仮想通貨のおすすめ銘柄は?選び方のポイントと目的別の銘柄を解説

「仮想通貨のおすすめを知りたいけれど、どれを選べばいいのか分からない」。そんな方は多いのではないでしょうか。

仮想通貨は目的と投資スタイルで“おすすめの銘柄”が異なります。本記事では【選び方の要点→目的別の代表銘柄】の順に、初めてでも迷わない判断軸を紹介します。

仮想通貨のおすすめは?選び方のポイント

仮想通貨のおすすめは?選び方のポイント

ここでは、仮想通貨を選ぶときに押さえておきたい基本の考え方を紹介します。投資スタイルや目的によって向いている銘柄は異なりますが、次のポイントを意識すると判断しやすくなります。

安心して取引できるかを判断するポイント

仮想通貨の売買には価格変動などのリスクがあるため、取引を始める際はリスクを理解したうえで、取引環境を自分で見極めることが重要です。その一つの判断材料として、金融庁に登録された暗号資産交換業者を利用するかどうかを判断しましょう。

登録業者は、顧客資産の分別管理やシステム監査、情報開示など、一定のルールに基づいて運営されています。無登録の海外サービスを利用すると、トラブル時の補償や法的保護を受けられない可能性があります。

また、同じ仮想通貨でも、取引所によって取り扱い方法や手数料の体系が異なります。「どこで買うか」も安全性の一部と考え、信頼できると判断した取引所を選ぶことが重要です。

取引量や時価総額が大きいか

取引量(流動性)と時価総額は、その通貨がどれだけ市場で信頼され、使われているかを示す指標です。流動性が高い通貨は、売買の注文が成立しやすく、急激な価格変動が起こりにくい傾向があります。

とくに、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は世界的に取引量が多く、基軸通貨としての地位を確立しています。一方で、時価総額が小さい通貨は、少しの売買で価格が大きく動くこともあります。

短期間で大きな利益を狙える反面、リスクも高くなるため、初心者はまず主要通貨を中心に検討するのがよいでしょう。

どんな目的で使われているか

仮想通貨ごとに、「どんな場面で使われるか」は大きく異なります。たとえば、エックスアールピー(XRP)は国際送金をスピーディーに行うために開発され、イーサリアム(ETH)はブロックチェーン上でアプリやNFTを動かす“基盤”として利用されています。また、ゲームやメタバースの分野では、エンジン(ENJ)やサンド(SAND)といった通貨が、実際のアイテムや経済圏の取引に使われています。

このように、通貨が「どんな目的で作られ、どう使われているか」を理解することは、その通貨の将来性や安定性を見極める手がかりになります。投資判断をするうえでの“知識の土台”と考えましょう。

投資の目的に合わせて銘柄を選ぶ

仮想通貨は、短期で利益を狙うか/中長期で資産形成を目指すかによって、選ぶべき銘柄が変わります。

短期では、値動きが大きいアルトコインを中心にトレードするケースもありますが、相場の変動に敏感に対応する必要があります。一方、長期的に積み立てるなら、世界的に流動性の高いビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)が軸になります。

自分がどのスタイルで取り組むかを整理しておくと、ニュースや価格変動にも一喜一憂しにくくなります。次の章では、この「投資目的」に合わせた代表的な銘柄を具体的に紹介します。

投資の目的別に見る代表的な銘柄

投資の目的別に見る代表的な銘柄

仮想通貨にはそれぞれ特徴があり、どんな目的で投資するかによって注目すべき銘柄が変わります。ここでは、長期保有・送金や決済・NFT/ゲーム・将来性重視の4つの視点から、代表的な通貨を紹介します。

長期保有の軸にしたい

仮想通貨を中長期で保有し、じっくり資産を育てたい人も多いでしょう。その場合は、世界的に取引量が多く、認知度が高い通貨を中心に検討するのが基本です。

ビットコイン(BTC)

ビットコインは、2009年に誕生した世界初の仮想通貨です。中央に管理者を置かず、インターネット上で誰もが自由に価値をやり取りできる仕組みとして生まれました。

取引の記録には、ブロックチェーンと呼ばれる分散型の台帳を使います。世界中のネットワークでデータを共有・検証するため、改ざんはほぼ不可能。透明性の高い取引を実現しています。

発行枚数は2,100万枚に制限されており、希少性が保たれることから「デジタルゴールド」と呼ばれることもあります。通貨の価値がインフレなどで下がりにくく、長期的な資産形成の手段として選ばれるケースも増えています。

