金融機関との協力体制が進められていて、送金サービスの主軸としての活躍が期待されている。 もちろん、実用化までには解決しなければならない問題は多くありますが、着実に本格的な実用化に向けて動いていることが分かります。 今後、日常生活で仮想通貨が多く使われるようになれば、知名度や価値が上がり、価格が上昇していくと予測されています。 仮想通貨の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説 Coincheck 3-3.大手企業が参入してきているから マネックスグループや楽天のような大手企業が仮想通貨市場に参入してきていることから、今後の仮想通貨の価格上昇が期待されます。 なぜなら、大手企業が参入することで、より良いサービスの提供や仮想通貨の知名度アップにつながり、仮想通貨へ投資する人が増えることが予測されるからです。 また、大手企業が仮想通貨の将来に期待しているという見方もできることからも、大手企業参入は価格上昇につながる理由と言われています。 3-4.仮想通貨ETFの承認によって機関投資家参入が期待されているから 現在日本では認められていませんが、今後、仮想通貨ETFが承認されて、機関投資家が参入してくることによって、仮想通貨の価格上昇につながるのではないかという期待が高まっています。 ETFとは「上場投資信託」のことを指し、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。 上場するためには厳しい審査が必須ですが、特にアメリカでは「ビットコインETF」の承認を申請する動きが活発になっています。 仮想通貨ETFが承認されれば、仮想通貨が金融商品と認められたということになり、信頼性が高まって多くの投資家の参入が期待されます。 さらに、株式と同じように投資することが可能になるために、機関投資家が参入しやすくなり、価格が上昇することが予測されています。 ただし、2020年3月現在では、仮想通貨ETFは認められていないため、今後の動向を注視していく必要があります。 仮想通貨ETFとは?国内の状況と上場が却下された理由とは? Coincheck 3-5.著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから 最後に、著名人たちのビットコインへのポジティブな見解も、「仮想通貨は今後価格上昇するのでは?」という期待を後押ししています。例えば、下記のような見解があります。 上記、仮想通貨の価格に関する予測は、あくまで著名人の発言というだけであって、確実に予測通りになるとは断言できません。 ただ、このようなビットコインへのポジティブな見方が多くあるために、2020年以降の仮想通貨の価格上昇への期待感は高まっているということを押さえておいてください。 4.2020年以降価格上昇が期待されている仮想通貨一覧 2020年以降は仮想通貨は全体的に価格上昇していくことが期待されていますが、仮想通貨の中でも特に将来性が期待されているものを紹介します。 仮想通貨自体の性能が評価されていてかつ、実用化も着々と進行しているものを選びました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 2020年以降に価格上昇が期待されている仮想通貨を厳選して紹介しましたが、必ずしも価格上昇するとは断言できないため、購入の際にはよく吟味することが大切です。 また上記以外にも将来性が期待されている仮想通貨は多くあるので、気になる仮想通貨があれば性能や開発団体などを慎重にチェックしてみてくださいね。 5.2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性はあるのか? 2020年以降の仮想通貨の明るい面について解説してきましたが、「2020年以降に仮想通貨の価格が下落する可能性もあるのでは?」と不安に感じる人も多いでしょう。 確かに、今後、下記のようなことが起きれば、仮想通貨の価格は下落する可能性もあります。 世界的不況 仮想通貨の流出事件 各国の仮想通貨の規制強化 仮想通貨の技術的な問題発覚 市場規模が大きくないため、上記のようなニュースを受ければ、価格が大きく下落する可能性も高いです。 ただ、仮想通貨の革新的な技術への信頼から、価格が一時下落したとしても、長い目で見れば上昇トレンドに乗っていくだろうという予測が多いことも事実です。 どちらにしても、未来に何が起こるかの完璧な予測は不可能であって、価格予測を確実に行うことはできないため、慎重に情報を集めた上で投資判断を行うようにしてくださいね。 Coincheckの無料登録はこちら 6.まとめ 2017年の仮想通貨のバブル期から2018年には一気に価格が暴落して、「仮想通貨は終わった」という意見が聞こえるようになってしまいました。 しかし、2018年の仮想通貨の暴落は下記のような仮想通貨の技術とは関係ないことが原因でした。 実態以上に価格が上昇しバブルが弾けたから 各国の仮想通貨への規制が強化されたから 取引所へのセキュリティーの不安が高まったから 実際には、仮想通貨は終わりではなく、下記のような理由から2020年以降価格は上昇していくという意見が多いです。 ビットコインの半減期が予測されているから 仮想通貨の実用化が進められているから 大手企業が仮想通貨市場に参入してきているから 国内で仮想通貨ETFの承認がされることがあれば、機関投資家参入が期待されるから 著名人のビットコインに対するポジティブな見方が多くあるから ただ、確実に価格が上昇するかは誰にも分からず、下記のような出来事があれば価格下落の可能性もあります。 世界的不況 仮想通貨の流出事件 各国の仮想通貨の規制強化 仮想通貨の技術的な問題発覚 2020年以降の仮想通貨にはポジティブな意見が多くありますが、投資を行うのではあれば今後も慎重に情報を集めていく必要があるでしょう。

