「暗号資産の取引所って、どういう基準で選んだらいいの?」 「暗号資産の取引を始めるので、おすすめの取引所が知りたい」 この記事では上記のような疑問や希望をお持ちの方に向けて、暗号資産の取引所を選ぶ際にチェックするべき6つのポイントについてご紹介します。 この記事でわかること 暗号資産の取引所選びのポイント おすすめの暗号資産取引所 暗号資産取引所で口座開設をする方法 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産(仮想通貨)の取引所選びのポイントは? 1.セキュリティ体制 2.手数料 3.出来高 4.取扱通貨の種類 5.アプリ・取引ツールの使いやすさ 6.サービスの種類 おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所 取り扱い通貨が豊富 取引画面の見やすさ・使いやすさ アプリダウンロード数、5年連続「国内No.1」 口座開設が簡単でスピーディー 500円から暗号資産を購入できる 2段階認証とコールドウォレットの採用(セキュリティ対策) 多様なサービス 2ヶ月連続BTC現物取引高「国内No.1」 質の高いカスタマーサポート 暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設をする方法 暗号資産(仮想通貨)の取引所選びのポイントは? この記事を読んでいる方の中には、「暗号資産の取引には興味があるけど、どの取引所を利用したらいいのかわからない」という方が多くいらっしゃるかもしれません。 暗号資産取引所を選ぶ際は、以下の6つのポイントに気をつけることで失敗するリスクを軽減することができます。 1.セキュリティ体制2.手数料3.出来高4.取扱通貨の種類5.アプリ・取引ツールの使いやすさ6.サービスの種類 それぞれ詳しく見ていきましょう。 1.セキュリティ体制 暗号資産取引所選びの1つ目のポイントは、「セキュリティ体制が整っている」ことです。 取引所の安全性にはいくつかの要素がありますが、なかでも重要な要素はセキュリティです。取引所は、投資家の財産や個人情報を守る必要があります。 外部からのハッキングやなりすましによるログインなどに対抗するためのセキュリティ対策を講じることは、取引所として必須です。 そのため、ログイン時に2段階認証を採用する、パスワードが複数揃わないと取引できないシステムにするなどの対策を行っている取引所を選ぶ必要があるでしょう。 また、サーバーの安定性やSSL強度も重要な要素になります。サーバーが安定していれば、取引量が増えても取引成立までの時間がかからず快適な取引が可能です。 暗号化通信であるSSLも、強度が高いほうが安全性は高まります。さらに、ユーザーサポートが充実していることも大切なポイントです。 取引や入出金に関する問い合わせにすぐに対応してくれる取引所であれば、初心者でも安心して暗号資産取引を行うことができるでしょう。 2.手数料 2つ目の取引所選びのポイントは、手数料です。 手数料は、取引に応じていくつかの種類に分かれています。売買を行う場合に対応する手数料は、取引手数料です。 売買金額に対して一定率などの手数料設定になっていることが多く、暗号資産の種類によっても手数料水準は異なります。暗号資産取引をする際には、取引手数料コストを考慮した利益計算が必要になります。 また、暗号資産を送金する場合や、日本円を取引所から銀行などに出金する場合も手数料の負担が必要です。 取引所にとって、手数料は利益の増減や顧客の獲得とも関係が深い重要な要素です。そのため、手数料水準は取引所によって異なります。 取引所選びにおいては、複数の取引所の手数料を比較して判断することも重要です。売買のたびに生じる取引手数料の水準が低ければ、数多くの取引を繰り返していく場合でも、過度な手数料負担で悩まずに済むでしょう。 長期的に数多くの取引を行いたいと考えている場合は、コストを重視して手数料水準が低い取引所を選ぶことがポイントです。 3.出来高 3つ目の取引所選びのポイントは、出来高です。 暗号資産の出来高とは、一定期間において取引が成立した金額の累計を指し、基本的には下記のようにチャートの1番下に表示されるものです。 出典元:ビットコイン(BTC)リアルタイムチャートby Coincheck 暗号資産の出来高が多いということは、投資家などがオーダーを活発に出し、取引が次々に成立しているということを意味します。そのため、出来高が多い取引所で取引する場合には、オーダーを出したらすぐに取引が成立する(=自分の好きなタイミングで取引できる)というメリットを受けることができます。 一方で、出来高が小さいというのは、売り手と買い手が少なくあまり取引が成立していない状態を指します。そのため、出来高が少ない取引所で売買する際には、取引成立までに時間がかかってしまう可能性があるので注意が必要です。 暗号資産の出来高とは?具体的な見方と価格予測の方法を徹底解説 Coincheck 4.取扱通貨の種類 取引所選びの4つ目のポイントは、取り扱っている暗号資産の種類です。 暗号資産にはさまざまな種類があります。ビットコイン(BTC)は最初に世に出た暗号資産の元祖であり、取引量が多いことなどが特徴です。 基本的には、ビットコインはどの取引所であっても取り扱われています。注目するポイントは、ビットコイン以外の取り扱い暗号資産の種類です。 ビットコイン以外の暗号資産を、総称してアルトコインといいます。アルトコインの代表格には、イーサリアム(ETH)やエックスアールピー(XRP)などが挙げられます。ほかにも数多くの暗号資産があり、取引所ごとに取り扱っている銘柄は異なります。 初心者のうちは、取り扱い暗号資産の種類が少ない取引所を利用しても、自分が取引したい暗号資産の取り扱いさえあれば問題にならないでしょう。 しかし、取引を重ねていくうちに、さまざまな種類の暗号資産に興味が出てくる可能性があります。 そうなったときに備えて、取り扱い通貨が多い取引所を選んでおくことは有効です。取引できる暗号資産の種類が多ければ、より幅広い取引ができるようになります。 5.アプリ・取引ツールの使いやすさ 取引所選びの5つ目のポイントは、アプリ・取引ツールの使いやすさです。 初心者にとって、操作性の高さは重要なポイントのひとつです。使いにくい取引所を利用してしまうと、間違った注文を出してしまい大きな損失が出てしまう可能性があるからです。 一方、操作性が高いと注文ミスを減らせるだけでなく、スムーズな取引も実現することが可能になります。そのため、取引に慣れていない初心者の方はなるべく使い勝手の良い取引所を選ぶようにしましょう。 6.サービスの種類 取引所選びの6つ目のポイントは、サービスの種類です。 暗号資産取引所の中には、暗号資産の積立投資やNFTの取引など、通貨の売買以外のサービスを提供しているところもあります。「暗号資産のトレードは難しそうだけど、積立投資ならやってみたい」という方や、「NFTの取引がしたい」という方は、サービスが充実している取引所を選ぶようにしましょう。 Coincheckの無料登録はこちら おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所 2014年にサービスを開始したCoincheckには以下のようなメリットがあり、初心者の方におすすめの暗号資産取引所となっています。 取り扱い通貨が豊富取引画面の見やすさ・使いやすさアプリダウンロード数、5年連続「国内No.1」口座開設が簡単でスピーディー2段階認証とコールドウォレットの採用(セキュリティ対策)多様なサービス2ヶ月連続BTC現物取引高「国内No.1」質の高いカスタマーサポート どのような内容なのか、ひとつずつ解説していきます。 取り扱い通貨が豊富 Coincheckでは以下の通貨を含む30種類以上の暗号資産を取り扱っています。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 ※現在、「ETC」の購入・売却を一時停止しております。詳しくはこちら ビットコインは初めて登場した元祖暗号資産として有名です。ビットコイン以外の暗号資産をアルトコインといいますが、XRP(エックスアールピー)とイーサリアムは、長年にわたり時価総額の上位に位置する代表的なアルトコインです。 イーサリアムクラシックはイーサリアムから分かれて誕生した通貨であり、ビットコインキャッシュはビットコインから分岐して誕生しました。 Coincheckで口座を開設するメリットの1つは、上記のような多くの種類の暗号資産を購入できる点が挙げられます。 Coincheckの取扱通貨・銘柄は?各仮想通貨の特徴を徹底解説 Coincheck 取引画面の見やすさ・使いやすさ Coincheckは、すっきりとしたシンプルなデザインを基調に、操作性のいいインターフェースを備えています。そのため、暗号資産取引初心者の方にも使いやすいデザインになっています。 売買や取引に慣れていないうちは、取引所のどこで何をすればいいのか、どうしても迷ってしまいます。メニューが見にくかったり、操作が複雑だったりしては、とても取引どころではありません。大きなストレスになりますし、時間と手間もかかってしまいます。 その点、Coincheckなら操作性のいいインターフェースはもちろん、ヘルプページの内容も充実しているため、初心者の方でも安心してご利用いただけます。 使ってみて実感できる見やすさと使いやすさは、Coincheckの大きな特徴です。 【愛用している国内取引所】No.1を獲得 仮想通貨メディアCoinPartnerが、2021年11月に行った20代〜60代の投資家300名を対象にしたアンケートで、Coincheckが「最も愛用している国内仮想通貨取引所」の1位に選ばれました。 引用:PR TIMES「株式会社CoinOtaku」 Coincheckが多くの方からご愛用いただいている理由としては、以下のようなアンケート結果が出ました。 引用:PR TIMES「株式会社CoinOtaku」 上記3つの理由の他には、「マネックスグループで運営が安定しているから」、「友人や知人にすすめられて」といった意見があるようです。 参考:PR TIMES「【投資家300人にアンケート】愛用しているおすすめの国内仮想通貨取引所!」 アプリダウンロード数、5年連続「国内No.1」 コインチェックが提供する「コインチェックアプリ」は、2023年においてダウンロード数「国内No.1(※)」を記録しました。Coincheckアプリがダウンロード数「国内No.1」を獲得するのは、2019年から5年連続です。 初心者でも使いやすいUI/UXに加え、国内最大級の暗号資産の取扱い数などが支持され、Coincheckアプリは多くの方々にご利用いただいております。 ※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak Coincheckアプリを無料ダウンロードする 口座開設が簡単でスピーディー 暗号資産の取引を行うには、最初に口座開設をする必要があります。Coincheckはスマートフォンで簡単に口座開設ができ、最短1日で取引を開始することができます。 Coincheck(コインチェック)登録方法から使い方までの初心者向けマニュアル Coincheck 500円から暗号資産を購入できる Coincheckでは、暗号資産を500円から購入可能です。 ビットコインやXRP(エックスアールピー)など30種類以上の暗号資産を500円から購入できるので、初心者の方もお試し感覚で安心してお取引いただけます。 2段階認証とコールドウォレットの採用(セキュリティ対策) Coincheckでは2段階認証とコールドウォレットを用いています。 2段階認証とは、ログイン時にスマートフォンに送られてくるコードを打ち込むことでログインする方法で、第三者による不正使用やログインを防ぐことができます。 さらに、Coincheckでは暗号資産の管理にコールドウォレットという方法を用いています。これは、インターネットに繋がっていないウォレットで暗号資産を管理する方法のことです。オフラインで管理するので、不正アクセスなどにより資産が流出するのを防ぐことができます。 Coincheck(コインチェック)の安全性やセキュリティについて Coincheck 多様なサービス 2022年7月現在、Coincheckでは暗号資産取引の他にも以下のようなサービスを提供しています。 Coincheckつみたて Coincheckでんき Coincheckガス 貸暗号資産サービス Coincheck NFT Coincheck IEO OTC取引サービス 上記のような多様なサービスを利用できるので、「暗号資産で積立投資がしたい」、「NFTの取引がしたい」といった方にもCoincheckはおすすめです。 Coincheck(コインチェック)の特徴と6つのサービスを紹介します Coincheck 2ヶ月連続BTC現物取引高「国内No.1」 取引所で売買されている暗号資産の量(取引高)が多ければ多いほど、ユーザーは自分の好きなタイミングや金額で暗号資産を取引できるというメリットがあります。 その点、2022年7月および8月の取引所取引におけるビットコイン現物取引高が2ヶ月連続「国内No.1(※1)」を記録したCoincheckは、ユーザーが安心して暗号資産を売買することができる取引所の1つであると言えるでしょう。 ※1 国内暗号資産交換業者の取引所における2022年7月および8月の月次取引高(現物取引が可能な市場のみ) 自社調べ 質の高いカスタマーサポート Coincheckはアプリの見やすさ、使いやすさだけでなくカスタマーサポートも非常に充実している取引所だと言えるのではないでしょうか。 Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設をする方法 Coincheckで暗号資産の取引を行うには、まず取引用の口座を開設する必要があります。 Coincheckでは、以下の2ステップで簡単に口座開設ができます。 1.アカウント登録をする2.本人確認を行う 口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。 口座開設の詳しいやり方については、こちらの記事をご覧ください。 Coincheck(コインチェック)登録方法から使い方までの初心者向けマニュアル Coincheck
              
            
            