2025年には、米国での現物ETFの拡大や機関投資家の資金流入を背景に、円建て価格が過去最高値を更新しました。投資対象としての注目度はこれまで以上に高まっており、いまや市場全体を動かす“基軸通貨”としての立場を確立しています。

短期的な価格変動はあるものの、これまでの長期的な成長実績からも、初心者が最初に検討すべき代表的な銘柄といえるでしょう。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムは、ビットコインに次いで時価総額が大きい仮想通貨です。2015年に開発が始まり、ブロックチェーン上で“契約”や“取引”を自動的に実行できる「スマートコントラクト」という仕組みを導入しました。この機能により、イーサリアムは単なる通貨ではなく、世界中のアプリケーションを動かすための「プラットフォーム」として活用されています。

NFTやDeFi(分散型金融)、メタバース関連のプロジェクトなど、多くのサービスがイーサリアムのネットワーク上で構築されており、これらの分野の成長とともに、イーサリアムの利用価値も高まり続けています。

2022年には、大規模アップデート「The Merge(マージ)」によって仕組みが大きく改善されました。従来の「マイニング」方式から、環境負荷の少ない「ステーキング」方式に移行したことで、エネルギー消費量が大幅に削減されています。こうした継続的な技術革新も、イーサリアムが長期的に注目される理由のひとつです。

今後もWeb3やブロックチェーンアプリの基盤として、長期保有の軸に加える投資家が増えると考えられます。

送金・決済を重視したい

仮想通貨は投資だけでなく、送金や決済の手段としても使われています。とくに、送金スピードの速さや手数料の安さを重視する人にとっては、こうした機能に特化した通貨が選びやすいでしょう。

ここでは、国際送金や日常の支払いなど、実際の利用シーンを意識して開発された代表的な通貨を紹介します。

エックスアールピー(XRP)

エックスアールピー(XRP)は、国際送金の効率化を目的に開発された仮想通貨です。リップル社の技術を活用し、銀行や送金業者のあいだで高速かつ低コストな取引を実現します。従来の国際送金では、複数の金融機関を経由するために数日かかるケースもありましたが、XRPを使えば数秒〜数分で完了することが大きな強みです。

また、XRPのネットワークは「リップルネット」と呼ばれ、すでに世界各地の金融機関で採用が進んでいます。日本でもメガバンクが実証実験に参加するなど、送金インフラとしての活用が広がりつつあります。

2025年時点では、国際送金のデジタル化が進む流れのなかで、XRPは「実需に基づいた仮想通貨」として再び注目を集めています。短期の値動きに左右されにくい、実用性の高い通貨を探している人にも適した選択肢といえるでしょう。

ライトコイン(LTC)

ライトコイン(LTC)は、ビットコインをベースに開発された仮想通貨です。2011年に公開され、「より速く、より手軽に使えるデジタル通貨」を目指して設計されました。

ブロック生成の時間がビットコインよりも短く、取引の処理速度が速いのが特徴。取引手数料も比較的安く、日常の少額決済や送金など、実際の支払いでの利用に向いています。

発行上限は8,400万枚で、ビットコインの約4倍。 流通量が多い分、価格の安定性が保たれやすく、長年にわたり堅実な人気を維持しています。

ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれるのに対し、ライトコインは「デジタルシルバー」ともいわれます。派手さはありませんが、安定した技術基盤と実用性から、初めての送金・決済用途として選ばれることが多い通貨です。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコインの仕組みをもとに誕生した仮想通貨です。2017年に、ビットコインの取引処理速度の課題を解消するために分岐(ハードフォーク)して生まれました。

ブロックの容量を拡大することで、1回の処理でより多くの取引データを扱えるようになっています。これにより、送金のスピードが向上し、手数料も抑えられました。実際に、BCHは少額決済や店舗での支払いにも対応しており、日常の決済で使える仮想通貨を目指して開発が進められています。

価格の変動はありますが、安定した送金速度と低コストの取引環境を求めるユーザーに選ばれています。「ビットコインの利便性を高めた通貨」として、今も一定の需要を保つ通貨のひとつです。

NFTやゲームに関心がある

仮想通貨の活用は、金融や送金だけにとどまりません。近年は、NFT(非代替性トークン)やブロックチェーンゲームなど、デジタルコンテンツの分野にも広がっています。ここでは、アートやゲームなどの領域で実際に使われている代表的な通貨を紹介します。