ビットコインとイーサリアムの長所を取り入れて作られた、仮想通貨(暗号資産)のクアンタム(Quantum / QTUM)。ついに日本に上陸し、手軽に売買ができるようになりました。 この記事では、さまざまなメリットを持ち将来性が期待されている、クアンタムの特徴を解説していきます。 国内外から期待と信頼の高いクアンタム、その魅力について迫っていきます。 クアンタムを購入してみたい方は『簡単にできる仮想通貨クアンタム(QTUM)の購入・買い方』をご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 クアンタム(QTUM)とはどんなコインなのか? ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の「いいとこ取り」 クアンタム(QTUM)の持つ6つの特徴 特徴① UTXOを使った高い匿名性 特徴② スマートコントラクトを実装 特徴③ 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ 特徴④ ライトウォレットで動きが軽い 特徴⑤ マイニングで報酬を得られやすい 特徴⑥ ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい クアンタム(QTUM)の将来性は? Coincheckがクアンタム(QTUM)の取り扱いを開始! クアンタム(QTUM)とはどんなコインなのか? 世界には実に多くの仮想通貨があります。その多くがオープンソースです。オープンソースとは、つまりプログラムが公開されており、改変や再配布が自由にできるということです。そのため、既存のプログラムに改変を加えて生まれた仮想通貨は数多くあります。 たとえば、日本生まれの仮想通貨として知られるモナコインは、ビットコインを改変して作られたものです。こうして生まれた仮想通貨は、ベースとなった仮想通貨と共通する仕組みを持つため、よく似た特徴を持つ傾向があります。 しかし、中には際だった特徴を持つものもあります。2016年に登場したクアンタムは、その一つといえるでしょう。 通貨名 クアンタム 通貨単位 QTUM 誕生 2016年 価格(2022年3月2日時点) 約757円 時価総額(2022年3月2日時点) 約790億円(117位) 発行上限枚数 1億QTUM(1億発行後、毎年1%ずつ増加) コンセンサスアルゴリズム PoS(Proof of Stake) ホワイトペーパー Qtum New Whitepaper 公式サイト qtum.org ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の「いいとこ取り」 クアンタムは「ビットコインとイーサリアムの長所を併わせ持っている」といわれます。 ビットコインは、ブロックチェーンを用いた世界初の仮想通貨であり、高い匿名性を維持できる仕組みから、その後の仮想通貨に大きな影響を与えました。また、オープンソースであったことから、ビットコインから派生して生まれた仮想通貨は数多くあります。 イーサリアムは、「スマートコントラクト」の機能を備え、こちらもその後の多くの仮想通貨に影響を与えています。 クアンタムは、これら二つの仮想通貨が持つ長所をうまく融合させ、一つのコインで実現することに成功しています。 イーサリアム(Ethereum/ETH)の仕組みとは?スマートコントラクトについて Coincheck Coincheckの無料登録はこちら クアンタム(QTUM)の持つ6つの特徴 ビットコインの高い匿名性とイーサリアムのスマートコントラクト。この二つを両立させることは、実は技術的に難しいことでした。これらの特徴がどのようにクアンタムで実現されているのか、解説していきます。 特徴① UTXOを使った高い匿名性 クアンタムでは残高管理の方法として、ビットコインと同様の「UTXO」という仕組みが採用されています。仮想通貨は法定通貨のように、実物があるわけではありません。銀行預金と似たようなもので、「誰の口座にどの通貨がいくらあるか」が記録されているだけです。 しかし、ビットコインやクアンタムの場合、ウォレットに残高の数値そのものが記録されているわけではなく、UTXOで管理されています。UTXOとは「ユーザーに紐づけられた分割不可能なコインの塊」で、この塊がどのように取引されたかを追跡して、現在の残高を割り出しているのです。 例えば、あなたが1BTCを持っていて、店舗で0.4BTCの買い物をしたとしましょう。当然、残りは0.6BTCです。しかし、UTXOは分割できませんから、一度店舗に1BTCを渡し、お釣りとして0.6BTCを受け取るという取引を行います。このとき、お釣りを受け取るための新たなアドレスが作られ、0.6BTCはそこに紐づけられる仕組みとなっています。 ビットコインやクアンタムは、こうした複雑な構造をとっているため、第三者からの追跡が困難になり、高い匿名性を維持できているのです。 特徴② スマートコントラクトを実装 イーサリアムが持つスマートコントラクトという機能を、クアンタムでも実装しています。スマートコントラクトとは、事前に定義しておいた条件が満たされると、契約と価値移転が自動的に行われる仕組みです。これにより、不動産や自動車の販売など、仲介者が不可欠だった取引を当事者間のみで行うことができます。 クアンタムは、ビジネス向けを想定して開発されていますすから、当然な特徴かもしれません。 特徴③ 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ クアンタムは匿名性を担保しながら、自動契約履行を実現していますが、スマートコントラクトを動かすためには、多くの情報を書き込まなければいけません。そうすると、取引のたびに複雑な残高管理を行うUTXOとは、相性がよくありません。 そこで、クアンタムが採用したのが、UTXOとスマートコントラクトの橋渡しが行える「アカウントアブストラクトレイヤ(AAL)」という技術です。AALは、クアンタムが独自開発したもので、UTXOをベースにしたブロックチェーンのシステム上にバーチャルマシンを構築し、そこでスマートコントラクトを動かす仕組みとなっています。 AALによってビットコインが持つ安全性や匿名性、データ容量の軽さを維持しながら、複雑な処理を自動化するスマートコントラクトを実現することができました。 特徴④ ライトウォレットで動きが軽い AALの搭載で必要なデータ容量が軽くなったことから、クアンタムは「ライトウォレット」を採用しています。ライトウォレットはブロックチェーン上のすべてのデータ(フルノード)ではなく、自分が必要な部分のデータだけをダウンロードします。 イーサリアムではフルノードのデータが必要でしたが、それを文字どおりライトに収めることができるため、データのダウンロードは速く、動作が軽くなり、しかもストレージ容量の節約ができます。 特徴⑤ マイニングで報酬を得られやすい マイニングは、「世界中で行われている仮想通貨の取引を、パソコンで処理することで報酬を得る」ものですが、仮想通貨ごとに決まったルールがあります。 