            『※OASIS KYOTO』は、コインチェックが『Decentraland』のLANDに建設中(2022年に一般公開を予定)のメタバース都市です。”2035年の近未来都市”をコンセプトにした「メタバース×NFT」のコミュニティ拠点で、神社仏閣など日本の古都を連想させる街並みになっています。 Decentralandのユーザーは、OASIS KYOTO内に設置されている寺院や商業施設などのイベント施設を散策したり、音楽やアートなどさまざまな分野のアーティストと交流をしたりして楽しむことができます。 この記事では、注目のメタバース都市『OASIS KYOTO』の概要や魅力について解説していきます。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら この記事でわかること OASIS KYOTOとは 利用できる施設・アトラクション ブランドやアーティストとのコラボ情報 Coincheck NFTで「LAND」を購入する方法 現在、「OASIS KYOTO」はプレオープン中です。プレオープンでは、建設中の「OASIS KYOTO」の一部を公開しています。 「OASIS KYOTO」の詳細はこちら。 ※【パートナーを募集中】 コインチェックでは、NFTやメタバースの活用を考えている企業・団体を募集しています。 https://forms.gle/LgmP9GjQgke8RYHn6 Coincheckの無料登録はこちら 目次 OASIS KYOTOとは? Decentraland(ディセントラランド)について 「OASIS KYOTO」プレオープンのお知らせ OASIS TOKYOについて OASIS KYOTOで利用できる施設 さまざまなブランド&アーティストとコラボ決定! 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』 MIYAVI ANREALAGE 水原希子 太田雄貴 NEO TOKYO PUNKS TOMO KOIZUMI OASIS Community PASS NFT(OCP)とは OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の購入方法 Coincheck NFTでDecentralandの「LAND」を購入する方法 Coincheck NFTで購入するメリット OASIS KYOTOに関するFAQ OASIS KYOTOとは? コインチェック株式会社は、コインチェックが保有する『Decentraland』上の土地「LAND」に、2035年の近未来都市『OASIS KYOTO』を制作するプロジェクトを開始しました。 この取り組みは、すでに制作を進めている「OASIS TOKYO」に続き、メタバース上での活動を体験する機会を提供することや『Decentraland』上でのコミュニティ活動の活性化を目的とし、2022年に一般公開を予定しています。 今回建設する『OASIS KYOTO』は、”2035年の近未来都市”をコンセプトにした「メタバース×NFT」のコミュニティ拠点で、神社仏閣など日本の古都を連想させる街並みになっています。 「OASIS KYOTO」ではファッションや音楽、アートを中心に多彩なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 現在、「OASIS KYOTO」はプレオープン中です。プレオープンでは、建設中の「OASIS KYOTO」の一部を公開しています。 「OASIS KYOTO」の詳細はこちら。 OASIS TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck Decentraland(ディセントラランド)について 『Decentraland』は、2015年に創設された「イーサリアム(Ethereum)」ブロックチェーンをベースとしたバーチャルリアリティプラットフォームです。『Decentraland』内の仮想空間でゲームをしたり、アイテムやコンテンツを作成し、売買することが可能です。 また、自身のコンテンツを構築するための仮想土地「LAND」を購入することも可能です。LANDの所有者は、LAND内にオリジナルゲームやランドマークなどのコンテンツを作り、集客することで入場料を得ることができます。 Decentraland(ディセントラランド)のメタバースとは?特徴、遊び方を解説! Coincheck イーサリアム(ETH)とは?今後の展望やアップデートについて解説 Coincheck 「OASIS KYOTO」プレオープンのお知らせ コインチェック株式会社(以下、当社)は、当社がメタバースプラットフォーム『Decentraland』に保有する土地「LAND」に建設中のメタバース都市「OASIS KYOTO」のプレオープンを、以下の通り、決定いたしましたのでお知らせいたします。プレオープンでは、建設中の「OASIS KYOTO」の一部を公開いたします。 プレオープンの詳細 プレオープン期間2022年9月30日(金)15時頃~11月下旬 予定 プレオープン内容プレオープン期間中、「OASIS KYOTO」に来訪いただいた方は次のことを体験いただけます。「OASIS KYOTO」内の先行公開エリアの回遊 プレオープン期間中に開催予定の音楽・ファッションイベント等への参加※イベントの詳細は決定次第お知らせいたしますユーザー同士でのチャットコミュニケーション なお、プレオープン期間中に一定の条件を満たした方に対して来場特典の付与なども予定しております。 詳しくはこちらをご確認ください。 プレスリリース:メタバース都市 「OASIS KYOTO」プレオープンのお知らせ OASIS TOKYOについて 「OASIS TOKYO」は、コインチェックが『The Sandbox』上で開発・展開しているメタバース都市です。メタバース上での活動を体験する機会を提供することや『The Sandbox』上でのコミュニティ活動の活性化を目的とし、2022年中に一般公開を予定しています。 「OASIS TOKYO」は、”2035年の近未来都市”をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点です。日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなどのイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。 OASIS TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ OASIS KYOTOで利用できる施設 OASIS KYOTOには、神社仏閣や出店など京都の街並みを連想させる多彩なイベント施設があり、一人で散策したり、世界中のユーザーと交流したりして楽しむことができます。 ここでは、OASIS KYOTOで利用できる施設の一部をご紹介します。 (※)画像は開発段階のものです。サービスリリース時にはデザインが変更になる場合があります。 清水寺 出店 鳥居 ルーフトップバー メタバースのやり方・始め方については、以下の記事をご覧ください。 メタバースのやり方・始め方!必要な機材やおすすめサービスを紹介 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ さまざまなブランド&アーティストとコラボ決定! OASIS KYOTOでは、さまざまなアーティストやファッションブランドとのコラボレーション企画を予定しています。 2022年9月の時点で決定しているコラボ企画は、以下の通りです。 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』MIYAVIANREALAGE水原希子太田雄貴NEO TOKYO PUNKSTOMO KOIZUMI どのような内容なのか、ひとつずつご紹介していきます。 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』 コインチェックが製作を進める「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、元AKB48の小嶋陽菜さんがプロデュースするアパレルブランド『Her lip to』とのコラボレーション企画を実施することを決定しました。 今後、「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」でファッションショーや展示会などを実施する予定です。 小嶋陽菜氏について 生年月日:1988年4月19日 出身地:埼玉県 2005年にAKB48の第1期メンバーとして活動を開始 2017年4月19日AKB48を卒業 2018年6月20日 プロデュースブランド「Her lip to」オープン プレスリリース:メタバース都市『OASIS TOKYO』、 小嶋陽菜氏プロデュースの『Her lip to』とコラボ決定! MIYAVI 「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、常に世界に向けて挑戦を続ける“サムライ・ギタリスト”であるMIYAVIとのコラボレーション企画を実施することが決定しました。 今後、「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」において、ライブなどの音楽イベントの開催を検討していきます。 MIYAVIについて エレクトリックギターをピックを使わずに全て指で弾くという独自の“スラップ奏法”でギタリストとして世界中から注目を集め、これまでに約30カ国350公演以上のライブと共に、8度のワールドツアーを成功させている。また、アンジェリーナ・ジョリー監督映画「Unbroken」(2016年日本公開)では俳優としてハリウッドデビューも果たした。ジョリーとの縁から2017年には日本人として初めてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使に就任。実際に世界各国の難民キャンプ(レバノン、バングラデシュなど)を訪問。ニューヨークの国連本部にてアフガニスタン難民の女性ラッパーとの共演や、2020年の「世界難民の日」に日本で行われた音楽イベントでメインパーソナリティを務めるなど精力的に活動している。2020年6月、GUCCIがグローバルに展開するコレクション「Gucci Off The Grid collection」の広告に起用される。GUCCIの広告に日本人の著名人が起用されるのは初の快挙。常に世界に向けて挑戦を続ける“サムライ・ギタリストMIYAVI”。今後も彼の活動は止まる事はなく、最も期待のおける日本人アーティストの一人である。 http://myv382tokyo.com https://miyavi.com プレスリリース:メタバース都市『OASIS TOKYO』、MIYAVIとのコラボが決定! ANREALAGE 「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、日本のファッションブランドで、2021年に公開された映画『竜とそばかすの姫』の主人公ベルの衣装デザインを手がけた『ANREALAGE(アンリアレイジ)』とのコラボレーション企画を実施することが決定しました。 今後、「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」において、ファションショーなどのイベントを開催することを検討していきます。 ANREALAGE(アンリアレイジ) デザイナー森永邦彦。1980年、東京都国立市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大学在学中にバンタンデザイン研究所に通い服づくりをはじめる。2003年「アンリアレイジ」として活動を開始。ANREALAGEとは、A REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代、を意味する。2005年東京タワーを会場に東京コレクションデビュー、同年ニューヨークの新人デザイナーコンテスト「GEN ART 2005」でアバンギャルド大賞を受賞。東京コレクションで10年活動を続け、2014年よりパリコレクションへ進出。2015年フランスの「ANDAM FASHION AWARD」のファイナリストに選出される。2017年パリコレ以降の作品を展示した「A LIGHT UN LIGHT」展を国内で開催し、LA及びサンパウロのJAPAN HOUSEにて巡回展を開催、また、ポンピドゥー・センター・メッスやロスチャイルド館、森美術館での展覧会へも参加している。2019年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出。2019年度第37回毎日ファッション大賞受賞。2020年 伊・FENDIとの協業をミラノコレクションにて発表。2021年ドバイ万博日本館の公式ユニフォームを担当。2021年に公開された映画『竜とそばかすの姫』の主人公ベルの衣装デザインを手がける。同10月に開催された、アンリアレイジ2022年春夏パリコレクション「DIMENSION」では、『竜とそばかすの姫』とコラボしたデジタルコレクションを発表、NFTとして販売した。 ANREALAGEコレクション https://www.anrealage.com/collection/100001 竜とそばかすの姫 X ANREALAGE https://www.anrealage.com/work/detail/100007/3589 プレスリリース:メタバース都市『OASIS TOKYO』、ANREALAGEとのコラボが決定! 水原希子 「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、モデルや女優として活躍する傍ら、デザイナーとして自身のブランドを手がける水原希子氏とのコラボレーション企画を実施することが決定しました。 今後、「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」上の一部の空間やアバターを、水原希子氏がプロデュースしていく予定です。 水原希子氏について 女優としてさまざまな映画やテレビ番組出演する傍ら、モデルやデザイナーとしてもマルチに活躍。 デザイナーとして手がけた OPENING CEREMONYとのコラボレーションライン「Kiko Mizuhara for OPENING CEREMONY」は、数シーズンに渡ってリリースされ、ビヨンセやリアーナも着用した。また、COACH×KIKO MIZUHARAのコラボレーションラインにも自ら発案し、クリエイティブに参加した。 自身のブランド『OK』はOffice Kikoの略で、2017年に水原希子が立ち上げたブランドでありクリエイティブスペースである。日本で突如生まれた"ギャルカルチャー"のエネルギーをインスピレーションに、誰しもが自由に自分らしく解放できるスタイルと場を様々なアプローチで追求する。そしてサステナブルな活動を目指している『OK』のオリジナルプロダクトは、全て再生素材や環境負荷の低い天然素材を使用している。 これまで『OK』は、OPENING CEREMONYやFruity bootyなどともコラボレーションラインも発表している。 公式サイト:https://kiko-mizuhara.com プレスリリース:メタバース都市「OASIS TOKYO」「OASIS KYOTO」、水原希子とのコラボが決定! 太田雄貴 「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、国際オリンピック委員会(IOC) アスリート委員・国際フェンシング連盟 理事を務める太田雄貴氏とのコラボレーション企画を実施することが決定しました。 今後、太田雄貴氏とのコラボだけでなく、スポーツ分野においてもメタバースやNFTによる新たな顧客体験を提供すべく、「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」上でのスポーツチームやイベントとの協業を共に推進していきます。 太田 雄貴氏について 小学3年生からフェンシングを始め、日本代表として多くの国際大会に出場し北京オリンピックでは日本フェンシング史上初となる銀メダルを獲得。 2012年のロンドンオリンピックにおいても、フルーレ団体で銀メダルを獲得した。 2016年現役引退後は、日本フェンシング協会の会長を4年間努め、フェンシングの普及やTechnologyを用いた大会演出などに注力する。 現在は国際オリンピック委員会 アスリート委員、国際フェンシング連盟 理事を務める。 プレスリリース:メタバース都市「OASIS TOKYO」「OASIS KYOTO」、 国際オリンピック委員を務めるフェンシングの五輪銀メダリストの太田雄貴氏とのコラボが決定! NEO TOKYO PUNKS 「OASIS TOKYO」及び「OASIS KYOTO」では、サイバーパンクSFをテーマとしたジェネラティブNFTプロジェクト(※)『NEO TOKYO PUNKS(ネオトーキョーパンクス)』とのコラボレーション企画を実施することが決定しました。 今回のコラボでは、「OASIS TOKYO」と「OASIS KYOTO」内にジェネラティブNFTプロジェクト『NEO TOKYO PUNKS』の世界観を表現した展示エリアを制作し、サイバーパンクを思わせるガジェットを装着したオリジナルアバターの制作も予定しています。 (※)ジェネラティブNFT…アルゴリズムや数学的手法などから生まれる偶然性を取り入れ作られるアート作品のNFT。『NEO TOKYO PUNKS』では、クリエイターNIKO24氏が描いた画像をコンピュータープログラムでランダムに組み合わせて作品を自動生成している。 NEO TOKYO PUNKS(ネオトーキョーパンクス)について 「NEO TOKYO PUNKS」は、日本発のジェネラティブNFTプロジェクトです。メタバースが普及した2050年の東京で、富裕層や権力者が支配する仮想空間「ブレインバース」から、失われた東京を取り戻すというストーリー設定の元、サイバーパンクを思わせるガジェットを装着した横顔が描かれたアート作品のNFTを提供しています。 日本の伝統的なSF作品の系譜を想起させるストーリー設定や画風から、国内のみならず海外からも高く評価され、2022年3月26日から27日にかけて行われたプレセール及びパブリックセールでは、2,222体が2分で完売しました。 「NEO TOKYO PUNKS」では、今後メタバース上での3D展開やオーディオメタバース、AIにより自動生成されるジェネラティブ・ストーリーの導入など新たな取組みも予定しています。 公式サイト:https://www.neotokyopunks.com Twitter:https://mobile.twitter.com/ntp_nftofficial プレスリリース:メタバース都市「OASIS TOKYO」「OASIS KYOTO」、日本発のジェネラティブNFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」とのコラボが決定! TOMO KOIZUMI コインチェックが取り組むメタバース都市「OASIS(オアシス)」では、ファッションブランド「TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)」とのコラボレーションが決定しました。 コインチェックは、「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース都市「OASIS」の制作および開発を進めています。現在、『The Sandbox』上に「OASIS TOKYO」、『Decentraland』上に「OASIS KYOTO」、及び『Otherside』上に「OASIS MARS」の3つのメタバース都市を開発中です。 3つの「OASIS」はいずれも一般公開を目指して準備中であり、これらのメタバース都市における「TOMO KOIZUMI」のファッションショーの実施等を目指し、コインチェックと「TOMO KOIZUMI」の両者にて検討を開始しました。ショーの詳細は決定次第、お伝えいたします。 プレスリリース:「TOMO KOIZUMI」、 コインチェックのメタバース都市「OASIS」との連携が決定 「TOMO KOIZUMI」が手掛けるNFTファッションを解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら OASIS Community PASS NFT(OCP)とは OASIS Community PASS NFT(OCP)とは、メタバース×NFTのコミュニティ「OASIS」が発行するOASIS CommunityへのアクセスパスとなるNFTです。 OCPを所有することでOASISコミュニティへの参加が可能となるだけでなく、OASISメタバースへのVIP入場権、オフラインイベントへの招待、関連NFTの優先購入権、OASISマテリアルの二次創作権、ホルダー限定グッズなどが付与される予定です。 そのほかのユーティリティとして、共創の場であるOASISの「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というビジョンから、OCPを保有することでメタバース都市やOASISを題材にした商品・コンテンツの共創/共同開発、音楽・アート・ファッションイベントへの参加などの体験が提供される予定になっています。 OASISのビジョンにならうOCPは、「OASISコミュニティで変化していく豊かな自分」をテーマにアートやコンセプトを作成しており、まだ未完成で発展途上なOASISを共に創りあげる体験を通じて、新しい行動を起こしたい方や自己研鑽に励みたい方など、活力がみなぎる方にコミュニティ参加していただきたいという思いがあります。 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)の購入方法 OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)は、期分け販売をしていく予定です。 第1期販売は5月24日に開始されます。OCPの第1期販売ではCoincheck NFTにて0.05ETHで販売されます。第1期販売での購入上限個数は1個までとなります。 第1期のOCP販売は、「先行販売①」、「先行販売②」、「一般販売」の計三回が行われます。 2回目である先行販売②で完売した場合は一般販売が行われないため、注意が必要です。 「先行販売①」と「先行販売②」に参加するには「確定購入権」、「先行販売②」に参加するには「優先購入権」が必要となります。 これらは、OASIS公式Discordで入手できる機会がありますが、未参加の場合は一般販売を待つ必要があります。 OASIS公式Discord開放の情報等の最新情報についてこちらのTwitterのOASIS公式アカウントで告知いたします。 また、完売後はCoincheck NFTにOCPが出品されている場合、二次流通としてOCPを購入できます。 なお、OCPの第1期販売分が完売するまでは、最長で2023年5月31日までCoincheck NFTでのOCPの出品はできません。 OCPの購入方法については、こちらより詳細をご確認ください。 Coincheck NFTでDecentralandの「LAND」を購入する方法 『Decentraland』のユーザーは、メタバースの土地「LAND」を購入することで、「OASIS KYOTO」と同じようにオリジナルの施設やゲームを作成することができます。 また、そのようにして作成したコンテンツは、NFTとしてマーケットプレイスなどを通じて販売し収益化することも可能です。 ここでは「DecentralandのLANDを所有したい」という方に向けて、Coincheck NFTでの購入方法をご紹介していきます。 NFTの購入方法/始め方!NFT投資で利益をあげるには? Coincheck Coincheck NFTはこちらへ (1)トップページ内「タイトル」から『Decentraland』を選択 (2)購入したいLANDを選択 画面には入庫した全てのNFTが表示されますが、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 (3)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTで購入するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある30種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら OASIS KYOTOに関するFAQ Q. OASIS KYOTOとはどのようなプロジェクトですか? A.OASIS KYOTOは、コインチェックが『Decentraland』のLANDに建設中のメタバース都市です。 Decentralandのユーザーは、OASIS KYOTO内に設置されている寺院や商業施設などのイベント施設を散策したり、音楽やアートなどさまざまな分野のアーティストと交流をしたりして楽しむことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q. OASIS KYOTOではどのような施設を楽しめますか? A.神社仏閣や出店など、日本の古都を連想させる建物や施設をご利用いただけます。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q. OASIS TOKYOはどのようなブランド、アーティストとコラボしていますか? A.2022年9月時点では、以下のブランド、アーティストとのコラボレーションが決定しています。 小嶋陽菜プロデュース『Her lip to』 MIYAVI ANREALAGE 水原希子 太田雄貴 NEO TOKYO PUNKS TOMO KOIZUMI 詳しくはこちらをご覧ください。 ※【パートナーを募集中】 コインチェックでは、NFTやメタバースの活用を考えている企業・団体を募集しています。 https://forms.gle/LgmP9GjQgke8RYHn6 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。
              
            
            
