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暗号資産(仮想通貨)の基礎知識に関する記事一覧です。初心者向けの情報が多く掲載されています。

カテゴリー: 暗号資産の基礎知識

暗号資産(仮想通貨)の話題が増えるにつれて、取引をしてみようと考える人も増えています。 しかし、暗号資産には興味があっても、安全性が不安だと感じている人もいるかもしれません。たしかに暗号資産にはリスクもありますが、仕組み自体の安全性は高いと言われています。 安全性に関する不安は、暗号資産の仕組みを理解することで解消できることもあります。どんな仕組みなのかを理解できれば、安全性とリスクを把握したうえで取引することも可能です。 そこで、暗号資産の特徴や仕組みについて、初心者向けにもわかりやすく簡単にご紹介します。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産の概要 暗号資産の特徴 1. 換金可能 2. 中央管理者がいない場合がある 3. ブロックチェーン技術が使われている 4. 通貨発行量の上限が定められている場合がある 想通貨が安全とされる理由とは?それぞれの仕組みを解説 1. 電子署名 2. ブロックチェーン技術 3. マイニング 電子署名とは? 電子署名の役割 秘密鍵と公開鍵 ブロックチェーンとは? 暗号資産の取引データはブロックに格納される 取引履歴はユーザー同士がつながったネットワークを上に保存される マイニングとは? マイニングに成功すると報酬として暗号資産がもらえる マイニングが計算競争と言われる理由 暗号資産を使うメリット 1. 資産運用の手段として使える 2. 短時間で送金できる 3. 送金手数料が安い 4. 両替の必要がない 暗号資産を使うデメリット 1. 価格変動幅が大きい 2. 詐欺通貨が存在する 3. ハッキングリスクがある 暗号資産取引の始め方は?まずは暗号資産取引所に口座開設 暗号資産のハッキングのリスクとその対策方法 ハッキングリスクがあることを認識しておく ビットコインシステム自体がハッキングされたことはない ウォレットとは暗号資産を保管できる財布 暗号資産には安全性を保つ仕組みが存在する 暗号資産の概要 暗号資産の仕組みを理解するにあたっては、まずは暗号資産の概要を把握することが大切です。 暗号資産とは、インターネット上で使える通貨で、暗号通貨・暗号資産とも呼ばれることもあります。円やドルなどの法定通貨とは異なり、紙幣や硬貨は発行されていない通貨です。 日本では、いち早く暗号資産の法的位置が明確にされました。暗号資産は、資金決済法により支払手段と位置付けられています。法定通貨とは異なりますが、商品やサービスを購入したときの対価として支払うことが可能です。 また、法定通貨で暗号資産を購入できることはもちろん、電子マネーとは異なり、暗号資産を法定通貨に戻せることも暗号資産の要件のひとつとして定められています。 最初に登場した暗号資産は、ビットコイン(BTC)です。ビットコイン(BTC)の考案者は「サトシナカモト」とされています。 日本人男性のような名称ですが、国籍や性別、個人か団体かなどは未だに不明の存在です。サトシナカモトがビットコインシステムに関する論文を発表し、その論文をもとにビットコインシステムが稼働され、元祖暗号資産であるビットコイン(BTC)が誕生しました。 暗号資産(仮想通貨)とは何か?初心者にもわかりやすく解説 Coincheck 暗号資産の特徴 ビットコイン(BTC)に代表される暗号資産は、今では世界中に1000種類以上存在すると言われています。そんな暗号資産には、例えば以下のような特徴があります。 1. 換金可能 1つ目は、換金可能であることです。 電子マネーも暗号資産と同様に形のない支払手段です。しかし、電子マネーは日本円などの法定通貨に戻すことができない仕組みになっています。 一方、暗号資産は、そのときの時価で売買を行うことが可能です。 2. 中央管理者がいない場合がある 2つ目は、中央管理者がいない場合があることです。 円やドルなどの法定通貨は、中央銀行などが発行通貨量を管理しています。また、状況に応じて柔軟に新規通貨発行を行うことも中央管理者の役目です。 一方、ビットコイン(BTC)などの暗号資産には、中央管理者に相当する存在がいない場合があります。プログラムが通貨システムの運用を行い、通貨の新規発行も、プログラムに従って行われる仕組みです。 3. ブロックチェーン技術が使われている 3つ目は、ほとんどの暗号資産でブロックチェーン技術が使われていることです。 過去の取引分を含むすべての取引データは、ブロックチェーン上に格納されています。ブロックチェーンのシステムに自由にアクセスできる不特定多数が監視することで、不正な取引などが行われにくくなっています。 4. 通貨発行量の上限が定められている場合がある 4つ目は、通貨発行量の上限が定められている場合があることです。 法定通貨には上限はありませんが、暗号資産の中には、あらかじめ定められた通貨発行量上限を超えて発行されない仕様になっているものもあります。 暗号資産が安全とされる理由とは?それぞれの仕組みを解説 暗号資産の安全性について、代表的な暗号資産システムであるビットコイン(BTC)を例に挙げて解説します。 ビットコイン(BTC)を例とする理由は、数ある暗号資産のなかでも最初に登場した通貨で、多くの暗号資産が似たようなシステムを採用しているからです。ビットコインシステムが安全だとされる主な理由には、例えば以下が挙げられます。 1. 電子署名 1つ目は、電子署名の仕組みが採用されている通貨システムであることです。 どの口座に関する取引かを、取引データのなかに含めて履歴が保管される仕組みになっています。 2. ブロックチェーン技術 2つ目は、ブロックチェーン技術です。 ブロックチェーン技術は、取引の改ざんを事実上不可能にする高度な検証・承認の仕組みを支える重要な技術だとされています。 3. マイニング 3つ目は、マイニングです。 ビットコイン(BTC)は、マイニングによって取引の正当性を検証が検証されます。マイニングは、不特定多数が取引の正当性を監視することを可能にする重要な仕組みです。 これら3つの点について、それぞれ詳しく解説します。 電子署名とは? 電子署名の「署名」は、契約当事者が約束事について合意した証として記載するものです。 電子署名の役割 電子署名は、電子的な取引について、間違いなく取引した本人が行ったものであることを証明する役割を果たしています。電子署名の仕組みを採用することで、不正送金などの防止が可能です。 電子署名とは、送信元と送信先を明確にするための取引証明書だと理解するとよいでしょう。電子署名が行われた暗号資産取引データのことをトランザクションといいます。 秘密鍵と公開鍵 暗号資産のシステムにおける電子署名は、秘密鍵と公開鍵の作成から始まります。秘密鍵と公開鍵は、両方が揃うことで初めて正当な取引だと認められる鍵の役割を果たすものです。 公開鍵は公表されて誰でも確認できるものですが、秘密鍵は文字通り本人しか使うことができない仕組みになっています。つまり、秘密鍵を持っている本人しか、正当な取引ができないということです。 秘密鍵は暗号化されており、公開鍵から秘密鍵を類推することはできない仕組みになっています。秘密鍵を本人がしっかり管理しておけば、暗号資産取引の不正取引防止が可能です。 ブロックチェーンとは? ビットコイン(BTC)をはじめとする多くの暗号資産には、ブロックチェーン技術が採用されています。 暗号資産の取引データはブロックに格納される 暗号資産の取引データは、一定の間隔で生成されるブロックと呼ばれるものに格納されます。 格納の際には、取引の正当性を検証して承認される手続きが行われる仕組みです。この仕組みは、マイニングと呼ばれています。 承認されたブロックには、直前のブロック情報が含まれていることも特徴です。そのため、各ブロックは、まるで鎖状につながっている形で暗号資産システム上に保存されます。 この鎖状にブロックがつながったものがブロックチェーンです。 取引履歴はユーザー同士がつながったネットワークを上に保存される すべての取引履歴が含まれているブロックチェーンは、ホストコンピュータなど特定の場所で保存されるのではなく、ユーザー同士がつながったネットワークを上に保存されます。 ブロックチェーンのデータは誰でもアクセスできるようになっており、不特定多数のシステム参加者全員で共有可能です。仮に、誰かがネットワーク上の取引データを書き換えたとしても、不特定多数で共有されているブロックチェーンのデータすべてを書き換えることはできない仕組みになっています。 そのため、データを改ざんしても、システム参加者にすぐに不正がわかってしまうのです。 ブロックチェーンとは?基礎知識やメリット・デメリットをわかりやすく解説 Coincheck マイニングとは? マイニングとは、暗号資産取引データに不正が含まれていないかを確認し、取引の正当性を検証する行為です。取引検証について最初に成功した人には、報酬が支払われます。 マイニングに成功すると報酬として暗号資産がもらえる 報酬は、新規に発行される暗号資産です。 ビットコイン(BTC)の場合、約10分間の取引を1つにまとめて取引検証を行い、1つのブロックに格納します。マイニングは、計算競争だといわれています。 取引データと直前ブロックの代表値、さらに任意の1つの値をある関数に代入して得た値が、先頭にゼロがたくさん並ぶ値だった場合に正解を得たことになる仕組みです。マイニングは、正解が得られる任意の値を見つけ出す作業だと言えます。 マイニングが計算競争と言われる理由 任意の値は、答えなどから類推することはできず、総当りで何度も関数に代入することになります。任意の値を見つけられる確率は相当低く、膨大な計算を繰り返さない限り答えは得られないため、計算競争だといわれるのです。 正解が得られる任意の値を見つけた人は、ネットワークにその値を報告します。ビットコインシステム参加者は、任意の値を関数に入れてみることで正解かどうか簡単に判断可能です。 正解だと確認されるとそのブロックは承認され、ブロックチェーンにつなげられます。正解を見つけたマイナーは、承認後にビットコイン(BTC)を受け取るという流れです。 取引検証や承認は、誰でも参加可能です。マイニングの仕組みによって、中央管理者不在でも不正を防止することができます。 ビットコイン(BTC)マイニングの仕組みを分かりやすく解説します Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産を使うメリット 暗号資産取引を行うにあたっては、暗号資産を使うメリットを理解しておくことも重要です。主なメリットには、例えば以下が挙げられます。 1. 資産運用の手段として使える 1つ目は、資産運用の手段として使える点です。購入した暗号資産の価格が上昇することによって、保有資産額が増加する可能性があります。 暗号資産の価格は、需要と供給によって決まります。暗号資産が広まることで需要が増加すると、暗号資産の価格は上昇する可能性が高いです そのため、資産運用の手段として暗号資産を利用できるメリットがあります。 2. 短時間で送金できる 2つ目は、短時間で送金できることです。 海外送金を行う場合、銀行の国際送金システムを利用すると数日かかることもあります。一方、暗号資産で送金すれば、短時間で海外送金を完了させることができます。 3. 送金手数料が安い 3つ目は、送金手数料が安いことです。特に、国際送金に関しては、手数料を抑えることができます。 また、金融商品の売買を行う場合よりも、暗号資産売買の手数料は、他の金融商品よりも低く設定される傾向があります。 4. 両替の必要がない 4つ目は、海外で支払手段として利用する場合に、両替の必要がないことです。 インターネットに国境はなく、暗号資産はどの国でもそのまま支払手段として利用できます。 暗号資産を使うデメリット 暗号資産の使用には、メリットだけでなくデメリットもあると認識しておくことも必要です。主なデメリットには、例えば以下が挙げられます。 1. 価格変動幅が大きい 1つ目は、暗号資産価格の変動幅が大きいことです。 価格の急激な値上がりによって、大きな利益につながる場合もあります。ただし、予想とは反対の値動きが生じた場合に、大きな損失を被る可能性があることも認識しておく必要があるでしょう。 2. 詐欺通貨が存在する 2つ目は、詐欺通貨が存在することです。 暗号資産は、1,000を超える種類があるといわれています。そのなかには、ほとんど無価値であるものも含まれている可能性があることに注意が必要です。 3. ハッキングリスクがある 3つ目は、ハッキングの被害を受けて通貨を盗まれるリスクがあることです。 暗号資産は、電子データであるため簡単に持ち運べるという利点があります。その一方で、ネットワークを通じたハッキングなどの攻撃を受けると簡単に盗まれてしまう可能性もあるのです。 保有している暗号資産を安全に保管するためにも、ハッキング対策は十分に行っておく必要があるでしょう。 暗号資産取引の始め方は?まずは暗号資産取引所に口座開設 Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アカウント作成をする2.本人確認を行う 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産取引を始めるためには、暗号資産の取引所に口座を開設する必要があります。金融庁登録済の暗号資産の取引所Coincheckでは、初心者でも簡単に取引を始めることができます。 Coincheckで口座を開設する場合は、まずメールアドレスの登録を行ったうえで、本人確認書類の提出や郵送物の受け取りなどが必要です。 口座開設が完了したら、日本円を入金します。その後、いよいよ暗号資産の購入です。取引価格を確認しながら取得したい数量を指定して購入します。対価は、入金した日本円で支払います。 暗号資産を取得したら、価格上昇を待って売却して利益を得ることが可能です。また、買い物の支払手段として利用することもできます。 暗号資産のハッキングのリスクとその対策方法 暗号資産取引所の中には、ハッキングを受けて保有していた顧客の暗号資産が盗まれたことによって、倒産に追い込まれた取引所もあります。 ハッキングリスクがあることを認識しておく そのため、暗号資産取引を行う人は、ハッキングの実態を理解しておくことも大切です。取引所には、口座を開設した利用者の暗号資産が保管されています。 通貨が盗まれた場合、補償が行われることもありますが、最悪の場合は自分の暗号資産が盗まれるリスクがあることを認識しておきましょう。ただし、ハッキングされたと言っても、ブロックチェーン技術が破られたわけではありません。 ビットコインシステム自体がハッキングされたことはない ブロックチェーン技術に支えられたビットコインシステム自体が、ハッキングにより被害を受けたことは過去に一度もない状況です。 しかし、取引所がハッキングされてしまった場合は、資産を失うリスクがあります。そのため、万が一に備えて、ウォレットを利用して分散保管することも検討する必要があるでしょう。 ウォレットとは暗号資産を保管できる財布 ウォレットとは、自ら暗号資産を保管できる暗号資産用電子財布のことです。 ウォレットには、いくつかの種類があり、秘密鍵をオフラインで管理できるハードウェアウォレットやペーパーウォレットなどもあります。ウォレットは目的に応じて使い分けることが大切です。 暗号資産(仮想通貨)のウォレットとは?特徴や種類は? Coincheck 暗号資産には安全性を保つ仕組みが存在する ビットコイン(BTC)などの暗号資産システム自体は、不正を排除する電子署名やブロックチェーン技術、マイニングの仕組みによって一定の安全性が保たれています。 ただし、ハッキングのリスクはあるため、資産を安全に保管するためにも、セキュリティ対策は十分に行っておくことが重要です。暗号資産の安全性とリスクを認識したうえで、取引所に口座開設をして暗号資産取引を始めてみましょう。

ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)は、未来の通貨として期待されているだけでなく、その価格変動の大きさから投資対象としても人気があります。 一方で、そのハイリスクハイリターンな性質から、暗号資産は難しいというイメージを抱えている人は、少なくありません。 暗号資産を賢く取引するためには、その性質を理解し、情報収集を正しく行うことが大切です。そこで今回は、初心者が安心して暗号資産を始めるための方法を詳しく紹介します。 【暗号資産の始め方は簡単3ステップでできます】 取引所への登録 SMS認証 本人確認を行う 暗号資産の始め方を今すぐ知りたい方は『暗号資産の始め方と手順』をご覧ください。 この記事を読めば、暗号資産の特徴やメリット・デメリットを知ることができ、購入や取引に活かすことができます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産の概要 ビットコイン(BTC) アルトコイン 暗号資産の使い道 1. 買い物 2. 送金 3. 投資 暗号資産への投資で借金のリスクはある? 暗号資産の始め方と手順 1. Coincheckへの登録 2. SMS認証 3. 本人確認を行う 4. 取引所への入金 5. 購入する暗号資産の選定 Coincheckで購入できる暗号資産の種類 1. リスク分散ができる 2. 通貨の普及を楽しめる 暗号資産の特徴 1. 国家が管理していない 2. ブロックチェーン技術が採用されている 3. 発行に上限がある場合がある 4. 換金することもできる 暗号資産を始めるメリット 1. 短期間で資産が増える可能性がある 2. 国際送金がスピーディになる 3. 送金手数料などのコストがやすい 4. 海外での両替が必要ない 暗号資産を始めるデメリット 1. 値動きが激しく安定しない 2. 詐欺に注意する必要がある 3. ネットワークで攻撃を受ける可能性がある 暗号資産への投資資金の考え方 1. 暗号資産は必ず儲かるとは限らない 2. 利益が出るとしても長期となる可能性がある 3. 余剰資金で投資することが大切 情報収集して暗号資産を楽しもう 暗号資産の概要 暗号資産とは、インターネット上で使える通貨のことです。 通貨としてのモノは存在しませんが、預金通貨と同じように送金したり、電子マネーと同じようにキャッシュレス決済に使ったりすることができるのが特徴です。 また、暗号資産は、資金決済法によって金融庁にも認められており、暗号通貨・暗号資産とも呼ばれています。各国が用いる法定通貨に代わる通貨として、今後の発展が期待されています。 暗号資産とは何か?初心者にもわかりやすく解説 Coincheck ビットコイン(BTC) 暗号資産の中でも主要といえるのがビットコインです。 ビットコインは、サトシナカモトと呼ばれる正体不明の人の論文によって誕生したといわれています。ビットコインは多くの取引所で基軸通貨とされており、暗号資産の代名詞ともいえます。 ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?初心者にわかりやすく解説 Coincheck アルトコイン また、ビットコイン以外のリップル(XRP)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産がアルトコインです。 アルトコインは、数百以上あるといわれ、それぞれに強みとする点や特徴があります。ビットコインもアルトコインも、今後の活躍を期待して取引している人が多いです。 アルトコイン(altcoin)とは?種類や特徴をわかりやすく解説 Coincheck 暗号資産の使い道 暗号資産の売買を始めようと思ったら、まずはCoincheckなどの暗号資産の取引所に口座を開設することから始めます。 Coincheckでは以下の2ステップでかんたんに口座開設ができます。 1.アカウント作成をする2.本人確認を行う 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。口座開設をご検討の方は、ぜひご覧ください。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck 1. 買い物 1つ目が買い物です。 暗号資産決済を導入している店舗であれば、暗号資産を使って買い物をすることができます。 2. 送金 2つ目が送金です。 友人や知り合いの暗号資産のウォレット(財布)に、簡単に暗号資産を送金することができます。海外送金であっても、スピーディかつ低コストで送金することが可能です。 3. 投資 3つ目が投資です。日々の価格変動をうまく利用し、安く買って高く売ることで利益を得ることができます。 暗号資産の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説 Coincheck 暗号資産への投資で借金のリスクはある? 暗号資産の場合、現物取引であれば借金のリスクはありません。 現物取引とは、保有している資産と同等の価値の通貨を取引する方法です。 仮に通貨の価値が下落しても、手元にある資産だけで運用するために、保有する資産を下回っての損失は生じません。ただし、借金はしなくとも保有している資産は減る可能性があるので、余剰資金で行うようにしましょう。 一方で、暗号資産のレバレッジ取引の場合には、借金のリスクがあります。これらは、保有している資産以上の取引を行う方法です。仮に損失が膨らめば、保有している資産を下回ることもあり得ます。 そうなると、追加で資金を入金しなければならなかったりと、借金につながる可能性もあります。暗号資産のレバレッジ取引は、よりハイリターンを見込める方法ではありますが、リスクも高いので初心者は特に注意が必要です。 借金のリスクを避けたい場合には、現物取引だけで始めるのが良いでしょう。 Coincheckでは2021年1月時点でレバレッジ取引のサービスを提供しておりません。 暗号資産の現物取引って?先物取引やレバレッジ取引との違いは? Coincheck 暗号資産の始め方と手順 暗号資産を始めるために必要な手順について、Coincheckを例にご紹介します。 Coincheckは金融庁に登録済の国内大手暗号資産の取引所の一つで、マネックスグループの取引所で知られています。暗号資産を購入するために必要な手順は、以下の通りです。 Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アカウント作成をする2.本人確認を行う 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 1. Coincheckへの登録 Coincheckでは、公式サイトやアプリからメールアドレスを登録し、送られてきたURLから顧客情報を登録します。 2. SMS認証 その後、SMS認証と呼ばれる電話番号の確認があります。SMS認証が完了すると、本人確認書類の提出を済ませる必要があります。 3. 本人確認を行う Coincheckでの本人確認は『iOS/Androidアプリからでのお申し込み』と『Webからのお申し込み』の2種類があり、それぞれ確認方法が少し異なります。 Webからのお申し込みは当社審査後、ハガキの受け取りで完了となりますが、アプリからのお申し込みは「かんたん本人確認」で審査が完了すればすぐにご利用可能になります。 「かんたん本人確認」とは、スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影、送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結するサービスです。 ※現在お住いの住所が記載されている本人確認書類が必要です。 当社からご登録住所へ本人確認ハガキの郵送は不要で、審査完了後、すぐにご利用が可能となります。 参考:「かんたん本人確認」とは iOS/Androidアプリからの本人確認 アプリからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。 次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。 場合によってはアプリからでもハガキによる本人確認の手続きをお願いする場合がございます。その際は以下のリンクの内容をご確認ください。 参考: 「かんたん本人確認」でエラーとなってしまう <登録可能な本人確認書類> 運転免許証(表面と裏面) パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」) 在留カード(表面と裏面) 特別永住者証明書(表面と裏面) 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの) 住民基本台帳カード(表面と裏面) 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。 本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。 参考:本人確認書類の種類について お客様情報の入力後は、本人確認の撮影を行います。 STEP① はじめに、「表面を撮影」「裏面を撮影」ボタンから、それぞれ書類の表と裏の写真を撮影してください。 パスポートを撮影する場合、「表面を撮影」では顔写真ページを撮影してください。「裏面を撮影」では所持人記入欄を撮影してください。 STEP② 次に、顔と本人確認書類表面の撮影を行います。 ご自身の顔と書類表面がイラストの位置に来るように、書類を手に持って撮影してください。 画面の案内に従って、ゆっくりと顔を傾けたり表情を変えたりしてください。 STEP③ 最後に、顔と本人確認書類の厚みの撮影を行います。 画面に顔と書類を写し、書類をゆっくりとイラストのように斜めに傾けて撮影してください。 撮影が終わりましたら「現在確認中です」と表示されます。審査完了までしばらくお待ちください。 審査が完了し、承認となればCoincehckのすべての機能をご利用になれます。 参考:本人確認書類の撮影方法 Webからの本人確認 Webからのお申し込みは、SMS認証が完了すると、お客様情報の登録および本人確認書類の提出を行います。名前や性別、生年月日、住所といった基本情報を、間違いがないように注意して入力します。 次に、「IDセルフィー」(提出書類とご本人がいっしょに写っている写真)を用意します。例えば、運転免許証をアップロードする場合、運転免許証を手に持って、自分の顔を自撮りしてアップロードします。 次に、本人確認書類をアップロードしますが、使用できる書類は以下のいずれかとなります。 <登録可能な本人確認書類> 運転免許証(表面と裏面) パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」) 在留カード(表面と裏面) 特別永住者証明書(表面と裏面) 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの) 住民基本台帳カード(表面と裏面) 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。 本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。 参照:本人確認書類の種類について 書類の提出が終わると画面に、「本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください」と表示されます。Coincheck側で書類の確認ができれば、「本人確認完了」のメールと、住所確認用のハガキが住所に届けられます。 ハガキ受け取りを当社が確認した時点で、すべてのCoincheckの機能が利用可能となります。 犯収法の改定に伴い本人確認書類について変更がございましたので以下のURLをご参照ください 参照:犯収法の改正に伴う本人確認書類の変更について 4. 