ビットコインが採用しているPoW(プルーフオブワーク:Proof of Work)は、一番早く計算処理を終えた人に報酬が与えられます。そのため、最高レベルの計算能力を持つマシンを大量にそろえられる、資金力のあるマイナーでないと、なかなか報酬をもらえません。 一方、クアンタムが採用するPoS(プルーフオブステーク:Proof of Stake)は、計算能力だけでなく、クアンタムの保有量や保有している時間によって優先度が変わります。つまり、多くのクアンタムを長く持ち続けている人ほど、マイニング報酬を得やすいという仕組みです。 力技でのマイニングであるPoWは多くの仮想通貨に採用されていますが、資金力のある大規模なマイナーに偏向してしまうことや、大電力を消費するため環境への負荷が重いことなどが指摘されています。 イーサリアムではPoWからPoSへの移行を検討しているとされています。 仮想通貨のマイニングとは?仕組みと実践方法について解説 Coincheck 特徴⑥ ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい クアンタムは、ビットコインとイーサリアムの値動きによる影響を受けやすいといわれます。同じ特徴を持っていますから、ある程度価格が連動してしまうことはあるでしょう。クアンタムを売買する場合、同時にビットコインやイーサリアムの値動きをチェックしつつ、判断するといいかもしれません。 ビットコインのリアルタイムチャートはこちら クアンタム(QTUM)の将来性は? クアンタムは、将来性を大いに期待されています。匿名性が高く、スマートコントラクトを備えていますので、ビジネスで活用できる可能性があります。2020年3月の後半の時点では、1QTUMあたり120円前後の値動きとなっていますが、用途が広がっていけば、長期的に大きな値上がりも期待できるでしょう。 また、クアンタムは開発力の高さでも知られています。その中心にいる創業者パトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者も務めた若きエンジニアであり、フォーブス誌の「30歳以下の若手起業家30組」にも選ばれています。 クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら クアンタムに関するFAQ Q. クアンタムとはどのような仮想通貨ですか? A.クアンタムは(QTUM)「ビットコインとイーサリアムの良いとこ取りをした仮想通貨」といわれています。 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装しています。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q. クアンタムの特徴を教えてください。 A. クアンタムには、主に以下の6つの特徴があります。 UTXOを使った高い匿名性 スマートコントラクトを実装 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ ライトウォレットで動きが軽い マイニングで報酬を得られやすい ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい 各内容の詳細につきましては、こちらをご覧ください。 Q.クアンタムの将来性を教えてください。 A. クアンタムは、将来性を大いに期待されています。匿名性が高く、スマートコントラクトを備えていますので、ビジネスで活用できる可能性があります。 また、クアンタムは開発力の高さでも知られています。その中心にいる創業者パトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者も務めた若きエンジニアであり、フォーブス誌の「30歳以下の若手起業家30組」にも選ばれています。 詳しくはこちらをご覧ください。 Coincheckがクアンタム(QTUM)の取り扱いを開始! この記事で解説したクアンタムの特徴6つを振り返りましょう。 UTXOを使った高い匿名性 スマートコントラクトを実装 匿名性と自動化を両立させるアカウントアブストラクトレイヤ ライトウォレットで動きが軽い マイニングで報酬を得られやすい ビットコインとイーサリアムの影響を受けやすい Coincheckでは、日本で初めてクアンタムの取り扱いを行っています。Coincheckであれば簡単に口座を開設でき、使いやすいアプリで手軽に売買を楽しむことが可能です。 何より海外取引所と異なり、日本語でのサポートを行っております。クアンタムの取引を始めたい方は、ぜひCoincheckを活用してみてください。 簡単にできる仮想通貨クアンタム(QTUM)の購入・買い方 Coincheck

ユニークな特徴を持つ暗号資産(仮想通貨)クアンタム(QTUM)。これまで、海外取引所でしか扱いがありませんでしたが、2020年3月からCoincheck(コインチェック )での取り扱いが始まりました。 この記事では、クアンタムの特徴のほか、購入方法について詳しく紹介していきます。 クアンタムの魅力について知り、取引に興味を持つきっかけになれば幸いです。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 クアンタムの特徴とは 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装 クアンタムの値動きと将来性は? 日本でも上場したクアンタム coincheckでクアンタムを購入する方法 1.アプリのダウンロード 2.アカウント作成 3. 本人確認 Webからのお申し込みでの本人確認方法 アプリを使えば、暗号資産売買もラクラク クアンタムの購入はCoincheckで クアンタムの特徴とは クアンタムは、2016年生まれの比較的新しいコインです。「ビットコインとイーサリアムの良いとこ取りをした暗号資産」とよくいわれますが、まさにそうした特徴を備えています。 開発計画が発表された当初から期待され、2017年には10億円を超える資金調達に成功しています。創業者であるパトリック・ダイ(Patrick Dai)氏は、アリババ(Alibaba)のリード開発者を務め、フォーブス誌が選ぶ「30歳以下の若手起業家30組」にも選出されています。 注目度が高いクアンタムの特徴を紹介していきます。 