            暗号資産取引をしていく中で、オンチェーンという言葉を聞いたことはあるでしょうか? オンチェーンとは、ブロックチェーン技術における一つの概念であり、ブロックチェーン上に記録される取引、もしくはその仕様のことを指す言葉です。 今回の記事では、オンチェーンに関する今押さえておいた方がいい情報を、初心者の方にも分かりやすく解説します。 この記事でわかること オンチェーンに関する概要 オンチェーンデータの種類 オンチェーンデータを分析する方法 オフチェーンの概要やその仕組み 最後までご覧いただければ、オンチェーンについて理解することができ、自身のトレードにも活用できるようになるかもしれません。 執筆プリズム コインチェックで暗号資産デビュー。その後、メタバースゲーム「The Sandbox」の翻訳担当や暗号資産系メディアでのライター・リサーチャーとして活動を開始。現在もクリプト領域のリサーチを継続しつつ、暗号資産にまつわるデータ解析やオンチェーン分析も行っている。ネット文化全般に詳しい。 Twitter :@prism_cryptos Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産取引におけるオンチェーンとは? オンチェーンの概念 トランザクションとは? オンチェーンの特徴 オンチェーンのメリット オンチェーンのデメリット オンチェーンデータから見る暗号資産市場の動向 オンチェーンデータの分析例①:ビットコイン オンチェーンデータの分析例②:イーサリアム オンチェーンデータの分析方法オンチェーンデータを分析するためのステップ オンチェーンデータの確認・入手方法 有料サイト 無料サイト オフチェーンとは オフチェーンの概要 オフチェーンの大まかな仕組み オンチェーンとオフチェーンの違い オフチェーンの活用例 暗号資産取引所におけるオンチェーンとオフチェーン まとめ 暗号資産取引におけるオンチェーンとは? この章ではオンチェーンの概念を学びましょう。 加えて、オンチェーンと関連のある概念の一つであるトランザクションについても軽く解説いたします。 オンチェーンの概念 オンチェーンとはブロックチェーン技術における一つの概念であり、ブロックチェーン上に記録される取引、もしくはその仕様のことを指す言葉です。 オンチェーンという用語は英語の On-chain が語源であり、「ブロックチェーンの上に乗っている(という仕様)」といったニュアンスを持っています。 以下ではオンチェーンを意識する場面について解説します。 例えば、あなたがとある暗号資産を自身の保有するAアドレスから他者が保有するBアドレスに送金する操作を行ったとします。 この時、当該暗号資産が採用しているブロックチェーン上にその送金額や送金処理を行った時刻が記録され、取引の実行処理が行われます。 このような取引自体を、「オンチェーン上で取引が処理された」と言います。 加えて、この時に生成された情報のことをオンチェーンデータと呼びます。 要するに、暗号資産の送金などの取引がブロックチェーン上にて実行処理されるような仕様そのものをオンチェーン、その取引が記録されたデータのことをオンチェーンデータと呼びます。 トランザクションとは? ブロックチェーンを介した取引そのものをトランザクションと呼びます。 トランザクションは、英語のTransaction(日本語で取引という意味)から名称の由来が来ている言葉です。 ユーザーがトランザクションを発行する際には、多くの情報が組み込まれます。 当該トランザクションの発行日時や必要となった取引手数料(ガス代)、送金したトークンの量などがそれに当たります。 そのトランザクションに関するデータのことを、一般的にトランザクションデータと呼ぶのです。 なお前述したオンチェーンデータという言葉は、トランザクションデータの集合体として使用される場面が多いです。 実際にトランザクションデータを見る方法に関しては、後述のオンチェーンデータの確認・入手方法にて解説しています。 オンチェーンの特徴 オンチェーンはブロックチェーン上で取引を行う上での仕様であると説明しました。 この章では、そんなオンチェーンの特徴をメリットデメリットで解説していきます。 す。 オンチェーンのメリット オンチェーンには、その仕様により実現可能なメリットがあります。 それは、データの透明性(トランスペアレンシー)が技術によって担保されているために改ざんが困難となる点です。 これは言い換えると、トランザクションデータが逐一記録され、その履歴が公のものとなっているが故に異常が発見されやすい、というメリットに帰結します。 これはつまり、ブロックチェーンのメリットに他なりません。 このような背景から、オンチェーンという概念はブロックチェーンという仕組みを考える上で必要不可欠なものだと分かりますね。 オンチェーンのデメリット オンチェーンのデメリットは主に2つあります。 1つ目は、1度でも個人情報といったプライバシーをオンチェーンに記録してしまった場合、消去することがほぼ不可能であるという点です。 このデメリットは、上述したオンチェーンのメリットの裏返しと言い換えることもできます。 改ざんされにくいというメリットがあるために、このような弊害を招きます。 2つ目のデメリットは、ブロックチェーンネットワークの混雑具合によって普段の取引活動にとって不都合な点が生じてしまう点です。 これは現在のブロックチェーン技術が直面している大きな課題でもあり、一般的にスケーラビリティ問題とも呼ばれています。 スケーラビリティとは、拡張性という意味です。 スケーラビリティ問題により発生する事象としては、主に以下の2つが問題視されています。 トランザクション処理の長時間化 トランザクション手数料(ガス代)の高騰 このようなデメリットを解決するために、ブロックチェーン業界ではオフチェーンという技術の開発が盛んになっています。 オフチェーンに関する詳細については、後述のオフチェーンとはにて解説しています! オンチェーンデータから見る暗号資産市場の動向 オンチェーンデータの分析方法が分かったところで、実際のオンチェーンデータを見てみましょう。 ここでは、ビットコインとイーサリアムに関するオンチェーンデータの指標を例示します。 オンチェーンデータを適切に活用することで、暗号資産市場の実態を観察することが可能です。 オンチェーンデータの分析例①:ビットコイン ビットコインは2009年に世界で初めて考案および開発された暗号資産であり、その値動きや技術動向は暗号資産市場全体に大きな影響をもたらしています。 本記事をご覧の方にも、保有していらっしゃる方は多いでしょう。 そんなビットコインに関するオンチェーンデータを見ることで、過去、現在、そして未来の暗号資産市場の行く末を考察できるかもしれません。 本記事では、ビットコインのオンチェーンデータとして代表的な以下の2つの指標を示します。 アクティブアドレス 取引所へのインフローとアウトフロー ビットコインとは?ゼロから分かる仕組みや今後の展望、始め方や買い方までを簡単解説! Coincheck アクティブアドレス (Active Address) まずはビットコインのオンチェーン指標として最も基本的な、アクティブアドレスについて見ていきましょう。 アクティブアドレスとは、特定の期間内においてウォレット間の送受信記録(トランザクションの発行記録)が存在しているアドレスの数を表した指標です。 この指標からは、ビットコインネットワークがどれだけ使われているのか、盛り上がりのトレンドはどのようになっているのか、ネットワークの成長は健全なのか、などを読み取ることが可能です。 引用元:Glassnode Studio 上のグラフは、2009年1月3日から2022年4月26日までの1日ごとのアクティブアドレスの推移を表しています。 黒のラインがビットコインの対数価格の推移、オレンジ色のラインがビットコインのアクティブアドレスの推移です。 こうして見ると、ビットコイン価格の上昇にともなってアクティブアドレスの数も増加傾向にあったことが分かりますね。 このデータを観察する上で注意する点は、カウントされたアドレス数はあくまでウォレットの数を表しているに過ぎず、直接のユーザー数を表している訳ではないという点です。 つまり、1人で複数のアドレスを所有しているユーザーや、複数人のユーザーで1つのビットコインアドレスを管理している、等の事例が反映されず誤差が生じている可能性が高いということです。 しかし、いずれにしてもアクティブアドレスが時を経るにつれて増加しているということは理解できるでしょう。 取引所へのインフローとアウトフロー (inflow and outflow) 次に重要となる指標が、インフロー(inflow)とアウトフロー(outflow)です。 インフローとは外部ウォレットから取引所へ流れる暗号資産の流入量を意味し、アウトフローとは取引所から外部ウォレットへ流れる暗号資産の流出量を意味します。 この指標から理解できる市場心理として インフローが多い時には売り傾向が強い アウトフローが多い時には売り傾向が弱い ということが分かります。 インフローが多いということは、暗号資産を取引所へ送金して売却したい人が多い可能性があるということが分かるからです。 またインフローやアウトフローという言葉は、別のニュアンスで用いられる場合もあります。 「取引所からの」流出や流入という意味合い以外にも、マイナー(マイニング報酬を受け取っているアドレス)やクジラ(大規模な機関投資家)からの流出や流入という文脈もたびたび存在しています。 インフローの概観について理解いただいたところで、以下では具体的なインフローのグラフを例に説明したいと思います。 引用元:Glassnode Studio 上のグラフは、1日ごとのビットコインに関する取引所へのインフローの推移を表しています。データの期間は、2011年8月17日から2022年6月26日です。 黒のラインがビットコインの対数価格の推移、オレンジ色のラインがインフローの推移となっています。 全体的な法則性を見出すことはできませんが、ビットコインの認知度が向上するにつれてインフローの数値が大きくなっていることが見て取れますね。 特徴的なインフローの動きは、図中に赤い矢印で示した箇所です。 インフローの数値が大きい時には売りの傾向が優勢です。 他の日次と比べて非常に大きなインフローが発生している当該データが、2020年3月のコロナショックの影響を顕著に反映していますね。 ネットフロー (Netflow) 加えて、インフローやアウトフローを基に市場心理を反映した指標としてネットフロー(Netflow)があります。 ネットフローは、インフローとアウトフローとの差を取った数値です。 (「インフロー ー アウトフロー」と言う式になっています。) 式から導かれた結果より、ネットフローがプラスであればインフローの方が多い状態、つまりベア市場(弱気相場)であることが分かり、一方でネットフローがマイナスであればアウトフローの方が多い状態、つまりブル市場(強気相場)だと分かります。 以下に取引所へのネットフローのグラフを例示します。 引用元:Glassnode Studio 上のグラフは、1日ごとのビットコインに関する取引所へのネットフローの推移を表しています。データの期間は、2011年8月17日から2022年6月26日です。 黒のラインがビットコインの対数価格の推移、グリーンの棒グラフがプラスのネットフロー、赤色の棒グラフがマイナスのネットフローを意味します。 概して、ビットコイン価格の暴落直前にはネットフローは大きなプラスとなっている傾向が見て取れます。 一方で、ネットフローが大きなマイナスであっても即座に価格が暴騰することは少ないです。その影響が市場に及ぶまでには、一定のタイムラグが存在することが理解できます。 ちなみに、ここまで解説してきたインフロー、アウトフロー、ネットフローという指標は、暗号資産取引所への暗号資産の流入量や流出量を表すものでしたが、その「暗号資産取引所」とはどの取引所を指しているのでしょうか。 答えは、Glassnodeが選別した暗号資産取引所です。 Glassnodeは暗号資産取引所をその影響力に応じてピックアップし、その全ての取引所で起こったトランザクションの数値を合算して上記のグラフが作成されています。 オンチェーンデータの分析例②:イーサリアム イーサリアムは、分散型アプリケーションを開発および利用するためのプラットフォームの名称です。 2013年にヴィタリック・ブテリン氏によって考案されました。 暗号資産市場における時価総額は2位で、その値動きや技術動向はビットコインと同様に暗号資産市場全体に大きな影響をもたらしています。 本記事をご覧の方にも、保有していらっしゃる方は多いでしょう。 以下では、イーサリアムのオンチェーンデータとして代表的な4つの指標を示します。 アクティブアドレス トランザクション数 DEXにおける出来高 NFTの出来高 イーサリアム(ETH)とは?気になる今後の展望やアップデートについてなど基礎から解説します! Coincheck アクティブアドレス (Active Address) まずはアクティブアドレスについて見ていきましょう。 ビットコインにおけるアクティブアドレスと同様に、この指標からはイーサリアムネットワークがどれだけ使われているのか、盛り上がりのトレンドはどのようになっているのか、ネットワークの成長は健全なのか、などを読み取ることが可能です。 引用元:Glassnode Studio 上のグラフは、2015年7月30日から2022年4月30日までの1日ごとのアクティブアドレスの推移を表しています。 黒のラインがイーサリアム(ETH)の対数価格の推移、青色のラインがイーサリアムのアクティブアドレスの推移です。 結果論としては、イーサリアム価格の上昇にともなってアクティブアドレスの数も増加傾向にあったことが分かりますね。 ただし、この事象は相互要因の可能性が非常に高いです。 要するに、イーサリアムの価格が大きく上昇すると、必然的にアクティブアドレスの数も増える、という可能性が考えられます。 一概にアクティブアドレスの数が増加したから価格が上昇した、という一方通行の因果関係ではなく、相互要因の性質である可能性が高いということです。 トランザクション数(Transactions) アクティブアドレスと一緒に、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるトランザクション数の推移も観察してみましょう。 一般的には、トランザクション数が多ければ多いほどブロックチェーンが活発に利用されていることが考察できます。 引用元:Etherscan - Ethereum Daily Transactions Chart 上のグラフは、1日ごとのトランザクション発行数に関する時系列推移を、2015年7月30日から2022年5月31日までのデータ期間で表しています。 前述したイーサリアムのアクティブアドレス数と比較してみると、データの推移がほとんど一致していることがわかると思います。 オンチェーンデータにはこのような相互作用によって発生するデータも数多く存在しているので、オンチェーンデータの分析を行う際には注意しなければなりません。 DEXにおける取引高 次にイーサリアムブロックチェーン上で構築されているDEX(分散型取引所)の出来高(Volume、ボリューム)を見てみましょう。 DEXはDappsの中でも主要なユースケースの一つであるため、トレンドをキャッチアップしておくことは非常に重要です。 出来高とは、ある特定の期間に渡って取引された暗号資産の取引数量のことです。 一般的に市場が活発化している時には出来高は増加し、逆に市場の取引が少ない場合は出来高が減少する傾向があります。 出来高は取引の状況や流動性の重要な指標となります。また多くの場合、価格情報とともに提示されます。 引用元:Dune - DEX metrics 上のグラフでは、月ごとの各DEXにおける出来高を2019年1月から2022年5月までのデータ期間で示しています。 ピンクの領域が顕著に記録されているのが理解できるかと思います。 この領域はUniswap(ユニスワップ)というDEXにおける出来高を表しており、DEXにおける人気でUniswapが圧倒的であることが理解できます。 NFTにおける出来高 最後にNFT(非代替性トークン)の出来高を見てみましょう。 NFTは、DEX同様にイーサリアムブロックチェーンにおける最大のユースケースの一つです。 デジタルデータに唯一性を与えることができるNFTは、ゲーム、会員権や不動産の所有の証明、著作権やアートなどさまざまな分野で実用化が進んでいます。 NFTに関する詳細を知りたい方は、NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介をご覧ください。 引用元:Dune - NFT Market Overview 上のグラフでは、1週間ごとの各NFTマーケットプレイスにおける出来高を2021年5月から2022年5月までのデータ期間で示しています。 なおここで示されているNFTマーケットプレイスは、トランザクション履歴がオンチェーンで管理されているものに限られています。 グラフを見てみると、基本的にはグローバルで競争力のあるNFTマーケットプレイスの一つであるOpenSea(オープンシー)の存在感が強いことが読み取れます。 加えて、全体的なNFTの出来高自体は、2021年の年末から2022年の年初にピークをつけて、その後は安定しているような印象を受けますね。 オンチェーンデータの分析方法 ここまでオンチェーンの概要、実際のオンチェーンデータをご紹介してきました。 オンチェーンの大まかな理解に関しては、ここまでの知識で問題ないと思います。 この章では、オンチェーンデータを実際に分析するための一般的なステップを紹介いたします。 オンチェーンデータを分析するためのステップ オンチェーンデータを分析するためのステップは、大まかに以下の3ステップに分けられます。 ブロックチェーンネットワークに接続し、オンチェーン上のトランザクション履歴を入手する データの集計やグラフ化を行う その資料をもとに過去のオンチェーン上の動き、今後の業界動向、そして自らの投資アイデアを考察する しかしながら、本来この全てを自分一人で行うとなると、かなりの知識と労力が必要です。 現在の暗号資産業界においてはオンチェーンデータの分析は盛んに行われているため、分析を専門としているサイトが上記1,2ステップの作業が完了した状態の結果を公開しています。 つまり、我々はそのようなサイトの恩恵にあやかることで、第3ステップの作業に集中することが可能なのです。 過去の分析や今後の意思決定をデータに基づいて行うために、ぜひともこのようなサイトを活用することをおススメいたします。 オンチェーンデータの集計やグラフ化を行っているサイトについては、後述のオンチェーンデータの確認・入手方法にて解説しています。 Coincheckの無料登録はこちら オンチェーンデータの確認・入手方法 この章ではオンチェーンデータを確認および入手する手法を解説いたします。 オンチェーンデータは基本的に誰でも閲覧できるようになっていますが、1次情報としてトランザクションデータを取得するためには様々なIT知識が必要です。 公開されているデータとアクセスしやすいデータは同義ではありません。 そのため、そのような知識を持たない人たちでもオンチェーンデータにアクセスできるように、多くのサイトにてトランザクションデータを収集してキュレーションされた情報が提供されています。 ここでは、いくつかの外部サイトを紹介します。 有料サイト オンチェーンデータを提供している有料サイトとしては、以下の2つが挙げられます。 Glassnode(グラスノード) Nansen(ナンセン) それぞれの特徴を概観していきましょう。 Glassnode Glassnodeは暗号資産に関するオンチェーンデータを提供しているドイツの会社です。 Glassnodeが提供しているGlassnode Studioというサービスでは、様々なオンチェーンデータや指標が閲覧できます。 上述したBTCに関するオンチェーンデータのグラフは、全てGlassnode Studioからの引用となっています。 Nansen Nansenはシンガポールに拠点を置いている会社で、投資家や機関投資家に対してオンチェーンデータやオンチェーンデータに関する考察を提供しています。 Nansenは純粋なオンチェーンデータの分析に留まらず、2021年になって盛り上がりを見せたDeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)、DAO(自律分散型組織)に関する包括的な分析を行い、多くのインサイトを市場に提供しています。 無料サイト オンチェーンデータを提供している無料サイトとしては、以下の3つが挙げられます。 Dune(デューン) Blockstream Explorer(ブロックストリーム エクスプローラー) Etherscan(イーサスキャン) それぞれの特徴を概観していきましょう。 Dune(デューン) Duneは、ブロックチェーン上のDapps(分散型アプリ)等のオンチェーン情報をユーザーが分析および閲覧できるツールです。 分析に必要なデータはDuneがブロックチェーン上から抽出してくれるため、ユーザーはSQLの操作のみでオンチェーンデータに関する分析やグラフ化を行うことができます。 SQLとは、膨大なデータベースを管理する上で用いられるプログラミング言語(厳密にはデータベース言語と言います)のことです。 Duneでは他のユーザーが作成したオンチェーンデータの分析結果を閲覧できるため、自分が気になっているプロジェクトの分析結果をDune内で探してみると良いかもしれません。 Duneのリンクはコチラです。 Blockstream Explorer(ブロックストリーム エクスプローラー) Blockstream Explorerは、ビットコインに関するトランザクションデータを閲覧することができるサイトです。 提供元はカナダを拠点としているBlockstreamという企業で、ブロックチェーン技術を開発するブロックチェーン企業です。 Blockstream Explorerのリンクはコチラです。 Etherscan(イーサスキャン) Etherscanは、イーサリアムブロックチェーン上のオンチェーンデータを閲覧することができるサイトです。 自らのイーサリアムアドレスに関する情報を入力することで、当該アドレスに関連した時系列データを取得することが可能です。 このような形式でオンチェーンデータを閲覧できるツールのことを、ブロックチェーン・エクスプローラーと呼びます。 ブロックチェーン・エクスプローラーには、イーサリアム以外の別のブロックチェーンの情報を閲覧することができるものも存在しています。 Etherscanのリンクはコチラです。 オフチェーンとは ここまでオンチェーンの概要から使い方まで広く解説してきました。 ここでは、オンチェーンの議論がされる場面で併せて議論されがちなオフチェーンの概念について解説いたします。 オフチェーンの概要 オフチェーンとはオンチェーンの対義語として存在する言葉で、取引をブロックチェーンの外側で処理するような仕様のことを指しています。 オフチェーンという用語は英語の Off-chain が語源である言葉であり、「ブロックチェーンの上に乗っていない(という仕様)」といったニュアンスを持っています。 オフチェーンは先述したスケーラビリティ問題の解消に寄与する技術となっており、ブロックチェーン業界でも大きな技術トレンドとして注目されています。 大まかな仕組み オフチェーンの仕組みは単純なものです。 オフチェーンでは、取引を1回ごとにブロックチェーン上で処理せず、ある程度の数の取引が蓄積された段階でそれらをまとめてブロックチェーン上に書き込みます。 例えば、AさんとBさんが以下のような取引を行ったとします。 AさんがBさんに1BTC送った BさんがAさんに2BTC送った AさんがBさんに4BTC送った 上記のような複数の取引が行われた場合、最終的に ●BさんはAさんから3BTCもらえた という結果になると思います。 オフチェーンは上記の1,2,3の処理を実行した後に、最終的な結果である●をメインのブロックチェーンに伝えることで処理してもらうのです。 つまり、オフチェーンに記録された最終的な取引の結果のみをオンチェーンに伝達することで、何度もオンチェーン上で取引を処理しなくても複数の処理を実行できるという仕組みです。 なお、取引の実行・処理をオフチェーンで行うことでスケーラビリティ問題を解決しようする技術のことをセカンドレイヤー、またはレイヤー2と呼びます。 オフチェーンであるレイヤー2の対比として、ビットコインやイーサリアムといったメインのブロックチェーンのことをレイヤー1と呼びます。 要するに、オフチェーン技術はレイヤー2を用いてレイヤー1の処理速度向上やトランザクション手数料の削減を行うことで、スケーラビリティ問題の解決を目指している、とまとめることができます。 オンチェーンとオフチェーンの違い オンチェーンとオフチェーンの最も大きな違いは、ブロックチェーン上の取引記録においてどの部分を記録するのか、という点です。 要するに、記録するトランザクションデータの取捨選択ですね。 オンチェーンでは、取引の全てがブロックチェーンのネットワークでリアルタイムに記録されていくのに対し、オフチェーンでは、途中の取引はブロックチェーンの外側で処理され最終的な取引の結果だけがメインのブロックチェーンに記録されます。 オンチェーンとオフチェーンのメリット・デメリットは以下の表のようにまとめられます。 基本的にこの2つの技術処理のメリットとデメリットは、表裏一体であることが分かりますね。 オフチェーンの活用例 オフチェーンが活用されているプロジェクトは様々ありますが、ここでは下記の2つを紹介いたします。 ライトニングネットワーク Coincheck NFT ライトニングネットワーク ライトニングネットワークとは、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するために開発が行われているセカンドレイヤー技術です。 レイヤー1であるビットコインのブロックチェーンを使わずにセカンドレイヤー上で決済を完了させることで、BTCを用いた即時決済を可能にします。 BTC支払いの利便性を拡大させる重要なプロジェクトなので、ぜひとも最新の情報をキャッチアップすることをおすすめします。 Coincheck NFT 「Coincheck NFT」でも、オフチェーンが活用されています。 「Coincheck NFT」は、NFTをCoincheckで取扱う30種類以上の暗号資産と簡単に交換できるマーケットプレイスです。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 このNFTマーケットプレイスでは、購入・売却にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料となっています。 加えてもう一点、大きな特徴があります。 従来のNFTマーケットプレイスでは購入対象のNFTが発行されているブロックチェーン上のトークンでしか当該NFTを購入できませんでしたが、「Coincheck NFT」ではオフチェーン技術の活用によりその問題を解決しました。 つまり、イーサリアムブロックチェーン上のNFTをビットコイン(BTC)やリップル(XRP)で購入することができるようになったのです。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck Coincheck NFTはこちらへ 暗号資産取引所におけるオンチェーンとオフチェーン 暗号資産取引所の中で行われる取引は、ユーザーにとっての利便性を確保するためにオフチェーンで管理されています。 オフチェーンで管理されているがゆえに、ユーザーはトレードの時にトランザクション手数料を払ったり、約定するまで時間を要したりするような不便がありません。 暗号資産取引所においてオンチェーンで処理される取引は、取引所から外部のウォレットに対して暗号資産を送金する時の取引に限られます。 一方で、いわゆるDEX(分散型取引所)における取引では、あらゆる取引をオンチェーンで行わざるを得ません。 DEXにおけるトレードでは、トレードを行う毎にトランザクション手数料を支払う必要がありますし、当該トランザクションが成立するまでに時間を要する場合があります。 上記では、オンチェーンとオフチェーンにおける身近な例を提示いたしました。 このような解説によって、オンチェーンとオフチェーンにおけるメリット・デメリットが具体的にイメージできたのではないでしょうか。 Coincheckの無料登録はこちら まとめ 今回の記事では、オンチェーンについて紹介しました。 オンチェーンの面白さや有用性を理解していただけたかと思います。 あらためて、この記事でお伝えしたかった3つの重要事項をまとめてみます。 ◎送金などといった取引がブロックチェーン上にて実行処理されるような仕様そのものをオンチェーンと呼び、その取引が記録されたデータのことをオンチェーンデータと呼ぶ ◎オンチェーンデータは基本的に誰でも閲覧できるようになっているが、1次情報としてトランザクションデータを取得するためには様々なIT知識が必要となる。そのため、知識を持たない人たちでもオンチェーンデータにアクセスできるように、多くのサイトにてトランザクションデータを収集してキュレーションされた情報が提供されている。 ◎オンチェーンとオフチェーンには一長一短があり、それぞれの特徴に応じて使い分けていくことがユーザビリティの観点から重要である。 今後の暗号資産市場の発展をより正確に観測するために、その先行指標ともなり得るオンチェーンの情報を追うことはとても重要と言えます。 もしご関心がありましたら、この記事で挙げたようなオンチェーンデータを閲覧できるサイトにて多くのオンチェーンデータを観察してみましょう。 この記事が、オンチェーンについて知るための参考情報としてお役に立てれば幸いです。
              