取引所への入金 暗号資産を購入するための日本円の入金を行います。銀行口座などから、取引所の口座へ入金手続きを行うことで完了します。 5. 購入する暗号資産の選定 入金が完了したら、自分が購入する暗号資産を選択します。通貨の種類、数量を指定して、注文を出すことで購入できます。 Coincheckで購入できる暗号資産の種類 Coincheckは、国内の取引所の中でも取り扱い通貨が多いことで知られています。 ビットコインのほか、アルトコインの取り扱いも多く、選択肢が多いことは初心者にとってもメリットといえます。 暗号資産の種類が多いことのメリットには、例えば2つ挙げられます。 1. リスク分散ができる 1つ目が「リスク分散ができる」点です。 保有している通貨の種類が多いと、特定の通貨が値下がりしても、ほかの通貨で損失をカバーできるかもしれません。投資においてリスク分散は基本と言えるでしょう。 2. 通貨の普及を楽しめる 2つ目が「通貨の普及を楽しめる」点です。 暗号資産はそれぞれに特徴が異なり、得意とする分野も違います。それぞれ普及するスピードや価値の上昇も違うので、多数保有することでその違いを楽しむこともできるかもしれません。 Coincheckでは、以下の通貨を含む30種類以上の取引が可能です。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) パレットトークン(PLT) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) メイカー(MKR) ダイ(DAI) ポリゴン(POL) イミュータブル(IMX) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) ラップドビットコイン(WBTC) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) 自分に合った通貨を見つけてみましょう。 Coincheck(コインチェック)の取扱通貨・銘柄は?各暗号資産の特徴を徹底解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産の特徴 続いて、暗号資産の特徴として、押さえておきたいポイントがいくつかあります。 1. 国家が管理していない 暗号資産の特徴の1つ目は、「国家が管理していない」点です。基本的に暗号資産は法定通貨とは異なり、国が管理していたり、国が発行している訳ではありません。 一方、法定通貨は、各国が発行や管理を行っています。そのため、市場に供給される量を意図的に調整することもできてしまうわけです。 それに対して、暗号資産の中には、中央管理者が不在のものもあります。保有者全員が互いに監視することで、特定の管理者を必要としないのです。 そのため、意図的な価格操作や不正ができないという魅力を持ちます。 2. ブロックチェーン技術が採用されている 2つ目が、多くの暗号資産では「ブロックチェーン技術が採用されている」点です。 ブロックチェーン技術とは、簡単にお伝えすると分散型のコンピュータネットワークのことです。参加者同士が互いに監視することで、中央管理者を不在にするだけでなく、さかのぼって改ざんしたり、書き換えたりすることができないという特徴を持ちます。 ビットコインなどの暗号資産の基盤をなしている技術ですが、金融業界などほかの場所でも活用が期待されている技術でもあります。 ブロックチェーンとは?基礎知識やメリット・デメリットをわかりやすく解説 Coincheck 3. 発行に上限がある場合がある 3つ目が「発行に上限がある場合がある」点です。 暗号資産の多くは、発行に上限があります。暗号資産を代表とするビットコインにも、約2100万枚という上限が定められています。 上限があると、法定通貨のように状況に応じて発行量を増やすことがないため、価格は安定に向かいやすくなります。 また、ビットコインの場合は発行上限の全てが流通している訳でなく、マイニングと呼ばれる通貨の発掘作業によって、流通量は増えていく仕組みです。なお、発行上限がない暗号資産も存在します。 ビットコイン(BTC)マイニングの仕組みを分かりやすく解説します Coincheck 4. 換金することもできる 4つ目が「換金することもできる」点。 暗号資産は、暗号資産の取引所・販売所で、法定通貨といつでも交換することが可能です。価格変動が激しいことから、安いときに買って高いときに売ることで、利益を出すことができます。 そういった点から、暗号資産は、未来の技術として注目されている一方で、投資対象としても人気があります。 暗号資産を始めるメリット 暗号資産を始めるメリットは、例えば以下の点があります。 1. 短期間で資産が増える可能性がある 1つ目が「資産が増える可能性がある」点です。 暗号資産は、株やFXなどの投資商品と比較して、価格変動が激しい傾向にあります。1日で大きな変動をすることも珍しくないため、上手いタイミングで投資をすることができれば、短期間に資産を増やしやすいともいえます。 2. 国際送金がスピーディになる 2つ目が「国際送金がスピーディになる」点です。 暗号資産の魅力の一つとして挙げられるのが、国際送金です。暗号資産を送金する際には、アドレスと呼ばれるコードが必要になります。 銀行間の送金と似たようなものですが、暗号資産の種類によっては承認に時間を要さず、スピーディに送金を実行できるのが魅力です。特に、国際送金の際の送金スピードは、従来の法定通貨に比べてはるかに早くなっています。 3. 送金手数料などのコストがやすい 3つ目が「送金手数料などのコストが安い」点。 送金の際にかかる手数料も低く抑えられるのが、暗号資産の魅力です。これまでネックとされていた、送金の際の早さとコストを解決できるものとして、暗号資産は期待されています。 4. 海外での両替が必要ない 4つ目が「海外での両替が必要ない」点です。 通常、海外に送金するためには、自国の通貨から送り先の通貨に両替する必要があります。両替には手間がかかるだけでなく、手数料も発生します。 その点、暗号資産なら、世界で共通のために両替する必要がないのです。以前よりも暗号資産を使える場所は世界中に増えているため、両替することなく現地で暗号資産を利用できる場合もあります。 また、暗号資産の送金など、アドレスからアドレスに移動した際には、その情報がすべてブロックチェーン上に記録されます。この記録は改ざんが非常に難しいため、事実の証明や正しい証拠として利用できます。 暗号資産を始めるデメリット 暗号資産を始めるデメリットには、例えば以下の点があります。 1. 値動きが激しく安定しない 1つ目が「値動きが激しく安定しない」点です。 値動きが激しいということは、少ない資産でも多くの利益を得られる可能性があるメリットでもありますが、デメリットにもなります。価格が安定しにくいため、ほかの投資商品に比べるとハイリスクになりがちです。 暗号資産に投資して、多くの利益を出した人がいる一方で、大きな損失を抱えた人も少なくないので、これから始める人は注意しましょう。 2. 詐欺に注意する必要がある 2つ目が「詐欺に注意する必要がある」点です。 暗号資産は、法整備がまだ完全に整ってはいないほか、比較的誰でも開発できるなど、詐欺師にとってメリットともいえる特徴を持ちます。 それゆえに、詐欺のような暗号資産が少なからず存在するのも事実です。根拠がないにも関わらず価格が上がるという勧誘をする通貨や、セミナーの後に強く宣伝された通貨などには注意が必要です。 このような詐欺にだまされないためには、国内の金融庁登録済の暗号資産の取引所で取り扱いのある銘柄を選ぶなど、対策するのが良いでしょう。また、ICOと呼ばれる暗号資産を使った資金調達は、よく調べてから投資することが大切です。 3. ネットワークで攻撃を受ける可能性がある 3つ目が「ネットワークで攻撃を受ける可能性がある」点です。 暗号資産の大きなデメリットともいえるのが、ハッキングなどのリスクがあることです。これまでも暗号資産が取引所からハッキングされる事件は起きています。 暗号資産それ自体には脆弱性がなくても、保管方法を誤ると盗難される可能性があります。以前よりも暗号資産業界の法整備は整ってきており、国内の暗号資産交換業者は保管方法に関するセキュリティの向上などに注力しているものの、引き続き今後の課題ともいえるでしょう。 暗号資産への投資資金の考え方 最後に、暗号資産を初めて行う際に注意しておきたい考え方についてご紹介します。 1. 暗号資産は必ず儲かるとは限らない 1つ目が「暗号資産は必ず儲かるとは限らない」ことです。 暗号資産は、通貨ではあるものの、価格の変動が激しく投資商品と似たような側面を持ちます。株やFXなどの投資と同じように、利益が出ることもあれば、損失が出ることもあります。 2. 利益が出るとしても長期となる可能性がある 2つ目が「利益が出るとしても長期となる可能性がある」ことです。 暗号資産はまだ発展途上ともいわれており、技術の普及や法整備なども不十分です。ですが、今後暗号資産の普及とともに価格が上昇していくことも考えられますので、投資をする際には長い目で考えることも大切といえます。 3. 余剰資金で投資することが大切 3つ目が「余剰資金で投資することが大切」なことです。 暗号資産取引を行ううえで、何より重要なことが余剰資金で行うことです。暗号資産はその性質上、ハイリスクハイリターンといえます。 仮に暗号資産によって損失があったときに、生活に影響が出てしまうのは避けたいところです。どの投資もそうですが、損失が出ても生活に支障のない余剰資金で行うようにしましょう。 情報収集して暗号資産を楽しもう 暗号資産は、未来の通貨として期待されているだけでなく、多くの人が簡単に始めることのできる投資の一つです。 価格変動が激しく、ハイリスクハイリターンとはいわれているものの、その性質を正しく理解すれば決して難しいものではありません。今回紹介した暗号資産取引の始め方と、投資のポイントについて正しく理解することが大切です。 最後に、ここまでの内容をまとめてみましょう。 ◎暗号資産の使い道は3つ 暗号資産決済を導入している店舗で¥買い物ができる 暗号資産ウォレットに、スピーディかつ低コストで送金することができる 価格変動を利用し、安く買って高く売ることで利益を得ることができる ◎暗号資産の特徴4つ 国家など、特定の管理者を必要とせず、保持者全員が互いに監視をする と分散型のコンピュータネットワーク「ブロックチェーン技術」を採用している 発行枚数に上限がある(上限がない暗号資産も存在する) 法定通貨と換金することができる ◎暗号資産の投資による借金のリスクは取引方法による 手元にある資産だけで運用する現物取引であれば、借金のリスクはない 保有している資産以上の取引を行うレバレッジ取引では、借金のリスクがある ◎暗号資産を始めるメリット 価格変動が激しいため、短期間でも資産が増える可能性がある 国際送金がスピーディになる 送金の際にかかる手数料も低く抑えられる 海外での両替が必要ない ◎暗号資産を始めるデメリット 価格が安定しにくく、ハイリスクになる可能性がある 法整備が完全に整っておらず、詐欺に注意する必要がある ハッキングなどのリスクがある ◎暗号資産を始める際に注意しておきたい考え方 必ず儲かるとは限らない 利益が出ても長期となる可能性があるため、長い目で投資を考える 損失が出ても生活に支障のない余剰資金で行う これから暗号資産を始める人は、しっかりと情報収集をして、安全に暗号資産を楽しみましょう。

仮想通貨(暗号資産)は、1単位あたりの価格が需要と供給によって変動することが特徴です。 1単位あたりの価格を見てみると、数円のものもあれば、数万円以上の価格がついている通貨もあります。そのため、投資するには多額の資金が必要になると感じる人もいるでしょう。 しかし、実際には多額の資金がなくても、Coincheckでは取り扱いの全ての仮想通貨が500円から取引可能です。 また、投資にあたっては、取引手法を理解しておくことも重要です。そこで、仮想通貨投資はいくらから始められるのか、どうやって取引すればよいのかなどについて解説します。   Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨はいくらから購入できる? 仮想通貨は小数点以下の単位で購入可能 Coincheckでは500円から購入可能 利益を出すための投資金額の目安 ビットコイン(BTC)の単位 ビットコイン(BTC)の最低取引単位 販売所 取引所 仮想通貨の取引で利益を出す手法 利益を出す手法1:長期保有 利益を出す手法2:スキャルピング 利益を出す手法3:デイトレード 利益を出す手法4:ポジショントレード(スイングトレード) 利益を出す手法5:貸暗号資産 利益を出す手法6:レバレッジ取引 仮想通貨取引の始め方 取引所に口座開設 日本円の入金 支払いや送金への利用 仮想通貨への投資資金の考え方 1. 必ず利益が出るとは限らない 2. 利益が出るのに時間がかかる場合もある 3. 余剰資金の範囲内で行う 仮想通貨を少額から始めてみよう! 仮想通貨はいくらから購入できる? 仮想通貨投資を始めるにあたっては、いくらから投資できるのかを知っておくことが必要です。仮想通貨には数多くの種類があり、それぞれの通貨ごとに通貨単位が決まっています。 仮想通貨は小数点以下の単位で購入可能 しかし、仮想通貨を購入する場合は、小数点以下の単位で購入することも可能です。ただし、取引所を利用して購入する場合は、それぞれの取引所が定める最小取引単位で取引することになります。 また、仮想通貨によっても最小取引単位は異なる仕組みです。最小取引単位は取引所ごとに異なるため、自分が口座を開設した取引所の最低取引単位を確認しておきましょう。 Coincheckでは500円から購入可能 たとえば、Coincheckである仮想通貨を購入する場合、取引所での取引最小単位は0.005通貨単位以上で、かつ500円相当額以上とされています。販売所で取引する場合は、0.001通貨単位以上、かつ500円相当額以上です。 