Ripple

2017/08/25

rippleシステムの基本知識

ripple(リップル)は、「Ripple」が運営する、分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、 外国為替・送金ネットワークです。

ripple(支払いシステム) wikipedia

▼XRP

リップル内にのみ存在する生来の電子的な資産であり、システム内で使用できる通貨を「XRP」と言い、リップルコインとも呼ばれます。
1000億XRPがリップルのシステムにプログラムされており、それ以上増えることはありません。

XRPは“ゲートウェイ”と呼ばれる業者を介し、法定通貨やビットコインと交換することがでるブリッジ通貨としての機能を持っています。


市場価格はドル、ユーロ、円、ビットコインなどに対して変動します。

ゲートウェイは、顧客から通貨の預金を引き受け、代わりにリップルネットワークの残高を発行してくれる銀行窓口のような役割を果たします。

また、リップルネットワークにアクセスするには、トランザクションに対する手数料としてXRPが必要です。


ネットワークの攻撃などスパム対策の一環として設けられています。

XRPの最小単位は1XRPの100万分の1、0.000001XRPで、最小単位を"drop"と呼びます。
1XRP = 1,000,000 drops となります。

 

▼リップルのシステム

リップルは「リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)」として2004年にカナダのウェブ開発者である Ryan Fugger により開発が開始されました。
プロトコルは決済や送金の様々なルールのことを指し、独自の取引ルールが適用される「リップルネットワーク」を作ることがリップル社の目的とされています。

 

▼承認作業

ビットコインは承認作業にプルーフ・オブ・ワークが使われていますが、
リップルは、独自に開発されたコンセンサスシステムによって承認作業が行われています。


このコンセンサスシステムの承認作業は非常に早く、ビットコインでは1transactionsに約10分かかっていましたが、リップルでは数秒で行うことができます。

 

▼ブリッジ機能

XRPは、単一のオンライン通貨ではありません。


ドル、ユーロ、円などの法定通貨はもちろん、ビットコインやイーサリアムといった他の仮想通貨にも交換することができ、リップルウォレット内のみで取引が完結、両替が不要になります。

 

▼採掘方法

リップルの採掘は「World Community Grid」と言われる、ガンなどの研究開発に貢献することでXRPがもらえるという仕組みになっています。
もちろん購入することもできるし、他人から送金してもらうこともできます。

事前にrippleに登録し、Ripple LabsのチームとしてWorld Community Gridに参加すると、貢献度に応じてリップルコインがもらえるという仕組みになっています。

 

▼IOU

リップルはIOUを使った取引も可能です。
IOUとは、「I owe you」の略で、借用証明書のようなものです。

IOUの詳しい説明はこちらをご覧ください。ripple coin(リップルコイン)の取引 – IOUとは



Ripple公式HP

よく分かるrippleのIOU取引

リップルの特徴の一つに、IOU取引が挙げられます。


IOUとは、「I owe you(私はあなたに借りがある)」の略で、ゲートウェイ(顧客から通貨の預金を引き受け、代わりにRippleネットワークの残高を発行する場所)が顧客から引き受けた預金に対して発行する借用証書です。

ゲートウェイから顧客に発行されるIOUの残高は、基本的に顧客から引き受けた預金の残高に基づき、リップルのユーザー同士であれば、ゲートウェイから発行されたIOUで支払いを行うことができます。

ゲートウェイの詳しい説明はこちら >> ゲートウェイ wikipedeia

 

IOUを使った取引を簡単に説明します。

 

Aさん、Bさん、Cさんがいます。


Aさんは、Bさんに1万円借りています。


Bさんは、Cさんから1万円の商品を購入しました。

そこでBさんは、 「代金の1万円はAさんから貰ってくれ」 とCさんに伝え、


BさんはCさんに1万円を支払うのではなく、Aさんの IOU(借用証明書) で決済をしました。

 

これがIOUを使った取引です。

Aさん、Bさん、Cさんの間では、1万円を上限とした通貨圏が成立し、
この通貨圏が 「リップルネットワーク」 に当たります。

 