            
            
            暗号資産の取引には、いくつか確認しておくべき注意点があります。 この記事では、これから暗号資産の取引を始める方に向けて、確認しておくべき注意点・リスクについて解説します。 この記事でわかること 暗号資産取引における注意点 暗号資産の口座開設は18歳から可能に Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産取引における注意点 注意点①暗号資産の価格変動リスク 注意点②投資詐欺などの犯罪に巻き込まれる場合もある 注意点③セキュリティリスク 注意点④暗号資産にかかる税金について 注意点⑤入出金口座や暗号資産の移転に関するル-ル 注意点⑥暗号資産取引口座は名義人のみ利用可能 暗号資産の口座開設は18歳から可能に 暗号資産取引における注意点 注意点①暗号資産の価格変動リスク 暗号資産は、株や債券といった金融資産に比べて価格変動が大きい傾向があります。価格変動が大きいことは利益が期待できる一方で、同時に損失を抱えてしまうリスクもあります。 暗号資産の取引を検討している方は、暗号資産が他の金融資産に比べて価格変動が大きい傾向があることを認識しましょう。 また、暗号資産取引初心者の方には以下を推奨しています。 少額から始める 余剰資金で投資を行う 高いレバレッジの証拠金取引は行わない 信頼できる情報を集め、知識を身につける 注意点②投資詐欺などの犯罪に巻き込まれる場合もある 暗号資産の中には、詐欺など犯罪に利用されるものがあります。特に、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)で勧誘してきたり、過激な宣伝文句(例:1か月で100倍、など)が使用されている場合には注意が必要です。 悪質な暗号資産を購入しないためには、信頼できる取引所以外は使用しない・公式のニュース以外は慎重に判断するなど、利用者のリテラシーが求められます。 また日本において、暗号資産取引所の運営は暗号資産交換業者登録が必要であり、原則国内取引所の利用しか認められておりません。 仮に、暗号資産の詐欺に遭ってしまった場合や、トラブルに巻き込まれそうな時は、まず信頼できる親族や友人などの第三者や専門機関に相談するようにしましょう。 参考URL : 暗号資産に関するトラブルにご注意ください! - 金融庁 注意すべき暗号資産取引の事例 ①過激な宣伝文句が使用されている 「必ず1ヶ月で100倍になる銘柄」「確実に稼げる、楽に稼げる」等の宣伝がされている場合は要注意 ②暗号資産取引所で売買できない(※)銘柄の購入 取り扱い銘柄は、各暗号資産取引所およびJVCEA(一般社団法人日本暗号資産等取引業協会)の審査を経て決定されるため、審査を通過していない未上場銘柄はリスクが高い傾向がある *銘柄・・・暗号資産の種類 ③セミナー等で特定銘柄の勧誘 悪質な情報商材業者によるセミナーで信頼性が低い銘柄を売りつける事例が散見されるため要注意 また日本において、暗号資産取引所の運営は暗号資産交換業者登録が必要であり、原則国内取引所の利用しか認められておりません。 仮に、暗号資産の詐欺に遭ってしまった場合や、トラブルに巻き込まれそうな時は、まず信頼できる親族や友人などの第三者や専門機関に相談するようにしましょう。 参考URL:https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/04.pdf 注意点③セキュリティリスク 暗号資産を始めるにあたり、「不正ログイン」や「フィッシング詐欺」といったセキュリティリスクを考慮する必要があります。 暗号資産取引所を名乗り「口座が利用停止になった」等のメッセージを送信し、偽のホームページに接続させる方法で、クレジットカード番号などの重要な個人情報を盗み出すフィッシング詐欺には十分注意してください。 フィッシング詐欺の被害を防ぐために、怪しいSMSメッセージに記載されているURL先にアクセスしない、正規のログインページのURLをお気に入り登録し、ログインの際はそこからアクセスすることを推奨します。 また、セキュリティ対策として、二段階認証の設定、誕生日など推測されやすいパスワードを避けて設定することを推奨しています。 注意点④暗号資産にかかる税金について 暗号資産の取引で得た利益にも、税金は発生します。具体的には、給与所得者の場合、年間で20万円を超える利益(他の雑所得などとの合算)が出た場合、雑所得として確定申告を行う必要があります。雑所得は、給与所得などその他の所得と合算して申告します。そのため、暗号資産取引で20万円を超える利益(他の雑所得などとの合算)が出た場合、利益に対して所得税と住民税がかかります。 なお、利益が20万円以下であっても、住民税の申告は必要になります。 ※確定申告等の詳細につきましては管轄の税務署や税理士等にお訊ねいただくか、または国税庁タックスアンサーをご参照ください。 参考URL : タックスアンサー(よくある税の質問) - 国税庁 注意点⑤入出金口座や暗号資産の移転に関するル-ル 暗号資産取引口座への入金・売却代金の振込銀行口座に、第三者名義の銀行口座を指定することはできません。 また、暗号資産の移転(※)を行う場合、送金処理がなされた後に送金をやり直すことは仕組み上できません。送金先アドレスや宛先タグ等の入力間違いには十分注意しましょう。 (※)コインチェックから暗号資産を移転する場合、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策の一環であるトラベルルールに対応するため「送金先サービス名」等を入力することが必要です。 注意点⑥暗号資産取引口座は名義人のみ利用可能 暗号資産取引口座や銀行口座の売買や譲渡は、法律で禁止されています。また、口座を使用できるのは名義人に限り、共同利用(夫婦間や親子間なども含む)、他人への貸与、他者による代理運用等も同様に禁止されています。 Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産の口座開設は18歳から可能に 2022年4月1日(金)に施行された「民法の一部を改正する法律」により、日本における成年年齢が18歳へ引き下げられました。 出典:政府広報オンライン(※2022年4月1日時点) 成年年齢の引き下げに伴い、18歳19歳の方は携帯電話の契約やローンを組むことに対して親の同意が不必要となった一方で、飲酒や喫煙、公営ギャンブルの投票券購入などは従来と同じく20歳以上に限られます。 出典:政府広報オンライン 成年年齢の引き下げに伴って、これまで20歳以上に限られていた暗号資産の口座開設も18歳から可能になりました。18歳19歳で成人に該当する皆様におかれましては、安心・安全にサービスをご利用いただくため、関係各所にて公開されている特設サイトを是非ご確認ください。 成年年齢引き下げ関連サイト ・成年年齢引下げ特設ウェブサイト「大人への道しるべ」 ・動画「1分でわかる成年年齢引下げ」 ・成年年齢引下げに関するパンフレット
              
            
            
            近年の世界的なNFTブームに後押しされるように、いま「NFTアート」が大きな注目を集めています。 2024年のNFT市場全体の取引高は137億ドル(約2兆円)、販売数は約5,000万件となりました。前年から比較すると取引高は19%減少し、販売数も18%減少しています。しかし、2025年は幅広い実用化やセカンダリー市場の盛り上がりにより、NFTの普及は加速すると予想されます。 本記事では、「NFTアートを購入(販売)したい」という方に向けて、NFTアートについてわかりやすく解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 NFTアートとは? そもそもNFTとは? NFTアート流通の流れ 高額で取引されたNFTアートの事例 海外の作品・アーティスト:約27億円 国内の作品・アーティスト:約5,300万円 NFTの始め方・必要なもの NFTアートの作り方 NFTアートの購入方法 Coincheck NFTでNFTアートを購入する方法 NFTアートの売却方法 Coincheck NFTで購入・売却して利益を出す方法 Coincheck NFTで自身で制作した作品を出品・販売する方法 NFTアートの特徴・今後 唯一性:デジタルアートに資産価値を持たせられる 相互運用性:異なるブロックチェーンやマーケットプレイスでも利用可能 不労所得:二次流通時にも収益の一部が作者に還元される 著作権:基本的に作者に帰属する 公共利用:【番外編】地方自治体によるNFTアート 暗号資産取引も可能なNFTマーケットプレイス:CoincheckNFT NFTアートに関するQ&A Q.NFTアートは買ってどうするんですか? Q.NFTアートはオワコンですか? Q.NFTアートは誰でも制作・販売できますか? Q.NFTアートはスマホでも作れますか? まとめ NFTアートとは? NFTアートとは、PCやタブレットなどのデジタルデバイスを使って作られるデジタルアートをNFT化したものです。これにより、デジタルアートに唯一無二の価値を付与できるようになりました。 従来までのデジタルアートの問題は、容易に複製、改ざんができてしまうことです。しかし、NFTアートの登場でデジタルアートの複製や改ざんが理論上では不可能となり、絵画、動画など幅広いジャンルで活用されるようになりました。 そもそもNFTとは? NFT(Non-Fungible Token)は、「代替不可能なトークン」を指します。主にイーサリアム(ETH)やイーサリアム系のブロックチェーン上で構築され、デジタル資産に唯一無二の価値を付与します。 NFTとは?暗号資産(仮想通貨)との違いや活用例を紹介 Coincheck NFTアート流通の流れ NFTアートは、NFTマーケットプレイスで取引されるのが一般的です。マーケットプレイスでは、ユーザー同士でNFTアートと暗号資産を売買・交換します。ユーザーは、取引時に出品手数料や販売手数料などをマーケットプレイスに支払う必要があります。 高額で取引されたNFTアートの事例 2017年に誕生したNFTの市場は、年々目を見張るスピードで拡大してきました。NFTアートの需要も徐々に高まり、長期目線では取引高が増加傾向です。また、NFTアートの中には、数十億円で取引される事例があります。ここでは、高額で取引されたNFTアートをご紹介します。 海外の作品・アーティスト:約27億円 引用:cryptopunks.app 海外のNFTアートで、高額で取引されているプラットフォームは「CryptoPunks(クリプトパンクス)」です。CryptoPunksは24×24ピクセルのドットアートで、世界で10,000体しか流通していないという希少性が特徴です。CryptoPunksでの最高取引額のNFTアートは「#5822」で、約27億円で取引されました。 国内の作品・アーティスト:約5,300万円 引用:From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより) 国内では「手塚プロダクション」が作成したNFTアートが高額で取引されました。漫画界の巨匠・手塚治虫の代表作品を題材としたモザイクアートNFT、「Astro Boy/鉄腕アトム」は、120ETH(当時の価格で約5,300万円)で落札されています。 本作品は、手塚治虫が長年にわたって描いてきた原稿のデータを40,000点以上の小さい正方形に裁断、再配置してお馴染みのキャラクターを描き出しています。 NFTの始め方・必要なもの NFTの取引を始めるには、NFTマーケットプレイスのアカウント以外にも下記が必要です。 暗号資産(仮想通貨)のウォレット 取引する暗号資産(仮想通貨) ウォレットにはホットウォレットやコールドウォレットなど、様々な種類があります。運用目的に合ったものを選ぶといいでしょう。また、NFTマーケットプレイスでは、暗号資産:イーサリアム(ETH)が使われるため、対応しているウォレットかどうかを確認する必要があります。 仮想通貨のウォレットとは?特徴や種類は? Coincheck NFTの購入方法/始め方!NFT投資で利益をあげるには? Coincheck NFTアートの作り方 NFTアートは、NFTマーケットプレイスにデジタルアートをアップロード(NFT化)することで作成できます。デジタルアートは、PhotoshopやIllustratorなどを利用すれば制作可能ですが、この時点ではNFTと紐づいていません。作成後には、NFTマーケットプレイスで作品をアップロードする必要があります。 NFTアートの購入方法 NFTアートを購入する場合には、NFTマーケットプレイスを利用するのが一般的です。NFTマーケットプレイスによっては、運営会社へ販売手数料を支払う必要があります。詳細は、利用するマーケットプレイスの利用規約を確認してみましょう。 Coincheck NFTでNFTアートを購入する方法 購入したいNFTを選択する ホーム画面で、購入したいNFTを選択します。ホーム画面には、全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものを選びましょう。 詳細を確認して「購入確認」をクリックする 購入金額は、出品者が指定した通貨でのみ購入できます。NFTアートの詳細を確認後、「購入確認」→「購入」をクリックすれば、購入は完了です。 Coincheck NFTで購入するメリット 国内でも、様々なNFTマーケットプレイスが増えてきました。各マーケットプレイスの特徴を知った上で、目的にあったものを選びたいものです。弊社が運用する「Coincheck NFT」を利用するメリットは、下記の3つが挙げられます。 ネットワーク手数料がかからない NFTだけではなく、複数の暗号資産が購入できる 秘密鍵の管理を行う必要がない 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する場合には、「ガス代」と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかります。しかし、Coincheck NFTでは、購入時のガス代は不要です。 Coincheck NFTは、暗号資産取引サービス「Coincheck」と一体化しています。NFTの取引だけではなくビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、Coincheckで取り扱いのある暗号資産を売買できます。 また、取引にはCoincheckのNFT専用ウォレットを用います。秘密鍵を管理する必要がないため「秘密鍵を忘れてウォレットが開けない」というトラブルを回避できます。 NFTアートの売却方法 NFTアートを売却する方法は、各NFTマーケットプレイスによって異なります。一般的には下記の内容を設定し、売却(出品)したいNFTアートを決定します。 タイトル 作品の説明 販売方法 価格 販売期間 Coincheck NFTで購入・売却して利益を出す方法 NFTアートを購入・売却して利益を出すには、NFTの価格が上がったときに売却して利益を得ます。NFTの価格は、市場の需要と供給のバランスで決まります。NFTアートの需要が高まったときに売却すれば、大きな利益が得られるでしょう。 Coincheck NFTで自身で制作した作品を出品・販売する方法 Coincheck NFTでは制作したデジタルアートをNFT化し、出品・販売できます。NFTアートの出品・販売方法の流れは以下の通りです。 ①Coincheck NFTにログインし、マイページに移動する ②入庫済みのNFTから、出品したいNFTを選択する ③「売却時に受け取る暗号資産」と「出品金額」を決定する Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck NFTアートの特徴・今後 NFTアートは、従来のデジタルアートの問題点を解決しました。活用方法によっては、新たなビジネス展開が可能です。 唯一性:デジタルアートに資産価値を持たせられる NFTアートの特徴は、デジタルアートに「唯一性」を持たせられることです。従来のデジタルアートはコピーや改ざんが容易で、資産価値が生まれにくいという問題がありました。しかし、NFTアートはブロックチェーン上で保管されているため、コピーや改ざんが極めて困難です。NFTアートの誕生により、デジタルアートは資産価値を生み出せるようになるでしょう。 相互運用性:異なるブロックチェーンやマーケットプレイスでも利用可能 イーサリアムやイーサリアム系のブロックチェーンには、「ERC(イーサリアム改善提案)」と呼ばれる規格が存在します。多くのNFTアートは「ERC721」という共通の規格で発行され、異なるマーケットプレイスやウォレットでも取引が可能です。 不労所得:二次流通時にも収益の一部が作者に還元される NFTを利用すれば、「二次流通時のロイヤリティを得る」「取引数量を制限する」など、不労所得の仕組みを作り出せる可能性があります。「プログラマビリティ」と呼ばれる機能を利用し、システムや資産に様々な機能を付加できるためです。JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)のような著作権を管理する団体を介さずに、手数料を徴収できる可能性があります。 著作権:基本的に作者に帰属する NFTアートの著作権は、基本的に作者に帰属します。著作権者の許諾を得ない限り、NFTアートを複製したり、二次的著作物を作成したりできません。 NFTは法整備が十分にされておらず、法律的な解釈が異なる場合があります。NFT購入時には、マーケットプレイスの利用規約やNFTの詳細情報に目を通し「購入後に著作権や商標権などが誰に帰属するのか」を把握しておきましょう。 公共利用:【番外編】地方自治体によるNFTアート 地方自治体が関係人口創出を目的として、NFTアートを活用する事例も増えてきています。総務省によると、関係人口とは地域と多様に関わる人々を指し、これからは地域づくりの担い手不足を解消するために関係人口の増加が期待されています。 各自治体では、その地域でしか見られない景色や特色をNFTアートとして販売、配布して、地方創生を目指しています。近年では、ふるさと納税の返礼品としてNFTアートを採用する事例も増えてきました。 暗号資産取引も可能なNFTマーケットプレイス:CoincheckNFT 弊社が運営する「Coincheck NFT」は、ユーザー同士でNFTと暗号資産の交換取引ができる国内初のマーケットプレイスです。ネットワーク手数料(Gas代)や複雑な取引方法などの問題を解決し、出品・購入にかかるGas代を無料にしました。Coincheckの口座をお持ちの方はどなたでも、NFTの出品・購入・保管が可能です。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck NFTアートに関するQ&A ここでは、NFTアートに関するQ&Aを紹介します。 Q.NFTアートは買ってどうするんですか? A.NFTアートは「投機目的でしか利用できない」と考えられがちです。しかし、その用途は幅広く、投機やコレクションだけではなくビジネス目的にも使用できます。具体的にはSNSのアイコンとして利用したり、メタバース上の美術館で展示したりする活用方法が挙げられます。 Q.NFTアートはオワコンですか? A.最近では、NFTアートが地域再生や新たなビジネスに展開されるようになったため、NFTアートがオワコンとは断言できないでしょう。2025年現在では課題とされている法整備について、政府が動き始めています。今後、NFTアートが当たり前になる日がくるかもしれません。 Q.NFTアートは誰でも制作・販売できますか? A.NFTアートは、PCやタブレットなどの端末を使えば、誰でも制作が可能です。ただし、元となるデジタルデータを、NFTマーケットプレイスでアップロード(NFT化)する必要があります。NFTアート作成後には、NFTマーケットプレイスで出品してください。 Q.NFTアートはスマホでも作れますか? A.NFTアートはスマホでも作成できます。NFTアートは、デジタルデータをNFTマーケットプレイスでアップロードをするだけです。ディスプレイの大きさにより作業のしやすさは異なりますが、最近ではスマホ上でイラストが描けるアプリも充実してきました。簡単にNFTアートが作成できるでしょう。 まとめ NFTアートは暗号資産(仮想通貨)ウォレット・暗号資産(仮想通貨)・NFTマーケットプレイスのアカウントがあれば、誰でも簡単に作成できます。デジタルアートに唯一性を付与できるため、クリエイターが作品を容易に出品・販売できる環境になってきているといえるでしょう。 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。
              