ビットコイン(BTC)以外の通貨の場合は、ビットコイン(BTC)との交換レートで計算したビットコイン(BTC)の価格相当以上、かつ500円以上であることが求められます。イメージとしては、約500円から購入できると理解しておけばよいでしょう。 仮想通貨の取引所・販売所で口座開設するまでの流れはこちら 利益を出すための投資金額の目安 ただし、500円だけ投資をして多額の利益を狙うことは難しいでしょう。 それでは、一定の利益を確保したいと考えている場合は、どの程度の資金を用意すればよいのか気になるでしょう。投資金額を増やせば、それに伴って得られる可能性がある利益も大きくなります。 一般的に、株式投資を始めるときに用意する金額は、10万円程度とされることが多いです。仮想通貨投資の場合は、500円程度あれば投資を始められます。しかし、500円の投資で10%の利益が得られたとしても、利益額は50円です。投資額が少なすぎると、利益を出しにくくなります。 レバレッジ取引を利用すれば、少額でも多額の利益を出せる可能性を広げられます。レバレッジ取引とは、自己資金を担保として取引所に預け、その何倍もの金額の取引ができる手法です。 10倍のレバレッジをかけて取引すれば、10%価格が変動するだけで、担保として預けた自己資金と同額の利益を手にできます。しかし、損をした場合のリスクも大きくなることに注意が必要です。 ※Coincheckでは、2020年3月13日をもちまして、レバレッジ取引のサービス提供を終了いたしました。 ビットコイン(BTC)の単位 仮想通貨は、すでに千を超える種類が発行されています。なかでも知名度が高い仮想通貨は、ビットコイン(BTC)です。 ビットコイン(BTC)は、最初に登場した通貨で、元祖仮想通貨ともいわれています。仮想通貨投資を行う場合は、ビットコイン(BTC)を投資対象に入れているケースが多いです。 ビットコイン(BTC)の単位は、BTCと表記します。ビットコインシステムは、1BTCをさらに分割して取引することを認めている仕様です。ただし、分割できる限界は0.00000001BTCで、この数値は1Satoshi(サトシ)と呼ばれています。 ビットコイン(BTC)は、サトシ・ナカモトと称する者が考案者です。日本人の名前のようですが、国籍や性別、個人か団体かなど詳細は不明とされています。 ビットコインシステムの論文の発表者がサトシ・ナカモトと名乗ったため、名前だけはわかっているのです。1Satoshiは、サトシ・ナカモトの名前をとってつけられました。 ビットコイン(BTC)の最低取引単位 仮想通貨投資を始める初心者は、知名度の高いビットコイン(BTC)から始めるケースが多いです。 また、ビットコイン(BTC)以外の仮想通貨取引を行う場合、ビットコイン(BTC)を介して売買するケースもあります。そのため、仮想通貨取引を始めるにあたっては、ビットコイン(BTC)の最小取引単位を認識しておくことが必要です。 Coincheckでは、ビットコイン(BTC)を取り扱っています。 販売所 ビットコイン販売所では、Coincheckを相手に取引を行うことになります。 そのため、購入価格はCoincheckが提示した価格で行うことが必要です。販売所でビットコイン(BTC)を購入する場合の最小取引単位は、0.001BTC以上、かつ日本円で500円相当額以上とされています。 取引所 また、ビットコイン(BTC)は、取引所で購入することも可能です。取引所では、不特定多数の投資家同士で売買を行います。 自分が希望する価格で注文が出せる一方で、取引に慣れていないと初心者には操作が難しい面があります。取引所で売買を行う場合の最小取引単位は0.005BTC以上、かつ、日本円で500円相当額以上です。 仮想通貨の取引で利益を出す手法 仮想通貨取引で利益を出す手法は、複数あります。 それぞれの手法の特徴を理解して、自分に適した方法を見つけることが大切です。また、相場の状況によって使い分けることも必要になるでしょう。 利益を出す手法1:長期保有 1つ目の手法は、長期保有です。 文字通り、購入してから長い期間保有を続けることで、その間の価格変動分の利益を狙います。長期間保有を続けることによって、価格が大きく変動する可能性が出てきます。 予想した方向に価格が変動すれば、大きな利益を手にできる可能性があることがメリットです。ただし、売り時を見誤ると相場は反転して損失が生じるリスクもあります。 価格がいくらになったら売るという、売却目標ラインをあらかじめ決めておくのもよいでしょう。目標価格を決めておけば、日々の細かい価格変動に悩まされずに済みます。 また、売却価格だけでなく、いくらまで下がったら損失を確定して売却するという損切りラインの設定も重要です。 利益を出す手法2:スキャルピング 2つ目の手法は、スキャルピングと呼ばれる方法です。 スキャルピングのスキャルは、骸骨という意味があります。原始時代には、狩りで得られた獲物の骸骨から薄皮を剥ぐという行為が行われており、そこから名づけられた名称です。 1回ごとの取引からの利益は少額でも、何度も取引を繰り返して利益を積み上げる投資手法です。薄い利益を狙う行為が骸骨から薄皮を剥ぐことと似ているため、スキャルピングと呼ばれるようになりました。 数秒から数分の単位で売買を繰り返して少額の利益を狙うことが、スキャルピング取引の特徴です。短い期間で利益を確定していくため、利益が得られる可能性は高くなります。 その反面、1回の取引では少額の利益しか得られないため、一定額の利益を確保するには大量の取引を繰り返していくことが必要です。取引手数料がかかる場合は、取引回数分のコストがかかるというデメリットがあります。また、一瞬で売買判断を行うスキルも求められる手法です。 利益を出す手法3:デイトレード 利益を出す3つ目の手法は、デイトレードです。 デイトレードのデイは1日を表します。1日単位で取引を完結させる取引手法です。ただし、取引回数は1日1回とは限らず、数回から数十回繰り返すこともあります。 デイトレードの特徴は、購入と売却の取引を1日の範囲内で完結させ、翌日にポジションを持ち越さないことです。 ポジションとは、購入が先の場合、購入後の通貨をそのまま保有して売り待ちの状態のことです。売りが先の場合は、買い戻し待ちの状態のことをいいます。購入した状態を買いポジション、売っている状態を売りポジションといいます。 デイトレードを行う場合は、常に相場の動向をもモニターしておく必要があります。急な価格変動に対応するためです。 そのため、デイトレードを行っている間は気を抜けないことがデメリットです。ただし、翌日にポジションを持ち越すことがないため、睡眠中の値動きを心配せず安心して眠れるなどのメリットがあります。 利益を出す手法4:ポジショントレード(スイングトレード) 4つ目の投資手法は、ポジショントレードと呼ばれる手法で、スイングトレードと呼ばれることもあります。 ポジショントレードを行う場合は、短期的な値動きに注目するのではなく、数週間から数カ月単位での相場のトレンドに注目します。 結果的には、年に数回取引するだけにとどまることもあるでしょう。トレンドとは、価格の上昇が続く、下落が続くなど相場の傾向のことです。 上昇トレンドが続くと判断した場合は、仮想通貨を購入してトレンドが止まるまで保有し続けます。トレンドが終了して反転するタイミングで売却することで、利益を狙うのです。 ポジショントレードのメリットは、取引回数を減らせることです。取引手数料を抑えながら大きな利益を確保できる可能性があります。ただし、ポジショントレードを行うためには、一定の知識が必要です。 トレンドを読むためには、価格変動をグラフにしたチャートの分析を的確に行ったりもします。また、中期的な価格変動に影響を及ぼすニュースやイベントに関する情報を収集して、分析できる能力も必要です。 そのため、ある程度の専門知識が必要になることは認識しておきましょう。 利益を出す手法5:貸暗号資産 5つ目の投資手法は、貸暗号資産サービスを利用する方法です。 Coincheckは、貸暗号資産サービスを行っています。貸暗号資産とは、すでに購入して手元にある仮想通貨を、取引所に貸し付ける取引のことです。 お金を貸した場合は、利息を受け取ることができます。それと同じように、仮想通貨を貸すことによって、一定の料率で計算した利用料を受け取ることが可能です。 貸暗号資産を利用する場合は、貸付期間に相当する契約期間が定められます。期間が満了すれば、貸した仮想通貨は返還される仕組みです。さらに、利用料を受け取ることで利益を得られます。 利用料の計算で使われるのは、仮想通貨を貸す時点で定めた一定の料率です。貸し付けを行った仮想通貨で支払いを受けることになります。 手元にある仮想通貨を有効活用して利益が得られる手法です。仮想通貨を売買する以外にも、利益が得られる方法があることを理解しておきましょう。 貸暗号資産についてもっと詳しく知りたい方はこちらから Coincheck 利益を出す手法6:レバレッジ取引 6つ目の取引手法は、少額の資金でその何倍もの取引ができるレバレッジ取引です。レバレッジという言葉は「てこの原理」を表しています。 レバレッジ取引を利用すれば、小さな力で大きな物を動かせる「てこの原理」と同じく、少額しか投資可能資金がない状態でも、大きな金額の取引が可能です。 たとえば、1万円の自己資金がある状態で5倍のレバレッジをかけて取引を行った場合、5万円の取引が可能です。価格が10%変動するだけで、5,000円の利益を手にできます。この場合、自己資金に対する利益率は50%です。 レバレッジ取引を利用すれば、効率的に利益を狙える可能性があります。ただし、価格が予想と反対の動きになった場合、損失が多額になるリスクがあることは認識しておきましょう。 ※Coincheckでは、2020年3月13日をもちまして、レバレッジ取引のサービス提供を終了いたしました。 仮想通貨取引の始め方 仮想通貨取引を始めるにあたっては、まず取引所で口座開設を行う必要があります。 Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アカウント作成をする2.本人確認を行う 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。口座開設のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 取引所に口座開設 口座開設にあたっては、メールアドレスを登録してアカウントを作成したうえで、個人情報の登録が必要です。 また、実際に取引を行うためには、本人確認書類の提出や、審査後に送られてくるハガキの受け取りなども行います。 日本円の入金 口座開設が完了したら、日本円を送金して開設した口座に入金することが必要です。 仮想通貨の購入にあたっては、入金した日本円を支払って購入することになります。現物取引で購入した仮想通貨は、値上がりしたあとで売却して売却益を得ることが可能です。 支払いや送金への利用 また、買い物をした場合の支払手段として利用したり、別の口座に送金したりすることもできるようになります。 ただし、買い物で利用する場合は、仮想通貨の支払いを認めている店舗でしか利用できないことに注意しましょう。 仮想通貨への投資資金の考え方 仮想通貨投資を行う場合に注意すべきポイントには、例えば以下の点が挙げられます。 1. 必ず利益が出るとは限らない 1つ目は、必ず利益が出るとは限らないことです。 投資である以上、元本保証はなく、損をする可能性があることは、認識しておきましょう。 2. 利益が出るのに時間がかかる場合もある 2つ目は、利益が得られるとしても、実現までには時間がかかる場合もあることです。 購入後すぐに予想通りの値動きが生じて、利益が得られることはあります。しかし、なかなか思った通りの値動きが実現せず、利益獲得まで長期戦になるといった覚悟も必要です。 3. 余剰資金の範囲内で行う 3つ目は、余剰資金の範囲内で投資を行うことです。 予想外の損失が生じたときに、生活費が足りなくなるようでは困ってしまいます。生活に影響がない範囲の余裕資金で、投資を行うことが重要です。 仮想通貨を少額から始めてみよう! 仮想通貨投資を始める場合は、少額の資金を投入して買ってみることから始めるのも良いでしょう。 生活に影響を与えない範囲で投資することが鉄則です。また、自分に適した投資手法を見つけて取引することも大切になります。 まずは、Coincheckに口座を開設して、少額から始めてみてはいかがでしょうか。