では、このリップルネットワークはどのように拡大するのか。

先ほどのAさん、Bさん、Cさんの取引に、 海外に住むDさんが加わった とします。


DさんはCさんとは友達ですが、Aさん、Bさんのことは知りません。

DさんがAさんから1万円の商品を購入します。


しかし、Dさんは海外に住んでいるので、支払いに コストがかかってしまいます

CさんとAさんが友人であることを知ったDさんは、


「CさんからAさんに1万円を支払ってくれ」 と頼みます。


CさんはAさんに 1万円分のIOUを発行し、Dさんから1万円分のIOUを受け取ります。


Cさんが仲介となり、Dさんのリップルネットワークへの参加が完了です。

 

このように、リップルネットワークに参加すれば、低コストでお金のやり取りが可能になります。

 

また、IOUは法定通貨、仮想通貨問わず様々な通貨と交換が可能です。


このIOU取引が、リップルが仮想通貨ではなく、「取引プロトコル」と言われる所以です。

 

IOUの詳しい説明はこちら >> IOU wikipedia
 

Ripple(リップル)とBitcoin(ビットコイン)の違い

仮想通貨業界で1番の知名度を誇るbitcoinと、Googleが出資したことで話題のripple。


bitcoinとrippleにはどのような違いがあるのか、徹底比較しました!

創業者

■bitcoin

ビットコインの創業者は、実は現在も不明です。
中本哲史(ナカモト サトシ)』という人物によって書かれた論文が発祥となっています。

■ripple

シリコンバレーのスタートアップ OpenCoin が開発しました。


OpenCoin Inc.共同創業者兼CEOのクリス・ラーセン氏インタビュー

 

仕組み

■bitcoin

ビットコインはP2Pというシステムで取引がされます。


金のように採掘できる総量には上限があり、採掘作業が進むにつれて、ビットコインの残量が少なくなります。


すべての取引履歴はブロックチェーンに記録され、誰でも取引を確認することができます。


詳しくはビットコインの仕組み・安全性をご覧ください。

送金の承認システムにはプルーフ・オブ・ワークを使用しており、1transactionに、約3~5分、長い場合は10分以上時間がかかることもあります。

■ripple

rippleのシステム内で使用出来る通貨はXRPと言い、単一のオンライン通貨ではありません。


ドルや円などの法定通貨はもちろん、仮想通貨であるビットコインでも金銭とも交換できるブリッジ機能を備えています。


rippleは独自に開発されたコンセンサスシステムを使用しており、ビットコインでは約3~5分係る送金も、数秒で完了されることができます。

 

コインの上限量

ほとんどの仮想通貨は採掘量に上限があります。


金・銀同様に、限りがあることが価値になるためです。

■bitcoin

ビットコインの上限は、2,100万枚です。


最小単位はビットコインの生みの親と言われる中本哲史(サトシ・ナカモト)にちなみ、satoshiと呼ばれており、「1satoshi = 0.00000001BTC」となります。

■ripple

リップルコイン(XRP)の上限は1,000億枚です。


XRPの最小単位は1XRPの100万分の1、0.000001XRPで、最小単位を"drop"と呼びます。


「1XRP = 1,000,000 drops」となります。

ビットコインの場合は、0から徐々に2,100万枚に近づいて来ます。


リップルの場合は、既に1,000億枚がネットワークにプログラムされており、


ネットワーク上でトランザクションが起こるごとにXRPが減少していく仕組みになっています。

 

コインの入手方法

■bitcoin

ビットコインを入手するには、大きく3つの方法があります。

1.購入

coincheckなどの取引所でビットコインを購入する。

2.採掘

自分でビットコインを採掘する。
採掘したビットコインと、その取引手数料を入手することができます。

3.他人からビットコインをもらう

ビットコインウォレットを作成し、すでにビットコインを持っている人から送金してもらう。


coincheck ビットコインウォレットの使い方

■ripple

リップルもビットコインと入手方法は同じですが、採掘方法が異なります。

リップルは、World Community Gridと言われるガンなどの研究開発に貢献するとXRPがもらえます。IBMが提供しているソフトウェアを活用することで、研究に貢献できます。


売買方法はこちら >> rippleのウォレット作成・採掘方法

 

価格

仮想通貨の価格は変動するので、公式サイトや取引所でレートを確認するのが確実です。


また、ビットコインやリップルはもちろん、その他の仮想通貨の価格も比較できるサイトもあります。

仮想通貨時価総額ランキング

■bitcoin
単位:BTC

・BTC/USD価格チャート


・BTC/JPY価格チャート


■ripple
単位:XRP

・XRP/TCチャート


 

Rippleの特徴 - 他のコインとRippleはどう違う?