            
            
            OthersideはBAYC(Bored Ape Yacht Club)、MAYC(Mutant Ape Yacht Club)等のNFTを手掛けるYuga Labsによる注目のメタバースプロジェクトです。 コインチェックの提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」では、2023年10月31日より、昨年6月に販売を行い即日完売した『Otherside』の土地「Otherdeed(NFT)」を数量限定で販売いたします。 「Otherdeed」の販売詳細はこちら。 この記事では、次の項目について詳しく解説しています メタバースプロジェクト「Otherside」の概要 プロジェクト全体の運営方針について 「Otherside」の可能性について Othersideの土地である「Otherdeed」について 「Otherside」の今後の展望について Coincheck NFTでのOtherdeed販売情報 Coincheckの無料登録はこちら 目次 メタバースプロジェクト「Otherside」 Othersideの概要 Othersideの運営方針 Bored Ape Yacht ClubがOthersideに関する最新ムービーを公開 Othersideの可能性 Otherside上のクリエイターツール メタバース内でのコミュニケーションのあり方を刷新 Otherside上でのマーケットプレイスの存在 Othersideの土地「Otherdeed(NFT)」について Otherdeed(NFT)の種類 Otherdeed(NFT)のレアリティ― NFT所有者が参加できるプレイベント『The Voyager’s Journey』 Coincheck NFTの使い方 出品方法 購入方法 Othersideの今後の展望 Othersideの始め方 サインアップ Otherdeedを活用したプロジェクト「OASIS MARS」とは メタバースプロジェクト「Otherside」 OthersideはYuga Labsと、メタバースゲームプラットフォーム『The Sandbox』をはじめ、メタバース・NFT関連のさまざまな企業やプロジェクトを傘下にもつ「Animoca Brands」が主導するメタバースプロジェクトです。 BAYC、MAYCなどのApe系に加え、Meebits、CryptoPunks、CoolCatsやWorld of Womenなどを3Dゲームキャラクターとしてメタバース内で利用することができます。 Othersideの概要 Othersideを一言で説明すると、自由度の高いメタバースプラットフォームだと言うことができます。 プラットフォーム内では、ゲームプレイ、創作活動、他プレイヤーとの対戦、といったユーザー体験が提供される予定です。 将来的に、コミュニティの貢献によってOthersideメタバースの可能性を拡大させていく計画で、そのためのツール類はニーズに応じて継続的に供給されるようです。 以上の説明より、OthersideはUGC(ユーザー生成コンテンツ)ベースのメタバースプロジェクトだとご理解いただけたと思います。 The Sandboxといった他のメタバースプロジェクトと同様の形式ですね。 The Sandboxについて詳細を知りたい方は、 「The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説」をご覧いただけますと幸いです。 Othersideの運営方針 メタバースプロジェクトにおける運営方針は、ユーザー体験を左右する重要な要素の一つです。 Othersideはライトペーパー(プロジェクトの計画書のようなもの)にて、以下の3つの運営方針を宣言しています。 1.コミュニティのために、コミュニティによって開発されるメタバース 2.真の所有権と相互運用性の保障 3.インセンティブとサポート体制の充実 以下に、それぞれの方針について簡単に解説します。 1番目の方針については、概要でも触れたとおりです。UGC型のプロジェクト運営により、コミュニティに寄り添った世界観の構築を目指しています。 2番目の方針は、Otherside内におけるNFTにまつわる方針です。後述するOtherside上の土地NFTである「Otherdeed」が、ゲームへのアクセス権やOthersideメタバースを共に形成していくための権利、そしてもちろん土地の所有権、管理権になることを担保すると明言しています。加えて、NFTの相互運用性(インターオペラビリティ)にも言及しています。将来的に、Othersideとは直接関係のない外部プロジェクトのNFTをOthersideメタバース上に持ち込み、何らかの機能を付与することができるようにすると明言しています。 そして3番目の方針で、十分なインセンティブとサポートの提供を掲げています。メタバースを維持、拡大するために必要なコミュニティメンバー(ユーザー、デザイナー、エンジニアなど)へのインセンティブ、および教育などのサポートの提供を、プラットフォームとして約束すると宣言しています。 Bored Ape Yacht ClubがOthersideに関する最新ムービーを公開 2022年9月2日にBored Ape Yacht ClubがYoutube上でOthersideに関する最新の動画を公開しました。 この動画では、それまで素性が明らかになっていなかった『KODA』についてスポットが当てられています。 Othersideの可能性 Othersideの運営から公開されている情報によると、Othersideは今後以下の3点の発展を遂げると記述されています。 Othersideでのクリエイターツールの充実 メタバース内でのコミュニケーションのあり方を刷新 Otherside上のマーケットプレイスの存在 上記に挙げたものはまだ開発段階であることは留意すべきですが、もし3つとも実装が成功すれば、Othersideは他のメタバースプロジェクトとは一線を画す存在となると予想できます。 ここからは、それぞれの内容について解説していきます。 Othersideでのクリエイターツールの充実 Othersideには、ODKと呼ばれるクリエイターツールが用意されています。 ODKはOtherside Development Kitの略です。ODKの存在により、ユーザーはOthersideメタバース上での相互運用可能なコンテンツを作成することが可能となるのです。 ユーザーが生成したコンテンツ(オブジェクト)には、機能、ビジュアルの付与が可能となっています。 例としては、椅子として作成したオブジェクトに座ることができる機能を付与する、2Dオブジェクトないしは3Dモデルとしてのビジュアルを付与する、といったイメージです。 ODKは前述したメタバーステクノロジー企業であるImprobableが開発しているエムスクエアード(MSquared)と呼ばれるネットワーク上で開発されています。この技術は、メタバースにおける相互運用性を最大化し、アイテムやユーザー情報などを相互接続可能にするために開発されています。 ODKを使用して制作された全てのコンテンツは、将来的にOthersideメタバースのみならず、エムスクエアードを通して開発された他プロジェクト、外部のメタバースプロジェクト内で使用できるようにサポートされる計画となっているようです。 メタバース内でのコミュニケーションのあり方を刷新 Othersideでは、誰もが同時に集まってコミュニケーションがとれるようなプラットフォームの構築を目指しています。 Othersideは、メタバース内コミュニケーションにおける以下の3つの技術的挑戦を行うと宣言しています。 1.何千ものユーザーを一箇所に集められるようなクラウドネットワーク技術、およびレンダリング技術の開発を行う 2.数千のユーザー同士が、個別的かつリアルタイムなボイスチャットを行えるようにする 3.使用しているデバイスに制限されないアクセシビリティを実現する 以上3点について、簡単な解説を付け加えます。 まず1つ目の挑戦について、ここで挙げられているクラウドネットワーク技術、レンダリング技術は、両者共にプレイ環境やグラフィックの描画をスムーズにするための技術です。多くのユーザーをメタバース内に収容、および描画するためには性能の向上が不可欠な部分となっています。 2つ目の挑戦は、現行のメタバースプロジェクトに数千人のユーザーが同時に会話できるような性能が整っていないという背景から想起されています。 3つ目の挑戦はイメージがしやすいと思います。現行のメタバースプラットフォームはマシンへの要求スペックが高く、高性能なゲーミングPCを持つユーザーでなければアクセスすることが難しい状態です。Othersideはそのような問題点を改善し誰もがアクセスしやすいメタバースを実現するために、ウェブブラウザ、スマートフォンといったチャネルを開拓することを宣言しています。 上記3つの挑戦に当たり、Othersideの運営は2020年からメタバース専門のテクノロジー企業であるImprobable社とのパートナーシップを結びました。 もし上記3点を実現することができれば、他のメタバースプロジェクトと比較して技術的側面において一歩抜きんでることができるでしょう。 詳細については、Othersideのライトペーパーをご覧いただけますと幸いです。 メタバースのやり方・始め方については、以下の記事をご覧ください。 メタバースのやり方・始め方!必要な機材やおすすめサービスを紹介 Coincheck Otherside上のマーケットプレイスの存在 Othersideにおけるあらゆるものを購入することができるマーケットプレイスである「The Agora(ザ・アゴラ)」の構築が計画されています。 ザ・アゴラでは様々なモノが取引可能であり、Otherside上に存在する天然資源から、先述したODKでユーザーによって生み出されたモノなども、その対象となっています。 ザ・アゴラは、Othersideメタバース上の経済活動に参加する上で最も効率的な場所になることが計画されているようです。 Coincheckの無料登録はこちら Othersideの土地「Otherdeed(NFT)」について 「Otherdeed(NFT)」は20万区画で構成されたOtherside上の土地を指します。 2022年3月のデモ動画が公開から注目を集め、2022年4月のローンチ初日に行われた「Otherdeed」の販売では購入希望者が殺到するあまり、イーサリアムブロックチェーンにまで影響を与え、運営チームが謝罪する事態にまで発展しました。 初日に売り出された5.5万区画の「Otherdeed」は、KYC(個人認証)が必須、1ウォレット2つまでといった購入制限があるなか、当日に完売、売上は410億円以上を記録しました。 Otherdeedの種類 引用:Otherside Otherdeedは以下の異なる5種類の土台から形成されています。 INFINITE EXPANSE COSMIC DREAM RAINBOW ATMOS CHEMICAL GOO BIOGENIC SWAMP Otherdeedのレアリティ― KODA 引用:Otherside Otherdeedの全区画の10%には「KODA」と名前の付いたOthersideを代表するキャラクターが存在します。割合の低さから、他の土地と比べ高額で取引されているケースがあります。 RESOUCES 引用:Otherside Otherdeedには4種類の資源「アニマ」「オーレ」「シャード」「ルーツ」が存在し、それらを採取して利用することができます。また、4種類の資源には3段階のレアリティが付与されています。 ARTIFACTS  引用:Otherside Otherdeedに一定の割合で配置されているアイテム。 現時点で用途や割合は不明。 NFT所有者が参加できるプレイベント『The Voyager’s Journey』 引用:Otherside The Voyager’s Journeyとは、リリース前のOthersideを体験できるというデモプレイイベントのことです。 Othersideでは、先行販売を行なっていた約4,500個のOtherside上の土地 NFT(Otherdeed)所有者を『Voyagers(ボイジャーズ)』と呼称し、Voyagersに対してリリース前のOthersideをプレイすることができる権利を与えました。 The Voyager’s Journeyの目的は、参加したVoyagersのゲームプレイにおけるフィードバックを開発に活かすことであり、実際に7月18日に開催された初のデモプレイイベントFirst Tripでは、多くのSNSでメタバース上でのデモプレイが公開され反響を呼んでいました。 Coincheck NFTの使い方 Coincheck NFTでは『Otherside』のOtherdeedを売買することができます。ここでは出品方法と購入方法を紹介します。 以下の記事では画像付きでCoincheck NFTの使い方を詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck 出品方法 (1)出品する場合、まずは「マイページ」に移動します。 (2)マイページ内の出庫済みのNFTから、出品したい商品をクリックします。 (3)出品するアイテムの内容を確認し、問題がなければ「出品」をクリックします。 (4)購入された際に「受け取る通貨」を選択し、出品金額を入力してから「出品」をクリックします。以上で出品手続きは完了です。 購入者は、出品者が「受け取る通貨」で選択された通貨でのみ購入することができます。 Coincheck NFTの利用方法は、以下の記事で詳しく解説しています。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck 購入方法 まずはHome画面より購入したいNFTを選択します。Home画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 金額は出品者が選択した通貨が表示されています。 購入はCoincheckで取り扱っている通貨から選択することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、購入は完了です。 Othersideの今後の展望 Otherside運営は、イーサリアムネットワーク全体の混雑を避けるために、独自チェーンを開発することを視野に入れているようです。 コチラのYuga Lab公式Twitterでのツイートで、その意思が確認できます。 独自チェーン上でOthersideが稼働し始めれば、イーサリアムブロックチェーンを利用することで発生するサードパーティリスクを避けることができます。 この動向はOthersideにおけるユーザー体験に直結してくる内容であるため、注意深く今後のアップデートを追う必要があるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら Othersideの始め方 ここからはOthersideの始め方について解説していきます。 現状Othersideのメタバースは一般リリースを開始していないので、まずは一緒にアカウント作成だけしておきましょう。 サインアップ Othersideへアクセスしてサインアップしてみましょう。 アカウント作成に使えるウォレットは「Metamask」と「Coinbase Wallet」「Wallet Conect」の3種類ありますが、最初は日本語サポートを行っている「Metamask」で接続するのがおすすめです。 2022年9月の現時点では、まだOthersideプロジェクトはローンチしていないのですが、公式サイトのライトペーパーに目を通し、先にOtherdeedを購入して公式からの発表を楽しみに待ちましょう。 Othersideを活用したプロジェクト「OASIS MARS」とは 『※OASIS MARS』は、コインチェックが『Otherside』上のOtherdeedに建設中のメタバース都市です。”2035年の火星”をコンセプトにしており、『OASIS TOKYO』や『OASIS KYOTO』と同様に様々なアーティストや著名人、ブランド等とコラボレーションすることで、メタバースと NFTを掛け合わせた新たな顧客体験やデジタル経済圏を創出することをビジョンに持っているプロジェクトです。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら
              