高い匿名性とともにスマートコントラクトを実装 クアンタムは、取引に伴う残高管理の方法として、ビットコインと同じシステムである「UTXO」を採用しています。UTXOは、ブロックチェーン上の取引データによって、暗号資産のウォレット(財布)の残高を管理する方法です。残高管理は、複雑な計算をしなくてはならないのですが、その分セキュリティが強固になるというメリットがあります。 さらにクアンタムは、イーサリアムで広く知られた自動契約機能「スマートコントラクト」を実装しています。スマートコントラクトとは、一言でいえば、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みを指します。スマートコントラクトでは、契約内容とその実行条件をあらかじめプログラミングしておけるのですが、非常に複雑な処理をしなくてはなりません。 残高管理および契約実行が複雑になると、暗号資産がうまく機能しないおそれもあります。クアンタムは、これら二つを両立させることに成功しています。安全性の高さを確保しながら、スマートコントラクトを高速で処理することができるのです。 クアンタムの値動きと将来性は? クアンタムはビットコインとイーサリアムの長所を組み合わせ、短所を補ったコインです。つまり、「ビットコイン、イーサリアムと同じ性質を持つ」という見方もできます。そのため、暗号資産市場では、価格の面でビットコインとイーサリアムの影響を受けてしまう傾向があります。 また、クアンタムは高い匿名性を担保し、スピーディーな取引を実現しています。さらに、スマートコントラクトの機能も備わっていることで、ビジネス向けに活用できる可能性があります。クアンタムは、国外では多くの取引所で上場を果たしており、今後も上場する取引所が増えていくはずなので、将来性が見込めるでしょう。 クアンタム(QTUM)の今後の将来性は?革新的な部分と懸念点 Coincheck 国内初!Coincheckに上場したクアンタム これまで、海外でしか売買できなかったクアンタムですが、2020年3月に日本で初めてCoincheckでの取り扱いが決定しました。国内大手取引所・販売所であるCoincheckなら、セキュリティやサポートの面でも安心してお取引していただけます。 国内での上場を果たしたことで、クアンタムはこれまで以上に注目を集めていくことでしょう。新たにクアンタムを買ってみる、あるいは手持ちを買い増すには、よい機会ではないでしょうか。 Coincheckでクアンタムを購入する方法 ここからは、Coincheckでクアンタムを購入する手順を紹介していきます。まだCoincheckのアカウントをお持ちではない方に向けて、新規アカウントの登録から口座開設までの流れを案内します。 取引用の資金を自分の口座に送金すれば、500円からクアンタムの売買を始めることができます。 Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合) 2.アカウント作成 3.本人確認 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。 ここでは、Coincheckアプリで口座開設する手順をご説明します。 ※Web(公式サイト)から口座開設する方法はこちらをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 詳細な口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck ※当社にQTUMを入金・送金される場合は、Qtumネットワークをご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 1.アプリのダウンロード 最初に、Coincheckアプリをダウンロードします。アプリは以下からダウンロードすることができます。 Coincheckアプリを無料ダウンロードする 2.アカウント作成 ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。 3.本人確認を行う Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。 Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。 「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。 ※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。 当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。 参考:「かんたん本人確認」とは iOS/Androidアプリからの本人確認 アカウント登録が完了した後は、本人確認を行います。 本人確認申請の受け付けは、次の条件にあてはまる方のみとさせていただきます。 居住国が日本 18歳以上74歳以下 本人確認は以下の手順で行ってください。 (1)アプリを開き「本人確認をする」をタップして基本情報入力を開始 (2) 各種重要事項を確認して「同意する」をタップ (3)電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力 基本情報の入力 (4)氏名、生年月日、性別、職業、住所などを入力 (5)利用目的、取引経験を入力して、外国PEPsに該当しない場合はチェック (6)基本情報にお間違いがないかを確認して「確認」をタップ 本人確認書類の提出 (7)STEP3の「本人確認書類」をタップ (8)現在お持ちの本人確認書類を選択してください 本人確認書類と顔の撮影 (9)最後に本人確認書類と顔の撮影を行います <本人確認書類の撮影> 「表面」の撮影 「表面・斜め上から」の撮影 「裏面」の撮影 <顔の撮影> 「顔正面」の撮影 「首振り」の撮影 撮影の詳しいやり方については、以下の動画をご覧ください。 撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。 参考:Coincheckのはじめ方 Webからのお申し込みでの本人確認方法 Webからも名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を入力し、本人確認書類のアップロードを行うことができます。運転免許証やパスポートなど、顔写真つきの身分証明書をご用意ください。 「IDセルフィー」を用意します。