エンジン(ENJ)

エンジン(ENJ)は、ゲームやNFTの開発・取引を支えるために生まれた仮想通貨です。
ブロックチェーン上で「Enjin Platform」という独自の仕組みを提供しており、ゲーム開発者はこのプラットフォームを使って、アイテムやキャラクターなどをNFTとして発行できます。

NFT化されたアイテムは、他のユーザー間で自由に売買・譲渡が可能です。これまでゲーム内でしか使えなかった価値を、ブロックチェーンを通じて現実世界にも広げた点が、エンジンの大きな特徴です。

また、ENJトークンは発行されるNFTの裏付け資産として使われます。これにより、デジタルアイテムの価値が担保されやすくなり、ゲーム内経済の安定にもつながっています。

NFT市場やWeb3ゲームの成長とともに、エンジンの需要も拡大しています。実用性と将来性の両方を兼ね備えた通貨として、エンタメ分野で注目されています。

サンド(SAND)

サンド(SAND)は、メタバースプラットフォーム「The Sandbox」で使われる仮想通貨です。この世界では、ユーザー自身が土地を所有し、建物やアイテムを自由に作ったり、売買したりできます。SANDは、その経済圏の中で取引や報酬の支払いなどに使われる基軸通貨の役割を担っています。

The Sandboxでは、企業やクリエイターが自社の空間を作り、イベントやプロモーションを行う事例も増えています。ゲームを“遊ぶ”だけでなく、“つくって、稼げる”仕組みが整っており、Web3時代の新しい経済活動の場として注目されています。

また、SANDはイーサリアム上で発行されたトークンであり、NFT技術を活用して土地やアイテムの所有権を記録しています。この仕組みにより、デジタル資産をユーザー自身が保有・管理できる点が特徴です。

メタバース市場は今後も拡大が見込まれており、SANDはその中心的な通貨のひとつとして成長が期待されています。エンタメと資産形成の両方に興味がある人にとって、注目すべきプロジェクトといえるでしょう。

アクシー(AXS)

アクシー(AXS)は、ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity」で使われる仮想通貨です。ゲーム内では、プレイヤーが「アクシー」と呼ばれるキャラクターを育成・対戦させ、報酬を得ることができます。AXSはその報酬の受け取りやアイテム取引、ガバナンス(運営への参加)などに利用される主要トークンです。

「遊びながら稼ぐ(Play to Earn)」というコンセプトで人気を集め、2021年〜2022年にかけて世界的なブームを巻き起こしました。その後は価格変動もありましたが、Web3ゲームの先駆けとして現在も開発が継続されています。

Axie Infinityは、ゲーム内経済を現実の価値とつなぐモデルを示したことで、ブロックチェーン技術の新しい可能性を広げました。プレイヤーが時間やスキルを通じて得た価値を、デジタル資産として保有できる点が大きな特徴です。

今後は、ゲーム体験の拡張や他プロジェクトとの連携が進むことで、AXSの利用範囲がさらに広がると期待されています。エンタメ要素と投資性を兼ね備えたWeb3ゲームの代表的な通貨のひとつです。

イミュータブル(IMX)

イミュータブル(IMX)は、NFTゲームやWeb3サービスの開発を支えるブロックチェーン「Immutable X」で使われる通貨です。イーサリアムのセキュリティをそのまま活かしながら、取引の処理速度を高め、手数料を抑える「レイヤー2」と呼ばれる技術を採用しています。

この仕組みにより、NFTの発行や取引を高速かつ低コストで行うことができ、ゲームやデジタルアートの分野を中心に導入が進んでいます。環境負荷が少ない設計も特徴で、カーボンニュートラルを掲げるプロジェクトとして注目されています。

IMXは、ネットワーク上での取引手数料の支払いだけでなく、プロジェクト運営への投票や報酬の受け取りなど、エコシステム全体を支える役割も担っています。

NFTやWeb3市場の拡大とともに、イミュータブルは開発基盤としての存在感を強めています。ゲームやアートなど、デジタル資産を扱うプロジェクトの増加に伴い、今後の成長が期待される注目銘柄のひとつです。

将来性・話題性で注目されている銘柄

仮想通貨市場では、技術の進化や新しいプロジェクトの登場によって、注目される通貨が次々と生まれています。ここでは、開発スピードやネットワーク性能、話題性の高さなどから世界的に注目を集めている3つの通貨を紹介します。

ソラナ(SOL)