            
            
            「最近『NFTファッション』が注目されているけれど、どんなものなの?」 「NFTファッションを自分でも購入したり、作って販売したりしたいけれど、どうすればいい?」 そのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。 「NFTファッション」とは、デジタルデータとして作成されたファッションアイテムに、NFTを結びつけることで「唯一性」を持たせたものです。 メタバース(仮想空間)やゲーム、SNSなどにおいて、アバターやキャラクターが着用したり、コレクションしたり、二次流通で利益を得たりと、さまざまな楽しみ方、活用法が期待されています。 このNFTファッションには、以下のような特徴やメリットがあります。 NFTファッションの特徴・メリット コピー品を抑止できる ファッションの自由度が広がる 二次流通時にもブランドやデザイナーにロイヤリティが発生する サステナブルなアイテムである オリジナル製作者の権利と利益を守れること、地球にやさしいことなど、時代のニーズにマッチしている点も注目を集める理由でしょう。 そこでこの記事では、NFTファッションに関してさまざまな視点から解説していきます。 まず最初に、NFTファッションの基礎知識を身につけましょう。 NFTファッションの概要 NFTファッションの特徴・メリット経済産業省の実証実験 その上で、実際にNFTファッションを楽しむ方法を知ってください。 NFTファッションの事例 NFTファッションの購入方法NFTファッションの作り方・販売方法 最後まで読めば、NFTファッションについて知りたいことがわかるでしょう。 この記事で、あなたも気軽にNFTファッションを楽しめるよう願っています。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 NFTファッションとは NFTファッションの概要 NFTファッションの特徴・メリット 経済産業省による実証実験 NFTファッションの事例 Joyfa TOMO KOIZUMI 映画『竜とそばかすの姫』コラボ バーチャルブランド「RTFKT(アーティファクト)」 ドルチェ&ガッバーナ バーバリー ジミー・チュウ NFTファッションの購入方法 暗号資産取引所に口座を開設する 取引所で暗号資産を購入する ウォレットをマーケットプレイスに同期させる マーケットプレイスで欲しいNFTファッションを購入する NFTファッションの作り方・販売方法デジタルファッションをつくる デジタルファッションをNFTマーケットプレイスにアップする まとめ NFTファッションとは NFTへの理解が進み、音楽やアートの分野ではデジタル作品をNFT化して売買する例が増えていますが、その最新トレンドとして「NFTファッション」が注目されています。 そこでまずは「NFTファッション」とは何か、その特徴や現状について知っておきましょう。 NFTファッションの概要 ご存じのように「NFT」とは「Non Fungible Token」の略で、ブロックチェーン上で発行されるデジタル資産の一種です。 日本語では「代替不可トークン」「非代替性トークン」とも呼ばれ、従来は無限に複製可能だったデジタルデータに対して、「唯一性」を付与できるのが特徴です。 この仕組みをファッション分野にも取り入れたのが「NFTファッション」です。 メタバース(仮想空間)やゲーム、SNSなどにおいては、アバターやキャラクターが着用したり、コレクションして楽しむための「デジタルファッション」が流通していますが、これとNFTを結びつけることで、デジタルデータとしてのファッションアイテムに「唯一性」を持たせることができるわけです。 そのため、「LOUIS VUITTON」「GUCCI」「DOLCE&GABBANA」といったハイブランドもNFTファッションに参入して、コレクションを展開し始めているのが現状です。 NFTファッションの特徴・メリット では、一般的なデジタルファッション、またはリアルなファッションアイテムと比較して、NFTファッションならではの特徴やメリットとは何でしょうか? それは以下の4点です。 コピー品を抑止できる ファッションの自由度が広がる 二次流通時にもブランドやデザイナーにロイヤリティが発生する サステナブルなアイテムである くわしく説明しましょう。 コピー品を抑止できる まず第一に、NFTの最大のメリットである「唯一性」により、コピー商品が出回るのを抑止することができます。 人気ブランドやハイブランドのファッションアイテムにはコピー品が横行し、真贋の判別が難しいという問題がありました。 が、NFTファッションは、NFTトークンを紐づけることで「この1点がオリジナル作品である」ということを証明・確認することが可能です。 そのため、コピー品を作っても「本物」と偽って販売することが困難になり、偽造防止につながるのです。 これは、ブランド側が利益を侵害されることを防ぐことができるだけでなく、買い手側にとっても、以下のようなメリットとなります。 ・オリジナルかコピーかの区別が容易につくので、偽造品を買ってしまうリスクがなくなる・そのデザイナー、ブランドの「唯一のオリジナル品を所有したい」というコレクター心理も満たされる ちなみに、このメリットはデジタルファッションに限ったものではありません。 リアルなファッションアイテムに、NFTデータが読み取れるタグやQRコードなどをつけることで、「これが唯一のオリジナルです」と証明できるようになりますので、コピー品との区別が容易になるでしょう。 二次流通時にもブランドやデザイナーにロイヤリティが発生する リアルなファッションの世界では、購入したアイテムにプレミアがつき、高額で売買されるケースがよくあります。 ハイブランドのバッグや時計、スニーカーなどが販売価格の数倍、数十倍で転売されるのがその一例です。 が、このように二次流通によってアイテムの価値が高まっても、それを生み出したデザイナーやブランド側は最初に定価で販売した際の利益以上のものは得られません。 それに対してNFTファッションでは、二次流通においてもデザイナーやブランド側にロイヤリティを還元するように設定することが出来ます。 これは、NFTの取引履歴がブロックチェーン上ですべて公開され、照会できるという特性があるため可能になったことです。 転売が繰り返されると、そのたびにデザイナーにロイヤリティを還元するプログラムを組めばよいのです。 コレクションに適している また、ファッションにはコレクションアイテムという側面もあります。 スニーカーなどは、何十足も集めておきながら、一度も履かずに箱にしまっておくコレクターも多いでしょう。 が、似たようなものを多数集めて、実際には着用せず飾っておくという行為は、近年重視されている「SDGs」「地球にやさしい持続可能な暮らし」に逆行するものだとも考えられます。 その点NFTファッションは、リアルな素材を用いないため、無駄な廃棄物や有害物質を生むことがなくサステナブルなアイテムです。 また、NFTファッションはデジタルデータで実体がないため、どれだけたくさんコレクションしても保管場所をとりません。 コレクターは、集める対象をリアルなアイテムからNFTファッションにシフトすることで、ムダをなくした環境にやさしいコレクションを実現することができるのです。 経済産業省による実証実験 このように、メリットと可能性の大きいNFTファッションに、国も注目しています。 今年(2022年)3月、経済産業省は「アート × ブロックチェーン」事業に取り組むスタートバーン株式会社への委託事業として、ある実証事業を展開しました。 ファッション業界における展示会の高度化を目指し、以下の3タイプのファッションアイテムを同時に展示販売したのです。 ① デザイナーがデザインした「一点もののアイテム+NFT」 ② ①と同デザインの「デジタルファッションアイテム(3DCGデータ)+NFT」 ③ ②を購入者のポートレート写真と合成した「合成写真データ+NFT」 この事業には、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」や「TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)」など5ブランドが参加し、二次流通でのロイヤリティ還元も行われます。 これは、経済産業省が「ブロックチェーン技術を活用し、二次流通において商材に関する情報の真正性と信頼性を担保しながら、制作者への収益還元に関する取組の実証事業」として公募した令和3年度「展示会等のイベント産業高度化推進事業(展示会等における流通・取引の高度化実証事業)」に応じた企画の中から採択されたものです。 デザイナーやクリエイターの権利と利益を守る新しい技術として、国もNFTの活用を探っている段階です。 Coincheckの無料登録はこちら NFTファッションの事例 ここまでNFTファッションの特徴や現状について説明してきましたが、では実際にどのような作品があるのか、どのようなデザイナーが参入しているのかを知りたいでしょう。 そこでこの章では、NFTファッションの具体的な事例から、いくつかピックアップして紹介しておきます。 Joyfa Joyfaは最先端のAI・CG技術を元に、デジタル上に存在するファッション(デジタルファッション)のエコシステムを開発する会社です。 ”Bring Joy To Fashion” (ファッションに新しい楽しさをもたらす) をミッションに掲げ、現在AR・AI・NFTといった最先端技術を活用した、デジタルスニーカーのエコシステムを構築しています。また、世界的に有名な日本のファッションデザイナー『TOMO KOIZUMI』のラッフルドレスのデジタル化なども手がけました。 JoyfaのNFTスニーカーは、今後リリースを予定しているARアプリにおいてデジタル上での着せ替えやInstagram連携による着せ替え画像の投稿等が可能となる予定です。 Coincheck NFTでは、6月9日よりJoyfaが提供するNFTスニーカーの取扱いを開始しました。取扱いの詳細はこちら。 TOMO KOIZUMI 「TOMO KOIZUMI」は、2021年東京オリンピックでは国歌斉唱を務めたMISIAさんの衣装を担当するなど、世界の舞台で活躍するドレスデザイナー小泉智貴氏が立ち上げたファッションブランドです。 「1-3. 経済産業省による実証実験」で紹介した実証事業にも参加した「TOMO KOIZUMI」は、Coincheck NFTにおいてNFTドレス6作品を今年(2022年)2月に発売しました。 購入したドレスは、デジタル上で着用したり、その写真をSNSに公開することも可能です。 「TOMO KOIZUMI」が手掛けるNFTファッションを解説 Coincheck 映画『竜とそばかすの姫』コラボ NFTファッションの特性を生かした事例のひとつとして、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」と映画『竜とそばかすの姫』とのコラボレーションが挙げられます。 映画のヒロイン・ベルの衣装をアンリアレイジのデザイナーがデザインしただけでなく、ブランド側は2022年の春夏コレクションを、映画に登場した仮想世界「U」をモチーフにしたステージで展開しました。 さらに、そこで発表したNFTファッション11点を販売、NFT鳴門美術館が総額5,000万円という高値で落札しました。 現在は、美術館公式サイトの「アンリアレイジ×竜とそばかすの姫のNFT作品」ページでも公開されています。 またコインチェックと『The Sandbox』が製作を進めるメタバース都市『OASIS TOKYO』でも、『竜とそばかすの姫』の主人公ベルの衣装デザインを手がけた『ANREALAGE』とのコラボレーション企画を実施することが決定。 今後『※OASIS TOKYO』において、ファッションショーなどのイベントを開催することを検討しています。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら OASIS TOKYOとは?メタバース上に建設される近未来都市の魅力を解説 Coincheck バーチャルブランド「RTFKT(アーティファクト)」 「RTFKT(アーティファクト)」はスニーカーなどのデジタルファッションアイテムを、NFTベースでリリースしているユニークなバーチャルブランドです。 スニーカー市場では、コレクションアイテムとして一度も履かれないままスニーカーが転売流通されている、それなら実態としてのスニーカーは必要ないのではないか……そんな発想から立ち上がったブランドで、基本的にはデジタルアイテムとして売買されますが、希望すればリアルな靴として購入することも可能です。 このブランドが有名になったきっかけは、NFTアート界のスターである10代のデジタルアーティスト・FEWOCiOUSとコラボしたスニーカーが、約3.2億円という高値で7分間のうちに完売したことでした。 日本人アーティストでは、村上隆とのコラボで2万体にもおよぶアバターをデザイン、販売しています。 ちなみにRTFKTは2021年12月、Nikeに買収され、グループの1ブランドとなっています。 ドルチェ&ガッバーナ イタリアのファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ」も、積極的にNFTへの参入を試みています。 まず2021年9月、ブランド初のNFTコレクションとして「Collezione Genesi(ジェネシス コレクション)」を発表しました。 男性用スーツ、女性用ドレス、ティアラなど9点の作品は、総額6億円以上で落札されています。 これらはデジタルデータだけでなく、実際に着用できるリアルなアイテムの形でも購入者に届けられるそうです。 さらに、今年(2022年)2月には、独自のNFTコミュニティ「DGFamily」を立ち上げました。 特定のNFTを購入してメンバーになると、NFTのコレクションアイテムを購入できるなどの会員限定サービスを利用できます。 バーバリー イギリスを代表するブランド「バーバリー」の場合は、特定のゲーム内でアバターが着用できるコレクションを発表、販売しています。 「Blankos Block Party(ブランコス・ブロック・パーティー)」というゲームで、プレイヤーはアームバンド、シューズなどさまざまなアイテムを購入、アバターに着せることができます。 ジミー・チュウ シューズを中心に展開するブランド「ジミー・チュウ」では、2021年10月に初のNFT作品をリリースしました。 作品のひとつは、アーティストのエリック・ヘイズとのコラボレーションで、彼によるグラフィティ・アートの上をスニーカーが歩くように移動していくという動画です。 彼がハンドペイントを施した実物のスニーカーとのセットで、1点もののNFT作品として販売され、1万7,500ドルで落札されました。 また、同時に8,888個のミステリーボックスも販売されています。4種類のハイヒールのNFTが用意されていて、どのアイテムが手に入ったのかは購入後のお楽しみという仕掛けです。 中でもレアなアイテムを獲得した人には、後日発表されるさらに特別なデザインのNFTを入手する抽選に参加できる特典もあり、即日完売したそうです。 NFTファッションの購入方法 各ブランドの事例を見て、「NFTファッションを購入してみたい!」と感じた方も多いのではないでしょうか? NFTファッションの購入方法は、取引される「NFTマーケットプレイス」によって異なります。 そこでこの記事では、一般的な買い方を簡単に説明しておきましょう。 購入の流れは以下の通りです。 暗号資産取引所に口座を開設する 取引所で暗号資産を購入する ウォレットをマーケットプレイスに同期させる マーケットプレイスで欲しいNFTファッションを購入する Coincheck NFTはこちらへ 暗号資産取引所に口座を開設する NFTファッションやNFTアートは、基本的に暗号資産で取引されます。 そこでまず、暗号資産取引をしていない人は、コインチェックなどの暗号資産取引所に口座を開設する必要があります。 まず暗号資産取引所を選び、公式ホームページから登録を開始します。 サイトのガイドに従って個人情報を入力し、本人確認書類を提出するのが一般的です。 本人確認書類は、免許証などと一緒に写真に撮って送信するなど、WEB上で提出できるところも多いので、そのような取引所を選ぶと簡単に登録できるでしょう。 Coincheckの無料登録はこちら Coincheck(コインチェック)登録方法から使い方までの初心者向けマニュアル Coincheck 取引所で暗号資産を購入する 口座が開設できたら、日本円を入金して暗号資産を購入します。 NFTファッションやNFTアートの取引は、現金ではなく暗号資産で行われるため、その原資を用意する必要があります。 しかし、マーケットプレイスや作品のアーティストによって、どの暗号資産で取引できるかが異なりますので、欲しい作品がどの暗号資産で購入できるかを確認しておきましょう。 ビットコインの購入方法/買い方を画像と動画で解説!500円からOK Coincheck ウォレットをマーケットプレイスに同期させる 次に、MetaMask(メタマスク)などの暗号資産の「ウォレット」をマーケットプレイスに同期させます。 ウォレットとは、暗号資産取引で使うバーチャルなお財布のようなもので、ここから暗号資産を送ったり受け取ったり、保管することができます。 ウォレットから購入した暗号資産を送金したうえで、NFTファッションを購入したいマーケットプレイスと接続します。 MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck マーケットプレイスで欲しいNFTファッションを購入する これで購入準備が整いました。 いよいよマーケットプレイスで欲しいNFTファッションを選び、購入しましょう。 多くのマーケットプレイスでは、サイト上で作品を選択して「購入」ボタンをクリックするだけで購入できます。 さらにくわしい購入方法が知りたい場合は、以下のリンク先も参照してください。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck NFTファッションの作り方・販売方法 さて、「NFTファッションが欲しい」という人の一方で、「自分でNFTファッションを作ってみたい、売ってみたい!」と希望する人もいるでしょう。 そこで最後に、NFTファッションの作り方と販売方法についても簡単に触れておきましょう。 その手順は以下の通りです。 ・デジタルファッションをつくる・デジタルファッションをNFTマーケットプレイスにアップする くわしく説明しましょう。 デジタルファッションをつくる デジタルアートには、2D作品、3D作品、動画などさまざまなタイプがありますが、デジタルファッションの場合は身に着けるものをデザインするので、基本的には3Dモデリングができるソフトウエアで作成します。 中には、誰でもデジタルファッションを簡単にデザインし、取引できるプラットフォーム「The Fabricant Studio」などもローンチされていますので、利用してみてもよいでしょう。 ただ注意したいのは、作品ができてもその時点ではまだそれは単なるデジタルファッションだということです。 NFTの特徴である「唯一性」は備わっていません。 それを付与するのは次のステップです。 デジタルファッションをNFTマーケットプレイスにアップする デジタルファッションが作成できたら、NFTマーケットプレイスにアップします。 まず利用したいマーケットプレイスを選んで、アカウントを作成します。 アカウントができたら、作品データのアップロードです。 アップロード方法は、マーケットプレイスによって異なりますので、公式サイトの指示通りに行ってください。 アップロードが完了すれば、これで販売が可能になります。 価格を設定し、売りに出してみましょう。 ちなみに販売方法には、主にこちらで決めた固定価格での販売と、オークションとがありますので、好きな方を選んでください。 まとめ いかがでしたか? NFTファッションに関して、知りたいことがわかったかと思います。 ではもう一度、要点をまとめてみましょう。 ◎「NFTファッション」とはデジタルデータとして作成されたファッションアイテムに、NFTを結びつけることで「唯一性」を持たせたもの ◎NFTファッションの特徴・メリット・コピー品を抑止できる・二次流通時にもブランドやデザイナーにロイヤリティが発生する・サステナブルなアイテムである ◎NFTファッションの購入方法 暗号資産取引所に口座を開設する 取引所で暗号資産を購入する ウォレットをマーケットプレイスに同期させる マーケットプレイスで欲しいNFTファッションを購入する 以上を踏まえて、あなたもNFTファッションを自由に楽しめるよう願っています。
              