近年、ニュースやSNSで取り上げられることも多い仮想通貨を、実際に始めてみようと思っている方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、いざ仮想通貨を始めてみようと思っても、難しい言葉や専門用語などが色々と出てくるため、理解できずに仮想通貨の取引を諦めてしまう方も多いことは事実です。 そこで今回は、仮想通貨初心者の方のために、仮想通貨の単位や仮想通貨の種類、日本で買える主なコインなどについて分かりやすくご紹介します。 仮想通貨の単位とは? 仮想通貨は今では1,500種類以上存在し、それぞれに通貨単位が存在します。 少しでも仮想通貨に興味を持たれた方は、ビットコイン(BTC)の通貨単位は「BTC」だと認識しているかもしれません。 しかし、ビットコイン(BTC)の通貨単位には、実はBTCの他に、1億分の1BTCを表す「satoshi(サトシ)」という通貨単位が存在します。 ビットコイン(BTC)の通貨単位 このsatoshi(サトシ)はビットコイン(BTC)の最小単位であり、これ以上ビットコイン(BTC)を細かく分けることは出来ません。 1BTCの価格が安かったときは問題にはならなかったのですが、2017年から価格が高騰し、ビットコイン(BTC)を買い物に使うことに不都合が生じてきました。 例えば、1BTC=200万円のときにビットコイン(BTC)を使用して、100円のジュースを買った場合、0.00005BTCを支払うことになります。この数字を読み上げるのは店員さんも自分もとても不自由することが分かります。 そこでsatoshi(サトシ)を使うと、1BTC=200万円の時に100円のジュースを買っても5,000 satoshi(サトシ)と、比較的分かりやすく示すことが可能になります。 ビットコイン(BTC)が日常的に使われるようになると、このsatoshi(サトシ)がよく目にする単位になるかもしれませんね。 ちなみに、このsatoshi(サトシ)はビットコイン(BTC)の生みの親であるナカモトサトシ(satoshi nakamoto)に由来しています。 ビットコイン(BTC)の通貨単位が理解できたところで、ビットコイン(BTC)以外の有名な仮想通貨の単位もお伝えしたいと思います。 イーサリアム(ETH)の通貨単位 イーサリアム(ETH)でよく使われる通貨単位はETH(ether)ですが、最小単位からwei・kwei・mwei・gwei・szabo・finney・kether・mether・gether・tetherなどの通貨単位があります。 ネム(NEM)の通貨単位 ネム(NEM)の主なトークンは、XEM(ゼム)と呼ばれます。 このXEM(ゼム)の最小通貨単位はμXEM(マイクロゼム)で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のように変わった単位の呼び方はされないようです。 ビットコインキャッシュ(BCH)の通貨単位 ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)の分岐(ハードフォーク)で生まれた仮想通貨です。 そのため、satoshi(サトシ)などの細かい通貨単位は、ビットコイン(BTC)と同じものが付けられています。 仮想通貨の種類 現在、仮想通貨の種類は1,500以上あると言われており、今もなおその数が増えています。 その理由として、ここ数年のICO(イニシャル・コイン・オファリング)の流行が挙げられるでしょう。ICOとは、仮想通貨プロジェクトの立ち上げ時に、独自の仮想通貨を発行することで資金調達することを指します。 起業家にとってはIPOに代わる新たな資金調達方法として、投資家にとっては一攫千金のチャンスとして注目を集めました。 1,500種類以上もある仮想通貨は、すべて同じ機能を持っているわけではありません。仮想通貨といえばビットコイン(BTC)を連想する方も多いと思いますが、ビットコイン(BTC)とその他の仮想通貨はどれも差別化されて作られています。 仮想通貨の機能だけを見ても、例えば「決済特化型」や「匿名型」、「プラットフォーム型」など様々です。 仮想通貨にはどんな通貨があるの?日本で買えるのは? そこで、代表的な仮想通貨を例に挙げて、仮想通貨の種類についてご紹介します。 ビットコイン(BTC) ビットコイン(BTC)は、世界初の仮想通貨で、市場規模も最大です。 仮想通貨といえばビットコイン(BTC)と言われるほど知名度が高く、決済の手段としても一部地域や店舗で使うことができます。また、他の仮想通貨を購入するときの基軸通貨としての役割も持っています。 詳しくはこちら:ビットコイン(BTC)とは何か?初心者にも分かりやすく解説 ビットコイン(BTC)取引の口座開設から購入方法についてはこちら リップル(XRP) リップル(XRP)は、海外送金を安く行うことを目的として作られた仮想通貨です。 中央管理者がいないビットコイン(BTC)とは違い、リップル社が大きな影響力を持って方向性を決定しています。Google Venturesが出資をした仮想通貨関連企業としても有名になりました。 詳しくはこちら:リップル(XRP)の特徴とは? リップル(XRP)の口座開設・購入方法までの流れはこちら イーサリアム(ETH) イーサリアム(ETH)はスマートコントラクト技術を使い、決済ができるのが特徴で、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)に並んで時価総額が大きい仮想通貨になります。 イーサリアム(ETH)のブロックチェーン技術は、IBMやトヨタ自動車なども注目し、イーサリアム(ETH)の共同研究をするまでにもなりました。 詳しくはこちら:イーサリアム(ETH)とは何か? イーサリアム(ETH)取引の口座開設から購入方法についてはこちら ライトコイン(LTC) ビットコイン(BTC)の次に誕生した仮想通貨が、ライトコイン(LTC)です。取引時間が短く、ビットコイン(BTC)に比べて約1/4の時間で送金が完了します。 そのため、飲食代やコンビニなど、店舗決済の場で短時間に取引を済ませたいときに利用できると期待されています 詳しくはこちら:仮想通貨ライトコイン(LTC)とは?特徴を初心者にもわかりやすく解説 ライトコイン(LTC)取引の口座開設から購入方法について 仮想通貨の単位と種類についてのまとめ 仮想通貨の種類や、代表的な仮想通貨などについてご紹介しました。 ですが、仮想通貨は紹介しきれないほどの種類が存在します。その中には、価格が比較的安く、第二、第三のビットコイン(BTC)になるような仮想通貨があるかもしれません。 すべての仮想通貨を把握することは難しいですが、その中で気になった仮想通貨があれば、特徴や将来性などを見極めて、取引を始めてみてはいかがでしょうか。

「暗号資産(仮想通貨)ってなんか怪しい…」そんな風に思われている方もいらっしゃるかもしれません。 日本では暗号資産の法律が整備されつつあり、金融庁に登録された暗号資産交換業者から、簡単にビットコイン(BTC)などの暗号資産を購入できるようになってきています。 しかしながら、昨今の暗号資産の価格高騰を受けて、暗号資産の投資を勧誘してくる、怪しい集団や詐欺師なども、残念ながら増えているようです。 隙間時間に一息ついたり、友人とお喋りしたりできる場であるカフェなどでは、時折怪しい暗号資産の勧誘をしている人がいたりします。実際に怪しい人から暗号資産の投資を勧誘されたという人も、中にはいらっしゃるかもしれません。 そこで今回は、初心者が知っておくべき怪しい暗号資産の特徴や注意点、対策方法などについてご紹介したいと思います。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産は怪しい?初心者が気をつけるべき事は? 1. 自分だけは騙されないと思っている人 2. はっきりと断れない人 3. 限定品や流行物が好きな人 「絶対儲かる暗号資産セミナー」は注意! クローバーコインとは?強制捜査が日経新聞で報道由 クローバーコインの手口や特徴について ビットコイン(BTC)はインターネット上の通貨 リップル(XRP)は暗号資産の取引所で購入が可能 マルチ商法について 暗号資産を用いた情報商材にも注意 怪しい暗号資産で騙されないためのポイント 1. 聞いたことがない暗号資産を勧められないか 2. 儲からないリスクについて説明があるか 暗号資産は怪しい?初心者が気をつけるべき事は? 「自分は大丈夫!」そう思っていても、「気づいたら騙されていた…」という場合もあります。 暗号資産で騙されやすいのは、きちんとした暗号資産の知識のない人です。正しい暗号資産の知識を身に付けることで、詐欺にも騙されにくくなります。 また、「労力をかけずに手っ取り早く稼げる」「〇〇をするだけで簡単に稼げる」というようなうまい話には注意が必要です。 以下にて詐欺に騙されやすい人の特徴をご紹介しますので、もし当てはまっていたら、より一層警戒心を強めてください。 1. 自分だけは騙されないと思っている人 「自分だけは騙されると思っていなかった…」詐欺の被害に遭った人の多くは、口を揃えてそう言うそうです。 自分だけは騙されないだろうと高を括っている人は、疑い深く簡単に他人に心を開きませんが、だからこそ注意が必要です。「自分は大丈夫」という根拠のない自信が、詐欺への対策を怠る原因になるからです。 2. はっきりと断れない人 また、怪しい話に対して、はっきり「NO」と断れない人も危険です。 詐欺師は気が弱い人を見つけると、断れないのをいいことにしつこい勧誘を続けて、相手が根負けするのを待つ可能性があります。ですので、怪しい儲け話などに対しては、しっかりと「NO」と断ることが大切です。 3. 限定品や流行物が好きな人 「限定品に弱い」「流行物が好き」というのは、当てはまる人も多いのではないでしょうか。限定品に弱い人は「今ここでしか販売していない」「今だけの限定価格」という言葉に弱く、流行が好きな人は「みんな持っている」という言葉に弱いなどと言われています。 しかし、暗号資産の取引は、全世界で行われるので、「日本限定」「先行販売」といったことは、通常ではあり得ません。 売る方もお金儲けが目的でやっているので、売り先を限定して自分が損をするようなことをするはずがありませんので、注意が必要です。 「絶対儲かる暗号資産セミナー」は注意! 「自分の買った暗号資産の情報をさらに詳しく知りたい」「価格が上がりそうな暗号資産を知りたい」など、暗号資産に関わるセミナーへの参加を検討している方や、どのセミナーを受講するか迷っている方にも注意が必要です。 世の中には、詐欺のような怪しいセミナーがたくさんあります。「絶対」「必ず」「損はしない」のようなフレーズが出てきたら、警戒が必要です。 例えば、セミナー等でマルチ商法を利用し、高齢者の間で拡散された暗号資産やICOには、「クローバーコイン」があります。 なお、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)とは、暗号資産を利用した資金調達のことを指します。 一般投資家は、暗号資産取引所に上場されていない未公開の暗号資産を事前に購入し、将来的に購入した暗号資産が取引所に上場し、価格が上がれば利益をあげることができる仕組みです。 しかしながら、一部のICO(イニシャル・コイン・オファリング)は、最初から投資家を騙す目的で行われていたりしました。 クローバーコインとは?強制捜査が日経新聞で報道 「クローバーコイン」は、48ホールディングスという会社が発行し、2017年には全国展開されていました。 2017年9月上旬、48ホールディングスの札幌本社が消費者庁と国税庁の両方から強制捜査を受けたことが、日本経済新聞で報道されました。現在は販売を中止しており、公式HPで販売終了のアナウンスをしています。 しかし、このアナウンスが出るまでは、クローバーコインの連鎖販売取引のための勧誘、契約の締結、及び勧誘のためのセミナーや説明会、研修会が実際に行われていたそうです。 高齢者はよく詐欺の対象になると言われますが、クローバーコインの主な被害者も高齢者でした。 高齢者は暗号資産の知識があまりなく、インターネットで事前に調べることができず、強く断れない人が多かったことから、ターゲットとなってしまったのです。 クローバーコインの手口や特徴について クローバーコインは、1口30,000円、登録手数料3,000円と消費税の合計35,640円でプレリリースをしていました。 クローバーコインの特徴は、大きく分けて次の3つでした。 日本にビットコインを持ち込んだ中田義弘がプロデュース 今、クローバーコインを購入すれば、購入額の20%分の暗号資産リップル(XRP)をプレゼント クローバーコインを他の人に紹介し、その人が購入したら、購入額の60%分のクローバーコインを運営から配布 以下、それぞれの主張を紐解いていきます。 ビットコイン(BTC)はインターネット上の通貨 1についてですが、ビットコイン(BTC)はインターネット上の暗号資産なので、「日本に持ち込む」ものではありません。 続いて2についてですが、1口30,000円で販売されていたクローバーコインの内訳は、20%がコイン、20%が会社の運営費、60%がコミッションだったようです。 この20%のコインを、リップル(XRP)に交換するかクローバーコインで持つか選べるというものでした。 問題は、そのリップル(XRP)が、現在、48ホールディングスを通してしか買うことができないと説明していた点です。 リップル(XRP)は暗号資産の取引所で購入が可能 「ここでしか販売していない」「今だけの限定価格」といった、販売場所や購入金額に限定性を持たせ、購入を促すパターンです。 暗号資産の取引は、全世界で行われるので、このような仲介を必要とすることはありません。実際にリップル(XRP)はCoincheckなどの暗号資産の交換業者を通じて、購入することができます。 リップル(Ripple/XRP)購入方法・買い方・口座開設の流れを解説 Coincheck マルチ商法について 3についてですが、これは典型的なマルチ商法、別名、ネットワークビジネスやMLM(マルチ・レベル・マーケティング)とも呼ばれます。 主に口コミによって商品を販売し、同時に購入者を「販売員(ディストリビューター)」として勧誘します。そして、その販売員はさらに別の人を販売員として勧誘していくモデルで、ピラミッドのような多階層構造になっています。 販売員は、自分の商品の売上額が多ければ多いほどマージンを手に入れることができます。さらに自分が紹介した人(ピラミッドで言うとより下の階層の人)の売上額に応じて、報酬を得ることができます。 報酬を得るためには、新たな購入者を見つけ、販売実績を上げる必要があるため、販売員は無理やりな勧誘活動を行ったり、自分自身で商品を購入したりすることもあります。 ですが、人の数が限られているため、広げるネットワークにも限界がありますし、人間関係やお金のトラブルを引き起こす原因にもなると言われています。 暗号資産を用いた情報商材にも注意 続いて、情報商材詐欺にも注意しましょう。情報商材詐欺は、いわゆる「儲かるノウハウを教える」といった詐欺です。 「わずか3ヶ月で1億稼ぐ方法」などというフレーズで、高額のDVDや有料メルマガなどを購入させる仕組みです。 独学で暗号資産投資を成功させたいと思っても時間や知識が必要なので、手っ取り早く、効率的に勉強できる教材やセミナーを探す人がターゲットになります。 実際に調べれば簡単にわかるような一般的な知識であったり、リスクがあることに触れず、都合のいいことだけをまとめたものであったりと、値段には見合わないお粗末な内容であることがほとんどのようです。 しかし、情報商材やセミナーは情報自体に価値があるので、実際にお金を払ってみないと、本当に価値があるものなのかわかりません。