ソラナ(SOL)は、処理速度の速さで注目されているブロックチェーンです。1秒間に数千件の取引を処理できる高い性能を持ち、送金やNFT、DeFiなど多様な分野で利用が広がっています。

独自の「Proof of History(履歴証明)」という仕組みを採用しており、トランザクションの順序を効率的に記録することで、従来のブロックチェーンよりも高速な処理を実現しています。

開発者コミュニティも活発で、ゲームやアート、決済など幅広いアプリケーションが立ち上がっています。低コストで高性能なプラットフォームとして、次世代のイーサリアム候補とも言われる存在です。

アプトス(APT)

アプトス(APT)は、Meta(旧Facebook)の開発チーム出身のエンジニアによって立ち上げられたブロックチェーンプロジェクトです。高いセキュリティと拡張性を備え、少ない手数料で高速に取引できる点が評価されています。

開発言語には、金融や公的機関でも採用が進む「Move(ムーブ)」を採用。プログラムの安全性を確保しながら、高速なスマートコントラクト実行を可能にしています。

2023年以降、世界中の投資家や開発者から注目を集めており、NFT・DeFi・ゲームなどさまざまな分野で採用が進んでいます。Web3の新しい基盤として成長が期待されるプロジェクトです。

スイ(SUI)

スイ(SUI)は、アプトスと同じく「Move」言語を採用した次世代ブロックチェーンです。高い処理性能と、ユーザーが使いやすい設計を重視して開発されています。

最大の特徴は、ネットワークの処理を並列化する「並列実行エンジン」にあります。この技術により、複数の取引を同時に処理でき、混雑時でも安定したパフォーマンスを維持します。

NFTやゲームなど、個人ユーザー向けの分野での利用が想定されており、直感的で使いやすいUI/UX設計も注目されています。新しいアプリ開発の基盤として、開発者・投資家の双方から期待を集める通貨です。

仮想通貨を始める前に知っておきたい注意点

仮想通貨を始める前に知っておきたい注意点

仮想通貨は、仕組みを理解し、リスクを踏まえて取り組むことが大切です。ここでは、初心者がとくに気をつけたいポイントを整理します。

価格の変動や流動性に気をつけよう

仮想通貨は、株式や為替よりも価格変動が大きい資産です。市場のニュースや世界情勢の影響を受けて、短期間で大きく値動きすることもあります。初心者のうちは、余裕資金の範囲で少額から取引を始めるのが安心です。

また、取引量が少ない通貨は流動性が低く、思った価格で売買できない場合があります。価格の安定性だけでなく、取引のしやすさも意識して選びましょう。

利益が出たときは税金がかかる

仮想通貨の売却や他の通貨への交換で利益が出た場合は、雑所得として課税対象になります。確定申告が必要となるケースもあるため、取引履歴や損益の記録をしっかり管理しておきましょう。
利益は「売却」や「交換」などで確定した時点で課税されます。取引回数が多い人ほど集計が複雑になりやすいため、Coincheckの「取引履歴ダウンロード機能」などを活用しておくと便利です。

「必ず儲かる」などのうたい文句には注意しよう

SNSやメッセージアプリなどで見かける「必ず儲かる」「自動で増える」といった誘いには注意が必要です。仮想通貨人気を利用した詐欺的なスキームも存在します。

不明なサービスや無登録の業者には資金を預けず、金融庁に登録された暗号資産交換業者を利用することが重要です。登録業者を利用することで、取引に伴うリスクを一定程度抑えることにつながります。

迷ったらCoincheckアプリの「取引ランキング」を参考にしてみよう

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仮想通貨は種類が多く、どれを選ぶべきか迷う人も少なくありません。そんなときは、Coincheckアプリで確認できる「取引ランキング」を活用してみてください。

ランキングでは、実際に取引量の多い通貨がリアルタイムで表示されます。どの銘柄がいま注目されているのかを把握できるため、購入を検討する際の参考になります。

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アプリ下部メニューの[ディスカバー]をタップすると、取引ランキングが表示されます。上位銘柄とそれぞれの取引比率(%)が表示され、銘柄をタップすると詳細(価格推移・概要など)を確認できます。※順位・%は市場動向や取引量に応じて変動します。

気になる通貨を見つけたら、アプリ上で価格推移や詳細情報を確認し、まずは少額から取引を始めてみましょう。少しずつ慣れていくことで、相場の動きや自分に合った投資スタイルが見えてきます。