Rippleの特徴

リップルの最大の特徴とは、「XRP」と呼ばれる通貨を使ったブリッジ機能と、


Gatewayによってあらゆる通貨(仮想通貨を含む)を預けられるWebウォレット、そしてIOUを利用した取引です。

 

▼ブリッジ機能について

ブリッジ機能 とは、ブリッジ(bridge/橋)、橋渡しの意味からきています。


リップルのシステム内で使用できるコインのXRPは、ビットコインのような単一のオンライン通貨ではありません。リップル内で、ドル、ユーロ、円などの法定通貨はもちろん、ビットコインやイーサリアムといった他の仮想通貨と交換することができます。

つまり、XRPが中間通貨の役割を果たし、通貨や仮想通貨の種類に捕われる必要無く数秒で送受信ができ、送受信以外にもウォレット内で円をユーロなどに両替することも可能です。


リップルウォレット内のみで取引が完結、両替が不要になります。

ここでポイントなのが、リップルが採用している コンセンサスシステム です。
このコンセンサスシステムを使用していることによって、承認作業が非常に早く行われます。

 

▼コンセンサスシステム

ビットコインは承認作業にプルーフ・オブ・ワークが使われていますが、リップルは、独自に開発されたコンセンサスシステムによって承認作業を行います。

このコンセンサスシステムは、ハッシュ値を求める計算はせず、


ある特定の承認者たちによって取引記録の 合意が得られた時に新規の取引をデータに追加するという 仕組みです。

この承認者をValidatorと呼び、承認者たちは結託してネットワークを騙そうとする人間では無いという条件で選ばれます。

コンセンサス(合意形成)のプロセスは、5~10秒に1回行われ、数学的な計算が必要ないため、コンセンサスシステムの承認作業(transaction)は、ビットコインでは1transactionsに約10分かかっていましたが、リップルでは 数秒 で行うことを可能にしました。

 

▼貢献によって採掘する

リップルコインの入手方法でビットコインや他のオルトコインと大きく違うのは、「採掘」です。


ビットコインは、採掘(マイニング)をするためにPCの演算能力を活用します。


リップルコインを獲得する場合、採掘をするのではなく、 「World Community Grid」 と言われる、ガンなどの研究開発に貢献することでXRPがもらえるという仕組みになっています。


もちろん購入することもできるし、他人から送金してもらうこともできます。

事前にrippleに登録し、Ripple LabsのチームとしてWorld Community Gridに参加すると、貢献度に応じてripple(XRP)がもらえるという仕組みになっています。

World Community Grid 公式サイト

 

▼取引が行われるごとにコインが減少する

ビットコインでは、プルーフ・オブ・ワークによって、ネットワークの信頼性を高めており、この作業に貢献する採掘(マイニング)という行為に対してビットコインを発行しています。


上限量が2,100万枚と決まっており、採掘の際にかかるコストも大きいです。

rippleでは、1,000億通貨というXRPの上限枚数を最初からネットワークにプログラムし、ネットワーク上でトランザクションが起こるごとにリップルが減少していくという設計になっています。

ビットコインは、

  • 悪意のある攻撃者からネットワークを守るため
  • Bitcoinを入手するため

上記2点から多大なネットワーク負荷がかかっています。

これに対しリップルでは、ネットワークに負荷をかけ過ぎると価値が減少するという、ビットコインと逆の仕組みになっています。


リップルネットワークの参加には幾らかのXRPが必要になり、不正取引などの行為をすればするほど損をするので、スパム対策などが防がれることになります。


このような仕組みで、ネットワークの信頼性を保っています。

 

▼IOUを使った取引の仕組み

リップルの特徴として、IOUを使った取引が挙げられます。
IOUとは、「I owe you(私はあなたに借りがある)」の略で、借用証明書のようなものです。


リップルのユーザー同士は、ゲートウェイから発行されたIOUで支払いを行うことができます。

IOUは法定通貨、仮想通貨問わず様々な通貨と交換が可能です。


このIOU取引が、リップルが仮想通貨ではなく、「取引プロトコル」と言われる所以です。

リップルコイン IOU取引の仕組み

 

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