そのため、詐欺のような劣悪なものであっても、「あなたのやり方が間違っている」「あなたの勉強が足りない」と言われて、泣き寝入りするケースが多いそうです。 また、このように詐欺であることを証明することが難しいため、運営者側は堂々と詐欺商材を売りつけたり、詐欺セミナーを開催したりしています。 対策としては「そもそも購入しない」という選択がベストです。本当に簡単に儲かる方法を知っているなら、世の中は億万長者で溢れ返ることになるでしょう。 怪しい暗号資産で騙されないためのポイント 暗号資産詐欺では、セミナーを開いて勧誘してくるケースが多いようです。 友人やセミナーなどを人づてで行うのは、公にできないかたちで勧誘する必要があるためです。セミナーを検索した時に、勉強内容や講師名等の情報が出てこなかったら要注意です。 そもそも暗号資産は、株やFXと比較すると口座開設も簡単で、手続きもインターネット上で完結することがほとんどです。 このように考えると、暗号資産投資を始める際にわざわざお金や時間を費やしてセミナーに行く必要はほとんどなさそうですが、実際に暗号資産のセミナー参加を検討する際は下記に注意をして、詐欺かどうか見極めてください。 暗号資産の取引所・販売所で口座開設するまでの流れ Coincheck 1. 聞いたことがない暗号資産を勧められないか セミナーで聞いたことがない暗号資産の投資勧誘があったら、「詐欺かもしれない」と疑いましょう。 今では1000種類以上あると言われている暗号資産ですが、日本では、2017年4月1日から暗号資産取引所の運営が登録制となり、金融庁への申請が必須となりました。 つまり、金融庁に登録がないにも関わらず暗号資産を取り扱っている取引所は、全て違法ということです。Coincheckのようにきちんと登録がなされている取引所を利用することで、詐欺に遭うリスクを下げることができます。 なお、Coincheckでは以下の通貨を含む30種類以上の通貨を取り扱っています。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) パレットトークン(PLT) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) メイカー(MKR) ダイ(DAI) ポリゴン(POL) イミュータブル(IMX) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) ラップドビットコイン(WBTC) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) 2. 儲からないリスクについて説明があるか また、多くの人が聞きたいのは、「儲かる話」だと思いますが、チェックポイントの2つ目は「儲からない話」をしてくれるのかどうかです。 リスクはどのくらいあるのかなど、儲からないことについても正しく説明をしてくれるかどうかは、注意深く確認するようにしましょう。 もし、「元本保証」とか「絶対」「必ず」「損はしない」のようなフレーズが出てきたら警戒してください。詐欺の可能性も考えられます。 暗号資産への投資を始める際には、これまでに述べたような怪しい暗号資産の特徴に注意して、金融庁登録済の暗号資産の交換業者で取引を行うようにしましょう。

仮想通貨とは、暗号技術によってインターネット上で管理・運営されている通貨の総称です。特定の発行者や管理者を持たない仮想通貨も存在し、「暗号通貨」や「デジタル通貨」とも呼ばれています。 主にインターネット上の送金や決済などに使用することができ、投資対象としても活用されています。代表的な仮想通貨であるビットコイン(BTC)以外にも、今では1,500種類以上の仮想通貨が世の中に存在しています。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 仮想通貨とは?法律上の仮想通貨の定義 仮想通貨と法定通貨の違い 仮想通貨と電子マネーの違い 仮想通貨の利便性とは?いいところは? 海外送金が安くて早い 決済手段としての仮想通貨 投資・投機対象としての仮想通貨 仮想通貨が実際に利用できるところは? ビットコインモール ビックカメラ 仮想通貨の今後はどうなる? 仮想通貨とは?法律上の仮想通貨の定義 まず、日本の法律では「仮想通貨」は以下のように定められています。ただし、下記の定義では難しい部分がありますので、後ほど簡単にご紹介します。 資金決済に関する法律 第二条 第五項による定義: この法律において「仮想通貨」とは、次に掲げるものをいう。 一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの 二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの 詳しくはこちら:仮想通貨とは何か?初心者にもわかりやすく解説 仮想通貨と法定通貨の違い では、同じ通貨と名のつくものでも、仮想通貨は日本円や米ドルなどの法定通貨とどのような違いがあるのでしょうか。 法定通貨は特定の国家や中央銀行によって発行、管理されています。日本であれば造幣局が製造して日本政府によって発行される硬貨と、日本の中央銀行である日本銀行によって発行される日本銀行券(紙幣)が法定通貨と定められています。 つまり、国家やそれに準ずる機関が定めることによって、通貨の価値も保証されているのです。 一方で仮想通貨の中には、法定通貨のような発行主体や管理者を持っていない仮想通貨もあります。国家などによる価値の保証を持たず、利用者の信用に基づいて価値がついています。 また、法定通貨の硬貨や紙幣のように「物理的」に存在しているわけではなく、インターネット上の電子データとして存在しています。そのため、インターネット環境さえあれば世界中のどこでも送金や決済ができます。 仮想通貨の取引所や販売所を介して、別の仮想通貨や法定通貨と交換することも簡単に可能です。 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法と手順を解説【動画付き】 Coincheck 仮想通貨と電子マネーの違い 仮想通貨と混同されやすいものとして、電子マネーがあります。近年では駅やコンビニで毎日のように使っている人も多いのではないでしょうか。 仮想通貨と電子マネーの大きな違いとしては、以下の6つが挙げられます。 ①発行元が異なる ②対応する法律が違う ③中央集権があるかないか ④利用できる場所が違う ⑤価格変動性が大きいかどうか ⑥ポイントが貯まるかどうか 参考:仮想通貨と電子マネーの違いはなに?それぞれのメリットについて解説! 仮想通貨のビットコイン(BTC)で決済する場合、ビットコイン(BTC)そのものを利用して決済します。一方で、電子マネーはそうではありません。 電子マネーは事前チャージもしくは後日口座引き落としという方法で、事実上「日本円」を使っています。「物理的」に紙幣や硬貨を使わずに決済する点では同じですが、電子マネーの決済時に使われているのは「日本円」なのです。 また、法定通貨と同様に、電子マネーにもそれぞれを発行、管理する運営会社が存在しています。 仮想通貨の利便性とは?いいところは? では、仮想通貨には一体どのような利便性があるのでしょうか。 前述したように、仮想通貨はインターネット上で送金や決済に利用することができます。しかし、それ以外にも仮想通貨には様々な用途があります。 ここではその用途や利便性について見ていきたいと思います。 海外送金が安くて早い 仮想通貨は、中央銀行をはじめとする金融機関を経由せずに、個人間で直接送金をすることができます。 通常、法定通貨によって国際送金をする際は、高額な送金手数料が掛かります。一方で仮想通貨を使うと、それよりもはるかに安く送金することができ、送金時間も非常に短くなります。 決済手段としての仮想通貨 仮想通貨は、商品やサービスを購入する際の決済手段としても使うことができます。日本では大手家電量販店など、使えるお店が少しずつ増えています。 事前に決済用のアプリケーションをダウンロードしておく必要がありますが、オペレーション自体は非常に簡単です。今後、導入店舗が増えていくにつれ、さらにユーザーフレンドリーなアプリなどが登場してくる可能性もあります。 投資・投機対象としての仮想通貨 証券取引やFX取引と同様に、仮想通貨は投資・投機の商品として運用することもできます。 2019年時点では、送金や決済よりも、こちらの用途での需要の方が大きいかもしれません。現在は数円や数十円以下の価値の仮想通貨でも、数年後には何十倍や何百倍にも価格が高騰している可能性があるのが、仮想通貨です。 価格が安いうちに購入し、将来価格が上がってから売却することで、実際に大きな利益を手にした方も少なくありません。また、株式投資などと異なり、数百円などの少額から気軽に始められることも、魅力の一つと言えるでしょう。 仮想通貨が実際に利用できるところは? 仮想通貨を実際に利用できるところはまだまだ少ないですが、ビットコイン(BTC)を中心に着実に増えています。具体的に利用できるところを、いくつかご紹介したいと思います。 ビットコインモール 電化製品やカー用品、生活雑貨など幅広い商品を取り扱っているネットショッピングサイトです。ビットコイン(BTC)とモナコイン(MONA)で支払いができ、日本円やクレジットカードでの支払いはできません。 仮想通貨でしか決済できないのは不便な気もしますが、個人情報の漏えいのリスクが減るというメリットがあります。 クレジットカード決済ではカード番号の漏えいなどのリクスがありますが、 ビットコイン(BTC)の決済ではそのリスクがありません。クレジットカード情報を入力する必要もなく、より安全に決済が行えます。 ビックカメラ 大手家電量販店のビックカメラでは、全店舗の店頭とネットショップでビットコイン(BTC)による決済ができます。 店頭では1会計につき30万円相当まで、ネットショップでは10万円相当までビットコイン(BTC)決済ができます。現金払いと同様に、10%のポイント還元のサービスも受けることができます。 このように、オンライン上でもリアル店舗でもビットコイン決済ができる場所は、今でもすでに存在しています。また、ここまで挙げたのはほんの一例で、他にも仮想通貨決済を導入しているお店は日本各地にあります。 仮想通貨の今後はどうなる? 仮想通貨は今後どうなっていくのでしょうか。2017年、仮想通貨は爆発的な投機ブームとなりましたが、現在はそれが落ち着いた状態です。 しかしながら投機ブームが去っただけであり、仮想通貨そのものが廃れたわけではありません。日本でも大手企業の仮想通貨事業への参入は続いていますし、メガバンクは独自の仮想通貨の発行を発表しています。 このような流れに後押しされて、仮想通貨は今後どんどん一般社会に浸透していく可能性もあります。 クレジットカードや電子マネーの普及によって、日本でも少しずつキャッシュレス化が進んでいます。このキャッシュレス化の波により、仮想通貨決済を導入するお店も増えていくかもしれません。 ビットコイン(BTC)の今後は明るい?2020年の最新の動向と将来性 Coincheck

仮想通貨の最新情報などで、「暗号資産」という呼称を目にすることがあります。この暗号資産とは、仮想通貨とどう違うのでしょうか。 ここでは、暗号資産と仮想通貨に違いはあるのか、暗号資産を持つ場合の注意点などについて、わかりやすくまとめています。難しい用語は極力使わず、仮想通貨に興味を持ち始めたばかりの方にも、理解しやすい内容となっています。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産と仮想通貨は同じなの? 「暗号資産」は金融庁も呼称変更を発表した仮想通貨のグローバルな呼び方 通貨以外の暗号資産とは? ブロックチェーンに紐づけられるデータ資産 登記簿やカルテ、個人情報の履歴も資産に 暗号資産の注意点は? パスワード紛失や情報流出対策が必須 開発技術が伴わない暗号資産のリスクも 暗号資産と仮想通貨についてのまとめ 暗号資産と仮想通貨は同じなの? 最近ニュースでも目にする機会が増えた「暗号資産」とは、一体どのようなものなのでしょうか。仮想通貨と暗号資産は、同じものなのでしょうか。 「暗号資産」は金融庁も呼称変更を発表した仮想通貨のグローバルな呼び方 2018年12月に、金融庁は仮想通貨の呼称を暗号資産に改めると発表し、2020年5月1日に正式に施行されました。変更の主な理由として、仮想通貨の「通貨」という名称が、日本円などの通貨と混同されかねないことを挙げられています。 また、仮想通貨の使途が拡大していることもあり、世界的にも呼称に変化がみられます。従来までは「Virtual Currency(仮想通貨)」や「Cryptocurrency(暗号通貨)」といった呼称が使われていました。 これが、G20 などの国際会議では「Crypto asset(暗号資産)」と表現されるようになっています。日本国内でも、仮想通貨の呼称について、世界基準にならおうとしているようです。 仮想通貨は、ドルや日本円と同じように、送金や売買など、通貨としての利用が可能です。通貨といっても、実際の仮想通貨はブロックチェーン上のデータをさしています。 仮想通貨を「コイン」と呼んでも、実際の硬貨があるわけではない点が、法定通貨とことなります。 それでは仮想通貨ではない暗号資産とは、どのようなものをさすのでしょうか。「仮想通貨はデータである」という認識があれば、次に説明する暗号資産の種類についても、理解しやすいでしょう。 通貨以外の暗号資産とは? 通貨としての目的以外の暗号資産には、以下のようなものが挙げられます。 ブロックチェーンに紐づけられるデータ資産 仮想通貨のブロックチェーンは、送金や売買などの取引を記録することができます。コインの取引以外にも、契約書や決済のタイミングを指定する、といった内容の書類も紐づけが可能です。 例えば仮想通貨のイーサリアムには、ブロックチェーンに契約や条件などを載せる機能が付加されています。この機能は「スマートコントラクト」と呼ばれています。 