IDセルフィーとは、アップロードした本人確認書類を手に持って、自分の顔を自撮りした写真のことです。IDセルフィーもアップロードします。アップロードが終わると画面に「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。 住所確認としてCoincheckから入力した住所へ簡易書留ではがきが郵送されます。はがきの受け取りをCoincheckが確認すると、すべての機能が利用できるようになります。 本人確認を行わなくても、アカウントがあれば入金をして暗号資産の購入・売買はできますが、日本円の出金・送金などができません。すべての機能を使用するために、本人確認手続きをしておくことをおすすめします。 また、Coincheckでは口座開設の手続きについて、下記のページでも詳しく解説しています。動画もありますので、ご参考ください。 暗号資産(仮想通貨)の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ Coincheck アプリを使えば、暗号資産売買もラクラク Coincheckではパソコンでの取引もできますが、アプリを使えばより手軽に売買できます。 Coincheckのアプリは見た目がシンプルでありながら、必要な機能はもれなく搭載。チャートの動きをチェックしながらコインのレートを確かめることが可能です。 スマートフォン(スマホ)の小さな画面に合わせて、ボタンの大きさや位置に配慮していますから、ストレスなく、スピーディーに操作していただくことができます。コインの購入と売却、日本円への交換と送金など、多くの操作を直感的に処理ができますから、ちょっとした空き時間にチャートをチェックし、手早く売買することもできます。 Coincheckの無料登録はこちら クアンタムの購入はCoincheckで クアンタムは優れた特長を持つ暗号資産ですが、日本での扱いがなかったため、海外取引所で売買していた人も多かったようです。しかし、Coincheckで上場したことで、日本でもクアンタムの人気が高まることが期待できます。 Coincheckは日本の大手取引所・販売所であり、次の30種類以上の通貨を購入することができます。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) メイカー(MKR) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 この機会にぜひ、Coincheckでクアンタムを購入してみましょう。

仮想通貨市場に大口の取引があると、相場が急激に変動する場合もあります。一般の個人投資家は、大口投資家の今後の動きや影響について、警戒していることでしょう。 この記事では、大口投資家とは何か、大口投資家の取引を監視するシステムも含めて紹介します。また、大口投資をする方法についても解説していきます。 また、自分も大口取引をしたいと検討している人にやり方を案内していきます。 仮想通貨のOTC取引とは?メリットやリスクは? Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 2020年は大口投資家がさらに仮想通貨に投資する? 大口送金を追跡するbotとは? botを利用する3つのメリット ビットコイン(BTC)大量保有者「クジラ」とは? 増加傾向にあるクジラとは? クジラの影響とは?価格の操作が容易!? 仮想通貨で大口取引をしたいなら「OTC」 取引所を通さず直接売買すること OTCのメリットと注意点 Coincheck(コインチェック )の大口OTC取引サービスとは 大口取引なら取引所の仲介サービスが安心 Coincheckではアプリからの取引がおすすめ 2020年は大口投資家がさらに仮想通貨に投資する? アメリカの大手信託銀行ステート・ストリート社は、2020年には大口投資家のデジタル資産への投資が高まると顧客情報を元に予想しています。これには、仮想通貨も含まれています。 2020年に大口投資家が投資を強化するという予想が正しければ、個人投資家は注視が必要かもしれません。なぜなら、巨額のお金が市場に投入されると、仮想通貨の価格が急激に変動する可能性が高いためです。 世間の状況に気を配っていても、驚くような価格変動が起きることもあります。仮想通貨投資では、リアルタイムに大口投資家の取引情報を仕入れ、素早く行動することが重要といえるでしょう。 大口送金を追跡するbotとは? bot(ボット)とは、インターネット上の情報をもとに、自動的にタスクをこなすアプリケーションを指します。仮想通貨の大口取引を追跡するbotがあるのを聞いたことがあるでしょうか。 例えば、「Bitcoin Block Bot(ビットコインブロックボット)」や「Whale Alert(ホエールアラート)」などが挙げられます。これらは、大口投資家の取引を検知し、アラートとして通知するTwitterアカウントです。 botを利用する3つのメリット botを利用するメリットには、三つが挙げられるでしょう。 一つ目は、情報をリアルタイムにキャッチしやすいことです。すぐに大口取引の情報を得られれば、投資家は速やかに行動を起こせます。アラートが損切りの判断を下すきっかけになり、大損を避けるのに役立つでしょう。 二つ目は、登録が簡単なことです。スマートフォン(スマホ)アプリのアラートもありますが、インストールに手間がかかるでしょう。一方、Twitterアカウントはフォローさえすれば、自動的にアラートを受け取れます。 三つ目に、知識が増えることも挙げられるでしょう。あらゆる仮想通貨の動向を通知してくれるので、仮想通貨に詳しくなるでしょう。また、相場観を養うのにも役立つと考えられます。一方、アラートには誤報もあるため、そちらにも注意しなければなりません。アラートに表示されるリンク先を開くと、取引が「無効」となっている場合があります。アラートの内容を注意深く確認し、誤報を見分けましょう。 ビットコイン(BTC)大量保有者「クジラ」とは? ビットコイン関連で「クジラ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。クジラについて説明していきます。 増加傾向にあるクジラとは? 「クジラ」とは、ビットコイン(BTC)を大量に保有している人たちを指します。もとは経済用語として使われ、株式投資で有名なウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏などが挙げられます。ロックフェラー(Rockefeller)やロスチャイルド(Rothschild)など巨額な資産をもつ財閥も、クジラの一例といえるでしょう。なお、国内でクジラというと、日銀や共済年金が挙げられます。 2019年12月に、アメリカのブルームバーグ(Bloomberg)は、ビットコインを保有する投資家が増えていると報告しました。1000~100万BTCを保有している投資家の割合は、2017年と比較して大きく増加しているそうで、その増加割合は40%ほどともいわれます。大口投資家が増えることによる仮想通貨市場への影響を、懸念する人は多いでしょう。 クジラの影響とは?価格の操作が容易!? 仮想通貨の一つビットコインは、総発行枚数の4割を1000人ほどが保有するといわれています。これら大口投資家(クジラ)の取引が集中すると、相場に大きな影響を与えるでしょう。とはいえ、大口投資家の動きと相場の動きには、必ずしも因果関係があるとはいえません。 大口投資家の一部が仮想通貨を売却しても、相場に影響しない場合も多々あるのです。また、複数の大口投資家が結託し、価格をコントロールするとも考えにくいでしょう。大口投資家の取引は、深く気にする必要はないかもしれません。しかしながら、相場への影響はゼロとも言い切れないので、用心に越したことはないでしょう。 仮想通貨で大口取引をしたいなら「OTC」 ここからは、大口取引を検討している人に向けて、OTC(オーバーザカウンター)について説明していきます。 OTC取引はこちらからご利用できます 取引所を通さず直接売買すること OTC取引とは、取引所を通さずに仮想通貨を直接売買することです。「個人との取引」と「販売所との取引」の2種類に分けられるので、特徴を確認しておきましょう。 個人との取引は、実際に会ったり、インターネット上で連絡を取り合ったりして取引するものです。 販売所との取引は、「金額指定」か「数量指定」を選べば済み、仕組みが簡単という人もいます。 OTC取引では、取引所にまつわるさまざまなリスクがありません。リスクとしては、例えば、カウンターパーティリスク、システムメンテナンスやサーバーダウン、ハッキングなどのセキュリティリスクなどが挙げられます。さらに、合意さえあれば相場に左右されずに売買できるのも、特徴といえるでしょう。 OTCのメリットと注意点 OTC取引のメリットには、主に二つが挙げられます。 一つ目は、取引量の制限がないことです。取引所を介した取引では、一度に取引できる仮想通貨に制限があります。一方、OTC取引では、取引する当事者の合意さえあれば、いくら取引しても問題ありません。 二つ目は、大量に取引をしても市場を混乱させないことが挙げられます。大きなお金が絡む取引がひとたび行われると、他の投資家も、同じような注文をすることがあります。結果的に、仮想通貨の価格が暴落したり、あるいは急騰したりする場合もあるでしょう。OTC取引は市場以外での取引になるので、相場への影響を最小限に抑えられます。 リスクを避けるために、メリットだけではなく注意点も把握しておくことが重要です。OTC取引の注意点としては、詐欺に遭う可能性があるということです。取引所の監視がないので、取引はお互いの信頼無くては成立しません。相手が詐欺師である場合もあるので、気をつけましょう。 仮想通貨のOTC取引とは?メリットやリスクは? Coincheck Coincheck(コインチェック )の大口OTC取引サービスとは OTC取引は、取引所が仲介するサービスを利用して行われることが多いです。取引所を介することで、詐欺に遭うリスクを避けられます。信用面の不安が解消されるので、OTC取引をためらっていた人でも、始めやすいでしょう。 Coincheckでも、OTC取引を受け付けています。最初はビットコインに限っていたサービスですが、2020年1月末からほかのコインも取引可能となりました。 新しく加わったのは、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)ビットコインキャッシュ(BCH)とライトコイン(LTC)の4種類です。Coincheckの大口OTC取引は、「スプレッドの安い販売所バージョンの取引」とも表現できるでしょう。個人間のOTC取引との違いであり、差別化するポイントといえます。 【大口OTC取引サービス】サービス拡大のお知らせ Coincheck OTC取引はこちらからご利用できます 大口取引なら取引所の仲介サービスが安心 大口取引を行うためOTC取引を利用する場合は、相手の信用がネックとなるでしょう。大きなお金が動くため、心配するのは当然のことです。詐欺やトラブルを防止するためにも、取引所の仲介サービスがおすすめです。CoincheckのOTC取引サービスは、ビットコインを含め5種類の仮想通貨を扱えます。利用を始める際は、Coincheckでの口座開設から始めましょう。 Coincheckではアプリからの取引がおすすめ Coincheckアプリで大口取引を始める方法を解説します。 ①アプリ画面下にあるメニューの一番右にある「アカウント」をクリック。 ②「大口OTC取引」をクリック。 ③購入もしくは売却したい通貨を選択。 ④購入数量を入力。※ビットコインの場合は10BTC〜300BTCの範囲で売買が可能です。 ⑤交換する通貨を選択。 ⑥レート取得ボタンをクリックして取引開始。 コインチェックアプリの使い方(iOS・Android) Coincheck

金融機関に貯金をしていても思ったほど利息を受け取れないため、資産運用を検討している人もいるでしょう。 しかし、大切なお金なので、できるだけ低リスクで運用したいと考える人も多いのではないでしょうか。 そうした、「しっかり貯金したい」「低リスクで資産運用したい」といったコツコツ型の投資を考えている人におすすめなのが「自動積立」です。この記事では、自動積立ができる金融商品について紹介していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 1.自動積立貯金とは? 1-1.「自動積立貯金」とは先取り貯金のこと 1-2.自動積立貯金のメリット 1-3.自動積立貯金のデメリット・注意点 2.投資も積立できる!積立投信について 2-1.まず「投資信託」とは 2-2.積立投信の仕組みとは 2-3.積立投信のメリット・デメリット 3.暗号資産の自動積立とは? 3-1.コイン積立の特徴とメリット 3-2.コイン積立の注意点 4.暗号資産でコイン積立をする方法 4-1.