            
            
            Generativemasksは、クリエイティブコーダーの高尾俊介氏らが制作したジェネラティブアートNFTです。 リロードするたびに配色の異なるマスクが自動的に生成されるというユニークな特徴をもつNFTで、2021年8月にリリースされた10,000個の作品はわずか2時間で完売。その人気ぶりはNFT・アート界隈を中心に話題となりました。 この記事では、いま話題のGenerativemasksの特徴やメリット、今後の展望や購入方法などを解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら この記事でわかること Generativemasksの概要 メリット・注目の理由 今後の展望(ロードマップ) Coincheck NFTで購入する方法 Coincheckの無料登録はこちら 目次 Generativemasksの概要 3D Generativemasksについて Generativemasksのメリット・注目の理由 日本発のNFTアート 流動性が高い メタバースでの展開 ジェネラティブアートの普及活動を行っている Generativemasksの今後の展望(ロードマップ) Generativemasksの購入方法【Coincheck NFT】 Coincheck NFTで購入するメリット Generativemasksの概要 Generativemasksは、2021年8月にクリエイティブコーダーの高尾俊介氏らが開始したジェネラティブアートのNFTプロジェクトです。 ジェネラティブアートとは、アルゴリズムや数学的手法などから生まれる偶然性を取り入れて作られるデジタルアートを指します。NFTのコレクションではGenerativemasksの他にも、『Art Blocks』などのプロジェクトがあります。 Generativemasksは、アルゴリズムによってリロードするたびに配色の異なるマスクが自動的に生成される仕組みとなっています。 引用:Genarativemasks このようなユニークな仕組みが特徴的なGenerativemasksは、2021年8月に10,000個が各0.1ETHで販売され、わずか2時間で完売。NFT・アート界隈を中心に大きな注目を集めました。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck 3D Generativemasksについて 3D Generativemasksとは、Generativemasksの画像を3D化したNFTで、Generativemasksの1周年を記念して保有者全員にAirdropされました。 2Dと3Dそれぞれ単体での取引が可能なため、ユーザーはNFTマーケットプレイスなどを通じてどちらか一方を売買することが可能です。 3D GenerativemasksはGenerativemasksと1:1の形で対応しており、同デザインのものが2Dと3DのNFTで存在していることになります。そのため、token idとmask numberも同様となっています。 今回の3D Generativemasksの取り組みでは、3D Generativemasksを保有している方に、3Dプリント版のGenerativemasksを購入できる権利を特典として付与することを予定しています。この特典は、二次流通で手に入れたNFTでも有効です。 なお、3Dプリント版は販売期間が設定される予定です。販売期間が過ぎると、3Dプリント版は購入できなくなるのでご注意ください。 このように、Generativemasksは3D版を生成することや、それを3Dプリント版の物理作品にすることが可能です。今後、新たなNFT作品の形を実現する可能性があると言えるでしょう。 【Coincheck NFT】3D Generativemasksを9月26日より取扱い開始 Coincheck NFTは、2022年9月26日(月)より、「3D Generativemasks」の取扱いを開始します。「3D Generativemasks」は、日本発ジェネラティブアートのNFTコレクション「Generativemasks」がローンチ1周年記念施策として保有者全員に付与したNFTです。 また、Coincheck NFTにおいて既に取扱いのある「Generativemasks」に加えて「3D Generativemasks」も取扱いを開始することに伴い、以下詳細の通り、対象のお客様に「3D Generativemasks」を付与いたします。 取扱い開始日時2022年9月26日(月)15時予定 「3D Generativemasks」の付与についてスナップショット時点(2022年8月12日12:00)でCoincheck NFT内に「Generativemasks」を保有していたお客様のうち、上記取扱い開始日においてCoincheck NFTをご利用いただけるお客様を対象に「3D Generativemasks」を付与いたします。 注意事項「3D Generativemasks」の付与実施時点でCoincheckを解約(退会)しているお客様、及びアカウントが凍結または停止となっている等、当該アカウントを通常通りご利用いただけないお客様への付与は原則行われません。NFTが暗号資産などの財産的価値を有する資産と交換できるものである場合、そのNFTを用いた取引については、所得税の課税対象となります。詳しくは所轄の税務署等へご確認をお願いいたします。 詳しくはこちらをご覧ください。 Generativemasksのメリット・注目の理由 Generativemasksが注目を集めている理由には、主に次の4つがあります。 日本発のNFTアート流動性が高いメタバースでの展開ジェネラティブアートの普及活動を行っている どのような内容なのか、順番に見ていきましょう。 日本発のNFTアート 現状、欧米諸国と比べると日本ではNFTのプロジェクト自体が少ないという問題があります。そのため、気になるNFTコンテンツがあったとしても、英語が堪能ではない日本人にとっては「情報収集がしにくい」といった障壁があります。 その点、本プロジェクトは日本人によって運営されており、各運営者が自身のSNSを通じて英語だけでなく日本語でも情報公開しているため、英語に不慣れな日本人でも参入しやすいというメリットがあります。 また、作品としてのクオリティの高さと、いわゆるPFP(Profile-Picture)タイプのNFTとは異なるジェネラティブアートの文脈にのったNFTであることから、Generativemasksは『美術手帖』などの美術専門誌でも取り上げられたことがあります。こうしたメディア露出からも、本プロジェクトの注目度の高さをうかがい知ることができます。 引用:美術手帖 流動性が高い Dapps(分散型アプリケーション)の人気ランキングなどを掲載しているDappRadarによると、これまでに3,000人以上がGenerativemasksを購入し、二次流通を含めてすでに12,000回以上の取引が行われていることがわかっています。 また、2021年8月17日付けの取引量ランキングでは、リリース直後ということもありましたがAxie Infinityに次ぐ第2位を獲得し、その人気ぶりが話題となりました。 参考・画像引用:DappRadar メタバースでの展開 Generativemasksは、メタバース分野での活動も注目を集めています。 具体的には、メタバースプロジェクトの『Decentraland』内で作品展示を実施したり、ウェアラブルなマスクのNFTを配布するなどの活動を行っています。 メタバースビジネスの可能性は広がっており、FacebookやInstagramなどを運営しているMeta社は、2021年にメタバース領域に対して2年間で5000万ドル(日本円で約55億円)相当の投資を行っていくと宣言しています。 このような将来性のある分野へ進出している点も、Generativemasksの今後に期待できる理由のひとつです。 Decentraland(ディセントラランド)のメタバースとは?特徴、遊び方を解説! Coincheck ジェネラティブアートの普及活動を行っている プロジェクトの創始者である高尾氏は、本プロジェクトで得た収益の全額をジェネラティブアートに関わる団体に寄付することを明言しています。 こうしたジェネラティブアートの普及に対する貢献度の高さも、GenerativemasksがNFT・アート界隈で注目されている理由として挙げることができます。 Coincheckの無料登録はこちら Generativemasksの今後の展望(ロードマップ) 2022年4月に発表されたロードマップ2.0によると、今後、Generativemasksは以下の7つの項目に従って運営されていく予定です。 ①The Generativemasks Community Grant②Project Reboot③Tools / Education /Scholarship④Support⑤Physical Masks And Other Merch⑥Collaborations And Marketing⑦Future Funding for The Community Grant どのような内容なのか、ひとつずつ見ていきましょう。 ①The Generativemasks Community Grant 1つ目の項目である「The Generativemasks Community Grant」では、Generativemasksの販売で得た収益と、二次流通時に発生するロイヤリティの使い道についての計画が記されています。 収益の具体的な用途としては、以下の2つが挙げられています。 コミュニティに作品を寄稿するアーティストの財政的支援 コミュニティの発展に貢献したアーティスト以外のメンバーへの報酬付与 ②Project Reboot 2つ目の項目である「Project Reboot」では、2022年4月下旬から4週間にわたって行われるProject Reboot(プロジェクトの活性化)の内容について記されています。 具体的な内容は、以下の通りです。 NFTアクセラレーターである「HUG」との提携 リブート期間中のコミュニティ参加報酬の増額 新規アーティストの招待を目的としたコンテストの開催 ミームコンテストの開催などその他の活動 ③Tools / Education /Scholarship 3つ目の項目である「Tools / Education /Scholarship」では、ジェネラティブアートの文化を発展させるためのツール、学習、奨学金についての説明が記されています。 主な内容としては、クリエイティブコーディングを学びたいと思っている人の財政的支援や環境整備をサポートしていくことなどが記載されています。 ④Support 4つ目の項目である「Support」では、Generativemasksの販売で得た収益を、Processing FoundationやNEORTなどコミュニティを支えている団体に寄付する計画について記されています。 ⑤Physical Masks And Other Merch 5つ目の項目である「Physical Masks And Other Merch」では、デジタルデータではない物理的なマスクや、その他の商品の提供についての計画が記載されています。 ⑥Collaborations And Marketing 6つ目の項目である「Collaborations And Marketing」では、ブランド認知度を高めるために、今後できるだけ多くの企業や組織とコラボレーションをしていく予定であることが記載されています。 ⑦Future Funding for The Community Grant 7つ目の項目である「Future Funding for The Community Grant」では、コミュニティ内で使用される助成金の将来的な資金繰りについて記されています。 具体的には、長期的に持続可能な助成制度の構築のために、2022年の第3四半期に二次流通時のロイヤリティに関する詳細を発表することなどが記載されています。 Generativemasksの購入方法【Coincheck NFT】 次に、GenerativemasksをCoincheck NFTで購入する方法をご紹介します。 なお、Coincheck NFTはCoincheckの口座開設が完了している方のみご利用いただけます。口座開設がまだ完了していない方はこちらをご覧ください。 (※)CoincheckでのGenerativemasksの販売は二次流通(過去に販売されたNFTの転売)となります。 Coincheck NFTはこちらへ (1)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫した全てのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入することができます。 (2)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTで購入するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある30種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアム クラシック(ETC) リスク(LSK) エックスアールピー(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) ポリゴン(MATIC) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) イミュータブル(IMX) ラップドビットコイン(WBTC) シバイヌ(SHIB) アバランチ(AVAX) ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ブラッドクリスタル(BC) ドージコイン(DOGE) ザ・グラフ(GRT) ディセントラランド(MANA) マスクネットワーク(MASK) ペペ(PEPE) ダイ(DAI) ※現在、Coincheckではパレットトークン(PLT)の取り扱いを停止しております。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck 執筆柳田孝介 出版社でテレビ情報誌や映画雑誌の編集を経験した後、2019年からフリーライターとして活動。暗号資産の取引は2017年から開始。推し通貨はイーサリアム(ETH)。最近はNFTマーケットでデジタルアートの取引を始め、日々、審美眼磨きにいそしんでいる。
              
            
            
            暗号資産SAND(サンド)とは、NFTゲーム『The Sandbox』で使用される暗号資産です。代表的なメタバース・NFT銘柄として、注目を集めています。 今回の記事では、2022年5月24日よりCoincheckで国内初の取り扱いを開始した暗号資産SANDについて詳しく解説していきます。 この記事でわかること NFTゲーム『The Sandbox』とは 暗号資産SANDの使い方 暗号資産SANDの将来性 暗号資産SANDの購入方法 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産SAND(サンド)は、『The Sandbox』のゲーム内通貨 NFTゲーム『The Sandbox』とは 『The Sandbox』上の土地「LAND」について 暗号資産SAND(サンド)の使い方 使い方①アイテムやLANDの購入 使い方②ガバナンス 使い方③ステーキング 暗号資産サンド(SAND)の将来性 『The Sandbox』の人気が高まる NFT・メタバースに注目が集まる 暗号資産SAND(サンド)の購入方法 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 暗号資産SAND(サンド)は、『The Sandbox』のゲーム内通貨 暗号資産SANDは、『The Sandbox』で使用されるネイティブトークンです。日本における円のように、『The Sandbox』のメタバース上ではSANDを用います。 通貨単位 SAND 発行可能上限数 3,000,000,000SAND コンセンサスアルゴリズム Proof of Work 時価総額ランキング (2022年5月時点) 39位 NFTゲーム『The Sandbox』とは NFTゲーム『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』とは、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤とした「ユーザー主導のゲームプラットフォーム」です。 ユーザーはメタバース空間を楽しむだけでなく、オリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することができます。さらに、所有するアイテム、キャラクターをNFTとしてプラットフォーム上で自由に売買することが可能です。 2022年3月3日~3月31日には、アルファ版シーズン2(ALPHA SEASON2)の開催を行い注目を集めました。このイベントでは、『The Sandbox』のチームが制作した18のゲームを通して、これまでThe Sandboxを支持してきたユーザーがThe Sandbox上のメタバース世界を体験できる初めての機会となりました。 完全版のリリースは、2022年末を予定しています。(2022年5月時点) The Sandboxとは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を徹底解説 Coincheck 『The Sandbox』上の土地「LAND」について 「LAND」とは、『The Sandbox』内のメタバース空間における土地のことです。ユーザーはLANDを所有することで、その上にゲームやアセットを配置することができます。 引用:The Sandbox - MAP 現在は、様々な企業やIPがこのLANDを取得しています。Coincheckが所有するLANDの一部を発売した際は、約8分で完売する(※)など注目度はとても高いと言えるでしょう。 (※)販売の詳細はこちら(現在販売は終了しています) また、LANDは発行上限が定められている(166,464個)点からデジタル不動産とも呼ばれ、LAND自体を売買して利益をあげることができます。Coincheck NFTでは、LANDを取引することが可能です。 LANDの取引を検討している方は、以下の記事をご覧ください。 Coincheck NFTで販売中の『The Sandbox』のLANDについて解説します! Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産SAND(サンド)の使い方 SANDは『The Sandbox』上で、次のように使用できます。 ①アイテムやLANDの購入②ガバナンス③ステーキング それぞれ詳しく見ていきましょう。 使い方①アイテムやLANDの購入 SANDは主に『The Sandbox』上の経済活動で使用されます。 LANDや、マーケットプレイスに出品されたゲーム内アイテムを購入する際にSANDで取引されます。また、取得したLAND上でつくったゲームを有料で提供して得た事業所得もSANDで取引がされます。 使い方②ガバナンス SANDを所持している人は、ガバナンス(運営)の意思決定に対して投票することが可能です。 また、他のユーザーに投票権を委譲することができる点も、特徴の一つです。 使い方③ステーキング SANDトークンのエコシステム上に用意されているステーキング(厳密には流動性マイニング)というシステムを活用することで、SANDの枚数を増やすことができます。 引用:The Sandbox 公式Medium LANDの所有者は、このステーキングに参加する時にSANDが増加する速度が上昇します。 ただし、SANDのステーキングは厳密には流動性マイニングとなっており、SANDとペアになるトークンを合わせて流動性提供しなければなりません。そのため、インパーマネント・ロスと呼ばれる2つのトークンの価格比が変化することで生じる損失が起こる可能性があります。上記より、SANDのステーキングは自己責任で行うか否かを検討するのが良いでしょう。 SANDのステーキングとLANDの関係性に関する解説については、こちらでThe Sandbox運営が解説しています。関心のある方はぜひご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 暗号資産サンド(SAND)の将来性 暗号資産SANDは、将来性に期待がもてる暗号資産といえるのではないでしょうか。 特に、次のようなタイミングで価格面の上昇が期待できます。 『The Sandbox』の人気が高まるNFT・メタバースに注目が集まる それぞれ詳しく見ていきましょう。 ①『The Sandbox』の人気が高まる 2022年5月時点、『The Sandbox』はα版を提供していますが、月間アクティブユーザー数はピーク時には100万人を超えるなど、すでに大きな注目を集めているNFTゲームです。 今後、正式版がリリースされ、ユーザー数がさらに増えると、SANDの取引量も増加することが期待できるでしょう。 また、企業やIPがLANDを購入するなど、将来的なメタバース上での経済活動に期待が持てるニュースにも注目をするといいでしょう。 例えば、Coincheckでは、LAND上に2035年の近未来都市 「※OASIS TOKYO」を制作するプロジェクトを開始しています。 日本だけでなく、海外の企業やIPも様々なプロジェクトを企画しています。 『The Sandbox』の人気が高まるタイミングには、SANDにも期待がもてるのではないでしょうか。 (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら ②NFT・メタバースに注目が集まる NFT・メタバース銘柄に注目が集まるタイミングにも、SANDは期待がもてるのではないでしょうか。 特に代表的な事例として、2021年10月のFacebook社の社名変更が挙げられます。同社がMeta Platform社への社名変更と、メタバース領域への巨額投資を発表したことをうけ、SANDは一時10倍近くまで価格が上昇しました。 参考:CoinMarketCap カナダのリサーチ企業Emergen Research社は、メタバースの市場規模が2028年までに8289.5億ドル(日本円で約99兆4740億円)まで成長すると試算しています。 参考:Emergen Research 今後も、大企業のメタバース領域への投資など、NFT・メタバース領域にポジティブなニュースが出た場合、同様の動きをする可能性があります。 暗号資産SAND(サンド)の購入方法 CoincheckでSANDを購入する方法には、以下の2種類があります。 スマホアプリで購入するパソコンで購入する 以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。 ※当社にSANDを入金・送金される場合は、Ethereumネットワーク上のERC20をご利用ください。異なるネットワークから送られた場合は通貨が失われる可能性がありますのでご注意ください。 詳しくはこちらをご参照ください。 スマホアプリでSAND(サンド)を購入する方法 最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってSANDを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする2. 表示されたコインの中から「SAND(サンド)」をタップする3. 「購入」をタップする4. 購入金額を入力し、「日本円でSANDを購入」→「購入」をタップする スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。 パソコンでSAND(サンド)を購入する方法 Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても暗号資産を購入することができます。パソコンでSANDを購入する際の手順は、以下の通りです。 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「SAND(サンド)」を選択する3.SANDの購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する 4.「OK」をクリックして購入完了 パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。 場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。
              