スマートコントラクトの機能を使うことで、ブロックチェーンに紐づけたデータ自体に資産価値が生まれるのです。 通常の契約では、書類の作成や売買、決済の窓口係など、多くの人件費や時間を必要としてきました。これらのコストと時間削減をかなえるデータ資産は、今後更なる普及が期待されています。 実際に、イーサリアムのスマートコントラクト機能をベースにして、多くのプロジェクトが開発中です。イーサリアムをベースに、新規発行された仮想通貨も複数種類あります。 スマートコントラクトを利用して「カジノで使う」「ゲームで使う」「限定された地域で使う」といった機能を持つコインです。これらのコインは総称して「ERC20トークン」と呼ばれています。 さまざまな用途で利用される仮想通貨は、通貨よりもデータ資産として、「暗号資産」の名称がフィットしているのかもしれません。 登記簿やカルテ、個人情報の履歴も資産に 暗号資産で管理できるデータ資産は、上記で挙げた用途のほかにも、多岐にわたっています。不動産登記や医療用のカルテ、生年月日や連絡先といった個人情報などを紐づけて、データ上で有効な契約書類とできるのです。 プログラミングやアプリケーションといった、知的財産の売買にも、ブロックチェーンの技術は役立ちます。個人情報や知的財産については、暗号資産の普及によって、今後さらに価値が見直される可能性もあるでしょう。 音楽データや電子書籍の著作権の扱いなども、オンライン上で、アーティスト個人が管理売買する、といった手法も期待できます。 仮想通貨や暗号資産では、「便利な未来を作りたい」という思いのもと、さまざまなプロジェクトが進行しています。「大企業にとりまとめられることなく、個人間でビジネスが行える」世界もあれば、「大企業の手間やコストを削減して顧客へ還元する」ことを目指す世界もあります。 どの世界を目指すプロジェクトが暗号資産を拡大していくのか、という視点で見るのも興味深いでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産の注意点は? 現在、既にオンライン上での契約や決済は、珍しいものではなくなっています。 暗号資産の普及は、それらをさらに加速させていく可能性を秘めています。便利になる一方で、暗号資産を持つ際には、どのようなことに注意が必要なのでしょうか。 パスワード紛失や情報流出対策が必須 暗号資産の普及は、社会活動や生活を便利にする反面、リスク管理がより重要となってきます。パスワードの忘れや情報の漏えいなど、今まで以上に注意しなければならなくなるかもしれません。 「仮想通貨を購入したいだけで、他の暗号資産は持たない」という場合でも、ウォレットの管理は必須となります。すぐに推測されるようなパスワードにしていたり、複数のサイトで同じパスワードを設定したりせず、玄関の鍵と同様の意識を持って管理したいものです。 現時点の対策としては、定期的にパスワードを変更する、2段階認証を設定する、といった方法が挙げられます。 開発技術が伴わない暗号資産のリスクも 新規に開発されている多くの暗号資産には、その数だけ、夢や希望のあるプロジェクトが存在しています。しかし、実際には技術が伴わず、甘い言葉で資金調達することのみを目的としているものもあるのです。 プロジェクトの普及に伴うコイン流通量の変化は、マイナーな新規暗号資産の方が、価値の高騰が激しい傾向にあります。ただし、その暗号資産がどの程度将来性があり、信頼に値するかは、慎重に考える必要があるでしょう。 仮想通貨や暗号資産は、時価総額の高いメジャーなものでも、まだ歴史はそれほど長くありません。ビットコインの価値がどの程度動くのか、イーサリアムは今後どのような成長を遂げるのかも、まだ未知数です。 そのため、新規に発行されたばかりのコインであれば、なおさら投資的側面は強くなっていきます。「簡単に儲かる」「今がチャンス」といった刺激的な言葉に踊らされず、信頼できる情報を取捨選択することが大切です。 その上で、自分が「応援したい」「使いたい」と思う暗号資産を保有した方が良いでしょう。 暗号資産と仮想通貨についてのまとめ 暗号資産とは、仮想通貨を含むデータ資産のことで、世界的にも認知されている呼称です。2018年12月に金融庁が呼称の変更を発表したこともあり、今後「仮想通貨」も「暗号資産」と呼ばれる機会が増えていくかもしれません。 暗号資産は、現在の世界をさらに便利にする可能性がある一方で、未だ黎明期のプロジェクトも多く存在しています。可能性とリスクの両方を理解して、自分が納得できる、気に入ったものを選ぶのがよいでしょう。 仮想通貨の販売所・取引所で仮想通貨を購入する際にも、アカウントやパスワードの管理は厳重に行うようにしましょう。

仮想通貨を手に入れるとき、購入や売買によらない方法があるのをご存じでしょうか。 ここでは、マイニングによって仮想通貨を得ている「マイナー」と呼ばれる人々についてまとめています。「マイナーとは何なのか」「誰でもマイナーになれるのか」など、仮想通貨初心者でも理解できるわかりやすい内容となっています。 仮想通貨のマイナーとは? 仮想通貨において「マイナー」と呼ばれる人たちは、どのようなことをしているのでしょうか。 マイナー=仮想通貨の採掘者 マイナーとは、「マイニング(採掘)をする人」という意味です。 仮想通貨のマイニングとは、仮想通貨を送金したり、受け取ったりしたデータを、ブロックチェーンに記録するための計算処理を行うことです。このマイニングをしている人々を「マイナー」と呼んでいます。 マイニングでは取引データを計算し、承認されると新たなブロックチェーンが作られます。ブロックチェーンには、仮想通貨が誕生してから現在まで、すべての取引が記録されているのです。 マイナーは、第三者が行った取引データの計算処理を行う代わりに、計算した仮想通貨を無償で手に入れることができます。すべてのマイナーが仮想通貨を得られるわけではなく、報酬には一定の条件が付与されています。 この作業は、鉱山から鉱石を採掘する行為と似ています。そのため、「マイニング」や「マイナー」という名称となったのです。 流通量に比例してマイナーも必要となる 仮想通貨が流通すれば取引量も多くなるため、多くのマイナーが必要となります。 マイナーにとっても、マイニングしているコインが広く知られ、たくさん買われることはメリットとなります。仮想通貨の価値が上がれば、マイナーが無償で得られるコインの価値も高まるからです。 マイニングにも、設備費やネット環境、電気代といったコストがかかります。このコストよりも、得られる仮想通貨の価値が高ければ、マイナーの利益となるのです。この利益は「通貨発行益」と呼ばれることもあります。 仮想通貨のマイナーは誰でもなれる? ビットコインなどの仮想通貨を、購入することなくマイニングで得るのがマイナーです。マイナーには、誰でもなることができるのでしょうか。 誰でもマイナーになれるがハードルは高め 基本的に、マイナーには誰でもなることが可能です。 ただし、必要な設備とコストがペイできるなら、という条件がつきます。ビットコインのマイニングは、現在莫大な電気代と設備投資が必要となっています。 以前の流通量と比べて、仮想通貨を保有する人が増え、取引量が増大したことも一因でしょう。本質的なところでは、ビットコインのマイニングにおけるプログラムの原因ともいえます。 ビットコインには「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」と呼ばれるアルゴリズムが使われています。PoWは、計算処理能力が高いものを有志に選び、コインを付与する仕組みとなっているのです。 そのため、現在では専門の業者や団体がマイナーとなり、電気代の安価な国に、広大な設備を置いてマイニングしています。 この設備にネット経由でアクセスし、個人マイナーとして参加する方法もあります。海外で作成されたツールを使用しますが、信頼性の危ういものも多く、コイン以上に電気代がかさむなど、利益を上げるのは難しいようです。 ビットコイン(BTC)は8割以上が採掘済み ビットコインのマイニングが進むと、1回に付与されるコインが、あるタイミングで半分となってしまう時期が訪れます。これを「半減期」と呼んでいます。 2018年末時点にて、ビットコインは既に8割以上が採掘済みとなっています。採掘済みのコインの割合が増えるほど、マイニングで付与されるコインは少なくなっていくのです。 この半減期があることで、ビットコインのすべての採掘が終わるまでに、あと100年はかかると計算されています。 採掘がすべて終わっても、取引が続く限り、マイナーは必要です。コインの採掘完了後は、計算した分の取引手数料が得られる仕組みとなっています。 個人マイナーになれる仮想通貨もある ビットコインのPoW以外に、「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」と呼ばれるプログラムもあります。 PoS(プルーフ・オブ・ステーク) PoSは、コインの付与が計算能力では決まらず、コインの保有年数や保有量で決まるプログラムです。 PoSを利用している仮想通貨はまだ少ないですが、PoWに比べると電気代を大幅に削減できます。そのため、個人のパソコンを使ってマイナーとなることも可能です。 PoI(プルーフ・オブ・インポータンス) また、「PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)」というアルゴリズムを採用している仮想通貨もあります。 PoIは、「重要だと認められる有志に、ランダムでコインを付与する」というプログラムです。PoIを採用した代表的なコインに、ネム(NEM)があります。 ネム(NEM)では、一定量のコインを保有するだけで、コインが付与される権利を有することが可能です。これを「ハーベスト」と呼んでいます。ハーベストも、PoS同様に個人参加がしやすいシステムです。 詳しくはこちら:ネム(XEM)のハーベストとは?方法やマイニングとの違いを解説 ネム(XEM)取引の口座開設から購入方法についてはこちら しかし、PoSもPoIもまだまだ導入している仮想通貨は少なく、流通量も大きくありません。PoSやPoIのマイナーになっても、すぐにコインの価値が高まるわけではない、ということは覚えておきたいところです。 仮想通貨とマイナーのこれから 最後に、仮想通貨とマイナーの今後についても見ていきましょう。 ビットコインのマイナーは一部が独占している状態 現在ビットコインのマイニングは、電気代が安い国や広大な土地を有する国で、一部のマイナー企業に半ば独占されている状態です。 これは、ビットコインのマイニングがPoWベースであるためです。PoWは、計算処理能力のある者を優先してコインが付与されるため、必然的に力のある者が独占できる仕組みとなっています。 ビットコインを承認する特定のマイナーが過半数のとき、そのマイナーはビットコインの取引をも操ることができてしまいます。これは「ビットコインの51%問題」などとして、現在も懸念されている問題です。 詳しくはこちら:ビットコイン(BTC)の51%攻撃とは?仕組みや発生リスクについて解説 市場拡大によってマイナーの状況が変わる可能性も PoSやPoIは、「PoWが持つ問題点をなくしたい」と考えた開発者によって作られたアルゴリズムです。PoSやPoIがPoWよりもどの程度優れているのか、PoSやPoIに問題点はないのか、といった検証も進んでいる最中です。 仮想通貨における技術は日々進化し、変貌を遂げています。現在PoWを導入している仮想通貨が他のアルゴリズムへ移行したり、PoWの問題点が解消できる方法が見つかる可能性もあるでしょう。 PoWでも電力を過剰に消費することなく、マイニングが可能な高性能のマシンが登場するかもしれません。 仮想通貨は通貨としての機能だけでなく、各種契約や個人情報に紐づけ、利用することもできる資産です。大手企業と提携したり、利用しやすいアプリが開発されるといった進展次第で、現在の状況が大きく変わることもあるでしょう。 仮想通貨の最新情報と、現在の経済や世界情勢を読み解くことで、仮想通貨全体やマイナーの今後について考察してみるのもよいかもしれません。 仮想通貨のマイナーについてのまとめ マイナーとは、仮想通貨のマイニングを行う人や団体、企業などをさします。ビットコインなど、PoWを採用しているコインでは、マイナーとして通貨発行益を得るのは難しくなってきています。 その一方で、PoSやPoIといったプログラムを利用した仮想通貨も台頭しており、今後の状況によっては、個人マイナーとして活動する人が増えてくるかもしれません。 仮想通貨を保有するなら、「購入して終わり」ではなく、信頼性のある情報に触れていくことが、仮想通貨の将来を読み解く鍵となるでしょう。