「Coincheckつみたて」でコインを積立する 4-2.「Coincheckつみたて」の特徴・プラン 4-3.自動積立をする通貨の選び方 4-4.時価総額が高い通貨 4-5.Coincheckつみたての利用方法 自動積立で手間とストレスなく賢くお金を貯めよう 1.自動積立貯金とは? 自動積立ができる資産運用として代表的なのは自動積立貯金です。しかし、自動積立貯金について、なんとなくイメージはできても具体的な内容について理解していないという人も多いのではないでしょうか。そこで、まずは自動積立貯金の概要やメリット・デメリットについて紹介していきます。 1-1.「自動積立貯金」とは先取り貯金のこと 自動積立貯金とは、簡単に言うと先取り貯金のことです。つまり、振り込まれた給料をすぐに別の口座に移すことで、自動的に貯金してくれます。定期貯金は一般的に申し込むたびに手続きをしなければいけません。 しかし、銀行の「自動積立定期貯金」であれば、普通貯金から定期貯金口座に自動で振り替えられるのが特徴です。 期限については、あらかじめ1年や3年などのように期限を設定できるものと無期限のものの両方があります。取り扱い金融機関によって期限は異なるケースがあるため、興味がある人は普段から利用している銀行を確認してみましょう。 なお、「給料から自動的に貯金に回される」という点においては、「社内預金」や「財形貯蓄制度」も同様です。社内にそうした制度が整備されている場合には、利用するのもひとつの方法だといえます。 1-2.自動積立貯金のメリット 自動積立貯金のメリットは、「確実に貯金ができること」です。口座にお金が入っていれば自動的に貯金してくれるので、引き落とし日を給料日に設定しておけば確実に貯金できるでしょう。余分なお金があるとすぐに消費してしまうため、なかなか貯金ができないという人におすすめの方法だといえます。 また、銀行によっても異なりますが、普通預金より金利が高めに設定されているケースが多いのもメリットです。 なぜなら、銀行にとっても預金額を確保することは経営上大切なので、定期貯金と同じように一定期間の間確実にお金を預けてくれるユーザーは優遇しているというわけです。銀行によっては同じような理由から、自動車ローンや住宅ローンの金利を優遇してくれる特典を付けてくれるケースもあります。 1-3.自動積立貯金のデメリット・注意点 自動積立貯金のデメリットは、「期日指定型の場合、期日前に解約すると普通預金利率が適用される恐れがあること」です。せっかく高い金利で貯金できていたにもかかわらず、満期日前に解約すると低い金利が適用される可能性があるので、自動積立貯金を利用していた意味がなくなるかもしれません。 また、途中解約は手数料がかかるケースもあるので、できるだけ途中解約をしないように注意することが重要です。 大切なことは、「高い金利が適用されるからといって、張り切って無理な金額を設定しないこと」です。自動積立をした結果、日常生活に困るようでは本末転倒だといえます。毎月の生活費を考慮したうえで、余分になりそうなお金があったら利用するとよいでしょう。 2.投資も積立できる!積立投信について 積立で少しでも高い利回りを目指したい人の場合は、積立投信を利用する方法もあります。積立投信は投資の一種ですが、比較的低リスクなので、コツコツ資産運用ができるタイプです。具体的にはどのような投資なのでしょうか。 2-1.まず「投資信託」とは 積立投信の詳細について理解するときは、まず投資信託について理解しておかなければいけません。投資信託とは、投資家がお金を提供して投資のプロに資産運用を委託することです。 投資に関して知識のない人だと、どうやって運用したらいいか分からない場合もあるでしょう。投資信託は資産運用に必要な取引はすべてプロの投資家が行ってくれるため、申し込みの手続きさえすれば、あとはお任せできます。 同じ投資として代表的な株式投資の場合、基本的には1社単位で購入していくことになります。しかし、投資信託はパッケージ商品のように複数の金融商品に分散して投資しているケースが多いため、リスク分散効果が株式投資に比べて高いのが特徴です。 いまひとつわかりにくいと感じる人は、年金をイメージしてみるとよいでしょう。日本では年金の財源も専門機関が運用を行っていますが、同じようにさまざまな投資を行ってリスクとリターンのバランスを取っています。 2-2.積立投信の仕組みとは 積立投信とは、自動積立貯金と同じように毎月自動で一定額を投資信託に投資する資産運用方法です。積み立てられた資金をプロが分散投資を行ってより多くのリターンを得られるように目指します。投資信託と聞くと、お金持ちが大金を投じているイメージを持っている人もいるかもしれません。 しかし、実際には銀行預金の利息低下によって消費者からのニーズが高まったことで、数百円単位から始められる小口の積立投信サービスも登場しています。 2-3.積立投信のメリット・デメリット 積立投信のメリットは、「毎月自動で積み立てられるので、過度に投資を意識しなくてすむこと」です。人によっては投資を始めるとリスクを恐れるがあまり夜も眠れない状態になる場合もあります。そのような状態になると、仕事にも悪影響が及ぶでしょう。 しかし、積立投信であればプロが勝手に運用してくれるので、基本的にはほったらかしにしておいて問題ありません。相場の上げ下げにストレスを感じたり、銘柄選びで勉強をしたりする必要はないのです。精神的な負担を軽くできるのは大きなメリットでしょう。 また、相場は長期的にみると上下に大きく波打つように変動するものです。一方向だけに一方的に下落することはありません。積立投信は積立方式なので、相場が上昇しているときはもちろん利益はでますが、相場が下降しているときは購入単価を下げる効果が期待できます。 結果的に、一時的に損失が発生していてもその後の相場上昇期に売却すれば利益が出る可能性は高まります。積立投信は、分散投資と長期投資によってリスク分散されることもメリットです。 一方、デメリットとしては「元本保証ではない」「手数料がかかる」という点が挙げられます。いくらプロにお任せするからといって、相場の世界に絶対儲かるということはありません。状況によっては投資元本を大きく下回るケースもある点は覚悟しておく必要があります。 また、投資信託は申込時に申込手数料が取られますし、運用中も信託報酬として一定程度の報酬をプロの投資家に支払う必要があります。ネット証券などでは、ノーロード型といって申込手数料が無料になっている商品も登場してきているので、気になる人は調べてみるとよいでしょう。 