            
            
            Web3.0(Web3)とは、ブロックチェーンやP2P(Peer to Peer)などの技術によって実現する「次世代の分散型インターネット」のことです。最近では「Web3.0」や「ブロックチェーン」というキーワードが話題になっているため、もっと詳しく知りたい、メリットやデメリットを知りたいという方も多いのではないでしょうか? この記事では、以下のようにWebの歴史や各時代の特徴をお伝えしながら、Web3.0について解説し、サービスへの活用例などについて紹介します。 1.Web3.0とは?概要や特徴をわかりやすく解説 2.Webの歴史とは?Web1.0から3.0までの変遷 3.Web3.0を利用するメリットとは?ポイント3点を解説 4.Web3.0のデメリットは?注意点を解説 5.Web3.0のサービス紹介 6.まとめ Coincheckの無料登録はこちら 目次 1.Web3.0とは?概要や特徴をわかりやすく解説 2.Webの歴史とは?Web1.0から3.0までの変遷 2-1.Web1.0の特徴とは 2-2.Web2.0の特徴とは 2-3.Web2.0の課題とは 3.Web3.0を利用するメリットとは?ポイント3点を解説 3-1.セキュリティが強化されている 3-2.決済・契約の手数料を節約できる 3-3.個人情報を自分自身で管理できる 4.Web3.0のデメリットは?注意点を解説 4-1.ユーザー個人が知識を身につける必要がある 4-2.巨大企業との利益相反や国の規制を受ける可能性がある 5.Web3.0のサービス紹介 5-1.Web3.0ブラウザであるBrave 5-2.DAppsの基盤となるイーサリアム 5-3.メタバース上で楽しめるNFTゲーム『The Sandbox』 6.まとめ 1.Web3.0とは?概要や特徴をわかりやすく解説 Web3.0とは、ブロックチェーンやP2P(Peer to Peer)などの技術によって実現する「次世代の分散型インターネット」のことです。 現在、私たちが利用しているインターネットを「Web2.0」と定義し、プライバシーやセキュリティなどの問題を解決するために構想されたのがWeb3.0という概念です。 2022年現在でトレンドとなっているWeb3.0は、ブロックチェーン・暗号資産・NFT・DAO関連の場で議論されています。 Web3.0の概念自体もまだ発展途上であるため、今後の技術の進展によってはWeb3.0の概念が変わる可能性があります。そのため、Web3.0を深く理解するためには、ブロックチェーンやNFTなどのWeb3.0における重要キーワードの最新情報を常に仕入れ、持っている知識をアップデートする姿勢が大切になります。以下では、Web3.0における重要キーワードを解説しています。それぞれのキーワードについて詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck ブロックチェーンとは?特徴やメリット・デメリットを基礎からわかりやすく解説 Coincheck 2.Webの歴史とは?Web1.0から3.0までの変遷 Web3.0という概念を深く理解するためには、現在私たちが使っているインターネットの特徴を知る必要があります。つまりWebの起源である「Web1.0」、現在私たちが使っている「Web2.0」、そしてWeb2.0がかかえる問題を解決するために構想された「Web3.0」について、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。 Coincheckの無料登録はこちら 2-1.Web1.0の特徴とは Web1.0とは一言でいうと「Webが誕生した頃のインターネット」を指す概念です。具体的な年代としては、1990年代中頃から2000年代前半にかけて普及してきたインターネット(もしくはWeb)の総称だとされています。 Web1.0時代のWebは「情報の流れが一方向で中央集権型」であることが特徴です。 当時のWebでは、管理者個人がホームページを持ち、ユーザーはそれを閲覧するだけというものでした。Web1.0時代では、現在ではありふれた機能である「コメント機能」などの実装もあまりありませんでした。閲覧できる情報は情報作成者によってのみ管理され、閲覧ユーザーによるデータの編集はできません。 ホームページの管理者は自分でサーバーを用意し、データベースとHTMLを構築していました。このため、Web1.0時代に情報発信するには、それ相応のWebの知識が不可欠でした。また、現在に比べて通信速度が低速だったため、特にインターネットが登場してすぐの頃は、動画はもちろん、画像やCSSを扱う動的なページを扱うケースは稀だったと言えるでしょう。 また、Web1.0時代でのユーザー同士のコミュニケーションツールは、2ちゃんねるなどを代表とした掲示板サイトだったと言えます。掲示板サイトは基本的に文字だけのやり取りでデータ容量をあまり必要としないため、Web1.0時代でも利用できていたのでしょう。 この時代のWebユーザーは匿名性を重視し、一般的な使用方法ではほとんど実名や年齢や住んでいる地域すらも公開することはありませんでした。ネットで繋がった人と実際に会うことは気軽にされなかったことも特徴です。 2-2.Web2.0の特徴とは Web2.0とは、一言でいうと「現在私たちが使っているインターネット」を指す概念です。具体的な年代としては、2000年代中頃から2020年代中盤の現在まで続いているインターネット(もしくはWeb)の総称だとされています。 Web2.0時代のWebは「情報の流れが双方向で中央集権型」であることが特徴です。 Web2.0ではプラットフォームの運営者が登場し、ユーザーはそのプラットフォーム上で情報発信を行ったり、コミュニケーションを行ったりし始めました。YouTubeやTwitter、Instagram、Facebookなどが登場し、データベースやHTML、サーバーなどへの知識が無くても情報発信が容易になったのです。 Web2.0時代は、SNSなどを用いて様々な人との双方向の情報のやり取りができるようになった時代と言えるでしょう。Web2.0時代のユーザーは、FacebookなどのSNSの隆盛からわかるように、実名や顔写真を公開することに比較的抵抗が無いことも特徴として挙げられます。 また、Webの知識が無いと扱えない個人ホームページに代わり、AmebaやFC2、WIXのようなブログ作成プラットフォームが台頭してきたことも、Web2.0時代の特徴と言えるでしょう。 このように、Web2.0時代はユーザーがWebを通じてより幅広く活動できるようになった一方で、プラットフォーム提供者のサービスを多用した結果、プラットフォームを提供している企業へ個人情報が集中しています。 2-3.Web2.0の課題とは Web1.0からWeb2.0へとWebの世界が進化し、活動の幅が急激に広がるとともに、Web2.0の課題点も見えてきました。 まず、先ほども述べたように、プラットフォーム提供者へ個人情報やパスワードなどのデータが集中するようになったことで、サイバー攻撃を受けた際の流出リスクやセキュリティ問題、個人情報を含むデータの適正利用への疑念などが発生しています。 また、デジタルコンテンツをプラットフォーム上で発信する場合、アカウント停止やシャドウバン(※アカウント停止ではないが、通知されずに検索結果などから排除されること)を受けると、コンテンツの発信が難しくなります。 このような歴史的な変遷があり、Web2.0の課題を解決する新たなWebの概念としてWeb3.0が生まれました。 3.Web3.0を利用するメリットとは?ポイント3点を解説 Web3.0は「Web2.0でのデータ独占・改ざん・データ使用権の問題を解決する概念」として構想され、「情報の流れが双方向で分散型」であることを特徴とします。 その中核として大きなウェイトを占めているのが、「ブロックチェーン技術」です。ここでのブロックチェーンとは、誰もがその内容を閲覧・管理することができるパブリックチェーンを指します。 トークンで権利者情報などを管理したり、データベースとしてブロックチェーンを用いたり、分散型のネットワークを使ったりすることで、Web2.0の問題を解決しようとしています。 また、Web3.0、ブロックチェーンと密接に関わる概念として「DAO」もあわせて理解しておくとよいでしょう。DAOとは、日本語では「分散型自立組織」といい、特定の管理者を持たずに存在できる組織を指します。 DAO(分散型自律組織)とは?図解で初心者にもわかりやすく解説! Coincheck それでは、実際にWeb3.0はどのような場面で使われて、ユーザーへどのような利点をもたらすのでしょうか。Web3.0のメリットは、以下の3つのようなポイントが挙げられます。 セキュリティの強化決済・契約の手数料の節約ユーザー主体のデータ管理 それぞれについて詳しく見ていきましょう。 3-1.セキュリティが強化されている Web3.0の世界では、データをブロックチェーンに保存することで、その仕組みならではの強固なセキュリティの恩恵を受けられます。たとえば、以下の2点が挙げられます。 悪意ある者によるデータの改ざんが極めて困難になる分散管理により、データ流出のリスクが低減される ブロックチェーンの仕組みや特性については、以下の記事をご覧ください。 ブロックチェーンとは?特徴やメリット・デメリットを基礎からわかりやすく解説 Coincheck 3-2.決済・契約の手数料を節約できる さまざまなデジタルコンテンツへの決済や個人間送金に暗号資産を用いることで、決済・契約の手数料の節約が期待できます。こちらも、ひとつめのメリットと同様に、ブロックチェーンの特性から生まれるメリットです。 Web2.0時代の決済では、プラットフォーマーや決済代行会社が決済時に手数料を徴収するため、取引額の数パーセントから多い場合は数十パーセントの手数料がかかります。 Web3.0では、暗号資産を用いた決済や契約を使うことで、第三者を必要としない決済が可能になります。このため、中間業者に対する手数料が不要になる、あるいは安くなることが期待できます。ただし、ブロックチェーンを利用することに対しての手数料は別途発生することがあるため、認識しておくとよいでしょう。 3-3.個人情報を自分自身で管理できる Web3.0では、ユーザーが自身の個人情報や行動履歴、デジタル資産の管理ができると言われています。Web2.0のサービスは無料で扱えることが多いですが、その代償として個人情報や行動履歴がプラットフォーマーに提供されています。 たとえば、現在のWeb2.0を扱っていると、自分の住んでいる地域に関連した広告や、最近見た商品・サービスなどの広告が出てきた経験のある人は少なくないのではないでしょうか。このような広告形態をリスティング広告といい、Cookieなどの閲覧・検索履歴に基づいて配信される広告です。そのほか、地域などの特定はIPアドレスからも可能です。 Web2.0ではユーザーが意識をしないようなポイントで個人情報や行動履歴を取得・利用しているため、自身の個人情報を制限することは限りなく難しくなっているでしょう。Web3.0では、個人情報の提供の制限・管理が可能であるとされているため、ユーザーのデータ管理権限が戻ると言えます。 4.Web3.0のデメリットは?注意点を解説 Web2.0の問題を解決するためのソリューションであるWeb3.0。期待の声が多く挙げられているものの、発展途上であるためにこれから解消していくべき課題もかかえています。 また、先述の通りWeb3.0はまだ多くの方に浸透しているとは言えないため、未来から見たWeb3.0という概念は全く別物になる可能性があります。つまり、実際に実現したWeb3.0はブロックチェーンや暗号資産、NFT、DAOが絡んでいないという場面も想定ができるのです。 個人としてできることは、Web3.0がどのように進化していくのか注意を払いつつ、利用するかどうかを検討するとよいでしょう。Web3.0がかかえる主なデメリットとしては、以下の2点が挙げられます。ここでは、利用する際の注意点とともに紹介していきます。 ユーザー個人が知識を身につける必要がある巨大企業との利益相反や国の規制を受ける可能性がある ユーザー個人が知識を身につける必要がある ブロックチェーンを用いたWeb3.0を構築した場合、ユーザーはブロックチェーンや暗号資産、NFT、DAOへの深い知識・リテラシーが求められます。 広告などで莫大な収益を上げられるWeb2.0のサービスは、無料でハイクオリティなものになっています。インターネットへの知識が不十分なユーザーでも気軽に利用することができるため、積極的にWeb3.0への移行が検討されない可能性があるのです。 一般的なWebユーザーがWeb3.0への知識をつけ、Web2.0からの移行が可能になるか否かというポイントは、今後のWeb3.0の発展において重要な観点です。また、利用する個人の立場としては、Web2.0の世界から一気に求められる知識のハードルが高くなる可能性があることに注意しましょう。 巨大企業との利益相反や国の規制を受ける可能性がある Web3.0の概念は、Web2.0の巨大プラットフォーマーと利益相反が起きています。巨大プラットフォーマーは小国の経済規模を超えるほどの経済力を持っており、Web上であらゆる機能を独占し、利益を生み出しています。 そのため、本格的にWeb3.0の隆盛が訪れた場合、その流れを阻止しようと、巨大プラットフォーマーがWeb3.0のプロジェクトやサービスを排除・制限しようとする可能性が生じます。 また、革新的なサービス・概念が生まれて間もない段階では、法整備が追いつかないということがよく起こり、Web3.0についてもまさにそれが発生していると言えます。国や行政機関・立法機関はこれから規制を強めていく可能性があり、ユーザーの視点では「規制が厳しくなっていく」と見えるかもしれません。 個人としては、Web3.0の世界はただ無制限に広がっていくだけでなく、さまざまな既存システムと相互に影響しながら発展していくものである、と理解したうえで利用するとよいでしょう。 5.Web3.0のサービス紹介 Web3.0へ投資をしてみたいという場合は、Web3.0系のサービスに関連した暗号資産への投資という方法が挙げられます。 Brave:BATイーサリアム:ETHThe Sandbox:SAND Web3.0ブラウザであるBrave Coincheckが扱っている暗号資産では、Web3.0系のブラウザ「Brave」で使われるBAT(Basic Attention Token)がWeb3.0銘柄と言えます。 現状のWeb広告では、意図しない広告が表示されたり、電力・通信容量を大幅に消費したりといった、ユーザーへの不利益が存在しています。 Web3.0ブラウザ「Brave」は、初期設定でWeb広告がブロックされており、ブラウザ上で広告を有効にすると暗号資産である「BAT」を取得することができます。 つまり、ユーザーは表示する広告と追跡のためのデータ取得を制限しながら、ブラウザで任意の広告を見ながら暗号資産を獲得できるのです。 ※日本では資金決済法の制約により、BATではなくBATポイントが付与されます。 暗号資産が貯まるBraveブラウザの使い方や特徴、危険性の有無を解説 Coincheck BATはAmazonのギフト券に交換したり、実店舗で利用したりすることができ、クリエイターやサイト運営者へ直接支援することも可能です。 現在の広告システムでは、広告収益はほとんどプラットフォーマーが取っており、サイト運営者の収益は小さくなっています。Braveでは広告主から直接広告料が支払われるため、サイト運営者は収益アップにつながるとされています。BATについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。 暗号資産BAT(ベーシックアテンショントークン)とは?特徴や今後の将来性、購入方法を解説! Coincheck DAppsの基盤となるイーサリアム DApps(分散型アプリケーション)の基盤となるイーサリアム(ETH)もWeb3.0銘柄といえます。 DAppsとはDecentralized Applicationsの略称で、日本語では分散型アプリケーションと呼ばれています。従来のアプリケーションではアプリを管理する「中央管理者」が存在し、権限が中央管理者に集中していました。一方でDAppsではブロックチェーン技術を採用することで、中央管理者のいない分散管理を実現しています。この「中央集権から分散へ」という流れも、Web3.0の大きな特徴と言えるでしょう。 現状では、ほとんどのDAppsはイーサリアムのプラットフォーム上で開発されています。これは、DAppsを利用したサービスの多くがイーサリアムのスマートコントラクトを基盤として開発されているのが理由です。 なお、スマートコントラクトとは、イーサリアムをはじめとするブロックチェーン上に実装されている、自動的に契約が実行される仕組みのことです。 スマートコントラクトとは?仕組みやイーサリアム(ETH)との関係を解説! Coincheck イーサリアムを活用したDAppsの具体例としては、メタバースプロジェクト「Decentraland(ディセントラランド)」や、実名のサッカー選手を用いたデジタル・トレーディングカードゲームの「Sorare(ソラーレ)」、さらには世界初のブロックチェーンゲームである「クリプトキティーズ(CryptoKitties)」や、中央管理者のいない分散型取引所(DEX)である「ユニスワップ(Uniswap)」などが挙げられます。 DAppsとは?言葉の意味や仕組み、注目される理由を解説 Coincheck 【初心者向け】イーサリアムとは?仕組みをわかりやすく解説! Coincheck メタバース上で楽しめるNFTゲーム『The Sandbox』 NFTゲームの『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』で使われるSAND(サンド)も、Web3.0に関連した銘柄です。The Sandboxでは、メタバース空間でユーザー間の空間を楽しむだけでなく、オリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することができます。さらに、所有するアイテムやキャラクターをNFTとしてプラットフォーム上で自由に売買することが可能です。 なお、メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことで、Web3.0とは異なる概念です。しかし、The Sandboxのように「メタバース空間内で、NFTの売買を行う」など、Web3.0と密接な関わりがあります。 【最新】メタバースのビジネスにおける活用事例を紹介!背景やメリットについても徹底解説 Coincheck またCoincheckでは、暗号資産SANDを取り扱っていることに加え、The Sandbox上のLANDと呼ばれる土地上に2035年の近未来都市「※OASIS TOKYO」を制作するプロジェクトを開始しています。(2022年10月時点) (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは2025年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら まとめ Web3.0は、Web2.0時代の問題を解決するソリューションとして構想され、一部ではサービスの開発も進んでいます。その一方で、既存の社会基盤との共生や、予想し得ないさらなる進化によって、今「Web3.0」といわれているものとは違うサービス・概念が将来の「Web3.0」となっている可能性すらあります。 Web3.0はまだまだ発展途上な分野であるため、今のうちからWeb3.0に触れていたらワクワクする未来を体感できるかもしれませんね。 執筆青木一真 Ethereum Classic(ETC)にて公式日本コミュニティ立ち上げに携わったのち、暗号通貨ウォレット「もにゃ」にマーケターとして参画。その後、暗号資産関連へ参入する企業に対しリサーチャーとして介入しながら、暗号資産をはじめとしたWebライターとして活動している。 Twitter : @kiko_fintech