仮想通貨の代名詞ともいえるビットコイン(BTC)ですが、将来性に関する検証で「51%攻撃」が話題となることがあります。 51%攻撃とは、どのような脅威なのでしょうか。ここでは、ビットコインの51%攻撃についてわかりやすくご紹介します。 51%攻撃が起こる可能性や注意点などに加え、マイニングの仕組みについても理解できる内容となっています。 ビットコイン(BTC)の51%攻撃とは ビットコインの51%攻撃とは、どんな攻撃なのでしょう。どのような時に起こる可能性があるのでしょうか。 過半数を占めるマイニングで起こるリスク問題 51%攻撃を理解するためには、仮想通貨の「マイニング」というシステムについて知る必要があります。 マイニングとは、仮想通貨のブロックチェーンに、取引を記録する(新しいブロックチェーンを作る)際に行われるものです。マイニングは、誰でも行うことが可能です。 マイニングをすると、ある一定条件のもと、選ばれた者に報酬として仮想通貨が付与されます。ビットコインのマイニングでは、マイニングに成功すると、ビットコインを手に入れることができるのです。 ビットコインのマイニングで承認される「一定条件」は、後述する「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」というシステムによって決められています。 この条件を悪用し、1つのグループが全体の50%を超えてマイニングすると、不正な取引も承認することができてしまいます。これが「ビットコインの51%攻撃問題」です。 51%攻撃についてもう少し詳しく説明するために、PoWの仕組みについてもご説明しましょう。 PoWにおける驚異の1つ PoWとは、仮想通貨のマイニングで、取引記録の承認を決めるためのプログラムのことです。 マイニングは不特定多数によって行われ、承認されたデータがブロックチェーンに記録されていきます。この時、PoWでは「もっとも計算処理を多く行った者を承認する」という条件が機能します。 このPoWが持つアルゴリズムによって、ブロックチェーンのデータは簡単に改ざんできないようになっています。その反面、もし組織的に膨大な計算処理を維持することができれば、その通貨の取引を独占的に支配できてしまうのです。 51%攻撃は、ビットコインだけに限った問題ではありません。例えばライトコインやビットコインキャッシュなどの時価総額の高い仮想通貨にも、PoWのシステムは使われています。 51%攻撃は、PoWが持つプログラムによって生じている脅威だともいえるでしょう。 ビットコイン(BTC)の51%攻撃を防ぐ方法はある? 51%攻撃を防ぐために、解消法や対策について、さまざまな識者が検討や開発を進めています。 51%攻撃を防ぐ方法はあるのでしょうか。また、現実に51%攻撃が発生する可能性は、どのくらいあるのでしょうか。 51%攻撃を防ぐ方法は今のところないが、発生の可能性は低い PoWを採用している限り、今のところはビットコインの51%攻撃を防ぐ方法はありません。 51%攻撃と「承認の条件を計算量におく」というPoWのアルゴリズムは、表裏一体だからです。しかし、実際に攻撃が起こる可能性は、非常に低いだろうと予測されています。 ビットコインのマイニングは誰でも実行可能とはいえ、実際には個人参入が難しいものです。ビットコインのマイニングには、性能の高いコンピューターと多数のマシンを設置する場所に加え、それらを動かすための電力が必要です。マイニングでビットコインを得るためには、莫大な設備投資が必要となります。 そのため、現在ではマイニング業者が設備を整え、組織的にビットコインのマイニングを行っています。もしビットコインのマイニングで、承認を得る業者が50%に近づいた場合、その時点で世界中に広く知られることとなります。 そうなればビットコインの値も大きく下がり、マイニング業者にとってもメリットが少なくなってしまいます。また、電力コストなどを考えても、莫大な計算処理を行ってまで51%を維持するメリットは、極めて少ないといえるでしょう。 PoWに代わるアルゴリズムも開発されている PoWの51%攻撃問題やマイニング時の電気代、個人参入の障壁といった問題を解決するべく、新しいアルゴリズムも登場しています。 代表的なものが「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」です。PoSはマイニングの承認率を計算能力ではなく、コインの保有数や保有年数で決定します。そのため、PoSのマイニングは自宅のパソコンなどでも実行を可能にしています。 PoSは、PoWに追加して「計算処理+保有年数」とすることや、その他ランダムな規則によるマイニングも可能です。PoSを利用している仮想通貨はまだ主流とはなっていませんが、今後PoWのコインがPoSへと移行する可能性もあるのです。 詳しくはこちら:仮想通貨のPoSとは?仕組みからPoWとの違いやデメリットについて解説 51%攻撃は脅威だが、心配し過ぎる必要もない PoWの問題点をカバーするアルゴリズムが開発されたように、将来的にPoW自体がリスクを解消できる可能性もゼロではありません。 51%攻撃によってブロックチェーン上のデータがコントロール可能となる可能性についても、前述の通り非常に低いものです。たとえ51%攻撃が起こりそうになったとしても、そうなる前の段階で、事実は広く周知されるでしょう。 日ごろから仮想通貨の情報を正しくチェックできていれば、「51%攻撃で急にコインがなくなってしまった」という事態になることはないといえます。そういった脅威がある、という知識を持つことは重要ですが、心配し過ぎる必要もないと言えるでしょう。 ビットコイン(BTC)の51%攻撃における注意点 「51%攻撃がすぐに起こる」「ビットコインがなくなってしまう」といった事態は考えにくいものです。ただし、ビットコインを保有する場合、以下のような注意点があることも覚えておきましょう。 51%攻撃が起こると値動きに影響する ビットコインの51%攻撃が懸念される状態になると、ニュースなどで周知されます。それによって、ビットコインの値動きに大きな影響が生じるケースがあるのです。 51%攻撃の脅威が話題となったきっかけに、2013年12月の「Ghash.io」というマイニングプールがあります。当時このプールの計算能力が50%を超えそうになり、ビットコインが大暴落しました。 51%攻撃が起こることはありませんでしたが、「51%攻撃が起こりそうだ」というニュースによって、市場が混乱するリスクの方が大きいでしょう。 最新の情報をよく見ることが大切 51%攻撃は、ビットコインが持つリスクの1つとして有名です。 ビットコインに限らず、仮想通貨自体が新しい技術のため、リスクの種類が変化する可能性もあります。以前脅威であったものが脅威ではなくなり、新たなリスクが登場する、といった動向は、経済や医療、製造業界でも同様です。 仮想通貨は、今後も細かく状況が変化していくと予想されます。常に最新の情報をチェックし、正しい情報であるかを見極めて、振り回されないようにすることが大切です。 51%攻撃についてのまとめ ビットコインの51%攻撃は、マイニングのPoWというアルゴリズムが持つ特性から派生しています。特定の業者が、マイニングの計算処理で過半数に達してしまうと、ビットコインの取り引きを独占できてしまう驚異です。 メリットが少ないため、51%攻撃が実際に起こる可能性は低いですが、起こりそうになった際、値動きへの影響は大きくなります。 仮想通貨を始める際は、正しい情報に触れることが大切です。最新の動向をチェックしつつ、仕組みについてよく理解することで、不要な心配や思い込みによるリスクを避けることができるでしょう。 ビットコイン(BTC)半減期とは?仕組みや日付、価格への影響を解説 Coincheck

仮想通貨についてチェックしていると、聞き慣れない単語がよく出てきて、イメージできずに困ることがありますね。「PoW」も、仮想通貨に興味を持ち始めたばかりの人にとっては、イメージしにくいものでしょう。 ここでは、PoWとは何なのか、PoWの仕組みやメリット・デメリットに加え、PoWの今後や将来性などについてまとめています。仮想通貨の初心者にも難しくないように、わかりやすい言葉でご紹介しています。 PoWとは? はじめに、PoWとはどのようなものなのか、簡単にご説明しましょう。 Proof of Workの略で、ブロックチェーンのシステムの1つ PoWとは、Proof of Work(プルーフオブワーク)の略で、仮想通貨のマイニングにおけるコンセンサスアルゴリズムの1つです。 「マイニングも、コンセンサスアルゴリズムもよくわからない」という方のために、1つ1つ簡単にご説明しましょう。 マイニングとは マイニングとは、仮想通貨のブロックチェーンを新規に作成し、送金などの取引記録を承認する際に機能する、システムのことです。 ビットコインをはじめ、ほとんどの仮想通貨は、このマイニングによって通貨機能を保っています。 コンセンサスアルゴリズムとは また、コンセンサスアルゴリズムとは「承認のための計算方法」といった意味合いで使われます。 マイニングで取引を記録し、ブロックチェーンを生成するための計算処理を行うプログラムのことです。PoWはこのアルゴリズムの1つであり、仮想通貨の誕生から、現在もなお主流となっています。 PoWはビットコイン(BTC)をはじめとする多くの仮想通貨で使われている はじめてこの世に誕生した仮想通貨は、ビットコインです。 ビットコインのブロックチェーンは、PoWによって承認されています。PoWを導入している仮想通貨は、ビットコインだけではありません。 例えば、以下のような仮想通貨が挙げられます。 ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) イーサリアム(ETH)(※今後PoSへ移行予定) イサーリアムクラシック(ETC) モナコイン(MONA) この他にも匿名系仮想通貨など、PoWは多くの仮想通貨で採用されています。 PoWの仕組みと特徴 次に、PoWがマイニングでどのようなはたらきをするのか、仕組みやメリット・デメリットについて見てみましょう。 ブロックチェーンに記録された取引は原則消えない ブロックチェーンには、銀行の台帳のような役割があります。 ブロックチェーンに記録された取引は、ハードフォークなどの特別な場合を除き、消えることがありません。仮想通貨の誕生から現在まで、すべての取引がデータ上に記録されているのです。 より多く計算した者にコイン報酬が付与される このデータへの記録や計算業務を行う第三者は、ネットを介して自身のコンピューターに計算させます。 この計算業務と引き換えに、仮想通貨を報酬として得ることができます。PoWでは、この時に「たくさん計算処理した有志にコインが付与される」という仕組みを持っています。 PoWのメリット PoWのメリットには、以下のようなものがあります。 世界中でいつでもどこでもマイニングできる 仮想通貨のマイニングは、基本的には世界中の誰でも参加が可能です。 送金取引の記録は、国の通貨の場合、送金を依頼された銀行などが、台帳で管理をします。マイニングは、銀行が行う業務をブロックチェーンに記録し、その承認を第三者が行うことで、金額操作といった不正回避を可能にしています。 コインに価値が生まれやすい ビットコインを筆頭に、主要なコインのアルゴリズムは依然としてPoWです。 そのため、マイニング業者やコイン保有者の数も多く、流通や取引が比較的安定しているというメリットがあります。 また、後述する「コストの高騰」というデメリットが、裏返すとコイン自体の価格を押し上げている、ということもできるでしょう。 PoWのデメリット コンセンサスアルゴリズムとしては優秀なPoWですが、以下のような問題点も存在します。 莫大な電気代がかかる PoWの大きなデメリットともいえるのが、電力コストです。 ブロックチェーンの計算処理にかかるコストが高いと、得られる報酬の利益が小さくなってしまいます。現在のマイニング業者は、電気代の安い国を探して設備を整えるといった努力をしています。 電力消費量は、PoWの個人マイニングの敷居を高くしている原因の1つです。 51%攻撃の懸念 ビットコインのマイニング問題の1つが「51%攻撃」です。 これは、PoWのアルゴリズムが「計算能力」によって判定されることによります。万が一悪意のある団体や組織が、ビットコインの50%以上をマイニングした場合、取引の承認権を独占できてしまうからです。 最近では、上記で挙げたコストの高騰により、ビットコインの半数以上を占める速度での計算は実現しないといわれています。報酬よりもコストが大きく上回れば、不正をはたらくメリットがないからです。 PoWの将来性について PoWの仕組みは優秀でメリットもある反面、問題点があることもわかりました。PoWの将来性については、どのように見ることができるでしょうか。 問題点が解消される可能性も 51%攻撃や電力コストといった問題を見過ごすことはできませんが、現状PoWが原因で淘汰された仮想通貨は、まだ出てきていません。 問題点があったとしても運用され、長年に亘り流通していることは、一定の評価に値するでしょう。また、マシンの改良やマイニング環境の変化など、今後問題点が解消される可能性も残されています。 新しいアルゴリズムの台頭 PoWが持つデメリットを解消する目的で、新しいアルゴリズムも既に開発されています。 代表的なものが「PoS」です。PoSは、承認の条件を計算能力に拠らず、仮想通貨の保有量や保有年数によって決定します。PoSは独自にランダム性を持たせたもののほか、PoWに付加する形で使えるものもあります。 現在PoWを採用している仮想通貨が、将来的にPoSへと移行する可能性もあります。個人で仮想通貨を保有する場合、マイニングせず仮想通貨の販売所で購入したり、送金したりといった目的がメインとなるでしょう。 「PoWは古い」「PoSの時代が来る」といった強い言葉に踊らされず、現状やチャートをしっかりとチェックしたいものです。 PoSなど最新の動向をチェックすることも大切 新規に発行された仮想通貨は、PoWよりもPoSの方が増えてきています。しかし、この事実からすぐに「PoWに将来性はない」と結論づけることはできないでしょう。 現状PoWを利用しているコインであっても、最新の動向に合わせて、しっかりと開発されているかが鍵となります。「優秀な開発者を抱えているか」、「大手企業との提携が進んでいるか」といった視点なども必要になるかもしれません。 新しいアルゴリズムがPoWより優れているかどうかは、まさに今後の動向にかかっています。事実、既にPoSが抱えるデメリットを指摘する声もあります。 また、PoSを導入した新規のコインが、どこまで流通するかはわかりません。PoWの脆弱性が問題となるか、問題を解消することができるのか、いずれにしても、仮想通貨の売買には、最新の動向を常にチェックすることが重要です。 仮想通貨のPoWについてのまとめ PoWは、仮想通貨のマイニングにおけるアルゴリズムの1つで、ビットコインなどの主要コインに導入されています。 コストや51%攻撃といった問題点もありますが、PoWが原因で消滅したコインも、今のところ出てきていません。 新しいアルゴリズムとの共存やマイニングの状況、コイン自体の流通など、最新情報をトータルで見ることで、将来性の正しい予測ができるでしょう。 仮想通貨を保有するなら、まずは仮想通貨の販売所・取引所にアカウントを開設し、気に入ったコインを購入するところからはじめます。コインを持っていることで、仮想通貨の生きた情報に触れる機会も多くなるでしょう。