積立投資のメリット・デメリットと暗号資産で積立を行う方法 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 3.暗号資産の自動積立とは? 投資という観点からは暗号資産(仮想通貨)もその一種に含まれます。実は暗号資産の取引においても自動積立で運用できるケースがあるのです。そこで、暗号資産の自動積立について紹介していきます。 3-1.コイン積立の特徴とメリット 暗号資産の自動積立も、投信積立と基本的には同じです。あらかじめ設定した金額とタイミングで暗号資産を自動的に購入できます。 つまり、価格が高いときは少なく、安いときは多く購入できるということです。価格が下落しているときは購入枚数が増えるので、購入単価を安くするのに貢献します。そのため、コイン積立もリスク分散をしながら長期投資ができる方法です。 暗号資産というとリスクが高そうなイメージがあるため、「一度に多額の資金を積み立てるのは怖い」と考える人もいるでしょう。そうしたユーザーのニーズに応えて、少額から始められるコイン積立も多いです。 暗号資産は数ある投資のなかでも相場の変動が大きいので、ストレスも大きくなりがちですが、自動積立であれば比較的楽な気持ちでいられる点はメリットだといえます。 3-2.コイン積立の注意点 コイン積立の注意点としては、「あくまでも長期投資を目的にした商品である」ということです。比較的低リスクで投資できるのはメリットですが、反対にいうと「短期間で大きな利益を上げたい」と考えているような人には向いていません。 また、暗号資産取引では自己資金以上の取引ができるレバレッジを利かせられるケースもありますが、「低リスクでの運用を目指す」というコイン積立の趣旨とは相いれません。低リスクでコツコツ型の資産運用をしたいという人に向いている方法だということは意識しておきましょう。 ビットコイン(Bitcoin/BTC)積立のメリット・デメリットと長期運用の方法 Coincheck 4.暗号資産でコイン積立をする方法 自動積立貯金や積立投信は、銀行などの金融機関に申し込むことで開始することができます。では、暗号資産の自動積立をするにはどのような方法があるのでしょうか。 4-1.「Coincheckつみたて」でコインを積立する 暗号資産取引所であるCoincheck(コインチェック )では、ドルコスト平均法を用いた積立サービス Coincheckつみたてを提供しています。 「Coincheckつみたて」では26種類以上の通貨を積み立てることが可能です。 4-2.「Coincheckつみたて」の特徴・プラン 「Coincheckつみたて」には、大きく5つのポイントがあります。 毎日プランから積立可能 月々1万円から積立可能 積立で安定した暗号資産取引 入金から購入まで全て自動 口座振替手数料、積立サービスなどの手数料が無料 また、「Coincheckつみたて」には2つのプランがあります。 月イチつみたてプラン あらかじめ1カ月あたりの積立金額と投資する暗号資産を指定し、毎月自動積み立てをしてくれるプランです。月に1度の取引となるため、市場の動きによる影響を受けやすいのが特徴です。ほかのプランと比べ、利益も損失も幅が大きくなる可能性があります。 毎日つみたてプラン 最初に1カ月あたりの積立金額と投資する暗号資産を指定し、その月の日数で割った金額分を毎日自動で積み立ててくれるプランです。月に1度の積立に比べ、暗号資産の相場変動を受けにくく、損益の幅を抑制できる点がメリットです。 暗号資産で毎日積立投資ができる!積立プランの特徴を徹底解説 Coincheck 4-3.自動積立をする通貨の選び方 実際に暗号資産の積立投資を始める際には、通貨選びが大切です。暗号資産にはそれぞれ特徴があり、作られた目的や使われ方もさまざまです。積立たい通貨を迷った場合には、時価総額をひとつの指針にするのも良いでしょう。時価総額とは、暗号資産の価格と流通枚数をかけ合わせて出した金額のことです。 なぜ時価総額の高い暗号資産を選ぶといいかというと、時価総額が高い銘柄は流通量が多く、「買いたい人・売りたい人」がたくさんいるからです。時価総額が高い通貨は、それだけ需要の高い資産になるといえます。 暗号資産積立を始める前に知っておきたいメリットと注意点 Coincheck 4-4.時価総額が高い通貨 それでは、暗号資産の代表格であるビットコインのほかに、時価総額が高い通貨を2つご紹介します。 イーサリアム(ETH) イーサリアムは、分散型アプリケーションやスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームです。多くの通貨のベースにもなっており、幅広い活用方法が期待されています。 イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?分かりやすく解説します Coincheck エックスアールピー(XRP) エックスアールピー(XRP)はシームレスな国際送金を可能にすることを目的とした暗号資産です。採用している金融機関も多く、国際送金の利便性向上を役割のひとつとしています。 暗号資産取引所が解説するXRP(エックスアールピー)の特徴と歴史 Coincheck また、Coincheckつみたてでは次の30種類以上の暗号資産を取扱っています。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) メイカー(MKR) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 4-5.Coincheckつみたての利用方法 Coinchckつみたてサービスを利用する手順は下記の通りです。 1. 引き落とし口座の設定 引き落とし先口座を登録します 2. プラン・金額の設定 購入したい通貨の購入金額とプランを設定します たったの2ステップで申し込みが完了します。 Coincheckつみたてのお申し込みはこちら Coincheckの無料登録はこちら 自動積立で手間とストレスなく賢くお金を貯めよう 自動積立での貯金や投資は、自分でタイミングを見計らって投資するよりも手間やストレスなく資産運用ができます。長期投資型の資産運用方法であるという点から、低リスクで運用できる点もメリットです。 それぞれの商品にはメリットだけでなくデメリットもありますが、複数の自動積立を利用することでさらにリスク分散を図ることもできます。コツコツお金を貯めていきたいと考えている人は試してみてはいかがでしょうか。